JP2019154030A - 補聴器の作動方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】周囲の音響信号から外部入力信号を生成し、外部入力信号に基づいて補聴器内の雑音抑制を行う補聴器の作動方法を提供する。【解決手段】補聴器の第1入力変換器30によって、周囲の音響信号から第1入力信号32を生成し、補聴器の外側の外部入力変換器34によって、周囲の音響信号から外部入力信号36を生成し、第1入力信号32に基づいておよび/または外部入力信号36に基づいて、目標信号源の、補聴器に対する外部入力変換器34の相対伝達関数を決定し、外部入力信号36を相対伝達関数によってろ波し、これによって推定された目標信号42を生成し、推定された目標信号42に基づいて補聴器内での雑音抑制を行う。第1入力信号32を生成するための少なくとも1つの第1入力変換器30と、外部入力信号36を生成するための外部入力変換器34と、このような方法を実施するように構成されたプロセッサユニットとを有する。【選択図】図3

Description

本発明は、補聴器の第1入力変換器によって、周囲の音響信号から第1入力信号を生成し、補聴器の外側の外部入力変換器によって、周囲の音響信号から外部入力信号を生成し、外部入力信号に基づいて補聴器内の雑音抑制を行う、補聴器を作動させるための方法に関する。
補聴器内で雑音を抑制するための外部入力信号の使用は、特に、このような外部入力信号の利用率が上昇することによって重要になってきた。携帯電話のマイクロホンを用いて外部入力信号を提供するための携帯電話が普及してきている結果として並びに携帯電話で外部入力信号を補聴器に伝送することができることにより、補聴器の装着者は、特に妨害騒音が話し相手の発言に重なる対話状況において、補聴器によって生成される出力音響信号の良好な音質を得ることができる。
従来は特に、話し相手の発言有効信号または発言目標信号を推定するためおよび雑音からこの発言有効信号または発言目標信号を区別するために、外部入力信号の使用が重要であった。これは例えば、補聴器の装着者によって携帯電話が装着者のからだの前に配置され、従って正面の話し相手に補聴器よりも幾分近くに配置されるという仮定の下で行われた。この配置により、補聴器は正面の有効信号に関して、補聴器自体によって生成された入力信号よりも幾分改善された信号対雑音比(SN比、SNR)を有する。それによって例えば、補聴器の装着者の正面にいる話し相手が話している時間を知ることができる。そして、この時間を知った上で補聴器の入力信号で本来の信号処理が行われる。
補聴器で出力信号を生成するために外部入力信号の信号成分を使用することは、信号成分が周波数帯域に依存した増幅および/または圧縮だけを受けるように、さらにまた出力信号に直接入るように行われるがしかし従来は、話し相手に対する携帯電話の、決定が困難な相対的な位置決めに基づいておよびこれから生じる空間的な聴力の問題に基づいて、適切に実施することができない。
Dianna Yee,A.Homayoun Kamkar−Parsi,Rainer Martin,Henning Puder,"A Noise Reduction Postfilter for Binaurally Linked Single−Microphone Hearing Aids Utilizing a Nearby External Microhone",IEEE/ACM Trans.Audio,Speech & Language Processing 26(1).pp.5−18,2018
そこで、本発明の根底をなす課題は、外部入力信号を用いて音質が改善される、補聴器を作動させるための方法を提供することである。本発明の根底をなす課題はさらに、このような方法を実施することができる、外部入力変換器を備えた補聴器システムを提供することである。
この場合、最初に述べた課題は本発明に従い、補聴器の第1入力変換器によって、周囲の音響信号から第1入力信号を生成し、補聴器の外側の外部入力変換器によって、周囲の音響信号から外部入力信号を生成し、第1入力信号に基づいておよび/または外部入力信号に基づいて、目標信号源に関しての、補聴器に対する外部入力変換器の相対伝達関数を決定し、外部入力信号を相対伝達関数によってろ波し、これによって推定された目標信号を生成し、推定された目標信号に基づいて補聴器内での雑音抑制を行う、補聴器を作動させるための方法によって解決される。有利で、一部はそれ自体発明的である実施形は、従属請求項と以下の記載の対象である。
