JP2019192093A - IC card - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の実施形態は、ICカードに関する。 Embodiments described herein relate generally to an IC card.
一般に、ICカードを利用する利用者の指紋情報を使用して本人認証を実行する生体認
証センサを備えたICカードが普及し始めている。しかしながら、量産型のICカードに
指紋センサを利用するためには、その普及性を考慮すれば安価な指紋センサを利用せざる
を得ない。また、指紋センサは、厚さ1mm程度のICカードに埋設するため、小型化せ
ざるを得ない。それに伴い、指紋センサによる本人認証の精度が低いという問題が存在し
ていた。
In general, an IC card including a biometric sensor that performs personal authentication using fingerprint information of a user who uses the IC card has begun to spread. However, in order to use a fingerprint sensor for a mass-produced IC card, an inexpensive fingerprint sensor must be used in view of its spread. Moreover, since the fingerprint sensor is embedded in an IC card having a thickness of about 1 mm, it must be downsized. Along with this, there has been a problem that the accuracy of personal authentication by the fingerprint sensor is low.
本発明が解決しようとする課題は、利用者の本人認証を高精度に且つセキュアに実施可
能なICカードを提供することである。
The problem to be solved by the present invention is to provide an IC card that can accurately and securely perform user authentication.
実施形態のICカードは、端末装置と通信し、処理を実行するICモジュールを有する
ICカードであって、矩形状の本体と、第1の取得部と、第2の取得部と、を備える。第
1の取得部は、前記本体に埋設され、利用者の指から指紋情報を取得する。第2の取得部
は、前記本体の前記第1の取得部と異なる位置に埋設され、前記第1の取得部が指紋情報
を取得した指とは異なる指から指紋情報を取得する。
The IC card of the embodiment is an IC card having an IC module that communicates with a terminal device and executes processing, and includes a rectangular main body, a first acquisition unit, and a second acquisition unit. The first acquisition unit is embedded in the main body and acquires fingerprint information from a user's finger. The second acquisition unit is embedded in a position different from the first acquisition unit of the main body, and acquires fingerprint information from a finger different from the finger from which the first acquisition unit has acquired fingerprint information.
以下、実施形態に係るICカードを、図面を用いて説明する。なお、以下の説明では、
実施形態に係るICカードは接触型のICカードであるものとして説明するが、非接触型
のICカードであっても良い。
Hereinafter, an IC card according to an embodiment will be described with reference to the drawings. In the following explanation,
The IC card according to the embodiment is described as a contact type IC card, but may be a non-contact type IC card.
まず、図1を用いてICカード1の構成を説明する。図1は、実施形態に係るICカー
ド1の構成の一例を示す図である。ICカード1は、例えば、プラスチックの矩形状のカ
ード基材PT(カード本体の一例)に、ICモジュール10を実装して形成されている。
すなわち、ICカード1は、ICモジュール10と、第1の取得部50a、第2の取得部
50bと、照合プロセッサ(図では照合Pr)60と、これらが埋め込まれたカード基材
PTとを備える。また、ICカード1は、コンタクト部15を介して外部の端末装置10
0と通信可能である。なお、第1の取得部50a、第2の取得部50bについては、両者
を区別する必要がない場合は、適宜、取得部50と称する。
First, the configuration of the
That is, the
0 can be communicated. In addition, about the
ICカード1は、例えば、端末装置100により送信されたコマンド(処理要求)を、
コンタクト部15を介して受信し、受信したコマンドに応じた処理(コマンド処理)を実
行する。そして、ICカード1は、コマンド処理の実行結果であるレスポンス(処理応答
)を端末装置100にコンタクト部15を介して送信する。端末装置100は、ICカー
ド1と通信する装置であり、例えば、リーダ/ライタ装置を含む装置である。
The
A process (command process) is received according to the received command received via the
ICモジュール10は、コンタクト部15と、ICチップ20とを備える。ICモジュ
ール10は、例えば、テープ上にICモジュール10が複数配置されたCOT(Chip On
Tape)などの形態で取引されるモジュールである。
The
Tape) is a module that is traded in the form.
