JP2019157352A - Support structure and method of construction thereof - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、支柱構造体及びその施工方法に関する。 The present invention relates to a column structure and a construction method thereof.
従来、台座と、台座に立設される支柱と、支柱に支持されるフェンス本体(被支持部材)と、を備える仮設フェンス(支柱構造体)が知られている(例えば、特許文献1参照)。支柱の下端部は、台座の上面に形成された取付開口部に挿入されて保持される。特許文献1に記載の技術においては、台座の取付開口部の大きさは、支柱の下端部が挿入される大きさで且つ支柱を安定して支持できる大きさに形成されている。
Conventionally, a temporary fence (a strut structure) including a pedestal, a strut standing on the pedestal, and a fence body (supported member) supported by the strut is known (see, for example, Patent Document 1). . The lower end of the support is inserted and held in an attachment opening formed on the upper surface of the pedestal. In the technique described in
ところで、仮設フェンスは、設置してから一定期間後に撤去されることが多く、低コストで製造でき、設置が容易で且つ撤去が容易であることが望まれる。そのため、低コストで仮設フェンスを設置するという観点から、既存の台座(例えば、ガードレール用の台座)を利用して、仮設フェンスを設置する場合がある。例えば、ガードレールの場合には、ガードレール用の台座の取付開口部にガードレール用の支柱を挿入して、台座の取付開口部と支柱との隙間にコンクリートを流し込んで支柱を固定している。 By the way, the temporary fence is often removed after a certain period of time after installation, and it is desired that the temporary fence can be manufactured at a low cost, can be easily installed, and can be easily removed. Therefore, from the viewpoint of installing a temporary fence at a low cost, an existing base (for example, a guard rail base) may be used to install the temporary fence. For example, in the case of a guard rail, a guard rail column is inserted into the mounting opening of the guard rail pedestal, and concrete is poured into the gap between the mounting opening of the pedestal and the column to fix the column.
しかし、台座が仮設フェンス専用でない場合には、台座の取付開口が、フェンスの支柱の径に対して大きいことがある。そのため、台座の取付開口に支柱を取り付ける場合に、そのままの状態では、フェンスの支柱を挿入しても、台座の取付開口とフェンスの支柱との間の隙間が大きく、支柱を安定して支持することができないことがあった。 However, if the pedestal is not dedicated to the temporary fence, the mounting opening of the pedestal may be larger than the diameter of the fence column. Therefore, when attaching a support post to the mounting opening of the pedestal, in the state as it is, even if the fence support is inserted, the gap between the mounting opening of the base and the support post of the fence is large, and the support is supported stably. There was something I couldn't do.
ここで、道路標識の支柱を支持する構造において、支柱の径に対して台座の取付開口が大きく形成され、台座の取付開口に支柱の下端部を挿入する場合に、台座と支柱の下端部との間に係止部材を介在させて、台座に支柱を立設する構造が提案されている(例えば、特許文献2参照)。 Here, in the structure for supporting the support of the road sign, the mounting opening of the pedestal is formed larger than the diameter of the support, and when the lower end of the support is inserted into the mounting opening of the pedestal, There has been proposed a structure in which a support member is erected on a pedestal with a locking member interposed therebetween (for example, see Patent Document 2).
特許文献2に記載の技術においては、係止部材は、支柱に装着可能な帯状部材と、台座の取付開口の周縁部に形成された係止凹部に載架されるアームと、を有して構成されている。
In the technique described in
しかし、特許文献2に記載の技術においては、係止部材のアームを台座の係止凹部に載架するため、台座に係止凹部を加工する必要がある。また、特許文献2に記載の技術においては、支柱は帯状部材に装着されて保持されており、より安定して保持できる構成が望まれる。
よって、簡易な構成により、台座に支柱を容易に安定して保持させることができる構成が望まれる。
However, in the technique described in
Therefore, the structure which can hold | maintain a support | pillar easily and stably with a simple structure is desired.
