JP2019144622A - 動画再生装置および動画再生方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】幼児向けの動画コンテンツの動画再生装置において、幼児の動画コンテンツに対する興味判定が適切にできない。【解決手段】動画再生装置11は、複数の動画コンテンツの中から任意の動画コンテンツを再生する動画再生装置であって、視聴者の撮影画像から前記視聴者の視線の方向を検出する第一検出部201と、前記視聴者の動作の変化から前記視聴者の動きの有無を検出する第二検出部202と、動画コンテンツの再生回数を保持する再生回数保持部204と、前記視聴者の前記視線の方向および前記視聴者の前記動きの有無の少なくとも一方と、前記再生回数とに基づいて前記視聴者の前記動画コンテンツの興味を示す関心度を算出する判定部203と、前記関心度に基づいて、前記複数の動画コンテンツの中から再生する動画コンテンツを選択する制御部205と、を備える。【選択図】図2

Description

本開示は、幼児向けの動画再生装置および動画再生方法に関する。
近年、習い事に通う幼児が増えてきており、幼児の習い事として、音楽教育のひとつであるリトミック教室がある。リトミックは、幼児が音楽に合わせて手遊びをしたり体を動かしたりして心身を育成することを目的とする音楽教育法であり、習い事として数人のグループに対して指導者がレッスンする形式で実施するだけでなく、教材用の書籍や動画コンテンツも存在する。
リトミック用の動画コンテンツの画像表示装置として、リトミック用データと撮像部で撮像された視聴楽対象者の撮像画像データとから、体の部位及び動きの方向が判定され、体の部位、動きの方向、さらに動きのタイミングが比較されて、これらが同期しているか否かが判定される構成が開示されている。そして、少なくとも動きのタイミングが同期すると判定される場合、表示されたリトミック用データの動作内容のプロパティが読み出され、関連性データが参照されて、そのプロパティと動作内容に関連性のある他のリトミック用データについて、次に読み出させて表示させる指示が出力される構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−045245号公報
特許文献1において、視聴楽対象者は、表示された画像データの学習教材としての内容に興味が有れば、当然、その表示画像に併せて、同じ動きをするはずであり、すなわち、少なくとも動きのタイミングが同期する、ということを前提としている。そのため、リトミック用データの動画内容のプロパティにより動画の関連性を定義し、リトミック用データの動きのタイミングと、撮像された撮像画像データの動きのタイミングとの同期判定を行い、同期していると判定されることにより、次のリトミック用データを決定する。
一般的に、1〜3歳の幼児は、気に入ることがあれば、それを何度も繰り返す傾向にあり、4〜5歳の幼児は、新しい内容に興味を示す傾向がある。そのため、1〜3歳の幼児の場合は、表示された動画コンテンツを気に入れば、その動画コンテンツを飽きるまで何度も繰り返し見たがる傾向がある。
1〜3歳の幼児に対して、特許文献1のように、表示された動画コンテンツが気に入った場合に、別の動画コンテンツを提示することは適切でない。
さらに、初めて表示された動画コンテンツに対しては、幼児は、興味があったとしても動かずに、その動画コンテンツを見入ってしまう場合もある。
従って、特許文献1の構成では、再生された動画コンテンツに対して、幼児に興味があるにもかかわらず、興味がないと判定してしまう可能性がある。
上記課題を解決するため、本開示の動画再生装置は、複数の動画コンテンツの中から任意の動画コンテンツを再生する動画再生装置であって、視聴者の撮影画像から前記視聴者の視線の方向を検出する第一検出部と、前記視聴者の動作の変化から前記視聴者の動きの有無を検出する第二検出部と、動画コンテンツの再生回数を保持する再生回数保持部と、前記視聴者の前記視線の方向および前記視聴者の前記動きの有無の少なくとも一方と、前記再生回数とに基づいて前記視聴者の前記動画コンテンツの興味を示す関心度を算出する判定部と、前記関心度に基づいて、前記複数の動画コンテンツの中から再生する動画コンテンツを選択する制御部と、を備える。
なお、これらの包括的または具体的な態様は、システム、装置、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD−ROM等の記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本開示の動画再生装置によれば、動画コンテンツの再生に対する、視聴者の視線の方向および視聴者の動きの有無と再生中の動画コンテンツの再生回数とに基づいて視聴者の関心度を算出することで、当該関心度に基づいて、動画コンテンツの再生回数を制御することができ、幼児の動画コンテンツに対する興味判定が適切に行うことができる。
