JP2019190089A - Work machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、油圧ショベル等の作業機械に関する。 The present invention relates to a work machine such as a hydraulic excavator.
油圧ショベル等の作業機械は、作業中に車体が転倒しないように、車体安定度が高い状態で作業を行う必要がある。ここでいう車体安定度とは、車体の転倒し難さを表す指標であり、車体安定度が低いほど車体が転倒する可能性が高いことを意味する。車体安定度を判定できる作業機械の従来技術を開示するものとして、例えば特許文献1がある。
A work machine such as a hydraulic excavator needs to work in a state where the vehicle body stability is high so that the vehicle body does not fall during the work. The vehicle body stability here is an index representing the difficulty of the vehicle body falling, and means that the vehicle body is more likely to fall as the vehicle body stability is lower. For example,
特許文献1には、下部走行体と、前記下部走行体に搭載される上部旋回体と、前記上部旋回体に取り付けられるアタッチメントと、操作内容を検出する操作内容検出装置と、ショベルの位置及び向きを測定する測位装置と、前記アタッチメントの姿勢を検出する姿勢検出装置と、制御装置と、を備えるショベルであって、前記制御装置は、地面形状情報取得部を有し、前記姿勢検出装置が検出した前記アタッチメントの姿勢の推移と、前記地面形状情報取得部が取得した作業対象の地面の現在の形状に関する情報と、ショベルの位置とに基づいてショベルが安定な状態か不安定な状態か(車体安定度)を判定し、不安定と判定した場合にショベルの動きを制限する、ショベルが開示されている。
ところで、油圧ショベル等の作業機械では、高い施工精度が求められることがあり、その場合は安定度の高い地盤に車体を接地する必要がある。例えば軟らかい地盤(安定度の低い地盤)に車体を接地して作業を行った場合、自重や作業の反動で地盤が変形することにより車体が振動し、精密な作業が困難になるためである。 By the way, in a working machine such as a hydraulic excavator, high construction accuracy may be required. In this case, it is necessary to ground the vehicle body on a highly stable ground. For example, when the work is performed with the vehicle body grounded on soft ground (ground with low stability), the ground is deformed due to its own weight or the reaction of the work, so that the vehicle body vibrates and precise work becomes difficult.
ここで、特許文献1に記載のショベルでは、車体が接地している地盤の形状に応じて車体安定度を判定することができるものの、自重や作業の反動による地盤の変形までは考慮しておらず、地盤の安定度を判定することはできない。そのため、現状では、操作者が自身の経験に基づいて地盤の安定度を判断しており、作業効率や施工品質にばらつきが生じている。
Here, in the excavator described in
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、車体が接地している地盤の安定度を判定し、判定結果を操作者に通知することができる作業機械を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object thereof is to provide a work machine capable of determining the stability of the ground on which the vehicle body is grounded and notifying an operator of the determination result. It is in.
上記目的を達成するために、本発明は、車体と、前記車体に取り付けられた作業機と、前記車体および前記作業機の姿勢情報を取得する姿勢情報取得装置と、情報出力装置と、前記情報出力装置を制御するコントローラとを備え、前記コントローラは、前記姿勢情報に基づいて前記作業機械の動的重心位置を推定する動的重心位置推定部と、前記車体の寸法情報に基づいて前記車体の接地点で構成される支持範囲図形を演算する支持範囲演算部と、前記動的重心位置と前記支持範囲図形を構成する辺との距離に応じて前記作業機械の車体安定度を演算する車体安定度演算部とを有する作業機械において、前記コントローラは、前記車体の姿勢情報に基づいて前記車体の振幅を推定する振幅推定部と、前記車体安定度が所定の安定度よりも高くかつ前記振幅が所定の振幅よりも大きい場合に前記車体が接地している地盤の安定度である地盤安定度が低いと判定し、前記車体安定度が所定の安定度よりも高くかつ前記振幅が前記所定の振幅以下の場合に前記地盤安定度が高いと判定し、判定結果を前記情報出力装置に出力する地盤安定度判定部とを有するものとする。 To achieve the above object, the present invention provides a vehicle body, a work machine attached to the vehicle body, a posture information acquisition device that acquires posture information of the vehicle body and the work machine, an information output device, and the information A controller for controlling the output device, wherein the controller estimates a dynamic center of gravity position of the work machine based on the posture information; and A vehicle range stability unit that calculates a vehicle range stability of the work machine according to a distance between a support range calculation unit configured to calculate a support range graphic configured by a grounding point and a distance between the dynamic center of gravity position and a side configuring the support range graphic In the work machine having a degree calculation unit, the controller includes an amplitude estimation unit that estimates the amplitude of the vehicle body based on posture information of the vehicle body, and the vehicle body stability is higher than a predetermined stability. When the amplitude is greater than a predetermined amplitude, it is determined that the ground stability, which is the stability of the ground to which the vehicle body is grounded, is low, the vehicle body stability is higher than the predetermined stability, and the amplitude is A ground stability determination unit that determines that the ground stability is high when the amplitude is equal to or less than the predetermined amplitude and outputs a determination result to the information output device.
以上のように構成した本発明によれば、車体安定度が所定の安定度よりも高い状態で、車体の振幅に基づいて地盤安定度が判定され、判定結果が情報出力装置を介して操作者に通知される。これにより、車体が接地している地盤の安定度を操作者が作業中に把握することが可能となる。 According to the present invention configured as described above, the ground stability is determined based on the amplitude of the vehicle body in a state where the vehicle body stability is higher than the predetermined stability, and the determination result is transmitted to the operator via the information output device. Will be notified. As a result, the operator can grasp the stability of the ground to which the vehicle body is grounded during the work.
本発明によれば、作業機械の車体が接地している地盤の安定度を操作者が作業中に把握することができるため、作業効率や施工品質のばらつきを抑えることが可能となる。 According to the present invention, since the operator can grasp the stability of the ground on which the vehicle body of the work machine is in contact with the ground during work, it is possible to suppress variations in work efficiency and construction quality.
以下、本発明の実施の形態に係る作業機械として油圧ショベルを例に挙げ、図面を参照して説明する。なお、各図中、同等の部材には同一の符号を付し、重複した説明は適宜省略する。 Hereinafter, a hydraulic excavator will be described as an example of a working machine according to an embodiment of the present invention and will be described with reference to the drawings. In addition, in each figure, the same code | symbol is attached | subjected to an equivalent member and the overlapping description is abbreviate | omitted suitably.
図1は本発明の第1の実施例に係る油圧ショベルの側面図である。 FIG. 1 is a side view of a hydraulic excavator according to a first embodiment of the present invention.
