JP2019209033A - Body hair cutting device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、固定刃及び可動刃を有する体毛切断装置に関する。 The present invention relates to a hair cutting device having a fixed blade and a movable blade.
従来、電気カミソリなどの体毛切断装置においては、固定刃と、往復直線移動しながら固定刃に対して摺動する可動刃とが備えられている(例えば特許文献1参照)。 Conventionally, a hair cutting device such as an electric razor includes a fixed blade and a movable blade that slides relative to the fixed blade while reciprocating linearly moving (see, for example, Patent Document 1).
ところで、毛を短く切断するために、ユーザは固定刃を肌に押し当てることで、毛を可動刃に接近させる場合がある。この場合、毛だけでなく肌も可動刃に接近してしまう。このため、肌に対して可動刃が触れてしまい、肌に対する刺激が増加するおそれがある。 By the way, in order to cut | disconnect hair shortly, a user may make hair approach a movable blade by pressing a fixed blade against skin. In this case, not only the hair but also the skin approaches the movable blade. For this reason, there exists a possibility that the movable blade may touch skin and irritation | stimulation with respect to skin may increase.
そこで、本発明は、肌に対する刺激を抑えつつ、毛をより短く切断することができる体毛切断装置を提供することを目的とする。 Then, an object of this invention is to provide the hair cutting device which can cut | disconnect hair shorter, suppressing the irritation | stimulation with respect to skin.
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る体毛切断装置は、固定刃と、固定刃の長手方向に沿って往復直線運動しながら、固定刃に対して摺動する可動刃と、を備え、固定刃における可動刃とは反対側の面には凹部が形成されており、凹部は、少なくとも一部が可動刃の切断領域に対して重なるように配置されている。 In order to achieve the above object, a hair cutting apparatus according to an aspect of the present invention includes a fixed blade and a movable blade that slides against the fixed blade while reciprocating linearly along the longitudinal direction of the fixed blade. The concave part is formed in the surface on the opposite side to the movable blade in a fixed blade, and the concave part is arrange | positioned so that at least one part may overlap with the cutting area | region of a movable blade.
本発明に係る体毛切断装置によれば、肌に対する刺激を抑えることができ、毛をより短く切断することができる。 According to the hair cutting device according to the present invention, it is possible to suppress irritation to the skin and cut hairs shorter.
以下では、本発明の実施の形態に係る体毛切断装置について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態などは、一例であり、本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。 Below, the hair cutting device concerning an embodiment of the invention is explained in detail using a drawing. Note that each of the embodiments described below shows a preferred specific example of the present invention. Therefore, the numerical values, shapes, materials, components, component arrangements, connection forms, and the like shown in the following embodiments are merely examples, and are not intended to limit the present invention. Therefore, among the constituent elements in the following embodiments, constituent elements that are not described in the independent claims showing the highest concept of the present invention are described as optional constituent elements.
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、同じ構成部材については同じ符号を付している。 Each figure is a mimetic diagram and is not necessarily illustrated strictly. Moreover, in each figure, the same code | symbol is attached | subjected about the same structural member.
