JP2019128259A - 検知装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用形態に合わせて複数の検知装置を連結したり、連結した複数の検知装置を分離したりすることが可能な検知装置を提供する。【解決手段】検知装置10は、監視対象を検知したときに検知信号を出力するセンサと、外部機器に検知信号を送信する通信部と、前記センサから出力された検知信号を、前記通信部を介して前記外部機器に送信させる制御部と、前記センサ、前記通信部及び前記制御部が収容される筐体100と、筐体100に設けられ、少なくとも一つの他の検知装置10の筐体100と連結可能な連結部122、126と、連結部122、126により、この検知装置10と連結された他の検知装置10との間で検知信号の送受信が可能な接続端子123、127と、を備える。【選択図】図3
Description
本発明は、センサを備えた検知装置に関する。
従来、光センサを用いて、人体等の監視対象を検知する検知装置が提案されている。例えば、人体が検知エリア内に侵入したときにチョッパを動作させて、赤外線検出器の出力変化のレベルをモニタすることにより、人体が検知エリアで静止しているかエリア外に退出したかを判定するようにした人体検知器が提案されている(特許文献1参照)。
この種の検知装置が設置されるレジャー施設、病院、ショッピングセンター等の人が多く集まる施設においては、利用者の移動範囲が広がるのに合わせて検知範囲を広くしたり、変更したりすることが求められる。しかし、従来の検知装置は、拡張性が考慮されていないため、複数の検知装置を連結して使用することは困難であった。
本発明の目的は、単体でも連結しても使用可能な検知装置を提供することにある。
本発明は、以下のような解決手段により、課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。また、符号を付して説明した構成は、適宜に改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
第1の発明は、監視対象を検知したときに検知信号を出力するセンサ(11)と、外部機器に検知信号を送信する通信部(12)と、前記センサから出力された検知信号を、前記通信部を介して前記外部機器に送信させる制御部(16)と、前記センサ、前記通信部及び前記制御部が収容される筐体(100)と、前記筐体に設けられ、少なくとも一つの他の検知装置の筐体と連結可能な連結部(122,126)と、前記連結部により、この検知装置と連結された前記他の検知装置との間で検知信号の送受信が可能な接続端子(123,127)と、を備える検知装置(10)に関する。
第2の発明は、第1の発明の検知装置(10)であって、この検知装置が前記他の検知装置(10)と前記連結部(122,126)により連結され、この検知装置が親機となり、前記他の検知装置が子機となる場合において、前記制御部(16)は、連結された前記他の検知装置から送信された検知信号を、前記接続端子(123,127)を介して受信し、この検知装置の前記センサから出力された検知信号と、前記他の検知装置の検知信号とを前記外部機器に送信し、この検知装置が前記他の検知装置と前記連結部により連結され、この検知装置が子機となり、前記他の検知装置が親機となる場合において、前記制御部は、前記センサから出力された検知信号を、前記他の検知装置へ送信する検知装置に関する。
第3の発明は、第1又は第2の発明の検知装置(10)であって、前記センサ(11)の検知範囲を調節する調節機構(130)を備える検知装置に関する。
第4の発明は、第1から第3までのいずれかの発明の検知装置(10)であって、前記連結部は、第1の面に設けられた凸状部(126)と、前記第1の面と直交する第2の面に設けられた凹状部(122)と、を備え、この検知装置の前記凸状部と前記他の検知装置の前記凹状部又はこの検知装置の前記凹状部と前記他の検知装置の前記凸状部とが嵌合することにより、この検知装置と前記他の検知装置とが連結される検知装置に関する。
本発明によれば、単体でも連結しても使用可能な検知装置を提供できる。
以下、本発明に係る検知装置を、入退室管理システムに適用した実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態における入退室管理システム1の全体構成を示すブロック図である。図2(A)、(B)は、検知装置10及び携帯端末20の構成を示すブロック図である。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態における入退室管理システム1の全体構成を示すブロック図である。図2(A)、(B)は、検知装置10及び携帯端末20の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、第1実施形態の入退室管理システム1は、主な構成として、検知装置10、携帯端末20(外部機器)、管理サーバ30等を備える。なお、第1実施形態における入退室管理システム1の基本構成は、後述する第2及び第3実施形態のように、検知装置10を複数連結して使用する場合にも共通である。
