JP2019169774A - 無線基地局、無線通信システム、無線通信方法及びプログラム - Google Patents

無線基地局、無線通信システム、無線通信方法及びプログラム Download PDF

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秀明 浅沼
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Wataru Hiramatsu
弥 平松
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彰彦 柳原
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克樹 青木
寛啓 鈴木
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寛啓 鈴木
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Abstract

【課題】端末からの要求に適した無線基地局を選択可能とする無線基地局を提供する。【解決手段】無線基地局は、記憶部と、決定部と、選択部と、ハンドオーバ指示部と、を備える。記憶部は、自装置及び他の無線基地局それぞれの特性を無線基地局特性として保持する。決定部は、端末が無線基地局に要求する特性を端末特性として決定する。選択部は、無線基地局特性と端末特性に基づいて、端末に適した無線基地局を候補基地局として選択する。ハンドオーバ指示部は、端末を候補基地局にハンドオーバさせる。【選択図】図1

Description

本発明は、無線基地局、無線通信システム、無線通信方法及びプログラムに関する。
特許文献1には、システムトラヒック量を削減しつつ、QoS(Quality of Service)に応じた制御を可能とする通信システムおよびアクセスゲートウェイ装置を提供する、と記載されている。特許文献1では、通信種別に対応するQoSの識別情報を通信パケットに付加し、各通信パケットをQoSごとに振り分け、基地局が当該QoS識別情報に応じたQoS制御を行っている。
特許文献2には、ネットワーク性能を改善することができるネットワーク間協調のための方法、協調ノード及びネットワーク側デバイスを提供する、と記載されている。特許文献2では、QoSに基づき端末(UE;User Equipment)に優先順位を付け、当該優先順位毎に閾値を設定することで、セルエッジに位置する高優先のQoSを有する端末をハンドオーバさせている。
特許文献3では、端末のQoSが閾値を下回った場合に、端末が別のRAT(Radio Access Technology)に移動する技術が開示されている。
国際公開第2008/102442号 特表2016−536831号公報 特開2010−252335号公報
なお、上記先行技術文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。以下の分析は、本発明者らによってなされたものである。
上記特許文献1等に開示された移動体通信システムにおけるセル選択は、端末が無線基地局に要求するサービスとは無関係であった。つまり、端末に要求しているサービスの特性と無線基地局が提供可能な特性が関連付けされておらず、適切なセル選択が行えていなかった。そのため、例えば、端末が高スループットを要求しているにも関わらず、ユーザープレーンデータの処理能力が低い無線基地局と当該端末が無線接続される状況があり得る。即ち、端末のサービス要件を満たせない場合があり得る。
また、高スループットにより多接続を必要とするサービスを要求している端末が、搭載メモリ容量が少ない無線基地局と無線接続する状況もあり得る。このような場合、基地局はより多くの端末を受け入れることができないので、上記端末は無線基地局が提供するセルにて無線接続できない(接続拒否される)状況があり得る。
このように、サービスの内容(高スループット、又は、多接続)に応じて端末が接続する無線基地局を選択することはできていない。上記問題は、特許文献2や3に開示された技術を適用しても解決することはできない。
特許文献2、3に開示された技術は、閾値を用いて端末をハンドオーバさせている。ここで、高いスループットを必要とし、遅延は問題とならないQoSにてサービスを利用している端末が、低遅延に特化した無線基地局のセルに接続している状況があり得る。しかし、このような場合であっても、低遅延に特化した無線基地局が提供するセルにてスループットやCQI(Channel Quality Indicator)が閾値を下回らないことがある。すると、端末は、ハンドオーバすることなく低遅延に特化した無線基地局のセルにて無線接続を継続することになる。しかし、上記端末が低遅延に特化した無線基地局と接続し続けることで、他の端末が当該無線基地局と接続できないという状況が生じ得る。当該事実は、無線システム全体として考えた場合、システムのリソースが有効利用されているとは言えない。
