JP2019174983A - データ管理システム及び関連データ推薦方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】短時間で的確な関連データを取得する。【解決手段】データ管理システムであって、所定の処理を実行する演算装置と、前記演算装置に接続された記憶装置とを有する計算機によって構成され、タグ間の関係性をユーザに提示し、タグ間の関係性の選択を受け付ける提示部と、前記選択されたタグ間の関係性を参照して、検索で取得したデータに付与されたタグから、推薦すべき関連データを決定する決定部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、データ管理システム及び関連データ推薦方法に関する。
データレイクでは、スキーマ等を決めずに、データが生成されたまま(生データ)の形の構造データや非構造データをデータベースに格納し、必要なときに必要なデータ加工、分析を行う。データレイクでは、データを格納する際に、分析目的に合わせたスキーマ等を決める必要がないため、データを格納する際にスキーマ構築等の時間が必要ないというメリットがある。しかし、データレイクでは、大量の生データが未整理のまま格納されているため、どんなデータがどこに格納されているかが判らず、目的のデータを探し出せないという問題がある。
大量のデータから目的のデータを検索する従来技術として、データに付与したタグを用いて絞り込み検索を行う技術がある。例えば、Webの電子商取引を行う販売サイトでは、販売商品に種々のタグを付与し、商品の情報と共に表示されるタグをユーザが自由に選択して、商品の絞り込み検索ができる。特許文献1では、検索条件に使用された検索条件を示す条件オブジェクトと、検索条件に使用されたタグが属するタググループを除いたうちで、所定の多数条件を満たしているとして選定されたタググループ内のタグにて商品を絞り込むための絞り込みオブジェクトとが配置された一覧ページを生成して提示する検索装置が記載されている。
国際公開2017/13770号
しかしながら、例えば製造業においては、不良品の検知や設備故障原因を特定する際、データ検索者はデータレイク内からある事象に関連しそうな複数のデータを探しながら分析する。このような状況において上記技術をデータレイクにおけるデータ検索に適用すると、検索者は様々な異なるタググループのタグを選択しながら複数回検索を行う必要がある。特に、どのデータを分析すれば所望の結果が得られるかが分からない場合、所望のデータを取得するための適切なタグを必ずしも選択できるとは限らず、検索の精度が低下する。このため、検索者は試行錯誤しながらデータを検索する必要があり、検索にいっそう時間がかかる。
本願において開示される発明の代表的な一例を示せば以下の通りである。すなわち、データ管理システムであって、所定の処理を実行する演算装置と、前記演算装置に接続された記憶装置とを有する計算機によって構成され、タグ間の関係性の選択のために、タグ間の関係性をユーザに提示し、タグ間の関係性の選択を受け付ける提示部と、選択されたタグ間の関係性を参照して、検索で取得したデータに付与されたタグから、推薦すべき関連データを決定する決定部と、を備える。
本発明の一態様によれば、関連データを短時間で取得できる。前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明によって明らかにされる。
実施例1の計算機システムの構成の例を示す図である。 実施例1のデータ管理サーバの詳細な構成を示す図である。 実施例1の工場データテーブルの構成例を示す図である。 実施例1のタグ定義テーブルの構成例を示す図である。 実施例1のタグ間関係性定義テーブルの構成例を示す図である。 実施例1の推薦タグ間関係性テーブルの構成例を示す図である。 実施例1の推薦使用タグテーブルの構成例を示す図である。 実施例1において工場データを登録する処理のフローチャートである。 実施例1において工場データにタグ情報を登録する処理のフローチャートである。 実施例1においてタグ間関係性を新規に登録する表示・変更する処理のフローチャートである。 実施例1においてタグ間関係性を表示・変更する処理のフローチャートである。 実施例1において関連データを推薦する処理のフローチャートである。 図12の関連データ推薦処理のステップS110のタグ間関係性提示処理の詳細なフローチャートである。 図12の関連データ推薦処理のステップS130の推薦データ決定処理の詳細なフローチャートである。 図14の推薦データ決定処理のステップS131の推薦使用タグテーブル作成処理の詳細なフローチャートである。 実施例1のタグ間関係性を定義する画面の例を示す図である。 実施例1の推薦システム画面の例を示すである。 実施例2のデータ管理サーバの詳細な構成を示す図である。 実施例2の重み情報を付与したタグ間関係性定義テーブルの構成例を示す図である。 実施例2のユーザ所属重み定義テーブルの構成例を示す図である。 実施例2のユーザ検索履歴保持テーブルの構成例を示す図である。 実施例2の推薦データにランキングを行う処理のフローチャートである。
<実施例1>
図1は、実施例1の計算機システムの構成の例を示す図である。
実施例1の計算機システムは、データ管理サーバ10と、複数の工場サーバ20と、複数のクライアント30とから構成される。
データ管理サーバ10と複数の工場サーバ20とはWAN(Wide Area Network)11を介して接続され、データ管理サーバ10と複数のクライアント30とはWAN12を介して接続される。ただし、データ管理サーバ10と複数の工場サーバ20の接続、及びデータ管理サーバ10と複数のクライアント30との接続は、WANではなく、LAN(Local Area Network)や他のネットワークを介して接続されてもよい。
データ管理サーバ10は、各工場から送信されるデータをまとめて格納するストレージ機能と、クライアント30の要求に従ってデータを検索するプログラムを提供するシステムである。データ管理サーバ10は、主記憶装置100、プログラムを実行するCPU130、記憶装置140、及びネットワークI/F150を含む。主記憶装置100は、クライアント30からネットワークI/F150を介して受け取ったリクエストを処理し、処理結果をクライアント30に送信する機能を提供する制御プログラム群110及び管理データ群120を格納する。記憶装置140には、各工場サーバ20から送信されネットワークI/F150を介して受信した工場データが格納される。工場データは、工場に勤務する作業者や製造設備や製品に関する情報を含み、RDBなどの構造データ、CSVやXMLなどの半構造データ、画像や音声などの非構造データなどを含む。データ管理サーバ10の詳細は、図2を用いて説明する。
データ管理サーバ10は、物理的に一つの計算機上で、又は、論理的又は物理的に構成された複数の計算機上で構成される計算機システムであり、複数の物理的計算機資源上に構築された仮想計算機上で動作してもよい。
工場サーバ20は、プログラムを実行するCPU201、記憶装置202、CPU201が実行するコードやプログラム実行時に使用するデータを格納する主記憶装置203、及びネットワークI/F205を含む。主記憶装置203は、データ送信プログラム204を格納する。データ送信プログラム204は、記憶装置202に格納された工場データを、ネットワークI/F205を介し、データ管理サーバ10に送信する。
