JP2019172093A - 船舶の推進装置、船舶及び船舶の推進装置の組立方法 - Google Patents
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Description
例えば特許文献1に記載された推進装置では、船内側の軸受としてラジアル軸受とスラスト軸受とを備えている。
しかし、特許文献1に記載された推進装置では、軸に対する軸受の着脱作業が容易ではない。
船舶の推進装置であって、
回転羽根に回転駆動力を伝達する主軸と、
前記主軸の周りに設けられる船尾管シール装置と、
前記船尾管シール装置よりも船内側で、前記主軸の外周側に取り付けられるスリーブと、
前記スリーブに対して取り付けられるラジアル軸受及びスラスト軸受と、
を備える。
をさらに備える。
前記ラジアル軸受を保持する第1ケーシングと、
前記スラスト軸受を保持する第2ケーシングと、
をさらに備える。
前記ラジアル軸受は、自動調心ころ軸受であり、
前記スラスト軸受は、スラスト自動調心ころ軸受である。
上記構成(1)乃至(8)の何れかの船舶の推進装置と、
前記回転羽根と、
前記回転羽根を回転させる回転駆動力を発生する原動機と、
を備える。
回転羽根に回転駆動力を伝達する主軸と、前記主軸の周りに設けられる船尾管シール装置と、前記主軸を回転可能に支持するラジアル軸受及びスラスト軸受と、を備える船舶の推進装置の組立方法であって、
前記ラジアル軸受及び前記スラスト軸受が取り付けられて前記ラジアル軸受及び前記スラスト軸受と一体化されたスリーブを前記主軸における前記船尾管シール装置よりも船内側の端部から装着することで前記スリーブを前記主軸の外周側に取り付ける工程
を備える。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
図2に示すように、ウォータージェット推進装置100は、船尾側に向けた排出口105aを有する吸込管105に取り付けられる。ウォータージェット推進装置100は、船底106(図1参照)の開口部106aから水Wを汲み上げて排出口105aの船尾側に取り付けられた配管140から噴射し、配管140から排出される水Wの反力を推進力として船体102を前後進させるように構成されている。なお、船体102の前後進は、吸込管105の排出口105aに配管140を介して接続された前後進操舵装置107によって切り替えられる。
以下の説明では、船体102の船首側を単に前方とも呼び、船体102の船尾側を単に後方とも呼ぶ。
主軸110は、船体102の前後方向に延在している。主軸110は、主軸本体部110Aが吸込管105の主軸貫通部105bを貫通しており、船尾側の端部が吸込管105の内側に位置し、船首側の端部が吸込管105の外側に位置している。主軸110は、船首側が後述する船内軸受装置10によって回転可能に軸支され、船尾側が後述する水中軸受130によって回転可能に軸支される。
なお、主軸110は、主軸貫通部105bの前部で主軸110の周りに設けられる船尾管シール装置170によって、主軸貫通部105bの内周面と主軸110の外周面とがシールされている。
なお、以下の説明では、主軸本体部110Aのことを単に主軸110と呼ぶこともある。
配管140の内部には、案内羽根150が取り付けられている、案内羽根150は、配管140を流れる水Wを案内するように構成されている。
例えば小型の船舶では、船舶の推進装置の軸受のメンテナンス等を行うためのスペースが限られる。そのため、推進装置の軸受のメンテナンスを行うための分解作業や組立作業を容易にしたいという要求がある。
そこで、幾つかの実施形態に係るウォータージェット推進装置100では、船内軸受装置10の構成を工夫することによって、ウォータージェット推進装置100のメンテナンス性を向上させている。以下、船内軸受装置10について詳細に説明する。
