JP2019206348A - Lid material - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、蓋材に関し、特に上部に開口部を有する容器の開口部に熱シールして使用するラミネート蓋材において、ストローを刺して飲用するのに適した蓋材に関する。 The present invention relates to a lid material, and more particularly, to a lid material suitable for use by being stabbed with a straw in a laminated lid material used by heat-sealing an opening portion of a container having an opening portion on an upper portion.
カップ状の容器に飲料を充填して開口部を蓋材で熱シールした包装形態の商品が多く販売されている。この場合、蓋材に、別添えのストローを突き刺して飲用する形式のものがある。 There are many products in the form of packaging in which a cup-shaped container is filled with a beverage and the opening is heat-sealed with a lid. In this case, there is a type in which the lid member is pierced with an attached straw and is drunk.
蓋にストローを突き刺して飲用する場合、蓋の表面は衛生的であることが必要とされる。この為、蓋材の外側に蓋材全体を覆うプラスチック製の外蓋を設けることが一般的に行われている。しかし、プラスチック製の外蓋は、それ自体のコストがかかることに加えて、別部材であるがために、外蓋を取り付けるための工程が付加されることによるコストアップも生じるという問題があった。 When the lid is pierced with a straw and is drunk, the surface of the lid needs to be hygienic. For this reason, it is a common practice to provide a plastic outer lid that covers the entire lid material outside the lid material. However, since the plastic outer lid is a separate member in addition to its own cost, there is a problem in that the cost increases due to the addition of a process for attaching the outer lid. .
特許文献1に記載された密封容器は、この問題を解決するためになされたものであり、開口部を有する容器本体の、前記開口部の口縁部に蓋材をシールしたシール部を有する密封容器において、前記蓋材は、下面にシール層を有する密封基材、該密封基材の上面に設けた分離層を介して、保護層を設けた構成であり、前記密封基材は、ストローで突き刺し可能な材料から構成されていることを特徴とするものである。
The sealed container described in
特許文献1に記載された密封容器の蓋材は、蓋材を構成する密封基材が、ストローで突き刺し可能な材料から構成されていることは当然のことであるが、保護層を加えた蓋材全体でも突き刺し可能である場合があり、そのため保護層を除去しないでストローを突き刺すという事故が生じる危険性があった。
As for the lid | cover material of the sealed container described in
また、この事は、輸送途中等において、蓋材の表面に物が当たって蓋材に傷が付いたり、いたずらによって蓋材に穴が開けられたりする可能性がある事をも意味している。 This also means that there is a possibility that objects may hit the surface of the lid material during transportation or the like, and the lid material may be damaged or a hole may be opened by mischief. .
本発明の解決しようとする課題は、プラスチック製の外蓋を必要としない、下蓋と剥離可能な上蓋とからなるラミネート蓋材において、保護層となる上蓋を取り除かない限り、ストローで突き刺すことができず、また表面に傷の付き難い蓋材を提案するものである。 The problem to be solved by the present invention is that a laminated lid material composed of a lower lid and a peelable upper lid that does not require a plastic outer lid can be pierced with a straw unless the upper lid serving as a protective layer is removed. It proposes a lid that cannot be scratched on the surface.
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、容器の開口部に熱シールして使用する蓋材であって、容器の開口部に熱シールするためのシーラント層を有する下蓋と、該下蓋と剥離可能に接着された上蓋とからなり、下蓋と上蓋の剥離界面の一方の面はヒートシーラブル延伸ポリプロピレン樹脂であり、他方の面は押出しポリエチレン樹脂であり、下蓋はストロー等で突刺し可能であり、上蓋はストロー等で突刺し不可能であって破断耐性を有し、さらに剥離の有無を確認することが可能な印字表示ないしは着色表示がなされていることを特徴とする蓋材である。
As means for solving the above-mentioned problems, the invention according to
本発明に係る蓋材を使用した容器は、剥離可能に接着された上蓋と下蓋とから成り、下蓋はストロー等で突刺し可能であるため、上蓋を剥離除去してストローを突刺して飲用することができる。 A container using the lid material according to the present invention is composed of an upper lid and a lower lid which are detachably bonded, and the lower lid can be pierced with a straw or the like. Can be drunk.
