JP2019155135A - ピッチング分析支援システム - Google Patents

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Jun Ikeda
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Abstract

【課題】ピッチャーとバッターとの対戦映像を利用し、ピッチャーのピッチングを速やかに分析することができるピッチング分析支援システムを提供する。【解決手段】ピッチング分析支援システムは、第1〜第n方向の対戦映像を、ピッチャーとバッターとの1球毎の対戦映像に区分しつつ、ピッチャーのピッチング準備からピッチング終了までの1球毎のピッチング動作を表す第1〜第n投球フォーム映像データに編集し、1球毎のピッチング動作を表す投球フォーム映像データにピッチャーの任意の部位に設定された少なくとも1本の縦軸18を加え、縦軸18に対する1球毎のピッチング動作の移動軌跡を表した第1〜第n合成データを生成し、その合成データを表示する。【選択図】図15

Description

本発明は、野球またはソフトボールのゲームにおいて異なる第1〜第n方向から撮影されたピッチャーとバッターとの対戦映像を利用し、ピッチャーのピッチングの分析を支援するピッチング分析支援システムに関する。
タッチペンボードおよびモニターディスプレイを有して入力されたデータを処理、記憶するパーソナルコンピュタと、パーソナルコンピュタに情報を入力する携行可能なタッチペンボードと、パーソナルコンピュタからの信号を画像記号とするコンバータを介してコンピュターに接続された数台のビデオカセットレコーダと、ビデオカセットレコーダに組込まれて所望の映像を静止画像、動的画像としてモニターディスプレイに表示させるコントローラおよびパーソナルコンピュタに接続されてコントローラで編集されたビデオ画像を記憶するビデオカセットコーダから形成された映像自動編集システムとを備え、モニターディスプレイおよびタッチペンボードの初期画面にダイヤモンドの図形とストライクゾーンの図形とスコアボードの図形とストライクやボール、アウトの各カウント表示とが表示されるベースボールゲームにおけるデータ処理装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開平8−322977号公報
前記特許文献1に開示のベースボールにおけるデータ処理装置は、所定のピッチャーの所定時間の投球フォーム映像を表示させる場合、再生用ビデオデッキのテープを作動させ、再生用ビデオデッキによって再生された投球フォーム映像をパーソナルコンピュタによって編集し、編集した投球フォーム映像をモニターディスプレイに表示させる。したがって、このデータ処理装置は、長時間撮影された野球映像を再生用ビデオデッキで再生しつつ、その野球映像の中からパーソナルコンピュタが所定時間の投球フォーム映像を抽出し、抽出した投球フォーム映像をモニターディスプレイに表示することになり、投球フォーム映像の抽出に長時間を要し、投球フォーム映像に基づいてピッチャーのピッチングを速やかに分析することができない。また、このデータ処理装置は、ピッチャーの任意の部位に基準線やマーク、重心点を設定することができず、ピッチング準備からピッチング終了までのピッチング動作にともなう基準線やマーク、重心点の移動軌跡を表示することができないから、移動軌跡に基づいたピッチングの分析を行うことができない。
本発明の目的は、野球またはソフトボールのゲームにおいて異なる第1〜第n方向から撮影されたピッチャーとバッターとの対戦映像を利用し、ピッチャーのピッチングを速やかに分析することができるピッチング分析支援システムを提供することにある。本発明の他の目的は、ピッチャーの任意の部位に設定した縦軸や横軸、マーク、重心の移動軌跡を表示することができ、ピッチングを移動軌跡に基づいて分析することができるピッチング分析支援システムを提供することにある。
前記課題を解決するための本発明の前提は、野球またはソフトボールのゲームにおいて異なる第1〜第n方向から撮影されたピッチャーとバッターとの対戦映像を利用し、ピッチャーのピッチングの分析を支援するピッチング分析支援システムである。
前記前提における本発明の第1の特徴は、分析支援システムが、第1〜第n方向の対戦映像を、ピッチャーとバッターとの1球毎の対戦映像に区分しつつ、ピッチャーのピッチング準備からピッチング終了までの1球毎のピッチング動作を表す第1〜第n投球フォーム映像データに編集する映像データ編集手段と、1球毎のピッチング動作を表す投球フォーム映像データに、ピッチャーの任意の部位に設定された少なくとも1本の縦軸およびその移動軌跡を加えた第1〜第n合成データを生成する合成データ生成手段と、縦軸およびその移動軌跡を含む合成データを表示するデータ表示手段とを有することにある。
前記第1の特徴を有する本発明の一例として、データ表示手段では、第1〜第n投球フォーム映像データのうちの異なる第1〜第n方向から撮影された同一時間における投球フォーム映像データに縦軸を加えた異方向同一時間の合成データを同一画面に同期して表示する。
前記第1の特徴を有する本発明の他の一例として、データ表示手段では、第1〜第n投球フォーム映像データのうちの同一方向から撮影された異なる時間の投球フォーム映像データに縦軸を加えた同一方向異時間の合成データを同一画面に同時に表示する。
前記第1の特徴を有する本発明の他の一例としては、分析支援システムが第1〜第n投球フォーム映像データのうちの同一方向から撮影された異なる時間の投球フォーム映像データに縦軸を加えた同一方向異時間の合成データを重ね合わせる合成データ重ね合わせ手段を含み、データ表示手段では、重なり合った合成データを表示する。
前記前提における本発明の第2の特徴は、分析支援システムが、第1〜第n方向の対戦映像を、ピッチャーとバッターとの1球毎の対戦映像に区分しつつ、ピッチャーのピッチング準備からピッチング終了までの1球毎のピッチング動作を表す第1〜第n投球フォーム映像データに編集する映像データ編集手段と、1球毎のピッチング動作を表す投球フォーム映像データに、ピッチャーの任意の部位に設定された少なくとも1本の横軸を加え、横軸に対する1球毎のピッチング動作の移動軌跡を表した第1〜第n合成データを生成する合成データ生成手段と、合成データを表示するデータ表示手段とを有することにある。
前記第2の特徴を有する本発明の一例として、データ表示手段では、第1〜第n投球フォーム映像データのうちの異なる第1〜第n方向から撮影された同一時間における投球フォーム映像データに横軸を加えた異方向同一時間の合成データを同一画面に同期して表示する。
前記第2の特徴を有する本発明の他の一例として、データ表示手段では、第1〜第n投球フォーム映像データのうちの同一方向から撮影された異なる時間の投球フォーム映像データに横軸を加えた同一方向異時間の合成データを同一画面に同時に表示する。
前記第2の特徴を有する本発明の他の一例としては、分析支援システムが第1〜第n投球フォーム映像データのうちの同一方向から撮影された異なる時間の投球フォーム映像データに横軸を加えた同一方向異時間の合成データを重ね合わせる合成データ重ね合わせ手段を含み、データ表示手段では、重なり合った合成データを表示する。
前記前提における本発明の第3の特徴は、分析支援システムが、第1〜第n方向の対戦映像を、ピッチャーとバッターとの1球毎の対戦映像に区分しつつ、ピッチャーのピッチング準備からピッチング終了までの1球毎のピッチング動作を表す第1〜第n投球フォーム映像データに編集する映像データ編集手段と、1球毎のピッチング動作を表す投球フォーム映像データに、ピッチャーの任意の部位に設定された少なくとも1つのマークを加え、1球毎のピッチング動作にともなうマークの移動軌跡を表した第1〜第n合成データを生成する合成データ生成手段と、合成データを表示するデータ表示手段とを有することにある。
前記第3の特徴を有する本発明の一例として、データ表示手段では、第1〜第n投球フォーム映像データのうちの異なる第1〜第n方向から撮影された同一時間における投球フォーム映像データにマークおよびその移動軌跡を加えた異方向同一時間の合成データを同一画面に同期して表示する。
前記第3の特徴を有する本発明の他の一例として、データ表示手段では、第1〜第n投球フォーム映像データのうちの同一方向から撮影された異なる時間の投球フォーム映像データにマークおよびその移動軌跡を加えた同一方向異時間の合成データを同一画面に同時に表示する。
前記第3の特徴を有する本発明の他の一例としては、分析支援システムが第1〜第n投球フォーム映像データのうちの同一方向から撮影された異なる時間の投球フォーム映像データにマークおよびその移動軌跡を加えた同一方向異時間の合成データを重ね合わせる合成データ重ね合わせ手段を含み、データ表示手段では、重なり合った合成データを表示する。
前記前提における本発明の第4の特徴は、分析支援システムが、第1〜第n方向の対戦映像を、ピッチャーとバッターとの1球毎の対戦映像に区分しつつ、ピッチャーのピッチング準備からピッチング終了までの1球毎のピッチング動作を表す第1〜第n投球フォーム映像データに編集する映像データ編集手段と、1球毎のピッチング動作を表す投球フォーム映像データに、ピッチャーの任意の部位に設定された少なくとも1つの重心を加え、1球毎のピッチング動作にともなう重心の移動軌跡を表した第1〜第n合成データを生成する合成データ生成手段と、合成データを表示するデータ表示手段とを有することにある。
前記第4の特徴を有する本発明の一例として、データ表示手段では、第1〜第n投球フォーム映像データのうちの異なる第1〜第n方向から撮影された同一時間における投球フォーム映像データに重心およびその移動軌跡を加えた異方向同一時間の合成データを同一画面に同期して表示する。
前記第4の特徴を有する本発明の他の一例として、データ表示手段では、第1〜第n投球フォーム映像データのうちの同一方向から撮影された異なる時間の投球フォーム映像データに重心およびその移動軌跡を加えた同一方向異時間の合成データを同一画面に同時に表示する。
前記第4の特徴を有する本発明の他の一例としては、分析支援システムが第1〜第n投球フォーム映像データのうちの同一方向から撮影された異なる時間の投球フォーム映像データに重心およびその移動軌跡を加えた同一方向異時間の合成データを重ね合わせる合成データ重ね合わせ手段を含み、データ表示手段では、重なり合った合成データを表示する。
前記第1〜第4の特徴を有する本発明の一例として、合成データ生成手段では、1球毎のピッチング動作を表す投球フォーム映像データに、縦軸と横軸とマークと重心とのうちの少なくとも2つの組み合わせを含む合成データを生成し、データ表示手段では、縦軸と横軸とマークと重心とのうちの少なくとも2つの組み合わせを含む合成データを表示する。
前記第1〜第4の特徴を有する本発明の他の一例として、合成データ重ね合わせ手段では、縦軸と横軸とマークと重心とのうちの少なくとも2つの組み合わせを含む同一方向異時間の合成データを重ね合わせ、データ表示手段では、縦軸と横軸とマークと重心とのうちの少なくとも2つの組み合わせを含む重なり合った合成データを表示する。
前記第1〜第4の特徴を有する本発明の他の一例として、データ表示手段では、ピッチャーの球種と球速との少なくとも一方に対応する各種のデータを表示する。
前記第1〜第4の特徴を有する本発明の他の一例として、分析支援システムでは、第1〜第n方向の対戦映像が高速度カメラを利用して高速度撮影されて各種のデータの再生速度を変更可能であり、データ表示手段では、所定速度の送り方向と戻し方向とのいずれか一方向再生の各種の前記データを表示し、または、所定速度の送り方向と戻し方向とを繰り返す両方向再生の各種のデータを表示し、あるいは、所定速度のコマ送り動画として各種のデータを表示する。
前記第1〜第4の特徴を有する本発明の他の一例として、分析支援システムは、各種のデータの閲覧を所定の情報端末が要求した場合、それらデータを情報端末に配信するデータ配信手段を含み、情報端末は、データ配信手段によって配信された各種のデータを表示するデータ表示手段を有する。
第1の特徴を有する本発明のピッチング分析支援システムによれば、野球またはソフトボールのゲームにおけるピッチャーとバッターとの対戦映像を1球毎のピッチング動作を表す第1〜第n投球フォーム映像データに編集し、1球毎のピッチング動作を表す投球フォーム映像データにピッチャーの任意の部位に設定された少なくとも1本の縦軸を加え、縦軸に対する1球毎のピッチング動作の移動軌跡を表した第1〜第n合成データを生成し、生成したそれら合成データを表示するから、縦軸に対する1球毎のピッチング動作の移動軌跡を表したそれら合成データの中から所望のデータを速やかに表示させることができ、合成データを利用してピッチャーのピッチングを速やかに分析することができる。システムは、縦軸に対するピッチャーのピッチング動作の移動軌跡を表示するから、縦軸に対するピッチング動作の移動軌跡を見ることで、縦軸を基準としたピッチング動作の開始から終了までの投球フォームの並進移動や回転移動、上下移動を知ることができ、縦軸を基準にピッチャーのピッチングを分析することができる。システムは、縦軸に対するピッチング動作の開始から終了までの投球フォームの推移を見ることができるから、各種のピッチング条件における縦軸を基準としたピッチャーの投球フォームの変化を知ることができ、異なるピッチング条件における縦軸に対するピッチャーの投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
異なる第1〜第n方向から撮影された同一時間における投球フォーム映像データに縦軸を加えた異方向同一時間の合成データを同一画面に同期して表示するピッチング分析支援システムは、縦軸を含む異方向同一時間の複数の合成データを同一画面に同期して表示するから、縦軸に対する投球フォームの推移を様々な角度から見ることができ、それら合成データを利用してピッチング動作におけるピッチャーの投球フォームを様々な角度から分析することができる。システムは、縦軸に対するピッチング動作の開始から終了までの投球フォームの推移を様々な角度から見ることができるから、各種のピッチング条件における縦軸を基準としたピッチャーの投球フォームの変化を知ることができ、異なるピッチング条件における縦軸に対するピッチャーの投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
同一方向から撮影された異なる時間の投球フォーム映像データに縦軸を加えた同一方向異時間の合成データを同一画面に同時に表示するピッチング分析支援システムは、縦軸を含む同一方向異時間の複数の合成データを同一画面に同時に表示するから、異なる時間における縦軸に対する複数の投球フォームの推移を同一の角度から見ることができ、それら合成データによって各種のピッチング条件における縦軸を基準としたピッチング動作の開始から終了までの投球フォームの並進移動や回転移動、上下移動を比較検討することができるとともに、それら合成データを利用して縦軸を基準としたピッチング動作におけるピッチャーの投球フォームを様々な場面において分析することができる。システムは、様々な場面での縦軸に対するピッチング動作の開始から終了までの投球フォームの推移を見ることができるから、各種のピッチング条件における縦軸を基準としたピッチャーの投球フォームの変化を知ることができ、異なるピッチング条件における縦軸に対するピッチャーの投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
同一方向から撮影された異なる時間の投球フォーム映像データに縦軸を加えた同一方向異時間の合成データを重ね合わせ、重なり合った合成データを表示するピッチング分析支援システムは、縦軸に対する異なる時間における重なり合った投球フォームの推移を同時に見ることができるから、重なり合った合成データによってピッチング時の各種のピッチング条件における縦軸を基準とした複数の投球フォームの並進移動、回転移動、上下移動を同時に比較検討することができ、重なり合った合成データを利用してピッチング動作におけるピッチャーの投球フォームを様々な場面において分析することができる。システムは、様々な場面での縦軸に対するピッチング動作の開始から終了までの重なり合った投球フォームの推移を見ることができるから、各種のピッチング条件における縦軸を基準としたピッチャーの投球フォームの変化を知ることができ、異なるピッチング条件における縦軸に対するピッチャーの投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
第2の特徴を有する本発明のピッチング分析支援システムによれば、野球またはソフトボールのゲームにおけるピッチャーとバッターとの対戦映像を1球毎のピッチング動作を表す第1〜第n投球フォーム映像データに編集し、1球毎のピッチング動作を表す投球フォーム映像データにピッチャーの任意の部位に設定された少なくとも1本の横軸を加え、横軸に対する1球毎のピッチング動作の移動軌跡を表した第1〜第n合成データを生成し、生成したそれら合成データを表示するから、横軸に対する1球毎のピッチング動作の移動軌跡を表したそれら合成データの中から所望のデータを速やかに表示させることができ、合成データを利用してピッチャーのピッチングを速やかに分析することができる。システムは、横軸に対するピッチャーのピッチング動作の移動軌跡を表示するから、横軸に対するピッチング動作の移動軌跡を見ることで、横軸を基準としたピッチング動作の開始から終了までの投球フォームの並進移動や回転移動、上下移動を知ることができ、横軸を基準にピッチャーのピッチングを分析することができる。システムは、横軸に対するピッチング動作の開始から終了までの投球フォームの推移を見ることができるから、各種のピッチング条件における横軸を基準としたピッチャーの投球フォームの変化を知ることができ、異なるピッチング条件における横軸に対するピッチャーの投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
異なる第1〜第n方向から撮影された同一時間における投球フォーム映像データに横軸を加えた異方向同一時間の合成データを同一画面に同期して表示するピッチング分析支援システムは、横軸を含む異方向同一時間の複数の合成データを同一画面に同期して表示するから、横軸に対する投球フォームの推移を様々な角度から見ることができ、それら合成データを利用してピッチング動作におけるピッチャーの投球フォームを様々な角度から分析することができる。システムは、横軸に対するピッチング動作の開始から終了までの投球フォームの推移を様々な角度から見ることができるから、各種のピッチング条件における横軸を基準としたピッチャーの投球フォームの変化を知ることができ、異なるピッチング条件における横軸に対するピッチャーの投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
同一方向から撮影された異なる時間の投球フォーム映像データに横軸を加えた同一方向異時間の合成データを同一画面に同時に表示するピッチング分析支援システムは、横軸を含む同一方向異時間の複数の合成データを同一画面に同時に表示するから、異なる時間における横軸に対する複数の投球フォームの推移を同一の角度から見ることができ、それら合成データによって各種のピッチング条件における横軸を基準としたピッチング動作の開始から終了までの投球フォームの並進移動や回転移動、上下移動を比較検討することができるとともに、それら合成データを利用して横軸を基準としたピッチング動作におけるピッチャーの投球フォームを様々な場面において分析することができる。システムは、様々な場面での横軸に対するピッチング動作の開始から終了までの投球フォームの推移を見ることができるから、各種のピッチング条件における横軸を基準としたピッチャーの投球フォームの変化を知ることができ、異なるピッチング条件における横軸に対するピッチャーの投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
同一方向から撮影された異なる時間の投球フォーム映像データに横軸を加えた同一方向異時間の合成データを重ね合わせ、重なり合った合成データを表示するピッチング分析支援システムは、横軸に対する異なる時間における重なり合った投球フォームの推移を同時に見ることができるから、重なり合った合成データによってピッチング時の各種のピッチング条件における横軸を基準とした複数の投球フォームの並進移動、回転移動、上下移動を同時に比較検討することができ、重なり合った合成データを利用してピッチング動作におけるピッチャーの投球フォームを様々な場面において分析することができる。システムは、様々な場面での横軸に対するピッチング動作の開始から終了までの重なり合った投球フォームの推移を見ることができるから、各種のピッチング条件における横軸を基準としたピッチャーの投球フォームの変化を知ることができ、異なるピッチング条件における横軸に対するピッチャーの投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
第3の特徴を有する本発明のピッチング分析支援システムによれば、野球またはソフトボールのゲームにおけるピッチャーとバッターとの対戦映像を1球毎のピッチング動作を表す第1〜第n投球フォーム映像データに編集し、1球毎のピッチング動作を表す投球フォーム映像データにピッチャーの任意の部位に設定された少なくとも1つのマークおよびその移動軌跡を加えた第1〜第n合成データを生成し、マークおよびその移動軌跡を含む合成データを表示するから、マークおよびピッチング動作にともなうマークの移動軌跡を投球フォーム映像データに加えた第1〜第n合成データを表示するから、それら合成データの中から所望の合成データを速やかに表示させることができ、マークを含む合成データを利用してピッチャーのピッチングを速やかに分析することができる。システムは、ピッチャーのピッチング動作にともなうマークの移動軌跡を見ることで、ピッチング動作の開始から終了までの投球フォームの推移におけるマークの並進移動や回転移動、上下移動を知ることができ、マークを設定したピッチャーの部位の移動軌跡の面からピッチングを分析することができる。システムは、マークを設定したピッチャーの部位の移動軌跡を投球フォームとともに見ることができるから、各種のピッチング条件におけるピッチャーの部位の移動軌跡の変化を知ることができ、ピッチャーの部位の移動軌跡の変化に対応した投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
異なる第1〜第n方向から撮影された同一時間における投球フォーム映像データにマークおよびその移動軌跡を加えた異方向同一時間の合成データを同一画面に同期して表示するピッチング分析支援システムは、マークおよびその移動軌跡を含む異方向同一時間の複数の合成データを同一画面に同期して表示するから、投球フォームとともにマークを設定したピッチャーの部位の移動軌跡を様々な角度から見ることができ、マークおよびその移動軌跡を含むそれら合成データを利用してピッチング動作におけるピッチャーの投球フォームを様々な角度から分析することができる。システムは、マークを設定したピッチャーの部位の移動軌跡を投球フォームとともに様々な角度から見ることができるから、各種のピッチング条件におけるピッチャーの部位の移動軌跡の変化を知ることができ、ピッチャーの部位の移動軌跡の変化に対応した投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