ICモジュール10は、取得部50により取得された利用者の指紋情報を、ICモジュ
ール10内に記憶された指紋情報と比較することで、利用者の認証を行い、認証結果を端
末装置100に出力する。
The
取得部50は、利用者の指から指紋情報を取得する指紋センサ等で構成される。取得部
50は、第1の取得部50aと第2の取得部50bを備える。第1の取得部50aと第2
の取得部50bは、同一の指紋センサでも良いし、性能やサイズに違いのあるものでも良
い。また、本実施形態においていは、第1の取得部50aと第2の取得部50bは、互い
に物理的に独立して、配置される。
The
The
コンタクト部15は、ICカード1が動作するために必要な各種信号の端子を有してい
る。ここで、各種信号の端子は、電源電圧、クロック信号、リセット信号などを端末装置
100から供給される端子、及び、端末装置100と通信するためのシリアルデ―タ入出
力端子(SIO端子)を含む。
The
ICチップ20は、例えば、1チップのマイクロプロセッサなどのLSI(Large Scal
e Integration)である。また、照合プロセッサ60は、取得部50とICモジュール1
0と電気的に接続している。
The
e Integration). In addition, the
0 is electrically connected.
以上に説明したように、ICカード1は、端末装置100と通信し、各種取引を実行す
る。例えば、ICカード1がクレジットカードとして利用される場合、指紋により利用者
の認証を実行し、決算処理を実行することが可能である。また、第1の取得部50aと第
2の取得部50bを備えることで、利用者の本人認証を高精度に且つセキュアに実施可能
である。
As described above, the
図2は、実施形態に係るICカード1のハードウェア構成の一例を示す図である。図2
に示すように、ICカード1は、コンタクト部15と、ICチップ20とを備えたICモ
ジュール10を備えている。そして、ICチップ20は、通信部24と、CPU25と、
ROM(Read Only Memory)26と、RAM(Random Access Memory)27と、EEPR
OM(Electrically Erasable Programmable ROM)28とを備える。これらの構成要素は
、内部バスBS1を介して接続されている。
FIG. 2 is a diagram illustrating an example of a hardware configuration of the
As shown in FIG. 1, the
ROM (Read Only Memory) 26, RAM (Random Access Memory) 27, and EEPROM
An OM (Electrically Erasable Programmable ROM) 28 is provided. These components are connected via an internal bus BS1.
通信部24は、例えばUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)で
あり、上述したSIO端子を介して、端末装置100とシリアルデータ通信を行う。通信
部24は、SIO端子を介して受信したシリアルデータ信号をパラレル変換したデータ(
例えば、1バイトのデータ)を内部バスBS1に出力する。また、通信部24は、内部バ
スBS1を介して取得したデータをシリアル変換して、SIO端子を介して端末装置10
0に出力する。通信部24は、例えば、SIO端子を介してコマンドを端末装置100か
ら受信する。また、通信部24は、SIO端子を介してレスポンスを端末装置100に送
信する。
The
For example, 1-byte data) is output to the internal bus BS1. Further, the
Output to 0. For example, the
ROM26は、例えば、マスクROMなどの不揮発性メモリである。ROM26は、I
Cカード1の各種処理を実行するためのプログラム、及びコマンドテーブルなどのデータ
を記憶する。
The
A program for executing various processes of the
RAM27は、例えば、SRAM(Static RAM)などの揮発性メモリである。RAM2
7は、ICカード1の各種処理を行う際に利用されるデータを一時記憶する。
The
7 temporarily stores data used when various processes of the
EEPROM28は、例えば、電気的に書き換え可能な不揮発性メモリである。EEP
ROM28は、ICカード1が利用する各種データを記憶する。EEPROM28は、例
えば、ICカード1を利用した各種サービス(アプリケーション)に使用される情報を記
憶する。
The
The
CPU25は、ROM26やRAM27等で構成される記憶部40に記憶されているプ
ログラムを実行して、ICカード1の各種処理を行う。CPU25は、例えば、コンタク
ト部15を介して、通信部24が受信したコマンドに応じたコマンド処理を実行する。
The
更に、内部バスBS1には、照合プロセッサ60が接続されている。照合プロセッサ6
0は、例えば、CPUとプログラムメモリとを含む。照合プロセッサ60は、専用線など
で取得部50と接続され、取得部50が指紋情報を取得可能な状態(通電状態)であるか
否かを検知することができる。例えば、取得部50が指紋センサである場合、指紋センサ
上に利用者の指が触れ、指紋センサが通電した場合に、照合プロセッサ60は、指紋セン
サが指紋情報を取得可能な状態であると判定する。指紋センサは、静電容量型、感熱型、
光学型などのうちいずれかの方式で利用者の指紋情報を取得する。なお、照合プロセッサ