検知装置10は、例えば、脱衣棚内に衣服、タオル等の荷物が置かれたか否かを検知して、検知信号を携帯端末20に送信する装置である。後述するように、第1実施形態の入退室管理システム1において、脱衣棚内における荷物の有無は、利用者又は管理者の保持する携帯端末20を介して確認できる。
検知装置10は、図2(A)に示すように、センサ11、近距離通信部12(通信部)、インターフェース部13、電源部14、記憶部15及び制御部16を備える。このうち、近距離通信部12、記憶部15及び制御部16は、検知装置10の内部に設けられた基盤(不図示)に実装されている。なお、第1実施形態では、検知装置10を単体で使用する例について説明するが、本実施形態で説明する検知装置10は、親機として機能する。親機と子機については後述する。
センサ11は、脱衣棚内における荷物(監視対象)の有無を検知する非接触の光センサである。光センサは、例えば、レーザセンサである。センサ11は、検知装置10に設けられたスリット部111(図4参照)から照射光となるレーザ光を照射し、またスリット部111を介して反射光を受光する。なお、センサ11を示した該当図面では、センサ11から照射される照射光のみを破線で示している。
センサ11は、発光素子から照射光を出力し、その照射光が監視対象で反射したときの反射光を受光素子で受光して、ON又はOFFの信号を制御部16(後述)に出力する。例えば、センサ11は、脱衣棚内に荷物が無いことを検知すると、制御部16にOFF信号(0レベル)を送信する。また、センサ11は、脱衣棚内に荷物が有ることを検知すると、制御部16にON信号(1レベル)を送信する。なお、センサ11は、レーザセンサに限らず、例えば、超音波センサ等であってもよい。
近距離通信部12は、携帯端末20との間で近距離のデータ通信を行うための通信インターフェースである。近距離通信部12と携帯端末20との間は、例えば、Bluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)、Wi−Fi等の通信規格に準拠した電波によりデータ通信が行われる。図1において、検知装置10(近距離通信部12)と携帯端末20との間の距離が近い場合には、中継装置40を介さずにデータの送受信を行うこともできる。中継装置40は、入退室管理システム1が適用される施設の中に配置されている。
インターフェース部13は、検知装置10と連結された他の検知装置10(不図示)との間でデータ通信を行うための接続部材である。インターフェース部13は、接続端子123,127(後述)、配線、コネクタ部品等を備える。第1実施形態では、検知装置10を単体で使用するため、他の検知装置10と連結されることはない。インターフェース部13に設けられた接続端子ついては、後述する。
電源部14は、センサ11、近距離通信部12、制御部16等に電力を供給するバッテリーパックである。このバッテリーパックは、リチウムイオン電池等の充電式のバッテリ本体、バッテリ制御ドライバ等(いずれも不図示)を備える。電源部14には、筐体100に設けられたUSB端子124(後述)介して電力が供給される。なお、電源部14は、非充電式の乾電池等であってもよい。
記憶部15は、半導体メモリ等により構成される。記憶部15には、制御部16において実行されるアプリケーションプログラム、データ等が記憶される。
制御部16は、検知装置10の動作及び機能を統括的に制御するCPU(中央処理装置)である。制御部16は、記憶部15から各種のアプリケーションプログラムを読み出して実行することにより、各ハードウェアと協働して、各種の機能を実現する。
制御部16は、検知装置10の動作及び機能を統括的に制御するCPU(中央処理装置)である。制御部16は、記憶部15から各種のアプリケーションプログラムを読み出して実行することにより、各ハードウェアと協働して、各種の機能を実現する。
制御部16は、後述するように、管理者の設定に基づいて親機・子機の切り替えを行うようにしてもよいし、他の検知装置10と連結されることにより、親機又は子機の設定を自動的に行ってもよい。このような親機又は子機の設定は、検知装置10が2〜4個連結される場合に行われる。
制御部16は、検知装置10が親機となる場合、この検知装置10のセンサ11から出力された検知信号及びこの検知装置10に連結された少なくとも一つの子機となる検知装置10からインターフェース部13を介して受信した検知信号を、それぞれ出力された順に近距離通信部12を介して外部に送信する。第1実施形態のように、検知装置10が親機として単体で使用される場合、制御部16は、自身のセンサ11から出力された検知信号のみを外部に送信する。
検知装置10が親機となる場合、制御部16は、センサ11から出力された検知信号を記憶部15に一時的に記憶し、記憶させた順に外部に送信する。例えば、後述する第2実施形態のように、2つの検知装置10が連結された場合、親機となる検知装置10の制御部16は、自身のセンサ11から出力された検知信号と、連結された子機となる検知装置10から受信した検知信号を、それぞれ記憶部15に一時的に記憶させる。
