JP2019205381A - Combine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、尿素水タンク及び尿素水補給口を備えるコンバインに関する。 The present invention relates to a combine equipped with a urea water tank and a urea water supply port.
エンジンから排出される排気ガスの浄化を目的とし、排気ガス中の窒素酸化物を尿素水を用いて浄化する窒素酸化物浄化装置(SCR:Selective Catalytic Reduction)を備えたコンバインが知られている(例えば、特許文献1参照)。この種のコンバインには、尿素水を貯留する尿素水タンクが設けられ、該尿素水タンクから窒素酸化物浄化装置に尿素水が供給される。また、尿素水タンクには、尿素水補給口が接続されており、該尿素水補給口を介して尿素水タンクに尿素水が補給される。 A combine equipped with a nitrogen oxide purification device (SCR: Selective Catalytic Reduction) that purifies nitrogen oxides in exhaust gas with urea water for the purpose of purifying exhaust gas discharged from the engine is known ( For example, see Patent Document 1). This type of combine is provided with a urea water tank for storing urea water, and the urea water is supplied from the urea water tank to the nitrogen oxide purification device. In addition, a urea water supply port is connected to the urea water tank, and urea water is supplied to the urea water tank through the urea water supply port.
しかしながら、特許文献1のコンバインでは、穀粒タンクの後部に尿素水タンク及び尿素水補給口が設けられているので、尿素水補給口が他部材に接触したり挟まれたりして破損する虞がある。例えば、特許文献1のコンバインでは、穀粒タンクが機体に対して回動可能に支持されているため、穀粒タンクを回動させた際、尿素水補給口も一体的に回動して他部材に接触する可能性がある。 However, in the combine of patent document 1, since the urea water tank and the urea water supply port are provided in the rear part of the grain tank, there is a possibility that the urea water supply port may be damaged due to contact with or being pinched by other members. is there. For example, in the combine of Patent Document 1, since the grain tank is rotatably supported with respect to the machine body, when the grain tank is rotated, the urea water supply port is also rotated integrally. There is a possibility of contact with the member.
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、機体に対して回動可能に支持され、茎稈から脱穀された穀粒を貯留する穀粒タンクと、前記穀粒タンクの後方に立設され、前記穀粒タンク内の穀粒を排出搬送する縦送り搬送コンベアと、前記縦送り搬送コンベアの外周の一部を覆う開閉可能なカバー体と、脱穀済みの茎稈を処理する後処理装置と、前記縦送り搬送コンベアの近傍に立設され、機体に対して前記後処理装置を回動可能に支持する支持フレームと、を備えるコンバインであって、排気ガスの浄化に用いる尿素水を貯留する尿素水タンクと、前記尿素水タンクに尿素水を補給するための尿素水補給口と、をさらに備え、前記尿素水補給口は、前記縦送り搬送コンベアと前記支持フレームとの間に配置され、前記カバー体で覆われることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のコンバインにおいて、前記尿素水補給口は、前記支持フレームで支持されることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のコンバインにおいて、前記尿素水補給口には、溢れた尿素水から周囲の部材を保護する保護手段が設けられていることを特徴とする。
The present invention has been created in view of the above circumstances and has been created for the purpose of solving these problems. The invention of claim 1 is supported so as to be rotatable with respect to the airframe and threshing from the stems. A grain tank that stores the processed grain, a vertical feed conveyor that is erected at the rear of the grain tank, discharges and conveys the grain in the grain tank, and one outer periphery of the vertical feed conveyor A cover body that can be opened and closed to cover the part, a post-processing device that processes threshed stems, and a vertical feed conveyer that stands upright and supports the post-processing device so as to be rotatable with respect to the machine body And a support frame, further comprising: a urea water tank that stores urea water used for purifying exhaust gas; and a urea water supply port for supplying urea water to the urea water tank, The urea water supply port It is disposed between the conveyer and the support frame, characterized in that it is covered by the cover body.
According to a second aspect of the present invention, in the combine according to the first aspect, the urea water supply port is supported by the support frame.
