JP2019188635A - Safety shoes - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、爪先をプロテクターにより保護可能な安全靴に関する。 The present invention relates to a safety shoe in which a toe can be protected by a protector.
従来、重量物の落下などから足の爪先部を保護するための爪先プロテクター(先芯)が設けられた安全靴が提案されている。
たとえば、下記特許文献1には、甲被(特許文献1では表甲被と記載)の内側にライニング材(特許文献1では裏甲被と記載)が設けられてなる二重構造を有し、これらの間に爪先プロテクターが配置された安全靴が提案されている。かかる安全靴は、甲被とライニング材とを重ね合わせ、爪先部を除き縫合されているとともに、甲被の爪先部下周縁に糸で構成した多数のループと、当該ループ中に挿通された紐を備えている。かかる安全靴の製造方法は、ラストモールドに甲被が吊り込まれた状態において、甲被とライニング材との間に爪先プロテクターを装着し、その後、上記紐により爪先部下周縁を絞り込むことで、甲被をラストモールドに密着させる工程を備え、爪先プロテクターを有する安全靴でありながら、従来に比べて生産効率の向上が図られている。
Conventionally, safety shoes provided with a toe protector (toe core) for protecting a toe part of a foot from falling heavy objects have been proposed.
For example, the following Patent Document 1 has a double structure in which a lining material (described as a back cover in Patent Document 1) is provided inside a cover (described as a front cover in Patent Document 1), Safety shoes are proposed in which a toe protector is placed between them. Such safety shoes are obtained by superposing the upper and the lining material, stitching them except the toe portion, and forming a large number of loops made of thread on the lower periphery of the toe portion of the upper portion and the strings inserted through the loops. I have. Such a safety shoe manufacturing method involves mounting a toe protector between the upper and the lining material in a state where the upper is suspended in the last mold, and then narrowing down the lower peripheral edge of the toe by the above-described string. Although it is a safety shoe having a toe protector that includes a step of closely attaching the cover to the last mold, the production efficiency is improved as compared with the conventional case.
ところで業務上用いられる安全靴は、例えば、電子機器などの工業用品や食品医療品を製造するクリーンルームで用いるなど、用途によっては一定期間使用した後に専門業者などに回収され、洗浄・乾燥されて再度使用されることがある。専門業者に回収された安全靴は、ドラム式の洗濯槽を有する洗濯機にて洗浄されることが多い。この際、洗濯槽における回転によって安全靴に遠心力がかかる。爪先部に爪先プロテクターが装着され重量に偏りのある当該安全靴は、相対的に重量が大きい爪先側が洗濯槽の内側面に繰り返し衝突する。その結果、安全靴の爪先側の甲被が破損し易いという問題があった。 By the way, safety shoes used for business use, for example, in a clean room that manufactures industrial products such as electronic equipment and food medical products, etc. Sometimes used. Safety shoes collected by specialists are often washed in a washing machine having a drum-type washing tub. At this time, centrifugal force is applied to the safety shoes by the rotation in the washing tub. In the safety shoe with a toe protector attached to the toe part and biased in weight, the toe side having a relatively large weight repeatedly collides with the inner surface of the washing tub. As a result, there was a problem that the toe side of the safety shoe was easily damaged.
本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものである。即ち、本発明は、洗濯機を用いた洗濯時にも破損し難い安全靴を提供するものである。 The present invention has been made in view of the above-described problems. That is, the present invention provides safety shoes that are not easily damaged during washing using a washing machine.
本発明の安全靴は、甲被と、靴底と、爪先プロテクターと、上記爪先プロテクターを被覆する被覆層と、を備え、上記爪先プロテクターが、上記甲被上に配置されているとともに上記甲被側とは反対側に配置された上記被覆層に覆われており、上記被覆層および上記靴底が、一体成形物であることを特徴とする。 A safety shoe according to the present invention includes an upper, a shoe sole, a toe protector, and a covering layer that covers the toe protector, and the toe protector is disposed on the upper and the upper cover. The covering layer is covered with the covering layer disposed on the side opposite to the side, and the covering layer and the shoe sole are integrally formed.
