JP2019201778A - 布団乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】布団の乾燥効率を向上させる。【解決手段】布団乾燥機(100)は、本体部(110)と、第1突起部(110s)と、第2突起部(110t)と、送風管(120)とを備える。第1突起部(110s)は、本体部(110)の表面において突起する。第2突起部(110t)は、本体部(110)の表面において突起する。送風管(120)は、第1突起部(110s)第2突起部(110t)の間に配置される。【選択図】図1

Description

本発明は、布団乾燥機に関する。
布団乾燥機は、布団の乾燥に用いられる。布団乾燥機を用いて布団を乾燥させることにより、乾燥した温かい布団で快適に睡眠することが可能になる。
布団乾燥機では、本体部からホースを介して温風を供給することが知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1の布団乾燥機では、ホースの先端に複数の吹き出し口を設けた乾燥ユニットが取り付けられている。乾燥ユニットは、敷布団と掛布団との間に入れた状態で、複数の吹き出し口から温風を外部に放出する。
特開2017−74198号公報
しかしながら、特許文献1の布団乾燥機では、ホースに比べて硬く大きな乾燥ユニットを敷布団と掛布団との間に入れるため、敷布団と掛布団との間に大きな隙間が発生する。このため、布団乾燥機を駆動させても、布団の乾燥効率が低く、要した電力に対して充分に乾燥できないことがあった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、布団の乾燥効率を向上させる布団乾燥機を提供することにある。
本発明に係る布団乾燥機は、本体部と、第1突起部と、第2突起部と、送風管とを備える。前記第1突起部は、前記本体部の表面において突起する。前記第2突起部は、前記本体部の表面において突起する。前記送風管は、前記第1突起部と前記第2突起部の間に配置される。
本発明によれば、布団の乾燥効率を向上できる。
実施形態1の布団乾燥機の模式的な底面斜視図である。 実施形態1の布団乾燥機の模式的な斜視図である。 実施形態1の布団乾燥機の模式的な正面図である。 比較例の布団乾燥機の模式的な斜視図である。 比較例の布団乾燥機を用いた布団乾燥実験の実験条件を説明するための模式図である。 (a)は比較例の布団乾燥機を用いた布団乾燥実験の結果を示すグラフであり、(b)は実施形態1の布団乾燥機を用いた布団乾燥実験の結果を示すグラフである。 実施形態1の布団乾燥機の模式的な底面斜視図である。 実施形態2の布団乾燥機の模式的な底面斜視図である。 実施形態2の布団乾燥機の模式的な斜視図である。 実施形態3の布団乾燥機の模式的な底面斜視図である。 実施形態3の布団乾燥機の模式的な斜視図である。 実施形態4の布団乾燥機の模式的な底面斜視図である。 実施形態4の布団乾燥機の模式的な斜視図である。 実施形態5の布団乾燥機の模式的な斜視図である。 実施形態5の布団乾燥機のある使用状態を示す斜視図である。 実施形態5の布団乾燥機の別の使用状態を示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明による布団乾燥機の実施形態を説明する。なお、図中、同一または相当部分には同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。なお、本願明細書では、発明の理解を容易にするため、互いに直交するX方向、Y方向およびZ方向を参照して説明することがある。例えば、X方向およびY方向が水平方向に平行である場合、Z方向は鉛直方向に平行である。
(実施形態1)
図1から図7を参照して本発明による実施形態1の布団乾燥機100を説明する。図1は、布団乾燥機100の模式的な底面斜視図である。布団乾燥機100は、布団の乾燥に好適に用いられる。
布団乾燥機100は、本体部110と、送風管120と、第1突起部110sと、第2突起部110tとを備える。送風管120は、本体部110と連絡する。本体部110において発生した風は送風管120を通過する。典型的には、送風管120を通過する風は室温よりも温度の高い温風である。ただし、送風管120を通過する風は室温であってもよい。
第1突起部110sおよび第2突起部110tは、本体部110の表面に設けられる。第1突起部110sおよび第2突起部110tは本体部110の表面において突起している。第1突起部110sおよび第2突起部110tは互いに対向する。送風管120は、第1突起部110sと第2突起部110tとの間に配置される。
本体部110は、筐体112と、吸気口114(図2参照)と、送風ファン116と、送風加熱機構118とを有する。筐体112は、中空形状である。筐体112の長手方向は、Y方向に平行である。筐体112の外形は、一部窪んだ略直方体形状である。
吸気口114(図2参照)は筐体112に設けられる。吸気口114から筐体112の内部に空気が吸い込まれる。
送風ファン116および送風加熱機構118は、筐体112内に配置される。送風ファン116は、風を生成する。送風ファン116が風を生成すると、吸気口114から空気が筐体112内に吸い込まれる。例えば、送風ファン116はシロッコファンである。送風加熱機構118は、送風ファン116の生成した風の温度を上昇させる。例えば、送風加熱機構118は抵抗加熱ヒータである。送風ファン116によって生成された風は、送風加熱機構118によって加熱され、送風管120を通過して外部に流れる。なお、送風ファン116および送風加熱機構118は、シロッコファンおよび抵抗加熱ヒータに限定されるわけではない。