According to a third aspect of the present invention, in the combine according to the first or second aspect, the urea water supply port is provided with a protection means for protecting surrounding members from overflowing urea water.
請求項1の発明によれば、尿素水補給口は、縦送り搬送コンベアと支持フレームとの間に配置されるので、穀粒タンクや後処理装置を回動させた際に尿素水補給口が他部材に接触して破損することを防止できる。また、尿素水補給口は、開閉可能なカバー体で覆われているので、藁や雑草の引っ掛かりや、藁屑や埃の堆積を防止できる。
請求項2の発明によれば、尿素水補給口は、機体に対して後処理装置を回動可能に支持する支持フレームで支持されるので、尿素水補給口を確実に支持することができ、その結果、尿素水補給口や、尿素水補給口と尿素水タンクとを接続する配管の変形や劣化を抑制できる。
請求項3の発明によれば、尿素水補給口には、尿素水から周囲の部材を保護する保護手段が設けられているので、尿素水補給口から尿素水が溢れたり、飛び散ったりしたとしても、周囲の部材を尿素水による腐食などから保護することができるだけでなく、尿素水補給口の周囲に付着した尿素水を水洗いしたり、拭き取ったりする作業も不要になる。
According to the first aspect of the present invention, the urea water supply port is disposed between the vertical feed conveyor and the support frame, so that when the grain tank or the post-processing device is rotated, the urea water supply port is It can prevent that it contacts and damages other members. Further, since the urea water supply port is covered with an openable / closable cover body, it is possible to prevent catching of straw and weeds and accumulation of dust and dirt.
According to the invention of
According to the invention of
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1〜図7において、1はコンバインであって、該コンバイン1は、茎稈を刈り取る前処理部2と、刈り取った茎稈から穀粒を脱穀して選別する脱穀部3と、選別した穀粒を貯溜する穀粒タンク4と、穀粒タンク4内の穀粒を排出搬送する排出オーガ5と、脱穀済みの排稈を後処理する後処理装置6と、オペレータが乗車する操縦部7と、クローラ式の走行部8と、を備える。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 to 7, 1 is a combine, and the combine 1 includes a
穀粒タンク4の底部には、前後方向に沿う排出ラセン(図示せず)が内装されており、該排出ラセンの回転駆動に応じて穀粒タンク4内の穀粒がタンク後部から排出される。穀粒タンク4の後部には、エルボケース9を介して縦送り搬送コンベア10が回動自在に連結され、さらに、縦送り搬送コンベア10の上端部には、横送り搬送コンベア11が上下回動自在に連結されている。縦送り搬送コンベア10及び横送り搬送コンベア11は、円筒部材に排出ラセンと同等のラセン搬送体を回転可能に内装して構成されており、排出用油圧モータMによってこれらのラセン搬送体が排出ラセンと一連状に回転駆動されることにより、穀粒タンク4内の穀粒が縦送り搬送コンベア10及び横送り搬送コンベア11を介して横送り搬送コンベア11の先端排出口11aまで排出搬送される。
The bottom of the
また、図4〜図6に示すように、縦送り搬送コンベア10には、旋回用電動モータ12が連繋されており、該旋回用電動モータ12の回転駆動に応じて縦送り搬送コンベア10及び横送り搬送コンベア11が一体的に旋回作動される。本実施形態の旋回用電動モータ12は、縦送り搬送コンベア10の後方で、且つ機体フレーム13の後端部に立設される支持フレーム14に設けられるとともに、縦送り搬送コンベア10の外周部に固設される旋回用ギア15と噛合するピニオンギア(図示せず)を有し、該ピニオンギアの回転駆動に基づいて縦送り搬送コンベア10及び横送り搬送コンベア11が一体的に旋回させる。