60は、ICモジュール10と一体に構成されても良いし、照合プロセッサ60の機能を
ICモジュール10が備えても良い。
Furthermore, a
0 includes, for example, a CPU and a program memory. The
The fingerprint information of the user is acquired by any one method such as an optical type. The
図3は、実施形態におけるICカード1の機能構成図である。ICカード1は、例えば
、上述した通信部24及び取得部50、処理部30、記憶部40を備える。
FIG. 3 is a functional configuration diagram of the
処理部30は、例えば、コマンド処理部34と指紋情報照合部32を備える。コマンド
処理部34と指紋情報照合部32は、例えばCPU25が記憶部40に記憶されたプログ
ラム44を実行することで実現される。
The
記憶部40には、第1の指紋情報46a、第2の指紋情報46bと、プログラム44が
予め記憶される。なお、第1の指紋情報46a、第2の指紋情報46bについては、両者
を区別する必要がない場合は、便宜上、指紋情報46と称する。記憶部40に予め記憶さ
れている指紋情報46は、利用者の本人認証に使用するための情報であり、例えば、IC
カード1を発行する際に、利用者から指紋情報46を取得し、記憶部40に記憶させた情
報である。なお、ICカード1の種類によっては、発行後に記憶部40に指紋情報46を
記憶させても良い。
In the
When the
記憶部40に記憶された指紋情報46は、取得部50により取得された指紋情報との照
合対象となる情報であり、例えば取得部50が取得する指紋の形状パターンを幾何情報に
した情報、または何らかの特徴量に変換した情報、或いはこれらの組み合わせなどである
。
The
コマンド処理部34は、通信部24を介して端末装置100から受信するコマンド(処
理要求)に応じて、各種コマンドの処理(コマンド処理)を実行する。また、コマンド処
理部34は、コマンド処理の結果であるレスポンスを、通信部24を介して端末装置10
0に送信する。コマンド処理部34は、後述する照合の成功(本人認証の成功)を条件と
するコマンド処理に関しては、指紋情報照合部32からの認証成功通知がなされた場合に
、すなわち記憶部40におけるセキュアな領域へのアクセスが許可された場合に、処理を
先に進める。
The
Send to 0. The
指紋情報照合部32は、取得部50によって取得された指紋情報と、記憶部40に予め
記憶されている指紋情報46を照合し、照合に成功した場合、本人認証が成功したと判定
する。指紋情報照合部32による本人認証が成功するとは、例えば第1の取得部50aに
よって取得された指紋情報と記憶部40に予め記憶されている第1の指紋情報46a若し
くは第2の指紋情報46bどちらか一方との一致程度を示す値が閾値以上であり、かつ第
2の取得部50bによって取得された指紋情報が記憶部40に予め記憶されている他方の
指紋情報46との一致程度を示す値が閾値以上であることを示す。つまり、本人認証が成
功するとは、利用者の二本の指から取得した指紋情報と、記憶部40に予め記憶されてい
る二つの指紋情報46が略一致することを意味する。
The fingerprint information collation unit 32 collates the fingerprint information acquired by the
なお、よりセキュアな本人認証を実施するために、第1の取得部50aが取得した指紋
情報は、記憶部40に予め記憶されている第1の指紋情報46aとしか照合せず、第2の
取得部50bが取得した指紋情報は、記憶部40に予め記憶されている第2の指紋情報4
6bとしか照合しないとしても良い。すなわち、取得部50の位置と、指紋情報46を関
連付けて記憶しても良い。例えば、第1の指紋情報46aが利用者の中指、第2の指紋情
報46bが利用者の人差し指の情報を記憶していた場合、利用者が第1の取得部50aに
人差し指の指紋情報を取得させ、第2の取得部50bに中指の指紋情報を取得させても本
人認証は成功しない。
In order to perform more secure personal authentication, the fingerprint information acquired by the
It is possible to collate only with 6b. That is, the position of the
指紋情報照合部32による照合が成功し、すなわち本人認証が成功すると、記憶部40
におけるセキュアな領域へのアクセスを許可し、所定の処理を実行可能な状態となる。な
お、本実施例では、処理部30が指紋情報照合部32を有するとしているが、照合プロセ
ッサ60が指紋情報照合部32を有するとしても良い。
When collation by the fingerprint information collation unit 32 is successful, that is, when the personal authentication is successful, the
In this state, access to a secure area is permitted, and a predetermined process can be executed. In the present embodiment, the
次に、図4を用いて、二つの取得部50の埋設位置について説明する。図4は、ICカ
ード1の表面に2つの取得部50を埋設する位置を示す概略図である。図に示す(a)は
ICカード1の表面、(b)はICカード1の裏面をそれぞれ示している。なお、本実施
例では、ICモジュール10のコンタクト部15が視認可能な面を表面として説明する。
