JP2019139599A - Keyboard with switching function and notebook type computer - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、コンピューター用のキーボードに関し、特に、親指シフトでも非親指シフトでも快適に使用することができるようなキーボード及びこのようなキーボードを備えるノートブック型コンピューターに関する。 The present invention relates to a keyboard for a computer, and more particularly, to a keyboard that can be used comfortably in both a thumb shift and a non-thumb shift, and a notebook computer equipped with such a keyboard.
文字入力等に用いるコンピューター用のキーボードはほとんど、キー全体が略四角形の領域内に並んで配置されており、アルファベットのすべて(26個)を含む文字キーと、及び左右の親指で作動させる位置にあり一般的な文字キーの幅の2倍を超える幅を有するスペースキー(スペースバー)とを有している。このようなキーボードを「幅広スペースキーボード」と呼ぶ。一般的なユーザーは、スペースキーを容易に作動させることができるように、特に、左右両方の親指でスペースキーを作動させることができるように、幅広スペースキーボードを望むことが多い。 Most computer keyboards used for character input are arranged in a generally rectangular area, and are placed in a position that can be operated with the letter keys including all 26 letters and the left and right thumbs. And a space key (space bar) having a width exceeding twice the width of a general character key. Such a keyboard is called a “wide space keyboard”. A typical user often desires a wide space keyboard so that the space key can be easily activated, in particular, so that the space key can be activated with both the left and right thumbs.
一方、文字入力のために親指シフト方式がある。例えば、富士通株式会社が開発した技術を基に日本語入力コンソーシアムで規格化されたNICOLA方式、NICOLA規格を元に拗音と撥音の入力方法を拡張したライフラボ株式会社が開発したNICOLA拗音拡張方式、中国語用親指シフトなどがある。親指シフト用のキーボードとしては、ライフラボ株式会社にて販売されている親指シフト表記付きUSBライトタッチキーボード(商標)がある。 On the other hand, there is a thumb shift method for character input. For example, the NICOLA method standardized by the Japanese Input Consortium based on the technology developed by Fujitsu Limited, the NICOLA stuttering expansion method developed by Life Lab Co., Ltd. There is a thumb shift for Chinese. As a keyboard for thumb shift, there is a USB light touch keyboard (trademark) with thumb shift notation sold by Life Lab.
親指シフト方式においては、ユーザーの左右の親指で作動させるキーボード内の位置に、左親指キーと右親指キーとして機能させる別個のキーが必要である。このような別個のキーがある場合、非特許文献1にて説明されている「DvorakJ親指シフトインストーラー」のような適切なソフトウェア(「エミュレーター」と呼ばれることもある)を用いることによって、親指シフトによる文字入力を実現可能である。すなわち、文字キーとともに左親指キー、右親指キーが略同時(や前置)に押されたかどうかを判断する。これによって、1つの文字キーに3つ(例)の符号を割り当てることができる。
In the thumb shift system, separate keys that function as the left thumb key and the right thumb key are required at positions in the keyboard that are operated by the left and right thumbs of the user. If there is such a separate key, by using appropriate software (sometimes called an “emulator”) such as “DvorakJ thumb shift installer” described in Non-Patent
しかし、上記のような幅広スペースキーボードでは、左右の親指で作動させる位置には1つの幅広のスペースキーがあるため、その位置に左親指キーと右親指キーとして機能させる別個の2つのキーを配置することは難しい。また、仮に、親指シフトを楽にできるようにスペースキーを右の親指で作動させることが難しい位置に配置した場合には、親指シフトユーザー以外にとっては左右両方の親指でスペースキーを作動させることが難しくなって、使いにくいキーボードとなってしまう。 However, in the wide space keyboard as described above, there is one wide space key at the position to be operated with the left and right thumbs, so two separate keys that function as the left thumb key and the right thumb key are arranged at that position. Difficult to do. Also, if the space key is placed at a position where it is difficult to operate with the right thumb so that the thumb shift can be performed easily, it is difficult for non-thumb users to operate the space key with both the left and right thumbs. It becomes a difficult keyboard to use.
