JP2019144865A - 車両への商品配送システム及び車両への商品配送方法 - Google Patents

車両への商品配送システム及び車両への商品配送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】店舗から走行中の車両に商品を配送することができる車両への商品配送システムを提供する。【解決手段】車両への商品配送システムは、現在地、目的地及び走行経路を管理可能な車両と、車両の乗員によって操作可能であって、商品の発注が可能な通信情報端末と、通信情報端末からアクセス可能なインターネット上に発注ウェブサイトが展開され、無人飛行体による商品の配送が可能な複数の店舗と、を備え、通信情報端末は、車両から車両の走行経路の取得が可能であって、車両の走行経路上又は走行経路の近傍の少なくとも一つの店舗を選択可能であり、選択された店舗は、店舗から車両に向けて無人飛行体を飛行させ、商品を配送する。【選択図】 図2

Description

本開示は、車両への商品配送システム及び車両への商品配送方法に関する。
特許文献1には、無人飛行体による運搬方法が開示されている。かかる運搬方法に用いられる無人飛行体は、無人飛行体の自動飛行を可能とした自動操縦手段と、自動操縦を安定させる自律飛行制御手段と、グローバルポジショニングシステムにより無人飛行体の位置情報及び高度情報を取得する測位手段と、目的地の位置情報が記憶される記憶手段と、記憶手段に入力された目的地の位置情報と測位手段により得られた無人飛行体の位置情報とに基づき、無人飛行体の飛行を制御する飛行制御手段と、運搬物を収容する運搬物収容部と、を備えている。
特開2005−263112号公報
特許文献1が開示する無人飛行体を用いた運搬方法では、運搬物の収容後又は予め記憶手段に入力された目的地の位置情報に基づき、無人飛行体を飛行させて運搬物を運搬するために、車両の走行経路上又は走行経路の近傍の店舗から走行中の車両に商品を配送させることができない。
上述の事情に鑑みて、本発明の少なくとも一実施形態は、車両の走行経路又は走行経路の近傍の店舗から走行中の車両に商品を配送することができる車両への商品配送システム及び車両への商品配送方法を提供することを目的とする。
(1)本発明の少なくとも一実施形態に係る車両への商品配送システムは、現在地、目的地及び走行経路を管理可能な車両と、前記車両の乗員によって操作可能であって、商品の発注が可能な通信情報端末と、前記通信情報端末からアクセス可能なインターネット上に発注ウェブサイトが展開され、無人飛行体による商品の配送が可能な複数の店舗と、を備え、前記通信情報端末は、前記車両から前記車両の走行経路の取得が可能であって、前記複数の店舗の中から前記車両の走行経路上又は走行経路の近傍の店舗を選択可能であり、前記選択された店舗は、前記店舗から前記車両に向けて前記無人飛行体を飛行させ、商品を配送する。
上記(1)の構成によれば、通信情報端末は、車両から車両の走行経路の取得が可能であって、複数の店舗の中から車両の走行経路上又は走行経路の近傍の店舗を選択可能であり、選択された店舗は、店舗から車両に無人飛行体を飛行させ、商品を配送する。これにより、車両の走行経路又は走行経路の近傍の店舗から走行中の車両に商品を配送することができる。
(2)幾つかの実施形態では、上記(1)の構成において、前記通信情報端末は、前記選択された店舗の位置と前記通信情報端末の位置とに基づいて、前記無人飛行体の飛行時間が最も短くなるように、無人飛行体の離陸タイミングを決定する。
上記(2)の構成によれば、通信情報端末は、無人飛行体の飛行時間が最も短くなるように、無人飛行体の離陸タイミングを決定するので、無人飛行体を効率的に飛行させることができる。
(3)幾つかの実施形態では、上記(1)又は(2)の構成において、前記通信情報端末は、通信機能及びGPS機能を含むとともに、前記無人飛行体は、GPSシステム及び通信システムを含み、前記無人飛行体は、前記通信情報端末との間で通信を繰り返すことによって、前記無人飛行体と前記通信情報端末の距離が最小となるように飛行する。
上記(3)の構成によれば、無人飛行体は、通信情報端末との間で通信を繰り返すことによって、無人飛行体と通信情報端末の距離が最小となるように飛行するので、無人飛行体は、走行中の車両に向けて最短距離を飛行することができる。
(4)幾つかの実施形態では、上記(1)から(3)の何れか一つの構成において、前記車両は、前記無人飛行体の着陸及び離陸が可能である。
