JP2019148528A - Breakage of structure detection sensor - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、鉄道車両等の構造物の破損を検知するセンサに関する。 The present invention relates to a sensor that detects breakage of a structure such as a railway vehicle.
構造物に貼り付けられた箔状の基板の表面を進展する亀裂の長さを計測することで、構造物の疲労損傷度を検知する疲労センサが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、基板表面に生じる亀裂の進展方向に直角に延びる複数の電気抵抗線を設け、その亀裂の進展により電気抵抗線が順次的に破断されて生じる電気抵抗値の変化を計測することで構造物の疲労損傷度の状態を検出することが開示されている。
A fatigue sensor that detects the degree of fatigue damage of a structure by measuring the length of a crack that propagates on the surface of a foil-like substrate attached to the structure is known (for example, see Patent Document 1). . In
しかし、電気抵抗値の変化の検出のためには電気抵抗線に通電するための電源が必要になるため、疲労センサを設ける構造物に電源も一緒に設けねばならず、電源設置スペースや電源コストの面から現実的でない。 However, in order to detect changes in the electrical resistance value, a power source for energizing the electrical resistance line is required. Therefore, a power source must be provided together with the structure where the fatigue sensor is provided. Is not realistic in terms of
特許文献2には、構造物の疲労亀裂の発生を検出する線状検出具が開示されている。この装置では、構造物のうち応力が集中しやすい箇所に検出線を接着し、その検出線に検出装置本体が接続される。そして、構造物に疲労亀裂が発生すると検出線が断線し、その断線を検知した検出装置本体がLEDを発光させる他にICタグを内蔵するなどして管理者が亀裂情報を受信できるようになっている。
しかし、特許文献2においても、常時、通電させた検知線が断線することで疲労亀裂を検出する構成であるため、外部電源が必要となる問題がある。また、特許文献2の構成では、検出装置本体が検出線の断線の有無を判定するのみであるため、構造物に生じる亀裂の進展度合いを把握することができない。また、特許文献1の構成では、複数の電気抵抗線の全体の電気抵抗値を1つの抵抗計測器で監視するため、複数の電気抵抗線のうち何れの電気抵抗線が破断したのかを検知できない。そのため、断線の位置を把握することができず、基板表面に生じる亀裂の進展度合いを正確に把握することができない。
However, even in
そこで本発明は、構造物における破損の発生を電源無しで検知できる構成でありながらも、構造物の破損の状態を詳細に把握することができる構成を提供することを目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide a configuration that can detect in detail the state of breakage of a structure while being capable of detecting occurrence of breakage in the structure without a power source.
本発明の一態様に係る破損検知センサは、構造物に取り付けられ、前記構造物の破損を検知するセンサであって、前記構造物に取り付けられるセンサシートと、前記センサシート上の互いに異なる位置に形成され、所定の方向に順番に並んで破損の進行に応じて順次、断線する複数の検知回路と、前記複数の検知回路にそれぞれ電気的に接続され、前記検知回路が断線すると自己の検知情報が書き換えられる複数のパッシブRFIDタグと、前記複数のパッシブRFIDタグにそれぞれ電気的に接続された複数のアンテナ回路と、を備える。 A breakage detection sensor according to an aspect of the present invention is a sensor that is attached to a structure and detects breakage of the structure, and the sensor sheet attached to the structure and the sensor sheet at different positions on the sensor sheet. A plurality of detection circuits that are formed and arranged in order in a predetermined direction and sequentially disconnected in accordance with the progress of damage, and are electrically connected to the plurality of detection circuits, respectively, and when the detection circuit is disconnected, self-detection information Are rewritten, and a plurality of antenna circuits respectively electrically connected to the plurality of passive RFID tags.
