JP2019200042A - refrigerator - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の実施の形態は、冷蔵庫に関する。 Embodiments of the present invention relate to a refrigerator.
従来の冷蔵庫は、外観デザイン上の見栄えを良くするために、扉の表面にガラス板を配置する場合がある。また、冷蔵庫には、各種の機能を付加させることが進んでいる。例えば、冷蔵庫の前に人がいることを検知する人感センサを配置したり、情報を音声で通知したり、音声認識機能を有効にする等の機能が付加されつつある。 Conventional refrigerators may have a glass plate disposed on the surface of the door in order to improve the appearance design. Moreover, it is advancing to add various functions to a refrigerator. For example, functions such as arranging a human sensor for detecting the presence of a person in front of a refrigerator, notifying information by voice, and enabling a voice recognition function are being added.
特許文献1に記載の冷蔵庫は、金属製の冷蔵庫の前における人の存否を感知する人感センサを備えている。
The refrigerator described in
しかし、特許文献1では、通常の金属製の扉の表面に人感センサが配置されているだけにすぎない。
However, in
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、人感センサを設置して良好に人の存否を感知することができる冷蔵庫を提供することにある。 This invention is made | formed in view of the above, The place made into the objective is providing the refrigerator which can install a human sensitive sensor and can detect the presence or absence of a person well.
本発明の実施の形態の冷蔵庫は、本体と、前記本体の貯蔵室を開閉可能な扉とを有し、前記扉の前面には、光透過性の前面板が配置されている冷蔵庫であって、前記扉の前記前面板の裏面には、人の在否を検知するための人感センサが配置されており、前記人感センサは、前記扉が閉じている閉状態のときには人の存否を検知する一方、当該閉状態とは異なる状態では人の存否の検知を抑制する。 A refrigerator according to an embodiment of the present invention includes a main body and a door capable of opening and closing a storage chamber of the main body, and a light transmissive front plate is disposed on a front surface of the door. A human sensor for detecting the presence or absence of a person is disposed on the back surface of the front plate of the door, and the human sensor detects the presence or absence of a person when the door is closed. On the other hand, detection of the presence or absence of a person is suppressed in a state different from the closed state.
以下、図面を用いて、本発明の実施するための形態(以下、実施形態と称する)を説明する。 DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, embodiments for carrying out the present invention (hereinafter referred to as embodiments) will be described with reference to the drawings.
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係わる冷蔵庫の全体を示す正面図である。図2は、図1に示す冷蔵庫1の縦方向の断面図である。
<First Embodiment>
FIG. 1 is a front view showing the entire refrigerator according to the first embodiment of the present invention. FIG. 2 is a longitudinal sectional view of the
図1と図2に示す冷蔵庫1は、本体1Aを有している。この冷蔵庫1の本体1Aは、左側面部17と、右側面部18と、上面部19と、底面部15と、背面部16を有している。本体1Aは、外側側板からなる外箱と、内側側板からなる内箱を有する。この外箱と内箱の間には、断熱材が配置されているので本体1Aは断熱性を有する。この本体1Aの内部には、複数の貯蔵室が形成されている。
The
図1と図2に例示するように、貯蔵室としては、上から順に冷蔵室2、野菜室3が設けられ、この野菜室3の下には製氷室4と小冷凍室5が左右の並べて設けられ、最下部に主冷凍室6が設けられている。
As illustrated in FIGS. 1 and 2, as a storage room, a
図1と図2に示す冷蔵室2の前面には、冷蔵室2の前面開口部を開閉する左右の扉7,8が設けられている。左右の扉7,8は、観音開き式扉であり、左側の扉7の左端部が図示しないヒンジにより回動可能に取り付けられている。同様にして、右側の扉8の右端部が図示しないヒンジにより回動可能に取り付けられている。
Left and
