JP2019200135A - Torque detection device and electrically-driven power steering device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、回転軸のトルクを検出するトルク検出装置およびそれを備える電動パワーステアリング装置に関する。 The present invention relates to a torque detection device that detects torque of a rotating shaft and an electric power steering device including the torque detection device.
特許文献1には、センサユニットを金型内に配置した状態で成形材料を流し込むことによって成形された外部ハウジングを含むトルク検出装置が開示されている。これにより、センサユニットとセンサユニットを覆う外部ハウジングとが一体に形成される。センサユニットは、集磁リングと一体化された円筒状の集磁ホルダと、集磁ホルダから径方向の外側に向けて延びるケースとを含んでいる。 Patent Document 1 discloses a torque detection device including an outer housing formed by pouring a molding material in a state where a sensor unit is disposed in a mold. Thereby, the sensor unit and the external housing that covers the sensor unit are integrally formed. The sensor unit includes a cylindrical magnetism collecting holder integrated with the magnetism collecting ring, and a case extending outward from the magnetism collecting holder in the radial direction.
特許文献2には、特許文献1のようなインサート成形において、ケースに収容された電子ユニットの破損を抑制するために、電子ユニットに含まれる第2回路部の側面を流れる樹脂の流動抵抗が第2回路部の上面を流れる樹脂の流動抵抗よりも小さくなる金型を用いることが開示されている。
In
しかしながら、上記従来技術では、インサート成形時に電子ユニットの破損を防ぐことができない場合がある。 However, in the above-described conventional technology, the electronic unit may not be damaged during the insert molding.
そこで、本発明は、インサート成形時に樹脂製のケース部に収容された電子ユニットの破損を抑制することができるトルク検出装置等を提供する。 Therefore, the present invention provides a torque detection device and the like that can suppress breakage of an electronic unit housed in a resin case during insert molding.
本発明の一態様に係るトルク検出装置は、回転軸のトルクを検出するための電子ユニットと、前記電子ユニットを収容する第1ハウジングと、前記第1ハウジングの少なくとも一部を覆い、前記第1ハウジングと一体に形成された樹脂製の第2ハウジングと、を備え、前記第1ハウジングは、前記回転軸を周方向に囲う樹脂製のホルダ部と、前記ホルダ部から前記回転軸の径方向外側に突出しており、前記電子ユニットを収容する樹脂製のケース部と、前記ケース部の変形を抑制する補強部と、を備える。 A torque detector according to an aspect of the present invention covers an electronic unit for detecting torque of a rotating shaft, a first housing that houses the electronic unit, and at least a part of the first housing, A resin-made second housing formed integrally with the housing, and the first housing includes a resin-made holder portion that surrounds the rotating shaft in a circumferential direction, and a radially outer side of the rotating shaft from the holder portion. A resin-made case portion that accommodates the electronic unit, and a reinforcing portion that suppresses deformation of the case portion.
本発明の一態様に係るトルク検出装置は、インサート成形時に樹脂製のケース部に収容された電子ユニットの破損を抑制することができる。 The torque detection device according to one aspect of the present invention can suppress the breakage of the electronic unit housed in the resin case during insert molding.
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。 Hereinafter, embodiments will be specifically described with reference to the drawings.
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、並びに、構成要素の配置位置および接続形態などは、一例であり、請求の範囲を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。また、各図は、必ずしも厳密に図示したものではない。各図において、実質的に同一の構成については同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化する。 It should be noted that each of the embodiments described below shows a comprehensive or specific example. Numerical values, shapes, materials, constituent elements, arrangement positions and connection forms of the constituent elements, and the like shown in the following embodiments are merely examples, and are not intended to limit the scope of the claims. In addition, among the constituent elements in the following embodiments, constituent elements that are not described in the independent claims indicating the highest concept are described as optional constituent elements. Also, the drawings are not necessarily shown strictly. In each figure, substantially the same configuration is denoted by the same reference numeral, and redundant description is omitted or simplified.
また、以下において、軸方向ZA、径方向ZBおよび周方向ZCは、回転軸(以下の実施の形態では、ピニオンシャフト)に対して相対的に定義される方向である。 In the following description, the axial direction ZA, the radial direction ZB, and the circumferential direction ZC are directions defined relative to the rotation axis (in the following embodiment, a pinion shaft).
(実施の形態1)
以下に、実施の形態1に係るトルク検出装置について説明する。ここでは、トルク検出装置が電動パワーステアリング装置に使用される例について説明する。
(Embodiment 1)
The torque detection device according to the first embodiment will be described below. Here, an example in which the torque detection device is used in an electric power steering device will be described.
