JP2019138963A - 画像表示装置、画像表示方法及び画像表示プログラム - Google Patents

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Takahiro Asano
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Abstract

【課題】虚像の表示位置の調整を容易にすること。【解決手段】画像表示装置100は、投影面11を介して虚像として視認させるための画像を画像投射面125から投射する投射部120と、虚像として視認させる際の基準位置の指定を受け付け、基準位置に基づいて画像投射面125における画像の表示領域の位置を調整する制御部110と、を備える。そのため、制御部110は、複数の表示位置識別情報を画像投射面125に表示させて、その中から基準位置の指定を受け付ける。【選択図】図2

Description

本発明は、画像表示装置、画像表示方法及び画像表示プログラムに関する。
近年、車両用の画像表示装置として、車両や運転に関わる情報をウィンドシールド越しに虚像を投影することにより提供するヘッドアップディスプレイ(Head Up Display (HUD))が開発されている。但し、運転者の視点の高さによっては、虚像が欠けてしまうなど、見えにくくなるおそれがある。
そこで、特許文献1には、運転者の視点の高さに応じて表示光の投影位置を調整するHUDに関する技術が開示されている。特許文献1にかかるHUDは、表示光を反射させてウィンドシールドに投影する凹面鏡と、凹面鏡を回動させる駆動機構とを有する。そして、駆動機構が運転者の視点の高さに応じて凹面鏡を回動させることにより、運転者による虚像の視認のされ方を調整するものである。
特開2015−60180号公報
しかしながら、特許文献1では、凹面鏡を回動させるためにモータ等の駆動機構、位置検出機構、各種電気的制御回路が必要であり、各装置の制御が煩雑であるという問題点がある。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、虚像の表示位置の調整を容易にするための画像表示装置、画像表示方法及び画像表示プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、投影面を介して虚像として視認させるための画像を画像投射面から投射する投射部と、前記虚像として視認させる際の基準位置の指定を受け付け、前記基準位置に基づいて前記画像投射面における前記画像の表示領域の位置を調整する制御部と、を備える画像表示装置を提供する。
本発明の第2の態様は、画像投射面から投射される画像について投影面を介して虚像として視認させる際の基準位置の指定を受け付けるステップと、前記基準位置に基づいて、前記画像投射面における前記画像の表示領域の位置を調整するステップと、を有する画像表示方法を提供する。
本発明の第3の態様は、画像投射面から投射される画像について投影面を介して虚像として視認させる際の基準位置の指定を受け付けるステップと、前記基準位置に基づいて、前記画像投射面における前記画像の表示領域の位置を調整するステップと、をコンピュータに実行させる画像表示プログラムを提供する。
本発明により、虚像の表示位置の調整を容易にするための画像表示装置、画像表示方法及び画像表示プログラムを提供することができる。
本実施の形態1にかかる画像表示装置が搭載されている自動車を模式的に示す図である。 本実施の形態1にかかる画像表示装置における表示領域ごとの虚像の形成位置を概念的に示す図である。 本実施の形態1にかかる投射部の構成を示す側面図である。 本実施の形態1にかかる画像表示装置の構成を示すブロック図である。 本実施の形態1にかかる表示位置調整処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態1にかかる画像投射面における表示位置指定情報の表示例を示す図である。 本実施の形態1にかかる虚像として視認される表示位置指定情報の表示例を示す図である。 本実施の形態1にかかるユーザによる基準位置の指定後の画像投射面における表示領域の例を示す図である。 本実施の形態1にかかる画像投射面における表示位置の調整前の画像の表示例を示す図である。 本実施の形態1にかかる画像投射面における表示位置の調整後の画像の表示例を示す図である。 本実施の形態2にかかる画像表示装置における表示領域ごとの虚像の形成位置を概念的に示す図である。 本実施の形態2にかかる画像表示装置の構成を示すブロック図である。 本実施の形態3にかかる画像投射面における表示位置指定情報の表示例を示す図である。 本実施の形態3にかかる虚像として視認される表示位置指定情報の表示例を示す図である。 本実施の形態3にかかるユーザによる基準位置の指定後の画像投射面における表示領域の例を示す図である。 本実施の形態4にかかる画像投射面における表示位置指定情報の表示例を示す図である。 本実施の形態4にかかるユーザによる基準位置の指定後の画像投射面における表示領域の例を示す図である。 本実施の形態5にかかる画像投射面における表示位置指定情報の表示例を示す図である。 本実施の形態5にかかるユーザによる基準位置の指定後の画像投射面における表示領域の例を示す図である。 本実施の形態6にかかる画像表示装置における表示領域ごとの虚像の形成位置を概念的に示す図である。 本実施の形態6にかかる画像表示装置の構成を示すブロック図である。
