JP2019170722A - 電子機器、動作検出方法、及び動作検出プログラム - Google Patents

電子機器、動作検出方法、及び動作検出プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】アドレス区間のような一連の動作の特定区間(第1区間)を、インパクトのような特定のタイミングから遡ることなく特定する。【解決手段】所定ポイントより前に第1区間を有するユーザの一連の動作を示す第1のデータにおける所定ポイントに対応する時点を特定し、特定した時点に基づいて、第1のデータにおける第1区間に係る第1データ部分を特定する第1処理手段と、第1のデータとは異なる第2のデータと、第1のデータにおける第1処理手段により特定された第1データ部分との類似度に基づいて、第2のデータにおける第1区間に係る第2データ部分を特定する第2処理手段と、を有することを特徴とする電子機器が開示される。【選択図】図5

Description

本発明は、電子機器、動作検出方法、及び動作検出プログラムに関する。
ゴルフ等のスポーツにおけるスイング動作を解析する際、スイング動作の開始前にユーザに静止状態を形成してもらい、解析装置がスイング動作の開始点を特定できるようにする技術がある。また、特許文献1には、上記のような静止状態の形成を必要とせずにスイング動作の解析を行える解析装置の構成が記載されている。特許文献1の構成によると、検出されたインパクトのタイミングから遡り、アドレス区間(アドレス動作の区間)を特定している。
特開2017−12586号公報
しかしながら、上記のような従来技術では、アドレス区間を、インパクトのような特定のタイミングから遡ることなく特定することができない。このため、上記のような従来技術では、アドレス区間を、を比較的早い段階で特定することが難しい。例えば、特許文献1では、早くてもインパクトのタイミングまでのデータが必要であり、インパクト前にアドレス区間を特定することが難しい。かかる問題点は、ゴルフのスイング動作に限られず、他のスポーツなどの動作についても同様に生じる。
そこで、1つの側面では、本発明は、アドレス区間のような一連の動作の特定区間(第1区間)を、インパクトのような特定のタイミングから遡ることなく特定することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の1つの側面では、所定ポイントより前に第1区間を有するユーザの一連の動作を示す第1のデータにおける前記所定ポイントに対応する時点を特定し、特定した前記時点に基づいて、前記第1のデータにおける前記第1区間に係る第1データ部分を特定する第1処理手段と、
前記第1のデータとは異なる第2のデータと、前記第1のデータにおける前記第1処理手段により特定された前記第1データ部分との類似度に基づいて、前記第2のデータにおける前記第1区間に係る第2データ部分を特定する第2処理手段と、
を有することを特徴とする電子機器が提供される。
1つの側面では、本発明によれば、アドレス区間のような一連の動作の特定区間(第1区間)を、インパクトのような特定のタイミングから遡ることなく特定することが可能となる。
本発明の一実施例に係る解析システムの構成を示すシステム構成図である。 解析システムの使用形態例を示す模式図である。 センサユニットのハードウェアの構成を示すブロック図である。 処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 センサユニットの機能ブロック図である。 センサユニットの装着状態を示す模式図である。 センサユニットによって検出される情報の例を示す模式図である。 学習部により実行されるマスタデータの生成処理の一例を示す概略フローチャートである。 マスタデータの一例を示す図である。 検出処理部及びセンサ情報送信制御部により実行される検出処理の一例を示す概略フローチャートである。 処理装置の機能ブロック図である。 処理装置により実行される処理の一例を示す概略フローチャートである。 センサ情報及び画像データの出力態様の一例の概略的な説明図である。 本実施例の効果の説明図である。
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る解析システムSの構成を示すシステム構成図である。また、図2は、解析システムSの使用形態例を示す模式図である。
図1及び図2に示すように、解析システムSは、センサユニット1と、処理装置2と、を含んで構成される。また、センサユニット1と処理装置2とは、例えば、Bluetooth(登録商標) low energy/Bluetooth LE(以下、「BLE」と称する)によって通信可能に構成される。なお、変形例では、処理装置2は、サーバの形態であり、処理装置2は、センサユニット1とは、ネットワークを介して通信可能に構成されてもよい。この場合、ネットワークは、インターネット、World Wide Web、WAN(Wide Area Network)、無線通信網、有線ネットワーク、又はこれらの任意の組み合わせ等を含んでもよい。
センサユニット1は、計測対象に装着され、計測対象の動きをセンシングしてセンサ情報を処理装置2に送信する。本実施例においては、ゴルフのスイング動作を行う者(以下、「計測対象者P」と称する)の腰等にセンサユニット1を装着し、当該動作をセンシングする。
処理装置2は、計測対象に装着したセンサユニット1から取得したセンサ情報に基づいて、各種処理を行う。例えば、処理装置2は、計測対象が行ったゴルフのスイング動作ごとに、計測対象の腰の回転速度、腰の角度、腰の移動量、スイングリズム、総合的な評価を表す評価結果の表示画面を表示する。