本発明は、簡易な構成により、台座に支柱を容易に安定して保持させることができる支柱構造体及びその施工方法を提供することを目的とする。 An object of this invention is to provide the support | pillar structure which can hold | maintain a support | pillar easily and stably by a simple structure, and its construction method.
本発明は、上下方向に延びる支柱(例えば、後述の支柱3)と、前記支柱に沿って延び前記支柱に支持される被支持部材(例えば、後述のフェンス本体4)と、前記支柱の径よりも大きい取付開口部(例えば、後述の取付開口部21)が上面(例えば、後述の上面22)に形成された台座(例えば、後述の台座2)と、前記支柱と前記台座との間に配置される支持ブラケット(例えば、後述の支持ブラケット5)であって、前記支柱が挿入されると共に前記取付開口部に挿入され底部(例えば、後述の底面板53)を有する筒状部(例えば、後述の収容筒体51)と、前記筒状部の外周面から径方向に延出して前記台座の上面に配置される延出部(例えば、後述の中間板材52)と、を有する支持ブラケットと、前記筒状部に挿入された前記支柱を前記筒状部に固定する第1固定部材(例えば、後述の第1固定ネジ11)と、前記延出部を前記台座の上面に固定する第2固定部材(例えば、後述の第2固定ネジ13)と、を備える支柱構造体(例えば、後述の仮設フェンス1)に関する。
The present invention includes a support column (for example, a
また、水平方向に対する前記支持ブラケットの傾きを調整可能な傾き調整部(例えば、後述の傾き調整ワッシャ15)を備えることが好ましい。 Moreover, it is preferable to provide an inclination adjusting unit (for example, an inclination adjusting washer 15 described later) capable of adjusting the inclination of the support bracket with respect to the horizontal direction.
また、前記支柱と前記筒状部との間に配置されるスペーサ部材(例えば、後述のスペーサシート6)を更に備えることが好ましい。
Moreover, it is preferable to further include a spacer member (for example, a
また、前記支柱構造体の施工方法であって、前記支持ブラケットを前記取付開口部に設置するブラケット設置工程と、前記筒状部に前記支柱の下端部を挿入する支柱配置工程と、前記第1固定部材により、前記支柱を前記筒状部に固定する固定工程と、を含む支柱構造体の施工方法に関する。 In addition, in the construction method of the support structure, a bracket installation process of installing the support bracket in the mounting opening, a support arrangement process of inserting a lower end portion of the support into the cylindrical part, and the first It is related with the construction method of the support | pillar structure including the fixing process which fixes the said support | pillar to the said cylindrical part with a fixing member.
本発明によれば、簡易な構成により、台座に支柱を容易に安定して保持させることができる支柱構造体及びその施工方法を提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the support structure which can hold | maintain a support | pillar easily and stably by a simple structure and its construction method can be provided.
以下、本発明の支柱構造体としての仮設フェンス1の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態の仮設フェンス1の全体構成を示す正面図である。図2は、支柱3の支持構造を示す縦断面図である。図3は、支柱3の支持構造を示す平面図である。図4は、支柱3の支持構造を示す分解斜視図である。
Hereinafter, an embodiment of a
本実施形態において、支柱構造体を仮設フェンスに適用した例について説明する。なお、本実施形態の説明においては、図1における左右方向を「左右方向」という。
仮設フェンス1は、図1〜図4に示すように、複数の台座2と、複数の支柱3と、複数のフェンス本体4(被支持部材)と、複数の支持ブラケット5と、2つのスペーサシート6(スペーサ部材)と、複数の第1固定ネジ11(第1固定部材)と、複数の第2固定ネジ13(第2固定部材)と、傾き調整ワッシャ15(傾き調整部)と、を備える。
In the present embodiment, an example in which the support structure is applied to a temporary fence will be described. In the description of the present embodiment, the left-right direction in FIG. 1 is referred to as “left-right direction”.