以下では、本発明の具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略する。
<実施の形態1>
(全体構成)
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の説明では、本実施の形態にかかる画像表示装置が自動車に搭載されるヘッドアップディスプレイ装置となっている。さらに、ヘッドアップディスプレイ装置が、自動車のダッシュボードに搭載されているものとして説明を行う。尚、ヘッドアップディスプレイ装置は、自動車以外の車両や、車両以外の他の乗物に取り付けてもよい。
図1は、自動車1のダッシュボード10上に設置された画像表示装置100の構成を模式的に示す図である。図1では、運転者Uを観察者としている。画像表示装置100からは所望の画像を表示させるように、生成、調整された表示光LAが発射される。画像表示装置100はステアリングホイール12の前方に配置されている。
この表示光LAは、ウィンドシールド(フロントガラス)11に向けて射出される。ウィンドシールド11は可視光の一部を透過して、一部を反射する。したがって、ウィンドシールド11は、表示光LAを運転者Uの方向に反射する。ウィンドシールド11で反射した表示光LAは、運転者Uの眼に入射し、網膜上に像を結ぶ。同時に、ウィンドシールド11には外界からの外光LBも入射する。外光LBはウィンドシールド11を透過して、運転者Uの眼に入射する。したがって、外界からの外光LBと画像表示装置100からの表示光LAとがオーバーレイ(重畳)し、運転者Uの視界には外界の実景と画像表示装置100によって生成等された画像とが同時に見えることになる。画像表示装置100は、ウィンドシールド11の前方に虚像を表示させる。これにより、運転者Uがステアリングホイール12を操作中であっても、視線を落とさずに画像を視認することができる。尚、ウィンドシールド11は、本実施の形態にかかる投影面である。
なお、以下の説明では、画像表示装置100が自動車1のダッシュボード10上に置かれている状態での方向を基準に説明する。すなわち、自動車1の方向を基準の方向とする。例えば、ウィンドシールド11側を前方として、運転者U側を後方として説明する。同様に、自動車1のルーフ側を上方とし、地面側を下方とし、自動車1の横方向(左右方向)を側方として説明する。
(画像表示装置100と虚像の関係)
図2を用いて、画像表示装置100の構成について詳細に説明する。図2は、本実施の形態1にかかる画像表示装置における表示領域ごとの虚像の形成位置を概念的に示す図である。ここで、画像表示装置100は、入力装置13と接続されている。
入力装置13は、自動車1に標準的に搭載されている入力デバイスを用いることができる。例えば、入力装置13は、カーナビゲーションシステムの入力ボタン等であってもよい。入力装置13は、運転者Uの操作により虚像として視認させる際の基準位置の指定を受け付け、指定信号ISとして画像表示装置100へ出力する。
画像表示装置100は、制御部110と、投射部120と、凹面鏡140と、記憶部160と、を備えている。
制御部110は、プロセッサやメモリなどを有する情報処理装置であり、画像表示装置100全体を統括的に制御する。制御部110は、外部又は記憶部160から入力された表示対象画像のデータに基づいて、制御信号CS1及びCS2を生成する。また、制御部110は、入力装置13からの指定信号ISを受け付け、指定信号ISに応じて画像投射面125における表示領域の位置を表示領域AH、AM又はAL等に調整するための制御信号CS1を生成する。そして、制御部110は、制御信号CS1及びCS2を投射部120の画像投射面125に出力する。
記憶部160は、揮発性又は不揮発性の記憶装置である。記憶部160には、表示データとして表示対象画像に基づく画像データ、後述する複数の表示位置識別情報、本実施の形態にかかる画像表示プログラム等が記憶されている。
投射部120は、表示光LAを投射するプロジェクタとして画像投射面125を有している。投射部120は、ウィンドシールド11を介して虚像として視認させるための表示対象画像を画像投射面125から投射する。投射部120は、表示器、PGU(Picture Generation Unit)などと呼ぶこともできる。また、投射部120は、光を発生する光源、制御信号に応じて光源で発生した光を変調する光変調素子、及び光を投射する投射レンズ等を有している。尚、画像投射面125は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)であり、複数の表示素子の集合である。そのため、光変調素子は、画像投射面125の一例である。例えば、光変調素子である液晶パネルがバックライト光源からの光を変調する。あるいは、光変調素子として、MEMS(Micro Electronics Mechanical System)ミラー等の走査ミラーを用いることができる。この場合、レーザダイオードやLED(Light Emitting Diode)などの光源からの光を、制御信号に応じて走査ミラーが走査する。