図1は、実施の形態における動画再生システムの全体構成を示す図である。 図2は、実施の形態における動画再生装置のブロック図である。 図3は、実施の形態における動画再生装置の動作を示すフローチャートである。 図4は、実施の形態における動画再生装置の動作を示す別のフローチャートである。
(実施の形態)
以下、実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[全体構成]
図1は、本実施の形態における動画再生システム10の全体構成を示す図である。図1において、動画再生システム10は、動画再生装置11と、カメラ12と、モーションセンサ13と、を備える。カメラ12およびモーションセンサ13は、動画再生装置11と通信可能に接続されている。なお、カメラ12およびモーションセンサ13と、動画再生装置11との通信は、有線で行われてもよいし、無線で行われてもよい。
動画再生装置11は、再生指示を受けて動画コンテンツを再生する。動画再生装置11で動画コンテンツが再生されると、視聴者14は、再生されている動画コンテンツを視聴する。
カメラ12は、視聴者14を撮影可能な位置、例えば、動画再生装置11の付近に配置され、少なくとも、動画再生装置11で再生されている動画コンテンツを視聴している視聴者14を撮影し、撮影した撮影画像を動画再生装置11に出力する。
モーションセンサ13は、例えば、視聴者14の腕に装着され、少なくとも、動画再生装置11で再生されている動画コンテンツを視聴している視聴者14の動作がどのくらい変化したかを検出する。具体的には、モーションセンサ13は、水平方向および垂直方向の加速度(言い換えると、互いに直交する3軸の加速度)を検出し、検出した加速度を動画再生装置11に出力する。モーションセンサ13は、たとえば加速度センサにより構成されるが、角速度センサ(レートジャロイ)により構成されてもよいし、それらの組み合わせにより構成されてもよい。
動画再生装置11は、取得した撮影画像および加速度に基づいて、次に再生する動画コンテンツを決定し、再生する。
[動画再生装置の構成]
次に、動画再生装置11の詳細について説明する。図2は、本実施の形態における動画再生装置のブロック図である。
図2において、動画再生装置11は、入力部102と、動画保持部104と、表示部105と、第一検出部201と、第二検出部202と、判定部203と、再生回数保持部204と、制御部205と、通信部206と、を備える。
動画再生装置11は、たとえばスマートフォン、タブレットなどの持ち運びが可能な携帯端末、または、ハードディスクレコーダー、DVDプレーヤーなどの据え置き型の機器である。
入力部102は、キーボード、ボタン、タッチパネルなどによって実現される。入力部102は動画の選択、動画の制御、視聴者の情報設定などの入力をユーザから取得する。
なお、入力部102は、動画再生装置11と別の構成であってもよく、動画再生装置11と通信可能に構成されていればよい。
動画保持部104は、データベースシステム、ファイルシステム、DVDなどの光学メディアとそのドライブ、または、メモリカードなどの半導体メモリとそのドライブなどによって実現される。動画保持部104は、少なくとも1つ以上の動画コンテンツを保持する。
表示部105は、テレビモニタ、ディスプレイ、プロジェクタなどによって実現される。表示部105は、動画コンテンツを表示するだけでなく、入力部102の入力のための情報を表示する。
通信部206は、カメラ12およびモーションセンサ13との通信を行う。通信部206は、カメラ12から撮影画像を取得し、モーションセンサ13から加速度を取得する。通信部206は、取得した撮影画像を第一検出部201へ出力し、取得した加速度を第二検出部202へ出力する。
第一検出部201は、画像処理機能を備えており、取得した撮影画像に対して、視聴者14を検出し、さらに視聴者14の視線の方向を検出する。第一検出部201は、検出した視聴者14の視線の方向を判定部203へ出力する。
第二検出部202は、取得した加速度に基づいて、視聴者14の動きの有無を検出する。第二検出部202は、検出した視聴者14の動きの有無を判定部203へ出力する。
再生回数保持部204は、ランダムアクセスメモリ(RAM)などによって実現される。再生回数保持部204は、再生中の動画コンテンツを続けて再生している際の再生回数を保持する。
判定部203は、第一検出部201から取得した視聴者14の視線の方向と、第二検出部202から取得した視聴者14の動きの有無と、再生回数保持部204が保持する動画コンテンツの再生回数とに基づいて関心度を算出する。判定部203は、算出した関心度を制御部205へ出力する。
制御部205は、判定部203で算出された関心度に基づいて、動画保持部104が保持する動画コンテンツを表示部105に表示するための制御を行う。