幾つかの実施形態に係るウォータージェット推進装置100では、船尾管シール装置170よりも船内側に設けられた船内軸受装置10を有する。図3は、一実施形態の船内軸受装置10の構造を示す断面図である。
一実施形態の船内軸受装置10は、ケーシング6内にスリーブ1と、スリーブ1に対して取り付けられるラジアル軸受4及びスラスト軸受5とを備える。スリーブ1は、船尾管シール装置170よりも船内側で、主軸110の外周側に取り付けられる。
このように、一実施形態の船内軸受装置10では、ラジアル軸受4及びスラスト軸受5がスリーブ1に対して取り付けられているので、メンテンナンス等のためにラジアル軸受4及びスラスト軸受5を主軸110から着脱する際に、スリーブ1を主軸110から着脱することで、スリーブ1とともにラジアル軸受4及びスラスト軸受5をケーシング6ごと主軸110から着脱できる。したがって、ラジアル軸受4及びスラスト軸受5を主軸110から容易に着脱でき、船内軸受装置10のメンテナンス性が向上する。
また、幾つかの実施形態に係る船舶101は、ウォータージェット推進装置100と、羽根車120を回転させる回転駆動力を発生する原動機109とを備える。
これにより、船舶101においてウォータージェット推進装置100のメンテナンス性が向上する。
これにより、ラジアル軸受4及びスラスト軸受5が同一のスリーブに取り付けられる場合と比べて、例えばラジアル軸受4又はスラスト軸受5の一方の軸受をメンテナンスする場合にスリーブ1に対する軸受の着脱が容易となる。すなわち、例えばラジアル軸受4をメンテナンスする場合、第1スリーブ2には、ラジアル軸受4が取り付けられているが、スラスト軸受5が取り付けられていないので、ラジアル軸受4のメンテナンスがし易い。同様に、スラスト軸受5をメンテナンスする場合、第2スリーブ3には、スラスト軸受5が取り付けられているが、ラジアル軸受4が取り付けられていないので、スラスト軸受5のメンテナンスがし易い。
これにより、ラジアル軸受4及びスラスト軸受5が同一のケーシングに保持されている場合と比べて、例えばラジアル軸受4又はスラスト軸受5の一方の軸受をメンテナンスする場合に軸受のメンテナンスが容易となる。特に、一実施形態の船内軸受装置10では、上述したようにラジアル軸受4が第1スリーブ2に取り付けられ、スラスト軸受5が第2スリーブ3に取り付けられている。したがって、一体化されているケーシング6の第1ケーシング7と第2ケーシング8との結合を解除することで、ラジアル軸受4を保持する第1ケーシング7と、スラスト軸受5を保持する第2ケーシング8とに容易に分離でき、ラジアル軸受4及びスラスト軸受5を個別にメンテナンスできる。
第1ケーシング7は、保持部71と、突部72とを有する。
保持部71は、ラジアル軸受4が挿入されてラジアル軸受4の外輪41を保持するように構成されている。
突部72は、船内側に突出しており、第1ケーシング7と第2ケーシング8とが結合されると、第2ケーシング8の後述する船外側の開口孔部83内に挿入されてインロー嵌合するように形成されている。
突部72の外周面には、Oリング191が配置される溝72aが形成されている。Oリング191は、突部72の外周面と小径部111の第2ケーシング8の開口孔部83との間をシールする。
メカニカルシールカバー172の船内側の内周面には、Oリング193が配置される溝172aが形成され、船外側の内周面には、Oリング194が配置される溝172bが形成されている。Oリング193は、メカニカルシールカバー172の船内側の内周面と、該内周面にインロー嵌合する第1ケーシング7の船外側の突部75の外周面との間をシールする。Oリング194は、メカニカルシールカバー172の船外側の内周面と、該内周面にインロー嵌合する主軸貫通部105bの船内側の外周面との間をシールする。