投射部120は、制御部110からの制御信号CS2に応じて、表示光LAを投射する。また、投射部120の画像投射面125は、制御部110からの制御信号CS1に基づいて表示領域の位置が表示領域AH、AM又はAL等に調整される。具体的には、投射部120は表示対象画像に応じた表示光LAを生成して、前方に向けて出射する。このとき、表示光LAは、画像投射面125のうち調整された表示領域を介して投射されることになる。投射部120の前方には、凹面鏡140が配置されている。したがって、投射部120からの表示光LAは、凹面鏡140に入射する。
凹面鏡140は、投射部120からの表示光LAを上方に反射する。凹面鏡140で反射された表示光LAが拡がりながら進むため、表示される画像が拡大される。凹面鏡140の上方には、ウィンドシールド11が配置されている。したがって、凹面鏡140で反射した表示光LAは、ウィンドシールド11に入射する。言い換えると、凹面鏡140は、表示光LAをウィンドシールド11に向けて反射させる。凹面鏡140は、表示光LAをウィンドシールド11に導く光学系を構成する。表示光LAをウィンドシールド11に導く光学系は、凹面鏡140のほかに、レンズや折返しミラー等などのその他の光学部品を有していてもよい。尚、図2では、反射鏡として一つの凹面鏡140を用いて表示対象画像をウィンドシールド11に導いているが、複数の反射鏡を用いて表示対象画像をウィンドシールド11に導いてもよい。
ウィンドシールド11は、入射した表示光LAの一部を反射して、虚像VH、VM又はML等を表示させる。したがって、上述のように、ウィンドシールド11で反射した表示光は運転者Uの眼に入射する。
ここで、上述した通り、入力装置13は、運転者Uにとって虚像が見易い位置を示す基準位置の指定を、運転者Uの操作を介して受け付ける。例えば、運転者Uの視点の高さUMの場合、虚像VMの位置が指定されるため、制御部110は、画像投射面125を表示領域AMに調整する。その結果、視点の高さUMでは、虚像VMの位置で視認させることができる。また、運転者Uの視点の高さUHの場合、虚像VLの位置が指定されるため、制御部110は、画像投射面125を表示領域ALに調整する。その結果、視点の高さUHでは、虚像VLの位置で視認させることができる。また、運転者Uの視点の高さULの場合、虚像VHの位置が指定されるため、制御部110は、画像投射面125を表示領域AHに調整する。その結果、視点の高さULでは、虚像VHの位置で視認させることができる。
(投射部120)
次に、投射部120の構成について、図3を用いて説明する。図3は、投射部120の構成を示す図である。投射部120は、光源121と、ライトトンネル122と、フレネルレンズ123と、拡散板124と、画像投射面125と、を備えている。
光源121は、LED(Light Emitting Diode)等であり、制御信号CS2に応じて光を放出する。光源121からの光はライトトンネル122に入射する。ライトトンネル122はその内部に反射面を備える導光部材であり、光が画像投射面125のほぼ全面に入射するように、光源121からの光を拡げる。すなわち、ライトトンネル122は、LEDからの光を面状の光に変換する。ライトトンネル122を通過した光は、フレネルレンズ123に入射する。
フレネルレンズ123は、ライトトンネル122から出射された光を屈折する。フレネルレンズ123を通過した光は拡散板124に入射する。拡散板124は光を拡散する。拡散板124を通過した光は、画像投射面125に入射する。
画像投射面125は、液晶パネルなどの光変調素子である。画像投射面125は、例えば、TFTや透過型液晶パネルであり、マトリクス状に配列された複数の画素を備えている。そして、それぞれの画素は、制御信号CS1に応じて制御される。したがって、画像投射面125は、制御部110からの制御信号CS1に応じて、光を変調する。具体的には、画像投射面125は、階調データを含む制御信号CS1に応じて、画素ごとに透過率を制御する。画像投射面125を通過した光は、制御信号CS1に応じた表示光LAとなる。これにより、投射部120は、所望の画像を形成するための表示光LAを生成することができる。
なお、投射部120は、透過型の液晶パネルを利用したものに限らず、反射型の液晶パネルや、MEMSミラーなどの他の光変調素子を利用してもよい。さらに、投射部120は、投影レンズなどの他の光学部品を備えていてもよい。
ここで、画像投射面125は、複数の画素のうち一部を、表示対象画像の全体に対応する表示領域として用いるものとする。そして、画像投射面125は、制御部110からの制御信号CS1により、複数の画素のうち表示領域の範囲を例えば、表示領域AH、AM又はAL等に変更する。
(制御構成)