この場合、入力変換器にはそれぞれ特に、例えば少なくとも1個のマイクロホンとしての音響−電気的な変換器が含まれる。この場合、外部入力変換器は補聴器には含まれておらず、この補聴器から空間的に分離され、そして特にハウジング内に配置されている。この場合、外部入力変換器は好ましくは、ハウジングによって画成されたその上位装置、例えば携帯電話内に配置されているかまたは特に付加的な外部ユニット内に配置されている。この外部ユニットは特に補聴器と共に使用するためのものであり、かつそのように形成されているが、耳には装着されない。外部ユニットはさらに、補聴器の規定通りの作動にとっては任意であり、従ってこのような外部ユニットとして補聴器に付設する必要はない。
方法を実施するために、外部入力信号が上位装置から補聴器に伝送可能であるので、個々の方法ステップを補聴器内で実施することができる。その代わりに、第1入力信号を外部入力変換器の上位装置に伝送してもよい。それによって、方法の一部が上位装置内で行われ、例えば推定された目標信号がそこでの他の処理のために補聴器に伝送される。
この場合、異なる場所で生成した2つの入力信号x(n)、x(n)の、音響源Sに関する相対伝達関数は、不連続の周波数空間内で、音響源から入力信号のそれぞれの生成場所への両伝達関数HS1(k)、HS1(k)の商として定められる。すなわち周波数空間内で、
(k)=HS1(k)・S(k)
(k)=HS2(k)・S(k)
(k)=H21/S(k)・X(k)
であり、Sに関する相対伝達関数H21/S(k)=HS1(k)/HS2(k)である。ここで、X(k)はX(n)に対応する周波数空間内の信号であり、S(k)は源Sから生成された信号(周波数空間内の)を表す。この場合特に、両生成場所の間の音響的な遅延、ひいては周波数空間内で生じる両入力信号の位相差が考慮される。
目標信号源に関しての、補聴器に対する外部入力変換器の相対伝達関数によって、外部入力信号をろ波することにより、推定された目標信号(推定目標信号)は、相対伝達関数の申し分のない決定の仮の理想的ケースでは、目標信号源の方向から補聴器に入る音響信号に正確に一致する。適当な手段を介して、相対伝達関数の決定における偏差を、最小限に抑えることができるので、実質的に、推定目標信号は目標信号源から生成された目標信号の信号成分を含む。この情報は雑音抑制のために利用可能である。
この場合さらに、外部入力変換器を目標信号源に関して有利なように、例えば装着者のからだの前に配置するために、補聴器の装着者が外部入力変換器の位置を自由に選択可能であることを利用することができる。それによって、一方では拡散背景雑音と比較して、空間的により近くにあるために目標信号のより大きな信号振幅が達成可能であり、他方では目標信号源の方向から離れたところで生成された指向性妨害騒音に逆らって、装着者のからだの遮蔽作用は外部入力信号のSNRを改善するために付加的に貢献する。
雑音抑制は特に、推定目標信号と第1入力信号に基づいて生成された推定された雑音信号(推定雑音信号)に基づいて行われる。推定目標信号内に存在する、目標信号の信号成分に関する情報により、生成および場合によっては他の処理に基づいて同様に大きな目標信号成分を有する他の存在信号との適切な比較手段を介して、雑音成分に関する情報を含む推定雑音信号を適切に決定することができる。推定雑音信号に基づく雑音抑制は例えば、スペクトルの雑音出力密度を求めることによって行うことができる。この雑音出力密度に基づいて、補聴器内で第1入力信号を処理するための周波数帯域特有の重み付け係数が決定される。
この場合特に、外部入力変換器またはその上位装置が目標信号源に関して有利に位置決めされている結果として、外部入力信号は元々第1入力信号よりも良好なSNRを既に有するという事情を利用することができる。補聴器内で雑音抑制するための普通の方法は話し相手の発言の間の休止のときの雑音成分を決定する。しかし、このようなやり方は、例えば装着者のほぼ背後に位置する話し手の発言で生じるような指向性妨害騒音の場合にもはや不可能である。それによって、雑音抑制は出力信号内に大きなエラーおよび人工物をもたらすことになる。本方法はこの問題を回避する。というのは、補聴器の第1入力変換器と異なり、このような妨害騒音がその非停止性の結果として誤って「有効信号」として解釈されないように、外部入力変換器を配置することができる。