また、第1ケーシング7の船外側には、オイルシール184が取り付けられている。オイルシール184は、第1ケーシング7から脱落しないように押さえ板185によって固定されている。オイルシール184は、第1スリーブ2の後述する大径部22の外周面と、第1ケーシング7の船外側の側面で第1スリーブ2が貫通する貫通孔との間をシールする。
大径部22の内径及び外径は、スリーブ本体21の内径及び外形よりも大きい。したがって、第1スリーブ2の内周側には、スリーブ本体21と大径部22とで内径が変化する位置に段部23が形成され、第1スリーブ2の外周側には、スリーブ本体21と大径部22とで外径が変化する位置に段部24が形成される。
また、スリーブ本体21の内周面には、後述するように主軸本体部110Aに取り付けられたキー187が挿通される不図示のキー溝が形成されている。
内輪42の船外側の側面42aは、第1スリーブ2の段部24と当接する。
保持部81は、スラスト軸受5が挿入されてスラスト軸受5の外輪51を保持するように構成されている。
油溜め部82は、ラジアル軸受4及びスラスト軸受5の潤滑と冷却のための潤滑油を貯留する。
第2ケーシング8には、開口孔部83と、ボルト孔84とが形成されている。
開口孔部83は、第2ケーシング8の船外側の側面に形成された開口である。第1ケーシング7と第2ケーシング8とが結合されると、開口孔部83に第1ケーシング7の突部72が挿入されてインロー嵌合する。すなわち、突部72と開口孔部83とによってインロー構造が形成される。
スリーブ本体31の船外側の端部側には、船内側よりも内径の大きい大径部33が形成されている。第2スリーブ3の内周側には、スリーブ本体31の船内側と大径部33とで内径が変化する位置に段部34が形成される。
スリーブ本体31の内周面には、Oリング192が配置される溝31aが形成されている。Oリング192は、スリーブ本体31の内周面と小径部111の外周面との間をシールする。
内輪52の船外側の側面(背面)52aは、第2スリーブ3の突部32の船内側の端面32aと不図示のライナを介して当接する。
これにより、ラジアル軸受4及びスラスト軸受5に対する主軸110やスリーブ1の傾きが許容される。したがって、例えば、狭いスペースにおいて、後述するように、主軸110の端部116をスリーブ1に挿通させようとする場合などに軸受4,5に対するスリーブ1の傾斜が許容されることでスリーブ1に主軸110を容易に挿通させることができるようになる等、スリーブ1の主軸110からの着脱が容易となるので、ウォータージェット推進装置100のメンテナンス性が向上する。
第1ケーシング7と第2ケーシング8とが結合されると、第2スリーブ3の船外側の端面、すなわち、大径部33の船外側の端面33aが不図示のライナを介してラジアル軸受4の内輪42の船内側の側面42bと当接する。なお、上述したように、ラジアル軸受4の内輪42の船外側の側面42aは、第1スリーブ2の段部24と当接している。
また、第1ケーシング7と第2ケーシング8とが結合されると、第2スリーブ3の船外側の段部34が第1スリーブ2のスリーブ本体21の船内側の端面25と当接する。
このように、ラジアル軸受4の外輪の軌道面の曲率中心の位置と、スラスト軸受5の外輪の軌道面の曲率中心の位置とを同じにすることで、ラジアル軸受4及びスラスト軸受5に対して主軸110やスリーブ1が傾いた際に、ラジアル軸受4及びスラスト軸受5に不自然な力が作用せず、ラジアル軸受4及びスラスト軸受5の耐久性を向上できる。
このようにして、一実施形態の船内軸受装置10では、スリーブ1すなわち第1スリーブ2及び第2スリーブ3と、ラジアル軸受4と、スラスト軸受5と、ケーシング6すなわち第1ケーシング7及び第2ケーシング8と、メカニカルシールカバー172とが一体化されている。
メカニカルシール171よりも船内側の主軸本体部110Aには、船外側よりも直径が小さい小径部111が形成されている。説明の便宜上、主軸本体部110Aにおいて、小径部111よりも船外側の部位を大径部112と呼ぶ。主軸本体部110Aの外周側には、小径部111と大径部112とで外径が変化する位置に段部113が形成される。