第1突起部110sおよび第2突起部110tは、筐体112の表面に取り付けられる。第1突起部110sは、筐体112から−Z方向に突起するように筐体112の表面の−X方向側に取り付けられる。また、第2突起部110tは、筐体112から−Z方向に突起するように筐体112の表面の+X方向側に取り付けられる。このため、第1突起部110sおよび第2突起部110tは筐体112の表面において突起する。
本体部110は、複数の外面を有する。ここでは、本体部110の複数の外面は、一部窪んだ略直方体形状を構成する。本体部110は、複数の外面として、主面110aと、主面110bと、側面110cと、側面110dと、側面110eと、側面110fとを有する。主面110aおよび主面110bの法線はZ方向に平行であり、主面110aは+Z方向側に位置し、主面110bは−Z方向側に位置する。主面110aは、主面110bに対向する。主面110aは、+Z方向側から−Z方向側に向かって本体部110を平面視した面である。主面110bは、−Z方向側から+Z方向側に向かって本体部110を平面視した面である。
側面110cおよび側面110eの法線はX方向に平行であり、側面110cは−X方向側に位置し、側面110eは+X方向側に位置する。側面110cは、側面110eに対向する。側面110cは、−X方向側から+X方向側に向かって本体部110を平面視した面である。側面110eは、+X方向側から−X方向側に向かって本体部110を平面視した面である。
側面110dおよび側面110fの法線はY方向に平行であり、側面110dは−Y方向側に位置し、側面110fは+Y方向側に位置する。側面110dは、側面110fに対向する。側面110dは、−Y方向側から+Y方向側に向かって本体部110を平面視した面である。側面110fは、+Y方向側から−Y方向側に向かって本体部110を平面視した面である。
ここでは、主面110aの面積は主面110bの面積と略等しい。同様に、側面110cの面積は側面110eの面積と略等しい。また、側面110dの面積は側面110fの面積と等しい。
主面110aおよび主面110bの面積は、側面110cおよび側面110eの面積よりも大きく、側面110cおよび側面110eの面積は側面110dおよび側面110fの面積よりも大きい。したがって、本体部110の外面のうち面積の最も大きい外面は主面110aおよび主面110bである。一方、本体部110の外面のうち面積の最も小さい外面は側面110dおよび側面110fである。
本体部110の主面110bおよび側面110dには窪み110gが設けられる。送風管120は、本体部110の窪み110gにおいて筐体112の内部と連絡する。
また、本体部110の主面110bには、第1突起部110sと第2突起部110tとが設けられる。さらに、本体部110の主面110bには、第1突起部110sと第2突起部110tとの間に窪み110hが設けられる。送風管120は、本体部110の窪み110hに収まるように配置される。
送風管120は管状である。本体部110からの風は、送風管120の管内を通過する。ここでは、送風管120は、本体部110からの風をY方向に送り出す。本体部110と送風管120との間には隙間が設けられる。
送風管120は、基管122と、本管124とを含む。基管122および本管124は、それぞれ管状である。本管124は、基管122に取り付けられる。なお、基管122および本管124は一体的に設けられてもよい。
基管122は、本体部110の窪み110gに位置する。本管124は、本体部110の窪み110h内に位置する。本管124の側方には第1突起部110sおよび第2突起部110tが位置する。
基管122は、直線部122aと、連結部122bとを含む。直線部122aは、本体部110の窪み110gを規定して対向する2つの側面を連絡するようにX方向に延びる。連結部122bは、本管124と連結する。ここでは、連結部122bは、−Z方向に延びる。
本管124は、曲部124aと、直線部124bと、先端部124cとを含む。曲部124aは、基管122と連絡する。曲部124aの一端は、+Z方向を向いており、連結部122bに連結される。曲部124aの他端は、+Y方向を向いており、直線部124bと連絡する。
直線部124bは、曲部124aと先端部124cとを連絡する。直線部124bは、Y方向に延びる。直線部124bは、筐体112に対向する。先端部124cは、外部に開口している。
布団乾燥機100が布団を乾燥する際に、送風管120の先端部124cおよび直線部124bの少なくとも一部が上側布団と下側布団との間に挿入される。このとき、上側布団は、本体部110の自重で第1突起部110sおよび第2突起部110tに押圧されるとともに、本体部110と送風管120との間に挟まれる。布団乾燥機100を駆動すると、吸気口114(図2参照)から空気を吸い込み、送風管120の先端部124cから上側布団と下側布団との間に風を吹き出して上側布団と下側布団とを乾燥させる。さらに、送風管120の先端部124cから温風を吹き出すと、上側布団および下側布団を温めながら乾燥できる。
なお、送風管120は、変形可能であることが好ましい。あるいは、送風管120は、本体部110に対して移動可能であることが好ましい。例えば、送風管120は、本体部110に対して回転可能である。一例として、基管122は、X軸に沿って回転可能であり、これにより、基管122とともに本管124は本体部110に対して回転する。
次に、図2および図3を参照して、実施形態1の布団乾燥機100の使用状態を説明する。図2は、布団乾燥機100の模式的な斜視図であり、図3は、布団乾燥機100の模式的な正面図である。