[電気カミソリ]
まず、実施の形態に係る電気カミソリについて説明する。図1は、実施の形態に係る電気カミソリ1の概略構成を示す斜視図である。電気カミソリ1は体毛切断装置の一例である。電気カミソリ1は、ユーザにより把持される本体部10と、本体部10から突出したヘッド部20とを備えている。
[Electric razor]
First, the electric razor according to the embodiment will be described. FIG. 1 is a perspective view showing a schematic configuration of an
本体部10は、略棒状の部位であり、その内部に、ヘッド部20に備わる可動刃60を駆動させるための電動モータ(駆動源:図示省略)と、駆動源に電力を供給する電源部(図示省略)とを有している。また、本体部10には、電動モータの回転を往復直線運動に変換してヘッド部20に伝達する変換機構(図示省略)が設けられている。
The
図2は、実施の形態に係るヘッド部20を拡大して示す平面図である。図3は、実施の形態に係るヘッド部20を分解して示す分解斜視図である。図4は、実施の形態に係るヘッド部20を示す断面図である。具体的には、図4は、図2におけるIV−IV線を含む切断線を見た断面図である。図4では、ヘッドケース40の図示を省略している。
FIG. 2 is an enlarged plan view showing the
図2〜図4に示すように、ヘッド部20は、体毛を切断するための部位であり、基台30と、ヘッドケース40と、固定刃50と、可動刃60と、連結部70とを備えている。
As shown in FIGS. 2 to 4, the
基台30は、本体部10よりも細く形成されており、当該本体部10の先端部から突出している。具体的には、基台30は、可動刃60の往復直線運動の移動方向に沿って長尺となるように、本体部10の先端部から突出している。つまり、基台30の長手方向と、移動方向とは平行である。以降、基台30の長手方向及び移動方向をX軸方向とし、基台30の短手方向をY軸方向とし、XY平面に直交する方向をZ軸方向とする。本実施の形態では、本体部10の軸方向に対してX軸方向が傾いている場合を例示するが、本体部10の軸方向に対してX軸方向が平行であってもよい。
The
基台30におけるY軸方向の幅は、全体として均等となっている。基台30の内部には、変換機構などが収容されている。基台30の表面には、ヘッドケース40が取り付けられており、基台30の背面は、外方に向けて凸となる湾曲面となっている。
The width of the
ヘッドケース40は、固定刃50、可動刃60及び連結部70などを収容する部位である。ヘッドケース40は、移動方向に沿って長尺なケースであり、基台30側の端部と、基台30とは反対側の端部とが開放されている。
The
固定刃50は、本体部10から突出するようにヘッドケース40に固定された、X軸方向に長尺な固定刃である。具体的には、固定刃50は、ヘッドケース40における基台30とは反対側の端部を覆うように、ヘッドケース40に固定されている。
The
固定刃50は、例えば金属により形成されており、当接部51と、支持部52とを一体的に備えている。
The
当接部51は、肌Sに当接する平板状の部位である。当接部51には、肌Sが当接する当接面51aと、当接面51aとは反対側の面であって、可動刃60が摺動する摺動面51bとが設けられている(図4参照)。つまり、当接面51aは、可動刃60とは反対側の面である。
The
当接部51は、Z軸方向視において基本的な外形がX軸方向に長尺な長方形状であり、一部が切り欠かれた形状となっている。当接部51には、それぞれY軸方向(短手方向)に沿って延設されるとともにX軸方向(長手方向)に沿って配列された複数の第一スリット511が形成されている。第一スリット511は、Y軸方向の両端部が開放されている。このため、第一スリット511内には、Y軸方向の両側方から毛H(図4参照)が進入可能となっている。
The
当接部51において、複数の第一スリット511の間の部分は第一単位刃512である。つまり、固定刃50は、複数の第一単位刃512を有している。各第一単位刃512における摺動面51bには、X軸方向で対向する一対の縁辺にエッジ(刃)が形成されている。
In the
また、各第一単位刃512における当接面51aには、一対の凹部511aが形成されている。一対の凹部511aは、Y軸方向に所定の間隔をあけて配置されている。各凹部511aは、第一単位刃512に対してX軸方向で全体的に連続して開口している。つまり、各凹部511aのX軸方向における両端部は、それぞれ第一スリット511に対して連通している。各凹部511aは、往復直線運動の移動方向視(X軸方向視)で、Y軸方向に長尺な長方形状に形成されている。
A pair of
支持部52は、当接部51から突出し、ヘッドケース40に支持される部位である。支持部52は、一対の基部521と、各基部521に設けられた複数の柱部522とを備えている。
The
