JP2019176477A - ワイヤレススピーカの配置方法、ワイヤレススピーカ及び端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイヤレススピーカの音質改善後の音声認識の精度を向上させる。【解決手段】ワイヤレススピーカの配置方法は、ワイヤレススピーカのウェイクアップモードの情報を取得する。ウェイクアップモードは、音声ウェイクアップモード及び非音声ウェイクアップモードを含む。ウェイクアップモードの情報に応じてワイヤレススピーカのイコライザパラメータを配置する。、ウェイクアップモードの情報に応じてワイヤレススピーカのイコライザパラメータを配置することは、音声ウェイクアップモードで非線形歪みを調整するように構成された第1のモードパラメータと、非音声ウェイクアップモードで出力音響効果を調整するように構成された第2のモードパラメータとを含む。【選択図】図1

Description

本発明はインテリジェント装置の技術分野に属し、特に、ワイヤレススピーカの配置方法、ワイヤレススピーカ、端末装置及びコンピュータ可読記憶媒体に関する。
音声技術の普及に伴い、音声対話機能を有するスマートスピーカ、例えば無線接続に基づくスマートスピーカ(ワイヤレススピーカと略される)は幅広く普及されており、音声対話を実現した上で、音声再生の音質の改善もワイヤレススピーカの進めていく重要な方向である。しかしながら、本発明者らは、研究において、ワイヤレススピーカの音質を改善する一方で、ワイヤレススピーカの音声認識の精度が悪くなる場合が多いことを発見し、例えば、ワイヤレススピーカの音質を改善するために低周波数帯域の出力電力を向上させることで、オーディオの非線形出力を高める恐れがあり、スピーカ本体の振動が発生しやすく、発生した調波による音声の周波数帯域に影響を与え、これにより、音声認識の精度が低下する。
そこで、本発明の実施例は、ワイヤレススピーカの配置方法、ワイヤレススピーカ、端末装置及びコンピュータ可読記憶媒体を提供し、既存のワイヤレススピーカの音質改善後に音声認識の精度が低いという問題を解決することを旨とする。
本発明の実施例の第1の態様は、ワイヤレススピーカの配置方法を提供し、
ワイヤレススピーカのウェイクアップモードの情報を取得することと、前記ウェイクアップモードは音声ウェイクアップモード及び非音声ウェイクアップモードを含み、
前記ウェイクアップモードの情報に応じて前記ワイヤレススピーカのイコライザパラメータの配置ことと、前記の前記ウェイクアップモードの情報に応じて前記ワイヤレススピーカのイコライザパラメータを配置することは、音声ウェイクアップモードで非線形歪みを調整するように構成された第1のモードパラメータと、非音声ウェイクアップモードで出力音響効果を調整するように構成された第2のモードパラメータとを含む。
本発明の実施例の第2の態様は、ワイヤレススピーカを提供し、
ワイヤレススピーカのウェイクアップモードの情報を取得するための取得モジュールと、前記ウェイクアップモードは音声ウェイクアップモード及び非音声ウェイクアップモードを含み、
前記ウェイクアップモードの情報に応じて前記ワイヤレススピーカのイコライザパラメータを配置するための配置モジュールと、前記の前記ウェイクアップモードの情報に応じて前記ワイヤレススピーカのイコライザパラメータを配置することは、音声ウェイクアップモードで非線形歪みを調整するように構成された第1のモードパラメータと、非音声ウェイクアップモードで出力音響効果を調整するように構成された第2のモードパラメータとを含む。
本発明の実施例の第3の態様は端末装置を提供し、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され、前記プロセッサで動作可能なコンピュータプログラムと、を含み、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行するときに上記方法のステップを実現する。
本発明の実施例の第4の態様はコンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体はコンピュータプログラムを記憶しており、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されるときに上記方法のステップを実現する。