図1と図2に示すように、野菜室3、製氷室4、小冷凍室5、主冷凍室6の各前面には、各前面開口部を開閉する引出し式の扉9,10,11,12が設けられている。左右の扉7,8と、引出し式の扉9,10,11,12は、内部に断熱材を設けることで、断熱性を有している。
As shown in FIG. 1 and FIG. 2, drawer-
図1と図2に示すように、左右の扉7,8,と引出し式の扉9,10,11,12の各前面(外面)には、好ましくは前面板7A,8A,9A,10A,11A,12Aが配置されている。前面板7A,8A,9A,10A,11A,12Aは、好ましくは透光性を有するガラス板あるいは透明なガラス板であり、赤外線を通す光透過性を有している。この前面板は、割れや強度の観点から強化ガラスを採用するのが好ましい。
As shown in FIG. 1 and FIG. 2, the
左側の扉7には、一例として操作パネル200が設けられている。この操作パネル200は、好ましくは前面板7Aの内側に配置され、例えば操作領域20と、表示領域21を有している。操作領域20は、例えば使用者が指を接触させることで、冷蔵庫1の各種の操作機能を入力できる。表示領域21は、各種の表示項目を使用者に表示する。
As an example, the
次に、図2を参照して、冷蔵庫1の冷蔵室2、野菜室3、製氷室4、小冷凍室5、主冷凍室6の構造の一例を説明する。
Next, an example of the structure of the
図2に示すように、本体1Aの主冷凍室6の背面位置には、機械室22が設けられており、この機械室22には、コンプレッサ(圧縮器)23等が配置されている。
As shown in FIG. 2, a
図2に示すように、本体1Aの背面位置には、野菜室3の後側に、冷蔵冷却ファン30と貯蔵室冷却器31と、送風ダクト32が配置されている。また、本体1Aの背面位置には、製氷室(貯蔵室)4と小冷凍室(貯蔵室)5と主冷凍室6の後側に、冷凍冷却ファン40と、冷凍室冷却器41と、送風ダクト42が配置されている。貯蔵室冷却器31と冷凍室冷却器41は、コンプレッサ23から供給される冷媒によって冷却される。
As shown in FIG. 2, a refrigerated
野菜室3には、上下の貯蔵容器3M,3Nが出し入れ可能に収納されている。小冷凍室5には、貯蔵容器5Mが出し入れ可能に収納されている。主冷凍室6には、上下の貯蔵容器6M、6Nが出し入れ可能に収納されている。
In the
図1と図2に示すように、開扉装置51,52が、例えば本体1Aの上面部19に設けられている。開扉装置51,52は、共に例えば電磁ソレノイド等のアクチュエータを使用することができる。開扉装置51が駆動すると、左側の扉7を押して開くことができる。同様にして、開扉装置52が駆動すると、右側の扉8を押して開くことができる。
As shown in FIGS. 1 and 2, door
図3は、図1と図2に示す冷蔵庫1の電気的接続例を示す図である。
FIG. 3 is a diagram showing an example of electrical connection of the
図3に示すように、冷蔵庫1は、制御部100を備えている。この制御部100は、左扉スイッチ61、右扉スイッチ62、冷蔵室温度センサ63、冷凍室温度センサ64、冷凍室の扉スイッチ65、冷却器温度センサ66、庫内照明67、冷蔵冷却ファン30、冷凍冷却ファン40、コンプレッサ23に電気的に接続されている。
As shown in FIG. 3, the
左扉スイッチ61、右扉スイッチ62、冷凍室の扉スイッチ65は、図1に示すように、それぞれ扉7,8,12に配置されており、例えば静電容量型のタッチセンサを採用できる。
As shown in FIG. 1, the
この制御部100は、使用者が左扉スイッチ61、右扉スイッチ62、冷凍室の扉スイッチ65に接触してオン操作することにより、操作オン信号を受ける。制御部100は、冷蔵室温度センサ63、冷凍室温度センサ64、冷却器温度センサ66からの温度情報信号を受ける。さらに、制御部100は、庫内照明67、冷蔵冷却ファン30、冷凍冷却ファン40、コンプレッサ23の各動作の制御を行うことができる。
The
また、図3に示す制御部100は、開扉装置51,52に電気的に接続されている。この制御部100は、開扉装置51,52の動作を制御する。使用者が左扉スイッチ61をオン操作すると、制御部100が指令して開扉装置51を駆動して、開扉装置51が左側の扉7を押して開くことができる。使用者が右扉スイッチ62をオン操作すると、制御部100が指令して開扉装置52を駆動して、右側の扉8を押して開くことができる。
3 is electrically connected to the opening
図3の制御部100は、感度調整操作部120に電気的に接続されている。感度調整操作部120は、感度調整スイッチ121と、表示部130と、音声装置であるスピーカ140に電気的に接続されている。表示部130とスピーカ140は、制御部100にも電気的に接続されている。
The
図3に示す感度調整操作部120と感度調整スイッチ121は、例えば図1に示す左側の扉7の操作領域20に配置することができるが、感度調整操作部120の配置位置は、冷蔵庫1の本体1A内であっても良く、特に限定されない。
The sensitivity
この感度調整操作部120は、制御部100を通じて、赤外線タイプの人感センサ80の検知感度の調整を、任意に行うことができるようにするために設けられている。例えば、使用者の自宅の設置場所に冷蔵庫1を初めて設置した時に、使用者または冷蔵庫のメンテナンス要員が、冷蔵庫1の設置場所の状況に合わせて、感度調整スイッチ121を操作することで、赤外線タイプの人感センサ80の検知感度の調整を、適宜行うことができるようになっている。
The sensitivity
この冷蔵庫1の設置場所の状況とは、例えば設置場所の明るさや、設置場所にコンロ等の熱源がどのような位置に配置されているかどうか等である。設置場所の状況に応じて、感度調整モードとしては、幾つかのモードに分けて予め設定することができる。
The situation of the installation location of the
図3の感度調整操作部120は、感度調整モード記憶部122と、感度調整データ記憶部123と、音声データ記憶部124と、受信部150を有する。
The sensitivity
次に、図3に示す上述した要素について、順次説明する。 Next, the above-described elements shown in FIG. 3 will be described sequentially.
