JP2019157915A - 緩衝用パイプ - Google Patents

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孝 宇佐美
Takashi Usami
孝 宇佐美
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Abstract

【課題】屈曲した棒状部材に対しても装着可能な緩衝用パイプを得ること。【解決手段】緩衝用パイプ101は、例えばウレタンなどによって成形された弾性変形可能なパイプ基体102を備え、内部に設けられた中空孔103内に軸方向に延びる複数条の溝部104を有している。複数条の溝部104は、断面が曲面形状に形成されて軸方向と平行に配列され、中空孔103の内周上で等間隔に配列されている。【選択図】図1

Description

本発明は、棒状部材の上に被せられて使用される緩衝用パイプに関する。
緩衝用パイプが被される棒状部材としては、例えばトラクターに設置されているレバー類がある。レバー類としてトラクターに設けられているのは、主変速用と副変速用との二種類のシフトレバーや、作業機を昇降させるための油圧レバーなどである。これらのレバー類は、床面やコンソールなどから延びる棒状部材の形態をとることが多く、その断面は真円形であったり長円形であったりする(特許文献1の符号「2」「A」「B」、特許文献2の符号「62」「64」参照)。
緩衝用パイプは、このようなレバー類に緩衝作用を与えるために用いられる。
図4に示すように、緩衝用パイプ1は、内部に中空孔2を有する弾性変形が可能なもので、例えばウレタンを材料として成形されている。このような緩衝用パイプ1は、図5に示すように、雄ねじ11が設けられた先端側からレバー12に被される。このときレバー12は中空孔2に挿入され、緩衝用パイプ1に密接する。
特開2016−190552号公報 特開平07−032900号公報 特開平03−118119号公報
図4に例示するように、レバーがストレート形状である場合には、緩衝用パイプの中空孔にレバーは円滑に挿入される。ところがレバーが図3に例示するような屈曲した形状である場合、緩衝用パイプの硬度によっては屈曲部分にひっかり、レバーに対する緩衝用パイプの装着が困難となる。例えばウレタン製の緩衝用パイプは比較的硬度が高く、図3に例示するようなレバーには装着し難い。改善が求められる。
本発明の課題は、屈曲した棒状部材に対しても装着可能な緩衝用パイプを得ることである。
本発明の緩衝用パイプは、内部に中空孔を有して弾性変形可能なパイプ基体と、前記中空孔内で軸方向に延びる複数条の溝部と、を備えることによって上記課題を解決する。
本発明によれば、複数条の溝部によってパイプ基体の可撓性が増し、屈曲した棒状部材に対しても装着することが可能になる。
実施の一形態を示す緩衝用パイプの斜視図。 拡大して示す緩衝用パイプの水平断面図。 シフトレバーへの緩衝用パイプの装着作業を示す側面図。 従来の一例として、シフトレバーへの緩衝用パイプの装着作業を示す側面図。 緩衝用パイプの斜視図。
実施の一形態を図1ないし図3に基づいて説明する。本実施の形態は、棒状部材としてのトラクターのシフトレバーに被せられて使用される緩衝用パイプへの適用例である。
図1に示すように、本実施の形態の緩衝用パイプ101は、円筒状のパイプ基体102の内部に、断面円形の中空孔103を有している。パイプ基体102はウレタンを材料として成形されており、弾性変形が可能である。
パイプ基体102の内部に設けられている中空孔103の直径は、緩衝用パイプ101を被せるシフトレバー201(図3参照)の直径にほぼ等しく設定されている。
図2に示すように、パイプ基体102は、中空孔103の内部に軸方向に延びる溝部104を複数条備えている。本実施の形態では、八条の溝部104が設けられている。これらの溝部104は断面が曲面形状を有しており、すべての溝部104が軸方向と平行であり、かつ中空孔103の内周上で等間隔に配列されている。このような溝部104は、パイプ基体102の両端に途切れることなく連絡している。
したがってパイプ基体102の肉厚は、溝部104が設けられていない部分の肉厚T1よりも、溝部104が設けられている部分の最小肉厚T2の方が薄い。断面が曲面形状であるという溝部104の形状上、肉厚T1は徐々に減少し、最小肉厚T2の部分で最小となる。
緩衝用パイプ101は一例として、ウレタンの押出成形によってすべて一体に成形されている。