その際、目標信号源の目標信号の信号成分を表す推定された目標信号が、第1入力信号からまたは第1入力信号から導き出された第1中間信号から導き出されると有利である。この場合、少なくとも第1入力信号と同じ目標信号成分または少なくとも同じSNRを有するように、第1中間信号が構成されているときわめて有利である。第1入力信号内の有効信号成分が事実上目標信号に由来しているという仮定の下では、第1中間信号から推定目標信号を差し引くと、特に上記の場合推定雑音信号が提供される。この推定雑音信号は一方では第1中間信号の生成時の雑音抑制にとって重要であり、他方では推定目標信号の品質、ひいては相対伝達関数の推定の品質にとって重要である。
その際、第1中間信号は特に、周波数帯域特有の雑音抑制を適用することによって第1入力信号から生成することができる。この場合、個々の周波数帯域の減衰率は例えば静的モデルを介しておよび/またはスペクトル出力密度に基づいて求めることができる。この場合、第1中間信号は雑音を抑制した第1信号であり、この雑音を抑制した第1信号から、第1雑音信号を生成するために推定目標信号が差し引かれる。
相対伝達関数が外部入力信号に基づいて適応フィルタによって生成させられるときわめて有利である。この適応フィルタには、エラー信号として推定雑音信号が入り、この適応フィルタ内で外部入力信号のろ波が行われるので、有利には適応フィルタの出力信号は推定された目標信号である。この場合、特に第1中間信号としての雑音を抑制した第1信号が小さな雑音成分と特に高いSNRを有することを有利に利用することができる。それにより、適応フィルタによって出力される推定目標信号の減算は第1中間信号内の目標信号の信号成分を十分に除去し、このようにして生成した推定雑音信号によって表される残りの雑音は、相対伝達関数への適応の質にとって重要となる。
その際好ましくは、適応フィルタの増分値が外部入力信号および/または第1入力信号に依存して制御される。これは例えば、外部入力信号および/または第1入力信号に基づいて、雑音抑制が最適化される所定の信号の生成の可能性が求められ、そしてこの可能性に依存して増分値が制御されることによって行われる。特に、雑音抑制が最適化されるこのような信号は正面の方向からの目標信号である。
補聴器の第2入力変換器によって周囲の音響信号から第2入力信号を生成し、第1入力信号に基づいておよび/または第2入力信号に基づいておよび/または外部入力信号に基づいて、目標信号源に関しての、補聴器に対する外部入力変換器の相対伝達関数を求めると有利である。これにより、外部入力信号は付加的な空間的情報を提供する。この情報は、特に第1入力信号と第2入力信号に基づいて指向性信号を求める際に、特に装着者の前頭面に関しての、指向性信号の指向特性の不所望な対称姓を低減するために用いることができる。
この場合、両耳性補聴器の2つの異なるローカル機器内で、第1入力信号と第2入力信号をそれぞれ生成すると有利である。それによって、この両入力信号の一方が装着者の頭の左側で生成され、他方の入力信号が頭の右側で生成される。しかし、この両入力信号を両方とも、装着者の耳に装着したモノラル式補聴器で生成することができる。
上記の相対伝達関数を求めることは特に、第1入力信号に基づいておよび第2入力信号に基づいて第1指向性信号を生成し、目標信号源に関しての、補聴器に対する外部入力変換器の相対伝達関数を第1指向性信号と外部入力信号に基づいて求めることによって行われる。この場合、特に指向作用の結果として周波数帯域毎のまたは広帯域の雑音抑制が行われるように、第1指向性信号を生成することができるので、第1指向性信号は雑音を抑制した第1信号の形成、従って第1中間信号の特別な形成を行う。
その際、第1指向性信号から推定目標信号を差し引くことによって推定雑音信号を求めると有利である。第1指向性信号を求める際に行われる、特に拡散した妨害騒音の雑音抑制によって、第1指向性信号は既に、使用される両入力信号よりも改善されたSNRを有する。減算は、特に関与する入力信号内に目標信号成分が存在する場合に、第1指向性信号からの推定目標信号成分の偏差から、相対伝達関数の推定の質に関する情報を得ることを可能にする。