一対の基部521は、当接部51における一対の長辺のそれぞれに対して設けられている。一対の基部521のそれぞれは、当接部51におけるY軸方向の両端部から、ヘッドケース40に向けて突出している。一対の基部521のそれぞれは、当接部51の長辺の全体に対して連続して設けられている。一対の基部521は、互いに対向しており、先端部に向かうほど間隔が狭まるように当接部51に対して傾斜している。また、一対の基部521のそれぞれには、各第一スリット511が連続して設けられている(図4参照)。このように、一対の基部521のそれぞれに第一スリット511が連続して設けられていれば、当接部51の厚みよりも長い毛Hであっても、第一スリット511内に導入することが可能である。ここで、当接部51の厚み方向はZ軸方向である。
The pair of
複数の柱部522は、各基部521に対して同数設けられている。複数の柱部522は、各基部521からZ軸方向に延設されている。複数の柱部522は、X軸方向に沿って配列されている。複数の柱部522は、ヘッドケース40内に収容された状態で、当該ヘッドケース40に固定されている。これにより、固定刃50がヘッドケース40に対して固定されている。
The same number of the plurality of
可動刃60は、X軸方向に沿って往復直線運動しながら、固定刃50に対して摺動する可動刃である。具体的には、可動刃60は、一対の基部521の間で、当接部51に重なるように配置されている。つまり、可動刃60は、固定刃50の当接部51に対して、ヘッドケース40側で重なっている。可動刃60には、固定刃50に対して摺動する摺動面60aと、摺動面60aとは反対側の面であって、連結部70が連結される連結面60bとが設けられている(図4参照)。
The
可動刃60は、Z軸方向視において基本的な外形がX軸方向に長尺な長方形状であり、一部が切り欠かれた形状となっている。可動刃60における一対の長辺のそれぞれには、Y軸方向に沿って延設されるとともにX軸方向に沿って配列された複数の第二スリット61が形成されている。各第二スリット61は、一端部が開放されて、他端部が閉塞されている。X軸方向において、複数の第二スリット61の間の部分は、第二単位刃62である。つまり、可動刃60における一対の長辺には、それぞれ複数の第二単位刃62が設けられている。複数の第二単位刃62は、可動刃60の中間部63からY軸方向に延び出ているとも言える。中間部63は、可動刃60においてY軸方向の中央に設けられており、X軸方向に長尺な部位である。
The
各第二単位刃62における摺動面60aには、X軸方向で対向する一対の縁辺にエッジ(刃)が形成されている。このため、各第二単位刃62における摺動面60aは、毛Hの切断に寄与する切断領域R1である(図4参照)。切断領域R1は、X軸方向において第二スリット61に隣り合っている。
Edges (blades) are formed on a pair of edges facing each other in the X-axis direction on the sliding
一方、中間部63における摺動面60aは、エッジを有していない。つまり、中間部63における摺動面60aは、毛Hの切断に寄与しない非切断領域R2である。Y軸方向においては、切断領域R1、非切断領域R2及び切断領域R1という順で並んでいる。
On the other hand, the sliding
ここで、Y軸方向において、固定刃50の一対の凹部511aは、それぞれ可動刃60の切断領域R1に対して全体が重なるように配置されている。具体的には、固定刃50の一対の凹部511aは、それぞれ可動刃60の切断領域R1に対して一致するように配置されている。凹部511aにおけるY軸方向の一端は、切断領域R1のY軸方向の一端に一致し、凹部511aにおけるY軸方向の他端は、切断領域R1のY軸方向の他端に一致している。これにより、凹部511aは、非切断領域R2に対しては重なっていない。言い換えると、固定刃50の当接部51は、可動刃60の切断領域R1に対向する部分が薄肉となっており、非切断領域R2に対向する部分が厚肉となっている。
Here, in the Y-axis direction, the pair of
図2に示すように、連結部70は、変換機構の一部をなす部材であり、可動刃60に連結されて、当該可動刃60に対して駆動源からの動力を伝達する部材である。具体的には、連結部70は、台座71と、リンク部72とを一体的に備えている。
As shown in FIG. 2, the connecting
台座71は、X軸方向に長尺に形成されており、その底面に対して可動刃60が取り付けられている。台座71の底面には、複数の突起73が設けられており、各突起73が各第二スリット61内に配置されている。各突起73は、固定刃50の当接部51を肌に押し当てたとき、肌Sが、第一スリット511を通じて第二スリット61まで過剰に入り込むことを抑制するものである。この突起73は省略することもできるが、設けておくことにより、可動刃60による肌Sへの刺激を予防又は低減することができる。また、台座71には、図示しない弾性部材が取り付けられており、この弾性部材の付勢力によって台座71が可動刃60を固定刃50に押し付けている。この状態では、連結部70の台座71は、固定刃50における複数の第一スリット511が形成された部位(当接部51)に対して、可動刃60を介して立設している。
