JP2019126866A - 動作軌道生成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】動作軌道の計画の生成にあたり把持対象物が周辺の障害物と干渉するおそれをより低減することができる動作軌道生成装置を提供する。【解決手段】動作軌道生成装置の演算処理部は、距離画像センサにより取得された対象物の周辺における距離画像から対象物に対応する第1点群データを抽出することによって対象物を特定し、距離画像において、対象物の周辺の点群データである第2点群データから第1点群データを除外し、第1点群データが除かれた後の第2点群データを用いて、距離画像における、第1点群データが除かれた空間領域に存在する障害物に対応する点群データである第3点群データを推定し、推定した第3点群データを第1点群データが除かれた空間領域に補完し、把持アームと対象物のそれぞれが、第1点群データを除外した第2点群データ及び第3点群データと干渉しないように動作軌道の計画を生成する。【選択図】図2

Description

本発明は、把持アームの動作軌道生成装置に関する。
把持アームの動作軌道の計画を生成するにあたって、把持対象物の周辺にある障害物と把持アームとの干渉の有無を判定する動作軌道生成装置が知られている。特許文献1には、距離画像センサにより把持対象物を含む作業環境を計測した距離画像の中から、特定された把持対象物の領域を除き、把持対象物の領域を除いた領域と把持アームとの干渉判定を行う動作軌道生成装置が記載されている。
特開2015−009314号公報 特許第5724919号公報
しかしながら、特許文献1に記載の動作軌道生成装置では、把持対象物の領域を除いた領域において、仮に、把持対象物の周辺の障害物が把持対象物の背景の空間領域にまで連続していたとしても、当該空間領域には障害物が何も存在していないとして扱われる。このため、生成した動作軌道の計画に基づいて実際に把持アームを動かすと、把持アームと把持対象物の少なくとも一方が、把持対象物の背後の障害物にぶつかってしまう場合があった。
本発明は、以上の背景に鑑みなされたものであり、把持アームを生成した動作軌道に従って動作させたときに、把持アームと把持対象物のそれぞれが、把持対象物の周辺の障害物と干渉するおそれをより低減することができる動作軌道生成装置を提供することを目的とする。
本発明は、対象物を把持するための把持アームと、被写体の表面上における複数の点の座標データである点群データを含む距離画像を取得する距離画像センサと、前記把持アームの動作軌道の計画を生成するための演算処理を行う演算処理部と、を備える、前記把持アームの動作軌道生成装置であって、前記演算処理部は、前記距離画像センサにより取得された前記対象物の周辺における距離画像から前記対象物に対応する第1点群データを抽出することによって前記対象物を特定し、前記距離画像において、前記対象物の周辺の点群データである第2点群データから前記第1点群データを除外し、前記第1点群データと前記第1点群データが除かれた後の前記第2点群データの少なくとも一方を用いて、前記距離画像における、前記第1点群データが除かれた空間領域に存在する障害物に対応する点群データである第3点群データを推定し、前記第3点群データを前記第1点群データが除かれた空間領域に補完し、前記把持アームと前記対象物のそれぞれが、前記第1点群データを除外した後の前記第2点群データ、及び、前記第3点群データと干渉しないように前記動作軌道の計画を生成するものである。
距離画像において、把持対象物に対応する第1点群データが除かれた後の第2点群データを用いて、第1点群データが除かれた空間領域に存在する障害物に対応する点群データである第3点群データを推定し、推定した第3点群データを当該空間領域に補完する。このようにすると、動作軌道の計画の生成にあたって、第1点群データが除かれた空間領域に障害物がある場合に、当該障害物があることが考慮される。これにより、生成した動作軌道の計画に従って、把持アームを実際に動作させた場合に、把持アームと把持対象物のそれぞれが、障害物と干渉するおそれを低減することができる。
さらに、前記演算処理部は、前記第1点群データが除かれた後の前記第2点群データより前記対象物の周辺に存在する面を特定し、前記対象物の周辺に存在する面を前記第1点群データが除かれた空間領域まで延長し、延長された当該面のうち前記第1点群データが除かれた空間領域にある部分に対応する点群データを前記第3点群データと推定するものである。