次に、画像表示装置100の制御構成について、図4を用いて説明する。図4は、本実施の形態1にかかる画像表示装置100の構成を示すブロック図である。記憶部160は、表示位置識別情報161と、表示対象画像162と、画像表示プログラム163とを予め記憶する。表示位置識別情報161は、運転者Uに対して虚像の基準位置を指定させるために表示する表示位置を一意に識別するための情報である。表示位置識別情報161は、異なる複数の種類の一意な情報で構成される。表示位置識別情報161は、例えば、数字、文字、記号、画像等である。表示対象画像162は、虚像として視認させるために表示する画像データである。尚、表示対象画像162は、画像表示装置100の外部から入力されたものであっても構わない。画像表示プログラム163は、本実施の形態1にかかる表示位置調整処理が実装されたコンピュータプログラムである。
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)112と、投射制御部113とを備える。画像表示装置100は、CPU112が記憶部160に記憶された画像表示プログラム163を読み込み、実行する。これにより、制御部110は、本実施の形態にかかる投射制御部113を制御する。そのため、制御部110は、汎用的なコンピュータ装置により実現してもよい。
CPU112は、起動時又は虚像位置を調整する指示に応じて、投射制御部113に対して表示位置識別情報の表示指示を行う。投射制御部113は、表示位置識別情報の表示指示に応じて、記憶部160から表示位置識別情報161を読み出し、表示位置識別情報161に応じて制御信号CS1及びCS2を生成する。制御信号CS1は、画像投射面125の調整方向における調整幅の全ての範囲に、異なる複数の表示位置識別情報161を所定の間隔で整列して表示させるための指示を含む。また、制御信号CS1には、表示対象画像である表示位置識別情報161も含まれる。制御信号CS2は、表示対象画像を表示させるために光源121に光を放出させるための輝度等の指示である。投射制御部113は、制御信号CS1を画像投射面125へ、制御信号CS2を光源121へ出力する。
また、CPU112は、運転者Uから入力装置13を介して、虚像として視認させる際の基準位置の指定を指定信号ISとして受け付ける。そして、CPU112は、基準位置に基づいて画像投射面125における表示対象画像の表示領域の位置及びサイズの調整指示を行う。具体的には、CPU112は、指定信号ISに応じて、投射制御部113に対して表示対象画像の表示領域の位置及びサイズの調整の指示を行う。すなわち、投射制御部113は、CPU112から指示される指定信号ISに応じて、光源121及び画像投射面125の制御を行う。その際、投射制御部113は、指定信号ISで指定された表示位置識別情報161に対応する画像投射面125の調整方向の基準位置を特定する。そして、投射制御部113は、特定された基準位置を中心に調整方向で前後の等幅を表示領域として特定する。例えば、調整方向がウィンドシールド11の縦方向の場合、基準位置から上下に同じ幅を表示領域とする。また、表示領域の位置は、基準位置に応じて例えば、表示領域AH、AM又はAL等となる。また、投射制御部113は、記憶部160から表示対象画像を読み出す。そして、投射制御部113は、画像投射面125における特定した表示領域に表示対象画像162を表示させるための指示を制御信号CS1として生成する。また、投射制御部113は、表示対象画像162を表示させるための輝度等の指示である制御信号CS2も生成する。その後、投射制御部113は、制御信号CS1を画像投射面125へ、制御信号CS2を光源121へ出力する。
投射部120は、上記したように、制御信号に応じて変調された表示光LAを出射する。具体的には、光源121は、投射制御部113からの制御信号CS2に応じた輝度の光を発生する。また、画像投射面125は、光源121からの光を変調する。ここで、画像投射面125は、複数の画素のうち制御信号CS1により指示された表示領域に対応する画素において光を透過するように調整する。つまり、画像投射面125は、全ての画素のうち一部を用いて、表示対象画像の表示領域とする。例えば、画像投射面125は、制御信号CS1に応じて表示領域AH、AM又はAL等に調整される。これにより、表示領域における表示対象画像に対応する表示光LAが投射部120から投射される。表示光LAは凹面鏡140を介して、ウィンドシールド11に投射される。
図5は、本実施の形態1にかかる表示位置調整処理の流れを示すフローチャートである。ここでは、虚像の表示位置の調整方法は、ウィンドシールド11の縦方向であるものとする。まず、運転者Uは、自動車1の運転席に着座しているものとする。ここでは、運転者Uは、着座した結果、視点の高さULとなったものとする。そして、運転者Uは、HUDである画像表示装置100を起動する。または、運転者Uは、自動車1の停車時に起動済みHUDに対して虚像位置を調整する指示を行う。これに応じて、画像表示装置100は、画像投射面125の縦方向の全体に複数の表示位置識別情報を表示する(S11)。
図6は、本実施の形態1にかかる画像投射面125における表示位置指定情報の表示例を示す図である。ここでは、画像投射面125の全画素を表示領域125Aとし、表示位置識別情報群161Aが表示されていることを示す。表示位置識別情報群161Aには、7つの異なる表示位置識別情報161A1から161A7が含まれる。表示位置識別情報161A1から161A7は、表示領域125Aの縦方向に等間隔で整列して表示されている。