また、幅広スペースキーボードの場合、スペースキーが文字キーの幅の2倍を超える幅を有するために、スペースキーの押下の際に、文字キーと比べて必要な力が大きかったり、スペースキーが左右いずれかの方向に傾いてしまったりして、それを避ける機構が必要であったり、ユーザーに違和感を抱かせたりしてしまうという課題がある。 Also, in the case of a wide space keyboard, the space key has a width that exceeds twice the width of the character key, so when pressing the space key, the required force is greater than the character key, and the space key There is a problem that a mechanism for avoiding the tilting in any direction is necessary, or the user feels uncomfortable.
このように、本発明は、親指シフトでも非親指シフトでも快適に使用することができるようなキーボード及びノートブック型コンピューターを提供することを目的とする。 Thus, an object of the present invention is to provide a keyboard and a notebook computer that can be used comfortably with both thumb shift and non-thumb shift.
本発明は、特許請求の範囲に記載された構成を有する。 This invention has the structure described in the claim.
図面を参照して本発明について説明する。図1において、キーボード10は、機能的には日本で一般的なOADG準拠キーボードである、ライフラボ株式会社にて販売されている親指シフト表記付きUSBライトタッチキーボード(商標)のスペースキー領域、コントローラー18、スイッチ19を改変したものである。文字キー15のキートップには、NICOLA規格に基づく親指シフト表記がされている。コントローラー18はキーを作動させたときに所定のコードをコンピューター側に出力する。
The present invention will be described with reference to the drawings. In FIG. 1, a
コンピューター用のキーボード10は、キー全体が略四角形内に並んで一体化されて配置されており、文字キー15、第1のスペースキー11、第2のスペースキー12、エンターキー、バックスペースキー、コントローラー18、スライド式のスイッチ19などを有する。キー全体が略四角形内に並んで一体化されて配置されていることによって、占有面積が小さくなり、分割されている場合などと比べて不必要に動かず、安定した文字入力が可能である。このことは、親指シフト用のキーボードにとっては特に重要である。
The
文字キー15は、8個以上ある。これによって、親指以外の指の数を有効に使用できる。好ましくは、文字キー15は、26個以上ある。文字キー15は、これによって、すべてのアルファベットに対応する文字キーを備えることができる。なお、図1の例においては、文字キー15は、43個ある。なお、ステノキャプショナーが用いるキーボードであるStenoWord SW-1では、文字キー15は、10個あり横一列に並んでおり、本発明は、このようなキーボードにも適用可能である。
There are eight or
文字入力の際、ユーザーは、通常、親指以外の指をA、S、D、F、J、K、L、;のキーに置き(ホームポジション)、左手の親指を第1のスペースキー11の上ないしその周辺、右手の親指を第2のスペースキー12の上ないしその周辺に配置する。すなわち、ホームポジションにおいて、左手の親指が自然に第1のスペースキー11の上ないしその周辺、右手の親指が自然に第2のスペースキー12の上ないしその周辺に配置される。
When inputting characters, the user usually places a finger other than the thumb on the A, S, D, F, J, K, L,; keys (home position), and puts the left thumb on the
このキーボードは、幅広スペースキーボードに近い間隔で文字入力することができる幅広スペースモード(第1の設定モード)と、親指シフトモード(第2の設定モード)とを切り換え手段(この場合、スイッチ19)を使用して切り換えることができるようになっている。これによって、幅広スペースキーボードを望むユーザーでも、親指シフト用のキーボードを望むユーザーでも、楽に文字入力を行うことができる。また、これらのモードを切り換えるための切り換え手段を有することによって、同じキーボードを複数の人が使う場合などにおいても容易に切り換えることができる。 This keyboard switches between a wide space mode (first setting mode) and a thumb shift mode (second setting mode) in which characters can be input at intervals close to the wide space keyboard (in this case, switch 19). Can be switched using. Thus, even a user who desires a wide space keyboard and a user who desires a keyboard for thumb shift can easily input characters. Also, by having a switching means for switching between these modes, it is possible to easily switch even when a plurality of people use the same keyboard.