まず、図3に示す赤外線タイプの人感センサ80について説明する。図1において破線で例示するように、赤外線タイプの人感センサ80は、好ましくは右の扉8の下部であって、左の扉7寄りの位置に配置されている。
First, the infrared type
近年、冷蔵庫1の外観デザイン性(外観デザイン上の美観)が重視される中、図1に示すように、冷蔵庫1の前面側の左右の扉7,8と引出し式の扉9,10,11,12には、ガラス板のような前面板7A,8A,9A,10A,11A,12Aが、装飾用に配置されている。従来冷蔵庫に用いられている鋼板扉であれば、人感センサを含む樹脂部品は、鋼板扉をくり抜いた部分に埋め込むことができる。
In recent years, as the appearance design of the refrigerator 1 (aesthetic appearance) is emphasized, the left and
しかし、本発明の第1実施形態の冷蔵庫1のように、左右の扉7,8と引出し式の扉9,10,11,12には、強化ガラス板のような前面板7A,8A,9A,10A,11A,12Aが配置されている場合には、後から前面板に対して加工して赤外線タイプの人感センサ80を埋め込むことができない。この理由としては、すでに説明したように、この前面板としては、割れへの強度確保や飛散防止を図る等から、強化ガラス板が用いられているので、後から強化ガラス板に対して加工しにくいのが現状だからである。
However, like the
このような状況であっても、冷蔵庫1の高機能化が進んでおり、冷蔵庫1に対して人が近づいてきたかの人の存否の検知を行ったり、音声で話しかけたり、その時だけ動作するような省エネルギ設計を行うために、人の存否を検知するための人感センサの取り付けが、必要になってきている。
Even in such a situation, the function of the
そこで、本発明の第1実施形態では、人感センサとしては、図3に示す赤外線タイプの人感センサ80を用いている。赤外線タイプの人感センサ80は、後で詳しく説明するが、図1に示すように、右側の扉8の前面板8Aの裏面(内面)側に配置してあり、扉8に対して移動しないように位置が固定されている。
Therefore, in the first embodiment of the present invention, an infrared type
赤外線タイプの人感センサ80としては、アクティブ型の赤外線センサと、パッシブ型の赤外線センサを含むが、より好ましくはアクティブ型の赤外線センサを用いる。
The infrared type
アクティブ型の赤外線センサとは、能動型赤外線センサとも呼ばれ、赤外線を発生して人に照射した後、人が反射した赤外線を検知する。この際には、受光される赤外線量の変化を調べることで、人の存否を検知する。利用する赤外線の種類は、近赤外線であり、近赤外線は、可視光線と遠赤外線の中間の性質を持つ。アクティブ型の赤外線センサとしては、赤外線を発生する発光部と、人から反射した赤外線を受ける受光部を有し、発光部と受光部が1つの製品となった一体型の物が使用できる。アクティブ型の赤外線センサとしては、例えば焦電形赤外線素子が用いられる。アクティブ型の赤外線センサの具体的な構造例は、後で説明する。 An active infrared sensor is also called an active infrared sensor, and generates infrared rays and irradiates a person, and then detects infrared rays reflected by the person. At this time, the presence or absence of a person is detected by examining changes in the amount of received infrared rays. The type of infrared used is near infrared, and near infrared has a property intermediate between visible light and far infrared light. As the active infrared sensor, an integrated object having a light emitting unit that generates infrared rays and a light receiving unit that receives infrared rays reflected from a person, and the light emitting unit and the light receiving unit are combined into one product can be used. For example, a pyroelectric infrared element is used as the active infrared sensor. A specific structure example of the active infrared sensor will be described later.
これに対して、パッシブ型の赤外線センサは、受動型赤外線センサとも呼ばれ、人体表面から放出する赤外線を受信して、背景と人体の赤外線エネルギの差(温度差)を調べて、人の存否を検知する。利用する赤外線の種類は、遠赤外線であり、遠赤外線は、熱線とも呼ばれる。パッシブ型の赤外線センサは、赤外線ビームを受ける受光部を有するが、発光部はない。パッシブ型の赤外線センサは、強誘電体セラミックス素子が使用できる。 In contrast, passive infrared sensors, also called passive infrared sensors, receive infrared rays emitted from the surface of the human body and examine the difference (temperature difference) between the infrared energy of the background and the human body to determine whether a person exists. Is detected. The type of infrared rays used is far infrared rays, which are also called heat rays. The passive infrared sensor has a light receiving portion that receives an infrared beam, but does not have a light emitting portion. The passive infrared sensor can use a ferroelectric ceramic element.
