JP2019185630A - 配達支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】配達事業者に在不在情報を提供する際のユーザの負担を軽減する。【解決手段】配達支援システム100は、建物120における電気、水道、ガスのうち、1つ以上の使用量を検出する検出装置(スマートメータ110、110A、110B、110C)と、使用量に基づいて、建物120内に人がいるか否かに関する在不在情報を生成する情報生成部と、配達事業者(作業員10)からの問い合わせに応じ、在不在情報を出力する出力部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、配達事業を支援する配達支援システムに関する。
宅配などを行う配達事業では、配達先の居住者などが不在の場合、再配達となって配達業務が非効率となってしまう。そこで、居住者が在宅か否かの情報を配達員に配信する技術が開示されている(例えば、特許文献1)。この技術では、ユーザの携帯端末からGPSなどによる位置情報をサーバが取得する。取得された位置情報は、予め登録されたユーザの住所と比較され、比較結果に基づいて在宅か否かが判定される。
特開2017−111519号公報
上記の特許文献1に記載の技術を用いれば、住居や事務所などの建物内に人がいるか否かに関する在不在情報を配達事業者に配信することができる。しかし、ユーザは、GPS機能付きの端末を常に携帯していなければならないといった負担を強いられる。
本発明は、このような課題に鑑み、配達事業者に在不在情報を提供する際のユーザの負担を軽減することが可能な配達支援システムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の配達支援システムは、建物における電気、水道、ガスのうち、1つ以上の使用量を検出する検出装置と、使用量に基づいて、建物内に人がいるか否かに関する在不在情報を生成する情報生成部と、配達事業者からの問い合わせに応じ、在不在情報を出力する出力部と、を備える。
在不在情報は、過去の使用量に対する統計処理によって、周期的に到来する周期期間を区分けする区分期間ごとの在室可能性または不在可能性を示す確率情報であってもよい。
情報生成部は、統計処理において、区分期間ごとに、使用量が第1閾値以下であれば不在、第1閾値より大きければ在室と判定し、判定結果に基づいて確率情報を生成してもよい。
情報生成部は、遡及時間前までの最新の使用量に基づいて、問い合わせがあったタイミングにおいて建物内に人がいるか否かに関する在不在情報を生成してもよい。
情報生成部は、使用量が第2閾値以下の場合、不在を示す在不在情報を生成してもよい。
本発明によれば、配達事業者に在不在情報を提供する際のユーザの負担を軽減することが可能となる。
配達支援システムの概略的な構成を示した説明図である。 スマートメータの概略的な構成を示した機能ブロック図である。 サーバの概略的な構成を示した機能ブロック図である。 携帯端末の概略的な構成を示すブロック図である。 一日の電力の使用量の一例を示す図である。 1時間ごとの個別不在判定処理の一例を示す図である。 1時間ごとの総合不在判定結果の度数分布の一例を示す図である。 第1問合情報に対する情報生成部の処理の流れを示すフローチャートである。 第2問合情報に対する情報生成部の処理の流れを示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(配達支援システム100)
図1は、配達支援システム100の概略的な構成を示した説明図である。図1に示すように、配達支援システム100は、複数のスマートメータ(検出装置)110と、複数のゲートウェイ機器112と、サーバ114と、基地局116と、携帯端末118とを含んで構成される。
スマートメータ110は、建物120に設けられ、建物120に供給された電気、水道、ガスの使用量を導出する。図1では、1つの建物120に設けられたスマートメータ110のみを示すが、スマートメータ110は、複数の建物120それぞれに設けられる。
例えば、建物120ごとに3つのスマートメータ110A、110B、110Cが設けられる。スマートメータ110Aは、電気の使用量を検出する。スマートメータ110Bは、ガスの使用量を検出する。スマートメータ110Cは、水道の使用量を検出する。以下、3つのスマートメータ110A、110B、110Cを区別する必要がない場合、スマートメータ110と称する。
