JP2019128671A - サーバシステム及び負荷分散方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】仮想サーバとローカルサーバとのセッションを切断して適切な負荷分散を実行できる負荷分散技術を提供する。【解決手段】サーバシステムは、複数のクライアント端末及び複数のローカルサーバにネットワーク接続される。前記サーバシステムは、複数の仮想サーバと、複数の前記仮想サーバに対して処理負荷を分散させる負荷分散装置と、複数の前記仮想サーバそれぞれの手前に設けられる複数のバッファと、を備える。前記バッファは、特定の前記クライアント端末から送られてくるデータを一定時間保持することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、サーバシステムにおける負荷分散技術に関する。
特許文献1に開示されているタクシー配車システムでは、管理センタに設けられるロードバランサが、複数のサーバ、データベースに対する要求を配分し、負荷分散を行っている。
特開2016−99669号公報
サーバの通信においては、セッション保持時間(通常は最短で10秒)を設定することができる。しかしながら、多数のクライアント端末(車両)と通信するサーバには常にデータが上がってくるので、セッションが切れるタイミングが無い。セッションが切れるタイミングが無ければ、ロードバランサによって分散の状態を変更することができず、ロードバランサは適切な負荷分散を行うことができない。特に、管理センタに設けられるサーバが二台構成である場合、一台を保守状態にすると、もう一台のサーバに負荷が集中することになり、その後保守状態であった一台を復帰させてもセッションが切れるタイミングが無くロードバランサが適切な負荷分散を行えない可能性が高い。
本発明は、上記の課題に鑑み、仮想サーバとローカルサーバとのセッションを切断して適切な負荷分散を実行できる負荷分散技術を提供することを目的とする。
本発明に係るサーバシステムは、複数のクライアント端末及び複数のローカルサーバにネットワーク接続されるサーバシステムであって、複数の仮想サーバと、複数の前記仮想サーバに対して処理負荷を分散させる負荷分散装置と、複数の前記仮想サーバそれぞれの手前に設けられる複数のバッファと、を備え、前記バッファは、特定の前記クライアント端末から送られてくるデータを一定時間保持することができる構成(第1の構成)である。
上記第1の構成のサーバシステムにおいて、前記一定時間は、前記仮想サーバのセッション保持時間以上である構成(第2の構成)であってもよい。
上記第1又は第2の構成のサーバシステムにおいて、前記負荷分散装置は、複数の前記ローカルサーバそれぞれが管理する前記クライアント端末の台数を考慮して、複数の前記仮想サーバに対して処理負荷を分散させる構成(第3の構成)であってもよい。
上記第3の構成のサーバシステムにおいて、前記負荷分散装置は、複数の前記ローカルサーバそれぞれが管理する前記クライアント端末の台数に対して重み付けが行われた結果を考慮して、複数の前記仮想サーバに対して処理負荷を分散させる構成(第4の構成)であってもよい。
上記第3又は第4の構成のサーバシステムにおいて、複数の前記ローカルサーバの少なくとも一つが管理する前記クライアント端末の台数が変更されたことを契機として、前記バッファが、特定の前記クライアント端末から送られてくるデータを一定時間保持する構成(第5の構成)であってもよい。
上記第4の構成のサーバシステムにおいて、前記重み付けの量が変更されたことを契機として、前記バッファが、特定の前記クライアント端末から送られてくるデータを一定時間保持する構成(第6の構成)であってもよい。
本発明に係る負荷分散方法は、複数の仮想サーバと、複数の前記仮想サーバに対して処理負荷を分散させる負荷分散装置と、複数の前記仮想サーバそれぞれの手前に設けられる複数のバッファと、を備え、複数のクライアント端末及び複数のローカルサーバにネットワーク接続されるサーバシステムにおける負荷分散方法であって、前記バッファが特定の前記クライアント端末から送られてくるデータを一定時間保持する保持工程と、前記サーバシステムと特定の前記ローカルサーバとの通信セッションが前記保持工程によって切断されている期間中に、前記負荷分散装置が分散の状態を変更する変更工程と、を備える構成(第7の構成)である。
本発明の負荷分散技術によれば、仮想サーバとローカルサーバとのセッションを切断して適切な負荷分散を実行できる。
クラウドシステムの一構成例を示す図 配車センタから配車指示が出力された場合の動作を説明する図 クライアント端末から任意発信が出力された場合の動作を説明する図 クライアント端末から任意発信が出力された場合の動作を説明する図 クライアント端末から任意発信が出力された場合の動作を説明する図 負荷分散の一例を示す図 負荷分散の他の例を示す図