本発明の安全靴は、爪先プロテクターを被覆する被覆層が、靴底と同部材で構成されている。そのため、本発明の安全靴の爪先側は、洗濯機で洗浄される際に洗濯槽の内側面に対し繰り返し接触しても、破損し難い。また、被覆層と靴底とが一体成形されているので、両者間に物理的な境界がない。そのため、本発明の安全靴は、使用時または洗浄時に被覆層と靴底との境界に裂けが入り難く、爪先側の耐久性が高い。
また、製造工程も簡略化でき、より一層生産効率の向上が図られる。
In the safety shoe of the present invention, the covering layer that covers the toe protector is formed of the same member as the shoe sole. Therefore, even if the toe side of the safety shoe of the present invention repeatedly contacts the inner surface of the washing tub when being washed by the washing machine, it is difficult to break. Moreover, since the coating layer and the shoe sole are integrally formed, there is no physical boundary between them. Therefore, the safety shoe of the present invention is difficult to tear at the boundary between the coating layer and the shoe sole during use or washing, and has high durability on the toe side.
In addition, the manufacturing process can be simplified, and the production efficiency can be further improved.
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。すべての図面において、同様の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明は適宜に省略する。本発明に関し上下方向は、特段の断りがない場合には、安全靴を床面に置いた状態における天地方向を意味し、縦方向は上下方向と同意である。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In all the drawings, the same components are denoted by the same reference numerals, and redundant description will be appropriately omitted. In the present invention, the vertical direction means the vertical direction when the safety shoes are placed on the floor unless otherwise specified, and the vertical direction is the same as the vertical direction.
<第一実施形態>
以下に、本発明の安全靴の第一実施形態について図1から図3を用いて説明する。
図1(a)は、本発明の第一実施形態の安全靴100の斜視図であり、図1(b)は、第一実施形態に用いられる爪先プロテクター30を下面から観察した斜視図である。図2は、図1に示す安全靴100のII−II断面図である。II−II断面図に示される断面は、安全靴100の爪先側の端部である先端110(図2参照)とかかと側の端部である基端120(図2参照)とを結ぶ方向において縦方向に切断されて形成された縦断面である。図3は、図1に示す安全靴100の製造方法の一例を説明する説明図である。
<First embodiment>
Below, 1st embodiment of the safety shoes of this invention is described using FIGS. 1-3.
FIG. 1A is a perspective view of the
はじめに、本実施形態の安全靴100の概要について説明する。
図1(a)に示すとおり、安全靴100は、甲被10と、靴底20と、爪先プロテクター30と、爪先プロテクター30を被覆する被覆層40と、を備えており、これによって、安全靴100の使用者の足の爪先を保護する。図2に示されるとおり、爪先プロテクター30は、甲被10上に配置されているとともに甲被10側とは反対側に配置された被覆層40に覆われている。本実施形態において、被覆層40は、靴底20と一連一体に構成されている。即ち、安全靴100において、被覆層40および靴底20は、一体成形物である。
First, the outline | summary of the
As shown in FIG. 1A, the
上記構成を有する安全靴100は、爪先プロテクター30が甲被10と被覆層40との間に挟まれて安定に配置されており、良好に安全靴100の使用者の爪先を保護することができる。被覆層40は、靴底20と同部材により一連一体に構成されている。換言すると、被覆層40は、靴底20に適した衝撃吸収性のある部材で構成されている。洗浄時に洗濯槽の回転によって安全靴100に遠心力がかかった場合、爪先プロテクター30の重みで被覆層40が繰り返し洗濯槽の内壁に衝突するが、靴底20と同部材で構成された被覆層40は破損し難い。