The
リンク部72は、一対設けられており、台座71における底面とは反対側の面から突出している。各リンク部72は、変換機構の他の部位に対して連結されている。駆動源からの動力が変換機構の他の部位を介してリンク部72に伝達すると、リンク部72及び台座71がX軸方向に揺動する。ここで、上記した弾性部材の付勢力によって、台座71が可動刃60を固定刃50に押し付けているので、可動刃60は、リンク部72及び台座71の揺動に連動して、X軸方向に往復直線運動をすることになる。
A pair of
この可動刃60の往復直線運動時においては、第一単位刃512の摺動面51bと、第二単位刃62の摺動面60aとの互いのエッジがX軸方向で繰り返し入れ違う。第一単位刃512の摺動面51bと、第二単位刃62の摺動面60aとの互いのエッジ間に毛Hが進入していると、この入れ違い動作によって毛Hは切断される。
During the reciprocating linear movement of the
図5は、実施の形態に係る固定刃50を肌Sに当接させた状態を示す断面図である。図5に示すように、固定刃50の当接部51を肌Sに押し当てると、固定刃50の凹部511a内では肌Sの一部が自身の弾力によって盛り上がり、当該凹部511a内に導入される。凹部511aは第一スリット511に連通しているので、この肌Sの形状は、固定刃50の第一スリット511内においても維持される。これにより、毛Hの根本が可動刃60に近づくため、毛Hが短く切断される。
FIG. 5 is a cross-sectional view showing a state where the fixed
また、凹部511aは、当接部51の一部にのみ設けられているので、当接部51の他の部位においては、凹部511aよりも厚肉である。この厚肉部によって、第一スリット511内で肌Sが過剰に盛り上がることが抑制されている。つまり、凹部511aの肉厚に対応する厚さで当接部51の全体がフラットな場合と比べても、第一スリット511内で肌Sが可動刃60に接近しにくい。したがって、肌Sに対する刺激を抑制することができる。
Moreover, since the recessed
特に、本実施の形態では、凹部511aは、可動刃60の非切断領域R2に対しては重なっていない。つまり、可動刃60の非切断領域R2に対して肌Sが接近しにくい構造である。このため、可動刃60の非切断領域R2が肌Sに対して刺激を与えにくくなっている。
In particular, in the present embodiment, the
[効果など]
以上のように、本実施の形態に係る電気カミソリ1は、固定刃50と、固定刃50の長手方向(X軸方向)に沿って往復直線運動しながら、固定刃50に対して摺動する可動刃60と、を備え、固定刃50における可動刃60とは反対側の面(当接面51a)には凹部511aが形成されており、凹部511aは、少なくとも一部が可動刃60の切断領域R1に対して重なるように配置されている。
[Effects, etc.]
As described above, the
これによれば、凹部511aの少なくとも一部が可動刃60の切断領域R1に対して重なっているので、固定刃50の凹部511a内に肌Sの一部を導入することができる。これにより、毛Hの根本が可動刃60に近づくため、毛Hが短く切断される。
According to this, since at least a part of the
例えば、ひげ剃りの初期段階においては、ユーザは固定刃50をそれほど肌Sに押し当てずに毛Hを剃り、その後、当該部位に手を当てて毛Hの長さを確認する。この確認で思ったほど毛Hが短くなっていないと判断すると、ユーザはより大きな力で固定刃50を肌Sに押し当てて毛Hを再度剃る。この際、肌Sは第一スリット511内で大きく盛り上がるので、可動刃60に対して接近する可能性が高くなる。しかし、上述したように固定刃50に凹部511aが設けられていれば、ひげ剃りの初期段階から毛Hが短く切断されるので、ユーザが大きな力で固定刃50を肌Sに押し当てること自体が低減される。つまり、肌Sに対する刺激を抑制することができる。
For example, in the initial stage of shaving, the user shave the hair H without pressing the fixed
さらに、当接面51aにおける凹部511aが設けられていない部分では、肌Sが過剰に盛り上がることが抑制されるので、肌Sが可動刃60に接近しにくい。したがって、ひげ剃りの初期段階、それ以降の段階を問わず、肌Sに対する刺激を抑制することができる。
Furthermore, since the skin S is prevented from rising excessively in the portion where the
以上のことから、本実施の形態に係る電気カミソリ1は、肌Sに対する刺激を抑えることができ、毛Hをより短く切断することができる。
