JP2019164802A - モバイル監視装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

モバイル監視装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】モバイル機器の操作性を向上させる技術を提供することである。【解決手段】情報処理装置(2000)は、第1処理部(2020)、第2処理部(2040)、及び制御部(2060)を有する。第1処理部(2020)は、第1操作で設定された監視画像上の位置に応じて、イベント検出位置を表す情報を生成する。第1操作は、表示画面上に表示されている監視画像に対する操作である。第2処理部(2040)は、第1操作に応じて、監視画像又は監視画像を含むウインドウに対する表示変更処理を行う。制御部(2060)は、第2操作に基づいて、第1操作を第1処理部(2020)と第2処理部(2040)のどちらか一方に処理させる。【選択図】図1

Description

本発明は、モバイル監視装置、制御方法、及びプログラムに関する。
監視カメラ等によって撮像された映像(以下「監視映像」という。)を用いて監視を行う監視システムがある。例えば監視映像は、監視員によって閲覧されたり、解析装置によって解析されたりする。このような監視システムは、トラブルの発生を未然に防いだり、発生したトラブルを早期に解決したりするために用いられる。
監視システムにおいて、スマートフォンやタブレット等のモバイル機器が利用され始めている。例えば特許文献1は、監視カメラの映像を不特定のユーザへ公開するシステムを開示している。ユーザは、モバイル機器やパソコン等を用いてそのサーバへアクセスすることで、監視カメラの映像を閲覧することができる。
また、監視システムにおいて、監視映像の一部を監視領域として設定できる技術がある。例えば特許文献2の画像処理装置では、マウス等の入力装置を用いて監視領域を設定できる。そして、この画像処理装置は、監視領域において侵入物体の検出を行う。
特開2014−64241号公報 特許第4976939号 国際公開第2014/030667号
監視システムにおいて利用されるスマートフォンやタブレット等のモバイル機器では、イベント検出位置の設定(映像監視線の設定や監視領域の設定等)と、表示画面上の表示を変更する処理(表示変更処理)とが、いずれもユーザのタッチ操作によって行われうる。イベント検出位置の設定は、例えば表示画面で指をスライドさせる操作、ピンチイン・ピンチアウト操作等により映像監視線や監視領域の位置や範囲が指定されることにより行われる。表示変更処理は、同様に、表示画面で指をスライドさせる操作、ピンチイン・ピンチアウト操作等による遠隔の監視カメラのPTZ(Pan-Tilt-Zoom)機能の制御、表示画面のデジタルズーム(拡大・縮小)やスクロール等により行われる。
このように、異なる処理が同様の操作に応じて実行されるため、監視システムにおいて利用されるモバイル機器は、ユーザにとって操作性が低い。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、モバイル機器の操作性を向上させる技術を提供することである。
本発明のモバイル監視装置は、表示画面上に表示されている監視画像に対する第1操作に応じて、前記監視画像に対してイベント検出位置を表す情報を生成する設定する第1処理手段と、前記第1操作に応じて、前記監視画像又は前記監視画像を含むウインドウに対する、前記イベント検出位置の設定以外の表示変更処理を行う第2処理手段と、前記第1操作を前記第1処理手段と前記第2処理手段のどちらか一方に処理させる制御手段と、を有する。
本発明のプログラムは、コンピュータを、本発明のモバイル監視装置として動作させるプログラムである。
本発明の制御方法は、コンピュータによって実行させる。当該制御方法は、表示画面上に表示されている監視画像に対する第1操作に応じて、前記監視画像に対してイベント検出位置を表す情報を生成する設定する第1処理ステップと、前記第1操作に応じて、前記監視画像又は前記監視画像を含むウインドウに対する、前記イベント検出位置の設定以外の表示変更処理を行う第2処理ステップと、前記第1操作を前記第1処理ステップと前記第2処理ステップのどちらか一方に処理させる制御ステップと、を有する。
本発明によれば、モバイル機器の操作性を向上させる技術が提供される。
上述した目的、およびその他の目的、特徴および利点は、以下に述べる好適な実施の形態、およびそれに付随する以下の図面によってさらに明らかになる。
実施形態1に係る情報処理装置を例示するブロック図である。 実施形態1の情報処理装置によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 情報処理装置のハードウエア構成を例示するブロック図である。 監視カメラによって撮像された監視画像を例示する図である。 監視エリアの地図を表す監視画像である。 監視画像を含むウインドウを例示する図である。 複数の監視画像を含むウインドウを例示する図である。 第1操作を例示する図である。 第1操作によってイベント検出位置が指定される様子を例示する図である。 監視画像の左下をタッチしながら映像監視線を重畳している様子を表している図である。 情報処理装置の姿勢を例示する図である。 監視システム及び情報処理装置を例示するブロック図である。 クラウド型映像記憶装置を有する監視システムを例示するブロック図である。 インテリジェントカメラを有する監視システムを例示するブロック図である。 実施例において表示画面に表示される監視画像を例示する第1の図である。 実施例において表示画面に表示される監視画像を例示する第2の図である。
まず、本発明の実施形態の理解を容易にするために、本発明の背景を説明する。
表示画面やウインドウ(以下「表示画面等」という。)の中に、画像や画像を含むドキュメント(例えば Web ページ)等が収まらないケースがある。例えば一般的に、地図を扱うアプリケーションにおいて表示画面等に表示される画像は、一部の場所の地図のみである。また、画像の解像度が表示画面の解像度より大きい場合、その画像は、サイズを縮小しない限り、表示画面等に画像の一部しか収まらない。また、情報量が多い Web ページは、表示画面等に収まらないことも多い。特にモバイル機器では、表示画面が小さいため、表示画面等に画像の一部しか収まらないケースが多い。
表示画面等に画像やドキュメントが収まらない場合、ユーザは、所定の操作を行うことで表示画面等に映る画像やドキュメントの範囲を調整する。例えば所定の操作は、スクロール操作、拡大操作、縮小操作等である。例えば地図画像の場合、ユーザは、地図画像を表示するタッチパネル上で指をスライドして地図画像をスクロールさせることで、表示画面に映る場所を変更し、所望の場所の地図を閲覧する。また例えば、ユーザは、ドキュメントをスクロールさせ、所望の文章等を閲覧する。また例えば、ユーザは、地図画像に対してピンチイン・ピンチアウト等の操作を行うことで、地図の縮尺を調整する。