また、請求項2に記載の発明は、上蓋のみを剥離するための、容器外周から突出した持ち手を有することを特徴とする請求項1に記載の蓋材である。
The invention according to
また、請求項3に記載の発明は、上蓋及び下蓋をともに剥離するための、容器外周から突出した持ち手を有することを特徴とする請求項2に記載の蓋材である。
The invention according to
本発明に係る蓋材は、シーラント層を有する下蓋と、該下蓋と剥離可能に接着された上蓋とからなり、下蓋はストロー等で突刺し可能であり、上蓋はストロー等で突刺し不可能であって破断耐性を有するので、本発明に係る蓋材を使用した容器からは、上蓋を剥離して下蓋を露出せしめた状態で、ストローを突き刺して衛生的に飲用することができる。
一方上蓋は破断耐性を有するので、上蓋を剥離する以前の状態では、輸送中の傷付きや穿孔に対して必要な耐性を有し、子供が指で孔を開けるといった、いたずら等の心配もない。また、上蓋には、剥離の有無を確認することが可能な印字表示ないしは着色表示がなされているので、うっかり上蓋を剥離しないでストローを突刺す等の問題が生じない。
下蓋と上蓋の剥離界面の一方の面はヒートシーラブル延伸ポリプロピレン樹脂であり、他方の面は押出しポリエチレン樹脂であるから、いずれの剥離面にも粘着性がなく、衛生上の問題が生じない。また、一旦剥離した上蓋は、再び接着することができないので、いたずら防止効果を発揮する。
The lid material according to the present invention comprises a lower lid having a sealant layer and an upper lid that is detachably bonded to the lower lid. The lower lid can be pierced with a straw or the like, and the upper lid is pierced with a straw or the like. Since it is impossible and has breakage resistance, it can be sanitized by piercing a straw from the container using the lid material according to the present invention with the upper lid peeled off and the lower lid exposed. .
On the other hand, since the upper lid has resistance to breakage, it has the necessary resistance to scratches and perforations during transportation before peeling the upper lid, and there is no fear of mischief such as a child opening a hole with a finger. . In addition, since the upper lid is printed or colored so that the presence or absence of peeling can be confirmed, there is no problem of piercing a straw without inadvertently peeling the upper lid.
Since one side of the peeling interface between the lower lid and the upper lid is heat-sealable stretched polypropylene resin and the other side is extruded polyethylene resin, none of the peeling surfaces is sticky, and no hygienic problems arise . In addition, once the upper lid has been peeled off, it cannot be bonded again, so that the effect of preventing mischief is exhibited.
下蓋と上蓋の剥離界面を構成する樹脂層は、いずれも一般的な材料であり、製法的にもHS−OPP樹脂面にポリエチレン樹脂を押出しラミネートするという極めて能率の良い製法であるため、安価に製造できる。 The resin layer that constitutes the peeling interface between the lower lid and the upper lid is a general material, and since it is a highly efficient production method in which polyethylene resin is extruded and laminated on the HS-OPP resin surface, it is inexpensive. Can be manufactured.
請求項2に記載の発明によれば、上蓋のみを剥離するための、容器外周から突出した持ち手を有するので、上蓋の剥離が容易にできる。 According to the second aspect of the invention, since the handle protruding from the outer periphery of the container for peeling only the upper lid is provided, the upper lid can be easily peeled off.