ここでは、電気、ガス、水道の使用量を検出するメータがそれぞれ設けられる場合について説明した。ただし、1つのスマートメータ110が、電気、ガス、水道のうち、2つ以上の使用量を検出してもよい。
ゲートウェイ機器112は、1または複数のスマートメータ110のデータを収集する。サーバ114は、コンピュータ等で構成され、配達支援システム100の管理者側に属する。また、サーバ114は、ゲートウェイ機器112を介して、1または複数のスマートメータ110のデータを収集する。したがって、建物120に配置されるスマートメータ110が有する情報を、サーバ114で一括管理することができる。
ここで、ゲートウェイ機器112とサーバ114との間は、例えば、基地局116を含む携帯電話網やPHS(Personal Handyphone System)網等の既存の通信網を通じた無線通信が実行される。また、スマートメータ110同士およびスマートメータ110とゲートウェイ機器112との間は、例えば、920MHz帯を利用するスマートメータ用無線システム(U−Bus Air)を通じた無線通信が実行される。また、通信規格IEEE802.15.4/4eに準拠するRIT(Receiver Initiated Transmission)方式を通じた無線通信が行われてもよい。
携帯端末118は、例えば、携帯電話、スマートフォン、PHS端末などで構成され、配達事業者の作業員10によって携帯される。携帯端末118は、作業員10の操作入力に応じ、基地局116と無線通信を行う。
(スマートメータ110)
図2は、スマートメータ110の概略的な構成を示した機能ブロック図である。スマートメータ110は、センサ150と、メータ通信部152と、メータ記憶部154と、メータ制御部156とを含んで構成される。
センサ150は、測定対象の使用量を導出するための測定値を出力する。例えば、スマートメータ110Aのセンサ150は、電気の使用量を導出するための測定値を出力する。スマートメータ110Bのセンサ150は、ガスの使用量を導出するための測定値を出力する。スマートメータ110Cのセンサ150は、水道の使用量を導出するための測定値を出力する。
メータ通信部152は、ゲートウェイ機器112や他のスマートメータ110を介して、サーバ114との通信を行う。メータ記憶部154は、ROM、RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、スマートメータ110に用いられるプログラムや各種データを記憶する。
メータ制御部156は、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)で構成され、メータ記憶部154に格納されたプログラムを用い、スマートメータ110全体を制御する。また、メータ制御部156は、導出部170、通信制御部172として機能する。
導出部170は、センサ150から出力された測定値に基づいて、測定対象の使用量を導出する。導出部170は、導出した測定対象の使用量をメータ記憶部154に記憶させる。例えば、スマートメータ110Aの導出部170は、電気の使用量を導出する。スマートメータ110Bの導出部170は、ガスの使用量を導出する。スマートメータ110Cの導出部170は、水道の使用量を導出する。
導出部170は、例えば、予め設定された所定時間(1分、30分、1時間など)ごとに使用された測定対象の使用量を導出する。また、スマートメータ110A、110B、110Cごとに、所定時間が異なっていてもよい。例えば、スマートメータ110Aでは、消費電力の1分値が導出される。
ここで、1分値は、例えば、1分ごとに測定されるワット(W)の瞬時値に1時間を乗算したワットアワー(wh)でもよい。1分値は、ワットの瞬時値を1分間分、時間積分した値であってもよい。1分値は、これらの値を1分当たりの消費電力に換算した値でもよい。
通信制御部172は、メータ通信部152を制御し、導出部170が導出した測定対象の使用量をサーバ114へ送信させる。通信制御部172は、例えば、測定対象の使用量が新たにメータ記憶部154に記憶される度に、測定対象の使用量をサーバ114に送信させてもよい。また、通信制御部172は、所定周期ごとに、メータ記憶部154から測定対象の使用量を読み出して、サーバ114に送信させてもよい。