[電動パワーステアリング装置の構成]
図1は、実施の形態1に係るトルク検出装置を備える電動パワーステアリング装置の概略図である。電動パワーステアリング装置1は、操舵機構10、転舵機構20、アシスト機構30、および、トルク検出装置40を有している。電動パワーステアリング装置1のアシスト型式は、ピニオンアシスト型である。
[Configuration of electric power steering device]
FIG. 1 is a schematic diagram of an electric power steering apparatus including a torque detection device according to the first embodiment. The electric power steering device 1 includes a
操舵機構10は、コラムシャフト11、インターミディエイトシャフト12、および、ピニオンシャフト13を有している。コラムシャフト11の入力側部分は、操舵部材2に接続されている。インターミディエイトシャフト12の入力側部分は、コラムシャフト11の出力側部分に接続されている。
The
ピニオンシャフト13は、入力シャフト13A、出力シャフト13B、および、トーションバー13Cを有している。入力シャフト13Aの入力側部分は、インターミディエイトシャフト12の出力側部分に接続されている。出力シャフト13Bには、ピニオン歯13Dが形成されている。出力シャフト13Bの入力側部分には、固定部材13E(図3参照)が取り付けられている。トーションバー13Cは、入力シャフト13Aのトルクと出力シャフト13Bのトルクとの差に応じて捩れる。
The
転舵機構20は、ラックシャフト21およびラックハウジング22を有している。ラックシャフト21には、第1ラック歯21Aおよび第2ラック歯21Bが形成されている。第1ラック歯21Aおよびピニオン歯13Dは、互いに噛み合わせられている。第1ラック歯21Aおよびピニオン歯13Dは、ラックアンドピニオン機構23を構成している。ラックハウジング22は、取付部材22Aを有している。取付部材22Aは、ラックハウジング22において出力シャフト13Bが挿入された部分に固定されている。
The steered
転舵機構20は、コラムシャフト11、インターミディエイトシャフト12、および、ピニオンシャフト13の回転によりラックシャフト21を直線運動させ、タイロッド24を介して転舵輪3を転舵させる。
The steered
アシスト機構30は、アシストモータ31、ピニオンシャフト32、ウォームシャフト33、ウォームホイール34、および、制御装置35を有している。ウォームシャフト33は、アシストモータ31の出力軸に連結されている。ウォームホイール34は、ピニオンシャフト32に外嵌されている。ピニオンシャフト32には、ピニオン歯32Aが形成されている。第2ラック歯21Bおよびピニオン歯32Aは、互いに噛み合わせられている。第2ラック歯21Bおよびピニオン歯32Aは、ラックアンドピニオン機構25を構成している。
The
トルク検出装置40は、取付部材22Aに固定されている。トルク検出装置40は、ピニオンシャフト13の周囲に配置されている。トルク検出装置40は、トーションバー13Cの捩れ量に応じた信号を制御装置35に出力する。
The
制御装置35は、トルク検出装置40の出力信号に基づいて、操舵部材2に入力された操舵トルクを算出する。制御装置35は、算出した操舵トルクに基づいて、運転者の操舵を補助するためのアシストトルクを算出する。制御装置35は、算出したアシストトルクに基づいて、アシストモータ31の出力を制御する。
The
[トルク検出装置の構成]
図2および図3を参照しながら、トルク検出装置40の詳細な構成について説明する。図2は、実施の形態1に係るトルク検出装置の分解斜視図である。図3は、実施の形態1に係るトルク検出装置の縦断面図である。
[Configuration of torque detector]
A detailed configuration of the
トルク検出装置40は、磁石ユニット50、磁気ヨークユニット60、センサユニット70、および、外部ハウジング110を有している。以下に、これらの構成要素について順に説明する。
The
[磁石ユニット]
まず、磁石ユニット50の構成について説明する。
[Magnet unit]
First, the configuration of the
図2に示すように、磁石ユニット50の形状は、円筒状である。図3に示すように、磁石ユニット50は、ピニオンシャフト13と同軸状に配置されている。磁石ユニット50は、永久磁石51および固定部材52を有している。永久磁石51は、多極磁石であって周方向ZCに磁極が配置されている。固定部材52は、樹脂材料により成形されている。固定部材52は、入力シャフト13Aの外周面に固定されている。永久磁石51は、固定部材52の外周面に固定されている。
As shown in FIG. 2, the
[磁気ヨークユニット]
次に、磁気ヨークユニット60の構成について説明する。
[Magnetic yoke unit]
Next, the configuration of the
図2に示すように、磁気ヨークユニット60の形状は、円筒状である。図3に示すように、磁気ヨークユニット60は、固定部材13E(図3参照)に固定されている。磁気ヨークユニット60は、ピニオンシャフト13と同軸状に配置されている。磁気ヨークユニット60は、磁石ユニット50の周囲に配置されている。磁気ヨークユニット60および磁石ユニット50は、径方向ZBにおいて隙間を空けて配置されている。
As shown in FIG. 2, the
図2に示すように、磁気ヨークユニット60は、第1磁気ヨーク61、第2磁気ヨーク62、および、ヨークホルダ63を有している。ヨークホルダ63の形状は、円筒状である。ヨークホルダ63は、第1磁気ヨーク61および第2磁気ヨーク62と一体化している。
As shown in FIG. 2, the
図3に示すように、第1磁気ヨーク61および第2磁気ヨーク62は、永久磁石51の周囲であって、永久磁石51が形成する磁界内に配置されている。第1磁気ヨーク61および第2磁気ヨーク62は、軟磁性の金属材料により成形されている。
As shown in FIG. 3, the first
[センサユニット]
次に、センサユニット70の構成について説明する。
[Sensor unit]
