JP2019111213A - 有酸素運動補助装置 - Google Patents

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【課題】有酸素運動中に積極的に思考を行わせて、うつや認知機能への負荷トレーニングを行い、脳血流量を高めることで、うつを改善し、また、認知機能の低下を抑制する有酸素運動補助装置を提供すること。【解決手段】負荷付与駆動部と、負荷付与駆動部による負荷を所定の値とする制御を負荷付与駆動部に対して行う制御部と、使用者が有酸素運動を行っている間に、制御部による制御によって、使用者が実行するタスクに関係する動く像を表示する表示部と、を備え、制御部は、負荷付与駆動部による負荷に抵抗して有酸素運動を行う使用者の抵抗度合いの変化に基づき、動く像の動きを変化させることにより、使用者によるタスクの難易度を調整する有酸素運動補助装置である。【選択図】図7

Description

本発明は、エルゴメータやトレッドミル等の有酸素運動を行う装置であって、有酸素運動をしながら思考することにより、うつ(鬱)や認知機能への負荷トレーニングを行い、脳血流量を高める有酸素運動補助装置に関する。
痴呆による認知機能低下を改善する認知機能障害改善システムが知られている(例えば、特許文献1)。認知機能障害改善システムでは、エルゴメータが用いられ、バイオフィードバック療法と運動療法を統合した訓練方法により、痴呆による認知機能低下を改善しようとする。
特開2005−192647号公報
しかし、従来の認知機能障害改善システムでは、認知機能が低下したか否かの判断として、例えば、長谷川式簡易知能評価スケール(HDS−R)が用いられる等、認知機能の低下の判断は行われるが、積極的に脳血流量を高めることは、効果的に行われていなかった。また、うつの状態のときに、うつの改善を積極的に行うための効果的な方法の提案はなされていなかった。
本発明は、有酸素運動中に積極的に思考を行わせて、うつや認知機能への負荷トレーニングを行い、脳血流量を高めることで、うつを改善し、また、認知機能の低下を抑制する有酸素運動補助装置を提供することを目的とする。
本発明は、使用者の身体の一部又は全体を継続して動かすことにより行われる有酸素運動を使用者に行わせるために、前記身体の一部又は全体の動きに対して抵抗するように、前記身体の一部又は全体へ継続して負荷を与えるように駆動する負荷付与駆動部と、前記負荷付与駆動部による負荷を所定の値とする制御を前記負荷付与駆動部に対して行う制御部と、使用者が前記有酸素運動を行っている間に、前記制御部による制御によって、使用者が実行するタスクに関係する動く像を表示する表示部と、を備え、前記制御部は、前記負荷付与駆動部による負荷に抵抗して有酸素運動を行う使用者の抵抗度合いの変化に基づき、前記動く像の動きを変化させることにより、使用者による前記タスクの難易度を調整する有酸素運動補助装置に関する。
また、前記負荷付与駆動部及び前記制御部は、エルゴメータを構成し、前記制御部は、使用者が前記エルゴメータを構成するペダルを漕ぐ回転数の変化に基づいて、前記表示部における前記動く像の動きを変化させることが好ましい。
本発明によれば、有酸素運動中に積極的に思考を行わせて、うつや認知機能への負荷トレーニングを行い、脳血流量を高めることで、うつを改善し、また、認知機能の低下を抑制する有酸素運動補助装置を提供することができる。
本発明の実施形態による有酸素運動補助装置1を示す前方斜視図である。 本発明の実施形態による有酸素運動補助装置1を示す後方斜視図である。 本発明の実施形態による有酸素運動補助装置1を示す側面図である。 本発明の実施形態による有酸素運動補助装置1を示すブロック図である。 本発明の実施形態による有酸素運動補助装置1のペダル111の負荷の調整をする構成を示す概略側面図である。 本発明の実施形態による有酸素運動補助装置1のペダル111の負荷の調整をする構成を示す概略斜視図である。 本発明の実施形態による有酸素運動補助装置1のタブレット131に表示されるゲームの画像の一例を示す図である。 本発明の実施形態による有酸素運動補助装置1のタブレット131に表示されるゲームの画像の他の例を示す図である。 本発明の実施形態による有酸素運動補助装置1のうつ及び認知機能の改善における有酸素運動補助装置1と使用者との関係を示す概念図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。有酸素運動補助装置1は、エルゴメータにより構成されており、図1〜図3等に示すように本体前部10と、本体後部50と、負荷付与駆動部としてのペダル駆動部110及び電機装置120と、表示部、入出力部としてのタブレット131と、動作制御装置135(図4参照)と、シート部510と、を有している。ペダル駆動部110は、本体前部10の下部に支持されている。また、電機装置120は、本体前部10に収容されている。シート部510は、本体後部50の上部に配置されている。なお、以下の説明においては、本体後部50から本体前部10へと向かう方向を前方向と定義し、その反対の方向を後方向と定義して説明する。