従来技術と比較して本発明の実施例の有益な効果は以下のとおりである:本発明の実施例において、ワイヤレススピーカのウェイクアップモードの情報を取得し、前記ウェイクアップモードは音声ウェイクアップモード及び非音声ウェイクアップモードを含み、前記ウェイクアップモードの情報に応じて前記ワイヤレススピーカのイコライザパラメータを配置し、前記の前記ウェイクアップモードの情報に応じて前記ワイヤレススピーカのイコライザパラメータを配置することは、音声ウェイクアップモードで非線形歪みを調整するように構成された第1のモードパラメータと、非音声ウェイクアップモードで出力音響効果を調整するように構成された第2のモードパラメータとを含む。本発明の実施例は、ワイヤレススピーカの異なるウェイクアップモードに応じて異なるイコライザパラメータを配置することによって、ワイヤレススピーカの音質を改善するとともに、音声認識の精度を向上させることができ、異なった応用シーンのニーズに適応でき、使いやすさと実用性が高い。
本発明の実施例における技術的解決手段をより明確に説明するために、以下、実施例又は従来技術の説明で使用される図面を簡単に紹介する。当然のことながら、以下の説明における図面は、本発明のいくつかの実施例に過ぎず、当業者であれば、創造的労働をせずに、これらの図面に基づく他の図面を得ることができる。
本発明の実施例1によるワイヤレススピーカの配置方法を実現するフローチャートである。 本発明の実施例2によるワイヤレススピーカの配置方法を実現するフローチャートである。 本発明の実施例3によるワイヤレススピーカの概略図である。 本発明の実施例4による端末装置の概略図である。
以下の説明では、本発明の実施例を完全に理解するために提供される特定のシステム構造、技術などの詳細は、単なる例示のものに過ぎず、本出願を制限するものではない。しかしながら、当業者であれば、これらの具体的な詳細なしに他の実施例において本出願を実現できることが明らかであろう。その他の場合、本発明の説明を妨害しないために、周知のシステム、装置、回路及び方法の詳細な説明を省略する。
なお、本明細書及び特許請求の範囲において使用されるとき、「含む」という用語は記載される特徴、全体、ステップ、操作、要素及び/又は構成要素の存在を指示するものだけでなく、1つ以上の他の特徴、全体、ステップ、操作、要素、構成要素及び/又はそれらの集合の存在又は追加は排除されない。
また、本発明の明細書中で使用される用語は、特定の実施例を説明することを目的とし、本発明を限定することを意図するものではない。本発明の明細書及び特許請求の範囲において使用されるように、文脈上明らかにそうでないことを示さない限り、単数形の「1」、「1つ」及び「当該」は複数形を含むことが意図される。
さらに、本発明の明細書及び特許請求の範囲において使用される「及び/又は」という用語は、関連する列挙された項目のうちの1つ以上の任意の組み合わせ及び全ての可能な組み合わせを意味し、そしてこれらの組み合わせも含まれる。
本発明の明細書及び特許請求の範囲において使用されるように、用語「の場合」という用語は、文脈に応じて「のとき」、「すると」、「決定に応じて」又は“検出に応じて”と解釈され得る。同様に、「決定された場合」又は「[記載された条件又は事象]が検出された場合」という語句は、文脈に応じて「決定すると」、「決定に応じて」、「[記載された条件又は事象]が検出されると」、又は“[記載された条件又は事象]が検出されたことに応じて”を意味すると解釈され得る。
本発明に記載された技術的解決手段を説明するために、以下の具体的な実施例を挙げて説明する。
図1は本発明の実施例1によるワイヤレススピーカの配置方法を実現するフローチャートであり、図1に示すように、当該方法は以下のステップを含む。
ステップS101、ワイヤレススピーカのウェイクアップモードの情報を取得し、前記ウェイクアップモードは音声ウェイクアップモード及び非音声ウェイクアップモードを含む。
本発明の実施例において、前記ワイヤレススピーカは、信号伝送を実現するために無線接続方法を用いるスピーカであってもよい。前記ワイヤレススピーカは、ブルートゥース(登録商標、以下同じ)ワイヤレススピーカ、wifiワイヤレススピーカやFMワイヤレススピーカなどを含んでもよい。
任意選択では、本発明の実施例において、前記音声ウェイクアップモードは、音声信号に音声ウェイクアップ情報が含まれているか否かを収集して検出してもよく、前記音声ウェイクアップ情報が含まれる場合、前記ワイヤレススピーカをウェイクアップする。
任意選択では、本発明の実施例において、前記非音声ウェイクアップモードは、ボタンによるウェイクアップモード及びウェイクアップ機能をオフにするモードを含むことができる。そのうち、前記のボタンによるウェイクアップモードは、ボタン情報にプリセットされたボタンウェイクアップ情報が含まれるか否かを収集して検出してもよく、前記ボタンウェイクアップ情報が含まれる場合、前記ワイヤレススピーカをウェイクアップする。例示的に、上記のウェイクアップ機能をオフにするモードで、ワイヤレススピーカは音楽などのオーディオを再生するために使用できる。