工場サーバ20は、物理的に一つの計算機上で、又は、論理的又は物理的に構成された複数の計算機上で構成される計算機システムであり、複数の物理的計算機資源上に構築された仮想計算機上で動作してもよい。
クライアント30は、プログラムを実行するCPU301、CPU301が実行するコードやプログラム実行時に使用するデータを格納する主記憶装置302、ネットワークI/F304、及びユーザI/F305を含む。主記憶装置302は、リクエスト送信プログラム303を格納する。リクエスト送信プログラム303は、ユーザによる検索リクエストやタグ付与リクエスト等をネットワークI/F304を介して、データ管理サーバ10に送信する。
図2は、データ管理サーバ10の詳細な構成を示す図である。
データ管理サーバ10は、主記憶装置100、CPU130、記憶装置140、及びネットワークI/F150を有する。
主記憶装置100は、不揮発性の記憶素子であるROM及び揮発性の記憶素子であるRAMを含む。ROMは、不変のプログラム(例えば、BIOS)などを格納する。RAMは、DRAM(Dynamic Random Access Memory)のような高速かつ揮発性の記憶素子であり、CPU130が実行するプログラム及びプログラムの実行時に使用されるデータを一時的に格納する。CPU130が実行するコードやプログラム実行時に使用するデータを格納する。具体的には、主記憶装置100は、制御プログラム群110、及び管理データ群120を格納する。制御プログラム群110は、データ検索処理部111、データ管理処理部112、及び関連データ推薦処理部113を含む。データ検索処理部111は、クライアント30のリクエストに基づいてデータを検索する機能を提供する。データ管理処理部112は、データを推薦する際に使用する情報を管理する機能を提供する(図8、図9、図10、図11参照)。関連データ推薦処理部113は、クライアント30の要求に基づいてデータを推薦する機能を提供する(図12参照)。関連データ推薦処理部113は、推薦タグ間関係性提示処理部1131、及び推薦データ決定処理部1132を含む。推薦タグ間関係性提示処理部1131は、ユーザに提示するタグ間関係性情報を絞り込み、絞り込んだタグ間関係性情報を提示する(図13参照)。推薦データ決定処理部1132は、検索された取得データと選択されたタグ間関係性情報を用いて関連データを推薦する(図14、図15参照)。
なお、データ管理サーバ10がプログラムを実行して行う処理の全部又は一部をハードウェア(例えば、FPGA)で行ってもよい。
管理データ群120は、工場データテーブル121、タグ定義テーブル122、タグ間関係性定義テーブル123、推薦タグ間関係性テーブル124、及び推薦使用タグテーブル125を含む。
工場データテーブル121は、各工場サーバ20から送信される工場データを記録するテーブルであり、記憶装置140に格納された後、ユーザの検索行為に応じて、記憶装置140から読み出されて主記憶装置100に格納される。工場データテーブル121の詳細は図3を用いて説明する。
タグ定義テーブル122は、データレイクに格納されているデータごとに付与されたタグ情報を記録するテーブルであり、クライアント30から送信されるタグ情報を管理するために使用される。タグ定義情報は、適宜記憶装置140に格納される。ここでタグとは各データの特徴や内容、データを取得した工程やラインの名前などを示すものである。タグ定義テーブル122の詳細は図4を用いて説明する。
タグ間関係性定義テーブル123は、タグの順序、分類、包含関係などのタグとタグの関係性情報を記録するテーブルであり、クライアント30から送信されるタグ間関係性情報が管理される。タグ間関係性情報は、適宜記憶装置140に格納される。タグ間関係性定義テーブル123の詳細は図5を用いて説明する。
推薦タグ間関係性テーブル124は、関連データ推薦処理部113が検索処理時に生成するデータであり、タグ間関係性定義テーブル132の一部の情報が格納される。推薦タグ間関係性テーブル124の詳細は図6を用いて説明する。
推薦使用タグテーブル125は、関連データ推薦処理部113が検索処理時に生成するデータであり、タグ定義テーブル122、及び推薦タグ間関係性テーブル124の一部の情報が格納される。推薦使用タグテーブル125の詳細は図7を用いて説明する。これらの制御プログラムは、管理データを使用し、CPU130によって実行される。
記憶装置140は、例えば、磁気記憶装置(HDD)、フラッシュメモリ(SSD)等の大容量かつ不揮発性の記憶装置である。記憶装置140は、プログラムの実行時にアクセスされるデータを格納する。また、記憶装置140は、プロセッサが実行するプログラムを格納してもよい。この場合、プログラムは、記憶装置140から読み出されて、主記憶装置100にロードされて、プロセッサによって実行される。
CPU130が実行するプログラムは、リムーバブルメディア(CD−ROM、フラッシュメモリなど)又はネットワークを介してデータ管理サーバ10に提供され、非一時的記憶媒体である不揮発性の記憶装置に格納される。このため、データ管理サーバ10は、リムーバブルメディアからデータを読み込むインターフェースを有するとよい。
図3は、実施例1の工場データテーブル121の構成例を示す図である。
工場データテーブル121は、工場データのリストであり、レコード番号1210、ID1211、及びデータ名1212を含む。レコード番号1210は、レコードを特定するための番号である。ID1211は、各工場から送信されてきた工場データを一意に特定するための識別情報であり、データ名1212は、工場データのデータ名(例えば、ファイル名)である。例えば、ID1211が「A001」のデータ名1212は「塗装作業担当者情報.xlsx」であり、ID1211が「A002」のデータ名1212は「加工機センサーサンプリング.csv」である。
図4は、実施例1のタグ定義テーブル122の構成例を示す図である。
タグ定義テーブル122は、工場内データと各データに付与されるタグを定義した情報であり、レコード番号1220、データ名1221、及びタグ1222を含む。レコード番号1220は、レコードを特定するための番号である。データ名1221は、工場データテーブル121のデータ名1212に登録されている工場データのデータ名である。データ名1221には、データ名の代わりにデータを識別するための識別情報を記録してもよい。タグ1222は、各データに付与されるタグのリストである。タグはデータの特徴、内容、データが関連付けられる工程などの情報を示し、一つのデータに対しゼロ個以上付与される。製造業における例として、データ名1221が「塗装作業者情報.xlsx」のデータには、タグ1222として「勤務情報」、「作業内容」、「塗装工程」などが付与されており、データ名1221が「加工機センサーサンプリング.csv」のデータには、タグ1222として「設備センサー」、「稼動ログ」、「加工工程」などが付与される。
図5は、実施例1のタグ間関係性定義テーブル123の構成例を示す図である。
タグ間関係性定義テーブル123には、タグとタグの関係性の定義が記録される。タグとタグの関係性とは、タグの順序性、分類、包含、対応関係などのタグ同士の関係性を表すものである。タグ間関係性定義テーブル123は、レコード番号1230、関係性名1231、キータグ1232、及び関係タグ1233を含む。
