JP2019195911A - Liquid discharge device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、液体を吐出する液体吐出装置に関するものである。 The present invention relates to a liquid ejection device that ejects liquid.
従来、特許文献1が開示するように、インク滴を吐出する印刷ヘッドを冷却するための冷却機構を備えたインクジェット記録装置が知られている。 Conventionally, as disclosed in Patent Document 1, an ink jet recording apparatus having a cooling mechanism for cooling a print head that discharges ink droplets is known.
しかしながら、従来のインクジェット記録装置では、印刷ヘッドを冷却しつつインクの加温を効率良く行うことについて、さらなる工夫が必要である。 However, in the conventional ink jet recording apparatus, it is necessary to further devise for efficiently heating the ink while cooling the print head.
本発明の液体吐出装置は、液体吐出ヘッドを駆動するヘッド駆動回路と、液体吐出ヘッドに供給される液体が流れる液体流路と、循環液が流れる循環流路と、循環流路において循環液を循環させる循環駆動部と、を有し、循環液によりヘッド駆動回路を冷却し、ヘッド駆動回路からの吸熱により昇温した循環液により、液体流路を流れる液体を加温する流路加温部と、を備えたことを特徴とする。 A liquid ejection apparatus according to the present invention includes a head drive circuit that drives a liquid ejection head, a liquid channel through which the liquid supplied to the liquid ejection head flows, a circulation channel through which the circulating liquid flows, and circulating fluid in the circulation channel. A circulation driving unit that circulates, cools the head drive circuit with the circulating fluid, and heats the liquid flowing through the liquid channel with the circulating fluid heated by heat absorption from the head drive circuit. And.
以下、添付の図面を参照して、液体吐出装置の一実施形態である印刷装置1について説明する。なお、各部の個数などを示す数値は、いずれも例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではない。 Hereinafter, a printing apparatus 1 that is an embodiment of a liquid ejection apparatus will be described with reference to the accompanying drawings. It should be noted that the numerical values indicating the number of each part are merely examples, and do not limit the present invention.
図1に基づいて、印刷装置1の概略構成について説明する。印刷装置1は、印刷媒体Sに対して、紫外線硬化インク(以下「UVインク」という。)をインクジェット方式で吐出することにより印刷を行うものである。なお、印刷媒体Sは、連続媒体でもよく、単票媒体でもよい。また、印刷媒体Sの材質は、特に限定されず、例えば、紙製でもよく、布製でもよく、樹脂製でもよい。 A schematic configuration of the printing apparatus 1 will be described with reference to FIG. The printing apparatus 1 performs printing by ejecting ultraviolet curable ink (hereinafter referred to as “UV ink”) onto the printing medium S by an inkjet method. The print medium S may be a continuous medium or a single sheet medium. The material of the print medium S is not particularly limited, and may be made of paper, cloth, or resin, for example.
印刷装置1は、媒体搬送部3と、キャリッジケース5と、キャリッジ移動部7と、インク流路9と、メイン制御回路11と、ヘッド駆動回路13と、摺動部15と、液体吐出ヘッド17と、UV照射部19とを備えている。
The printing apparatus 1 includes a