本発明は、端末からの要求に適した無線基地局を選択可能とすることに寄与する、無線基地局、無線通信システム、無線通信方法及びプログラムを提供することを主たる目的とする。
本発明乃至開示の第1の視点によれば、自装置及び他の無線基地局それぞれの特性を無線基地局特性として保持する、記憶部と、端末が無線基地局に要求する特性を端末特性として決定する、決定部と、前記無線基地局特性と前記端末特性に基づいて、前記端末に適した無線基地局を候補基地局として選択する、選択部と、前記端末を前記候補基地局にハンドオーバさせる、ハンドオーバ指示部と、を備える、無線基地局が提供される。
本発明乃至開示の第2の視点によれば、端末と、前記端末に無線接続を提供する無線基地局と、を含み、前記無線基地局は、自装置及び他の無線基地局それぞれの特性を無線基地局特性として保持する、記憶部と、前記端末が無線基地局に要求する特性を端末特性として決定する、決定部と、前記無線基地局特性と前記端末特性に基づいて、前記端末に適した無線基地局を候補基地局として選択する、選択部と、前記端末を前記候補基地局にハンドオーバさせる、ハンドオーバ指示部と、を備える、移動体通信システムが提供される。
本発明乃至開示の第3の視点によれば、自装置及び他の無線基地局それぞれの特性を無線基地局特性として保持する、記憶部を備える無線基地局において、端末が無線基地局に要求する特性を端末特性として決定するステップと、前記無線基地局特性と前記端末特性に基づいて、前記端末に適した無線基地局を候補基地局として選択するステップと、前記端末を前記候補基地局にハンドオーバさせるステップと、を含む無線通信方法が提供される。
本発明乃至開示の第4の視点によれば、自装置及び他の無線基地局それぞれの特性を無線基地局特性として保持する、記憶部を備える無線基地局に搭載されたコンピュータに、端末が無線基地局に要求する特性を端末特性として決定する処理と、前記無線基地局特性と前記端末特性に基づいて、前記端末に適した無線基地局を候補基地局として選択する処理と、前記端末を前記候補基地局にハンドオーバさせる処理と、を実行させるプログラムが提供される。
なお、このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録することができる。記憶媒体は、半導体メモリ、ハードディスク、磁気記録媒体、光記録媒体等の非トランジェント(non-transient)なものとすることができる。本発明は、コンピュータプログラム製品として具現することも可能である。
本発明乃至開示の各視点によれば、端末からの要求に適した無線基地局を選択可能とすることに寄与する、無線基地局、無線通信システム、無線通信方法及びプログラムが、提供される。
一実施形態の概要を説明するための図である。 第1の実施形態に係る移動体通信システムの概要を示す図である。 第1の実施形態に係る無線基地局のハードウェア構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る無線基地局の処理構成の一例を示す図である。 記憶部に格納された基地局と基地局特性の対応関係を示す図である。 第1の実施形態に係る移動体通信システムの動作の一例を示すシーケンス図である。 第1の実施形態に係る移動体通信システムの動作を説明するための図である。 第2の実施形態に係る移動体通信システムの動作の一例を示す図である。
初めに、一実施形態の概要について説明する。なお、この概要に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、この概要の記載はなんらの限定を意図するものではない。また、各図におけるブロック間の接続線は、双方向及び単方向の双方を含む。一方向矢印については、主たる信号(データ)の流れを模式的に示すものであり、双方向性を排除するものではない。さらに、本願開示に示す回路図、ブロック図、内部構成図、接続図などにおいて、明示は省略するが、入力ポート及び出力ポートが各接続線の入力端及び出力端のそれぞれに存在する。入出力インターフェイスも同様である。
一実施形態に係る無線基地局100は、記憶部101と、決定部102と、選択部103と、ハンドオーバ指示部104と、を備える(図1参照)。記憶部101は、自装置及び他の無線基地局それぞれの特性を無線基地局特性として保持する。決定部102は、端末が無線基地局に要求する特性を端末特性として決定する。選択部103は、無線基地局特性と端末特性に基づいて、端末に適した無線基地局を候補基地局として選択する。ハンドオーバ指示部104は、端末を候補基地局にハンドオーバさせる。
無線基地局100は、無線基地局の特性と端末が無線基地局100に要求する特性に基づき、端末の最適な接続先を決定している。そのため、端末が要求する特性に適合した無線基地局から端末にサービスを提供することができる。