上記(4)の構成によれば、車両は、無人飛行体の着陸及び離陸が可能であるので、車両に無人飛行体が着陸した状態で商品の受け渡しをすることができる。
(5)幾つかの実施形態では、上記(4)の構成において、前記無人飛行体及び前記車両は、それぞれが近距離通信システムを備え、前記無人飛行体が前記車両に着陸する場合に相互に通信を行う。
上記(5)の構成によれば、無人飛行体が車両に着陸する場合に相互に通信を行うので、無人飛行体と車両とが相互に手順を確認して無人飛行体を着陸させることができる。
(6)幾つかの実施形態では、上記(1)から(5)の何れか一つの構成において、前記車両は、ルーフに開閉可能なサンルーフと、前記サンルーフの開閉が可能なルーフ開閉装置と、を備え、前記ルーフ開閉装置は、前記無人飛行体から前記車両に商品を受け渡す場合に前記サンルーフを開放する。
上記(6)の構成によれば、無人飛行体から車両に商品を受け渡す場合にサンルーフを開放するので、無人飛行体から走行中の車両に商品を円滑に受け渡すことができる。
(7)幾つかの実施形態では、上記(6)の構成において、前記無人飛行体は、前記商品が荷詰めされた商品箱を吊り下げる小型のウインチを備え、前記小型のウインチは、前記無人飛行体から前記車両に商品を受け渡す場合に前記商品箱を前記車両の車室内に吊り下ろす。
上記(7)の構成によれば、無人飛行体から車両に商品を受け渡す場合に商品箱を車両の車室内に吊り下ろすので、無人飛行体から車両の乗員に商品を確実に受け渡すことができる。
(8)本発明の少なくとも一実施形態に係る車両への商品配送方法は、車両の走行経路上又は走行経路の近傍の店舗に対して商品の発注を可能にするとともに、当該店舗から走行中の車両に対して無人飛行体を用いて商品の配送を可能にする車両への商品の配送方法であって、前記店舗は、インターネット上に発注ウェブサイトが展開され、前記発注ウェブサイトに対して通信情報端末から商品の発注が可能であり、前記通信情報端末から前記発注ウェブサイトに対して商品が発注された場合に商品を配送する無人飛行体に対して前記通信情報端末が関連付けられ、前記通信情報端末と関連付けられた無人飛行体は、前記通信情報端末との間で通信を繰り返すことによって、前記通信情報端末と関連付けられた無人飛行体と前記通信情報端末との距離が最小となるように、前記通信情報端末に関連づけられた無人飛行体を飛行させ、前記走行中の車両に対して商品を配送する。
上記(8)の方法によれば、通信情報端末と関連付けられた無人飛行体は、通信情報端末との間で通信を繰り返すことによって、通信情報端末と関連付けられた無人飛行体と通信情報端末との距離が最小となるように、通信情報端末に関連付けられた無人飛行体を飛行させ、走行中の車両に対して商品を配送する。これにより、車両の走行経路又は走行経路の近傍の店舗から走行中の車両に商品を配送することができる。
本発明の少なくとも一実施形態によれば、両の走行経路又は走行経路の近傍の店舗から走行中の車両に商品を配送することができる。
本発明の一実施形態に係る車両への商品配送システムを示す概念図である。 図1に示した車両への商品配送システムの構成を概略的に示すブロック図である。 図1に示した車両に無人飛行体が着陸した状態を示す概念図である。 図1に示した車両に無人飛行体に商品を受け渡す状態を示す概念図である。 図1に示した通信情報端末及び店舗における手順を示すフローチャートである。 図1に示した無人飛行体及び車両における手順を示すフローチャートである。 図1に示した無人飛行体、データセンタ及び通信情報端末における手順を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
また例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
図1は、本発明の一実施形態に係る車両への商品配送システム1を示す概念図である。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る商品配送システム1は、車両5の走行経路上又は走行経路の近傍の店舗3に対して商品の発注を可能にするとともに、該店舗3から走行中の車両5に対して無人飛行体4を用いて商品の配送を可能とするものである。
車両5は、例えば、自動運転可能な車両であるが、車両5の現在地、車両5の目的地及び車両5の走行経路を特定できるものであれば、自動運転可能な車両に限られるものではない。
