JP2019185099A - Device, system, method, and program for information processing - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、移動体に情報を提供する情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。 The present invention relates to an information processing apparatus, an information processing system, an information processing method, and a program that provide information to a moving object.
車両等の移動体の走行履歴(走行位置、走行速度など)を示すプローブ情報を用いて解析することが行われている。 An analysis is performed using probe information indicating a travel history (travel position, travel speed, etc.) of a moving body such as a vehicle.
このようなプローブ情報を用いて解析する装置としては、例えば、車両のプローブ情報、VICS(登録商標)(Vehicle Information and Communication System)情報、及び路側に設置された道路管理者の車両感知器からの出力に基づいて、対象車両に注意すべき事象が発生する可能性が高いか否かを予測して、予測結果に応じて、対象車両の車載機に情報を提示させる支援装置を備えている運転支援システムが開示されている。 As an apparatus for analyzing using such probe information, for example, vehicle probe information, VICS (registered trademark) (Vehicle Information and Communication System) information, and road detectors installed on roadside from vehicle detectors Driving with a support device that predicts whether or not there is a high possibility that an event that should be noted in the target vehicle will occur based on the output, and that presents information to the in-vehicle device of the target vehicle according to the prediction result A support system is disclosed.
しかしながら、特許文献1の運転支援システムは、車両からのプローブ情報の収集において、車両が自動運転状態であるか手動運転状態であるかの切り分けがないままにプローブ情報の収集を行っている。そのため、収集したプローブ情報を適切に解析することができなかったことが課題の一例として挙げられる。
However, the driving support system of
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、収集したプローブ情報に対して、移動体の運転状態が自動運転状態か手動運転状態かを容易に切り分けができ、当該運転状態に応じて適切な情報解析を行う情報処理装置を提供することを課題の1つとする。 The present invention has been made in view of the above points, and can easily discriminate whether the driving state of the moving body is the automatic driving state or the manual driving state with respect to the collected probe information, and according to the driving state. An object is to provide an information processing apparatus that performs appropriate information analysis.
本願請求項1に記載の情報処理装置は、移動体の挙動に関する挙動情報を取得する挙動情報取得手段と、前記挙動情報に基づいて、前記移動体の運転操作が自動で行われているかを判定する判定手段と、を有することを特徴とする。
The information processing apparatus according to
本願請求項12に記載の情報処理システムは、移動体の挙動に関する計測を行う計測端末と、前記移動体の挙動情報を取得する挙動情報取得手段、及び前記挙動情報に基づいて、前記移動体の複数の運転操作のうちの少なくとも1の運転操作が自動で行われているかを判定する判定手段を有する情報処理装置と、を有することを特徴とする。
An information processing system according to
本願請求項13に記載の情報処理方法は、移動体の挙動に関する挙動情報を取得するステップと、前記挙動情報に基づいて、前記移動体の運転操作が自動で行われているかを判定するステップと、を有することを特徴とする。
The information processing method according to
本願請求項14に記載のプログラムは、コンピュータに、移動体の挙動に関する挙動情報を取得するステップと、前記挙動情報に基づいて、前記移動体の運転操作が自動で行われているかを判定するステップと、を実行させることを特徴とする。
The program according to
図1は、実施例1の情報処理システムの全体構成を示している。図1に示すように、情報処理システム100は、移動体としての自動車Mに搭載された計測端末10と、情報処理装置としてのサーバ20とが、ネットワークNWを介して接続されて構成されている。尚、移動体は、自動車、バイク、飛行機、船舶、移動する人等、自動車以外の移動体であってもよい。
FIG. 1 shows the overall configuration of the information processing system according to the first embodiment. As shown in FIG. 1, the
図2は、情報処理システム100の計測端末10及びサーバ20の機能ブロックを示している。図2に示すように、情報処理システム100においては、複数の自動車Mの各々に搭載されている計測端末10とサーバ20とが通信可能に接続されている。
FIG. 2 shows functional blocks of the
計測端末10は、自動車Mに搭載されている。計測端末10は、自動車Mのナビゲーションシステムの一部であってもよい。
The
加速度センサ11は、静電容量型又はピエゾ抵抗型等の加速度センサである。加速度センサ11は、例えば、2軸加速度センサであり、自動車Mが前方に進行する際の前後方向の加速度と、前後方向に直交する左右方向、すなわち自動車Mの移動方向に対して左右方向の加速度を検出する。
The
GPS(Global Positioning System)装置12は、GPS衛星から信号(GPS信号)を受信するようになされた装置であり、自動車Mの位置情報を取得する。
The GPS (Global Positioning System)
通信部13は、サーバ20及び他の自動車Mに搭載されている計測端末10とネットワークNWを介して通信可能に接続されているインターフェースである。
The
制御部14は、例えば、演算処理を行うCPU(Central Processing Unit)を含んでいる。制御部14は、加速度センサ11、GPS装置12及び通信部13を含む計測端末10の各部の動作を制御することが可能である。
The
挙動情報算出部15は、制御部14の機能ブロックの1つである。挙動情報算出部15は、加速度センサ11及びGPS装置12の信号から、自動車Mの速度、加速度、アクセル開度、ブレーキングの強さ、アクセルオフでの空走距離、自動車Mの前方を走行する自動車との車間距離及び自動車Mの位置を含む挙動情報を算出可能である。すなわち、挙動情報算出部15は、プローブ情報を取得可能である。挙動情報は、例えば、所定期間当たりの自動車Mの挙動に関する情報である。加速度であれば、例えば15秒間あたりの自動車Mの加速度である。尚、所定期間は任意に定めることが可能である。
The behavior
自動車Mの加速度及び速度は、例えば、加速度センサ11からの加速度信号またはGPS装置12からのGPS信号に基づいて算出されて取得されてもよい。また、自動車Mの速度は、例えば、自動車Mから車速パルスの供給を受けて、当該車速パルスに基づいて算出して取得可能であってもよい。
The acceleration and speed of the automobile M may be calculated and acquired based on, for example, an acceleration signal from the
また、自動車Mの位置は、例えば、GPS装置12からのGPS信号に基づいて取得されてもよい。また自動車Mの位置は、基準位置からの移動量、ジャイロ装置からの自動車Mの姿勢情報または自動車Mの車速パルスにから得られた車速情報に基づいて算出されてもよい。また、挙動情報算出部15は、地図情報を取得可能であってもよい。すなわち、GPS受信機からのGPS情報、ジャイロ装置からの自動車Mの姿勢情報及び自動車Mの車速情報のうちの少なくとも1つと当該地図情報を組み合わせて、自動車Mの位置を算出して取得可能であってもよい。
Further, the position of the automobile M may be acquired based on a GPS signal from the
また、以下の説明において、自動車Mが自動車Mの進行方向に向けて加速する場合の加速度を正の加速度とし、減速する場合の加速度を負の加速度とする。なお、進行方向における負の加速度を減速度とも称する。また、横方向の加速度については、自動車Mの進行方向に対して左に向かった加速度を正の加速度とし、進行方向に対して右の方向に向かった加速度を負の加速度として説明する。 In the following description, the acceleration when the automobile M accelerates in the traveling direction of the automobile M is a positive acceleration, and the acceleration when the automobile M decelerates is a negative acceleration. The negative acceleration in the traveling direction is also referred to as deceleration. As for the lateral acceleration, the acceleration toward the left with respect to the traveling direction of the automobile M will be described as a positive acceleration, and the acceleration toward the right with respect to the traveling direction will be described as a negative acceleration.