例えば、制御部16は、自身のセンサ11から出力された検知信号を記憶部15に先に記憶させ、子機となる検知装置10から受信した検知信号を記憶部15に後から記憶させた場合、自身のセンサ11から出力された検知信号を先に外部に送信し、続いて、子機となる検知装置10から受信した検知信号を外部に送信する。また、制御部16は、子機となる検知装置10から受信した検知信号を記憶部15に先に記憶させ、自身のセンサ11から出力された検知信号を記憶部15に後から記憶させた場合、子機となる検知装置10から受信した検知信号を先に外部に送信し、続いて、自身のセンサ11から出力された検知信号を外部に送信する。
また、制御部16は、検知装置10が子機となる場合、この検知装置10のセンサ11から出力された検知信号を、親機となる検知装置10の制御部16にインターフェース部13を介して送信する。この場合、子機となる検知装置10の制御部16は、この検知装置10のセンサ11から出力された検知信号を、近距離通信部12を介して外部に送信する処理をキャンセルする。
第1実施形態では、検知装置10を単体で使用するため、管理者は、検知装置10を親機として設定する。後述する第2及び第3実施形態では、複数の検知装置10を連結して使用するため、管理者は、一つの検知装置10を親機として設定し、他の検知装置10を子機として設定する。複数の検知装置10を連結して使用する場合、親機となる検知装置10は、一つだけとなり、その他の検知装置10は、すべて子機となる。
携帯端末20は、入退室管理システム1の管理者、施設の利用者等が保持する通信端末装置であり、例えばスマートフォン、タブレット端末、タッチパネル型パーソナルコンピュータ等である。すなわち、携帯端末20は、管理者、利用者等が携帯可能なコンピュータである。
携帯端末20は、図2(B)に示すように、近距離通信部21、ネットワーク通信部22、タッチパネル23、記憶部24及び制御部25を備える。なお、図2(B)では、携帯端末20において、本実施形態の説明に必要な機能ブロックのみを示している。
携帯端末20は、図2(B)に示すように、近距離通信部21、ネットワーク通信部22、タッチパネル23、記憶部24及び制御部25を備える。なお、図2(B)では、携帯端末20において、本実施形態の説明に必要な機能ブロックのみを示している。
近距離通信部21は、例えば、中継装置40を介して、検知装置10との間でデータを送受信するための通信インターフェースである。近距離通信部21と中継装置40との間は、例えば、Bluetooth(登録商標)、ZigBee(登録商標)、Wi−Fi等の通信規格に準拠した電波によりデータ通信が行われる。
ネットワーク通信部22は、基地局50及び通信ネットワーク60を介して、管理サーバ30との間でデータを送受信するための通信インターフェースである。ネットワーク通信部22は、基地局50(及びネットワーク接続用の不図示のサーバ)を介して通信ネットワーク60に接続されている。ネットワーク通信部22と基地局50との間は、携帯電話用の無線通信方式によりデータが送受信される。
タッチパネル23は、液晶パネル等の表示デバイスで構成される表示部と、タッチスクリーン等の操作検出デバイスで構成される入力部と、を備える(いずれも不図示)。管理者又は利用者は、タッチパネル23に指等で触れてジェスチャー動作を行うことにより、制御部25(後述)に対してデータの入力、動作の指示等を行うことができる。
例えば、利用者(又は管理者)は、携帯端末20のタッチパネル23の表示部に表示された空き脱衣棚の検索画面を見ながら、タッチパネル23の入力部を操作することにより、施設内において、空いている脱衣棚の位置、数等を把握できる。なお、利用者の保持する携帯端末20は、管理者の保持する携帯端末20とは異なるが、ここでは同じ携帯端末20として説明する。
また、管理者は、携帯端末20のタッチパネル23の表示部に表示された親機・子機の切り替え画面を見ながら、タッチパネル23の入力部を操作することにより、親機としての検知装置10を子機に設定したり、子機としての検知装置10を親機に設定したりできる。検知装置10における親機・子機の設定は、検知装置10と携帯端末20のそれぞれにダウンロードされたアプリケーションプログラムを介して行うことができる。
記憶部24は、半導体メモリ等により構成される。記憶部24には、制御部25において実行されるアプリケーションプログラム、データ等が記憶される。記憶部24の所定の記憶領域には、例えば、親機・子機の設定情報等が記憶される。
制御部25は、携帯端末20の動作及び機能を統括的に制御するCPU(中央処理装置)である。制御部25は、記憶部24に記憶されているオペレーティングシステム(OS)、アプリケーションプログラムを読み出して実行することにより、各ハードウェアと協働して、各種の機能を実現する。
制御部25は、携帯端末20の動作及び機能を統括的に制御するCPU(中央処理装置)である。制御部25は、記憶部24に記憶されているオペレーティングシステム(OS)、アプリケーションプログラムを読み出して実行することにより、各ハードウェアと協働して、各種の機能を実現する。
管理サーバ30(図1参照)は、例えば、入退室管理システム1を管理する施設事業者により運営されるサーバである。管理サーバ30は、携帯端末20との間が通信ネットワーク60を介して接続されている。管理サーバ30には、例えば第1実施形態では、脱衣棚の空き状況に関するデータが記憶され、定期的に更新される。また、後述する第2及び第3実施形態では、利用者の移動経路、時間、人数等に関するデータが時系列的に記憶される。