同一方向から撮影された異なる時間の投球フォーム映像データにマークおよびその移動軌跡を加えた同一方向異時間の合成データを同一画面に同時に表示するピッチング分析支援システムは、マークおよびその移動軌跡を含む同一方向異時間の複数の合成データを同一画面に同時に表示するから、異なる時間における複数の投球フォームとともにマークを設定したピッチャーの部位の移動軌跡を同一の角度から見ることができ、それら合成データによって各種のピッチング条件におけるピッチャーの部位の並進移動や回転移動、上下移動を比較検討することができるとともに、マークおよびその移動軌跡を含むそれら合成データを利用してピッチング動作におけるピッチャーの投球フォームを様々な場面において分析することができる。システムは、様々な場面でのマークを設定したピッチャーの部位の移動軌跡を投球フォームとともに見ることができるから、各種のピッチング条件におけるピッチャーの部位の移動軌跡の変化を知ることができ、ピッチャーの部位の移動軌跡の変化に対応した投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
同一方向から撮影された異なる時間の投球フォーム映像データにマークおよびその移動軌跡を加えた同一方向異時間の合成データを重ね合わせ、マークおよびその移動軌跡を含む重なり合った合成データを表示するピッチング分析支援システムは、マークおよびその移動軌跡を含む重なり合った合成データによって各種のピッチング条件におけるマークを設定したピッチャーの部位の並進移動、回転移動、上下移動を投球フォームとともに同時に比較検討することができ、マークおよびその移動軌跡を含む重なり合った合成データを利用してピッチング動作におけるピッチャーの投球フォームを様々な場面において分析することができる。システムは、様々な場面でのマークを設定したピッチャーの部位の移動軌跡を表示した重なり合った合成データを投球フォームとともに見ることができるから、各種のピッチング条件におけるピッチャーの部位の移動軌跡の変化を知ることができ、ピッチャーの部位の移動軌跡の変化に対応した投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
第4の特徴を有する本発明のピッチング分析支援システムによれば、野球またはソフトボールのゲームにおけるピッチャーとバッターとの対戦映像を1球毎のピッチング動作を表す第1〜第n投球フォーム映像データに編集し、1球毎のピッチング動作を表す投球フォーム映像データにピッチャーの任意の部位に設定された少なくとも1つの重心およびその移動軌跡を加えた第1〜第n合成データを生成し、重心およびその移動軌跡を含む合成データを表示するから、重心およびピッチング動作にともなう重心の移動軌跡を投球フォーム映像データに加えた第1〜第n合成データを表示するから、重心およびその移動軌跡を含むそれら合成データの中から所望の合成データを速やかに表示させることができ、合成データを利用してピッチャーのピッチングを速やかに分析することができる。システムは、ピッチャーのピッチング動作にともなう重心の移動軌跡を見ることで、ピッチング動作における重心の並進移動や回転移動、上下移動を知ることができ、ピッチャーのピッチングを重心の移動軌跡の面から分析することができる。システムは、重心の移動軌跡を投球フォームとともに見ることができるから、各種のピッチング条件における重心の移動軌跡の変化を知ることができ、重心の移動軌跡の変化に対応した投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
異なる第1〜第n方向から撮影された同一時間における投球フォーム映像データに重心およびその移動軌跡を加えた異方向同一時間の合成データを同一画面に同期して表示するピッチング分析支援システムは、重心およびその移動軌跡を含む異方向同一時間の複数の合成データを同一画面に同期して表示するから、投球フォームとともに重心の移動軌跡を様々な角度から見ることができ、重心およびその移動軌跡を含むそれら合成データを利用してピッチング動作におけるピッチャーの投球フォームを様々な角度から分析することができる。システムは、重心の移動軌跡を投球フォームとともに様々な角度から見ることができるから、各種のピッチング条件における重心の移動軌跡の変化を知ることができ、重心の移動軌跡の変化に対応した投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
同一方向から撮影された異なる時間の投球フォーム映像データに重心およびその移動軌跡を加えた同一方向異時間の合成データを同一画面に同時に表示するピッチング分析支援システムは、重心およびその移動軌跡を含む同一方向異時間の複数の合成データを同一画面に同時に表示するから、異なる時間における複数の投球フォームや重心の移動軌跡を同一の角度から見ることができ、重心およびその移動軌跡を含むそれら合成データによって各種のピッチング条件における重心の並進移動や回転移動、上下移動を比較検討することができるとともに、それら合成データを利用してピッチング動作におけるピッチャーの投球フォームを様々な場面において分析することができる。システムは、様々な場面における重心の移動軌跡を投球フォームとともに見ることができるから、各種のピッチング条件における重心の移動軌跡の変化を知ることができ、重心の移動軌跡の変化に対応した投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
同一方向から撮影された異なる時間の投球フォーム映像データに重心およびその移動軌跡を加えた同一方向異時間の合成データを重ね合わせ、重なり合った合成データを表示するピッチング分析支援システムは、重心およびその移動軌跡を含む重なり合った合成データによって各種のピッチング条件における重心の並進移動、回転移動、上下移動を投球フォームとともに同時に比較検討することができ、重心およびその移動軌跡を含む重なり合った合成データを利用してピッチング動作におけるピッチャーの投球フォームを様々な場面において分析することができる。システムは、様々な場面での重心の移動軌跡を表示した重なり合った合成データを投球フォームとともに見ることができるから、各種のピッチング条件における重心の移動軌跡の変化を知ることができ、重心の移動軌跡の変化に対応した投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
1球毎のピッチング動作を表す投球フォーム映像データに、縦軸と横軸とマークと重心とのうちの少なくとも2つの組み合わせを含む合成データを生成し、縦軸と横軸とマークと重心とのうちの少なくとも2つの組み合わせを含む合成データを表示するピッチング分析支援システムは、縦軸、横軸、マーク、重心の少なくとも2つを組み合わせを含む合成データを表示することで、縦軸や横軸を基準としたピッチング動作における投球フォームの移動軌跡を同時に見ることができるとともに、マークを設定したピッチャーの部位や重心のピッチング動作における移動軌跡を同時に見ることができるから、縦軸や横軸を基準としたピッチング動作における投球フォームの並進移動や回転移動、上下移動を一度に知ることができ、ピッチング動作におけるピッチャーの部位や重心の並進移動や回転移動、上下移動を一度に知ることができる。システムは、縦軸や横軸を基準としたピッチング動作における投球フォームの移動軌跡、ピッチング動作におけるピッチャーの部位や重心の移動軌跡を投球フォームとともに見ることができるから、各種のピッチング条件における縦軸や横軸に対する投球フォームの移動軌跡の変化を知ることができるとともに、各種のピッチング条件におけるピッチャーの部位や重心の移動軌跡の変化を知ることができ、縦軸や横軸に対する投球フォームの移動軌跡の変化およびピッチャーの部位や重心の移動軌跡の変化に対応した投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
縦軸と横軸とマークと重心とのうちの少なくとも2つの組み合わせを含む同一方向異時間の合成データを重ね合わせ、縦軸と横軸とマークと重心とのうちの少なくとも2つの組み合わせを含む重なり合った合成データを表示するピッチング分析支援システムは、縦軸、横軸、マーク、重心の少なくとも2つを組み合わせを含む重なり合った合成データを表示することで、縦軸や横軸を基準としたピッチング動作における複数の投球フォームの移動軌跡を同時に見ることができるとともに、マークを設定したピッチャーの部位や重心のピッチング動作における複数の移動軌跡を同時に見ることができるから、縦軸や横軸を基準としたピッチング動作における複数の投球フォームの並進移動や回転移動、上下移動を一度に知ることができ、ピッチング動作におけるピッチャーの部位や重心の並進移動や回転移動、上下移動を一度に知ることができる。システムは、縦軸や横軸を基準としたピッチング動作における複数の投球フォームの移動軌跡、ピッチング動作におけるピッチャーの部位や重心の移動軌跡を複数の投球フォームとともに見ることができるから、各種のピッチング条件における縦軸や横軸に対する複数の投球フォームの移動軌跡の変化を知ることができるとともに、各種のピッチング条件におけるピッチャーの部位や重心の移動軌跡の変化を知ることができ、縦軸や横軸に対する投球フォームの移動軌跡の変化およびピッチャーの部位や重心の移動軌跡の変化に対応した投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
ピッチャーの球種と球速との少なくとも一方に対応する各種のデータを表示するピッチング分析支援システムは、球種や球速に対応する投球フォーム、球種や球速に対応する縦軸や横軸を基準としたピッチング動作における投球フォームの移動軌跡を同時に見ることができるとともに、球種や球速に対応するマークを設定したピッチャーの部位や重心のピッチング動作における移動軌跡を同時に見ることができるから、球種や球速に対応しつつ縦軸や横軸を基準としたピッチング動作における投球フォームの並進移動や回転移動、上下移動を一度に知ることができ、球種や球速に対応したピッチング動作におけるピッチャーの部位や重心の並進移動や回転移動、上下移動を一度に知ることができる。システムは、球種や球速に対応する縦軸や横軸を基準としたピッチング動作における投球フォームの移動軌跡、球種や球速に対応するピッチング動作におけるピッチャーの部位や重心の移動軌跡を投球フォームとともに見ることができるから、各種のピッチング条件における縦軸や横軸に対する投球フォームの移動軌跡の変化を知ることができるとともに、各種のピッチング条件におけるピッチャーの部位や重心の移動軌跡の変化を知ることができ、球種や球速に対応する縦軸や横軸に対する投球フォームの移動軌跡の変化および球種や球速に対応するピッチャーの部位や重心の移動軌跡の変化に対応した投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。システムは、監督やコーチ、選手等の複数の野球関係者や複数のソフトボール関係者が球種や球速に対応する各種のデータを即座に見ることができ、球種や球速に対応するそれらデータを利用してそれら野球関係者やそれらソフトボール関係者がピッチャーのピッチングを速やかに分析することができる。
第1〜第n方向の対戦映像が高速度カメラを利用して高速度撮影されて各種のデータの再生速度を変更可能であり、所定速度の送り方向と戻し方向とのいずれか一方向再生の各種のデータを表示し、所定速度の送り方向と戻し方向とを繰り返す両方向再生の各種のデータを表示するとともに、所定速度のコマ送り動画として各種のデータを表示するピッチング分析支援システムは、各種のデータのスローモーション再生や超スローモーション再生、コマ送り再生をすることができるから、それらデータを利用してピッチャーのピッチングを正確に分析することができる。ピッチング分析支援システムは、送り方向と戻し方向とを繰り返す両方向再生の各種のデータを表示するから、それらデータの動画を連続して何回も繰り返し見ることができ、データの見落としや見誤りを防ぐことができ、各種のデータを利用してピッチャーのピッチングを正確に分析することができる。ピッチング分析支援システムは、所定速度のコマ送り動画として各種のデータを表示するから、縦軸や横軸を基準としたピッチング動作における投球フォームの移動軌跡の変化、ピッチング動作におけるピッチャーの部位や重心の移動軌跡の変化をコマ送り動画から正確に把握することができ、縦軸や横軸に対する投球フォームの移動軌跡の変化およびピッチャーの部位や重心の移動軌跡の変化に対応した投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
各種のデータの閲覧を所定の情報端末が要求した場合、それらデータを情報端末に配信し、情報端末が配信された各種のデータを表示するピッチング分析支援システムは、複数の情報端末を利用して監督やコーチ、選手等の複数の野球関係者や複数のソフトボール関係者が各種のデータを共有することができるとともに、それら野球関係者やそれらソフトボール関係者がそれらデータをあらゆる場所において何時でも見ることができ、練習中やゲーム中、ミーティング中等のあらゆる場面において複数の野球関係者や複数のソフトボール関係者がピッチャーのピッチングの分析を行うことができる。
一例として示すピッチング分析支援システムの構成図。 初期画面の一例を示す図。 初期画面の一例を示す図。 データ編集画面の一例を示す図。 映像選択・編集画面の一例を示す図。 データ加工画面の一例を示す図。 縦軸設定画面の一例を示す図。 横軸設定画面の一例を示す図。 マーク設定画面の一例を示す図。 重心設定画面の一例を示す図。 縦軸、横軸、マーク設定画面の一例を示す図。 縦軸、横軸、マーク、重心設定画面の一例を示す図。 データ表示画面の一例を示す図。 図13から続くデータ表示画面の他の一例を示す図。 合成データ(縦軸データ)表示画面の一例を示す図。 合成データ(縦軸データ)表示画面の他の一例を示す図。 合成データ(縦軸データ)表示画面の他の一例を示す図。 データ選択画面の一例を示す図。 重なり合った合成データ(縦軸データ)表示画面の一例を示す図。 合成データ(横軸データ)表示画面の一例を示す図。 合成データ(横軸データ)表示画面の他の一例を示す図。 合成データ(横軸データ)表示画面の他の一例を示す図。 重なり合った合成データ(横軸データ)表示画面の一例を示す図。 合成データ(縦軸・横軸・マークデータ)表示画面の一例を示す図。 合成データ(縦軸・横軸・マークデータ)表示画面の他の一例を示す図。 合成データ(縦軸・横軸・マークデータ)表示画面の他の一例を示す図。 重なり合った合成データ(縦軸・横軸・マークデータ)表示画面の一例を示す図。 合成データ(縦軸・横軸・マーク・重心データ)表示画面の一例を示す図。 合成データ(縦軸・横軸・マーク・重心データ)表示画面の他の一例を示す図。 合成データ(縦軸・横軸・マーク・重心データ)表示画面の他の一例を示す図。 重なり合った合成データ(縦軸・横軸・マーク・重心データ)表示画面の一例を示す図。
一例として示すピッチング分析支援システム10の構成図である図1等の添付の図面を参照し、本発明に係るピッチング分析支援システムの詳細を説明すると、以下のとおりである。以下の説明では、システム10がプロ野球の球団において利用される場合であって、各種データがインターネット14を介して配信される場合を例としてこのシステム10を説明する。なお、このシステム10は、プロ野球の球団のみならず、野球やソフトボール(プロのみならず、アマチュアも含む)の競技を行う企業、団体、自治体、学校等のあらゆる組織において利用することができ、それら組織における野球やソフトボールのピッチャーのピッチングの分析の支援に使用される。また、各種データがLANやWAN等の閉じたネットワークを介して配信される場合もある。
ピッチング分析支援システム10は、球団が利用する管理サーバ11と、各プロ野球関係者が所持する各種複数の情報端末12と、野球やソフトボールのゲーム(試合)における各対戦映像を高速度撮影可能な高速度カメラ13A〜13D(ハイスピードカメラ)とから形成されている。情報端末12には、コンピュータやスマートフォン、タブレット、携帯電話等が含まれる。高速度カメラ13A〜13Dには、テレビジョン用撮影カメラ、カメラレコーダー、スタジオカメラ等が含まれる。プロ野球関係者には、監督やコーチ、トレーナー、現役選手、スコアラー、スカウト、球団スタッフ等が含まれるが、野球関係者をそれらに限定するものではなく、野球評論家や野球解説者、スポーツインストラクター等のあらゆる者が含まれる。
なお、図1では、情報端末12としてそれぞれ1台のノートパソコン12A、タブレット12B、スマートフォン12Cを図示しているが、実際にはn台の複数のコンピュータやタブレット、スマートフォン、携帯電話等によってこのシステム10が構成される。また、図1では、1台の物理的な管理サーバ11を図示しているが、バーチャル管理サーバがこのシステム10を構成する場合があり、2台以上の物理的な管理サーバや2台以上のバーチャル管理サーバがこのシステム10を構成する場合がある。
ピッチング分析支援システム10では、ピッチャーのピッチングの分析に使用する各種データがデータベースやクラウド等に格納され、各種データがインターネット14やLAN、WAN等のネットワークを介してサーバ11からそれら情報端末12に配信されるとともに、各種データがネットワークを介してそれら情報端末12からサーバ11に配信される。プロ野球関係者は、サーバ11から情報端末12に配信された各種データを見ることで、自球団や他球団のピッチャーのピッチングを分析する。
管理サーバ11は、物理的な中央処理装置(CPUまたはMPU)や仮想されたバーチャル中央処理装置と、物理的なメモリ(メインメモリやキャッシュメモリ)や仮想されたバーチャルメモリとを有し、独立したオペレーティングシステム(OS)によって動作する物理的なコンピュータまたは仮想されたバーチャルコンピュータである。サーバ11には、物理的なハードディスクや仮想されたバーチャルハードディスクが実装されている。
管理サーバ11は、球団が入居する施設に設置される場合、または、球団が契約するデータセンターに設置される場合がある。なお、図示はしていないが、サーバ11には、キーボードやマウス、タッチペン等の入力装置、ディスプレイやプリンタ等の出力装置がインターフェイスを介して接続されている。また、サーバ11は、セキュリティールーターやファイアーフォールに接続されている。サーバ11の中央処理装置は、オペレーティングシステムによる制御に基づいて、ハードディスクに格納された分析支援アプリケーションを起動し、起動したアプリケーションに従って後記する各手段を実行する。
管理サーバ11のハードディスクには、各情報端末12(ノートパソコン12A、タブレット12B、スマートフォン12C)から送信された情報端末特定識別子が格納され、自球団や他球団を特定する球団特定識別子が格納されているとともに、自球団や他球団の所属選手を特定する選手特定識別子が格納されている。サーバ11のハードディスクには、それら選手の各種の選手データ(個人情報)が球団特定識別子および選手特定識別子に関連付けられた状態で格納され、放送受信機から送信された複数の対戦映像(対戦データを含む)が対戦映像特定識別子に関連付けられた状態で格納されている。サーバ11のハードディスクには、それら情報端末12のURLが格納されているとともに、各所に設置された物理的な外部サーバ(コンピュータ)や仮想サーバ(コンピュータ)のURLが格納されている。
情報端末特定識別子には、各情報端末12のIPアドレスやMACアドレス、URL、メールアドレス、Cookie情報、固体識別番号等を利用することができる他、独自に生成したユニークな識別番号を利用することができる。球団特定識別子や選手特定識別子、対戦映像特定識別子には、独自に生成したユニークな識別子を利用することができる。選手データには、ピッチャーデータ、バッターデータがある。
ピッチャーデータには、ピッチャー名、所属球団名、背番号、年齢、伸長、体重、一軍(レギュラー)または二軍(ファーム)、先発またはリリーフ、右投げまたは左投げ、球種(持ち球)、ピッチャーの各種成績(防御率、自責点、完投数、奪三振数、被安打数、与四球数等のピッチャーの成績のあらゆるものが含まれる)等がある。バッターデータには、バッター名、所属球団名、背番号、年齢、伸長、体重、一軍(レギュラー)または二軍(ファーム)、先発またはピンチヒッター、右打ちまたは左打ち、ポジション、打順、バッターの各種成績(打率、ホームラン数、ヒット数、三振数等のバッターの成績のあらゆるものが含まれる)がある。
球種には、ストレート、フォーシーム・ファストボール、ツーシーム・ファストボール、ムーヴィング・ファストボール、シンキング・ファストボール、カット・ファストボール、スプリットフィンガード・ファストボール、シュート、シンカー、スライダー、カーブ、スラーブ、スクリューボール、フォークボール、チェンジアップ、パームボール、スローボール、ナックルボール、ジャイロボール等がある。対戦データには、対戦球団名(球団名VS球団名)、対戦日、ゲーム開始から終了までのゲーム時間、試合が行われた球場名等がある。
管理サーバ11は、ホスト名とそのホスト名に割り当てるIPアドレスとの対応付けを設定するDNSサーバ機能、ホームページを公開するために必要なWebサーバ機能、他のコンピュータや他のサーバからの要求を受け付けて各種情報を読み書きする機能を提供するデータベースサーバ機能、電子メールの送受信用のメールサーバ機能、作成された文章や画像等のデータをすべて保存してそれらのデータを検索可能にするドキュメントサーバ機能等の各種サーバ機能を有する。サーバ11は、ウェブブラウザを利用してインターネット14に接続可能であり、インターネット14に接続された各種複数のDNSサーバ等を経由しつつ、不特定多数の他のサーバ(物理サーバや仮想サーバ)にアクセスかつログインすることができる。
ノートパソコン12Aやタブレット12Bは、CPUまたはGPUとメインメモリおよびキャッシュメモリとを有して独立したオペレーティングシステム(OS)によって動作するコンピュータである。ノートパソコン12Aやタブレット12Bは、それぞれ機種が異なるとともに提供メーカーが異なる各種のそれらを使用することができる。ノートパソコン12Aやタブレット12Bのメモリには、それらを使用する権限を有する球団関係者の個人データが格納されているとともに、管理サーバ11や他のサーバのURLが格納されている。
個人データとしては、パスワードやID番号、端末利用者名、住所、電話番号、FAX番号、メールアドレス等がある。ノートパソコン12Aやタブレット12Bは、ウェブブラウザを利用してインターネット14に接続可能であり、インターネット14に接続された各種複数のDNSサーバ等を経由しつつ、不特定多数のサーバ(物理サーバや仮想サーバ)にアクセスかつログインすることができる。ノートパソコン12Aやタブレット12Bは、インターネット14において各種検索エンジンを利用することができる。
スマートフォン12Cは、CPUまたはGPUとメインメモリおよびキャッシュメモリとを有して独立したオペレーティングシステム(OS)によって動作するコンピュータを内蔵し、半導体メモリを実装している。スマートフォン12Cは、それぞれ機種が異なるとともに提供キャリアが異なる各種のそれらを使用することができる。スマートフォン12Cの半導体メモリには、それらを使用する権限を有する球団関係者の既述の個人データが格納されているとともに、管理サーバ11や他のサーバのURLが格納されている。スマートフォン12Cは、ウェブブラウザを利用してインターネット14に接続可能であり、インターネット14に接続された各種複数のDNSサーバ等を経由しつつ、不特定多数のサーバ(物理サーバや仮想サーバ)にアクセスかつログインすることができる。スマートフォン12Cは、インターネット14において各種検索エンジンを利用することができる。