サーバ20の通信部21は、複数の自動車Mの各々に搭載されている計測端末10の通信部13とネットワークNWを介して通信可能に接続されている。通信部21は、例えば、通信部13から上記自動車Mの加速度、速度及び位置を含む挙動情報またはプローブ情報を受信可能である。
The
制御部23は、例えば、演算処理を行うCPU(Central Processing Unit)等を含んでおり、コンピュータによって実現される。制御部23は、通信部21を含むサーバ20の各部の動作を制御することが可能である。また制御部23は、通信部21を介して外部からの様々な情報を取得して、当該取得した情報について解析等の処理を行うことが可能である。CPUは、記憶部22から処理内容に応じたプログラムを読み出して、読み出したプログラムを実行して、各種機能を実現する。
The
挙動情報取得手段23aは、制御部23の機能ブロックの1つである。挙動情報取得手段23aは、自動車Mに搭載されている各々の計測端末10から当該自動車Mの挙動情報を取得することが可能である。
The behavior
判定手段23bは、制御部23の機能ブロックの1つである。判定手段23bは、通信部21によって受信された挙動情報に含まれる加速度に基づいて各計測端末10が搭載された自動車Mが自動運転モードであるか否かを判定する。
The
判定手段23bは、例えば、自動車Mの進行方向における加速度(減速度)が所定の閾値以下であると自動運転モードであると判定する。また、例えば、判定手段23bは、自動車Mの横方向における加速度の絶対値が、所定の閾値以下であると自動運転モードであると判定する。
For example, when the acceleration (deceleration) in the traveling direction of the automobile M is equal to or less than a predetermined threshold, the
具体的には、自動運転モードで走行する自動車Mは、前方を走行する自動車がいない場合は、直線道路で一定速度を維持し、加減速は最小限でばらつきが少なく、なめらかである。 Specifically, the automobile M traveling in the automatic driving mode maintains a constant speed on a straight road when there is no automobile traveling ahead, and acceleration / deceleration is minimal with little variation and is smooth.
また、自動運転モードで走行する自動車Mは、前方を走行する自動車に追従する走行を行っている場合は、直線道路で速度が前方を走行する自動車に合わせて変動し、加減速は最小限でばらつきが少なく、なめらかである。 In addition, when the vehicle M traveling in the automatic driving mode is traveling following a vehicle traveling in front, the speed fluctuates according to the vehicle traveling ahead on a straight road, and acceleration / deceleration is minimized. There is little variation and it is smooth.
また、自動運転モードで走行する自動車Mは、前方を走行する自動車に追従する走行を行っている場合、自動車Mの前方を走行する自動車との車間距離が一定である。すなわち、自動運転モードで走行する自動車Mは、天候や時間帯(日中や、夜間)に左右されずに一定の車間距離を維持しつつ走行する。 In addition, when the vehicle M traveling in the automatic driving mode is traveling following the vehicle traveling in front, the distance between the vehicle M traveling in front of the vehicle M is constant. That is, the automobile M traveling in the automatic operation mode travels while maintaining a certain inter-vehicle distance without being influenced by the weather or time zone (daytime or nighttime).
尚、自動車Mの速度域が速くなるにつれて、自動車Mの停止距離は伸びる。このため、当該車間距離は、自動車Mの速度域が速くなるにつれて長くなる。すなわち、自動運転モードで走行する自動車Mは、走行速度に応じた一定の車間距離で走行する。 Note that the stopping distance of the automobile M increases as the speed range of the automobile M increases. For this reason, the inter-vehicle distance becomes longer as the speed range of the automobile M becomes faster. That is, the automobile M traveling in the automatic driving mode travels at a constant inter-vehicle distance corresponding to the traveling speed.
これに対して、手動運転モードで走行する自動車Mは、厳密な一定速度が維持されていることは困難である。また、手動運転モードで走行する自動車Mは、急減速を示す加速度が散見される。さらに、手動運転モードで走行する自動車Mは、前方を走行する自動車との車間距離が走行時及び停車時においてバラツキが生じる。 On the other hand, it is difficult for the automobile M traveling in the manual operation mode to maintain a strictly constant speed. In addition, the automobile M that travels in the manual operation mode often has acceleration indicating rapid deceleration. Further, the automobile M traveling in the manual operation mode varies when the distance between the automobile and the automobile traveling in front is running and stopped.
判定手段23bは、これらの要素を考慮して自動運転モードであるか否かを判定する。ここで、自動運転モードとは、自動車の操縦モードである。操縦モードは、自動車Mの走行に関する操作の自動化の程度によって異なる複数の操縦モードを含んでいる。
The
例えば、手動運転モードは、自動運転レベル0に相当する。自動運転モードは、自動運転レベル1乃至5に相当するモードであるとする。ここで、自動運転レベルは、日本政府や米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)で定義される自動運転レベルであるとする。
For example, the manual operation mode corresponds to the automatic operation level 0. The automatic operation mode is assumed to be a mode corresponding to
また、自動運転モードは、アクセル操作、ブレーキ操作、操舵操作(ステアリング操作)のうち、少なくとも1つの操作の支援を行うモードが含まれているものとする。操作の支援を行うモードとは、例えば、エマージェンシーブレーキのように、運転者の操作が予め定めた所定条件を満たさない場合に、運転操作に介入するモードである。 The automatic driving mode includes a mode for assisting at least one of an accelerator operation, a brake operation, and a steering operation (steering operation). The mode for assisting the operation is a mode for intervening in the driving operation when the driver's operation does not satisfy a predetermined condition, such as an emergency brake.