前記構成によれば、構造物のうち破損(例えば、応力集中による歪みや、疲労亀裂、ボルト破断、車体部品外れ、重要機器の蓋外れ、膨らみ等)が発生する可能性のある部位に破損検知センサのセンサシートを貼り付ければ、構造物に破損が生じたときにセンサシートが破断し、閉回路が断線する。そうすると、パッシブRFIDタグの情報が書き換えられるため、アンテナ回路を介してパッシブRFIDタグの情報を無線で読み取ることで、構造物における破損の発生を電源無しで検知することができる。しかも、センサシート上の互いに異なる位置に順番に並設された複数の検知回路がそれぞれ複数のパッシブRFIDタグに電気的に接続されているため、複数の検知回路のうち断線された回路の位置及び数により、構造物の破損の状態を詳細に把握することができる。 According to the above-described configuration, damage detection is performed on a portion of the structure where damage (for example, strain due to stress concentration, fatigue crack, bolt rupture, detachment of body parts, detachment of important equipment, swelling, etc.) may occur. If the sensor sheet of the sensor is attached, the sensor sheet breaks when the structure is damaged, and the closed circuit is disconnected. Then, since the information of the passive RFID tag is rewritten, the occurrence of damage to the structure can be detected without a power source by wirelessly reading the information of the passive RFID tag through the antenna circuit. Moreover, since the plurality of detection circuits arranged in order at different positions on the sensor sheet are electrically connected to the plurality of passive RFID tags, respectively, the position of the disconnected circuit among the plurality of detection circuits and The number of structures can be grasped in detail by the number.
本発明によれば、構造物における破損の発生を電源無しで検知できる構成でありながらも、構造物の破損の状態を詳細に把握することができる構成を提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, although it is the structure which can detect generation | occurrence | production of the damage in a structure without a power supply, the structure which can grasp | ascertain the state of the damage of a structure in detail can be provided.
以下、図面を参照して実施形態を説明する。 Hereinafter, embodiments will be described with reference to the drawings.
(第1実施形態)
図1は、実施形態に係る構造物10の破損検知システム1の模式図である。図1に示すように、破損検知システム1は、構造物10に繰り返し外力(例えば、繰り返し応力や振動)が作用することで発生する構造物10の経時的要因による破損を検知するシステムである。破損検知システム1は、RFID(Radio frequency identifier)を利用して構造物10の破損を検知し、構造物10の保守負担を軽減することに寄与する。構造物10は、一例として鉄道車両(の台車又は車体)であるが、航空機、船舶、橋梁等の他の構造物であってもよい。複数の破損検知センサ11は、構造物10の応力集中し易い複数の箇所にそれぞれ貼り付けられる。破損検知システム1は、複数の破損検知センサ11、RFIDリーダ2、データ処理装置3、サーバ4、及び、データベース5を備える。
(First embodiment)