図3に示す赤外線タイプの人感センサ80は、予め定めた検知範囲内における人の存否と、人までの検知距離を検知した信号SGを、周辺デバイスとのシリアル通信の方式である12C通信等により、デジタル信号あるいはアナログ信号として制御部100側に送る。これにより、制御部100は、信号SGに基づいて、人を検知しているか検知していないかの人の存否情報と、その人までの検知距離情報を得ることができる。
An infrared type
赤外線タイプの人感センサ80が予め定めた検知範囲内に人(使用者)を検知した場合には、制御部100は、人を検知したことを、液晶表示装置のような表示部130に表示したり、スピーカ140により音声で発話して、人(使用者)に通知することができる。
When the infrared type
ただし、制御部100は、左右の扉7,8のいずれか一方が既に開いている場合には、赤外線タイプの人感センサ80による人の検知を行わせないようにしている。この理由としては、左右の扉7,8のいずれか一方が既に開いている場合には、既に人が冷蔵庫1の前に居ることが確実であることと、扉7,8は開閉することにより円弧形状を描くために、扉8の開閉角度により、赤外線タイプの人感センサ80が人の存否を検知する方向が不定であることと、そして赤外線タイプの人感センサ80が人以外の物を検知する場合があるためである。
However, when one of the left and
このように、制御部100は、扉7,8が閉じた時のみに、赤外線タイプの人感センサ80から信号SGを「有効」として、扉7,8のいずれかが開いている場合には、制御部100は、赤外線タイプの人感センサ80から信号SGを受けても、その信号Sを「無効」にする。
As described above, the
本発明の実施形態では、赤外線タイプの人感センサ80としては、特に好ましくは図4に示すようなアクティブ型の赤外線センサを用いている。
In the embodiment of the present invention, an active infrared sensor as shown in FIG. 4 is particularly preferably used as the infrared type
図4(A)は、赤外線タイプの人感センサ80を示す正面図であり、図4(B)は、赤外線タイプの人感センサ80が人HMに対して赤外線を照射して、人HMを検知している様子を示す図である。
4A is a front view showing an infrared type
図4に示す例では、好ましくは、この赤外線タイプの人感センサ80としては、上述したアクティブ型の赤外線センサを採用している。赤外線タイプの人感センサ80は、近赤外線領域の赤外線IR1を発生し、人が反射した戻りの赤外線IR2を検知することで、人の存否の検知と、必要に応じてその人までの検知距離情報を得ることができる。
In the example shown in FIG. 4, the active infrared sensor described above is preferably used as the infrared type
赤外線タイプの人感センサ80は、近赤外線領域の赤外線IR1を発生する発光部81と、人から反射した戻りの赤外線IR2を受ける受光部82と、発光部81と受光部82を搭載する基板83を有する。受光部82の前には、可視光カットフィルタ84が配置されている。この可視光カットフィルタ84は、例えば前面板8Aの内面8Sに貼り付けて固定されている。
The infrared type
これにより、発光部81が発生する近赤外線領域の赤外線IR1は、光透過性を有する前面板8Aを通って、検知対象物である人HMに当たる。そして、人MHにより反射した戻りの近赤外線領域の赤外線IR2は、再び前面板8Aを通ってしかも可視光カットフィルタ84で可視光が入り込まないように可視光をカットした後に、受光部82に受光される。このため、受光部82では、可視光が入らないので、近赤外線領域の赤外線IR2の受光精度を上げて、人の存否の検出能力を上げることができる。
Thereby, the infrared ray IR1 in the near-infrared region generated by the
図4に示す赤外線タイプの人感センサ80は、近赤外線領域の赤外線を利用しているので、遠赤外線領域の赤外線を利用するのに比べて、より人の存否の情報を確実に検知することができる。冷蔵庫1が置かれている例えばキッチン周辺には、コンロ等の熱源が多くあるが、近赤外線領域の赤外線は、これらのコンロ等の熱源を誤検知することが、遠赤外線領域の赤外線を用いるのに比べるとない。このことから、冷蔵庫1に近づいた人を、図4(B)に示す予め定めた検知範囲DR内で検知するために、近赤外線領域の赤外線を利用するのは、有効である。
Since the infrared type
赤外線タイプの人感センサ80を用いることは、静電容量型の人感センサを用いるのに比べて、図4(B)に示す人の検知範囲DRを大きく取れる利点がある。図4(B)に示す赤外線タイプの人感センサ80の検知範囲DRの数値例としては、例えば1mである。検知範囲の角度は、例えば上下方向と左右方向に関して、それぞれ30度前後である。しかし、検知範囲の数値と角度の数値は、特に限定されず、任意に選択できる。
Using the infrared type
図1に示すように、赤外線タイプの人感センサ80は、右側の扉8の左下部に配置されている。このため、赤外線タイプの人感センサ80は、冷蔵庫1の左右のほぼ真ん中の位置に配置されている。
As shown in FIG. 1, the infrared type
図1に示すこの赤外線タイプの人感センサ80の配置位置の床面からの高さHは、ある程度の身長の高い人でも低い人でも、人の存否を確実に検知できるようにするために、好ましくは床面からの高さが、100cmから120cmであることが望ましい。赤外線タイプの人感センサ80の配置位置の床面からの高さHが100cmよりも小さいと、赤外線タイプの人感センサ80が扉8の範囲内に取り付けられなくなる可能性があり、120cmよりも大きいと、子供の使用者の検知が難しくなる可能性がある。なお、この例では、冷蔵庫1の全高は、例えば180cmである。
The height H from the floor surface of the arrangement position of the infrared type
これにより、赤外線タイプの人感センサ80は、人(使用者)が、冷蔵庫1の前を単に通り過ぎるのではなく,意図して冷蔵庫1の扉7,8を開ける位置に来たことを、検知することができる。
Thereby, the infrared type
図5は、赤外線タイプの人感センサ80が、右側の扉8において配置されているより具体的な例を示している。図5(A)は、右側の扉8を示す正面図であり、図5(B)は、図5(A)に示す扉8のD−D線における断面構造例を示す図である。