Further, as shown in FIGS. 4 to 6, an electric motor for turning 12 is connected to the
また、縦送り搬送コンベア10の上端部と横送り搬送コンベア11の基端部との間には、昇降用電動シリンダ16が介設されており、該昇降用電動シリンダ16の伸縮に応じて横送り搬送コンベア11の昇降作動が行われる。
Further, an elevating
図3に示すように、穀粒タンク4は、機体に対し、縦送り搬送コンベア10を中心として水平方向に回動可能に支持されている。穀粒タンク4を通常位置(図3に実線で示す位置)から機体外方に退避する退避位置(図3に仮想線で示す位置)に回動操作すると、穀粒タンク4の底面部及び左側面部が露出し、穀粒タンク4のメンテナンスが容易になるだけでなく、機体の中心部も広く開放され、機体中心部のメンテナンスも容易になる。
As shown in FIG. 3, the
また、本実施形態の穀粒タンク4には、第1カバー体17及び第2カバー体18(カバー体)が設けられている。図1、図4〜図6に示すように、第1カバー体17は、穀粒タンク4の右側面下部、エルボケース9及び縦送り搬送コンベア10(下端部)の右側方を覆う着脱可能なカバーであり、穀粒タンク4側に設けられる側面視コ字状の棒材19に対して係合する左右一対のプレート部材20及びロック装置21を備える。プレート部材20は、棒材19の下側係合部19aに上方から係合する係合溝20aを有し、第1カバー体17に固定されている。ロック装置21は、第1カバー体17に上下回動可能に設けられ、図示しないスプリングの付勢力で棒材19の上側係合部19bに下方から係合するフック21aを備える。また、ロック装置21には、把手21bが設けられており、該把手21bを引き操作すると、フック21aが下方に回動して棒材19との係合が解除され、第1カバー体17の取り外しが可能になる。
Moreover, the
図1、図3、図4及び図7に示すように、第2カバー体18は、縦送り搬送コンベア10(中間部)の右側方を覆う開閉可能なカバーであり、カバー本体22と、蝶番23と、ロック装置24と、を備える。カバー本体22は、前後方向に沿う側壁部22aと、側壁部22aの後端部から左側方に延出する後壁部22bとを有する平面視L字状のプレート部材である。蝶番23は、カバー本体22の側壁部22aの前端部を穀粒タンク4の後端部に対して回動可能に連結している。ロック装置24は、カバー本体22の後壁部22bに設けられる。ロック装置24は、支持フレーム14に設けられる棒材26に対して係合し、第2カバー体18の回動を閉じ位置でロックするフック24aと、該フック24aを回動可能に支持する蝶番24bと、フック24aを係合方向に付勢するスプリング24cと、フック24aに一体的に設けられた把手24dと、を備える。把手24dを引き操作すると、フック24aが回動して棒材26との係合が解除され、第2カバー体18の開き操作が可能になる。
As shown in FIGS. 1, 3, 4, and 7, the
前述した支持フレーム14は、後処理装置6の一端部を前後方向回動可能に支持するためのフレームであり、図4〜図6に示すように、縦送り搬送コンベア10の後方で、且つ機体フレーム13の後端部に立設される左右一対の支柱部27、28と、左右の支柱部27、28を連結する複数の梁部29と、を備える。複数の梁部29には、それぞれブラケット30と、該ブラケット30から上方に延出する回動支軸31と、が設けられている。一方、後処理装置6は、回動支軸31に回動可能に連結される複数のブラケット32を一端部に有し、回動支軸31を支点として前後方向に回動可能となっている。このような後処理装置6によれば、通常位置(図3に実線で示す位置)から機体後方に退避する退避位置(図3に仮想線で示す位置)に回動操作することにより、脱穀部3の後面部及び後処理装置6の前面部が開放されるので、脱穀部3及び後処理装置6のメンテナンスが容易になる。
The
図3及び図7に示すように、コンバイン1の機体後部には、燃料を貯留し、該燃料をエンジン搭載部33に配置されるエンジン(図示せず)に供給する燃料タンク34と、燃料タンク34に燃料を補給するための燃料補給口35と、エンジン排気の浄化に用いる尿素水を貯留し、該尿素水をエンジン搭載部33に配置される窒素酸化物浄化装置(図示せず)に供給する尿素水タンク36と、尿素水タンク36に尿素水を補給するための尿素水補給口37と、が配置されている。