From the above, the
また、凹部511aは、可動刃60の非切断領域R2に対しては重ならないように配置されている。
Further, the
これによれば、凹部511aが可動刃60の非切断領域R2に対しては重なっていない。つまり、可動刃60の非切断領域R2に対して肌Sが接近しにくいので、可動刃60の非切断領域R2が肌Sに対して刺激を与えにくくなっている。したがって、肌Sに対する刺激をより抑えることができる。
According to this, the recessed
また、凹部511aは、可動刃60の切断領域R1に対して全体が重なるように配置されている。
Further, the
これによれば、可動刃60の切断領域R1に対して凹部511aの全体が重なっているので、凹部511a内に導入された肌Sを、可動刃60の切断領域R1の極力全体に対して近づけることができる。したがって、より広範囲に毛Hを短く切断することができる。
According to this, since the
また、凹部511aは、可動刃60の切断領域R1に対して一致するように配置されている。
Further, the
これによれば、可動刃60の切断領域R1に対して一致するように凹部511aが配置されているので、可動刃60における切断領域R1以外の領域に肌Sを近づけにくくすることができる。したがって、肌Sに対する刺激をより抑制することができる。
According to this, since the recessed
また、凹部511aは、往復直線運動における移動方向視(X軸方向視)で四角形状に設けられている。
Further, the
これによれば、X軸方向視で凹部511aが四角形状であるので、凹部511a内における肌Sの盛り上がりを阻害しにくい。このように簡単な構造で肌Sを可動刃60の切断領域R1に接近させやすくすることができる。したがって、より確実に毛Hを短く切断することができる。
According to this, since the
また、固定刃50は、往復直線運動における移動方向(X軸方向)に沿って長尺であって、それぞれ固定刃50の短手方向(Y軸方向)に沿って延設されるとともに固定刃50の長手方向(X軸方向)に沿って配列された複数の第一スリット511を有し、可動刃60は、移動方向に沿って長尺であって、それぞれ可動刃60の短手方向(Y軸方向)に沿って延設されるとともに可動刃60の長手方向(X軸方向)に沿って配列され、切断領域R1に隣り合う複数の第二スリット61を有している。
The fixed
このように、複数の第一スリット511を有する固定刃50と、複数の第二スリット61を有する可動刃60とを備えた電気カミソリ1であっても、肌Sに対する刺激を抑えることができ、毛Hをより短く切断することができる。
Thus, even the
[変形例1]
上記実施の形態では、長方形状の凹部511aを有する固定刃50を例示した。この変形例1では、台形状の凹部511cを有する固定刃50Cについて例示する。
[Modification 1]
In the said embodiment, the fixed
図6は、変形例1に係る固定刃50Cなどを拡大して示す断面図である。なお、以降の説明において、上記実施の形態と同一の部分については同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
FIG. 6 is an enlarged cross-sectional view of the fixed
図6に示すように、変形例1に係る固定刃50Cは、X軸方向視で台形状の凹部511cを有している。具体的には、凹部511cは、当接面51cに対して形成されている。凹部511cは、X軸方向視において台形状であり、上底が可動刃60側に配置され、下底が可動刃60とは反対側に配置されている。このように凹部511cは可動刃60側が幅の狭い台形状である。つまり、凹部511cは、可動刃60側が幅狭で、その反対側が幅広であるので、凹部511c内において肌Sを滑らかに盛り上がらせることができる。このため、凹部511c内に導入された肌Sに対する刺激を抑えつつ、可動刃60の切断領域R1に対して広範囲に肌Sを接近させることができる。
As shown in FIG. 6, the fixed
特に、変形例1では、凹部511cの上底におけるY軸方向の一端は、切断領域R1のY軸方向の一端に一致し、凹部511cの上底におけるY軸方向の他端は、切断領域R1のY軸方向の他端に一致している。このため、凹部511c内に導入された肌Sを、可動刃60の切断領域R1の極力全体に対して近づけることができる。したがって、より広範囲に毛Hを短く切断することができる。
In particular, in
なお、凹部は、長方形、台形以外の四角形であってもよい。その他の四角形としては、平行四辺形、正方形等が挙げられる。 The recess may be a rectangle other than a rectangle or a trapezoid. Other quadrangles include parallelograms and squares.
