JP2019125154A - 情報処理装置、会話データ処理方法及び情報処理システム - Google Patents

情報処理装置、会話データ処理方法及び情報処理システム Download PDF

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Yuichi Kiyokawa
祐一 清川
公史 倉田
Koji Kurata
公史 倉田
直幸 横井
Naoyuki Yokoi
直幸 横井
太田 裕之
Hiroyuki Ota
裕之 太田
渡辺 敏之
Toshiyuki Watanabe
敏之 渡辺
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Abstract

【課題】少ない計算機リソースで自然言語による対話を実現し、自動応答装置の導入コストや運用コストを低減する。【解決手段】プロセッサと記憶部を有する情報処理装置であって、前記プロセッサは、前記会話データを受け付けて、前記プロセッサは、前記会話データから要点を抽出して、前記プロセッサは、抽出した前記要点を、不可逆な状態を許容して数列に変換する。【選択図】図4

Description

本発明は、自然言語を用いた自動応答装置に関する。
音声を用いて人間との対話を行う自動応答装置が普及しつつある。自動応答を行う技術として、特許文献1や非特許文献1が知られている。特許文献1では、音声認識結果の誤認識の傾向を予め分析しておくことにより、誤認識をルール化して、誤認識を正しく訂正する技術が開示されている。
特許文献1の技術では、ルール化されていない誤認識と問い合わせには対応できないので、非特許文献1のように、過去の会話などのビッグデータにディープラーニングを適用して自然言語による対話を実現する技術が知られている。
特開2003−263190号公報
"りんな (人工知能)"、[online]、ウィキペディア、[平成29年11月22日検索]、インターネット〈 URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/りんな_(人工知能)〉
上記非特許文献1では、ユーザーの問いかけに対して、返答候補をランク付けして回答することで、自然言語による対話を可能にしている。しかしながら、非特許文献1では、複雑な演算が必要であるため、ユーザーの問いかけに対して高速に応答するためには、大規模な計算機システムが必要となり、導入コストや運用コストが過大になる、という問題があった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、少ない計算機リソースで自然言語による対話を実現し、自動応答装置の導入コストや運用コストを低減することを目的とする。
本発明は、プロセッサと記憶部を有する情報処理装置であって、前記プロセッサは、前記会話データを受け付けて、前記プロセッサは、前記会話データから要点を抽出して、前記プロセッサは、抽出した前記要点を、不可逆な状態を許容して数列に変換する。
したがって、本発明は、少ない計算機リソースで精度の高い自然言語により人間と対話することが可能となり、情報処理装置の導入コストや運用コストを低減できる。
本発明の実施例1を示し、自動応答装置の一例を示すブロック図である。 本発明の実施例1を示し、自動応答装置の機能の一例を示すブロック図である。 本発明の実施例1を示し、自動応答装置で行われる学習処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施例1を示し、自動応答装置で行われる認識処理の一例を示すフローチャートの前半部である。 本発明の実施例1を示し、自動応答装置で行われる認識処理の一例を示すフローチャートの後半部である。 本発明の実施例1を示し、会話文−数列関連データベースの一例を示す図である。 本発明の実施例2を示し、自動応答システムの一例を示すブロック図である。 本発明の実施例3を示し、自動応答装置の一例を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例1を示し、自動応答装置1の一例を示すブロック図である。自動応答装置1は、CPU11と、メモリ12と、ストレージ装置13と、通信インタフェース14と、利用者100の音声を取得するマイク21と、マイク21のデータを受け付ける入力インタフェース15と、利用者100に音声で応答するスピーカ20と、スピーカ20を駆動する出力インタフェース16を有する情報処理装置である。
メモリ12は、音声認識部110と、音声合成部115と、学習器120と、判定器130と、会話文数列変換器140と、字句抽出器150と、抽出字句数値化部160と、文意分類器170と、抽出文意数値化部180と、ニューラルネットワーク(図中NN)200を、プログラムとして格納する。