ステップS102、前記ウェイクアップモードの情報に応じて前記ワイヤレススピーカのイコライザパラメータを配置し、前記の前記ウェイクアップモードの情報に応じて前記ワイヤレススピーカのイコライザパラメータを配置することは、音声ウェイクアップモードで非線形歪みを調整するように構成された第1のモードパラメータと、非音声ウェイクアップモードで出力音響効果を調整するように構成された第2のモードパラメータとを含む。
本発明の実施例において、前記イコライザは、ワイヤレススピーカにおける各種周波数成分の電気信号の増幅量を個別に調整するためのモジュールであり、異なる周波数の電気信号を調整することにより、拡声器や音場の欠陥の補償、各種音源の補償・修正など等が可能となる。本発明の実施例において、前記非線形歪みは、元のオーディオに対する出力オーディオの非線形歪みであってよい。前記非線形歪みは、調波歪み、クリッピング歪み、相互変調歪みなどを含んでよい。そこで、原音声信号が増幅器によって出力された信号は、増幅された入力成分に加えて、よく調波と呼ばれる前記原信号の2倍、3倍、4倍又はそれ以上のより高倍率の周波数成分を含み、調波歪みとは、調波による歪みのことで、原周波数信号の二乗平均平方根値に対するターゲット調波(2次、3次など)の二乗平均平方根値の比値で表すことができる。
任意選択では、本発明の実施例において、前記の音声ウェイクアップモードで非線形歪みを調整するように構成された第1のモードパラメータは、音声ウェイクアップモードで第1のプリセット周波数のゲインを第1の所定値に調整すること及び/又は低周波出力電力を第2の所定値に下げることを含んでもよく、そのうち、前記第1のプリセット周波数は、少なくとも1つの周波数帯域及び/又は少なくとも1つの周波数を含み、前記第1の所定値は、前記第1のプリセット周波数におけるそれぞれの周波数帯域及び/又はそれぞれの周波数に対応する所定のゲイン倍率の集合を含む。
例示的に、前記第1のプリセット周波数は、1つの連続周波数帯域、例えば低周波数以外の150Hz以上のその他の周波数帯域であってもよく、この場合、前記第1の所定値は当該連続周波数帯域に対応するゲイン倍率の所定値である。前記第1のプリセット周波数帯域は、複数の分割した周波数帯域及び/又は単一周波数又は複数の分割した周波数帯域と単一周波数の集合であってもよく、この場合、前記第1の所定値は複数の分割した周波数帯域及び単一周波数に対応する所定のゲイン倍率の集合であってもよい。異なる周波数又は周波数帯域に対応するゲイン値をそれぞれ設定することにより、非線形歪みが発生しやすい周波数及び周波数帯域のゲインを調整し、非線形歪みを低減することができる。また、例示的に、パシブベイシン又はアクティブウーファーを備えたスピーカの場合、低周波出力電力を第2の所定値まで下げることによってスピーカの非線形出力を低減し、高い低周波数成分によるワイヤレススピーカ本体の振動を軽減し、それにより、音声信号への干渉を低減し、音声の認識率を向上させる。
任意選択では、本発明の実施例において、上述した非音声ウェイクアップモードで出力音響効果を調整するように構成された第2のモードパラメータは、非音声ウェイクアップモードで各周波数信号のゲインを所定の標準値に調整すること、及び/又は各周波数信号の出力電力を定格出力周波数に調整することを含んでもよい。
そのうち、前記各周波数信号に対応する標準値は同じでもよく異なってもよく、前記所定の標準値は各単一周波数信号に対応する標準値の集合であってもよい。各周波数信号のゲインを所定の標準値に調整すること、及び/又は各周波数信号の出力電力を定格出力周波数に調整することにより、様々な周波数信号を調整することでスピーカ音場の欠陥を補償し、様々な音源の強化と修正やその他の特殊効果を実現することができる。
本発明の実施例において、ワイヤレススピーカのウェイクアップモードの情報を取得し、前記ウェイクアップモードは音声ウェイクアップモード及び非音声ウェイクアップモードを含み、前記ウェイクアップモードの情報に応じて前記ワイヤレススピーカのイコライザパラメータを配置し、前記の前記ウェイクアップモードの情報に応じて前記ワイヤレススピーカのイコライザパラメータの配置ことは、音声ウェイクアップモードで非線形歪みを調整するように構成された第1のモードパラメータと、非音声ウェイクアップモードで出力音響効果を調整するように構成された第2のモードパラメータとを含む。本発明の実施例は、ワイヤレススピーカの異なるウェイクアップモードに応じて異なるイコライザパラメータを配置することによって、ワイヤレススピーカの音質を改善するとともに、音声認識の精度を向上させることができ、異なった応用シーンのニーズに適応でき、使いやすさと実用性が高い。