[変形例2]
上記実施の形態では、長方形状の凹部511aが可動刃60の切断領域R1に対して一致するように配置されている場合を例示した。この変形例2では、凹部511dが切断領域R1に対して一致していない場合を例示する。
[Modification 2]
In the said embodiment, the case where the rectangular recessed
図7は、変形例2に係る固定刃50Dなどを拡大して示す断面図である。なお、以降の説明において、上記実施の形態と同一の部分については同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
FIG. 7 is an enlarged cross-sectional view of the fixed
図7に示すように、変形例2に係る固定刃50Dは、X軸方向視で長方形状の凹部511dを有している。具体的には、凹部511dは、可動刃60の切断領域R1に対して、Y軸方向における外方に位置ズレするように配置されている。この場合においても、肌Sに対する刺激を抑えることができ、毛Hをより短く切断することができる。
As shown in FIG. 7, the fixed
なお、凹部511dは切断領域R1に対して、Y軸方向における内方に位置ズレするように配置されていてもよい。また、凹部511dは、全体として切断領域R1内に収まるように配置されていてもよいし、全体として切断領域R1からはみ出すように配置されていてもよい。
The
[変形例3]
上記実施の形態では、長方形状の凹部511aを有する固定刃50を例示した。この変形例1では、三角形状の凹部511eを有する固定刃50Eについて例示する。
[Modification 3]
In the said embodiment, the fixed
図8は、変形例3に係る固定刃50Eなどを拡大して示す断面図である。なお、以降の説明において、上記実施の形態と同一の部分については同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
FIG. 8 is an enlarged cross-sectional view of the fixed
図8に示すように、変形例3に係る固定刃50Eは、X軸方向視で三角形状の凹部511eを有している。具体的には、凹部511eは、X軸方向視で直角三角形状であり、その斜辺が外方に向かうにつれて低くなるように配置されている。このような凹部511eであっても肌Sに対する刺激を抑えることができ、毛Hをより短く切断することができる。
As shown in FIG. 8, the fixed
なお、凹部は、直角三角形以外の三角形であってもよい。さらに、凹部は、三角形、四角形以外の形状であってもよい。その他の形状としては、例えば、五角形以上の多角形状、半円状、半楕円状などが挙げられる。ただし、凹部は、いずれの形状においても、可動刃60側が幅狭で、その反対側が幅広であると、変形例1と同等の効果を得ることができる。
The recess may be a triangle other than a right triangle. Further, the recess may have a shape other than a triangle or a rectangle. Examples of other shapes include a pentagonal or more polygonal shape, a semicircular shape, and a semielliptical shape. However, in any shape, if the concave portion is narrow on the
[その他]
以上、本発明に係る体毛切断装置について、上記実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
[Others]
As mentioned above, although the hair cutting device concerning the present invention was explained based on the above-mentioned embodiment, the present invention is not limited to the above-mentioned embodiment.
例えば、上記実施の形態では、一つの第一単位刃512に対して、一対の凹部511aが設けられている場合を例示した。しかしながら、一つの第一単位刃512における凹部の設置個数は一つでも三つ以上であってもよい。
For example, in the above embodiment, the case where a pair of
また、上記実施の形態では、固定刃50における複数の第一単位刃512の全てが、同形状の凹部511aを同じ数だけ同じ位置に有している場合を例示した。しかしながら、固定刃における複数の第一単位刃には、他の第一単位刃と異なる凹部を備えた第一単位刃があってもよい。異なる凹部とは、形状、設置個数、設置箇所の少なくとも一つが異なる凹部である。
Moreover, in the said embodiment, the case where all the several
また、上記実施の形態では、凹部511aが第一単位刃512に対してX軸方向で全体的に連続している場合を例示した。しかしながら、X軸方向における第一単位刃512の一部に凹部が設けられていてもよい。なお、この場合には、肌Sの形状を凹部から第一スリット511まで継続させるために、X軸方向における凹部の一端部が第一スリット511に対して連通していることが望ましい。
Moreover, in the said embodiment, the case where the recessed
また、上記実施の形態では、体毛切断装置として電気カミソリ1を例示したが、体毛切断装置としては、体毛を切断する装置であれば如何なるものであってもよい。体毛切断装置のその他の例としては、バリカン、トリマーなどが挙げられる。
Moreover, in the said embodiment, although the
また、上記実施の形態では、駆動源として回転式の電動モータを例示した。しかしながら、駆動源としてリニアアクチュエータを用いることも可能である。この場合、変換機構は不要となり、リニアアクチュエータの駆動軸を連結部70のリンク部72に連結すればよい。
Moreover, in the said embodiment, the rotary electric motor was illustrated as a drive source. However, it is also possible to use a linear actuator as a drive source. In this case, the conversion mechanism becomes unnecessary, and the drive shaft of the linear actuator may be connected to the
また、上記実施の形態では、可動刃60のY軸方向の両側方に、固定刃50の一対の基部521が設けられ、部分的に閉塞されている場合を例示した。しかしながら、可動刃60のY軸方向の両側方が全体として開放されていてもよい。
Moreover, in the said embodiment, the pair of
また、その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。 In addition, other forms obtained by subjecting each embodiment to various modifications conceived by those skilled in the art, and any combination of components and functions in each embodiment without departing from the spirit of the present invention. Forms to be made are also included in the invention.