対象物の周辺に存在する面は、第1点群データが除かれた後の第2点群データより容易に特定できる。この特定した面を、第1点群データが除かれた空間領域まで延長したときに、延長された当該面のうち第1点群データが除かれた空間領域にある部分に対応する点群データは容易に算出することができる。すなわち、延長された当該面のうち第1点群データが除かれた空間領域にある部分に対応する点群データを第3点群データと推定することで、複雑な計算を行うことなく、第1点群データが除かれた空間領域に存在する障害物を補完することができる。
さらに、前記演算処理部は、前記距離画像における前記第2点群データから水平方向に対して角度を持つ方向に延在する障害物を特定できるか否か判定し、前記角度を持つ方向に延在する障害物を特定できない場合には、前記距離画像における第2点群データから前記第1点群データを除外し、推定した前記第3点群データを前記第1点群データが除かれた空間領域に補完する処理を行わない。
このようにすることで、無駄な処理に要する計算時間を排除することができるので、把持アームが動作する軌道を生成するための演算処理をより円滑に行うことができる。
本発明は、対象物を把持するための把持アームの動作軌道の計画を、被写体の表面上における複数の点の座標データである点群データを含む距離画像を取得する距離画像センサを用いて生成する動作軌道生成方法であって、前記距離画像センサにより取得された前記対象物の周辺における距離画像から前記対象物に対応する第1点群データを特定するステップと、前記距離画像において、前記対象物の周辺の点群データである第2点群データから前記第1点群データを除外するステップと、前記第1点群データと前記第1点群データが除かれた後の前記第2点群データの少なくとも一方を用いて、前記距離画像における、前記第1点群データが除かれた空間領域に存在する障害物に対応する点群データである第3点群データを推定し、推定した前記第3点群データを前記第1点群データが除かれた空間領域に補完するステップと、前記把持アームと前記対象物のそれぞれが、前記第2点群データ及び前記第3点群データと干渉しないように前記動作軌道の計画を生成するステップと、を含むものである。これにより、動作軌道の計画の生成にあたって、把持アームと把持対象物のそれぞれが、把持対象物の周辺の障害物と干渉するおそれをより低減することができる。
本発明は、対象物を把持するための把持アームの動作軌道の計画を、被写体の表面上における複数の点の座標データである点群データを含む距離画像を取得する距離画像センサを用いて生成する処理手順をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記距離画像センサにより取得された前記対象物の周辺における距離画像から前記対象物に対応する第1点群データを特定する処理手順と、前記距離画像において、前記対象物の周辺の点群データである第2点群データから前記第1点群データを除外する処理手順と、前記第1点群データと前記第1点群データが除かれた後の前記第2点群データの少なくとも一方を用いて、前記距離画像における、前記第1点群データが除かれた空間領域に存在する障害物に対応する点群データである第3点群データを推定し、推定した前記第3点群データを前記第1点群データが除かれた空間領域に補完する処理手順と、前記把持アームと前記対象物のそれぞれが、前記第2点群データ及び前記第3点群データと干渉しないように前記動作軌道の計画を生成する処理手順と、を含むものである。これにより、動作軌道の計画の生成にあたって、把持アームと把持対象物のそれぞれが、把持対象物の周辺の障害物と干渉するおそれをより低減することができる。
本発明によれば、把持アームを生成した動作軌道に従って動作させたときに、把持アームと把持対象物のそれぞれが、把持対象物の周辺の障害物と干渉するおそれをより低減することができる。
本実施形態にかかる動作軌道生成装置としての移動ロボットの外観斜視図である。 本実施形態にかかる動作軌道生成装置としての移動ロボットの制御ブロック図である。 本実施形態にかかる動作軌道生成装置としての移動ロボットにおける、把持アームが動作する軌道を生成するための演算処理の流れを示すフローチャートである。 把持アームが動作する軌道を生成するための演算処理において、第1点群データが除かれた空間領域に存在する障害物に対応する点群データである第3点群データを推定する方法について説明する模式図である。 比較例にかかる動作軌道生成装置における、把持アームが動作する軌道を生成する方法の問題点について説明する模式図である。 