図2は本発明の実施例2によるワイヤレススピーカの配置方法を実現するフローチャートであり、図2に示すように、当該方法は以下のステップを含む:
ステップS201において、ワイヤレススピーカのウェイクアップモードの情報を取得し、前記ウェイクアップモードは音声ウェイクアップモード及び非音声ウェイクアップモードを含む。
ステップS202において、前記ウェイクアップモードの情報に応じて前記ワイヤレススピーカのイコライザパラメータを配置し、前記の前記ウェイクアップモードの情報に応じて前記ワイヤレススピーカのイコライザパラメータを配置することは、音声ウェイクアップモードで非線形歪みを調整するように構成された第1のモードパラメータと、非音声ウェイクアップモードで出力音響効果を調整するように構成された第2のモードパラメータとを含む。
本実施例におけるステップS201、S202は上記のステップS101、S102と同様であり、その詳細はステップS101、S102の関連説明を参照でき、ここで再度の説明を省略する。
ステップS203において、端末装置との無線接続を確立する。
本発明の実施例において、前記無線接続はブルートゥース接続、Wi−Fi接続などであってもよい。
ステップS204において、前記端末装置から送信されたイコライザ配置情報を受信し、前記イコライザ配置情報に応じて前記ワイヤレススピーカのイコライザパラメータを配置する。
例示的に、本発明の実施例において、前記ワイヤレススピーカが端末装置と無線接続を確立した後、端末装置はAPPなどのソフトウェアを介してワイヤレススピーカを遠隔で設定してもよい。そのうち、例示的に、前記イコライザ配置情報は、イコライザ固有パラメータ配置の情報を含んでもよく、前記端末装置によって前記ワイヤレススピーカのイコライザの特定のパラメータを遠隔で設定してもよく、また、前記イコライザ配置情報はイコライザモード配置の情報を含んでもよく、前記ワイヤレススピーカが当該モードの特定の配置パラメータに応じてイコライザパラメータを配置するように、事前配置されたモードを前記端末装置によって選択してもよい。
任意選択では、前記端末装置によって送信されるイコライザ配置情報は、自動配置モード情報、前記第1のモードパラメータに応じて配置されるイコライザの情報又は前記第2のモードパラメータに応じて配置されるイコライザの情報を含んでもよい。そのうち、前記第1のモードパラメータ、第2のモードパラメータは前記ワイヤレススピーカによって事前設定され得る。
そのうち、例示的に、前記自動配置モード情報はワイヤレススピーカの設定に応じて配置される情報であってもよい。
以下、具体的な実施形態を例とし、本発明の実施例の実施方法を説明する。
例示的に、前記ワイヤレススピーカはブルートゥーススピーカであり、当該ブルートゥーススピーカは端末装置とSPP(Serial Port Profile)接続又はBLE(Bluetooth(登録商標) low energy)接続を確立し、端末装置上の制御ソフトウェアはモード選択ボタンによって使用モードを選択して表示し、そのうち、使用モードを3つのモード間で切り換えることができ、3つのモードは以下のとおりである:自動モード、自動モードが選択されると、前記端末装置はブルートゥーススピーカへ自動配置モード情報を送信する。高ウェイクアップ率モード、高ウェイクアップ率モードが選択されると、前記端末装置はブルートゥーススピーカへ前記ブルートゥーススピーカに応じて事前設定された第1のモードパラメータ配置イコライザの情報を送信する;高品質モード、高品質モードが選択されると、前記端末装置はブルートゥーススピーカへ前記ブルートゥーススピーカに応じて事前設定された第2のモードパラメータ配置イコライザの情報を送信する。
本発明の実施例において、ワイヤレススピーカのウェイクアップモードの情報を取得し、前記ウェイクアップモードは音声ウェイクアップモード及び非音声ウェイクアップモードを含む。前記ウェイクアップモードの情報に応じて前記ワイヤレススピーカのイコライザパラメータを配置し、前記の前記ウェイクアップモードの情報に応じて前記ワイヤレススピーカのイコライザパラメータを配置することは、音声ウェイクアップモードで非線形歪みを調整するように構成された第1のモードパラメータと、非音声ウェイクアップモードで出力音響効果を調整するように構成された第2のモードパラメータとを含む。端末装置と無線接続を確立する。前記端末装置によって送信されたイコライザ配置情報を受信し、前記イコライザ配置情報に応じて前記ワイヤレススピーカのイコライザパラメータを配置する。本発明の実施例は、ワイヤレススピーカの異なるウェイクアップモードに応じて異なるイコライザパラメータを配置することによって、ワイヤレススピーカの音質を改善するとともに、音声認識の精度を向上させることができ、さらに端末装置によってワイヤレススピーカのイコライザパラメータを配置することで、遠隔制御を実現し、異なった応用シーンのニーズに適応でき、使いやすさと実用性が高い。