また、後述する第2問合情報に応じたサーバ114からの要求があると、スマートメータ110Aの通信制御部172は、最新の電気の使用量をメータ記憶部154から読み出して、サーバ114に送信させる。
また、後述する第2問合情報に応じたサーバ114からの要求があると、スマートメータ110B、110Cの通信制御部172は、最新のガス、水道の使用量をメータ記憶部154から読み出して、最後にガス、水道が使用されてから経過した時間を導出する。通信制御部172は、最後にガス、水道が使用されてから経過した時間を、サーバ114に送信させる。
(サーバ114)
図3は、サーバ114の概略的な構成を示した機能ブロック図である。図3に示すように、サーバ114は、サーバ通信部180と、サーバ記憶部182と、サーバ制御部184とを含んで構成される。サーバ通信部180は、基地局116、ゲートウェイ機器112を介してスマートメータ110との通信を行う。また、サーバ通信部180は、基地局116を介して、携帯端末118との通信を行う。サーバ記憶部182は、ROM、RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、スマートメータ110から受信した、電気、ガス、水道の使用量を記憶する。
サーバ制御部184は、CPUやDSPで構成され、サーバ記憶部182に記憶された情報に基づいてサーバ114全体を制御する。また、サーバ制御部184は、通信制御部190、情報生成部192、出力部194として機能する。
通信制御部190は、サーバ通信部180を制御し、スマートメータ110A、110B、110Cそれぞれから送信された測定対象の使用量を受信させる。通信制御部190は、受信された電気、ガス、水道の使用量を、サーバ記憶部182に記憶させる。
また、通信制御部190は、サーバ通信部180を制御し、配達事業者の作業員10の携帯端末118から送信された問合情報を受信させる。問合情報は、建物120内に人がいるか否かに関する配達事業者からの問い合わせの内容を示す情報である。問合情報は、サーバ114に在不在情報を要求するときに生成される。問合情報には、建物120を特定する識別情報(例えば、住所、居住者の氏名など)が含まれる。
情報生成部192は、サーバ記憶部182に記憶された電気、ガス、水道の使用量に基づいて、在不在情報を生成する。在不在情報は、建物120内に人がいるか否かに関する情報である。在不在情報については、後に詳述する。情報生成部192は、在不在情報をサーバ記憶部182に記憶させる。
出力部194は、配達事業者からの問い合わせ(問合情報)に応じ、サーバ記憶部182から、問合情報の識別情報が示す建物120に関する在不在情報を読み出す。出力部194は、サーバ通信部180を制御し、問合情報の送信元の携帯端末118へ在不在情報を出力させる。
(携帯端末118)
図4は、携帯端末118の概略的な構成を示すブロック図である。携帯端末118は、端末通信部200と、端末記憶部202と、表示部204と、操作部206と、端末制御部208とを含んで構成される。
端末通信部200は、基地局116を介して、サーバ114と通信を行う。端末記憶部202は、ROM、RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、携帯端末118に用いられるプログラムや各種データを記憶する。表示部204は、液晶ディスプレイや有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイで構成される。操作部206は、例えば、抵抗膜方式(感圧式)、静電容量方式、赤外遮光方式などのタッチパネルで構成され、表示部204の表面に対する作業員10の操作入力を検知する。
端末制御部208は、CPUやDSPで構成され、端末記憶部202に格納されたプログラムを用い、携帯端末118全体を制御する。また、端末制御部208は、表示制御部210、操作受付部212、端末通信制御部214、端末記憶制御部216としても機能する。