本実施の形態にかかる動作軌道生成装置としての移動ロボットにおける、把持アームが動作する軌道を生成する方法について説明する模式図である。 変形例1にかかる、把持アームが動作する軌道を生成するための演算処理の流れを示すフローチャートである。 変形例2にかかる、把持対象物に対応する第1点群データが除かれた空間領域に存在する障害物に対応する点群データである第3点群データを推定する方法について説明する模式図である。 変形例3にかかる、把持対象物に対応する第1点群データが除かれた空間領域に存在する障害物に対応する点群データである第3点群データを推定する方法について説明する模式図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲に係る発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、実施形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態にかかる動作軌道生成装置としての移動ロボット100の外観斜視図である。図1に示すように、移動ロボット100は、把持アーム150と、距離画像センサ140と、コントロールユニット190と、を備えている。また、移動ロボット100は、移動機構が取り付けられた台車ベース110と、距離画像センサ140が取り付けられた上体ベース120と、をさらに備える。
把持アーム150は、主に、複数のアームとハンドから構成される。アームの一端は、上体ベース120に軸支されている。アームの他端は、ハンドを軸支している。把持アーム150は、不図示のアクチュエータによって駆動されると、搬送物を把持するなど、与えられたタスクに応じた把持動作を実行する。
距離画像センサ140は、上体ベース120の前方に配置されている。距離画像センサ140は、被写体の表面上における複数の点の座標データである点群データを含む距離画像を取得する。具体的には、距離画像センサ140は、パターン光を対象空間に照射する照射ユニットを含み、その反射光を撮像素子で受光して、画像におけるパターンの歪みや大きさから各ピクセルが捉えた被写体の表面上における点の座標データを取得する。なお、対象空間を撮像して、ピクセルごとに被写体までの距離を取得するものであれば距離画像センサ140として採用し得る。
台車ベース110は、移動機構として2つの駆動輪112と1つのキャスター113を備える。2つの駆動輪112は、台車ベース110の対向する側方のそれぞれに、回転軸芯が一致するように配設されている。それぞれの駆動輪112は、不図示のモータによって独立して回転駆動される。キャスター113は、従動輪であり、台車ベース110から鉛直方向に延びる旋回軸が車輪の回転軸から離れて車輪を軸支するように設けられており、台車ベース110の移動方向に倣うように追従する。移動ロボット100は、例えば、2つの駆動輪112が同じ方向に同じ回転速度で回転されれば直進し、逆方向に同じ回転速度で回転されれば重心を通る鉛直軸周りに旋回する。
台車ベース110には、コントロールユニット190が設けられている。コントロールユニット190は、後述する演算処理部とメモリ等を含む。
上体ベース120は、台車ベース110に対して鉛直軸周りに旋回可能なように、台車ベース110に支持されている。上体ベース120は、不図示のモータによって旋回され、台車ベース110の進行方向に対して所定の方向を向くことができる。
コントロールユニット190に含まれる演算処理部は、把持アーム150が動作する軌道を生成するための演算処理を行う。把持アーム150が動作する軌道を生成するための演算処理の詳細については後述する。
図2は、移動ロボット100の制御ブロック図である。コントロールユニット190(図1参照)に含まれる演算処理部200は、例えばCPUであり、把持対象分離部201と、欠損補完部202と、干渉判定部203と、動作計画部204と、動作制御部205と、を備えている。
把持対象分離部201は、距離画像の中から、把持対象物の領域とそれ以外の領域を分離し、把持対象物以外の領域を抽出する。欠損補完部202は、距離画像において、把持対象物に対応する第1点群データが除かれた空間領域を補完する。
干渉判定部203は、生成された動作軌道の計画に従ってアームユニット220に含まれる把持アーム150を動作させた際に、把持アーム150と把持対象物のそれぞれが、周辺の障害物と干渉するか否かを判定する。動作計画部204は、把持アーム150が把持対象物を把持してから取り出すまでの動作軌道の計画を生成する。動作制御部205は、把持アーム150が動作軌道の計画に従って動作するように把持アーム150を駆動するアクチュエータを制御する。