第一検出部201と、第二検出部202と、判定部203と、再生回数保持部204と、制御部205とは、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)によって実現される。
なお、本実施の形態では、動画再生装置11は、カメラ12で撮影された視聴者14の撮影画像と、モーションセンサ13で検出された視聴者14の加速度とを用いる構成としたが、これに限られない。
例えば、カメラ12の代わりに、電波や音波などで顔の向きが判別可能なタグなどを視聴者14に貼り付けつけるようにしてもよい。
さらに、例えば、モーションセンサ13の代わりに、マイクを用いてもよいし、カメラと画像センサとを組み合わせて用いてもよい。
マイクを用いた場合、マイクは、動画再生装置11の通信部206へ音声を出力する。第二検出部202は、音声処理機能を備えており、取得した音声を用いて音声処理を行い、視聴者14の発声の有無を検出する。ここで、視聴者14の音声の有無を視聴者14の動きの有無とする。
カメラと画像センサとを組みあわせて用いた場合、カメラで視聴者14を撮影し、撮影した画像を画像センサで画像処理し、視聴者14の特徴量を算出する。画像センサは、動画再生装置11の通信部206へ算出した特徴量を出力する。第二検出部202は、画像解析機能を備えており、取得した特徴量を用いて画像解析を行い、視聴者14の動きの有無を検出する。
なお、動画再生システム10において、動画再生装置11と、カメラ12と、モーションセンサ13とは別の構成であるものとして説明したが、これに限られない。動画再生システム10の構成要素の一部および全部が一体となった装置であっても良く、構成要素の間の接続方法などは問わない。
また、動画再生装置11については、構成要素の一部が別体であってもよい。例えば、表示部105または入力部102が別体の構成であってもよいし、動画保持部104が別体の構成であってもよく、構成要素の間の接続方法などは問わない。
[動画再生装置の動作]
次に、動画再生装置11の動作について詳細に説明する。
図3および図4は、本実施の形態における動画再生装置11の動作を示すフローチャートである。
まず、図3に示す動画再生装置11の動作について説明する。
入力部102は、動画コンテンツの再生指示を取得し、当該再生指示を制御部205へ出力する。制御部205は、入力部102から再生指示を取得すると、動画保持部104から当該再生指示に応じた動画コンテンツを選択する(S101)。
なお、動画コンテンツに、対象となる視聴者14の年齢や性別といった属性情報が含まれている場合は、あらかじめ入力部102から視聴者14の属性情報を入力しておき、動画選択の際に利用してもよい。
なお、動画コンテンツは、入力部102から指定してもよい。すなわち、入力部102は、動画コンテンツの再生指示と、再生する動画コンテンツを特定する情報とを、ユーザから取得してもよい。
制御部205は、選択した動画コンテンツの再生回数を初期化する。すなわち、制御部205は、選択した動画コンテンツの再生回数を1回目にし、再生回数保持部204で保持する(S102)。
制御部205は、選択した動画コンテンツを表示部105に出力し、表示部105は、動画コンテンツを再生する(S103)。
制御部205は、判定部203に判定処理を実施するように制御する。判定部203は、第一検出部201から視聴者14の視線の方向を取得し、第二検出部202から視聴者14の動きの有無を取得する(S104)。
判定部203は、視聴者14の視線の方向および動きの有無と、再生回数保持部204に保持されている再生回数とに基づいて関心度を算出し、算出した関心度を制御部205へ出力する(S105)。なお、関心度とは、表示部105が表示している動画コンテンツに対する視聴者14の関心度合いを示す情報である。また、関心度の算出方法は後述する。
制御部205は、判定部203から取得した関心度が閾値以上かどうか判定する(S106)。ここで、一例として、関心度の閾値を0とする。関心度が閾値以上の場合(S106でYesの場合)、制御部205は、再生回数を1加算して再生回数保持部204に保持させる(S107)。つまり、制御部205は、ステップS106でYesの場合、再生回数保持部204が保持している再生回数を、当該再生回数に1加算した回数に更新する。そして、制御部205は、ステップS103に戻って同じ動画コンテンツを再生する制御を行う。つまり、制御部205は、ステップS103〜ステップS107の処理を繰り返し行う。
また、関心度が閾値未満の場合(S106でNoの場合)、制御部205は、ステップS101に戻り、新たな動画コンテンツを選択する。
続いて、図4を用いてステップS105の関心度の算出方法について詳細に説明する。
はじめに判定部203は、関心度iを0に初期化する(S201)。