店舗3は、例えば、コンビニエンスストア等であるが、商品が管理され、商品の配送が可能であれば、実店舗を有する店舗に限られるものではない。
無人飛行体4は、例えば、ドローンと称されるマルチコプター式の無人航空機であるが、自律飛行が可能であれば、マルチコプター式の無人航空機に限られるものではない。
図2は、図1に示した車両への商品配送システム1の構成を概略的に示すブロック図である。図3は、図1に示した車両に無人飛行体が着陸した状態を示す概念図である。図4は、図1に示した車両に無人飛行体に商品を受け渡す状態を示す概念図である。
図2に示すように、本発明の一実施形態に係る車両への商品配送システム1は、通信情報端末2、店舗3、無人飛行体4及び車両5を備えて構成される。
[通信情報端末]
通信情報端末2は、商品が配送される車両5から車両5の現在位置、目的地及び走行経路を取得可能であり、商品が配送される車両5の走行経路上又は走行経路の近傍の店舗3に対して商品の発注が可能である。
通信情報端末2は、例えば、スマートフォンで構成され、通信機能21、情報処理機能22及びGPS(Global Positioning System)機能23を有している。
通信情報端末2は、本発明の一実施形態に係る車両への商品配送システム1を実現するアプリケーションソフトウエア(以下「アプリ」という)をインストールすることにより、商品が配送される車両5から車両5の現在位置、目的地及び走行経路を取得可能となり、商品が配送される車両5の走行経路上又は走行経路の近傍の店舗3に対して商品の発注が可能となる。
商品が配送される車両5の現在位置、目的地及び走行経路は、通信情報端末2が車両5と通信路を確立することによって通信情報端末2が車両5から直接取得することも可能であるが、車両5と後述するデータセンタ6とが通信路を確立するとともに、通信情報端末2とデータセンタ6とが通信路を確立することによって通信情報端末2がデータセンタ6を介して車両5から取得することも可能である。
通信情報端末2は、例えば、商品が配送される車両5の乗員によって操作され、通信情報端末2が有するGPS機能によって得られる通信情報端末2の位置を商品が配送される車両の現在位置とするが、通信情報端末2が車両5から車両5の現在位置を逐次取得し、通信情報端末2が逐次取得する車両5の現在位置を商品が配送される車両5の現在位置としてもよい。
また、通信情報端末2にカーナビゲーションシステム(以下「カーナビ」という)を実現するアプリをインストールすることにより、通信情報端末2をカーナビとして用いている場合には、通信情報端末2が管理する車両5の現在位置、目的地及び走行経路を商品が配送される車両5の現在位置、目的地及び走行経路としてもよい。
商品が配送される車両5の走行経路上又は走行経路の近傍の店舗3は、商品が配送される車両5の走行経路又は走行経路の近傍の店舗3の中からインターネット上に発注ウェブサイト(以下「発注サイト」という)を展開するとともに無人飛行体4による商品の配送が可能な店舗であり、通信情報端末2は、車両5の現在位置、目的地及び走行経路に基づいて少なくとも一つの店舗が選択可能な候補として表示可能である。
商品の発注は、通信情報端末2に表示された店舗の中からユーザが一の店舗を選択することにより開始され、ユーザが通信情報端末2に表示された一の店舗を選択すると、通信情報端末2はインターネット上の当該店舗の発注サイトから発注可能な商品の情報を取得し、通信情報端末2に選択(発注)可能に表示する。
商品の発注の確定は、通信情報端末2に表示された商品の中から一又は二以上の商品を選択し、所定の操作により確定する。所定の操作は、例えば、配送先を特定するための情報及び代金を決済するための情報の入力操作である。
本発明の一実施形態に係る車両への商品配送システム1において、商品の配送先は走行中の車両であるから、配送先を特定するための情報には、少なくとも、通信情報端末2の識別符号及び車両5の識別符号が含まれる。
[店舗]
店舗3は、上述したように、インターネット上に発注サイトを展開するとともに、無人飛行体4による商品の配送が可能な店舗であり、通信システム31、商品管理システム32を備えている。店舗3は、インターネット上の発注サイトから商品の発注情報の通知を受け取ると、発注された商品のピッキング及び検品を行い、発注された商品が商品箱33に詰める(商品の荷詰め)。商品の荷詰めは、人手によって行ってもよいが、自動荷詰めロボットによって行ってもよい。