媒体搬送部3は、印刷媒体Sを搬送する。媒体搬送部3は、搬送ローラー対21と、搬送モーター23とを備えている。搬送ローラー対21は、印刷媒体Sを挟持し、挟持した印刷媒体Sを搬送する。搬送モーター23は、搬送ローラー対21の駆動源となる。キャリッジケース5には、液体吐出ヘッド17と、ヘッド駆動回路13とが収容されている。なお、キャリッジケース5は、本発明の「回路ケース」の一例である。キャリッジ移動部7は、キャリッジケース5を、印刷媒体Sの搬送方向と交差する方向に移動させる。キャリッジ移動部7は、図示省略したベルト機構と、キャリッジガイド25と、キャリッジモーター27とを備えている。ベルト機構は、キャリッジケース5を、印刷媒体Sの搬送方向と交差する方向に移動させる。キャリッジガイド25は、印刷媒体Sの搬送方向と交差する方向に延びており、キャリッジケース5の移動を案内する。キャリッジモーター27は、ベルト機構の駆動源となる。
The
インク流路9は、可撓性を有し、インクカートリッジ29(図2参照)と液体吐出ヘッド17とを接続している。インクカートリッジ29に貯留されたUVインクは、インク流路9を介して、液体吐出ヘッド17に供給される。すなわち、インク流路9には、インクカートリッジ29から液体吐出ヘッド17に供給されるUVインクが流れる。なお、インク流路9は、本発明の「液体流路」の一例である。UVインクは、本発明の「液体」の一例である。
The
メイン制御回路11は、印刷装置1の各部を統括的に制御する。また、メイン制御回路11は、パソコン等の外部装置100から受信した画像データに基づいて印刷データを生成し、生成した印刷データを、ヘッド駆動回路13に送信する。メイン制御回路11は、プロセッサー31と、メモリー33とを備えている。プロセッサー31としては、例えば、CPU(Central Processing Unit)を用いることができる。メモリー33には、例えば、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)が含まれる。メイン制御回路11は、可撓性を有する回路間ケーブル35を介して、ヘッド駆動回路13と接続されている。回路間ケーブル35としては、例えば、フレキシブルフラットケーブルを用いることができる。
The
ヘッド駆動回路13は、メイン制御回路11から受信した印刷データに基づいて吐出駆動信号を生成し、生成した吐出駆動信号を、液体吐出ヘッド17に送信する。ヘッド駆動回路13は、ヘッドケーブル37を介して、液体吐出ヘッド17と接続されている。ヘッドケーブル37としては、例えば、フレキシブルフラットケーブルを用いることができる。ヘッド駆動回路13は、キャリッジケース5にネジ止めされている。また、ヘッド駆動回路13には、ヒートシンク39が設けられている。
The
摺動部15は、印刷媒体Sの搬送方向と交差する方向に長く、上方が開放された略直方体状に形成されており、摺動部15の内部には、インク流路9および回路間ケーブル35が引き廻されている。インク流路9および回路間ケーブル35は、図示省略した複数のバンドにより束ねられている。キャリッジケース5の移動に伴ってインク流路9および回路間ケーブル35が移動すると、バンドが摺動部15の底面に対して摺動する。なお、摺動部15は、スチール等の熱伝導率の高い材料で構成されている。
The sliding
液体吐出ヘッド17は、インク流路9から供給されたUVインクを、印刷媒体Sの搬送方向と交差する方向に移動しながら、ヘッド駆動回路13から受信した吐出駆動信号に基づいて、印刷媒体Sに吐出する。
The
UV照射部19は、印刷媒体Sの搬送方向において、液体吐出ヘッド17よりも下流側に設けられている。UV照射部19は、印刷媒体Sに吐出されたUVインクに対し、紫外線を照射する。これにより、印刷媒体Sに吐出されたUVインクが硬化して印刷媒体Sに定着する。
The
図2に基づいて、印刷装置1の流路加温部41について説明する。印刷装置1は、上記の構成のほか、流路加温部41を備えている。流路加温部41は、ヘッド駆動回路13を冷却し、インク流路9を流れるUVインクを加温するものである。
The flow
本実施形態では、インク流路9は、互いに異なる色のUVインクが貯留された4種類のインクカートリッジ29に対応して、4本設けられている。インクカートリッジ29は、カートリッジ装着部43に着脱可能に装着される。なお、UVインクの色は、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックであるが、これに限定されるものではなく、例えば、これら4色に加えてホワイトが含まれてもよい。
In the present embodiment, four
流路加温部41は、4本の循環流路45と、4つの循環ポンプ47と、ヒーター49と、冷却ファン51と、4つのインク温度センサー53と、回路温度センサー55とを備えている。
The
循環流路45は、4本のインク流路9に対応して、4本設けられている。循環流路45には、循環液が流れる。循環液としては、例えば、水を用いることができる。循環ポンプ47は、1つの循環流路45に対して1つ設けられており、合計で4つ設けられている。循環ポンプ47は、循環流路45において循環液を循環させる。なお、循環ポンプ47は、本発明の「循環駆動部」の一例である。
Four
各循環流路45は、回路冷却部57と、インク加温部59と、第1循環部61と、第2循環部63と、第3循環部65とに区画される。
Each
回路冷却部57は、キャリッジケース5と接している。流路加温部41は、回路冷却部57を流れる循環液により、キャリッジケース5を介してヘッド駆動回路13を冷却する。これにより、ヘッド駆動回路13が作動して発熱した場合にも、ヘッド駆動回路13の温度を、ヘッド駆動回路13が適正に作動する温度範囲である回路適正温度範囲に維持することができる。また、循環液によりヘッド駆動回路13を冷却することで、空冷によりヘッド駆動回路13を冷却する構成に比べ、液体吐出ヘッド17によるUVインクの吐出に伴って発生したUVインクのミストが、液体吐出ヘッド17の周囲に飛散することが抑制される。これにより、ヘッド駆動回路13がショートするなどの不具合が生じることを抑制することができる。また、上述したように、ヘッド駆動回路13にはヒートシンク39が設けられているため、ヘッド駆動回路13で発生した熱を、キャリッジケース5に効率良く逃がすことができる。なお、キャリッジケース5の材質は、特に限定されないが、熱伝導率の高いものが好ましく、例えば金属製のものを用いることができる。