RFIDリーダ2は、破損検知センサ11の後述するパッシブRFIDタグ23A〜Dの識別情報及び検知情報を含む信号を非接触で読み取る。RFIDリーダ2は、構造物10の近傍に設置されたものでもよいし、作業者が所持するポータブル式のものでもよい。データ処理装置3は、RFIDリーダ2が読み取った信号を処理し、ネットワークN(例えば、インターネット)を介してサーバ4に送信する。なお、ネットワークはインターネットに限定されるものでなく、LANやWAN、衛星通信回線、携帯電話網など、その他各種通信ネットワークでもよい。データベース5には、後述するパッシブRFIDタグ23A〜DのID情報と当該パッシブRFIDタグ23A〜Dが設置された構造物10上の位置を示す位置情報との間の対応関係が予め保存されている。サーバ4は、データベース5を参照しながらデータ処理装置3から受信した信号を演算処理し、その演算結果を運転指令所に送信する。サーバ4の処理データは、データベース5に蓄積保存される。
The
図2(A)は図1に示す破損検知センサ11の平面図、図2(B)はそのIIb-IIb線断面図である。図2(A)(B)に示すように、破損検知センサ11は、ベースシート20、センサシート21、複数の検知回路22A〜D(タンパー検知回路)、複数のパッシブRFIDタグ23A〜D、及び複数のアンテナ回路24A〜Dを備える。ベースシート20は、構造物10に対して接着により貼り付けられる。センサシート21には、他の部位よりも脆弱な破断予定部21aが形成されている。本実施形態では、破断予定部21aは薄肉部であると共に破断予定部21aに破断を誘発する切込部Cが設けられている。なお、破断予定部21aは、センサシート21において優先的に破断される部位を形成するものであればこれに限られず、例えばミシン目等でもよい。
2A is a plan view of the
検知回路22A〜Dは、センサシート21上の互いに異なる位置に形成され、破断予定部21aが延在する方向に順番に並んで破断予定部21aを横断している。即ち、検知回路22A〜Dは、センサシート21が破断予定部21aにおいて破断したときに段階的に断線するように配置された複数の閉回路である。パッシブRFIDタグ23A〜Dは、電源が不要なRFIDタグである。パッシブRFIDタグ23A〜Dは、検知回路22A〜Dにそれぞれ個別に電気的に接続されている。具体的には、ベースシート20上においてパッシブRFIDタグ23A〜Dにそれぞれ電気的に接続された端子回路25A〜Dが形成されており、その端子回路25A〜Dが検知回路22A〜Dにそれぞれ個別に電気的に接続されている。
The detection circuits 22 </ b> A to 22 </ b> D are formed at different positions on the
パッシブRFIDタグ23A〜Dは、それに接続された検知回路22A〜Dが断線すると自己の検知情報が書き換えられるように構成されている。即ち、パッシブRFIDタグ23A〜Dは、自己のID情報と、自己に接続された検知回路22A〜Dが断線されているか否かを示す検知情報とを記憶している。例えば、パッシブRFIDタグ23A〜Dは、検知回路22A〜Dが断線している状態では検知情報として「0」を記憶し、検知回路22A〜Dが断線していない状態では検知情報として「1」を記憶する。アンテナ回路24A〜Dは、パッシブRFIDタグ23A〜Dにそれぞれ個別に電気的に接続されている。パッシブRFIDタグ23A〜Dは、アンテナ回路24A〜Dを介して受信した信号に基づいて起電し、アンテナ回路24A〜Dを介してID情報及び検知情報を外部に無線で送信する。
The
ベースシート20は、センサシートが重ねられるセンサ支持部20aと、センサシート21とは異なる位置に配置されてパッシブRFIDタグ23A〜D、アンテナ回路24A〜D及び端子回路25A〜Dが搭載されるRFID支持部20bとを有する。センサシート21は、破断予定部21aを挟んだ両側においてベースシート20のうちセンサ支持部20aに部分的に固定されている。一例として、センサシート21は、破断予定部21aを挟んだ両側においてセンサ支持部20aにマイクロ抵抗溶接部Wにより部分的に固定されている。ベースシート20は、その少なくともセンサ支持部20aのセンサシート21とは反対側の裏面において構造物に貼り付けられる接着面を有する。本実施形態では、センサ支持部20aだけでなくRFID支持部20bも、その裏面を接着面としている。
The
破損検知センサ11を構造物10に取り付ける際には、破損検知センサ11は、構造物10の想定される破損発生位置に破断予定部21aが沿うように構造物10に貼り付けられる。そして、構造物10に破損(例えば、疲労亀裂等)が発生するとベースシート20に歪みが生じ、その歪みがマイクロ抵抗溶接部Wを介してセンサシート21に伝達され、センサシート21が破断予定部21aにおいて破断する。その破断が初期段階で短い場合には、切込部Cに最近接した検知回路22Aのみが断線する。そうすると、RFIDタグ23Aの情報のみが書き換えられ、アンテナ回路24A〜Dを介してRFIDタグ23A〜Dの情報を無線で読み取れば、構造物10には複数の検知回路22A〜Dのうち1つの検知回路22Aのみが断線するような初期段階の破損が発生したことを検知することができる。
When attaching the
前記破損が成長して破断予定部21aの破断が進展した場合には、検知回路22B〜Dが順番に段階的に断線する。そうすると、断線した検知回路22B〜Dに接続されたRFIDタグ23B〜Dの情報が書き換えられる。パッシブRFIDタグ23A〜Dは、RFIDリーダ2からアンテナ回路24A〜Dを介して受信した信号に基づいて起電し、ID情報及び検知情報をRFIDリーダ2に無線で送信する。このようにパッシブRFIDタグ23A〜Dの情報を無線で読み取ることで、破損検知センサ11に電源を設けることなく、構造物10には複数の検知回路22A〜Dのうち複数の検知回路が断線するような破損が発生したことを検知することができる。