本体後部50は、本体前部10の下端部に固定されたT字形状の前部筒状部101に後部筒状部501が挿入されて支持されている。T字形状の前部筒状部101の前端部は、本体前部10の前端部に一致して接続された位置関係を有しており、左右方向に延びている。後部筒状部501が前部筒状部101に差し込まれてゆくことにより、本体後部50は本体前部10に近づいた位置とされ、後部筒状部501が前部筒状部101から引き抜かれることにより、本体後部50は本体前部10から遠い位置となる。即ち、本体後部50は、後部筒状部501が前部筒状部101に案内されることにより、本体前部10に対して離間/接近可能、即ち、図3の右方向/左方向へ移動可能である。
使用者がペダル駆動部110の後述のペダル111を漕ぐ際に、使用者がペダル111に対して離れ過ぎていると感じた場合には、使用者は、本体後部50を本体前部10に対して図3の左方向へ移動させて、本体後部50のシート部510をペダル111に対して接近させる。逆に、使用者がペダル111を漕ぐ際に、使用者がペダル111に対して近すぎると感じた場合には、使用者は、本体後部50のシート部510を本体前部10に対して図3の右方向へ移動させて、本体後部50のシート部510をペダル111に対して離間させる。
本体前部10の上部は、上方へ延びる上方延出部102を有しており、上方延出部102の延出端部には、ハンドル部103が回動可能に支持されている。上方延出部102の後端には、図示しないスマートフォンを挿入可能なスマートフォン挿入穴1021(図2参照)が形成されている。スマートフォンと後述の制御装置部136とで無線通信を行い、インターネットに接続することで、後述のゲームをインターネット上で共有したりしてソーシャルな要素を取り込み、他人とのコミュニケーション力を鍛えられるように構成されている。
ハンドル部103は、平行な2本のバー104と、タブレット装着部105とを有している。バー104の下端部は、上方延出部102の延出端部に回動可能に支持されている。具体的には、バー104の下端部は、水平に対してバー104の長手方向のなす角が、図3に示すように、30度、45度、60度の3つの角度の位置で固定可能に構成されている。また、バー104の下端部は、図3に示すように、バー104が斜め後下側へ指向して、有酸素運動補助装置1を梱包可能な位置まで回動可能に、上方延出部102に支持されている。
バー104の上端部には、タブレット装着部105が回動可能に支持されている。バー104の中間部は、バー下側部1041とバー上側部1042とを有しており、バー上側部1042がバー下側部1041に差し込まれてゆくことにより、タブレット装着部105が上方延出部102に近づいた位置とされ、バー上側部1042がバー下側部1041から引き抜かれることにより、タブレット装着部105が上方延出部102から遠い位置となる。
タブレット装着部105は、図2に示すように、タブレット固定部1051と、一対のU字形状のグリップ部1052とを有している。タブレット固定部1051の外形は、等脚台形と、その等脚台形の下底に長辺が一体的に接続された長方形とを有する形状を有している。タブレット固定部1051の上端部と、上下方向におけるタブレット固定部1051の中央部とに設けられたタブレット係止部1059に、タブレット131が係止されることにより、タブレット131はタブレット固定部1051に固定される。
タブレット固定部1051の下部には、回転摘み1053と、一対のLED発光部1054と、一対のスピーカ1055と、が設けられている。一対のLED発光部1054は点滅することにより、有酸素運動補助装置1の使用が、点滅に合わせてペダル111を漕ぐ等のペーシングに利用可能である。また、一対のスピーカ1055は、例えば、一対のLED発光部1054の点滅に合わせて音を発して、一対のLED発光部1054を視認しなくてもペーシングとして利用することが可能に構成されている。回転摘み1053は、回転されることにより、一対のLED発光部の点滅の間隔が調整されるように構成されている。