また、安全靴100は、被覆層40および靴底20が一体成形物であるため、被覆層40と靴底20との物理的な境界が実質的にない。そのため、使用時または洗浄時に被覆層40と靴底20との境界が裂け難い。かかる観点からも安全靴100は、破損が防止され耐久性が高い。
In the
In the
次に、本実施形態の安全靴100について詳細に説明する。
安全靴100は、一般の靴と同様、主として足を入れる部分を構成する甲被10を備える。甲被10は、所謂アッパーである。甲被10を構成する部材は、ポリウレタン、ポリ塩化ビニルなどの合成樹脂、合成皮革、天然皮革、またはキャンバス生地などの織布等といった一般的な靴の甲被に用いられる得る部材から用途にあったものが選択される。甲被10は、実質的に一部材から構成される態様、および二部材以上の組合せで構成される態様を含む。後述する被覆層40との接合性の観点からは、甲被10は、被覆層40を構成する合成樹脂と同系の合成樹脂を含む部材から構成されることが好ましい。より具体的な例としては、甲被10および被覆層40(および靴底20)がいずれもポリウレタン系樹脂で構成される態様は、本実施形態の好ましい例の一つである。
Next, the
The
図1に示すとおり、本実施形態における甲被10の上端縁12は、使用者のくるぶし410よりも低くなるよう設計されている。ただし、本発明はこれに限定されず、上端縁12がくるぶし410を超えた高さに位置に設計された深靴、及び長靴タイプの安全靴を包含する。甲被10の上端縁12は、足を出し入れする開口部である甲被開口18を区間している。
As shown in FIG. 1, the
甲被10の厚みは特に限定されず、また全体に均一な厚みであってもよいし、部分的に肉厚または薄肉に構成されてもよい。甲被10の平均厚みは、例えば1.0mm以上4.5mm以下程度であることが一般的であり、本実施形態のように甲被10が実質的に一枚構成である場合には、上記平均厚みは、1.1mm以上1.5mm以下の範囲であることが好ましく、1.2mm以上1.3mm以下であることがより好ましい。 The thickness of the upper 10 is not particularly limited, and may be a uniform thickness as a whole, or may be partially thick or thin. The average thickness of the upper 10 is generally, for example, about 1.0 mm or more and 4.5 mm or less, and when the upper 10 is substantially composed of one piece as in the present embodiment, The average thickness is preferably in the range of 1.1 mm to 1.5 mm, and more preferably 1.2 mm to 1.3 mm.
本実施形態における爪先プロテクター30は、甲被10の上に配置されており、特許文献1に示されるように爪先プロテクター30を甲被10と挟むために、甲被10の内側に、ライニング材を設ける必要がない。
甲被10とライニング材との間に爪先プロテクター30が挟まれると、洗浄後、ライニング材側から浸み込んだ水分の乾燥に時間がかかるが、本態様ではそれに比べて乾燥時間が短縮される。そのため、安全靴100は、爪先側の最内面を甲被10により構成することが可能である。本実施形態では、安全靴100の最内面全体が実質的に甲被10により構成されている。ライニング材を割愛することによって、安全靴100の洗浄後、安全靴100の内面側の乾燥時間が短縮されるため好ましい。
The
When the
尚、本実施形態の説明は、本発明の安全靴において、ライニング材を設けることを禁止するものではない。本発明の安全靴においてライニング材を設けた場合であっても、甲被とライニング材との間に、爪先プロテクターが配置されていないため、特許文献1に示される安全靴に比べて乾燥時間が短縮化される。本発明の他の態様として、甲被10の内側にライニング材を設けた場合には、上述に示す甲被10の平均厚みとは、甲被10とライニング材の厚みの和を示す。 In addition, description of this embodiment does not prohibit providing a lining material in the safety shoes of this invention. Even when the lining material is provided in the safety shoe of the present invention, since the toe protector is not arranged between the upper and the lining material, the drying time is longer than that of the safety shoe shown in Patent Document 1. It is shortened. As another aspect of the present invention, when the lining material is provided inside the upper 10, the average thickness of the upper 10 shown above indicates the sum of the thickness of the upper 10 and the lining material.