As shown in FIGS. 1 to 4, the
複数の台座2は、図1に示すように、それぞれ、例えば、所定幅を有して所定方向(左右方向)に所定長さで延びるコンクリートブロックにより構成される。複数の台座2は、所定方向(左右方向)に並んで配置され、隣接する台座2同士が連結されている。本実施形態における台座2は、例えば、本実施形態の仮設フェンス専用に製造されたものではなく、既存のガードレール用の台座である。仮設フェンスは、設置してから一定期間後に撤去されることが多いため、本実施形態では、支柱を地中に埋め込むことを避けて、台座として、例えば、既存のガードレール用の台座を用いている。ガードレールの場合には、ガードレール用の台座の取付開口部にガードレール用の支柱を挿入して、台座の取付開口部と支柱との隙間にコンクリートを流し込んで支柱を固定している。
As shown in FIG. 1, each of the plurality of
なお、本実施形態においては、台座2として、既存のガードレール用の台座を利用した場合の例について説明するが、これに限定されない。台座2は、既存のものに限定されず、新規に製造したものでもよい。また、台座2は、ガードレール用の台座に限定されず、支柱の径よりも大きい取付開口部を有していればよく、例えば、道路標識の支柱を支持する台座などであってもよい。
In addition, in this embodiment, although the example at the time of utilizing the base for existing guardrails as the
台座2の上面22には、取付開口部21が形成される。取付開口部21は、平面視円形状に開口して形成され、台座2の上面22から下方側に延びる。本実施形態においては、取付開口部21は、台座2を上下方向に貫通する貫通孔により形成される。なお、取付開口部21は、台座2を上下方向に貫通する貫通孔に限定されない。取付開口部21は、台座2を上下方向に貫通していなくてもよく、例えば、取付開口部21を、台座2の上面22に開口して、台座2の上面22から下方側に窪む凹部や凹溝で構成してもよいし、台座2が中空である場合には上面板に開口を形成することで構成してもよい。取付開口部21において、台座2の上面22に開口した部分の下方側に、後述する支持ブラケット5の収容筒体51を挿入できる上下方向の空間が確保されていることが好ましい。
A
取付開口部21は、支柱3の径よりも大きい開口である。本実施形態においては、台座2として、例えば、既存のガードレール用の台座を用いており、取付開口部21は、ガードレール用の支柱が挿入される大きさであるため、支柱3の径よりも大きい。なお、本実施形態においては、取付開口部21を、平面視で、円形状に開口して構成したが、これに限定されず、例えば、多角形状に開口して構成してもよいし、楕円形状に開口して構成してもよい。
The attachment opening 21 is an opening larger than the diameter of the
複数の支柱3は、図1に示すように、所定方向(左右方向)に並んで配置された複数の台座2の上方側において、所定方向(左右方向)に並んで配置される。複数の支柱3は、それぞれ、上下方向に延びて形成される。支柱3の下端部は、台座2の取付開口部21において、支持ブラケット5を介して、台座2に固定される。支持ブラケット5の詳細については後述する。
As shown in FIG. 1, the plurality of
支柱3には、上下方向における複数の所定位置に、複数のフェンス取り付け用フック31が取り付けられる。支柱30には、複数のフェンス取り付け用フック31を介して、フェンス本体4が接続される。
A plurality of
フェンス本体4は、図1に示すように、支柱3に沿って延びる。フェンス本体4は、複数の上側フェンス体41と、複数の下側フェンス体42とが略同一平面上に配置されて構成される。複数の上側フェンス体41及び複数の下側フェンス体42は、メッシュ状に形成される。
As shown in FIG. 1, the
上側フェンス体41及び下側フェンス体42は、上下方向に並べられて配置され、互いが、連結部材401により連結される。複数の上側フェンス体41は、フェンス本体4の上側において、左右方向に並べられて配置され、隣接する上側フェンス体41同士が、連結部材402により連結される。複数の下側フェンス体42は、フェンス本体4の下側において、左右方向に並べられて配置され、隣接する下側フェンス体42同士が、連結部材402により連結される。フェンス本体4は、複数のフェンス取り付け用フック31を介して、支柱3に支持される。
The
支持ブラケット5について説明する。