具体的には、幅広スペースキーボードを望むユーザーは第1の設定モードで使用して、親指シフト用のキーボードを望むユーザーは第2の設定モードで使用する。第1の設定モードでは、第1のスペースキー11と第2のスペースキー12を幅広なスペースキーのように使用することができる。第2の設定モードでは、親指シフトに適した位置の親指シフトキーを使って親指シフト入力が可能になる。通常、入力方法が変わらないかぎり、ユーザーはこれらの設定モードを変更しない。
Specifically, a user who desires a wide space keyboard is used in the first setting mode, and a user who desires a keyboard for thumb shift is used in the second setting mode. In the first setting mode, the
第1のスペースキー11と第2のスペースキー12は、隣接しており、かつ、操作方向(例、押下方向)に垂直な平面内において互いに対して動かず、第1のスペースキー11と第2のスペースキー12全体が通常の文字キー15の幅の2倍を超える幅、好ましくは、3倍を超える幅、の横長形状を形成している。「2倍を超える幅」としているのは、第1のスペースキー11と第2のスペースキー12を合わせて、一般的な文字キー15の幅の2倍までの幅であれば、第1のスペースキー11と第2のスペースキー12の幅の平均は、文字キー15の幅の1倍以下となり、親指シフトキーとしての使用が困難であり、また、スペースキーとしての使用も困難になるからである。「3倍を超える幅」であれば、左の親指でも右の親指でもスペースキー(第1のスペースキー11又は第2のスペースキー12)を操作することが容易である。また、「横長形状」とは、左右方向において長い形状のことであり、省スペースのために略四角形であることが好ましい。
The
第1の設定モードでは、第1のスペースキー11と第2のスペースキー12はともにスペースキーとして機能する。これによって、第1の設定モードの場合に、左の親指でも右の親指でもスペースキーを作動させることができ、幅広スペースキーボードに近い感覚で文字入力することができる。
In the first setting mode, both the
また、第1のスペースキー11と第2のスペースキー12のそれぞれがこれら全体よりも幅が狭いため、これら全体の幅を有する単一のスペースキーを使用する場合と比べて、押下の際に、動かす質量の量が減り、また、スペースキーが傾きにくくなる。「動かす質量の量」が大きいと、作動機構やユーザーの操作に負担がかかる。「スペースキーが傾きにくくなる」について、別の表現を使うと、左の親指でも右の親指でもスペースキーを作動させることができるほどにスペースキーが長いと、スペースキーの端に近いところを押下した場合にスペースキーが傾く傾向がある。また、それを避けるために、スペースキーの剛性を高めたりばね機構を強化したりすることもある。これに対し、本発明によると、左の親指でも右の親指でもスペースキーを作動させることができるのに、押下の際に、「動かす質量の量」が小さくなり、また、スペースキーが傾きにくくなる。
In addition, since each of the
第1のスペースキー11と第2のスペースキー12はそれぞれ、左右の2つの親指で作動させる位置にある。例えば、第1のスペースキー11が左の親指で、第2のスペースキー12が右の親指で作動させる位置にある。第2の設定モードでは、第1のスペースキー11は第1のキーとして機能し、第2のスペースキー12は第1のキーではない第2のキーとして機能する。例えば、第1のスペースキー11はスペースキーとして機能し、第2のスペースキー12は「変換」キーとして機能する。この場合、コントローラー18は、第1のスペースキー11を作動させるとスペースキー、第2のスペースキー12を作動させると変換キーのコードを出力する。
Each of the
図2を参照して、切り換えについて説明する。第1の設定モードでは(1)のように第1のスペースキー11と第2のスペースキー12はスペースキー(PCにて仮想キーコードVK_SPACE(0x20)を出力するキー)として機能する(キーコードをOSに出力する)。これによって、非親指シフトユーザーは、長いスペースキーを用いることができる。(2A)〜(2D)には、第2の設定モードにおける各キーの機能を示した。
Switching will be described with reference to FIG. In the first setting mode, as shown in (1), the