高速度カメラ13A〜13Dは、図1に示すように、球場15のスタンドに設置され、プロ野球のゲーム(試合)におけるピッチャーとバッターとの対戦映像(デジタル映像)を撮影する。なお、カメラ13A〜13Dは、撮影スペードが可変であり、各対戦映像を高速撮影することができる他、各対戦映像を通常速度で撮影することもできる。ゲームには、一軍の試合のみならずファームのそれも含まれ、ペナントレース中の試合の他に、オープン戦のそれも含まれる。
高速度カメラ13Aは、バックネット後方のスタンドに設置され(バックネットカメラ)、ホームベース(キャッチャー)の後方からセンターの方向(第1〜第n方向)に向かって対戦映像を撮影する。カメラ13Bは、一塁側のスタンドに設置され(一塁側カメラ)、一塁ベース(ファースト)の後方から三塁側(サード)の方向(第1〜第n方向)に向かって対戦映像を撮影する。カメラ13Cは、センター後方のスタンドに設置され(センターカメラ)、センターからバックネットの方向(第1〜第n方向)に向かって対戦映像を撮影する。カメラ13Dは、三塁側のスタンドに設置され(三塁側カメラ)、三塁ベースの後方から一塁側の方向(第1〜第n方向)に向かって対戦映像を撮影する。
なお、図示はしていないが、プロ野球関係者が高速度カメラを球場15に持ち込み、プロ野球関係者がカメラを保持した状態でスタンドから対戦映像を撮影する場合もある。図1では、4台のカメラ13A〜13Dを図示しているが、カメラの台数に特に限定はなく、少なくとも3台以上のカメラが設置され、対戦映像がそれらカメラによって撮影されればよい。また、対戦映像を撮影する方向についても特に限定はなく、球場のあらゆる方向(第1〜第n方向)から対戦映像が撮影される。バックネットカメラ13Aや一塁側カメラ13B、センターカメラ13C、三塁側カメラ13Dは、撮影した対戦映像を放送波(電波)として放送受信機(図示せず)に送信する。放送受信機は、対戦映像を格納するとともに、対戦映像を管理サーバ11に送信する。
図2は、管理サーバ11に接続されたディスプレイ16に表示された初期画面の一例を示す図であり、図3は、ノートパソコン12Aのディスプレイ17に表示された初期画面の一例を示す図である。図4は、ディスプレイ16に表示されたデータ編集画面の一例を示す図であり、図5は、ディスプレイ16に表示された映像選択・編集画面の一例を示す図である。図2〜図5および以下の図6〜図 に基づいて分析支援システム10において実行される各手段を説明する。なお、タブレット12Bやスマートフォン12Cのタッチパネルにも図3と同様の初期画面や以下の図 〜図 に示す各データ表示画面が表示される。
管理サーバ11おいて分析支援アプリケーションを起動すると、図2に示すピッチング分析支援システム10の初期画面がディスプレイ16に表示される。初期画面には、データ編集ボタン2a、データ合成ボタン2b、データ表示ボタン2c、閉じるボタン2dが表示される。閉じるボタン2dをクリックすると、分析支援アプリケーションが終了する(以下の画面の閉じるボタンも同様)。
ノートパソコン12Aやタブレット12B、スマートフォン12Cがインターネットに接続し、ディスプレイ17やタッチパネルに表示されたサーバ11を示すアイコンをクリックすると、認証画面(図示せず)がディスプレイ17やタッチパネルに表示される。認証画面における認証手続によって認証結果が可である場合、ノートパソコン12Aやタブレット12B、スマートフォン12Cがサーバ11にログインし、図3に示すピッチング分析支援システム10の初期画面がディスプレイ17やタッチパネルに表示される。初期画面には、利用者名が表示された利用者名表示エリア3a、データ表示ボタン3b、ログアウトボタン3cが表示される。ログアウトボタン3cをクリックすると、情報端末12が管理サーバ11からログアウトする。
対戦映像を第1〜第n対戦映像データや第1〜第n投球フォーム映像データに編集するには、図2の初期画面のデータ編集ボタン2aをクリックする。データ編集ボタン2aをクリックすると、図4に示すデータ編集画面がディスプレイ16に表示される。データ編集画面には、試合日入力エリア4a、ピッチャー名入力エリア4b、球団名入力エリア4c、球場名入力エリア4d、映像全表示ボタン4e、検索ボタン4f、クリアボタン4g、戻るボタン4h、閉じるボタン4iが表示される。戻るボタン4eをクリックすると図2の初期画面に戻る。なお、以下の画面で各戻るボタンをクリックすると、1つ前の画面に戻るものとする。クリアボタン4fをクリックすると、各入力エリアに入力されたデータがクリアされ、データを再入力する(以下の画面のクリアボタンも同様)。
映像全表示ボタン4dをクリックすると、図5に示す映像選択・編集画面がディスプレイ16に表示される。映像選択・編集画面には、蓄積されたすべての対戦映像を表示した対戦映像表示エリア5a、前時間入力エリア5b、後時間入力エリア5c、実行ボタン5d、クリアボタン5e、戻るボタン5f、閉じるボタン5gが表示される。対戦映像表示エリア5aには、図示はしていないが、対戦カード(球団名VS球団名)、対戦日、ゲーム時間、球場名が表示される。
なお、試合日入力エリア4aに試合日を入力(複数入力可)し、検索ボタン4eをクリックすると、指定した試合日の蓄積されたすべての対戦映像の映像選択・編集画面が表示され、ピッチャー名入力エリア4bにピッチャー名を入力(複数入力可)し、検索ボタン4eをクリックすると、指定したピッチャーの蓄積されたすべての対戦映像の映像選択・編集画面が表示される。球団名入力エリア4cに球団名を入力(複数入力可)し、検索ボタン4eをクリックすると、指定した球団の蓄積されたすべての対戦映像の映像選択・編集画面が表示され、球場名入力エリア4dに球場名を入力(複数入力可)し、検索ボタン4eをクリックすると、指定した球場の蓄積されたすべての対戦映像の映像選択・編集画面が表示される。
対戦映像表示エリア5aにおいて対戦映像を選択(対戦映像を反転)し、前時間入力エリア5bに前時間を入力するとともに、後時間入力エリア5cに後時間を入力した後、実行ボタン5dをクリックすると、図示はしていないが、基準点指定画面がディスプレイ16に表示される。前時間や後時間は、秒〜秒や分〜分等任意に設定することができる。なお、前時間と後時間とのいずれか一方のみを入力する場合もある。前時間のみを入力すると、後記する基準点から後に進んだ対戦映像が対戦映像データに含まれず、後時間のみを入力すると、基準点から前に遡った対戦映像が対戦映像データに含まれない。
基準点設定画面には、基準点設定エリア、基準点決定ボタン、クリアボタン、戻るボタンが表示される。基準点設定エリアには、選択されたピッチャーのバッターとの対戦映像の静止画が表示される場合、または、対戦映像の動画が表示される場合がある。基準点設定エリアにおいて対戦映像の静止画が表示される場合は、キーボードやマウス、タッチペン等の入力装置を利用し、基準点設定エリアの静止画の所定の箇所に基準点をマーキングする。基準点をマーキングした後、基準点決定ボタンをクリックすると、マーキングした点が基準点として決定される。なお、入力装置によって基準点を何時でも自由に変更することができる。
基準点設定エリアにおいて対戦映像の動画が表示される場合では、対戦映像の動画が試合開始から終了まで連続して表示され、または、対戦映像があらかじめピッチャーの1球毎の投球準備から投球終了後までの投球動作に区分され、対戦映像の動画が1回の投球動作毎に表示される。対戦映像の動画が表示される場合は、その動画おいて、ピッチャーの投球準備から投球終了後であって次の投球準備を開始する直前までの間のいずれかの時点を右クリックすることで、1球毎の基準点が決定される。したがって、基準点任意設定では、ピッチャーの投球準備から投球終了後であって次の投球準備を開始する直前までの間のいずれかの時点を基準点として決定される。
静止画において基準点が決定され、または、右クリックによって1球毎の基準点が決定されると、管理サーバ11は、選択された第1〜第n方向の一連の対戦映像をピッチャーとバッターとの1球毎の第1〜第n対戦映像データに編集する(映像データ編集手段)。具体的には、一連の対戦映像をピッチャーとバッターとの1球毎の対戦映像に区分しつつ、決定された基準点から前に所定時間(前時間入力エリア5bに入力された前時間)遡った前映像とその基準点から後に所定時間(後時間入力エリア5cに入力された後時間)進んだ後映像とのうちの少なくとも一方から形成された第1〜第n対戦映像データに編集する。管理サーバ11は、ピッチャーの1球毎の投球準備から投球終了後までのすべての投球動作が対戦映像データに含まれるように対戦映像を編集する。なお、管理サーバ11は、前時間や後時間、基準点によってピッチャーのすべての投球動作が対戦映像データに含まれなくなる場合、前時間の入力や後時間の入力、基準点の設定を再度指示し、対戦映像データを再編集する。
管理サーバ11は、選択された第1〜第n方向の一連の対戦映像または第1〜第n対戦映像データをピッチャーとバッターとの1球毎の第1〜第n投球フォーム映像データに編集する(映像データ編集手段)。具体的には、1球毎に区分された対戦映像または対戦映像データを利用し、決定された基準点から前に所定時間(前時間入力エリア5bに入力された前時間)遡った前映像とその基準点から後に所定時間(後時間入力エリア5cに入力された後時間)進んだ後映像とのうちの少なくとも一方から形成された第1〜第n投球フォーム映像データに編集する。管理サーバ11は、ピッチャーの1球毎の投球準備から投球終了後までのすべての投球動作が投球フォーム映像データに含まれるように対戦映像や対戦映像データを編集する。
対戦映像を第1〜第n対戦映像データおよび投球フォーム映像データに編集した後、映像データ表示ボタンがディスプレイ16に表示される(図示せず)。映像データ表示ボタンをクリックすると、対戦映像から編集された第1〜第n対戦映像データや第1〜第n投球フォーム映像データの動画がディスプレイ16に表示されるとともに、編集完了ボタン、再編集ボタンがディスプレイ16に表示される(図示せず)。再編集ボタンをクリックすることで、編集された対戦映像データや投球フォーム映像データをキャンセルすることができる。この場合、対戦映像が巻き戻され、基準点が再度決定されるとともに、対戦映像から対戦映像データおよび投球フォーム映像データへの編集が行われる。
編集完了ボタンをクリックすると、映像データ格納画面がディスプレイ16に表示される(図示せず)。映像データ格納画面には、ピッチャー名入力エリア、バッター名入力エリア、所属球団名入力エリア、格納実行ボタン、クリアボタン、戻るボタンが表示される。ピッチャー名入力エリアにピッチャー名を入力し、バッター名入力エリアにバッター名を入力するとともに、所属球団名入力エリアに所属球団名を入力した後、格納実行ボタンをクリックすると、管理サーバ11は、ハードディスクに格納された各ピッチャーや各バッターの選手データのうち、球団名およびピッチャー名からそのピッチャーの選手データを抽出するとともに、球団名およびバッター名からそのバッターの選手データを抽出する。
次に、管理サーバ11は、映像データ編集手段によって編集された第1〜第n対戦映像データを対戦データ(対戦球団名(球団名VS球団名)、対戦日、ゲーム開始から終了までのゲーム時間、試合が行われた球場名)および抽出した選手データ(ピッチャーおよびバッターの選手データ)とともにハードディスクに格納する(第1〜第n対戦映像データ格納手段)。さらに、映像データ編集手段によって編集された第1〜第n投球フォーム映像データを対戦データ(対戦球団名(球団名VS球団名)、対戦日、ゲーム開始から終了までのゲーム時間、試合が行われた球場名)および抽出した選手データ(ピッチャーおよびバッターの選手データ)とともにハードディスクに格納する(第1〜第n投球フォーム映像データ格納手段)。
ピッチャーの各種成績は前年以前の成績が採用され、バッターの各種成績は前年以前の成績が採用される。既述の手続を繰り返すことで、複数の第1〜第n対戦映像データや複数の第1〜第n投球フォーム映像データがハードディスクに格納される。第1〜第n対戦映像データおよび第1〜第n投球フォーム映像データは、それら投球フォーム映像データを特定する投球フォーム映像データ特定識別子(映像データ編集毎に生成)に関連付けられた状態(識別子を設定した状態)でハードディスクに格納される。なお、1球毎に区分された対戦映像は、映像データ編集毎に生成された投球フォーム映像データ特定識別子に関連付けられた状態(識別子を設定した状態)でハードディスクに格納される。
管理サーバ11は、投球フォーム映像データを格納した後、ピッチャーから投げられたボールの一球毎の球速データ(km)を第1〜第n方向の対戦映像または第1〜第n対戦映像データから算出する(球速データ算出手段)。その一例としては、ピッチャーの指からボールが離れた瞬間からボールがキャッチャーミットに補給される瞬間までの間の映像(データ)を抽出し、その間の映像(データ)に要した高速度カメラのコマ数から球速を算出する。サーバ11は、球速データ算出手段によって算出した一球毎の球速データをハードディスクに格納する(球速データ格納手段)。それら球速データは、対戦映像や対戦映像データに設定された投球フォーム映像データ特定識別子に関連付けられた状態(識別子を設定した状態)でハードディスクに格納される。
管理サーバ11は、ピッチャーから投げられたボールの一球毎のスピン数を第1〜第n方向の対戦映像または第1〜第n対戦映像データから算出する(スピン数算出手段)。その一例としては、ピッチャーの指からボールが離れた瞬間からボールがキャッチャーミットに補給される瞬間までの間の映像(データ)を抽出し、ボールの所定位置に設定したマークがその間に何回転したかによってスピン数を算出する。スピン数算出手段によって算出した一球毎のスピン数データをハードディスクに格納する(スピン数データ格納手段)。それらスピン数データは、対戦映像や対戦映像データに設定された投球フォーム映像データ特定識別子に関連付けられた状態(識別子を設定した状態)でハードディスクに格納される。
管理サーバ11は、ピッチャーから投げられたボールがキャッチャーのミットに捕球されるまでのボール軌道を第1〜第n方向の対戦映像または第1〜第n対戦映像データから割り出し、ピッチャーとキャッチャーとの間の一球毎のボールのボール軌道データを取得する(ボール軌道データ取得手段)。サーバ11は、ボール軌道データ取得手段によって取得した一球毎のボール軌道データをハードディスクに格納する(ボール軌道データ格納手段)。それらボール軌道データは、対戦映像や対戦映像データに設定された投球フォーム映像データ特定識別子に関連付けられた状態(識別子を設定した状態)でハードディスクに格納される。ハードディスクに蓄積された過去のボール軌道データには、ボールの球種を特定する球種データが付与されている。
管理サーバ11は、ピッチャーから投げられたボールの球種を第1〜第n方向の対戦映像または第1〜第n対戦映像データから判断して一球毎の球種データを取得する(球種データ取得手段)。その一例としては、サーバ11に蓄積された特定のピッチャーの過去の複数のボール軌道データを参照し、それらボール軌道データと現在のボール軌道データとを比較して近似する過去のボール軌道データを割り出し、近似した過去のボール軌道データに付与された球種データを現在のボール軌道データの球種と認定する。サーバ11は、球種データ取得出手段によって算出した一球毎の球種データをハードディスクに格納する(球種データ格納手段)。それら球種データは、各ボール軌道データに設定された投球フォーム映像データ特定識別子に関連付けられた状態(識別子を設定した状態)でハードディスクに格納される。
図6は、ディスプレイ16に表示されたデータ加工画面の一例を示す図であり、図7は、ディスプレイ16に表示された縦軸設定画面の一例を示す図である。各種の合成データを取得するには、図2の初期画面のデータ合成ボタン2bをクリックする。データ合成ボタン2bをクリックすると、図6に示すデータ加工画面がディスプレイ16に表示される。データ加工画面には、ピッチャー名入力エリア6a、試合日入力エリア6b、球団名入力エリア6c、球場名入力エリア6d、合成項目選択エリア6e、方向選択エリア6f、決定ボタン6g、クリアボタン6h、戻るボタン6iが表示される。合成項目選択エリア6eには、縦軸設定、横軸設定、マーク設定、重点設定の各取得項目が表示され、方向選択エリア6fには、キャッチャー方向、センター方向、一塁側方向、三塁側方向が表示されている。
投球フォーム映像データに縦軸18を加えるには、ピッチャー名入力エリア6aや試合日入力エリア6b、球団名入力エリア6c、球場名入力エリア6dのうちの少なくともピッチャー名入力エリア6aにピッチャー名を入力し、合成項目選択エリア6eに表示された各合成項目のうちの縦軸設定を選択(反転)するとともに、方向選択エリア6fに表示された各方向のうちの所定の方向を選択(反転)し、決定ボタン6fをクリックする。なお、図6では、それら入力エリアにピッチャー名や試合日、球団名、球場名が入力され、キャッチャー方向、三塁側方向が選択されたものとする。決定ボタン6fをクリックすると、図7に示す縦軸設定画面がディスプレイ16に表示される。
図7の縦軸設定画面には、対戦日時(試合日)を表示した対戦日時表示エリア7a、ピッチャー名を表示したピッチャー名表示エリア7b、球団名を表示した球団名表示エリア7c、対戦カードを表示した対戦カード表示エリア7d、球場名を表示した球場名表示エリア7e、投球フォーム映像データ選択エリア7f、キャッチャー方向および三塁側方向から撮影された指定されたピッチャーの静止画を表示する投球フォーム映像データ表示エリア7g,7h、決定ボタン7i、クリアボタン7j、戻るボタン7kが表示される。なお、センター方向や一塁側方向を選択すると、それらの方向から撮影されたピッチャーの静止画が表示される。
投球フォーム映像データ選択エリア7fには、指定されたピッチャー、試合日、球団、球場に対応する複数の第1〜第n投球フォーム映像データの表題(タイトル、データ取得日時、球種、球速等)が表示される。タイトルには、たとえば、ピッチャー名および対戦バッター名、何回の何球目等がある。なお、それら表題の上にカーソルを移動させ、表題を右クリックすると、その表題に対応する対戦映像や対戦映像データ、投球フォーム映像データの動画または静止画がディスプレイ16に表示され、その表題に対応するピッチャーやバッターの選手データが表示される。
投球フォーム映像データ選択エリア7fに表示されたそれら投球フォーム映像データの表題から合成に使用する投球フォーム映像データを選択(反転)した後(複数選択可)、キーボードやマウス、タッチペン等の入力装置を利用し、図7の投球フォーム映像データ表示エリア7g,7hに表示されたピッチャーの静止画の任意の部位に1本または複数本の縦軸18(図7では1本)を引き、決定ボタン7iをクリックする。決定ボタン7iをクリックすると、管理サーバ11は、選択された各投球フォーム映像データにその縦軸18を設定し(縦軸設定手段)、ピッチャーのピッチング準備からピッチング終了までの1球毎のピッチング動作を表す投球フォーム映像データに縦軸18を加えた第1〜第n合成データ(第1〜第n縦軸データ)を生成する(合成データ(縦軸データ)生成手段)。なお、縦軸18は、ピッチャーを基準としたピッチャーの縦軸18であり、必ずしも垂直線とは限らず、投球フォーム映像データ表示エリア7hに示すように、斜め方向へ傾斜する場合がある。
管理サーバ11は、縦軸18が加えられた第1〜第n合成データを対戦データ(対戦球団名(球団名VS球団名)、対戦日、ゲーム開始から終了までのゲーム時間、試合が行われた球場名)および選手データ(ピッチャーおよびバッターの選手データ)とともにハードディスクに格納する(第1〜第n合成データ(縦軸データ)格納手段)。第1〜第n合成データは、選択された投球フォーム映像データの投球フォーム映像データ特定識別子に関連付けられた状態(識別子を設定した状態)でハードディスクに格納される。
図8は、ディスプレイ16に表示された横軸設定画面の一例を示す図である。投球フォーム映像データに横軸19を加えるには、ピッチャー名入力エリア6aや試合日入力エリア6b、球団名入力エリア6c、球場名入力エリア6dに各データを入力し、合成項目選択エリア6eに表示された各合成項目のうちの横軸設定を選択(反転)するとともに、方向選択エリア6fに表示された各方向のうちのキャッチャー方向、三塁側方向を選択(反転)し、決定ボタン6fをクリックする。
決定ボタン6fをクリックすると、図8に示す横軸設定画面がディスプレイ16に表示される。図8の横軸設定画面には、対戦日時表示エリア8a、ピッチャー名表示エリア8b、球団名表示エリア8c、対戦カード表示エリア8d、球場名表示エリア8e、投球フォーム映像データ選択エリア8f、ピッチャーの静止画を表示する投球フォーム映像データ表示エリア8g,8h、決定ボタン8i、クリアボタン8j、戻るボタン8kが表示される。
投球フォーム映像データ選択エリア8fに表示されたそれら投球フォーム映像データの表題から合成に使用する投球フォーム映像データを選択(反転)した後、キーボードやマウス、タッチペン等の入力装置を利用し、図8の投球フォーム映像データ表示エリア8g,8hに表示されたピッチャーの静止画の任意の部位に1本または複数本の横軸19(図8では2本)を引き、決定ボタン8iをクリックする。決定ボタン8iをクリックすると、管理サーバ11は、選択された各投球フォーム映像データにその横軸19を設定し(横軸設定手段)、ピッチャーのピッチング準備からピッチング終了までの1球毎のピッチング動作を表す投球フォーム映像データに横軸19を加えた第1〜第n合成データ(第1〜第n横軸データ)を生成する(合成データ(横軸データ)生成手段)。なお、横軸19は、ピッチャーを基準としたピッチャーの横軸19であり、必ずしも水平線とは限らず、投球フォーム映像データ表示エリア8g,8hに示すように、斜め方向へ傾斜する場合がある。
管理サーバ11は、横軸19が加えられた第1〜第n合成データを対戦データ(対戦球団名(球団名VS球団名)、対戦日、ゲーム開始から終了までのゲーム時間、試合が行われた球場名)および選手データ(ピッチャーおよびバッターの選手データ)とともにハードディスクに格納する(第1〜第n合成データ(横軸データ)格納手段)。第1〜第n合成データは、選択された投球フォーム映像データの投球フォーム映像データ特定識別子に関連付けられた状態(識別子を設定した状態)でハードディスクに格納される。
図9は、ディスプレイ16に表示されたマーク設定画面の一例を示す図である。投球フォーム映像データにマーク20を加えるには、ピッチャー名入力エリア6aや試合日入力エリア6b、球団名入力エリア6c、球場名入力エリア6dに各データを入力し、合成項目選択エリア6eに表示された各合成項目のうちのマーク設定を選択(反転)するとともに、方向選択エリア6fに表示された各方向のうちのキャッチャー方向、三塁側方向を選択(反転)し、決定ボタン6fをクリックする。
決定ボタン6fをクリックすると、図9に示すマーク設定画面がディスプレイ16に表示される。図9のマーク設定画面には、対戦日時表示エリア9a、ピッチャー名表示エリア9b、球団名表示エリア9c、対戦カード表示エリア9d、球場名表示エリア9e、投球フォーム映像データ選択エリア9f、ピッチャーの静止画を表示する投球フォーム映像データ表示エリア9g,9h、決定ボタン9i、クリアボタン9j、戻るボタン9kが表示される。