アームユニット220は、把持アーム150の他に、把持アーム150を駆動するための駆動回路とアクチュエータ、アクチュエータの動作量を検出するエンコーダ等を含む。演算処理部200の動作制御部205は、アームユニット220へ駆動信号を送ることにより、アクチュエータを動作させ、把持アーム150の姿勢制御や把持制御を実行する。また、エンコーダの検出信号を受け取ることにより、把持アーム150の稼働速度、稼働距離、姿勢等を演算する。
演算処理部200は、さらに、駆動輪ユニット210、旋回ユニット230、メモリ240、距離画像センサ140等との間で指令やサンプリングデータ等の情報を授受することにより、移動ロボット100の制御に関わる様々な演算を実行してもよい。
ここで、駆動輪ユニット210は、台車ベース110に設けられており、駆動輪112を駆動するための駆動回路とモータ、モータの回転量を検出するエンコーダ等を含み、自律移動するための移動機構として機能する。旋回ユニット230は、台車ベース110と上体ベース120に跨いで設けられており、上体ベース120を旋回させるための駆動回路とモータ、モータの回転量を検出するエンコーダ等を含む。メモリ240は、不揮発性の記憶媒体である。メモリ240は、移動ロボット100を制御するための制御プログラム、制御に用いられる様々なパラメータ値、関数、ルックアップテーブル等を記憶している。
演算処理部200の動作制御部205は、駆動輪ユニット210へ駆動信号を送ることにより、駆動輪ユニット210におけるモータの回転制御を実行してもよい。また、動作制御部205は、エンコーダの検出信号を受け取ることにより、移動ロボット100の移動速度、移動距離、旋回角等を演算してもよい。動作制御部205は、移動ロボット100の移動速度、移動距離、旋回角等を演算した後、旋回ユニット230に駆動信号を送ることにより、旋回ユニット230におけるモータを動作させ、例えば距離画像センサ140を特定の方向へ向けることができる。
次に、把持アーム150が動作する軌道を生成するための演算処理について詳細に説明する。
図3は、把持アーム150が動作する軌道を生成するための演算処理の流れを示すフローチャートである。図3に示すように、まず、距離画像センサ140により、把持対象物の周辺における距離画像を取得する(ステップS1)。すなわち、距離画像センサ140は、演算処理部200から制御信号を受け取ると、把持対象物の周辺における距離画像を取得し、当該距離画像を演算処理部200に返す。
続いて、演算処理部200の把持対象分離部201では、距離画像センサ140により取得された対象物の周辺における距離画像から対象物に対応する第1点群データを抽出することによって把持対象物を特定する(ステップS2)。
さらに、把持対象分離部201では、距離画像において、対象物の周辺の点群データである第2点群データから第1点群データを除外する(ステップS3)。つまり、距離画像データにおける把持対象物の領域と把持対象物以外の領域とを分離し、把持対象物の領域を除外した距離画像データを生成する。
続いて、演算処理部200の欠損補完部202では、第1点群データが除かれた後の第2点群データを用いて、距離画像における、第1点群データが除かれた空間領域に存在する障害物に対応する点群データである第3点群データを推定する(ステップS4)。つまり、欠損補完部202では、把持対象物の形状と距離画像データにおける把持対象物以外の領域の障害物の形状の少なくとも一方に基づいて、把持対象物を除外した空間領域に存在する障害物の形状を推定する。
さらに、欠損補完部202では、推定した第3点群データを第1点群データが除かれた空間領域に補完する(ステップS5)。つまり、欠損補完部202では、距離画像において、当該推定した障害物が当該空間領域に存在するように当該空間領域を補完する。
ステップS5に続く処理(ステップS6〜ステップS9)では、把持アーム150と把持対象物のそれぞれが、第1点群データを除外した後の第2点群データ、及び、第3点群データと干渉しないように把持アーム150の動作軌道を生成する。
まず、動作計画部204では、把持アーム150の動作軌道の計画を生成し、生成した動作軌道の計画を干渉判定部203に出力する(ステップS6)。なお、動作軌道の計画を生成する方法は、特許文献2などに記載の既知の方法を用いることができる。さらに、干渉判定部203では、補完された距離画像を用いて、生成された動作軌道の計画に従って把持アーム150を動作させた際に、把持アーム150と把持対象物の少なくとも一方と、第1点群データを除外した後の第2点群データ、及び、第3点群データと、が干渉するか否かを判定する(ステップS7)。