表示制御部210は、操作部206となるユーザインタフェースを表示部204に表示させる。操作受付部212は、操作部206を介して、作業員10から建物120を特定する識別情報の操作入力を受け付ける。操作受付部212は、入力された識別情報を含む問合情報を生成する。端末通信制御部214は、端末通信部200を制御し、問合情報をサーバ114に送信する。
操作受付部212が生成する問合情報は、第1問合情報と、第2問合情報とに分けられる。第1問合情報は、例えば、操作入力で指定された日付、時間帯において建物120内に人がいるか否かに関する在不在情報を要求するものである。第1問合情報には、例えば、日付、時間帯を指定する日時情報が含まれる。第2問合情報は、例えば、現在(第2問合情報生成時)において建物120内に人がいるか否かに関する在不在情報を要求するものである。したがって、第2問合情報には日時情報を含めなくてもよい。
また、端末通信制御部214は、端末通信部200を制御し、サーバ114から送信された在不在情報を受信させる。端末記憶制御部216は、受信された在不在情報を端末記憶部202に記憶させる。表示制御部210は、端末記憶部202に記憶された在不在情報を読み出し、在不在情報を表示させる。
以下、第1問合情報に対応するためのサーバ114の情報生成部192の処理について詳述した後、第2問合情報に対応するためのサーバ114の情報生成部192の処理について詳述する。
図5は、一日の電力の使用量の一例を示す図である。例えば、建物120が住居であり、建物120に居住する居住者がいる場合、図5に示すように、5時前後に起床した後、電力の使用量が増加し、8時前後に外出すると、電力の使用量が減少する。19時前後に帰宅した後、電力の使用量が増加し、24時前後に就寝すると、電力の使用量が減少する。
電力の使用量は、待機電力などの影響で0にはならないことが多い。そこで、情報生成部192は、建物120の電力の使用量の履歴に基づいて、大凡最低となる最低使用量を導出する。情報生成部192は、最低使用量から第1閾値αを導出する。第1閾値αは、例えば、最低使用量である。ただし、第1閾値αは、最低使用量に基づいて導出された値であればよく、最低使用量より大きくても小さくてもよい。
情報生成部192は、電力の使用量が第1閾値α以下であれば人が不在、第1閾値αより大きければ人が在室(在宅)と判定する(個別不在判定処理)。この個別不在判定処理は、後述する統計処理の一部として行われる。
情報生成部192は、区分期間ごとの不在判定処理を行う。ここでは、例えば、区分期間として1時間が設定された場合について説明する。ただし、区分期間は、1時間以上であってもよいし、1時間未満であってもよい。
ここでは、電力の使用量を例に挙げて説明したが、ガス、水道の使用量についても同様に、個別不在判定処理が行われる。ガス、水道については、電力のように、第1閾値αが設定される必要はない。情報生成部192は、ガス、水道の使用量が0よりも大きければ人が在室、0であれば人が不在と判定する。ただし、ガス、水道についても、電力のように、第1閾値αが設定されてもよい。
図6は、1時間ごとの個別不在判定処理の一例を示す図である。図6に示す例では、電気の使用量に基づいて、5時から8時、20時から24時が在室と判定されている。ガスの使用量に基づいて、5時から6時、21時から22時が在室と判定されている。水道の使用量に基づいて、5時から6時、21時から22時が在室と判定されている。
この場合、情報生成部192は、電気、ガス、水道の使用量に基づいて、総合的に、不在、または、在室を判定する(総合不在判定処理)。情報生成部192は、電気、ガス、水道のいずれの使用量に基づいても、不在と判定される時間帯を人が不在、それ以外の時間帯を人が在室と判定する。
そして、情報生成部192は、例えば、在不在情報として、過去の10週間分の電気、ガス、水道の使用量に対する統計処理によって確率情報を生成する。
図7は、1時間ごとの総合不在判定結果の度数分布の一例を示す図である。図7に示す度数分布の度数(縦軸)は、例えば、平日の木曜日について、過去の10週分の総合不在判定結果で人が在室と判定された回数を示す。
例えば、5時から7時は、度数10であるため、過去10週のすべてで、人が在室と判定されている。この場合、情報生成部192は、5時から7時の在室可能性が100%であるものとする。20時から21時は、度数7であるため、過去10週のうちの7週で、人が在室と判定されている。この場合、情報生成部192は、20時から21時の在室可能性が70%であるものとする。
