JP2019179559A - 情報処理装置、情報処理装置を用いた方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置を用いた方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】対話形式でユーザの情報の入力を促すフォームナビゲーションシステムを提供することを目的とする。【解決手段】端末3と通信可能に接続されるWebサーバ1であって、Webサーバ1は、ユーザに入力させる複数の項目のうち、1つの項目を端末3に表示させ、端末3からユーザが入力したユーザ入力情報を受信すると、DBサーバ2に記憶させ、また、当該ユーザ入力情報に対応して記憶されている相槌を端末3に表示させ、端末3から、既に前記ユーザ入力情報が記憶されているユーザに入力させる項目について、前記ユーザ入力情報を新たに受信すると、DBサーバ2に更新して記憶させる情報処理装置制御手段を有する構成とした。【選択図】図1

Description

本発明は、対話形式でユーザの情報の入力を促すフォームナビゲーションシステムに関するものである。
アンケート(=質問調査)は、例えば、今後の販売促進活動を効果的に行うため、新規店舗開店調査のため、あるいは商品開発のヒントを得るため等、調査対象者の意識や行動パターンを把握するために実施するものであり、企業等のアンケート実施者にとっては、より多くの調査対象者に回答してもらう方が、望ましい。
アンケートの収集方法としては、例えば、電話により個別に問い合わせたり、道行く人を呼び止めて尋ねたりするやり方がある。しかし、従来の人手による収集に基づいたアンケートは、労力や時間やコストがかかる。
そのため、労力や時間やコストを削減するため、インターネットのホームページ上にアンケートを表示して、回答を入力させる構成が開示されている。
例えば、特許文献1では、以下の構成が開示されている。図3に示すように、パソコンの画面上でマウスのカーソルを「二重丸印」の上に移動して、マウスボタンを左クリックし、各アンケート項目のいずれかの回答を選択する。各アンケート項目の回答を完了すると、パソコンの画面上でマウスのカーソルを「送信ボタン」の上に移動して、マウスボタンを左クリックし、回答を送信する。
特開平11−282828号公報
また、インターネットを通じて、商品やサービスを購入する際には、氏名、住所、連絡先、クレジットカード番号等の代金決済や商品の発送等に必要な情報を購入者が入力して、申し込みを行ってもらう必要がある。
しかしながら、アンケートや商品等を購入する際の従来の入力フォームは、単に、質問が羅列されこれらの質問に対して回答を順に入力する形式、代金決済や商品の発送等に必要な情報を順に入力する形式であり、回答者や購入者等のユーザが途中で飽きてしまったり、面倒になり、最後まで回答や情報を入力してくれない場合があった。
そこで、本発明は、対話形式でユーザの情報の入力を促すフォームナビゲーションシステムに係る情報処理装置、情報処理装置を用いた方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、
端末と通信可能に接続される情報処理装置であって、
当該情報処理装置は、
ユーザに入力させる複数の項目のうち、1つの項目を前記端末に表示させ、
前記端末からユーザが入力したユーザ入力情報を受信すると、記憶させ、また、当該ユーザ入力情報に対応して記憶されている相槌を前記端末に表示させ、
前記端末から、既に前記ユーザ入力情報が記憶されているユーザに入力させる項目について、前記ユーザ入力情報を新たに受信すると、更新して記憶させる情報処理装置制御手段を有する、情報処理装置とした。
また、請求項2の発明は、
端末と通信可能に接続される情報処理装置であって、
当該情報処理装置は、
ユーザに入力させる複数の項目のうち、第1の項目を前記端末に表示させ、
前記端末からユーザが入力したユーザ入力情報を受信すると、記憶させ、また、当該ユーザ入力情報に対応して相槌が記憶されている場合には、当該相槌を前記端末に表示させ、
前記ユーザ入力情報を受信すると、あるいは前記相槌を表示させると、ユーザに入力させる複数の項目のうち、第2の項目を前記端末に表示させ、
前記端末から、既に前記ユーザ入力情報が記憶されているユーザに入力させる項目について、前記ユーザ入力情報を新たに受信すると、更新して記憶させる情報処理装置制御手段を有する、情報処理装置とした。
また、請求項3の発明は、
端末と通信可能に接続される情報処理装置を用いた方法であって、
当該情報処理装置は、
ユーザに入力させる複数の項目のうち、1つの項目を前記端末に表示させるステップと、