The
インク加温部59は、インク流路9と接している。流路加温部41は、インク加温部59を流れる循環液により、インク流路9を流れるUVインクを加温する。これにより、UVインクは、UVインクの適正な温度範囲であるインク適正温度範囲、例えば35℃以上40℃以下に加温され、液体吐出ヘッド17からの吐出に適した粘度となる。なお、インク加温部59は、本発明の「液体加温部」の一例である。
The
第1循環部61は、循環ポンプ47と回路冷却部57との間の部分である。第2循環部63は、回路冷却部57とインク加温部59との間の部分である。第3循環部65は、インク加温部59と循環ポンプ47との間の部分である。
The
図3に基づいて、摺動部15周りの構成について説明する。摺動部15には、各循環流路45のうち、第1循環部61およびインク加温部59が、インク流路9および回路間ケーブル35と共に設けられている。より具体的には、摺動部15の底面上に、下方から順に、第1循環部61、回路間ケーブル35、インク流路9およびインク加温部59が設けられている。このように、インク流路9は、摺動部15の底面から離間していることが好ましい。これにより、熱伝導率の低い材料で構成された回路間ケーブル35が摺動部15の底面とインク流路9との間に配置されUVインクの熱の移動が制限されることにより、UVインクが冷却されることを抑制することができる。これに対し、第1循環部61は、摺動部15の底面と接していることが好ましい。これにより、第1循環部61を流れる循環液をより冷却することができる。なお、回路間ケーブル35は、断熱効果があるものであればよく、フレキシブルフラットケーブルであっても、ケーブル間に隙間が生じるように複数のケーブルを束ねたものであってもよい。
Based on FIG. 3, the structure around the sliding
図2に戻り、ヒーター49は、第3循環部65を流れる循環液を加温する。冷却ファン51は、第3循環部65を流れる循環液を冷却する。なお、ヒーター49の方が冷却ファン51よりも循環ポンプ47の近くに設けられているが、これとは逆に、冷却ファン51の方がヒーター49よりも循環ポンプ47の近くに設けられた構成でもよい。この場合、ヒーターとインク加温部59が近くなるため、すみやかにインク加温部59のインクを加温することができる。ヒーター49は、本発明の「循環液加温部」の一例である。冷却ファン51は、本発明の「循環液冷却部」の一例である。
Returning to FIG. 2, the
インク温度センサー53は、4本のインク流路9に対応して、4つ設けられている。インク温度センサー53は、インク流路9の下流側の端部、すなわち液体吐出ヘッド17側の端部に設けられている。インク温度センサー53は、インク流路9を流れるUVインクの温度であるインク検出温度Ti_dを検出する。なお、インク温度センサー53は、本発明の「液体温度検出部」の一例である。
Four
回路温度センサー55は、キャリッジケース5内に設けられている。回路温度センサー55は、ヘッド駆動回路13の温度である回路検出温度Tc_dを検出する。なお、回路温度センサー55は、本発明の「回路温度検出部」の一例である。
The
上記のメイン制御回路11は、インク温度センサー53および回路温度センサー55の検出結果に基づいて、循環ポンプ47、ヒーター49および冷却ファン51を制御する。なお、メイン制御回路11は、本発明の「制御部」の一例である。
The
メイン制御回路11は、循環ポンプ47の動作モードを、第1モードと、第2モードと、第3モードとに切替え可能である。第1モードでは、循環液が第1循環方向67に第1流速で流れる。第2モードでは、循環液が第1循環方向67に第1流速よりも速い第2流速で流れる。第3モードでは、循環液が第1循環方向67とは逆方向の第2循環方向69に流れる。なお、第3モードにおける循環液の流速は、特に限定されるものではない。ここで、第1循環方向67とは、循環液が、循環ポンプ47から、第1循環部61、回路冷却部57、第2循環部63、インク加温部59および第3循環部65の順に流れる方向のことである。また、第2循環方向69とは、循環液が、循環ポンプ47から、第3循環部65、インク加温部59、第2循環部63、回路冷却部57および第1循環部61の順に流れる方向のことである。
The
図4に基づいて、メイン制御回路11が、インク温度センサー53および回路温度センサー55の検出結果に基づいて、循環ポンプ47、ヒーター49および冷却ファン51を制御する処理について説明する。メイン制御回路11は、例えば、印刷装置1の電源が投入され、所定の初期化処理を行った後、以下の制御処理を行う。なお、メイン制御回路11は、例えば、メモリー33に記憶されたプログラムを、プロセッサー31が実行することにより、以下の制御処理を行う。
A process in which the
ステップS1において、メイン制御回路11は、循環ポンプ47を第3モードで作動させ、ヒーター49を作動させ、冷却ファン51を作動停止させる。このように、ヒーター49を作動させることで、印刷装置1の稼動開始時など、ヘッド駆動回路13があまり発熱していない場合にも、循環液の温度を上昇させ、インク流路9を流れるUVインクを加温することができる。また、この状態では、ヒーター49が作動している際に、循環液が第2循環方向69に流れるため、第3循環部65においてヒーター49により加温された循環液が、回路冷却部57よりもインク加温部59に先に到達する。これにより、インク流路9を流れるUVインクを効率良く加温することができる。また、ヒーター49が、第2循環方向69において、循環ポンプ47の下流側且つインク加温部59の上流側に設けられているため、ヒーター49により加温された循環液が循環ポンプ47に送られることが抑制される。これにより、高温の循環液が循環ポンプ47に送られることにより循環ポンプ47の劣化が進み寿命が短くなるなどの悪影響が生じることを抑制することができる。