When the breakage grows and the breakage of the planned
図3は、図1に示すサーバ4でのID情報と検知情報と位置情報との関連付けを説明する図面である。図1及び3に示すように、サーバ4は、データベース5を参照し、RFIDタグ23A〜DのID情報と構造物10におけるRFIDタグ23A〜Dの位置に関する各位置情報との対応関係を取得する。サーバ4は、破損検知センサ11からRFIDリーダ2で読み出されたID情報及び検知情報(検知信号)の組合せをデータ処理装置3及びネットワークNを介して取得する。
FIG. 3 is a diagram for explaining association of ID information, detection information, and position information in the
サーバ4は、データベース5から取得した前記対応関係と破損検知センサ11から取得した各ID情報及び各検知情報の組合せとから、各検知情報を各RFIDタグ23A〜Dの位置情報に関連付ける。サーバ4は、RFIDタグ23A〜Dのうち何れのRFIDタグに接続された検知回路22A〜Dが断線(図3では「0」)したかに基づいて破損の状態を診断する。例えば、サーバ4は、RFIDタグ23A〜DのうちRFIDタグ23Aのみの検知情報が断線状態(即ち、「0」)であった場合には、初期破損であると診断する。
The
また、サーバ4は、RFIDタグ23A〜Dのうち検知情報が断線状態となっているRFIDタグの数が増加するにつれて破損の進行度合い等の深刻度を高めるように診断する。また、サーバ4は、検知回路22A〜Dのうち断線状態になった検知回路の位置に基づいて破損の状態を診断してもよい。例えば、検知回路22A,22Dが断線して且つ検知回路22B,22Cが断線していない場合には、一対の破損が発生していると診断してもよい。
In addition, the
サーバ4は、これらの関連付けられた検知情報、位置情報及び診断結果の情報を運転指令所に送信し、運転指令所から運転士等に当該情報を知らせる。このような構成により、構造物10における破損発生位置及び破損状況を簡単に把握することができ、メンテナンス作業を容易化することができる。
The
また、センサシート21上の互いに異なる位置に順番に並設された複数の検知回路22A〜Dがそれぞれ複数のパッシブRFIDタグ23A〜Dに電気的に接続されているため、複数の検知回路22A〜Dのうち断線された回路の位置及び数により、構造物10の破損の状態を詳細に把握することができる。また、センサシート21には破断予定部21aが設けられ、各検知回路22A〜Dがその破断予定部21aの延在方向に順番に並ぶように破断予定部21aを横断しているため、センサシート21における破断予定部21aでの破断が進行すると、各検知回路22A〜Dのうち断線する検知回路が段階的に増えていくことになる。即ち、破断予定部21aによりセンサシート21の破断位置及び方向を予め決めておくことで、破損の進行と断線した検知回路22A〜Dの数との間の相関性が高まり、構造物10の破損の進行度合いを的確に把握することができる。
Further, since the plurality of
また、構造物10に破損が生じてベースシート20のセンサ支持部20aに歪みが生じると、その歪みがマイクロ抵抗溶接部Wを介してセンサシート21に伝達されて破断予定部21aにて安定して破断を生じさせることができる。そして、構造物10に破損検知センサ11を取り付ける際には、センサシート21を構造物10に接触させずに済むので、ベースシート20の少なくともセンサ支持部20aを構造物10に単に貼り付ければよく、取付作業を簡単に行うことができる。また、RFIDタグ23A〜D及びアンテナ回路24A〜Dは、破断するセンサシート21ではなくベースシート20に搭載されるので、RFIDタグ23A〜D及びアンテナ回路24A〜Dが安定的に保持され、安定した無線通信を行うことができる。
Further, when the
(第2実施形態)
図4は、第2実施形態に係る破損検知センサ111の断面図である。なお、第1実施形態と共通する構成については同一符号を付して説明を省略する。図4に示すように、第2実施形態では、アンテナ回路24A〜Dは、破損検知センサ111の接着面120c(構造物10と接着される裏面)とアンテナ回路24A〜Dとの間の距離が接着面120cと検知回路22A〜Dとの間の距離よりも大きくなるように配置されている。具体的には、ベースシート120は、RFID支持部120bがセンサ支持部120aよりも厚肉になるように形成されている。なお、RFID支持部120bは、中実で厚肉化する代わりに中空状で外形を厚肉化してもよい。このような構成によれば、構造物10が金属製であるときに、アンテナ回路24A〜Dが構造物10の表面から離れるため、無線品質の安定化を図ることができる。なお、他の構成は前述した第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
(Second Embodiment)
FIG. 4 is a cross-sectional view of the
(第3実施形態)
図5は、第3実施形態に係る破損検知センサ211の断面図である。なお、第1実施形態と共通する構成については同一符号を付して説明を省略する。図5に示すように、第3実施形態では、アンテナ回路24A〜Dは、破損検知センサ211の接着面220c(構造物10と接着される裏面)とアンテナ回路24A〜Dとの間の距離が接着面220cと検知回路22A〜Dとの間の距離よりも大きくなるように配置されている。