(2A)の形態では、第1のスペースキー11はスペースキーとして機能したまま、第2のスペースキー12は変換キー(仮想キーコードVK_CONVERT(0x1C)を出力するキー)として機能する。キー13は、変換キーとして機能させたり、スペースキーとして機能させたりすることができる。
In the form (2A), the
(2B)の形態では、第2のスペースキー12はスペースキーとして機能したまま、第1のスペースキー11は無変換キー(仮想キーコードVK_NONCONVERT(0x1D)を出力するキー)として機能する。キー9は、無変換キーとして機能させたり、スペースキーとして機能させたりすることができる。
In the form (2B), the
(2C)の形態では、第1のスペースキー11は無変換キー、第2のスペースキー12は変換キーとして機能する。これによって、文字変換や確定操作で頻繁に使われる無変換キーと変換キーを最小の親指の移動量で押すことができる。なお、キー9は、スペースキーとして機能させることができる。
In the form (2C), the
(2D)の形態では、左親指キーとして使う第1のスペースキー11はF21キー(仮想キーコードVK_F21(0x84)を出力するキー)、右親指キーとして使う第2のスペースキー12はF22キー(仮想キーコードVK_F22(0x85)を出力するキー)として機能させ、キー9、キー13をそのまま無変換キーと変換キーとして機能させる。これによって、同時打鍵判定エラーが低くなる。例えば、文字キーを押した直後に変換キーを押しても、親指キーではなく「変換」を意図したものであることが明確となる。
In the form (2D), the
上記のように第1のスペースキー11と第2のスペースキー12が別個のキーとして動作することによって、ライフラボ株式会社にてインストーラーを作成した「DvorakJ親指シフトインストーラー(http://eee-life.com/kb/doj)」のような親指シフトエミュレーションを行うソフトウェアを用いることで、親指シフト入力が可能になる。もし、第1のスペースキー11と第2のスペースキー12が同じキーとして動作する場合は、左右の親指シフトキーを別個のキーとして識別する親指シフト入力ができなくなる。なお、第1のスペースキー11と第2のスペースキー12は、左右が逆であってもよい。
As described above, the
代わりに、親指シフトエミュレーションをコントローラー18のような制御手段で行うこともできる。この場合、スイッチ19のような切り換え手段は、スペースキー11、12の動作の切り換えの他、親指シフトエミュレーションを行うかどうかを切り換える。また、コントローラー18が出力するコードは、親指シフトエミュレーションを経た後のコードとなる。これによって、出力先のコンピューターや回路ボードの方で親指シフトエミュレーションを行う必要がなくなり、コンピューター側では、親指シフトではない場合と同じ構成であることができる。なお、第1のスペースキー11と第2のスペースキー12どうしを同時押下したときに特定の動作をさせることができる。例えば、日本語入力オンである。
Alternatively, thumb shift emulation can be performed by control means such as
「親指シフト」による入力とは、ここでは、左右2つの親指で作動させる2つの親指シフトキーと文字キー15との略同時押下、順次押下、前置押下又は後置押下を利用して符号を入力する方式である。例えば、NICOLA規格に基づく親指シフトである。なお、本発明は、NICOLA拗音拡張方式やスピードワープロのように、文字キーどうしの同時押下の操作も行う入力方法にも適用できる。 The input by “thumb shift” is to input a code by using substantially simultaneous pressing, sequential pressing, pre-pressing, or post-pressing of the two thumb shift keys and the character key 15 operated by the two left and right thumbs. It is a method to do. For example, thumb shift based on NICOLA standard. Note that the present invention can also be applied to an input method in which character keys are simultaneously pressed, such as the NICOLA stuttering expansion method and speed word processor.
