JP2019129807A - エミッタおよび点滴灌漑用チューブ - Google Patents

エミッタおよび点滴灌漑用チューブ Download PDF

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Abstract

【課題】流出する液体の流量を調整することができ、製造コストを低減することができるエミッタおよび点滴灌漑用チューブを提供すること。【解決手段】エミッタ120は、エミッタ本体123と、チューブ110の吐出口111から吐出される灌漑用液体の量を調整する吐出量調整部180とを備える。吐出量調整部180は、エミッタ120がチューブ110の内壁面112に接合されたときに内壁面112と対向する位置に、エミッタ本体123と一体に成形され、チューブ110内の灌漑用液体の圧力に応じて変形するダイヤフラム部181を有する。そして、ダイヤフラム部181は、ダイヤフラム部181が変形して内壁面112に密着した場合でも、吐出口111から一定量以上の灌漑用液体の吐出を確保するための吐出量確保部182を、内壁面112と対向する側の面に有する。【選択図】図2

Description

本発明は、エミッタおよび当該エミッタを有する点滴灌漑用チューブに関する。
以前から、植物の栽培方法の一つとして点滴灌漑法が知られている。点滴灌漑法とは、植物が植えられている土壌に点滴灌漑用チューブを配置し、点滴灌漑用チューブから土壌へ、水や液体肥料等の灌漑用液体を滴下する方法である。近年、点滴灌漑法は、灌漑用液体の消費量を最小限にすることが可能であるため、特に注目されている。
点滴灌漑用チューブは、灌漑用液体が吐出される複数の貫通孔が形成されたチューブと、当該チューブの内壁面に接合され、各貫通孔から灌漑用液体を吐出するための複数のエミッタ(「ドリッパ」ともいう)とを有する(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、本体と、ヒンジを中心として本体に対して移動可能なフラップとを含むエミッタが記載されている。このフラップは、本体と同様の、好ましくは同一の材料で形成されている。また、このフラップは、フレーム内に配置された膜(ダイヤフラム)を有する。エミッタが組み立てられた作動状態において、本体の凹部がヒンジを中心に回転したフラップの膜によって覆われる。凹部は、フレームハウジングに設けられたリムを周縁部として本体に形成される。フラップの膜がリムに押しつけられることによって、圧力調整チャンバが形成される。圧力調整チャンバから流出する液体の流量は、圧力変動に起因して膜が弾性的に撓むことによって調整される。
国際公開第2017/093882号
特許文献1に記載のエミッタでは、フラップが開かれた状態で、フラップと本体とが一体成形される。そして、本体に形成された凹部がフラップの膜によって覆われることにより、エミッタから吐出される液体の流量を調整する圧力調整チャンバが構成される。従って、エミッタを作動状態とするために、ヒンジを中心としてフラップを回転させる工程や、回転させたフラップを接着や溶着等によって本体に係合させる工程等、複数の工程が必要となる。このように複数の工程はエミッタの製造コストを上昇させるため、製造コストを抑えることが要望されている。特に、フラップを接着や溶着等によって本体に係合する工程は製造コストを大きく上昇させるので、製造工程で接着や溶着等を必要としないエミッタが要望されている。
本発明の目的は、流出する液体の流量を調整することができ、製造コストを低減することができるエミッタおよび点滴灌漑用チューブを提供することである。
上記の課題を解決するため、本発明に係るエミッタは、灌漑用液体を流通させるチューブの内壁面の、前記チューブの内外を連通する吐出口に対応する位置に接合されたときに、前記チューブ内の前記灌漑用液体を前記吐出口から定量的に前記チューブ外に吐出するためのエミッタであって、エミッタ本体と、前記吐出口から吐出される前記灌漑用液体の量を調整する吐出量調整部と、を備え、前記吐出量調整部は、前記エミッタが前記チューブの内壁面に接合されたときに前記内壁面と対向する位置に、前記エミッタ本体と一体に成形され、前記チューブ内の前記灌漑用液体の圧力に応じて変形するダイヤフラム部を有し、前記ダイヤフラム部は、前記ダイヤフラム部が変形して前記内壁面に密着した場合でも前記吐出口から一定量以上の前記灌漑用液体の吐出を確保するための吐出量確保部を、前記内壁面と対向する側の面に有する。