本体後部50の後部筒状部501の後部は、図1、図2に示すように二股に分岐し、それぞれ斜め上方向且つ前方向へ折れ曲がり、その上側には、上面が平坦であり、前方向に進むにつれて上方向へ向かって傾斜するシート部510を構成する台形の座面511が固定されている。そして、後部筒状部501の後部は、本体後部50の後部の上端部から斜め上方向且つ後方向に延びて、その上端部には、台形の背もたれ部512が固定されている。
図3に示すように、ペダル駆動部110は、一対のペダル111と、ペダル軸112と、ペダルプーリー113とを有している。一対のペダル111は、ペダル軸112を回転軸として、本体前部10に対して回転可能に本体前部10に支持されている。使用者の足裏が当接するペダル111の上面には、多数の突起が設けられており、使用者の足裏へ触覚刺激を与え、これにより、皮膚、筋肉、腱が動くことを促すように構成されている。
ペダルプーリー113は、ペダル軸112と一体回転可能にペダル軸112に固定されている。電機装置120は、回転軸121と、回転軸プーリ122と、電動発電機125(図4参照)と、を有している。ペダルプーリー113と回転軸プーリ122とには、これらをかけ渡すように、無端状のベルト124が巻き付けられている。
回転軸プーリ122の周面には、図5A、図5Bに示すように、フライホイール1221が、回転軸プーリ122の周面の全周にわたって板状に形成されて設けられている。フライホイール1221は、図5Bに示すように、コの字形状に形成された永久磁石1223の間に配置されており、永久磁石1223の磁力によって、フライホイール1221の回転が抑えられるように構成されている。永久磁石1223は、回動軸1224によって、電機装置120の筐体1201(図3参照)に対して回動可能に支持されている。回動軸1224を中心として、永久磁石1223が回動することにより、図5Bに示すように、永久磁石1223のコの字状の部分に挿入されるフライホイール1221の部分の量が変化し、これにより、フライホイール1221及び回転軸プーリ122の回転を抑える負荷が変化するように構成されている。
図4に示すように、電機装置120において回転軸121に歯車等の駆動連結部を介して連結された電動発電機125は、動作制御装置135と電気的に接続されている。動作制御装置135は、制御部としての制御装置部136と、制御装置部136に無線通信等により電気的に接続された入出力部としてのタブレット131と、を有する。制御装置部136は、プログラムや後述する問題等の情報を記憶している記憶部(RAM及びROM(図示せず))と、記憶部が記憶している情報に基づいて演算処理を行う演算部(CPU(図示せず))とを有している。タブレット131は、ゲームや使用者に対して出題する問題を表示して出力したり、使用者が出題された問題に対する回答を入力したりするために用いられる。動作制御装置135は、タブレット131において入力した設定情報やゲーム、問題の解答に基づいて電機装置120の動作を制御する。
タブレット131には、例えば、図6に示すような、使用者にとってのタスクとしてのゲームの画面が表示される。
具体的には、先ず、図6に示すような、画面を表示する前に、ゲームを行う前の負荷及び難易度の設定が行われる。これらの設定は、これからゲームをやる使用者のやる気等のその時の気分について間接的に問う設問が表示される。そして、この問いに対して、タブレット131を介して入力して回答する。これにより、動作制御装置135は、ゲームの難易度を、例えば、全部で5段階のうちの1に設定する。これにより、後述するボールG2の動く速度の上限及び下限の値が、例えば全部で±5から±10までのうちの±6に設定される。また、動作制御装置135は、回転軸プーリ122の回転を抑える負荷、即ち、ペダル111を漕ぐ負荷及びペダル111を漕ぐ目標回転数を、例えば、全部で10段階のうちの7に設定する。設定される負荷の値は、使用者にとって不快とならないような適度のほどよい負荷となる値に設定される。
画面の周囲の近傍に分割された壁G1が複数表示されており、分割された壁G1によって取囲まれた領域には、ボールG2が複数移動している。ボールG2は、壁G1に接近して衝突し、壁G1に跳ね返される。使用者は、ボールG2の動いている方向から、次に、どの壁G1に衝突するかを予想し、制限時間内にできるだけ早くその予想した壁G1にタッチする。タッチすることが早ければ早い程、高得点でき、得点G5として表示される。また、ペダル111を多く漕ぐことにより、バイク点が高くなり、バイク点G6として表示される。