図7は、本実施の形態1にかかる虚像として視認される表示位置指定情報の表示例を示す図である。尚、図7は、図6の表示例が虚像として視認される場合を示す。ここでは、運転者Uは、視点の高さに応じてウィンドシールド11を介して、上から順に「1」、「2」・・・「7」と並んだ虚像を視認できる。そして、運転者Uは、虚像として相応しい位置で視認できる表示位置識別情報を選択して、入力装置13に対して入力操作を行う。例えば、運転者Uは、視点の高さULであり、基準位置として「6」を選択し、表示位置識別情報161A6を指定するために、入力装置13のボタンを押下したものとする。
その後、画像表示装置100は、入力装置13から表示位置識別情報の指定を受け付ける(S12)。例えば、制御部110は、表示位置識別情報161A6の指定を指定信号ISにより受け付ける。そして、制御部110は、指定された表示位置識別情報が示す基準位置に対応する画像投射面125の表示領域に、表示対象画像を表示する(S13)。例えば、制御部110は、指定信号ISに応じて画像投射面125の表示領域AHを特定し、表示領域AHに表示対象画像162を表示させるように、画像投射面125へ指示する。これに応じて、投射部120は、制御信号CS1に応じて画像投射面125を表示領域AHに調整し、表示領域AHを介して表示対象画像162を投射する。そのため、運転者Uは、視点の高さULにおいて虚像VHを視認できる。
図8は、本実施の形態1にかかるユーザによる基準位置の指定後の画像投射面125における表示領域の例を示す図である。ここでは、画像投射面125の全画素のうち縦方向で上部のものが表示領域125Bとして調整されたことを示す。つまり、表示領域125Bは、図6の表示位置識別情報161A6を基準位置として上下に等幅となっていることを示す。
図9は、本実施の形態1にかかる画像投射面125における表示位置の調整前の画像の表示例を示す図である。ここでは、表示対象画像Dが画像投射面125におけるデフォルトの表示位置に表示されていることを示す。図10は、本実施の形態1にかかる画像投射面125における表示位置の調整後の画像の表示例を示す図である。ここでは、表示対象画像Dが上述した図8の表示領域125Bに相当する位置に表示されていることを示す。そのため、視点の高さULの運転者Uは、虚像VHで表示対象画像Dを視認することができる。
このように、本実施の形態にかかる画像表示装置100は、少なくとも制御部110と投射部120とを備えるものである。そして、投射部120は、投影面を介して虚像として視認させるための画像を画像投射面125から投射する。また、制御部110は、虚像として視認させる際の基準位置の指定を受け付け、基準位置に基づいて画像投射面125における前記画像の表示領域の位置を調整する。これにより、凹面鏡を回動させるためのモータ等の駆動機構、位置検出機構、各種電気的制御回路の制御が不要となり、虚像の表示位置の調整を容易にできる。また、駆動機構、位置検出機構、各種電気的制御回路等の回路が必ずしも必要ではなくなり、ハードウェアコストを低減できる。また、凹面鏡を回動する際のモータの振動による虚像への影響を軽減できる。
ここで、前記基準位置は、前記投影面の縦方向において基準となる位置であることが望ましい。固定された運転席へ運転者が着座する場合、運転者による虚像の見え方の違いとしては、視点の高さの違いに起因することが大きい。つまり、投影面における縦方向の基準位置の違いが大きい。そのため、特に、縦方向で基準位置を調整する必要性が高く、ユーザの視点に適した形で虚像の表示位置の調整を行うことができる。
さらに、前記制御部は、前記表示領域の位置の調整方向における前記画像投射面の所定の調整幅の範囲に、複数の表示位置識別情報を前記基準位置の候補として表示させるとよい。その際、前記制御部は、前記複数の表示位置識別情報のうち一つを前記基準位置の指定として受け付けるとよい。これにより、ユーザが容易に基準位置を指定できる。
<実施の形態2>
本実施の形態2は、上述した実施の形態1の改良例である。すなわち、本実施の形態2にかかる制御部は、前記表示領域の位置の調整方向について所定の縮小率で縮小した前記画像を前記表示領域に表示させる。そして、前記画像表示装置は、前記画像投射面から投射された表示光を、前記調整方向について前記所定の縮小率に応じた拡大率で拡大させる拡大レンズをさらに備えるものである。これにより、表示領域の調整幅を広げることができ、よりユーザの視点に適した表示位置の調整が可能となる。
図11は、本実施の形態2にかかる画像表示装置100aにおける表示領域ごとの虚像の形成位置を概念的に示す図である。画像表示装置100aは、上述した画像表示装置100と比べて、画像投射面125と凹面鏡140の間に縦方向に拡大する拡大レンズ130が追加され、制御部110が制御部110aに置き換わり、記憶部160に縮小画像164がさらに記憶されたものである。そのため、投射部120からの表示光LAは、拡大レンズ130に入射する。そして、拡大レンズ130は、表示光LAを縦方向に拡大して凹面鏡140へ入射させる。