図3は、センサユニット1のハードウェアの構成を示すブロック図である。センサユニット1は、計測対象の動きを検出する各種センサを備えた装置として構成される。
図3に示すように、センサユニット1は、CPU(Central Processing Unit)111と、ROM(Read Only Memory)112と、RAM(Random Access Memory)113と、バス114と、入出力インターフェース115と、センサ部116と、入力部117と、出力部118と、記憶部119と、通信部120と、を備えている。なお、センサユニット1は、半導体メモリ等よりなるリムーバブルメディアを装着可能な構成としてもよい。
CPU111は、ROM112に記録されているプログラム、又は、記憶部119からRAM113にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM113には、CPU111が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU111、ROM112及びRAM113は、バス114を介して相互に接続されている。このバス114にはまた、入出力インターフェース115も接続されている。入出力インターフェース115には、センサ部116、入力部117、出力部118、記憶部119及び通信部120が接続されている。
センサ部116は、3軸方向の加速度を測定する3軸加速度センサと、3軸方向の角速度を測定する3軸角速度センサと、3軸方向の地磁気を測定する3軸地磁気センサとを備えている。センサ部116は、予め設定されたサンプリング周期(例えば、0.001秒)ごとに、3軸加速度センサ、3軸角速度センサ及び3軸地磁気センサによって3軸方向の加速度、角速度及び地磁気を測定する。センサ部116によって測定された加速度及び角速度のデータは、測定時刻のデータと対応付けて、記憶部119に記憶あるいは処理装置2に送信される。
入力部117は、各種ボタン等で構成され、ユーザの指示操作に応じて各種情報を入力する。
出力部118は、ランプやスピーカあるいは振動用モータ等で構成され、光や音声あるいはバイブレーション信号を出力する。
記憶部119は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の半導体メモリで構成され、各種データを記憶する。
通信部120は、端末間の直接的な無線通信によって他の装置との間で行う通信を制御する。本実施例において、通信部120は、BLE(登録商標)によって処理装置2と通信する。
図4は、処理装置2のハードウェア構成を示すブロック図である。処理装置2は、情報表示機能を備えた情報処理装置であり、例えば、スマートフォンとして構成される。
図4に示すように、処理装置2は、CPU211と、ROM212と、RAM213と、バス214と、入出力インターフェース215と、撮像部216と、センサ部217と、入力部218と、出力部219と、記憶部220と、通信部221と、ドライブ222と、を備えている。なお、ドライブ222には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア231が適宜装着される。
撮像部216は、図示はしないが、光学レンズ部と、イメージセンサと、を備えている。なお、変形例では、撮像部216は省略されてもよい。
光学レンズ部は、被写体を撮影するために、光を集光するレンズ、例えばフォーカスレンズやズームレンズ等で構成される。
フォーカスレンズは、イメージセンサの受光面に被写体像を結像させるレンズである。ズームレンズは、焦点距離を一定の範囲で自在に変化させるレンズである。
撮像部216にはまた、必要に応じて、焦点、露出、ホワイトバランス等の設定パラメータを調整する周辺回路が設けられる。
イメージセンサは、光電変換素子や、AFE(Analog Front End)等から構成される。
光電変換素子は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の光電変換素子等から構成される。光電変換素子には、光学レンズ部から被写体像が入射される。そこで、光電変換素子は、被写体像を光電変換(撮像)して画像信号を蓄積し、蓄積した画像信号をアナログ信号としてAFEに順次供給する。
AFEは、このアナログの画像信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換処理等の各種信号処理を実行する。各種信号処理によって、ディジタル信号が生成され、撮像部216の出力信号として出力される。このような撮像部216の出力信号を、以下、適宜「画像データ」と称する。
入力部218は、各種ボタンやタッチパネル等で構成され、ユーザの指示操作に応じて各種情報を入力する。
出力部219は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。通信部221は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。また、通信部221は、端末間の直接的な無線通信によって他の装置との間で行う通信を制御する。本実施例において、通信部221は、BLE(登録商標)によってセンサユニット1と通信する。
図5は、センサユニット1の機能的構成のうち、スイング動作特定処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。スイング動作特定処理とは、計測対象に装着されたセンサユニット1が計測対象の動きをセンシングし、ゴルフのスイング動作に係るデータを特定する処理である。