本発明は、固定刃及び可動刃を有する体毛切断装置に対して適用可能である。 The present invention is applicable to a hair cutting device having a fixed blade and a movable blade.
1 電気カミソリ(体毛切断装置)
10 本体部
20 ヘッド部
30 基台
40 ヘッドケース
50、50C、50D、50E 固定刃
51 当接部
51a、51c 当接面
51b、60a 摺動面
52 支持部
60 可動刃
60b 連結面
61 第二スリット
62 第二単位刃
63 中間部
70 連結部
71 台座
72 リンク部
73 突起
511 第一スリット
511a、511c、511d、511e 凹部
512 第一単位刃
521 基部
522 柱部
H 毛
R1 切断領域
R2 非切断領域
S 肌
1 Electric razor (hair cutting device)
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記固定刃の長手方向に沿って往復直線運動しながら、前記固定刃に対して摺動する可動刃と、を備え、
前記固定刃における前記可動刃とは反対側の面には凹部が形成されており、
前記凹部は、少なくとも一部が前記可動刃の切断領域に対して重なるように配置されている
体毛切断装置。 A fixed blade;
A movable blade that slides against the fixed blade while reciprocating linearly moving along the longitudinal direction of the fixed blade,
A concave portion is formed on the surface of the fixed blade opposite to the movable blade,
The said hair part is arrange | positioned so that at least one part may overlap with the cutting area | region of the said movable blade.
請求項1に記載の体毛切断装置。 The hair cutting device according to claim 1, wherein the concave portion is disposed so as not to overlap with a non-cutting region of the movable blade.
請求項1または2に記載の体毛切断装置。 The body hair cutting device according to claim 1, wherein the concave portion is disposed so as to entirely overlap the cutting region of the movable blade.
請求項3に記載の体毛切断装置。 The hair cutting device according to claim 3, wherein the concave portion is arranged so as to coincide with the cutting region of the movable blade.
請求項1〜4のいずれか一項に記載の体毛切断装置。 The hair cutting device according to any one of claims 1 to 4, wherein the concave portion is provided in a quadrangular shape when viewed in a moving direction in the reciprocating linear motion.
前記可動刃は、前記移動方向に沿って長尺であって、それぞれ前記可動刃の短手方向に沿って延設されるとともに前記可動刃の長手方向に沿って配列され、前記切断領域に隣り合う複数の第二スリットを有する
請求項1〜5のいずれか一項に記載の体毛切断装置。
The fixed blades are long along the moving direction in the reciprocating linear motion, and each of the fixed blades extends along the short direction of the fixed blade and is arranged along the longitudinal direction of the fixed blade. Having a first slit of
The movable blades are long along the moving direction, extend along the short direction of the movable blade, and are arranged along the longitudinal direction of the movable blade, and are adjacent to the cutting region. The hair cutting device according to any one of claims 1 to 5, further comprising a plurality of matching second slits.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018110101A JP2019209033A (en) | 2018-06-08 | 2018-06-08 | Body hair cutting device |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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JP2018110101A Pending JP2019209033A (en) | 2018-06-08 | 2018-06-08 | Body hair cutting device |
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Country | Link |
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2018
- 2018-06-08 JP JP2018110101A patent/JP2019209033A/en active Pending
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