請求項3に記載の発明のように、上蓋及び下蓋をともに剥離するための、容器外周から突出した持ち手を有する場合には、ストローを使用せず、蓋材をすべて開いて中身を取出す時に便利である。
In the case of having a handle projecting from the outer periphery of the container for peeling off both the upper lid and the lower lid as in the invention described in
以下図面を参照しながら、本発明に係る蓋材について詳細に説明する。図1は、本発明に係る蓋材1の使用例を示した模式図であり、カップ状の容器本体20の開口部に熱シールして、上蓋3の一部を剥離し、下蓋2にストロー21を刺した状態を示したものである。また、図2は、本発明に係る蓋材1の使用方法を模式的に示した断面説明図である。また、図3は、本発明に係る蓋材の一実施態様を模式的に示した断面説明図である。
Hereinafter, the lid according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 is a schematic diagram showing an example of use of a
本発明に係る蓋材1は、容器の開口部に熱シールして使用する蓋材であって、容器の開口部に熱シールするためのシーラント層11を有する下蓋2と、下蓋2と剥離可能に接着された上蓋3とからなり、下蓋2と上蓋3の剥離界面10の一方の面はヒートシーラブル延伸ポリプロピレン樹脂(以下HS−OPP樹脂と略す)であり、他方の面は押出しポリエチレン樹脂であり、下蓋はストロー等で突刺し可能であり、上蓋はストロー等で突刺し不可能であって破断耐性を有し、さらに剥離の有無を確認することが可能なように、インキ層16による印字表示ないしは着色表示がなされていることを特徴とする蓋材である。
A
本発明に係る蓋材1は、ストロー等で突刺し可能な下蓋2と突刺し不可能な上蓋3とを剥離可能に接着したものであるから、容器本体20の開口部に熱シールした状態で、上蓋3を剥離することにより、下蓋2にストロー21を突き刺して内容物を飲用することができる。上蓋3を剥離した直後の下蓋2の表面は、清浄であるから、ストローを突き刺しても衛生上の問題は生じない。
Since the
上蓋3を剥離する以前の状態においては、ストロー等による突刺しは不可能であるから、誤って上蓋3を剥離除去しないでストローを突刺すことはなく、また輸送中において、蓋の表面に物が当たって傷がついたり、破れたりする恐れもない。
In the state before the
下蓋2と上蓋3との剥離界面は、一方の面がHS−OPP樹脂であり、他方の面は押出しポリエチレン樹脂である。この剥離界面は、HS−OPP樹脂フィルム面にポリエチレン樹脂を押出しラミネートすることによって得られる。通常、押出しラミネートする場合には、接着力を向上させる目的で、コロナ放電処理やオゾン処理、さらにはアンカーコート処理等の易接着処理を施すのが通例であるが、本発明に係る蓋材を製造する場合には、これらの表面処理を施さない方が良い。
As for the peeling interface between the
剥離界面を構成するHS−OPP樹脂フィルム面もポリエチレン樹脂面も、いずれも粘着性を持たないものである。剥離界面に粘着性があると、ごみやほこりが付着したりして、衛生上問題であるが、本発明に係る蓋材においては、このような問題は生じない。 Neither the HS-OPP resin film surface nor the polyethylene resin surface constituting the release interface has adhesiveness. If the release interface is sticky, dust and dust adhere to it, which is a sanitary problem, but such a problem does not occur in the lid according to the present invention.
また、剥離界面は、一旦剥離した場合には、再び接着させることができないので、子共によるいたずらなどを防止する所謂タンパープルーフ効果もある。 In addition, once the peeling interface is peeled off, it cannot be bonded again, so that there is a so-called tamper-proof effect for preventing mischief or the like caused by the child.
剥離界面を構成するHS−OPP樹脂フィルム面とポリエチレン樹脂面は、どちらが下蓋でも上蓋でも良い。図3に示した構成では、下蓋2側がHS−OPP樹脂層13であり、上蓋3側が押出しポリエチレン樹脂層14である。図4に示した構成では、逆に下蓋2側が押出しポリエチレン樹脂層14であり、上蓋3側がHS−OPP樹脂層13である。
Either the lower lid or the upper lid may be used for the HS-OPP resin film surface and the polyethylene resin surface constituting the peeling interface. In the configuration shown in FIG. 3, the
下蓋2の層構成としては、容器本体20に熱シールするためのシーラント層11と、剥離界面を構成する一方の樹脂すなわち、HS−OPPフィルムまたは、押出しポリエチレン樹脂層のいずれかは、必須である。図3、図4に示した例では、これらに加えて下蓋基材層12が存在する。下蓋基材層12は、単層のフィルム、紙、金属箔でも良いし、複層