商品箱33の中には、例えば、カメラ331が設置され、商品箱33に詰められた商品の撮影が可能であり、カメラ331で撮影された画像は、例えば、データセンタ6に送信可能である。
[無人飛行体]
無人飛行体4は、上述したように、例えば、ドローンと称されるマルチコプター式の無人航空機であり、自律飛行が可能であって、商品が配送される走行中の車両5に向けて無人飛行が可能である。
無人飛行体4は、制御システム41、遠距離通信システム42及びGPSシステム43を備えている。これにより、無人飛行体4は、遠距離通信システム42を用いて通信情報端末2の位置(車両5)の位置を逐次取得可能であり、GPSシステム43を用いて現在位置(無人飛行体4の位置)を逐次計測可能である。これにより、無人飛行体4は、通信情報端末2の位置(車両5の位置)と無人飛行体4の位置とが最小となるように飛行(自律飛行)することによって、無人飛行体4は、商品を配送する車両5に向けて飛行が可能となる。
図3に示すように、無人飛行体4は、車両5に着陸可能かつ車両5から離陸可能であり、無人飛行体4が車両5に商品の受け渡しを始める前に車両5に着陸し、無人飛行体4から車両5に商品の受け渡しが終えた後に車両5から離陸する。
また、無人飛行体4は、更に、近距離通信システム44を備えている。これにより、無人飛行体4は、近距離通信システム44を用いて車両5と通信可能であり、車両5に対して着陸許可を求める信号及びルーフの開放を指示する信号を送信可能であり、着陸許可を含む信号を受信可能である。
近距離通信システム44は、例えば、赤外線通信システムであり、例えば、信号の送信はIrDA規格の赤外線を照射することによって行われ、信号の受信はIrDA規格の赤外線を照射されることによって行われる。
図4に示すように、無人飛行体4は、例えば、小型のウインチ45を備えている。小型のウインチ45は、無人飛行体4に商品箱33を吊り下げるためのものであり、店舗3で商品が荷詰めされた商品箱33が吊り下げられ、無人飛行体4が車両5に着陸した後に無人飛行体4から車両5の内部(車室内)に商品箱33が吊り下ろされ、商品箱33から商品が取り出された後に商品箱33が吊り上げられる。
[車両]
車両5は、店舗3から走行中の車両5に対して配送された商品の受け取りが可能な車両であって、図2に示すように、制御システム51、カーナビゲーションシステム52(以下「カーナビ52」という)を備えている。
カーナビ52は、現在位置から目的地までの経路案内が可能であり、GPS及び地図データを含んで構成され、表示画面及び操作画面を表示可能な表示部を備えている。これにより、カーナビ52を起動すると、表示部の表示画面に現在位置とともに現在位置を含む地図が表示され、ユーザは操作画面から目的地の入力が可能となる。ユーザがカーナビの操作画面から目的地を入力すると、カーナビ52は現在位置から目的地までの走行経路(候補)を選択し表示画面に表示する。これにより、ユーザは走行経路の承認又は走行経路の変更が可能となり、ユーザによる走行経路の承認又は走行経路の変更操作の完了によってカーナビ52は走行経路を確定する。これにより、カーナビ52は、現在位置、目的地及び走行経路の情報を保有し、現在位置の情報は逐次更新される。
また、車両5は、車両5のルーフに開閉可能なサンルーフ531(ルーフ開閉装置53)を備えている。ルーフ開閉装置53は、店舗3から走行中の車両5に配送された商品を無人飛行体4から受け取る場合にサンルーフ531を開放可能である。
また、車両5は、更に、近距離通信システム54を備えている。これにより、車両5は、近距離通信システム54を用いて無人飛行体4と通信可能であり、無人飛行体4から着陸許可を求める信号を受信可能であり、無人飛行体4に対して着陸許可を含む信号を送信可能である。
近距離通信システム54は、例えば、赤外線通信システムであり、例えば、信号の送信はIrDA赤外先を照射することによって行われ、信号の受信はIrDA規格の赤外線を照射されることによって行われる。
[データセンタ]
図2に示すように、本発明の一実施形態に係る車両への商品配送システム1は、更に、データセンタ6を備えて構成される。
データセンタ6は、例えば、通信情報端末2、店舗3、無人飛行体4及び車両5と通信路が確立可能であり、通信情報端末2の識別符号、車両の現在位置、目的地及び走行経路等の情報の受け渡しが可能である。