レコード番号1230は、レコードを特定するための番号である。関係性名1231は、タグ間関係性の名称であり、一般的に認識可能な名称を付与する。キータグ1232は、あるタグ間関係性における一つ以上のタグである。関係タグ1233は、キータグ1232に対して、ある関係性に対応するタグである。製造業における関係性の例として、図5には「前工程関係性」と「マスターデータ関係性」を示す。「前工程関係性」は、「プレス工程」、「塗装工程」、「組立工程」、「加工工程」などの工程名を表すタグに関して、ある工程に対する前工程の順序関係を定義したものである。例えば1番目:プレス工程、2番目:塗装工程、3番目:組立工程、と続く工程を想定すると、タグ間関係性として、塗装工程の前工程はプレス工程であるのでタグ間関係性定義テーブル123の第2レコードに示すように、キータグ1232「塗装工程」に対して関係タグ1233「プレス工程」が定義される。また、組立工程の前工程はプレス工程と塗装工程であるので、タグ間関係性定義テーブル123の第3レコードに示すように、キータグ1232「組立工程」に対して関係タグ1233「プレス工程」及び「塗装工程」が定義される。このように、あるキータグ1232に対して複数の関係タグ1233が定義されてもよい。また、タグ間関係性定義テーブル123の第1レコードに示すように、あるキータグ1232に対応する関係タグ1233が定義されていなくてもよい。
また、「マスターデータ関係性」は、様々なタグとマスターデータに関係するタグの関係性を定義したものである。タグ間関係性定義テーブル123の第10レコードに示すように「設備点検記録」、「稼動ログ」、「設備センサー」などの設備に関連するキータグ1232に対し、対応する関係タグ1233として「設備マスターデータ」タグが定義される。また、タグ間関係性定義テーブル123の第11レコードに示すように「社員情報」、「勤務情報」、「作業内容」などの人に関連するキータグ1232に対し、対応する関係タグ1233として「人マスターデータ」タグが定義される。キータグ1232として複数のタグを定義してもよい。また、一種のタグが複数の関係性に属し、複数のキータグ1232、関係タグ1233に定義されていてもよい。また、タグ間関係性の他の例として、ある工程に対する後工程の順序関係を定義した「後工程関係性」、作業する部屋を表すタグと工程名を表すタグの関係性を定義した「部屋−工程関係性」、製造業において重要とされている4M(Machine,Material,Man,Method)におけるタグの分類を定義した「4M関係性」などがある。また、タグ間関係性として、前述した以外のものを用いてもよい。
図6は、実施例1の推薦タグ間関係性テーブル124の構成例を示す図である。
推薦タグ間関係性テーブル124には、ユーザに提示するタグ間関係性情報が定義される。推薦タグ間関係性テーブル124は、図5のタグ間関係性定義テーブル123の一部を抽出したものであり、レコード番号1240、関係性名1241、キータグ1242、及び関係タグ1243を含む。
図7は実施例1の推薦使用タグテーブル125の構成例を示す図である。
推薦使用タグテーブル125は、推薦に使用するタグの情報を記録しており、関係性名1251、キータグ1252、関係タグ1253、及び取得データタグ1254を含む。推薦使用タグテーブル125における、関係性名1251、キータグ1252、及び関係タグ1253は、図6の推薦タグ間関係性テーブル124における関係性名1241、キータグ1242、及び関係タグ1243と同じである。取得データタグ1254は、ユーザが検索で取得したタグに付与されたタグを記録したものである。
図8は、実施例1において工場データを登録する処理のフローチャートである。
まず、ネットワークI/F150を介して受信した工場データが、記憶装置140に登録されているかを判定する(ステップS11)。そして、記憶装置140に登録していない新規工場データを受信した場合、データ管理処理部112は、受信した工場データに対しIDを発行する(ステップS12)。そして、受信した新規工場データ及びステップS12において発行したIDを記憶装置140に格納する(ステップS13)。さらにIDと工場データ名を工場データテーブル121に登録し(ステップS14)、ステップS11に戻る。
図9は、実施例1においてタグ情報を登録する処理のフローチャートである。
まず、データ管理処理部112は、ネットワークI/F150を介してクライアント30に表示すべき工場データを送信する(ステップS21)。クライアント30からネットワークI/F150を介してタグ情報登録リクエストを受信した場合(ステップS22)、データ管理処理部112は、工場データテーブル121を検索して、タグ情報登録が要求された工場データを参照する(ステップS23)。さらに、ステップS22にて参照した工場データの工場データ名と、ユーザがクライアント30から入力したタグをタグ定義テーブル122に登録し(ステップS24)、ステップS22に戻る。
図10は、実施例1においてタグ間関係性を新規に登録する処理のフローチャートである。
まず、クライアント30からネットワークI/F150を介してタグ間関係性情報登録リクエストを受信して、ユーザによりタグ間関係性名が入力された場合(ステップS31A)、データ管理処理部112は、ステップS31Aにて入力されたタグ間関係性名をタグ間関係性定義テーブル123に登録する(ステップS32A)。次に、クライアント30からネットワークI/F150を介してキータグや関係タグの情報が入力され、登録リクエストを受信した場合(ステップS33A)、データ管理処理部112は、ステップS33Aにて入力されたキータグや関係タグをタグ間関係性定義テーブル123に登録し(ステップS34A)、登録状況を表示する(ステップS35A)。
図11は、実施例1においてタグ間関係性定義テーブル123を表示・変更する処理のフローチャートである。
まず、クライアント30からネットワークI/F150を介してタグ間関係性名が入力された場合(ステップS31B)、データ管理処理部112はタグ間関係性定義テーブル123を検索し、入力されたタグ間関係性名と一致するタグ間関係性名を取得し、取得したタグ間関係性名を出力する(ステップS32B)。クライアント30でタグ間関係性名が選択され、ネットワークI/F150を介して、選択されたタグ間関係性名を受信すると(ステップS33B)、データ管理処理部112は選択されたタグ間間関係性名をタグ間関係性定義テーブル123から検索し、対応するキータグ1232、及び関係タグ1233を表示する(ステップS34B)。
その後、クライアント30からタグ間関係性情報変更リクエストを受信したかを判定する(ステップS35B)。クライアント30からタグ間関係性情報変更リクエストを受信した場合(ステップS35B)、ユーザによる変更情報の入力を受け付ける(ステップS36B)。クライアント30から変更情報登録リクエストを受信すると、変更されたキータグ1232、及び関係タグ1233をタグ間関係性定義テーブル123に登録する(ステップS37B)。ステップS37Bにて登録した登録状況を表示し(ステップS38B)、ステップS35Bに戻る。
ステップS35Bにて、タグ間関係性情報リクエストを受信していない場合、処理を終了する。
図12は、実施例1において関連データを推薦する処理のフローチャートである。
まず、クライアント30は、データ管理サーバ10にネットワークI/F150を介して、一つ目のデータ(取得データ)を検索するリクエストを送信する。データ検索処理部111は、受信した検索リクエストに従ってデータを検索する(ステップS100)。ステップS100における検索は、従来手法であるタグ検索や、データの中身を含めて検索を行う全文検索等、様々な方法を用いてもよく、図4にて定義したタグ等の情報を検索に用いてもよい。