上記のやり方は特に、相対伝達関数を決定するためにおよび特に外部入力信号から推定目標信号を生成するために、適応フィルタと組合せられる。この場合、第1指向性信号と推定目標信号から推定された雑音信号がエラー信号として適応フィルタに入ると有利である。
その際特に、外部入力信号および第1入力信号および/または第2入力信号に基づいて決定される、正面の目標信号源の生成確率に依存して、適応フィルタの増分値を制御することができる。この場合、正面方向からの目標信号の生成確率が高いときに、適応が大きな増分値で行われると有利である。この場合、推定雑音信号が、関与する入力信号内の高い目標信号成分の結果として、適応フィルタの適応の質にとってきわめて重要である。上記の生成確率を決定するための方法は、非特許文献1に記載されている。
その際、雑音抑制は一方では、推定雑音信号に基づいて雑音抑制のパラメータが決定され、このパラメータが第1入力信号から導き出された第2中間信号に適用され、この場合雑音抑制した第2中間信号に基づいて出力信号が生成され、この出力信号から、補聴器の出力変換器によって出力音響信号が生成されるように行うことができる。これは特に、推定雑音信号を次のために使用することを意味する。すなわち、外部入力信号の信号成分が出力信号に直接入ることなく、スペクトルの出力密度等の決定に関して、増幅率のような周波数帯域に依存するパラメータあるいは第2中間信号としての指向性信号の場合には指向作用に該当するパラメータを決定するために使用することを意味する。特に、第1中間信号と第2中間信号は互いに同一であってもよいし、また結果としてその信号成分が別々に生じてもよい。この場合特に、第2中間信号は第1指向性信号によって生じることができる。
他方では、推定目標信号に基づいておよび第1入力信号に基づいて、第2指向性信号を生成することができ、この場合第2指向性信号に基づいて出力信号が生成され、この出力信号から、補聴器の出力変換器によって出力音響信号が生成される。これは、外部入力信号の信号成分が出力信号に入ることを意味する。この場合、相対伝達関数による外部入力信号のろ波が新たに有利に利用される。これは特に、外部入力変換器に対するまたは第1と第2の入力変換器に対する目標信号の遅延差の結果としての位相差の適合を意味する。補聴器の入力信号と共に外部入力信号に基づいて指向性信号を求めるために、一般的にこの位相差は補聴器に対する外部入力変換器の不正確な位置決めのために、相対伝達関数を介してのこの位相差の「ろ波除去」によって取り除かれる障害である。これは特に、第1と第2の入力信号がそれぞれ異なるローカル機器で生成される両耳性補聴器にとって有利である。というのは、両ローカル機器によって空間内で既に優先平面または優先方向が定められるからであり、この優先平面または優先方向に関して、外部入力信号の信号成分によって生成された指向性信号が方向づけられる。
第2指向性信号またはこれから導き出された信号または第2指向性信号を生成するために第1入力信号および/または第2入力信号から導き出された第2中間信号はさらに、雑音抑制を受けることができる。この雑音抑制のパラメータは推定雑音信号に基づいて上述の方法で求められる。推定目標信号が第2指向性信号を求める前にさらに、特に単チャンネルの雑音抑制を受けると有利である。推定目標信号と第2中間信号または雑音抑制された第2中間信号の間の音量の差が、第2指向性信号を求める前に除去されると有利である。この第2中間信号または雑音抑制された第2中間信号は、外部入力変換器が目標信号源により近いことに基づいておよび/または関与する入力変換器の異なる感度に基づいて生成し得る。
2番目に述べた課題は本発明に従い、周囲の音響信号から第1入力信号を生成するための少なくとも1つの第1入力変換器を備えた補聴器と、周囲の音響信号から外部入力信号を生成するための外部入力変換器と、上記の方法を実施するように構成されたプロセッサユニットとを具備する補聴器システムによって解決される。方法とその発展形態について記載した効果は、補聴器システムに準用的におよび逆に、同様に適用可能である。
その際、補聴器システムは特に、周囲の音響信号から第2入力信号を生成するための第2入力変換器を備えることができる。この第2入力変換器は第1入力変換器と共にローカル機器内に配置されているかあるいは両入力変換器がそれぞれ両耳姓補聴器の異なるローカル機器内に配置され、それによって両入力信号が装着者の頭の異なる側で生成される。外部入力変換器とプロセッサユニットは特に共通のハウジング内に配置可能である。この場合、補聴器とプロセッサユニットの間で包含信号を伝送するための手段がハウジング内に設けられていると有利である。これは好ましくは携帯電話によって達成可能である。伝送するための手段は特にブルートゥース(登録商標)によって提供可能である。