図1において、油圧ショベル1は、下部走行体10と、下部走行体10に旋回可能に設けられ、下部走行体10と共に車体を構成する上部旋回体11と、上部旋回体11に回動可能に設けられた作業フロント12とを備えている。
In FIG. 1, a
作業フロント12は、上部旋回体11に回動可能に設けられたブーム13と、ブーム先端に回動可能に設けられたアーム14と、アーム先端に回動可能に設けられたバケット15と、ブーム13を駆動するブームシリンダ16と、アーム14を駆動するアームシリンダ17と、バケット15を駆動するバケットシリンダ18と、バケットシリンダ18とアーム14を結合するリンク19とバケットシリンダ18とバケット15を結合するリンク20と、アーム14とバケット15を繋ぐピン33、リンク20とバケット15を繋ぐピン34とで構成されている。
The
上部旋回体11には、上部旋回体11を回動する旋回モータ21と、操作者が乗り込む操作室22と、操作室22内に配置され、操作者による操作情報を油圧信号に変換するための操作レバー23と、油圧ショベル1の動作を制御するコントローラ24とが設けられている。
The
ブーム13、アーム14、リンク19、上部旋回体11にはそれぞれブームIMU25、アームIMU26、バケットIMU27、車体IMU28が取り付けられている。IMUとは、Inertial Measurement Unit(慣性計測装置)の略称で、3軸の角度(または角速度)と加速度を検出することができ、作業フロント12を構成するブーム13、アーム14、バケット15、及び上部旋回体11の姿勢情報を取得する姿勢情報取得装置41として機能する。IMU25,26,27は、ブーム13、アーム14、バケット15それぞれの回動角度および角速度を取得でき、IMU28は、上部旋回体11の旋回方向、旋回角速度、上部旋回体11の前後方向および左右方向の傾斜角度が取得できるように構成されている。また、操作室22の内部には、コントローラ24で地盤安定度が低いと判定された時に、地盤安定度の判定を出力する情報出力装置31が備えられている。
[システムの構成]
図2は本実施例に係る油圧ショベル1に搭載された地盤安定度通知システムのブロック図である。
A boom IMU 25, an arm IMU 26, a
[System configuration]
FIG. 2 is a block diagram of the ground stability notification system mounted on the
コントローラ24は、図示しないCPU、ROM、RAM、及びフラッシュメモリ等の書換可能な不揮発性の記憶手段等からなるマイクロコンピュータ、並びにROMに格納するコンピュータプログラム及び周辺回路を有し、CPU上でコンピュータプログラムを作動させて演算処理を行うように構成されている。コントローラ24は、IMU25〜28で構成される姿勢情報取得装置41と、情報出力装置31とに接続されている。また、コントローラ24は、姿勢情報取得装置41から入力する姿勢情報に基づいて、油圧ショベル1が接地している地盤の安定度を判定し、地盤の安定度が低いと判定した場合に、情報出力装置31を用いて操作者に通知するように構成されている。
The
コントローラ24では、コントローラ24内部に記憶された下部走行体10の寸法情報を用いて油圧ショベル1が平坦な地盤に正立している時の下部走行体10と地表面32との接地点で形成される支持範囲図形L(図4に示す)を演算する支持範囲演算部42と、姿勢情報取得装置41からの姿勢情報に基づいて、油圧ショベル1の動的重心位置70(図4に示す)を推定する動的重心位置推定部43と、支持範囲演算図形Lを構成する辺と動的重心位置70の距離から油圧ショベル1の車体安定度を演算する車体安定度演算部44と、姿勢情報取得装置41の出力のうち上部旋回体11の前後傾斜角及び左右傾斜角の時系列変化から、車体10,11の振幅を推定する振幅推定部45と、車体安定度が所定の安定度よりも高く、振幅が所定の振幅よりも大きい場合に、地盤安定度が低いと判定する地盤安定度判定部46とを備えている。ここで、車体安定度は、車体10,11の転倒し難さを表す指標であり、車体安定度が低いほど車体10,11が転倒する可能性が高いことを意味する。一方、地盤安定度は、油圧ショベル1の自重や作業の反動による地盤の変形のし難さを表す指標であり、地盤安定度が低いほど作業中の車体10,11の振動が大きくなることを意味する。
The
情報出力装置31は、地盤安定度判定部46で地盤安定度が低いと判定された時、油圧ショベル1の操作者に通知するように構成されている。通知する手段としては、例えば図示しない表示装置および音響装置の少なくとも一方を使用することが挙げられる。表示装置を用いる場合はメッセージ、図形の変化、点灯パターンの変更などの方法がある。また、音響装置を用いる場合は、音量、音程、音色の変化を用いる方法がある。
The
次に、コントローラ24が行う各処理について、図3〜図6を用いて説明する。
[演算モデルの説明]
図3はコントローラ24の各演算に用いられる油圧ショベル1の物理モデルを示す図である。コントローラ24は、ワールド座標系(O−X’Y’Z’)と機械基準座標系(O−XYZ)の二つの座標系において演算を行う。
Next, each process performed by the
[Explanation of calculation model]
FIG. 3 is a diagram showing a physical model of the
図3に示すようにワールド座標系(O−X’Y’Z’)は重力方向を基準とし、重力と逆方向をZ軸としたものである。一方、機械基準座標系(O−XYZ)は下部走行体10を基準としたものであり、原点を上部旋回体11の旋回中心線11c上で、地表面32と接する点Oとし、下部走行体10の前後方向にX軸、左右方向にY軸、旋回中心線11c方向にZ軸を設定する。ワールド座標系と機械基準座標系との関係は上述した車体IMU28を用いて検出する。
As shown in FIG. 3, the world coordinate system (O-X′Y′Z ′) is based on the direction of gravity and the direction opposite to gravity is the Z axis. On the other hand, the machine reference coordinate system (O-XYZ) is based on the lower traveling
油圧ショベル1の物理モデルとしては、各構成部材の重心に質量が集中している集中質点モデルを用いる。
As the physical model of the
下部走行体10、上部旋回体11、ブーム13、アーム14、バケット15のそれぞれの質点10P,11P,13P,14P,15Pを各構成部材の重心位置に設定し、それぞれの質点の質量をm10,m11,m13,m14,m15とする。そして、それぞれの質点の位置ベクトルをr10,r11,r13,r14,r15、加速度ベクトルr´´10,r´´11,r´´13,r´´14,r´´15とする。
The mass points 10P, 11P, 13P, 14P, and 15P of the lower traveling
なお、質点の設定方法はこの限りでなく、例えば質量が集中している部位(ブームシリンダ16など)を追加してもよい。 Note that the mass point setting method is not limited to this, and for example, a part where the mass is concentrated (such as the boom cylinder 16) may be added.