スイング動作特定処理を実現するための構成として、図5に示すように、CPU111において、通信制御部151と、学習部152(第1処理手段の一例)と、検出処理部153(第2処理手段の一例)と、センサ情報送信制御部154(外部装置制御手段の一例)とが機能する。
また、記憶部119の一領域には、センサ情報記憶部171、及び、マスタデータ記憶部172(記憶部の一例)が設定される。センサ情報記憶部171には、センサユニット1において取得されたセンサ情報が、取得された時刻と対応付けて記憶される。マスタデータ記憶部172には、計測対象者Pのスイング動作に関するマスタデータ(第1のデータの一例)が記憶される。マスタデータは、例えばセンサ情報に基づいて生成される。例えば、マスタデータは、複数回のスイング動作に関するセンサ情報の平均値(各波形の平均値)に基づいて生成されてもよいし、計測対象者P等により指定されたセンサ情報に基づいて生成されてもよい。
通信制御部151は、センサユニット1のBLEによる通信を制御し、他の装置とのペアリング処理やデータの送受信処理を実行する。
図6Aは、センサユニット1の装着状態を示す模式図、図6Bは、センサユニット1によって検出される情報の例を示す模式図である。なお、以下の説明において、センサユニット1に設定される各軸は、前後方向の回転については計測対象者Pの前傾方向をプラス、鉛直軸まわりの回転については計測対象者Pのフォロー方向をプラス、左右方向の回転については計測対象者Pのフォロー側の腰が高くなる方向をプラスとする。また、前後方向の平行移動については計測対象者Pの前方をプラス、上下方向の平行移動については計測対象者Pの上方をプラス、左右方向の平行移動については計測対象者Pのフォロー方向をプラスとする。
また、センサユニット1は、3軸加速度センサを備えているため、センサユニット1の移動(平行移動等)についても検出可能であり、3軸地磁気センサを備えているため、センサユニット1が向いている方位についても検出可能である。
学習部152は、マスタデータ記憶部172内のマスタデータに基づいて、ゴルフのスイング動作におけるアドレス区間を検出するとともに、トップや、ダウンスイング、インパクト、フォローの各ポイントのタイミングを検出する。すなわち、学習部152は、マスタデータにおけるスイング動作の各ポイント(アドレス区間の開始時点を含む)を検出する。マスタデータにおけるスイング動作の各ポイントが検出されると、各ポイントは、マスタデータに関連付けてマスタデータ記憶部172に保存される。
例えば、学習部152は、マスタデータに基づいて、まず、インパクトのタイミングを検出する。次いで、検出処理部153は、インパクトのタイミングから逆算してトップ及びアドレス区間の時間を算出する。あるいは、学習部152は、アドレス区間のタイミングが推定できる場合は、インパクトのタイミングとアドレスのタイミングから、他のポイントのタイミングを算出してもよい。学習部152によるマスタデータの生成方法の他の例は、図7を参照して後述する。
なお、マスタデータにおけるスイング動作の各ポイントは、計測対象者Pのようなユーザにより修正されてもよいし、指定されてもよい。
検出処理部153は、各種センサ情報を逐次取得し、取得したセンサ情報を、取得された時刻と対応付けてセンサ情報記憶部171に記憶する。センサ情報は、センサユニット1の各センサが出力する加速度や角速度等であってもよいが、加速度等に基づいて生成された各種パラメータであってもよい。本実施例では、一例として、各種パラメータは、3軸加速度センサの検出値を積分して得られる移動量(距離)、3軸角速度センサの検出値を微分して得られる回転角加速度、及び、3軸角速度センサの検出値を積分して得られる回転角度である。
また、検出処理部153は、取得したセンサ情報(第2データの一例)と、マスタデータとに基づいて、ゴルフのスイング動作における所定の特徴的なポイントのタイミングを検出する。例えば、検出処理部153は、取得したセンサ情報の波形を解析し、ゴルフのスイング動作におけるアドレス区間を検出するとともに、トップや、ダウンスイング、インパクト、フォローの各ポイントのタイミングを検出する。アドレス区間等の検出方法は、後述する。
センサ情報送信制御部154は、検出処理部153によって取得されたセンサ情報を処理装置2に送信する制御を行う。本実施例において、検出処理部153では、例えば、1000サンプル/秒程度でセンサ情報を取得することができる。そして、センサ情報送信制御部154は、検出処理部153によって取得されたセンサ情報を予め設定されたサンプリングレート(例えば、240サンプル/秒程度)に変換して処理装置2に送信する。なお、本実施例においては、計測対象者Pのゴルフのスイング動作におけるアドレスからフォローまでの範囲のセンサ情報が処理装置2に送信される。
また、センサ情報送信制御部154は、検出処理部153による検出結果に基づいて、処理装置2に制御指令を送信する。制御指令は、撮像部216を制御するための指令(後述の撮像開始指令等)であり、制御指令の送信処理については、後述する。
次に、図7を参照して、学習部152によるマスタデータの生成方法について説明する。
図7は、学習部152により実行されるマスタデータの生成処理の一例を示す概略フローチャートである。