Next, the configuration of the
図2に示すように、センサユニット70は、外部ハウジング110と一体化している。図3に示すように、センサユニット70は、ピニオンシャフト13と同軸状に配置されている。センサユニット70は、磁気ヨークユニット60の周囲に配置されている。センサユニット70および磁気ヨークユニット60は、径方向ZBにおいて隙間を空けて配置されている。
As shown in FIG. 2, the
センサユニット70の詳細については、図4〜図6を用いて後述する。
Details of the
[外部ハウジング]
最後に、第2ハウジングの一例である外部ハウジング110の構成について説明する。
[External housing]
Finally, the configuration of the
図3に示すように、外部ハウジング110には、ピニオンシャフト13が挿入されている。外部ハウジング110は、樹脂材料により成形されている。樹脂材料としては、例えば、ポリアミド系樹脂が用いられる。ポリアミド系樹脂としては、例えば、ヘキサメチレンジアミンおよびアジピン酸からなる樹脂(PA66)、または、ヘキサメチレンジアミン、テレフタル酸およびイソフタル酸からなる樹脂(PA6T6I)等が用いられる。
As shown in FIG. 3, the
外部ハウジング110は、ハウジング本体111、接続部112、および、取付部113(図2参照)を有している。ハウジング本体111、接続部112、および、取付部113は、同一の樹脂材料により成形されていることにより一体化している。外部ハウジング110は、取付部113に挿入されたボルト(図示略)により、ラックハウジング22の取付部材22Aに固定されている。
The
ハウジング本体111は、センサユニット70を外側から覆っている。外部ハウジング110の内部には、収容空間SPが形成されている。外部ハウジング110は、収容空間SPにおいて、磁石ユニット50、磁気ヨークユニット60、および、センサユニット70を収容している。接続部112は、ハウジング本体111から径方向ZBの外側に向けて突出している。接続部112には、外部コネクタ(図示略)が内嵌される。
The housing
[センサユニットの詳細]
ここで、センサユニット70の詳細について図4〜図6を参照しながら具体的に説明する。図4は、外部ハウジング110と一体化される前のセンサユニット70(以下、「単体のセンサユニット70」という)の斜視図である。図5は、単体のセンサユニット70の分解斜視図である。図6は、外部ハウジング110と一体化されたセンサユニット70の部分断面図である。具体的には、図6は、図4のvi−vi断面線における部分断面図である。
[Details of sensor unit]
Here, the details of the
図4および図5に示すように、センサユニット70は、第1集磁リング71、第2集磁リング72、電子ユニット76、磁気シールド75、および、センサハウジング100を有している。電子ユニット76には、制御装置35(図1参照)と電気的に接続する外部コネクタ(図示略)が接続される。以下に、センサユニット70の構成要素について順に説明する。
As shown in FIGS. 4 and 5, the
[第1集磁リングおよび第2集磁リング]
まず、第1集磁リング71および第2集磁リング72について説明する。
[First and second magnetism collecting rings]
First, the first
第1集磁リング71および第2集磁リング72の各々は、軟磁性体の金属材料により成形されている。第1集磁リング71および第2集磁リング72の各々の形状は、C字状である。第1集磁リング71および第2集磁リング72の各々は、ピニオンシャフト13と同軸状に配置されている。第1集磁リング71は、2個の第1素子対向部71Aを有している。第2集磁リング72は、2個の第2素子対向部72Aを有している。
Each of the first
第1集磁リング71は、第1磁気ヨーク61の周囲に配置されている。第2集磁リング72は、第2磁気ヨーク62の周囲に配置されている。第1集磁リング71および第2集磁リング72は、軸方向ZAにおいて隙間を空けて配置されている。第1素子対向部71Aおよび第2素子対向部72Aは、軸方向ZAに隙間を形成している。
The first
[電子ユニット]
次に、電子ユニット76について説明する。電子ユニット76は、2個の磁気素子73およびターミナル74を有している。
[Electronic unit]
Next, the
2個の磁気素子73の各々は、ホールICである。一方の磁気素子73は、一方の第1素子対向部71Aと一方の第2素子対向部72Aとの間に配置されている。他方の磁気素子73は、他方の第1素子対向部71Aと他方の第2素子対向部72Aとの間に配置されている。2個の磁気素子73の各々は、素子本体73Aおよび3本のピン73Bを有している(図5参照)。素子本体73Aは、磁束を検出する感磁部(図示略)を有している。2個の磁気素子73の各々は、第1素子対向部71Aおよび第2素子対向部72Aの間の磁束密度に応じた信号を制御装置35(図1参照)に出力する。なお、センサユニット70は、例えば特開2009−192248号公報に開示された原理に準じた原理により、第1素子対向部71Aおよび第2素子対向部72Aの間の磁束密度を検出する。
Each of the two
図5に示すように、ターミナル74は、基板74A、コンデンサ74B(図6参照)、カバー74C、および、4本の接続ピン74Eを有している。磁気素子73の3本のピン73Bは、基板74Aの一端に接続されている。4本の接続ピン74Eは、基板74Aの他端に接続されている。
As shown in FIG. 5, the terminal 74 includes a
図6に示すように、コンデンサ74Bは、基板74A上に取り付けられている。コンデンサ74Bは、2個の磁気素子73および4本の接続ピン74Eと電気的に接続されている。コンデンサ74Bは、2個の磁気素子73に入力されるノイズを低減する。
As shown in FIG. 6, the
カバー74Cは、樹脂材料により成形されている。カバー74Cは、コンデンサ74Bを覆っている。
The
[磁気シールド]
次に、磁気シールド75について説明する。
[Magnetic shield]
Next, the