また、上記の課題を解決するため、本発明に係る点滴灌漑用チューブは、灌漑用液体を吐出する吐出口を有するチューブと、前記チューブの内壁面の前記吐出口に対応する位置に接合された、本発明に係るエミッタと、を有する。
本発明によれば、流出する液体の流量を調整できるエミッタの製造コストを低減することができる。
図1は、本発明の一実施の形態に係る点滴灌漑用チューブの断面図である。 図2Aおよび図2Bは、本発明の一実施の形態に係るエミッタの構成を示す図である。 図3は、図2Aに示されるA−A線におけるエミッタの断面図である。 図4Aおよび図4Bは、ダイヤフラム部が内壁面に密着した場合について説明するための図である。 図5Aおよび図5Bは、第1の変形例について説明するための図である。 図6Aおよび図6Bは、第2の変形例について説明するための図である。 図7Aおよび図7Bは、第3の変形例について説明するための図である。 図8Aおよび図8Bは、第4の変形例について説明するための図である。 図9Aおよび図9Bは、第5の変形例について説明するための図である。 図10Aおよび図10Bは、第6の変形例について説明するための図である。 図11Aおよび図11Bは、第7の変形例について説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[点滴灌漑用チューブおよびエミッタの構成]
図1は、本実施の形態に係る点滴灌漑用チューブ100の軸に沿う方向における断面図である。図1に示されるように、点滴灌漑用チューブ100は、チューブ110およびエミッタ120を有する。
チューブ110は、灌漑用液体を流すための管である。灌漑用液体の例には、水、液体肥料、農薬およびこれらの混合液が含まれる。チューブ110において、灌漑用液体を流す方向については、特に限定されない。また、チューブ110の材料は、特に限定されない。本実施の形態では、チューブ110の材料は、ポリエチレンである。
チューブ110の管壁には、チューブ110の軸方向において所定の間隔(例えば、200mm以上500mm以下)で灌漑用液体を吐出するための複数の吐出口111が形成されている。吐出口111の開口部の直径は、灌漑用液体を吐出することができれば特に限定されない。本実施の形態では、吐出口111の開口部の直径は、1.5mmである。内壁面112の吐出口111に対応する位置には、エミッタ120がそれぞれ接合される。チューブ110の軸方向に垂直な断面形状および断面積は、チューブ110の内部にエミッタ120を配置することができれば特に限定されない。
点滴灌漑用チューブ100は、エミッタ120の裏面121を内壁面112に接合することによって作製される。チューブ110とエミッタ120との接合方法は、特に限定されない。チューブ110とエミッタ120との接合方法の例には、チューブ110またはエミッタ120を構成する樹脂材料の溶着や、接着剤による接着等が含まれる。なお、本実施の形態において、吐出口111は、チューブ110とエミッタ120とを接合した後に形成されるが、接合前に形成されてもよい。
図2Aおよび図2Bは、本実施の形態に係るエミッタ120の構成を示す図である。図2Aは、エミッタ120の平面図であり、図2Bは、エミッタ120の底面図である。図3は、図2Aに示されるA−A線におけるエミッタ120の断面図である。
図1に示されるように、エミッタ120は、吐出口111を覆うように内壁面112に接合されている。エミッタ120の形状は、内壁面112に密着して、吐出口111を覆うことができれば特に限定されない。本実施の形態では、チューブ110の軸方向に垂直なエミッタ120の断面における、内壁面112に接合する裏面の形状は、内壁面112に沿うように、内壁面112に向かって凸の略円弧形状である。エミッタ120の平面視形状は、四隅がR面取りされた略矩形状である。エミッタ120の大きさは、特に限定されない。本実施の形態では、エミッタ120の長辺方向の長さは19mmであり、短辺方向の長さは8mmであり、高さは0.7mmである。エミッタ120の大きさは、吐出口111から吐出される灌漑用液体の所望の量に基づいて、適宜決定されればよい。
本実施の形態において、エミッタ120は、可撓性を有する材料で成形されている。エミッタ120の材料の例には、樹脂、エラストマーおよびゴムが含まれる。樹脂の例には、ポリエチレンおよびシリコーンが含まれる。エミッタ120の可撓性は、弾性を有する樹脂材料の使用によって調整することができる。エミッタ120の可撓性の調整方法の例には、弾性を有する樹脂の選択や、硬質の樹脂材料に対する弾性を有する樹脂材料の混合比の調整等が含まれる。