ユーザーは、第1の設定モードと第2の設定モードを切り換えることが可能である。これは、キーボードに備えられたスイッチ19によって行ったり、ノートブック型コンピューターに備えられたスイッチ29によって行ったり、所定の一又は複数のキーを作動させることによって行ったり、ノートブック型コンピューターなどのハードウェア設定で行ったりする。この「ハードウェア設定」は、ノートブック型コンピューターにおいて、Windows 10のような大容量記憶装置に記憶される基本ソフト(OS)における設定ではなく、そのノートブック型コンピューター固有の設定をする設定(例、BIOS設定)である。
The user can switch between the first setting mode and the second setting mode. This is performed by the switch 19 provided on the keyboard, by the switch 29 provided on the notebook computer, by operating a predetermined key or a plurality of keys, or by hardware such as a notebook computer. In the hardware settings. This “hardware setting” is not a setting in the basic software (OS) stored in a mass storage device such as
キーボードの文字キー15のキートップ(上面)には、非親指シフト時に出力される符号と親指シフト時に出力される符号が記載されていることが好ましい。例えば、NICOLA規格ベースのキーボードにおいて、Lキーには、アルファベットのLの他、日本語モードにおいて、非親指シフト時に出力される符号である「い」、左親指シフト時に出力される符号である「ぽ」、右親指シフト時に出力される符号である「ょ」が記載されている。これによって、ローマ字入力方式などを利用している幅広スペースキーボードを望むユーザーが十分に満足するキートップ表記を実現しつつ、親指シフトユーザーが入力しやすくなるようなキートップ表記を実現することができる。また、文字キー15の表示を可変として、スペースキー11、12の切り換えの際に表示を変更するようにできる。これは、電子インク方式によって実現すること好ましい。日常的な消費電力がゼロないしわずかであるからである。また、第1のスペースキー11と第2のスペースキー12のうちの第2の設定モードにおいて他のキーとして動作させる機能変更スペースキー(例、「変換」キーとして動作させる第2のスペースキー12)のキートップないしその一部と、その機能変更スペースキーの機能を第1の設定モードにおいて有する被変更キー(例、「変換」キー14)のキートップないしその一部を、交換できるようにすることができる。これによって、第1の設定モードにおいても第2の設定モードにおいてもキーの表記を機能と一致させることができる。
It is preferable that the key top (upper surface) of the
第1のスペースキー11と第2のスペースキー12は、隣接しており、好ましくは、キーの高さ全体にわたって間にユーザーが見える材料がなく、さらに好ましくは、キーの頂上における左右方向のギャップが1mm未満である。さらに好ましくは、同じ色である。これによって、幅広スペースキーボードを望むユーザーが親指シフトのことを気にせずに使用することができ、また、販売時に疑問に思うことが少なくなる。
The
コンピューターの中には、キーボードと回路ボードが一体化されているものがある。このようなコンピューターを「ノートブック型コンピューター」と呼ぶ。ここでいう「一体化」とは、キーボードと回路ボードが関連づけられているもののことであって、使用時に合体したりヒンジ機構などによって互いに対して回転させたりするような場合も含むものとする。このようなノートブック型コンピューターにおいて、キーボードユニットが本体に固定されている。 Some computers have an integrated keyboard and circuit board. Such a computer is called a “notebook type computer”. The term “integrated” here means that the keyboard and the circuit board are associated with each other, and includes cases where the keyboard and the circuit board are combined or rotated with respect to each other by a hinge mechanism or the like. In such a notebook computer, the keyboard unit is fixed to the main body.
図3は、本発明に係るキーボード20と画面27を備えるノートブック型コンピューター100を上から見た斜視図である。キーボード20と、回路ボード26とが一体化されており、互いに対して動くことができない。キーボード20は、筐体25の上側に固定されており、回路ボード26は、筐体25の中で固定されている。したがって、キーボード20と回路ボード26は、筐体25に対して固定されており、互いに対して動くことができない。回路ボード26には、中央演算装置(図示せず)やコントローラー28が搭載されている。
FIG. 3 is a perspective view of a
キーボード20は、特に、文字キー周辺について、図1のキーボードと同様なキー配列を有する。図3では、簡略化するため、第1のスペースキー21と第2のスペースキー22以外の描画を省略している。キーボード20の手前には、ポインタ操作デバイスが配置されている。
The
ノートブック型コンピューター100のようなコンピューターにおいては、基本ソフト(オペレーションシステム:OS)における設定ではなく、ハードウェア設定によって、第1の設定モードと第2の設定モードを切り換えることができることが好ましい。これによって、基本ソフト側では、第1の設定モードと第2の設定モードの設定に依存しない構成であることができ、幅広スペースキーボードを望むユーザーにとっては、基本ソフト上にて、親指シフトの設定を意識しなくてもよくなる。
In a computer such as the
ノートブック型コンピューター100においては、キーボード20が筐体25に固定マウントされるものであるため、ユーザーが気軽にキーボード20を製造メーカーの正規部品以外のキーボードに変更できない。親指シフトユーザーは、キーボードを気軽に自分のキーボードに変えることができるのであれば困ることは少ないが、製造メーカーの正規部品のキーボードに限られるのであれば親指シフト入力自体を諦めるしかないことも多い。本発明に係るキーボード20を製造メーカーが標準的な部品として用いれば、幅広スペースキーボードを望むユーザーであっても、親指シフト用のキーボードを望むユーザーであっても、満足する文字入力を行うことができる。
In the
本発明に係るキーボードにおける第1のスペースキーと第2のスペースキーを親指シフトキーとして用いる例について説明したが、他の用途にも用いることができる。例えば、第1のスペースキーと第2のスペースキーの一方を、バックスペースキー(後退キー)に割り当てたり、エンターキーに割り当てることもできる。これらのキーを頻繁に利用するユーザーにとっては、右手の小指よりも親指で押下した方が楽であるからである。 Although the example using the first space key and the second space key as the thumb shift key in the keyboard according to the present invention has been described, it can also be used for other purposes. For example, one of the first space key and the second space key can be assigned to the back space key (reverse key) or the enter key. This is because it is easier for the user who frequently uses these keys to press down with the thumb than with the little finger of the right hand.