判定手段23bは、自動車Mの操舵の運転操作、加速の運転操作及び制動の運転操作の各々について少なくとも1つの運転操作が自動で行われているかを判定する。すなわち、判定手段23bは、自動車Mの操舵の運転操作、加速の運転操作及び制動の運転操作のうち、少なくとも1つが、自動で制御がなされていれば自動運転モードであるとして判定する。
The
尚、判定手段23bによる判定は、これには限られず、例えば、判定手段23bは、自動車Mの操舵の運転操作、加速の運転操作及び制動の運転操作の各々が自動で行われているかを判定するようにしてもよい。すなわち、自動車Mの操舵の運転操作、加速の運転操作及び制動の運転操作の各々が自動で操作されている場合を自動運転モードであると判定してもよい。また、自動運転レベルは必ずしも判定されなくてもよく、例えば、アクセル操作、ブレーキ操作、操舵操作の運転操作ごとに自動運転モードであるか否かを判断してもよい。
The determination by the
記憶部22は、例えばハードディスク、フラッシュメモリ、SSD(Solid State Drive)、RAM(Random Access Memory)等を含み、通信部21によって受信された移動体情報等の情報を記憶することが可能である。また、記憶部22は、判定手段23bが自動車Mの操縦モードの判定をする際に用いる閾値情報を記憶可能である。また、記憶部22は、各機能ブロックの手段が判定する際の基準となる情報を記憶可能である。また、記憶部22は、地図情報等を記憶可能である。尚、記憶部22は、BIOS(Basic Input Output System)、ソフトウェア等の各種プログラムを記憶する。また、記憶部22は、挙動情報取得手段23a、判定手段23b等の制御部23の各機能ブロックの手段による判定の結果を記憶することが可能である。
The
図3は、サーバ20によって実行される操縦モードの判定処理を示している。図3に示すように、挙動情報取得手段23aは、自動車Mに搭載されている各々の計測端末10から当該自動車Mの挙動情報を取得する(ステップS101)。
FIG. 3 shows the control mode determination process executed by the
判定手段23bは、ステップS101で取得した挙動情報に基づいて、当該自動車Mの運転操作が自動で行われているか、すなわち、自動車Mの操縦モードを判定する。
The
具体的には、判定手段23bは、挙動情報の前後加速度が予め定めた閾値以下であるかを判定する(ステップS102)。すなわち、当該自動車Mが自動運転モードである場合、自動車Mの加速又は減速は予め定められた一定の基準に基づいて操作が行われる。このため、自動運転モードの自動車Mは、一定の基準に沿って安定した加速又は減速で走行している。判定手段23bは、このような自動運転モードの性質を利用して、加速に関する運転操作の少なくとも一部及び制動に関する運転操作の少なくとも一部が自動で行われているか、すなわち、自動車Mの操縦モードを判定する。一定の基準とは、例えば、一定期間(例えば、10秒間)における前後加速度の変位である。当該変位が一定の基準より低い場合には、安定した加速又は減速で自動車Mが走行しており、判定手段23bは、自動車Mが自動運転モードで走行していると判定することができる。つまり、自動運転モードである場合、急な加速操作及び制動操作が行われることがなく比較的一定の前後加速度であることが想定される。
Specifically, the
ステップS102の判定において、前後加速度が閾値以下である場合(ステップS102:Y)、判定手段23bは、当該自動車Mが自動運転モードとして判定する(ステップS103)。
If it is determined in step S102 that the longitudinal acceleration is equal to or less than the threshold (step S102: Y), the
ステップS102の判定において、前後加速度が閾値を超える場合(ステップS102:N)、判定手段23bは、挙動情報の左右加速度が予め定めた閾値以下であるか判定する(ステップS104)。すなわち、当該自動車Mが自動運転モードである場合、自動車Mの操舵は予め定められた一定の基準に基づいて操作が行われる。このため、自動運転モードの自動車Mは、一定の基準に沿って安定した左右加速度で走行している。つまり、自動運転モードである場合、急な操舵操作(ステアリング操作)が行われることがなく比較的一定の左右加速度であることが想定される。
In the determination in step S102, when the longitudinal acceleration exceeds the threshold (step S102: N), the
判定手段23bは、このような自動運転モードの性質を利用して操舵に関する運転操作の少なくとも一部が自動で行われているか、すなわち、自動車Mの操縦モードを判定する。自動車Mの操縦モードを判定する。一定の基準とは、例えば、一定期間(例えば、10秒間)における左右加速度の変位である。当該変位が一定の基準より低い場合には、安定した左右加速度で自動車Mが走行しており、判定手段23bは、自動車Mは自動運転モードであると判定することができる。
The
ステップS104の判定において、左右加速度が閾値以下である場合(ステップS104:Y)、判定手段23bは、当該自動車Mが自動運転モードであると判定する(ステップS103)。
If it is determined in step S104 that the lateral acceleration is equal to or less than the threshold value (step S104: Y), the
ステップS104の判定において、左右加速度が閾値を超える場合(ステップS104:N)、判定手段23bは、当該自動車Mが手動運転モードであると判定する(ステップS105)。
If it is determined in step S104 that the lateral acceleration exceeds the threshold (step S104: N), the
以上のように、本実施例の情報処理システムによれば、自動車Mの前後加速度及び左右加速度に基づいて、当該自動車Mが自動運転モードであるか否かを判定する。したがって、収集したプローブ情報に対して、移動体の運転状態が自動運転状態か手動運転状態かを容易に切り分けることができ、当該運転状態に応じて適切な情報解析を行うことが可能となる。 As described above, according to the information processing system of the present embodiment, whether or not the automobile M is in the automatic driving mode is determined based on the longitudinal acceleration and the lateral acceleration of the automobile M. Therefore, it is possible to easily determine whether the operation state of the moving body is the automatic operation state or the manual operation state with respect to the collected probe information, and it is possible to perform appropriate information analysis according to the operation state.