ステップS7において、干渉が発生すると判定された場合(YESの場合)、動作計画部204では、干渉が発生した箇所の情報を考慮して、把持アーム150の動作軌道の計画を再度生成し、生成した動作軌道の計画を干渉判定部203に出力する(ステップS8)。ステップS8の後、再度、ステップS7に処理を戻す。
ステップS7において、干渉が発生しないと判定された場合(NOの場合)、動作制御部205が、把持アーム150が生成した動作軌道の計画に従って動作するよう制御する(ステップS9)。すなわち、動作制御部205が、把持アーム150のアクチュエータに対して、生成した動作軌道の計画に従って動作するように制御信号を送る。
次に、図3のステップS5における、把持対象物に対応する第1点群データが除かれた空間領域に存在する障害物に対応する点群データである第3点群データを推定する方法について説明する。
図4は、把持対象物に対応する第1点群データD1が除かれた空間領域S1に存在する障害物に対応する点群データである第3点群データD3を推定する方法について説明する模式図である。まず、図4の上段に示すように、把持対象分離部201(図2参照)が、距離画像G1における、把持対象物の周辺の第2点群データから第1点群データD1を除く。次に、図4の中段に示すように、欠損補完部202(図2参照)が、第1点群データD1が除かれた後の第2点群データD2より、対象物の周辺に存在する面P1、P2を特定する。次に、欠損補完部202(図2参照)が、対象物の周辺に存在する面P1、P2を第1点群データD1が除かれた空間領域S1まで延長し、延長された当該面のうち第1点群データが除かれた空間領域にある部分に対応する点群データを第3点群データD3と推定する。そして、欠損補完部202(図2参照)が、第1点群データが除かれた空間領域S1に、推定した第3点群データD3を補完する(図4の下段参照)。このようにすることで、複雑な計算を行うことなく、第1点群データD1が除かれた空間領域S1に存在する障害物を補完することができる。
次に、本実施の形態にかかる動作軌道生成装置としての移動ロボット100における、把持アーム150が動作する軌道を生成する方法の効果について説明する。
まず、図5を参照して、比較例にかかる動作軌道生成装置における、把持アーム150が動作する軌道を生成する方法の場合に生じうる問題点について説明する。図5は、比較例にかかる動作軌道生成装置における、把持アーム150が動作する軌道を生成する方法の問題点について説明する模式図である。
図5の上段左側に示すように、まず、距離画像センサ140により、把持対象物の周辺における距離画像を取得する。そして、図5の上段右側に示すように、距離画像データにおける把持対象物80の領域と把持対象物80以外の障害物90の領域とを分離し、把持対象物80の領域を除外した距離画像データを生成する。
このとき、距離画像において、把持対象物80を除外した空間領域は補完されないので、図5の上段右側の障害物90における部分90aは、干渉判定部203で“穴”と認識される。つまり、動作計画部204が生成した動作軌道の計画において、部分90aの位置を把持対象物80が通過する軌道があっても、干渉判定部203では干渉はないと判定されてしまう。
このため、図5の下段左側に示す、把持アーム150により把持対象物80が把持された状態から把持アーム150を動作軌道の計画に従って動作させると、図5の下段右側に示すように、把持対象物80と障害物90における部分90aが干渉するおそれがある。
図6は、本実施の形態にかかる動作軌道生成装置としての移動ロボット100における、把持アーム150が動作する軌道を生成する方法について説明する模式図である。図6の上段左側に示すように、まず、距離画像センサ140により、把持対象物の周辺における距離画像を取得する。そして、図6の上段右側に示すように、距離画像データにおける把持対象物80の領域と把持対象物80以外の障害物90の領域とを分離し、把持対象物80の領域を除外した距離画像データを生成する。
距離画像において、把持対象物80の領域が除外された後、図6の中段左側に示すように、把持対象物80を除外した空間領域は欠損補完部202によって補完される。このため、障害物90における部分90aは、干渉判定部203で“障害物”と認識される。つまり、動作計画部204が生成した動作軌道の計画において、部分90aの位置を把持対象物80が通過する軌道があった場合、干渉判定部203では干渉が生じていると判定する。