FIG. 5 shows a more specific example in which the infrared type
図5(A)と図5(B)において、塗装部75は、前面板8Aの裏面(内面)8Sのほぼ前面にわたって形成されている。
5 (A) and 5 (B), the
図5に示すように、この塗装部75が、赤外線を通さない性質を有する塗料で形成されている場合には、図4に示す赤外線タイプの人感センサ80の前面側に相当する赤外線透過部8Rに塗装部75が形成されてしまっていると、塗装部75は、近赤外線IR1と近赤外線IR2を透過させることができない。
As shown in FIG. 5, when the
このため、塗装部75は、この赤外線タイプの人感センサ80の前面側に相当する赤外線透過部8R以外の領域に形成されている。すなわち、塗装部75は、この赤外線タイプの人感センサ80の前面側に相当する、例えば長方形状の赤外線透過部8Rには形成されていない。
For this reason, the
この結果、別の効果としては、使用者は、このガラス板である前面板8Aの赤外線透過部8Rを通じて、赤外線タイプの人感センサ80の位置を見て確認することを、容易にできる。
As a result, as another effect, the user can easily see and confirm the position of the infrared type
この塗装部7は、所望の色、例えば赤、白、黒等の塗料を採用することで、扉8の色は、冷蔵庫1の全体の色、例えば赤、白、黒等の色と同色にすることができる。このため、前面板8Aの裏面8S側において、赤外線タイプの人感センサ80を配置しても、冷蔵庫1では、扉8の色を冷蔵庫1の全体の色と同じにして、外観デザイン性を損なわずに色を統一することができる。
The
上述したように、図4と図5に示すガラス板である前面板8Aでは、赤外線タイプの人感センサ80の前面側に相当する赤外線透過部8Rが、前面板8Aだけであり塗装部75が配置されていないことから、赤外線透過部8Rは赤外線の透過性を有する材料により作られている。すなわち、前面板8Aの裏面であって人感センサ80の前面には、塗装部75は形成されておらず、赤外線を透過させる赤外線透過部材である前面板8Aだけが用いられており、塗装等の赤外線を遮断する材料は用いられていない。
As described above, in the
これにより、発光部81が発生する近赤外線領域の赤外線IR1は、赤外線透過部材である前面板8Aを透過して、検知対象物である人HMに照射され、人MHにより反射した戻りの近赤外線領域の赤外線IR2は、再び赤外線透過部材である前面板8Aを透過してしかも可視光カットフィルタ84で可視光が入り込まないようにして可視光をカットした上で、受光部82に確実に受光することができる。
As a result, the near-infrared IR1 generated in the near-infrared region generated by the light-emitting
このように、扉8のガラス板である前面板8Aの内面側には、赤外線タイプの人感センサ80を配置するために、ガラス板である前面板8Aでは、赤外線タイプの人感センサ80に対面する領域である赤外線透過部8Rには、塗装部75を形成しないようにすることで、近赤外線を確実に透過させることができる。
Thus, in order to arrange the infrared type
また、図4(B)と図5(A)に示すように、赤外線タイプの人感センサ80の発光部81の発光方向と受光部82の受光方向は、好ましくは前面板8Aに対して垂直になるように設定されている。前面板8Aとして例えば強化ガラスを用いる場合には、その前面板8Aの厚みは、通常は3mm以上である。
Further, as shown in FIGS. 4B and 5A, the light emitting direction of the
発光部81が発生する近赤外線IR1が前面板8Aにおいて反射したり屈折するのを抑制し、受光部82に到達しようとする戻りの近赤外線IR2が反射したり屈折するのを抑制するために、好ましくは赤外線タイプの人感センサ80の発光部81の発光方向と受光部82の受光方向は、好ましくは前面板8Aに対して垂直になるように設定されている。
In order to suppress the near-infrared IR1 generated by the light-emitting
これにより、前面板8Aの厚みが3mm以上あっても、発光部81が発生する近赤外線IR1は、前面板8Aにおいて反射したり屈折するのをできるだけ抑制でき、戻りの近赤外線IR2は、前面板8Aにおいて反射したり屈折するのをできるだけ抑制した状態で、受光部82に受光させることができる。
Thereby, even if the thickness of the
図5(A)に示すように、赤外線タイプの人感センサ80の発光部81と受光部82を搭載している基板83は、断熱材である例えば発泡ポリウレタン77により扉8に対して固定されている。この場合に、基板83は、発泡ポリウレタン77側に例えば接着剤により固定することができる。
As shown in FIG. 5A, the
これにより、扉8を開閉する際に生じる振動により、赤外線タイプの人感センサ80の発光部81と受光部82を搭載している基板83が、扉8内において位置ずれを起こすのを防げる。このため、赤外線タイプの人感センサ80と前面板8Aとの位置関係を固定することができる。
Thereby, it is possible to prevent the
上述した本発明の第1実施形態の冷蔵庫1では、扉8にガラス板のような前面板8Aを有している冷蔵庫の外観デザインを損なうことなく、人感センサ80は、前面板8Aの裏面側に設置することができる。
In the
<第2実施形態>
次に、図6を参照して、本発明の第2実施形態を説明する。
Second Embodiment
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
図6に示す第2実施形態が、図5に示す第1実施形態と同様な箇所には、同じ符号を記してその説明を用いる。図6(A)は、右側の扉8を示す正面図であり、図6(B)は、図6(A)に示す扉8のE−E線における断面構造例を示す。
In the second embodiment shown in FIG. 6, the same reference numerals are used for the same parts as the first embodiment shown in FIG. 6A is a front view showing the