CPU11は、各機能部のプログラムに従って処理することによって、所定の機能を提供する機能部として稼働する。例えば、CPU11は、会話文数列変換プログラムに従って処理することで会話文数列変換器140として機能する。他のプログラムについても同様である。さらに、CPU11は、各プログラムが実行する複数の処理のそれぞれの機能を提供する機能部としても稼働する。計算機及び計算機システムは、これらの機能部を含む装置及びシステムである。
ストレージ装置13は、各プログラムが利用するデータとして、会話文−数列関連データベース145と、字句辞書165と、文意辞書185と、会話履歴データベース125を格納する。
なお、本実施例1では、ニューラルネットワーク200をソフトウェアで構成する例を示したが、ハードウェアで構成しても良い。また、通信インタフェース14は、図示しないネットワークに接続される。
図2は、自動応答装置の機能の一例を示すブロック図である。学習器120は、学習フェーズで機能し、各機能部を利用してニューラルネットワーク200にディープラーニング(深層学習)を実施させる。学習器120は、後述するように、ストレージ装置13の会話履歴データベース125から会話データを取得して、各会話データを不可逆な数列(棋譜化データ)に変換して棋譜化を実施する。
学習器120は、棋譜化された数列(棋譜化データ)と会話データを関連付けて会話文−数列関連データベース145に登録する。さらに、学習器120は、棋譜化データをニューラルネットワーク200へ入力してディープラーニングを実施させる。学習器120は、ニューラルネットワーク200に会話のパターンを学習させる。
判定器130は、認識フェーズで機能し、各機能部を利用してディープラーニングが完了したニューラルネットワーク200に会話データに対する応答を算出させる。判定器130は、後述するように、マイク21で取得した会話に対する会話データを、不可逆な数列に変換して棋譜化データを生成し、この棋譜化データに対する応答をニューラルネットワーク200で算出させる。
判定器130は、算出された棋譜化データに基づいて会話文−数列関連データベース145から応答するテキスト(応答データ)を取得して、音声合成部115で応答データを音声に変換して出力インタフェース16を介してスピーカ20から応答する。
音声認識部110は、マイク21で取得した会話を認識してテキストに変換して会話データとして出力する。学習器120または判定器130は、入力された会話データを、字句抽出器150に入力する。
字句抽出器150は、入力された会話データから単語を抽出し、抽出字句数値化部160へ出力する。なお、会話データから単語を抽出する技術については、キーワード抽出などの周知または公知の技術を適用すれば良いので詳述はしない。
抽出字句数値化部160は、入力された単語に対応する数値を字句辞書165から検索する。字句辞書165は、単語に対応する数値が予め設定され、例えば、「カレー」=123という数値が設定される。なお、字句辞書165は、単語と数値が1対1で対応するように設定される。抽出字句数値化部160は、入力された単語に対応する数値を会話文数列変換器140へ入力する。
次に、学習器120または判定器130は、入力された会話データを文意分類器170へ入力する。文意分類器170は、入力された会話データの文意を分類し、文意データを出力する。文意分類器170は、例えば、「カレーたべたくない?」という会話データを受け付けると、「食べる」という文意データを出力する。
文意分類器170としては、例えば、IBM社の「ワトソン」(https://www.ibm.com/watson/jp-ja/what-is-watson.html)や、自然言語処理を用いたテキスト自動要約等の周知または公知の技術を適用すれば良いので詳述はしない。
抽出文意数値化部180は、入力された文意データに対応する数値を文意辞書185から検索する。文意辞書185は、文意データに対応する数値が予め設定され、例えば、「食べる」=1という数値が設定される。なお、文意辞書185は、文意データと数値が1対1で対応するように設定される。抽出文意数値化部180は、入力された文意データに対応する数値を会話文数列変換器140へ入力する。
会話文数列変換器140は、単語の数値と文意データの数値から数列を生成して棋譜化データとし、棋譜化データと会話データのペアを会話文−数列関連データベース145へ登録する。
会話文数列変換器140は、例えば、将棋の棋譜「2、四、金」のように、会話データが「カレーたべたくない?」の場合、単語の数値=123と文意データの数値=1から数列(123、1)を生成して、棋譜化データとする。棋譜化データは、会話データの要点である単語と文意を抽出して数列化したもので、会話データの要点を示す不可逆な情報である。そして、会話文数列変換器140は、棋譜化データと会話データ=「カレーたべたくない?」を関連付けて会話文−数列関連データベース145に登録する。
すなわち、本実施例の自動応答装置1は、複雑で冗長な表現を含む自然言語による会話から、要点(単語と文意)だけを抽出し、抽出した要点を不可逆な状態を許容して数列化して会話データを棋譜化データに変換する。変換された棋譜化データは(123、1)という数列であるので、元の「カレーたべたくない?」という会話データに対して不可逆である。