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。また、サーバシステムの一具体例としてデータセンタを例に説明する。
<1.クラウドシステムの構成>
図1は、クラウドシステムの一構成例を示す図である。図1に示すクラウドシステムは、クライアント端末100、配車センタ200、及びデータセンタ500を備えている。図1に示すクラウドシステムはタクシーの配車システムとして利用される。
クライアント端末100は、公衆網300を介してデータセンタ500と通信可能である。
配車センタ200は、専用網400を介してデータセンタ500と通信可能である。なお、本実施形態と異なり、配車センタ200が公衆網300を介してデータセンタ500と通信可能であっても構わない。
クライアント端末100は、タクシーに定常的又は一時的に搭載される。図1では、クライアント端末100を1台しか図示していないが、実際には図1に示すクラウドシステムを利用するタクシーの台数分のクライアント端末100が存在する。クライアント端末100は、ハンドマイク101と、情報処理装置102と、位置情報取得部103と、IP無線機104と、を備えている。
ハンドマイク101は、電気信号である配車指示を音声に変換して運転手に伝え、運転手が発した返答を電気信号である指示応答に変換して情報処理装置102に出力する。
情報処理装置102は、配車指示、指示応答、及び位置情報等を処理する。
位置情報取得部103は、クライアント端末100の位置情報ひいてはクライアント端末100を搭載しているタクシーの位置情報を取得する。位置情報取得部103としては、例えばナビゲーションシステム等で利用されるGPS(Global Positioning System)受信部を用いることができる。GPS受信部は、複数のGPS衛星からの信号を受信して、現在時刻におけるクライアント端末100の位置が地球上における経度緯度で表現された情報を取得する。
IP無線機104は、公衆網300を介してデータセンタ500のM2M通信機501と通信する。
配車センタ200は、パーソナルコンピュータ(以下、「PC」と略す)201及び202と、スイッチ203と、ローカルサーバ204と、ルータ205と、を備えている。図1では、配車センタ200を1つしか図示していないが、実際には図1に示すクラウドシステムを利用するタクシー会社の数だけ配車センタ200が存在する。
スイッチ203は、ローカルサーバ204と接続するPCを切り替える。ローカルサーバ204は、PC201又は202からの命令に応じて、配車指示をルータ205及び専用網400を介してデータセンタ500に送信する。
データセンタ500は、M2M通信機501と、ルータ502と、負荷分散装置503と、スイッチ504及び507と、物理サーバ505及び506と、データベースサーバ508及び509と、データベース510と、を備えている。
データセンタ500は、M2M通信機501及びルータ502を用いて、クライアント端末100及び配車センタ200と通信する。
負荷分散装置503は、物理サーバ505及び506及び各物理サーバが備える仮想サーバに対して処理負荷を分散させる。クライアント端末100との通信に関する処理は、クライアント端末100単位で後述する各アプリケーションに分散させる。また、配車センタ200との通信に関する処理は、配車センタ200単位で後述する各アプリケーションに分散させる。
スイッチ504は、負荷分散装置503と接続する物理サーバを切り替える。
物理サーバ505は、仮想サーバ505a及び505bを備えている。仮想サーバ505aは、アプリケーション505a1〜505a3と、音声制御部505a4と、記憶部505a5と、を備えている。仮想サーバ505aは、例えば4つのCPUを備え各CPUがアプリケーション505a1〜505a3及び音声制御部505a4のいずれか一つを処理する構成であってもよく、CPUをマルチコア対応としてCPUの個数を3つ以下にしてもよい。音声制御部505a4は、アプリケーション505a1〜505a3それぞれと協働し、記憶部505a5はアプリケーション505a1〜505a3それぞれの処理内容をログデータとして記憶する。仮想サーバ505bは仮想サーバ505aと同様の構成である。
物理サーバ505は、バッファ505c及び505dも備えている。バッファ505cは仮想サーバ505aの手前に配置され、バッファ505dは仮想サーバ505bの手前に配置される。バッファ505c及び505dはそれぞれ、特定のタクシー会社のクライアント端末100から送られてくるデータを一定時間保持する。例えば図1に示すクラウドシステムを利用するタクシー会社のうち、保有するタクシーの台数が比較的多いタクシー会社を特定のタクシー会社とすればよい。特定のタクシー会社は、単数、複数のどちらであってよい。