図6に示す第2実施形態が、図5に示す第1実施形態と異なるのは、前面板8Aの裏面8Sと赤外線タイプの人感センサ80の前側部との間であって、赤外線タイプの人感センサ80の前面側に相当する赤外線透過部8Rには、好ましくは別部材である赤外線透過部材88が配置されていることである。この赤外線透過部材88は、赤外線を透過することができる赤外線透過材料から成る例えば長方形状の板状部材である。
The second embodiment shown in FIG. 6 is different from the first embodiment shown in FIG. 5 between the
このように、赤外線透過部材88が、扉8の前面板8Aの裏面8Sと赤外線タイプの人感センサ80の前側部との間であって、赤外線タイプの人感センサ80の前面側に相当する赤外線透過部8Rに配置するのは、次の理由からである。
Thus, the infrared transmitting
扉8の前面板8Aにおいて、赤外線タイプの人感センサ80の前面側に相当する赤外線透過部8Rには色が着いていない。しかし、使用者は、この赤外線透過部8R以外の広い領域では塗装部75の色が前面板8Aを通して見ることができる。このため、扉8では、赤外線タイプの人感センサ80の前面側に相当する赤外線透過部8Rと、赤外線透過部8R以外の広い領域との間では、使用者が前面板8Aを通して扉8を見ると、扉8における色合いに違いが出てしまい、外観デザイン上好ましくない可能性がある。
In the
そこで、赤外線タイプの人感センサ80の前面側に相当する赤外線透過部8Rを含む部分には、塗装部75の色と同色の色を有する赤外線透過部材88を配置する。例えば、塗装部75の色が赤色であれば、赤外線透過部材88の色も赤色にする。これにより、扉8の全体の色合いの統一感を出すことができる。この赤外線透過部材88としては、例えば赤外線透過フィルムである。
Therefore, an infrared transmitting
この赤外線透過部材88は、例えばガラスのような赤外線透過材料に対して、誘電体多層膜を蒸着させるようなことで実現している。誘電体多層膜としては、屈折率の違う材料を2種類以上重ねることで、必要な反射率を出す。屈折率の違う材料としては、例えばAl2O3(アルミナ)、CaF2(フッ化カルシウム)、MgF2(フッ化マグネシウム)、SiO2(二酸化シリコン:ガラス)、ZnS(硫化亜鉛)、ZrO2(二酸化ジルコニウム)、Si(シリコン)、TiO2(二酸化チタン)等である。
The infrared transmitting
<第3実施形態>
次に、図7を参照して、本発明の第3実施形態を説明する。
<Third Embodiment>
Next, a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
図7に示す第3実施形態が、図4(B)に示す第1実施形態と同様な箇所には、同じ符号を記してその説明を用いる。 In the third embodiment shown in FIG. 7, the same reference numerals are used for the same portions as the first embodiment shown in FIG.
図7に示す第3実施形態が、図4(B)に示す第1実施形態と異なるのは、赤外線タイプの人感センサ80の発光部81と受光部82の周囲が、開放されてはおらず、赤外線吸収部材90により囲まれていることである。
The third embodiment shown in FIG. 7 differs from the first embodiment shown in FIG. 4B in that the periphery of the
すでに説明したように、赤外線タイプの人感センサ80の発光部81と受光部82は、前面板8Aに対して垂直になるように取り付けるのが望ましいが、実際の製造時の組立工程では、赤外線タイプの人感センサ80の取り付けには、多少なりとも垂直方向ではなく取付け角度にばらつきが生じることが想定される。
As already described, it is desirable that the
そこで、赤外線タイプの人感センサ80の発光部81と受光部82の周囲の4辺の側部を、赤外線吸収部材90により囲めるように、基板99の4辺の端部分と前面板8Aの裏面8Sの間には、それぞれ赤外線吸収部材90が設けられている。
Therefore, the end portions of the four sides of the substrate 99 and the back surface of the
これにより、赤外線タイプの人感センサ80の発光部81と受光部82の4辺の側部には、赤外線を反射する部材はなくなり、近赤外線IR1,IR2を反射してしまうことが無い。もし近赤外線IR1,IR2を反射してしまうと、受光部82は反射した余計な近赤外線を受光することになり、受光部82は、人HMからの戻りの近赤外線IR2を正確な光量で受光できなくなるおそれがある。このように、赤外線タイプの人感センサ80の発光部81と受光部82の4辺の側部を、赤外線吸収部材90により囲むことで、赤外線タイプの人感センサ80における極力ノイズ源の発生を除去している。
As a result, there are no infrared reflecting members on the four sides of the
赤外線吸収部材90は、前面板8Aの裏面8Sに対して例えば接着剤を用いて固定されている。これにより、赤外線タイプの人感センサ80は、図6に例示したのと同様に前面板8Aの裏面8Sに対して固定することができるとともに、発泡ポリウレタン77に対しても接着剤を用いて固定できる。
The infrared absorbing
これにより、扉8を開閉する際に生じる振動により、赤外線タイプの人感センサ80の発光部81と受光部82を搭載している基板83が扉8において位置ずれを起こすのを防げる。このため、扉8の開閉を行って振動が加わっても、赤外線タイプの人感センサ80と前面板8Aとの位置関係を固定することができる。
Thereby, it is possible to prevent the
赤外線吸収部材90の赤外線吸収材料は、例えばガラス等の材料に近赤外線吸収色素を含ませており、近赤外線吸収色素としては、シアニン化合物、フタロシアニン化合物、ジチオール金属錯体、ナフトキノン化合物、ジインモニウム化合物、アゾ化合物等である。
The infrared absorbing material of the infrared absorbing
<第4実施形態>
次に、図3を参照して、本発明の第4実施形態を説明する。
<Fourth embodiment>
Next, a fourth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG.