また、データセンタ6は、更に、画像識別AI61及び演算部62を備えており、商品箱33の中に設置されたカメラ331から送信された画像を判別することにより配送した商品の合計金額(代金)の計算が可能であり、通信情報端末2に対して配達完了の承認が依頼可能である。
上述した本発明の一実施形態に係る車両5への商品配送システム1によれば、通信情報端末2は、車両5から車両5の走行経路の取得が可能であって、複数の店舗3の中から車両5の走行経路上又は走行経路の近傍の店舗3を選択可能であり、選択された店舗3は、店舗3から車両5に無人飛行体4を飛行させ、商品を配送する。これにより、車両5の走行経路又は走行経路の近傍の店舗から走行中の車両に商品を配送することができる。
図4から図7は、本発明の一実施形態に係る車両への商品配送システムにおける制御手順を示すフローチャートである。
図4から図7に示すように、本発明の一実施形態に係る商品の配送方法では、走行中の車両5の乗員(ユーザ)が店舗3に対して商品を発注し、当該店舗3から当該車両5に対して無人飛行体4を用いて商品を配送する。
図5に示すように、本発明の一実施形態に係る商品の配送方法では、走行中の車両5の乗員(以下「ユーザ」という)が通信情報端末2にインストールされた、本発明の一実施形態に係る商品の配送方法を実現するアプリを起動する(ステップS21)。
ユーザが通信情報端末2にインストールされたアプリを起動すると、通信情報端末2は車両5と通信路を確立し、通信情報端末2は車両5から車両5の現在位置、目的地及び走行経路を取得する(ステップS22)。
通信情報端末2が車両5から車両5の現在位置、目的地及び走行経路を取得すると、通信情報端末2は車両5の走行経路又は走行経路の近傍の店舗の中からインターネット上に発注サイトを展開するとともに無人飛行体4による商品の配送が可能な店舗の情報をインターネット上のウェブサイトから取得し、商品の発注が可能な店舗として通信情報端末2に選択可能に表示する(ステップS23)。
ユーザが通信情報端末2に表示された店舗の中から一の店舗を選択すると(ステップ24:Yes)、通信情報端末2はインターネット上の当該店舗の発注サイトから発注可能な商品の情報を取得し、通信情報端末2に発注可能な商品を選択(発注)可能に表示する(ステップS25)。
ユーザが通信情報端末2に表示された商品の中から一又は二以上の商品を選択し(ステップS26:Yes)、所定の操作によりインターネット上の発注サイトから商品の発注を確定すると(ステップS27:Yes)、インターネット上の発注サイトは店舗3に商品の発注情報を通知し(ステップS31)、通信情報端末2は店舗3から商品の配送準備が完了した旨が通知するまで待機する(ステップS28)。
ここで、インターネット上の発注サイトが店舗3に通知する商品の発注情報には、発注された商品の情報のほかに、商品の配送先の情報が含まれる。本発明の一実施形態に係る車両への商品方法では、商品の配送先の情報として、少なくとも通信情報端末2の識別符号が含まれる。
店舗3がインターネット上の発注サイトから商品の発注情報の通知を受け取ると(ステップS31:Yes)、当該店舗3は発注された商品のピッキング及び検品を行い(ステップS32)、発注された商品を商品箱に詰める(商品の荷詰め)(ステップS33)。
店舗3が商品の荷詰めを完了し、商品箱33を無人飛行体4に吊り下げるとともに無人飛行体4に商品の配送先(通信情報端末2(車両5))を設定すると、無人飛行体4に通信情報端末2(車両5)が関連付けられ、店舗3は商品の発送準備が完了する。店舗3が商品の発送準備を完了すると(ステップS34:Yes)、店舗3は通信情報端末2に対して商品の発送準備が完了した旨を通知し(ステップS35)、無人飛行体は通信情報端末から商品の配送依頼が通知されるまで待機する(配送依頼待ち)(ステップS41)。
通信情報端末2が店舗3から商品の配送準備が完了した旨の通知を受け取ると(ステップS28:Yes)、通信情報端末2は店舗3(無人飛行体4)の位置と通信情報端末2の位置(車両5の位置)とに基づいて配送開始タイミング(無人飛行体4の離陸タイミング)を決定する(ステップS29)。無人飛行体4の離陸タイミングは、例えば、無人飛行体4の飛行時間が最も短くなるように決定される。通信情報端末2は無人飛行体4の離陸タイミングを決定すると、無人飛行体4に配送依頼を通知する(ステップS30)。