次に、検知装置10の構成について説明する。
図3は、第1実施形態における検知装置10の斜視図である。図4は、検知装置10を固定具140により取り付ける形態を示す斜視図である。図5は、センサ調節機構130の構成を示す概略断面図である。図6及び図7は、第1実施形態における検知装置10の使用形態を示す概念図である。このうち、図7は、ロッカー2内に設けられた検知装置10を、鉛直方向の下側から上側に向けて視たときの斜視図である。
なお、本明細書等においては、図3に示す配置において、検知装置10の長手方向をX方向とし、このX方向と直交する一方をY方向、他方をZ方向として説明する。
図3は、第1実施形態における検知装置10の斜視図である。図4は、検知装置10を固定具140により取り付ける形態を示す斜視図である。図5は、センサ調節機構130の構成を示す概略断面図である。図6及び図7は、第1実施形態における検知装置10の使用形態を示す概念図である。このうち、図7は、ロッカー2内に設けられた検知装置10を、鉛直方向の下側から上側に向けて視たときの斜視図である。
なお、本明細書等においては、図3に示す配置において、検知装置10の長手方向をX方向とし、このX方向と直交する一方をY方向、他方をZ方向として説明する。
図3に示すように、検知装置10は、筐体100を備える。筐体100の内部には、上述したセンサ11、近距離通信部12等が収納されている。筐体100は、円柱を長手方向と平行な中心線に沿って4分割した1/4円柱形に構成されている。筐体100は、フロントカバー110と、リアカバー120と、を備える。フロントカバー110及びリアカバー120は、例えば、不透明のプラスチック材により形成される。
フロントカバー110は、検知装置10の表側(監視対象側)を覆う部材である。フロントカバー110は、図4に示すように、X方向の一方の端にスリット部111を備える。スリット部111は、センサ11から照射された照射光及び監視対象の表面で反射した反射光が通過可能な部材である。スリット部111は、図4に示すように、フロントカバー110の外周面において、径方向に沿うように略扇形に形成されている。スリット部111は、光透過性を有するプラスチック材により形成され、別部品としてフロントカバー110に装着されている。
リアカバー120は、図3のY−Z平面における断面が略L字形となる部材である。リアカバー120は、フロントカバー110に接着、ネジ止め等により接合される。図3に示すように、リアカバー120は、第1の面121に凹部122(連結部)を備える。凹部122は、この検知装置10が他の検知装置10と連結されたときに、その検知装置10の凸部126(後述)と嵌合可能な枠形状の溝である。
凹部122には、接続端子123と、USB端子124と、が設けられている。接続端子123は、図2(A)に示すインターフェース部13の一部である。接続端子123は、他の検知装置10と連結されたときに、その検知装置10の接続端子127(後述)と電気的に導通する。USB端子124は、充電用の端子であり、電源部14と電気的に接続されている。なお、USB端子124は、後述する凸部126に設けられていてもよい。
凹部122の中央付近には、マグネットM1が埋め込まれている。マグネットM1は、この検知装置10が他の検知装置10と連結されたときに、その検知装置10の凸部126に設けられたマグネットM2、又は、この検知装置10が固定具140(後述)に取り付けられたときに、その固定具140に設けられたマグネットM3と接合する磁性部材である。
一方、リアカバー120は、第2の面125に凸部126(連結部)を備える。凸部126は、この検知装置10が他の検知装置10と連結されたときに、その検知装置10の凹部122と嵌合可能な台形状の突起である。凸部126には、接続端子127が設けられている。接続端子127は、図2(A)に示すインターフェース部13の一部である。接続端子127は、他の検知装置10と連結されたときに、その検知装置10の接続端子123と電気的に導通する。連結された複数の検知装置10において、子機のセンサ11で検知された検知信号は、接続端子123又は127、或いは、接続端子123及び127を介して親機に送信される。
また、凸部126の中央付近には、マグネットM2が埋め込まれている。マグネットM2は、この検知装置10が他の検知装置10と連結されたときに、その検知装置10の凹部122に設けられたマグネットM1、又は、この検知装置10が固定具140(後述)に取り付けられたときに、その固定具140に設けられたマグネットM3と接合する磁性部材である。
筐体100は、図5に示すように、センサ調節機構130を備える。なお、図5は、検知装置10のY−Z平面における概略断面図である。センサ調節機構130は、センサ11の検知範囲を調節する機構である。センサ調節機構130は、筐体100のX方向において、スリット部111の近傍に設けられている。センサ調節機構130は、図5に示すように、センサアーム131、プレート132、操作ダイアル133及び支持ピン134を備える。