これにより、図6の中段左側に示す、把持アーム150により把持対象物80が把持された状態から、把持アーム150を動作軌道の計画に従って動作させた場合、図6の下段左側及び下段右側に示すように、把持アーム150と把持対象物80のそれぞれが、障害物90における部分90aと干渉することはない。
以上より、本実施の形態にかかる動作軌道生成装置としての移動ロボット100によれば、把持アームを生成した動作軌道に従って動作させたときに、把持アームと把持対象物のそれぞれが、把持対象物の周辺の障害物と干渉するおそれをより低減することができる。
[変形例1]
把持アーム150が動作する軌道を生成するための演算処理の変形例1について説明する。
距離画像における、第1点群データが除かれた後の第2点群データから水平方向に対して角度を持つ方向に延在する障害物を特定できない場合、把持対象物の周辺には、把持アーム150と干渉するおそれのある障害物は存在しないことになる。このような場合、推定した第3点群データを第1点群データが除かれた空間領域に補完する処理を行う必要はない。なお、上述したように、第1点群データは把持対象物に対応する点群データであり、第2点群データは対象物の周辺の点群データである。
図7は、変形例1にかかる、把持アーム150が動作する軌道を生成するための演算処理の流れを示すフローチャートである。図7に示すように、変形例1にかかる演算処理では、図3に示すフローチャートに、推定した第3点群データを第1点群データが除かれた空間領域に補完する処理の要否判断が追加されている。すなわち、ステップS3とステップS4の間に、当該要否判断を行うステップS3−2が追加されている。
ステップS3−2では、演算処理部200における把持対象分離部201は、距離画像における第2点群データから水平方向に対して角度を持つ方向に延在する障害物を特定できるか否か判定する。ステップS3−2において、水平方向に対して角度を持つ方向に延在する障害物を特定できる場合(YESの場合)には、処理をステップS4に進める。ステップS3−2において、水平方向に対して角度を持つ方向に延在する障害物を特定できない場合(NOの場合)には、ステップS4〜ステップS5の処理は行わずに、処理をステップS6に進める。
このようにすることで、無駄な処理に要する計算時間を排除することができるので、把持アーム150が動作する軌道を生成するための演算処理をより円滑に行うことができる。
ところで、工場や家庭内に配置されている人工物は、一般的に、水平方向の面と鉛直方向の面から構成されるものが多い。このため、把持対象物の周辺に存在する障害物として、水平方向の面と鉛直方向の面から構成される人工物しかないことが予め分かっている場合は、図7のステップS3−2における処理をより単純化することができる。すなわち、図7のステップS3−2において、演算処理部200における把持対象分離部201は、距離画像における第2点群データから鉛直方向に延在する障害物を特定できるか否か判定する。なお、把持対象分離部201は、鉛直方向に近い角度(例えば鉛直方向に対して±5°)を鉛直方向であると認識するものとする。このようにすると、把持対象分離部201は、距離画像における第2点群データから水平方向に対して角度を持つ方向に延在する障害物を特定できるか否かを判定する場合に比べ、処理がより単純になり、計算時間をより短縮できる。
[変形例2]
把持対象物に対応する第1点群データが除かれた空間領域に存在する障害物に対応する点群データである第3点群データを推定する方法の変形例2について説明する。把持対象物の形状が既知である場合には、図4で説明した方法とは別の、変形例2にかかる方法で把持対象物に対応する第1点群データが除かれた空間領域に存在する障害物に対応する点群データである第3点群データを推定することができる。
図8は、変形例2にかかる、把持対象物に対応する第1点群データD21が除かれた空間領域S2に存在する障害物に対応する点群データである第3点群データD23を推定する方法について説明する模式図である。ここで、第2点群データD22は、対象物の周辺の点群データである第2点群データから第1点群データD21が除かれた後の点群データである。