図12は、本実施の形態2にかかる画像表示装置100aの構成を示すブロック図である。記憶部160は、表示位置識別情報161と、表示対象画像162と、画像表示プログラム163aと、縮小画像164と、を記憶する。尚、縮小画像164は、画像表示装置100aの外部から入力されたものであっても構わない。縮小画像164は、表示対象画像162に対して表示領域の位置の調整方向について所定の縮小率で縮小された画像データである。例えば、調整方向が縦方向の場合、縮小画像164は、表示対象画像162の縦方向で1/5のサイズに縮小されたものである。尚、縮小率はこれに限定されない。画像表示プログラム163aは、本実施の形態2にかかる表示位置調整処理が実装されたコンピュータプログラムである。尚、表示位置識別情報161も、縮小画像164と同様に、図4の表示位置識別情報161に対して所定の縮小率で縮小された画像データで合っても構わない。
制御部110aは、CPU112aと投射制御部113aとを備える。CPU112aは、基準位置に基づいて画像投射面125において表示対象画像162に対応する縮小画像164を表示させるための表示領域の位置及びサイズの調整指示を行う。投射制御部113aは、表示領域を特定する際に、基準位置を中心とした調整方向での前後の等幅のサイズを上述した投射制御部113と比べて小さくする。縮小画像164が表示対象画像162よりも小さいためである。また、投射制御部113aは、記憶部160から表示対象画像162に対応する縮小画像164を読み出す。そして、投射制御部113aは、画像投射面125における特定した表示領域に縮小画像164を表示させるための指示を制御信号CS1aとして生成する。また、投射制御部113aは、縮小画像164を表示させるための輝度等の指示である制御信号CS2aも生成する。その後、投射制御部113aは、制御信号CS1aを画像投射面125へ、制御信号CS2aを光源121へ出力する。
そして、光源121は、投射制御部113aからの制御信号CS2aに応じた輝度の光を発生する。また、画像投射面125は、複数の画素のうち制御信号CS1aにより指示された表示領域に対応する画素において光を透過するように調整する。
拡大レンズ130は、画像投射面125から投射された表示光LAを、調整方向について所定の縮小率に応じた拡大率で拡大させ、凹面鏡140へ入射させる。拡大レンズ130には、例えば、縦方向に拡大させる凸レンズを用いることができる。
このように、本実施の形態では、画像投射面125に表示させる画像のサイズを、実施の形態1で用いる表示対象画像162よりも小さいものを用いる。そして、画像投射面125で縮小画像164を表示させた上で、拡大レンズ130により縮小画像164の縮小率に対応する拡大率で拡大させる。そのため、凹面鏡140で反射した表示光LAにより視認される虚像は、ウィンドシールド11を介して実施の形態1と同等のサイズとして視認される。ここで、画像投射面125に縮小画像164を表示させるため、表示領域の調整範囲は、実施の形態1と比べて大きくなる。よって、表示領域の位置の調整幅を広げることができ、よりユーザの視点に適した表示位置の調整が可能となる。特に、画像投射面125の縦方向のサイズが小さい場合には、表示領域の位置の調整幅の制約を緩和することができるため、拡大レンズ130を用いることはより効果的である。
<実施の形態3>
本実施の形態3は、上述した実施の形態1又は2の改良例である。実施の形態1又は2では、虚像の表示位置を調整できるが、運転者の前方の視界を妨げない範囲の調整が考慮されていない。そこで、本実施の形態3では、運転者の視界における中央より下の領域に虚像が視認されるように調整するものである。すなわち、前記制御部は、前記画像投射面の縦方向における一端から中央の間で前記表示領域の位置を調整する。これにより、運転者の視界を妨げない範囲で虚像の表示位置を調整することができる。また、前記制御部は、前記所定の調整幅を前記画像投射面の半分以下として、前記複数の表示位置識別情報を表示させる。これにより、ユーザが指定する位置と調整範囲を対応させることができる。
図13は、本実施の形態3にかかる画像投射面125における表示位置指定情報の表示例を示す図である。ここでは、画像投射面125の全画素のうち縦方向で上端から中央の範囲を表示領域125Cとし、表示位置識別情報群161Cが表示されていることを示す。表示位置識別情報群161Cには、3つの異なる表示位置識別情報161C1から161C3が含まれる。
図14は、本実施の形態3にかかる虚像として視認される表示位置指定情報の表示例を示す図である。尚、図14は、図13の表示例が虚像として視認される場合を示す。ここでは、運転者Uは、ウィンドシールド11を介して、自身の視点において中央から下へ順に「1」、「2」「3」と並んだ虚像を視認できる。そして、運転者Uは、基準位置として「2」を選択したものとする。
図15は、本実施の形態3にかかるユーザによる表示位置の指定後の画像投射面125における表示範囲の例を示す図である。ここでは、画像投射面125の全画素のうち縦方向で上部のものが表示領域125Dとして調整されたことを示す。そのため、運転者Uは、中央から下で虚像を視認できる。このように、運転者の視界を妨げない範囲で虚像の表示位置を調整することができる。