尚、本実施例においては、前後加速度又は左右加速度のいずれかが閾値以下である場合に、自動運転モードであると判定した。しかし、操縦モードの判定処理は、これには限られず、たとえば、前後加速度及び左右加速度のいずれかが閾値以下である場合に、自動運転モードであると判定してもよい。 In this embodiment, when either the longitudinal acceleration or the lateral acceleration is equal to or less than the threshold value, it is determined that the automatic operation mode is set. However, the determination process of the steering mode is not limited to this. For example, when either the longitudinal acceleration or the lateral acceleration is equal to or less than the threshold value, the automatic driving mode may be determined.
図4は、サーバ20によって実行される他の自動運転モード判定処理を示している。ステップS201は、図3に示すステップS101と同一の処理であるので説明を省略する。図4に示すように、判定手段23bは、挙動情報の前後加速度が予め定めた閾値以下であるかを判定する(ステップS202)。ステップS202の判定において、前後加速度が閾値以下である場合(ステップS202:Y)、判定手段23bは、挙動情報の左右加速度が予め定めた閾値以下であるかを判定する(ステップS203)。
FIG. 4 shows another automatic operation mode determination process executed by the
ステップS203の判定において、左右加速度が閾値以下である場合(ステップS203Y)、判定手段23bは、当該自動車Mが自動運転モードであると判定する(ステップS204)。
If it is determined in step S203 that the lateral acceleration is equal to or less than the threshold value (step S203Y), the
ステップS202の判定において、前後加速度が閾値を超える場合(ステップS202:N)、判定手段23bは、当該自動車Mが手動運転モードであると判定する(ステップS205)。
If it is determined in step S202 that the longitudinal acceleration exceeds the threshold (step S202: N), the
ステップS203の判断において、左右加速度が閾値を超える場合(ステップS203:N)、判定手段23bは、当該自動車Mが手動運転モードとして判定する(ステップS205)。
If it is determined in step S203 that the lateral acceleration exceeds the threshold value (step S203: N), the
このように判定手段23bが自動運転モードであるか否かを判定することにより、より精度の高い判定を行うことが可能となる。
As described above, by determining whether or not the
実施例2に係る情報処理システム100について説明する。実施例2に係る情報処理システム100は、実施例1に係る情報処理システム100とは、計測端末10がカメラを備え、サーバ20が車間距離取得手段を備える点で異なる。その他の点は、実施例1に係る情報処理システム100と構成と同一である。
An
図5は、実施例2に係る情報処理システム100の構成を示している。図5に示すように、計測端末10は、自動車Mの前方を走行する自動車を撮像するカメラ17を備えている。
FIG. 5 illustrates a configuration of the
サーバ20は、移動体間距離取得手段としての車間距離取得手段23cを備えている。車間距離取得手段23cは、制御部23の機能ブロックの1つである。車間距離取得手段23cは、計測端末10から取得した撮像情報から自動車Mと前方を走行する自動車との車間距離を算出する。
The
図6は、サーバ20によって実行される操縦モードの判定処理を示している。図6に示すように、車間距離取得手段23cは、計測端末10から撮像データを取得し、取得した撮像データから自動車Mの前方を走行する自動車までの距離を算出して車間距離を取得する(ステップS301)。尚、車間距離取得手段23cは、所定期間(例えば、5分間)に取得した複数の車間距離を取得する。具体的には、車間距離取得手段23cは、自動車Mの走行速度に応じた複数の車間距離を取得する。例えば、自動車Mが時速40kmで5分間定速走行する場合、所定時間(例えば、10秒)毎に車間距離を取得する。また、例えば、自動車Mが時速40km〜60kmの間で速度が変動して5分間走行する場合、所定時間(例えば、10秒)毎に自動車Mの速度に応じた車間距離を取得する。
FIG. 6 shows the operation mode determination process executed by the
判定手段23bは、ステップS301で取得した複数の車間距離に基づいて、当該自動車Mの運転操作が自動で行われているか、すなわち、自動車Mの操縦モードを判定する。
The
具体的には、判定手段23bは、複数の車間距離のいずれもが予め定めた所定の範囲内であるか判定する(ステップS302)。例えば、自動車Mが時速40kmで5分間定速走行している場合、判定手段23bは、所定時間ごとに取得した各々の車間距離が30〜40mの所定の範囲内になっているかを判定する。尚、所定時間及び車間距離の所定の範囲は任意に変更して実施してもよい。
Specifically, the
すなわち、当該自動車Mが自動運転モードである場合、自動車Mは予め定められた一定の基準に基づいて加速操作及び制動操作が行われる。判定手段23bは、このような自動運転モードの性質を利用して自動車Mの操縦モードを判定する。
That is, when the automobile M is in the automatic operation mode, the acceleration operation and the braking operation are performed on the automobile M based on a predetermined constant. The
ステップS302の判定において、複数の車間距離のいずれもが予め定めた所定の範囲内である場合(ステップS302:Y)、判定手段23bは、当該自動車Mが自動運転モードとして判定する(ステップS303)。
If it is determined in step S302 that any of the plurality of inter-vehicle distances is within a predetermined range (step S302: Y), the
ステップS302の判断において、複数の車間距離のうち少なくとも1つが予め定めた所定の範囲外である場合(ステップS302:N)、判定手段23bは、当該自動車Mが手動運転モードとして判定する(ステップS304)。
If it is determined in step S302 that at least one of the plurality of inter-vehicle distances is outside a predetermined range (step S302: N), the
尚、本実施例においては、車間距離取得手段23cは、計測端末10のカメラ17が撮像した撮像データに基づいて車間距離を取得した。しかし、車間距離の取得は、カメラ17が撮像した撮像データに基づいて行われるものに限られず、前方を走行する自動車との距離を取得することができるデータであればよい。このようなデータとしては、例えば、ミリ波レーダー、LiDAR(Light Detection and Ranging)等の測定データが挙げられる。
In the present embodiment, the inter-vehicle
以上のように、本実施例の情報処理システムによれば、自動車Mの前方を走行する自動車との車間距離に基づいて、当該自動車Mが自動運転モードであるか否かを判定する。したがって、収集したプローブ情報に対して、移動体の運転状態が自動運転状態か手動運転状態かを容易に切り分けることができ、当該運転状態に応じて適切な情報解析を行うことが可能となる。 As described above, according to the information processing system of the present embodiment, whether or not the automobile M is in the automatic driving mode is determined based on the inter-vehicle distance with the automobile traveling in front of the automobile M. Therefore, it is possible to easily determine whether the operation state of the moving body is the automatic operation state or the manual operation state with respect to the collected probe information, and it is possible to perform appropriate information analysis according to the operation state.