このように、情報生成部192は、周期的に到来する周期期間(例えば、1週間ごとに到来する木曜日)を、区分期間(例えば、1時間)で区分けし、区分期間ごとの在室可能性を示す確率情報を生成する。ここでは、確率情報は、在室可能性を示す場合について説明したが、確率情報が不在可能性を示してもよい。
また、上記の例では、木曜日の総合不在判定結果の度数分布を示したが、他の曜日も同様の処理が行われる。ただし、祝日、日曜日は、例えば、休日として一まとめにして(同じ曜日として扱い)、上記の処理が行われる。
こうして、情報生成部192は、予め、確率情報を生成し、サーバ記憶部182に記憶しておく。続いて、第1問合情報に対する情報生成部192の処理の流れを、フローチャートを参照しながら説明する。
図8は、第1問合情報に対する情報生成部192の処理の流れを示すフローチャートである。図8に示す処理は、例えば、所定周期で繰り返し実行される。
(S300)
情報生成部192は、通信制御部190を介して携帯端末118から第1問合情報を受信したか否かを判定する。第1問合情報を受信していれば、S302に処理を移し、第1問合情報を受信していなければ、当該処理を終了する。
(S302)
情報生成部192は、サーバ記憶部182から、第1問合情報の識別情報に対応する建物120の確率情報を読み出す。
(S304)
情報生成部192は、読み出された確率情報のうち、第1問合情報の日時情報に指定された日付、時間帯に対応する在室可能性を特定する。
(S306)
出力部194は、通信制御部190を制御し、確率情報のうち、特定された在室可能性を在不在情報として、携帯端末118に送信(出力)させ、当該処理を終了する。
上述したように、出力部194が、第1問合情報に対して、在室可能性を携帯端末118に出力させることで、配達事業者の作業員10は、建物120に人がいるか否かを推定可能となる。そのため、例えば、配達を行う日の建物120の日中の在室可能性を予め確認して配達予定を立てれば、効率的な配達が可能となる。また、ユーザ(建物120にいる人、配達物を配達される人)は、常にGPS機能付きの端末を携帯する必要もなく、負担が軽減される。
図9は、第2問合情報に対する情報生成部192の処理の流れを示すフローチャートである。図9に示す処理は、例えば、所定のインターバルを空けて繰り返し実行される。
(S350)
情報生成部192は、通信制御部190を介して携帯端末118から第2問合情報を受信したか否かを判定する。第2問合情報を受信していれば、S352に処理を移し、第2問合情報を受信していなければ、当該処理を終了する。
(S352)
情報生成部192は、第2問合情報の識別情報から建物120を特定し、建物120に設置されたスマートメータ110に対して、最新の電気の使用量と、最後にガス、水道が使用されてから経過した時間を要求するように、通信制御部190を制御する。
(S354)
情報生成部192は、通信制御部190を介して携帯端末118から、要求に対する応答を受信したか否かを判定する。要求に対する応答を受信していれば、S356に処理を移し、要求に対する応答を受信していなければ、当該S354の処理を繰り返す。
(S356)
情報生成部192は、最新の電気の使用量が、予め設定された第2閾値以下であるか否かを判定する。最新の電気の使用量が第2閾値以下である場合、S358に処理を移す。最新の電気の使用量が第2閾値より大きい場合、S362に処理を移す。
ここで、第2閾値は、上記の最低使用量から導出される。第2閾値は、例えば、最低使用量の2倍である。ただし、第2閾値は、最低使用量に基づいて導出された値であればよく、最低使用量の2倍より大きくても小さくてもよい。
ここで、第2閾値は、上記の第1閾値αよりも大きい。第1閾値αは、上記の統計処理に用いられるものであるのに対し、第2閾値は、そのときの在室、不在を直接的に判断するために用いられる指標である。そのため、第2閾値は、在室と判定されたときに、在室である場合の精度(正解率)を向上するように、大きな値に設定される。
(S358)