上記実施例における各ステップの番号は実行する順番を意味するものではなく、各プロセスの実行する順番はその機能及び内部ロジックによって決定され、本発明の実施例の実施プロセスを限定するものではないことを理解すべきである。
図3は本発明の実施例3によるワイヤレススピーカの概略図である。説明しやすいため、本発明の実施例に関連する部分のみを示す。
前記ワイヤレススピーカは、
ワイヤレススピーカのウェイクアップモードの情報を取得するための取得モジュール31と、前記ウェイクアップモードは音声ウェイクアップモード及び非音声ウェイクアップモードを含み、
前記ウェイクアップモードの情報に応じて前記ワイヤレススピーカのイコライザパラメータを配置するための配置モジュール32と、前記の前記ウェイクアップモードの情報に応じて前記ワイヤレススピーカのイコライザパラメータを配置することは、音声ウェイクアップモードで非線形歪みを調整するように構成された第1のモードパラメータと、非音声ウェイクアップモードで出力音響効果を調整するように構成された第2のモードパラメータとを含む。
任意選択では、前記配置モジュール32は具体的に、音声ウェイクアップモードで第1のプリセット周波数のゲインを第1の所定値に調整すること及び/又は低周波出力電力を第2の所定値に下げることに用いられる。
任意選択では、前記配置モジュール32は具体的に、非音声ウェイクアップモードで各周波数信号のゲインを所定の標準値に調整すること及び/又は各周波数信号の出力電力を定格出力周波数に調整することに用いられる。
任意選択では、前記ワイヤレススピーカはさらに、
端末装置と無線接続を確立するための無線モジュールと、
前記端末装置によって送信されたイコライザ配置情報イコライザ配置モード情報を受信するための受信モジュールと、前記イコライザ配置情報イコライザ配置モード情報に応じて前記ワイヤレススピーカのイコライザパラメータを配置することとを含む。
図4は本発明の実施例4による端末装置の概略図である。図4に示すように、当該実施例の端末装置4は、プロセッサ40と、メモリ41と、前記メモリ41に記憶され、前記プロセッサ40で動作可能なコンピュータプログラム42と、を含む。前記プロセッサ40は、前記コンピュータプログラム42を実行するときに上記各方法実施例におけるステップ、例えば図1に示すステップ101から102を実現する。或いは、前記プロセッサ40は、前記コンピュータプログラム42を実行するときに上記各装置実施例における各モジュール/ユニットの機能、例えば図3に示すモジュール31から32の機能を実現する。
例示的に、前記コンピュータプログラム42は、1つ以上のモジュール/ユニットに分割されてもよく、前記1つ以上のモジュール/ユニットは前記メモリ41に格納され、前記プロセッサ40によって実行され、本発明を完成する。前記1つ以上のモジュール/ユニットは、具体的な機能を実行できる一連のコンピュータプログラムのコマンドセグメントであってもよく、このコマンドセグメントは、前記端末装置4における前記コンピュータプログラム42の実行プロセスを記述するために使用される。例えば、前記コンピュータプログラム42は取得モジュール、配置モジュールに分割されてもよく、各モジュールの具体的な機能は以下のとおりである。
取得モジュールであって、ワイヤレススピーカのウェイクアップモードの情報を取得するために使用され、前記ウェイクアップモードは音声ウェイクアップモード及び非音声ウェイクアップモードを含み、
配置モジュールであって、前記ウェイクアップモードの情報に応じて前記ワイヤレススピーカのイコライザパラメータを配置するために使用され、前記の前記ウェイクアップモードの情報に応じて前記ワイヤレススピーカのイコライザパラメータを配置することは、音声ウェイクアップモードで非線形歪みを調整するように構成された第1のモードパラメータと、非音声ウェイクアップモードで出力音響効果を調整するように構成された第2のモードパラメータとを含む。
前記端末装置4は、デスクトップコンピュータ、ノートパソコン、ポケットコンピュータやクラウドサーバなどのコンピューティングデバイスであってもよい。前記端末装置はプロセッサ40と、メモリ41を含んでよいが、これに制限するものではない。図4は端末装置4の1例に過ぎず、端末装置4を制限するものではなく、図示よりも多くの部品又はより少ない部品を含み、又は一部の部品若しくは異なる部品を組合せてもよく、例えば前記端末装置はさらに出入力装置、ネットワークアクセス装置やバスなどを含んでもよいことは、当業者であれば理解可能である。