In step S1, the
ステップS2において、メイン制御回路11は、回路温度センサー55から回路検出温度Tc_dを取得する。
In step S <b> 2, the
ステップS3において、メイン制御回路11は、ステップS2で取得した回路検出温度Tc_dがメモリー33に記憶された第1回路温度Tc_1を上回っているか否かを判断する。ここで、第1回路温度Tc_1は、回路適正温度範囲に含まれる。
In step S <b> 3, the
ステップS3において、メイン制御回路11は、回路検出温度Tc_dが第1回路温度Tc_1を上回っていると判断した場合、ステップS4に進む。
In step S3, when the
ステップS3において、メイン制御回路11は、回路検出温度Tc_dが第1回路温度Tc_1を上回っていないと判断した場合、ステップS2に戻る。すなわち、回路検出温度Tc_dが第1回路温度Tc_1を上回るまでは、ヒーター49が作動し、冷却ファン51が作動停止した状態で、循環ポンプ47が第3モードで作動する。
In step S3, when the
ステップS4において、メイン制御回路11は、循環ポンプ47を第1モードに切り替え、ヒーター49を作動停止させ、冷却ファン51を作動させる。すなわち、回路検出温度Tc_dが第1回路温度Tc_1を上回った後は、ヒーター49が作動停止し、冷却ファン51が作動した状態で、循環ポンプ47が第1モードで作動する。この状態では、循環液が第1循環方向67に流れるため、冷却ファン51により冷却された循環液が回路冷却部57に供給される。これにより、第1回路温度Tc_1を上回る程度に発熱したヘッド駆動回路13を、効率良く冷却することができる。また、循環液は、回路冷却部57においてヘッド駆動回路13からの吸熱により昇温した後、インク加温部59に送られる。これにより、インク流路9を流れるUVインクを効率良く加温することができる。さらに、冷却ファン51が、第1循環方向67において、インク加温部59の下流側且つ循環ポンプ47の上流側に設けられているため、冷却ファン51により冷却された循環液が循環ポンプ47に送られる。これにより、高温の循環液により循環ポンプ47に悪影響が生じることを抑制することができる。
In step S4, the
ステップS5において、メイン制御回路11は、回路温度センサー55から回路検出温度Tc_dを取得し、インク温度センサー53からインク検出温度Ti_dを取得する。
In step S <b> 5, the
ステップS6において、メイン制御回路11は、ステップS5で取得した回路検出温度Tc_dがメモリー33に記憶された第2回路温度Tc_2を下回っているか否か、およびステップS5で取得したインク温度がメモリー33に記憶された第1インク温度Ti_1を上回っているか否かを判断する。ここで、第2回路温度Tc_2は、第1回路温度Tc_1よりも低く、回路適正温度範囲に含まれる。また、第1インク温度Ti_1は、インク適正温度範囲に含まれる。なお、第1インク温度Ti_1は、本発明の「第1液体温度」の一例である。
In step S6, the
ステップS6において、メイン制御回路11は、インク検出温度Ti_dが第1インク温度Ti_1を上回っているか否かに拘らず、回路検出温度Tc_dが第2回路温度Tc_2を下回っていると判断した場合、ステップS1に戻る。すなわち、回路検出温度Tc_dが第2回路温度Tc_2を下回った後は、ヒーター49が作動し、冷却ファン51が作動停止した状態で、循環ポンプ47が第3モードで作動する。これにより、インク流路9を流れるUVインクを効率良く加温することができる。
If the
ステップS6において、メイン制御回路11は、回路検出温度Tc_dが第2回路温度Tc_2を下回っておらず、インク検出温度Ti_dが第1インク温度Ti_1を上回っていると判断した場合、ステップS7に進む。
In step S6, when the
ステップS6において、メイン制御回路11は、回路検出温度Tc_dが第2回路温度Tc_2を下回っておらず、インク検出温度Ti_dが第1インク温度Ti_1を上回っていないと判断した場合、ステップS5に戻る。すなわち、インク検出温度Ti_dが第1インク温度Ti_1を上回るまでは、ヒーター49が作動停止し、冷却ファン51が作動した状態で、循環ポンプ47が第1モードで作動する。
In step S6, when the
ステップS7において、メイン制御回路11は、循環ポンプ47を第2モードに切り替える。すなわち、回路検出温度Tc_dが第2回路温度Tc_2を下回っていない状態において、インク検出温度Ti_dが第1インク温度Ti_1を上回った後は、ヒーター49が作動停止し、冷却ファン51が作動した状態で、循環ポンプ47が第2モードで作動する。この状態では、循環ポンプ47が第1モードで作動しているときに比べ、循環液の流速が第1流速から第2流速に上がるため、回路冷却部57における循環液の吸熱量が減少し、インク加温部59を流れる循環液の温度の上昇が抑えられる。これにより、インク流路9を流れるUVインクが過度に加温されることを抑制することができる。
In step S7, the
ステップS8において、メイン制御回路11は、回路温度センサー55から回路検出温度Tc_dを取得し、インク温度センサー53からインク検出温度Ti_dを取得する。
In step S <b> 8, the