次に、図に基づいて本発明の実施の形態を詳しく説明する。
正面の話し相手と他の話し手がいる対話状況における補聴器の装着者を示す図である。 外部マイクロホンによってモノラル式補聴器内で雑音を抑制するための方法を示す図である。 両耳性補聴器内における図2の方法の実施形を示す図である。
すべての図において互いに一致する部分とサイズにはそれぞれ、同じ参照符号がつけてある。
図1には、補聴器2の装着者1が平面図で概略的に示してある。装着者は正面にいる話し相手4と対話している状況にある。話し相手はこの対話状況では目標信号源を形成する。補聴器2は本例では、適切なローカル機器6、8を有する両耳性補聴器として形成されている。このローカル機器はそれぞれ、装着者1の頭10の左側または右側で装着者に装着される。しかし、本発明の範囲内の原理的な思想は、モノラル構造の補聴器2にも有効である。補聴器2によって感知された音響の信号は、一方では目標信号12として話し相手4の発言を含み、他方では雑音成分を含んでいる。この雑音成分はさらに、実際のもとの方向に割り当て不可能である拡散した背景騒音と、本例では装着者1の後側の半球16内に位置する話し手18の対話発言によってもたらされる指向性の妨害騒音14とに分けることができる。
いろいろな雑音成分に対して、特に指向性の妨害騒音14に対して、目標信号12を良好に際立たせることができるようにするために、補聴器2は後述の方法で携帯電話20のマイクロホン信号を用いる。この場合、装着者1はそのからだ22の前で携帯電話20を持ち、それによってこの携帯電話は正面の話し相手に関して補聴器2よりも幾分近くに位置している。その際、補聴器2内での携帯電話20のマイクロホン信号を用いた雑音抑制のために、補聴器2の装着者1のからだ22が指向性妨害騒音14に対して携帯電話20を十分に遮るという事実と、携帯電話20が正面の話し相手4に対して補聴器2よりも幾分近くに配置されているという事実が利用される。この両事実は、補聴器2によって生成する信号と比較して、携帯電話20のマイクロホン信号のSNRを幾分改善することになる。
図2には、補聴器2内で雑音を抑制するための方法がブロック図で概略的に示してある。補聴器2は本例では、第1入力変換器30としてのマイクロホンを1個だけ有するモノラル式補聴器として形成されている。この入力変換器は周囲の音響信号から第1入力信号32を生成する。第1入力信号32内の雑音を抑制するために、例えば図1の携帯電話20のマイクロホンのような外部入力変換器34によって、外部入力信号36が生成され、補聴器2に伝送される。外部入力信号36は補聴器2内で適応フィルタ40に供給される。この適応フィルタ内において、図2に示していない目標信号源に関しての、補聴器2に対する外部入力変換器34の相対伝達関数が決定される。その際、目標信号源は特に、装着者1の正面に位置している図1の話し相手4と見なすことができる。
この相対伝達関数によって外部入力信号36をろ波することによって、すなわち特に相対伝達関数のパルス応答の適切な係数を有する時間内での外部入力信号36の個々のサンプリング値を畳込むことによって、推定された目標信号(推定目標信号)42が生成される。周波数空間内で目標信号源から補聴器への伝達関数と目標信号源から外部入力変換器への伝達関数との商によって与えられる、目標信号源に関する相対伝達関数の設計は、推定目標信号42、理想的な場合には目標信号源の目標信号に関する音響的な情報を提供する。この音響的な情報は補聴器の第1入力変換器30で2つ存在するが、図1に基づいて説明した装着者のからだの遮蔽作用のために、指向性妨害騒音が取り除かれる。
相対伝達関数を演算するために、適応フィルタ40は、本例では推定された雑音信号(推定雑音信号)44によってもたらされるエラー信号を受け取る。この場合、推定雑音信号44は、適応フィルタ40によって生成された推定目標信号42が第1中間信号46から差し引かれることにより生成される。この場合、第1中間信号46は前処理48によって第1入力信号32から得られる。この場合、前処理48は特に、周波数帯域毎に雑音を抑制するためのステップを既に含むことができるので、第1中間信号46はそれ自体既に雑音を抑制した第1信号を形成している。第1中間信号46から推定目標信号42を差し引くことにより、これによって生成された推定雑音信号44は一方では残留雑音の量的な尺度であり、他方では実際の相対伝達関数に対する適応フィルタ40の誤り適応の尺度である。従って、推定雑音信号44は適応フィルタ40においてエラー信号として使用可能である。