図3に示すように、緩衝用パイプ101は、雄ねじ202が設けられた先端側からシフトレバー201に被される。このとき緩衝用パイプ101は、シフトレバー201の屈曲部203の位置で屈曲させられるため、可撓性を求められる。ところが従来の緩衝用パイプ1(図4参照)の場合、ウレタン製であることから可撓性が低く、屈曲部203の位置に引っかかって装着が困難となる。
これに対して本実施の形態の緩衝用パイプ101によれば、中空孔103に設けた溝部104の部分で肉厚が薄くなる。このためパイプ基体102全体の剛性が低下し、可撓性が向上する。そこでシフトレバー201に装着される緩衝用パイプ101が屈曲部203の位置からさらに押し込まれたときにパイプ基体102が撓み、シフトレバー201への緩衝用パイプ101の装着が可能となる。
このときのパイプ基体102の可撓性は、溝部104の条数、大きさ、形状などによって適宜変更することが可能である。溝部104の条数が多くなればなるほど、また大きさが大きくなればなるほどパイプ基体102は可撓性を高め、撓みやすくなる。また肉厚T1から最小肉厚T2に移行する角度が急になればなるほど溝部104の大きさが増大するため、同様にパイプ基体102は可撓性を高め、撓みやすくなる。
溝部104の条数、大きさ、形状などの属性は、シフトレバー201の屈曲部203の屈曲角度に応じて適宜定められる。より詳細には、シフトレバー201の屈曲部203の屈曲角度がさほど大きくなければパイプ基体102に大きな可撓性を持たせる必要がないのに対して、屈曲部203の屈曲角度が大きくなるほどパイプ基体102の可撓性が増すように設定する。こうすることで、緩衝用パイプ101を円滑にシフトレバー201に装着することが可能になる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、中空孔103内で軸方向に延びる複数条の溝部104を設けたので、屈曲部203を有するシフトレバー201に対しても、緩衝用パイプ101を装着することができる。しかも屈曲部203に対応する位置で、緩衝用パイプ101に皺やうねりを生じさせないようにすることができ、外観上の品質を向上させることもできる。
溝部104は、断面形状を曲面面形状としているため、肉厚が薄くなった部分の強度を徐々に減少させ、急激な強度低下による破損を防止することができる。
溝部104は、軸方向と平行に配列され、しかも中空孔103の内周上で等間隔に配列されているので、パイプ基体102の周方向上、その剛性を均等に減少させることができる。
実施に際しては、各種の変形や変更が可能である。
例えば本実施の形態では、パイプ基体102の両端に途切れることなく連絡する溝部104を例示したが、実施に際してはこれに限ることなく、パイプ基体102の両端のうちのいずれか一方又は両方にまで至らないように溝部104を設けたり、溝部104を断続的に設けたりするようにしてもよい。
溝部104の形状についても、断面が曲面形状にものに限らず、直線的に屈曲する断面を持たせるようにしてもよい。
本実施の形態では、シフトレバー201の断面円形形状に合わせてパイプ基体102の中空孔103も断面円形としたが、実施に際しては、中空孔103の断面形状は、シフトレバー201などの棒状部材の断面形状に合わせて設定される。
本実施の形態では、シフトレバー201への装着に適した緩衝用パイプ101を例示したが、装着対象物はシフトレバー201に限らず、あらゆる棒状部材への装着品として実現可能である。
その他、あらゆる変形や変更が許容される。
101 緩衝用パイプ
102 パイプ基体
103 中空孔
104 溝部
T1 肉厚(溝部が設けられていない部分)
T2 最小肉厚(溝部が設けられている部分)

Claims (5)

  1. 内部に中空孔を有して弾性変形可能なパイプ基体と、
    前記中空孔内で軸方向に延びる複数条の溝部と、
    を備えることを特徴とする緩衝用パイプ。
  2. 前記溝部は、断面が曲面形状を有している、
    ことを特徴とする請求項1に記載の緩衝用パイプ。
  3. 前記溝部は、軸方向と平行に配列されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の緩衝用パイプ。
  4. 前記溝部は、前記中空孔の内周上で等間隔に配列されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一に記載の緩衝用パイプ。
  5. 前記パイプ基体は、ウレタンによって成形されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一に記載の緩衝用パイプ。
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