前記端末からユーザが入力したユーザ入力情報を受信すると、記憶させ、また、当該ユーザ入力情報に対応して記憶されている相槌を前記端末に表示させるステップと、
前記端末から、既に前記ユーザ入力情報が記憶されているユーザに入力させる項目について、前記ユーザ入力情報を新たに受信すると、更新して記憶させるステップと、を有する、方法とした。
また、請求項4の発明は、
端末と通信可能に接続される情報処理装置に、手順を実行させるプログラムであって、
当該情報処理装置に、
ユーザに入力させる複数の項目のうち、1つの項目を前記端末に表示させ、
前記端末からユーザが入力したユーザ入力情報を受信すると、記憶させ、また、当該ユーザ入力情報に対応して記憶されている相槌を前記端末に表示させ、
前記端末から、既に前記ユーザ入力情報が記憶されているユーザに入力させる項目について、前記ユーザ入力情報を新たに受信すると、更新して記憶させる情報処理装置制御手段として機能させる、プログラムとした。
本発明によれば、ユーザは実際に人と会話しているように感じ、端末という機械に入力するというストレスをあまり感じることなく、回答や情報等をテンポ良く入力することができる。
本発明の実施の形態例1のフォームナビゲーションシステムの概略構成図である。 本発明の実施の形態例1のフォームナビゲーションシステムのWebサーバの全体的な構成を例示的に示す概念図である。 (a)〜(d)はいずれも、本発明の実施の形態例1のフォームナビゲーションシステムの端末の表示画面を例示的に示した図である。 本発明の実施の形態例1のフォームナビゲーションシステムのDBサーバの全体的な構成を例示的に示す概念図である。 本発明の実施の形態例1のフォームナビゲーションシステムのDBサーバのHDのアンケート表示制御情報記憶領域内のアンケート内容の構造を模式的に示した図である。 本発明の実施の形態例1のフォームナビゲーションシステムのDBサーバのHDのアンケート回答情報記憶領域の構造を模式的に示した図である。 本発明の実施の形態例1のフォームナビゲーションシステムの端末の全体的な構成を例示的に示す概念図である。 本発明の実施の形態例1のフォームナビゲーションシステムの動作の流れを示す流れ図である。 本発明の実施の形態例1のフォームナビゲーションシステムの動作の流れを示す流れ図である。 本発明の実施の形態例1のフォームナビゲーションシステムの動作の流れを示す流れ図である。 本発明の実施の形態例1のフォームナビゲーションシステムの動作の流れを示す流れ図である。 本発明の実施の形態例1のフォームナビゲーションシステムの端末に表示された、アンケート表示制御情報の相槌を例示的に示す図である。
(実施の形態例1)
以下、本発明の実施の形態例1を図に基づいて説明する。図1は本発明のフォーム(ユーザから入力を受け付ける要素の集合)ナビゲーションシステムAの概略構成図である。
<フォームナビゲーションシステムAの構成>
フォームナビゲーションシステムAは、主としてWeb(ウェブ)サーバ1と、DB(データベース)サーバ2と端末3とから構成され、Webサーバ1と各端末3は、インターネット等のネットワーク4を通じて通信可能に接続されている。また、Webサーバ1とDBサーバ2とはネットワーク5を通じて通信可能に接続されている。なお、図1では端末3は3台示されているが、この構成に限定されるわけではなく、端末3の数は1以上であれば良い。
<Webサーバ1の構成>
Webサーバ1は、ネットワーク4を通じて接続された各端末3にアンケート表示制御情報を出力し、各端末3から受信したアンケートの回答を、DBサーバ2に出力等する情報処理装置である。Webサーバ1は、図2に示すように、CPU11(情報処理装置制御手段の一例)、RAM12、ROM13、HD14、ディスプレイ15、入力手段16、計時手段17、インタフェイス18、これらの機器を接続するバス19を有している。
CPU(=Central Processing Unit)11は、HD14等に記憶されているアプリケーションプログラム、オペレーティングシステム(OS)や制御プログラム等を実行し様々な機能を実現する。また、RAM12にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に記憶させる。
特に、CPU11は、端末3からアンケート表示制御情報の送信の要求を受け付けると、ネットワーク5を通じて接続されたDBサーバ2にアンケート表示制御情報の送信要求を出力する。また、CPU11は、DBサーバ2からアンケート表示制御情報を受信すると、当該アンケート表示制御情報を、HD14内のアンケート表示制御情報記憶領域141から呼び出したアンケート表示制御情報と共に、端末3に対し出力する。