センサユニット1の電源がオンの状態(ステップS70)で、センサユニット1が計測を開始すると(ステップS71)、学習部152は、センサユニット1からセンサ情報に基づいて、腰の反転動作があったか否かを判定する(ステップS72)。腰の反転動作は、例えば左右方向の傾斜角度(図6B参照)の反転に基づいて検出されてもよい。腰の反転動作が検出されると、学習部152は、トップ(所定ポイントの一例)であるかを判定し(ステップS73)、トップであれば、その時点t1を記録する(ステップS74)。トップは、例えば腰の反転後の前後方向の移動量の時系列波形の変曲点に基づいて検出されてよい。時点t1は、例えばアドレス区間の開始時点を基準とした時点であってよい。このようにして、トップの時点t1から所定時間T1経過するまで(ステップS76の“YES”)、センサ情報が記憶される(ステップS75)。所定時間T1は、トップからフォローまでの時間に対応し、一般的な平均値が採用されてもよいし、計測対象者Pに応じて適合されてよい。トップの時点t1から所定時間T1経過すると、その時点t2が記憶され(ステップS77)、センサ情報の記録が終了する(ステップS78)。その後、学習部152は、記録されたセンサ情報と、アドレス区間を示す情報と、トップの時点を示す情報とを、マスタデータとして記憶する(ステップS79)。この際、アドレス区間は、トップなどの特定のポイントのタイミングから遡って特定することができる。なお、ステップS76では、所定時間T1経過するか否かが判定されるが、これに代えて、フォローが検出されるか否かが判定されてもよい。
図7に示す例では、計測対象者Pが通常のゴルフのスイング動作を行うのに伴って、リアルタイムにマスタデータが生成される。ただし、計測対象者Pが所定のトリガ動作を行うことでアドレス区間の開始時点を教示する態様でスイング動作を行うこととしてもよい。この場合、アドレス区間が精度良く特定されたマスタデータを生成できる。
図8は、マスタデータの一例を示す図であり、(A)は、腰の前後方向の移動量に関するデータであり、(B)は、腰の左右方向の傾斜角度に関するデータである。図8では、横軸に時間を取り、前後方向の移動量の変化態様と、左右方向の傾斜角度の変化態様とがそれぞれ示されている。
図8には、アドレス区間を示す情報(以下、「アドレス区間情報」と称する)と、トップの時点を示す情報(以下、「トップ時点情報」と称する)とが示される。アドレス区間情報は、マスタデータの開始時点を0としたときの、アドレス区間の終了時点t10を表してよい。また、トップ時点情報は、マスタデータの開始時点を0としたときの、トップの時点t11を表してよい。
なお、マスタデータは、腰の前後方向の移動量、及び、左右方向の傾斜角度の2つのパラメータについてだけ生成されてもよいし、いずれか一方について生成されてもよいし、他のパラメータについても生成されてもよい。
次に、図9を参照して、検出処理部153及びセンサ情報送信制御部154により実行される検出処理について説明する。
図9は、検出処理部153及びセンサ情報送信制御部154により実行される検出処理の一例を示す概略フローチャートである。
センサユニット1の電源がオンの状態(ステップS90)で、処理装置2との無線通信が確立し(ステップS92)、かつ、センサユニット1が計測を開始すると(ステップS94)、検出処理部153は、センサユニット1から現時点まで得られるセンサ情報(一連の動作を示す可能性がある第2のデータの一例)と、マスタデータとの類似度に基づいて、センサ情報とマスタデータとが略一致するか否かを判定する(ステップS96)。すなわち、センサユニット1が計測を開始した時点をt20とし、現時点をt21とすると、検出処理部153は、t20からt21までのセンサ情報(第2データ部分の一例)と、マスタデータのうちのアドレス区間のデータ全体(第1データ部分の一例)又は一部(第1データ部分の一例)とを比較し、類似度が所定閾値Th1以上であるか否かを判定する。類似度が所定閾値Th1以上であると、センサ情報におけるt20からt21までのセンサ情報が、アドレス区間に係るデータであると判定される。このようにして、センサ情報におけるアドレス区間(第1区間の一例)に係るデータ部分が検出処理部153により特定される。所定閾値Th1は、アドレス区間を早めに検出できるように比較的穏やかな値が設定されてもよい。類似度は、例えば周期、振幅、周波数成分等に基づいて判定されてもよい。例えば、類似度は、相関係数として算出されてもよい。この場合、相関係数を求めるためのウインドウのサイズは、アドレス区間の長さよりも有意に短くてもよい。この場合、アドレス区間の終了時点までに、アドレス区間を検出できる。
センサ情報とマスタデータとが略一致すると(ステップS96の“一致”)、すなわちセンサ情報におけるアドレス区間に係るデータ部分が特定されると、センサ情報送信制御部154は、処理装置2に撮像開始指令を送信する(ステップS98)。これにより、処理装置2の撮像部216による計測対象者Pの撮像を速やかに(アドレス区間の終了時点までには)開始できる。
その後、検出処理部153は、センサユニット1から得られるセンサ情報と、マスタデータとの類似度に基づいて、センサ情報とマスタデータとが略一致するか否かを継続的に判定する(ステップS100)。具体的には、アドレス区間の終了時点をt22とし、現時点をt23とすると、検出処理部153は、t22からt23までのセンサ情報(第4データ部分の一例)と、マスタデータのアドレス区間の後のデータ(第3データ部分の一例)とを比較し、類似度が所定閾値Th2以上であるか否かを判定する。所定閾値Th2は、所定閾値Th1よりも厳しい値に設定されてよい。これは、今回得られているセンサ情報が、ゴルフのスイング動作に係るセンサ情報であるか否かを事後的に精度良く判定するためである。センサ情報とマスタデータとが一致しなければ(ステップS100の“不一致”)、センサ情報送信制御部154は、今回のセンサ情報がスイング動作に係るデータでないと判断し、処理装置2に撮像中止指令を送信する(ステップS102)。これにより、処理装置2の撮像部216による計測対象者Pの撮像を速やかに中止できる。この場合、検出処理部153は、センサ情報記憶部171に記憶されたセンサ情報(t20からt23までのセンサ情報)を削除する(ステップS104)。