布団乾燥機100は、布団Bの乾燥に用いられる。布団Bは、Y方向に沿って床の上に配置される。布団Bは、敷布団B1と、掛布団B2とを含む。敷布団B1はY方向に沿って配置され、掛布団B2はY方向に沿って配置される。
掛布団B2は、敷布団B1の上に配置される。ここでは、掛布団B2は、敷布団B1の大部分を覆うが、敷布団B1の−Y方向側端部を覆わない。このため、敷布団B1の−Y方向側端部は露出される。
布団乾燥機100は、掛布団B2の上に載置される。ここでは、布団乾燥機100の主面100bの大部分は、掛布団B2の上に載置される。一方で、主面100bの−Y方向側の一部は、掛布団B2と接触することなく敷布団B1の上方に位置する。
筐体112には吸気口114が設けられる。吸気口114は、本体部110の主面110aに設けられる。
布団乾燥機100が布団Bを乾燥する際には、送風管120の先端部が敷布団B1と掛布団B2との間に挿入される。布団乾燥機100では、吸気口114から空気を吸い込み、加熱して送風管120の先端部から布団B内に温風として吹き出す。このとき、温風は、敷布団B1と掛布団B2との間を通過して敷布団B1と掛布団B2を温めて乾燥させる。
図3に示すように、布団乾燥機100は、本体部110が第1突起部110sおよび第2突起部110tを介して掛布団B2の上に載るように配置される。また、送風管120は、敷布団B1と掛布団B2との間に挿入される。この場合、第1突起部110s、第2突起部110tおよび筐体112の表面から構成される主面110bが掛布団B2を押さえ込む。したがって、送風管120と掛布団B2との間の隙間Gを小さくできる。特に、第1突起部110s、第2突起部110tおよび筐体112の表面のうちの図3のPに示した部分は、送風管120と掛布団B2との間の隙間Gを小さくするのに大きく寄与する。このため、送風管120から吹き出された風が隙間Gから漏れることを抑制でき、布団Bの乾燥効率を向上できる。
なお、図2では、吸気口114は、本体部110の主面110aに設けられたが、本実施形態はこれに限定されない。吸気口114は、本体部110の側面110c、側面110d、側面110eおよび側面110fのいずれかに設けられてもよい。吸気口114は、本体部110の主面110b以外の面に設けられることにより、本体部110の主面110bが掛布団B2と接触しても吸気口114を塞ぐことはなく、吸気効率は低下しない。
実施形態1の布団乾燥機100では、本体部110の主面100bに第1突起部110sおよび第2突起部110tが設けられており、本体部110の主面110bが掛布団B2を押圧するため、送風管120と掛布団B2との間の隙間Gを小さくできる。詳細には、第1突起部110sは、掛布団B2のうちの送風管120に対して−X方向側の領域を押圧し、第2突起部110tは、掛布団B2のうちの送風管120に対して+X方向側の領域を押圧する。さらに、掛布団B2のX方向中央部分は、送風管120と筐体112との間に挟まれる。このため、送風管120と掛布団B2との間の隙間Gを小さくでき、送風管120から吹き出される風が布団Bの外に流れ出ることを抑制でき、布団の乾燥効率を向上できる。
また、実施形態1の布団乾燥機100では、本体部110の外面のうち面積の最も大きい主面110bで布団Bを押圧するため、布団乾燥機100は、掛布団B2の上に安定して載置される。さらに、吸気口114が、本体部110のうちの掛布団B2を押圧する主面110b以外の面にあるため、掛布団B2を押圧する際にも充分に吸気できる。
次に、比較例の布団乾燥機800と比較した実施形態1の布団乾燥機100の利点を説明する。まず、図4を参照して比較例の布団乾燥機800を説明する。
図4に示すように、布団乾燥機800は、本体部810と、送風管820とを備える。本体部810の外形は直方体形状である。本体部810は、長手方向が鉛直方向に沿うように床上に配置される。本体部810は中空形状であり、本体部810の内部には、送風ファン816および送風加熱機構818が配置される。送風管820は、本体部810からの風を送る。送風管820は、水平方向に沿って延びる。
布団Bは、敷布団B1と、掛布団B2とを含む。敷布団B1は水平方向に沿って配置され、掛布団B2は敷布団B1と同じ方向に沿って配置される。
布団乾燥機800が布団を乾燥する際に、送風管820の一部は、敷布団B1と掛布団B2との間に挿入される。このとき、本体部810は布団Bと接触しない。
図5は、布団乾燥実験の実験条件を説明するための模式図である。長さ2050mmおよび幅1000mmの敷布団B1の上に熱電対T1、T2、T3を設置した。熱電対T1は敷布団B1の中央に配置した。熱電対T2は、熱電対T1から敷布団B1の長手方向に沿って650mm離れた敷布団B1の端部に配置した。熱電対T3は、熱電対T2から敷布団B1の短手方向に沿って300mm離れた敷布団B1の隅に配置した。その後、敷布団B1および熱電対T1、T2、T3を覆うように、長さ2100mmおよび幅1500mmの掛布団B2を掛けた。
さらに、敷布団B1と掛布団B2との間に、比較例の布団乾燥機800の送風管820を挿入した。送風管820は、熱電対T2に向けて敷布団B1の短手方向に平行に挿入し、送風管820と熱電対T1との距離が170mmになるように設置した。
設置後、加熱および送風を行う乾燥運転を60分間行った。その後、加熱なしで送風を行う送風運転を30分間行い、熱電対T1〜T3の温度を測定した。