また、CPU11が、端末3に対しアンケート表示制御情報を出力するタイミングは、アンケートの回答者等のユーザとあたかも会話しているように適時に出力する。以下、アンケート表示制御情報のうち、アンケート内容を示す文を適時に出力する場合について詳しく説明する。なお、以下に示す図3では、CPU11が出力したアンケート内容を示す文を、端末3の表示手段32上に表示した状態を示している。
例えば、CPU11は、図3(a)に示すように、アンケートの前文1「こんにちは、きょうへいです。(省略)お礼をいたします。」を端末3に出力し、待機する。そして、CPU11は、計時手段17を参照して所定の時間(ex.2秒)が経過したことを認識すると、図3(b)に示すように、アンケートの前文2「・・・じゃあ、早速いろいろ聞かせてもらいますね!」を端末3に出力する。更に、CPU11は、計時手段17を参照して所定の時間(ex.2秒)が経過したことを認識すると、図3(c)に示すように、アンケートの項目1「普段はどちらのトイレを使用しますか?」を端末3に出力する。
また、CPU11は、端末3からアンケートの回答者等のユーザによって選択された回答の選択肢(アンケート回答情報の一例)を受信すると、当該選択肢をDBサーバ2に出力する。また、CPU11は、DBサーバ2から相槌を受信すると、端末3に対し出力する。
例えば、CPU11は、図3(c)に示すように、DBサーバ2から受信したアンケートの項目2「歳はいくつですか?僕は29歳(独身)です。」及びアンケートの回答2の選択肢群を端末3に出力し、待機する。そして、CPU11は、端末3からアンケートの回答者等のユーザによって選択された選択肢を受信すると、当該選択肢をDBサーバ2に出力する。また、CPU11は、DBサーバ2から相槌3「食べ盛りですね」を受信すると、図3(d)に示すように、端末3に出力する。
なお、この際に出力する相槌2は、アンケートの回答者等のユーザによって選択された回答の選択肢に対応して、DBサーバ2のアンケート表示制御情報記憶領域241に記憶されている相槌2を出力する(図5参照)。図3(d)では、アンケートの回答者等のユーザによって、回答2の選択肢としてc)の「30代」が選択されたため、アンケート表示制御情報記憶領域241に対応して記憶されている相槌2としてc)の「食べ盛りですね」が出力された例を示している。
このように、アンケートの回答者等のユーザとあたかも会話しているようなタイミングでアンケート表示制御情報を出力する構成とし、また、アンケートの回答者等のユーザによって選択された回答の選択肢を受信すると、当該回答の選択肢に対応する相槌を出力する構成とすることによって、アンケートの回答者等のユーザは実際に人と会話しているように感じ、端末3という機械に入力するというストレスをあまり感じることなく、テンポ良くアンケートに回答することができる。
また、CPU11は、端末3からのアクセスを初めて認識した場合(=それまで、当該端末3からWebサーバ1に対してアクセスがなかった)、当該端末3を識別する識別情報を作成し、作成した識別情報を端末3に出力する。なお、端末3は、受け取った識別情報をHD等の記憶手段34に記憶し(図7参照)、以降のWebサーバ1に対する要求に含める。
また、CPU11は、端末3から識別情報と共に、アンケートの回答者等のユーザによって入力されたアンケートの回答に係るアンケート回答情報(ユーザ入力情報の一例)を受信すると、DBサーバ2に出力する。
また、CPU11は、端末3から、アンケート回答情報の送信を要求する旨の送信要求を、当該端末3を識別する識別情報と共に受信すると、当該送信要求及び識別情報をDBサーバ2に出力する。また、CPU11は、DBサーバ2から、アンケート回答情報を受信すると、当該アンケート回答情報の送信を要求した端末3に出力する。
RAM(=Random Access Memory)12は各種データ、プログラム等を一時的に記憶するためのものであり、CPU11の主メモリ、ワークエリア等として機能する。ROM(=Read Only Memory)13は、内部に基本I/Oプログラム等のプログラム、基本処理において使用する各種データ等を記憶する。
HD(=ハードディスク)14は補助記憶装置であり、大容量メモリとして機能する。HD14には、アプリケーションプログラム、OS、制御プログラム、関連プログラム等を記憶する。
また、HD14内には、アンケート表示制御情報記憶領域141が設けられている。
<アンケート表示制御情報記憶領域141の構成>
アンケート表示制御情報記憶領域141には、アンケートの表示制御を行うためのアンケート表示制御情報が記憶されている。アンケート表示制御情報には、例えば、HTML(=Hyper Text Markup Language)等の構造化言語により記述されたアンケートの要素や構造を指定する情報が含まれる。
