JP2019108615A - 穿孔用構成要素 - Google Patents

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Abstract

【課題】銅合金を含む、穿孔用構成要素を提供すること。【解決手段】穿孔用構成要素は、スピノーダル硬化銅−ニッケル−錫合金を含む。穿孔用構成要素は、パイプを一緒に接合するために使用されるツール継手等のドリルステムまたはドリルストリング構成要素であり得る。一実施形態において、スピノーダル硬化銅−ニッケル−錫合金は、約8〜約20重量%のニッケルと、約5〜約11重量%の錫とを含み、残部は、銅である。一実施形態において、穿孔用構成要素は、冷間加工され、次いで、再加熱されている。【選択図】なし

Description

(関連出願の引用)
本願は、米国仮特許出願第61/969,424号(2014年3月24日出願)に対する優先権を主張する。上記出願は、参照により本明細書にその全体が引用される。
本開示は、銅合金を含む、穿孔用構成要素に関する。
殆どの銅合金は、ドリルストリング構成要素における使用のために好適ではなく、特に、衝撃荷重に耐え、使用中、坑井と接触している大断面外側構成要素等の外側構成要素における使用のために好適ではない。銅合金は、高速の歪み(すなわち、衝撃荷重)を受けると、破断しやすいことが知られているため、好適ではないと考えられる。
加えて、ドリルストリング構成要素は、多くの場合、ねじ式接続によって一緒に保持される。ドリルストリング構成要素は、ねじ式接続区画が摩耗により回復不可能にまで損傷されると、使用不可能にされ得る。摩耗は、例えば、一方の構成要素のねじ山と第2の構成要素のねじ山との間の金属間接触による、互いに対してスライドする表面間の摩擦および/または接着により生じ、材料が一方の構成要素から他方の構成要素に移される。
延長された寿命を有する、新しい穿孔用構成要素を開発することが、望ましい。
本開示は、スピノーダル硬化銅−ニッケル−錫合金を含む、穿孔用構成要素に関する。構成要素は、強度(例えば、引張、圧縮、剪断、および疲労)、靭性、高歪み速度破壊靭性、摩耗保護、透磁性、および塩化物応力腐食割れ耐性を含む、特性の固有の組み合わせを提供する。これは、抗井穿孔動作の間、機械的機能性を提供しながら、ドリルストリング構成要素への破壊的損傷の発生を遅延させる。これはまた、そのような構成要素の有用耐用年数を延長させ、油井およびガス井を穿孔および完成させるために使用される機器のコストを著しく低減させる。
実施形態に開示されるのは、スピノーダル硬化銅−ニッケル−錫合金を含む、穿孔用構成要素である。
銅−ニッケル−錫合金は、約8〜約20重量%のニッケルと、約5〜約11重量%の錫とを含み得、残部は、銅である。より具体的実施形態では、銅−ニッケル−錫合金は、約14.5重量%〜約15.5重量%のニッケルと、約7.5重量%〜約8.5%の錫とを含み、残部は、銅である。
穿孔用構成要素は、ドリルステム、ツール継手、ドリルカラー、またはドリルパイプであり得る。
いくつかの実施形態では、穿孔用構成要素は、冷間加工され、次いで、再加熱され、微小構造のスピノーダル分解に影響を及ぼす。
穿孔用構成要素は、少なくとも約4インチの外径を有することができる。穿孔用構成要素は、60インチ以下の長さを有し得る。穿孔用構成要素は、概して、構成要素の第1の端部から第2の端部まで構成要素を通過するボアを有する。ボアは、約2インチ以上の直径を有することができる。構成要素の側壁は、約1.5インチ以上の厚さを有し得る。
いくつかの実施形態では、穿孔用構成要素は、主要本体の第1の端部から延びているオス型コネクタと、主要本体の第2の端部の中に延びているメス型コネクタとを有する。他の実施形態では、穿孔用構成要素は、主要本体の第1の端部から延びているオス型コネクタと、主要本体の第2の端部から延びているオス型コネクタとを有する。他の異なる実施形態では、穿孔用構成要素は、主要本体の第1の端部の中に延びているメス型コネクタと、主要本体の第2の端部の中に延びているメス型コネクタとを有する。
穿孔用構成要素は、少なくとも120ksiの0.2%オフセット降伏強度と、室温において少なくとも12フィートポンドのシャルピーV切り欠き衝撃エネルギーとを有することができる。他の実施形態では、穿孔用構成要素は、少なくとも102ksiの0.2%オフセット降伏強度と、室温において少なくとも17フィートポンドのシャルピーV切り欠き衝撃エネルギーとを有する。さらに他の実施形態では、穿孔用構成要素は、少なくとも95ksiの0.2%オフセット降伏強度と、室温において少なくとも22フィートポンドのシャルピーV切り欠き衝撃エネルギーとを有する。