また、支持範囲演算部42、動的重心位置推定部43、車体安定度演算部44における油圧ショベル1の安定度演算指標についてはZMP(Zero Moment Point)とZMP安定判別規範に基づいて演算を行う。なお、ZMPおよびZMP安定判別規範の概念については「LEGGED LOCOMOTION ROBOTS: Miomir Vukobratovic著(「歩行ロボットと人工の足: 加藤一郎訳、日刊工業新聞社」)」に記載されている。
Further, the stability calculation index of the
油圧ショベル1から地表面32には重力、慣性力、外力およびこれらのモーメントが作用するが、ダランベールの原理によればこれらは地表面32から油圧ショベル1への反作用としての床反力および床反力モーメントとつりあう。
Gravity, inertial force, external force, and these moments act on the
したがって、油圧ショベル1が地表面32に安定に接地している場合、油圧ショベル1と地表面32との接地点を凹にならないように結んだ支持範囲図形Lの辺上あるいはその内側にピッチ軸およびロール軸方向のモーメントがゼロになる点(ZMP)が存在する。逆に言えば、ZMPが支持範囲図形L内に存在し、油圧ショベル1から地表面32に作用する力が地表面32を押す向き、つまり床半力が正である場合、油圧ショベル1は安定に接地しているといえる。
Therefore, when the
つまり、ZMPが支持範囲図形Lの中心に近いほど安定度は高く、支持範囲図形Lの内側にあれば油圧ショベル1は浮き上がりが発生することなく作業を行うことができる、一方、ZMPが支持範囲図形Lの外側に存在する場合には油圧ショベル1は浮き上がりがおこる可能性がある。したがって、動的重心位置70にZMPを用いることで、油圧ショベル1と地表面32との接地点で形成される支持範囲図形Lと、動的重心位置70を比較することによって安定度を演算することができる。
[支持範囲図形演算]
支持範囲演算部42は、予め登録された下部走行体10の寸法情報に基づいて、油圧ショベル1と地表面32との接地点を凹にならないように結んだ支持範囲図形Lを算出するように構成されている。
That is, as the ZMP is closer to the center of the support range graphic L, the stability is higher, and if the ZMP is inside the support range graphic L, the
[Support range figure calculation]
The support
下部走行体10が地表面32に正立している場合、支持範囲図形Lは、下部走行体10の平面形状と等しくなる。したがって、下部走行体10の平面形状が矩形の場合、支持範囲図形Lは図4に示すように矩形となる。より具体的には、下部走行体10としてクローラを有している場合の支持範囲図形Lは、左右のスプロケットの中心点を結んだ線を前方境界線、左右のアイドラの中心点を結んだ線を後方境界線、左右それぞれのトラックリンク外側端を左右の境界線とした四角形である。なお、前方および後方の境界は最も前方の下部ローラおよび最も後方の下部ローラの接地点としてもよい。
[動的重心位置推定]
動的重心位置推定部43は、姿勢情報取得装置41の出力から油圧ショベル1の動的重心位置70を演算するように構成されている。
When the lower traveling
[Dynamic center of gravity position estimation]
The dynamic gravity center
まず、姿勢情報取得装置41の出力結果から、各リンクについて順次運動学計算を行う。そして、各質点10P,11P,13P,14P,15Pの位置ベクトルr10,r11,r13,r14,r15とその加速度ベクトルr´´10,r´´11,r´´13,r´´14,r´´15を算出し、機械基準座標系(O−XYZ)を基準とした値に変換する。
First, kinematics calculation is sequentially performed for each link from the output result of the posture
ここで、運動学計算の方法は周知の方法を用いることができるが、例えば「ロボット制御基礎論:吉川恒夫著、コロナ社(1988)」に記載されている方法を用いることができる。 Here, a well-known method can be used as the kinematic calculation method. For example, the method described in “Robot Control Basics: Yoshikawa Tsuneo, Corona (1988)” can be used.
機械基準座標系(O−XYZ)に変換された各質点の位置ベクトル、加速度ベクトルを用いて動的重心位置70を求めるために以下に示すZMP方程式を利用する。 The following ZMP equation is used to obtain the dynamic center of gravity position 70 using the position vector and acceleration vector of each mass point converted into the machine reference coordinate system (O-XYZ).
ここで
rzmp : 動的重心位置ベクトル
mi : i番目の質点の質量
ri : i番目の質点の位置ベクトル
r´´i : i番目の質点に加わる加速度ベクトル(重力加速度含む)
Mj : j番目の外力モーメント
sk : k番目の外力作用点位置ベクトル
Fk : k番目の外力ベクトル
である。なお、ベクトルはX成分、Y成分、Z成分で構成される3次元ベクトルである。
Where rzmp: dynamic centroid position vector mi: i-th mass point mass ri: i-th mass point position vector r ″ i: acceleration vector applied to the i-th mass point (including gravitational acceleration)
Mj: j-th external force moment sk: k-th external force action point position vector Fk: k-th external force vector. The vector is a three-dimensional vector composed of an X component, a Y component, and a Z component.
機械基準座標系の原点Oを下部走行体10と地表面32の接する点に設定しているため、動的重心位置70のZ軸座標が地表面32上にあると仮定すると、rzmpz=0である。また、負荷を伴わない作業に限定すれば外力についても無視できることから、外力Fk=0、外力モーメントM=0とみなす。このような条件のもとで式(1)を解き、動的重心位置70のX座標rzmpxを以下のように算出する。
Since the origin O of the machine reference coordinate system is set to a point where the lower traveling
また、同様に式(1)を解き、動的重心位置70のY座標rzmpyは以下のように算出する。 Similarly, the equation (1) is solved, and the Y coordinate rzmpy of the dynamic barycentric position 70 is calculated as follows.