以下に具体的な実施の形態について、図面を参照してさらに詳しく説明する。なお、各実施形態において同一構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
[第1の実施形態]
第1の実施形態について、図面を用いてより詳細に説明する。
[システム構成]
第1の実施形態では、LTE(Long Term Evolution)のような移動体通信システムを対象とする。図2は、第1の実施形態に係る移動体通信システムの概要を示す図である。図2を参照すると、移動体通信システムには、無線基地局10−1及び10−2と、端末20−1及び20−2と、MME(Mobility Management Entity)30と、が含まれる。
なお、図2のシステム構成は例示であって、無線基地局や端末の数を限定する趣旨ではないことは勿論である。また、以降の説明において、無線基地局10−1及び10−2を区別する特段の理由が無い場合には、単に「無線基地局10」と表記する。同様に、端末20−1及び20−2を区別する特段の理由が無い場合には、単に「端末20」と表記する。
無線基地局10は、各セルにて端末20に対し無線接続を提供する。
端末20は、無線基地局10から無線接続サービスの提供を受ける。
MME30は、無線基地局10を収容し、端末20の移動管理等を行う。
無線基地局10のそれぞれは、異なる周波数を用いて同一のセル(同一のエリア)にて端末20に無線接続(無線接続サービス)を提供する。なお、図2において、斑点の丸領域が無線基地局10−1が提供するセルを示し、斜線の丸領域が無線基地局10−2が提供するセルを示す。
無線基地局10−1及び無線基地局10−2は、端末20に無線接続(無線接続サービス)を提供するという共通の機能を有するが、そのハードウェア構成等は互いに異なる。そのため、無線基地局10−1及び無線基地局10−2は、互いに異なる様々な特性を有することになる。
例えば、無線基地局10−1は、高性能な無線通信回路を備え、端末に対して高いスループットを提供できる(高スループット特性)。
対して、無線基地局10−2は大容量の内蔵メモリを備え、多くの端末に無線接続を提供できる基地局である(多接続特性)。
このように、第1の実施形態に係る移動体通信システムは、様々な特性を持つ複数の無線基地局がそれぞれ異なる周波数で同一エリアをカバーしている。
また、端末20もそれぞれ用途等が異なり、互いに異なる特性を持っている。例えば、端末20−1は、高スループットを享受できる性能のハードウェアを有している。この場合、端末20−1は、「高スループット」を無線基地局10に要求する。
対して、端末20−2は、その用途から高いスループットは必要としないが、ネットワークとの接続性を重視する端末である。この場合、端末20−2は、「多接続特性」を無線基地局10に要求する。
このように、端末20が無線基地局10に要求する特性は端末20ごとに異なる。また、当該端末20が無線基地局10に要求する特性は、端末20が提供されているサービスによっても異なる。例えば、端末20−1が高スループットなサービスの提供を受けていれば、端末20−1は、無線基地局10に対して「高スループット」を要求する。また、例えば、端末20−1が、低遅延が必要なサービスを受けてれば、端末20−1は、無線基地局10に対して「低遅延」を要求する。
[無線基地局のハードウェア構成]
図3は、第1の実施形態に係る無線基地局10のハードウェア構成の一例を示す図である。無線基地局10は図3に例示する構成を備える。例えば、無線基地局10は、内部バスにより相互に接続される、CPU(Central Processing Unit)11、メモリ12、アンテナ13に接続された無線信号送受信回路14及び通信インターフェイスであるNIC(Network Interface Card)15等を備える。
但し、図3に示す構成は、無線基地局10のハードウェア構成を限定する趣旨ではない。無線基地局10は、図示しないハードウェアを含んでもよい。無線基地局10に含まれるCPU等の数も図3の例示に限定する趣旨ではなく、例えば、複数のCPU11が無線基地局10に含まれていてもよい。
メモリ12は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、補助記憶装置(ハードディスク等)等である。
無線信号送受信回路14は、アンテナ13に接続され、端末20との間で無線通信を実現する。
無線基地局10の機能は、後述の処理モジュールにより実現される。当該処理モジュールは、例えば、メモリ12に格納されたプログラムをCPU11が実行することで実現される。また、そのプログラムは、ネットワークを介してダウンロードするか、あるいは、プログラムを記憶した記憶媒体を用いて、更新することができる。さらに、上記処理モジュールは、半導体チップにより実現されてもよい。即ち、上記処理モジュールが行う機能は、何らかのハードウェア、或いはハードウェアを利用して実行されるソフトウェアにより実現できればよい。