支持ブラケット5は、支柱3と台座2との間に配置される。支持ブラケット5は、台座2に固定された状態で、支柱3を支持する。支持ブラケット5は、図2〜図4に示すように、底面板53(底部)を有する収容筒体51(筒状部)と、中間板材52と、一対の補強支持板54と、を有する。
The
The
収容筒体51は、上下方向に延びる円筒状に形成される。収容筒体51は、例えば、管体により形成されたサヤ管とも呼ばれる。収容筒体51には、支柱3の下端部が挿入される。収容筒体51は、支柱3の下端部が挿入された状態で、台座2の取付開口部21に挿入される。収容筒体51は、中間板材52よりも上側に配置される上側筒部511と、中間板材52よりも下側に配置される下側筒部512と、を有する。
The
収容筒体51が支柱3を支持するという観点からは、収容筒体51の内径は、支柱3の外形と同じであることが好ましい。しかし、本実施形態においては、収容筒体51の内径は、収容筒体51への支柱3の挿入し易さを考慮して、支柱3の外径よりも僅かに大きく形成される。これにより、収容筒体51の内周面と支柱3の外周面との間には、僅かな隙間(例えば、1mm以下)が設けられる。収容筒体51にスペーサシート6(後述)が貼り付けられた支柱3が挿入されることで、収容筒体51の内周面と支柱3の外周面との間の隙間には、上下方向に離間した2箇所において、スペーサシート6が配置される。
From the viewpoint that the
底面板53は、収容筒体51の下端部において、径方向の内側に水平方向に延びる環状の板部材により形成される。底面板53には、中央に円形状に貫通する水抜き開口531が形成される。底面板53の上面には、収容筒体51に挿入された支柱3の下端部が載置され、底面板53は、収容筒体51に挿入された支柱3の下端部を保持する。
The
中間板材52は、収容筒体51の上下方向(軸方向)の途中の外周面から収容筒体51の径方向に延出して形成される。中間板材52は、例えば、金属板により形成される。本実施形態においては、中間板材52は、収容筒体51の上下方向(軸方向)の中央よりも上側において、収容筒体51の外周面から径方向に延出する。中間板材52は、平面視で、外形が、台座2の取付開口部21よりも大きい大きさの矩形状に形成される。中間板材52は、台座2の取付開口部21の周縁において、台座2の上面22に配置される。本実施形態においては、中間板材52は、収容筒体51の外周面に溶接により接合されている。
The
本実施形態においては、支持ブラケット5を作製する場合には、例えば、金属板である中間板材52にサヤ管である収容筒体51を貫通させて、収容筒体51(サヤ管)の外周面に中間板材52(金属板)を溶接する。
In the present embodiment, when the
一対の補強支持板54は、図2及び図4に示すように、中間板材52の下面と収容筒体51の表面とを接続する略直角三角形状の板部材により形成される。一対の補強支持板54は、中間板材52を下面側から支持して補強する。
As shown in FIGS. 2 and 4, the pair of reinforcing
2つのスペーサシート6は、支柱3における収容筒体51に挿入される部分において、上下方向に離間して配置されている。スペーサ部材6は、所定幅を有し、支柱3の周面において周方向に周回して貼り付けられている。スペーサシート6は、弾性材料により形成され、例えば、硬質ゴムにより形成される。スペーサシート6は、支柱3と支持ブラケット5の収容筒体51の内面との間に配置され、支柱3を収容筒体51に強固に安定して保持させる。
The two
複数の第1固定ネジ11は、図2〜図4に示すように、それぞれ、ナット12を介して、収容筒体51の上側筒部511の周面を貫通して、第1固定ネジ11の先端を、収容筒体51に挿入された支柱3の周面に押し付けることで、収容筒体51に挿入された支柱3を、支持ブラケット5の収容筒体51に固定する。本実施形態においては、3つの第1固定ネジ11が、収容筒体51の周方向に離間して配置される。3つの第1固定ネジ11は、収容筒体51の上側筒部511の周方向の3箇所の所定位置において、収容筒体51に挿入された支柱3を、支持ブラケット5の収容筒体51に固定する。
As shown in FIGS. 2 to 4, the plurality of first fixing screws 11 pass through the peripheral surface of the
複数の第2固定ネジ13は、それぞれ、ワッシャ14を介して、中間板材52の角部の内側の位置において、中間板材52を貫通して、台座2に締め付けることで、中間板材52を台座2の上面22に固定する。本実施形態においては、4つの第2固定ネジ13により、中間板材52の角部の内側の4箇所の位置において、中間板材52は台座2の上面22に固定される。