式(2)、(3)において、mは、図3に示す各質点10P,11P,13P,14P,15Pの質量であり、各質点の質量m10,m11,m13,m14,m15を代入する。r´´は各質点の加速度であり、各質点の加速度r´´10,r´´11,r´´13,r´´14,r´´15を代入する。
In equations (2) and (3), m is the mass of each
以上のように、油圧ショベル1の各部に設けた姿勢情報取得装置41を用いることによって、推定された動的重心位置70の座標を求めることができる。
[車体安定度演算]
図4は車体安定度演算部44による車体安定度の演算方法を示す図である。
As described above, the coordinates of the estimated dynamic center-of-gravity position 70 can be obtained by using the posture
[Body stability calculation]
FIG. 4 is a diagram illustrating a vehicle body stability calculation method by the vehicle body
車体安定度演算部44は、動的重心位置70と支持範囲図形Lに基づいて車体安定度を演算するように構成されている。
The vehicle body
図4(a)に示すように油圧ショベル1と地表面32との接地点で形成される支持範囲図形Lの中心点Lc(Xlc、Ylc)から動的重心位置70に向かって伸ばした半直線Lzと、支持範囲図形Lの辺との交点C(Xc、Yc)を算出する。そして、車体安定度αを中心Lcから交点Cまでの距離と中心Lcから動的重心位置70までの距離との比率を用いて以下式のように算出する。
As shown in FIG. 4A, a half line extending from the center point Lc (Xlc, Ylc) of the support range graphic L formed by the contact point between the
車体安定度αは値が大きいほど動的重心位置70が支持範囲図形Lの中心に近いことを示し、車体10,11が転倒し難いことを意味する。
A larger value of the vehicle body stability α indicates that the dynamic center of gravity position 70 is closer to the center of the support range graphic L, and means that the
より簡易な演算とする方法について図4(b)を用いて説明する。この方法では、車体安定度αをX座標、Y座標それぞれに対し支持範囲図形L内でとりうる最大値と動的重心位置70との比率を評価する。このとき、X軸方向の比率 A simple calculation method will be described with reference to FIG. In this method, the ratio between the maximum value that can be taken within the support range figure L and the dynamic barycentric position 70 is evaluated for the vehicle body stability α with respect to the X coordinate and the Y coordinate, respectively. At this time, the ratio in the X-axis direction
とY軸方向の比率 And Y axis direction ratio
のうち小さい値を車体安定度αとして選定する。ここで、Xmaxは支持範囲図形L内で取りうるX座標の最大値であり、Ymaxは支持範囲図形L内で取りうるY座標の最大値である。 A smaller value is selected as the vehicle body stability α. Here, Xmax is the maximum value of the X coordinate that can be taken within the support range graphic L, and Ymax is the maximum value of the Y coordinate that can be taken within the support range graphic L.
また、以上では、支持範囲図形Lの辺部と動的重心位置70との距離の比率を用いて車体安定度αを算出する方法を示したが、距離の比率を対数で評価し、車体安定度αを算出してもよい。このようにすることで、支持範囲図形Lの辺近傍における安定度変化をより詳細に表現することができる。
[振幅推定]
図5は振幅推定部45による車体10,11の振幅の推定方法を示す説明図である。
In the above description, the method of calculating the vehicle body stability α using the ratio of the distance between the side portion of the support range graphic L and the dynamic center of gravity position 70 has been described. The degree α may be calculated. By doing in this way, the stability change in the vicinity of the side of the support range figure L can be expressed in more detail.
[Amplitude estimation]
FIG. 5 is an explanatory diagram showing a method of estimating the amplitude of the
振幅推定部45は姿勢情報取得装置41の出力のうち、車体IMU28から取得した前後傾斜角と左右傾斜角を用いて車体10,11の振幅を推定するように構成されている。
The
図5に示すように、現在時刻tに対して、前後傾斜角と左右傾斜角がそれぞれの傾斜角波形fx(t)、fy(t)のように変化しているとする。 As shown in FIG. 5, it is assumed that the forward / backward inclination angle and the left / right inclination angle change with respect to the current time t as the respective inclination angle waveforms fx (t) and fy (t).
この現在時刻tまでにΔt秒のサンプリング周期で取得したn個のサンプリングデータから、前後方向傾斜振幅Ampxを求める。具体的には、以下の標準偏差の式を用いて求める。 The front-rear direction tilt amplitude Ampx is obtained from n pieces of sampling data acquired at a sampling period of Δt seconds up to the current time t. Specifically, it is determined using the following standard deviation formula.
ここで
μx:取得したサンプリングデータfx(T)の平均値
である。
Here, μx is an average value of the acquired sampling data fx (T).
次に、左右方向傾斜振幅Ampyも同様に以下式で求める。 Next, the left-right direction inclination amplitude Ampy is similarly obtained by the following equation.
ここで
μy:取得したサンプリングデータfy(T)の平均値
である。
Here, μy is an average value of the acquired sampling data fy (T).
上記方法では、過去の一定区間における傾斜角波形の標準偏差を用いて傾斜振幅を推定したが、過去一定区間における傾斜角波形のPeak to Peak値を用いて傾斜振幅を推定してもよい。 In the above method, the inclination amplitude is estimated using the standard deviation of the inclination angle waveform in the past fixed section, but the inclination amplitude may be estimated using the Peak to Peak value of the inclination angle waveform in the past fixed section.
なお、Δtとサンプリング数nについては、サンプリング数nが標準偏差の95%信頼区間のt値が大よそ収束する10以上かつ、nΔtが油圧ショベル1が振動する際の振動周期の2周期以上に設定されることが望ましい。
As for Δt and sampling number n, the sampling number n is 10 or more at which the t value of the 95% confidence interval of the standard deviation is approximately converged, and nΔt is two or more of the vibration periods when the
次に、以下式によって車体10,11の振幅Ampを求める。
Next, the amplitude Amp of the
なお、振幅Ampは、以上の求め方に限られず、前後傾斜角と左右傾斜角を用いて、座標変換による合成によって求めてもよい。
[地盤安定度判定]
図6は、地盤安定度判定部46による地盤安定度の判定方法を示したフローチャートである。地盤安定度判定部46は図6に示すフローを所定の周期で繰り返し実行する。
Note that the amplitude Amp is not limited to the above-described method, and may be obtained by synthesis by coordinate transformation using the front-rear inclination angle and the left-right inclination angle.
[Ground stability determination]
FIG. 6 is a flowchart showing a ground stability determination method by the ground
ステップS100では、車体安定度αが予め設定された車体安定度閾値より高いと判定した場合は、ステップS101に進み、そうでない場合は地盤安定度判定を行わず、ステップS100に戻る。 In step S100, if it is determined that the vehicle body stability α is higher than a preset vehicle body stability threshold value, the process proceeds to step S101. Otherwise, the ground stability determination is not performed, and the process returns to step S100.
ステップS101では、振幅Ampが予め設定された振幅閾値より高いと判定した場合は、ステップS102に進み、そうでない場合はステップS103に進む。ここで、振幅閾値は要求する振幅上限値に設定されている。 If it is determined in step S101 that the amplitude Amp is higher than a preset amplitude threshold value, the process proceeds to step S102, and if not, the process proceeds to step S103. Here, the amplitude threshold value is set to the requested amplitude upper limit value.