このようにモバイル機器の表示画面等に画像やドキュメントが収まりきらない状況下で監視映像を用いた監視を行う場合、例えば監視員等のユーザは、監視映像や監視映像を含むドキュメントに対して上述のスクロール操作等を行う。こうすることで、ユーザは、表示画面に映る監視映像の範囲等を調整し、所望の場所の監視を行う。
また、監視映像を表示するモバイル機器のタッチパネル上で指をスライドさせる操作や、ピンチイン・ピンチアウト操作によって、当該監視映像を取得しているPTZ(Pan-Tilt-Zoom)カメラの PTZ 機能を制御することが行われる。また、デジタルズーム等が行われる。
一方、監視映像に対してタッチパネル上のタッチ操作により、映像監視線を引く、監視領域を設定する等、イベントの検出位置を設定しようとする場合、当該操作は直感的には指をスライドさせる操作やピンチイン・ピンチアウト操作であることが望ましい。しかしながらそれら直観的な操作は、上述の通り表示画面等に映る監視映像の範囲等を調整する操作や、PTZ 機能を制御する操作等の表示変更の操作と同様の操作であり、ユーザが監視映像に対して行う直感的な操作の意味が重複してしまうという問題がある。例えば、監視映像中に映像監視線を引こうとして指をスライドさせる操作を行うと、映像監視線が引かれることなく表示画面がスクロールしてしまう等の問題が発生しうる。
なお、地図に対して領域を指定する操作を提供する装置の例として、特許文献3の発明がある。この発明では、ユーザが地図に対して範囲指定を行い、この指定範囲にシールの画像が描画される。しかしこの発明では、地図上で指をスライドさせると地図がスクロールしてしまうような状況は想定しておらず、上述のような操作の意味が重複する問題は想定していない。
以下に説明される本発明の実施形態によれば、上述の操作の意味が重複する問題が解決され、モバイル機器の操作性が向上する。なお、スマートフォンやタブレット等のモバイル機器を利用した監視装置を「モバイル監視装置」という。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係る情報処理装置2000を例示するブロック図である。また、図1において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。
情報処理装置2000は、第1処理部2020、第2処理部2040、及び制御部2060を有する。第1処理部2020は、第1操作で指定された監視画像上の位置に応じて、イベント検出位置を表す情報(以下「イベント検出位置情報」という。)を生成する。第1操作は、監視画像等を表示するモバイル機器のタッチパネル10上で、ユーザにより行われる操作である。このイベント検出位置は、情報処理装置2000を利用する監視システムにより、イベントを検出するために用いられる。イベント及びイベント検出位置の詳細については、後述する。
第2処理部2040は、第1操作に応じて、表示画面に対する表示変更処理を行う。例えば表示変更処理は、タッチパネル10に表示される監視画像の範囲や監視画像の大きさ等を変更する処理である。具体的には、表示変更処理は、監視画像をスクロールする処理等である。表示変更処理のその他の例については、後述する。
制御部2060は、第1操作を第1処理部2020と第2処理部2040のどちらか一方に処理させる。
<処理の流れ>
図2は実施形態1の情報処理装置2000によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。制御部2060は、所定の条件を満たすか否かを判定する(S104)。所定の条件を満たす場合、制御部2060の処理はステップS106に進む。ステップS106において、制御部2060は、第1処理部2020に第1操作を処理させる。
一方、所定の条件を満たさない場合、制御部2060の処理はステップS108に進む。ステップS108において、制御部2060は、第2処理部2040に第1操作を処理させる。
<作用・効果>
例えば後述するように、監視画像上で指をスライドする操作は、イベント検出位置を表す線(映像監視線等)を引くための操作である場合もあるし、監視画像をスクロールするための操作(当該監視画像を取得しているPTZカメラのパン・チルト機能を制御するための操作等)である場合もある。また、監視画像上におけるピンチイン・ピンチアウト操作は、監視領域を設定する操作である場合もあるし、監視画像を拡大・縮小するための操作(当該監視画像を取得しているPTZカメラのズーム機能を制御(テレ・ワイドを変更)するための操作等)である場合もある。このように、イベント検出位置を指定するための直感的な操作と、監視画像等の表示を変更するための直感的な操作とは、同様の操作である場合が多い。
本実施形態によれば、監視画像等に対する第1操作が、第1処理部2020又は第2処理部2040のどちらかによって処理される。第1処理部2020によって処理される場合、第1操作はイベント検出位置の指定を意味する。第2処理部2040によって処理される場合、第1操作は監視画像等の表示変更を意味する。このように、本実施形態によれば、監視画像等に対する第1操作という操作が、所定の条件によってイベント検出位置の指定と監視画像等の表示変更のどちらか一方を行うための操作として処理される。よって、情報処理装置2000のユーザは、監視画像等の表示を変更するための直感的な操作と同様の操作で、イベント検出位置の指定を行える。よって、情報処理装置2000のユーザは、直感的な操作でイベント検出位置の指定を行うことができる。
以下、本実施形態についてさらに詳細を述べる。
<ハードウエア構成例>
情報処理装置2000の各機能構成部は、各機能構成部を実現するハードウエア(例:ハードワイヤードされた電子回路等)で実現されてもよいし、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせ(例:電子回路とそれを制御するプログラムの組み合わせ等)で実現されてもよい。
図3は、情報処理装置2000のハードウエア構成を例示するブロック図である。情報処理装置2000は、バス1020、プロセッサ1040、メモリ1060、ストレージ1080、入出力インタフェース1100、及びネットワークインタフェース1120を有する。バス1020は、プロセッサ1040、メモリ1060、ストレージ1080、入出力インタフェース1100、及びネットワークインタフェース1120が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。ただし、プロセッサ1040等を互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。プロセッサ1040は、例えば CPU (Central Processing Unit) や GPU (Graphics Processing Unit) 等の演算処理装置である。メモリ1060は、例えば RAM (Random Access Memory) や ROM (Read Only Memory) 等のメモリである。ストレージ1080は、例えばハードディスク、SSD (Solid State Drive)、又はメモリカード等の記憶装置である。また、ストレージ1080は、RAM や ROM 等のメモリであってもよい。