図6(a)に、比較例の布団乾燥機800を用いた布団乾燥実験の測定結果を示す。図6(a)に示すように、熱電対T1の温度は、乾燥運転の開始後、速やかに上昇して略一定に維持され、送風運転になると、速やかに低下した。
一方、熱電対T2の温度は、乾燥運転の開始後、徐々に上昇したものの、60分経過しても熱電対T1の温度までは上昇しなかった。また、送風運転になると、熱電対T2の温度は、緩やかに低下した。
熱電対T3の温度は、乾燥運転の開始後もほとんど上昇しなかった。また、送風運転になっても、熱電対T3の温度は、ほとんど変化しなかった。
図6(a)に示すように、比較例の布団乾燥機800を用いた場合、熱電対T1の温度は、乾燥運転の駆動に応じて速やかに上昇する一方で、熱電対T2、T3の温度は、それほど上昇しなかった。特に、敷布団B1の隅部に配置された熱電対T3の温度と熱電対T1の温度との差は大きく、布団乾燥機800を駆動しても十分な乾燥効果は得られなかった。
比較例の布団乾燥機800では、図4に示すように、掛布団B2を持ち上げて敷布団B1と掛布団B2との間に送風管820を挿入する際に、送風管820と掛布団B2との間に隙間Gが生じる。隙間Gは布団B内で送風管820の先端に連通しているため、送風管820の先端から吹き出した温風の一部は布団Bを充分温める前に隙間Gから布団Bの外部に噴出してしまい、布団Bの乾燥効率を低下させたと考えられる。
一方、実施形態1の布団乾燥機100を用いて、比較例の布団乾燥機800と同様に、布団乾燥実験を行った。
図6(b)に、実施形態1の布団乾燥機100を用いた布団乾燥実験の測定結果を示す。図6(b)に示すように、熱電対T1の温度は、乾燥運転の開始後、速やかに上昇し、送風運転になると、速やかに低下した。
熱電対T2の温度も、熱電対T1の温度と同様に、乾燥運転の開始後、速やかに上昇し、送風運転になると、速やかに低下した。さらに、熱電対T3の温度は、乾燥運転の開始後、徐々に上昇し、30分経過したときには熱電対T1、T2の温度と同程度まで上昇した。また、送風運転になると、熱電対T3の温度は速やかに低下した。ただし、熱電対T3の温度の低下は、熱電対T1、T2と比べて若干遅かった。
図6(a)と図6(b)との比較から、実施形態1の布団乾燥機100を用いた場合、熱電対T1〜T3の温度は概ね同様に上昇しており、布団Bの全面において乾燥効率が格段に向上していたことが確認された。このように、実施形態1の布団乾燥機100は、比較例の布団乾燥機800と比べて、布団の温め・乾燥効率の点で優れており、短時間で温め・乾燥ができ、電力消費を低減できる。また、同等の時間で乾燥させる場合には、送風能力・加熱能力を低くできるので、送風機構および/または加熱機構のコストを低減でき、製品のコストダウン・小型化・軽量化などを実現できる。さらに、実施形態1の布団乾燥機100の構成は、シンプルであり、製造不具合や使用時故障の可能性が低く、製造コストを低くできる。
なお、送風管120の送風方向は適宜変更可能であることが好ましい。例えば、送風管120は本体部110に対して回転可能であることが好ましい。
図7は、実施形態1の布団乾燥機100の模式的な底面斜視図である。図7に示すように、送風管120全体は基管122の直線部122aを中心として本体部110に対して回転できる。このため、本体部110と送風管120のなす角度を調整でき、送風管120の送風方向を変更できる。
あるいは、実施形態1の布団乾燥機100において、送風管120の少なくとも一部が変形可能であってもよい。例えば、曲部124aはジャバラ構造であってもよい。あるいは、曲部124aは、柔軟な素材で構成されて可塑性を有してもよい。この場合、曲部124aの調整により、本体部110に対する直線部124bの角度を調整できる。なお、本体部110に対する送風管120の角度調整は別の手法で行われてもよい。
なお、上述した説明では、第1突起部110sおよび第2突起部110tは、筐体112とは別部材として設けられたが、本実施形態はこれに限定されない。第1突起部110sおよび第2突起部110tは、筐体112と一体化して形成されてもよい。
また、上述した説明では、送風管120の基管122は、本体部110の主面110bおよび側面110dに設けられた窪み110gに配置されており、基管122は、本体部110の主面110bおよび側面110dの両方に位置したが、本実施形態はこれに限定されない。基管122は、本体部110の主面110bおよび側面110dのいずれか一方に位置してもよい。
(実施形態2)
図8および図9を参照して、実施形態2の布団乾燥機100を説明する。図8は、実施形態2の布団乾燥機100の模式的な底面斜視図である。実施形態2の布団乾燥機100は、第1脚部130aおよび第2脚部130bが設けられた点を除いて、図1〜図3および図7を参照して上述した実施形態1の布団乾燥機100と同様の構成を有する。このため、冗長な説明を避ける目的で重複する記載を省略する。
図8に示すように、布団乾燥機100は、本体部110、送風管120、第1突起部110sおよび第2突起部110tに加えて第1脚部130aおよび第2脚部130bをさらに備える。第1脚部130aおよび第2脚部130bは、本体部110の側面110dに取り付けられる。詳細には、第1脚部130aは、本体部110の側面110dの−X方向側端部に取り付けられ、第2脚部130bは、本体部110の側面110dの+X方向側端部に取り付けられる。
第1脚部130aは、延長部132と、突出部134とを含む。延長部132は、−Y方向に延びる。延長部132は、本体部110の側面110dと突出部134とを連絡する。