センサアーム131は、センサ11を保持するアームである。センサアーム131の一方の端部には、センサ11が保持されている。センサアーム131の他方の端部は、プレート132に連結されている。操作ダイアル133は、センサ11の検知範囲を外部から調節可能とする部材である。操作ダイアル133は、支持ピン134を介して、プレート132と連結されている。
操作ダイアル133には、図4に示すように、溝部135が設けられている。溝部135は、例えば、コイン等を嵌合させる窪みである。管理者は、操作ダイアル133の溝部135にコイン等を嵌合させて時計回り又は反時計回りに回転させることにより、センサ11を約90度の範囲で所望の方向に向けることができる。そのため、例えば、複数の検知装置10を連結した場合に、各センサ11の検知範囲が重ならないようにしたり、互いの検知範囲を出来る限り離したりできる。なお、センサ調節機構130は、例えば、ベルト、プーリー等を組み合わせた構成としてもよいし、複数の歯車を組み合わせた構成としてもよい。また、センサ調節機構130は、小型のモータと歯車とを組み合わせた構成としてもよい。
上記のように構成された検知装置10を監視場所に単体で設置する場合、図4に示すように、設置場所(例えば、脱衣棚の内壁)に固定具140を取り付ける。固定具140は、例えば、ネジ等により設置場所に取付けられる。固定具140は、凹部141を備える。凹部141は、検知装置10が取り付けられたときに、その検知装置10の凸部126と嵌合可能な枠形状の溝である。
固定具140において、凹部141の中央付近には、マグネットM3が内蔵されている。マグネットM3は、検知装置10が取り付けられたときに、その検知装置10の凸部126に設けられたマグネットM2と接合する磁性部材である。検知装置10の凸部126を、固定具140の凹部141と嵌合させると、凸部126に設けられたマグネットM1と凹部141に設けられたマグネットM3とが互いの磁力により着脱自在に接合される。そのため、管理者は、検知装置10を設置場所に簡単に固定できる。また、管理者は、検知装置10を、互いのマグネットの磁力に抗して固定具140から引き離すことにより、検知装置10を固定具140から取り外すことができる。これにより、管理者は、検知装置10を充電したり、メンテナンスしたりできる。
なお、検知装置10の凹部122を固定具140に固定する場合、その固定具140には、検知装置10の凹部122(第1の面121)と嵌合可能な台形状の凸部(不図示)を設ければよい。このように、検知装置10は、凸部126(第1の面121)を使用して設置場所に固定してもよいし、凹部122(第2の面125)を使用して設置場所に固定してもよい。更に、検知装置10は、凸部126(第1の面121)及び凹部122(第2の面125)の両方を使用して設置場所に固定してもよい。
第1実施形態の検知装置10(単体)は、例えば、図6及び図7に示すように、脱衣棚2の奥側の角部に設置される。検知装置10を脱衣棚2の奥側の角部に設置した場合、検知装置10は、脱衣棚2の利用者から見えづらくなるため、違和感を与えにくい。また、狭い脱衣棚2の内部に、より少ないスペースで設置できる。
利用者が脱衣棚2に荷物3を置くと、センサ11により荷物3の存在が検知され、検知信号が検知装置10から中継装置40を介して(又は介さずに)管理者の保持する携帯端末20へ送信される。携帯端末20へ送信された検知信号は、基地局50及び通信ネットワーク60を介して管理サーバ30へ送られ、脱衣棚の位置と関連付けられて記憶される。
一方、利用者は、自身の保持する携帯端末20を介して、施設事業者の提供するウェブサイトにアクセスし、タッチパネル23(表示部)に表示された空き脱衣棚の検索画面を見ながら、タッチパネル23の入力部を操作することにより、施設内において、空いている脱衣棚の位置、数を把握できる。したがって、利用者は、携帯端末20のタッチパネル23(表示部)を見ることにより、施設の混み具合を判断できる。
また、第1実施形態の検知装置10は、後述する第2及び第3実施形態のように、複数個を連結させた場合でも、それぞれの検知装置10を簡単に分離できる。すなわち、連結した複数の検知装置10を単体の検知装置10に分離して、検知範囲を狭くした使用形態にも適用できる。すなわち、第1実施形態の検知装置10は、複数を連結して使用することもできるし、図6に示すように、単体で脱衣棚2の荷物3の有無を検知する使用形態にも適用できる。また、検知装置10は、図7に示すように、ロッカー2の内側の角部にぴったりと収まるように形成されているため、利用者に違和感を与えにくい。
なお、第1実施形態では、脱衣棚2において荷物3の有無を検知する例について説明したが、これに限らず、例えば、座席等に利用者が座っているか否かを検知するような使用形態にも適用できる。
なお、第1実施形態では、脱衣棚2において荷物3の有無を検知する例について説明したが、これに限らず、例えば、座席等に利用者が座っているか否かを検知するような使用形態にも適用できる。
(第2実施形態)
第2実施形態は、2個の検知装置10を連結して使用する点が第1実施形態と相違する。第2実施形態の検知装置10において、その他の構成は、第1実施形態と同じである。そのため、入退室管理システム1の全体の図示等を省略する。また、第2実施形態の説明及び図面において、第1実施形態と同等の部材等には、第1実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