次に、判定部203は、再生回数保持部204に保持されている再生回数vを確認する(S202)。
再生回数vが1、すなわち1回目の再生の場合(S202でYesの場合)、判定部203は、視聴者14の視線の方向が表示部105の方向に向いているか否か、すなわち、動画コンテンツを再生している表示部105の方向を向いているか否かを判定する(S203)。
視聴者14の視線が表示部105の方向を向いている場合(S203のYesの場合)、判定部203は、関心度iに1加算する(S204)。つまり、制御部205は、関心度iを当該関心度iに1加算した値に更新する。
視聴者14の視線が表示部105の方向を向いていない場合(S203のNoの場合)、判定部203は、関心度iを1減算する(S205)。つまり、制御部205は、関心度iを当該関心度iに1減算した値に更新する。
再生回数vが1の場合は、以上で関心度の算出は終了する。
再生回数vが1ではない場合(S202でNo)、再生回数vがn(n>1の整数)であるか否かを判定する(S206)。再生回数vがnの場合(S206でYesの場合)、判定部203は、視聴者14の視線の方向が表示部105の方向を向いているか否かを判定する(S207)。
視聴者14の視線の方向が表示部105の方向を向いている場合(S207のYesの場合)、判定部203は、関心度iに1加算する(S208)。つまり、制御部205は、関心度iを当該関心度iに1減算した値に更新する。
視聴者14の視線の方向が表示部105の方向を向いていない場合(S207でNoの場合)、判定部203は、ステップS208に進む。つまり、判定部203は、ステップS207でNoの場合、関心度iは更新されずに、次にステップ(S210)に進む。言い換えると、関心度は、iのままである。
続いて、判定部203は、視聴者14の動きの有無を判定する(S209)。
視聴者14に動きがある場合(S209でYesの場合)、判定部203は、関心度iに1加算する(S210)。視聴者14に動きがない場合(S209でNoの場合)、関心度iの算出の処理は終了する。
再生回数vがnの場合は、以上で関心度の算出は終了する。
なお、nの値は、視聴者14の年齢、性格、動画コンテンツの難易度などに応じて変更するようにしてもよい。
再生回数vがx以上(x:x≧nの整数)の場合(S211でYesの場合)、判定部203は、第二検出部202によって得られる視聴者14の動きの有無を判定する(S212)。
視聴者14に動きがある場合(S212でYesの場合)、判定部203は、関心度iに1加算する(S213)。視聴者14の動きがない場合(S213でNoの場合)、判定部203は、関心度iを1減算する(S214)。
なお、xの値は、nと同様に視聴者14の年齢、性格、動画コンテンツの難易度に応じて変更するようにしてもよい。
再生回数vがxの場合は、以上で関心度の算出は終了する。
再生回数vが上記以外の場合(S211でNo)、具体的には1<v<n、n<v<xの場合、判定部203は、何もしない。すなわち、ステップS211でNoの場合、制御部205は、関心度iに関する処理を終了する。
上述のように関心度を算出するのは以下の考え方に基づく。
1回目の動画コンテンツの再生は、視聴者14にとって初見の動画コンテンツであり、視聴者14が再生されている内容に合わせて動いたり発声したりするとは限らないと考えられる。そこで、関心度の算出に視聴者14の動きの有無は用いず、視聴者14の視線の方向のみを用いて関心度を算出する。従って、制御部205は、1回目の動画コンテンツの再生時に視聴者14が表示部105の方向を向いていない場合、関心度が0になるので、再生中の動画コンテンツに興味がないと判定し、次の動画コンテンツの再生を実施することになる。つまり、図3に示すステップS106でNoである場合の処理が行われる。
次に、n回目の動画コンテンツの再生は、視聴者14にとって動画コンテンツの再生方向に視線を向けながら、動いたり発声したりしていると関心度が高いと判定するように関心度を算出する。従って、制御部205は、視聴者14の視線の方向が表示部105の方向を向いておらず、視聴者14の動きがない場合、関心度が0になるので、次の動画コンテンツの再生を実施することになる。つまり、図3に示すステップS106でNoである場合の処理が行われる。
制御部205は、視聴者14が表示部105の方向に視線を向けていること、および、視聴者14に動きがあることの少なくとも一方を満たしていれば、再生中の動画コンテンツに興味があると判定し、同じ動画コンテンツを再度再生する。つまり、図3に示すステップS106でYesである場合の処理が行われる。
制御部205は、x回目以上の動画コンテンツの再生において、視聴者14の動きがあれば関心度が1となり、同じ動画コンテンツを再度再生することになる。つまり、図3に示すステップS106でNoである場合の処理が行われる。また、視聴者14の動きがなければ関心度が−1となり、視聴者14は再生中の動画コンテンツに飽きたと判定して次の動画コンテンツの再生を実施することになる。つまり、図3に示すステップS106でNoである場合の処理が行われる。