図6に示すように、無人飛行体4は通信情報端末2から配送依頼の通知を受け取ると(ステップS41:Yes)、無人飛行体4は通信情報端末2で決定された離陸タイミングで商品の配送を開始する(配送開始)(ステップS42)。無人飛行体4が商品の配送を開始すると、無人飛行体4と通信情報端末2(車両5)との間で通信を繰り返すことによって、無人飛行体4と通信情報端末2(車両5)の距離が最小となるように、無人飛行体4を飛行させる(ステップS43)。
無人飛行体4は無人飛行体4と通信情報端末2(車両5)との距離が所定の距離(第1の距離)よりも近づくと(ステップS44:Yes)、車両5に向けて近距離通信信号を送信する(ステップS45)。第1の距離は、例えば、無人飛行体4と車両5とが近距離通信が可能となる距離であり、例えば、1メートルである。近距離通信信号は、例えば、赤外線通信信号であり、例えば、近距離通信信号の送信はIrDA規格の赤外線を照射することによって行われる。
車両5は無人飛行体4から近距離通信信号を受信すると(ステップS51)、車両5は無人飛行体4に向けて着陸許可を含む近距離通信信号を送信する(ステップS52)。着陸許可を含む近距離通信信号は、例えば、着陸許可を含む赤外線通信信号であり、例えば、近距離通信信号の送信はIrDA規格の赤外線を照射することによって行われる。尚、車両5が無人飛行体4に向けて着陸許可を含む近距離通信信号を送信するのは、所定の時間であり(ステップS53)、所定時間を超えると(タイムアウト)着陸許可を含む近距離通信信号の送信を終了する(ステップS54)。
無人飛行体4は車両5から着陸許可を含む近距離通信信号を受信すると、無人飛行体4は車両5に接近する(ステップ46)。無人飛行体4は無人飛行体4と車両5のルーフとの距離が所定の距離(第2の距離)よりも近づくと、ルーフ開放の指示を含む近距離通信信号を送信する(ステップS47)。第2の距離は、例えば、無人飛行体4が車両5に着陸可能となる距離であり、例えば、50センチメートルである。ルーフ開放の指示を含む近距離通信信号は、例えば、ルーフ開放の指示を含む赤外線通信信号であり、例えば、近距離通信信号の送信はIrDA規格の赤外線を照射することによって行われる。
車両5は無人飛行体4からルーフ開放の指示を含む近距離通信信号を受信すると(ステップS55)、車両5はサンルーフ531を開放し、無人飛行体4から吊り下げられた商品箱33の車室内への受け入れを可能にする(ステップS56)。
無人飛行体4は車両5に着陸すると(ステップS48)、無人飛行体4は無人飛行体4から商品箱33を吊り下ろし(ステップS49)、車両5は商品箱33を車室内に受け入れる。これにより、ユーザは商品箱33から発注した商品の取り出しが可能となる。
図7に示すように、商品箱33から商品が取り出されると、商品箱に設置されたカメラ331が商品が取り出された後の商品箱の中の様子を撮影し(ステップS71)、その撮影画像をデータセンタ6に送信する(ステップS72)。
データセンタ6は、商品箱33に設置されたカメラ331から送信された撮影画像を受信すると(ステップS61:Yes)、撮影画像を判別し、取り出された商品とその商品の合計金額(請求金額)を算出する(ステップS62)。そして、データセンタ6は、通信情報端末2に対して商品の配送完了の承認依頼を通知する(ステップS63)。
通信情報端末2はデータセンタ6から商品の配送完了の承認依頼の通知を受け取ると(ステップS71)、通信情報端末2は商品の配送完了の承認が可能となり、ユーザの操作により商品の配送完了の承認が可能となる。ユーザの操作により通信情報端末2が商品の配送完了の承認をすると(ステップS72:Yes)、通信情報端末2は商品の配送完了の承認がされた旨を無人飛行体4、データセンタ6及び店舗3に通知する。
無人飛行体4は、通信情報端末2から商品の配送完了の承認がされた旨の通知を受け取ると(ステップS34:Yes)、商品箱33を吊り上げ、車両5から離陸し、店舗3に向けて帰投する(ステップS74)。
上述した本発明の一実施形態に係る車両5への商品配送方法によれば、通信情報端末2と関連付けられた無人飛行体4は、通信情報端末2との間で通信を繰り返すことによって、通信情報端末2と関連付けられた無人飛行体4と通信情報端末2との距離が最小となるように、通信情報端末2に関連付けられた無人飛行体4を飛行させ、走行中の車両5に対して商品を配送する。これにより、車両5の走行経路又は走行経路の近傍の店舗3から走行中の車両5に商品を配送することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、上述した実施形態に変形を加えた形態や、これらの形態を適宜組み合わせた形態も含む。