As shown in FIGS. 3 and 7, a
燃料タンク34は、脱穀部3の後部下方空間に配置されている。燃料タンク34の左端部には、上方左外側方に延出する配管38を介して燃料補給口35が接続されている。
The
図3に示すように、尿素水タンク36は、機体後部の左右方向中央部で、且つ穀粒タンク4の後部下方空間に配置されている。具体的には、機体フレーム13の後端部左右中間位置に尿素水タンク36の載置台13aを設けるとともに、該載置台13aに載置された尿素水タンク36を複数のゴムバンド36aを介して機体フレーム13に固定している。また、尿素水タンク36の上面後端部には、上方右外側方に延出する配管39を介して尿素水補給口37が接続されている。
As shown in FIG. 3, the
このような配置構成によれば、エンジン等の熱源の近くや、太陽光が直接当たる場所を避けて尿素水タンク36を配置できるので、尿素水タンク36に貯留される尿素水の温度を適正に管理できる。また、尿素水タンク36は、機体後部の左右方向中央部に配置されるので、機体の左右バランスに影響を与えないだけでなく、前バランス傾向にあるコンバイン1の前後バランスを改善することができる。
According to such an arrangement, since the
また、燃料補給口35と尿素水補給口37は、左右方向に互いに離間するように配置されているので、燃料補給口35に誤って尿素水を補給したり、尿素水補給口37に誤って燃料を補給することを防止できる。
Further, since the
図4及び図5に示すように、尿素水補給口37は、縦送り搬送コンベア10と支持フレーム14との間で、且つ第2カバー体18で覆われる位置に配置されている。具体的には、縦送り搬送コンベア10の右端部と、支持フレーム14の右側支柱28との間に存在する空間を利用して尿素水補給口37が配置されている。このような配置構成によれば、穀粒タンク4や後処理装置6を回動させた際に尿素水補給口37が他部材に接触して破損することを防止できるだけでなく、開閉可能な第2カバー体18で覆われることで、藁や雑草の引っ掛かりや、藁屑や埃の堆積を防止できる。
As shown in FIGS. 4 and 5, the urea
また、尿素水補給口37は、補給口ブラケット40を介して支持フレーム14で支持されている。即ち、尿素水補給口37は、機体側に固定され、且つ機体に対して後処理装置6を回動可能に支持する支持フレーム14で支持されるので、機体に対して可動する部材で支持する場合に比べ、尿素水補給口37を確実に支持することができ、その結果、尿素水補給口37や、尿素水補給口37と尿素水タンク36とを接続する配管39の変形や劣化を抑制できる。また、前述したように尿素水タンク36も機体側(機体フレーム13)に固定されているので、尿素水補給口37と尿素水タンク36とを接続する配管39の変形や劣化をさらに抑制できる。
The urea
具体的に説明すると、本実施形態の尿素水補給口37は、図6に示すように、補給口部材41及びキャップ部材42を備えて構成されている。補給口部材41は、上向きに開口し、補給する尿素水を受け入れる補給口部41aと、補給口部41aと連通し、配管39が接続される配管接続部41bと、複数のボルトB1を介して補給口ブラケット40に固定される固定部41cと、を備えており、補給口部41aがキャップ部材42の着脱に基づいて開閉される。補給口部材41は、補給口部41aが右斜め上方で、且つ第2カバー体18の側壁部22aを向くように配置されている。したがって、図7に示すように、第2カバー体18を開き操作すると、第2カバー体18によって開放された空間を介して尿素水容器Tから尿素水補給口37に尿素水を容易に補給することが可能になる。なお、尿素水補給時に第1カバー体17が邪魔になる場合は、第1カバー体17を取り外すようにしてもよい。
More specifically, the urea
補給口ブラケット40は、補給口部材41の配管接続部41bが挿通される挿通孔40aを有し、且つ補給口部材41の固定部41cが固定されるブラケット本体40bと、ブラケット本体40bに溶着されるL字状の連結部材40cと、を備える。一方、支持フレーム14の右側支柱部28にもL字状の連結部材28aが溶着されており、連結部材28a、40c同士をボルトB2で締結することにより、補給口ブラケット40が支持フレーム14の右側支柱部28に固定支持される。
The