入出力インタフェース1100は、情報処理装置2000と入出力デバイスとを接続するためのインタフェースである。入出力デバイスは、例えば監視画像の表示を行うとともに、監視画像に対する操作の入力を受け付けるタッチパネル10である。
ネットワークインタフェース1120は、情報処理装置2000を外部の装置と通信可能に接続するためのインタフェースである。ネットワークインタフェース1120は、有線回線と接続するためのネットワークインタフェースでもよいし、無線回線と接続するためのネットワークインタフェースでもよい。
ストレージ1080は、情報処理装置2000の機能を実現するためのプログラムを記憶している。具体的には、第1処理部2020、第2処理部2040、及び制御部2060の機能を実現するプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ1040は、これら各プログラムモジュールを実行することで、第1処理部2020、第2処理部2040、及び制御部2060の機能をそれぞれ実現する。ここでプロセッサ1040は、上記各モジュールを実行する際、これらのモジュールをメモリ1060上に読み出してから実行してもよいし、メモリ1060上に読み出さずに実行してもよい。
情報処理装置2000のハードウエア構成は図3に示した構成に限定されない。例えば、各プログラムモジュールはメモリ1060に格納されてもよい。この場合、情報処理装置2000は、ストレージ1080を備えていなくてもよい。
情報処理装置2000は、モバイル機器(スマートフォンやタブレット等)等の計算機として実装される。タッチパネル10は、例えば情報処理装置2000が実装されるモバイル機器に標準で備えられているタッチパネルである。
<監視画像について>
監視画像は、種々の場所(港、空港、ターミナル駅、プラットホーム、発電所、プラント、ダム等の重要施設、倉庫街、レジャー施設、スポーツ施設、スタジアム、商業施設、建物、又は都市・街頭等)の監視に用いられる画像である。具体的には、監視画像は、監視対象の場所に設けられた監視カメラによって撮像された画像である。図4は、モバイル機器のタッチパネルに表示された監視画像を例示する図である。図4において、監視カメラは建物内の廊下を撮像している。
なお、イベント検出位置の設定は、必ずしも監視画像上で行われる必要はなく、監視対象の場所を上空から撮像した画像(例えば人工衛星から撮像された画像)や、監視対象の場所の地図を表す画像上で行われてもよい。図5は、モバイル機器のタッチパネルに表示された監視対象の場所の地図を表す画像である。
また、地図画像は、単に地図を表示するだけではなく、イベント検知の対象となった人物等の追跡情報をリアルタイムで表示する、監視画像としての意味を含むものであってもよい。
第1操作が監視画像に対して行われる場合、当該監視画像は動画を構成する1つ又は複数のフレームであってもよいし、静止画像として撮像された画像(写真)であってもよい。
監視画像は、リアルタイムで撮像されている画像であってもよいし、過去に撮像された画像であってもよい。
例えば監視画像は、情報処理装置2000の内部の記憶装置(図3のストレージ1080)に記憶されている。また例えば、監視画像は、情報処理装置2000の外部に設けられている記憶装置に記憶されていてもよい。この場合、情報処理装置2000は、この外部の記憶装置から監視画像を取得する。また例えば、情報処理装置2000は、監視カメラによって撮像された監視画像を、その監視カメラから直接取得してもよい。
タッチパネル10には、監視画像が単独で表示されてもよいし、監視画像を含むウインドウが表示されてもよい。図6は、監視画像30を含むウインドウ60を例示する図である。また、ウインドウ60は、メインの監視画像30と、複数のサブの監視画像31を同時に含んでいてもよい。図7は、複数の監視画像30を含むウインドウ60を例示する図である。
<第1操作について>
第1操作は、例えばタッチパネル10上で指をスライドさせる操作である。このスライド操作は、一本の指で行われてもよいし、複数の指で行われてもよい。
図8は、第1操作を例示する図である。図8(a)はタッチパネル10上で一本の指をスライドさせる操作を表す。図8(b)回転操作を表す。例えばこの回転操作は、画像を回転させるための操作である。図8(c)は、ピンチイン・ピンチアウト操作を表す。ただし、第1操作はこれらの操作に限定されない。
<第2処理部2040が行う処理>
第2処理部2040が行う表示変更処理は様々である。例えば、表示変更処理は、一般的なモバイル機器等において、画像やウインドウに対して行われた操作に応じて、画像やウインドウの表示を変更する処理である。
例えば表示変更処理は、監視画像、地図画像又はそれらを含むウインドウ(「監視画像等」という。)を表示するタッチパネル10に対して指をスライドさせる操作に応じて、これらの監視画像等をスクロールする処理である。また例えば、表示変更処理は、監視画像等をつまんだ指を回転する操作に応じて、監視画像等を回転させる処理である。また例えば、表示変更処理は、監視画像等をピンチイン・ピンチアウトする操作に応じて、監視画像等を縮小・拡大する処理である。表示変更処理はこれらの例に限定されない。
表示変更処理は、「監視画像に対するユーザの操作によって当該監視画像を生成している PTZ カメラの PTZ 機能が制御され、その結果として監視画像の表示が変更される」という処理を含む。例えば、表示変更処理は、監視画像上で指をスライドさせる操作に応じて、当該監視画像を生成している PTZ カメラのパン・チルト機能が制御された結果として、監視画像がスクロールされる処理である。また例えば、表示変更処理は、監視画像をピンチイン・ピンチアウトする操作に応じて、当該監視画像を取得している PTZ カメラのズーム機能が制御(テレ・ワイドが変更)された結果として、監視画像が縮小・拡大される処理である。その他、表示変更処理は、デジタルズーム等のデジタル処理の結果として監視画像の表示が変更される処理を含む。
<第1処理部2020が行う処理>
第1処理部2020は、イベント検出位置情報の生成を行う。イベント検出位置情報は、例えば情報処理装置2000を利用する監視システムで用いられる。イベントは、この監視システムにおいて検出の対象とする様々な事象である。例えばイベントは、人、動物、車等の乗り物その他物体(以下、単に「物体」という。)の映像監視線の通過、監視領域における物体の所定の事象(侵入、立ち去り、出現、消失、侵入、立ち去り、出現、消失、喧嘩、滞留、うろつき、転倒、立ち上がり、座り込み、移動方向の変化、逆走、万引き、迂回、損傷、持ち去り、置き去り、落書き、群衆の形成、等)、線で定義された特定ルートの物体の移動等である。イベント検出位置は、例えば上記監視システムにおける上記映像監視線又は監視領域を示す位置として用いられる。