投球フォーム映像データ選択エリア9fに表示されたそれら投球フォーム映像データの表題から合成に使用する投球フォーム映像データを選択(反転)した後、キーボードやマウス、タッチペン等の入力装置を利用し、図9の投球フォーム映像データ表示エリア9g,9hに表示されたピッチャーの静止画の任意の部位に1つまたは複数のマーク20(図9では3つ(四角、三角、丸)、なお、マーク20の形について限定はなく、あらゆる形のマーク20を利用することができる)を入れ、決定ボタン9iをクリックする。決定ボタン9iをクリックすると、管理サーバ11は、選択された各投球フォーム映像データにそのマーク20を設定し(マーク設定手段)、ピッチャーのピッチング準備からピッチング終了までの1球毎のピッチング動作を表す投球フォーム映像データにマーク20およびその移動軌跡を加えた第1〜第n合成データ(第1〜第nマークデータ)を生成する(合成データ(マークデータ)生成手段)。
管理サーバ11は、マーク20およびその移動軌跡が加えられた第1〜第n合成データを対戦データ(対戦球団名(球団名VS球団名)、対戦日、ゲーム開始から終了までのゲーム時間、試合が行われた球場名)および選手データ(ピッチャーおよびバッターの選手データ)とともにハードディスクに格納する(第1〜第n合成データ(マークデータ)格納手段)。第1〜第n合成データは、選択された投球フォーム映像データの投球フォーム映像データ特定識別子に関連付けられた状態(識別子を設定した状態)でハードディスクに格納される。
図10は、ディスプレイ16に表示された重心設定画面の一例を示す図である。投球フォーム映像データに重心21を加えるには、ピッチャー名入力エリア6aや試合日入力エリア6b、球団名入力エリア6c、球場名入力エリア6dに各データを入力し、合成項目選択エリア6eに表示された各合成項目のうちの重心設定を選択(反転)するとともに、方向選択エリア6fに表示された各方向のうちのキャッチャー方向、三塁側方向を選択(反転)し、決定ボタン6fをクリックする。
決定ボタン6fをクリックすると、図10に示す重心設定画面がディスプレイ16に表示される。図10の重心設定画面には、対戦日時表示エリア10a、ピッチャー名表示エリア10b、球団名表示エリア10c、対戦カード表示エリア10d、球場名表示エリア10e、投球フォーム映像データ選択エリア10f、ピッチャーの静止画を表示する投球フォーム映像データ表示エリア10g,10h、決定ボタン10i、クリアボタン10j、戻るボタン10kが表示される。
投球フォーム映像データ選択エリア10fに表示されたそれら投球フォーム映像データの表題から合成に使用する投球フォーム映像データを選択(反転)した後、キーボードやマウス、タッチペン等の入力装置を利用し、図10の投球フォーム映像データ表示エリア10g,10hに表示されたピッチャーの静止画の任意の部位に1つまたは複数の重心21(図10では1つ、なお、重心21の形について限定はなく、あらゆる形の重心21を利用することができる)を入れ、決定ボタン10iをクリックする。決定ボタン10iをクリックすると、管理サーバ11は、選択された各投球フォーム映像データにその重心21を設定し(重心設定手段)、ピッチャーのピッチング準備からピッチング終了までの1球毎のピッチング動作を表す投球フォーム映像データに重心21およびその移動軌跡を加えた第1〜第n合成データ(第1〜第n重心データ)を生成する(合成データ(重心データ)生成手段)。
管理サーバ11は、重心21およびその移動軌跡が加えられた第1〜第n合成データを対戦データ(対戦球団名(球団名VS球団名)、対戦日、ゲーム開始から終了までのゲーム時間、試合が行われた球場名)および選手データ(ピッチャーおよびバッターの選手データ)とともにハードディスクに格納する(第1〜第n合成データ(重心データ)格納手段)。第1〜第n合成データは、選択された投球フォーム映像データの投球フォーム映像データ特定識別子に関連付けられた状態(識別子を設定した状態)でハードディスクに格納される。
図11は、ディスプレイ16に表示された縦軸、横軸、マーク設定画面の一例を示す図である。投球フォーム映像データに縦軸18、横軸19、マーク20を加えるには、ピッチャー名入力エリア6aや試合日入力エリア6b、球団名入力エリア6c、球場名入力エリア6dに各データを入力し、合成項目選択エリア6eに表示された各合成項目のうちの縦軸設定、横軸設定、マーク設定を選択(反転)するとともに、方向選択エリア6fに表示された各方向のうちのキャッチャー方向、三塁側方向を選択(反転)し、決定ボタン6fをクリックする。
決定ボタン6fをクリックすると、図11に示す縦軸、横軸、マーク設定画面がディスプレイ16に表示される。図11の縦軸、横軸、マーク設定画面には、対戦日時表示エリア11a、ピッチャー名表示エリア11b、球団名表示エリア11c、対戦カード表示エリア11d、球場名表示エリア11e、投球フォーム映像データ選択エリア11f、ピッチャーの静止画を表示する投球フォーム映像データ表示エリア11g,11h、決定ボタン11i、クリアボタン11j、戻るボタン11kが表示される。
投球フォーム映像データ選択エリア11fに表示されたそれら投球フォーム映像データの表題から合成に使用する投球フォーム映像データを選択(反転)した後、キーボードやマウス、タッチペン等の入力装置を利用し、図11の投球フォーム映像データ表示エリア11g,11hに表示されたピッチャーの静止画の任意の部位に1本または複数本の縦軸18や横軸19を引き、1つまたは複数のマーク20を入れ、決定ボタン11iをクリックする。決定ボタン11iをクリックすると、管理サーバ11は、選択された各投球フォーム映像データに縦軸18、横軸19、マーク20を設定し(縦軸、横軸、マーク設定手段)、ピッチャーのピッチング準備からピッチング終了までの1球毎のピッチング動作を表す投球フォーム映像データに縦軸18および横軸19を加えるとともに、マーク20およびその移動軌跡を加えた第1〜第n合成データ(第1〜第n重心データ)を生成する(合成データ(縦軸、横軸、マークデータ)生成手段)。
管理サーバ11は、縦軸18や横軸19、マーク20およびその移動軌跡が加えられた第1〜第n合成データを対戦データ(対戦球団名(球団名VS球団名)、対戦日、ゲーム開始から終了までのゲーム時間、試合が行われた球場名)および選手データ(ピッチャーおよびバッターの選手データ)とともにハードディスクに格納する(第1〜第n合成データ(縦軸、横軸、マークデータ)格納手段)。第1〜第n合成データは、選択された投球フォーム映像データの投球フォーム映像データ特定識別子に関連付けられた状態(識別子を設定した状態)でハードディスクに格納される。
図12は、ディスプレイ16に表示された縦軸、横軸、マーク、重心設定画面の一例を示す図である。投球フォーム映像データに縦軸18、横軸19、マーク20、重心21を加えるには、ピッチャー名入力エリア6aや試合日入力エリア6b、球団名入力エリア6c、球場名入力エリア6dに各データを入力し、合成項目選択エリア6eに表示された各合成項目のうちの縦軸設定、横軸設定、マーク設定、重心設定を選択(反転)するとともに、方向選択エリア6fに表示された各方向のうちのキャッチャー方向、三塁側方向を選択(反転)し、決定ボタン6fをクリックする。
決定ボタン6fをクリックすると、図12に示す縦軸、横軸、マーク、重心設定画面がディスプレイ16に表示される。図12の縦軸、横軸、マーク、重心設定画面には、対戦日時表示エリア12a、ピッチャー名表示エリア12b、球団名表示エリア12c、対戦カード表示エリア12d、球場名表示エリア12e、投球フォーム映像データ選択エリア12f、ピッチャーの静止画を表示する投球フォーム映像データ表示エリア12g,12h、決定ボタン12i、クリアボタン12j、戻るボタン12kが表示される。
投球フォーム映像データ選択エリア12fに表示されたそれら投球フォーム映像データの表題から合成に使用する投球フォーム映像データを選択(反転)した後、キーボードやマウス、タッチペン等の入力装置を利用し、図12の投球フォーム映像データ表示エリア12g,12hに表示されたピッチャーの静止画の任意の部位に1本または複数本の縦軸18や横軸19を引き、1つまたは複数のマーク20や重心21を入れ、決定ボタン11iをクリックする。決定ボタン11iをクリックすると、管理サーバ11は、選択された各投球フォーム映像データに縦軸18、横軸19、マーク20、重心21を設定し(縦軸、横軸、マーク、重心設定手段)、ピッチャーのピッチング準備からピッチング終了までの1球毎のピッチング動作を表す投球フォーム映像データに縦軸18および横軸19を加えるとともに、マーク20およびその移動軌跡、重心21およびその移動軌跡を加えた第1〜第n合成データ(第1〜第n重心データ)を生成する(合成データ(縦軸、横軸、マーク、重心データ)生成手段)。
管理サーバ11は、縦軸18や横軸19、マーク20およびその移動軌跡、重心21およびその移動軌跡が加えられた第1〜第n合成データを対戦データ(対戦球団名(球団名VS球団名)、対戦日、ゲーム開始から終了までのゲーム時間、試合が行われた球場名)および選手データ(ピッチャーおよびバッターの選手データ)とともにハードディスクに格納する(第1〜第n合成データ(縦軸、横軸、マーク、重心データ)格納手段)。第1〜第n合成データは、選択された投球フォーム映像データの投球フォーム映像データ特定識別子に関連付けられた状態(識別子を設定した状態)でハードディスクに格納される。
なお、縦軸18や横軸19、マーク20、重心21を個別に表示する場合の他、1球毎のピッチング動作を表す投球フォーム映像データに、縦軸18と横軸19とマーク20と重心21とのうちの少なくとも2つを組み合わせを加えた合成データを生成することができる。そのような合成データには、図示はしていないが、投球フォーム映像データに縦軸18および横軸19を加えた第1〜第n合成データ(縦軸、横軸データ)、投球フォーム映像データに縦軸18や横軸19、重心21とその移動軌跡とを加えた第1〜第n合成データ(縦軸、横軸、重心データ)、投球フォーム映像データに縦軸18、マーク20とその移動軌跡とを加えた第1〜第n合成データ(縦軸、マークデータ)、投球フォーム映像データに縦軸18、マーク20とその移動軌跡、重心21とその移動軌跡を加えた第1〜第n合成データ(縦軸、マーク、重心データ)等がある。なお、このシステム10では、すべての図示は省略するが、組み合わせを含む24種類のデータを表示することができる。
図13は、ディスプレイ16,17に表示されたデータ表示画面の一例を示す図であり、図14は、図13から続くデータ表示画面の一例を示す図である。図12,13では、各入力エリアに入力されたデータの図示を省略している。管理サーバ11のハードディスクに格納された各種のデータに表示するには、図2の初期画面のデータ表示ボタン2cをクリックする。データ表示ボタン2cをクリックすると、図13に示すデータ表示画面がディスプレイ16に表示される。なお、管理サーバ11にログインした各情報端末が図3の初期画面においてデータ表示ボタン3bをクリックすると、図13のデータ表示画面がディスプレイ17(タッチパネルを含む)に表示される。
図13のデータ表示画面には、データ選択エリア13a、表示条件選択エリア13b、方向・時間条件入力エリア13c、決定ボタン13d、クリアボタン13e、戻るボタン13f、閉じるボタン13gが表示される。データ選択エリア13aには、対戦映像データ、投球フォーム映像データ、縦軸データ、横軸データ、マークデータ、重心データが表示される。表示条件選択エリア13bには、試合日、ピッチャー名、バッター名、球団名、球場名、球速、球種、対戦カード、勝率、防御率、援護率、敗戦数、自責点、与四球数、奪三振数、打数、打率、得点圏打率、出塁率、長打率、ホームラン数、ヒット数、得点圏ヒット数、得点数、三振数等が表示される。なお、表示条件選択エリア13bに表示される条件はそれらに限定されず、現在利用されている野球に関するすべての条件および将来利用されるすべての条件が含まれる。方向・時間条件入力エリア13cに入力される条件には、たとえば、キャッチャー方向、一塁側方向、センター方向、三塁側方向、同一時間、異時間がある。
合成データのうちの一塁側方向から見た縦軸およびその移動軌跡を対戦映像データとともに表示する場合、データ選択エリア13aにおいて対戦映像データと縦軸データとを選択し、表示条件選択エリア13bにおいて試合日、ピッチャー名、球団名、球速、球種を選択するとともに、方向・時間条件入力エリア13cにおいて三塁側方向を入力する。図13のデータ選択エリア13aにおいて対戦映像データおよび縦軸データを選択し、表示条件選択エリア13bにおいて試合日、ピッチャー名、球団名、球速、球種を選択するとともに、表示条件入力エリア13cに三塁側方向を入力した後、決定ボタン13dをクリックすると、図14に示すデータ表示画面がディスプレイ16,17(タッチパネルを含む)に表示される。
図14のデータ表示画面には、データ選択エリア13aにおいて選択されたデータ名(対戦映像データ、縦軸データ)を表示するデータ名表示エリア14a、表示条件選択エリア13bにおいて選択された条件を入力する選択条件入力エリア14b、方向・時間条件入力エリア13cに入力された条件を表示する方向・時間条件表示エリア14c、データ表示ボタン14d、クリアボタン14e、戻るボタン14f、閉じるボタン14gが表示される。
図15は、ディスプレイ16,17(タッチパネルを含む)に表示された合成データ(縦軸データ)表示画面の一例を示す図である。管理サーバ11は、各種のデータをディスプレイ16に表示するとともに(データ表示手段)、サーバ11にログインした情報端末12(ノートパソコン12A、タブレット12B、スマートフォン12C)が各種のデータの閲覧を要求した場合、それらデータを各情報端末12に配信する(データ配信手段)。各情報端末12は、データ配信手段によって配信された各種のデータをディスプレイ17やタッチパネルに表示する(データ表示手段)。なお、データ表示手段では、所定速度の送り方向と戻し方向(逆再生)とのいずれか一方向再生の各種のデータを表示し、または、所定速度の送り方向と戻し方向とを繰り返す両方向再生の各種のデータを表示する。所定速度には、スローモーション再生、超スローモーション再生、コマ送り再生、スピード再生(倍速再生)がある。
図14のデータ表示画面(データ名表示エリア14a:縦軸データ)の選択条件入力示エリア14bに試合日やピッチャー名、球団名、球速、球種(球速として140〜145kmが入力され、球種としてストレートが入力されたものとする)を入力した後、データ表示ボタン14dをクリックすると、管理サーバ11は、指定した試合日、ピッチャー、球団における球速が140〜145km、球種がストレートの合成データ(縦軸データ)(第1〜第n合成データ)を対戦映像データとともにディスプレイ16に表示する(データ表示手段:縦軸データ表示手段)。
管理サーバ11は、指定した試合日、ピッチャー、球団における球速が140〜145km、球種がストレートの合成データ(縦軸データ)(第1〜第n合成データ)を対戦映像データとともに情報端末12に配信する(データ配信手段:縦軸データ配信手段)。情報端末12は、データ配信手段によってサーバ11から配信されたそれら合成データをそれら対戦映像データとともにディスプレイ17に表示する(データ表示手段:縦軸データ表示手段)。なお、縦軸設定手段および合成データ(縦軸データ)生成手段を実施しつつ、縦軸データ表示手段を実施することもできる。また、キャッチャー方向、一塁側方向、センター方向の合成データをディスプレイ16,17に表示することもできる。
ディスプレイ16,17には、図15に示すように、合成データ(縦軸データ)の画像ページ数を表示した画像ページ数表示エリア15a、対戦日時(試合日)を表示した対戦日時表示エリア15b、ピッチャー名を表示したピッチャー名表示エリア15c、球団名を表示した球団名表示エリア15d、対戦カードを表示した対戦カード表示エリア15e、球場名を表示した球場名表示エリア15f、スローモーションボタン15g、超スローモーションボタン15h、スピード再生ボタン15i、逆再生ボタン15j、繰り返し再生ボタン15k、キャプチャーボタン15l、コマ送り再生ボタン15m、合成データの動画(静止画も表示可)を表示する合成データ表示エリア15n、合成データに対応する対戦映像データの動画(静止画も表示可)を表示する対戦映像データ表示エリア15o、前画面ボタン15p、次画面ボタン15q、検索ボタン15rが表示される。
合成データ表示エリア15nには、ピッチャーのピッチング準備からピッチング終了までの1球毎のピッチング動作を表す投球フォーム映像データが動画(静止画も可)で表示されるとともに、投球フォーム映像データに設定された縦軸18(縦軸データ)が表示される。投球フォーム映像データの動画では、過去(前)から現在(後)に向かって過去の投球フォーム映像データ(投球フォーム)が残像として表示される。なお、縦軸18は不動のままであり、その縦軸18に対する投球フォームの残像による投球フォームの推移が表示される。合成データ表示エリア15nには、1球毎のピッチングにおけるボールの球速(球速データ)、ボールの球種(球種データ)、ボールのスピン数(スピン数データ)が表示される。対戦映像データ表示エリア15oには、ピッチャーの1球毎の対戦映像データが動画で表示される。
スローモーションボタン15gをクリックすることで、合成データや対戦映像データがスローモーションで再生され、超スローモーションボタン15hをクリックすることで、合成データや対戦映像データが超スローモーションで再生され、スピード再生ボタン15iをクリックすることで、合成データや対戦映像データがスピード再生(倍速再生)される。逆再生ボタン15jをクリックすることで、合成データや対戦映像データが戻し方向(逆方向)へ再生され、繰り返し再生ボタン15kをクリックすることで、合成データや対戦映像データが送り方向と戻し方向とを繰り返すように両方向再生される。キャプチャーボタン15lをクリックすることで、合成データや対戦映像データの動画を静止画として保存することができ、その静止画を印刷することができる。コマ送り再生ボタン15mをクリックすることで、合成データや対戦映像データがコマ送り動画として再生される。なお、以下の各画面における各ボタン機能は同一である。
停止/再生マークをクリックすることで対戦映像データを停止/再生することができ、ボリュームマークによって音量を調節することができる。前画面ボタン15pをクリックすることで、合成データや対戦映像データの前の画面を表示することができ、次画面ボタン15qをクリックすることで、合成データや対戦映像データの次の画面を表示することができる。さらに、検索入力エリアに画像ページを入力し、検索ボタン15rをクリックすることで、そのページにジャンプすることができる。
ピッチング分析支援システム10は、縦軸18を含むそれら合成データ(縦軸データ)の中から所望の合成データを投球フォーム映像データとともに速やかに表示させることができ、合成データを利用してピッチャーのピッチングを速やかに分析することができる。システム10は、縦軸18に対するピッチャーのピッチング動作の移動軌跡を表示するから、縦軸18に対するピッチング動作の移動軌跡を見ることで、縦軸18を基準としたピッチング動作の開始から終了までの投球フォームの並進移動や回転移動、上下移動を知ることができ、縦軸18を基準にピッチャーのピッチングを分析することができる。システム10は、縦軸18に対するピッチング動作の開始から終了までの投球フォームの推移を見ることができるから、各種のピッチング条件における縦軸18を基準としたピッチャーの投球フォームの変化を知ることができ、異なるピッチング条件における縦軸18に対するピッチャーの投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
図16は、ディスプレイ16,17(タッチパネルを含む)に表示された合成データ(横軸データ)表示画面の他の一例を示す図である。図16の合成データ(縦軸データ)表示画面では、合成データ(縦軸データ)を対戦映像データとともに表示することもできる。合成データのうちの同一時間の三塁側方向およびキャッチャー方向(異なる第1〜第n方向)から見た縦軸およびその移動軌跡を表示する場合、データ選択エリア13aにおいて縦軸データを選択し、方向・時間条件入力エリア13cにおいて同一時間、三塁側方向、キャッチャー方向を入力する。なお、表示条件選択エリア13bにおいて試合日、ピッチャー名、球団名、球速、球種が選択されたものとする。それら入力エリア13a〜13cに各条件を入力した後、決定ボタン13dをクリックし、図14に示すデータ表示画面の選択条件入力エリア14bに各条件を入力する。
図14のデータ表示画面(データ名表示エリア14a:縦軸データ)の選択条件入力示エリア14bに試合日やピッチャー名、球団名、球速、球種(球速として140〜145kmが入力され、球種としてストレートが入力されたものとする)を入力した後、データ表示ボタン14dをクリックすると、管理サーバ11は、指定した試合日、ピッチャー、球団における球速が140〜145km、球種がストレートであって縦軸18を含む三塁側方向およびキャッチャー方向の同一時間の合成データ(縦軸データ)(第1〜第n合成データ)をディスプレイ16(同一画面)に同期して表示する(データ表示手段:縦軸データ表示手段)。
管理サーバ11は、指定した試合日、ピッチャー、球団における球速が140〜145km、球種がストレートであって縦軸18を含む三塁側方向およびキャッチャー方向の同一時間の合成データを情報端末12に配信する(データ配信手段:縦軸データ配信手段)。情報端末12は、データ配信手段によってサーバ11から配信されたそれら合成データをディスプレイ17(同一画面)に同期して表示する(データ表示手段:縦軸データ表示手段)。なお、一塁側方向、センター方向の合成データをディスプレイ16,17に表示することもできる。
ディスプレイ16,17には、図16に示すように、異なる三塁側方向およびキャッチャー方向(第1〜第n方向)から撮影された同一時間における投球フォーム映像データに縦軸18を加えた異方向同一時間の合成データ(縦軸データ)が同期して表示される。ディスプレイ16,17には、図15と同様の表示エリア16a〜16fやボタン16g〜16m,16p〜16rが表示されるとともに、合成データの動画(静止画も表示可)を表示する合成データ表示エリア16n,16oが表示される。
合成データ表示エリア16nには、ピッチャーのピッチング準備からピッチング終了までの1球毎のピッチング動作を表す三塁側方向から撮影された投球フォーム映像データが動画(静止画も可)で表示されるとともに、その投球フォーム映像データに設定された縦軸18(縦軸データ)が不動のまま表示され、球速(球速データ)、球種(球種データ)、スピン数(スピン数データ)が表示される。合成データ表示エリア16oには、1球毎のピッチング動作を表す三塁側方向から撮影された投球フォーム映像データが動画(静止画も可)で表示されるとともに、その投球フォーム映像データに設定された縦軸18(縦軸データ)が不動のまま表示される。過去(前)から現在(後)に向かって過去の投球フォーム映像データ(投球フォーム)が残像として表示され、縦軸18に対する投球フォームの残像による投球フォームの推移が表示される。なお、3方向以上を指定すると、ディスプレイ16,17に3つ以上の合成データ表示エリアが表示される。