第2実施形態は、2個の検知装置10を連結して使用する点が第1実施形態と相違する。第2実施形態の検知装置10において、その他の構成は、第1実施形態と同じである。そのため、入退室管理システム1の全体の図示等を省略する。また、第2実施形態の説明及び図面において、第1実施形態と同等の部材等には、第1実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図8は、第2実施形態における検知装置10A及び10Bの斜視図である。図9及び図10は、第2実施形態における検知装置10A及び10Bの使用形態を示す概念図である。このうち、図9は、壁Wに取付けられた検知装置10A及び10Bを、鉛直方向の下側から上側に向けて視たときの斜視図である。
図8に示すように、第2実施形態では、検知装置10A及び10Bを連結して、一つの検知ユニットとする点が第1実施形態と相違する。第2実施形態では、検知装置10Aを親機、検知装置10Bを子機として説明する。検知装置10A及び10Bは、親機、子機としての機能が異なる以外は、同じ検知装置として機能する。
検知装置10Aと10Bは、図8に示すように、検知装置10Aの凸部126(図3参照)と検知装置10Bの凹部122とを嵌合させることにより、それぞれに埋め込まれたマグネットM1、M2(図3参照)の磁力により連結できる。なお、図8の例に限らず、検知装置10Aの凹部122と検知装置10Bの凸部126とを嵌合させてもよい。
連結された検知装置10A及び10Bを、図9に示すような壁Wに固定するには、検知装置10Aの凹部122と嵌合可能な凸部を備えた固定具140(不図示)と、検知装置10Bの凸部126と嵌合可能な凹部141を備えた固定具140(図4参照)とを、壁Wに沿って並べて取り付ければよい。
連結された検知装置10A及び10Bは、例えば、図10に示すように、通路の壁Wに固定される。図10においては、利用者Pの移動方向をDで示す。図10(A)に示すように、利用者PがD1方向からD2方向に移動すると、最初に検知装置10A(親機)のセンサ11により利用者Pが検知され、続いて検知装置10B(子機)のセンサ11により利用者Pが検知される。また、図10(B)に示すように、利用者PがD2からD1方向に移動すると、最初に検知装置10B(子機)のセンサ11により利用者Pが検知され、続いて検知装置10A(親機)のセンサ11により利用者Pが検知される。
親機となる検知装置10Aは、自身のセンサ11から出力された検知信号及び連結された検知装置10B(子機)から受信した検知信号を、近距離通信部12を介して外部に送信する。また、子機となる検知装置10Bは、自身のセンサ11から出力された検知信号を、親機となる検知装置10Aの制御部16にインターフェース部13(図2参照)を介して送信する。このとき、子機となる検知装置10Bにおいて、自身のセンサ11から出力された検知信号を、近距離通信部12を介して外部に送信する処理はキャンセルされる。
このように、連結された検知装置10A及び10Bにおいては、親機となる検知装置10Aの一つの近距離通信部12を介して、検知装置10A及び連結された検知装置10Bで出力された2つの検知信号が順に外部に送信される。これに対して、連結された検知装置10A及び10Bにおいて、それぞれの近距離通信部12から検知信号を外部に送信させた場合、先に検知装置10Aのセンサ11で利用者Pを検知した場合でも、近距離通信の電波状況によっては、検知装置10Bから出力された検知信号が先に外部に送信されることがあり得る。しかし、第2実施形態の連結された検知装置10A及び10Bにおいて、親機となる検知装置10Aの制御部16は、各センサ11から出力された検知信号を、記憶部15に記憶させた順に外部に送信するため、近距離通信の電波状況により生じる誤検知を抑制できる。図10(B)の場合も同様である。
また、第2実施形態において、検知装置10A及び10Bは、特別な工具、接合部材等を用いることなしに簡単に連結したり、分離したりできる。そのため、単体の検知装置10を複数連結することにより、検知範囲をより広くした使用形態にも適用できる。すなわち、第2実施形態の連結された検知装置10A及び10Bは、図10に示すような通路において、利用者Pの移動を監視する使用形態にも適用できる。また、検知装置10Aと10Bは、同一形状であるため、連結したときの意匠性に優れている。そのため、連結した検知装置10Aと10Bは、利用者に違和感を与えにくい。
(第3実施形態)
第3実施形態は、3個の検知装置10を連結して使用する点が第1実施形態と相違する。第3実施形態の検知装置10において、その他の構成は、第1実施形態と同じである。そのため、入退室管理システム1の全体の図示等を省略する。また、第3実施形態の説明及び図面において、第1実施形態と同等の部材等には、第1実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