物理サーバ506は物理サーバ505と同様の構成である。仮想サーバの数及び物理サーバの数は本実施形態と同一でなくても構わない。
スイッチ507は、負荷分散装置503と接続するデータベースサーバを切り替える。
データベースサーバ508及び509は、データセンタ500が受信するデータ等に基づいてデータベース510を更新する。例えば、データベース510に格納されている各クライアント端末100の位置情報が更新される。また例えば、図1に示すクラウドシステムを利用するタクシー会社が保有するタクシーの台数を増やした場合には、クライアント端末100を製造する工場(不図示)や保有するタクシーの台数を増やしたタクシー会社の配車センタ200等から送信される情報に基づいて、データベース510に登録されるクライアント端末100が追加される。
<2.配車指示が出力された場合の動作>
図2は、配車指示が配車センタ200から出力された場合の動作を説明する図である。或る1つの配車センタ200が配車指示を出力すると、配車指示を出力した配車センタ200との通信に関する処理を行う1つのアプリケーションが配車指示を処理する。
配車指示を出力した配車センタ200との通信に関する処理を行う1つのアプリケーションは、配車指示に含まれるタクシー会社及び配車先に関する情報に基づいて、データベース510に送信先を確認する。データベース510は、配車指示に含まれる情報に対応するタクシー会社が保有する配車先の周辺に位置する所定数のクライアント端末100を送信先とし、送信先であるクライアント端末100との通信に関する処理を行う単数又は複数のアプリケーションに送信指示を送る。
送信先であるクライアント端末100との通信に関する処理を行う単数又は複数のアプリケーションは、データベース510からの送信先指示に従って、配車先の周辺に位置する所定数のクライアント端末100に配車指示を送信する。
配車指示を受信したクライアント端末100から最も早く返ってきた配車指示応答を、最も早く配車指示応答を返したクライアント端末100との通信に関する処理を行うアプリケーションが受け付ける。そして、配車指示を出力した配車センタ200との通信に関する処理を行う1つのアプリケーションは、配車指示を出力した配車センタ200に配車指示応答を送信する。これにより、1つの配車が完了する。
<3.任意発信が出力された場合の動作>
図3は、位置情報を通知するための任意発信がクライアント端末100から出力された場合の動作を説明する図である。或る1つのクライアント端末100が任意発信を出力すると、任意発信を出力したクライアント端末100との通信に関する処理を行う1つのアプリケーションが任意発信を処理する。
任意発信を出力したクライアント端末100との通信に関する処理を行う1つのアプリケーションは、任意発信に含まれるタクシー会社及に関する情報に基づいて、データベース510に送信先を確認する。データベース510は、任意発信に含まれる情報に対応するタクシー会社が保有する配車センタ200を送信先とし、送信先である配車センタ200との通信に関する処理を行う1つのアプリケーションに送信指示を送る。
送信先である配車センタ200との通信に関する処理を行う1つのアプリケーションは、データベース510からの送信先指示に従って、送信先である配車センタ200に任意発信を送信する。
任意発信を受信した配車センタ200から返ってきた任意発信応答を、任意発信応答を返した配車センタ200との通信に関する処理を行うアプリケーションが受け付ける。そして、任意発信を出力したクライアント端末100との通信に関する処理を行う1つのアプリケーションは、任意発信を出力したクライアント端末100に任意発信応答を送信する。
任意発信を出力するクライアント端末100が特定のタクシー会社のクライアント端末100であれば、図4に示すようにバッファが任意発信を一定時間保持することができる。バッファが任意発信を一定時間保持した場合、一定時間が経過すると、図5に示すように任意発信に関する処理が再開される。すなわち、バッファが任意発信を一定時間保持した場合には一定時間だけ処理は遅延するが、図3と同様の処理結果を得ることができる。
バッファ505c、505d、506c、及び506dが特定のタクシー会社のクライアント端末100から送られてくるデータを一定時間保持するタイミングは、1日に1回や1時間に1回等の定期的なタイミングであってもよく、データセンタ500の管理者による操作に応じた任意のタイミングであってもよい。