のフィルムや紙、金属箔等からなるものでも良い。下蓋基材層12は、省略することもできる。
As a layer structure of the
シーラント層11の材質は、容器本体20の材質に応じて選択される。具体的には、低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)、中密度ポリエチレン樹脂(MDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−αオレフィン共重合体、エチレン−メタアクリル酸樹脂共重合体などのエチレン系樹脂や、ポリエチレンとポリブテンのブレンド樹脂や、ホモポリプロピレン樹脂(PP)、プロピレン−エチレンランダム共重合体、プロピレン−エチレンブロック共重合体、プロピレン−αオレフィン共重合体などのポリプロピレン系樹脂等が使用される。
The material of the
下蓋基材層12の材質としては、各種合成樹脂フィルムとして低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)、高密度ポリエチレン樹脂(HDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)、ポリプロピレン樹脂(PP)、ポリオレフィン系エラストマー等のポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、ポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT)、ポリエチレンナフタレート樹脂(PEN)等のポリエステル系樹脂、セロハン、三酢酸セルロース(TAC)樹脂等のセルロース系樹脂、ポリメチルメタアクリレート樹脂(PMMA)、エチレン−酢酸ビニル系共重合樹脂(EVA)、アイオノマー樹脂、ポリブテン系樹脂、ポリアクリロニトリル系樹脂、ナイロン−6、ナイロン−66等のポリアミド系樹脂、ポリスチレン系樹脂(PS)、ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)、ポリ塩化ビニリデン樹脂(PVDC)、ポリカーボネート樹脂(PC)、フッ素系樹脂、ウレタン系樹脂等の合成樹脂フィルムから選択される1種類ないし複数種類を組合わせて使用することができる。
As the material of the lower lid
下蓋基材層12の材質としては、前記合成樹脂フィルム以外に、紙、アルミニウム箔等の材料も用いることができる。これらの各層の貼り合わせには、接着剤を用いたドライラミネート法や、PE樹脂を用いた押出しラミネート法が用いられる。
As a material for the lower lid
上蓋3の層構成としては、剥離界面を構成する一方の樹脂すなわち、HS−OPPフィルムまたは、押出しポリエチレン樹脂層のいずれかに加えて、印字表示ないしは着色表示を行うためのインキ層16の担体フィルムは必須である。インキ層16は、担体フィルムの表面に設けても良いし、担体フィルムが透明であれば、フィルムの裏面に設けても良い。表示内容としては、上蓋3を剥離してから下蓋2にストローを刺すことが出来る旨が理解できるような表示を行うことが望ましい。
図3、4に示した例では、インキ層16の担体フィルムとして透明フィルム層17が用いられており、インキ層16は、透明フィルム17の裏面に設けられている。また、これらに加えて上蓋基材層15が存在する。上蓋基材層15としては、単体フィルムまたは複層フィルムを使用することが出来る。上蓋3は、突刺し耐性を発揮させるために、各フィルムの厚さや層構成を適宜選択する。
As the layer structure of the
In the example shown in FIGS. 3 and 4, the
蓋材1の突刺し耐性としては、JIS Z 1707 食品包装用プラスチックフィルム通則に規定された「突刺し強さ試験」において、15N以上の突刺し強さであることが望ましい。また、下蓋の突刺し耐性は、同様の試験方法において、15N未満であることが望ましい。なお、上蓋3単体の突刺し強さについても、15N以上あれば、さらに好ましい。
As the puncture resistance of the
透明フィルム層17としては、印刷適性を考慮して、延伸PP樹脂フィルム、PET樹脂フィルム、延伸ナイロンフィルム等、印刷時のテンションに耐えられる材質や厚さの透明樹脂フィルムを用いる。
As the
上蓋基材層15に用いられる材質としては、上記下蓋基材層12に用いられると同様の各種合成樹脂フィルムから選択される1種類ないし複数種類の合成樹脂フィルムを用いることができる。
As a material used for the upper lid
図5は、本発明に係る蓋材1の一実施態様を示した平面説明図であり、下蓋2側から見た状態を示したものである。この例は、円形のカップ状容器の開口部をシールするための蓋材であり、上蓋のみを剥離するために、容器の開口部から突出した持ち手4と、持ち手4の付け根に、少なくとも下蓋層を切断する切込み5が設けられている。切込み5は、容器の開口部の外側の直近に設ける。なお、持ち手4の部分の下蓋を予め除去しておいても良い。
FIG. 5 is an explanatory plan view showing an embodiment of the
図6は、本発明に係る蓋材1の他の実施態様を示した平面説明図であり、同様に下蓋2側から見た状態を示したものである。この例では、上蓋3のみを剥離するための、容器外周から突出した持ち手4aに加えて、上蓋3及び下蓋2をともに剥離するための、容器外周から突出した持ち手4bを備えたものである。持ち手4bには、4aと異なり切込みが設けられていない。このようにすることにより、ストローで飲用する以外に、蓋材1を全て剥離除去して、飲用したり、内容物を他の容器に移したりすることができる。なお、持ち手4bを設ける替わりに、蓋材の大きさを容器の開口部の大きさに比較して大きくし、蓋材の縁が容器の開口部からはみ出すように設計しても良い。以下、実施例を示して、本発明に係る蓋材について具体的に説明する。