次に、関連データ推薦処理部113(推薦タグ間関係性提示処理部1131)は、ステップS100にて検索した取得データの情報を用いて、推薦タグ間関係性提示処理(図13参照)を実行することによって、ユーザに提示するタグ間関係性情報を絞り込み、絞り込んだタグ間関係性情報を提示する(ステップS110)。ユーザは、提示されたタグ間関係性情報の中から推薦に使用するタグ間関係性情報を選択し、推薦タグ間関係性提示処理部1131がユーザによる選択を受け付け、選択されたタグ間関係性情報を保持する(ステップS120)。なお、ユーザにタグ間関係性情報の選択を求めることなく、予め定められたルールに従ってタグ間関係性情報を選択してもよい。また、タグ間関係性情報を選択するためのルールを選択してもよい。関連データ推薦処理部113(推薦データ決定処理部1132)は、推薦データ決定処理(図14参照)を実行することによって、ステップS100にて検索した取得データとステップS120にて選択されたタグ間関係性情報を用いて関連データを推薦する(ステップS130)。また、ユーザが別のタグ間関係性を入力する場合には、ステップS120に戻る(ステップS140)。
図13は、図12の関連データ推薦処理のステップS110の推薦タグ間関係性提示処理の詳細なフローチャートである。
まず、推薦タグ間関係性提示処理部1131は、タグ定義テーブル122を参照し、関連データ推薦フローのステップS100において検索された取得データに付与されているタグ情報(取得データタグ情報)を取得する(ステップS111)。その後、取得データタグ情報がキータグ1232に含まれているかを判定する(ステップS112)。そして、取得データタグ情報がキータグ1232に含まれている場合、そのタグ間関係性定義テーブル123のレコードを推薦タグ間関係性テーブル124に記録する(ステップS113)。一方、ステップS112において、取得データタグ情報がタグ間関係性定義テーブル123に含まれていないと判定された場合、ステップS114に移る。
ステップS114では、タグ間関係性定義テーブル123の全レコードを参照したかを判定する(ステップS114)。タグ間関係性定義テーブル123の一部のレコードを参照していない場合、ステップS111に戻る。一方、タグ間関係性定義テーブル123の全レコードの参照が終了した場合、推薦タグ間関係性情報をネットワークI/F150を介してユーザに提示する(ステップS115)。以上の処理によって、ユーザに提示するタグ間関係性を全てのタグ間関係性ではなく、取得データに関連するタグ間関係性に絞ることによって、ユーザがタグ間関係性を選択する時間を短縮できる。
例えば、ステップS100にてユーザが取得データとして「加工機センサーサンプリング.csv」を取得した場合、ステップS111においてタグ定義テーブル122を参照し、取得データタグ情報として「設備センサー」、「稼動ログ」、「加工工程」などを取得する。そして、タグ間関係性定義テーブル123のレコードを順に参照し、「設備センサー」、「稼動ログ」、「加工工程」の何れかが含まれているかを判定する(ステップS112)。そして、タグ間関係性定義テーブル123のレコードに取得データタグ情報が含まれている場合(ステップS112)、そのレコードを推薦タグ間関係性テーブル124に記録する(ステップS113)。
その後、タグ間関係性定義テーブル123の全てのレコードを参照したかを判定する(ステップS114)。そして、タグ間関係性定義テーブル123の一部のレコードを参照していない場合、ステップS111に戻る。例えば、タグ間関係性定義テーブル123の第4レコードの関係性名1231「前工程関係性」、キータグ1232「加工工程」、関係タグ1233「プレス工程, 塗装工程, 組立工程」を推薦タグ間関係性テーブル124に記述し、ステップS111に戻る。
一方、タグ間関係性定義テーブル123の全てのレコードの参照が終了した場合、推薦タグ間関係性情報をユーザに提示して、選択を促す(ステップS115)。
図14は、図12の関連データ推薦処理のステップS130の推薦データ決定処理の詳細なフローチャートである。
まず、推薦データ決定処理部1132は、推薦使用タグテーブル作成処理(図15参照)を実行することによって、ステップS100にて取得した取得データタグ情報、及びステップS120にてユーザが選択したタグ間関係性情報から、推薦使用タグテーブル125を作成する(ステップS131)。そして、作成した推薦使用タグテーブル125を参照し(ステップS132)、推薦条件を決定する(ステップS133)。タグ定義テーブル122を参照し(ステップS134)、前記ステップS133にて決定した推薦条件に合致するデータを決定し(ステップS135)、決定された推薦データを表示する(ステップS136)。
図15は、図14の推薦データ決定処理のステップS131の推薦使用タグテーブル作成処理の詳細なフローチャートである。
まず、推薦データ決定処理部1132は、タグ定義テーブル122を参照して取得データタグ情報を取得し(ステップS1311)、ステップS120にてユーザが選択したタグ間関係性情報を取得する(ステップS1312)。ステップS1311にて取得した取得データタグ情報、及びステップS1312にて取得したタグ間関係性情報から推薦使用タグテーブル125を作成する(ステップS1313)。
例えば、ステップS100にてユーザが、取得データとして「加工機センサーサンプリング.csv」を取得し、タグ間関係性として「前工程関係性」を選択した場合、ステップ1311においてタグ定義テーブル122を参照し、取得データタグとして「設備センサー」、「稼動ログ」、「加工工程」などを取得する。またステップS132において、推薦タグ間関係性テーブル124を参照し、「前工程関係性」のキータグとして「加工工程」、関係タグとして「プレス工程」、「塗装工程」、「組立工程」を取得する。ステップS1311、及びステップS1312にて取得した、取得データタグ情報、およびユーザが選択したタグ間関係性情報を纏め、ステップS1313において、例えば図7に示す関係性名1251「前工程関係性」、キータグ1252「加工工程」、関係タグ1253「プレス工程、塗装工程、組立工程」、及び取得データタグ1254「設備センサー、稼動ログ、加工工程、…」が記載された推薦使用タグテーブル125を作成する。
また、ステップS131の推薦使用タグテーブル作成処理にて、例えば図7の推薦使用タグテーブル125を作成した後、ステップS132において、ステップS131にて作成した推薦使用タグテーブル125を参照し、ステップS133において推薦するデータの条件(推薦タグ)を決定する(ステップS133)。
推薦データの選出方法の例として、関連タグと取得タグのうち何れかのタグが付与されたデータを推薦してもよい。すなわち、キータグ1252、関係タグ1253、及び取得データタグ1254がそれぞれ二つずつある系において、キータグをK1、K2、関係タグをR1、R2、取得データタグをO1、O2とすると、
RTags1 = O1 ∨ O2 ∨ R1 ∨ R2
としたときに、推薦データとしてRTags1が付与されたデータを推薦する。図7の例だと、「プレス工程」、「塗装工程」、「加工工程」、「設備センサー」、「稼動ログ」、「加工工程」のうち何れかのタグが付与されたデータを推薦する。
また、別の推薦データの選出方法の例として、関係タグのうち何れか、かつ取得データタグのうち何れかのタグが付与されたデータを推薦してもよい。すなわち、上記の系において
RTags2 =(O1 ∨ O2)∧(R1 ∨ R2)