バッファ505c、505d、506c、及び506dが特定のタクシー会社のクライアント端末100から送られてくるデータを一定時間保持することで、特定のタクシー会社の配車センタ200がクライアント端末100から送られてくるデータに対する応答を返す必要のない期間が発生する。そして、当該期間中に、データセンタ500内の仮想サーバと、特定のタクシー会社の配車センタ200内のローカルサーバとのセッションが切断する。したがって、当該期間中に、必要に応じて負荷分散装置503が分散の状態を変更することが可能になり、適切な負荷分散を実行できる。
ただし、バッファ505c、505d、506c、及び506dが特定のタクシー会社のクライアント端末100から送られてくるデータを保持している一定時間の間に特定のタクシー会社の配車センタ200から配車指示等が出力された場合には、特定のタクシー会社の配車センタ200内のローカルサーバとのセッションが例外的に切断されない。
また、バッファ505c、505d、506c、及び506dそれぞれを仮想サーバ505a、505b、506a、及び506bの手前に設けているので、特定のタクシー会社が複数である場合に、データセンタ500内の仮想サーバと、特定のタクシー会社それぞれの配車センタ200内のローカルサーバとのセッションを一斉に切断することができる。これにより、負荷分散装置503が分散の状態を変更するときに、特定のタクシー会社それぞれの配車センタ200との通信に関する処理を行う各アプリケーションを変更することが可能になる。
もし特定のタクシー会社それぞれの配車センタ200内のローカルサーバの手前にバッファを設けると、ローカルサーバ間で時間情報のずれがあることが想定されるため、特定のタクシー会社それぞれの配車センタ200内のローカルサーバとのセッションを一斉に切断することができなくなる。これにより、負荷分散装置503が分散の状態を変更するときに、特定のタクシー会社それぞれの配車センタ200との通信に関する処理を行う各アプリケーションの一部しか変更することができなくなり、適切な負荷分散を実行できないおそれがある。
つまり、バッファを仮想サーバの手前に設けることで、適切な負荷分散の実行が保証される。
なお、バッファ505c、505d、506c、及び506dが特定のタクシー会社のクライアント端末100から送られてくるデータを保持している一定時間は、データセンタ500内の仮想サーバのセッション保持時間以上であることが望ましい。これにより、バッファ505c、505d、506c、及び506dが特定のタクシー会社のクライアント端末100から送られてくるデータを一定時間保持することで、データセンタ500内の仮想サーバと、特定のタクシー会社の配車センタ200内のローカルサーバとのセッションが確実に切断する。
<4.負荷分散の具体例>
以下、データセンタ500内のアプリケーションが12個、A会社が所有する配車センタ200が管理するクライアント端末100が10台、B会社が所有する配車センタ200が管理するクライアント端末100が30台、C会社が所有する配車センタ200が管理するクライアント端末100が60台、D会社が所有する配車センタ200が管理するクライアント端末100が50台である場合を例に挙げて、負荷分散の具体例について説明する。
図6は負荷分散の一例を示す図であり、図7は負荷分散の他の例を示す図である。図6に示す負荷分散の例では、負荷分散装置503が、各アプリケーションの合計最大セッション数を考慮して、各アプリケーションの合計最大セッション数がなるべく均一になるように負荷分散を行っている。
しかしながら、各配車センタ200が複数のクライアント端末100からの任意発信を受け取るため、配車センタ200とのセッションは、クライアント端末100とのセッションに比べて負荷が大きくなる。配車センタ200とのセッションにおける最大負荷は、クライアント端末100とのセッションにおける負荷に対して、配車センタ200が管理しているクライアント端末100の台数分倍となる。したがって、図6に示す負荷分散の例では、アプリケーション#7にかかる負荷が非常に大きくなるおそれがある。
そこで、図7に示す負荷分散の例のように、負荷分散装置503が、各配車センタ200が管理しているクライアント端末100の台数すなわち各ローカルサーバ204が管理しているクライアント端末100の台数を考慮して、各アプリケーションの最大負荷がなるべく均一になるように負荷分散を行うことが望ましい。これにより、図6に示す負荷分散の例に比べて、各アプリケーションにかかる負荷が大きくなることを抑制することできる。すなわち、図7に示す負荷分散の例を実行することで、より一層適切な負荷分散を行うことができる。なお、負荷分散装置503は、各配車センタ200やデータベース510から各配車センタ200が管理しているクライアント端末100の台数に関する情報を取得すればよい。