実施例3に係る情報処理システム100について説明する。実施例3に係る情報処理システム100は、実施例1に係る情報処理システム100とは、サーバ20が道路形状取得手段23dを備える点で異なる。その他の点は、実施例1に係る情報処理システム100と構成と同一である。
An
図7は、実施例3に係る情報処理システム100の構成を示している。図7に示すように、サーバ20は、道路形状取得手段23dを備えている。道路形状取得手段23dは、制御部23の機能ブロックの1つである。道路形状取得手段23dは、計測端末10から取得した地図情報から自動車Mが走行する道路の形状を取得する。
FIG. 7 illustrates a configuration of the
例えば、計測端末10の挙動情報算出部15は、地図情報を取得可能である。地図情報は、挙動情報と共にサーバ20に送信される。道路形状取得手段23dは、送信された地図情報に基づいて、挙動情報に対応する道路の形状を取得する。
For example, the behavior
図8は、サーバ20によって実行される操縦モードの判定処理を示している。図8に示すように、挙動情報取得手段23aは、自動車Mに搭載されている各々の計測端末10から当該自動車Mの挙動情報を取得する。また、道路形状取得手段23dは、計測端末10から地図データを取得して自動車が走行する道路形状を取得する(ステップS401)。
FIG. 8 shows the operation mode determination process executed by the
判定手段23bは、ステップS401で取得した挙動情報及び道路形状に基づいて、当該自動車Mの運転操作が自動で行われているか、すなわち、自動車Mの操縦モードを判定する。
The
具体的には、判定手段23bは、取得した道路の形態のうち、特定の道路の形態における挙動情報の前後加速度が予め定めた閾値以下であるか判断する(ステップS402)。ここで、特定の道路の形態とは、トンネルの出入り口及びトンネル内、下り坂から上り坂へ変化するいわゆるサグ地点、ETC(Electronic Toll Collection System)のような高速道路の料金所、カーブ、交差点等である。
Specifically, the
すなわち、当該自動車Mが自動運転モードである場合、自動車Mは予め定められた一定の基準に基づいて運転操作が行われる。例えば、トンネルの出入り口では、手動運転モードでは、視界の変化により自動車Mの速度に変化が生じ得る。これに対して、自動運転モードでは、トンネルの出入り口であっても自動車Mの速度は一定に保たれて走行されると考えられる。また、ETCのような高速道路の料金所を通過する際に、手動運転モードでは、自動車Mは急激に加速され得る。これに対して、自動運転モードでは、ETCのような高速道路の料金所を通過する際であっても、自動車Mは一定の加速度で加速されると考えられる。判定手段23bは、このような自動運転モードの性質を利用して自動車Mの操縦モードを判定する。
That is, when the automobile M is in the automatic driving mode, the driving operation is performed on the automobile M based on a predetermined standard. For example, at the entrance / exit of the tunnel, in the manual operation mode, the speed of the automobile M may change due to a change in the field of view. On the other hand, in the automatic operation mode, the speed of the automobile M is considered to be kept constant even at the entrance / exit of the tunnel. Further, when passing through a toll gate on an expressway such as ETC, the automobile M can be accelerated rapidly in the manual operation mode. On the other hand, in the automatic driving mode, it is considered that the automobile M is accelerated at a constant acceleration even when passing through a toll gate on an expressway such as ETC. The
ステップS402の判定において、特定の道路の形態における前後加速度が予め定めた所定の閾値以下である場合(ステップS402:Y)、判定手段23bは、自動車Mが自動運転モードであると判定する(ステップS403)。
If it is determined in step S402 that the longitudinal acceleration in the form of the specific road is equal to or less than a predetermined threshold value (step S402: Y), the
ステップS402の判定において、特定の道路の形態における前後加速度が予め定めた所定の閾値を超える場合(ステップS402:N)、判定手段23bは、取得した道路の形態のうち、特定の道路の形態における挙動情報の左右加速度が予め定めた所定の閾値以下であるか判定する(ステップS404)。
In the determination in step S402, when the longitudinal acceleration in the specific road form exceeds a predetermined threshold value (step S402: N), the
すなわち、当該自動車Mが自動運転モードである場合、自動車Mは予め定められた一定の基準に基づいて操舵操作が行われる。例えば、カーブにおける操舵操作では、手動運転モードでは、操舵操作は運転者の技能、感覚に依存するためムラが生じ得る。これに対して、自動運転モードでは、カーブにおける操舵操作であっても、自動車Mの操舵は一定の基準に基づいて走行されるため、ムラが生じにくいと考えられる。判定手段23bは、このような自動運転モードの性質を利用して自動車Mの操縦モードを判定する。
That is, when the automobile M is in the automatic driving mode, the steering operation is performed on the automobile M based on a predetermined standard. For example, in a steering operation on a curve, unevenness may occur in the manual driving mode because the steering operation depends on the skill and sense of the driver. On the other hand, in the automatic driving mode, even if the steering operation is in a curve, the steering of the automobile M is driven based on a certain standard, so that it is considered that unevenness is unlikely to occur. The
ステップS404の判定において、左右加速度が予め定めた所定の閾値以下である場合(ステップS404:Y)、判定手段23bは、当該自動車Mが自動運転モードとして判定する(ステップS403)。
If it is determined in step S404 that the lateral acceleration is equal to or less than a predetermined threshold value (step S404: Y), the
ステップS404の判定において、左右加速度が予め定めた所定の閾値を超える場合(ステップS404:N)、判定手段23bは、当該自動車Mが手動運転モードとして判定する(ステップS405)。
If it is determined in step S404 that the lateral acceleration exceeds a predetermined threshold value (step S404: N), the
尚、道路形状取得手段23dによる道路の形状の取得は、地図情報に限られず、例えば、カメラが撮像した撮像データ、LiDAR(Light Detection and Ranging)によって道路の形状を取得してもよい。
The road shape acquisition by the road
以上のように、本実施例の情報処理システムによれば、特定の道路の形状を走行する際の自動車Mの挙動情報に基づいて、当該自動車Mが自動運転モードであるか否かを判定する。したがって、収集したプローブ情報に対して、移動体の運転状態が自動運転状態か手動運転状態かを容易に切り分けができ、当該運転状態に応じて適切な情報解析を行うことが可能となる。 As described above, according to the information processing system of the present embodiment, it is determined whether or not the automobile M is in the automatic driving mode based on the behavior information of the automobile M when traveling on a specific road shape. . Therefore, it is possible to easily determine whether the moving body is in the automatic operation state or the manual operation state with respect to the collected probe information, and it is possible to perform appropriate information analysis according to the operation state.