突出部134は、延長部132の先端から−Z方向に延びる。本体部110の主面110aを鉛直上方に向けた場合、突出部134の−Z方向の先端位置は、第1突起部110sおよび第2突起部110tの−Z方向の先端位置よりも低い。突出部134の長さは、布団乾燥機100の乾燥対象となる布団の厚さに相当する。
第1脚部130aと同様に、第2脚部130bは、延長部132と、突出部134とを備える。第1脚部130aと同様であるため、第2脚部130bの構成についての説明を省略する。
次に、図9を参照して、実施形態2の布団乾燥機100の使用状態を説明する。図9は、布団乾燥機100の模式的な斜視図である。
布団乾燥機100では、掛布団B2の上に、第1突起部110sおよび第2突起部110tを介して本体部110が載るように配置される。このとき、第1脚部130aおよび第2脚部130bは、布団Bの載置されていない床に接触する。また、送風管120は、敷布団B1と掛布団B2との間に挿入される。
実施形態2の布団乾燥機100では、第1突起部110sおよび第2突起部110tに加えて第1脚部130aおよび第2脚部130bが設けられている。このため、第1突起部110sおよび第2突起部110tが掛布団B2上に載置し、第1脚部130aおよび第2脚部130bが布団Bの載置されていない床面に接触することで、布団乾燥機100はより安定して設置される。
なお、第1脚部130aおよび第2脚部130bは本体部110から脱着可能であることが好ましい。第1脚部130aおよび第2脚部130bを脱着することにより、布団乾燥機100をコンパクトに収納できる。
(実施形態3)
図10および図11を参照して、実施形態3の布団乾燥機100を説明する。図10は、実施形態3の布団乾燥機100の模式的な底面斜視図である。布団乾燥機100は、布団の乾燥に好適に用いられる。
図10に示すように、布団乾燥機100は、本体部110、送風管120、第1突起部110s、第2突起部110tに加えて第1脚部130aおよび第2脚部130bをさらに備える。実施形態3の布団乾燥機100は、本体部110、第1脚部130aおよび第2脚部130bの構成を除いて、図8および図9を参照して上述した実施形態2の布団乾燥機100と同様の構成を有する。このため、冗長な説明を避ける目的で重複する記載を省略する。
実施形態3の布団乾燥機100において、本体部110の主面110bおよび側面110cには窪み110iが設けられる。また、本体部110の主面110bおよび側面110eには窪み110jが設けられる。
第1脚部130aは、窪み110i内に配置できる。第1脚部130aは、窪み110iから展開可能に設けられる。第1脚部130aは、−Y方向側端部において本体部110に連結されており、第1脚部130aは、連結部分を中心として回転可能である。第1脚部130aが回転することにより、第1脚部130aは、本体部110の窪み110iから突出するように展開する。また、第1脚部130aを逆方向に回転することにより、第1脚部130aは、本体部110の窪み110i内に収納できる。
第2脚部130bは、窪み110j内に配置できる。第2脚部130bは、窪み110jから展開可能に設けられる。第2脚部130bは、−Y方向側端部において本体部110に連結されており、第2脚部130bは、連結部分を中心として回転可能である。第2脚部130bが回転することにより、第2脚部130bは、本体部110の窪み110jから突出するように展開する。また、第2脚部130bを逆方向に回転することにより、第2脚部130bは、本体部110の窪み110j内に収納できる。
次に、図11を参照して、実施形態3の布団乾燥機100の使用状態を説明する。図11は、布団乾燥機100の模式的な斜視図である。
布団乾燥機100は、本体部110が第1突起部110sおよび第2突起部110tを介して掛布団B2の上に載るように配置される。このとき、第1脚部130aおよび第2脚部130bは、本体部110から展開した状態で、布団Bの載置されていない床に接触する。また、送風管120は、敷布団B1と掛布団B2との間に挿入される。
実施形態3の布団乾燥機100では、第1突起部110sおよび第2突起部110tに加えて第1脚部130aおよび第2脚部130bが設けられている。このため、第1突起部110sおよび第2突起部110tが掛布団B2上に載置し、第1脚部130aおよび第2脚部130bが布団Bの載置されていない床面に接触することで、布団乾燥機100はより安定して設置される。
実施形態3の布団乾燥機100では、第1脚部130aおよび第2脚部130bを本体部110に収納できる。このため、布団乾燥機100は、小さいスペースにコンパクトに収納できる。一方、布団乾燥機100を使用する際には、第1脚部130aおよび第2脚部130bを展開することで、布団乾燥機100をより安定して設置できる。
なお、図10,11に示した布団乾燥機100の第1脚部130aおよび第2脚部130bは回転して収納されたが、本実施形態はこれに限定されない。第1脚部130aおよび第2脚部130bは、スライドあるいは伸縮して収納されてもよい。あるいは、第1脚部130aおよび第2脚部130bは、本体部110から脱着可能であってもよい。このように、第1脚部130aおよび第2脚部130bの少なくとも一方が、本体部110に対して移動可能、伸縮可能または脱着可能であることにより、布団乾燥機100をコンパクトに収納できる。
(実施形態4)
図12および図13を参照して、実施形態4の布団乾燥機100を説明する。図12は、実施形態4の布団乾燥機100の模式的な底面斜視図である。