ステップS9において、メイン制御回路11は、ステップS8で取得した回路検出温度Tc_dが第2回路温度Tc_2を下回っているか否か、およびステップS8で取得したインク温度がメモリー33に記憶された第2インク温度Ti_2を下回っているか否かを判断する。ここで、第2インク温度Ti_2は、第1インク温度Ti_1よりも低く、インク適正温度範囲に含まれる。なお、第2インク温度Ti_2は、本発明の「第2液体温度」の一例である。
In step S9, the
ステップS9において、メイン制御回路11は、インク検出温度Ti_dが第2インク温度Ti_2を下回っているか否かに拘らず、回路検出温度Tc_dが第2回路温度Tc_2を下回っていると判断した場合、ステップS1に戻る。すなわち、回路検出温度Tc_dが第2回路温度Tc_2を下回った後は、ヒーター49が作動し、冷却ファン51が作動停止した状態で、循環ポンプ47が第3モードで作動する。これにより、インク流路9を流れるUVインクを効率良く加温することができる。
If the
ステップS9において、メイン制御回路11は、回路検出温度Tc_dが第2回路温度Tc_2を下回っておらず、インク検出温度Ti_dが第2インク温度Ti_2を下回っていると判断した場合、ステップS4に戻る。すなわち、回路検出温度Tc_dが第2回路温度Tc_2を下回っていない状態において、インク検出温度Ti_dが第2インク温度Ti_2を下回った後は、ヒーター49が作動停止し、冷却ファン51が作動した状態で、循環ポンプ47が第1モードで作動する。この状態では、循環ポンプ47が第2モードで作動しているときに比べ、循環液の流速が第2流速から第1流速に下がるため、回路冷却部57における循環液の吸熱量が増加し、インク加温部59を流れる循環液の温度が上昇する。これにより、インク流路9を流れるUVインクの温度が低下することを抑制することができる。
In step S9, when the
ステップS9において、メイン制御回路11は、回路検出温度Tc_dが第2回路温度Tc_2を下回っておらず、インク検出温度Ti_dが第2インク温度Ti_2を下回っていないと判断した場合、ステップS8に戻る。すなわち、回路検出温度Tc_dが第2回路温度Tc_2を下回っていない状態において、インク検出温度Ti_dが第2インク温度Ti_2を下回るまでは、ヒーター49が作動停止し、冷却ファン51が作動した状態で、循環ポンプ47が第2モードで作動する。
In step S9, when the
このように、回路検出温度Tc_dが第1回路温度Tc_1を上回った後は、ヒーター49が作動停止し、冷却ファン51が作動した状態で、循環ポンプ47が第1モードまたは第2モードで作動し、回路検出温度Tc_dが第2回路温度Tc_2を下回った後は、循環ポンプ47が第3モードで作動することで、ヘッド駆動回路13の温度を、回路適正温度範囲に維持することができる。また、インク検出温度Ti_dが第1インク温度Ti_1を上回った後は、循環ポンプ47が第2モードで作動し、インク検出温度Ti_dが第2インク温度Ti_2を下回った後は、循環ポンプ47が第1モードで作動することで、インク流路9を流れるUVインクの温度を、インク適正温度範囲に維持することができる。
As described above, after the circuit detection temperature Tc_d exceeds the first circuit temperature Tc_1, the
なお、インク温度センサー53は、上述したように、インク流路9ごとに設けられている。そのため、インク温度センサー53から取得されたインク検出温度Ti_dに基づいた循環ポンプ47に対する制御は、循環ポンプ47ごとに行われる。例えば、ステップS6において、一の循環ポンプ47に対応するインク流路9に設けられたインク温度センサー53から取得されたインク検出温度Ti_dは、第1インク温度Ti_1を上回っており、他の循環ポンプ47に対応するインク流路9に設けられたインク温度センサー53から取得されたインク検出温度Ti_dは、第1インク温度Ti_1を上回っていない場合には、一の循環ポンプ47は第2モードに切り替えられ、他の循環ポンプ47は第1モードのまま作動する。
As described above, the
以上のように、本実施形態の印刷装置1は、ヘッド駆動回路13と、インク流路9と、流路加温部41をと備えている。ヘッド駆動回路13は、液体吐出ヘッド17を駆動する。インク流路9には、液体吐出ヘッド17に供給されるUVインクが流れる。流路加温部41は、循環液が流れる循環流路45と、循環流路45において循環液を循環させる循環ポンプ47とを備えている。流路加温部41は、循環液によりヘッド駆動回路13を冷却し、ヘッド駆動回路13からの吸熱により昇温した循環液により、インク流路9を流れるUVインクを加温する。この構成によれば、液体吐出ヘッド17を冷却しつつ、UVインクの加温を効率良く行うことができる。
As described above, the printing apparatus 1 according to the present embodiment includes the
本発明は、上記の実施形態に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採用可能であることは言うまでもない。例えば、上記の実施形態は、上述したほか、以下のような形態に変更することができる。 It goes without saying that the present invention is not limited to the above-described embodiment, and various configurations can be adopted without departing from the spirit of the present invention. For example, the above-described embodiment can be changed to the following form in addition to the above.