本発明についての記載において、「キー」の「押下」という用語を用いているが、これは、タッチキーボード、仮想的なエアキーボードのようなキーボードについても適用される用語として解釈すべきである。 In the description of the present invention, the term “press” of “key” is used, but this should be interpreted as a term applied to a keyboard such as a touch keyboard or a virtual air keyboard.
特定の特徴を有する本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの特徴は互いに組み合わせることもでき、ここで、それらの説明を本明細書に組み入れるものとする。 Although several embodiments of the invention having specific features have been described, these features can also be combined with each other, the description of which is hereby incorporated herein.
10、20 キーボード
11、21 第1のスペースキー
12、22 第2のスペースキー
18、28 コントローラー
19、29 スイッチ
25 筐体
26 回路ボード
27 画面
100 ノートブック型コンピューター
10, 20
Claims (5)
第1のスペースキーは左右の親指の一方で作動させる位置にあり、第2のスペースキーは左右の親指の他方で作動させる位置にあり、
第1のスペースキーと第2のスペースキーは、隣接しており、かつ、第1のスペースキーと第2のスペースキー全体が通常の文字キーの幅の2倍を超える幅を有する横長形状を形成しており、
第1の設定モードでは、第1のスペースキーと第2のスペースキーはともにスペースキーとして機能し、
第2の設定モードでは、第1のスペースキーは第1のキーとして機能し、第2のスペースキーは第1のキーではない第2のキーとして機能し、
第1の設定モードと第2の設定モードをハードウェア設定によって切り換えることが可能である
ことを特徴とするキーボード。 A keyboard for a computer, wherein the entire key is arranged integrally in a square, and has eight or more character keys, a first space key, and a second space key,
The first space key is in a position to be operated with one of the left and right thumbs, and the second space key is in a position to be operated with the other of the left and right thumbs,
The first space key and the second space key are adjacent to each other, and the first space key and the second space key have a horizontally long shape having a width exceeding twice the width of a normal character key. Formed,
In the first setting mode, both the first space key and the second space key function as space keys,
In the second setting mode, the first space key functions as a first key, the second space key functions as a second key that is not the first key,
A keyboard characterized in that the first setting mode and the second setting mode can be switched by hardware setting.
ことを特徴とする請求項1に記載のキーボード。 The keyboard of claim 1, wherein there is no material visible to the user throughout the height of the key between the first space key and the second space key.
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のキーボード。 The keyboard according to claim 1 or 2, wherein the character key includes a code output at a non-thumb shift and a code output at the thumb shift.
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のキーボード。 Of the first space key and the second space key, the key top or a part of the function change space key operated as another key in the second setting mode and the function of the function change space key The keyboard according to any one of claims 1 to 3, wherein a key top or a part of a key to be changed in the setting mode can be exchanged.
前記キーボードと前記筐体が一体化されており、
第1の設定モードと第2の設定モードを当該ノートブック型コンピューターのハードウェア設定によって切り換えることが可能である
ことを特徴とするノートブック型コンピューター。 A notebook computer having the keyboard according to any one of claims 1 to 4, a screen, a circuit board, and a housing,
The keyboard and the housing are integrated,
A notebook computer characterized in that the first setting mode and the second setting mode can be switched by hardware settings of the notebook computer.
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