図12に示すように、実施形態4の布団乾燥機100は、第1突起部110sおよび第2突起部110tに加えて第3突起部110uおよび第4突起部110vをさらに備えること、および、第1突起部110s、第2突起部110t、第3突起部110uおよび第4突起部110vが本体部110に対して可動であることを除いて、図1〜図3および図7を参照して上述した実施形態1の布団乾燥機100と同様の構成を有する。このため、冗長な説明を避ける目的で重複する記載を省略する。
布団乾燥機100は、第1突起部110sおよび第2突起部110tに加えて第3突起部110uおよび第4突起部110vをさらに備える。第1突起部110s、第2突起部110t、第3突起部110uおよび第4突起部110vは、本体部110の主面110bにおいて突起可能である。
第1突起部110sおよび第2突起部110tは、送風管120を中心として線対称に配置されている。また、第3突起部110uおよび第4突起部110vは、送風管120を中心として線対称に配置されている。
実施形態4の布団乾燥機100において、本体部110の主面110bおよび側面110cには窪み110mおよび窪み110pが設けられる。窪み110mは、主面110bおよび側面110cの−Y方向側に位置し、窪み110pは、主面110bおよび側面110cの+Y方向側に位置する。
本体部110の主面110bおよび側面110eには窪み110nおよび窪み110qが設けられる。窪み110nは、主面110bおよび側面110eの−Y方向側に位置し、窪み110qは、主面110bおよび側面110eの+Y方向側に位置する。
第1突起部110sは、窪み110m内に配置できる。第1突起部110sは筐体112に対して回転可能である。第1突起部110sが回転することにより、第1突起部110sは、本体部110の窪み110mから突出するように展開する。また、第1突起部110sを逆方向に回転することにより、第1突起部110sは、本体部110の窪み110m内に収納できる。
第1突起部110sは、軸部110s1と、回転部110s2とを有する。軸部110s1は、筐体112と連結する。軸部110s1は、筐体112に取り付けられる。軸部110s1は、X方向に延びる。回転部110s2は、軸部110s1と連結する。回転部110s2は、軸部110s1から−Y方向に延びる。軸部110s1は、X軸を中心に回転可能であり、軸部110s1の回転により、軸部110s1とともに回転部110s2が筐体112に対して回転する。
図12では、回転部110s2は窪み110m内に収納されているが、回転部110s2は、軸部110s1の回転とともに軸部110s1を中心に回転する。軸部110s1の回転により、回転部110s2は、本体部110の窪み110m内から出る。このため、第1突起部110sは、筐体112の表面から突起する。
なお、第1突起部110sと同様に、第2突起部110t、第3突起部110uおよび第4突起部110vは、窪み110n、窪み110p、窪み110q内に収納可能である。また、第2突起部110t、第3突起部110uおよび第4突起部110vは、回転により、筐体112の表面から突起する。
次に、図13を参照して、実施形態4の布団乾燥機100の使用状態を説明する。図13は、布団乾燥機100の模式的な斜視図である。
実施形態4の布団乾燥機100では、第1突起部110s、第2突起部110t、第3突起部110uおよび第4突起部110vは、本体部110の表面において突起する。布団乾燥機100が布団Bを乾燥する際に、第1突起部110s、第2突起部110t、第3突起部110uおよび第4突起部110vが本体部110の表面において突起した状態で、布団乾燥機100は掛布団B2の上に配置される。また、送風管120は、敷布団B1と掛布団B2との間に挿入される。
実施形態4の布団乾燥機100では、使用時には、図13に示すように、第1突起部110s、第2突起部110t、第3突起部110uおよび第4突起部110vを筐体112の表面から突起させることで、布団乾燥機100の使用時の乾燥効率を向上できる。一方で、収容時には、図12に示すように、第1突起部110s、第2突起部110t、第3突起部110uおよび第4突起部110vを本体部110の窪み110m、窪み110n、窪み110pおよび窪み110q内に収納できる。このため、布団乾燥機100は、比較的小さいスペースで収納できる。
なお、図12および図13に示した実施形態4の布団乾燥機100では、第1突起部110s、第2突起部110t、第3突起部110uおよび第4突起部110vが設けられたが、本発明はこれに限定されない。突起部の数は4以外であってもよい。ただし、突起部の数は偶数であることが好ましい。また、突起部は、送風管120を中心として線対称に配置されることが好ましい。
また、図12および図13に示した実施形態4の布団乾燥機100では、第1突起部110s、第2突起部110t、第3突起部110uおよび第4突起部110vの収納および突起は、回転によって切り替られたが、本実施形態はこれに限定されない。第1突起部110s、第2突起部110t、第3突起部110uおよび第4突起部110vの収納および突起は、スライドまたは伸縮によって切り替られてもよい。あるいは、第1突起部110s、第2突起部110t、第3突起部110uおよび第4突起部110vは、筐体112から脱着可能であってもよい。
(実施形態5)
図14〜図16を参照して、実施形態5の布団乾燥機100を説明する。図14は、実施形態5の布団乾燥機100の模式的な底面斜視図である。
図14に示すように、本実施形態の布団乾燥機100は、本体部110、第1突起部110s、第2突起部110t、第3突起部110u、第4突起部110vおよび第5突起部110wの構成を除いて、図1〜図3および図7を参照して上述した実施形態1の布団乾燥機100と同様の構成を有する。このため、冗長な説明を避ける目的で重複する記載を省略する。