関心度の算出は、視聴者14の視線の方向と視聴者14の動き有無との重みづけを再生回数に応じて変えることであると言える。すなわち、この実施の形態で重みづけ比率は、再生回数vが1の場合は視聴者14の視線の方向が100%の重みであり、再生回数vがnの場合は視聴者14の視線の方向と視聴者14の動きの有無とがそれぞれ50%、再生回数vがx以上の場合は視聴者14の動きの有無を100%としたものとみなせる。
なお、関心度の算出における重みづけ比率はこの例に限ったものではなく、比率を変更してもよいし、再生回数ごとに細分化して設定してもよい。
また、同じ動画コンテンツを前の視聴日に視聴した場合を考慮して関心度を算出するようにしてもよい。例えば、動画コンテンツの2日目の再生は、nやxのパラメータを前の視聴日より小さな値に設定してもよい。あるいは、別の日の視聴であっても前の視聴日からの経過日数が少なければnやxのパラメータを小さな値に設定するようにしてもよい。
また、第一検出部201は、取得した撮影画像から視聴者14の年齢を推定してもよい。判定部203は、関心度の算出の際に、第一検出部201が推定した視聴者14の年齢に応じて、再生回数を判定するためのnおよびx、あるいは視聴者14の視線の方向と視聴者14の動きの有無との重みづけ、の少なくともいずれかを設定してもよい。例えば、判定部203は、視聴者14の年齢が所定の年齢(例えば、3歳)以下である場合に、再生回数を判定するためのnおよびxの少なくとも一方を、所定の年齢より高い場合に比べ、小さくするように設定してもよい。また、例えば、判定部203は、視聴者14の年齢が所定の年齢(例えば、3歳)以下である場合に、所定の年齢より高い場合に比べ、視聴者14の視線の方向および視聴者14の動きの有無のうち、視聴者14の視線の方向の重みを大きくするように設定してもよい。
また、判定部203は、再生中の動画コンテンツの経過時間および動画コンテンツの特徴点の少なくとも一方に基づいて関心度を算出するタイミングを決定するようにしてもよい。例えば、動画コンテンツによっては、冒頭部分でタイトルが表示されたり、動画コンテンツ共通のオープニング映像が挿入されたりしていることも考えられる。このような動画コンテンツの冒頭部分では視聴者14の関心度を適切に判定できないことから、制御部205は、動画コンテンツの再生開始からあらかじめ定めた時間が経過したところで判定処理を実施するように判定部203を制御してもよい。
あるいは、制御部205は、動画コンテンツを再生中に所定時間間隔で判定処理を実施するように判定部203を制御してもよい。この場合は、求めた関心度を積算または平均化する。つまり、図3に示すステップS106の判定には、所定時間間隔で算出された複数の関心度の積算値または平均値により行われてもよい。
あるいは、動画コンテンツの再生開始直後には視聴者14の関心が別にあることも考えられることから、制御部205は、視聴者14の注意を引くような音や画面の変化がある部分を動画コンテンツの特徴点として、特徴点を再生した時点、または、特徴点を再生して一定時間経過した時点で、判定処理を実施するように判定部203を制御してもよい。
また、視聴者14が複数存在する場合に、第一検出部201は、取得した撮影画像から複数の視聴者14の年齢を推定し、年齢が閾値以上である視聴者14は、判定部203の判定対象から除外するようにしてもよい。
また、視聴者14が複数存在する場合に、判定部203が複数の視聴者14各々の関心度である複数の個別関心度を算出し、算出された複数の個別関心度の平均値、最大値、および、最小値の少なくとも一つを関心度として算出してもよい。そして、制御部205は、複数の個別関心度の平均値、最大値、および、最小値の少なくとも一つを含む関心度を用いてステップS106の判定を行ってもよい。
以上のように、本開示の実施の形態における動画再生装置11によれば、視聴者14の視線の方向と視聴者14の動きの有無とから得られる関心度の算出を、再生回数に基づいて変えることで動画コンテンツの再生回数を制御することができる。
また、上記各実施の形態において、各構成要素は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、プロセッサーなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。プロセッサーは、半導体集積回路(IC)、又はLSI(Large scale integration)を含む一つ又は複数の電子回路で構成される。複数の電子回路は、一つのチップに集積されていてもよいし、複数のチップに設けられてもよい。複数のチップは一つの装置に集約されていてもよし、複数の装置に備えられていてもよい。