図2Aおよび図2Bに示されるように、エミッタ120は、取水部150、接続流路141となる接続溝131、減圧流路142となる減圧溝132、および吐出量調整部180を有する。以下の説明において、エミッタ120の図2Aに示される面を表面122、図2Bに示される面を裏面121とする。接続溝131、減圧溝132および吐出量調整部180は、裏面121側に配置されている。また、以下の説明において、吐出量調整部180を除いたエミッタ120の構成、すなわち取水部150、接続溝131(接続流路141)、減圧溝132(減圧流路142)を含む構成を、エミッタ本体123とする。
エミッタ120およびチューブ110が接合されることにより、接続溝131および減圧溝132は、それぞれ接続流路141および減圧流路142となる。これにより、取水部150、接続流路141、減圧流路142および吐出量調整部180によって構成され、取水部150と吐出量調整部180とを繋ぐ流路が形成される。この流路は、取水部150から吐出量調整部180まで灌漑用液体を流通させる。
取水部150は、エミッタ120の長軸方向に沿って複数個配置されている。本実施の形態では、5つの取水部150が、両側の外縁部において互いに離間して配置されている(図2Aおよび図2B参照)。取水部150は、図2A,Bに示されるように、エミッタ120の表面122から裏面121まで貫通する取水用貫通孔である。エミッタ120が内壁面112に接合されたとき、チューブ110内の灌漑用液体は、取水部150側からエミッタ120内に取り込まれる。
なお、取水部150の位置についてはこれに限定されず、例えば後述する変形例のように、エミッタ120の両側面において互いに離間して設けられてもよい。また、取水部150の数についてもこれに限定されず、より多くても少なくてもよい。
また、図示は省略するが、取水部150は、例えば灌漑用液体中の浮遊物がエミッタ120内に侵入することを防止するスクリーン部材等を有していてもよい。前記スクリーン部材の形状は、前述の機能を発揮することができれば特に限定されない。例えば、スクリーン部材は、平行に配置された複数の直線状の部材が、異なる角度で重なった格子構造や、エミッタ120の外側面から取水部150の内側面に向かうにつれて、幅が大きくなるように形成されている。このように、スクリーン部材が、いわゆるウェッジワイヤー構造となるように構成されている場合、取水部150内に流入した灌漑用液体の圧力損失が抑制される。
接続溝131は、取水部150と、減圧溝132とを接続する。接続溝131は、エミッタ120の裏面121側においてエミッタ120の短軸方向に沿って直線状に形成された溝である。接続溝131の中央部付近において、減圧溝132が接続されている。チューブ110とエミッタ120とが接合されたとき、接続溝131と内壁面112とによって、接続流路141が形成される。取水部150から取り込まれた灌漑用液体は、接続流路141を通って、減圧流路142に流れる。
減圧溝132は、接続溝131(接続流路141)と吐出量調整部180とを接続する。減圧溝132は、取水部150から取り入れられた灌漑用液体の圧力を減圧させて、吐出量調整部180に導く。本実施の形態において、減圧溝132は、裏面121の中央部分に、長軸方向に沿って配置された溝である。減圧溝132の上流端は接続溝131に接続されており、下流端は吐出量調整部180に接続されている。減圧溝132の平面視形状は、ジグザグ形状である。
減圧溝132では、減圧流路142内における灌漑用液体の流れ方向において、両側の内側面から複数の凸部133が交互に突出している(図2B参照)。凸部133は、好ましくは、エミッタ120の平面視において、その先端が減圧溝132の中心線Lを越えないように減圧溝132の内側面から延在している(図2B参照)。チューブ110とエミッタ120とが接合されたとき、減圧溝132と内壁面112とによって、減圧流路142が形成される。取水部150から取り込まれた灌漑用液体は、減圧流路142により減圧されて吐出量調整部180に導かれる。