図5に示すように、磁気シールド75は、一枚の磁性体かつ金属製の長板を湾曲させることにより成形されている。磁気シールド75の形状は、C字状である。磁気シールド75は、センサハウジング100のホルダ部101の外周面に取り付けられている。すなわち、図5に示すように、磁気シールド75は、上ホルダ部81の外周面81Yおよび下ホルダ部91の外周面91Yに取り付けられている。磁気シールド75は、外部磁界が第1集磁リング71、第2集磁リング72、第1磁気ヨーク61、第2磁気ヨーク62、および、永久磁石51(ともに図3参照)により形成される磁気回路に及ぼす影響を低減する。
As shown in FIG. 5, the
[センサハウジング]
最後に、第1ハウジングの一例であるセンサハウジング100について説明する。
[Sensor housing]
Finally, the
センサハウジング100は、ホルダ部101、ケース部102、および、補強部103を有している。ホルダ部101およびケース部102は、外部ハウジング110と同一の樹脂材料により成形されている。
The
ホルダ部101の形状は、円筒状である。ホルダ部101は、ピニオンシャフト13を周方向ZCに囲っている。ホルダ部101は、第1集磁リング71および第2集磁リング72と一体化している。ホルダ部101は、上ホルダ部81および下ホルダ部91を有している。上ホルダ部81および下ホルダ部91は、互いに組み合わせられ、ホルダ部101を構成している。
The shape of the
ケース部102の形状は、センサハウジング100の平面視において略四角形状である。ケース部102は、磁気ヨークユニット60(図3参照)の外周側において磁気ヨークユニット60と隙間を空けて配置されている。ケース部102は、ホルダ部101の外周から径方向ZBの外側に向けて突出している。ケース部102の内部には、電子ユニット76が収容される内部空間(図示略)が形成されている。
The shape of the
図5に示すように、ケース部102は、電子ユニット76を収容している。ケース部102は、上ケース部86および下ケース部96を有している。上ケース部86および下ケース部96は、互いに組み合わせられ、ケース部102を構成している。
As shown in FIG. 5, the
上ケース部86は、軸方向ZAに垂直な上面86Xを有している。ここでは、垂直は、厳密な垂直だけではなく、実質的に垂直とみなされる範囲も含む。下ケース部96は、上面86Xと反対側の下面96Xを有している。上面86Xおよび下面96Xは、それぞれ、ケース部102の外表面に含まれる第1面および第2面の一例である。
The
上ケース部86は、上金属板103Aを径方向ZB内側に導く一対の上ガイド溝86Aを有している。一対の上ガイド溝86Aには、上金属板103Aの両端部が挿入されている。一対の上ガイド溝86Aは、上金属板103Aを上面86Xに密着させた状態で上金属板103Aを上ケース部86に固定している。
The
下ケース部96は、下金属板103Bを径方向ZB内側に導く一対の下ガイド溝96Aを有している。一対の下ガイド溝96Aには、下金属板103Bの両端部が挿入されている。一対の下ガイド溝96Aは、下金属板103Bを下面96Xに密着させた状態で下金属板103Bを下ケース部96に固定している。
The
上ホルダ部81および上ケース部86は、同一の樹脂材料により成形されて一体化している。また、下ホルダ部91および下ケース部96は、同一の樹脂材料により成形されて一体化している。
The
上ホルダ部81は、第1集磁リング71と一体化している。上ホルダ部81の内周面81X、および、第1集磁リング71の内周面71Xは、面一である。また、下ホルダ部91は、第2集磁リング72と一体化している。下ホルダ部91の内周面91X、および、第2集磁リング72の内周面72Xは、面一である。
The
補強部103は、ケース部102の変形を抑制する。特に、補強部103は、外部ハウジング110の成形工程においてケース部102の変形を抑制する。具体的には、補強部103は、ケース部102の外表面の少なくとも一部を覆う金属部材である。本実施の形態では、補強部103は、上金属板103Aおよび下金属板103Bを有している。
The reinforcing
上金属板103Aは、第1金属板の一例であり、上ケース部86の上面86Xを覆っている。つまり、上金属板103Aは、上ケース部86の上面86Xと外部ハウジング110との間に介在している。上金属板103Aは、軸方向ZAからみて上面86Xと略同一の形状を有している。ここでは、上金属板103Aの形状は、軸方向ZAからみて略四角形状である。
The
下金属板103Bは、第2金属板の一例であり、下ケース部96の下面96Xを覆っている。つまり、下金属板103Bは、下ケース部96の下面96Xと外部ハウジング110との間に介在している。下金属板103Bは、軸方向ZAからみて下面96Xと略同一の形状を有している。ここでは、下金属板103Bの形状は、軸方向ZAからみて略四角形状である。
The
上金属板103Aおよび下金属板103Bは、ともに金属材料からなる。金属材料としては、軟磁性材料(例えば一般用冷間圧延鋼板(SPCC)またはステンレス鋼(SUS)など)が用いられる。軟磁性材料とは、硬磁性材料よりも保磁力が小さい磁性材料である。金属材料の線膨張係数は、ケース部102の樹脂材料の線膨張係数に近い方が好ましい。例えば、ケース部102の樹脂材料としてPA6T6Iが用いられる場合、補強部103の金属材料としてはSPCCが好ましい。
Both
[トルク検出装置の製造方法]
図5および図6を参照して、トルク検出装置40の製造方法について説明する。
[Manufacturing method of torque detector]
With reference to FIG. 5 and FIG. 6, the manufacturing method of the
トルク検出装置40の製造方法は、単体のセンサユニット70を組み立てる組立工程、単体のセンサユニット70に外部ハウジング110を成形する成形工程、および、成形後に外部ハウジング110と一体化されたセンサユニット70を用いてトルク検出装置40を組み立てる最終工程を含む。
The manufacturing method of the
[組立工程]
まず、図5を参照して、組立工程の詳細について説明する。
[Assembly process]
First, the details of the assembly process will be described with reference to FIG.
