JP2019162595A - 酸性水の処理条件設計方法及び酸性水の処理方法 - Google Patents
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y=α×D+β ・・・式(a)
y:酸性水1L当たりの中和剤投入量(g/L)
D:中和剤の累積体積90容量%における体積累積粒子径(μm)
α:回帰直線の傾き
β:回帰直線の切片
前記中和剤の累積体積90容量%における体積累積粒子径と中和殿物の容積との関係式である、式(b)とを予め求めておき、
z=γ×D+δ ・・・式(b)
z:酸性水1L当たりの中和殿物の容積(mL/L)
γ:回帰直線の傾き
δ:回帰直線の切片
前記式(a)及び式(b)の関係式に基づき、前記中和剤の累積体積90容量%における体積累積粒子径と投入量とを設計する、酸性水の処理条件設計方法に関する。
本発明の酸性水の処理条件設計方法は、カルシウム化合物及びマグネシウム化合物を含み且つ粉砕された中和剤を、処理対象とする酸性水に投入して中和処理を行い、中和剤の粒子径と中和剤投入量との関係式、及び中和剤の粒子径と中和処理によって生じた不溶性沈殿物である中和殿物の容積との関係式をそれぞれ予め求めておき、これらの関係式に基づいて、中和剤の粒子径と投入量とを設計するものである。なお、中和剤の詳細は後述する。
y:酸性水1L当たりの中和剤投入量(g/L)
D:中和剤の累積体積90容量%における体積累積粒子径(μm)
α:回帰直線の傾き
β:回帰直線の切片
z:酸性水1L当たりの中和殿物の容積(mL/L)
γ:回帰直線の傾き
δ:回帰直線の切片
また、本発明の酸性水の中和方法は、本発明の酸性水の処理条件設計方法によって設計された中和剤の粒子径及び投入量に基づいて、該中和剤を処理対象の酸性水に投入して中和処理を行うことができる。なお、本発明の酸性水の中和方法に用いられる中和剤及び酸性水は、本発明の酸性水の処理条件設計方法において用いられたものと同一である。
本発明で用いられる中和剤は、カルシウム化合物及びマグネシウム化合物を含む中和剤であることが好ましい。カルシウム化合物としては、例えば炭酸カルシウム、水酸化カルシウム及び酸化カルシウム等が挙げられる。マグネシウム化合物としては、例えば水酸化マグネシウム、酸化マグネシウム及び炭酸マグネシウム等が挙げられる。上述したカルシウム化合物は、単独で又は2種以上組み合わせて用いてもよい。また、マグネシウム化合物も、単独で又は2種以上組み合わせて用いてもよい。
本発明の処理対象となる酸性水は、25℃においてpHが7未満の水性液のことである。酸性水は、酸性の鉱泉水が流入する河川水、鉱山廃水、地下水、工場排水等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
以下の方法により酸性水の中和試験を行った。
(1)酸性水
試験に用いた模擬酸性水の性状を表1に示す。表1に示すpH、全鉄(T−Fe)、アルミニウム(Al)、シリカ(Si)及び硫酸イオン濃度(SO4 2−)は、JIS K 0102「工場排水試験方法」に準拠して測定した。なお、模擬酸性水は表1に示す組成になるように、Fe源として硫酸鉄(III)n水和物(和光純薬工業製)、Al源として硫酸アルミニウム14〜18水(和光純薬工業製)、Si源としてメタけい酸ナトリウム九水和物(和光純薬工業製)、硫酸源として硫酸(和光純薬工業製)の試薬を用いて調製した。
実施例及び比較例では、中和剤として、カルシウム化合物及びマグネシウム化合物を含む中和剤(以下、これを中和剤Aともいう)を用い、参考例では中和剤として石灰石粉を使用した。中和剤Aは、宇部マテリアルズ株式会社において、海水及び消石灰から水酸化マグネシウムを製造する際に生成する残渣を使用した。石灰石粉は汎用の石灰石粉砕品を使用した。中和剤A及び石灰石粉の性状を表2に示す。MgO、CaO、SiO2、Al2O3及びFe2O3含有率は、JIS M 8853「セラミックス用アルミノけい酸塩質原料の化学分析方法」に準じて測定した。
中和剤Aを、遊星ボールミル(伊藤製作所社製、型番:LA−PO1)を用いて30分間粉砕した後、試験用ふるい(JIS Z 8801−1、目開き20、45、106及び212μm)を用いて、種々の粒度にふるい分けて粒子径の異なる中和剤B〜Iを調製した。
(i)中和剤投入量の決定
中和剤B〜J及び石灰石粉を使用し、以下の方法で中和試験を行い、中和剤投入量を決定した。すなわち、酸性水1Lをビーカーに取り、メカニカルスターラーで攪拌しながら湯浴によって水温を33℃に調整した。次に、粉末の中和剤を、水温が一定になった酸性水に一度に投入した。中和剤を投入した後、2時間後まで攪拌を続けながら、ガラス式pH測定装置(東亜ディーケーケー社製、型番:MM−60R)で酸性水のpHを1分毎に測定した。以上の操作を、中和剤B〜J及び石灰石粉のそれぞれについて酸性水への投入量を変えて行い、2時間経過後の酸性水のpHがpH5.5となるときの酸性水1L当たりの中和剤投入量(g/L)を決定した。
(ii)中和殿物の容積の測定
中和剤B〜J及び石灰石粉を使用し、前記操作で決定した中和剤投入量で中和剤を酸性水に投入して2時間後に攪拌を止め、中和処理水と中和殿物を分液漏斗に移し、24時間静置した。その後、分液漏斗下部から中和殿物を目盛り付き試験管に抜き取り、さらに24時間静置した後、試験管の目盛りを読み取ることで、酸性水1L当たりの中和殿物の容積(mL/L)を測定した。