吐出量調整部180は、減圧流路142から流れてきた灌漑用液体がチューブ110の吐出口111から吐出される量を調整する。図1に示されるように、吐出量調整部180は、エミッタ120が内壁面112に接合されたとき、内壁面112に対向するように設けられたダイヤフラム部181と内壁面112とによって構成される。図2Aおよび図2Bに示されるように、本実施の形態では、ダイヤフラム部181は平面視において円形状を有するが、本発明ではダイヤフラム部181の形状については特に限定されない。本実施の形態において、ダイヤフラム部181は、エミッタ本体123と一体に成形されている。ダイヤフラム部181を含むエミッタ120は、例えば射出成形によって製造される。
図1,図2Bおよび図3に示されるように、ダイヤフラム部181の裏面121側(換言すれば、エミッタ120が内壁面112に接合されたとき、ダイヤフラム部181の内壁面112に対向する面側)には、吐出量確保部182が形成されている。本実施の形態において、吐出量確保部182は、ダイヤフラム部181の中心を通るように設けられた1本の溝である。図2Bに示されるように、吐出量確保部182は、チューブ110の吐出口111の略中心を通るように設けられる。
ダイヤフラム部181は、エミッタ本体123と一体に形成されているため、可撓性を有する。ダイヤフラム部181は、エミッタ120が内壁面112に接合された状態において、チューブ110内の灌漑用液体の圧力によって内壁面112側へ向かって変形する。
以下では、チューブ110内の灌漑用液体の圧力に応じたダイヤフラム部181の動作について説明する。
チューブ110内に灌漑用液体が送液される前は、ダイヤフラム部181に灌漑用液体の圧力が加わらないため、ダイヤフラム部181は変形していない(図1参照)。
チューブ110内に灌漑用液体が送液され始めると、チューブ110内の灌漑用液体の圧力が上昇し始め、ダイヤフラム部181が変形し始める。灌漑用液体の圧力が比較的低い場合は、ダイヤフラム部181の変形は比較的小さく、ダイヤフラム部181は内壁面112に接触しない。この状態で灌漑用液体は、ダイヤフラム部181とチューブ110との隙間を通り、吐出口111から吐出される。
灌漑用液体の圧力が設定値を超えると、さらにダイヤフラム部181の変形量が増大し、ダイヤフラム部181が内壁面112と密着する。図4Aは、ダイヤフラム部181が内壁面112に密着した場合の、点滴灌漑用チューブ100の軸に沿う方向における断面図である。図4Bは、図4AのB−B線におけるエミッタ120の断面図である。
図4Aおよび図4Bに示されるように、ダイヤフラム部181が内壁面112に密着している場合であっても、吐出量確保部182によって、吐出口111が閉塞されない。このため、ダイヤフラム部181が内壁面112に密着している場合であっても、一定量以上の灌漑用液体が吐出されうる。
このような構成により、灌漑用液体の圧力に関わらず、吐出口から吐出される灌漑用液体の量を一定量以上確保することができる。すなわち、本実施の形態に係る点滴灌漑用チューブ100は、灌漑用液体の圧力が低圧および高圧のいずれの場合であっても、一定量以上の灌漑用液体をチューブ110外に吐出できる。
なお、吐出量確保部182としての溝の幅については特に限定されない。吐出量確保部182としての溝の幅は、例えば灌漑用液体の圧力が設定値を超えた場合に吐出口111から吐出されることが望ましい灌漑用液体の量に基づいて決定されればよい。
(効果)
以上のように、本実施の形態に係るエミッタ120は、取水部150、接続溝131(接続流路141)、減圧溝132(減圧流路142)を含むエミッタ本体123と、チューブ110の吐出口111から吐出される灌漑用液体の量を調整する吐出量調整部180とを備える。吐出量調整部180は、エミッタ120がチューブ110の内壁面112に接合されたときに内壁面112と対向する位置に、エミッタ本体123と一体に成形され、チューブ110内の灌漑用液体の圧力に応じて変形するダイヤフラム部181を有する。そして、ダイヤフラム部181は、ダイヤフラム部181が変形して内壁面112に密着した場合でも、吐出口111から一定量以上の灌漑用液体の吐出を確保するための吐出量確保部182を、内壁面112と対向する側の面に有する。
このような構成により、本実施の形態に係るエミッタ120は、例えば従来のエミッタ本体に対して移動可能なフラップをエミッタ本体と一体成形し、ヒンジを中心としてフラップを回転させた後、フラップをエミッタ本体に接着や溶着によって係合することで吐出量調整部を形成する場合と比較して、コストを抑えて製造することができる。具体的には、従来のエミッタにおけるフラップを回転させる工程や、接着や溶着によりフラップをエミッタ本体に係合させる工程を省略することができるので、その分の製造コストを低減できる。