最初に、電子ユニット76が、下ケース部96の凹部97に載せられる。このとき、2個の磁気素子73の各々は、第2集磁リング72の第2素子対向部72Aと軸方向ZAに対向する。
First, the
次に、磁気シールド75が下ホルダ部91に取り付けられる。
Next, the
次に、上ホルダ部81および上ケース部86が、下ホルダ部91および下ケース部96に取り付けられる。これにより、電子ユニット76は、上ケース部86および下ケース部96の間に形成された内部空間に収容される。このとき、2個の磁気素子73の各々は、第1集磁リング71の第1素子対向部71Aと軸方向ZAに対向する。つまり、2個の磁気素子73の各々は、軸方向ZAにおいて、第1素子対向部71Aと第2素子対向部72Aとの間に配置される。
Next, the
次に、上金属板103Aおよび下金属板103Bが上ケース部86および下ケース部96に取り付けられる。具体的には、上金属板103Aが上ケース部86の上ガイド溝86Aに沿って径方向ZB内側に挿入されることにより、上ケース部86の上面86Xが上金属板103Aに覆われる。さらに、下金属板103Bが下ケース部96の下ガイド溝96Aに沿って径方向ZB内側に挿入されることにより、下ケース部96の下面96Xが下金属板103Bに覆われる。
Next, the
なお、組立工程は、上記の手順に限定されない。例えば、電子ユニット76が下ケース部96の凹部97に載せられる前に、磁気シールド75が下ホルダ部91に載せられてもよい。さらに、上ホルダ部81および上ケース部86が、下ホルダ部91および下ケース部96に取り付けられる前に、上金属板103Aおよび下金属板103Bが上ケース部86および下ケース部96に取り付けられてもよい。
In addition, an assembly process is not limited to said procedure. For example, the
[成形工程]
次に、図6を参照して、成形工程の詳細について説明する。
[Molding process]
Next, the details of the molding process will be described with reference to FIG.
最初に、単体のセンサユニット70が金型内に配置される。次に、外部ハウジング110の成形材料が金型内に流し込まれる。その後、成形材料が固化されることにより、センサハウジング100および外部ハウジング110が一体化されたアッセンブリが成形される。つまり、インサート成形によりセンサユニット70および外部ハウジング110が一体化される。
First, a
[最終工程]
最後に、図2および図3を参照して、最終工程について説明する。
[Final process]
Finally, the final process will be described with reference to FIGS. 2 and 3.
まず、磁石ユニット50が入力シャフト13Aの外周面に固定される。その後、磁気ヨークユニット60は、固定部材13Eに固定される。次に、センサユニット70と一体化された外部ハウジング110は、取付部113に挿入されたボルトにより、ラックハウジング22の取付部材22Aに固定される。
First, the
[効果等]
以上のように、本実施の形態に係るトルク検出装置40によれば、電子ユニット76が収容されたケース部102の変形を補強部103により抑制することができる。したがって、外部ハウジング110の成形(つまり、インサート成形)時にケース部102内の電子ユニット76に掛かる応力を軽減することができ、電子ユニット76の破損を抑制することができる。
[Effects]
As described above, according to the
また、本実施の形態に係るトルク検出装置40によれば、金属部材でケース部102の少なくとも一部を覆うことができる。したがって、金属部材でケース部102の剛性を高めることができ、ケース部102の変形を抑制して電子ユニット76の破損を抑制することができる。
Moreover, according to the
また、本実施の形態に係るトルク検出装置40によれば、上金属板103Aおよび下金属板103Bでケース部102の上面86Xおよび下面96Xを覆うことができる。ケース部102の上面86Xおよび下面96Xは、インサート成形時に湾曲しやすい。したがって、ケース部102の上面86Xおよび下面96Xの湾曲を上金属板103Aおよび下金属板103Bで効果的に抑制することができ、電子ユニット76の破損を抑制することができる。
Further, according to the
また、本実施の形態に係るトルク検出装置40によれば、上金属板103Aおよび下金属板103Bの金属材料として軟磁性材料を用いることができる。したがって、電子ユニット76に含まれる磁気素子73等を外部電磁気ノイズから保護することができ、ノイズ耐性を向上させることができる。
Moreover, according to the
(実施の形態1の変形例)
次に、実施の形態1の変形例について説明する。本変形例では、補強部の金属部材の構造が上記実施の形態1と異なる。本変形例について、実施の形態1と異なる点を中心に、図7を参照しながら具体的に説明する。
(Modification of Embodiment 1)
Next, a modification of the first embodiment will be described. In this modification, the structure of the metal member of the reinforcing portion is different from that of the first embodiment. This modification will be specifically described with reference to FIG. 7 with a focus on differences from the first embodiment.