尚、上記した実施例1乃至実施例3に係る情報処理システムは、それぞれサーバ20の構成を組み合わせて実施してもよい。例えば、判定手段23bは、自動車Mの挙動情報、自動車Mの前方を走行する自動車との車間距離、及び特定の道路の形態における自動車Mの挙動情報の各々を組み合わせて自動運転モードを判定してもよい。
In addition, you may implement the information processing system which concerns on the above-mentioned Example 1 thru | or Example 3 combining the structure of the
実施例4に係る情報処理システム100について説明する。実施例4に係る情報処理システム100は、実施例1乃至3で説明した操縦モードの判定を用いて、自動運転モードで走行する自動車Mに注意すべき事象が発生した位置を推定する。
An
尚、実施例4に係る情報処理システム100は、実施例1に係る情報処理システム100とは、サーバ20が挙動情報収集手段及び位置推定手段を備える点で構成が異なる。その他の点は、実施例1に係る情報処理システム100と構成と同一である。
The
図9は、実施例4に係る情報処理システム100の構成を示している。図9に示すように、挙動情報収集手段23eは、制御部23の機能ブロックの1つである。挙動情報収集手段23eは、複数の自動車Mに搭載された計測端末10から挙動情報を収集することが可能である。
FIG. 9 illustrates a configuration of the
挙動情報抽出手段23fは、制御部23の機能ブロックの1つである。挙動情報抽出手段23fは、自動車Mの運転操作の少なくとも一部が自動で行われている自動運転モードにおける自動車Mの自動運転挙動情報を当該収集された挙動情報から抽出することが可能である。
The behavior
位置推定手段23gは、制御部23の機能ブロックの1つである。位置推定手段23gは、自動車Mに注意すべき事象が発生した際に、その事象が発生した位置を推定する。
The
注意すべき事象とは、例えば、急ハンドル、急加速又は急減速等のうちいずれかの運転操作が発生した状況等である。また、注意すべき事象が発生した位置とは、例えば、急ハンドル、急加速又は急減速のうちいずれかの運転操作を必要とする可能性がある要因に遭遇した位置、急ハンドル、急加速又は急減速のうちいずれかの運転操作が発生した位置等である。 The event to be noted is, for example, a situation in which any one of driving operations such as sudden steering, rapid acceleration, or rapid deceleration has occurred. In addition, the position where an event to be noted has occurred is, for example, a position where a factor that may require a driving operation of sudden steering, sudden acceleration, or sudden deceleration, sudden steering, sudden acceleration, or This is the position where any driving operation of sudden deceleration has occurred.
位置推定手段23gは、例えば、自動車Mの進行方向における加速度(減速度)が所定の閾値(例えば、−0.4G)を下回ると注意すべき事象が発生したと推定する。そして、当該閾値を下回った位置を注意すべき事象が発生した位置として推定する。尚、注意すべき事象が発生したと推定する閾値は、自動運転モードを判定する際の閾値よりも高いものとするとよい。
For example, the
また、例えば、位置推定手段23gは、自動車Mの横方向における加速度の絶対値が、所定の閾値(例えば、0.4G)を上回ると注意すべき事象が発生したと推定する。そして、当該閾値を上回った位置を注意すべき事象が発生した位置として特定する。尚、注意すべき事象が発生したと推定する閾値は、自動運転モードを判定する際の閾値よりも高いものとするとよい。
Further, for example, the
位置推定手段23gは、位置推定手段23gが推定した注意すべき事象が発生した位置の情報及び通信部21によって受信された挙動情報に含まれる自動車Mの位置情報に基づいて当該注意すべき事象が発生した位置を推定する。例えば、位置推定手段23gは、注意すべき事象が発生した位置における自動車Mの位置を注意すべき事象が発生した位置として特定する。
The
図10は、サーバ20によって実行される操縦モードの判定処理を示している。図10に示すように、挙動情報収集手段23cは、複数の自動車Mに搭載された各々の計測端末10から、当該自動車Mの挙動情報を収集する(ステップS501)。
FIG. 10 shows the determination process of the operation mode executed by the
挙動情報抽出手段23fは、自動車Mの運転操作の少なくとも一部が自動で行われている自動運転モードにおける自動車の自動運転挙動情報を収集された挙動情報から取得する(ステップS502)。
The behavior
ステップS502の自動運転挙動情報を取得する処理は、上記の実施例1乃至3で説明したように、挙動情報、車間距離及び地図情報に基づいて自動運転モードを判定して自動運転挙動情報を取得してもよい。また、計測端末10の挙動情報生成手段15が挙動情報を生成する際に、自動車Mから操縦モード情報を取得して、自動運転挙動情報であることを示す識別子を付して挙動情報を生成するようにしてもよい。さらには、車室内を撮像するカメラによって、運転者の動きや状態を認識して自動運転モードか否かを判定してもよい。例えば、自動運転モードで走行する自動車Mの運転者は、手の動きは、手動運転モード時よりもハンドルから離れた位置にある。自動運転モードで走行する自動車Mの運転者は、顔の向きや視線は、手動運転モード時よりも進行方向以外を向いている可能性がある。
In the process of acquiring the automatic driving behavior information in step S502, as described in the first to third embodiments, the automatic driving mode information is acquired by determining the automatic driving mode based on the behavior information, the inter-vehicle distance, and the map information. May be. Further, when the behavior information generation means 15 of the
位置推定手段23gは、自動運転挙動情報及び当該自動車Mの位置情報に基づいて、自動車Mの運転操作に影響を与える事象が発生した位置を推定する。
The
具体的には、位置推定手段23gは、挙動情報の前後加速度が予め定めた閾値以上であるか判断する(ステップS503)。すなわち、位置推定手段23gは、急減速や急加速に相当する前後加速度が生じているか否かを判定することによって、注意すべき事象が生じたかを判定する。
Specifically, the
ステップS503の判断において、前後加速度が閾値以上である場合(ステップS503:Y)、位置推定手段23gは、当該自動車Mに注意すべき事象が発生したと推定する(ステップS504)。位置推定手段23gは、当該閾値を上回った位置を注意すべき事象が発生した位置として推定し(ステップS505)、当該位置を記録する(ステップS506)。
If it is determined in step S503 that the longitudinal acceleration is equal to or greater than the threshold (step S503: Y), the
ステップS503の判定において、前後加速度が閾値を超えない場合(ステップS503:N)、位置推定手段23gは、挙動情報の左右加速度が予め定めた閾値以下であるか判定する(ステップS507)。すなわち、位置推定手段23gは、急ハンドルに相当する左右加速度が生じているか否かを判定することによって、注意すべき事象が生じたかを判定する。
If it is determined in step S503 that the longitudinal acceleration does not exceed the threshold (step S503: N), the
ステップS507の判定において、左右加速度が閾値以上である場合(ステップS507:Y)、位置推定手段23gは、当該自動車Mに注意すべき事象が発生したと推定する(ステップS504)。位置推定手段23gは、当該閾値を上回った位置を注意すべき事象が発生した位置として推定し(ステップS505)、当該位置を記録する(ステップS506)。