次に、ステップS102では地盤安定度が低いと判定し、ステップS103では地盤安定度が高いと判定する。ステップS102又はS102続き、ステップS104で地盤安定度判定を出力して終了する。ここで、車体安定度閾値は、車体の浮き上がりが伴う振動は0以下の場合に発生することから0が設定される。ただし、使用するセンサの精度、モデル化誤差等を考慮して、安全率を設定し0より大きな値を設定してもよい(たとえば0.2)。また、振幅上限値については、計測装置の誤差による誤検知を防ぐため、傾斜角度計測値の誤差によって定義される。例えば、所定時間、車体が停止している時の標準偏差によって定義される。もし、計測値の標準偏差が0.5度であった場合、その3倍の1.5度と設定する。なお、振幅閾値は前記方法に限らず、所定時間車体が停止している時の、傾斜角の最大振幅を用いたり、センサの仕様値を用いる場合や、前記方法を含めた少なくとも2つ以上の組み合わせにおける最大値を用いて設定する構成にしてもよい。
[情報出力装置]
図7は本実施例における情報出力装置31の外観図である。
Next, in step S102, it is determined that the ground stability is low, and in step S103, it is determined that the ground stability is high. Following step S102 or S102, the ground stability determination is output in step S104, and the process ends. Here, the vehicle body stability threshold value is set to 0 because vibration accompanied by lifting of the vehicle body occurs when the vibration is 0 or less. However, the safety factor may be set in consideration of the accuracy of the sensor to be used, modeling error, etc., and a value larger than 0 may be set (for example, 0.2). In addition, the amplitude upper limit value is defined by the error of the tilt angle measurement value in order to prevent erroneous detection due to the error of the measurement device. For example, it is defined by a standard deviation when the vehicle body is stopped for a predetermined time. If the standard deviation of the measured value is 0.5 degree, it is set to 1.5 times that is three times that. The amplitude threshold is not limited to the above method, and the maximum amplitude of the inclination angle when the vehicle body is stopped for a predetermined time, the specification value of the sensor, or at least two or more including the method are used. You may make it the structure set using the maximum value in a combination.
[Information output device]
FIG. 7 is an external view of the
情報出力装置31は、モニタ表示部31aと発光部31bとを有する。モニタ表示部31aには地盤安定度判定出力部60が配置されている。地盤安定度判定出力部60は、地盤安定度が低いと判定された時、一定時間、作業中の地盤が不安定であることを示すメッセージを表示する。
The
なお、出力方法は図7に示したメッセージ方式に限らず、アイコン、図形の点灯に変えても良いし、発光部31bの点灯、点滅によって出力されてもよい。また、音響装置によるブザー音の音程変化、音量変化、出力パターン変化などによって出力するように構成されてもよい。また、モニタ表示部31a、発光部31b、音響装置の何れか少なくとも2つを組み合わせて出力するように構成してもよい。出力を継続する時間は、操作者が出力を認識できる程度の時間を設定すればよく、例えば1秒以上に設定する。また、出力を組み合わせる場合、組み合わせた時間が合計1秒以上になるよう設定する。
[作用・効果]
本実施例に係る油圧ショベル1は、車体10,11と、車体10,11に取り付けられた作業機12と、車体10,11および作業機12の姿勢情報を取得する姿勢情報取得装置41と、情報出力装置31と、情報出力装置31を制御するコントローラ24とを備え、コントローラ24は、前記姿勢情報に基づいて油圧ショベル1の動的重心位置70を推定する動的重心位置推定部43と、車体10,11の寸法情報に基づいて車体10,11の接地点で構成される支持範囲図形Lを演算する支持範囲演算部42と、動的重心位置70と前記支持範囲図形Lを構成する辺との距離に応じて油圧ショベル1の車体安定度αを演算する車体安定度演算部44と、車体10,11の姿勢情報に基づいて車体10,11の振幅Ampを推定する振幅推定部45と、車体安定度αが所定の安定度(車体安定度閾値)よりも高くかつ振幅Ampが所定の振幅(振幅閾値)よりも大きい場合に車体10,11が接地している地盤の安定度である地盤安定度が低いと判定し、車体安定度αが所定の安定度よりも高くかつ振幅Ampが所定の振幅以下の場合は地盤安定度が高いと判定し、判定結果を情報出力装置31に出力する地盤安定度判定部46とを有する。
The output method is not limited to the message method shown in FIG. 7, but may be changed to lighting of an icon or a figure, or may be output by lighting or flashing of the
[Action / Effect]
The
以上のように構成した本実施例に係る油圧ショベル1によれば、車体安定度αが所定の安定度よりも高い状態で、車体の振幅Ampに基づいて地盤安定度が判定され、判定結果が情報出力装置31を介して操作者に通知される。これにより、車体10,11が接地している地盤の安定度を操作者が作業中に把握することができるため、作業効率や施工品質のばらつきを抑えることが可能となる。
According to the
本発明の第2の実施例に係る油圧ショベル1について、第1の実施例との相違点を中心に説明する。
[システムの構成]
図8は、本実施例に係る油圧ショベル1に搭載された地盤安定度通知システムのブロック図である。
A
[System configuration]
FIG. 8 is a block diagram of the ground stability notification system mounted on the
本実施例に係る油圧ショベル1は、操作レバー23から出力される操作情報のうち、走行情報を伝達する油圧信号を取得する走行圧センサ23aで構成された走行状態取得装置47を更に備えている。走行状態取得装置47はコントローラ24に接続されている。また、走行状態取得装置47の出力は地盤安定度判定部46に入力され、地盤安定度の判定に用いられる。また、情報出力装置31は、地盤安定度が低いと判定されてから一定時間、通知する出力方法に代わり、地盤安定度が低いと判定されている間、常に通知するように構成されている。
[地盤安定度判定]
図9は、本実施例における地盤安定度判定部46による地盤安定度の判定方法を示すフローチャートである。地盤安定度判定部46は図9に示すフローを所定の周期で繰り返し実行する。
The
[Ground stability determination]
FIG. 9 is a flowchart showing a ground stability determination method by the ground
ステップS200では走行状態取得装置47の出力から、走行状態であるか否かを判定し、走行状態であればステップS204に進み、地盤安定度が高いと判定し、ステップS205に進んで地盤安定度判定を出力して終了する。また、走行状態でなければステップS201に進む。ここで、走行状態取得装置47が走行圧センサ23aである場合、走行状態は、圧力値が走行を始める値を超えている間を走行中、そうでない場合に停止中として判定する。
In step S200, it is determined from the output of the traveling
ステップS201では、車体安定度αが予め設定された車体安定度閾値より高く、安定であるならば、ステップS202に進み、そうでなければ地盤安定度の判定を更新せず、ステップS205に進んで地盤安定度判定を出力して終了する。ここで、車体安定度閾値の設定方法は第1の実施例と同じである。 In step S201, if the vehicle body stability α is higher than a preset vehicle body stability threshold and is stable, the process proceeds to step S202. Otherwise, the ground stability determination is not updated, and the process proceeds to step S205. Output ground stability judgment and end. Here, the method for setting the vehicle body stability threshold is the same as in the first embodiment.