甲被10の先端側には、足の爪先部を覆うよう湾曲した形状の爪先プロテクター30が配置されている。爪先プロテクター30は、甲被10と、爪先プロテクター30を介して甲被10とは反対側に設けられた被覆層40とに挟まれている。爪先プロテクター30は、適度に硬くかつ爪先を保護可能な程度の所定厚みを有している。爪先プロテクター30の構成部材としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン、ボリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリスチレン、AS(アクリロニトリルスチレン)樹脂、ABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)樹脂、PPS(ポリフェニレンサルファイト)、PEI(ポリエーテルイミド)、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)などの熱可塑性合成樹脂、ポリカーボネート、ポリアミド若しくはガラス繊維などの強化部材を混合した強化樹脂、または金属製等などが例示される。特に熱可塑性合成樹脂は軽量であり所望の強度も得られ易いので、爪先プロテクターの構成部材として好ましい。
A
図1(b)および図2に示すとおり、本実施形態における爪先プロテクター30は、靴底20に沿う折り込み部34と、折り込み部34から上方に立ち上がる爪先側面保護部36と、爪先側面保護部36から連続する爪先上面保護部38とを有して、使用者の足の爪先を覆っている。折り込み部34は、甲被10と靴底20との間に位置し、靴底20の周縁近傍にて終端している。かかる爪先プロテクター30全体は、被覆層40または靴底20と、甲被10との間に配置されており、配置安定性がよく、また爪先全体を覆うことで、良好に爪先を保護することができる。
As shown in FIG. 1B and FIG. 2, the
本実施形態の安全靴100の縦断面を図2に示す。上述のとおり上記縦断面とは、安全靴100の爪先側の端部である先端110とかかと側の端部である基端120とを結ぶ方向に沿って縦方向に切断されて形成された面である。
爪先プロテクター30の基端120側の端縁32は、被覆層40に覆われており、被覆層40の基端120側の端縁42は、甲被10に接合している。本実施形態における被覆層40は、爪先プロテクター30を覆い、被覆層40の端縁42が安全靴100の爪先側と甲被開口18との間に位置するよう終端している。
縦断面において観察される端縁32から端縁42までの距離は、被覆層40が甲被10に接合する接合幅を示す。端縁32から端縁42までの距離は、特に限定されないが、安全靴100の軽量化と、爪先プロテクター30の被覆状態の維持とのバランスを良好に図るという観点からは、当該距離は、3mm以上20mm以下であることが好ましく、3mm以上10mm以下であることがより好ましく、4mm以上7mm以下であることがさらに好ましい。上記距離が3mm以上であることで、被覆層40が甲被10から剥がれ難く、上記距離が20mm以内であることで被覆層40の重量を適度に抑え、被覆層40を備える安全靴100の重量を過度にならない範囲に抑えることができる。
A longitudinal section of the
An
The distance from the
安全靴100の爪先側において、被覆層40は、靴底20から爪先上面に向かって延在している。被覆層40および靴底20は一体成形物であり、物理的な切れ目なく構成されている。両者は同一部材により構成されている。
被覆層40および靴底20を構成する部材としては、たとえば熱可塑性ポリウレタン、一液性のポリウレタン、二液性のポリウレタンなどのポリウレタン系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ナイロン、天然ゴム、合成ゴム、熱可塑性ゴムまたは、これらの混合物などの靴底に好適な部材から適宜選択することができる。被覆層40および靴底20を一連一体に成形するための方法としては、たとえば射出成形方法が挙げられる。即ち、被覆層40および靴底20は、射出成形された一連一体の射出成形物であってもよい。安全靴100の製造方法の詳細については後述する。
On the toe side of the
Examples of the members constituting the
尚、甲被10の上に配置された爪先プロテクター30を上面側から被覆する別の手段として、独立する被覆部材を予め準備し、当該被覆部材を、爪先プロテクター30を介して甲被10に縫合するなどして取り付けるという手段も考えられ得る。しかし、この場合には、安全靴100を構成するための部品点数が多くなり、また靴底20と被覆層40とを同時に成形できないなどの製造工程上のデメリットがある。加えて、上記異なる手段で構成された安全靴は、洗浄時や使用時に繰り返し衝突の虞のある爪先側において、縫い付けられた被覆部材の縫合部分が破損する虞がある。