FIG. 6 is an explanatory plan view showing another embodiment of the
<実施例1>
厚さ12μmの透明なポリエチレンテレフタレートフィルムの裏面にグラビア印刷方式によって印刷表示を行った後、印刷面に厚さ20μmのHS−OPPフィルムをドライラミネートして、上蓋とした。下蓋としては、シーラント層として厚さ30μmのポリプロピレン(PP)樹脂フィルムを用い、これを厚さ7μmのアルミニウム箔とドライラミネートした。この積層体のアルミニウム箔面と前記上蓋とを、厚さ13μmとなるポリエチレン樹脂による押出しラミネートによって貼り合わせ、蓋材とした。
<Example 1>
After printing and displaying on the back surface of a transparent polyethylene terephthalate film having a thickness of 12 μm by a gravure printing method, an HS-OPP film having a thickness of 20 μm was dry laminated on the printed surface to form an upper lid. As the lower lid, a polypropylene (PP) resin film having a thickness of 30 μm was used as a sealant layer, and this was dry-laminated with an aluminum foil having a thickness of 7 μm. The aluminum foil surface of the laminate and the upper lid were bonded together by extrusion lamination with a polyethylene resin having a thickness of 13 μm to obtain a lid material.
<実施例2>
厚さ15μmの透明なナイロンフィルムの裏面に、グラビア印刷方式によって印刷表示を行った後、印刷面に厚さ20μmのHS−OPPフィルムをドライラミネートして、上蓋とした。下蓋としては、シーラント層として厚さ30μmのポリプロピレン(PP)樹脂フィルムを用い、これを厚さ7μmのアルミニウム箔とドライラミネートした。この積層体のアルミニウム箔面と前記上蓋とを、厚さ13μmとなるポリエチレン樹脂による押出しラミネートによって貼り合わせ、蓋材とした。
<Example 2>
After printing and displaying on the back surface of a transparent nylon film having a thickness of 15 μm by a gravure printing method, an HS-OPP film having a thickness of 20 μm was dry laminated on the printing surface to obtain an upper lid. As the lower lid, a polypropylene (PP) resin film having a thickness of 30 μm was used as a sealant layer, and this was dry-laminated with an aluminum foil having a thickness of 7 μm. The aluminum foil surface of the laminate and the upper lid were bonded together by extrusion lamination with a polyethylene resin having a thickness of 13 μm to obtain a lid material.
それぞれの蓋材をPP樹脂製のカップ型容器の開口部に熱シールした。いずれの蓋材も上蓋を剥離しない状態では指やストローに対する十分な突刺し耐性を有し、上蓋を剥離除去した下蓋のみの状態では、ストローによって、容易に突刺すことができた。また上蓋の剥離性も良好であった。 Each lid member was heat-sealed at the opening of a PP resin cup-shaped container. Each of the lid materials had sufficient puncture resistance to fingers and straws when the upper lid was not peeled off, and could be easily pierced by the straws when only the lower lid was peeled and removed. Moreover, the peelability of the upper lid was also good.
1・・・蓋材
2・・・下蓋
3・・・上蓋
4、4a、4b・・・持ち手
5・・・切込み
10・・・剥離界面
11・・・シーラント層
12・・・下蓋基材層
13・・・ヒートシーラブル延伸ポリプロピレン樹脂層
14・・・押出しポリエチレン樹脂層
15・・・上蓋基材層
16・・・インキ層
17・・・透明フィルム層
20・・・容器本体
21・・・ストロー
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