情報生成部192は、ガス、水道の少なくとも一方が最後に使用された(使用が終了した)タイミングが、遡及時間以内であったか否かを判定する。遡及時間以内であった場合、S362に処理を移す。遡及時間以内でなかった場合、S360に処理を移す。ここで、遡及時間は、例えば、30分である。ただし、遡及時間は、予め定められていれば、30分より大きくても小さくてもよい。
(S360)
情報生成部192は、建物120内には人が不在であると判定し、建物120内には人が不在であるとする在不在情報を生成する。
(S362)
情報生成部192は、建物120内には人が在室していると判定し、建物120内には人が在室しているとする在不在情報を生成する。
(S364)
出力部194は、通信制御部190を制御し、S360の処理またはS362の処理で生成された在不在情報を、第2問合情報の送信元の携帯端末118に送信(出力)させ、当該処理を終了する。
上述したように、出力部194が、第2問合情報に対して、建物120内には人が在室であるか不在であるかを示す在不在情報を携帯端末118に出力させることで、配達事業者の作業員10は、建物120内に人がいるか否かを即座に推定可能となる。そのため、他の配達のために建物120の周辺に行くことがあった場合に、在不在情報によって不在と判定されると、建物120への訪問を行わないといった判断が可能となる。その結果、不在時の建物120への作業員10の訪問の可能性が抑制される。また、ユーザ(建物120にいる人、配達物を配達される人)は、常にGPS機能付きの端末を携帯する必要もなく、負担が軽減される。
また、仮に、建物120にいる人が定期的に昼寝をするような場合、人が在室していても不在とする在不在情報が生成される可能性がある。しかし、昼寝中、建物120には、配達事業者の作業員10に訪問してもらいたくないと考えられる。そのため、人が在室していても不在と判断されることが、ユーザの負担軽減となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した実施形態では、建物120として住居の場合を例示したが、建物120には、事務所が含まれてもよい。
また、上述した実施形態では、建物120における電気、水道、ガスの使用量がスマートメータ110によって検出される場合について説明した。しかし、スマートメータ110は、少なくとも電気、水道、ガスの1つ以上の使用量を検出すればよい。情報生成部192は、少なくとも電気、水道、ガスの1つ以上の使用量に基づいて、在不在情報を生成すればよい。
また、上述した実施形態では、検出装置としてスマートメータ110を例に挙げて説明したが、建物120における電気、水道、ガスのうち、1つ以上の使用量を検出できれば、他の装置が用いられてもよい。
また、上述した実施形態では、情報生成部192は、在不在情報として確率情報を生成する場合について説明した。情報生成部192が確率情報を生成する場合、例えば、曜日ごとのように、居住者などの生活パターンに応じた在不在情報が生成され易い。ただし、在不在情報は、少なくとも、建物120内に人がいるか否かに関する情報であればよい。
また、上述した実施形態では、情報生成部192は、個別不在判定処理において、区分期間ごとに、使用量が第1閾値α以下であれば不在、第1閾値αより大きければ在室と判定する場合について説明した。この場合、待機電力などの影響を排除して、在室、不在の判定が可能となる。ただし、使用量の第1閾値αとの比較は、必須の構成ではない。使用量に対して他の処理が行われ、在室、不在が判定されてもよい。
また、上述した実施形態では、情報生成部192は、遡及時間前までの最新の使用量(電気の使用量、ガス、水道の最後の使用からの経過時間)に基づいて、問合情報が受信されたタイミングにおいて建物120内に人がいるか否かに関する在不在情報を生成する場合について説明した。この場合、在室、不在が迅速に把握可能となる。ただし、情報生成部192によるこの処理(図9に示す処理)は、必須の構成ではない。例えば、情報生成部192は、問合情報が受信されたタイミングから予め設定された待機時間後までの使用量を、スマートメータ110に要求し、待機時間後までの使用量に基づいて、建物120内に人がいるか否かに関する在不在情報を生成してもよい。ここで、待機時間は、遡及時間と同様、例えば、30分であるが、予め定められていれば30分より大きくても小さくてもよい。