また、プログラムは、記録媒体に予め記憶されていてもよいし、インターネット等を含む広域通信網を介して記録媒体に供給されてもよい。また、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
また、上記各実施の形態において説明された情報処理装置の動作における複数の処理の順序は一例である。複数の処理の順序は、変更されてもよいし、複数の処理は、並行して実行されてもよい。
また、上記各実施の形態で示した構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本開示の範囲に含まれる。
本開示は、幼児向けの動画再生装置に有用である。
10 動画再生システム
11 動画再生装置
12 カメラ
13 モーションセンサ
14 視聴者
102 入力部
104 動画保持部
105 表示部
201 第一検出部
202 第二検出部
203 判定部
204 再生回数保持部
205 制御部
206 通信部

Claims (8)

  1. 複数の動画コンテンツの中から任意の動画コンテンツを再生する動画再生装置であって、
    視聴者の撮影画像から前記視聴者の視線の方向を検出する第一検出部と、
    前記視聴者の動作の変化から前記視聴者の動きの有無を検出する第二検出部と、
    動画コンテンツの再生回数を保持する再生回数保持部と、
    前記視聴者の前記視線の方向および前記視聴者の前記動きの有無の少なくとも一方と、前記再生回数とに基づいて前記視聴者の前記動画コンテンツの興味を示す関心度を算出する判定部と、
    前記関心度に基づいて、前記複数の動画コンテンツの中から再生する動画コンテンツを選択する制御部と、を備える、
    動画再生装置。
  2. 前記判定部は、
    前記再生回数が1回目の場合、前記視聴者の前記視線の方向に基づいて前記関心度を算出し、
    前記再生回数がn回目(n:n>1の整数)の場合、前記視聴者の前記視線の方向と前記視聴者の前記動きの有無とに基づいて前記関心度を算出し、
    前記再生回数がx回目(x:x>nの整数)の場合、前記視聴者の前記動きの有無に基づいて前記関心度を算出し、
    前記制御部は、
    前記関心度が閾値以上の場合、再生中の動画コンテンツを選択し、
    前記関心度が閾値未満の場合、前記複数の動画コンテンツの中から再生中の動画コンテンツ以外の動画コンテンツを選択する、
    請求項1記載の動画再生装置。
  3. 前記再生回数保持部は、前記再生回数に加え動画コンテンツの視聴日時を保持し、
    前記判定部は、さらに前回の視聴日時からの期間に基づいて前記関心度を算出する、
    請求項1または2に記載の動画再生装置。
  4. 前記第一検出部は、前記撮影画像から前記視聴者の年齢を推定し、
    前記判定部は、さらに前記年齢に基づいて前記関心度を算出する、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の動画再生装置。
  5. 前記判定部は、前記年齢に基づいて、前記視聴者に対して前記関心度を算出するか否かを判定する、
    請求項4記載の動画再生装置。
  6. 前記判定部は、さらに、再生中の動画コンテンツの経過時間および再生中の動画コンテンツの特徴点の少なくともいずれかに基づいて、前記関心度を算出するタイミングを決定する、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の動画再生装置。
  7. 前記視聴者が複数人の場合、
    前記判定部は、複数の前記視聴者のそれぞれについて個別関心度を算出し、算出した複数の個別関心度の平均値、最大値および最小値のうちのいずれかを前記関心度とする、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の動画再生装置。
  8. 複数の動画コンテンツの中から任意の動画コンテンツを再生する装置の動画再生方法であって、
    前記装置は、プロセッサーとメモリとで構成され、
    前記メモリは、動画コンテンツの再生回数を保持し、
    前記プロセッサーは、
    視聴者の撮影画像から前記視聴者の視線の方向を検出し、
    前記視聴者の動作の変化から前記視聴者の動きの有無を検出し、
    前記視聴者の前記視線の方向および前記視聴者の前記動きの有無の少なくとも一方と、前記再生回数とに基づいて前記視聴者の前記動画コンテンツの興味を示す関心度を算出し、
    前記関心度に基づいて、前記複数の動画コンテンツの中から再生する動画コンテンツを選択する、
    動画再生方法。
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