[無線基地局の処理構成]
続いて、無線基地局10の処理構成(処理モジュール)について説明する。
図4は、第1の実施形態に係る無線基地局10の処理構成の一例を示す図である。図4を参照すると、無線基地局10は、基地局特性管理部31と、端末特性決定部32と、基地局選択部33と、電波強度取得指示部34と、ハンドオーバ指示部35と、記憶部36と、を含んで構成される。
基地局特性管理部31は、自装置を含む無線基地局10の基地局特性を管理する手段である。具体的には、基地局特性管理部31は、システム管理者等から入力される自装置の「基地局特性」を記憶部36に格納する。例えば、無線基地局10−1は、「高スループット特性」に係る基地局特性を自装置の基地局特性として記憶部36に格納する。なお、上述のように、基地局特性は、無線基地局10のハードウェア仕様等により定まる特性であって、基地局固有の特性である。
また、基地局特性管理部31は、隣接する他の無線基地局10との間で互いに無線基地局特性を送受信する。より具体的には、基地局特性管理部31は、システムの稼働時又は予め定めたタイミング等にて、隣接する無線基地局10との間で基地局特性のやり取り(送受信)を行う。基地局特性管理部31は、上記やり取りにて取得した他装置(隣接する無線基地局10)の基地局特性を記憶部36に格納する。例えば、無線基地局10−1は、無線基地局10−2の基地局特性として「多接続特性」を取得し、記憶部36に格納する。その結果、記憶部36には、図5に示すような情報が格納される。
端末特性決定部32は、端末20が無線基地局10に要求する特性を「端末特性」として決定する手段である。なお、端末特性は、端末20の仕様や提供を受けているサービスにより定まる特徴である。より具体的には、端末特性決定部32は、端末20からの呼接続要求を受信した際、当該端末20のUEカテゴリから端末特性を決定する。
例えば、端末特性決定部32は、取得したUEカテゴリにより端末20が高スループットを無線基地局10に要求する端末であるか否かを決定する。例えば、端末特性決定部32は、カテゴリ5以上であれば、当該端末20の端末特性を「高スループット」に設定する。
一方、端末特性決定部32は、カテゴリ5よりも低いカテゴリであれば、当該端末20の端末特性を「多接続」に設定する。
このように、端末特性決定部32は、端末20から取得する情報に基づいて、当該端末の端末特性を決定する。
基地局選択部33は、端末20が接続可能な無線基地局10のうち、無線基地局特性と端末特性に基づいて、端末20が無線接続するのに適した無線基地局10を候補基地局として選択する手段である。具体的には、基地局選択部33は、記憶部36に格納された自装置及び他装置の「基地局特性」と、上記端末特性決定部32により決定された端末20の「端末特性」に基づき、上記最適な無線基地局10を選択する。
例えば、自装置の基地局特性が「高スループット」であり、端末20の端末特性も「高スループット」であれば、基地局選択部33は、自装置が最適な無線基地局10と判断する。基地局選択部33は、端末20の端末特性と自装置の無線基地局特性が一致する場合に、自装置を候補基地局として選択する。
対して、自装置の基地局特性が「多接続」であり、他装置の基地局特性が「高スループット」であれば、基地局選択部33は、上記高スループット特性を有する端末20の接続先は上記他装置(隣接する無線基地局10)と判断する。つまり、基地局選択部33は、端末20の端末特性と他の無線基地局10−2の無線基地局特性が一致する場合に、無線基地局10−2を候補基地局として選択する。
電波強度取得指示部34は、端末20に対して、候補基地局の提供するセルにおける電波強度の測定を指示する手段である。電波強度取得指示部34は、取得した電波強度をハンドオーバ指示部35に引き渡す。
ハンドオーバ指示部35は、端末20を候補基地局にハンドオーバさせる手段である。
具体的には、ハンドオーバ指示部35は、自装置に接続中の端末20に対して他の無線基地局10にハンドオーバするように指示する。その際、ハンドオーバ指示部35は、測定された電波強度が所定値以上の場合に、端末20を候補基地局にハンドオーバさせる。
記憶部36は、無線基地局10の動作に必要な情報等を記憶する手段である。また、記憶部36は、上述のように、自装置及び他の無線基地局10それぞれの特性を無線基地局特性として保持する手段でもある。例えば、無線基地局10−1は、自装置の基地局特性(高スループット特性)に加え、隣接する無線基地局10−2の基地局特性(多接続特性)を記憶する。
このように、第1の実施形態では、移動体通信システムを構成する無線基地局ごとに特性を定義する。その上で、移動体通信システムでは、上記定義された無線基地局毎の特性を、移動体通信システムを構成する無線基地局間で交換および共有する。