また、アンケート表示制御情報の中には、アンケートのレイアウトを規定するレイアウト情報や、端末3にスクリプト処理を実行させるためのスクリプト情報が含まれていても良い。レイアウト情報は、例えばCSS(=Cascading Style Sheets)等のスタイルシートにより表現される。更に、スクリプト情報は、例えばJavaScript(登録商標)等のスクリプト言語により記述される。
ディスプレイ15は、表示手段としての役割を果たし、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、CRT、プラズマディスプレイであり、入力手段16から入力されたコマンドや、それに対するWebサーバ1の応答出力等を表示するものである。
入力手段16は、例えば、キーボードやポインティングデバイス(マウス等)、タッチパネルである。ユーザは入力手段16を用いて、Webサーバ1に対して、Webサーバ1を制御する命令等を入力指示する。
計時手段17は、例えば、時間を計時可能なタイマである。
18はインタフェイスであり、このインタフェイス18を介してWebサーバ1は、DBサーバ2や各端末3等の他の装置との情報や命令のやり取りを行う。バス19は、Webサーバ1内のデータの流れを司るものである。
尚、以上の各装置と同等の機能を実現するソフトウェアにより、ハードウェア装置の代替として構成することもできる。
<DBサーバ2の構成>
DBサーバ2は、ネットワーク5を通じて接続されたWebサーバ1からの要求に応じて、記憶されている情報を呼び出して出力し、またWebサーバ1から受信したアンケート回答情報を、端末3の識別情報に関連付けて記憶等する、情報処理装置である。DBサーバ2は、図4に示すように、CPU21(情報処理装置制御手段の一例)、RAM12、ROM13、HD24、ディスプレイ15、入力手段16、インタフェイス18、これらの機器を接続するバス19を有している。
CPU(=Central Processing Unit)21は、HD24等に記憶されているアプリケーションプログラム、オペレーティングシステム(OS)や制御プログラム等を実行し様々な機能を実現する。また、RAM12にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に記憶させる。
特に、CPU21は、ネットワーク5を通じて接続されたWebサーバ1からアンケート表示制御情報の送信の要求を受け付けると、HD24内のアンケート表示制御情報記憶領域241に記憶されているアンケート表示制御情報(後述)を呼び出して、Webサーバ1に出力する。
また、CPU21は、Webサーバ1からアンケートの回答者等のユーザによって選択された回答の選択肢(アンケート回答情報の一例)を受信すると、HD24内のアンケート表示制御情報記憶領域241に、当該選択肢に対応して記憶されている相槌を呼び出して、Webサーバ1に出力する。
また、CPU21は、Webサーバ1から、アンケート回答情報を、端末3の識別情報と共に受信すると、アンケート回答情報記憶領域242に、受信した識別情報と同一の識別情報に関連付けて記憶させる。
また、CPU21は、Webサーバ1から、アンケート回答情報の送信を要求する旨の送信要求を、端末3を識別する識別情報と共に受信すると、アンケート回答情報記憶領域242内を検索し、受信した識別情報と同一の識別情報に関連付けて記憶されているアンケート回答情報を呼び出して、Webサーバ1に出力する。
HD(=ハードディスク)24は補助記憶装置であり、大容量メモリとして機能する。HD24には、アプリケーションプログラム、OS、制御プログラム、関連プログラム等を記憶する。
また、HD24内には、アンケート表示制御情報記憶領域241と、アンケート回答情報記憶領域242が設けられている。
<アンケート表示制御情報記憶領域241の構成>
アンケート表示制御情報記憶領域241には、アンケートの表示制御を行うためのアンケート表示制御情報が記憶されている。アンケート表示制御情報には、例えば、HTML(=Hyper Text Markup Language)等の構造化言語により記述されたアンケート内容に関する情報が含まれる。
ここで、アンケート内容に関する情報は、アンケート内容を示す文や、アンケート内容を示す文と共に表示させる画像や動画等である。アンケート内容を示す文は、図5に示すように、例えば、アンケートの前文(ex.アンケートの目的、アンケートに答えて欲しい旨のお願い、アンケートに答えた場合のお礼、等のアンケートの導入部)や、アンケートの項目(=質問)や、アンケートの回答の選択肢群や、入力された回答に対する相槌(=合いの手)や、アンケートの結語(ex.回答に対するお礼)が含まれる。