The plurality of second fixing screws 13 pass through the
傾き調整ワッシャ15は、水平方向に対する支持ブラケット5の傾きを調整可能である。傾き調整ワッシャ15は、水平方向に対する支持ブラケット5の傾きを調整する場合に、図4に示すように、支柱3を傾かせる方向や傾かせる程度に応じて選択された第2固定ネジ13の位置において、支持ブラケット5の中間板材52と台座2の上面22との間に配置される。第2固定ネジ13により中間板材52を台座2の上面22に固定した状態において、傾き調整ワッシャ15を支持ブラケット5の中間板材52と台座2の上面22との間に配置して、第2固定ネジ13を傾き調整ワッシャ15に貫通させる。これにより、水平方向に対する支持ブラケット5の傾きを調整でき、支柱3の傾きを調整できる。
The inclination adjusting washer 15 can adjust the inclination of the
次に、仮設フェンス1の施工方法について説明する。図5は、本実施形態の仮設フェンスの施工方法であって、(a)は支持ブラケット5を台座2に取り付ける場合を示す図であり、(b)は支持ブラケット5に支柱3を取り付ける場合を示す図であり、(c)は支持ブラケット5に支柱3を固定する場合を示す図である。
Next, the construction method of the
まず、図5(a)に示すように、第1固定ネジ11をナット12と共に、支持ブラケット5の収容筒体51の上側筒部511に仮止めした状態で、支持ブラケット5の収容筒体51の下側筒部512を台座2の取付開口部21に挿入して、図5(b)に示すように、支持ブラケット5の中間板材52を、台座2おける取付開口部21の周縁の上面22に載置する。
First, as shown in FIG. 5A, the
この状態で、中間板材52の4つの角部の内側の4箇所の位置において、4つの第2固定ネジ13を、それぞれ、ワッシャ14を介して、中間板材52を貫通させて、台座2に締め付けることで、中間板材52を台座2の上面22に固定する。
In this state, at the four positions inside the four corners of the
また、支柱3の傾きを調整する場合には、第2固定ネジ13により中間板材52を台座2の上面22に固定する際に、支柱3を傾かせる方向や傾かせる程度に応じて選択された第2固定ネジ13の位置において、支持ブラケット5の中間板材52と台座2の上面22との間に傾き調整ワッシャ15(図4参照)を配置して、第2固定ネジ13を傾き調整ワッシャ15に貫通させる。これにより、水平方向に対する支持ブラケット5の傾きを調整でき、支柱3の傾きを調整できる。
Further, when the inclination of the
このようにして、4つの第2固定ネジ13により、支持ブラケット5を台座2に固定することで、支持ブラケット5を、台座2の取付開口部21に設置する(ブラケット設置工程)。
In this way, the
次に、図5(b)に示すように、2つのスペーサ部材6を貼り付けた支柱3の下端部を、支持ブラケット5の収容筒体51に挿入し、続けて、図5(c)に示すように、支柱3の下端部が収容筒体51の底面板53に到達するまで挿入する(支柱配置工程)。
Next, as shown in FIG. 5 (b), the lower end portion of the
そして、図5(c)に示すように、支持ブラケット5の収容筒体51の上側筒部511において、3つの第1固定ネジ11により、支柱3を収容筒体51に本固定する。この場合に、3つの第1固定ネジ11を締め付けることで、3つの第1固定ネジ11の先端を、それぞれ、収容筒体51に挿入された支柱3の周面に押し付けて、収容筒体51に挿入された支柱3を、支持ブラケット5収容筒体51に固定する。このように、支柱3を支持ブラケット5に容易に取り付けることができる。
続けて、支柱3にフェンス本体4を取り付けることで、図1に示すように、仮設フェンス1を設置できる。
Then, as shown in FIG. 5C, the
Subsequently, by attaching the
その後、一定期間後において、仮設フェンス1が必要なくなった場合には、仮設フェンス1を撤去する。この場合には、仮設フェンス1を設置した場合と反対の作業手順により、仮設フェンス1を撤去する。この場合において、支持ブラケット5から支柱3を取り外して、支持ブラケット5を台座2から取り外すことを容易に行うことができるため、仮設フェンス1を容易に撤去できる。
このように、本実施形態においては、仮設フェンス1を容易に設置でき、かつ、仮設フェンス1を容易に撤去できる。