布団乾燥機100は、本体部110、送風管120、第1突起部110sおよび第2突起部110tに加えて第3突起部110u、第4突起部110vおよび第5突起部110wをさらに備える。第1突起部110s、第2突起部110t、第3突起部110uおよび第4突起部110vは、本体部110の主面110bに設けられる。第5突起部110wは、本体部110の主面110aに設けられる。
第1突起部110sおよび第2突起部110tは、本体部110の主面110bのY方向中央部に位置する。第1突起部110sは、本体部110の主面110bのY方向中央部において−X方向側に位置し、第2突起部110tは、本体部110の主面110bのY方向中央部において+X方向側に位置する。
第3突起部110uおよび第4突起部110vは、本体部110の主面110bの+Y方向側端部に位置する。詳細には、第3突起部110uは、本体部110の主面110bの+Y方向側端部において−X方向側に位置し、第4突起部110vは、本体部110の主面110bの+Y方向側端部において+X方向側に位置する。筐体112の+Y方向側面と第3突起部110uおよび第4突起部110vの側面とは平坦に連続する。
第5突起部110wは、本体部110の主面110aに設けられる。第5突起部110wは、本体部110の主面110aの+Y方向側端部に位置する。第5突起部110wのX方向の長さは筐体112のX方向の長さと略等しい。また、筐体112の+Y方向側面と第5突起部110wとは平坦に連続する。
送風管120が本体部110に近づくように送風管120を本体部110に対して回転させた場合、送風管120は、第1突起部110sおよび第2突起部110tとの間に位置する。また、送風管120は、第3突起部110uおよび第4突起部110vとの間に位置する。
布団乾燥機100では、第3突起部110u、第4突起部110vおよび第5突起部110wにより、側面110fの面積は、側面110dの面積よりも大きい。このように、第3突起部110u、第4突起部110vおよび第5突起部110wにより、布団乾燥機100は、本体部110の側面110fを底面にして自立でき、安定して載置できる。
基管122は、本体部110の主面110bおよび側面110dの両方に位置する。このため、布団乾燥機100では、側面110fの面積は、基管122の設けられた側面110dの面積よりも大きい。布団乾燥機100では、側面110fを底面とすると、基管122を高い位置に配置できるため、高い位置にある布団でも、安定して乾燥できる。
次に、図15を参照して、実施形態5の布団乾燥機100の使用状態を説明する。図15は、布団乾燥機100の模式的な斜視図である。
図15に示すように、布団乾燥機100は、本体部110の長手方向が水平方向に平行になるように配置した状態で使用される。布団乾燥機100では、掛布団B2の上に、第1突起部110s、第2突起部110t、第3突起部110uおよび第4突起部110vを介して本体部110が載るように配置される。また、送風管120は、敷布団B1と掛布団B2との間に挿入される。
実施形態5の布団乾燥機100では、第1突起部110sおよび第2突起部110tに加えて第3突起部110uおよび第4突起部110vが設けられている。このため、第1突起部110s、第2突起部110t、第3突起部110uおよび第4突起部110vが掛布団B2上に載置することで、布団乾燥機100はより安定して設置される。
次に、図16を参照して、実施形態5の布団乾燥機100の別の使用状態を説明する。図16は、布団乾燥機100の模式的な斜視図である。
図16に示すように、布団乾燥機100は、本体部110の長手方向が鉛直方向に平行になるように配置した状態で使用できる。この場合、本体部110の側面110fが底面となる。また、送風管120は、本体部110に対して回転する。送風管120では、本管124は基管122とともに本体部110に対して回転する。
実施形態5の布団乾燥機100では、筐体112の側面だけでなく第3突起部110u、第4突起部110vおよび第5突起部110wの側面が床と接触するため、布団乾燥機100は、安定して床面に載置される。布団が床から高い位置に配置されている場合、布団乾燥機100は好適に用いられる。例えば、布団乾燥機100は、ベッドに載置された布団を好適に乾燥できる。このように、布団乾燥機100では、側面110fを底面とすると、送風管120の基管122が高い位置に配置されるため、高い位置にある布団でも、安定して乾燥できる。
図15および図16に示したように、実施形態5の布団乾燥機100は、本体部110の長手方向を水平方向に平行にしても鉛直方向に平行にしても使用できる。特に、本体部110の長手方向を鉛直方向に平行にした場合、送風管120は、筐体112の上方と連絡するため、比較的高い位置に配置された布団の乾燥を容易に実行できる。
なお、図15では、第3突起部110uおよび第4突起部110vは布団Bを押さえるためにも用いられたが、本実施形態はこれに限定されない。第3突起部110uおよび第4突起部110vは、布団Bを押さえるために用いられなくてもよい。例えば、第3突起部110uおよび第4突起部110vのZ方向の長さは、第1突起部110sおよび第2突起部110tのZ方向の長さよりも短くてもよい。
また、図14から図16に示した布団乾燥機100では、本体部110の主面110bに第3突起部110uおよび第4突起部110vを設け、本体部110の主面110aに第5突起部110wを設けたが、本実施形態はこれに限定されない。本体部110の主面110aおよび主面110bの一方側のみに突起部を設けてもよい。