図5に示すように、流路加温部41は、ヘッド駆動回路13の冷却およびUVインクの加温に用いられる循環流路45に加えて、UVインクの加温に用いられることなくヘッド駆動回路13の冷却に用いられる冷却用循環流路71を備えてもよい。冷却用循環流路71の一部は、キャリッジケース5と接している。この構成によれば、ヘッド駆動回路13で発生した熱が、循環流路45を循環する循環液だけでなく、冷却用循環流路71を循環する循環液にも吸熱されるため、循環流路45を循環する循環液の温度が上がり過ぎることが抑制される。したがって、インク流路9を流れるUVインクが過度に加温されることを抑制することができる。なお、この場合、冷却用循環流路71にヒーター49を設ける必要はないが、冷却ファン51を設けることが好ましい。
As shown in FIG. 5, in addition to the
メイン制御回路11は、回路温度センサー55の検出結果に基づいて、ヒーター49を制御する構成に限定されず、インク温度センサー53の検出結果に基づいて、ヒーター49を制御してもよく、回路温度センサー55の検出結果およびインク温度センサー53の双方の検出結果に基づいて、ヒーター49を制御してもよい。例えば、メイン制御回路11は、ステップS3において、回路検出温度Tc_dが第1回路温度Tc_1を上回っていること、およびインク検出温度Ti_dが第1インク温度Ti_1を上回っていること、の2つの条件のうち少なくとも一方が満たされていると判断した場合に、ステップS4の処理を実行してもよい。
The
インク温度センサー53は、インク流路9ごとに設けられた構成に限定されず、複数のインク流路9間でUVインクの温度があまり変わらない場合には、複数のインク流路9に共通して設けられたインク温度センサー53により、UVインクの温度を検出してもよい。
The
メイン制御回路11は、キャリッジケース5の移動中には、キャリッジケース5の停止中に比べ、循環流路45における循環液の流速が速くなるように、循環ポンプ47を制御してもよい。この構成によれば、キャリッジケース5の移動に伴って循環流路45が移動することにより、循環流路45を流れる循環液が慣性の影響を受ける場合にも、慣性の影響をキャンセルし、循環液を適切に循環させることができる。
The
ヒーター49は、第3循環部65に設けられた構成に限定されず、例えば、第1循環部61に設けられた構成でもよい。すなわち、ヒーター49が、第2循環方向69において、回路冷却部57の下流側且つ循環ポンプ47の上流側に設けられた構成でもよい。同様に、冷却ファン51は、第3循環部65に設けられた構成に限定されず、例えば、第1循環部61に設けられた構成でもよい。すなわち、冷却ファン51が、第1循環方向67において、循環ポンプ47の下流側且つ回路冷却部57の上流側に設けられた構成でもよい。
The
ヒーター49は、4本の循環流路45に共通して設けられた構成に限定されず、例えば、循環流路45ごとに設けられた構成でもよい。この場合、対応するインク温度センサー53の検出結果に基づいて、複数のヒーター49を個別に制御してもよい。同様に、冷却ファン51は、4本の循環流路45に共通して設けられた構成に限定されず、例えば、循環流路45ごとに設けられた構成でもよい。この場合、対応するインク温度センサー53の検出結果に基づいて、複数の冷却ファン51を個別に制御してもよい。
The
インク流路9と循環流路45とが一対一に設けられた構成に限定されず、複数本のインク流路9に対して1本の循環流路45が設けられてもよく、これとは逆に、1本のインク流路9に対して複数本の循環流路45が設けられてもよい。特に、UVインクの使用量が多い場合には、1本のインク流路9に対して複数本の循環流路45を設けることで、UVインクを適切に加温することができる。また、ヒーター49を循環流路45ごとに設けてもよく、冷却ファン51を循環流路45ごとに設けてもよい。
The configuration is not limited to a configuration in which the
液体吐出ヘッド17は、4種類のUVインクに共通して設けられた構成に限定されず、例えば、1種類のUVインクごとに設けられた構成でもよく、2種類のUVインクごとに設けられた構成でもよい。
The
本発明の「液体」は、UVインクに限定されず、例えば、水性インク、油性インクなどの他のインクでもよい。また、「液体」は、インクに限定されず、例えば、印刷媒体Sに印刷される画像の画質を向上させるための処理液でもよい。 The “liquid” of the present invention is not limited to UV ink, and may be other ink such as water-based ink and oil-based ink. The “liquid” is not limited to ink, and may be, for example, a processing liquid for improving the image quality of an image printed on the print medium S.