なお、映像監視線とは、ユーザにより監視画像等に重畳された線であって、当該線を横切る(通過する)物体を検知するための線である。映像監視線は方向の属性(右から左、左から右、両方向等)を持っていてもよく、ユーザにより指定された方向の物体の通過があった場合にのみ、アラートが出されるよう設計されていてもよい。また、監視領域とは、ユーザにより設定された監視画像等の一部の領域であって、所定のイベントを検知するための領域である。
<<イベント検出位置を指定する操作の例>>
図9は、第1操作によってイベント検出位置が指定される様子を例示する図である。図9(a)は、指40で線を引く第1操作によって、線で表されるイベント検出位置50が指定される様子を表している。図9(b)は、図9(a)と同じ操作によって、四角形の領域で表されるイベント検出位置50が指定される様子を表している。なお、図9(a)や図9(b)の操作が第2処理部2040で処理される場合、例えば第2処理部2040は、監視画像や監視画像を含むウインドウをスクロールする。
図9(c)は、ピンチアウト操作によって、線で表されるイベント検出位置50が指定される様子を表している。図9(d)は、図9(c)と同じ操作によって、四角形の領域で表されるイベント検出位置50が指定される様子を表している。なお、図9(c)や図9(d)の操作が第2処理部2040で処理される場合、例えば第2処理部2040は、監視画像や監視画像を含むウインドウを拡大する。また、ピンチイン操作の場合は、ピンチアウト操作の逆となり、監視画像や監視画像を含むウインドウを縮小する。
図9(e)は、回転操作によって四角形の領域で表されるイベント検出位置50が指定される様子を表している。なお、図9(e)の操作が第2処理部2040で処理される場合、例えば第2処理部2040は、監視画像や監視画像を含むウインドウを回転させる。
図9(f)は、タッチ操作によって、四角形の領域で表されるイベント検出位置50が指定される様子を表している。なお、図9(f)の操作が第2処理部2040で処理される場合、例えば第2処理部2040は、監視画像や監視画像を含むウインドウに対する選択操作となる。
ただし、第1操作は図9に示す各操作に限定されない。また、各第1操作によって指定されるイベント検出位置50は、図9の例に限定されない。例えば、図9(a)等の線を引く操作によって指定されるイベント検出位置50は、線に所定の幅を与えた四角形等の領域であってもよい。また、図9(b)等の領域を引く操作によって指定されるイベント検出位置50は、四角形に限定されない。例えば図9(b)において、イベント検出位置50は、指の軌跡を直径とする円であってもよい。また、図9(f)のタッチ操作によって指定されるイベント検出位置50は、点でもよいし、四角形以外の形状の領域(円等)でもよい。
各々の操作でイベント検出位置がどのように設定されるかは、モバイル機器に実装される情報処理装置2000の中で予め定義されていてもよい。例えば、指40で線を引く第1操作によって、図9(a)又は図9(b)で示すいずれの設定となるか、又はピンチアウト操作によって図9(c)又は図9(d)で示すいずれの設定となるか、については、予め定義されていてもよい。
<<イベント検出位置情報の詳細>>
線又は領域で表されるイベント検出位置のイベント検出位置情報は、イベント検出位置を表す座標の組み合わせを示す。座標の組み合わせで線又は領域を表現する方法には、様々な既知の方法がある。第1処理部2020は、これら既知の方法を利用することで、線又は領域で表されるイベント検出位置を座標の組み合わせで表す。これら既知の方法についての説明は省略する。
イベント検出位置を表す座標は、例えば監視画像上の座標(カメラ座標)である。また例えば、この座標は、監視画像上の座標に対応する実空間上の座標でもよい。例えば実空間上の座標は、GPS(Global Positioning System)座標である。また例えば、実空間上の座標は、施設内のフロアマップ上で定義された座標でもよい。監視画像上の座標に対応する実空間上の座標と、監視画像上の座標とは、監視画像を撮像したカメラに関する各種のパラメタ(カメラの実空間上の位置、及びカメラの姿勢や画角等の他、内部パラメタ等も含む。以下「カメラパラメタ」という。)を用いて互いに変換可能である。
イベント検出位置の設定を監視画像上で行う場合で、イベント検出位置を実空間上の座標で表す場合、第1処理部2020は、上記カメラパラメタを情報処理装置2000の内部又は外部の記憶装置等から取得する。その後、第1処理部2020は、監視画像上の座標に対応する実空間上の座標を算出する。なお、上記カメラパラメタを用いて画像上の座標を実空間上の座標に変換する方法には、様々な既知の方法を利用できる。これら既知の方法についての説明は省略する。イベント検出位置の設定を図5で表されるような地図上やフロアマップ上で行う場合は、第1処理部2020は、直接 GPS 座標やフロアマップ座標を取得しても良い。
なお、複数の監視カメラがそれぞれ監視画像を取得する場合、GPS 座標やフロアマップ座標は、複数の監視カメラのカメラ座標の共通座標となりうる。
例えば第1処理部2020は、イベント検出位置情報を、情報処理装置2000の内部又は外部の記憶装置に記憶する。また例えば、第1処理部2020は、イベント検出位置情報を利用する監視システム等へイベント検出位置情報を送信してもよい。
<制御部2060の詳細>
前述したように、制御部2060は第1操作を第1処理部2020と第2処理部2040のどちらかに処理させる。以下、制御部2060が第1処理部2020に第1操作を処理させる場合の情報処理装置2000の状態を「イベント位置設定モード」とも表記する。また、制御部2060が第2処理部2040に第1操作を処理させる場合の情報処理装置2000の状態を「表示変更モード」とも表記する。また、前述した PTZ カメラの制御を伴う表示変更処理を行う場合の情報処理装置2000の状態は、「表示変更モード」だけでなく、「PTZ カメラ制御モード」とも表記される。
制御部2060が第1処理部2020と第2処理部2040のどちらに第1操作を処理させるかを決定する方法、すなわち、表示変更モードとイベント検出位置設定モードの切替え方法は様々である。例えば制御部2060は、ユーザによって行われる第2操作に基づいて、第1操作を第1処理部2020と第2処理部2040のどちらに処理させるかを決定する。第2操作の具体的な内容については後述する。また例えば制御部2060は、情報処理装置2000の姿勢に基づいて、第1操作を第1処理部2020と第2処理部2040のどちらに処理させるかを決定する。
<<第2操作に基づくモード切替えの例1>>