小径部111における船外側の外周面には、キー溝114が形成されている。キー溝114には、キー187が挿入されている。
小径部111には、船内軸受装置10の主軸本体部110Aに対する軸線AX方向の位置を固定するための雄ねじ部115が形成されている。
主軸本体部110Aに取り付けられた船内軸受装置10は、ナット180を雄ねじ部115に結合させることで主軸本体部110Aに対する軸線AX方向の位置が固定される。
これにより、スリーブ1すなわち船内軸受装置10を主軸110に容易に固定できる。
なお、厳密には、主軸110にはスリーブ1が固定されるが、主軸110にスリーブ1が固定されても、船内軸受装置10のケーシング6と、主軸110とは、軸線AX方向には相対的に移動しないが、軸線AX周りに相対的に回転可能である。しかし、説明の便宜上、主軸110にスリーブ1が固定された状態を、船内軸受装置10が主軸110に固定されている、と称することとする。
また、ナット180とスリーブ1(第2スリーブ3)とを直接接触させてもよく、ナット180とスリーブ1(第2スリーブ3)との間に筒状又はシート状の部材を介在させてもよい。
また、主軸本体部110Aに対する第2スリーブ3の船内側への移動は、ナット180によって規制されている。
すなわち、主軸本体部110Aに船内軸受装置10が取り付けられると、主軸本体部110Aの段部113と第1スリーブ2の内周側の段部23とが当接し、第1スリーブ2の船内側の端面25と第2スリーブ3の船外側の段部34とが当接し、第2スリーブ3の船内側の端面35がナット180と当接する。
なお、船内軸受装置10は、船体102側の不図示の取付座に対してケーシング6が固定されるように構成されている。
また、主軸本体部110Aに船内軸受装置10が取り付けられると、主軸本体部110Aのスラスト荷重をスラスト軸受5で支持できる。具体的には、羽根車120の回転によって主軸110には、船内方向へのスラスト荷重Fsが作用する。このスラスト荷重Fsは、主軸本体部110Aの段部113から第1スリーブ2に伝達される。第1スリーブ2に伝達されたスラスト荷重Fsは、第1スリーブ2の船内側の端面25から第2スリーブ3に伝達される。第2スリーブ3に伝達されたスラスト荷重Fsは、第2スリーブ3の突部32の船内側の端面32a及び不図示のライナを介してスラスト軸受5の内輪52に伝達される。したがって、主軸110のスラスト荷重Fsは、スラスト軸受5で支持されることとなる。
幾つかの実施形態に係るウォータージェット推進装置100の組立方法のうち、船内軸受装置10の取付方法について説明する。幾つかの実施形態に係るウォータージェット推進装置100の組立方法は、船内軸受装置10の取付工程S100を有する。
図4は、船内軸受装置10の取付工程S100における取り付け手順を示すフローチャートである。船内軸受装置10の取付工程S100は、ラジアル軸受4及びスラスト軸受5が取り付けられてラジアル軸受4及びスラスト軸受5と一体化されたスリーブ1を主軸110における船尾管シール装置170よりも船内側の端部116から装着することでスリーブ1を主軸110の外周側に取り付ける工程である。
以下、図5も参照して船内軸受装置10の取付工程S100について説明する。なお、図5は、ウォータージェット推進装置100の船内側の分解図である。
船内軸受装置10を主軸110から取り外す場合には、上述した取付工程S100における手順とは逆の手順で船内軸受装置10を主軸110から取り外すことができる。
これにより、ラジアル軸受4及びスラスト軸受5と一体化されたスリーブ1を主軸110に容易に着脱できるので、船舶101の推進装置の組立性やメンテナンス性が向上する。
例えば、上述した一実施形態の船内軸受装置10では、スリーブ1が第1スリーブ2と第2スリーブ3とを含んでいる。すなわち、上述した一実施形態の船内軸受装置10では、スリーブ1が第1スリーブ2と第2スリーブ3とに分割されている。しかし、スリーブ1が第1スリーブ2と第2スリーブ3とに分割されていなくてもよい。