また、図中の一点鎖線はICカードの中心線を示し、破線はICモジュール10若しくは
取得部50の隠れ線を示す。さらに、二つの中心線の交点は、ICカードの略中心を示す
。
Next, the embedding positions of the two
Also, the alternate long and short dash line in the figure indicates the center line of the IC card, and the broken line indicates the hidden line of the
図4に示すように、第1の取得部50aと第2の取得部50bは、ICカードの表面に
埋設されている。また、第2の取得部50bは、第1の取得部50aと異なる位置に埋設
されている。例えば、第2の取得部50bは、第1の取得部50aが指紋情報を取得した
指とは異なる指から指紋情報を取得するよう埋設される。
As shown in FIG. 4, the
なお、図4に示すように、第1の取得部50aと第2の取得部50bは、矩形状のIC
カード1の短辺方向の略中心を通って長辺方向に沿った中心線を挟んでICモジュールの
反対側に位置するよう埋設しても良い。
In addition, as shown in FIG. 4, the
The
二つの取得部50をICカード1の短辺方向の略中心を通って長辺方向に沿った中心線
を挟んでICモジュールの反対側に位置させることで、コンタクト部15が端末装置10
0に接触するようICカード1を端末装置100に挿入させた状態においても、取得部5
0が端末装置100から露出するようにしておけば、利用者から指紋情報を取得し、本人
認証を実行することが可能である。
By positioning the two
Even in a state where the
If 0 is exposed from the
次に、図5乃至図7を用いて、二つの取得部50の埋設位置における変形例を説明する
。なお、図5乃至図7において、図4と同様の部分については、適宜説明を省略する。
Next, modified examples of the two
図5は、二つの取得部50の埋設位置における第1の変形例を示す概略図である。第1
の変形例において、第1の取得部50aと第2の取得部50bは、ICモジュールが埋設
されるICカードの表面とは反対側の裏面に埋設される。
FIG. 5 is a schematic diagram illustrating a first modification at the embedded position of the two
In the modified example, the
二つの取得部50をICカード1の裏面に埋設することで、二つの取得部50は、利用
者以外の他者や監視カメラ等の死角に位置し易くなり、どの指を使用していたかを隠すこ
とが可能である。また、指をあてがうため手首の位置、角度が自然となり、当該ICカー
ド1が使用しやすくなる。
By embedding the two
さらに、第1の取得部50aと第2の取得部50bは、矩形状のICカード1の短辺方
向の略中心を通って長辺方向に沿った中心線を挟んでICモジュールの反対側に位置する
よう埋設しても良い。
Furthermore, the
この配置により、コンタクト部15が端末装置100に接触するようICカード1を端
末装置100に挿入させた状態においても、利用者から指紋情報を取得し、本人認証を実
行することが可能であり、また、指をあてがうため手首の位置、角度が自然となり、当該
ICカード1が使用しやすくなる。
With this arrangement, even when the
図6は、二つの取得部50の埋設位置における第2の変形例を示す概略図である。第2
の変形例において、第1の取得部50aと第2の取得部50bのどちらか一方は表面に埋
設され、他方は裏面に埋設される。
FIG. 6 is a schematic diagram illustrating a second modification example in the embedded position of the two
In the modified example, one of the
この配置により、二つの取得部50に指を置く際、すなわち表面と裏面に指を置こうと
する際に、両方の指の指紋を撮影するのは困難であり、指紋情報が盗まれるリスクを表面
の指紋情報と裏面の指紋情報で分散することが可能である。また、指をあてがうため手首
の位置、角度が自然となり、当該ICカード1が使用しやすくなる。
With this arrangement, when placing a finger on the two
図7は、二つの取得部50の埋設位置における第3の変形例を示す概形図である。なお
、図7における破線は、ICモジュール10若しくは取得部50の隠れ線、或いは表面に
埋設される第1の取得部50a若しくは第2の取得部50bの概形の延長線を示す参考線
である。
FIG. 7 is a schematic diagram illustrating a third modification example in the embedded position of the two
第2の変形例において、第1の取得部50aと第2の取得部50bのどちらか一方は表
面に埋設され、他方は裏面に埋設され、かつ第1の取得部50aと第2の取得部50bは
、ICカード1の面に対して略垂直の方向に沿って重なり合う部分を有する。なお、図7
における重なり合う部分を、分かり易いように斜線でハッチングし、Wの記号を付した。
In the second modification, one of the
The overlapping parts in are hatched with diagonal lines for easy understanding and marked with a W symbol.