また、相槌は、回答の選択肢に対応して記憶されている。例えば、回答2の選択肢a)「10代」には、相槌2のa)の「育ち盛りですね」が対応して記憶され、回答3の選択肢c)「公務員」には、相槌3のc)の「安定していますね。」が対応して記憶されている。そのため、CPU21は、アンケートの回答者等のユーザによって選択された、回答の選択肢に応じて、対応して記憶されている相槌を呼び出して出力することができる。
<アンケート回答情報記憶領域242の構成>
アンケート回答情報記憶領域242には、図6に示すように、端末3の識別情報に関連付けて、アンケートの回答者等のユーザによって入力されたアンケート回答情報を記憶する。そのため、CPU21は、識別情報に基づいて、当該識別情報に関連付けて記憶されているアンケート回答情報を呼び出して出力することができる。
本実施の形態例1では、本実施の形態例1に係るプログラム及び関連データを直接RAM12等にロードして実行させる例を示しているが、これ以外にも、本実施の形態例1に係るプログラムを動作させる度に、既にプログラムがインストールされているHD14やHD24からRAM12等にロードするようにしてもよい。また、本実施の形態例1に係るプログラムをROM13等に記憶しておき、これをメモリマップの一部をなすように構成し、直接CPU11やCPU21で実行することも可能である。
また、本実施の形態例1では、説明の便宜のため、Webサーバ1やDBサーバ2を1つの装置で実現した構成について述べるが、複数の装置にリソースを分散した構成によって実現してもよい。例えば、記憶や演算のリソースを複数の装置に分散した形に構成してもよい。或いは、Webサーバ1やDBサーバ2上で仮想的に実現される構成要素毎にリソースを分散し、並列処理を行うようにしてもよい。
更に、本実施の形態例1では、説明の便宜のため、Webサーバ1やDBサーバ2を、ハードウェアによって夫々1台のサーバとして動作する物理サーバで実現した構成について述べるが、ソフトウェアによって夫々1台のサーバとして動作するように物理サーバ上に構成された仮想サーバとして実現した構成であっても良い。
また、本実施の形態例1では、説明の便宜のため、Webサーバ1やDBサーバ2を夫々独立したサーバで実現した構成について述べるが、Webサーバ1とDBサーバ2の両方の構成を有する1つのサーバで実現した構成としても良い。
<端末3の構成>
端末3は、ネットワーク4を通じて、Webサーバ1に接続可能な情報処理装置であって、例えば、デスクトップ型やノート型のPC(=Personal Computer)、スマートフォンである。
端末3は、図7に示すように、CPU等の制御手段31と、液晶ディスプレイ等の表示手段32と、キーボード、あるいはタッチパネル等の入力手段33と、プログラムであるWebブラウザが格納された、HD、あるいはフラッシュメモリ等の記憶手段34を少なくとも有している。
制御手段31は、入力手段33を通じて、アンケートの回答者等のユーザからWebサーバ1に接続する旨の操作を受け付けると、Webブラウザを用いて、ネットワーク4を通じてWebサーバ1にアクセスし、アンケート表示制御情報の送信を要求する。
また、制御手段31は、Webサーバ1から自身を識別する識別情報を受信すると、Webブラウザを用いて、記憶手段34に記憶させる。更に、制御手段31は、Webサーバ1からアンケート表示制御情報を受信すると、Webブラウザを用いて解析し、アンケート内容等を表示手段32上に表示させる。
また、制御手段31は、入力手段33を通じて、アンケートの回答者等のユーザからアンケートの回答の入力操作を受け付けると、入力されたアンケート回答情報(ユーザ入力情報の一例)を、Webブラウザを用いて、表示手段32上に表示させる。また、入力されたアンケート回答情報を、Webブラウザを用いて、記憶手段34から呼び出した識別情報と共に、ネットワーク4を通じてWebサーバ1に出力する。
また、制御手段31は、Webブラウザの表示画面上のバック(=戻る)ボタンをクリックする、リロード(=再読み込み)ボタンをクリックする等、入力手段33を通じて、アンケートの回答者等のユーザから、アンケート内容に関する情報と入力済みのアンケート回答情報を、再表示をする旨の操作を受け付けると、Webブラウザを用いて、Webサーバ1に対して、アンケート表示制御情報とアンケート回答情報との送信要求を、記憶手段34から呼び出した識別情報と共に出力する。制御手段31は、Webサーバ1からアンケート表示制御情報とアンケート回答情報を受信すると、Webブラウザを用いて解析し、表示手段32上に表示させる。