制御装置部136は、負荷付与駆動部による負荷に抵抗して有酸素運動を行う使用者の抵抗度合いの変化に基づき、動く像の動きを変化させる。具体的には、ボールG2の動く速度は、ペダル111を漕ぐ回転数によって変化する。即ちペダル111を早く漕いで回転数を高くすることにより、ボールG2の動く速度を低くすることができ、これにより使用者は、より早く使用者が予想した壁G1にタッチすることが可能になり、ゲームの難易度を調整して易しくすることができる。このため、使用者は、高得点するために、自ら主体的にペダル111を早く漕いで回転数を高くすることにより、無意識のうちに有酸素運動を行う。また、この際、予め設定された目標回転数よりも早すぎても遅すぎても、最も高い得点とはならず、ほぼ目標回転数と同じ回転数でペダル111を漕ぐことにより、最も高い得点を得ることが可能に構成されている。
ボールG2の動く速度の標準値は、予めタブレット131において設定可能である。ここで、標準値とは、前述のように使用者がペダル111を漕いていないときのボールG2の動く速度の値のことをいう。また、ペダル111を漕ぐ回転数によってボールG2の動く速度は変化するが、その変化の度合いを、予めタブレット131において設定可能である。即ち、所定の回転数でペダル111を漕ぐことに対する、ボールG2の動く速度の変化量を、予めタブレット131において設定可能である。
また、使用者がペダル111を漕いだ回転数は、バイク点としてタブレット131上に表示され、ゲームの得点に合算される。更に、ゲームの得点とバイク点との合算した値が良好であった場合には、この合算した値に所定の数値との掛け算が行われてレバリッジがかけられて、更に合算値が高い値となり、使用者の意欲を高めることに貢献する。
また、タブレット131には、図7に示すようなゲームの画面を表示可能である。具体的には、図6と同様のボールG2(ターゲットのボールG2)と共に、ダミーのボールG3を表示させて、ターゲットのボールG2と同様に動いた状態で表示させることが可能である。例えば、ダミーのボールG3を青で表示し、ターゲットのボールG2を緑で表示する。そして、使用者がペダル111を漕ぐことにより、ターゲットのボールG2の移動速度が低くなる。これにより、使用者は、より早く使用者が予想した壁G1にタッチすることが可能になる。
また、使用者がペダル111を漕がないと、ターゲットのボールG2がダミーのボールG3と同じ青色に変化してしまい、どのボールがターゲットのボールG2なのかが分からなくなる。そこで、使用者がペダル111を漕ぐことにより、ターゲットのボールG2の色がダミーのボールG3の色と異なる色となる。これにより、使用者は、どれがターゲットのボールG2であるかを認識できようになる。
本実施形態による有酸素運動補助装置1は、以下の効果を発揮する。
制御部は、負荷付与駆動部による負荷に抵抗して有酸素運動を行う使用者の抵抗度合いの変化に基づき、動く像の動きを変化させることにより、使用者によるタスクの難易度を調整する。
このため、ペダル111を漕ぐ回転数を使用者が自らの意思で変化させることにより、あたかもゲームを操作することができるため、あまり有酸素運動をしたくない使用者であっても、高得点を希望する使用者であれは、得点を取りやすいように、ペダル111を漕いて難易度を低くすることができる。即ち、回転数や負荷をフィードバックさせて、ゲームに対する使用者のソーシャル的な機能により、ゲームにおける難易度をゲーム中にリアルタイムで変化させることができる。この結果、ゲーム自体のポイントが高くなることをモチベーションとして、有酸素運動と頭脳を使うゲームとを、無意識のうち使用者にやる気を起こさせて行うことができる。
また、表示部に表示されるゲーム(タスク)は、神経心理テストで用いられるものである。このため、脳の所定の部分を使用して脳の所定の部分の血流をよくすることが可能である。
即ち、図8に示すように、有酸素運動補助装置1により構成されるシステムは、システム側から使用者に対してタブレット131においてゲーム(タスク)を提供する。これに対して、使用者は、タスクを実行する際に、ペダル111の回転数を上げることより、ターゲットとなるボールG2の動きを遅くさせて、リアルタイムでペダル111の回転数が、有酸素運動補助装置1においてタブレット131にフィードバックされ、難易度をコントロールして変化させてゲームを容易にする。このようにシステムと使用者とは、PDCAサイクルのように、互いにフィードバックし合って、それぞれを高めてゆく。