If it is determined in step S507 that the lateral acceleration is equal to or greater than the threshold value (step S507: Y), the
ステップS507の判定において、左右加速度が閾値未満である場合(ステップS507:N)、位置推定手段23gは、当該自動車Mに注意すべき事象が発生していない、すなわち、事象が未発生として推定する(ステップS508)。
If it is determined in step S507 that the lateral acceleration is less than the threshold value (step S507: N), the
尚、ステップS502において、加速に関する運転操作の少なくとも一部が自動で行われている自動車Mの自動運転挙動情報、制動に関する運転操作の少なくとも一部が自動で行われている自動車Mの自動運転挙動情報、操舵に関する運転操作の少なくとも一部が自動で行われている自動車Mの自動運転挙動情報、をそれぞれ分別して取得することとしてもよい。このようにして、本実施例の処理を行うことによって、運転操作が自動で行われている種類ごとに注意すべき事象が発生した位置を把握することが可能となる。 In step S502, the automatic driving behavior information of the automobile M in which at least part of the driving operation related to acceleration is automatically performed, and the automatic driving behavior of the automobile M in which at least part of the driving operation related to braking is automatically performed. The information and the automatic driving behavior information of the automobile M in which at least a part of the driving operation related to steering is automatically performed may be separately obtained. In this way, by performing the processing of the present embodiment, it is possible to grasp the position where an event to be noted has occurred for each type in which the driving operation is automatically performed.
以上のように、本実施例の情報処理システムによれば、自動車Mの自動運転挙動情報に基づいて、当該自動車Mに注意すべき事象が発生したと位置を推定する。したがって、自動運転状態である挙動情報を用いて適切な情報解析を行うことが可能となる。 As described above, according to the information processing system of this embodiment, based on the automatic driving behavior information of the automobile M, the position is estimated that an event that should be noted in the automobile M has occurred. Therefore, it is possible to perform appropriate information analysis using behavior information that is in an automatic driving state.
例えば、取得した挙動情報から「手動運転モード」である自動車から送信された挙動情報を除外することによって、個人の運転技能によらない自動車の周辺環境の要因による精度の高い注意すべき事象が発生した位置に関する情報を生成することができる。 For example, by excluding the behavior information transmitted from the car in the “manual driving mode” from the acquired behavior information, a highly accurate cautionary event occurs due to factors in the surrounding environment of the car that do not depend on the individual driving skills. Information about the selected position can be generated.
実施例5に係る情報処理システム100について説明する。実施例5に係る情報処理システム100は、実施例4に係る情報処理システム100とは、計測端末10がカメラを備える点で異なる。すなわち、位置推定手段23gは、自動車Mの周囲に位置する自動車の走行状態を付加して位置の推定を行う。その他の点は、実施例4に係る情報処理システム100と構成と同一である。
An
図11は、実施例5に係る情報処理システム100の構成を示している。図11に示すように、計測端末10は、自動車Mの周囲の画像を撮像するカメラ17を備える。
FIG. 11 illustrates a configuration of the
図12は、サーバ20によって実行される操縦モードの判定処理を示している。尚、ステップS601〜S602は、ステップS501〜502にと同一の処理であるので説明を省略する。
FIG. 12 shows the control mode determination process executed by the
図12に示すように、位置推定手段23gは、挙動情報の前後加速度が予め定めた閾値以上であるか判定する(ステップS603)。
As shown in FIG. 12, the
ステップS603の判定において、前後加速度が閾値以上である場合(ステップS603:Y)、周囲の移動体の走行状態が自動車Mの挙動に影響を与えたかを判断する(ステップ604)。すなわち、位置推定手段23gは、当該位置の推定において、自動車Mの周囲に位置する自動車の走行状態の影響によって推定された位置を推定された位置から除外する。例えば、自動車Mの周囲に位置する他の自動車の走行が急な車線変更や、いわゆる割込みを行った場合は、自動車Mに急制動等の運転操作が行われる可能性がある。したがって、位置推定手段23gは、注意すべき事象が発生したとしても、このような人為的な操作による事象を除くことで、自動運転モード時の特有の注意すべき事象を解析することが可能となる。
If it is determined in step S603 that the longitudinal acceleration is equal to or greater than the threshold value (step S603: Y), it is determined whether the traveling state of the surrounding moving body has affected the behavior of the automobile M (step 604). That is, the
位置推定手段23gは、ステップS604の判定において周囲の自動車の走行状態が自動車Mの挙動に影響を与えないと判断した場合(ステップS604:N)、当該自動車Mに注意すべき事象が発生したと推定する(ステップS605)。位置推定手段23gは、当該閾値を上回った位置を注意すべき事象が発生した位置として推定し(ステップS606)、当該位置を記録する(ステップS607)。
When the
位置推定手段23gは、ステップS604の判断において周囲の他の自動車の走行状態が自動車Mの挙動に影響を与えたと判定した場合(ステップS604:Y)、当該閾値を上回った位置を注意すべき事象が発生した位置から除外する(ステップS608)。 When the position estimation means 23g determines in step S604 that the driving state of other surrounding vehicles has affected the behavior of the vehicle M (step S604: Y), an event that requires attention to a position that exceeds the threshold value Is excluded from the position where the error occurred (step S608).