また、上述した実施形態では、情報生成部192は、スマートメータ110B、110Cから最後にガス、水道が使用されてから経過した時間を取得する場合について説明した。しかし、情報生成部192は、例えば、スマートメータ110B、110Cから、問合情報が受信されたタイミングから遡及時間前までのガス、水道の最新の使用量を取得してもよい。この場合、情報生成部192は、ガス、水道の少なくとも一方の使用量が0でなければ、ガス、水道の少なくとも一方が最後に使用されたタイミングが、遡及時間以内であったと判定する。
また、上述した実施形態では、情報生成部192は、使用量が第2閾値以下の場合、不在を示す在不在情報を生成する場合について説明した。この場合、待機電力などの影響を排除して、在室、不在の判定が可能となる。ただし、使用量の第2閾値との比較は、必須の構成ではない。使用量に対して他の処理が行われ、在室、不在が判定されてもよい。
また、上述した実施形態では、情報生成部192、出力部194がサーバ114に設けられる場合について説明した。しかし、情報生成部192、出力部194は、携帯端末118に設けられてもよい。この場合、サーバ114は、使用量を携帯端末118に転送し、携帯端末118において在不在情報が生成される。出力部194は、例えば、表示部204への在不在情報の表示を行う。
また、建物における電気、水道、ガスのうち、1つ以上の使用量を検出し、使用量に基づいて、建物120内に人がいるか否かに関する在不在情報を生成し、配達事業者からの問い合わせに応じ、在不在情報を出力する配達支援方法も提供される。
また、コンピュータをスマートメータ110、情報生成部192、出力部194などとして機能させるプログラムや、当該プログラムを記録した、コンピュータで読み取り可能なフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD、DVD、BD等の記憶媒体も提供される。ここで、プログラムは、任意の言語や記述方法にて記述されたデータ処理手段をいう。
本発明は、配達事業を支援する配達支援システムに利用することができる。
100 配達支援システム
110、110A、110B、110C スマートメータ(検出装置)
120 建物
192 情報生成部
194 出力部

Claims (5)

  1. 建物における電気、水道、ガスのうち、1つ以上の使用量を検出する検出装置と、
    前記使用量に基づいて、前記建物内に人がいるか否かに関する在不在情報を生成する情報生成部と、
    配達事業者からの問い合わせに応じ、前記在不在情報を出力する出力部と、
    を備える配達支援システム。
  2. 前記在不在情報は、過去の前記使用量に対する統計処理によって、周期的に到来する周期期間を区分けする区分期間ごとの在室可能性または不在可能性を示す確率情報である請求項1に記載の配達支援システム。
  3. 前記情報生成部は、前記統計処理において、前記区分期間ごとに、前記使用量が第1閾値以下であれば不在、前記第1閾値より大きければ在室と判定し、判定結果に基づいて前記確率情報を生成する請求項2に記載の配達支援システム。
  4. 前記情報生成部は、遡及時間前までの最新の前記使用量に基づいて、前記問い合わせがあったタイミングにおいて前記建物内に人がいるか否かに関する前記在不在情報を生成する請求項1から3のいずれか1項に記載の配達支援システム。
  5. 前記情報生成部は、前記使用量が第2閾値以下の場合、不在を示す前記在不在情報を生成する請求項4に記載の配達支援システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP4116921A4 (en) * 2020-03-05 2023-08-02 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. INFORMATION PROCESSING SYSTEM AND INFORMATION PROCESSING METHOD
JP7482712B2 (ja) 2020-08-05 2024-05-14 リンナイ株式会社 加熱機器管理システムおよびコンピュータプログラム

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