また、このような構成により、本実施の形態に係るエミッタ120では、チューブ110内の灌漑用液体の圧力によってダイヤフラム部181が変形したとき、ダイヤフラム部181が吐出口111が設けられたチューブ110の内壁面と直接接触する。従って、本実施の形態に係るエミッタ120は、吐出量調整部180を構成するために、例えばダイヤフラム部181の変形時に密着するための部材を、エミッタ120本体のダイヤフラム部181に対向する位置に設ける必要がない。このため、本実施の形態に係るエミッタ120は、ダイヤフラム部181に対向する位置に台座等を設け、ダイヤフラム部181と台座との間の空間が灌漑用液体の圧力によって狭められることによって吐出量を調整するエミッタと比較して、簡単な構成とすることができる。このため、製造工程の減少や金型の単純化が実現され、製造コストを低減できる。
また、本実施の形態に係るエミッタ120は、ダイヤフラム部181がチューブ110内の灌漑用液体の圧力に応じて変形することで、吐出口111からの灌漑用液体の吐出量を調整することができる。特に、灌漑用液体の圧力が設定値より高くなり、ダイヤフラム部181が大きく変形して吐出口111と密着した状態でも、吐出量確保部182により、吐出口111から一定量以上の灌漑用液体の吐出を確保することができる。なお、本実施の形態において、吐出量確保部182は、ダイヤフラム部181の中心を通るように設けられた1本の溝である。
<変形例>
上記説明した実施の形態において、エミッタ120は、ダイヤフラム部181の中心を通るように設けられた1本の溝である吐出量確保部182によって、ダイヤフラム部181が変形してチューブ110の内壁面に密着した場合でも吐出口111から一定量以上の灌漑用液体の吐出を確保していた。しかしながら、本発明はこれに限定されない。以下では、本発明の灌漑チューブ100の変形例について説明する。
[第1の変形例]
図5Aおよび図5Bは、第1の変形例について説明するための図である。図5Aは点滴灌漑用チューブ100の軸に沿う方向における断面図であり、図5Bはエミッタ120の底面図である。
図5Aおよび図5Bに示されるように、本第1の変形例において、エミッタ120は、吐出量確保部182として、互いに平行に設けられた複数の溝を有する。
本第1の変形例では、このような形状の吐出量確保部182によって、ダイヤフラム部181が変形して内壁面112に密着した場合でも、チューブ110の吐出口111が閉塞されない。このため、上記した実施形態と同様に、ダイヤフラム部181が内壁面112に密着している場合であっても、吐出口111からの一定量以上の灌漑用液体の吐出量を確保することができる。
なお、点滴灌漑用チューブ100の製造時において、エミッタ120を内壁面112に接合する際に、吐出口111の中心とダイヤフラム部181の中心とが多少ずれて接合されてしまう場合がある。このような場合でも、本第1の変形例では、複数本の溝の少なくともいずれかによって、吐出口111からの一定量以上の灌漑用液体の吐出量を確保することができる。
なお、図5Aおよび図5Bに示すように、本第1の変形例では、取水部150が設けられた位置が上記した実施の形態とは異なっている。具体的には、本第1の変形例では、6つの取水部150が、エミッタ120の両側面において互いに離間して配置されている。このように本発明では、取水部150の位置については特に限定されず、取水部150は、例えば上記説明した実施の形態のようにエミッタ120の表面122から裏面121に貫通するように設けられてもよいし、本第1の変形例のようにエミッタ120の両側面に設けられてもよい。また、取水部150の数についても特に限定されず、例えばエミッタ120内に取り込まれるべき灌漑用液体の量に基づいて決定されればよい。
[第2の変形例]
図2Bおよび図5Bに示されるように、上記した実施の形態および第1の変形例では、溝の幅が均一である吐出量確保部182について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されない。
図6Aおよび図6Bは、第2の変形例について説明するための図である。図6Aは点滴灌漑用チューブ100の軸に沿う方向における断面図であり、図6Bはエミッタ120の底面図である。