図3に示す第4実施形態では、赤外線タイプの人感センサ80の検知感度を調整が可能な例を示している。
In 4th Embodiment shown in FIG. 3, the example which can adjust the detection sensitivity of the infrared type human
上述したように、図1に示すように、赤外線タイプの人感センサ80が、冷蔵庫1の扉8の前面板8Aの裏面側に取り付けられている。この冷蔵庫1が設置されるキッチンの環境は、家ごとに異なるために、扉7,8前にキッチンの空間がどの程度あるか等については一定ではない。このため、赤外線タイプの人感センサ80の検知範囲(検知距離)の数値は、冷蔵庫1が設置されるキッチン環境によって、調整できるようにするのが好ましい。
As described above, as shown in FIG. 1, the infrared type
そこで、図3に示すように、感度調整操作部120が制御部100に対して、有線通信あるいは無線通信により接続されており、感度調整操作部120からは制御部100に対して、赤外線タイプの人感センサ80の検知感度調整が行えるようなっている。
Therefore, as shown in FIG. 3, the sensitivity
この感度調整操作部120には、感度調整スイッチ121が電気的に接続されている。感度調整操作部120は、感度調整モード記憶部122と、感度調整データ記憶部123と、音声データ記憶部124と、無線の受信部150を有する。感度調整操作部120と感度調整スイッチ121は、例えば図1に示す操作パネル200の操作領域20に配置することができるが、特に配置位置には限定されない。
A
図3に示すように、感度調整モード記憶部122は、感度調整モードテーブル122Tを記憶している。この感度調整モードテーブル122Tには、例えば冷蔵庫1が設置されるキッチンの環境の違い、例えばキッチンの面積が異なることを考慮して、一例として、3段階の感度調整用のモード(1)、(2)、(3)が設定されている。
As shown in FIG. 3, the sensitivity adjustment
感度調整用のモード(1)としては、冷蔵庫1の前に確保できる空間距離が小さいキッチンを想定し、感度調整用のモード(2)としては、冷蔵庫1の前に確保できる空間距離が中くらいの広さのキッチンを想定し、そして感度調整用のモード(3)としては、冷蔵庫1の前に確保できる空間距離が最も大きいキッチンを想定している。
As a sensitivity adjustment mode (1), a kitchen with a small space distance that can be secured in front of the
そして、感度調整データ記憶部123は、感度調整データ123Dを記憶している。例えば、感度調整データ123Dは、感度調整用のモード(1)のために予め設定された適切な赤外線タイプの人感センサ80の検知範囲(例えば80cm)、感度調整用のモード(2)のために予め設定された適切な赤外線タイプの人感センサ80の検知範囲(例えば90cm)、そして感度調整用のモード(3)のために予め設定された適切な赤外線タイプの人感センサ80の検知範囲(例えば100cm)を有する。
The sensitivity adjustment
ユーザである使用者が、図3に示す感度調整スイッチ121を押すたびに、感度調整操作部120は、感度調整モードテーブル122Tから感度調整用のモード(1)、モード(2)、モード(3)の内のいずれかを選択して呼び出す。このため、感度調整操作部120は、感度調整用のモード(1)、モード(2)、モード(3)の内の選択したモードに対応した赤外線タイプの人感センサ80の検知範囲の数値を、感度調整データ123Dから取り出す。
Each time the user who is the user presses the
例えば、使用者が、感度調整スイッチ121を押して、冷蔵庫1の設置されているキッチンの広さが感度調整用のモード(2)に相当するとしてモード(2)を選択すると、感度調整操作部120は、感度調整用のモード(2)に対応する赤外線タイプの人感センサ80の検知範囲の数値を、感度調整データ記憶部123の感度調整データ123Dから呼び出す。
For example, when the user presses the
そして、感度調整操作部120は、制御部100に指令すると、制御部100は赤外線タイプの人感センサ80の検知感度の調整をして、赤外線タイプの人感センサ80の検知範囲を感度調整用のモード(2)に対応する値に設定することができる。
When the sensitivity
音声データ記憶部124は、感度調整された結果を通知するための音声データを記憶している。感度調整操作部120は、例えば音声データ記憶部124に記憶されている使用者により選択された感度調整用のモード(2)のガイダンス内容を説明する音声データを、スピーカ140から発音させる。これにより、使用者にその旨を通知することができ、使用者はモード(2)に設定されたことを音で確認できる。
The audio
同時に、感度調整操作部120は、例えば音声データ記憶部124に記憶されている使用者により選択されたモード(2)のガイダンス内容を表示部130に表示することができ、使用者はモード(2)に設定されたことを目視で確認できる。
At the same time, the sensitivity
図3に示すように、感度調整リモコン装置160は、無線の送信部170を有する。例えば冷蔵庫1を製造工程において組み立てて製造した後に、工場の作業者が、冷蔵庫1の出荷前に、この感度調整リモコン装置160を操作して、送信部170から、感度調整操作部120の受信部150へ、感度調整情報を無線送信する。
As shown in FIG. 3, the sensitivity adjustment
これにより、感度調整操作部120は、制御部100に指令をして、制御部100は赤外線タイプの人感センサ80の検知感度の調整を行うことができる。
Thereby, the sensitivity
工場内において、組立後に感度調整操作部120に対して、赤外線タイプの人感センサ80の検知感度の調整を行うのは、各冷蔵庫1に搭載されている赤外線タイプの人感センサ80のモジュール間には、取付け初期では、ある程度の検知範囲の誤差が存在しているためである。このため、赤外線タイプの人感センサ80のモジュール間にある検知範囲の誤差を、各冷蔵庫1について校正して、各冷蔵庫1の赤外線タイプの人感センサ80のモジュールについて、例えば検知範囲を1mに統一して設定した後に、冷蔵庫1を出荷する。