他方、検出処理部153は、センサ情報とマスタデータとが略一致していると(ステップS100の“一致”)、腰の反転動作があったか否かを判定する(ステップS106)。腰の反転動作が検出されると、検出処理部153は、トップであるかを判定し(ステップS108)、トップであれば、その時点t1’を記録し(ステップS109)、所定時間T1後に撮像を停止させるための撮像終了指令を、処理装置2に送信する(ステップS110)。このようにして、トップが検出されると、処理装置2の撮像部216による計測対象者Pの撮像が所定時間T1経過後に終了するように、撮像終了指令が送信される(ステップS110)。そして、トップの時点t1’から所定時間T1経過するまで(ステップS112の“YES”)、類似度が所定閾値Th2以上である場合、センサ情報送信制御部154は、今回のセンサ情報がスイング動作に係るデータであると判断し、センサ情報を記憶する(ステップS111)。
トップの時点t1’から所定時間T1経過すると、その時点t2’が記憶され(ステップS114)、センサ情報の記録が終了する(ステップS116)。その後、検出処理部153は、記録されたセンサ情報と、アドレス区間を示す情報と、トップの時点t1’を示す情報とを、マスタデータとして記憶(更新)する(ステップS118)。
図9に示す例によれば、計測対象者Pがゴルフのスイング動作を開始すると、アドレス区間が検出されることで、撮像開始指令が生成される。これにより、処理装置2の撮像部216による計測対象者Pの撮像が開始される。従って、計測対象者Pは、いちいち撮像指示を手動等で入力しなくても、自身のゴルフのスイング動作を撮像部216に撮像させることができる。
なお、図9に示す例では、計測対象者Pがゴルフのスイング動作を行うごとに、マスタデータが更新されるが、マスタデータは、更新されずに維持されてもよい。
次に、処理装置2の機能的構成について説明する。図10は、処理装置2の機能的構成のうち、結果表示処理と、撮像制御処理とを実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
結果表示処理とは、スイング動作ごとに、センサユニット1によって検出されたセンサ情報と同期して、撮像した画像データを出力する処理である。
撮像制御処理は、センサユニット1からの撮像開始指令等に応じて撮像部216を制御する処理である。
結果表示処理及び撮像制御処理を実現するために、図10に示すように、CPU211において、通信制御部251と、センサ情報取得部252と、撮像制御部254と、表示制御部255と、記録制御部256とが機能する。
また、記憶部220の一領域には、センサ情報記憶部271、及び、画像データ記憶部273が設定される。センサ情報記憶部271には、センサユニット1から送信されたスイング動作ごとのセンサ情報が、センサ情報が取得された時刻と対応付けて記憶される。例えば、センサ情報は、個々のスイング動作を示す識別番号ごとに記憶される。画像データ記憶部273は、撮像部216により撮像されたスイング動作ごとの画像データが記憶される。例えば、画像データは、個々のスイング動作を示す識別番号ごとに記憶される。同じ識別番号に係る画像データとセンサ情報とは、互いに時間的に同期できる態様で記憶される。
通信制御部251は、処理装置2のBLEによる通信を制御し、他の装置とのペアリング処理やデータの送受信処理を実行する。本実施例において、BLEによる通信が行われる場合、処理装置2がマスタとなり、他の装置がスレーブとなる。
センサ情報取得部252は、予め設定されたサンプリングレートのセンサ情報を、BLEによってセンサユニット1から取得する。本実施例において、センサ情報取得部252は、計測対象者Pのゴルフのスイング動作におけるアドレスからフォローまでの範囲のセンサ情報をセンサユニット1から取得する。
撮像制御部254は、上述の撮像制御処理を行う。撮像制御処理の例は後述する。
表示制御部255は、出力部219に、センサ情報に基づいて各パラメータの時系列波形を出力するとともに、画像データを出力する。
図11は、処理装置2により実行される処理の一例を示す概略フローチャートである。図11に示す処理は、センサユニット1の電源がオンの間、所定周期ごとに繰り返し実行されてよい。
ステップS1100では、処理装置2は、撮像部216による撮像中であるか否かを判定する。判定結果が“YES”の場合は、ステップS1101に進み、それ以外の場合は、ステップS1108に進む。
ステップS1101では、処理装置2は、撮像終了指令を受信したか否かを判定する。判定結果が“YES”の場合は、ステップS1105に進み、それ以外の場合は、ステップS1102に進む。
ステップS1102では、処理装置2は、撮像中止指令を受信したか否かを判定する。判定結果が“YES”の場合は、ステップS1104に進み、それ以外の場合は、ステップS1103に進む。
ステップS1103では、処理装置2は、撮像部216による撮像を継続する。この際に、画像データ記憶部273には画像データが記憶されていく。
ステップS1104では、処理装置2は、撮像部216による撮像を中止する。この場合、画像データ記憶部273に記憶されていた画像データ(今回の撮像開始指令を受けて記憶されていた画像データ)が削除される。
ステップS1105では、処理装置2は、撮像終了指令を受信してから所定時間T1が経過したか否かを判定する。所定時間T1は、上述のとおりであり、トップからフォローまでの時間に対応する。撮像終了指令を受信してから所定時間T1が経過した場合は、ステップS1106に進み、それ以外は、撮像終了指令を受信してから所定時間T1が経過するイベントを待機する状態となる。