<フォームナビゲーションシステムAの動作の流れ>
次に、フォームナビゲーションシステムAの動作の流れを、図8〜図11を用いて説明する。端末3は、入力手段33を通じて、アンケートの回答者等のユーザからWebサーバ1に接続する旨の操作を受け付けると(ステップS801)、ネットワーク4を通じてWebサーバ1にアクセスし、アンケート表示制御情報の送信を要求する(ステップS802)。
Webサーバ1は、端末3からのアクセスを初めて認識した場合、当該端末3を識別する識別情報を作成し、作成した識別情報を端末3に出力する(ステップS803)。端末3は、Webサーバ1から自身を識別する識別情報を受信すると、記憶手段34に記憶する(ステップS804)。
Webサーバ1は、アンケート表示制御情報の送信要求を受信すると、ネットワーク5を通じて接続されたDBサーバ2にアンケート表示制御情報の送信要求を出力する(ステップS805)。DBサーバ2は、Webサーバ1からアンケート表示制御情報の送信要求を受け付けると、HD24内のアンケート表示制御情報記憶領域241に記憶されているアンケート表示制御情報を呼び出して、Webサーバ1に出力する(ステップS806)。Webサーバ1は、DBサーバ2からアンケート表示制御情報を受信すると、当該アンケート表示制御情報を、HD14内のアンケート表示制御情報記憶領域141から呼び出したアンケート表示制御情報と共に、端末3に対し出力する(ステップS807)。なお、上述したように、Webサーバ1は、アンケートの回答者等のユーザとあたかも会話しているようなタイミングでアンケート表示制御情報を適時に出力する。端末3は、アンケート表示制御情報を受信するとWebブラウザを用いて解析し、アンケート内容等を表示手段32上に表示する(ステップS808)。
なお、図8では、Webサーバ1が識別情報を出力した後に、アンケート表示制御情報を出力する構成を示したが、この構成に限定されるものではなく、アンケート表示制御情報を出力した後に、識別情報を出力する構成としても良く、識別情報と共にアンケート表示制御情報を出力する構成としても良い。
次に、図9に示すように、端末3は、入力手段33を通じて、アンケートの回答者等のユーザからアンケートの回答に係るアンケート回答情報の入力操作を受け付けると(ステップS901)、記憶手段34から呼び出した識別情報と共に、入力された回答を、Webサーバ1に出力する(ステップS902)。Webサーバ1は、端末3から識別情報と共に、アンケートの回答者等のユーザによって入力されたアンケート回答情報を受信すると、DBサーバ2に出力する(ステップS903)。DBサーバ2は、端末3から識別情報と共に、アンケート回答情報を受信すると、アンケート回答情報記憶領域242に、受信した識別情報と同一の識別情報に関連付けて記憶させる(ステップS904)。以降、アンケートの回答者等のユーザからアンケート回答情報の入力操作を受け付けると、ステップS901〜ステップS904を繰り返す。
ところで、端末3が、入力手段33を通じて、アンケートの回答者等のユーザから受け付けたアンケートの回答に係るアンケート回答情報が、アンケートの回答者等のユーザによって選択された回答の選択肢であり、DBサーバ2のHD24内のアンケート表示制御情報記憶領域241に、当該回答の選択肢に対応して相槌が記憶されている場合には、当該回答の選択肢は、アンケート回答情報記憶領域242に、識別情報に関連付けて記憶されると共に、当該回答の選択肢に対応する相槌が端末3に対し、出力される。以下、図10を用いて、詳しく説明する。
端末3は、入力手段33を通じて、アンケートの回答者等のユーザからアンケートの回答の選択肢の入力操作を受け付けると(ステップS1001)、記憶手段34から呼び出した識別情報と共に、入力された回答の選択肢を、Webサーバ1に出力する(ステップS1002)。Webサーバ1は、当該回答の選択肢を、端末3の識別情報と共に受信すると、当該回答の選択肢を、端末3の識別情報と共にDBサーバ2に出力する(ステップS1003)。DBサーバ2は、当該回答の選択肢と端末3の識別情報を受信すると、当該回答の選択肢を、アンケート回答情報記憶領域242に、受信した識別情報と同一の識別情報に関連付けて記憶させる(ステップS1004)。また、DBサーバ2は、HD24内のアンケート表示制御情報記憶領域241に、当該回答の選択肢に対応して記憶されている相槌を呼び出して、Webサーバ1に出力する(ステップS1005)。また、Webサーバ1は、DBサーバ2から相槌を受信すると、端末3に対し出力する(ステップS1006)。端末3は、相槌を受信すると、Webブラウザを用いて解析し、表示手段32上に表示する(ステップS1007)。以降、アンケートの回答者等のユーザからアンケートの回答の選択肢の入力操作を受け付け、当該回答の選択肢に対応して相槌が記憶されている場合には、ステップS1001〜ステップS1007を繰り返す。