As another means for covering the
本実施形態における被覆層40の厚みは、安全靴100の爪先側の破損防止および安全性の向上などの観点から、甲被10の厚みに対し、相対的に大きく設計されている。甲被10は、安全靴100を構成する主要部位であり、軽量性や履き心地を勘案して厚みが適度に小さく設計されている。これに対し、破損や安全性の保護に重要な爪先部分に設けられる被覆層40は、厚みが甲被10の厚みに対し相対的に大きく設計されている。これによって、安全靴100は、爪先側の安全性を確保しつつ、軽量性が適度に維持されている。
The thickness of the
たとえば、被覆層40の平均厚みは、甲被10の平均厚みより大きく構成されていることが好ましく、被覆層40の最小厚み寸法44が、甲被10の最大厚み寸法14よりも大きくなるよう構成されていることがより好ましい。尚、ここでいう平均厚みとは、最小厚み部分の厚み寸法と、最大厚み部分の厚み寸法と、を足して2で割った値を指す。また最小厚み寸法とは、最も厚みの小さい箇所を測定した寸法を指し、最大厚み寸法とは、最も厚みの大きい箇所を測定した寸法を指す。
For example, the average thickness of the
被覆層40を構成する部材と、爪先プロテクター30を構成する部材とは、同じであってもよいし異なっていてもよい。また、爪先プロテクター30の表面に、表面処理層(図示省略)が設けられていることが好ましい。表面処理剤としては特に限定されないが、射出成形により被覆層40を形成する際に、表面処理層を接着層として機能せしめ、これによって、当該表面処理層を介して被覆層40と爪先プロテクター30とを良好に接合させることができればよい。例えば、湿気硬化型ウレタン、などが挙げられる。この結果、爪先プロテクター30は、被覆層40と甲被10との間で移動が防止される。特に、爪先プロテクター30と被覆層40の部材とが異なる場合に効果的である。
The member constituting the
ここで被覆層40を構成する主たる部材とは、被覆層40を構成する部材において最も配合割合の多い部材を意味する。同様に、爪先プロテクター30を構成する主たる部材とは、爪先プロテクター30を構成する部材において最も配合の多い部材を意味する。たとえば、被覆層40を構成する部材において、ポリウレタンが50質量%を超えて含まれる場合は、当該ポリウレタンが主たる部材であり、また別の例として、ポリウレタンの配合割合が50質量%未満でも、他の配合部材との比較で配合量が最も多ければ、当該ポリウレタンが主たる部材である。
また被覆層40を構成する主たる部材と、爪先プロテクター30を構成する主たる部材が異なるとは、両者が同系の部材ではないことを意味し、たとえば一方の主たる部材がポリプロピレン系樹脂であり、他方の主たる部材がポリウレタン系樹脂である場合には、両者の主たる部材は異なると解する。
Here, the main member constituting the
The difference between the main member constituting the
靴底20は、安全靴の足裏側の部であり、所謂ソールである。本実施形態では靴底20は、接地面130を備える、所謂アウトソールである。図示省略する異なる態様としては、靴底20は、アウトソールと中底(中底50)との間に中間層(所謂、ミッドソール)を備えた多層構造であってもよい。靴底20がミッドソールを備えた態様では、例えばミッドソールである靴底20と被覆層40とを一連一体に成形した後、設置面を備えるアウトソールを当該ミッドソールに積層して設けることができる。
The
本実施形態の安全靴100は、靴底20の上に中底50が設けられている。中底50の配置により使用者の使用感を向上させることができる。中底50は、甲被10の底部13の上面側に配置されており、縫合または接着などにより甲被10と中底50とで袋体の足入れ部が構成されている。甲被10の底部13とは甲被10の側面から靴底20側に折り込まれた部を指す。
In the
中底50は、たとえば織布、不織布、編布、合成樹脂レザー、合成樹脂シート、または合成皮革などから選択される1種または2種以上で構成される。また、必要に応じて中底50の上面側に中敷(インソール)を挿入して用いてもよい。
The