ピッチング分析支援システム10は、縦軸18を含む異方向同一時間の複数の合成データを同一画面に同期して表示するから、縦軸18に対する投球フォームの推移を様々な角度から見ることができ、それら合成データを利用してピッチング動作におけるピッチャーの投球フォームを様々な角度から分析することができる。システム10は、縦軸18に対するピッチング動作の開始から終了までの投球フォームの推移を様々な角度から見ることができるから、各種のピッチング条件における縦軸18を基準としたピッチャーの投球フォームの変化を知ることができ、異なるピッチング条件における縦軸18に対するピッチャーの投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
図17は、ディスプレイ16,17(タッチパネルを含む)に表示された合成データ(縦軸データ)表示画面の他の一例を示す図である。図17の合成データ(縦軸データ)表示画面では、合成データ(縦軸データ)を対戦映像データとともに表示することもできる。合成データのうちの異なる時間の三塁側方向(同一方向)から見た縦軸およびその移動軌跡を表示する場合、データ選択エリア13aにおいて縦軸データを選択し、方向・時間条件入力エリア13cにおいて異時間、三塁側方向を入力する。なお、表示条件選択エリア13bにおいて試合日、ピッチャー名、球団名、球速、球種が選択されたものとする。それら入力エリア13a〜13cに各条件を入力した後、決定ボタン13dをクリックし、図14に示すデータ表示画面の選択条件入力エリア14bに各条件を入力する。
図14のデータ表示画面(データ名表示エリア14a:縦軸データ)の選択条件入力示エリア14bに試合日やピッチャー名、球団名、球速、球種(球速として140〜145kmが入力され、球種としてストレートが入力されたものとする)を入力した後、データ表示ボタン14dをクリックすると、管理サーバ11は、指定した試合日、ピッチャー、球団における球速が140〜145km、球種がストレートであって縦軸18を含む異なる時間の三塁側方向の合成データ(縦軸データ)(第1〜第n合成データ)をディスプレイ16(同一画面)に同時に表示する(データ表示手段:縦軸データ表示手段)。
管理サーバ11は、指定した試合日、ピッチャー、球団における球速が140〜145km、球種がストレートであって縦軸18を含む異なる時間の三塁側方向の合成データを情報端末12に配信する(データ配信手段:縦軸データ配信手段)。情報端末12は、データ配信手段によってサーバ11から配信されたそれら合成データをディスプレイ17(同一画面)に同時に表示する(データ表示手段:縦軸データ表示手段)。なお、キャッチャー方向、一塁側方向、センター方向の合成データをディスプレイ16,17に表示することもできる。
ディスプレイ16,17には、図17に示すように、同一の三塁側方向から撮影された異なる時間における投球フォーム映像データに縦軸18を加えた合成データ(縦軸データ)が同時に表示される。ディスプレイ16,17には、図15と同様の表示エリア17a〜17fやボタン17g〜17m,17q〜17sが表示されるとともに、合成データの動画(静止画も表示可)を表示する合成データ表示エリア17n〜17pが表示される。
合成データ表示エリア17n〜17pには、ピッチャーのピッチング準備からピッチング終了までの1球毎のピッチング動作を表す三塁側方向から撮影された投球フォーム映像データが動画(静止画も可)で表示されるとともに、その投球フォーム映像データに設定された縦軸18(縦軸データ)が不動のまま表示され、球速(球速データ)、球種(球種データ)、スピン数(スピン数データ)が表示される。なお、過去(前)から現在(後)に向かって過去の投球フォーム映像データ(投球フォーム)が残像として表示され、縦軸18に対する投球フォームの残像による投球フォームの推移が表示される。
ピッチング分析支援システム10は、縦軸18を含む同一方向異時間の複数の合成データを同一画面に同時に表示するから、異なる時間における縦軸18に対する複数の投球フォームの推移を同一の角度から見ることができ、それら合成データによって各種のピッチング条件における縦軸18を基準としたピッチング動作の開始から終了までの投球フォームの並進移動や回転移動、上下移動を比較検討することができるとともに、それら合成データを利用して縦軸18を基準としたピッチング動作におけるピッチャーの投球フォームを様々な場面において分析することができる。システム10は、様々な場面での縦軸18に対するピッチング動作の開始から終了までの投球フォームの推移を見ることができるから、各種のピッチング条件における縦軸18を基準としたピッチャーの投球フォームの変化を知ることができ、異なるピッチング条件における縦軸18に対するピッチャーの投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
図18は、ディスプレイ16,17(タッチパネルを含む)に表示されたデータ選択画面の一例を示す図であり、図19は、ディスプレイ16,17(タッチパネルを含む)に表示された重なり合った合成データ(縦軸データ)表示画面の一例を示す図である。重なり合った合成データを対戦映像データとともに表示する場合、データ選択エリア13aにおいて対戦映像データ、縦軸データを選択し、方向・時間条件入力エリア13cにおいて三塁側方向、重ね合わせを入力する。なお、表示条件選択エリア13bにおいて試合日、ピッチャー名、球団名、球速、球種が選択されたものとする。それら入力エリア13a〜13cに各条件を入力した後、決定ボタン13dをクリックし、図14に示すデータ表示画面の選択条件入力エリア14bに各条件を入力する。
図14のデータ表示画面(データ名表示エリア14a:縦軸データ)の選択条件入力示エリア14bに試合日やピッチャー名、球団名、球速、球種(球速として140〜145kmが入力され、球種としてストレートが入力されたものとする)を入力した後、データ表示ボタン14dをクリックすると、図18に示すデータ選択画面がディスプレイ16,17に表示される。図18のデータ選択画面には、データ名表示エリア18a(縦軸データ)、データ選択エリア18b、選択決定ボタン18c、クリアボタン18d、戻るボタン18eが表示される。
データ選択エリア18bには、指定された試合日、ピッチャー名、球団名、球速、球種の三塁側方向(同一方向)から撮影された複数の縦軸データを表す表題(タイトル、データ取得日時、球種、球速等)が表示される。なお、それら表題の上にカーソルを移動させ、表題をクリックすると、その表題に対応する対戦映像データや投球フォームデータを含む縦軸データが動画または静止画でディスプレイ16,17に表示され、その表題に対応する選手データ(ピッチャーデータ、バッターデータ)が表示される。タイトルには、たとえば、ピッチャー名および対戦バッター名、何回の何球目等がある。
データ選択エリア18bに表示された表題から重ね合わせに使用する縦軸データを選択(反転)した後(通常は2つまたは3つ選択)、選択決定ボタン18cをクリックすると、管理サーバ11は、第1〜第n投球フォーム映像データのうちの三塁側方向(同一方向)から撮影された異なる時間の投球フォーム映像データに縦軸18を加えた複数の合成データを重ね合わせ、重なり合った合成データを生成する(合成データ重ね合わせ手段)。管理サーバ11は、合成データ重ね合わせ手段によって生成した重なり合った合成データ(縦軸データ)を対戦データおよび選手データ(ピッチャーおよびバッターの選手データ)とともにハードディスクに格納する(重なり合った合成データ格納手段)。重なり合った合成データは、それらデータを特定する重なり合った合成データ特定識別子(合成データ重ね合わせ毎に生成)に関連付けられた状態(識別子を設定した状態)でハードディスクに格納される。
管理サーバ11は、指定した試合日、ピッチャー、球団における球速が140〜145km、球種がストレートであって異なる時間の三塁側方向の重なり合った合成データ(縦軸データ)(第1〜第n重なり合った合成データ)をディスプレイ16に表示する(データ表示手段:重なり合った縦軸データ表示手段)。管理サーバ11は、指定した試合日、ピッチャー、球団における球速が140〜145km、球種がストレートであって異なる時間の三塁側方向の重なり合った合成データを情報端末12に配信する(データ配信手段:重なり合った縦軸データ配信手段)。情報端末12は、データ配信手段によってサーバ11から配信された重なり合った合成データをディスプレイ17に表示する(データ表示手段:重なり合った縦軸データ表示手段)。
なお、既に生成された複数の重なり合った合成データ(縦軸データ)がハードディスクに格納されている場合、図示はしていないが、図18のデータ選択画面に重ね合わせ済み合成データ(縦軸データ)を表示した重ね合わせ済み合成データ表示エリアが表示される。重ね合わせ済み合成データ表示エリアに表示された重ね合わせ済み合成データを選択(反転)した後(複数選択可)、選択決定ボタン18cをクリックすると、選択した生成済みの重なり合った合成データが情報端末12に配信され(データ配信手段:重なり合った縦軸データ配信手段)、選択した生成済みの重なり合った合成データがディスプレイ16,17に表示される(データ表示手段:重なり合った縦軸データ表示手段)。なお、キャッチャー方向、一塁側方向、センター方向の重なり合った合成データをディスプレイ16,17に表示することもできる。
ディスプレイ16,17には、図19に示すように、三塁側方向から撮影された異なる時間における投球フォーム映像データに縦軸18を加えた重なり合った合成データ(縦軸データ)が表示される。ディスプレイ16,17には、図15と同様の表示エリア19a〜19fやボタン19g〜19m,19q〜19sが表示されるとともに、重なり合った合成データの動画(静止画も表示可)を表示する合成データ表示エリア19nが表示される。さらに、重なり合った合成データに対応する対戦映像データを表示する対戦映像データ表示エリア19o,19pが表示される。
合成データ表示エリア19nには、ピッチャーのピッチング準備からピッチング終了までの1球毎のピッチング動作を表す三塁側方向から撮影された重なり合った投球フォーム映像データが動画(静止画も可)で表示されるとともに、それら投球フォーム映像データに設定された各縦軸18(縦軸データ)が重なり合った状態で不動のまま表示され、球速(球速データ)、球種(球種データ)、スピン数(スピン数データ)が表示される。なお、過去(前)から現在(後)に向かって過去の投球フォーム映像データ(投球フォーム)が残像として表示され、縦軸18に対する投球フォームの残像による投球フォームの推移が表示される。対戦映像データ表示エリア19o,19pには、ピッチャーの1球毎の対戦映像データが動画で表示される。
ピッチング分析支援システム10は、縦軸18に対する異なる時間における重なり合った投球フォームの推移を同時に見ることができるから、重なり合った合成データによってピッチング時の各種のピッチング条件における縦軸18を基準とした複数の投球フォームの並進移動、回転移動、上下移動を同時に比較検討することができ、重なり合った合成データを利用してピッチング動作におけるピッチャーの投球フォームを様々な場面において分析することができる。システム10は、様々な場面での縦軸18に対するピッチング動作の開始から終了までの重なり合った投球フォームの推移を見ることができるから、各種のピッチング条件における縦軸18を基準としたピッチャーの投球フォームの変化を知ることができ、異なるピッチング条件における縦軸18に対するピッチャーの投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
図20は、ディスプレイ16,17(タッチパネルを含む)に表示された合成データ(横軸データ)表示画面の一例を示す図である。合成データのうちの三塁側方向から見た横軸およびその移動軌跡を対戦映像データとともに表示する場合、データ選択エリア13aにおいて対戦映像データ、横軸データを選択し、方向・時間条件入力エリア13cにおいて三塁側方向を入力する。なお、表示条件選択エリア13bにおいて試合日、ピッチャー名、球団名、球速、球種が選択されたものとする。それら入力エリア13a〜13cに各条件を入力した後、決定ボタン13dをクリックし、図14に示すデータ表示画面の選択条件入力エリア14bに各条件を入力する。
図14のデータ表示画面(データ名表示エリア14a:横軸データ)の選択条件入力示エリア14bに試合日やピッチャー名、球団名、球速、球種(球速として135〜145kmが入力され、球種としてストレートおよびスライダーが入力されたものとする)を入力した後、データ表示ボタン14dをクリックすると、管理サーバ11は、指定した試合日、ピッチャー、球団における球速が135〜145km、球種がストレートおよびスライダーの横軸19を含む合成データ(横軸データ)(第1〜第n合成データ)を対戦映像データとともにディスプレイ16に表示する(データ表示手段:横軸データ表示手段)。
管理サーバ11は、指定した試合日、ピッチャー、球団における球速が135〜145km、球種がストレートおよびスライダーの横軸19を含む合成データ(横軸データ)(第1〜第n合成データ)を対戦映像データとともに情報端末12に配信する(データ配信手段:横軸データ配信手段)。情報端末12は、データ配信手段によってサーバ11から配信されたそれら合成データをそれら対戦映像データとともにディスプレイ17に表示する(データ表示手段:横軸データ表示手段)。なお、横軸設定手段および合成データ(横軸データ)生成手段を実施しつつ、横軸データ表示手段を実施することもできる。なお、キャッチャー方向、一塁側方向、センター方向の合成データをディスプレイ16,17に表示することもできる。
ディスプレイ16,17には、図15と同様の表示エリア20a〜20fやボタン20g〜20m,20p〜20rが表示されるとともに、合成データの動画(静止画も表示可)を表示する合成データ表示エリア20nが表示され、合成データに対応する対戦映像データの動画(静止画も表示可)を表示する対戦映像データ表示エリア20oが表示される。合成データ表示エリア20nには、ピッチャーのピッチング準備からピッチング終了までの1球毎のピッチング動作を表す三塁側方向から撮影された投球フォーム映像データが動画(静止画も可)で表示されるとともに、その投球フォーム映像データに設定された横軸19(横軸データ)が表示され、球速(球速データ)、球種(球種データ)、スピン数(スピン数データ)が表示される。対戦映像データ表示エリア20oには、ピッチャーの1球毎の対戦映像データが動画で表示される。投球フォーム映像データの動画では、過去(前)から現在(後)に向かって過去の投球フォーム映像データ(投球フォーム)が残像として表示される。なお、横軸19は不動のままであり、その横軸19に対する投球フォームの残像による投球フォームの推移が表示される。
ピッチング分析支援システム10は、横軸19を含むそれら合成データ(横軸データ)の中から所望の合成データを投球フォーム映像データとともに速やかに表示させることができ、合成データを利用してピッチャーのピッチングを速やかに分析することができる。システム10は、横軸19に対するピッチャーのピッチング動作の移動軌跡を表示するから、横軸19に対するピッチング動作の移動軌跡を見ることで、横軸19を基準としたピッチング動作の開始から終了までの投球フォームの並進移動や回転移動、上下移動を知ることができ、横軸19を基準にピッチャーのピッチングを分析することができる。システム10は、横軸19に対するピッチング動作の開始から終了までの投球フォームの推移を見ることができるから、各種のピッチング条件における横軸19を基準としたピッチャーの投球フォームの変化を知ることができ、異なるピッチング条件における横軸19に対するピッチャーの投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
図21は、ディスプレイ16,17(タッチパネルを含む)に表示された合成データ(横軸データ)表示画面の他の一例を示す図である。図21の合成データ(横軸データ)表示画面では、合成データ(横軸データ)を対戦映像データとともに表示することもできる。合成データのうちの同一時間の三塁側方向およびキャッチャー方向(異なる第1〜第n方向)から見た横軸およびその移動軌跡を表示する場合、データ選択エリア13aにおいて横軸データを選択し、方向・時間条件入力エリア13cにおいて同一時間、三塁側方向、キャッチャー方向を入力する。なお、表示条件選択エリア13bにおいて試合日、ピッチャー名、球団名、球速、球種が選択されたものとする。それら入力エリア13a〜13cに各条件を入力した後、決定ボタン13dをクリックし、図14に示すデータ表示画面の選択条件入力エリア14bに各条件を入力する。
図14のデータ表示画面(データ名表示エリア14a:横軸データ)の選択条件入力示エリア14bに試合日やピッチャー名、球団名、球速、球種(球速として135〜140kmが入力され、球種としてシンカーおよびフォークが入力されたものとする)を入力した後、データ表示ボタン14dをクリックすると、管理サーバ11は、指定した試合日、ピッチャー、球団における球速が135〜140km、球種がシンカーおよびフォークであって横軸19を含む三塁側方向およびキャッチャー方向の同一時間の合成データ(横軸データ)(第1〜第n合成データ)をディスプレイ16(同一画面)に同期して表示する(データ表示手段:横軸データ表示手段)。
管理サーバ11は、指定した試合日、ピッチャー、球団における球速が135〜140km、球種がシンカーおよびフォークであって横軸19を含む三塁側方向およびキャッチャー方向の同一時間の合成データを情報端末12に配信する(データ配信手段:横軸データ配信手段)。情報端末12は、データ配信手段によってサーバ11から配信されたそれら合成データをディスプレイ17(同一画面)に同期して表示する(データ表示手段:横軸データ表示手段)。なお、一塁側方向、センター方向の合成データをディスプレイ16,17に表示することもできる。
ディスプレイ16,17には、図21に示すように、異なる三塁側方向およびキャッチャー方向(第1〜第n方向)から撮影された同一時間における投球フォーム映像データに横軸19を加えた合成データ(横軸データ)が同期して表示される。ディスプレイ16,17には、図15と同様の表示エリア21a〜21fやボタン21g〜21m,21p〜21rが表示されるとともに、合成データの動画(静止画も表示可)を表示する合成データ表示エリア21n,21oが表示される。
合成データ表示エリア21nには、ピッチャーのピッチング準備からピッチング終了までの1球毎のピッチング動作を表す三塁側方向から撮影された投球フォーム映像データが動画(静止画も可)で表示されるとともに、その投球フォーム映像データに設定された横軸19が不動のまま表示され、球速(球速データ)、球種(球種データ)、スピン数(スピン数データ)が表示される。合成データ表示エリア21oには、1球毎のピッチング動作を表す三塁側方向から撮影された投球フォーム映像データが動画(静止画も可)で表示されるとともに、その投球フォーム映像データに設定された横軸19が不動のまま表示される。過去(前)から現在(後)に向かって過去の投球フォーム映像データ(投球フォーム)が残像として表示され、横軸19に対する投球フォームの残像による投球フォームの推移が表示される。なお、3方向以上を指定すると、ディスプレイ16,17に3つ以上の合成データ表示エリアが表示される。
ピッチング分析支援システム10は、横軸19を含む異方向同一時間の複数の合成データを同一画面に同期して表示するから、横軸19に対する投球フォームの推移を様々な角度から見ることができ、それら合成データを利用してピッチング動作におけるピッチャーの投球フォームを様々な角度から分析することができる。システム10は、横軸19に対するピッチング動作の開始から終了までの投球フォームの推移を様々な角度から見ることができるから、各種のピッチング条件における横軸19を基準としたピッチャーの投球フォームの変化を知ることができ、異なるピッチング条件における横軸19に対するピッチャーの投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
図22は、ディスプレイ16,17(タッチパネルを含む)に表示された合成データ(横軸データ)表示画面の他の一例を示す図である。図21の合成データ(横軸データ)表示画面では、合成データ(横軸データ)を対戦映像データとともに表示することもできる。合成データのうちの異なる時間の三塁側方向(同一方向)から見た横軸およびその移動軌跡を表示する場合、データ選択エリア13aにおいて横軸データを選択し、方向・時間条件入力エリア13cにおいて異時間、三塁側方向を入力する。なお、表示条件選択エリア13bにおいて試合日、ピッチャー名、球団名、球速、球種が選択されたものとする。それら入力エリア13a〜13cに各条件を入力した後、決定ボタン13dをクリックし、図14に示すデータ表示画面の選択条件入力エリア14bに各条件を入力する。
図14のデータ表示画面(データ名表示エリア14a:縦軸データ)の選択条件入力示エリア14bに試合日やピッチャー名、球団名、球速、球種(球速として125〜135kmが入力され、球種としてシュートおよびカーブが入力されたものとする)を入力した後、データ表示ボタン14dをクリックすると、管理サーバ11は、指定した試合日、ピッチャー、球団における球速が125〜135km、球種がシュートおよびカーブであって横軸19を含む異なる時間の三塁側方向の合成データ(横軸データ)(第1〜第n合成データ)をディスプレイ16(同一画面)に同時に表示する(データ表示手段:横軸データ表示手段)。
管理サーバ11は、指定した試合日、ピッチャー、球団における球速が125〜135km、球種がシュートおよびカーブであって横軸19を含む異なる時間の三塁側方向の合成データを情報端末12に配信する(データ配信手段:横軸データ配信手段)。情報端末12は、データ配信手段によってサーバ11から配信されたそれら合成データをディスプレイ17(同一画面)に同時に表示する(データ表示手段:横軸データ表示手段)。なお、キャッチャー方向、一塁側方向、センター方向の合成データをディスプレイ16,17に表示することもできる。
ディスプレイ16,17には、図22に示すように、同一の三塁側方向から撮影された異なる時間における投球フォーム映像データに横軸19を加えた合成データ(横軸データ)が同時に表示される。ディスプレイ16,17には、図15と同様の表示エリア22a〜22fやボタン22g〜22m,22q〜22sが表示されるとともに、合成データの動画(静止画も表示可)を表示する合成データ表示エリア22n〜22pが表示される。
合成データ表示エリア22n〜22pには、ピッチャーのピッチング準備からピッチング終了までの1球毎のピッチング動作を表す三塁側方向から撮影された投球フォーム映像データが動画(静止画も可)で表示されるとともに、その投球フォーム映像データに設定された横軸19(横軸データ)が不動のまま表示され、球速(球速データ)、球種(球種データ)、スピン数(スピン数データ)が表示される。なお、過去(前)から現在(後)に向かって過去の投球フォーム映像データ(投球フォーム)が残像として表示され、横軸19に対する投球フォームの残像による投球フォームの推移が表示される。
ピッチング分析支援システム10は、横軸19を含む同一方向異時間の複数の合成データを同一画面に同時に表示するから、異なる時間における横軸19に対する複数の投球フォームの推移を同一の角度から見ることができ、それら合成データによって各種のピッチング条件における横軸19を基準としたピッチング動作の開始から終了までの投球フォームの並進移動や回転移動、上下移動を比較検討することができるとともに、それら合成データを利用して横軸19を基準としたピッチング動作におけるピッチャーの投球フォームを様々な場面において分析することができる。システム10は、様々な場面での横軸19に対するピッチング動作の開始から終了までの投球フォームの推移を見ることができるから、各種のピッチング条件における横軸19を基準としたピッチャーの投球フォームの変化を知ることができ、異なるピッチング条件における横軸19に対するピッチャーの投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