図7は、実施の形態1の変形例に係るトルク検出装置のセンサユニットの斜視図である。本変形例に係る補強部203は、略筒形状の金属部材であり、ケース部102の上面86Xおよび下面96Xに加えて2つの側面102Xを覆う。2つの側面102Xは、上面86Xおよび下面96Xをつなぐ面であり、上面86Xおよび下面96Xに垂直な面である。
FIG. 7 is a perspective view of a sensor unit of the torque detection device according to the modification of the first embodiment. The reinforcing
補強部203は、例えば1枚の矩形状の金属板を折り曲げることにより形成される。補強部203は、例えばカシメ部203Aでかしめられることによりケース部102に密着した状態でケース部102に固定される。
The reinforcing
以上のように、本変形例に係るトルク検出装置40によれば、ケース部102の上面86Xおよび下面96Xに加えて側面102Xを金属部材で覆うことができる。したがって、ケース部102の剛性をさらに高めることができ、ケース部102の変形を抑制して電子ユニット76の破損を抑制することができる。また、補強部203として軟磁性の金属材料が用いられる場合には、側面102Xからの外部電磁気ノイズの侵入を抑制することができ、ノイズ耐性をさらに向上させることができる。
As described above, according to the
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について説明する。本実施の形態では、補強部の構造が上記実施の形態1と異なっており、金属部材の代わりにリブが用いられる。本実施の形態について、上記実施の形態1と異なる点を中心に、図8および図9を参照しながら具体的に説明する。
(Embodiment 2)
Next, a second embodiment will be described. In the present embodiment, the structure of the reinforcing portion is different from that of the first embodiment, and a rib is used instead of the metal member. The present embodiment will be specifically described with reference to FIGS. 8 and 9 with a focus on differences from the first embodiment.
図8は、実施の形態2に係るトルク検出装置のセンサユニットの斜視図である。図9は、実施の形態2に係るトルク検出装置のセンサユニットの部分断面図である。具体的には、図9は、外部ハウジング110と一体化されたセンサユニットの部分断面図であり、図8のix−ix断面線における部分断面図である。
FIG. 8 is a perspective view of the sensor unit of the torque detection device according to the second embodiment. FIG. 9 is a partial cross-sectional view of the sensor unit of the torque detection device according to the second embodiment. Specifically, FIG. 9 is a partial cross-sectional view of the sensor unit integrated with the
本実施の形態に係る補強部303は、ケース部102の外表面から隆起する少なくとも1つのリブを含む。本実施の形態では、図8および図9に示すように、補強部303は、上ケース部86の上面86Xに形成された上リブ303Aおよび下ケース部96の下面96Xに形成された下リブ303Bを含む。
The reinforcing
上リブ303A及び下リブ303Bの各々は、径方向ZBと交差する方向に延び、径方向ZBに等間隔に並ぶ4本の突条部である。ここでは、径方向ZBと交差する方向の一例として、径方向ZBに垂直な方向が採用されている。より具体的には、各上リブ303A及び各下リブ303Bは、径方向ZBからみて等脚台形状の主面を有する板である。
Each of the
上リブ303Aは、上ケース部86と同一材料で一体に成形され、下リブ303Bは、下ケース部96と同一材料で一体に成形されている。
The
以上のように、本実施の形態に係るトルク検出装置40によれば、補強部303は、ケース部102の外表面から隆起する少なくとも1つのリブを含むことができる。したがって、ケース部102の剛性および強度を高めることができる。その結果、インサート成形時にケース部102の変形を抑制して電子ユニット76の破損を抑制することができる。さらに、リブはケース部102と一体に形成することができるので、補強部に金属部材を用いる場合よりも部品点数を削減することができる。
As described above, according to the
また、本実施の形態に係るトルク検出装置40によれば、ケース部102の上面86Xおよび下面96Xに上リブ303Aおよび下リブ303Bを形成することができる。ケース部102の上面86Xおよび下面96Xは、インサート成形時に湾曲しやすい。したがって、ケース部102の上面86Xおよび下面96Xの剛性および強度を上リブ303Aおよび下リブ303Bで向上させることにより、ケース部102の変形を効果的に抑制することができる。
Further, according to the
また、本実施の形態に係るトルク検出装置40によれば、上リブ303Aおよび下リブ303Bの各々は、径方向ZBと交差する方向に延びることで、ケース部102の上面86Xおよび下面96Xの径方向ZBに垂直な方向の曲げ剛性を高めることができる。ケース部102の上面86Xおよび下面96Xは、インサート成形時に径方向ZBと垂直な方向で曲がりやすい。したがって、上リブ303Aおよび下リブ303Bは、インサート成形時においてケース部102の変形を効果的に抑制することができる。
Further, according to the
(実施の形態2の変形例)
次に、実施の形態2の変形例について説明する。本変形例では、複数のリブがリブカバーで覆われている点が上記実施の形態2と異なっている。本変形例について、上記実施の形態2と異なる点を中心に、図10および図11を参照しながら具体的に説明する。
(Modification of Embodiment 2)
Next, a modification of the second embodiment will be described. The present modification is different from the second embodiment in that a plurality of ribs are covered with a rib cover. This modification will be specifically described with reference to FIGS. 10 and 11 with a focus on differences from the second embodiment.