[システムの動作]
次に、図6を参照しつつ、第1の実施形態に係る移動体通信システムの動作について説明する。なお、図6において、無線基地局10−1の動作を中心にしてシステムの動作を説明する。その際、図6に記載された「無線基地局」を無線基地局10−1とし、「隣接無線基地局」を無線基地局10−2とする。
ステップS01において、無線基地局10−1及び無線基地局10−2は、互いの基地局特性を送受信し、隣接する無線基地局10の基地局特性を取得する。例えば、無線基地局10−1及び無線基地局10−2は、基地局間のインターフェイスであるX2インターフェイスを用いて基地局特性をやり取りする。あるいは、無線基地局10は、専用の(独自の)インターフェイスやプロトコルを用いて基地局特性をやり取りしてもよい。なお、無線基地局10−1は自装置の基地局特性は予め取得(設定)済みとする。
このように、第1の実施形態では、無線基地局10は、事前に隣接する無線基地局(隣接するセル)の特性情報を取得する。即ち、無線基地局10は配下のセルについての特性情報に関しては、インベントリ情報として予め保持しておく。隣接する無線基地局10配下のセル特性については、無線基地局10は、隣接無線基地局とのリンクにより互いの配下セルの特性を交換する。
その後、無線基地局10−1は、端末20から接続要求(RRC_Connection Request)を受信すると、端末20からUEカテゴリを取得する(ステップS02)。当該取得処理は、既存の接続シーケンスでも行われているものであり、当該シーケンスを変更する必要はない。例えば、図2の例では、無線基地局10−1は、端末20−1及び端末20−2からUEカテゴリを取得する。
その後、無線基地局10−1は、取得した情報に基づき、端末20の端末特性を決定する(ステップS03)。例えば、図2の例では、無線基地局10−1は、端末20−1の端末特性を「高スループット」に設定する。端末20−2に関しては、無線基地局10−1は、端末20−2の端末特性を「多接続」に設定する。
次に、無線基地局10−1は、基地局特性と端末特性に基づき、端末20に最適な無線基地局(候補基地局)を選択する(ステップS04)。例えば、無線基地局10−1の基地局特性は「高スループット」であり、端末20−1の端末特性も「高スループット」であるから、無線基地局10−1は、端末20−1の候補基地局は自装置(無線基地局10−1)であると判断する。
対して、無線基地局10−1の基地局特性は「高スループット」であり、端末20−2の端末特性は「多接続」であるから、無線基地局10−1は、自装置は候補基地局ではないと判断する。さらに、隣接する無線基地局10−2の基地局特性は「多接続」であり、端末20−2の端末特性も「多接続」であるから、無線基地局10−1は、端末20−2の候補基地局は無線基地局10−2であると判断する。
このように、無線基地局10は、事前に取得した無線基地局10ごとの特性情報と、端末20ごとに取得した情報(UEカテゴリ)から適切なセルを決定する。
次に、無線基地局10−1は、端末20に対して、候補基地局の提供するセルにて電波強度を測定するように指示する(ステップS05)。例えば、図2の例では、無線基地局10−1は、端末20−2に対して、候補基地局である無線基地局10−2の提供するセル(斜線の丸領域)における電波距度を測定するように指示する。より具体的には、無線基地局10−1は、端末20へベアラの設定情報を送信する際に、候補基地局(候補セル)の周波数における電波距度の測定を合わせて指示する。
なお、自装置(無線基地局10−1)が候補基地局である場合には、ステップS05以降の処理は行わない。つまり、この場合、ハンドオーバ指示部35は、端末20に対してハンドオーバを指示しない。
その後、無線基地局10−1は、取得した電波強度が所定値(閾値)以上であるか否かを判定する(ステップS06)。
電波強度が所定値以上であれば(ステップS06、Yes分岐)、無線基地局10−1は、端末20に対して候補基地局にハンドオーバするように指示する(ステップS07)。例えば、図2の例では、無線基地局10−1は、端末20−2に対して、無線基地局10−2にハンドオーバするように指示する(図7参照)。
このように、無線基地局10−1は、候補セルの測定結果から十分な電波品質があると判断した場合は、隣接セルへのハンドオーバを実施する。
電波強度が所定値より小さければ(ステップS06、No分岐)、無線基地局10−1は、特段の処理を行わない。
なお、上記実施形態では、候補基地局が1つである場合を説明したが、複数の候補基地局が存在する場合には、無線基地局10は、測定された電波強度が最も強いセル(無線基地局10)にハンドオーバさせればよい。