スリーブ1が第1スリーブ2と第2スリーブ3とに分割されていなくても、メンテンナンス等のためにラジアル軸受4及びスラスト軸受5を主軸110から着脱する際に、スリーブ1を主軸110から着脱することで、スリーブ1とともにラジアル軸受4及びスラスト軸受5をケーシング6ごと主軸110から着脱できる。したがって、ラジアル軸受4及びスラスト軸受5を主軸110から容易に着脱でき、船内軸受装置10のメンテナンス性が向上する。
ケーシング6が第1ケーシング7と第2ケーシング8とに分割されていなくても、メンテンナンス等のためにラジアル軸受4及びスラスト軸受5を主軸110から着脱する際に、スリーブ1を主軸110から着脱することで、スリーブ1とともにラジアル軸受4及びスラスト軸受5をケーシング6ごと主軸110から着脱できる。したがって、ラジアル軸受4及びスラスト軸受5を主軸110から容易に着脱でき、船内軸受装置10のメンテナンス性が向上する。
2 第1スリーブ
3 第2スリーブ
4 ラジアル軸受
5 スラスト軸受
6 ケーシング
7 第1ケーシング
8 第2ケーシング
10 船内軸受装置
100 ウォータージェット推進装置
101 船舶
109 原動機
110 主軸
120 回転羽根(羽根車)
130 水中軸受
170 船尾管シール装置
180 ナット
Claims (10)
- 船舶の推進装置であって、
回転羽根に回転駆動力を伝達する主軸と、
前記主軸の周りに設けられる船尾管シール装置と、
前記船尾管シール装置よりも船内側で、前記主軸の外周側に取り付けられるスリーブと、
前記スリーブに対して取り付けられるラジアル軸受及びスラスト軸受と、
を備える船舶の推進装置。 - 前記スリーブは、前記ラジアル軸受が取り付けられる第1スリーブと、前記スラスト軸受が取り付けられる第2スリーブとを含む
請求項1に記載の船舶の推進装置。 - 前記スリーブに対して前記船尾管シール装置とは反対側で前記主軸に取り付けられて、前記スリーブの前記主軸の軸線方向の位置を固定するナット
をさらに備える
請求項1又は2に記載の船舶の推進装置。 - 前記ラジアル軸受を保持する第1ケーシングと、
前記スラスト軸受を保持する第2ケーシングと、
をさらに備える
請求項1乃至3の何れか一項に記載の船舶の推進装置。 - 前記主軸は、船内側において前記ラジアル軸受及び前記スラスト軸受によって回転可能に支持され、船外側において水中軸受で回転可能に支持される
請求項1乃至4の何れか一項に記載の船舶の推進装置。 - 前記ラジアル軸受は、自動調心ころ軸受であり、
前記スラスト軸受は、スラスト自動調心ころ軸受である
請求項1乃至5の何れか一項に記載の船舶の推進装置。 - 前記スラスト軸受の外輪の軌道面の曲率中心の位置と、前記ラジアル軸受の外輪の軌道面の曲率中心の位置とが同じである
請求項6に記載の船舶の推進装置。 - 前記推進装置は、ウォータージェット推進装置である
請求項1乃至7の何れか一項に記載の船舶の推進装置。 - 請求項1乃至8の何れか一項に記載の船舶の推進装置と、
前記回転羽根と、
前記回転羽根を回転させる回転駆動力を発生する原動機と、
を備える船舶。 - 回転羽根に回転駆動力を伝達する主軸と、前記主軸の周りに設けられる船尾管シール装置と、前記主軸を回転可能に支持するラジアル軸受及びスラスト軸受と、を備える船舶の推進装置の組立方法であって、
前記ラジアル軸受及び前記スラスト軸受が取り付けられて前記ラジアル軸受及び前記スラスト軸受と一体化されたスリーブを前記主軸における前記船尾管シール装置よりも船内側の端部から装着することで前記スリーブを前記主軸の外周側に取り付ける工程
を備える船舶の推進装置の組立方法。
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