適応フィルタを制御するために、第1入力信号32に基づいておよび外部入力信号36に基づいて、制御信号50を生成することができる。この制御信号は、例えば適応フィルタ40の増分値の適合により、適応フィルタ40に直接影響を及ぼす。これは例えば、第1入力信号32と外部入力信号36から、特に設定された方向での目標信号源の存在について十分に高い生成確率が生じるときにのみ、適応フィルタ40の増分値が制御信号50によって正の値をとるように行うことができる。推定雑音信号44に含まれる、雑音成分に関する情報、特に指向性妨害騒音に関する情報は、第1入力信号32においてまたは第1中間信号46において雑音成分をさらに抑制するために用いることができ、かつ結果として生じる信号を、補聴器2内で出力信号を生成する他の処理のために使用するために用いることができる。しかしながら、第1入力信号32または第1中間信号46は推定目標信号42と共に、指向性円錐の付加的な雑音抑制作用を、離れた雑音源のために利用できるように、1つの指向性信号に重ねることができる。
図3には、補聴器内で雑音を抑制するための図2に示した方法の代わりの方法がブロック図で概略的に示してある。この場合、補聴器は、第1入力変換器30と第2入力変換器52を備えた両耳性補聴器として形成されている。第1入力変換器30と第2入力変換器52はそれぞれ、図1に示した補聴器2の異なるローカル機器6、8内に配置されている。次に説明する信号処理ステップは、両ローカル機器6、8の一方で完全に実施することができ、また外部入力変換器34を含む携帯電話20のプロセッサでも部分的に実施することができる。
第1入力変換器30によって生成される第1入力信号32と、第2入力変換器52によって生成される第2入力信号54は、前処理部48において第1指向性信号56に処理される。第1入力信号32と第2入力信号54とから第1指向性信号56を生成する範囲内において既に、指向性円錐を介して特に周波数帯域毎の雑音抑制を行うことができる。この指向性円錐が好ましくは目標信号源の方に向けられるので、他の方向からの騒音は既に部分的に強く抑制される。しかしながら一般的に、第1指向性信号56の指向特性は、信号処理が複雑になり、多大な演算を必要とし、それによって遅くなることは別として、補聴器2の装着者1の前頭面に関してある程度の対称性または類似の感度を示す。その結果、図1において装着者1の後側の半球16内にも、指向性妨害騒音14が第1指向性信号56を求めるときに十分に抑制されない三次元角度範囲が存在することになる。
図2に基づいて示したやり方と同様なやり方で、適応フィルタ40を用いて、外部入力信号36から推定目標信号42が生成される。この場合、エラー信号として適応フィルタ40に供給される推定雑音信号44は、第1指向性信号56から推定目標信号42を差し引くことによって求められる。これは次のような仮定の下で行われる。すなわち、第1指向性信号56内の雑音成分、特に拡散した性質の雑音成分が既に抑制されるので、第1指向性信号56を雑音抑制した第1信号として見なすことができ、それによって推定目標信号42に対する偏差を、相対伝達関数に対する適応フィルタ40の適応または誤り適応の程度として見なすことができるという仮定の下で行われる。
適応フィルタ40の増分値を制御するための制御信号50は、第1入力信号32と第2入力信号54と外部入力信号36に基づいて正面の目標信号源の存在についての生成確率58を求めることによって求められる。今や、推定雑音信号44から、スペクトルの雑音出力密度60を決定することができる。これは特に、第1指向性信号56の雑音分布に逆らう正面目標信号源の生成確率58によって、推定雑音信号44の雑音を重み付けすることによって行うことができる。決定されたスペクトルの雑音出力密度60から、第1指向性信号56に適用される周波数帯域毎の重み付け係数62が決定される。雑音抑制した第1指向性信号64と推定目標信号42から、第2指向性信号66を生成することができる。この第2指向性信号は正面の目標信号に関してさらに改善されたSNRを有し、その結果出力信号68を求めるために使用される。この出力信号は両ローカル機器6、8の一方の出力変換器70において出力音響信号72に変換される。この場合、第2指向性信号66は出力信号68として直接使用されるかまたは周波数帯域に依存する増幅のため、特に装着者1の聴取機能不全を補償するためにおよび場合によってはダイナミック圧縮のために用いることができる。