また、曜日や時間帯などによって実際に稼働しているクライアント端末100の台数が変動する。したがって、各ローカルサーバ204が管理しているクライアント端末100の台数に対して、曜日や時間帯などに基づく重み付けを行ってもよい。例えば、金曜日の深夜には80%の重み付けを行い、平日の日中には50%の重み付けを行うなどの重み付けが考えられる。負荷分散装置503は重み付けの具体的な内容を、例えばデータテーブルの形式で記憶してもよく、機械学習によって把握してもよい。負荷分散装置503が、各ローカルサーバ204が管理しているクライアント端末100の台数に対して重み付けが行われた結果を考慮して、各アプリケーションの重み付けが反映された最大負荷がなるべく均一になるように負荷分散を行っている。これにより、更に適切な負荷分散を行うことができる。
各アプリケーションの最大負荷の少なくとも一つ又は各アプリケーションの重み付けが反映された最大負荷の少なくとも一つが変更された場合には、負荷分散装置503が分散の状態を変更して適切な負荷分散を行うことが望ましい。したがって、バッファ505c、505d、506c、及び506dは、各ローカルサーバ204の少なくとも一つが管理しているクライアント端末100の台数が変更されたことを契機として、特定のタクシー会社のクライアント端末100から送られてくるデータを一定時間保持することが望ましい。同様に、バッファ505c、505d、506c、及び506dは、重み付けの量が変更されたことを契機として、特定のタクシー会社のクライアント端末100から送られてくるデータを一定時間保持することが望ましい。
また、管理しているクライアント端末100の台数が変更されたときや重み付けの量が変更されたときに配車センタ200が再起動するようにし、配車センタ200から再起動を行った旨の情報を受け取ると、負荷分散装置503が分散の状態を変更するようにしてもよい。この場合、バッファ505c、505d、506c、及び506dを設けない構成にすることも可能である。
<5.変形例>
上記実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。上述した実施形態において説明した種々の変形例は互いに矛盾しない限り適宜組合せて実施することができる。
100 クライアント端末
200 配車センタ
300 公衆網
400 専用網
500 データセンタ
503 負荷分散装置
505a、505b、506a、506b 仮想サーバ
505c、505d、506c、506d バッファ

Claims (7)

  1. 複数のクライアント端末及び複数のローカルサーバにネットワーク接続されるサーバシステムであって、
    複数の仮想サーバと、
    複数の前記仮想サーバに対して処理負荷を分散させる負荷分散装置と、
    複数の前記仮想サーバそれぞれの手前に設けられる複数のバッファと、
    を備え、
    前記バッファは、特定の前記クライアント端末から送られてくるデータを一定時間保持することができる、サーバシステム。
  2. 前記一定時間は、前記仮想サーバのセッション保持時間以上である、請求項1に記載のサーバシステム。
  3. 前記負荷分散装置は、複数の前記ローカルサーバそれぞれが管理する前記クライアント端末の台数を考慮して、複数の前記仮想サーバに対して処理負荷を分散させる、請求項1又は請求項2に記載のサーバシステム。
  4. 前記負荷分散装置は、複数の前記ローカルサーバそれぞれが管理する前記クライアント端末の台数に対して重み付けが行われた結果を考慮して、複数の前記仮想サーバに対して処理負荷を分散させる、請求項3に記載のサーバシステム。
  5. 複数の前記ローカルサーバの少なくとも一つが管理する前記クライアント端末の台数が変更されたことを契機として、前記バッファが、特定の前記クライアント端末から送られてくるデータを一定時間保持する、請求項3又は請求項4に記載のサーバシステム。
  6. 前記重み付けの量が変更されたことを契機として、前記バッファが、特定の前記クライアント端末から送られてくるデータを一定時間保持する、請求項4に記載のサーバシステム。
  7. 複数の仮想サーバと、複数の前記仮想サーバに対して処理負荷を分散させる負荷分散装置と、複数の前記仮想サーバそれぞれの手前に設けられる複数のバッファと、を備え、複数のクライアント端末及び複数のローカルサーバにネットワーク接続されるサーバシステムにおける負荷分散方法であって、
    前記バッファが特定の前記クライアント端末から送られてくるデータを一定時間保持する保持工程と、
    前記サーバシステムと特定の前記ローカルサーバとの通信セッションが前記保持工程によって切断されている期間中に、前記負荷分散装置が分散の状態を変更する変更工程と、
    を備える、負荷分散方法。
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