図6Aおよび図6Bに示されるように、本第2の変形例では、溝の幅が均一ではなく、溝の中心に行くほど溝の幅が広く、溝の両端部に行くほど溝の幅が狭くなるように吐出量確保部182が形成されている。
第2の変形例においても、上記した実施形態および第1の変形例と同様に、ダイヤフラム部181が変形して内壁面112に密着している場合であっても、吐出口111からの一定量以上の灌漑用液体の吐出量を確保することができる。また、第2の変形例では、溝の両端部に行くほど溝の幅が狭くなるように吐出量確保部182が形成されているため、第1の変形例のように溝の幅が均一である場合と比較して、ダイヤフラム部181全体に対して吐出量確保部182が占める面積を小さくすることができる。これにより、ダイヤフラム部181の強度を落とさずに吐出量確保部182を形成することができる。
なお、第2の変形例として、溝の中心に行くほど溝の幅が広く、溝の両端部に行くほど溝の幅が狭くなるように吐出量確保部182が形成された例について説明したが、本発明はこれに限定されない。しかしながら、吐出量確保部182の溝の中心に行くほど幅が狭くなる構成は、本発明では推奨されない。何故なら、吐出量確保部182の溝の中心に行くほど幅が狭くなる場合、ダイヤフラム部181が変形して吐出口111に密着したとき、吐出口111から吐出される灌漑用液体の量を確保することが困難となるからである。本発明の第2の変形例では、溝の中心において、吐出量確保部182の幅がある程度以上確保されることが望ましい。
[第3の変形例]
図7Aおよび図7Bは、第3の変形例について説明するための図である。図7Aは点滴灌漑用チューブ100の軸に沿う方向における断面図であり、図7Bはエミッタ120の底面図である。
図7Aおよび図7Bに示されるように、本第3の変形例において、エミッタ120は、吐出量確保部182として、格子状に設けられた複数の溝を有する。
本第3の変形例では、このような形状の吐出量確保部182によって、ダイヤフラム部181が変形して内壁面112に密着した場合でも、チューブ110の吐出口111が閉塞されない。このため、上記した実施形態と同様に、ダイヤフラム部181が内壁面112に密着している場合であっても、一定量以上の灌漑用液体が吐出されうる。
また、本第3の変形例では、第1の変形例および第2の変形例と同様に、エミッタ120を内壁面112に接合する際に、吐出口111の中心とダイヤフラム部181の中心とが多少ずれてしまった場合でも、格子状の溝の少なくともいずれかによって、吐出口111からの一定量以上の灌漑用液体の吐出量を確保することができる。
[第4の変形例]
図8Aおよび図8Bは、第4の変形例について説明するための図である。図8Aは点滴灌漑用チューブ100の軸に沿う方向における断面図であり、図8Bはエミッタ120の底面図である。
図8Aおよび図8Bに示されるように、本第4の変形例において、エミッタ120は、吐出量確保部182として、ダイヤフラム部181の中心から放射状に設けられた溝を有する。
本第4の変形例では、このような形状の吐出量確保部182によって、ダイヤフラム部181が変形して内壁面112に密着した場合でも、チューブ110の吐出口111が閉塞されない。このため、上記した実施形態と同様に、ダイヤフラム部181が内壁面112に密着している場合であっても、一定量以上の灌漑用液体が吐出されうる。
なお、本第4の変形例の吐出量確保部182は、図8Bに示されるように、ダイヤフラム部181の中心から放射状に設けられた複数の溝に限定されない。吐出量確保部182としての溝は、ダイヤフラム部181の中心から外周縁に向かって形成された1本の溝でもよい。
[第5の変形例]
図9Aおよび図9Bは、第5の変形例について説明するための図である。図9Aは点滴灌漑用チューブ100の軸に沿う方向における断面図であり、図9Bはエミッタ120の底面図である。
図9Aおよび図9Bに示されるように、本第5の変形例において、ダイヤフラム部181は、エミッタ120がチューブ110の内壁面112に接合されたとき、内壁面112に向かって凸となるように形成された弁座部1811を有する。
図9Bに示されるように、本第5の変形例において、弁座部1811はダイヤフラム部181の内壁面112に対向する面から突出した円筒形状を有する。平面視における弁座部1811の中心は、ダイヤフラム部181を構成する円形状と同じ中心である。弁座部1811は、灌漑用液体の圧力が設定値未満である場合には、内壁面112に面して非接触に配置されている。そして、弁座部1811は、灌漑用液体の圧力が設定値以上の場合には、内壁面112と密着できるように形成されている。