1 車両への商品配送システム
2 通信情報端末
21 通信機能
22 情報処理機能
23 GPS機能
3 店舗
31 通信システム
32 商品管理システム
33 商品箱
331 カメラ
4 無人飛行体
41 制御システム
42 遠距離通信システム
43 GPSシステム
44 近距離通信システム
45 小型のウインチ
5 車両
51 制御システム
52 カーナビゲーションシステム(カーナビ)
53 ルーフ開閉装置
531 サンルーフ
54 近距離通信システム
6 データセンタ

Claims (8)

  1. 現在地、目的地及び走行経路を管理可能な車両と、
    前記車両の乗員によって操作可能であって、商品の発注が可能な通信情報端末と、
    前記通信情報端末からアクセス可能なインターネット上に発注ウェブサイトが展開され、無人飛行体による商品の配送が可能な複数の店舗と、
    を備え、
    前記通信情報端末は、前記車両から前記車両の走行経路の取得が可能であって、前記複数の店舗の中から前記車両の走行経路上又は走行経路の近傍の店舗を選択可能であり、
    前記選択された店舗は、前記店舗から前記車両に向けて前記無人飛行体を飛行させ、商品を配送すること、
    を特徴とする車両への商品配送システム。
  2. 前記通信情報端末は、前記選択された店舗の位置と前記通信情報端末の位置とに基づいて、前記無人飛行体の飛行時間が最も短くなるように、無人飛行体の離陸タイミングを決定することを特徴とする請求項1に記載の車両への商品配送システム。
  3. 前記通信情報端末は、通信機能及びGPS機能を含むとともに、
    前記無人飛行体は、GPSシステム及び通信システムを含み、
    前記無人飛行体は、前記通信情報端末との間で通信を繰り返すことによって、前記無人飛行体と前記通信情報端末の距離が最小となるように飛行すること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の車両への商品配送システム。
  4. 前記車両は、前記無人飛行体の着陸及び離陸が可能であること、
    を特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の車両への商品配送システム。
  5. 前記無人飛行体及び前記車両は、それぞれが近距離通信システムを備え、
    前記無人飛行体が前記車両に着陸する場合に相互に通信を行うこと、
    を特徴とする請求項4に記載の車両への商品配送システム。
  6. 前記車両は、
    ルーフに開閉可能なサンルーフと、
    前記サンルーフの開閉が可能なルーフ開閉装置と、
    を備え、
    前記ルーフ開閉装置は、前記無人飛行体から前記車両に商品を受け渡す場合に前記サンルーフを開放すること、
    を特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の車両への商品配送システム。
  7. 前記無人飛行体は、前記商品が荷詰めされた商品箱を吊り下げる小型のウインチを備え、前記小型のウインチは、前記無人飛行体から前記車両に商品を受け渡す場合に前記商品箱を前記車両の車室内に吊り下ろすこと、
    を特徴とする請求項6に記載の車両への商品配送システム。
  8. 車両の走行経路上又は走行経路の近傍の店舗に対して商品の発注を可能にするとともに、当該店舗から走行中の車両に対して無人飛行体を用いて商品の配送を可能にする車両への商品の配送方法であって、
    前記店舗は、インターネット上に発注ウェブサイトが展開され、前記発注ウェブサイトに対して通信情報端末から商品の発注が可能であり、
    前記通信情報端末から前記発注ウェブサイトに対して商品が発注された場合に商品を配送する無人飛行体に対して前記通信情報端末が関連付けられ、
    前記通信情報端末と関連付けられた無人飛行体は、前記通信情報端末との間で通信を繰り返すことによって、前記通信情報端末と関連付けられた無人飛行体と前記通信情報端末との距離が最小となるように、前記通信情報端末に関連づけられた無人飛行体を飛行させ、
    前記走行中の車両に対して商品を配送する、
    ことを特徴とする車両への商品配送方法。
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