まず、図8の上段に示すように、把持対象分離部201(図2参照)が、距離画像G2における、把持対象物の周辺の第2点群データから第1点群データD21を除く。次に、図8の中段に示すように、欠損補完部202(図2参照)が、把持対象物に対応する第1点群データD21における、距離画像センサ140(図1参照)から死角となる部分に存在する面P3を抽出する。この抽出した面P3に対応する点群を、第1点群データD21が除かれた空間領域S2に存在する障害物に対応する点群データである第3点群データD23と推定する。そして、欠損補完部202(図2参照)が、図8の中段に示す第1点群データが除かれた空間領域S2に、図8の下段に示すように、推定した第3点群データD23を補完する。このようにすることで、複雑な計算を行うことなく、第1点群データが除かれた空間領域に存在する障害物を補完することができる。
[変形例3]
把持対象物に対応する第1点群データが除かれた空間領域に存在する障害物に対応する点群データである第3点群データを推定する方法の変形例3について説明する。把持対象物の形状が既知である場合に、変形例2で説明した方法とは別の、変形例3にかかる方法で把持対象物に対応する第1点群データが除かれた空間領域に存在する障害物に対応する点群データである第3点群データを推定することもできる。
図9は、変形例3にかかる、把持対象物に対応する第1点群データD31が除かれた空間領域S3に存在する障害物に対応する点群データである第3点群データD33を推定する方法について説明する模式図である。ここで、第2点群データD32は、対象物の周辺の点群データである第2点群データから第1点群データD31が除かれた後の点群データである。
まず、図9の上段に示すように、把持対象分離部201(図2参照)が、距離画像G3における、把持対象物の周辺の第2点群データから第1点群データD31を除く。次に、図9の中段に示すように、欠損補完部202(図2参照)が、第1点群データD31より、距離画像センサ140(図1参照)から死角となる部分の平面P4、P5、P6を抽出する。そして、第1点群データD31を除いた第2点群データD32より、把持対象物の面P4、P5、P6と平行である面P7、P8を抽出する。なお、第1点群データD31を除いた第2点群データD32において、把持対象物の面P4と平行な面が面P7であり、把持対象物の面P5と平行な面が面P8であり、把持対象物の面P6と平行な面は存在しない。
次に、欠損補完部202(図2参照)が、対象物の周辺に存在する面P7、P8を第1点群データD31が除かれた空間領域S3まで延長し、延長された面P7、P8のうち空間領域S3にある部分に対応する点群データを第3点群データD33と推定する。そして、図9の下段に示すように、第1点群データが除かれた空間領域S3に、推定した第3点群データD33を補完する。このようにすることで、複雑な計算を行うことなく、第1点群データD31が除かれた空間領域に存在する障害物を補完することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。上記実施の形態では、動作軌道生成装置が移動ロボット100である構成について説明したがこれに限るものではない。動作軌道生成装置は、少なくとも、把持アーム150と、距離画像センサ140と、コントロールユニット190に含まれる演算処理部200と、を備える構成であればその他の構成であってもよい。
上述の実施の形態では、本発明をハードウェアの構成として説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。本発明は、各処理を、CPUにコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(Non−Transitory Computer Readable Medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(Tangible Storage Medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAMを含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(Transitory Computer Readable Medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
100 移動ロボット
110 台車ベース
112 駆動輪
113 キャスター
120 上体ベース
140 距離画像センサ
150 把持アーム
190 コントロールユニット
200 演算処理部
201 把持対象分離部
202 欠損補完部
203 干渉判定部
204 動作計画部
205 動作制御部
210 駆動輪ユニット