なお、図10では、回答の選択肢を記憶した後に、対応する相槌を出力する構成を示したが、この構成に限定されるものではなく、相槌を出力した後に、回答の選択肢を記憶する構成としても良く、相槌を出力すると共に回答の選択肢を記憶する構成としても良い。
なお、図9のステップS901〜ステップS904の途中で、あるいは、図10のステップS1001〜ステップS1007の途中で、図11に示すように、端末3が、入力手段33を通じて、アンケートの回答者等のユーザから、アンケート内容に関する情報と入力済みのアンケート回答情報を、再表示をする旨の操作を受け付けると(ステップS1101)、Webブラウザを用いて、Webサーバ1に対して、アンケート表示制御情報及びアンケート回答情報の送信要求を、記憶手段34から呼び出した識別情報と共に出力する(ステップS1102)。Webサーバ1は、アンケート表示制御情報及びアンケート回答情報の送信要求と識別情報を受信すると、アンケート表示制御情報及びアンケート回答情報の送信要求と識別情報をDBサーバ2に出力する(ステップS1103)。DBサーバ2は、Webサーバ1からアンケート表示制御情報及びアンケート回答情報の送信要求と識別情報を受け付けると、HD24内のアンケート表示制御情報記憶領域241に記憶されているアンケート表示制御情報を呼び出すと共に、アンケート回答情報記憶領域242内を検索し、受信した識別情報と同一の識別情報に関連付けて記憶されているアンケート回答情報を呼び出して、Webサーバ1に出力する(ステップS1104)。Webサーバ1は、DBサーバ2からアンケート表示制御情報等を受信すると、当該アンケート表示制御情報等を、HD14内のアンケート表示制御情報記憶領域141から呼び出したアンケート表示制御情報と共に、端末3に対し出力する(ステップS1105)。端末3は、Webサーバ1からアンケート表示制御情報やアンケート回答情報を受信すると、Webブラウザを用いて解析し、アンケート内容等を表示手段32上に表示する(ステップS1106)。そして、図9のステップS901、あるいは図10のステップS1001に戻る。
このように、アンケートの回答者等のユーザとあたかも会話しているようなタイミングでアンケート内容等が端末3上に表示され、また、アンケートの回答者等のユーザによって入力されたアンケートの回答に対し、相槌が端末3上に表示される構成であるため、アンケートの回答者等のユーザは実際に人と会話しているように感じ、端末3という機械に入力するというストレスをあまり感じずに、テンポ良くアンケートに回答することができる。
また、アンケート回答情報が上書きされるたびに、DBサーバ2が端末3の識別情報と関連付けて、更新して記憶する構成であるため、アンケートの回答者等のユーザが、Webブラウザ上のバック(=戻る)ボタンをクリックした場合や、リロード(=再読み込み)ボタンをクリックした場合等に、アンケート内容に関する情報や、アンケートの回答者等のユーザが入力済みの回答を、端末3上に表示させることができ、便宜である。
<変形例>
なお、本実施の形態例1では、アンケートに対しフォームナビゲーションシステムを適用した例を示したが、本発明はこの構成に限定されるものではなく、例えば、商品やサービスの購入を申し込む際に、ユーザに必要な情報を入力させる入力フォームに対して、本発明を適用することも可能である。また例えば、eラーニングを受講した際に、ユーザに問題演習の回答を入力させる入力フォームに対して、本発明を適用することも可能である。つまり、本発明は、ユーザに入力させる項目を端末3上に表示し、ユーザに情報を入力させるものであれば、適用可能である。
なお、本実施の形態例1では、DBサーバ2のアンケート回答情報記憶領域242に、端末3の識別情報に関連付けて、アンケートの回答者等のユーザによって入力されたアンケート回答情報を記憶する構成を示した。この構成を発展させ、アンケートの回答募集を停止する等、所定の期間が経過した場合には、記憶しているアンケート回答情報をコピーして、他のサーバに送信する。そして、DBサーバ2は、アンケート回答情報記憶領域242に記憶されているアンケート回答情報から、端末3の識別情報を削除する構成としても良い。このような構成にすれば、DBサーバ2では、記憶しているアンケート回答情報について機密性を保ちながら、消失・破損等させることなく保存しなければならないという要請から開放される一方、アンケート回答情報を他の用途に利用できるようになるため、便宜である。