以上のように、第1の実施形態に係る移動体通信システムでは、無線基地局10が有する特性と端末20(端末20が提供を受けているサービス)が無線基地局10に要求する特性に基づき、端末20の最適な接続先を決定している。そのため、端末20が要求する特性に適合した無線基地局10から端末20(顧客)にサービスを提供することができる。つまり、第1の実施形態に係る移動体通信システムは、端末20からの要求に適した無線基地局を選択することができる。また、上記選択により、端末20の要求に適さない無線基地局10が選択されることはなくなり、移動体通信システムのリソースが浪費されることもない。
また、第1の実施形態に係る移動体通信システムでは、特許文献2等とは異なり、閾値に関係なく高スループットに特化した無線基地局10に予め端末20をハンドオーバさせることができる。そのため、例えば、低遅延を必要とするサービスのために低遅延に特化した無線基地局10のリソースを確保しておくことができる。また、高スループットに特化した無線基地局10にハンドオーバする端末は、より高いスループットの享受が期待できる。
[第2の実施形態]
続いて、第2の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
第1の実施形態では、端末20が無線基地局10に接続する際にUEカテゴリを取得している。第2の実施形態では、無線基地局10が、接続中の端末20に対してMME30からのベアラ追加要求を受信した際、追加するベアラのQoS情報から当該端末20の端末特性(例えば、高スループット、多接続、低遅延)を決定する。
なお、第2の実施形態の無線基地局10のハードウェア構成や処理構成は第1の実施形態と同様とすることができるので、図3、図4に相当する説明を省略する。
第1の実施形態と第2の実施形態の相違点は、端末特性決定部32の動作である。第2の実施形態に係る端末特性決定部32は、端末20からUEカテゴリを取得することに加え、ベアラに関するQCI(QoS Class Identifier)等のQoS情報を取得することで、遅延許容時間等の情報を得ることができる。端末特性決定部32は、当該情報に基づいて端末特性を決定できる。例えば、端末特性決定部32は、遅延許容時間が短ければ、当該端末20の端末特性を「低遅延」に設定する。
図8は、第2の実施形態に係る移動体通信システムの動作の一例を示す図である。図6と図8において同一の処理には同一の符号(ステップ)を付し、説明を省略する。
第2の実施形態に係る無線基地局10−1は、MME30からのベアラ追加要求取得指示に、端末20のQoS情報を取得する(図8のステップS02a)。無線基地局10−1は、当該QoS情報に基づき、端末20の端末特性を決定する。
第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、端末20からの要求に適した無線基地局を選択することができる。
また、上述の説明で用いたフローチャートでは、複数の工程(処理)が順番に記載されているが、各実施形態で実行される工程の実行順序は、その記載の順番に制限されない。各実施形態では、例えば各処理を並行して実行する等、図示される工程の順番を内容的に支障のない範囲で変更することができる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
[付記1]
上述の第1の視点に係る無線基地局のとおりである。
[付記2]
前記他の無線基地局との間で互いに前記無線基地局特性を送受信する、特性管理部をさらに備える、好ましくは付記1の無線基地局。
[付記3]
前記端末に対して、前記候補基地局が提供するセルにおける電波強度の測定を指示する、電波強度取得指示部をさらに備え、
前記ハンドオーバ指示部は、前記測定された電波強度が所定値以上の場合に、前記端末を前記候補基地局にハンドオーバさせる、好ましくは付記1又は2の無線基地局。
[付記4]
前記決定部は、前記端末からの呼接続要求を受信した際に、前記端末のUEカテゴリに基づき、前記端末特性を決定する、好ましくは付記1乃至3のいずれか一に記載の無線基地局。
[付記5]
前記決定部は、MME(Mobility Management Entity)からのベアラ追加要求を受信した際、前記追加するベアラのQoS情報から前記端末特性を決定する、好ましくは付記1乃至3のいずれか一に記載の無線基地局。
[付記6]
前記選択部は、前記端末の端末特性と前記他の無線基地局の無線基地局特性が一致する場合に、前記他の無線基地局を前記候補基地局として選択する、好ましくは付記1乃至5のいずれか一に記載の無線基地局。
[付記7]
前記選択部は、前記端末の端末特性と自装置の前記無線基地局特性が一致する場合に、自装置を前記候補基地局として選択し、
前記ハンドオーバ指示部は、前記端末に対してハンドオーバを指示しない、好ましくは付記1乃至6のいずれか一に記載の無線基地局。
[付記8]
上述の第2の視点に係る移動体通信システムのとおりである。