この配置により、二つの指紋情報が表面と裏面に分かれるため、指紋情報が盗まれるリ
スクを分散することが可能であり、且つICカードを持つ自然な姿勢のまま簡易に本人認
証を実行することが可能である。
With this arrangement, the two fingerprint information is separated into the front and back surfaces, so the risk of fingerprint information being stolen can be distributed, and personal authentication can be easily performed in a natural posture with an IC card. Is possible.
以上に説明した実施形態若しくは変形例におけるICカード1によれば、取得部50を
二つ設けることにより、指紋情報の認識精度を向上させることが可能であり、取引をより
セキュア且つ簡易に実行することが可能である。
According to the
また、上記した実施形態の若しくは変形例のICカード1における処理はいくつかのソ
フトウェアによって実行することが可能である。このため、上記処理の手順を実行するい
くつかのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じてこれらプロ
グラムをICカード1へインストールして実行するだけで、上記処理を容易に実現するこ
とができる。例えば、ICカード1は、上記プログラムをネットワーク経由でダウンロー
ドし、ダウンロードしたプログラムを記憶し、プログラムのインストールを完了すること
ができる。或いは、ICカード1は、上記プログラムを情報記憶媒体から読み取り、読み
取ったプログラムを記憶し、プログラムのインストールを完了することができる。
In addition, the processing in the
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したも
のであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その
他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の
省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や
要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる
。
Although several embodiments of the present invention have been described, these embodiments are presented by way of example and are not intended to limit the scope of the invention. These novel embodiments can be implemented in various other forms, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the scope of the invention. These embodiments and modifications thereof are included in the scope and gist of the invention, and are included in the invention described in the claims and the equivalents thereof.
1 カード
10 モジュール
15 コンタクト部
20 チップ
24 通信部
28 EEPROM
30 処理部
32 指紋情報照合部
34 コマンド処理部
40 記憶部
44 プログラム
46 指紋情報
46a 第1の指紋情報
46b 第2の指紋情報
50 取得部
50a 第1の取得部
50b 第2の取得部
60 照合プロセッサ
100 端末装置
BS1 内部バス
Pr 照合
PT カード基材
1
30 processing unit 32 fingerprint
Claims (5)
矩形状の本体と、
前記本体に埋設され、利用者の指から指紋情報を取得する第1の取得部と、
前記本体の前記第1の取得部と異なる位置に埋設され、前記第1の取得部が指紋情報を
取得した指とは異なる指から指紋情報を取得する第2の取得部と、
を備えるICカード。 An IC card having an IC module that communicates with a terminal device and executes processing,
A rectangular body;
A first acquisition unit embedded in the main body and acquiring fingerprint information from a user's finger;
A second acquisition unit that is embedded in a position different from the first acquisition unit of the main body and that acquires fingerprint information from a finger different from the finger from which the first acquisition unit has acquired fingerprint information;
IC card equipped with.
矩形状のICカード1の短辺方向の略中心を通って長辺方向に沿った中心線を挟んでI
Cモジュールの反対側に位置する、
請求項1に記載のICカード。 The first acquisition unit and the second acquisition unit are:
I pass through the approximate center of the rectangular IC card 1 in the short side direction and the center line along the long side direction.
Located on the opposite side of the C module,
The IC card according to claim 1.
前記ICモジュールが埋設される前記本体の表面とは反対側の裏面に埋設される、
請求項1又は2に記載のICカード。 The first acquisition unit and the second acquisition unit are:
Embedded in the back surface opposite to the front surface of the main body in which the IC module is embedded;
The IC card according to claim 1 or 2.
る前記本体の表面に埋設され、他方は前記表面とは反対側の裏面に埋設される、
請求項1又は2に記載のICカード。 Either one of the first acquisition unit and the second acquisition unit is embedded in the surface of the main body in which the IC module is embedded, and the other is embedded in the back surface opposite to the surface.
The IC card according to claim 1 or 2.
重なり合う部分を有する、
請求項4に記載のICカード。 The first acquisition unit and the second acquisition unit have portions that overlap along a direction substantially perpendicular to the surface of the main body.
The IC card according to claim 4.
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