前記プロセッサ40は中央処理装置(Central Processing Unit,CPU)であってもよいし、他の汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor,DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit,ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field−Programmable Gate Array,FPGA)又は他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲートやトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントなどであってもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセサであり、又は当該プロセッサは任意の従来のプロセッサなどであってもよい。
前記メモリ41は、例えば端末装置4のハードディスクやメモリなど、前記端末装置4の内部記憶部であってもよい。前記メモリ41は、例えば前記端末装置4に搭載されたプラグインハードディスク、スマートメモリカード(Smart Media(登録商標) Card、SMC)、セキュアデジタル(Secure Digital、SD)カード、フラッシュカード(Flash Card)など、前記端末装置4の外部記憶装置であってもよい。さらに、前記メモリ41は前記端末装置4の内部記憶部と外部記憶装置の両方を備えてもよい。前記メモリ41は前記コンピュータプログラム及び前記端末装置に必要な他のプログラム及びデータを記憶する。前記メモリ41はさらに出力されたデータ又は出力しようとするデータを一時的に記憶することができる。
当業者であれば、説明しやすく及び簡潔にするために、上述の各機能ユニット、モジュールの分けのみが例示されているが、実際に応用される中、必要に応じて上記の機能配分は異なる機能ユニット、モジュールによって完成されて、即ち前記装置の内部構造を異なる機能ユニットやモジュールに分けして上記の機能の全部又は一部を実現できることは明確に理解できるであろう。実施例における各機能ユニット、モジュールは1つの処理ユニットに集積されていてもよく、物理的に別々に存在していてもよく、2つ以上のユニットが1つのユニットに集積されてもよいが、上記集積ユニットは、ハードウェアの形態又はソフトウェア機能ユニットの形態を用いて実現することができる。また、各機能ユニット、モジュールの具体的な名称は、互いに区別するもののみを目的とし、本出願の保護範囲を制限するものではない。上述のシステムにおけるユニット、モジュールの具体的な作業プロセスについては、前記の方法実施例における対応するプロセスを参照することができ、ここで再度の説明を省略する。
前記の実施例において、各実施例についての説明はそれぞれ重要点があり、ある実施例で詳細に記述又は記載しない部分は、他の実施例の関連記述を参照することができる。
本明細書で開示される実施例で説明された様々な例のユニット及びアルゴリズムステップの結合は、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアの組合せによって実現できることは、当業者が意識できる。これらの機能がハードウェア又はソフトウェアの形態で実行されるかどうかは、技術的解決手段の具体的な応用及び設計上の制約条件による。当業者であれば、ぞれぞれの具体的な応用に対して異なる方法を利用して記述される機能を実現することができるが、これらの実現は本出願の範囲を超えてはいけない。
本発明によって提供される実施例において、開示された装置/端末装置及び方法は、他の方法で実施され得ることを理解すべきである。例えば、以上説明された装置/端末装置の実施例は例示に過ぎず、例えば、前記モジュール又はユニットの分けは、論理的な機能分けにすぎず、実際の実施では、例えば複数のユニット又はコンポーネントを組み合わせたり、別のシステムに集積したり、一部の特徴を無視したり、実行しないなど、他の分け方法も用いることができる。一方、図示又は説明した相互カップリング又は直接カップリング又は通信接続は、いくつかのインターフェースを介した装置又はユニットの間接カップリング又は通信接続であってもよく、電気的、機械的又は他の形態を用いることができる。
前記の分離部品として記載されたユニットは物理的に分離されてもよく分離されなくてもよいが、ユニットとして表示された部品は物理的ユニットであってもなくてもよいが、つまり、1つの場所に配置することも、複数のネットワークユニットに分散することもできる。本実施例の解決的手段を達成するために、実際の必要に応じてユニットの一部又は全部を選択することができる。