After that, when the
Thus, in this embodiment, the
ここで、本発明の仮設フェンス1の利点について説明する。本実施形態の仮設フェンス1は、設置してから一定期間後に撤去されることが多く、低コストで製造でき、設置が容易で且つ撤去が容易であることが望まれる。そのため、低コストで仮設フェンスを設置するという観点から、既存の台座(例えば、ガードレール用の台座)を利用して、仮設フェンスを設置する場合がある。しかし、台座が仮設フェンス専用でない場合には、台座の取付開口が、フェンスの支柱の径に対して大きいことがあり、台座の取付開口に支柱を取り付ける場合に、そのままの状態では、フェンスの支柱を挿入しても、台座の取付開口とフェンスの支柱との間の隙間が大きく、支柱を安定して支持することができない。
Here, the advantage of the
これに対して、本発明の仮設フェンス1は、例えば、既存のガードレール用の台座2を利用して構成され、支柱3が挿入されると共に取付開口部21に挿入され底面板53を有する収容筒体51と、収容筒体51の外周面から径方向に延出して台座2の上面に配置される中間板材52と、を有する支持ブラケット5と、収容筒体51に挿入された支柱3を収容筒体51に固定する第1固定部材11と、中間板材52を台座2の上面22に固定する第2固定部材13と、を備える。これにより、簡易な構成により、台座2に支柱3を容易に安定して保持させて固定できる。
On the other hand, the
以上説明した本実施形態の仮設フェンス1によれば、以下のような効果を奏する。
これに対して、本実施形態の仮設フェンス1は、支柱構造体1は、上下方向に延びる支柱3と、支柱3に沿って延び支柱3に支持されるフェンス本体4と、支柱3の径よりも大きい取付開口部21が上面22に形成された台座2と、支柱3と台座2との間に配置される支持ブラケット5であって、支柱3が挿入されると共に取付開口部21に挿入され底面板53を有する収容筒体51と、収容筒体51の外周面から径方向に延出して台座2の上面に配置される中間板材52と、を有する支持ブラケット5と、収容筒体51に挿入された支柱3を収容筒体51に固定する第1固定部材11と、中間板材52を台座2の上面22に固定する第2固定部材13と、を備える。これにより、簡易な構成により、台座2に支柱3を容易に安定して保持させて固定できる。
According to the
On the other hand, in the
また、本実施形態においては、水平方向に対する支持ブラケット5の傾きを調整可能な傾き調整ワッシャ15を備える。そのため、調整ワッシャ15により、水平方向に対する支持ブラケット5の傾きを調整することで、支柱3の傾きを容易に調整できる。
Moreover, in this embodiment, the inclination adjustment washer 15 which can adjust the inclination of the
また、本実施形態においては、支柱3と収容筒体51との間に配置されるスペーサシート6を備える。そのため、支柱3と収容筒体51との間の隙間においてスペーサシート6を弾性変形させた状態で、支柱3を収容筒体51に挿入できる。これにより、支柱3を収容筒体51に容易に挿入できると共に、支柱3を収容筒体51に強固に安定して保持させることができる。
Moreover, in this embodiment, the
また、本実施形態の仮設フェンスの施工方法は、支持ブラケット5を取付開口部21に設置するブラケット設置工程と、収容筒体51に支柱3の下端部を挿入する支柱配置工程と、第1固定ネジ11により、支柱3を収容筒体51に固定する固定工程と、を含む。これにより、台座2に支柱3を容易に安定して固定させることができ、台座2に支柱3を容易に固定して、仮設フェンス1を容易に施工できる。
Moreover, the construction method of the temporary fence of this embodiment is the bracket installation process which installs the
以上、本発明の仮設フェンス1の好ましい一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、前記実施形態においては、支柱構造体を仮設フェンス1に適用した例について説明したが、これに限定されない。例えば、支柱構造体を、柵、ガードレール、標識、看板などに適用してもよい。
As mentioned above, although one preferable embodiment of the