図23は、ディスプレイ16,17(タッチパネルを含む)に表示された重なり合った合成データ(横軸データ)表示画面の一例を示す図である。重なり合った合成データを対戦映像データとともに表示する場合、データ選択エリア13aにおいて対戦映像データ、横軸データを選択し、方向・時間条件入力エリア13cにおいて三塁側方向、重ね合わせを入力する。なお、表示条件選択エリア13bにおいて試合日、ピッチャー名、球団名、球速、球種が選択されたものとする。それら入力エリア13a〜13cに各条件を入力した後、決定ボタン13dをクリックし、図14に示すデータ表示画面の選択条件入力エリア14bに各条件を入力する。
図14のデータ表示画面(データ名表示エリア14a:横軸データ)の選択条件入力示エリア14bに試合日やピッチャー名、球団名、球速、球種(球速として130〜135kmが入力され、球種としてチェンジアップが入力されたものとする)を入力した後、データ表示ボタン14dをクリックすると、図18のデータ選択画面がディスプレイ16,17に表示される。
図18のデータ選択画面のデータ選択エリア18bに表示された表題から重ね合わせに使用する横軸データを選択(反転)した後(通常は2つまたは3つ選択)、選択決定ボタン18cをクリックすると、管理サーバ11は、第1〜第n投球フォーム映像データのうちの三塁側方向(同一方向)から撮影された異なる時間の投球フォーム映像データに横軸19を加えた複数の合成データを重ね合わせ、重なり合った合成データを生成する(合成データ重ね合わせ手段)。管理サーバ11は、合成データ重ね合わせ手段によって生成した重なり合った合成データ(横軸データ)を対戦データおよび選手データ(ピッチャーおよびバッターの選手データ)とともにハードディスクに格納する(重なり合った合成データ格納手段)。重なり合った合成データは、それらデータを特定する重なり合った合成データ特定識別子(合成データ重ね合わせ毎に生成)に関連付けられた状態(識別子を設定した状態)でハードディスクに格納される。
管理サーバ11は、指定した試合日、ピッチャー、球団における球速が130〜135km、球種がチェンジアップであって横軸19を含む異なる時間の三塁側方向の重なり合った合成データ(横軸データ)(第1〜第n重なり合った合成データ)をディスプレイ16に表示する(データ表示手段:重なり合った横軸データ表示手段)。管理サーバ11は、指定した試合日、ピッチャー、球団における球速が130〜135km、球種がチェンジアップであって横軸19を含む異なる時間の三塁側方向の重なり合った合成データを情報端末12に配信する(データ配信手段:重なり合った横軸データ配信手段)。情報端末12は、データ配信手段によってサーバ11から配信された重なり合った合成データをディスプレイ17に表示する(データ表示手段:重なり合った横軸データ表示手段)。なお、キャッチャー方向、一塁側方向、センター方向の重なり合った合成データをディスプレイ16,17に表示することもできる。
なお、既に生成された複数の重なり合った合成データ(横軸データ)がハードディスクに格納されている場合、図示はしていないが、図18のデータ選択画面に重ね合わせ済み合成データ(横軸データ)を表示した重ね合わせ済み合成データ表示エリアが表示される。重ね合わせ済み合成データ表示エリアに表示された重ね合わせ済み合成データを選択(反転)した後(複数選択可)、選択決定ボタン18cをクリックすると、選択した生成済みの重なり合った合成データが情報端末12に配信され(データ配信手段:重なり合った横軸データ配信手段)、選択した生成済みの重なり合った合成データがディスプレイ16,17に表示される(データ表示手段:重なり合った横軸データ表示手段)。
ディスプレイ16,17には、図23に示すように、三塁側方向から撮影された異なる時間における投球フォーム映像データに横軸19を加えた重なり合った合成データ(横軸データ)が表示される。ディスプレイ16,17には、図15と同様の表示エリア23a〜23fやボタン23g〜23m,23q〜23sが表示されるとともに、重なり合った合成データの動画(静止画も表示可)を表示する合成データ表示エリア23nが表示される。さらに、重なり合った合成データに対応する対戦映像データを表示する対戦映像データ表示エリア23o,23pが表示される。
合成データ表示エリア23nには、ピッチャーのピッチング準備からピッチング終了までの1球毎のピッチング動作を表す三塁側方向から撮影された重なり合った投球フォーム映像データが動画(静止画も可)で表示されるとともに、それら投球フォーム映像データに設定された各横軸19(横軸データ)が重なり合った状態で不動のまま表示され、球速(球速データ)、球種(球種データ)、スピン数(スピン数データ)が表示される。対戦映像データ表示エリア23o,23pには、ピッチャーの1球毎の対戦映像データが動画で表示される。なお、過去(前)から現在(後)に向かって過去の投球フォーム映像データ(投球フォーム)が残像として表示され、横軸19に対する投球フォームの残像による投球フォームの推移が表示される。
ピッチング分析支援システム10は、横軸19に対する異なる時間における重なり合った投球フォームの推移を同時に見ることができるから、重なり合った合成データによってピッチング時の各種のピッチング条件における横軸19を基準とした複数の投球フォームの並進移動、回転移動、上下移動を同時に比較検討することができ、重なり合った合成データを利用してピッチング動作におけるピッチャーの投球フォームを様々な場面において分析することができる。システム10は、様々な場面での横軸19に対するピッチング動作の開始から終了までの重なり合った投球フォームの推移を見ることができるから、各種のピッチング条件における横軸19を基準としたピッチャーの投球フォームの変化を知ることができ、異なるピッチング条件における横軸19に対するピッチャーの投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
図24は、ディスプレイ16,17(タッチパネルを含む)に表示された合成データ(縦軸・横軸・マークデータ)表示画面の一例を示す図である。合成データのうちの三塁側方向から見た縦軸18および横軸19、マーク20およびその移動軌跡を対戦映像データとともに表示する場合、データ選択エリア13aにおいて対戦映像データ、縦軸データ、横軸データ、マークデータを選択し、方向・時間条件入力エリア13cにおいて三塁側方向を入力する。なお、表示条件選択エリア13bにおいて試合日、ピッチャー名、球団名、球速、球種が選択されたものとする。それら入力エリア13a〜13cに各条件を入力した後、決定ボタン13dをクリックし、図14に示すデータ表示画面の選択条件入力エリア14bに各条件を入力する。
図14のデータ表示画面(データ名表示エリア14a:縦軸・横軸・マークデータ)の選択条件入力示エリア14bに試合日やピッチャー名、球団名、球速、球種(球速として145〜150kmが入力され、球種としてツーシーム・ファストボールが入力されたものとする)を入力した後、データ表示ボタン14dをクリックすると、管理サーバ11は、指定した試合日、ピッチャー、球団における球速が145〜150km、球種がツーシーム・ファストボールであって異なる時間の三塁側方向の縦軸18・横軸19・マーク20を含む合成データ(縦軸・横軸・マークデータ)(第1〜第n合成データ)をディスプレイ16(同一画面)に同時に表示する(データ表示手段:縦軸・横軸・マークデータ表示手段)。
管理サーバ11は、指定した試合日、ピッチャー、球団における球速が145〜150km、球種がツーシーム・ファストボールであった異なる時間の三塁側方向の縦軸18・横軸19・マーク20を含む合成データ(縦軸・横軸・マークデータ)(第1〜第n合成データ)を対戦映像データとともに情報端末12に配信する(データ配信手段:縦軸・横軸・マークデータ配信手段)。情報端末12は、データ配信手段によってサーバ11から配信されたそれら合成データをそれら対戦映像データとともにディスプレイ17に表示する(データ表示手段:縦軸・横軸・マークデータ表示手段)。なお、縦軸・横軸・マーク設定手段および合成データ(縦軸・横軸・マークデータ)生成手段を実施しつつ、縦軸・横軸・マークデータ表示手段を実施することもできる。また、キャッチャー方向、一塁側方向、センター方向の合成データをディスプレイ16,17に表示することもできる。
ディスプレイ16,17には、図15と同様の表示エリア24a〜24fやボタン24g〜24m,24p〜24rが表示されるとともに、合成データの動画(静止画も表示可)を表示する合成データ表示エリア24nが表示され、合成データに対応する対戦映像データの動画(静止画も表示可)を表示する対戦映像データ表示エリア24oが表示される。合成データ表示エリア24nには、ピッチャーのピッチング準備からピッチング終了までの1球毎のピッチング動作を表す三塁側方向から撮影された投球フォーム映像データが動画(静止画も可)で表示されるとともに、その投球フォーム映像データに設定された縦軸18(縦軸データ)および横軸19(横軸データ)が不動のまま表示され、マーク20(マークデータ)およびその移動軌跡(移動軌跡データ)が動画で表示され、球速(球速データ)、球種(球種データ)、スピン数(スピン数データ)が表示される。対戦映像データ表示エリア24oには、ピッチャーの1球毎の対戦映像データが動画で表示される。なお、過去(前)から現在(後)に向かって過去の投球フォーム映像データ(投球フォーム)やマークが残像として表示され、縦軸18や横軸19に対する投球フォームの残像による投球フォームの推移が表示されるとともに、マーク20の残像によるマーク20の推移が表示される。
ピッチング分析支援システム10は、縦軸18や横軸19、マーク20およびピッチング動作にともなうその移動軌跡を投球フォーム映像データに加えた合成データ(縦軸・横軸・マークデータ)を表示するから、それら縦軸・横軸・マークデータの中から所望の縦軸・横軸・マークデータを速やかに表示させることができ、縦軸・横軸・マークデータを利用してピッチャーのピッチングを速やかに分析することができる。システム10は、ピッチャーのピッチング動作にともなう縦軸18や横軸19に対する投球フォームの移動軌跡、マーク20の移動軌跡を見ることで、縦軸18や横軸19を基準としたピッチング動作における投球フォームの並進移動や回転移動、上下移動を知ることができるとともに、ピッチング動作におけるマーク20の移動軌跡の並進移動や回転移動、上下移動を知ることができ、ピッチャーのピッチングを投球フォームの移動軌跡やマーク20の移動軌跡の面から分析することができる。システム10は、縦軸18や横軸19に対する投球フォームの移動軌跡を見ることができるとともに、マーク20の移動軌跡を投球フォームとともに見ることができるから、各種のピッチング条件における投球フォームやマーク20の移動軌跡の変化を知ることができ、縦軸18や横軸19に対する投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができ、マーク20の移動軌跡の変化に対応した投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
なお、図示はしていないが、合成データのうちの三塁側方向から見たマーク20のみおよびその移動軌跡(残像)を投球フォーム映像データの残像とともに表示することもできる。マーク20のみを表示するピッチング分析支援システム10は、マーク20およびピッチング動作にともなうマーク20の移動軌跡を投球フォーム映像データに加えた第1〜第n合成データを表示するから、ピッチャーのピッチング動作にともなうマーク20の移動軌跡を見ることで、ピッチング動作におけるマーク20の並進移動や回転移動、上下移動を知ることができ、ピッチャーのピッチングをマーク20の移動軌跡の面から分析することができる。システム10は、マーク20の移動軌跡を投球フォームとともに見ることができるから、各種のピッチング条件におけるマーク20の移動軌跡の変化を知ることができ、マーク20の移動軌跡の変化に対応した投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
図25は、ディスプレイ16,17(タッチパネルを含む)に表示された合成データ(縦軸・横軸・マークデータ)表示画面の他の一例を示す図である。図25の合成データ(縦軸・横軸・マークデータ)表示画面では、合成データ(縦軸・横軸・マークデータ)を対戦映像データとともに表示することもできる。合成データのうちの同一時間の三塁側方向およびキャッチャー方向(異なる第1〜第n方向)から見た縦軸18や横軸19、マーク20およびその移動軌跡を含む合成データを表示する場合、データ選択エリア13aにおいて縦軸データ、横軸データ、マークデータを選択し、方向・時間条件入力エリア13cにおいて同一時間、三塁側方向、キャッチャー方向を入力する。なお、表示条件選択エリア13bにおいて試合日、ピッチャー名、球団名、球速、球種が選択されたものとする。それら入力エリア13a〜13cに各条件を入力した後、決定ボタン13dをクリックし、図14に示すデータ表示画面の選択条件入力エリア14bに各条件を入力する。
図14のデータ表示画面(データ名表示エリア14a:縦軸・横軸・マークデータ)の選択条件入力示エリア14bに試合日やピッチャー名、球団名、球速、球種(球速として135〜140kmが入力され、球種としてスプリットフィンガード・ファストボールが入力されたものとする)を入力した後、データ表示ボタン14dをクリックすると、管理サーバ11は、指定した試合日、ピッチャー、球団における球速が135〜140km、球種がスプリットフィンガード・ファストボールであって縦軸18・横軸19・マーク20を含む三塁側方向およびキャッチャー方向の同一時間の合成データ(縦軸・横軸・マークデータ)(第1〜第n合成データ)をディスプレイ16(同一画面)に同期して表示する(データ表示手段:縦軸・横軸・マークデータ表示手段)。
管理サーバ11は、指定した試合日、ピッチャー、球団における球速が135〜140km、球種がスプリットフィンガード・ファストボールであって縦軸18・横軸19・マーク20を含む三塁側方向およびキャッチャー方向の同一時間の合成データを情報端末12に配信する(データ配信手段:縦軸・横軸・マークデータ配信手段)。情報端末12は、データ配信手段によってサーバ11から配信されたそれら合成データをディスプレイ17(同一画面)に同期して表示する(データ表示手段:縦軸・横軸・マークデータ表示手段)。なお、一塁側方向、センター方向の合成データをディスプレイ16,17に表示することもできる。
ディスプレイ16,17には、図25に示すように、異なる三塁側方向およびキャッチャー方向(第1〜第n方向)から撮影された同一時間における投球フォーム映像データに縦軸18や横軸19、マーク20およびその移動軌跡を加えた合成データ(縦軸・横軸・マークデータ)が同期して表示される。ディスプレイ16,17には、図15と同様の表示エリア25a〜25fやボタン25g〜25m,25p〜25rが表示されるとともに、合成データの動画(静止画も表示可)を表示する合成データ表示エリア25n,25oが表示される。
合成データ表示エリア25nには、ピッチャーのピッチング準備からピッチング終了までの1球毎のピッチング動作を表す三塁側方向から撮影された投球フォーム映像データが動画(静止画も可)で表示されるとともに、その投球フォーム映像データに設定された縦軸18(縦軸データ)および横軸19(横軸データ)が不動のまま表示され、マーク20(マークデータ)およびその移動軌跡(移動軌跡データ)が動画で表示され、球速(球速データ)、球種(球種データ)、スピン数(スピン数データ)が表示される。
合成データ表示エリア25oには、1球毎のピッチング動作を表すキャッチャー方向から撮影された投球フォーム映像データが動画(静止画も可)で表示されるとともに、その投球フォーム映像データに設定された縦軸18(縦軸データ)および横軸19(横軸データ)が不動のまま表示され、マーク20(マークデータ)およびその移動軌跡(移動軌跡データ)が動画で表示される。過去(前)から現在(後)に向かって過去の投球フォーム映像データ(投球フォーム)やマーク20が残像として表示され、縦軸18や横軸19に対する投球フォームの残像による投球フォームの推移が表示されるとともに、マーク20の残像によるマークの推移が表示される。なお、3方向以上を指定すると、ディスプレイ16,17に3つ以上の合成データ表示エリアが表示される。
ピッチング分析支援システム10は、縦軸18・横軸19・マーク20を含む異方向同一時間の複数の合成データ(縦軸・横軸・マークデータ)を同一画面に同期して表示するから、縦軸18および横軸19に対する投球フォームの移動軌跡、ピッチング動作におけるマーク20の移動軌跡を様々な角度から見ることができ、それら合成データを利用してピッチング動作におけるピッチャーの投球フォームを様々な角度から分析することができる。システム10は、縦軸18および横軸19に対する投球フォームの移動軌跡を様々な角度から見ることができ、マーク20の移動軌跡を投球フォームとともに様々な角度から見ることができるから、各種のピッチング条件におけるピッチャーのそれらの移動軌跡の変化を知ることができ、縦軸18や横軸19に対する投球フォームの移動軌跡の変化に対応した投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができ、マーク20の移動軌跡の変化に対応した投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
なお、図示はしていないが、合成データのうちの同一時間の三塁側方向およびキャッチャー方向(異なる第1〜第n方向)から見たマーク20のみおよびその移動軌跡(残像)を投球フォーム映像データの残像とともに表示することもできる。マーク20のみを表示するピッチング分析支援システム10は、マーク20およびその移動軌跡を含む異なる方向の同一時間における複数の合成データ(マークデータ)を同一画面に同期して表示するから、投球フォームやマーク20の移動軌跡を様々な角度から見ることができ、それら合成データを利用してピッチング動作におけるピッチャーの投球フォームを様々な角度から分析することができる。システム10は、マーク20の移動軌跡を投球フォームとともに様々な角度から見ることができるから、各種のピッチング条件におけるマーク20の移動軌跡の変化を知ることができ、マーク20の移動軌跡の変化に対応した投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
図26は、ディスプレイ16,17(タッチパネルを含む)に表示された合成データ(縦軸・横軸・マークデータ)表示画面の他の一例を示す図である。図26の合成データ(縦軸・横軸・マークデータ)表示画面では、合成データ(縦軸・横軸・マークデータ)を対戦映像データとともに表示することもできる。合成データのうちの異なる時間の三塁側方向(同一方向)から見た縦軸18および横軸19、マーク20およびその移動軌跡を含む合成データを表示する場合、データ選択エリア13aにおいて縦軸データ、横軸データ、マークデータを選択し、方向・時間条件入力エリア13cにおいて異時間、三塁側方向を入力する。なお、表示条件選択エリア13bにおいて試合日、ピッチャー名、球団名、球速、球種が選択されたものとする。それら入力エリア13a〜13cに各条件を入力した後、決定ボタン13dをクリックし、図14に示すデータ表示画面の選択条件入力エリア14bに各条件を入力する。
図14のデータ表示画面(データ名表示エリア14a:縦軸・横軸・マークデータ)の選択条件入力示エリア14bに試合日やピッチャー名、球団名、球速、球種(球速として130〜135kmが入力され、球種としてカット・ファストボールが入力されたものとする)を入力した後、データ表示ボタン14dをクリックすると、管理サーバ11は、指定した試合日、ピッチャー、球団における球速が130〜135km、球種がカット・ファストボールであって縦軸18・横軸19・マーク20を加えた異なる時間の三塁側方向の合成データ(縦軸・横軸・マークデータ)(第1〜第n合成データ)をディスプレイ16(同一画面)に同時に表示する(データ表示手段:縦軸・横軸・マークデータ表示手段)。
管理サーバ11は、指定した試合日、ピッチャー、球団における球速が130〜135km、球種がカット・ファストボールであって縦軸18・横軸19・マーク20を加えた異なる時間の三塁側方向の合成データを情報端末12に配信する(データ配信手段:縦軸・横軸・マークデータ配信手段)。情報端末12は、データ配信手段によってサーバ11から配信されたそれら合成データをディスプレイ17(同一画面)に同時に表示する(データ表示手段:縦軸・横軸・マークデータ表示手段)。なお、キャッチャー方向、一塁側方向、センター方向の合成データをディスプレイ16,17に表示することもできる。
ディスプレイ16,17には、図26に示すように、同一の三塁側方向から撮影された異なる時間における投球フォーム映像データに縦軸18および横軸19、マーク20およびその移動軌跡を加えた合成データ(縦軸・横軸・マークデータ)が同時に表示される。ディスプレイ16,17には、図15と同様の表示エリア26a〜26fやボタン26g〜26m,26q〜26sが表示されるとともに、合成データの動画(静止画も表示可)を表示する合成データ表示エリア26n〜26pが表示される。
合成データ表示エリア26n〜26pには、ピッチャーのピッチング準備からピッチング終了までの1球毎のピッチング動作を表す三塁側方向から撮影された投球フォーム映像データが動画(静止画も可)で表示されるとともに、その投球フォーム映像データに設定された縦軸18(縦軸データ)および横軸19(横軸データ)が不動のまま表示され、マーク20(マークデータ)およびその移動軌跡(移動軌跡データ)が動画で表示され、球速(球速データ)、球種(球種データ)、スピン数(スピン数データ)が表示される。なお、過去(前)から現在(後)に向かって過去の投球フォーム映像データ(投球フォーム)やマーク20が残像として表示され、縦軸18や横軸19に対する投球フォームの残像による投球フォームの推移が表示されるとともに、マーク20の残像によるマークの推移が表示される。
ピッチング分析支援システム10は、縦軸18・横軸19・マーク20を含む同一方向異時間の複数の合成データ(縦軸・横軸・マークデータ)を同一画面に同時に表示するから、異なる時間における縦軸18および横軸19に対する投球フォームの移動軌跡、ピッチング動作におけるマーク20の移動軌跡を同一の角度から見ることができ、それら合成データを利用してピッチング動作におけるピッチャーの投球フォームを様々な場面において分析することができる。システム10は、様々な場面における縦軸18および横軸19に対する投球フォームの移動軌跡を見ることができ、様々な場面におけるマーク20の移動軌跡を投球フォームとともに見ることができるから、各種のピッチング条件におけるピッチャーのそれらの移動軌跡の変化を知ることができ、縦軸18や横軸19に対する投球フォームの移動軌跡の変化に対応した投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができ、マーク20の移動軌跡の変化に対応した投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