<実施の形態4>
本実施の形態4は、上述した実施の形態1の変形例である。本実施の形態4では、表示領域の位置の調整方向を縦方向ではなく横方向としたものである。そのため、制御部は、異なる複数の表示位置識別情報を横方向に表示させ、指定された基準位置を横方向の基準として横方向で左右の等幅の範囲を表示領域として調整するものである。尚、実施の形態2から変更する際には、横方向に拡大させる拡大レンズを用いればよい。それ以外の構成は、上述したものと同等であるため、図示及び詳細な説明を省略する。
図16は、本実施の形態4にかかる画像投射面125における表示位置指定情報の表示例を示す図である。ここでは、画像投射面125の全画素を表示領域125Eとし、表示位置識別情報群161Eが表示されていることを示す。表示位置識別情報群161Eには、9つの異なる表示位置識別情報が含まれる。これらの表示位置識別情報は、表示領域125Eの横方向に等間隔で整列して表示されている。
図17は、本実施の形態4にかかるユーザによる表示位置の指定後の画像投射面125における表示範囲の例を示す図である。ここでは、図16に基づく虚像を視認した運転者Uにより基準位置として「4」が選択されたものとする。これにより、画像投射面125の全画素のうち横方向で中央より若干左側を基準位置とした表示領域125Fに調整されたことを示す。
このように、本実施の形態4により、凹面鏡の駆動機構の制御をせずに、虚像の表示位置を横方向に容易に調整することができる。
<実施の形態5>
本実施の形態5は、上述した実施の形態1又は4の変形例である。本実施の形態5では、表示領域の位置の調整方向を縦方向又は横方向のいずれか一方ではなく縦及び横方向の両方向、つまり、画像投射面125の任意の方向に表示位置を調整するものである。そのため、制御部は、異なる複数の表示位置識別情報を縦及び横方向に表示させ、指定された基準位置を基準として縦方向で第1の等幅及び横方向で第2の等幅の範囲を表示領域として調整するものである。それ以外の構成は、上述したものと同等であるため、図示及び詳細な説明を省略する。
図18は、本実施の形態5にかかる画像投射面125における表示位置指定情報の表示例を示す図である。ここでは、画像投射面125の全画素を表示領域125Gとし、表示位置識別情報群161Gが表示されていることを示す。表示位置識別情報群161Gには、59個の異なる表示位置識別情報が含まれる。これらの表示位置識別情報は、表示領域125Gの縦及び横方向に等間隔で整列して表示されている。
図19は、本実施の形態5にかかるユーザによる表示位置の指定後の画像投射面125における表示範囲の例を示す図である。ここでは、図16に基づく虚像を視認した運転者Uにより基準位置として「14」が選択されたものとする。これにより、画像投射面125の全画素のうち縦方向で中央より上部、横方向で中央より若干左側を基準位置とした表示領域125Hに調整されたことを示す。
このように、本実施の形態5により、実施の形態1又は4と比べて、表示位置のより柔軟な調整が可能となる。また、実施の形態1と同様の効果も奏する。
<実施の形態6>
本実施の形態6は、上述した実施の形態5の変形例である。本実施の形態6は、虚像の表示位置を調整する際に、縦方向の調整に実施の形態1の技術を適用し、横方向の調整に凹面鏡の回動を用いるものである。従来、虚像の表示位置を縦横の両方向で行うには、縦方向及び横方向で別々の駆動機構が必要となり、制御が複雑であり、モータの振動の影響も大きかった。ここで、虚像の表示位置の調整幅は、縦方向に比べて横方向が相対的に小さいため、駆動機構の制御は少しで済む。よって、本実施の形態6により、虚像の表示位置の調整を両方向とも凹面鏡の回動で行う場合と比べて、駆動機構の制御を削減し、モータの振動の影響を減少させることができる。
図20は、本実施の形態6にかかる画像表示装置100bにおける表示領域ごとの虚像の形成位置を概念的に示す図である。画像表示装置100bは、上述した画像表示装置100と比べて、駆動部150が追加され、制御部110が制御部110bに置き換わったものである。
ここで、凹面鏡140は、駆動部150により反射面を左右に回動可能に設けられている。また、駆動部150は、凹面鏡140を回動させて、凹面鏡140が表示光LAを左右方向に反射させる角度を変更する。駆動部150は、例えば、制御部110からの制御信号CS3により動作するステッピングモータ等である。
図21は、本実施の形態6にかかる画像表示装置100bの構成を示すブロック図である。記憶部160に記憶される画像表示プログラム163bは、本実施の形態6にかかる表示位置調整処理が実装されたコンピュータプログラムである。
制御部110bは、駆動制御部111と、CPU112bと、投射制御部113とを備える。CPU112bは、指定信号ISに指定された基準位置に基づいて横方向の調整量を算出し、駆動部150を制御するための位置制御信号を生成する。そして、CPU112bは、位置制御信号を駆動制御部111へ通知する。