ただし、弁座部1811の形状は、前述の機能を発揮することができれば特に限定されない。例えば、弁座部1811は平面視において円形状を有さずともよく、矩形状等を有していてもよい。
図9Bに示されるように、弁座部1811の内壁面112に近い方の面の中心部には、凹部1812が形成される。さらに、弁座部1811の内壁面112に近い方の面には、凹部1812から弁座部1811の外周縁まで接続された溝1813が形成される。この凹部1812と溝1813とによって、吐出量確保部182が構成される。すなわち、ダイヤフラム部181が変形して弁座部1811が内壁面112と密着したとき、凹部1812と溝1813とによって、吐出口111が閉塞されない。このため、ダイヤフラム部181の弁座部1811が内壁面112に密着している場合であっても、吐出口111から吐出される灌漑用液体の量を一定量以上確保することができる。
[第6の変形例]
図10Aおよび図10Bは、第6の変形例について説明するための図である。図10Aは点滴灌漑用チューブ100の軸に沿う方向における断面図であり、図10Bはエミッタ120の底面図である。
図10Aおよび図10Bに示されるように、本第6の変形例において、エミッタ本体123は、第1のエミッタ本体123Aと、第2のエミッタ本体123Bとを有する。ダイヤフラム部181は、ダイヤフラム部181の延在方向(図10Aおよび図10B中の左右方向)における第1のエミッタ本体123Aと第2のエミッタ本体123Bとの間に配置される。ダイヤフラム部181の表面122側および裏面121側には、吐出量確保部182が形成されている。第1のエミッタ本体123Aは、図2Bに示す構成と同様に、取水部150A、接続溝131A(接続流路141A)および減圧溝132A(減圧流路142A)を有する。第2のエミッタ本体123Bは、第1のエミッタ本体123Aと同様に、取水部150B、接続溝131B(接続流路141B)および減圧溝132B(減圧流路142B)を有する。第1のエミッタ本体123Aと第2のエミッタ本体123Bとは表裏逆に配置される。
なお、本第6の変形例の吐出量確保部182は、図5〜9に示す態様で形成されてもよい。
本第6の変形例では、ダイヤフラム部181は、ダイヤフラム部181の延在方向において、それぞれ表裏逆に配置される第1のエミッタ本体123Aおよび第2のエミッタ本体123B間に配置される。そのため、柔軟な材料で構成されているために上下前後の方向判別が困難になる可能性があるエミッタ120をチューブ110に接合する際、エミッタ120の上下前後の方向判別が不要となり、当該接合を容易に行うことができるという効果をさらに奏する。
[第7の変形例]
図11Aおよび図11Bは、第7の変形例について説明するための図である。図11Aは点滴灌漑用チューブ100の軸に沿う方向における断面図であり、図11Bはエミッタ120の底面図である。
図11Aおよび図11Bに示されるように、本第7の変形例において、エミッタ本体123は、平面視において円形状を有する第1のエミッタ本体123Aおよび第2のエミッタ本体123Bを有する。第1のエミッタ本体123Aと、第2のエミッタ本体123Bとは表裏逆に対向して配置される。ダイヤフラム部181は、第1および第2のエミッタ本体123A,123Bの中央部、かつ、エミッタ120の高さ方向(図11Aの上下方向および図11Bの紙面に対して手前奥方向)における第1のエミッタ本体123Aと第2のエミッタ本体123Bとの間に配置される。ダイヤフラム部181の表面122側および裏面121側には、吐出量確保部182が形成されている。エミッタ本体123Aは、エミッタ本体123Aの側面において互いに離間して配置される複数の取水部150Aと、平面視において円弧形状を有する接続溝131A(接続流路141A)および減圧溝132A(減圧流路142A)とを有する。第2のエミッタ本体123Bは、第1のエミッタ本体123Aと同様に、エミッタ本体123Bの側面において互いに離間して配置される複数の取水部150Bと、平面視において円弧形状を有する接続溝131B(接続流路141B)および減圧溝132B(減圧流路142B)とを有する。
なお、本第7の変形例の吐出量確保部182は、図5〜9に示す態様で形成されても良い。