1…印刷装置、5…キャリッジケース、9…インク流路、11…メイン制御回路、13…ヘッド駆動回路、17…液体吐出ヘッド、29…インクカートリッジ、31…プロセッサー、33…メモリー、39…ヒートシンク、41…流路加温部、43…カートリッジ装着部、45…循環流路、47…循環ポンプ、49…ヒーター、51…冷却ファン、53…インク温度センサー、55…回路温度センサー、57…回路冷却部、59…インク加温部、61…第1循環部、63…第2循環部、65…第3循環部、67…第1循環方向、69…第2循環方向 DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Printing apparatus, 5 ... Carriage case, 9 ... Ink flow path, 11 ... Main control circuit, 13 ... Head drive circuit, 17 ... Liquid discharge head, 29 ... Ink cartridge, 31 ... Processor, 33 ... Memory, 39 ... Heat sink , 41 ... Channel heating unit, 43 ... Cartridge mounting unit, 45 ... Circulation channel, 47 ... Circulation pump, 49 ... Heater, 51 ... Cooling fan, 53 ... Ink temperature sensor, 55 ... Circuit temperature sensor, 57 ... Circuit Cooling unit, 59 ... ink heating unit, 61 ... first circulation unit, 63 ... second circulation unit, 65 ... third circulation unit, 67 ... first circulation direction, 69 ... second circulation direction
Claims (12)
前記液体吐出ヘッドに供給される液体が流れる液体流路と、
循環液が流れる循環流路と、前記循環流路において前記循環液を循環させる循環駆動部と、を有し、前記循環液により前記ヘッド駆動回路を冷却し、前記ヘッド駆動回路からの吸熱により昇温した前記循環液により、前記液体流路を流れる前記液体を加温する流路加温部と、
を備えたことを特徴とする液体吐出装置。 A head drive circuit for driving the liquid ejection head;
A liquid flow path through which the liquid supplied to the liquid discharge head flows;
A circulating flow path through which the circulating fluid flows, and a circulation driving unit that circulates the circulating fluid in the circulating flow path; the head driving circuit is cooled by the circulating fluid, and is increased by heat absorption from the head driving circuit. A flow path heating unit for heating the liquid flowing through the liquid flow path with the heated circulating liquid;
A liquid ejection apparatus comprising:
前記液体の温度を検出する液体温度検出部と、
前記液体温度検出部の検出結果に基づいて、前記循環駆動部を制御する制御部と、
をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。 The flow path heating unit is
A liquid temperature detector for detecting the temperature of the liquid;
Based on the detection result of the liquid temperature detection unit, a control unit for controlling the circulation drive unit,
The liquid ejecting apparatus according to claim 1, further comprising:
前記循環液が第1流速で流れるように前記循環駆動部を制御している際に、検出された前記液体の温度が、第1液体温度を上回ると、前記循環液が前記第1流速よりも速い第2流速で流れるように前記循環駆動部を制御し、
前記循環液が第2流速で流れるように前記循環駆動部を制御している際に、検出された前記液体の温度が、前記第1液体温度よりも低い第2液体温度を下回ると、前記循環液が前記第1流速で流れるように前記循環駆動部を制御することを特徴とする請求項2に記載の液体吐出装置。 The controller is
When the circulating drive unit is controlled so that the circulating fluid flows at the first flow rate, and the detected temperature of the liquid exceeds the first liquid temperature, the circulating fluid is more than the first flow rate. Controlling the circulating drive unit to flow at a fast second flow rate;
When the circulating drive unit is controlled so that the circulating fluid flows at the second flow rate, if the detected temperature of the liquid falls below a second liquid temperature lower than the first liquid temperature, the circulation The liquid ejecting apparatus according to claim 2, wherein the circulation driving unit is controlled so that the liquid flows at the first flow rate.