としたときに、推薦データとしてRTags2が付与されたデータを推薦する。図7の例だと、「プレス工程」、「塗装工程」、「加工工程」のうち何れか、かつ「設備センサー」、「稼動ログ」、「加工工程」のうち何れかが付与されたデータを推薦する。
さらに、別の推薦データの選出方法の例として、関係タグのうち何れか、かつ取得データタグのうちキータグを除いたタグが付与されたデータを推薦してもよい。すなわち、上記の系において
RTags3 =((O1 ∨ O2)−(K1+K2))∧(R1 ∨ R2)
としたときに、推薦データとしてRTags3が付与されたデータを推薦する。図7の例だと、「プレス工程」、「塗装工程」、「組立工程」のうち何れか、かつ「設備センサー」、かつ「稼動ログ」のタグが付与されているデータを推薦する。なお推薦データの選出方法は、前述した以外でもよく、選択されたタグ間関係性ごとに異なってもよい。
また、複数の推薦方法の中からどの推薦方法を使用して関連データを取得するかをユーザに選択させてもよい 。
図14に示す推薦データ決定処理によって、例えば、取得データとして「加工機センサーサンプリング.csv」が選択され、タグ間関係性として「前工程関係性」が選択された場合、「組立ロボット稼動ログ.csv」が推薦データとして表示される。
以上の処理によって取得データに関連するデータをもれなく取得でき、ユーザが新たにタグ絞込み検索によってデータを取得する必要がなくなり、複数データを検索する時間が減少できる。また、ユーザが選んだタグ間関係性に従った推薦データに絞ってユーザに提示するので、表示データを減少でき、データの推薦精度を向上でき、検索時間を減少できる。
図16は、実施例1のタグ間関係性を定義する画面500の例を示す図である。
タグ間関係性定義画面500は、タグ間関係性名入力部501、新規登録ボタン502、タグ間関係性名表示部503、キータグ入力部504、関係タグ入力部505、タグ一覧表示部506、登録ボタン507、削除ボタン508、キータグ入力状況表示部509、及び関係タグ入力情報表示部510を含む。タグ間関係性名入力部501はタグ間関係性の名称を入力する欄である。新規登録ボタン502は、新たにタグ間関係性情報を定義するために操作されるボタンである。タグ間関係性名表示部503は検索の結果取得された、登録されたタグ間関係性名を表示する領域である。キータグ入力部504はキータグを入力する欄であり、関係タグ入力部505は関係タグを入力する欄である。タグ一覧表示部506は、キータグとなりうるタグの一覧を表示する領域である。登録ボタン507は定義されたタグ間関係性情報を登録するために操作されるボタンであり、削除ボタン508は定義されたタグ間関係性情報を削除するために操作されるボタンである。キータグ入力状況表示部509は登録されたキータグを表示する領域であり、関係タグ入力情報表示部510は登録された関係タグを表示する領域である。
ユーザは、新しくタグ間関係性を登録する場合、タグ間関係性名をタグ間関係性名入力部501に入力し、新規登録ボタン502を押す(ステップS31A)。データ管理処理部112は、ステップS31Aにて入力された関係性名をタグ間関係性定義テーブル123に登録し、入力したタグ間関係性名をタグ間関係性名表示部503に表示する(ステップS32A)。ユーザが、キータグ、及び関係タグを入力し、登録ボタン507を押すと(ステップS33A)、タグ間関係性定義テーブル123が更新される(ステップS34A)。
既に登録されたタグ間関係性を検索する場合、ユーザが登録済みのタグ間関係性名をタグ間関係性名入力部501に入力すると(ステップS31B)、データ管理処理部112は、タグ間関係性定義テーブル123を参照し、入力されたタグ間関係性名をタグ間関係性名表示部503に表示する(ステップS32B)。また、タグ間関係性名表示部503に表示されたタグ間関係性名をユーザが選択すると(ステップS33B)、選択されたタグ間関係性名をタグ間関係性定義テーブル123から検索し、対応するキータグ1232、及び関係タグ1233をタグ間関係性定義テーブル123から取得する。そして、取得したキータグ1232をキータグ入力状況表示部509に表示し、取得した関係タグ1233を関係タグ入力情報表示部510に表示する(ステップS34B)。
また、表示されたタグ入力状況変更をする場合(ステップS35B)、ユーザが、キータグ入力部504、又は関係タグ入力部505に変更情報を入力し(ステップS36B)、登録ボタン507を押すと、タグ間関係性定義テーブル123が更新され(ステップS37B)、変更された登録状況がキータグ入力状況表示部509や関係タグ入力情報表示部510に表示される(ステップS38B)。
また、表示されたタグ入力状況を削除する場合は、削除したいキータグのキータグ入力状況表示部509または削除したい関係タグの関係タグ入力情報表示部510を選択し、削除ボタン508を押すと、タグ間関係性定義テーブル123を更新する。
図17は、実施例1の推薦システム画面600の例を示すである。
推薦システム画面600は、取得データ表示部601、タグ間関係性表示部602、推薦データ表示部603、及び推薦条件選択部604を含む。
取得データ表示部601は、取得データのデータ名を表示する領域である。タグ間関係性表示部602は、ステップS110のタグ間関係性提示処理において決定した、ユーザに提示するタグ間関係性を表示する領域である。推薦データ表示部603は、ユーザが選択したタグ間関係性に基づいてステップS130の関連データ推薦処理において推薦されたデータ名を表示する領域である。
推薦条件選択部604は、ステップS133にて使用する推薦データの算出方法が複数ある場合に、どの推薦条件で推薦データを取得するかをユーザが選択するための欄である。推薦条件選択部604は、任意の構成であり、必ずしも設けなくてもよい。推薦条件選択部604は、複数の算出方法における相対的な推薦範囲の広さなどを表示し、ユーザが選択できるようにする。推薦条件選択部604は、複数の関連データの算出方法に付与された算出方法の名称を表示して、ユーザが算出方法を直接選択できるようにしてもよい。
図示した例では、選択肢「広」、「中」、「狭」は、推薦データの算出方法が3種類あった場合に、3種類のうちで相対的に広い条件で関連データを取得するか(選択肢「広」)、より絞った条件でデータを取得するか(選択肢「狭」)を表している。例えば、推薦データの選出方法としてステップS133の説明で述べたような、RTags1、RTags2、及び、RTags3の3種類がある場合に、RTags1は、関係タグと取得データタグに含まれるタグのうち一つでも合致するものがあればよいという緩い条件で検索するため、多くの関連データが推薦され、より広い範囲の検索結果が得られる。一方、RTags3は、関係タグと取得データタグとを所定の条件で組み合わせた厳しい条件で検索するため、推薦する関連データが絞り込まれ、より狭い範囲の検索結果が得られる。すなわち、RTags1が「広」、RTags2が「中」、RTags3が「狭」となる。このように選択肢を一般的に理解可能な表現にすることにより、選択条件に詳しくないユーザでも条件を適切に選択できる。