そして、会話文数列変換器140は、学習フェーズにおいて、棋譜化データと会話データの組合せを会話文−数列関連データベース145へ登録する。会話文−数列関連データベース145を参照することにより、元の会話データを復元するほどの情報量を含まない棋譜化データから、元の会話データのメッセージ1454を取得することができる。
次に、会話文数列変換器140は、棋譜化された数列をニューラルネットワーク200へ入力してディープラーニングを実施させ、会話のパターンを学習算出させる。ニューラルネットワーク200としては、棋譜を入力とする将棋や囲碁のディープラーニング技術等の周知または公知の技術を適用すれば良い。本実施例1の自動応答装置1では、会話データを棋譜化することで、将棋や囲碁のニューラルネットワーク200を利用して自然言語を処理することが可能となる。
また、会話文数列変換器140は、認識フェーズにおいては、入力された会話データの棋譜化データをニューラルネットワーク200へ入力して、会話データに対する応答(棋譜化データ)を算出させる。会話文数列変換器140は、ニューラルネットワーク200が算出した棋譜化データ(数列)に対応する会話データを会話文−数列関連データベース145から検索し、応答データとして判定器130へ出力する。
判定器130は、応答データを音声合成部115で音声に変換して、出力インタフェース16を介してスピーカ20から出力する。
図6は、会話文−数列関連データベース145の一例を示す図である。会話文−数列関連データベース145は、会話を特定する識別子が格納される会話ID1451と、会話の先手と後手を特定する識別子が格納される会話順序1452と、単語の数値と文意データの数値からなる棋譜化データを格納する数列1453と、会話データが格納されるメッセージ1454をひとつのエントリに含む。
会話ID1451は、自動応答装置1が会話単位で付与する識別子である。会話順序1452は、利用者100からの問いかけを先手、自動応答装置1からの応答を後手とする例を示す。
図3は、学習フェーズで行われる処理の一例を示すフローチャートである。自動応答装置1の学習器120は、ストレージ装置13の会話履歴データベース125から過去の会話データを取得する(S1)。なお、本実施例1では、会話履歴データベース125には過去の会話をテキスト化した会話データが格納されているものとする。
次に、学習器120は、取得した過去の会話データを字句抽出器150へ入力して、会話データに含まれる単語を抽出する(S2)。学習器120は、抽出された単語を抽出字句数値化部160へ入力して、字句辞書165から単語に対応する数値を取得する(S3)。
次に、学習器120は、取得した過去の会話データを文意分類器170へ入力して、会話データの文意を分類し、文意データを取得する(S4)。学習器120は、文意データを抽出文意数値化部180へ入力して、文意辞書185から文意データに対応する数値を取得する(S5)。
学習器120は、単語の数値と文意データの数値と、会話データを会話文数列変換器140へ入力し、単語の数値と文意データの数値から数列を生成して棋譜化データとし、棋譜化データと会話データのペアを会話文−数列関連データベース145へ登録させる(S6)。
学習器120は、会話データの全てについて数列化(棋譜化)が完了したか否かを判定し(S7)、完了していなければ上記ステップS1へ戻って残りの会話データの処理を実施する。一方、数列化が完了した場合には、学習器120が数列をニューラルネットワーク200へ入力してディープラーニングを実施させて、会話のパターンを学習させて自然言語による対話モデル(学習済みモデル)を生成する(S8)。
図4、図5は、認識フェーズで行われる処理(認識処理)の一例を示すフローチャートである。自動応答装置1の判定器130は、現在進行中の会話をマイク21で取得して、音声認識部110でテキストに変換された会話データを受け付ける(S11)。
ステップS12〜S18は、図3に示した学習フェーズの処理(学習処理)と同様であり、判定器130が処理の主体となる点が相違する。
判定器130は、上述のように、会話データから単語と文意を抽出して棋譜化データを生成し、棋譜化データと会話データとペアにして会話文−数列関連データベース145へ登録し、棋譜化データをニューラルネットワーク200へ入力してディープラーニングを実施させて、会話のパターンを学習される。
判定器130は、棋譜化された数列をニューラルネットワーク200(学習済みモデル)へ入力して、会話データに対する応答(数列)を算出させる(S19)。次に、判定器130は、ニューラルネットワーク200から取得した応答の数列(棋譜化データ)を、会話文数列変換器140へ入力して、数列に対応する会話データを応答データとして取得させる(S20)。
判定器130は、会話文数列変換器140から応答データを取得すると、音声合成部115で音声に変換してスピーカ20から応答する(S21)。