さらに、図14から図16に示した布団乾燥機100では、第3突起部110u、第4突起部110vおよび第5突起部110wは、直方体形状の本体部110の主面110aおよび主面110bに取り付けられたが、本実施形態はこれに限定されない。本体部110の側面110fが側面110dよりも広くなるように本体部110の+Y方向側端部を広い面積で形成されてもよい。
なお、第3突起部110u、第4突起部110vおよび第5突起部110wは、回転可能、スライド可能または脱着可能であることが好ましい。この場合、布団乾燥機100をコンパクトに収納できる。
以上、図面(図1〜図16)を参照しながら本発明の実施形態について説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施形態として実施することが可能である。また、上記の実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって、種々の発明の形成が可能である。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の個数等は、図面作成の都合から実際とは異なる場合もある。また、上記の実施形態で示す各構成要素は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果を実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
なお、本願はさらに以下の付記を開示する。ただし、以下の付記は、本願の開示を限定するものではない。
(付記1)
本体部と、
前記本体部の表面において突起する第1突起部と、
前記本体部の表面において突起する第2突起部と、
前記第1突起部と前記第2突起部の間に配置された送風管と
を備える、布団乾燥機。
(付記2)
前記本体部は、複数の外面を有し、
前記本体部において、前記複数の外面のうち前記第1突起部および前記第2突起部の設けられた外面とは異なる外面に吸気口が設けられる、付記1に記載の布団乾燥機。
(付記3)
前記第1突起部および前記第2突起部は、前記本体部に対して移動可能、伸縮可能または脱着可能である、付記1または2に記載の布団乾燥機。
(付記4)
前記本体部には、前記第1突起部および前記第2突起部を収容する窪みが設けられる、付記1から3のいずれかに記載の布団乾燥機。
(付記5)
前記本体部に取り付けられた脚部をさらに備える、付記1から4のいずれかに記載の布団乾燥機。
(付記6)
前記脚部は、前記本体部に対して移動可能、伸縮可能または脱着可能である、付記5に記載の布団乾燥機。
(付記7)
前記本体部には、前記脚部を収容する窪みが設けられる、付記5または6に記載の布団乾燥機。
(付記8)
前記本体部は、複数の外面を有し、
前記第1突起部および前記第2突起部は、前記複数の外面のうちの面積の最も大きい外面に設けられる、付記1から7のいずれかに記載の布団乾燥機。
(付記9)
前記本体部は、複数の外面を有し、
前記送風管は、前記本体部と連絡する基管と、前記基管に連結された本管とを有し、
前記基管は、前記複数の外面のうちの面積の最も小さい外面に設けられる、付記1から8のいずれかに記載の布団乾燥機。
(付記10)
前記送風管は、変形可能であるか、または、前記本体部に対して回転可能である、付記1から9のいずれかに記載の布団乾燥機。
(付記11)
前記送風管は、前記本体部と連絡する基管と、前記基管に連結された本管とを有し、
前記本体部は、複数の外面を有し、
前記本体部のうち前記複数の外面のうち前記基管の設けられた面に対向する面の面積は、前記本体部のうち前記複数の外面のうち前記基管の設けられた面の面積よりも大きい、付記1から10のいずれかに記載の布団乾燥機。
本発明によれば、布団乾燥機による布団の乾燥効率を向上できる。
100 布団乾燥機
110 本体部
110s 第1突起部
110t 第2突起部
120 送風管
122 基管
124 本管
130a 第1脚部
130b 第2脚部

Claims (7)

  1. 本体部と、
    前記本体部の表面において突起する第1突起部と、
    前記本体部の表面において突起する第2突起部と、
    前記第1突起部と前記第2突起部の間に配置された送風管と
    を備える、布団乾燥機。
  2. 前記本体部は、複数の外面を有し、
    前記本体部において、前記複数の外面のうち前記第1突起部および前記第2突起部の設けられた外面とは異なる外面に吸気口が設けられる、請求項1に記載の布団乾燥機。
  3. 前記第1突起部および前記第2突起部は、前記本体部に対して移動可能、伸縮可能または脱着可能である、請求項1または2に記載の布団乾燥機。
  4. 前記本体部に取り付けられた脚部をさらに備える、請求項1から3のいずれかに記載の布団乾燥機。
  5. 前記脚部は、前記本体部に対して移動可能、伸縮可能または脱着可能である、請求項4に記載の布団乾燥機。
  6. 前記送風管は、変形可能であるか、または、前記本体部に対して回転可能である、請求項1から5のいずれかに記載の布団乾燥機。
  7. 前記送風管は、前記本体部と連絡する基管と、前記基管に連結された本管とを有し、
    前記本体部は、複数の外面を有し、
    前記本体部のうち前記複数の外面のうち前記基管の設けられた面に対向する面の面積は、前記本体部のうち前記複数の外面のうち前記基管の設けられた面の面積よりも大きい、請求項1から6のいずれかに記載の布団乾燥機。
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