図10は、実施の形態2の変形例に係るトルク検出装置のセンサユニットの斜視図である。図11は、実施の形態2の変形例に係るトルク検出装置のセンサユニットの部分断面図である。具体的には、図11は、外部ハウジング110と一体化されたセンサユニットの部分断面図であり、図10のxi−xi断面線における部分断面図である。
FIG. 10 is a perspective view of a sensor unit of a torque detection device according to a modification of the second embodiment. FIG. 11 is a partial cross-sectional view of a sensor unit of a torque detection device according to a modification of the second embodiment. Specifically, FIG. 11 is a partial cross-sectional view of the sensor unit integrated with the
本変形例に係る補強部403は、ケース部102の外表面から隆起する上リブ303Aおよび下リブ303Bを有しており、さらに、上リブ303Aを覆う上リブカバー403Aおよび下リブ303Bを覆う下リブカバー403Bを有している。
The reinforcing
上リブカバー403Aは、上リブ303Aの端部に接続されており、例えば、上リブ303Aと同一材料で一体に成形されている。なお、上リブカバー403Aは、上リブ303Aとは別体の部品であってもよい。
The
下リブカバー403Bは、下リブ303Bの端部に接続されており、例えば、下リブ303Bと同一材料で一体に成形されている。なお、下リブカバー403Bは、下リブ303Bとは別体の部品であってもよい。
The
図11に示すように、本変形例では、上リブカバー403Aおよび下リブカバー403Bは、外部ハウジング110の成形材料と接触しているが、上面86Xおよび下面96Xは、隣り合うリブの間において外部ハウジング110の成形材料と接触しない。
As shown in FIG. 11, in the present modification, the
以上のように、本変形例に係るトルク検出装置40によれば、上リブカバー403Aおよび下リブカバー403Bで上リブ303Aおよび下リブ303Bを覆うことができる。したがって、インサート成形時に、ケース部102の上面86Xおよび下面96Xへの成形材料の接触を低減することができ、ケース部102の変形をさらに抑制することができる。
As described above, according to the
(他の実施の形態)
以上、本発明の1つまたは複数の態様に係るトルク検出装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の1つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
(Other embodiments)
The torque detection device according to one or more aspects of the present invention has been described based on the embodiment, but the present invention is not limited to this embodiment. Unless it deviates from the gist of the present invention, one or more of the present invention may be applied to various modifications that can be conceived by those skilled in the art, or forms constructed by combining components in different embodiments. It may be included within the scope of the embodiments.
例えば、上記各実施の形態において、電動パワーステアリング装置は、ピニオンアシスト型であったが、これに限定されない。例えば、電動パワーステアリング装置は、コラムアシスト型またはラックアシスト型であってもよい。 For example, in each of the above embodiments, the electric power steering apparatus is a pinion assist type, but is not limited thereto. For example, the electric power steering device may be a column assist type or a rack assist type.
なお、上記各実施の形態において、トルク検出装置は、ピニオンシャフトのトルク検出に用いられていたが、これに限定されない。例えば、トルク検出装置は、コラムシャフトまたはインターミディエイトシャフトのトルク検出に用いられてもよい。また、トルク検出装置は、電動パワーステアリング装置とは異なる装置で用いられてもよい。 In each of the above embodiments, the torque detection device is used for torque detection of the pinion shaft, but is not limited to this. For example, the torque detection device may be used for torque detection of a column shaft or an intermediate shaft. Further, the torque detection device may be used by a device different from the electric power steering device.
なお、上記各実施の形態におけるターミナルの形状は一例であり、これに限定されない。例えば、ターミナルの接続ピンは、基板に垂直な方向に折り曲げられてもよい。 In addition, the shape of the terminal in each said embodiment is an example, and is not limited to this. For example, the connection pin of the terminal may be bent in a direction perpendicular to the substrate.
なお、上記実施の形態1では、金属板は、ガイド溝またはかしめによりケース部に固定されていたが、金属部材の固定方法はこれに限定されない。例えば、金属部材は、締結部材または接着剤を用いてケース部に固定されてもよい。 In the first embodiment, the metal plate is fixed to the case portion by the guide groove or caulking, but the method for fixing the metal member is not limited to this. For example, the metal member may be fixed to the case portion using a fastening member or an adhesive.
なお、上記実施の形態1では、補強部の金属材料として軟磁性材料が用いられていたが、必ずしも軟磁性材料が用いられる必要はない。例えば、ノイズ耐性の向上がそれほど必要でない場合には、ケース部の樹脂材料よりも高い剛性および強度を有する材料であればどのような金属材料が用いられてもよい。 In the first embodiment, the soft magnetic material is used as the metal material of the reinforcing portion. However, the soft magnetic material is not necessarily used. For example, when the improvement in noise resistance is not so necessary, any metal material may be used as long as the material has higher rigidity and strength than the resin material of the case portion.
なお、上記実施の形態2におけるリブの形状、サイズおよび数は一例であり、これに限定されない。例えば、上リブおよび下リブの数はそれぞれ4未満であってもよいし、5以上であってもよい。 Note that the shape, size, and number of ribs in the second embodiment are merely examples, and the present invention is not limited to this. For example, the number of upper ribs and lower ribs may be less than 4 or 5 or more.
なお、上記各実施の形態では、ホルダ部およびケース部は一体に形成されていたが、これに限られない。例えば、ホルダ部およびケース部を別々の部品として形成し、それらを組み立てることによりセンサハウジングを形成してもよい。 In addition, in each said embodiment, although the holder part and the case part were integrally formed, it is not restricted to this. For example, the sensor housing may be formed by forming the holder part and the case part as separate parts and assembling them.
なお、上記各実施の形態では、トルク検出装置はラックハウジングの取付部材に取り付けられていたが、取付部材とは別の部分に取り付けられてもよい。 In each of the embodiments described above, the torque detection device is attached to the mounting member of the rack housing, but may be attached to a portion different from the mounting member.