図2に示すとおり、本実施形態の安全靴100の爪先側において、安全靴100の接地面130から前側面に向かって上方に立ち上がる立ち上がり領域150は、有意に湾曲して構成されている。安全靴100は、爪先の先端110側において、甲被10だけでなく、適度に厚みのある爪先プロテクター30および被覆層40が設けられている。そのため、安全靴100を履いた使用者の足指の先端の力が安全靴100の先端110まで伝達され難く歩行時に前に躓きやすい場合がある。そこで、スムーズな歩行動作を可能とするため、トウスプリング155が充分確保されていることが好ましい。ここでトウスプリング155とは、靴を水平な床160に設置したときの、床160から靴底20の先端立ち上がり部150までの距離を意味する。靴底20の先端立ち上がり部150とは、靴底20から安全靴100の全面側に対し上方に向けて湾曲し始める部分を意味する。より具体的には、トウスプリング155は、15mm以上25mm以下の範囲であることが好ましく、18mm以上20mm以下の範囲がより好ましい。トウスプリング155が、15mm未満であると、安全靴100の使用者の歩行時の躓きを充分に防止し難く、25mmを超えると歩行バランスを崩す虞がある。
As shown in FIG. 2, on the toe side of the
トウスプリング155と安全靴100の全長との関係では、安全靴100の全長(mm)に対するトウスプリング155の高さ(mm)の比率(%)は、5%以上10%以下であることが好ましく、5%以上8%以下であることがより好ましい。上記範囲にトウスプリングの高さを設計することで、安全靴100の使用者が歩行時に躓くことを防止可能である。たとえば一例として、26cmのサイズの安全靴100に関し、全長を285mm、トウスプリングを20mm前後に設定するとよい。ただし、上記例は、本発明を何ら限定するものではなく、同サイズの安全靴であっても、靴の先端後端におけるソールの厚みや甲被10厚みによって、全長を適宜異なる設計にすることができ、かつ、これに伴いトウスプリングの高さも適宜変更することができる。
In the relationship between the
次に、安全靴100の製造方法の一例について図3を用いて説明する。図3は、安全靴を製造するための射出成形装置300において、左右一対のサイドモールド310のうち、紙面手前側のサイドモールドを図示省略するとともに、左右一致のサイドモールドの境界面に沿ってボトムモールド320を切断した状態で、甲被10を吊り込んだラストモールド340を側面視している。
Next, an example of a method for manufacturing
図3において図示省略する中底50が取り付けられた甲被10をラストモールド340に吊り込み、次いで、爪先プロテクター30を甲被10に装着する。このとき、爪先プロテクター30は、適宜、甲被10に対し仮止めする。その後、ラストモールド340を所定位置に移動させるとともに、サイドモールド310およびボトムモールド320を型締めする。ボトムモールド320とラストモールド340との間に設けられた空隙と、サイトモールド310とラストモールド340との間に設けられた空隙とは連続しており、靴底20および被覆層40を模る空間330を構成している。
The upper 10 to which the
上述のとおり各モールドを型締めした後、サイドモールド310に設けられた注入口312から溶融樹脂を空間330に注入し、射出成形を行うことによって靴底20と被覆層40を一連一体に形成する。本実施形態では、爪先プロテクター30は、被覆層40および靴底20に完全に覆われており、かつ被覆層40と靴底20の外縁は甲被10に接合しているため、甲被10と被覆層40との間に配置された爪先プロテクター30は、配置安定性がよい。より良好な配置安定性を発揮させるためには、上述のとおり爪先プロテクター30の表面に表面処理層を設けておくとよい。
After each mold is clamped as described above, molten resin is injected into the
注入された樹脂が硬化した後、サイドモールド310を左右方向に離間させ、ラストモールド340を上方に引き上げ、次いで、ラストモールド340から安全靴100を取り外すことによって、安全靴100が製造される。尚、安全靴100は、爪先プロテクター30および被覆層40を備えるため、爪先側の厚みが従来の安全靴よりも大きい。そのため、射出成形後、ラストモールド340を上方に引き上げる際には、一対のサイドモールドを安全靴100の最大幅以上の距離まで離間させることで、ラストモールド340の引き上げがスムーズである。
After the injected resin is cured, the
ただし、上述の射出成形装置300のように、一対のサイドモールド310を左右方向に充分に離間させる得る空間を確保し難い場合には、適宜、射出成形装置の構成を変更してもよい。例えば図示省略する異なる射出成形装置として、爪先プロテクター30の爪先上面保護部38に対応するモールド(以下、追加モールドと称す)を、サイドモールド310とは別体にて設け、射出成形後、サイドモールド310を適度に左右方向に離間させるとともに、追加モールドを上方に引き上げるなどして移動させ、安全靴100が装着された状態のラストモールド340の上方へのスムーズな移動を確保することもできる。