上記処理により、利用者100の発話=「カレーたべたくない?」をマイク21で取得すると、音声認識部110でテキストに変換された会話データから、まず単語=「カレー」が抽出され、抽出字句数値化部160によって単語の数値が「123」と算出される。
次に、判定器130は、会話データを文意分類器170へ入力して文意=「食べる」を取得し、この文意を抽出文意数値化部180へ入力して文意に対応する数値=「1」を算出させる。
判定器130は、単語の数値=「123」と文意の数値=「1」から棋譜化された数列=(123、1)を棋譜化データとして算出し、棋譜化データと会話データ=「カレーたべたくない?」とペアにして会話文−数列関連データベース145に登録する。そして、棋譜化データをニューラルネットワーク200へ入力してディープラーニングを実施させ、会話のパターンを学習させる。
次に、判定器130は、棋譜化された数列=(123、1)をニューラルネットワーク200へ入力して、会話データに対する応答を算出させる。ニューラルネットワーク200は(123、1)という問いかけに対して(45、5)という数列(棋譜化データ)を応答として算出する。
判定器130は、数列=(45、5)を会話文数列変換器140へ入力して、会話文−数列関連データベース145の数列1453と一致するメッセージ1454を検索させる。本実施例1では、判定器130は会話文数列変換器140から問いかけに対応するメッセージ=「いいね、カレー屋に行くかい?」を応答データとして取得し、音声合成部115で音声に変換してスピーカ20から出力する。
以上のように、本実施例1では、自動応答装置1が、会話データから単語=「カレー」と文意=「食べる」を抽出して、「カレーたべたくない?」に対して不可逆な状態として、棋譜化を行って単語と文意を数列化する。そして、数列化した棋譜化データと会話データをペアにして会話文−数列関連データベース145へ登録する。
そして、自動応答装置1は、棋譜化された数列を将棋や囲碁のディープラーニングを実施するニューラルネットワーク200へ入力することで、自然言語による会話のパターンの学習を実現することが可能となる。
認識フェーズでは、判定器130が、入力された問いかけの会話データを棋譜化データに変換して、棋譜化データをニューラルネットワーク200へ入力して、棋譜化された数列に対応する応答を算出させる。
そして、判定器130は、ニューラルネットワーク200が出力した数列に対応する応答データを会話文−数列関連データベース145のメッセージ1454から取得し、音声合成部115で音声に変換してスピーカ20から応答する。
このように、自動応答装置1は、自然言語を棋譜化した数列として扱うことで、少ない計算機リソースで自然言語による対話を実現し、自動応答装置の導入コストや運用コストを低減することが可能となる。
なお、図4では、認識フェーズでニューラルネットワーク200による学習(S18)を行う例を示したが、ステップS18を省略しても良い。
また、上記実施例1では、ひとつの会話データから、ひとつの単語を抽出する例を示したが、複数の単語を抽出してもよい。また、ひとつの会話データから抽出する単語は、会話データを代表する単語が望ましく、例えば、会話データの要約に含まれる単語である。
また、上記実施例1では、会話文−数列関連データベース145をストレージ装置13に格納する例を示したが、メモリ12へ格納してもよく、メモリ12とストレージ装置13が提供する記憶領域(記憶部)に格納すれば良い。
図7は、本発明の実施例2を示し、自動応答システム(情報処理システム)の一例を示すブロック図である。本実施例2では、前記自動応答装置1の処理負荷を低減するために、ネットワーク6を介して提供されるサービスを利用する例を示す。
本実施例2の自動応答装置1は、前記実施例1の字句抽出器150と、抽出字句数値化部160と、文意分類器170と、抽出文意数値化部180と、ニューラルネットワーク(図中NN)200と、会話文−数列関連データベース145と、字句辞書165と、文意辞書185と、会話履歴データベース125を外部の装置に移動したもので、その他の構成は前記実施例1と同様である。
本実施例2の自動応答システムは、自動応答装置1がネットワーク6に接続された各サーバのサービスを利用して自然言語による会話を実施する。ネットワーク6には、字句抽出サーバ2と、文意抽出サーバ3と、DBサーバ4と、NNサーバ5が接続される。
字句抽出サーバ2は、前記実施例1に示した字句抽出器150と抽出字句数値化部160と字句辞書165を有する。字句抽出サーバ2は、会話データを入力として、会話データに含まれる単語に対応する数値を出力する。
文意抽出サーバ3は、前記実施例1に示した文意分類器170と抽出文意数値化部180と文意辞書185を有する。文意抽出サーバ3は、会話データを入力として、会話データの文意に対応する数値を出力する。
DBサーバ4は、前記実施例1に示した会話文−数列関連データベース145と会話履歴DB125を有する。NNサーバ5は、前記実施例1に示したニューラルネットワーク200を有する。
自動応答装置1は、会話データが入力されると、会話データを字句抽出サーバ2へ送信して単語の数値を取得する。また、自動応答装置1は会話データを文意抽出サーバ3へ送信して文意の数値を取得する。