これにより、認知機能と運動野と血流との3要素において、回転数や負荷が変えられることにより運動野が使われ、認知機能と運動野とのバランスがとられ、記憶能力、注意能力、推考能力、周辺視野を鍛えることが可能となる。即ち、使用者の有酸素運動中に積極的に思考を行わせて、うつや認知機能への負荷トレーニングを行い、脳血流量を高めることで、うつを改善し、また、認知機能の低下を抑制することが可能となる。
また、負荷付与駆動部及び制御部は、エルゴメータを構成し、制御部は、使用者がエルゴメータを構成するペダル111を漕ぐ回転数の変化に基づいて、表示部における動く像の動きを変化させる。このため、安定して座った状態で、うつ(鬱)や認知機能への負荷トレーニングを行うことが可能となる。
また、ダミーのボールG3が表示されるため、使用者は、ダミーのボールG3なのかターゲットとなるボールG2なのかを識別することにより、ゲームの課題に対して、自ら解こうとするモチベーションを起こし、脳の血流を高めることができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲に記載された技術的範囲において変形が可能である。
例えば、本実施形態においては、有酸素運動は、エルゴメータにより構成される有酸素運動補助装置1のペダル111を漕ぐことにより、主として下半身を継続して動かすことにより行われたが、これに限定されない。有酸素運動は、使用者の身体の一部又は全体を継続して動かすことにより行われればよい。従って、例えば、トレッドミルにより有酸素運動補助装置が構成されてもよい。また、酸素運動補助装置は、うつや認知症の改善のために、用いられることに限定されない。例えば、学習や教育やフィットネス等に用いてもよい。
また、例えば、ボールの数や色や形状等の、表示部の画面の表示については、本実施形態におけるボールG2、G3の数や色や形状等の、タブレット131の画面の表示に限定されない。同様に、本実施形態においては、使用者がペダル111を漕ぐことにより、ボールG2、G3の動きが遅くなり、これによりゲームの難易度が変化したが、これに限定されない。例えば、ペダル111を漕ぐことにより、ボールG2、G3の動きを早くしてもよい。ゲームにおいては、制限時間内にできるだけ多く壁G1にタッチすることにより、より高い点数を獲得できるため、ボールG2の動きが早いほど、壁G1にタッチできる回数が増え、難易度が変化する。
また、ボールG2については、横方向の動きは一定として、縦方向の動きは重力で変わるようにしてもよい。また、表示部としてタブレット131を用いたが、タブレット131に限定されない。また、ハンドル部103、ペダル駆動部110、電機装置120、シート部510等の各部の構成は、本実施形態におけるこれらの構成に限定されない。
1 有酸素運動補助装置
110 ペダル駆動部(負荷付与駆動部)
120 電機装置(負荷付与駆動部)
131 タブレット(表示部、入出力部)
136 制御装置部(制御部)
G2 ターゲットのボール
G3 ダミーのボール

Claims (2)

  1. 使用者の身体の一部又は全体を継続して動かすことにより行われる有酸素運動を使用者に行わせるために、前記身体の一部又は全体の動きに対して抵抗するように、前記身体の一部又は全体へ継続して負荷を与えるように駆動する負荷付与駆動部と、
    前記負荷付与駆動部による負荷を所定の値とする制御を前記負荷付与駆動部に対して行う制御部と、
    使用者が前記有酸素運動を行っている間に、前記制御部による制御によって、使用者が実行するタスクに関係する動く像を表示する表示部と、を備え、
    前記制御部は、前記負荷付与駆動部による負荷に抵抗して有酸素運動を行う使用者の抵抗度合いの変化に基づき、前記動く像の動きを変化させることにより、使用者による前記タスクの難易度を調整する有酸素運動補助装置。
  2. 前記負荷付与駆動部及び前記制御部は、エルゴメータを構成し、
    前記制御部は、使用者が前記エルゴメータを構成するペダルを漕ぐ回転数の変化に基づいて、前記表示部における前記動く像の動きを変化させる請求項1に記載の有酸素運動補助装置。
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