ステップS1106では、処理装置2は、撮像部216による撮像を終了(正常終了)する。これに伴い、画像データ記憶部273への画像データの記憶処理も終了する。
ステップS1108では、処理装置2は、撮像開始指令を受信したか否かを判定する。判定結果が“YES”の場合は、ステップS1110に進み、それ以外の場合は、今回周期の処理を終了する。
ステップS1110では、処理装置2は、撮像部216による撮像を開始する。これに伴い、処理装置2は、新たな識別番号(スイング動作に係る識別番号)を付与して画像データの記憶を開始する。
図11に示す処理によれば、センサユニット1から得られる各種指令に応じて撮像部216を制御できる。これにより、スイング動作ごとに、センサ情報と画像データとを同期可能な態様で表示できる。
図12は、センサ情報及び画像データの出力態様の一例の概略的な説明図である。なお、センサ情報及び画像データは、例えば出力部219に、表示制御部255により出力される。
図12では、画面1200上に、画像データの表示領域1201と、センサ情報の表示領域1202が示される。表示領域1201には、画像データ(一のスイング動作に係る画像データ)が動画の形態で出力される。また、表示領域1202には、センサ情報は、一のスイング動作に係る時系列波形の形態で出力される。なお、表示領域1202には、複数のパラメータのそれぞれに係る時系列波形が重畳して表示されてもよいし、複数のパラメータのうちの、計測対象者Pのようなユーザにより選択されたパラメータに係る時系列波形が選択的に表示されてもよい。表示領域1202には、再生時点(出力されている画像のフレーム)を表す時間指定線1203が表示されている。計測対象者Pのようなユーザは、時間指定線1203を左右に動かすことで、その時点に対応したフレームの画像を見ることができる。
次に、図13を参照して、本実施例の効果について説明する。
図13は、マスタデータに係る時系列波形1300と、あるスイング動作に係るセンサ情報の時系列波形1301とを示す図である。
図13から分かるように、マスタデータに係る時系列波形1300と、あるスイング動作に係るセンサ情報の時系列波形1301とは、類似している。すなわち、両波形は、特徴が一致している。これは、時系列波形1301と時系列波形1300とが同一のユーザに係るセンサ情報に基づくものである場合に特に顕著となる。
本実施例によれば、かかる波形の相関性を利用することで、アドレス区間を検出することを可能としている。
なお、例えば、クラブヘッドを左右に軽く動かすワッグルという動作等が行われた場合に、アドレス区間を特定することが難しい場合がある。
この点、本実施例によれば、ワッグルのような動作が行われた場合でも、アドレス区間を精度良く特定することができる。特にマスタデータが同一のユーザに係るセンサ情報に基づいて生成されている場合は、個々のユーザに固有の動作(ワッグルのような動作)が両波形の相関性を更に高めることになるので、より高い精度でアドレス区間を検出できるようになる。
ここで、センサユニット1側で事後的にしかアドレス区間を特定できない比較例の場合、画像データを記憶するための必要なメモリ容量(画像データ記憶部273の記憶容量)の低減を図ることが難しい。例えば、比較例では、ある一のスイング動作に関して、アドレス区間からフォローまでの期間の画像データを記憶したい場合、当該一のスイング動作のアドレス区間がいつ開始されるか不明であるので、常時、画像データを取得かつ記憶しておく必要がある。常時、画像データを取得かつ記憶する構成では、限られたメモリ容量を圧迫するおそれがある。
この点、本実施例によれば、上述のように、センサユニット1側でアドレス区間が比較的早い段階で検出されるので、その段階から撮像部216による撮像を開始できる。これにより、上記の比較例に比べて画像データ記憶部273の記憶容量を効率的に利用できる。
また、本実施例によれば、上述のように、センサユニット1側でアドレス区間が開始された後であっても、その後の類似度が低い場合、すなわちアドレス区間の誤検出の可能性が検出された場合、撮像中止指令が生成される。これにより、比較的早い段階で撮像部216による撮像を開始しつつ、スイング動作に係る画像データでないと事後的に判明した画像データについては画像データ記憶部273から削除できる。
以上、各実施例について詳述したが、特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。また、前述した実施例の構成要素を全部又は複数を組み合わせることも可能である。
例えば、上述した実施例では、センサユニット1が図5に示す機能的構成を有しているが、これに限られない。例えば、センサユニット1における検出処理部153の機能は、処理装置2により実現されてもよい。この場合、センサユニット1は、センサ情報を処理装置2に送信する。この場合、処理装置2は、取得したセンサ情報の波形を解析し、ゴルフのスイング動作におけるアドレス、トップ、ダウンスイング、インパクト、フォローの各ポイントのタイミングを検出してよい。あるいは、逆に、図10に示した処理装置2の機能の一部又は全部は、センサユニット1により実現されてもよい。
また、上述した実施例は、ゴルフのスイング動作に関するものであるが、ゴルフのスイング動作に限られず、他のスポーツなどの動作にも適用できる。例えば、ゴルフのスイング動作のアドレス区間に代替え可能な他の区間(第1区間の他の例)として、ダンスにおける特定の区間や、バスケットボールのシュート動作の区間、バレーボールのスパイク動作の区間、スケートのジャンプの区間、体操の特定の技の区間等がありうる。
また、上述した実施例では、マスタデータは、トップ時点情報を含むが、トップ時点情報を含まなくてもよい。