なお、図示はしていないが、合成データのうちの異なる時間の三塁側方向(同方向)から見たマーク20のみおよびその移動軌跡(残像)を対戦映像データの残像とともに表示することもできる。マーク20のみを表示するピッチング分析支援システム10は、マーク20およびその移動軌跡を含む同一方向の異なる時間における複数の合成データを同一画面に同時に表示するから、異なる時間における複数の投球フォームやマーク20の移動軌跡を同一の角度から見ることができ、それら合成データによって各種のピッチング条件におけるマーク20の並進移動や回転移動、上下移動を比較検討することができるとともに、それら合成データを利用してピッチング動作におけるピッチャーの投球フォームを様々な場面において分析することができる。システム10は、様々な場面におけるマーク20の移動軌跡を投球フォームとともに見ることができるから、各種のピッチング条件におけるマーク20の移動軌跡の変化を知ることができ、マーク20の移動軌跡の変化に対応した投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
図27は、ディスプレイ16,17(タッチパネルを含む)に表示された重なり合った合成データ(縦軸・横軸・マークデータ)表示画面の一例を示す図である。縦軸18・横軸19・マーク20を含む重なり合った合成データを対戦映像データとともに表示する場合、データ選択エリア13aにおいて対戦映像データ、縦軸データ、横軸データ、マークデータを選択し、方向・時間条件入力エリア13cにおいて三塁側方向、重ね合わせを入力する。なお、表示条件選択エリア13bにおいて試合日、ピッチャー名、球団名、球速、球種が選択されたものとする。それら入力エリア13a〜13cに各条件を入力した後、決定ボタン13dをクリックし、図14に示すデータ表示画面の選択条件入力エリア14bに各条件を入力する。なお、一塁側方向やセンター方向、キャッチャー方向から見た重なり合った合成データ(縦軸・横軸・マークデータ)を個別にまたは同時に表示することもできる。
図14のデータ表示画面(データ名表示エリア14a:縦軸・横軸・マークデータ)の選択条件入力示エリア14bに試合日やピッチャー名、球団名、球速、球種(球速として150〜155kmが入力され、球種としてストレートが入力されたものとする)を入力した後、データ表示ボタン14dをクリックすると、図18のデータ選択画面がディスプレイ16,17に表示される。
図18のデータ選択画面のデータ選択エリア18bに表示された表題から重ね合わせに使用する縦軸・横軸・マークデータを選択(反転)した後(通常は2つまたは3つ選択)、選択決定ボタン18cをクリックすると、管理サーバ11は、第1〜第n投球フォーム映像データのうちの三塁側方向(同一方向)から撮影された異なる時間の投球フォーム映像データに縦軸18および横軸19、マーク20およびその移動軌跡を加えた複数の合成データを重ね合わせ、重なり合った合成データを生成する(合成データ重ね合わせ手段)。管理サーバ11は、合成データ重ね合わせ手段によって生成した重なり合った合成データ(縦軸・横軸・マークデータ)を対戦データおよび選手データ(ピッチャーおよびバッターの選手データ)とともにハードディスクに格納する(重なり合った合成データ格納手段)。重なり合った合成データは、それらデータを特定する重なり合った合成データ特定識別子(合成データ重ね合わせ毎に生成)に関連付けられた状態(識別子を設定した状態)でハードディスクに格納される。
管理サーバ11は、指定した試合日、ピッチャー、球団における球速が150〜155km、球種がストレートであって縦軸18・横軸19・マーク20を含む異なる時間の三塁側方向の重なり合った合成データ(縦軸・横軸・マークデータ)(第1〜第n重なり合った合成データ)をディスプレイ16に表示する(データ表示手段:重なり合った縦軸・横軸・マークデータ表示手段)。管理サーバ11は、指定した試合日、ピッチャー、球団における球速が150〜155km、球種がチェンジアップであって縦軸18・横軸19・マーク20を含む異なる時間の三塁側方向の重なり合った合成データを情報端末12に配信する(データ配信手段:重なり合った縦軸・横軸・マークデータ配信手段)。情報端末12は、データ配信手段によってサーバ11から配信された重なり合った合成データをディスプレイ17に表示する(データ表示手段:重なり合った縦軸・横軸・マークデータ表示手段)。
既に生成された複数の重なり合った合成データ(縦軸・横軸・マークデータ)がハードディスクに格納されている場合、図示はしていないが、図18のデータ選択画面に重ね合わせ済み合成データ(縦軸・横軸・マークデータ)を表示した重ね合わせ済み合成データ表示エリアが表示される。重ね合わせ済み合成データ表示エリアに表示された重ね合わせ済み合成データを選択(反転)した後(複数選択可)、選択決定ボタン18cをクリックすると、選択した生成済みの重なり合った合成データが情報端末12に配信され(データ配信手段:重なり合った縦軸・横軸・マークデータ配信手段)、選択した生成済みの重なり合った合成データがディスプレイ16,17に表示される(データ表示手段:重なり合った縦軸・横軸・マークデータ表示手段)。
ディスプレイ16,17には、図27に示すように、三塁側方向から撮影された異なる時間における投球フォーム映像データに縦軸18や横軸19、マーク20およびその移動軌跡を加えた重なり合った合成データ(縦軸・横軸・マークデータ)が表示される。ディスプレイ16,17には、図15と同様の表示エリア27a〜27fやボタン27g〜27m,27q〜27sが表示されるとともに、重なり合った合成データの動画(静止画も表示可)を表示する合成データ表示エリア27nが表示される。さらに、重なり合った合成データに対応する対戦映像データを表示する対戦映像データ表示エリア27o,27pが表示される。
合成データ表示エリア27nには、ピッチャーのピッチング準備からピッチング終了までの1球毎のピッチング動作を表す三塁側方向から撮影された重なり合った投球フォーム映像データが動画(静止画も可)で表示されるとともに、それら投球フォーム映像データに設定された各縦軸18(縦軸データ)および各横軸19(横軸データ)、各マーク20(マークデータ)およびそれら移動軌跡(移動軌跡データ)が重なり合った状態で表示され、球速(球速データ)、球種(球種データ)、スピン数(スピン数データ)が表示される。対戦映像データ表示エリア27o,27pには、ピッチャーの1球毎の対戦映像データが動画で表示される。なお、過去(前)から現在(後)に向かって過去の投球フォーム映像データ(投球フォーム)やマーク20が残像として表示され、縦軸18や横軸19に対する投球フォームの残像による投球フォームの推移が表示されるとともに、マーク20の残像によるマークの推移が表示される。
ピッチング分析支援システム10は、重なり合った合成データ(縦軸・横軸・マークデータ)によってピッチャーのピッチング動作にともなう縦軸18や横軸19に対する投球フォームの移動軌跡、マーク20の移動軌跡を見ることができるから、縦軸18や横軸19を基準としたピッチング動作における投球フォームの並進移動や回転移動、上下移動を知ることができるとともに、ピッチング動作におけるマーク20の移動軌跡の並進移動や回転移動、上下移動を知ることができ、重なり合った合成データを利用してピッチャーのピッチングを投球フォームの移動軌跡やマーク20の移動軌跡の面から分析することができる。システム10は、様々な場面における縦軸18や横軸19に対する投球フォームの移動軌跡を表示した重なり合った合成データを見ることができるとともに、様々な場面におけるマーク20の移動軌跡を表示した重なり合った合成データを投球フォームとともに見ることができるから、各種のピッチング条件における投球フォームやマーク20の移動軌跡の変化を知ることができ、縦軸18や横軸19に対する投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができ、マーク20の移動軌跡の変化に対応した投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
なお、図示はしていないが、合成データのうちの異なる時間の三塁側方向(同一方向)から見たマーク20のみおよびその移動軌跡(残像)の重なり合った合成データを投球フォーム映像データの残像とともに表示することもできる。マーク20のみを表示するピッチング分析支援システム10は、マーク20およびその移動軌跡を含む重なり合った合成データによってピッチング時の各種のピッチング条件における複数の投球フォームやマーク20の並進移動、回転移動、上下移動を同時に比較検討することができ、重なり合った合成データを利用してピッチング動作におけるピッチャーの投球フォームを様々な場面において分析することができる。システム10は、様々な場面におけるマーク20の移動軌跡を表示した重なり合った合成データを投球フォームとともに見ることができるから、各種のピッチング条件におけるマーク20の移動軌跡の変化を知ることができ、マーク20の移動軌跡の変化に対応した投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
図28は、ディスプレイ16,17(タッチパネルを含む)に表示された合成データ(縦軸・横軸・マーク・重心データ)表示画面の一例を示す図である。合成データのうちの三塁側方向から見た縦軸18および横軸19、マーク20およびその移動軌跡、重心21およびその移動軌跡を対戦映像データとともに表示する場合、データ選択エリア13aにおいて対戦映像データ、縦軸データ、横軸データ、マークデータ、重心データを選択し、方向・時間条件入力エリア13cにおいて三塁側方向を入力する。なお、表示条件選択エリア13bにおいて試合日、ピッチャー名、球団名、球速、球種が選択されたものとする。それら入力エリア13a〜13cに各条件を入力した後、決定ボタン13dをクリックし、図14に示すデータ表示画面の選択条件入力エリア14bに各条件を入力する。
図14のデータ表示画面(データ名表示エリア14a:縦軸・横軸・マーク・重心データ)の選択条件入力示エリア14bに試合日やピッチャー名、球団名、球速、球種(球速として128〜138kmが入力され、球種としてスクリューボールが入力されたものとする)を入力した後、データ表示ボタン14dをクリックすると、管理サーバ11は、指定した試合日、ピッチャー、球団における球速が128〜138km、球種がスクリューボールであって異なる時間の三塁側方向の縦軸18・横軸19・マーク20・重心21を含む合成データ(縦軸・横軸・マーク・重心データ)(第1〜第n合成データ)をディスプレイ16(同一画面)に同時に表示する(データ表示手段:縦軸・横軸・マーク・重心データ表示手段)。
管理サーバ11は、指定した試合日、ピッチャー、球団における球速が128〜138km、球種がスクリューボールの縦軸18・横軸19・マーク20・重心21を含む合成データ(縦軸・横軸・マーク・重心データ)(第1〜第n合成データ)を対戦映像データとともに情報端末12に配信する(データ配信手段:縦軸・横軸・マーク・重心データ配信手段)。情報端末12は、データ配信手段によってサーバ11から配信されたそれら合成データをそれら対戦映像データとともにディスプレイ17に表示する(データ表示手段:縦軸・横軸・マーク・重心データ表示手段)。なお、縦軸・横軸・マーク・重心設定手段および合成データ(縦軸・横軸・マーク・重心データ)生成手段を実施しつつ、縦軸・横軸・マーク・重心データ表示手段を実施することもできる。また、キャッチャー方向、一塁側方向、センター方向の合成データをディスプレイ16,17に表示することもできる。
ディスプレイ16,17には、図15と同様の表示エリア28a〜28fやボタン28g〜28m,28p〜28rが表示されるとともに、合成データの動画(静止画も表示可)を表示する合成データ表示エリア28nが表示され、合成データに対応する対戦映像データの動画(静止画も表示可)を表示する対戦映像データ表示エリア28oが表示される。合成データ表示エリア28nには、ピッチャーのピッチング準備からピッチング終了までの1球毎のピッチング動作を表す三塁側方向から撮影された投球フォーム映像データが動画(静止画も可)で表示されるとともに、その投球フォーム映像データに設定された縦軸18(縦軸データ)および横軸19(横軸データ)が不動のまま表示され、マーク20(マークデータ)およびその移動軌跡(移動軌跡データ)、重心21(重心データ)およびその移動軌跡(移動軌跡データ)が動画で表示され、球速(球速データ)、球種(球種データ)、スピン数(スピン数データ)が表示される。対戦映像データ表示エリア28oには、ピッチャーの1球毎の対戦映像データが動画で表示される。なお、過去(前)から現在(後)に向かって過去の投球フォーム映像データ(投球フォーム)やマークが残像として表示され、縦軸18や横軸19に対する投球フォームの残像による投球フォームの推移が表示されるとともに、マーク20の残像によるマーク20の推移が表示される。
ピッチング分析支援システム10は、縦軸18や横軸19、マーク20およびピッチング動作にともなうその移動軌跡、重心21およびピッチング動作にともなうその移動軌跡を投球フォーム映像データに加えた合成データ(縦軸・横軸・マーク・重心データ)を表示するから、それら縦軸・横軸・マーク・重心データの中から所望の縦軸・横軸・マーク・重心データを速やかに表示させることができ、縦軸・横軸・マーク・重心データを利用してピッチャーのピッチングを速やかに分析することができる。システム10は、ピッチャーのピッチング動作にともなう縦軸18や横軸19に対する投球フォームの移動軌跡、マーク20の移動軌跡や重心の移動軌跡を見ることで、縦軸18や横軸19を基準としたピッチング動作における投球フォームの並進移動や回転移動、上下移動を知ることができるとともに、ピッチング動作におけるマーク20の移動軌跡や重心21の移動軌跡の並進移動や回転移動、上下移動を知ることができ、ピッチャーのピッチングを投球フォームの移動軌跡、マーク20や重心21の移動軌跡の面から分析することができる。システム10は、縦軸18や横軸19に対する投球フォームの移動軌跡を見ることができるとともに、マーク20や重心21の移動軌跡を投球フォームとともに見ることができるから、各種のピッチング条件における投球フォームの変化、マーク20や重心21の移動軌跡の変化を知ることができ、縦軸18や横軸19に対する投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができ、マーク20や重心21の移動軌跡の変化に対応した投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
なお、図示はしていないが、合成データのうちの三塁側方向から見た重心21のみおよびその移動軌跡(残像)を投球フォーム映像データの残像とともに表示することもできる。重心21のみを表示するピッチング分析支援システム10は、重心21およびピッチング動作にともなう重心21の移動軌跡を投球フォーム映像データに加えた第1〜第n合成データを表示するから、ピッチャーのピッチング動作にともなう重心21の移動軌跡を見ることで、ピッチング動作における重心21の並進移動や回転移動、上下移動を知ることができ、ピッチャーのピッチングを重心21の移動軌跡の面から分析することができる。システム10は、重心21の移動軌跡を投球フォームとともに見ることができるから、各種のピッチング条件における重心21の移動軌跡の変化を知ることができ、重心21の移動軌跡の変化に対応した投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
図29は、ディスプレイ16,17(タッチパネルを含む)に表示された合成データ(縦軸・横軸・マーク・重心データ)表示画面の他の一例を示す図である。図29の合成データ(縦軸・横軸・マーク・重心データ)表示画面では、合成データ(縦軸・横軸・マーク・重心データ)を対戦映像データとともに表示することもできる。合成データのうちの同一時間の三塁側方向およびキャッチャー方向(異なる第1〜第n方向)から見た縦軸18および横軸19、マーク20およびその移動軌跡、重心21およびその移動軌跡を含む合成データを表示する場合、データ選択エリア13aにおいて縦軸データ、横軸データ、マークデータ、重心データを選択し、方向・時間条件入力エリア13cにおいて同一時間、三塁側方向、キャッチャー方向を入力する。なお、表示条件選択エリア13bにおいて試合日、ピッチャー名、球団名、球速、球種が選択されたものとする。それら入力エリア13a〜13cに各条件を入力した後、決定ボタン13dをクリックし、図14に示すデータ表示画面の選択条件入力エリア14bに各条件を入力する。
図14のデータ表示画面(データ名表示エリア14a:縦軸・横軸・マーク・重心データ)の選択条件入力示エリア14bに試合日やピッチャー名、球団名、球速、球種(球速として132〜137kmが入力され、球種としてスライダーが入力されたものとする)を入力した後、データ表示ボタン14dをクリックすると、管理サーバ11は、指定した試合日、ピッチャー、球団における球速が132〜137km、球種がスライダーであって縦軸18・横軸19・マーク20・重心21を含む三塁側方向およびキャッチャー方向の同一時間の合成データ(縦軸・横軸・マーク・重心データ)(第1〜第n合成データ)をディスプレイ16(同一画面)に同期して表示する(データ表示手段:縦軸・横軸・マーク・重心データ表示手段)。
管理サーバ11は、指定した試合日、ピッチャー、球団における球速が132〜137km、球種がスライダーであって縦軸18・横軸19・マーク20・重心21を含む三塁側方向およびキャッチャー方向の同一時間の合成データを情報端末12に配信する(データ配信手段:縦軸・横軸・マーク・重心データ配信手段)。情報端末12は、データ配信手段によってサーバ11から配信されたそれら合成データをディスプレイ17(同一画面)に同期して表示する(データ表示手段:縦軸・横軸・マーク・重心データ表示手段)。なお、一塁側方向、センター方向の合成データをディスプレイ16,17に表示することもできる。
ディスプレイ16,17には、図29に示すように、異なる三塁側方向およびキャッチャー方向(第1〜第n方向)から撮影された同一時間における投球フォーム映像データに縦軸18や横軸19、マーク20およびその移動軌跡、重心21およびその移動軌跡を加えた合成データ(縦軸・横軸・マーク・重心データ)が同期して表示される。ディスプレイ16,17には、図15と同様の表示エリア29a〜29fやボタン29g〜29m,29p〜29rが表示されるとともに、合成データの動画(静止画も表示可)を表示する合成データ表示エリア29n,29oが表示される。
合成データ表示エリア29nには、ピッチャーのピッチング準備からピッチング終了までの1球毎のピッチング動作を表す三塁側方向から撮影された投球フォーム映像データが動画(静止画も可)で表示されるとともに、その投球フォーム映像データに設定された縦軸18(縦軸データ)および横軸19(横軸データ)が不動のまま表示され、マーク20(マークデータ)およびその移動軌跡(移動軌跡データ)、重心21(重心データ)およびその移動軌跡(移動軌跡データ)が動画で表示され、球速(球速データ)、球種(球種データ)、スピン数(スピン数データ)が表示される。
合成データ表示エリア29oには、1球毎のピッチング動作を表すキャッチャー方向から撮影された投球フォーム映像データが動画(静止画も可)で表示されるとともに、その投球フォーム映像データに設定された縦軸18(縦軸データ)および横軸19(横軸データ)が不動のまま表示され、マーク20(マークデータ)およびその移動軌跡(移動軌跡データ)、重心21(重心データ)およびその移動軌跡(移動軌跡データ)が動画で表示される。過去(前)から現在(後)に向かって過去の投球フォーム映像データ(投球フォーム)やマーク20、重心21が残像として表示され、縦軸18や横軸19に対する投球フォームの残像による投球フォームの推移が表示されるとともに、マーク20や重心21の残像によるマークの推移が表示される。なお、3方向以上を指定すると、ディスプレイ16,17に3つ以上の合成データ表示エリアが表示される。
ピッチング分析支援システム10は、縦軸18・横軸19・マーク20・重心21を含む異方向同一時間の複数の合成データ(縦軸・横軸・マーク・重心データ)を同一画面に同期して表示するから、縦軸18および横軸19に対する投球フォームの移動軌跡、ピッチング動作におけるマーク20や重心21の移動軌跡を様々な角度から見ることができ、それら合成データを利用してピッチング動作におけるピッチャーの投球フォームを様々な角度から分析することができる。システム10は、縦軸18および横軸19に対する投球フォームの移動軌跡を様々な角度から見ることができ、マーク20や重心21の移動軌跡を投球フォームとともに様々な角度から見ることができるから、各種のピッチング条件におけるピッチャーのそれらの移動軌跡の変化を知ることができ、縦軸18や横軸19に対する投球フォームの移動軌跡の変化に対応した投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができ、マーク20や重心21の移動軌跡の変化に対応した投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
なお、図示はしていないが、合成データのうちの同一時間の三塁側方向およびキャッチャー方向(異なる第1〜第n方向)から見た重心21のみおよびその移動軌跡(残像)を投球フォーム映像データの残像とともに表示することもできる。重心21のみを表示するピッチング分析支援システム10は、重心21およびその移動軌跡を含む異なる方向の同一時間における複数の合成データ(重心データ)を同一画面に同期して表示するから、投球フォームや重心21の移動軌跡を様々な角度から見ることができ、それら合成データを利用してピッチング動作におけるピッチャーの投球フォームを様々な角度から分析することができる。システム10は、重心21の移動軌跡を投球フォームとともに様々な角度から見ることができるから、各種のピッチング条件における重心21の移動軌跡の変化を知ることができ、重心21の移動軌跡の変化に対応した投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
図30は、ディスプレイ16,17(タッチパネルを含む)に表示された合成データ(縦軸・横軸・マーク・重心データ)表示画面の他の一例を示す図である。図30の合成データ(縦軸・横軸・マーク・重心データ)表示画面では、合成データ(縦軸・横軸・マーク・重心データ)を対戦映像データとともに表示することもできる。合成データのうちの異なる時間の三塁側方向(同一方向)から見た縦軸18および横軸19、マーク20およびその移動軌跡、重心21およびその移動軌跡を含む合成データを表示する場合、データ選択エリア13aにおいて縦軸データ、横軸データ、マークデータ、重心データを選択し、方向・時間条件入力エリア13cにおいて異時間、三塁側方向を入力する。なお、表示条件選択エリア13bにおいて試合日、ピッチャー名、球団名、球速、球種が選択されたものとする。それら入力エリア13a〜13cに各条件を入力した後、決定ボタン13dをクリックし、図14に示すデータ表示画面の選択条件入力エリア14bに各条件を入力する。