(Third embodiment)
FIG. 5 is a cross-sectional view of the
具体的には、ベースシート220は、センサ支持部220aとRFID支持部220bとの間に屈曲部220dを有し、RFID支持部220bがセンサ支持部220aに重なるように折り返されている。RFID支持部220bのうちセンサ支持部220aと対向する面には端子回路25A〜Dが形成され、RFID支持部220bのうちセンサ支持部220aと反対側の面にはRFIDタグ23A〜D及びアンテナ回路24A〜Dが搭載されている。RFIDタグ23A〜Dと端子回路25A〜DとはRFID支持部220bの貫通孔を通して導通されている。なお、RFIDタグ23A〜Dはアンテナ回路24A〜Dと反対側の面(センサシート21に対向する面)に配置されてもよい。また、センサ支持部220aとRFID支持部220bとを屈曲部220dで連続させる代わりに、センサ支持部220aとRFID支持部220bとを互いに分離した構成としてもよい。
Specifically, the
RFID支持部220bは、センサ支持部220aに接続部材226(例えば、面ファスナー又は接着材等)により固定されてセンサ支持部220aに重なった状態が維持される。このような構成によれば、構造物10が金属製であるときに、アンテナ回路24A〜Dが構造物10の表面から離れるため、無線品質の安定化を図ることができる。なお、他の構成は前述した第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
The
(第4実施形態)
図6は、第4実施形態に係る破損検知センサ311の平面図である。図6に示すように、第4実施形態の破損検知センサ311では、ベースシートが無く、1枚のセンサシート321に、複数の検知回路322A〜D、複数のRFIDタグ23A〜D及び複数のアンテナ回路24A〜Dが搭載されている。各検知回路322A〜Dは、各RFIDタグ23A〜Dにそれぞれ電気的に接続されている。各RFIDタグ23A〜Dは、各アンテナ回路24A〜Dにそれぞれ電気的に接続されている。
(Fourth embodiment)
FIG. 6 is a plan view of a
センサシート321には、他の部位よりも脆弱な線状の破断予定部321aが形成されている。本実施形態では、破断予定部321aはミシン目であるが、例えば薄肉部や切込部等でもよい。各検知回路322A〜Dは、センサシート321上の互いに異なる位置で破断予定部321aを横断している。各検知回路322A〜Dは、破断予定部321aの一方側から他方側に向けて順番に並んでいる。検知回路322A〜Dの各々は、破断予定部321aを蛇行状に横断しているが、蛇行状でない形状としてもよい。
The
RFIDタグ23A〜D及びアンテナ回路24A〜Dは、センサシート321上において破断予定部321aを挟んだ一方側と他方側とに分かれて分散配置されている。図6の例では、RFIDタグ23A〜D及びアンテナ回路24A〜Dは、破断予定部321aを挟んだ一方側と他方側とに交互に配置されている。なお、RFIDタグ23A〜D及びアンテナ回路24A〜Dのレイアウトはこれに限られず、例えば、破断予定部321aから見て一方側に全てのRFIDタグ23A〜D及びアンテナ回路24A〜Dが配置されるなどしてもよい。
The RFID tags 23A to 23D and the
このような構成によれば、センサシート321が破断予定部321aの一部のみで破断した場合にも、複数の検知回路322A〜Dのうち何れか1つが断線することで、断線検知の可能性を高めることができ、破損検知センサ311の感度が向上する。また、検知回路322A〜Dが破断予定部321aを蛇行状に繰り返し横断しているので、センサシート21が破断予定部21aの一部の小さい領域で破断した場合にも、検知回路322A〜Dが断線する可能性を高めることができ、検知感度が向上する。なお、他の構成は前述した第1実施形態と同様であるため説明を省略する。また、このベースシートを用いずにセンサシート上にRFIDタグやアンテナ回路を搭載する態様は、前述した別の各実施形態の構成に適用されてもよい。
According to such a configuration, even when the
なお、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、その構成を変更、追加、又は削除することができる。例えば、1つの実施形態中の一部の構成又は方法を他の実施形態に適用してもよく、実施形態中の一部の構成は、その実施形態中の他の構成から分離して任意に抽出可能である。前述した各破損検知センサは、疲労亀裂を検知するために用いられる以外にも、ボルト破断、車体部品外れ、重要機器の蓋外れ、膨らみ等の破損現象を検知するために用いられてもよい。 In addition, this invention is not limited to embodiment mentioned above, The structure can be changed, added, or deleted. For example, some configurations or methods in one embodiment may be applied to other embodiments, and some configurations in the embodiments may be arbitrarily separated from other configurations in the embodiment. Extraction is possible. Each of the above-described breakage detection sensors may be used for detecting a breakage phenomenon such as bolt breakage, body part detachment, important device lid detachment, swelling, and the like in addition to detecting fatigue cracks.