第3実施形態は、3個の検知装置10を連結して使用する点が第1実施形態と相違する。第3実施形態の検知装置10において、その他の構成は、第1実施形態と同じである。そのため、入退室管理システム1の全体の図示等を省略する。また、第3実施形態の説明及び図面において、第1実施形態と同等の部材等には、第1実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図11は、第3実施形態における検知装置10A〜10Cの斜視図である。図12及び図13は、第3実施形態における検知装置10A〜10Cの使用形態を示す概念図である。このうち、図12は、壁Wに取付けられた検知装置10A〜10Cを、鉛直方向の下側から上側に向けて視たときの斜視図である。
図11に示すように、第3実施形態では、検知装置10A、10B及び10Cを連結して、一つの検知ユニットとする点が第1実施形態と相違する。第3実施形態では、検知装置10Aを親機、検知装置10B及び10Cを子機として説明する。検知装置10Aと10B及び10Cとは、親機、子機としての機能が異なる以外は、同じ検知装置として機能する。
検知装置10Aと10Bとの連結は、先に説明した第2実施形態と同じである。第3実施形態において、検知装置10Cの凹部122(図3参照)と、検知装置10Bの凸部126とを嵌合させると、それぞれに埋め込まれたマグネットM1、M2(図3参照)の磁力により、検知装置10Cと10Bとを連結できる。なお、図11の例に限らず、検知装置10Aの凹部122と検知装置10Cの凸部126とを嵌合させてもよい。
連結された検知装置10A〜10Cを、図12に示すようなT字形に分岐する通路の壁Wに固定するには、検知装置10Aの凹部122と嵌合可能な凸部を備えた固定具140(不図示)と、検知装置10Cの凸部126と嵌合可能な凹部141を備えた固定具140(図4参照)とを、壁Wの角部に沿って交差するように取り付ければよい。
連結された検知装置10A〜10Cは、例えば、図12及び図13に示すように、T字形に分岐する通路の壁Wに固定される。図13(A)に示すように、利用者PがD1からD2方向に移動し、通路の分岐においてD3方向に移動すると、最初に検知装置10A(親機)のセンサ11により利用者Pが検知され、続いて検知装置10B(子機)のセンサ11、検知装置10C(子機)のセンサ11の順に利用者Pが検知される。また、図13(B)に示すように、利用者PがD3からD4方向に移動し、通路の分岐でD1方向に曲がると、最初に検知装置10C(子機)のセンサ11により利用者Pが検知され、続いて検知装置10B(子機)のセンサ11、検知装置10A(親機)のセンサ11の順に利用者Pが検知される。
なお、図13(A)において、最初に検知装置10A(親機)のセンサ11により利用者Pが検知され、続いて検知装置10B(子機)のセンサ11により利用者Pが検知された後、所定時間、検知装置10C(子機)のセンサ11により利用者が検知されない場合、利用者は、通路の分岐でD3方向に曲がることなく、D2方向に直進したものと判定できる。
なお、図13(A)において、最初に検知装置10A(親機)のセンサ11により利用者Pが検知され、続いて検知装置10B(子機)のセンサ11により利用者Pが検知された後、所定時間、検知装置10C(子機)のセンサ11により利用者が検知されない場合、利用者は、通路の分岐でD3方向に曲がることなく、D2方向に直進したものと判定できる。
また、図13(B)において、最初に検知装置10C(子機)のセンサ11により利用者Pが検知され、続いて検知装置10B(子機)のセンサ11により利用者Pが検知された後、所定時間、検知装置10A(親機)のセンサ11により利用者が検知されない場合、利用者は、通路の分岐でD2方向に曲がり、そのまま直進したものと判定できる。
また、図13(B)において、最初に検知装置10B(子機)のセンサ11により利用者Pが検知され、続いて検知装置10A(親機)のセンサ11により利用者Pが検知された場合、利用者は、D2方向からD1方向に向けて直進したものと判定できる。
このように、第3実施形態の連結された検知装置10A〜10Cは、利用者Pが通路の分岐で曲がった方向を検知できるだけでなく、利用者Pが通路の分岐で曲がることなく直進したことも検知できる。
このように、第3実施形態の連結された検知装置10A〜10Cは、利用者Pが通路の分岐で曲がった方向を検知できるだけでなく、利用者Pが通路の分岐で曲がることなく直進したことも検知できる。
また、第3実施形態においても、親機となる検知装置10Aの一つの近距離通信部12を介して、検知装置10A及び連結された検知装置10B及び10Cで出力された3つ(又は2つ)の検知信号が、記憶部15(検知装置10A)に記憶された順に外部に送信されるため、近距離通信の電波状況により生じる誤検知を抑制できる。
また、第3実施形態においても、検知装置10A〜10Cは、特別な工具、接合部材等を用いることなしに簡単に連結したり、分離したりできる。そのため、単体の検知装置10を複数連結することにより、検知範囲をより広くした使用形態にも適用できる。すなわち、第3実施形態の連結された検知装置10A〜10Cは、図13に示すように、T字形に分岐する通路において、利用者Pの移動を監視する使用形態にも適用できる。また、検知装置10A〜10Cは、同一形状であるため、連結したときの意匠性に優れている。そのため、連結した検知装置10A〜10Cは、利用者に違和感を与えにくい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、後述する変形形態のように種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内に含まれる。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述の実施形態及び後述する変形形態は、適宜に組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