駆動制御部111は、CPU112bから通知された位置制御信号を、駆動部150に対して出力する。駆動部150は、駆動制御部111からの位置制御信号に応じて凹面鏡140を横方向に回動させる。
また、CPU112bは、指定信号ISに指定された基準位置に基づいて縦方向の表示領域の調整指示を投射制御部113に対して行う。以降、投射制御部113は、実施の形態1と同様に処理を行う。
このように、本実施の形態6により虚像の表示位置を縦横の両方向で行うことができ、駆動機構の制御量を軽減することができる。
<その他の実施の形態>
尚、上述した実施の形態2における拡大レンズ130の代わりに、凹面鏡140の曲率を所定の縮小率に応じた拡大率としてもよい。
以上、本発明を上記実施の形態に即して説明したが、本発明は上記実施の形態の構成にのみ限定されるものではなく、本願特許請求の範囲の請求項の発明の範囲内で当業者であればなし得る各種変形、修正、組み合わせを含むことは勿論である。
また、上述の通信装置の任意の処理は、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。この場合、コンピュータプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
また、コンピュータが上述の実施の形態の機能を実現するプログラムを実行することにより、上述の実施の形態の機能が実現される場合だけでなく、このプログラムが、コンピュータ上で稼動しているOS(Operating System)もしくはアプリケーションソフトウェアと共同して、上述の実施の形態の機能を実現する場合も、本発明の実施の形態に含まれる。さらに、このプログラムの処理の全てもしくは一部がコンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットによって行われて、上述の実施の形態の機能が実現される場合も、本発明の実施の形態に含まれる。
1 自動車
10 ダッシュボード
11 ウィンドシールド
12 ステアリングホイール
13 入力装置
U 運転者
LA 表示光
LB 外光
VH 虚像
VM 虚像
VL 虚像
UH 視点の高さ
UM 視点の高さ
UL 視点の高さ
100 画像表示装置
110 制御部
111 駆動制御部
112 CPU
113 投射制御部
120 投射部
121 光源
122 ライトトンネル
123 フレネルレンズ
124 拡散板
125 画像投射面
130 拡大レンズ
140 凹面鏡
150 駆動部
160 記憶部
161 表示位置識別情報
162 表示対象画像
163 画像表示プログラム
164 縮小画像
CS1 制御信号
CS2 制御信号
CS3 制御信号
AH 表示領域
AM 表示領域
AL 表示領域
IS 指定信号

Claims (8)

  1. 投影面を介して虚像として視認させるための画像を画像投射面から投射する投射部と、
    前記虚像として視認させる際の基準位置の指定を受け付け、前記基準位置に基づいて前記画像投射面における前記画像の表示領域の位置を調整する制御部と、
    を備える画像表示装置。
  2. 前記基準位置は、前記投影面の縦方向において基準となる位置である
    請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記制御部は、
    前記表示領域の位置の調整方向における前記画像投射面の所定の調整幅の範囲に、複数の表示位置識別情報を前記基準位置の候補として表示させ、
    前記複数の表示位置識別情報のうち一つを前記基準位置の指定として受け付ける
    請求項1又は2に記載の画像表示装置。
  4. 前記制御部は、
    前記所定の調整幅を前記画像投射面の半分以下として、前記複数の表示位置識別情報を表示させる
    請求項3に記載の画像表示装置。
  5. 前記制御部は、
    前記表示領域の位置の調整方向について所定の縮小率で縮小した前記画像を前記表示領域に表示させ、
    前記画像表示装置は、
    前記画像投射面から投射された表示光を、前記調整方向について前記所定の縮小率に応じた拡大率で拡大させる拡大レンズをさらに備える
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  6. 前記制御部は、
    前記画像投射面の縦方向における一端から中央の間で前記表示領域の位置を調整する
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  7. 画像投射面から投射される画像について投影面を介して虚像として視認させる際の基準位置の指定を受け付けるステップと、
    前記基準位置に基づいて、前記画像投射面における前記画像の表示領域の位置を調整するステップと、
    を有する画像表示方法。
  8. 画像投射面から投射される画像について投影面を介して虚像として視認させる際の基準位置の指定を受け付けるステップと、
    前記基準位置に基づいて、前記画像投射面における前記画像の表示領域の位置を調整するステップと、
    をコンピュータに実行させる画像表示プログラム。
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