例えば、図17では、ユーザが取得データとしてステップS100にて「加工機センサーサンプリング.csv」を選択した場合、ステップS110の推薦タグ間関係性決定処理において決定したタグ間関係性情報として、「前工程関係性」、「マスターデータ関係性」、「4M関係性」などをタグ間関係性表示部602に表示する。ユーザが、ステップS120にて「前工程関係性」を選択すると、ステップS131にて推薦使用タグテーブル125が作成される。さらに、を推薦条件選択部604にて、ユーザが推薦条件として推薦範囲「中」を選択し、ステップS133にて推薦条件が決定すると、ステップS134にてタグ情報テーブルを参照して、推薦条件に合致するデータを検索し、ステップS135にて推薦するデータを決定する。ステップS136にて、決定されたデータ、「組立ロボット稼動ログ.csv」、「組立ロボットエラーlog.rdb」、「組立ロボット取扱説明書.pdf」を推薦データ表示部603に表示する 。
<実施例2>
実施例2について、主に実施例1との差異を説明する。実施例1ではタグ間関係性情報を用いて、取得データに関連するデータを推薦した。実施例2では、推薦データにランキングを付ける機能を有する。なお、実施例2において、実施例1と同じ構成及び機能には同じ符号を付し、それらの説明は省略する。
図18は、実施例2のデータ管理サーバ10の詳細な構成を示す図である。
主記憶装置100Rは制御プログラム群110R、及び管理データ群120Rを格納する。制御プログラム群110Rは、データ検索処理部111、データ管理処理部112、関連データ推薦処理部113、ユーザ情報取得部114R、及びランキング決定部115Rを含む。データ検索処理部111、データ管理処理部112、及び関連データ推薦処理部113は、図2に示す実施例1の各構成要素と同じである。ユーザ情報取得部114Rは、ネットワークI/F150を介し、ユーザの情報を取得する機能を有する。ランキング決定部115Rは、推薦データにランキング付けをする機能を有する。
管理データ群120Rは、工場データテーブル121、タグ定義テーブル122、タグ間関係性定義テーブル123R、推薦タグ間関係性テーブル124、推薦使用タグテーブル125、ユーザ所属重み定義テーブル126R、及びユーザ検索履歴保持テーブル127Rを含む。工場データテーブル121、タグ定義テーブル122、推薦タグ間関係性テーブル124、及び推薦使用タグテーブル125は、図2に示す実施例1の構成要素と同じである。
タグ間関係性定義テーブル123Rは、実施例1におけるタグ間関係性定義テーブル123にタグとタグの重み情報を加えたものであり、詳細は図19にて説明する。ユーザ所属重み定義テーブル126Rは、所属情報とタグの重みを定義したテーブルであり、詳細は図20にて説明する。ユーザ検索履歴保持テーブル127Rは、ユーザの検索履歴を保持するテーブルであり、詳細は図21にて説明する。また、ユーザ所属重み定義テーブル126R、及びユーザ検索履歴保持テーブル127Rに記録される情報は、所定のタイミングで(例えば定期的に)記憶装置140に格納される。
図19は、実施例2の重み情報を付与したタグ間関係性定義テーブル123Rの構成例を示す図である。
タグ間関係性定義テーブル123Rは、図5に示す実施例1のタグ間関係性定義テーブル123にタグとタグの関係度を加えたテーブルである。タグ間関係性定義テーブル123Rはレコード番号123R0、関係性名123R1、キータグ123R2、関係タグ123R3、及び関係度123R4を含む。
レコード番号123R0、関係性名123R1、キータグ123R2、及び関係タグ123R3は、それぞれ、実施例1におけるタグ間関係性定義テーブル123のレコード番号1230、関係性名1231、キータグ1232、及び関係タグ1233と同じである。関係度123R4は、あるキータグ123R2と関係タグ123R3との間の関係度を定義する。関係度は、少数値や整数値などの数値で定義してもよいし、高、中、低、等の分類で定義してもよい。
例えば、タグ間関係性定義テーブル123Rの第3レコードに示すように、関係性名123R1「前工程関係」におけるキータグ123R2「組立工程」と、関係タグ123R3「プレス工程」との関係度は1.0であり、キータグ123R2「組立工程」と、関係タグ123R3「塗装工程」との関係度は0.8である。
図20は、実施例2のユーザ所属重み定義テーブル126Rの構成例を示す図である。
ユーザ所属重み定義テーブル126Rには、ユーザの所属部署等の情報タグの関係性情報が記録される。ユーザ所属重み定義テーブル126Rは、レコード番号126R0、所属部署126R1、及び関係タグ126R2を含む。レコード番号126R0はレコードを特定するための番号である。所属部署126R1は、データを検索するユーザの部署を記録する。関係タグ126R2は、各所属部署126R1に関係するタグを定義し、当該所属部署に関係するタグが付いたデータが推薦される。
例えば、ユーザ所属重み定義テーブル126Rの第1レコードに示すように、所属部署126R1「総務部」に対して、関係タグ126R2として「作業者リスト」、「勤務情報」等を定義する。また、ユーザ所属重み定義テーブル126Rの第2レコードに示すように、所属部署126R1「生産計画部」に対して、関係タグ126R2として「生産計画」、「生産手順」、「設計書」等を定義する。
ここで所属部署126R1の代わりに担当業務の情報を用いてもよい。また、関係タグ126R2に重み情報を追加してもよい。
図21は、実施例2のユーザ検索履歴保持テーブル127Rの構成例を示す図である。
ユーザ検索履歴保持テーブル127Rは、ユーザが過去に検索したデータの情報を保持し、ユーザごとに定義される。ユーザ検索履歴保持テーブル127Rは、レコード番号127R0、取得データ127R1、及びタグ127R2を含む。レコード番号127R0は、レコードを特定するための番号である。取得データ127R1は、あるユーザが過去に検索したデータを記録する。タグ127R2は、取得データ127R1に付与されているタグを記録する。
例えば、ユーザ検索履歴保持テーブル127Rには、ユーザが取得した取得データとして、取得データ127R1に「加工機センサーサンプリング.csv」が記録され、「加工機センサーサンプリング.csv」に付与されたタグとして、タグ127R2に「設備センサー」、「稼動ログ」、「加工工程」などが記録される。
図22は、実施例2の推薦データにランキングを行う処理のフローチャートである。
ステップS231からステップS235は、実施例1の関連データ推薦処理(図14)のステップS131からステップS135と同じである。
ステップS235の後、ユーザ情報取得部114Rは、ネットワークI/F150を通してユーザの情報を取得する(ステップS236)。次に、ランキング決定部115Rはタグ間関係性定義テーブル123Rを参照して、タグ間の関係度123R4を取得し、取得した関係度123R4を用いてステップS235にて決定した推薦データのランキングを行う(ステップS237)。また、ユーザ所属重み定義テーブル126Rを参照して、ステップS236にて取得したユーザの所属情報と一致する所属部署126R1を検索し、一致した所属部署に対する関係タグ126R2を取得する。そして、取得した関係タグ126R2を用いて、ステップ235にて決定した推薦データのランキングを行う(ステップS238)。さらに、ステップS236にて取得したユーザに関するユーザ検索履歴保持テーブル127Rを参照し、取得データ127R1、及びタグ127R2を取得する。そして、取得した取得データ127R1、及びタグ127R2を用いて、ステップS235にて決定した推薦データのランキングを行う(ステップS239)。ステップS237からステップS239にてランキングした情報に基づいて、ステップS235にて決定した推薦データの総合的なランキングを行い、データをランク順に並び替えて(ステップS240)、表示する(ステップS241)。