ステップS202では、振幅Ampが予め設定された振幅閾値より高く、振動していると判定した場合は、ステップS203に進み、そうでない場合は地盤安定度の判定を更新せず、ステップS205に進んで地盤安定度判定を出力して終了する。ここで、振幅閾値の設定方法は第1の実施例と同じである。 In step S202, when it is determined that the amplitude Amp is higher than the preset amplitude threshold and the vibration is detected, the process proceeds to step S203. Otherwise, the determination of the ground stability is not updated, and the process proceeds to step S205. Output ground stability judgment and end. Here, the method for setting the amplitude threshold is the same as that in the first embodiment.
最後に、ステップS203では地盤安定度が低いと判定し、ステップS205に進んで地盤安定度判定を出力して終了する。 Finally, in step S203, it is determined that the ground stability is low, the process proceeds to step S205, the ground stability determination is output, and the process ends.
情報出力装置31は、地盤安定度が低いと判定されている間、つまり、不安定な地盤で作業を継続する間、常に通知を出力する。また、出力するメッセージやアイコンを、油圧ショベル1の移動や下部走行体10の向きの変更を推奨する通知を出力する。
[作用・効果]
本実施例に係る油圧ショベル1は、車体10,11の走行状態を取得する走行状態取得装置47を更に備え、地盤安定度判定部46は、前記走行状態に基づいて車体10,11が走行中か否かを判定し、車体10,11が走行中でない場合にのみ地盤安定度の判定を行い、車体10,11が走行を開始するまで判定結果を保持する。
The
[Action / Effect]
The
以上のように構成した油圧ショベル1によれば、作業中の地盤が不安定な場合に、油圧ショベル1の設置方向の変更や移動を促すことで、操作者が作業を改善することができる。
According to the
本発明の第3の実施例に係る油圧ショベル1について、第2の実施例との相違点を中心に説明する。
[システムの構成]
図10は、本実施例に係る油圧ショベル1に搭載された地盤安定度通知システムのブロック図である。
A
[System configuration]
FIG. 10 is a block diagram of the ground stability notification system mounted on the
本実施例では、操作者が作業内容を選択することにより要求する地盤安定度を設定することができる、本実施例に係る油圧ショベル1は、許容振幅設定装置48を更に備える。許容振幅設定装置48はコントローラ24に接続されている。許容振幅設定装置48は、操作者が許容振幅を数値入力するための許容振幅入力部49と、許容振幅入力部49の入力値を記憶しコントローラ24に送信する許容振幅記憶部50とを有する。また、地盤安定度判定部46は、予め設定された振幅閾値に代わり、許容振幅記憶部50から入力された許容振幅を用いて地盤安定度を判定する。
[許容振幅設定装置]
許容振幅設定装置48は、図示しないCPU、ROM、RAM、及びフラッシュメモリ等の書換可能な不揮発性の記憶手段等からなるマイクロコンピュータ、並びにROMに格納するコンピュータプログラム及び周辺回路を有し、CPU上でコンピュータプログラムを作動させて演算処理を行うように構成されている。
In the present embodiment, the
[Allowable amplitude setting device]
The allowable
図11は許容振幅設定装置48の外観図である。許容振幅設定装置48は、入力および表示を兼ねたGUI(Graphical User Interface)としてのタッチパネル48aを備えている。タッチパネル48a上には、数値入力をするためのキーボード49aと、入力値を確認するための入力値表示部49bとが配置されている。キーボード49aおよび入力値表示部49bは許容振幅入力部49を構成している。
[地盤安定度判定]
本実施例における地盤安定度判定部46が実行するフローは第2の実施例(図9に示す)と同様であるが、ステップS202の振幅閾値として許容振幅設定装置48で設定した許容振幅を用いる点で相違している。
[作用・効果]
本実施例に係る油圧ショベル1は、所定の振幅(振幅閾値)としての許容振幅を設定する許容振幅設定装置48を更に備え、許容振幅設定装置48は、前記許容振幅の数値を入力するための許容振幅入力部49と、許容振幅入力部49に入力された数値を前記許容振幅として記憶する許容振幅記憶部50とを有する。
FIG. 11 is an external view of the allowable
[Ground stability determination]
The flow executed by the ground
[Action / Effect]
The
以上のように構成した油圧ショベル1によれば、単純掘削作業と仕上げ面の掘削など、作業内容毎に許容される振幅(許容振幅)が異なることを考慮し、許容振幅を変更できるようにすることで、地盤安定度の誤判定を低減し作業効率を低下させることなく適切な安定度の地盤で作業することができる。
According to the
本発明の第4の実施例に係る油圧ショベル1について第3の実施例との相違点を中心に説明する。
[システムの構成]
図12は、本実施例に係る油圧ショベル1に搭載された地盤安定度通知システムのブロック図である。
A
[System configuration]
FIG. 12 is a block diagram of a ground stability notification system mounted on the
許容振幅設定装置48に、操作者が作業内容を選択するための作業内容選択部51と、前記作業内容に従って、予め作業内容に関連付けられて記録されている許容振幅を許容振幅設定部に入力する、許容振幅選択部52とを更に備えるように構成する。
[許容振幅設定装置]
図13は許容振幅設定装置48の外観図である。タッチパネル48a上には、作業内容選択部51の作業内容リストが表示され、リストを選択することで作業内容を選択できるように構成されている。
A work
[Allowable amplitude setting device]
FIG. 13 is an external view of the allowable
図12に戻り、作業内容選択部51で選択された作業内容は、許容振幅設定装置48の許容振幅選択部52に送信される。許容振幅選択部52では、予め設定された複数の作業内容とそれら作業内容に関連付けられた許容振幅とを記憶しており、作業内容選択部51で選択された作業内容に関連付けられた許容振幅を検索して出力する。許容振幅記憶部50は、許容振幅選択部52から出力された許容振幅値を許容振幅設定値として記憶する。また、許容振幅記憶部50は、作業内容選択部51で作業内容が選択されず、許容振幅選択部52から許容振幅値が出力されない場合は、許容振幅入力部49で入力された数値を許容振幅設定値として設定する。
Returning to FIG. 12, the work content selected by the work
許容振幅は以下の判断基準によって基準値を設定する。 The allowable amplitude is set to a reference value according to the following criteria.