実施形態では、検知装置10における親機・子機の設定を、アプリケーションプログラムを介して実施する例について説明したが、検知装置10における親機・子機の設定を自動的に行うようにしてもよい。その場合、例えば、バッテリの残量が最も多い検知装置10を親機として設定し、その他の検知装置10を子機として設定する処理を実施してもよい。また、検知装置10ごとに割り当てられた識別番号の大小に基づいて、親機・子機の設定を自動的に行うようにしてもよい。例えば、複数の検知装置10が連結された場合に、識別番号の最も大きい(又は最も小さい)検知装置10を親機とし、その他の検知装置10を子機として設定するようにしてもよい。更に、検知装置10を、親機専用、子機専用として作製してもよい。
筐体100は、円柱を中心線に沿って3分割以下とした形状でもよいし、5分割以上とした形状でもよい。また、フロントカバー110の断面形状は、楕円形状でもよいし、三角形状、四角形等の多角形状でもよい。すなわち、筐体100は、互いに嵌合可能な凹部122及び凸部126を備えていれば、どのような形状であってもよい。
スリット部111は、例えば、図14に示すように、フロントカバー110の外周面において、長手方向(X方向)に沿うような帯状であってもよい。図14は、スリット部111の変形形態を示す斜視図である。本形態によれば、センサ11の検知範囲を、検知装置10の長手向に沿って変更できる。そのため、例えば、検知装置10の長手方向に沿って移動する監視対象に対して、より適切な検知を行うことができる。
検知装置10同士及び検知装置10と固定具140との間は、例えば、両面接着テープで連結してもよいし、ネジ等で連結してもよい。また、検知装置10又は固定具140の一方がマグネットを備える場合、他方は金属板でもよい。
検知装置10を4個連結して、全体として円柱形状となるように構成してもよい。その場合、連結した4つの検知装置10を通路の十字路の天井面又は床面に設置することにより、利用者Pが十字路を直進したか、右方向又は左方向に曲がったか等を監視できる。
1:入退室管理システム、10,10A,10B,10C:検知装置、20:携帯端末20、30:管理サーバ、11:センサ、12:近距離通信部、13:インターフェース部、14:電源部、15:記憶部、16:制御部、100:筐体、110:フロントカバー、111:スリット部、120:リアカバー、122:凹部、126:凸部、130:センサ調節機構
Claims (4)
- 監視対象を検知したときに検知信号を出力するセンサと、
外部機器に検知信号を送信する通信部と、
前記センサから出力された検知信号を、前記通信部を介して前記外部機器に送信させる制御部と、
前記センサ、前記通信部及び前記制御部が収容される筐体と、
前記筐体に設けられ、少なくとも一つの他の検知装置の筐体と連結可能な連結部と、
前記連結部により、この検知装置と連結された前記他の検知装置との間で検知信号の送受信が可能な接続端子と、
を備える検知装置。 - 請求項1に記載の検知装置であって、
この検知装置が前記他の検知装置と前記連結部により連結され、この検知装置が親機となり、前記他の検知装置が子機となる場合において、前記制御部は、連結された前記他の検知装置から送信された検知信号を、前記接続端子を介して受信し、この検知装置の前記センサから出力された検知信号と、前記他の検知装置の検知信号とを前記外部機器に送信し、
この検知装置が前記他の検知装置と前記連結部により連結され、この検知装置が子機となり、前記他の検知装置が親機となる場合において、前記制御部は、前記センサから出力された検知信号を、前記他の検知装置へ送信する検知装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の検知装置であって、
前記センサの検知範囲を調節する調節機構を備える検知装置。 - 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の検知装置であって、
前記連結部は、第1の面に設けられた凸状部と、前記第1の面と直交する第2の面に設けられた凹状部と、を備え、
この検知装置の前記凸状部と前記他の検知装置の前記凹状部又はこの検知装置の前記凹状部と前記他の検知装置の前記凸状部とが嵌合することにより、この検知装置と前記他の検知装置とが連結される検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018010088A JP2019128259A (ja) | 2018-01-24 | 2018-01-24 | 検知装置 |
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2018
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