However, when it is difficult to secure a space that can sufficiently separate the pair of
安全靴100は、以上のとおり射出成形技術を用いて製造されるにあたり、靴底20と被覆層40とが一体成形物であるため両者を1つの製造工程で成形することができる。したがって安全靴100は製造容易な構成である。
When the
<第二実施形態>
以下に、本発明の安全靴の第二実施形態について図4を用いて説明する。図4は、本発明の第二実施形態の安全靴200の斜視図である。安全靴200は、後述するスカート部60が設けられたこと以外は、上述する安全靴100と同様に構成されている。
<Second embodiment>
Below, 2nd embodiment of the safety shoes of this invention is described using FIG. FIG. 4 is a perspective view of a
本実施形態にかかる安全靴200は、甲被10の上端縁12が、使用者のくるぶし410よりも低い位置になるよう設計されており、かつ、上端縁12よりも上方に使用者の足首400を覆うスカート部60が設けられている。安全靴200は、甲被10を足首400の周囲まで延在させた長靴タイプと比較して、靴全体の軽量性を図ることが可能である。即ち、安全靴200は、軽量性を損なうことなく、使用者の足首400を保護することが可能である。
The
本実施形態におけるスカート部60は、下端部が甲被10の上端縁12近傍と縫合されて固定されており、上端部には、スカート部60が足首400に対し所定の位置で固定され得るよう、固定部材62が設けられている。固定部材62は、たとえば、図示するように、スカート部60の上端部において周方向に形成された貫通孔64に挿通された紐66が例示される。また図示省略する異なる態様の固定部材62として、スカート部60の上端部において面ファスナーを取り付け、上端部の周方向において長さ調整可能に構成してもよい。図4では足首400を直接にスカート部60が覆っている態様を示したが、スカート部60は、作業スボンの上から間接的に足首400を覆うこともできる。
In the present embodiment, the
スカート部60は、たとえば織布、不織布、樹脂フィルムなどから構成される。スカート部60の構成部材としては、単位面積当たりの重量が甲被10より軽い部材が好ましく、さらに不透水性であることがより好ましい。ここでいう不透水性とは、スカート部60の構成部材自体の物性、または透水性部材の表面に撥水処理などの表面処理により付与された物性のいずれであってもよい。
The
図4では、スカート部60の上端部は、くるぶし410のやや上方まで延在した態様を示しているが、安全靴200はこれに限定されず、スカート部60の上端部は、使用者のひざ下付近、あるいはひざ上まで延在していてもよい。
In FIG. 4, although the upper end part of the
上記実施形態は、以下の技術思想を包含するものである。
(1)甲被と、靴底と、爪先プロテクターと、前記爪先プロテクターを被覆する被覆層と、を備え、
前記爪先プロテクターが、前記甲被上に配置されているとともに前記甲被側とは反対側に配置された前記被覆層に覆われており、
前記被覆層および前記靴底が、一体成形物であることを特徴とする安全靴。
(2)前記安全靴の爪先側の端部である先端とかかと側の端部である基端とを結ぶ方向に沿って縦方向に切断されて形成された縦断面において、
前記爪先プロテクターの前記基端側の端縁から、前記被覆層の前記基端側の端縁までの距離が3mm以上20mm以下である上記(1)に記載の安全靴。
(3)前記爪先プロテクターの表面に、表面処理層が設けられている上記(1)または(2)に記載の安全靴。
(4)前記安全靴の爪先側において、前記安全靴のトウスプリングは、15mm以上25mm以下の範囲である上記(1)から(3)のいずれか一項に記載の安全靴。
(5)前記甲被の上端縁が、使用者のくるぶしよりも低い位置になるよう設計されており、かつ、前記上端縁よりも上方に使用者の足首を覆うスカート部が設けられている上記(1)から(4)のいずれか一項に記載の安全靴。
(6)前記爪先プロテクターは、靴底に沿う折り込み部と、前記折り込み部から上方に立ち上がる爪先側面保護部と、前記爪先側面保護部から連続する爪先上面保護部とを有し、
前記爪先プロテクター全体が、前記被覆層または前記靴底と、前記甲被との間に配置されている上記(1)から(5)のいずれか一項に記載の安全靴。
(7)前記被覆層の最小厚み寸法が、前記甲被の最大厚み寸法よりも大きい上記(1)から(6)のいずれか一項に記載の安全靴。
(8)前記甲被が前記安全靴の爪先側の最内面を構成する上記(1)から(7)のいずれか一項に記載に安全靴。
The above embodiment includes the following technical idea.