1.作業内容の関連規格において記載された基準値がある場合
2.油圧ショベル1の製造者が決定した各作業内容において使用する機能が使用可能な傾斜角度の基準値がある場合
3.各作業内容において要求される施工精度と油圧ショベル1の寸法情報から算出される傾斜角の基準値がある場合
4.1〜3の明確な基準値がない場合
例えば、図13の作業内容選択部51に表示されているクレーンモードは、関連する規格が存在することから判断基準1に従って、関連規格に定める走行時の傾斜角度1度を元に、許容振幅を1度と定義する。
1. 1. When there is a reference value described in the relevant standard of
荷重計測モードでは、荷重計測機能を行う場合に例えば±3度の振動まで許容できる機能を使用するので、判断基準2に従い、許容振幅を3度と定義する。
In the load measurement mode, when performing the load measurement function, for example, a function that allows up to ± 3 degrees of vibration is used, and therefore, according to the
半自動掘削モード、半自動掘削モード(仕上げ)の場合は、施工精度と機械寸法によって基準値が変わるため、判断基準3の定義に従う。例えば、例えば爪先位置±10cmが要求され、油圧ショベル1のクラスが20tであった場合、爪先の最大到達距離が10mのため、Arctan(10m,10cm)≒0.6度から、許容振幅を0.6度と定義する。
In the case of the semi-automatic excavation mode and the semi-automatic excavation mode (finishing), the reference value varies depending on the construction accuracy and the machine size, and therefore follows the definition of
通常掘削モードの場合、明確な基準値が存在しないため、判断基準4に従って定義される。判断基準4では、許容振幅選択部52で許容振幅を選択せず、許容振幅入力部49で入力された許容振幅を許容振幅記憶部50に記憶させる。
In the case of the normal excavation mode, there is no clear reference value, and therefore, it is defined according to the
なお、本発明は図13に示した作業内容に限らず、様々な作業内容において上記の判断基準に従って基準値を許容振幅選択部52に予め記憶させ、選択できるようにすることが可能である。
[作用・効果]
本実施例に係る油圧ショベル1は、所定の振幅(振幅閾値)としての許容振幅を設定する許容振幅設定装置48を更に備え、許容振幅設定装置48は、複数の作業内容のいずれかを選択するための作業内容選択部51と、前記複数の作業内容のそれぞれに関連付けられた許容振幅の数値を記憶し、作業内容選択部51で選択された作業内容に関連付けられた許容振幅の数値を選択する許容振幅選択部52とを更に有し、許容振幅選択部52で選択された数値を前記許容振幅として記憶する許容振幅記憶部50とを有する。
Note that the present invention is not limited to the work content shown in FIG. 13, and the reference value can be stored in advance in the allowable
[Action / Effect]
The
以上のように構成した本実施例に係る油圧ショベル1によれば、作業内容に適した安定度を、作業内容から直感的に設定できるようになるため、設定値の入力ミスなどによる、作業内容に対して不適切な安定度を設定することを防止し、施工品質の低下を防ぐことができる。
<その他>
本発明は上記した実施例に限定するものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記実施例の説明に用いた油圧ショベル1は上部旋回体11、ブーム13、アーム14、バケット15を有しているが、作業機械の構成はこれに限らず、例えばバケット15の代わりにリフティングマグネットやグラップルなどを備えた構成の作業機械にも本発明は適用可能である。
According to the
<Others>
The present invention is not limited to the embodiments described above, and includes various modifications. For example, the
本発明の適用対象は油圧ショベルに限らず、移動式クレーンなど、移動体に対し作業機をとりつけた構成の作業機械に対し適用可能である。 The application target of the present invention is not limited to a hydraulic excavator, but can be applied to a working machine having a construction in which a working machine is attached to a moving body such as a mobile crane.
上記では油圧シリンダを駆動する油圧ショベルを例に挙げて説明したが、水圧シリンダや空圧シリンダ等の流体圧シリンダで作業機を駆動する作業機械や、関節を電動モータなどによって駆動する作業機械に適用することも可能である。 In the above description, a hydraulic excavator that drives a hydraulic cylinder has been described as an example. However, a working machine that drives a working machine with a hydraulic cylinder such as a hydraulic cylinder or a pneumatic cylinder, or a working machine that drives a joint with an electric motor or the like. It is also possible to apply.