制御部2060は、ユーザによって行われる第2操作に基づいて、第1操作を、第1処理部2020と第2処理部2040のどちらか一方の通常時と異なる方に、一時的に処理させてもよい。すなわち制御部2060は、ユーザによって行われる第2操作に基づいて、一時的に表示変更モードからイベント検出位置設定モードに切り替える。又は、制御部2060は、ユーザによって行われる第2操作に基づいて、一時的にイベント検出位置設定モードから表示変更モードに切り替える。
この場合、例えば、第2操作は、第1操作の開始位置を所定時間以上押す操作であってもよい。例えば第1操作が、監視画像に対して指をスライドさせる操作であるとする。この場合、例えばユーザは、監視画像のある箇所を所定時間以上押し続けた(長押しした)後、その箇所を押した状態から指をスライドさせる操作を開始する。このとき、「監視画像のある箇所を所定時間以上押し続ける(長押しする)操作」である第2操作に基づいて、一時的に表示変更モードからイベント検出位置設定モードに切り替わる。そのため、制御部2060は、それ以降の指をスライドさせる操作を第1処理部2020に処理させる。その結果、例えば、指をスライドさせる軌跡に沿って監視画像上に映像監視線が重畳される。
または、例えば二本の指で監視画像のある箇所を長押しした後、ピンチアウト操作を開始した場合、制御部2060は、そのピンチアウト操作を第1処理部2020に処理させる。その結果、例えばピンチアウト操作を行った範囲に応じて監視画像上に監視領域が設定される。
制御部2060は、「第1操作の前に開始され、当該第1操作の操作中に継続して行われる第2操作が受け付けられている間に行われる当該第1操作を第1処理部2020に処理させ、第2操作が受け付けられていない間に行われる第1操作を第2処理部2040に処理させる」という制御を行ってもよい。例えば制御部2060は、タッチパネル10の左下(又はタッチパネル10に表示されている監視画像等の左下)がタッチされている状態で指をスライドさせる操作が行われると、その操作を一時的に第1処理部2020に処理させる。つまり、タッチパネル10の左下がタッチされ、当該タッチが継続している間はイベント検出位置設定モードとなり、指をスライドさせる操作はイベント検出位置を指定する操作となる。一方、制御部2060は、タッチパネル10の左下がタッチされていない状態(通常時の状態)で指をスライドさせる操作が行われると、その操作を第2処理部2040に処理させる。つまり、通常時は表示変更モードであり、指をスライドさせる操作は、監視画像のスクロール等の表示変更処理を行うための操作となる。通常時(表示変更モード)の状態で画面左下がタッチされ、そのタッチが継続している間に指をスライドさせる操作が行われると、一時的にイベント検出位置設定モードとなり、指をスライドさせる軌跡に沿って監視画像上に映像監視線が重畳される。図10は監視画像の左下をタッチしながら映像監視線(イベント検出位置50)を重畳している様子を表している図である。
または、例えばタッチパネル10の左下がタッチされている状態で、監視画像上においてピンチアウト操作が行われた場合、制御部2060は、そのピンチアウト操作を第1処理部2020に処理させる。その結果、例えばピンチアウト操作を行った範囲に応じて監視画像上に監視領域が設定される。
<<第2操作に基づくモード切替えの例2>>
制御部2060は、上述した以外のその他様々なパターンによって、ユーザにより行われる第2操作に基づいて表示変更モードとイベント検出位置設定モードとを切替えてもよい。例えば、上述した「長押しによる切替え」は、一時的な切替えではなく、長押しのたびに表示変更モードとイベント検出位置設定モードとが切り替わってもよい。
他の切替えパターンとしては、例えば制御部2060は、第2操作を受け付ける前は、第1操作を第2処理部2040に処理させ(表示変更モード)、第2操作を受け付けた後は、第1操作を第1処理部2020に処理させてもよい(イベント検出位置設定モード)。ユーザの視点からは、第2操作を行うことで監視画像等の表示変更処理がされないようにした後、イベント検出位置を指定することとなる。例えば、ユーザは、監視画像がスクロールされないように第2操作をした後(監視画像のスクロールを止めた後)、イベント検出位置を指定する線を引く操作を行う。
例えば第2操作は、監視画像、地図画像又はそれらを含むウインドウを所定時間以上タッチする操作であってもよい。この第2操作は、監視画像等の画像上の任意の箇所で受け付けられてもよいし、監視画像等の所定箇所のみで受け付けられてもよい。この所定箇所は、例えば監視画像等の四隅等である。
また例えば第2操作は、タッチパネル10を所定時間以上タッチする操作であってもよい。この第2操作は、タッチパネル10上の任意の箇所で受け付けられてもよいし、タッチパネル10上の所定箇所のみで受け付けられてもよい。この所定箇所は、例えばタッチパネル10の四隅等である。なお、「タッチパネル10をタッチする操作」は、「監視画像、地図画像又はそれらを含むウインドウをタッチする操作」と異なり、監視画像、地図画像又はそれらを含むウインドウが表示されていない箇所に対するタッチ操作も含む。
また例えば、第2操作は、上記監視画像等、又はタッチパネル10上の複数箇所を、同時又は所定の順番でタッチする操作であってもよい。例えばこの第2操作は、表示画面の四隅を左上、右上、右下、左下の順にタッチ操作等である。なお、この複数箇所は、任意の箇所でもよいし、所定の箇所でもよい。
また例えば、第2操作は所定の音声の入力であってもよい。この場合、情報処理装置2000は、マイク等から入力される音声を取得し、その音声が所定の音声であるか否かを判定する。そして、制御部2060は、所定の音声が入力された後(第2操作が行われた後)は、第1操作を第1処理部2020に処理させる。なお、ユーザが入力した音声が所定の音声であるか否かを判定する方法には、様々な既知の音声解析技術が利用できる。これら既知の技術に関する説明は省略する。
また例えば、第2操作は、モバイル機器が有するハードウエアボタン(音量変更ボタンや電源ボタン)に対する操作でもよい。例えばこの操作は、ハードウエアボタンの長押しや、複数のハードウエアボタンを所定の順序で押す操作等である。なお、このハードウエアボタンは、音量変更ボタン等の一般的なハードウエアボタンだけでなく、第2操作用に設けられる専用のハードウエアボタンであってもよい。
なお、制御部2060は、第2操作が行われたことで「第1操作を第1処理部2020に処理させる状態」になった後、所定の条件を満たした場合に、「第1操作を第2処理部2040に処理させる状態」に移行するようにしてもよい。例えばこの所定の条件は、「再度第2操作が行われる」という条件である。ここで、「第1操作を第1処理部2020に処理させる状態」に制御部2060を移行させる第2操作と、「第1操作を第2処理部2040に処理させる状態」に制御部2060を移行させる第2操作は、同じ操作であってもよいし、異なる操作であってもよい。また例えば、制御部2060は、「第1操作を第1処理部2020に処理させる状態」になった後、所定の時間が経過した場合に、「第1操作を第2処理部2040に処理させる状態」に移行する。また例えば、制御部2060は、「第1操作を第1処理部2020に処理させる状態」になった後、第1操作が検出されない状態が所定の時間以上継続した場合に、「第1操作を第2処理部2040に処理させる状態」に移行する。