220 アームユニット
230 旋回ユニット
240 メモリ

Claims (5)

  1. 対象物を把持するための把持アームと、
    被写体の表面上における複数の点の座標データである点群データを含む距離画像を取得する距離画像センサと、
    前記把持アームの動作軌道の計画を生成するための演算処理を行う演算処理部と、を備える、前記把持アームの動作軌道生成装置であって、
    前記演算処理部は、
    前記距離画像センサにより取得された前記対象物の周辺における距離画像から前記対象物に対応する第1点群データを抽出することによって前記対象物を特定し、
    前記距離画像において、前記対象物の周辺の点群データである第2点群データから前記第1点群データを除外し、
    前記第1点群データと前記第1点群データが除かれた後の前記第2点群データの少なくとも一方を用いて、前記距離画像における、前記第1点群データが除かれた空間領域に存在する障害物に対応する点群データである第3点群データを推定し、前記第3点群データを前記第1点群データが除かれた空間領域に補完し、
    前記把持アームと前記対象物のそれぞれが、前記第1点群データを除外した後の前記第2点群データ、及び、前記第3点群データと干渉しないように前記動作軌道の計画を生成する、動作軌道生成装置。
  2. 前記演算処理部は、前記第1点群データが除かれた後の前記第2点群データより前記対象物の周辺に存在する面を特定し、前記対象物の周辺に存在する面を前記第1点群データが除かれた空間領域まで延長し、延長された当該面のうち前記第1点群データが除かれた空間領域にある部分に対応する点群データを前記第3点群データと推定する、請求項1に記載の動作軌道生成装置。
  3. 前記演算処理部は、前記距離画像における前記第2点群データから水平方向に対して角度を持つ方向に延在する障害物を特定できるか否か判定し、前記角度を持つ方向に延在する障害物を特定できない場合には、前記距離画像における第2点群データから前記第1点群データを除外し、推定した前記第3点群データを前記第1点群データが除かれた空間領域に補完する処理を行わない、請求項1に記載の動作軌道生成装置。
  4. 対象物を把持するための把持アームの動作軌道の計画を、被写体の表面上における複数の点の座標データである点群データを含む距離画像を取得する距離画像センサを用いて生成する動作軌道生成方法であって、
    前記距離画像センサにより取得された前記対象物の周辺における距離画像から前記対象物に対応する第1点群データを特定するステップと、
    前記距離画像において、前記対象物の周辺の点群データである第2点群データから前記第1点群データを除外するステップと、
    前記第1点群データと前記第1点群データが除かれた後の前記第2点群データの少なくとも一方を用いて、前記距離画像における、前記第1点群データが除かれた空間領域に存在する障害物に対応する点群データである第3点群データを推定し、推定した前記第3点群データを前記第1点群データが除かれた空間領域に補完するステップと、
    前記把持アームと前記対象物のそれぞれが、前記第2点群データ及び前記第3点群データと干渉しないように前記動作軌道の計画を生成するステップと、を含む、動作軌道生成方法。
  5. 対象物を把持するための把持アームの動作軌道の計画を、被写体の表面上における複数の点の座標データである点群データを含む距離画像を取得する距離画像センサを用いて生成する処理手順をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記距離画像センサにより取得された前記対象物の周辺における距離画像から前記対象物に対応する第1点群データを特定する処理手順と、
    前記距離画像において、前記対象物の周辺の点群データである第2点群データから前記第1点群データを除外する処理手順と、
    前記第1点群データと前記第1点群データが除かれた後の前記第2点群データの少なくとも一方を用いて、前記距離画像における、前記第1点群データが除かれた空間領域に存在する障害物に対応する点群データである第3点群データを推定し、推定した前記第3点群データを前記第1点群データが除かれた空間領域に補完する処理手順と、
    前記把持アームと前記対象物のそれぞれが、前記第2点群データ及び前記第3点群データと干渉しないように前記動作軌道の計画を生成する処理手順と、を含む、プログラム。
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