[付記9]
上述の第3の視点に係る無線通信方法のとおりである。
[付記10]
上述の第4の視点に係るプログラムのとおりである。
なお、付記8〜付記10の形態は、付記1の形態と同様に、付記2の形態〜付記7の形態に展開することが可能である。
なお、引用した上記の特許文献等の各開示は、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の全開示の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
10、10−1、10−2、100 無線基地局
11 CPU
12 メモリ
13 アンテナ
14 無線信号送受信回路
15 NIC
20、20−1、20−2 端末
30 MME
31 基地局特性管理部
32 端末特性決定部
33 基地局選択部
34 電波強度取得指示部
35、104 ハンドオーバ指示部
36、101 記憶部
102 決定部
103 選択部

Claims (10)

  1. 自装置及び他の無線基地局それぞれの特性を無線基地局特性として保持する、記憶部と、
    端末が無線基地局に要求する特性を端末特性として決定する、決定部と、
    前記無線基地局特性と前記端末特性に基づいて、前記端末に適した無線基地局を候補基地局として選択する、選択部と、
    前記端末を前記候補基地局にハンドオーバさせる、ハンドオーバ指示部と、
    を備える、無線基地局。
  2. 前記他の無線基地局との間で互いに前記無線基地局特性を送受信する、特性管理部をさらに備える、請求項1の無線基地局。
  3. 前記端末に対して、前記候補基地局が提供するセルにおける電波強度の測定を指示する、電波強度取得指示部をさらに備え、
    前記ハンドオーバ指示部は、前記測定された電波強度が所定値以上の場合に、前記端末を前記候補基地局にハンドオーバさせる、請求項1又は2の無線基地局。
  4. 前記決定部は、前記端末からの呼接続要求を受信した際に、前記端末のUEカテゴリに基づき、前記端末特性を決定する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の無線基地局。
  5. 前記決定部は、MME(Mobility Management Entity)からのベアラ追加要求を受信した際、前記追加するベアラのQoS情報から前記端末特性を決定する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の無線基地局。
  6. 前記選択部は、前記端末の端末特性と前記他の無線基地局の無線基地局特性が一致する場合に、前記他の無線基地局を前記候補基地局として選択する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の無線基地局。
  7. 前記選択部は、前記端末の端末特性と自装置の前記無線基地局特性が一致する場合に、自装置を前記候補基地局として選択し、
    前記ハンドオーバ指示部は、前記端末に対してハンドオーバを指示しない、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の無線基地局。
  8. 端末と、
    前記端末に無線接続を提供する無線基地局と、
    を含み、
    前記無線基地局は、
    自装置及び他の無線基地局それぞれの特性を無線基地局特性として保持する、記憶部と、
    前記端末が無線基地局に要求する特性を端末特性として決定する、決定部と、
    前記無線基地局特性と前記端末特性に基づいて、前記端末に適した無線基地局を候補基地局として選択する、選択部と、
    前記端末を前記候補基地局にハンドオーバさせる、ハンドオーバ指示部と、
    を備える、移動体通信システム。
  9. 自装置及び他の無線基地局それぞれの特性を無線基地局特性として保持する、記憶部を備える無線基地局において、
    端末が無線基地局に要求する特性を端末特性として決定するステップと、
    前記無線基地局特性と前記端末特性に基づいて、前記端末に適した無線基地局を候補基地局として選択するステップと、
    前記端末を前記候補基地局にハンドオーバさせるステップと、
    を含む無線通信方法。
  10. 自装置及び他の無線基地局それぞれの特性を無線基地局特性として保持する、記憶部を備える無線基地局に搭載されたコンピュータに、
    端末が無線基地局に要求する特性を端末特性として決定する処理と、
    前記無線基地局特性と前記端末特性に基づいて、前記端末に適した無線基地局を候補基地局として選択する処理と、
    前記端末を前記候補基地局にハンドオーバさせる処理と、
    を実行させるプログラム。
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