図4〜図6に示すように、尿素水補給口37には、補給時に溢れた尿素水から周囲の部材を保護するための保護部材43(保護手段)が設けられている。例えば、本実施形態の保護部材43は、前述したエルボケース9、縦送り搬送コンベア10の基端部、旋回用電動モータ12、旋回用ギア15及び排出用油圧モータMに加え、オイルフィルタFなどの右側方を覆っている。このような保護部材43によれば、尿素水補給口37から尿素水が溢れたり、飛び散ったりしたとしても、周囲の部材を尿素水による腐食などから保護することができるだけでなく、尿素水補給口37の周囲に付着した尿素水を水洗いしたり、拭き取ったりする作業も不要になる。
As shown in FIGS. 4 to 6, the urea
具体的に説明すると、本実施形態の保護部材43は、尿素水の付着によって腐食などの影響を受けない樹脂製で、且つ可撓性を有するシート部材44を用いて構成されており、補給口部材41の固定部41cを補給口ブラケット40のブラケット本体40bに固定する際、補給口部材41の固定部41cと補給口ブラケット40のブラケット本体40bとの間で挟持状に支持される。つまり、補給口部材41の固定部41cを補給口ブラケット40のブラケット本体40bに固定する際、シート部材44の上端部後端側に形成される挿通孔44aを介して補給口部材41の配管接続部41bをブラケット本体40bの挿通孔41aに挿通するとともに、挿通孔44aの周縁部が補給口部材41の固定部41cと補給口ブラケット40のブラケット本体40bとの間に挟まれた状態で補給口部材41の固定部41cを補給口ブラケット40のブラケット本体40bに固定することにより、保護部材43を構成するシート部材44が尿素水補給口37に取り付けられる。なお、保護部材43を構成する材料は、樹脂に限らず、尿素水の付着によって腐食などの影響を受けない金属(例えば、ステンレス材料)であってもよい。
More specifically, the
図6に示すように、本実施形態の保護部材43は、クランプ孔44bと、骨材45、46と、集水ガイド溝44c、44dと、を備える。クランプ孔44bは、クランプ47を挿通するための孔であり、シート部材44の後端部上側に複数形成されている。クランプ47は、シート部材44のクランプ孔44bに挿通されるとともに、支持フレーム14(右側支柱部28)に固定される。これにより、シート部材44の後端部上側がクランプ47を支持フレーム14(右側支柱部28)に支持され、シート部材44の後端側の変形が抑制される。
As shown in FIG. 6, the
骨材45、46は、例えば金属板からなり、シート部材44の上辺に沿って設けられる第1骨材45と、シート部材44の前側側辺に沿って設けられる第2骨材46と、を含む。このような骨材45、46によれば、シート部材44の上端側及び前端側の変形が抑制される。
The
集水ガイド溝44c、44dは、シート部材44の表面に形成される溝又は凸条であり、挿通孔44aからシート部材44の下端部に至る第1集水ガイド溝44cと、第1集水ガイド溝44cから分岐し、斜め上方に延出する複数の第2集水ガイド溝44dと、を含む。このような集水ガイド溝44c、44dによれば、シート部材44の表面に溢れた尿素水を複数の第2集水ガイド溝44dによって第1集水ガイド溝44cに集めるとともに、第1集水ガイド溝44cを介してシート部材44の下端部から排水することができる。
The water
叙述の如く構成された本実施形態によれば、機体に対して回動可能に支持され、茎稈から脱穀された穀粒を貯留する穀粒タンク4と、穀粒タンク4の後方に立設され、穀粒タンク4内の穀粒を排出搬送する縦送り搬送コンベア10と、縦送り搬送コンベア10の外周の一部を覆う開閉可能な第2カバー体18と、脱穀済みの茎稈を処理する後処理装置6と、縦送り搬送コンベア10の後方に所定の間隔を介して立設され、機体に対して後処理装置6を回動可能に支持する支持フレーム14と、を備えるコンバイン1であって、排気ガスの浄化に用いる尿素水を貯留する尿素水タンク36と、尿素水タンク36に尿素水を補給するための尿素水補給口37と、をさらに備え、尿素水補給口37は、縦送り搬送コンベア10と支持フレーム14との間に配置されるので、穀粒タンク4や後処理装置6を回動させた際に尿素水補給口37が他部材に接触して破損することを防止できる。また、尿素水補給口37は、開閉可能な第2カバー体18で覆われているので、藁や雑草の引っ掛かりや、藁屑や埃の堆積を防止できる。
According to the present embodiment configured as described, the
また、尿素水補給口37は、機体に対して後処理装置6を回動可能に支持する支持フレーム14で支持されるので、尿素水補給口37を確実に支持することができ、その結果、尿素水補給口37や、尿素水補給口37と尿素水タンク36とを接続する配管39の変形や劣化を抑制できる。
Further, since the urea