また、制御部2060は、上述の説明とは逆に、「第2操作を受け付ける前は、第1操作を第1処理部2020に処理させ、第2操作を受け付けた後は、第1操作を第2処理部2040に処理させる」という制御を行ってもよい。
<<情報処理装置2000の姿勢に基づくモード切替えの例>>
例えば制御部2060は、情報処理装置2000の姿勢が所定の第1姿勢である場合に、イベント検出位置設定モードとして第1操作を第1処理部2020に処理させる。情報処理装置2000の第1姿勢とは異なる第2姿勢(例えば第1姿勢以外の全ての姿勢)である場合に、表示変更モードとして第1操作を第2処理部2040に処理させてもよい。
モバイル機器は姿勢の変更が容易のため、ユーザは、イベント検出位置を設定する操作と、監視画像等の表示を変更する処理とを、容易に使い分けることができる。
一般的に、モバイル機器は、平面視における形状が、縦と横の長さが異なる形状(略長方形等)である。そこで例えば、情報処理装置2000は、情報処理装置2000の長辺を横方向にした姿勢(情報処理装置2000が横長になる姿勢)を第1姿勢として扱い、情報処理装置2000の長辺を縦方向にした姿勢(情報処理装置2000が縦長になる姿勢)を第2姿勢として扱う。つまりこの場合、ユーザは、監視画像のスクロール等を行いたい時は、情報処理装置2000が縦長になるように情報処理装置2000を保持しながら操作を行う。一方、ユーザは、イベント検出位置を設定したい時は、情報処理装置2000が横長になるように情報処理装置2000を保持しながら操作を行う。図11は、情報処理装置2000の姿勢を例示する図である。図11(a)は情報処理装置2000の長辺を縦方向にした姿勢を例示しており、図11(b)は情報処理装置2000の短辺を縦方向にした姿勢を例示している。
<各種所定の値について>
上述の各説明における各種所定の値(所定の操作、所定の幅、又は所定の時間等)は、例えばその値を用いる機能構成部に予め設定される。また例えば、これら所定の値は、情報処理装置2000の内部又は外部に設けられている記憶装置に記憶される。この場合、各機能構成部は、利用する所定の値をこの記憶装置から取得する。
<情報処理装置2000の利用方法の例>
例えば情報処理装置2000が実装されるモバイル機器による監視は、普段は監視する必要がないが、一時的に監視する必要が生じるような場所の監視作業で利用される。例えば、普段は和やかで監視の必要がない場所であっても、何らかの催し物(花火大会等)が行われる期間だけ監視が必要となるケースがある。また、このようなケースでは、行われる催し物の種類等によっては、監視すべき位置が異なり、また、監視すべき位置がリアルタイムで変更されることもある。そのため、イベント検出位置が固定された大規模な監視システムを常時運用するよりも、モバイル機器のタッチパネルを用いた簡易な方法でイベント検出位置を設定・変更できる簡便かつ一時的に利用可能な監視システムの方が望ましいことがある。情報処理装置2000によれば、イベント検出位置をタッチ操作等で容易に設定できる。そのため情報処理装置2000は、このようなケースに好適である。
情報処理装置2000が実装されるモバイル機器による監視の利用方法は、上述のような一時的な監視作業に利用する方法に限定されない。例えば情報処理装置2000が実装されるモバイル監視システムは、常時運用される監視システムとして、イベント検出位置の設定等に利用されてもよい。例えば、監視員が何らかの事情で一時的に持ち場を離れる場合がある。その場合、この監視員は、情報処理装置2000を用いて、その持ち場をイベント検出位置に設定する。こうすることで、持ち場を離れた際に生じたイベントが見過ごされてしまうことを防ぐことができる。また、店舗を経営する経営者が夜間の店舗内の様子を監視したい場合等においても、モバイル機器による監視は利便性が高い。
[実施例]
以下、情報処理装置2000を利用する監視システム3000を例示する。図12は、監視システム3000及び情報処理装置2000を例示するブロック図である。なお、情報処理装置2000を利用する監視システムは、以下で説明する監視システムに限定されない。
監視システム3000は、監視カメラ3020、記憶装置3040、イベント検出装置3060、監視モニタ3080、及び警報装置3100を有する。記憶装置3040は、監視カメラ3020によって撮像された監視画像を記憶する。また、記憶装置3040は、第1処理部2020によって生成されたイベント検出位置情報も記憶する。なお、監視カメラ3020は映像を撮像するカメラである。そのため、記憶装置3040には、監視カメラ3020によって撮像された映像を構成するフレームが記憶される。
記憶装置3040及びイベント検出装置3060は、例えばクラウド型の映像記憶装置として実装されてもよい。図13は、クラウド型映像記憶装置4000を有する監視システム3000を例示するブロック図である。このクラウド型映像記憶装置4000は、ネットワークを介して、情報処理装置2000からイベント検出位置を示す情報を受け付け、その情報を記憶装置3040に記憶する。また、クラウド型映像記憶装置4000は、監視カメラ3020によって撮像された監視画像を記憶装置3040に記憶する。そして、クラウド型映像記憶装置4000のイベント検出装置3060は、記憶装置3040に記憶された監視画像に対し、記憶装置3040に記憶されたイベント検出位置を利用して、イベントの検出を行う。そして、クラウド型映像記憶装置4000は、ネットワークを介し、監視モニタ3080や警報装置3100に対して、イベント検出の結果の通知などを行う。
クラウド型映像記憶装置4000を情報処理装置2000、監視モニタ3080、及び警報装置3100と接続する各ネットワークは、インターネットなどの WAN(Wide Area Network)であってもよいし、LAN(Local Area Network)であってもよい。
クラウド型映像記憶装置4000と監視カメラ3020との間は、ネットワークで接続されていてもよいし、バスなどで直接接続されていてもよい。このネットワークも、WAN と LAN のどちらでもよい。
また、監視カメラ3020は、記憶装置3040及びイベント検出装置3060を内部に含むインテリジェントカメラとして実装されてもよい。図14は、インテリジェントカメラ5000を有する監視システム3000を例示するブロック図である。撮像部5020は、前述した監視カメラ3020の機能を実現する機能構成部である。インテリジェントカメラ5000は、クラウド型映像記憶装置4000と同様に、情報処理装置2000、監視モニタ3080、及び警報装置3100それぞれとネットワークを介して接続される。このネットワークはいずれも、WAN でもよいし、LAN でもよい。