本第7の変形例では、第1のエミッタ本体123Aと、第2のエミッタ本体123Bとは表裏逆に対向して配置される。また、ダイヤフラム部181は、エミッタ120の高さ方向における第1のエミッタ本体123Aと第2のエミッタ本体123Bとの間に配置される。そのため、柔軟な材料で構成されているために上下前後の方向判別が困難になる可能性があるエミッタ120をチューブ110に接合する際、エミッタ120の上下前後の方向判別が不要となり、当該接合を容易に行うことができる。
本発明によれば、流出する液体の流量を調整することができるエミッタを、製造コストを抑えて提供することができる。したがって、点滴灌漑や耐久試験等の、長期の滴下を要する技術分野への上記エミッタの普及および当該技術分野のさらなる発展が期待される。
100 点滴灌漑用チューブ
110 チューブ
111 吐出口
112 内壁面
120 エミッタ
121 裏面
122 表面
123 エミッタ本体
131 接続溝
132 減圧溝
133 凸部
141 接続流路
142 減圧流路
150 取水部
180 吐出量調整部
181 ダイヤフラム部
1811 弁座部
1812 凹部
1813 溝
182 吐出量確保部

Claims (11)

  1. 灌漑用液体を流通させるチューブの内壁面の、前記チューブの内外を連通する吐出口に対応する位置に接合されたときに、前記チューブ内の前記灌漑用液体を前記吐出口から定量的に前記チューブ外に吐出するためのエミッタであって、
    エミッタ本体と、前記吐出口から吐出される前記灌漑用液体の量を調整する吐出量調整部と、を備え、
    前記吐出量調整部は、前記エミッタが前記チューブの内壁面に接合されたときに前記内壁面と対向する位置に、前記エミッタ本体と一体に成形され、前記チューブ内の前記灌漑用液体の圧力に応じて変形するダイヤフラム部を有し、
    前記ダイヤフラム部は、前記ダイヤフラム部が変形して前記内壁面に密着した場合でも前記吐出口から一定量以上の前記灌漑用液体の吐出を確保するための吐出量確保部を、前記内壁面と対向する側の面に有する、
    エミッタ。
  2. 前記吐出量確保部は、前記ダイヤフラム部の前記内壁面と対向する側の面に設けられた少なくとも1本の溝である、
    請求項1に記載のエミッタ。
  3. 前記溝が複数本であり、互いに平行に設けられている、
    請求項2に記載のエミッタ。
  4. 前記溝は、端部と中央部とで異なる幅を有する、
    請求項2または3の記載のエミッタ。
  5. 前記溝は、前記ダイヤフラム部の中心から周縁部に向かって設けられている、
    請求項2の記載のエミッタ。
  6. 複数本の前記溝が、放射状に設けられている、
    請求項5に記載のエミッタ。
  7. 複数本の前記溝が、格子状に設けられている、
    請求項2に記載のエミッタ。
  8. 前記ダイヤフラム部は、前記チューブの内壁面に対向する面から突出しており、前記ダイヤフラム部の非変形時には前記内壁面と非接触に配置されている弁座部を有し、
    前記弁座部は、前記ダイヤフラム部が変形し前記内壁面に密着した場合でも、前記吐出口からの一定量以上の前記灌漑用液体の吐出を確保するための前記吐出量確保部を、前記内壁面と対向する側の面に有する、
    請求項1に記載のエミッタ。
  9. 前記エミッタ本体は、
    第1のエミッタ本体と、
    前記第1のエミッタ本体とは表裏逆に配置される第2のエミッタ本体と、
    を有し、
    前記ダイヤフラム部は、当該ダイヤフラム部の延在方向における前記第1のエミッタ本体と前記第2のエミッタ本体との間に配置される、
    請求項1に記載のエミッタ。
  10. 前記エミッタ本体は、
    第1のエミッタ本体と、
    前記第1のエミッタ本体とは表裏逆に対向して配置される第2のエミッタ本体と、
    を有し、
    前記ダイヤフラム部は、前記エミッタの高さ方向における前記第1のエミッタ本体と前記第2のエミッタ本体との間に配置される、
    請求項1に記載のエミッタ。
  11. 灌漑用液体を吐出する吐出口を有するチューブと、
    前記チューブの内壁面の前記吐出口に対応する位置に接合された、請求項1〜10のいずれか一項に記載のエミッタと、
    を有する、点滴灌漑用チューブ。
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