自動応答装置1の会話文数列変換器140は、単語の数値と文意の数値から棋譜化された数列を棋譜化データとして算出し、棋譜化データと会話データをペアにしてDBサーバ4へ送信し、会話文−数列関連データベース145に登録させる。
次に、自動応答装置1は、棋譜化された数列をNNサーバ5へ送信し、ディープラーニングで会話のパターンを学習させる。また、自動応答装置1は、棋譜化された数列をNNサーバ5へ送信し、この数列に対応する応答の数列を算出させる。自動応答装置1の会話文数列変換器140は、NNサーバ5から応答の数列を受信すると、当該応答の数列をDBサーバ4の会話文−数列関連データベース145に問い合わせて、当該数列に対応するメッセージ1454を応答データとして取得する。
そして、自動応答装置1は、応答データを音声合成部115で音声に変換してスピーカ20から出力する。
以上のように、本実施例2の自動応答システムは、自動応答装置1がネットワーク6に接続された各サーバの各サービスを利用することで、少ない計算機リソースで自然言語による対話を実現し、自動応答装置の導入コストや運用コストを低減することが可能となる。
なお、上記実施例2では、字句抽出サーバ2と、文意抽出サーバ3と、DBサーバ4と、NNサーバ5の4つのサーバに機能を分散させる例を示したが、これらの字句抽出サーバ2〜NNサーバ5の4つのサーバの機能をひとつにまとめて、第2の情報処理装置として機能させてもよい。
図8は、本発明の実施例3を示し、自動応答装置1の一例を示すブロック図である。本実施例3では、前記実施例1に示した、マイク21、スピーカ20、音声認識部110及び音声合成部115を省略して、テキストによる対話を行う例を示す。その他の構成は、前記実施例1と同様である。
自動応答装置1は、ネットワーク6を介して利用者端末101に接続される。利用者端末101では、テキストで通信を行うアプリケーションが実行されて、自動応答装置1とテキストによる対話を実施する。
利用者端末101から送信されたテキストによる会話データは自動応答装置1の判定器130に入力され、前記実施例1と同様に字句と文章の数列化が実施され、数列に対応する応答データがテキストで出力される。利用者端末101は、自動応答装置1からの応答データを受信して表示することで、テキストによる対話を実現することができる。
実施例3では、前記実施例1と同様に、自動応答装置1が自然言語を棋譜化した数列として扱うことで、少ない計算機リソースで自然言語による対話を実現し、自動応答装置の導入コストや運用コストを低減することが可能となる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に記載したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加、削除、又は置換のいずれもが、単独で、又は組み合わせても適用可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、及び処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、及び機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1 自動応答装置
11 CPU
12 メモリ
13 ストレージ装置
20 スピーカ
21 マイク
110 音声認識部
115 音声合成部
120 学習器
125 会話履歴データベース
130 判定器
140 会話文数列変換器
150 字句抽出器
160 抽出字句数値化部
165 字句辞書
170 文意分類器
180 抽出文意数値化部
185 文意辞書
200 ニューラルネットワーク

Claims (15)

  1. プロセッサと記憶部を有する情報処理装置であって、
    前記プロセッサは、会話データを受け付けて、
    前記プロセッサは、前記会話データから要点を抽出して、
    前記プロセッサは、抽出した前記要点を、不可逆な状態を許容して数列に変換することを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記要点は、会話データの単語と文意を含み、
    前記プロセッサは、前記数列と前記会話データを対応付けて会話文数列関連情報へ格納することを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記プロセッサは、前記数列をニューラルネットワークで深層学習を実施して、会話のパターンを学習することを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項3に記載の情報処理装置であって、
    前記プロセッサは、前記数列を前記ニューラルネットワークへ入力して、前記会話データに対する応答を数列として算出することを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項2に記載の情報処理装置であって、