本実施例において、情報処理装置2000はタブレット端末である。情報処理装置2000は、記憶装置3040から取得する監視画像をタッチパネル10に表示する。ユーザは、情報処理装置2000のタッチパネル10に対して、指やタッチペン等を用いて操作を行う。なお本実施例において、制御部2060は、第1操作の開始位置が1秒間押し続けられた後に第1操作が行われた場合に、第1操作を第1処理部2020に処理させる。つまりこの場合に、第1操作は、イベント検出位置を指定する操作となる。なお、長押しの時間は1 秒に限定されず、1.5 秒であっても、2 秒であってもよく、何秒であってもよい。
図15及び図16は、実施例においてタッチパネル10に表示される監視画像30を例示する図である。図15(a)の監視画像30において、左側に1つのドア70−1が映っている。ユーザは、図15(a)の監視画像30には映っていない、ドア70−1の1つ手前にあるドア70−2を、イベント検出位置に指定しようとしているとする。
まずユーザは、図15(a)に示すように、監視画像30に対して指40をスライドさせる操作を行い、当該監視画像30をスクロールさせる。その結果、図15(b)に示すように、ドア70−2が監視画像30上に表示される。
次にユーザは、図16(a)に示すように、監視画像30に対して映像監視線を引く操作を行う。この際、ユーザは、開始点80を1秒以上押し続けた後に指40をスライドする。すると、図16(b)に示すように、ドア70−2に対してイベント検出位置50が設定される。このイベント検出位置50を示すイベント検出位置情報は、記憶装置3040に記憶される。
イベント検出装置3060は、記憶装置3040に記憶されたイベント検出位置情報を取得する。そして、イベント検出装置3060は、イベント検出位置において所定のイベント(映像監視線の通過)が起こったことを検出する。本実施例の場合、例えばイベント検出装置3060は、ドア70−1及びドア70−2における人の出入り等を検出する。
例えばイベント検出装置3060は、画像解析を行う計算機である。この場合、イベント検出装置3060は、記憶装置3040から監視画像を取得し、この監視画像を解析する。例えばイベント検出装置3060は、同じ監視カメラ3020によって撮像された複数の監視画像を取得し、その監視画像の中のイベント検出位置に相当する位置を解析する。そして、イベント検出装置3060は、その位置において、所定のイベントを表す変化が検出された場合に、所定のイベントが起こったことを検出する。本実施例の場合、イベント検出装置3060は、ドア70−2の付近について解析することで、ドア70−2における人の出入り等を検出する。ここで、画像内を解析して所定のイベントが起こったことを検出する技術には、既存の技術を利用することができる。
また例えば、イベント検出装置3060は、赤外線センサ等のセンサである。例えばこのセンサは、物体の通過等のイベントを検出する。例えばこのセンサは、監視対象の各場所に設置されている。情報処理装置2000によってイベント検出位置情報が生成されると、そのイベント検出位置情報で示されるイベント検出位置又はその付近にあるセンサが監視を開始する。例えば本実施例の場合、各ドア70の付近等に赤外線センサが設けられている。そして、図16(b)に示すイベント検出位置50が指定された場合、ドア70−2の付近にあるセンサが監視を開始する。
イベント検出装置3060によってイベントが検出されると、その旨が情報処理装置2000(タブレット端末)、監視モニタ3080及び警報装置3100に通知される。監視モニタ3080は、例えば警備員室等に設けられているモニタである。例えば監視モニタ3080は、イベントが検出された位置が写っている監視映像を強調表示する等して、イベントの発生を監視員に知らせる。よって、監視員は、イベントが発生した場所を容易に把握することができる。
警報装置3100は、例えばアラームを鳴らすことで、イベントの発生を監視員に知らせる。このアラームにより、監視員は、イベントの発生を知ることができる。
また、監視モニタ3080は、記憶装置3040からイベント検出位置情報を取得し、そのイベント検出位置を監視映像上に表示してもよい。これにより、例えば監視員は、イベント検出位置を注視するように監視作業を行うことができる。また、監視員は、イベント検出位置におけるイベント発生の検知をイベント検出装置3060にまかせ、イベント検出位置以外の場所を注視するように監視作業を行うこともできる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
以下、参考形態の例を付記する。
1. 表示画面上に表示されている監視画像に対する第1操作に応じて、前記監視画像に対してイベント検出位置を設定する第1処理手段と、
前記第1操作に応じて、前記監視画像又は前記監視画像を含むウインドウに対する、前記イベント検出位置の設定以外の表示変更処理を行う第2処理手段と、
第2操作に基づいて前記第1操作を前記第1処理手段と前記第2処理手段のどちらか一方に処理させる制御手段と、
を有するモバイル監視装置。
2. 前記制御手段は、前記第2操作がなされる前は、前記第1操作に応じて前記第2処理手段に処理させ、前記第2操作がなされた後は、前記第1操作に応じて前記第1処理手段に処理させる1.に記載のモバイル監視装置。
3. 前記第2操作は、前記表示画面又は前記監視画像の任意の箇所に対する所定時間以上のタッチ操作である2.に記載のモバイル監視装置。
4. 前記第2操作は、前記第1操作の開始位置を所定時間以上タッチする操作である2.に記載のモバイル監視装置。
5. 前記第2操作は、前記第1操作の前に開始され、前記第1操作の操作中に継続して行われる、前記表示画面上の任意の箇所に対するタッチ操作であり、
前記制御手段は、前記第2操作がなされている間、前記第1操作に応じて前記第1処理手段に処理させ、前記第2操作がなされなくなると、前記第1操作に応じて前記第2処理手段に処理させる1.に記載のモバイル監視装置。
6.表示画面上に表示されている監視画像に対する第1操作に応じて、前記監視画像に対してイベント検出位置を設定する第1処理手段と、
前記第1操作に応じて、前記監視画像又は前記監視画像を含むウインドウに対する、前記イベント検出位置の設定以外の表示変更処理を行う第2処理手段と、
前記第1操作を前記第1処理手段と前記第2処理手段のどちらか一方に処理させる制御手段と、を有し、
前記制御手段は、当該モバイル監視装置の姿勢が第1の姿勢である場合に、前記第1操作を前記第1処理手段に処理させ、当該モバイル監視装置の姿勢が前記第1の姿勢とは異なる第2の姿勢である場合に、前記第1操作を前記第2処理手段に処理させるモバイル監視装置。
7. 前記イベント検出位置は、通過する物体を検知するための映像監視線の位置、又は物体の所定のイベントを検知する監視領域の位置を表す1.乃至6.いずれか一つに記載のモバイル監視装置。