また、本発明の各実施例における各機能ユニットは、1つの処理ユニットに集積されていてもよいし、物理的に別々に存在していてもよいし、2つ又は2つ以上のユニットが1つのユニットに集積されてもよい。上記集積ユニットは、ハードウェアの形態又はソフトウェア機能ユニットの形態を用いることができる。
前記の集積モジュール/ユニットは、ソフトウェア機能ユニットの形態で実現されて独立の製品として販売又は使用される場合、1つのコンピュータの読み取り可能な媒体に記憶することができる。この理解に基づいて、本発明は上記実施例の方法におけるフローの全部又は一部を実現し、関連するハードウェアをコマンドするためのコンピュータプログラムによって実現されてもよく、前記のコンピュータプログラムは1つのコンピュータ読み取り可能な媒体に記憶することができ、当該コンピュータプログラムはプロセッサーによって実行されるとき、前記の各方法実施例のステップを実現することができる。ここで、前記コンピュータプログラムはコンピュータプログラムコードを含み、前記コンピュータプログラムコードはソースコード形式、オブジェクトコード形式、実行ファイル又は何らかの中間形式などの形式であってもよい。前記コンピュータ読み取り可能な媒体は、前記コンピュータプログラムコードを運ぶ任意のエンティティ又は装置、記録媒体、USBメモリ、ポータブルハードディスク、磁気ディスク、光ディスク、コンピュータメモリ、読み出し専用メモリ(ROM、Read−Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、電気搬送波信号、電気通信信号及びソフトウェア配布媒体などを含む。なお、前記コンピュータ読み取り可能な媒体に含まれるコンテンツは、司法管轄区域内の法律及び特許実務の要件に従って適切に増減することができ、例えばいくつかの司法管轄区域では、立法及び特許実務によって、コンピュータ読み取り可能な媒体は電気搬送波信号及び電気通信信号を含まない
上記の実施例は本発明の技術的解決手段を説明するためのものであり、これに限定されるものではない。前記の実施例を参照しながら本出願を詳細に説明したが、当業者であれば、前記の各実施例に記載された技術的解決手段を変更し、又はその技術特徴の一部を等価的に置き換えることができることを理解すべきである。これらの変更や置き換えは、対応する技術的解決手段の本質が本発明の各実施例の技術的解決手段の要旨及び範囲から逸脱することなく、本発明の保護の範囲に含まれる。
4 端末装置
31 取得モジュール
32 配置モジュール
40 プロセッサ
41 メモリ
42 コンピュータプログラム

Claims (16)

  1. ワイヤレススピーカのウェイクアップモードの情報を取得することと、前記ウェイクアップモードは音声ウェイクアップモード及び非音声ウェイクアップモードを含み、
    前記ウェイクアップモードの情報に応じて前記ワイヤレススピーカのイコライザパラメータを配置することと、前記の前記ウェイクアップモードの情報に応じて前記ワイヤレススピーカのイコライザパラメータを配置することは、音声ウェイクアップモードで非線形歪みを調整するように構成された第1のモードパラメータと、非音声ウェイクアップモードで出力音響効果を調整するように構成された第2のモードパラメータとを含む、ことを特徴とするワイヤレススピーカの配置方法。
  2. 前記非音声ウェイクアップモードは、ボタンによるウェイクアップモード及びウェイクアップ機能をオフにするモードを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 上記の音声ウェイクアップモードで非線形歪みを調整するように構成された第1のモードパラメータは、
    音声ウェイクアップモードで第1のプリセット周波数のゲインを第1の所定値に調整すること及び/又は低周波出力電力を第2の所定値に下げることを含み,そのうち、前記第1のプリセット周波数は少なくとも1つの周波数帯域及び/又は少なくとも1つの周波数を含み、前記第1の所定値は前記第1のプリセット周波数におけるそれぞれの周波数帯域及び/又はそれぞれの周波数に対応する所定のゲイン倍率の集合を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記の非音声ウェイクアップモードで出力音響効果を調整するように構成された第2のモードパラメータは、
    非音声ウェイクアップモードで各周波数信号のゲインを所定の標準値に調整すること及び/又は各周波数信号の出力電力を定格出力周波数に調整するを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 端末装置と無線接続を確立することと、