前記制御部は、前記回路温度検出部の検出結果および前記液体温度検出部の検出結果の少なくとも一方に基づいて、前記循環液加温部を制御することを特徴とする請求項4に記載の液体吐出装置。 The flow path heating unit further includes a circuit temperature detection unit that detects the temperature of the head drive circuit,
5. The liquid according to claim 4, wherein the control unit controls the circulating fluid heating unit based on at least one of a detection result of the circuit temperature detection unit and a detection result of the liquid temperature detection unit. Discharge device.
前記循環液加温部が作動している際に、検出された前記ヘッド駆動回路の温度が、第1回路温度を上回ると、前記循環液加温部を作動停止させ、
前記循環液加温部が作動停止している際に、検出された前記ヘッド駆動回路の温度が、前記第1回路温度よりも低い第2回路温度を下回ると、前記循環液加温部を作動させることを特徴とする請求項5に記載の液体吐出装置。 The controller is
If the detected temperature of the head drive circuit exceeds the first circuit temperature when the circulating fluid warming unit is operating, the circulating fluid warming unit is deactivated,
If the detected temperature of the head drive circuit falls below a second circuit temperature lower than the first circuit temperature when the circulating fluid warming unit is stopped, the circulating fluid warming unit is activated. The liquid discharge apparatus according to claim 5, wherein
前記流路加温部は、前記回路冷却部を流れる前記循環液により前記ヘッド駆動回路を冷却し、前記液体加温部を流れる前記循環液により前記液体流路を流れる前記液体を加温し、
前記制御部は、
前記循環液加温部が作動停止している際に、前記回路冷却部において前記ヘッド駆動回路からの吸熱により昇温した前記循環液が、前記循環駆動部よりも前記液体加温部に先に到達する第1循環方向に循環するように、前記循環駆動部を制御し、
前記循環液加温部が作動している際に、前記循環液加温部により加温された前記循環液が、前記第1循環方向とは逆方向であって、前記回路冷却部よりも前記液体加温部に先に到達する第2循環方向に循環するように、前記循環駆動部を制御することを特徴とする請求項4ないし6のいずれか一項に記載の液体吐出装置。 The circulation channel has a circuit cooling part and a liquid heating part,
The flow path heating unit cools the head drive circuit with the circulating liquid flowing through the circuit cooling unit, warms the liquid flowing through the liquid flow path with the circulating liquid flowing through the liquid heating unit,
The controller is
When the circulating fluid warming unit is deactivated, the circulating fluid heated by the heat absorption from the head drive circuit in the circuit cooling unit is preceded by the liquid warming unit before the circulating drive unit. Controlling the circulation drive unit to circulate in the first circulation direction to reach,
When the circulating fluid warming unit is operating, the circulating fluid heated by the circulating fluid warming unit is in a direction opposite to the first circulating direction and is more than the circuit cooling unit. The liquid ejecting apparatus according to claim 4, wherein the circulation driving unit is controlled to circulate in a second circulation direction that reaches the liquid heating unit first.
前記制御部は、
前記循環液加温部が作動停止している際に、前記循環液冷却部を作動させ、
前記循環液加温部が作動している際に、前記循環液冷却部を作動停止させることを特徴とする請求項7または8に記載の液体吐出装置。 The flow path heating unit further includes a circulating fluid cooling unit that cools the circulating fluid,
The controller is
When the circulating fluid warming unit is deactivated, the circulating fluid cooling unit is activated,
9. The liquid ejection device according to claim 7, wherein when the circulating fluid heating unit is operating, the circulating fluid cooling unit is deactivated.
前記循環流路の少なくとも一部が前記回路ケースと接していることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか一項に記載の液体吐出装置。 A circuit case for accommodating the head drive circuit,
The liquid ejection device according to claim 1, wherein at least a part of the circulation flow path is in contact with the circuit case.
前記循環流路は、回路冷却部と、液体加温部と、を有し、
前記流路加温部は、前記回路冷却部を流れる前記循環液により前記ヘッド駆動回路を冷却し、前記液体加温部を流れる前記循環液により前記液体流路を流れる前記液体を加温し、
前記液体加温部は、前記摺動部に設けられていることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか一項に記載の液体吐出装置。 A sliding portion that allows movement of the liquid flow path when the liquid discharge head moves;
The circulation channel has a circuit cooling part and a liquid heating part,
The flow path heating unit cools the head drive circuit with the circulating liquid flowing through the circuit cooling unit, warms the liquid flowing through the liquid flow path with the circulating liquid flowing through the liquid heating unit,
The liquid discharging apparatus according to claim 1, wherein the liquid heating unit is provided in the sliding unit.
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018089688A JP2019195911A (en) | 2018-05-08 | 2018-05-08 | Liquid discharge device |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11760087B2 (en) | 2020-07-28 | 2023-09-19 | Seiko Epson Corporation | Liquid discharging apparatus and head unit |
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- 2018-05-08 JP JP2018089688A patent/JP2019195911A/en active Pending
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