また、本実施の形態例1では、Webサーバ1は、受信したアンケートの回答の選択肢について、DBサーバ2のアンケート表示制御情報記憶領域241内に、対応する相槌が記憶されている場合には、当該相槌を、端末3に対し出力し、相槌を出力するタイミングは、アンケートの回答者等のユーザとあたかも会話しているように適時に出力する構成を示した。そして、本実施の形態例1では、ユーザと「きょうへい」という人間が1対1で会話する構成を示した。しかし、この構成に限定されるものではなく、図12に示すように、あたかもグループチャットのように、ユーザと複数の人間が会話しているように随時相槌を出力する構成としても良い。図12に示す例では、ユーザからの回答に対し、「きょうへい」と「きよし」という2名が相槌を打つ構成である。
また、本実施の形態例1では、DBサーバ2が、アンケートの回答の各選択肢に対応させて相槌を記憶し、Webサーバ1が、端末3からアンケートの回答の選択肢を受信すると、当該回答の選択肢に対応する相槌を出力する構成を示した。しかし、この構成に限定されるものではなく、DBサーバ2が、キーワードに対応させて相槌を記憶し、Webサーバ1が、端末3からアンケートの回答に含まれる特定のキーワードを受信すると、当該キーワードに対応する相槌を出力する構成としても良い。
A:フォームナビゲーションシステム、
1:Webサーバ、
11:CPU、12:RAM、13:ROM、14:HD、141:アンケート表示制御情報記憶領域、15:ディスプレイ、16:入力手段、17:計時手段、18:インタフェイス、19:バス、
2:DBサーバ、
21:CPU、24:HD、241:アンケート表示制御情報記憶領域、242:アンケート回答情報記憶領域、
3:端末、
31:制御手段、32:表示手段、33:入力手段、34:記憶手段、
4:ネットワーク、
5:ネットワーク

Claims (4)

  1. 端末と通信可能に接続される情報処理装置であって、
    当該情報処理装置は、
    ユーザに入力させる複数の項目のうち、1つの項目を前記端末に表示させ、
    前記端末からユーザが入力したユーザ入力情報を受信すると、記憶させ、また、当該ユーザ入力情報に対応して記憶されている相槌を前記端末に表示させ、
    前記端末から、既に前記ユーザ入力情報が記憶されているユーザに入力させる項目について、前記ユーザ入力情報を新たに受信すると、更新して記憶させる情報処理装置制御手段を有することを特徴とする、情報処理装置。
  2. 端末と通信可能に接続される情報処理装置であって、
    当該情報処理装置は、
    ユーザに入力させる複数の項目のうち、第1の項目を前記端末に表示させ、
    前記端末からユーザが入力したユーザ入力情報を受信すると、記憶させ、また、当該ユーザ入力情報に対応して相槌が記憶されている場合には、当該相槌を前記端末に表示させ、
    前記ユーザ入力情報を受信すると、あるいは前記相槌を表示させると、ユーザに入力させる複数の項目のうち、第2の項目を前記端末に表示させ、
    前記端末から、既に前記ユーザ入力情報が記憶されているユーザに入力させる項目について、前記ユーザ入力情報を新たに受信すると、更新して記憶させる情報処理装置制御手段を有することを特徴とする、情報処理装置。
  3. 端末と通信可能に接続される情報処理装置を用いた方法であって、
    当該情報処理装置は、
    ユーザに入力させる複数の項目のうち、1つの項目を前記端末に表示させるステップと、
    前記端末からユーザが入力したユーザ入力情報を受信すると、記憶させ、また、当該ユーザ入力情報に対応して記憶されている相槌を前記端末に表示させるステップと、
    前記端末から、既に前記ユーザ入力情報が記憶されているユーザに入力させる項目について、前記ユーザ入力情報を新たに受信すると、更新して記憶させるステップと、を有することを特徴とする、方法。
  4. 端末と通信可能に接続される情報処理装置に、手順を実行させるプログラムであって、
    当該情報処理装置に、
    ユーザに入力させる複数の項目のうち、1つの項目を前記端末に表示させ、
    前記端末からユーザが入力したユーザ入力情報を受信すると、記憶させ、また、当該ユーザ入力情報に対応して記憶されている相槌を前記端末に表示させ、
    前記端末から、既に前記ユーザ入力情報が記憶されているユーザに入力させる項目について、前記ユーザ入力情報を新たに受信すると、更新して記憶させる情報処理装置制御手段として機能させることを特徴とする、プログラム。



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