ステップS603の判定において、前後加速度が閾値未満である場合(ステップS603:N)、周囲の他の移動体の走行状態が自動車Mの挙動に影響を与えたかを判定する(ステップ604)。以後のステップS606〜608の処理は、説明が重複するため省略する。また、ステップS609〜610の処理は、図10で説明したステップS507〜508の処理と同一であるので説明を省略する。 If it is determined in step S603 that the longitudinal acceleration is less than the threshold value (step S603: N), it is determined whether the running state of other surrounding moving bodies has affected the behavior of the automobile M (step 604). Subsequent processes in steps S606 to S608 are omitted because they are redundantly described. Moreover, since the process of step S609-610 is the same as the process of step S507-508 demonstrated in FIG. 10, description is abbreviate | omitted.
以上のように、本実施例の情報処理システムによれば、位置推定手段23gは、周囲の他の自動車の走行状態が自動車Mの挙動に影響を与えた場合、その位置を除外して、注意すべき事象が発生した位置を推定する。したがって、人為的要因で発生したが注意すべき事象が発生した位置を除きつつ、自動運転状態である挙動情報を用いて適切な情報解析を行うことが可能となる。
As described above, according to the information processing system of the present embodiment, the
尚、実施例4及び5においては、挙動情報収集手段23eは、プローブ情報を送信するように複数の自動車Mに要求してもよい。具体的には、挙動情報収集手段23eは、自動運転モードで走行する自動車Mに対して、自動運転モードで走行する所定時間の間、サーバ20に対して挙動情報を送信し続けるように要求してもよい。このようにすることで、自動運転挙動情報を収集することが可能となる。
In the fourth and fifth embodiments, the behavior
100 情報処理システム
10 計測端末
20 サーバ
23a 挙動情報取得手段
23b 判定手段
23c 車間距離取得手段
23d 道路形状取得手段
23e 挙動情報収集手段
23f 挙動情報抽出手段
23g 位置推定手段
DESCRIPTION OF
Claims (14)
前記挙動情報に基づいて、前記移動体の運転操作が自動で行われているかを判定する判定手段と、を有することを特徴とする情報処理装置。 Behavior information acquisition means for acquiring behavior information related to the behavior of the moving object;
An information processing apparatus comprising: a determination unit that determines whether the driving operation of the moving body is automatically performed based on the behavior information.
前記判定手段は、前記移動体の前後方向の前記移動体の挙動に関する情報に基づいて前記移動体の加速に関する前記運転操作の少なくとも一部が自動で行われているかを判定することを特徴とする請求項3又は4に記載の情報処理装置。 The behavior information includes information on the behavior of the moving body in the front-rear direction of the moving body,
The determination means determines whether at least a part of the driving operation related to acceleration of the moving body is automatically performed based on information on the behavior of the moving body in the front-rear direction of the moving body. The information processing apparatus according to claim 3 or 4.
前記判定手段は、前記移動体の前後方向の前記移動体の挙動に関する情報に基づいて前記移動体の制動に関する前記運転操作の少なくとも一部が自動で行われているかを判定することを特徴とするに請求項3又は4に記載の情報処理装置。 The behavior information includes information on the behavior of the moving body in the front-rear direction of the moving body,
The determination means determines whether at least a part of the driving operation related to braking of the moving body is automatically performed based on information on the behavior of the moving body in the front-rear direction of the moving body. The information processing apparatus according to claim 3 or 4.
前記判定手段は、前記移動体の移動方向に対して左右方向の前記移動体の挙動に関する情報に基づいて前記移動体の操舵に関する前記運転操作の少なくとも一部が自動で行われているかを判定することを特徴とする請求項3又は4に記載の情報処理装置。 The behavior information includes information on the behavior of the moving body in the left-right direction with respect to the moving direction of the moving body,
The determination means determines whether at least a part of the driving operation related to steering of the moving body is automatically performed based on information on the behavior of the moving body in a lateral direction with respect to the moving direction of the moving body. The information processing apparatus according to claim 3 or 4, characterized by the above.
前記判定手段は、前記移動体間距離及び前記挙動情報に基づいて前記移動体の前記運転操作が自動で行われているかを判定することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の情報処理装置。 A moving body distance acquisition means for acquiring a distance between moving bodies with a moving body traveling in front of the moving body,
The said determination means determines whether the said driving operation of the said moving body is performed automatically based on the said distance between moving bodies and the said behavior information. Information processing device.
前記判定手段は、前記道路の形態に基づいて前記移動体の前記運転操作が自動で行われているかを判定することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の情報処理装置。 Having road form acquisition means for acquiring road form information;
The information processing apparatus according to claim 1, wherein the determination unit determines whether the driving operation of the moving body is automatically performed based on a form of the road.
前記移動体の挙動情報を取得する挙動情報取得手段、及び前記挙動情報に基づいて、前記移動体の複数の運転操作のうちの少なくとも1の運転操作が自動で行われているかを判定する判定手段を有する情報処理装置と、を有することを特徴とする情報処理システム。 A measuring terminal for measuring the behavior of the moving object;
Behavior information acquisition means for acquiring behavior information of the moving body, and determination means for determining whether at least one driving operation among the plurality of driving operations of the moving body is automatically performed based on the behavior information. And an information processing system.
前記挙動情報に基づいて、前記移動体の運転操作が自動で行われているかを判定するステップと、を有することを特徴とする情報処理方法。 Obtaining behavior information relating to the behavior of the moving object;
And a step of determining whether or not the driving operation of the moving body is automatically performed based on the behavior information.
移動体の挙動に関する挙動情報を取得するステップと、
前記挙動情報に基づいて、前記移動体の運転操作が自動で行われているかを判定するステップと、を実行させるためのプログラム。 On the computer,
Obtaining behavior information relating to the behavior of the moving object;
And a step of determining whether or not the driving operation of the moving body is automatically performed based on the behavior information.
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