推定目標信号42はさらに、第2指向性信号66を求める前に、特に単チャンネルの雑音抑制74のために使用可能である。さらに、推定目標信号42と雑音抑制された第1指向性信号64内の目標信号成分の異なる音量は、正面の目標信号源の生成確率58に依存して、適切な音量適合76によって相殺することができる。異なる音量は特に、目標信号源に対する当該入力変換器30、52、34の異なる距離に起因するがしかし、使用される入力変換器30、52、34の異なる感度にも起因する。
本発明を有利な実施の形態によって詳細に図示および説明したが、本発明はこの実施の形態に限定されない。専門家はこれから、本発明の保護範囲を逸脱せずに、他の変形を導き出すことができる。
1 装着者
2 補聴器
4 正面の話し相手
6、8 ローカル機器
10 装着者の頭
12 目標信号
14 指向性妨害騒音
16 後側の半球
18 話し手
20 携帯電話
22 装着者のからだ
30 第1入力変換器
32 第1入力信号
34 外部入力変換器
36 外部入力信号
40 適応フィルタ
42 推定目標信号
44 推定雑音信号
46 第1中間信号
48 前処理
50 制御信号
52 第2入力変換器
54 第2入力信号
56 第1指向性信号
58 正面目標信号源についての生成確率
60 スペクトルの雑音出力密度
62 重み付け係数
64 雑音を抑制した第1指向性信号
66 第2指向性信号
68 出力信号
70 出力変換器
72 出力音響信号
74 単チャンネルの雑音抑制
76 音量適合

Claims (19)

  1. 補聴器(2)の第1入力変換器(30)によって、周囲の音響信号から第1入力信号(32)を生成し、
    前記補聴器(2)の外側の外部入力変換器(34)によって、周囲の音響信号から外部入力信号(36)を生成し、
    前記第1入力信号(32)に基づいておよび/または前記外部入力信号(36)に基づいて、目標信号源(4)に関しての、前記補聴器(2)に対する前記外部入力変換器(34)の相対伝達関数を決定し、前記外部入力信号(36)を前記相対伝達関数によってろ波し、これによって推定された目標信号(42)を生成し、
    前記推定された目標信号(42)に基づいて前記補聴器(2)内での雑音抑制を行う、
    補聴器(2)を作動させるための方法。
  2. 前記推定された目標信号(42)と前記第1入力信号(32)に基づいて、推定された雑音信号(44)を生成し、前記推定された雑音信号(44)に基づいて前記補聴器(2)内での雑音抑制を行うことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1入力信号(32)から導き出された第1中間信号(46、56)から前記推定された目標信号(42)を差し引くことによって、前記推定された雑音信号(44)を生成することを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記中間信号(46、56)として、前記第1入力信号(32)から、雑音を抑制した第1信号を導き出し、雑音を抑制した前記第1信号から前記推定された目標信号(42)を差し引くことによって、前記推定された雑音信号(44)を生成することを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 