また、上述した実施例では、撮像部216による撮像は、トップから所定時間T1経過後に終了されるが、これに限られない。例えば、撮像部216による撮像は、インパクトから所定時間T2(<所定時間T1)経過後に終了されてもよい。所定時間T2は、同様に計測対象者Pに応じて適合されてもよい。
また、上述した実施例では、撮像部216による撮像と同期させてリアルタイムにセンサ情報を解析してアドレス区間を特定しているが、オフラインで得たセンサ情報に基づいて、事後的にアドレス区間を特定してもよい。この場合も、マスタデータとの類似度を判定することで、トップから遡ることなくアドレス区間を特定できる。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲のとおりである。
<請求項1>
所定ポイントより前に第1区間を有するユーザの一連の動作を示す第1のデータにおける前記所定ポイントに対応する時点を特定し、特定した前記時点に基づいて、前記第1のデータにおける前記第1区間に係る第1データ部分を特定する第1処理手段と、
前記第1のデータとは異なる第2のデータと、前記第1のデータにおける前記第1処理手段により特定された前記第1データ部分との類似度に基づいて、前記第2のデータにおける前記第1区間に係る第2データ部分を特定する第2処理手段と、
を有することを特徴とする電子機器。
<請求項2>
前記第2処理手段は、前記第2のデータが取得され始めると、前記第2のデータにおける取得されたデータ部分と、前記第1のデータにおける特定された前記第1データ部分との類似度に基づいて、前記第2のデータにおける前記第2データ部分を特定することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
<請求項3>
前記第2処理手段により前記第2のデータにおける前記第2データ部分が特定された場合、前記第2のデータと時間的に同期する所定データを、外部装置に取得させ始める外部装置制御手段を有することを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
<請求項4>
前記第2処理手段は、更に、前記第2のデータにおける前記第2データ部分を特定した場合、前記第1のデータにおける前記第1データ部分の後の第3データ部分と、前記第2のデータにおける前記第2データ部分の後の第4データ部分との類似度に基づいて、前記第2のデータが前記一連の動作を示すデータであるか否かを判定することを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
<請求項5>
前記外部装置制御手段は、前記第2処理手段により前記第2のデータが前記一連の動作を示すデータであると判定された場合、所定時間の経過後に前記外部装置の作動を停止させることを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
<請求項6>
前記外部装置制御手段は、前記第2処理手段により前記第2のデータが前記一連の動作を示すデータでないと判定された場合、前記第2のデータが前記一連の動作を示すデータでないと判定された時点で、前記外部装置の作動を停止させることを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
<請求項7>
前記外部装置は、前記ユーザを撮像するカメラであり、前記所定データは、前記カメラの画像データであることを特徴とする請求項3から6のいずれか一項に記載の電子機器。
<請求項8>
前記第1のデータ及び前記第2のデータは、前記ユーザの腰の移動量、回転角度、又は、角速度に関することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の電子機器。
<請求項9>
前記第1のデータ及び前記第2のデータは、センサにより測定されるセンサ情報に基づいて生成されることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の電子機器。
<請求項10>
前記センサは、前記ユーザの腰に装着されることを特徴とする請求項9に記載の電子機器。
<請求項11>
前記一連の動作は、ゴルフのスイング動作であることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の電子機器。
<請求項12>
前記所定ポイントは、ゴルフのスイング動作におけるトップであり、前記第1区間は、ゴルフのスイング動作におけるアドレス動作の区間であることを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の電子機器。
<請求項13>
所定ポイントより前に第1区間を有するユーザの一連の動作を示す第1のデータにおける前記所定ポイントに対応する時点を特定し、特定した前記時点に基づいて、前記第1のデータにおける前記第1区間に係る第1データ部分を特定し、
前記第1のデータとは異なる第2のデータと、前記第1のデータにおける特定された前記第1データ部分との類似度に基づいて、前記第2のデータにおける前記第1区間に係る第2データ部分を特定することを含む、コンピュータにより実行される動作検出方法。
<請求項14>
所定ポイントより前に第1区間を有するユーザの一連の動作を示す第1のデータにおける前記所定ポイントに対応する時点を特定し、特定した前記時点に基づいて、前記第1のデータにおける前記第1区間に係る第1データ部分を特定し、
前記第1のデータとは異なる第2のデータと、前記第1のデータにおける特定された前記第1データ部分との類似度に基づいて、前記第2のデータにおける前記第1区間に係る第2データ部分を特定する、
処理をコンピュータに実行させる動作検出プログラム。
1 センサユニット
2 処理装置