    前記端末装置によって送信されたイコライザ配置情報を受信し、前記イコライザ配置情報に応じて前記ワイヤレススピーカのイコライザパラメータを配置することとをさらに含む、ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記端末装置によって送信されたイコライザ配置情報は、自動配置モード情報、前記第1のモードパラメータに応じて配置されるイコライザの情報又は前記第2のモードパラメータに応じて配置されるイコライザの情報を含む、ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記音声ウェイクアップモードは、音声信号を収集し、かつ音声信号に音声ウェイクアップ情報が含まれているか否かを検出することを含み、前記音声信号に前記音声ウェイクアップ情報が含まれると、前記ワイヤレススピーカをウェイクアップする、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. ワイヤレススピーカのウェイクアップモードの情報を取得するための取得モジュールと、前記ウェイクアップモードは音声ウェイクアップモード及び非音声ウェイクアップモードを含むことと、
    前記ウェイクアップモードの情報に応じて前記ワイヤレススピーカのイコライザパラメータを配置するための配置モジュールと、前記の前記ウェイクアップモードの情報に応じて前記ワイヤレススピーカのイコライザパラメータを配置することは、音声ウェイクアップモードで非線形歪みを調整するように構成された第1のモードパラメータと、非音声ウェイクアップモードで出力音響効果を調整するように構成された第2のモードパラメータとを含む、ことを特徴とするワイヤレススピーカ。
  9. 前記非音声ウェイクアップモードは、ボタンによるウェイクアップモード及びウェイクアップ機能をオフにするモードを含む、ことを特徴とする請求項8に記載のワイヤレススピーカ。
  10. 前記配置モジュールは具体的に、
    音声ウェイクアップモードで第1のプリセット周波数のゲインを第1の所定値に調整すること、及び/又は低周波出力電力を第2の所定値に下げることに用いられ、そのうち、前記第1のプリセット周波数は少なくとも1つの周波数帯域及び/又は少なくとも1つの周波数を含み、前記第1の所定値は前記第1のプリセット周波数におけるそれぞれの周波数帯域及び/又はそれぞれの周波数に対応する所定のゲイン倍率の集合を含む、ことを特徴とする請求項8に記載のワイヤレススピーカ。
  11. 前記非音声ウェイクアップモードで出力音響効果を調整するように構成された第2のモードパラメータは、
    非音声ウェイクアップモードで各周波数信号のゲインを所定の標準値に調整すること、及び/又は各周波数信号の出力電力を定格出力周波数に調整することを含む、ことを特徴とする請求項8に記載のワイヤレススピーカ。
  12. 端末装置と無線接続を確立することと、
    前記端末装置によって送信されたイコライザ配置情報を受信し、前記イコライザ配置情報に応じて前記ワイヤレススピーカのイコライザパラメータを配置することとをさらに含む、ことを特徴とする請求項8から11のいずれか1項に記載のワイヤレススピーカ。
  13. 前記端末装置によって送信されたイコライザ配置情報は、自動配置モード情報、前記第1のモードパラメータに応じて配置されるイコライザの情報又は前記第2のモードパラメータに応じて配置されるイコライザの情報を含む、ことを特徴とする請求項12に記載のワイヤレススピーカ。
  14. 前記音声ウェイクアップモードは、音声信号を収集し、かつ音声信号に音声ウェイクアップ情報が含まれるか否かを検出することを含み、前記音声信号に前記音声ウェイクアップ情報が含まれると、前記ワイヤレススピーカをウェイクアップする、ことを特徴とする請求項8に記載のワイヤレススピーカ。
  15. メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され、前記プロセッサで動作可能なコンピュータプログラムとを含む端末装置であって、
    前記プロセッサは前記コンピュータプログラムを実行するときに請求項1から7のいずれか1項に記載の方法のステップを実現する、ことを特徴とする端末装置。
  16. コンピュータプログラムが記憶されるコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されるときに請求項1から7のいずれか1項に記載の方法のステップを実現する、ことを特徴とするンピュータ可読記憶媒体。
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