ここで、各ステップのランキング処理について詳しく説明する。まず、ステップS237におけるタグ間関係性の重みによるランキングについて説明する。例えば、ステップS231にて参照した取得データに「組立工程」タグが付与され、ステップS232にて参照したユーザ選択したタグ間関係性情報から、推薦条件として「前工程関係性」が決定され、ステップS235にて決定した推薦データに「プレス工程」、及び「塗装工程」タグが付与された場合を考える。この場合、ステップS237にて図19のようなタグ間関係性定義テーブル123Rを参照し、関係性名123R1として「前工程関係性」、キータグ123R2として「組立工程」、また関係タグ123R3として「プレス工程」、及び「塗装工程」が記載されている第3レコードを取得し、取得したレコードの関係度123R4を参照する。ステップS235にて決定した推薦データに付与された関係タグの係数である関係度から、関係度1.0の「塗装工程」タグが付与されたデータを上位に、関係度0.8の「プレス工程」タグが付与されたデータを下位になるように並び替える。
次に、ステップ238におけるユーザの所属情報によるランキング付けについて説明する。例えば、ステップS236にてユーザの所属情報取得を取得した結果、ユーザの所属情報として「品質管理部」が得られた場合、ステップS238にてユーザ所属重み定義テーブル126R(図20)を参照し、「品質管理部」に対応する関係タグ126R2として「品質検査」、「不良品情報」などを取得する。ステップS235にて決定した推薦データの中で「品質検査」、「不良品情報」などのユーザ所属重み定義テーブル126Rに定義された関係タグの係数を大きくして、これらのタグが付与されたデータ、例えば「ボディー板品質検査.rdb」を上位ランクになるように並び替える。
さらに、ステップS239におけるユーザの過去の検索履歴によるランキング付けにつて説明する。例えば、ステップS236にてユーザ情報取得を取得し、ステップS236にて取得したユーザのユーザ検索履歴保持テーブル127Rを参照する(ステップS239)。次に、ユーザ検索履歴保持テーブル127Rのタグ127R2を参照し、過去に取得したデータに付与されているタグの数をタグ毎に計数し、過去に取得した多くのデータに付与されているタグを取得する。例えば、図21に示すユーザ検索履歴保持テーブル127Rでは、「稼動ログ」が多くのデータに付与されているタグである。そして、ステップS235にて決定した推薦データの中で「稼動ログ」などのユーザ検索履歴保持テーブル127Rに定義されたタグの係数を大きくして、これらのタグが付与されているデータが上位ランクになるように並び替える(ステップS239)。また別の例として、前記のランキングに加え、協調フィルタリングなどの手法を用いたり、ユーザ と同じ部署に所属している人物がよく参照しているデータや、よく使用されるタグが付与されたデータを上位ランクになるように並び替えてもよい。
さらに、ステップS240にて、ステップS237からステップS239にて得られたランキングを合わせて、推薦データに総合ランキングを付け、ランク順にデータを並び替え、ステップS241にて推薦データをランキングの順に表示する。なお、推薦データと共に関係度を表示してもよい。また、ステップS240における総合ランキングは、ステップS237からステップS239にて個々にランキングを行った結果の和でも積でもよく、ランキングの結果に重み付けをしもよい。例えば、ランキングに用いるデータの数によって重み付けをしてもよい。より具体的には、ステップS239で参照したユーザ検索履歴保持テーブル127Rのレコード数が少ない(例えば5件以下の)場合は、ステップS239おけるランキング結果の重み係数を小さくする 。これにより、データ量が少なく、信頼度が低いランキングの影響を小さくする。また、ステップS237からステップS239の実行順序は、図示した以外でもよいし、ステップS237、ステップS238、及びステップS239の処理の一部のみを実行しても、他の方法によるランキングを併用してもよい。
以上に説明したように、本実施例のデータ管理システムは、タグ間の関係性の選択のために、タグ間の関係性をユーザに提示する推薦タグ間関係性提示処理部1131と、選択されたタグ間の関係性を参照して、検索で取得したデータに付与されたタグから、推薦すべき関連データを決定する推薦データ決定処理部1132とを備えるので、検索で取得したデータに対する関連データを短時間で取得でき、検索時間を短縮できる。また、検索者の目的に応じて絞り込んだデータを推薦でき、推薦精度を向上できる。
また、タグ間の関係性として、工程に従って定義されたタグの順序関係を用いると、不良データの原因を工程の上流に辿って特定できる。また、タグ間の関係性として、工程の分類を用いると、関連データを取得する方向性が定まり、推薦精度を向上できる。また、タグ間の関係性として、工程の包含関係を用いると、工程の包含関係に従って関連データを取得できる。
また、タグ間の関係性が定義されるタグ間関係性定義テーブル123と、特定のタグ間の関係性が記録される推薦タグ間関係性テーブル124とを保持し、推薦タグ間関係性提示処理部1131は、検索で取得したデータに付与されたタグにかかる関係性をタグ間関係性定義テーブル123から特定して、推薦タグ間関係性テーブル124に記録するので、データの推薦に用いるタグ間関係性を絞り込み、推薦精度を向上できる。また、絞り込んだタグ間関係性がユーザに提示されることによって、より関係性が高い選択肢をユーザに提示して、ユーザの手間を減らすことができる。
また、推薦に使用するタグ間の関係性が記録される推薦使用タグテーブル125を保持し、推薦タグ間関係性提示処理部1131は、推薦タグ間関係性テーブル124に記録されたタグ間の関係性をユーザに提示し、提示されたタグ間の関係性から選択されたタグ間の関係性を推薦使用タグテーブル125に記録し、推薦データ決定処理部1132は、推薦使用タグテーブル125を参照して、取得したデータに付与されたタグから、推薦すべき関連データを決定するので、検索者の目的に応じて絞り込んだデータを推薦でき、推薦精度を向上できる。
また、推薦データ決定処理部1132は、推薦すべき関連データの算出方法を選択するインターフェース(推薦条件選択部604)を提供し、選択された算出方法を用いて、推薦すべき関連データを決定するので、関連データの推薦の粒度を変更でき、検索者の目的に応じたデータを推薦できる。
また、検索で取得したデータと関連データとの関係を表すタグに定められた係数を用いて、関連データをランク付けするランキング決定部115Rを備え、前記ランクの順に関連データを表示するので、関連データをより分かりやすく表示できる。
なお、本発明は前述した実施例に限定されるものではなく、添付した特許請求の範囲の趣旨内における様々な変形例及び同等の構成が含まれる。例えば、前述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに本発明は限定されない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えてもよい。また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えてもよい。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をしてもよい。