114 バス
115 入出力インターフェース
116 センサ部
117 入力部
118 出力部
119 記憶部
120 通信部
151 通信制御部
152 学習部
153 検出処理部
154 センサ情報送信制御部
171 センサ情報記憶部
172 マスタデータ記憶部
214 バス
215 入出力インターフェース
216 撮像部
217 センサ部
218 入力部
219 出力部
220 記憶部
221 通信部
222 ドライブ
231 リムーバブルメディア
251 通信制御部
252 センサ情報取得部
254 撮像制御部
255 表示制御部
256 記録制御部
271 センサ情報記憶部
273 画像データ記憶部

Claims (14)

  1. 所定ポイントより前に第1区間を有するユーザの一連の動作を示す第1のデータにおける前記所定ポイントに対応する時点を特定し、特定した前記時点に基づいて、前記第1のデータにおける前記第1区間に係る第1データ部分を特定する第1処理手段と、
    前記第1のデータとは異なる第2のデータと、前記第1のデータにおける前記第1処理手段により特定された前記第1データ部分との類似度に基づいて、前記第2のデータにおける前記第1区間に係る第2データ部分を特定する第2処理手段と、
    を有することを特徴とする電子機器。
  2. 前記第2処理手段は、前記第2のデータが取得され始めると、前記第2のデータにおける取得されたデータ部分と、前記第1のデータにおける特定された前記第1データ部分との類似度に基づいて、前記第2のデータにおける前記第2データ部分を特定することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第2処理手段により前記第2のデータにおける前記第2データ部分が特定された場合、前記第2のデータと時間的に同期する所定データを、外部装置に取得させ始める外部装置制御手段を有することを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記第2処理手段は、更に、前記第2のデータにおける前記第2データ部分を特定した場合、前記第1のデータにおける前記第1データ部分の後の第3データ部分と、前記第2のデータにおける前記第2データ部分の後の第4データ部分との類似度に基づいて、前記第2のデータが前記一連の動作を示すデータであるか否かを判定することを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記外部装置制御手段は、前記第2処理手段により前記第2のデータが前記一連の動作を示すデータであると判定された場合、所定時間の経過後に前記外部装置の作動を停止させることを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記外部装置制御手段は、前記第2処理手段により前記第2のデータが前記一連の動作を示すデータでないと判定された場合、前記第2のデータが前記一連の動作を示すデータでないと判定された時点で、前記外部装置の作動を停止させることを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
  7. 前記外部装置は、前記ユーザを撮像するカメラであり、前記所定データは、前記カメラの画像データであることを特徴とする請求項3から6のいずれか一項に記載の電子機器。
  8. 前記第1のデータ及び前記第2のデータは、前記ユーザの腰の移動量、回転角度、又は、角速度に関することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の電子機器。
  9. 前記第1のデータ及び前記第2のデータは、センサにより測定されるセンサ情報に基づいて生成されることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の電子機器。
  10. 前記センサは、前記ユーザの腰に装着されることを特徴とする請求項9に記載の電子機器。
  11. 前記一連の動作は、ゴルフのスイング動作であることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の電子機器。
  12. 前記所定ポイントは、ゴルフのスイング動作におけるトップであり、前記第1区間は、ゴルフのスイング動作におけるアドレス動作の区間であることを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の電子機器。
  13. 所定ポイントより前に第1区間を有するユーザの一連の動作を示す第1のデータにおける前記所定ポイントに対応する時点を特定し、特定した前記時点に基づいて、前記第1のデータにおける前記第1区間に係る第1データ部分を特定し、
    前記第1のデータとは異なる第2のデータと、前記第1のデータにおける特定された前記第1データ部分との類似度に基づいて、前記第2のデータにおける前記第1区間に係る第2データ部分を特定することを含む、コンピュータにより実行される動作検出方法。
  14. 所定ポイントより前に第1区間を有するユーザの一連の動作を示す第1のデータにおける前記所定ポイントに対応する時点を特定し、特定した前記時点に基づいて、前記第1のデータにおける前記第1区間に係る第1データ部分を特定し、
    前記第1のデータとは異なる第2のデータと、前記第1のデータにおける特定された前記第1データ部分との類似度に基づいて、前記第2のデータにおける前記第1区間に係る第2データ部分を特定する、
    処理をコンピュータに実行させる動作検出プログラム。
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