適応フィルタ(40)を用いて前記外部入力信号(36)に基づいて前記相対伝達関数を決定し、前記推定された雑音信号(44)がエラー信号として前記適応フィルタに入ることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記第1入力信号(32)および/または前記外部入力信号(36)に依存して、前記適応フィルタ(40)の増分値を制御することを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記補聴器(2)の第2入力変換器(52)によって、周囲の音響信号から、第2入力信号(54)を生成し、前記目標信号源(4)に関しての、前記補聴器(2)に対する前記外部入力変換器(34)の前記相対伝達関数を、前記第1入力信号(32)に基づいておよび/または前記第2入力信号(54)に基づいておよび/または前記外部入力信号(36)に基づいて決定することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記第1入力信号(32)に基づいておよび前記第2入力信号(54)に基づいて第1指向性信号(56)を生成し、前記目標信号源(4)に関しての、前記補聴器(2)に対する前記外部入力変換器(34)の前記相対伝達関数を、前記第1指向性信号(56)と前記外部入力信号(36)に基づいて決定することを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記第1指向性信号(56)から前記推定された目標信号(42)を差し引くことによって、前記推定された雑音信号(44)を生成することを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 適応フィルタ(40)を用いて前記外部入力信号(36)に基づいて前記相対伝達関数を決定し、前記推定された雑音信号(44)がエラー信号として前記適応フィルタに入ることを特徴する請求項9に記載の方法。
  11. 前記外部入力信号(36)および前記第1入力信号(32)および/または前記第2入力信号(54)に基づいて、正面の目標信号源(4)の生成確率(58)を決定し、前記適応フィルタ(40)の増分値を正面の目標信号源(4)の前記生成確率(58)に依存して制御することを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1入力信号(32)と前記第2入力信号(54)をそれぞれ、両耳性補聴器の異なる2つのローカル機器(6、8)で生成することを特徴とする請求項7〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記推定された雑音信号(44)に基づいて雑音抑制(62)のパラメータを決定し、このパラメータが前記第1入力信号(32)から導き出された第2中間信号(56)に適用され、雑音抑制した前記第2中間信号(64)に基づいて出力信号(68)を生成し、この出力信号(68)から、前記補聴器(2)の出力変換器(70)によって出力音響信号(72)を生成することを特徴とする請求項2〜12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記推定された目標信号(42)に基づいておよび第1入力信号(32)に基づいて第2指向性信号(66)を生成し、この第2指向性信号(66)に基づいて出力信号(68)を生成し、この出力信号(68)から、前記補聴器(2)の出力変換器(70)によって出力音響信号(72)を生成することを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記第1指向性信号(56)および前記推定された目標信号(42)に基づいて前記第2指向性信号(66)を求めることを特徴とする、請求項8と関連する請求項14に記載の方法。
  16. 第1入力信号(32)を生成するための少なくとも1つの第1入力変換器(30)を備えた補聴器(2)と、
    外部入力信号(36)を生成するための外部入力変換器(34)と、
    請求項1〜15のいずれか一項に記載の方法を実施するように構成されたプロセッサユニットと
    を具備する補聴器システム。
  17. 前記補聴器(2)がさらに、第2入力信号(54)を生成するための第2入力変換器(52)を備えていることを特徴とする請求項16に記載の補聴器システム。
  18. 前記外部入力変換器(34)と前記プロセッサユニットが共通のハウジング(20)内に配置されていることを特徴とする請求項16または17に記載の補聴器システム。
  19. 補聴器(2)内で雑音抑制する目的で、目標信号源(4)に関しての、前記補聴器(2)に対する外部入力変換器(34)の相対伝達関数を決定するために、前記外部入力変換器(34)によって生成された外部入力信号(36)を使用する方法。
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