10 構造物
11,111,211,311 破損検知センサ
20,120,220 ベースシート
20a,120a,220a センサ支持部
20b,120b,220b RFID支持部
21,321 センサシート
21a,321a 破断予定部
22A〜D,322A〜D 検知回路
23A〜D RFIDタグ
24A〜D アンテナ回路
220d 屈曲部
DESCRIPTION OF
Claims (8)
前記構造物に取り付けられるセンサシートと、
前記センサシート上の互いに異なる位置に形成され、所定の方向に順番に並んで破損の進行に応じて順次、断線する複数の検知回路と、
前記複数の検知回路にそれぞれ電気的に接続され、前記検知回路が断線すると自己の検知情報が書き換えられる複数のパッシブRFIDタグと、
前記複数のパッシブRFIDタグにそれぞれ電気的に接続された複数のアンテナ回路と、を備える、破損検知センサ。 A sensor that is attached to a structure and detects breakage of the structure,
A sensor sheet attached to the structure;
A plurality of detection circuits that are formed at different positions on the sensor sheet, and are sequentially disconnected in accordance with the progress of breakage in order in a predetermined direction;
A plurality of passive RFID tags that are electrically connected to the plurality of detection circuits, respectively, and that their detection information is rewritten when the detection circuit is disconnected,
And a plurality of antenna circuits electrically connected to the plurality of passive RFID tags.
前記複数の検知回路は、互いに異なる位置で前記破断予定部を横断している、請求項1に記載の破損検知センサ。 The sensor sheet has a portion to be broken,
The breakage detection sensor according to claim 1, wherein the plurality of detection circuits cross the planned fracture portion at different positions.
前記ベースシートのセンサ支持部は、前記センサシートとは反対側の裏面において前記構造物に貼り付けられる接着面を有する、請求項2又は3に記載の破損検知センサ。 The sensor sheet is further stacked, and further includes a base sheet having a sensor support portion to which the sensor sheet is fixed on both sides of the planned fracture portion,
The damage detection sensor according to claim 2 or 3, wherein the sensor support portion of the base sheet has an adhesive surface that is attached to the structure on the back surface opposite to the sensor sheet.
前記RFID支持部は、前記センサ支持部に重ねられる、請求項6に記載の破損検知センサ。 The base sheet further includes a bent portion between the sensor support portion and the RFID support portion,
The damage detection sensor according to claim 6, wherein the RFID support portion is overlaid on the sensor support portion.
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