また、尿素水補給口37には、尿素水から周囲の部材を保護する保護部材43が設けられているので、尿素水補給口37から尿素水が溢れたり、飛び散ったりしたとしても、周囲の部材を尿素水による腐食などから保護することができるだけでなく、尿素水補給口37の周囲に付着した尿素水を水洗いしたり、拭き取ったりする作業も不要になる。
Further, since the urea
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。例えば、本実施形態のコンバイン1は、保護手段としてシート部材44からなる保護部材43を備えるが、保護手段は、尿素水補給口37の下方に配置される受皿のような部材であってもよい。また、尿素水タンク36に尿素水の貯留量を検出するセンサを設けるともともに、尿素水の満量検出に応じて警報を行う満量警報手段を設けてもよい。このようにすると、尿素水補給時における尿素水の溢れを防止できる。
In addition, this invention is not limited to the said embodiment, A various deformation | transformation and change are possible within the range of the summary of this invention described in the claim. For example, the combine 1 according to the present embodiment includes the
1 コンバイン
4 穀粒タンク
6 後処理装置
10 縦送り搬送コンベア
18 第2カバー体
36 尿素水タンク
37 尿素水補給口
39 配管
43 保護部材
44 シート部材
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (3)
前記穀粒タンクの後方に立設され、前記穀粒タンク内の穀粒を排出搬送する縦送り搬送コンベアと、
前記縦送り搬送コンベアの外周の一部を覆う開閉可能なカバー体と、
脱穀済みの茎稈を処理する後処理装置と、
前記縦送り搬送コンベアの近傍に立設され、機体に対して前記後処理装置を回動可能に支持する支持フレームと、を備えるコンバインであって、
排気ガスの浄化に用いる尿素水を貯留する尿素水タンクと、
前記尿素水タンクに尿素水を補給するための尿素水補給口と、をさらに備え、
前記尿素水補給口は、前記縦送り搬送コンベアと前記支持フレームとの間に配置され、前記カバー体で覆われることを特徴とするコンバイン。 A grain tank that is rotatably supported with respect to the airframe and stores the grain threshed from the stem;
A vertical feed conveyor that is erected at the rear of the grain tank and discharges and conveys the grain in the grain tank;
An openable and closable cover body covering a part of the outer periphery of the vertical feed conveyor;
A post-processing device for processing the threshed stalks,
A support frame that is erected in the vicinity of the longitudinal feed conveyor and supports the post-processing device so as to be rotatable relative to the machine body,
A urea water tank for storing urea water used for purification of exhaust gas;
A urea water supply port for supplying urea water to the urea water tank, and
The urea water supply port is disposed between the vertical feed conveyor and the support frame, and is covered with the cover body.
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Citations (5)
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