本発明は、回転軸のトルクを検出するためのトルク検出装置、および、ピニオンシャフトのトルクを検出するためのトルク検出装置を備える電動パワーステアリング装置等に利用することができる。 The present invention can be used for a torque detection device for detecting torque of a rotating shaft, an electric power steering device including a torque detection device for detecting torque of a pinion shaft, and the like.
1 電動パワーステアリング装置
2 操舵部材
3 転舵輪
10 操舵機構
11 コラムシャフト
12 インターミディエイトシャフト
13、32 ピニオンシャフト
13A 入力シャフト
13B 出力シャフト
13C トーションバー
13D、32A ピニオン歯
13E 固定部材
20 転舵機構
21 ラックシャフト
21A 第1ラック歯
21B 第2ラック歯
22 ラックハウジング
22A 取付部材
23、25 ラックアンドピニオン機構
24 タイロッド
30 アシスト機構
31 アシストモータ
33 ウォームシャフト
34 ウォームホイール
35 制御装置
40 トルク検出装置
50 磁石ユニット
51 永久磁石
52 固定部材
60 磁気ヨークユニット
61 第1磁気ヨーク
62 第2磁気ヨーク
63 ヨークホルダ
70 センサユニット
71 第1集磁リング
71A 第1素子対向部
71X、72X、81X、91X 内周面
72 第2集磁リング
72A 第2素子対向部
73 磁気素子
73A 素子本体
73B ピン
74 ターミナル
74A 基板
74B コンデンサ
74C カバー
74E 接続ピン
75 磁気シールド
76 電子ユニット
81 上ホルダ部
81Y、91Y 外周面
86 上ケース部
86A 上ガイド溝
86X 上面(第1面)
91 下ホルダ部
96 下ケース部
96A 下ガイド溝
96X 下面(第2面)
97 凹部
100 センサハウジング(第1ハウジング)
101 ホルダ部
102 ケース部
103、203、303、403 補強部
103A 上金属板(第1金属板)
103B 下金属板(第2金属板)
110 外部ハウジング(第2ハウジング)
111 ハウジング本体
112 接続部
113 取付部
203A カシメ部
303A 上リブ
303B 下リブ
403A 上リブカバー
403B 下リブカバー
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Electric
91
97
DESCRIPTION OF
103B Lower metal plate (second metal plate)
110 External housing (second housing)
111
Claims (10)
前記電子ユニットを収容する第1ハウジングと、
前記第1ハウジングの少なくとも一部を覆い、前記第1ハウジングと一体に形成された樹脂製の第2ハウジングと、を備え、
前記第1ハウジングは、
前記回転軸を周方向に囲う樹脂製のホルダ部と、
前記ホルダ部から前記回転軸の径方向外側に突出しており、前記電子ユニットを収容する樹脂製のケース部と、
前記ケース部の変形を抑制する補強部と、を備える、
トルク検出装置。 An electronic unit for detecting the torque of the rotating shaft;
A first housing that houses the electronic unit;
A resin-made second housing that covers at least a part of the first housing and is formed integrally with the first housing;
The first housing is
A resin holder that surrounds the rotating shaft in the circumferential direction;
A resin case portion that protrudes radially outward of the rotating shaft from the holder portion and accommodates the electronic unit;
A reinforcing part for suppressing deformation of the case part,
Torque detection device.
請求項1に記載のトルク検出装置。 The reinforcing portion includes a metal member that covers at least a part of the outer surface of the case portion.
The torque detection device according to claim 1.
前記金属部材は、前記第1面を覆う第1金属板、および、前記第2面を覆う第2金属板を含む、
請求項2に記載のトルク検出装置。 The outer surface of the case portion includes a first surface perpendicular to the axial direction of the rotation shaft and a second surface opposite to the first surface,
The metal member includes a first metal plate that covers the first surface, and a second metal plate that covers the second surface,
The torque detection device according to claim 2.
前記金属部材は、前記第1面、前記第2面、および、前記2つの側面を覆う、
請求項2に記載のトルク検出装置。 The outer surface of the case portion includes a first surface perpendicular to the axial direction of the rotation shaft, a second surface opposite to the first surface, and two side surfaces connecting the first surface and the second surface. Including
The metal member covers the first surface, the second surface, and the two side surfaces,
The torque detection device according to claim 2.
前記金属部材は、軟磁性材料製である
請求項2〜4のいずれか1項に記載のトルク検出装置。 The electronic unit includes a magnetic element,
The torque detection device according to claim 2, wherein the metal member is made of a soft magnetic material.
請求項1に記載のトルク検出装置。 The reinforcing portion includes at least one rib protruding from an outer surface of the case portion.
The torque detection device according to claim 1.
前記少なくとも1つのリブは、前記第1面および前記第2面の各々に形成されている、
請求項6に記載のトルク検出装置。 The outer surface of the case portion includes a first surface perpendicular to the axial direction of the rotation shaft and a second surface opposite to the first surface,
The at least one rib is formed on each of the first surface and the second surface;
The torque detection device according to claim 6.
請求項7に記載のトルク検出装置。 The at least one rib extends in a direction intersecting a radial direction of the rotation shaft;
The torque detection device according to claim 7.
前記補強部は、さらに、前記複数のリブを覆うリブカバーを含む、
請求項6〜8のいずれか1項に記載のトルク検出装置。 The at least one rib includes a plurality of ribs;
The reinforcing portion further includes a rib cover that covers the plurality of ribs.
The torque detection apparatus of any one of Claims 6-8.
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