図14のデータ表示画面(データ名表示エリア14a:縦軸・横軸・マーク・重心データ)の選択条件入力示エリア14bに試合日やピッチャー名、球団名、球速、球種(球速として130〜135kmが入力され、球種としてカット・ファストボールが入力されたものとする)を入力した後、データ表示ボタン14dをクリックすると、管理サーバ11は、指定した試合日、ピッチャー、球団における球速が130〜135km、球種がカット・ファストボールであって縦軸18・横軸19・マーク20・重心21を加えた異なる時間の三塁側方向の合成データ(縦軸・横軸・マーク・重心データ)(第1〜第n合成データ)をディスプレイ16(同一画面)に同時に表示する(データ表示手段:縦軸・横軸・マーク・重心データ表示手段)。
管理サーバ11は、指定した試合日、ピッチャー、球団における球速が130〜135km、球種がカット・ファストボールであって縦軸18・横軸19・マーク20・重心21を加えた異なる時間の三塁側方向の合成データを情報端末12に配信する(データ配信手段:縦軸・横軸・マーク・重心データ配信手段)。情報端末12は、データ配信手段によってサーバ11から配信されたそれら合成データをディスプレイ17(同一画面)に同時に表示する(データ表示手段:縦軸・横軸・マーク・重心データ表示手段)。なお、キャッチャー方向、一塁側方向、センター方向の合成データをディスプレイ16,17に表示することもできる。
ディスプレイ16,17には、図30に示すように、同一の三塁側方向から撮影された異なる時間における投球フォーム映像データに縦軸18および横軸19、マーク20およびその移動軌跡、重心21およびその移動軌跡を加えた合成データ(縦軸・横軸・マーク・重心データ)が同時に表示される。ディスプレイ16,17には、図15と同様の表示エリア30a〜30fやボタン30g〜30m,30q〜30sが表示されるとともに、合成データの動画(静止画も表示可)を表示する合成データ表示エリア30n〜30pが表示される。
合成データ表示エリア30n〜30pには、ピッチャーのピッチング準備からピッチング終了までの1球毎のピッチング動作を表す三塁側方向から撮影された投球フォーム映像データが動画(静止画も可)で表示されるとともに、その投球フォーム映像データに設定された縦軸18(縦軸データ)および横軸19(横軸データ)が不動のまま表示され、マーク20(マークデータ)およびその移動軌跡(移動軌跡データ)、重心21(重心データ)およびその移動軌跡(移動軌跡データ)が動画で表示され、球速(球速データ)、球種(球種データ)、スピン数(スピン数データ)が表示される。なお、過去(前)から現在(後)に向かって過去の投球フォーム映像データ(投球フォーム)やマーク20、重心21が残像として表示され、縦軸18や横軸19に対する投球フォームの残像による投球フォームの推移が表示されるとともに、マーク20や重心21の残像によるマークの推移が表示される。
ピッチング分析支援システム10は、縦軸18・横軸19・マーク20・重心21を含む同一方向異時間の複数の合成データ(縦軸・横軸・マーク・重心データ)を同一画面に同時に表示するから、異なる時間における縦軸18および横軸19に対する投球フォームの移動軌跡、ピッチング動作におけるマーク20の移動軌跡、ピッチング動作における重心21の移動軌跡を同一の角度から見ることができ、それら合成データを利用してピッチング動作におけるピッチャーの投球フォームを様々な場面において分析することができる。システム10は、様々な場面における縦軸18および横軸19に対する投球フォームの移動軌跡を見ることができ、様々な場面におけるマーク20や重心21の移動軌跡を投球フォームとともに見ることができるから、各種のピッチング条件におけるピッチャーのそれらの移動軌跡の変化を知ることができ、縦軸18や横軸19に対する投球フォームの移動軌跡の変化に対応した投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができ、マーク20や重心21の移動軌跡の変化に対応した投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
なお、図示はしていないが、合成データのうちの異なる時間の三塁側方向(同方向)から見た重心21のみおよびその移動軌跡(残像)を対戦映像データの残像とともに表示することもできる。重心21のみを表示するピッチング分析支援システム10は、重心21およびその移動軌跡を含む同一方向の異なる時間における複数の合成データを同一画面に同時に表示するから、異なる時間における複数の投球フォームや重心21の移動軌跡を同一の角度から見ることができ、それら合成データによって各種のピッチング条件における重心21の並進移動や回転移動、上下移動を比較検討することができるとともに、それら合成データを利用してピッチング動作におけるピッチャーの投球フォームを様々な場面において分析することができる。システム10は、様々な場面における重心21の移動軌跡を投球フォームとともに見ることができるから、各種のピッチング条件における重心21の移動軌跡の変化を知ることができ、重心21の移動軌跡の変化に対応した投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
図31は、ディスプレイ16,17(タッチパネルを含む)に表示された重なり合った合成データ(縦軸・横軸・マーク・重心データ)表示画面の一例を示す図である。縦軸18・横軸19・マーク20・重心21を含む重なり合った合成データを対戦映像データとともに表示する場合、データ選択エリア13aにおいて対戦映像データ、縦軸データ、横軸データ、マークデータ、重心データを選択し、方向・時間条件入力エリア13cにおいて三塁側方向、重ね合わせを入力する。なお、表示条件選択エリア13bにおいて試合日、ピッチャー名、球団名、球速、球種が選択されたものとする。それら入力エリア13a〜13cに各条件を入力した後、決定ボタン13dをクリックし、図14に示すデータ表示画面の選択条件入力エリア14bに各条件を入力する。なお、一塁側方向やセンター方向、キャッチャー方向から見た重なり合った合成データ(縦軸・横軸・マーク・重心データ)を個別にまたは同時に表示することもできる。
図14のデータ表示画面(データ名表示エリア14a:縦軸・横軸・マーク・重心データ)の選択条件入力示エリア14bに試合日やピッチャー名、球団名、球速、球種(球速として150〜155kmが入力され、球種としてストレートが入力されたものとする)を入力した後、データ表示ボタン14dをクリックすると、図18のデータ選択画面がディスプレイ16,17に表示される。
図18のデータ選択画面のデータ選択エリア18bに表示された表題から重ね合わせに使用する縦軸・横軸・マーク・重心データを選択(反転)した後(通常は2つまたは3つ選択)、選択決定ボタン18cをクリックすると、管理サーバ11は、第1〜第n投球フォーム映像データのうちの三塁側方向(同一方向)から撮影された異なる時間の投球フォーム映像データに縦軸18および横軸19、マーク20およびその移動軌跡、重心21およびその移動軌跡を加えた複数の合成データを重ね合わせ、重なり合った合成データを生成する(合成データ重ね合わせ手段)。管理サーバ11は、合成データ重ね合わせ手段によって生成した重なり合った合成データ(縦軸・横軸・マーク・重心データ)を対戦データおよび選手データ(ピッチャーおよびバッターの選手データ)とともにハードディスクに格納する(重なり合った合成データ格納手段)。重なり合った合成データは、それらデータを特定する重なり合った合成データ特定識別子(合成データ重ね合わせ毎に生成)に関連付けられた状態(識別子を設定した状態)でハードディスクに格納される。
管理サーバ11は、指定した試合日、ピッチャー、球団における球速が150〜155km、球種がストレートであって縦軸18・横軸19・マーク20・重心21を含む異なる時間の三塁側方向の重なり合った合成データ(縦軸・横軸・マーク・重心データ)(第1〜第n重なり合った合成データ)をディスプレイ16に表示する(データ表示手段:重なり合った縦軸・横軸・マーク・重心データ表示手段)。管理サーバ11は、指定した試合日、ピッチャー、球団における球速が150〜155km、球種がチェンジアップであって縦軸18・横軸19・マーク20・重心21を含む異なる時間の三塁側方向の重なり合った合成データを情報端末12に配信する(データ配信手段:重なり合った縦軸・横軸・マーク・重心データ配信手段)。情報端末12は、データ配信手段によってサーバ11から配信された重なり合った合成データをディスプレイ17に表示する(データ表示手段:重なり合った縦軸・横軸・マーク・重心データ表示手段)。
既に生成された複数の重なり合った合成データ(縦軸・横軸・マーク・重心データ)がハードディスクに格納されている場合、図示はしていないが、図18のデータ選択画面に重ね合わせ済み合成データ(縦軸・横軸・マーク・重心データ)を表示した重ね合わせ済み合成データ表示エリアが表示される。重ね合わせ済み合成データ表示エリアに表示された重ね合わせ済み合成データを選択(反転)した後(複数選択可)、選択決定ボタン18cをクリックすると、選択した生成済みの重なり合った合成データが情報端末12に配信され(データ配信手段:重なり合った縦軸・横軸・マーク・重心データ配信手段)、選択した生成済みの重なり合った合成データがディスプレイ16,17に表示される(データ表示手段:重なり合った縦軸・横軸・マーク・重心データ表示手段)。
ディスプレイ16,17には、図31に示すように、三塁側方向から撮影された異なる時間における投球フォーム映像データに縦軸18や横軸19、マーク20およびその移動軌跡、重心21およびその移動軌跡を加えた重なり合った合成データ(縦軸・横軸・マーク・重心データ)が表示される。ディスプレイ16,17には、図15と同様の表示エリア31a〜31fやボタン31g〜31m,31q〜31sが表示されるとともに、重なり合った合成データの動画(静止画も表示可)を表示する合成データ表示エリア31nが表示される。さらに、重なり合った合成データに対応する対戦映像データを表示する対戦映像データ表示エリア31o,31pが表示される。
合成データ表示エリア31nには、ピッチャーのピッチング準備からピッチング終了までの1球毎のピッチング動作を表す三塁側方向から撮影された重なり合った投球フォーム映像データが動画(静止画も可)で表示されるとともに、それら投球フォーム映像データに設定された各縦軸18(縦軸データ)および各横軸19(横軸データ)、各マーク20(マークデータ)およびそれら移動軌跡(移動軌跡データ)、各重心21(重心データ)およびそれらの移動軌跡(移動軌跡データ)が重なり合った状態で表示され、球速(球速データ)、球種(球種データ)、スピン数(スピン数データ)が表示される。対戦映像データ表示エリア31o,31pには、ピッチャーの1球毎の対戦映像データが動画で表示される。なお、過去(前)から現在(後)に向かって過去の投球フォーム映像データ(投球フォーム)やマーク20、重心21が残像として表示され、縦軸18や横軸19に対する投球フォームの残像による投球フォームの推移が表示されるとともに、マーク20や重心21の残像によるマークの推移が表示される。
ピッチング分析支援システム10は、重なり合った合成データ(縦軸・横軸・マーク・重心データ)によってピッチャーのピッチング動作にともなう縦軸18や横軸19に対する投球フォームの移動軌跡、マーク20や重心21の移動軌跡を見ることができるから、縦軸18や横軸19を基準としたピッチング動作における投球フォームの並進移動や回転移動、上下移動を知ることができるとともに、ピッチング動作におけるマーク20や重心21の移動軌跡の並進移動や回転移動、上下移動を知ることができ、重なり合った合成データを利用してピッチャーのピッチングを投球フォームの移動軌跡、マーク20や重心21の移動軌跡の面から分析することができる。システム10は、様々な場面における縦軸18や横軸19に対する投球フォームの移動軌跡を表示した重なり合った合成データを見ることができるとともに、様々な場面におけるマーク20や重心21の移動軌跡を表示した重なり合った合成データを投球フォームとともに見ることができるから、各種のピッチング条件における投球フォームやマーク20、重心21の移動軌跡の変化を知ることができ、縦軸18や横軸19に対する投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができ、マーク20や重心21の移動軌跡の変化に対応した投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
なお、図示はしていないが、合成データのうちの異なる時間の三塁側方向(同一方向)から見た重心21のみおよびその移動軌跡(残像)の重なり合った合成データを投球フォーム映像データの残像とともに表示することもできる。重心21のみを表示するピッチング分析支援システム10は、重心21およびその移動軌跡を含む重なり合った合成データによってピッチング時の各種のピッチング条件における複数の投球フォームや重心21の並進移動、回転移動、上下移動を同時に比較検討することができ、重なり合った合成データを利用してピッチング動作におけるピッチャーの投球フォームを様々な場面において分析することができる。システム10は、様々な場面における重心21の移動軌跡を表示した重なり合った合成データを投球フォームとともに見ることができるから、各種のピッチング条件における重心21の移動軌跡の変化を知ることができ、重心21の移動軌跡の変化に対応した投球フォームの微妙な相違や変化、癖等を見つけることができる。
10 ピッチング分析支援システム
11 管理サーバ
12 情報端末
12A ノートパソコン
12B タブレット
12C スマートフォン
13A〜13D 高速度カメラ
14 インターネット
15 球場
16 ディスプレイ
17 ディスプレイ
18 縦軸
19 横軸
20 マーク
21 重心

Claims (21)

  1. 野球またはソフトボールのゲームにおいて異なる第1〜第n方向から撮影されたピッチャーとバッターとの対戦映像を利用し、前記ピッチャーのピッチングの分析を支援するピッチング分析支援システムであって、
    前記分析支援システムが、前記第1〜第n方向の対戦映像を、前記ピッチャーと前記バッターとの1球毎の対戦映像に区分しつつ、該ピッチャーのピッチング準備からピッチング終了までの1球毎のピッチング動作を表す第1〜第n投球フォーム映像データに編集する映像データ編集手段と、前記1球毎のピッチング動作を表す投球フォーム映像データに前記ピッチャーの任意の部位に設定された少なくとも1本の縦軸を加え、前記縦軸に対する前記1球毎のピッチング動作の移動軌跡を表した第1〜第n合成データを生成する合成データ生成手段と、前記合成データを表示するデータ表示手段とを有することを特徴とするピッチング分析支援システム。
  2. 前記データ表示手段では、前記第1〜第n投球フォーム映像データのうちの異なる第1〜第n方向から撮影された同一時間における投球フォーム映像データに前記縦軸を加えた異方向同一時間の前記合成データを同一画面に同期して表示する請求項1に記載のピッチング分析支援システム。
  3. 前記データ表示手段では、前記第1〜第n投球フォーム映像データのうちの同一方向から撮影された異なる時間の投球フォーム映像データに前記縦軸を加えた同一方向異時間の前記合成データを同一画面に同時に表示する請求項1または請求項2に記載のピッチング分析支援システム。
  4. 前記分析支援システムが、前記第1〜第n投球フォーム映像データのうちの同一方向から撮影された異なる時間の投球フォーム映像データに前記縦軸を加えた同一方向異時間の前記合成データを重ね合わせる合成データ重ね合わせ手段を含み、前記データ表示手段では、重なり合った合成データを表示する請求項1ないし請求項3いずれかに記載のピッチング分析支援システム。
  5. 野球またはソフトボールのゲームにおいて異なる第1〜第n方向から撮影されたピッチャーとバッターとの対戦映像を利用し、前記ピッチャーのピッチングの分析を支援するピッチング分析支援システムであって、
    前記分析支援システムが、前記第1〜第n方向の対戦映像を、前記ピッチャーと前記バッターとの1球毎の対戦映像に区分しつつ、該ピッチャーのピッチング準備からピッチング終了までの1球毎のピッチング動作を表す第1〜第n投球フォーム映像データに編集する映像データ編集手段と、前記1球毎のピッチング動作を表す投球フォーム映像データに、前記ピッチャーの任意の部位に設定された少なくとも1本の横軸を加え、前記横軸に対する前記1球毎のピッチング動作の移動軌跡を表した第1〜第n合成データを生成する合成データ生成手段と、前記合成データを表示するデータ表示手段とを有することを特徴とするピッチング分析支援システム。
  6. 前記データ表示手段では、前記第1〜第n投球フォーム映像データのうちの異なる第1〜第n方向から撮影された同一時間における投球フォーム映像データに前記横軸を加えた異方向同一時間の前記合成データを同一画面に同期して表示する請求項5に記載のピッチング分析支援システム。
  7. 前記データ表示手段では、前記第1〜第n投球フォーム映像データのうちの同一方向から撮影された異なる時間の投球フォーム映像データに前記横軸を加えた同一方向異時間の前記合成データを同一画面に同時に表示する請求項5または請求項6に記載のピッチング分析支援システム。
  8. 前記分析支援システムが、前記第1〜第n投球フォーム映像データのうちの同一方向から撮影された異なる時間の投球フォーム映像データに前記横軸を加えた同一方向異時間の前記合成データを重ね合わせる合成データ重ね合わせ手段を含み、前記データ表示手段では、重なり合った合成データを表示する請求項5ないし請求項7いずれかに記載のピッチング分析支援システム。
  9. 野球またはソフトボールのゲームにおいて異なる第1〜第n方向から撮影されたピッチャーとバッターとの対戦映像を利用し、前記ピッチャーのピッチングの分析を支援するピッチング分析支援システムであって、
    前記分析支援システムが、前記第1〜第n方向の対戦映像を、前記ピッチャーと前記バッターとの1球毎の対戦映像に区分しつつ、該ピッチャーのピッチング準備からピッチング終了までの1球毎のピッチング動作を表す第1〜第n投球フォーム映像データに編集する映像データ編集手段と、前記1球毎のピッチング動作を表す投球フォーム映像データに、前記ピッチャーの任意の部位に設定された少なくとも1つのマークを加え、前記1球毎のピッチング動作にともなう前記マークの移動軌跡を表した第1〜第n合成データを生成する合成データ生成手段と、前記合成データを表示するデータ表示手段とを有することを特徴とするピッチング分析支援システム。
  10. 前記データ表示手段では、前記第1〜第n投球フォーム映像データのうちの異なる第1〜第n方向から撮影された同一時間における投球フォーム映像データに前記マークおよびその移動軌跡を加えた異方向同一時間の前記合成データを同一画面に同期して表示する請求項9に記載のピッチング分析支援システム。
  11. 前記データ表示手段では、前記第1〜第n投球フォーム映像データのうちの同一方向から撮影された異なる時間の投球フォーム映像データに前記マークおよびその移動軌跡を加えた同一方向異時間の前記合成データを同一画面に同時に表示する請求項9または請求項10に記載のピッチング分析支援システム。
  12. 前記分析支援システムが、前記第1〜第n投球フォーム映像データのうちの同一方向から撮影された異なる時間の投球フォーム映像データに前記マークおよびその移動軌跡を加えた同一方向異時間の前記合成データを重ね合わせる合成データ重ね合わせ手段を含み、前記データ表示手段では、重なり合った合成データを表示する請求項9ないし請求項11いずれかに記載のピッチング分析支援システム。
  13. 野球またはソフトボールのゲームにおいて異なる第1〜第n方向から撮影されたピッチャーとバッターとの対戦映像を利用し、前記ピッチャーのピッチングの分析を支援するピッチング分析支援システムであって、
    前記分析支援システムが、前記第1〜第n方向の対戦映像を、前記ピッチャーと前記バッターとの1球毎の対戦映像に区分しつつ、該ピッチャーのピッチング準備からピッチング終了までの1球毎のピッチング動作を表す第1〜第n投球フォーム映像データに編集する映像データ編集手段と、前記1球毎のピッチング動作を表す投球フォーム映像データに、前記ピッチャーの任意の部位に設定された少なくとも1つの重心を加え、前記1球毎のピッチング動作にともなう前記重心の移動軌跡を表した第1〜第n合成データを生成する合成データ生成手段と、前記合成データを表示するデータ表示手段とを有することを特徴とするピッチング分析支援システム。
  14. 前記データ表示手段では、前記第1〜第n投球フォーム映像データのうちの異なる第1〜第n方向から撮影された同一時間における投球フォーム映像データに前記重心およびその移動軌跡を加えた異方向同一時間の前記合成データを同一画面に同期して表示する請求項13に記載のピッチング分析支援システム。
  15. 前記データ表示手段では、前記第1〜第n投球フォーム映像データのうちの同一方向から撮影された異なる時間の投球フォーム映像データに前記重心およびその移動軌跡を加えた同一方向異時間の前記合成データを同一画面に同時に表示する請求項13または請求項14に記載のピッチング分析支援システム。
  16. 前記分析支援システムが、前記第1〜第n投球フォーム映像データのうちの同一方向から撮影された異なる時間の投球フォーム映像データに前記重心およびその移動軌跡を加えた同一方向異時間の前記合成データを重ね合わせる合成データ重ね合わせ手段を含み、前記データ表示手段では、重なり合った合成データを表示する請求項13ないし請求項15いずれかに記載のピッチング分析支援システム。
  17. 前記合成データ生成手段では、前記1球毎のピッチング動作を表す投球フォーム映像データに、前記縦軸と前記横軸と前記マークと前記重心とのうちの少なくとも2つの組み合わせを含む合成データを生成し、前記データ表示手段では、前記縦軸と前記横軸と前記マークと前記重心とのうちの少なくとも2つの組み合わせを含む合成データを表示する請求項13に記載のピッチング分析支援システム。
  18. 前記合成データ重ね合わせ手段では、前記縦軸と前記横軸と前記マークと前記重心とのうちの少なくとも2つの組み合わせを含む同一方向異時間の前記合成データを重ね合わせ、前記データ表示手段では、前記縦軸と前記横軸と前記マークと前記重心とのうちの少なくとも2つの組み合わせを含む重なり合った合成データを表示する請求項17に記載のピッチング分析支援システム。
  19. 前記データ表示手段では、前記ピッチャーの球種と球速との少なくとも一方に対応する各種の前記データを表示する請求項1ないし請求項18いずれかに記載のピッチング分析支援システム。
  20. 前記分析支援システムでは、前記第1〜第n方向の対戦映像が高速度カメラを利用して高速度撮影されて各種の前記データの再生速度を変更可能であり、前記データ表示手段では、所定速度の送り方向と戻し方向とのいずれか一方向再生の各種の前記データを表示し、または、所定速度の送り方向と戻し方向とを繰り返す両方向再生の各種の前記データを表示し、あるいは、所定速度のコマ送り動画として各種の前記データを表示する請求項1ないし請求項19いずれかに記載のピッチング分析支援システム。
  21. 前記分析支援システムが、各種の前記データの閲覧を所定の情報端末が要求した場合、それらデータを該情報端末に配信するデータ配信手段を含み、前記情報端末が、前記データ配信手段によって配信された各種の前記データを表示するデータ表示手段を有する請求項1ないし請求項20いずれかに記載のピッチング分析支援システム。
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