8. コンピュータを、1.乃至7.いずれか一つに記載のモバイル監視装置として動作させるプログラム。
9. コンピュータによって実行させる制御方法であって、
表示画面上に表示されている監視画像に対する第1操作に応じて、前記監視画像に対してイベント検出位置を設定する第1処理ステップと、
前記第1操作に応じて、前記監視画像又は前記監視画像を含むウインドウに対する、前記イベント検出位置の設定以外の表示変更処理を行う第2処理ステップと、
第2操作に基づいて前記第1操作を前記第1処理ステップと前記第2処理ステップのどちらか一方に処理させる制御ステップと、
を有する制御方法。
10. 前記制御ステップは、前記第2操作がなされる前は、前記第1操作に応じて前記第2処理ステップに処理させ、前記第2操作がなされた後は、前記第1操作に応じて前記第1処理ステップに処理させる9.に記載の制御方法。
11. 前記第2操作は、前記表示画面又は前記監視画像の任意の箇所に対する所定時間以上のタッチ操作である10.に記載の制御方法。
12. 前記第2操作は、前記第1操作の開始位置を所定時間以上タッチする操作である10.に記載の制御方法。
13. 前記第2操作は、前記第1操作の前に開始され、前記第1操作の操作中に継続して行われる、前記表示画面上の任意の箇所に対するタッチ操作であり、
前記制御ステップは、前記第2操作がなされている間、前記第1操作に応じて前記第1処理ステップに処理させ、前記第2操作がなされなくなると、前記第1操作に応じて前記第2処理ステップに処理させる9.に記載の制御方法。
14. コンピュータによって実行される制御方法であって、
表示画面上に表示されている監視画像に対する第1操作に応じて、前記監視画像に対してイベント検出位置を設定する第1処理ステップと、
前記第1操作に応じて、前記監視画像又は前記監視画像を含むウインドウに対する、前記イベント検出位置の設定以外の表示変更処理を行う第2処理ステップと、
前記第1操作を前記第1処理ステップと前記第2処理ステップのどちらか一方に処理させる制御ステップと、を有し、
前記制御ステップは、前記コンピュータの姿勢が第1の姿勢である場合に、前記第1操作を前記第1処理ステップに処理させ、前記コンピュータの姿勢が前記第1の姿勢とは異なる第2の姿勢である場合に、前記第1操作を前記第2処理ステップに処理させる制御方法。
15. 前記イベント検出位置は、通過する物体を検知するための映像監視線の位置、又は物体の所定のイベントを検知する監視領域の位置を表す9.乃至14.いずれか一つに記載の制御方法。

Claims (15)

  1. 監視画像を表示するタッチパネルディスプレイを有し、
    前記タッチパネルディスプレイ上において所定のタッチ操作が行われた場合に、前記タッチパネルディスプレイに対するスライド操作に応じて、前記監視画像における所定のイベントを検出する領域を設定する第1の処理を実行し、
    前記タッチパネルディスプレイ上において所定のタッチ操作が行われていない場合に、前記スライド操作に応じて、前記監視画像の表示範囲を変更する第2の処理を実行する、モバイル監視装置。
  2. 前記所定のタッチ操作は、前記タッチパネルディスプレイの複数箇所を所定の順番でタッチする操作である、請求項1に記載のモバイル監視装置。
  3. 前記第1の処理において、前記スライド操作の軌道に沿って前記監視画像上に表示された線に所定の幅を与えた四角形の領域を前記所定のイベントを検出する領域として設定する、請求項1又は2に記載のモバイル監視装置。
  4. 前記設定された領域における物体の通過又は前記物体の所定の事象の少なくとも一方を前記所定のイベントとして検出する、請求項1乃至3いずれか一項に記載のモバイル監視装置。
  5. 前記設定された領域において前記所定のイベントが検出された場合に、前記所定のイベントが検出されたことを示す情報を前記タッチパネルディスプレイに表示する、請求項4に記載のモバイル監視装置。
  6. コンピュータにより実行される制御方法であって、
    監視画像をタッチパネルディスプレイに表示し、
    前記タッチパネルディスプレイ上において所定のタッチ操作が行われた場合に、前記タッチパネルディスプレイに対するスライド操作に応じて、前記監視画像における所定のイベントを検出する領域を設定する処理を実行し、
    前記タッチパネルディスプレイ上において所定のタッチ操作が行われていない場合に、前記スライド操作に応じて、前記監視画像の表示範囲を変更する処理を実行する、制御方法。
  7. 前記所定のタッチ操作は、前記タッチパネルディスプレイの複数箇所を所定の順番でタッチする操作である、請求項6に記載の制御方法。
  8. 前記所定のイベントを検出する領域を設定する処理において、前記スライド操作の軌道に沿って前記監視画像上に表示された線に所定の幅を与えた四角形の領域を前記所定のイベントを検出する領域として設定する、請求項6又は7に記載の制御方法。
  9. 前記設定された領域における物体の通過又は前記物体の所定の事象の少なくとも一方を前記所定のイベントとして検出する、請求項6乃至8いずれか一項に記載の制御方法。
  10. 前記設定された領域において前記所定のイベントが検出された場合に、前記所定のイベントが検出されたことを示す情報を前記タッチパネルディスプレイに表示する、請求項9に記載の制御方法。
  11. コンピュータに、
    監視画像をタッチパネルディスプレイに表示させ、
    前記タッチパネルディスプレイ上において所定のタッチ操作が行われた場合に、前記タッチパネルディスプレイに対するスライド操作に応じて、前記監視画像における所定のイベントを検出する領域を設定する第1の処理を実行させ、
    前記タッチパネルディスプレイ上において所定のタッチ操作が行われていない場合に、前記スライド操作に応じて、前記監視画像の表示範囲を変更する第2の処理を実行させる、プログラム。
  12. 前記所定のタッチ操作は、前記タッチパネルディスプレイの複数箇所を所定の順番でタッチする操作である、請求項11に記載のプログラム。
  13. 前記第1の処理において、前記スライド操作の軌道に沿って前記監視画像上に表示された線に所定の幅を与えた四角形の領域を前記所定のイベントを検出する領域として設定する処理を、前記コンピュータに実行させる、請求項11又は12に記載のプログラム。
  14. 前記設定された領域における物体の通過又は前記物体の所定の事象の少なくとも一方を前記所定のイベントとして検出する処理を、前記コンピュータに実行させる、請求項11乃至13いずれか一項に記載のプログラム。
  15. 前記設定された領域において前記所定のイベントが検出された場合に、前記所定のイベントが検出されたことを示す情報を前記タッチパネルディスプレイに表示する処理を、前記コンピュータに実行させる、請求項14に記載のプログラム。
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