また、前述した各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等により、ハードウェアで実現してもよく、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し実行することにより、ソフトウェアで実現してもよい。この場合、プログラムコードを記録した記録媒体をコンピュータに提供し、そのコンピュータが備えるプロセッサが記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施例の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、及びそれを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリ、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置、又は、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に格納することができる。
また、本実施例に記載の機能を実現するプログラムコードは、例えば、アセンブラ、C/C++、perl、Shell、PHP、Java(登録商標)等の様々なプログラム又はスクリプト言語で実装できる。
さらに、実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードをネットワークを介して配信することによって、それをコンピュータのハードディスクやメモリ等の記憶手段又はCD−RW、CD−R等の記憶媒体に格納し、コンピュータが備えるプロセッサが当該記憶手段や当該記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行するようにしてもよい。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、実装上必要な全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、ほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてよい。
10 データ管理サーバ
20 工場サーバ
30 クライアント
111 データ推薦処理部
112 データ管理処理部
113 関連データ推薦処理部
121 工場データテーブル
122 タグ定義テーブル
123 タグ間関係性テーブル
124 推薦タグ間関係性テーブル
125 推薦使用タグテーブル

Claims (12)

  1. データ管理システムであって、
    所定の処理を実行する演算装置と、前記演算装置に接続された記憶装置とを有する計算機によって構成され、
    タグ間の関係性をユーザに提示し、タグ間の関係性の選択を受け付ける提示部と、、
    選択されたタグ間の関係性を参照して、検索で取得したデータに付与されたタグから、推薦すべき関連データを決定する決定部と、を備えることを特徴とするデータ管理システム。
  2. 請求項1に記載のデータ管理システムであって、
    前記タグ間の関係性として、タグの順序関係、分類、及び包含関係の少なくとも一つを用いることを特徴とするデータ管理システム。
  3. 請求項1に記載のデータ管理システムであって、
    タグ間の関係性が定義されるタグ間関係性定義情報と、特定のタグ間の関係性が記録される推薦タグ間関係性情報とを保持し、
    前記提示部は、前記検索で取得したデータに付与されたタグにかかる関係性を前記タグ間関係性定義情報から特定して、前記推薦タグ間関係性情報に記録することを特徴とするデータ管理システム。
  4. 請求項3に記載のデータ管理システムであって、
    推薦に使用するタグ間の関係性が記録される推薦使用タグ情報を保持し、
    前記提示部は、
    前記推薦タグ間関係性情報に記録されたタグ間の関係性をユーザに提示し、
    前記提示されたタグ間の関係性から選択されたタグ間の関係性を前記推薦使用タグ情報に記録し、
    前記決定部は、前記推薦使用タグ情報を参照して、取得したデータに付与されたタグから、推薦すべき関連データを決定することを特徴とするデータ管理システム。
  5. 請求項4に記載のデータ管理システムであって、
    前記決定部は、
    推薦すべき関連データの算出方法を選択するインターフェースを提供し、
    前記選択された算出方法を用いて、推薦すべき関連データを決定することを特徴とするデータ管理システム。
  6. 請求項1に記載のデータ管理システムであって、
    検索で取得したデータと関連データとの関係を表すタグに定められた係数を用いて、関連データをランク付けするランキング決定部を備え、
    前記ランクの順に関連データを表示することを特徴とするデータ管理システム。
  7. データ管理システムが実行する関連データ推薦方法であって、
    前記データ管理システムは、所定の処理を実行する演算装置と、前記演算装置に接続された記憶装置とを有する計算機によって構成され、
    前記方法は、
    前記演算装置が、タグ間の関係性をユーザに提示し、タグ間の関係性の選択を受け付ける提示手順と、
    前記演算装置が、前記選択されたタグ間の関係性を参照して、検索で取得したデータに付与されたタグから、推薦すべき関連データを決定する決定手順と、を含むことを特徴とする関連データ推薦方法。
  8. 請求項7に記載の関連データ推薦方法であって、
    前記タグ間の関係性として、タグの順序関係、分類、及び包含関係の少なくとも一つを用いることを特徴とする関連データ推薦方法。
  9. 請求項7に記載の関連データ推薦方法であって、
    前記データ管理システムは、タグ間の関係性が定義されるタグ間関係性定義情報と、特定のタグ間の関係性が記録される推薦タグ間関係性情報とを保持し、
    前記提示手順では、前記演算装置が、前記検索で取得したデータに付与されたタグにかかる関係性を前記タグ間関係性定義情報から特定して、前記推薦タグ間関係性情報に記録することを特徴とする関連データ推薦方法。
  10. 請求項9に記載の関連データ推薦方法であって、
    前記データ管理システムは、推薦に使用するタグの情報を記録する推薦使用タグ情報を保持し、
    前記提示手順では、
    前記演算装置が、前記推薦タグ間関係性情報に記録されたタグ間の関係性をユーザに提示し、
    前記演算装置が、前記提示されたタグ間の関係性から選択されたタグ間の関係性を前記推薦使用タグ情報に記録し、
    前記決定手順では、前記演算装置が、前記推薦使用タグ情報を参照して、取得したデータに付与されたタグから、推薦すべき関連データを決定することを特徴とする関連データ推薦方法。
  11. 請求項10に記載の関連データ推薦方法であって、
    前記決定手順では、
    前記演算装置が、推薦すべき関連データの算出方法を選択するインターフェースを提供し、
    前記演算装置が、前記選択された算出方法を用いて、推薦すべき関連データを決定することを特徴とする関連データ推薦方法。
  12. 請求項7に記載の関連データ推薦方法であって、
    前記演算装置が、検索で取得したデータと関連データとの関係を表すタグに定められた係数を用いて、関連データをランク付けするランキング決定手順を含み、
    前記演算装置が、前記ランクの順に関連データを表示するためのデータを生成することを特徴とする関連データ推薦方法。
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