中和剤Bを用いて前記の操作により、中和剤投入量の決定および中和殿物の容積の測定を行った。結果を表3に示す。
中和剤Cを用いた以外は、実施例1と同様の操作により、中和剤投入量の決定および中和殿物の容積の測定を行った。結果を表3に示す。
中和剤Dを用いた以外は、実施例1と同様の操作により、中和剤投入量の決定および中和殿物の容積の測定を行った。結果を表3に示す。
中和剤Eを用いた以外は、実施例1と同様の操作により、中和剤投入量の決定および中和殿物の容積の測定を行った。結果を表3に示す。
中和剤Fを用いた以外は、実施例1と同様の操作により、中和剤投入量の決定および中和殿物の容積の測定を行った。結果を表3に示す。
中和剤Gを用いた以外は、実施例1と同様の操作により、中和剤投入量の決定および中和殿物の容積の測定を行った。結果を表3に示す。
中和剤Hを用いた以外は、実施例1と同様の操作により、中和剤投入量の決定および中和殿物の容積の測定を行った。結果を表3に示す。
中和剤Iを用いた以外は、実施例1と同様の操作により、中和剤投入量の決定および中和殿物の容積の測定を行った。結果を表3に示す。
中和剤Jを用いた以外は、実施例1と同様の操作により、中和剤投入量の決定および中和殿物の容積の測定を行った。結果を表3に示す。
中和剤として、石灰石粉を用いた以外は、実施例1と同様の操作により、中和剤投入量の決定および中和殿物の容積の測定を行った。結果を表3に示す。なお、参考例1について同表に示す中和殿物の容積は、石灰石を用いて中和処理を行ったときに発生する沈殿物の容積である。
表3に示すように、カルシウム化合物及びマグネシウム化合物を含む中和剤を粉砕した実施例1〜8は、中和剤を粉砕しなかった比較例1と比べて、中和剤投入量及び中和殿物の容積を大幅に低減できることがわかる。また、実施例1〜8と参考例1とを比較すると、従来の石灰石を用いた参考例1よりも、実施例1〜8における中和剤投入量及び中和殿物の容積を大幅に低減できることがわかる。
前記「1.酸性水の中和試験」で求めた結果より、以下の方法で関係式(a)及び関係式(b)をそれぞれ算出した。
Claims (10)
- カルシウム化合物及びマグネシウム化合物を含み且つ粉砕された中和剤を、処理対象とする酸性水に投入して中和処理を行い、前記中和剤の累積体積90容量%における体積累積粒子径と投入量との関係式である、下記式(a)と、
y=α×D+β ・・・式(a)
y:酸性水1L当たりの中和剤投入量(g/L)
D:中和剤の累積体積90容量%における体積累積粒子径(μm)
α:回帰直線の傾き
β:回帰直線の切片
前記中和剤の累積体積90容量%における体積累積粒子径と中和殿物の容積との関係式である、式(b)とを予め求めておき、
z=γ×D+δ ・・・式(b)
z:酸性水1L当たりの中和殿物の容積(mL/L)
γ:回帰直線の傾き
δ:回帰直線の切片
前記式(a)及び式(b)の関係式に基づき、前記中和剤の累積体積90容量%における体積累積粒子径と投入量とを設計する、酸性水の処理条件設計方法。 - 累積体積90容量%における体積累積粒子径が20μm以上150μm以下である前記中和剤を用いて前記式(a)及び式(b)を求める、請求項1に記載の酸性水の処理条件設計方法。
- 炭酸カルシウムを65質量%以上95質量%以下含み、水酸化マグネシウムを5質量%以上35質量%以下含む前記中和剤を用いて前記式(a)及び式(b)を求める、請求項1又は2に記載の酸性水の処理条件設計方法。
- 前記中和剤の一粒子中に炭酸カルシウムと水酸化マグネシウムとが均一に混合されている、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の酸性水の処理条件設計方法。
- 前記中和剤が海水と消石灰との反応によって水酸化マグネシウムを製造して生じた残渣である、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の酸性水の処理条件設計方法。
- 酸性の鉱泉水が流入する河川水からなる前記酸性水を用いて前記式(a)及び式(b)を求める、請求項1ないし5のいずれか一項に記載の酸性水の処理条件設計方法。
- 石灰石を前記酸性水に投入して中和処理を行ったときに発生する沈殿物の容積よりも前記中和殿物の容積が低減するように、前記中和剤の累積体積90容量%における体積累積粒子径と投入量とを設計する、請求項1ないし6のいずれか一項に記載の酸性水の処理条件設計方法。
- 石灰石を前記酸性水に投入して中和処理を行ったときに投入される石灰石の投入量よりも前記中和剤投入量が低減するように、前記中和剤の累積体積90容量%における体積累積粒子径と投入量とを設計する、請求項1ないし6のいずれか一項に記載の酸性水の処理条件設計方法。
- 中和剤投入量及び中和殿物の容積の合計量が最小値となるか、又は該最小値±10%となるように、前記中和剤の累積体積90容量%における体積累積粒子径と投入量とを設計する、請求項1ないし6のいずれか一項に記載の酸性水の処理条件設計方法。
- 請求項1ないし9のいずれか一項に記載の酸性水の処理条件設計方法によって設計した前記中和剤の累積体積90容量%における体積累積粒子径と投入量とに基づいて、前記中和剤を処理対象とする酸性水に投入して中和処理する、酸性水の処理方法。
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