For example, in the said embodiment, although the example which applied the support | pillar structure to the
1 仮設フェンス(支柱構造体)
2 台座
3 支柱
4 フェンス本体(被支持部材)
5 支持ブラケット
6 スペーサシート(スペーサ部材)
11 第1固定ネジ(第1固定部材)
13 第2固定ネジ(第2固定部材)
15 傾き調整ワッシャ(傾き調整部)
21 取付開口部
22 上面
51 収容筒体(筒状部)
52 中間板材(延出部)
53 底面板(底部)
1 Temporary fence (post structure)
2
5
11 First fixing screw (first fixing member)
13 Second fixing screw (second fixing member)
15 Tilt adjustment washer (Tilt adjustment section)
21 Mounting
52 Intermediate plate (extension part)
53 Bottom plate (bottom)
Claims (4)
前記支柱に沿って延び前記支柱に支持される被支持部材と、
前記支柱の径よりも大きい取付開口部が上面に形成された台座と、
前記支柱と前記台座との間に配置される支持ブラケットであって、前記支柱が挿入されると共に前記取付開口部に挿入され底部を有する筒状部と、前記筒状部の外周面から径方向に延出して前記台座の上面に配置される延出部と、を有する支持ブラケットと、
前記筒状部に挿入された前記支柱を前記筒状部に固定する第1固定部材と、
前記延出部を前記台座の上面に固定する第2固定部材と、を備える支柱構造体。 A column extending in the vertical direction;
A supported member that extends along the column and is supported by the column;
A pedestal formed on the upper surface with a mounting opening larger than the diameter of the column;
A support bracket disposed between the support column and the pedestal, wherein the support column is inserted, and a cylindrical portion having a bottom portion inserted into the mounting opening and a radial direction from the outer peripheral surface of the cylindrical portion A support bracket having an extension portion extending to the upper surface of the pedestal,
A first fixing member for fixing the column inserted in the cylindrical portion to the cylindrical portion;
And a second fixing member that fixes the extending portion to the upper surface of the pedestal.
前記支持ブラケットを前記取付開口部に設置するブラケット設置工程と、
前記筒状部に前記支柱の下端部を挿入する支柱配置工程と、
前記第1固定部材により、前記支柱を前記筒状部に固定する固定工程と、を含む支柱構造体の施工方法。 It is a construction method of the support structure according to any one of claims 1 to 3,
A bracket installation step of installing the support bracket in the mounting opening;
A column arrangement step of inserting a lower end portion of the column into the cylindrical portion;
And a fixing step of fixing the column to the cylindrical part by the first fixing member.
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