コントローラ24の各部は、図2のように1台のコンピュータに搭載する必要は無く、相互通信可能な複数のコンピュータに分散してもよい。この場合、コンピュータの設置場所は作業機械上に限定されない。
Each part of the
姿勢情報取得装置41はIMUを用いたが、シリンダのストロークを検出する測距センサや、関節の相対角を取得するポテンショメータやロータリエンコーダ、角速度や加速度を検出するジャイロセンサ、加速度センサ等、姿勢を検出することが可能なデバイスであればいずれを使用してもよく、これらを組み合わせて使用するように構成されてもよい。
The posture
動的重心位置推定部43は姿勢情報取得装置41の出力を用いていれば、他の車体情報取得装置からの情報を用いて動的重心位置70を推定するように構成であってもよい。例えばピン33,34にそれぞれひずみゲージのような、ピン力センサをとりつけ、その外力情報と位置座標を式(1)に代入することにより動的重心位置70を演算するように構成されていてもよい。また、外力としてシリンダ16〜18に圧力センサを取り付け、圧力情報と姿勢情報を用いて外力を演算し、式(1)に代入して動的重心位置70を推定するように構成してもよい。
The dynamic centroid
上記実施形態では、走行状態取得装置47は、走行指令の圧力信号を用いたが、操作レバー23が油圧式でなく電気式であれば、走行指令の電気信号を用いるように構成されてもよい。また、走行指令信号を用いず、車体IMU28の加速度を用いて移動中であるか否かを検出して代用してもよい。また、高精度なGPSにより座標が変化したことを用いて走行の有無を判定するように構成してもよい。また、上記の何れかを組み合わせて走行状態を取得するように構成してもよい。
In the above embodiment, the travel
上記実施形態では許容振幅設定装置48を独立した装置として構成したが、コントローラ24と情報出力装置31に分散して構成されてもよい。また、この時、追加でスイッチやポテンショメータなど、アナログ入力デバイスを入力装置としてコントローラ24に接続し、タッチパネルの代替として入力できるように構成してもよい。
In the above embodiment, the allowable
上記実施例では、操作者が油圧ショベル1上に備わる操作室22に搭乗して、油圧ショベル1の操作を行うことを想定して説明した。然るに、油圧ショベル1の操作は無線等を用いた遠隔操作が行われるケースがある。遠隔操作時には、搭乗時に比べ作業機械の姿勢や地盤の安定度を正確に把握するのが困難であり、また、熟練した操作者でも地盤の安定度を感覚的に把握することが困難である。したがって、遠隔操作時においては、一層優れた効果を奏する。遠隔操作型の作業機械においては、操作者の操作場所付近に情報出力装置31を設け、油圧ショベル1の情報を付加的に与えるように構成してもよい。
In the embodiment described above, it is assumed that the operator gets on the
1…油圧ショベル(作業機械)、10…下部走行体(車体)、11…上部旋回体(車体)、12…作業フロント(作業機)、13…ブーム、14…アーム、15…バケット、16…ブームシリンダ、17…アームシリンダ、18…バケットシリンダ、19,20…リンク、21…旋回モータ、22…操作室、23…操作レバー、23a…走行圧センサ、24…コントローラ、25…ブームIMU、26…アームIMU、27…バケットIMU、28…車体IMU、31…情報出力装置、31a…モニタ表示部、31b…発光部、32…地表面、33,34…ピン、41…姿勢情報取得装置、42…支持範囲演算部、43…動的重心位置推定部、44…車体安定度演算部、45…振幅推定部、46…地盤安定度判定部、47…走行状態取得装置、48…許容振幅設定装置、48a…タッチパネル、49…許容振幅入力部、49a…キーボード、49b…入力値表示部、50…許容振幅記憶部、51…作業内容選択部、52…許容振幅選択部、60…地盤安定度判定出力部、70…動的重心位置。
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記車体に取り付けられた作業機と、
前記車体および前記作業機の姿勢情報を取得する姿勢情報取得装置と、
情報出力装置と、
前記情報出力装置を制御するコントローラとを備えた作業機械において、
前記コントローラは、
前記姿勢情報に基づいて前記作業機械の動的重心位置を推定する動的重心位置推定部と、
前記車体の寸法情報に基づいて前記車体の接地点で構成される支持範囲図形を演算する支持範囲演算部と、
前記動的重心位置と前記支持範囲図形を構成する辺との距離に応じて前記作業機械の車体安定度を演算する車体安定度演算部と、
前記車体の姿勢情報に基づいて前記車体の振幅を推定する振幅推定部と、
前記車体安定度が所定の安定度よりも高くかつ前記振幅が所定の振幅よりも大きい場合に前記車体が接地している地盤の安定度である地盤安定度が低いと判定し、前記車体安定度が前記所定の安定度よりも高くかつ前記振幅が前記所定の振幅以下の場合は前記地盤安定度が高いと判定し、判定結果を前記情報出力装置に出力する地盤安定度判定部とを有する
ことを特徴とする作業機械。 The car body,
A work machine attached to the vehicle body;
Attitude information acquisition device for acquiring attitude information of the vehicle body and the work implement;
An information output device;
In a work machine comprising a controller for controlling the information output device,
The controller is
A dynamic center-of-gravity position estimating unit that estimates a dynamic center-of-gravity position of the work machine based on the posture information;
A support range calculation unit that calculates a support range figure configured by a grounding point of the vehicle body based on the dimensional information of the vehicle body;
A vehicle body stability calculating unit that calculates the vehicle body stability of the work machine according to the distance between the dynamic barycentric position and the sides constituting the support range graphic;
An amplitude estimation unit that estimates the amplitude of the vehicle body based on the posture information of the vehicle body;
When the vehicle body stability is higher than the predetermined stability and the amplitude is larger than the predetermined amplitude, it is determined that the ground stability, which is the stability of the ground to which the vehicle body is grounded, is low, and the vehicle body stability A ground stability determination unit that determines that the ground stability is high when the amplitude is higher than the predetermined stability and the amplitude is equal to or less than the predetermined amplitude, and outputs a determination result to the information output device. A working machine characterized by
前記車体の走行状態を取得する走行状態取得装置を更に備え、
前記地盤安定度判定部は、前記走行状態に基づいて前記車体が走行中か否かを判定し、前記車体が走行中でない場合にのみ前記地盤安定度の判定を行い、前記車体が走行を開始するまで判定結果を保持する
ことを特徴とする作業機械。 The work machine according to claim 1,
A travel state acquisition device for acquiring the travel state of the vehicle body;
The ground stability determination unit determines whether or not the vehicle body is traveling based on the traveling state, determines the ground stability only when the vehicle body is not traveling, and the vehicle body starts traveling. A work machine characterized by holding judgment results until it is done.
前記所定の振幅としての許容振幅を設定する許容振幅設定装置を更に備えた
ことを特徴とする作業機械。 The work machine according to claim 1,
A work machine further comprising a permissible amplitude setting device that sets a permissible amplitude as the predetermined amplitude.
前記許容振幅設定装置は、
前記許容振幅の数値を入力するための許容振幅入力部と、
前記許容振幅入力部に入力された数値を前記許容振幅として記憶する許容振幅記憶部とを有する
ことを特徴とする作業機械。 The work machine according to claim 3,
The allowable amplitude setting device includes:
An allowable amplitude input unit for inputting a numerical value of the allowable amplitude;
A work machine comprising: an allowable amplitude storage unit that stores a numerical value input to the allowable amplitude input unit as the allowable amplitude.
前記許容振幅設定装置は、
複数の作業内容のいずれかを選択するための作業内容選択部と、
前記複数の作業内容のそれぞれに関連付けられた許容振幅の数値を記憶し、前記作業内容選択部で選択された作業内容に関連付けられた許容振幅の数値を選択する許容振幅選択部とを更に有し、
前記許容振幅選択部で選択された数値を前記許容振幅として記憶する許容振幅記憶部とを有する
ことを特徴とする作業機械。 The work machine according to claim 3,
The allowable amplitude setting device includes:
A work content selection section for selecting one of a plurality of work contents;
A permissible amplitude selection unit for storing a permissible amplitude value associated with each of the plurality of work contents and selecting a permissible amplitude value associated with the work content selected by the work content selection unit; ,
A work machine comprising: an allowable amplitude storage unit that stores the numerical value selected by the allowable amplitude selection unit as the allowable amplitude.
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