In the factory, after the assembly, the sensitivity
このようにして、各冷蔵庫1の赤外線タイプの人感センサ80のモジュールについて、検知範囲を予め所定の値に設定した上で、各冷蔵庫1を工場から出荷することができるメリットがある。
Thus, there is an advantage that each
以上、本発明の実施形態を説明したが、実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。新規な実施形態は、その他の様々な態様で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。 As mentioned above, although embodiment of this invention was described, embodiment is shown as an example and is not intending limiting the range of invention. The novel embodiment can be implemented in various other modes, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the spirit of the invention. These embodiments and modifications thereof are included in the scope and gist of the invention, and are included in the invention described in the claims and the equivalents thereof.
図1に示す例では、赤外線タイプの人感センサが配置される位置は、右側の扉8の下部であるが、これに限らず、例えば左側の扉7の下部の位置や、左の扉7の左端部位置や右の扉8の右端部位置等でも良い。
In the example illustrated in FIG. 1, the position where the infrared type human sensor is disposed is the lower portion of the
このように、赤外線タイプの人感センサを左の扉7の左端部位置や右の扉8の右端部位置に配置する場合には、人感センサの取り付け方向を扉の前面の垂直方向(前方方向)対して、斜め中央側に向けるのが好ましい。これにより、使用者が冷蔵庫1の中央の位置に近づいても、使用者の存否を確実に検知することができる。
Thus, when the infrared type human sensor is arranged at the left end position of the
図1に示す冷蔵庫1の構造は、一例であり、任意の構造を採用することができる。例えば、図1に示す冷蔵庫1の冷蔵室が左右両開きの扉構造を有しているが、冷蔵室は、片開き式の1枚の扉構造を有するようにしても良い。冷蔵庫の各貯蔵室の配置構造は、任意に選択することができる。片開き式の1枚の扉の場合には、赤外線タイプの人感センサは、この扉の中央であって下部の位置に配置するのが好ましい。
The structure of the
前面板8Aは、ガラス材以外の光透過性を有するプラスチック板であっても良い。
The
本発明の各実施形態は、必要に応じて任意に組み合わせることができる。 Each embodiment of the present invention can be arbitrarily combined as necessary.
1 冷蔵庫
1A 本体
8 扉
8A 前面板
8S 前面板の裏面
8R 赤外線透過部
75 塗装部
77 発泡ポリウレタン(扉の断熱材の例)
80 赤外線タイプの人感センサ
81 発光部
82 受光部
83 基板
84 可視光カットフィルタ
88 赤外線透過部材
90 赤外線吸収部材
100 制御部
120 感度調整操作部
160 感度調整リモコン装置
IR1 近赤外線
IR2 近赤外線
DESCRIPTION OF
80 Infrared type
Claims (6)
前記扉の前記前面板の裏面には、人の存否を検知するための人感センサが配置されており、
前記人感センサは、前記扉が閉じている閉状態のときには人の存否を検知する一方、当該閉状態とは異なる状態では人の存否の検知を抑制する冷蔵庫。 A refrigerator having a main body and a door capable of opening and closing the storage chamber of the main body, and a light transmissive front plate disposed on a front surface of the door;
On the back of the front plate of the door, a human sensor for detecting the presence or absence of a person is arranged,
The human sensor detects whether or not a person is present when the door is in a closed state, and suppresses detection of the presence or absence of a person in a state different from the closed state.
The refrigerator in any one of Claim 1 thru | or 5 which has a sensitivity adjustment operation part for adjusting the detection sensitivity of the said human sensitive sensor.
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