(1) An upper, a shoe sole, a toe protector, and a covering layer that covers the toe protector,
The toe protector is disposed on the upper and is covered with the covering layer disposed on the side opposite to the upper side,
The safety shoe, wherein the covering layer and the shoe sole are integrally formed.
(2) In the longitudinal section formed by cutting in the longitudinal direction along the direction connecting the distal end which is the toe side end of the safety shoe and the proximal end which is the heel side end,
The safety shoe according to (1), wherein a distance from the base end side edge of the toe protector to the base end side edge of the coating layer is 3 mm or more and 20 mm or less.
(3) The safety shoe according to (1) or (2), wherein a surface treatment layer is provided on a surface of the toe protector.
(4) The safety shoe according to any one of (1) to (3), wherein a toe spring of the safety shoe is in a range of 15 mm to 25 mm on a toe side of the safety shoe.
(5) The upper end edge of the upper is designed so as to be lower than the user's ankle, and the skirt portion covering the user's ankle is provided above the upper end edge. (1) The safety shoe according to any one of (4).
(6) The toe protector includes a folded portion along a shoe sole, a toe side protection portion that rises upward from the folded portion, and a toe upper surface protection portion that continues from the toe side protection portion,
The safety shoe according to any one of (1) to (5), wherein the entire toe protector is disposed between the covering layer or the shoe sole and the upper.
(7) The safety shoe according to any one of (1) to (6), wherein a minimum thickness dimension of the covering layer is larger than a maximum thickness dimension of the upper.
(8) The safety shoe according to any one of (1) to (7), wherein the upper constitutes an innermost surface on a toe side of the safety shoe.
10・・・甲被
12・・・上端縁
13・・・底部
14・・・最大厚み寸法
16・・・最内面
18・・・甲被開口
20・・・靴底
30・・・爪先プロテクター
32、42・・・端縁
34・・・折り込み部
36・・・爪先側面保護部
38・・・爪先上面保護部
40・・・被覆層
44・・・最小厚み寸法
50・・・中底
60・・・スカート部
62・・・固定部材
64・・・貫通孔
66・・・紐
100、200・・・安全靴
110・・・先端
120・・・基端
130・・・接地面
140・・・前側面
150・・・先端立ち上がり部
155・・・トウスプリング
160・・・床
300・・・射出成形装置
310・・・サイドモールド
312・・・注入口
320・・・ボトムモールド
330・・・空間
340・・・ラストモールド
400・・・足首
410・・・くるぶし
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記爪先プロテクターが、前記甲被上に配置されているとともに前記甲被側とは反対側に配置された前記被覆層に覆われており、
前記被覆層および前記靴底が、一体成形物であることを特徴とする安全靴。 An upper, a shoe sole, a toe protector, and a covering layer covering the toe protector;
The toe protector is disposed on the upper and is covered with the covering layer disposed on the side opposite to the upper side,
The safety shoe, wherein the covering layer and the shoe sole are integrally formed.
前記爪先プロテクターの前記基端側の端縁から、前記被覆層の前記基端側の端縁までの距離が3mm以上20mm以下である請求項1に記載の安全靴。 In the longitudinal section formed by cutting in the vertical direction along the direction connecting the distal end that is the toe side end of the safety shoe and the proximal end that is the heel side end,
The safety shoe according to claim 1, wherein a distance from an end edge on the base end side of the toe protector to an end edge on the base end side of the covering layer is 3 mm or more and 20 mm or less.
Priority Applications (1)
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2018
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