    前記プロセッサは、前記数列をニューラルネットワークで深層学習を実施して、会話のパターンを学習し、
    前記プロセッサは、前記受け付けた会話データを前記ニューラルネットワークへ入力して、前記会話データの応答に対応する数列を算出し、
    前記プロセッサは、前記算出された前記数列に対応する前記会話データを前記会話文数列関連情報から取得して、当該会話データを応答データとして出力することを特徴とする情報処理装置。
  6. プロセッサと記憶部を有する情報処理装置で、受け付けた会話データを処理する会話データ処理方法であって、
    前記情報処理装置が、前記会話データを受け付ける第1のステップと、
    前記情報処理装置が、前記会話データから要点を抽出する第2のステップと、
    前記情報処理装置が、抽出した前記要点を、不可逆な状態を許容して数列に変換する第3のステップと、
    を含むことを特徴とする会話データ処理方法。
  7. 請求項6に記載の会話データ処理方法であって、
    前記要点は、会話データの単語と文意を含み、
    前記情報処理装置が、前記数列と前記会話データを対応付けて会話文数列関連情報へ格納する第4のステップを、
    さらに含むことを特徴とする会話データ処理方法。
  8. 請求項6に記載の会話データ処理方法であって、
    前記情報処理装置が、前記数列をニューラルネットワークで深層学習を実施して、会話のパターンを学習する第5のステップを、
    さらに含むことを特徴とする会話データ処理方法。
  9. 請求項8に記載の会話データ処理方法であって、
    前記情報処理装置が、前記数列を前記ニューラルネットワークへ入力して、前記会話データに対する応答を数列として算出する第6のステップを、
    さらに含むことを特徴とする会話データ処理方法。
  10. 請求項7に記載の会話データ処理方法であって、
    前記情報処理装置が、前記数列をニューラルネットワークで深層学習を実施して、会話のパターンを学習する第5のステップと、
    前記情報処理装置が、前記数列を前記ニューラルネットワークへ入力して、前記会話データの応答に対する数列を算出する第6のステップと、
    前記情報処理装置が、前記算出された前記数列に対応する前記会話データを前記会話文数列関連情報から取得して、当該会話データを応答データとして出力する第7のステップと、をさらに含むことを特徴とする会話データ処理方法。
  11. プロセッサと記憶部を有する第1の情報処理装置と、
    ネットワークを介して前記第1の情報処理装置に接続された第2の情報処理装置と、を有する情報処理システムであって、
    前記第1の情報処理装置は、会話データを受け付けて、前記会話データを前記第2の情報処理装置へ送信し、
    前記第2の情報処理装置は、前記会話データから要点を抽出して、前記要点に対応する数値を算出し、当該数値を前記第1の情報処理装置へ送信し、
    前記第1の情報処理装置は、受信した前記数値を、不可逆な状態を許容して数列に変換することを特徴とする情報処理システム。
  12. 請求項11に記載の情報処理システムであって、
    前記要点は、会話データの単語と文意を含み、
    前記第1の情報処理装置は、前記数列と前記会話データを前記第2の情報処理装置へ送信し、
    前記第2の情報処理装置は、前記数列と前記会話データを対応付けて会話文数列関連情報へ格納することを特徴とする情報処理システム。
  13. 請求項11に記載の情報処理システムであって、
    前記第1の情報処理装置は、前記数列を前記第2の情報処理装置へ送信し、
    前記第2の情報処理装置は、前記数列をニューラルネットワークへ入力して深層学習を実施して、会話のパターンを学習することを特徴とする情報処理システム。
  14. 請求項13に記載の情報処理システムであって、
    前記第1の情報処理装置は、前記数列を前記第2の情報処理装置へ送信し、
    前記第2の情報処理装置は、前記受信した数列を前記ニューラルネットワークへ入力して、前記会話データに対する応答を数列として算出することを特徴とする情報処理システム。
  15. 請求項12に記載の情報処理システムであって、
    前記第1の情報処理装置は、前記数列を前記第2の情報処理装置へ送信し、
    前記第2の情報処理装置は、前記数列をニューラルネットワークへ入力して深層学習を実施して、会話のパターンを学習し、
    前記第2の情報処理装置は、前記数列を前記ニューラルネットワークへ入力して、前記会話データに対する応答を数列として算出し、前記応答に対応する数列前記第1の情報処理装置へ送信し、
    前記第1の情報処理装置は、受信した数列に対応する前記会話データを前記第2の情報処理装置の前記会話文数列関連情報から取得して、当該会話データを応答データとして出力することを特徴とする情報処理システム。
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