代替として、穿孔用構成要素は、少なくとも160ksiの終局引張強度と、少なくとも150ksiの0.2%オフセット降伏強度と、少なくとも3%の破断伸びとを有し得る。他の実施形態では、穿孔用構成要素は、少なくとも120ksiの終局引張強度と、少なくとも110ksiの0.2%オフセット降伏強度と、少なくとも15%の破断伸びとを有し得る。さらに異なる実施形態では、穿孔用構成要素は、少なくとも106ksiの終局引張強度と、少なくとも95ksiの0.2%オフセット降伏強度と、少なくとも18%の破断伸びとを有する。
特定の実施形態では、穿孔用構成要素は、少なくとも100ksiの終局引張強度と、少なくとも85ksiの0.2%オフセット降伏強度と、少なくとも10%の破断伸びとを有する。穿孔用構成要素はまた、少なくとも10フィートポンドのシャルピーV切り欠き衝撃強度を有し得る。
他の実施形態に開示されるのは、スピノーダル硬化銅−ニッケル−錫合金を含むドリルステムである。銅−ニッケル−錫合金は、約8〜約20重量%のニッケルと、約5〜約11重量%の錫とを含み得、残部は、銅である。
さらなる実施形態に開示されるのは、第1の構成要素と、第2の構成要素と、ドリルストリング構成要素とを含むドリルストリングである。ドリルストリング構成要素は、第1の構成要素と第2の構成要素との間に位置する。ドリルストリング構成要素は、スピノーダル硬化銅−ニッケル−錫合金を含む。ボアが、第1の構成要素、ドリルストリング構成要素、および第2の構成要素を通って延びる。
本開示のこれらおよび他の非限定的特性が、以下により具体的に開示される。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
スピノーダル硬化銅−ニッケル−錫合金を含む穿孔用構成要素。
(項目2)
前記スピノーダル硬化銅−ニッケル−錫合金は、約8〜約20重量%のニッケルと、約5〜約11重量%の錫とを含み、残部は、銅である、項目1に記載の穿孔用構成要素。
(項目3)
前記スピノーダル硬化銅−ニッケル−錫合金は、約14.5重量%〜約15.5重量%のニッケルと、約7.5重量%〜約8.5%の錫とを含み、残部は、銅である、項目1に記載の穿孔用構成要素。
(項目4)
前記穿孔用構成要素は、冷間加工され、次いで、再加熱されている、項目1に記載の穿孔用構成要素。
(項目5)
前記穿孔用構成要素は、ドリルストリング構成要素である、項目1に記載の穿孔用構成要素。
(項目6)
前記穿孔用構成要素は、ドリルステム、ツール継手、ドリルカラー、またはドリルパイプである、項目5に記載の穿孔用構成要素。
(項目7)
少なくとも約4インチの外径を有する、項目1に記載の穿孔用構成要素。
(項目8)
60インチ以下の長さを有する、項目1に記載の穿孔用構成要素。
(項目9)
前記構成要素の第1の端部から第2の端部まで前記構成要素を通過するボアを有する、項目1に記載の穿孔用構成要素。
(項目10)
前記ボアは、約2インチ以上の直径を有する、項目9に記載の穿孔用構成要素。
(項目11)
前記構成要素の側壁は、約1.5インチ以上の厚さを有する、項目9に記載の穿孔用構成要素。
(項目12)
主要本体の第1の端部から延びているオス型コネクタと、前記主要本体の第2の端部の中に延びているメス型コネクタとを有する、項目1に記載の穿孔用構成要素。
(項目13)
主要本体の第1の端部から延びているオス型コネクタと、前記主要本体の第2の端部から延びているオス型コネクタとを有する、項目1に記載の穿孔用構成要素。
(項目14)
主要本体の第1の端部の中に延びているメス型コネクタと、前記主要本体の第2の端部の中に延びているメス型コネクタとを有する、項目1に記載の穿孔用構成要素。
(項目15)
少なくとも160ksiの終局引張強度と、少なくとも150ksiの0.2%オフセット降伏強度と、少なくとも3%の破断伸びとを有する、項目1に記載の穿孔用構成要素。
(項目16)
少なくとも120ksiの終局引張強度と、少なくとも110ksiの0.2%オフセット降伏強度と、少なくとも15%の破断伸びとを有する、項目1に記載の穿孔用構成要素。
(項目17)
少なくとも106ksiの終局引張強度と、少なくとも95ksiの0.2%オフセット降伏強度と、少なくとも18%の破断伸びとを有する、項目1に記載の穿孔用構成要素。
(項目18)
少なくとも100ksiの終局引張強度と、少なくとも85ksiの0.2%オフセット降伏強度と、少なくとも10%の破断伸びとを有する、項目1に記載の穿孔用構成要素。
(項目19)
少なくとも10フィートポンドのシャルピーV切り欠き衝撃強度を有する、項目18に記載の穿孔用構成要素。
(項目20)
穿孔用ストリングであって、
第1の構成要素と、
第2の構成要素と、
スピノーダル硬化銅−ニッケル−錫合金を含む穿孔用ストリング構成要素と
を備え、
前記穿孔用ストリング構成要素は、前記第1の構成要素と前記第2の構成要素とを接続し、
ボアが、前記第1の構成要素、前記第2の構成要素、および前記穿孔用ストリング構成要素を通って延びている、
穿孔用ストリング。
次に示す図面の簡単な説明は、本明細書で開示される典型的実施形態の図解を目的とするもので、開示の限定を目的とするものではない。
図1は、本開示のドリルストリングの第1の実施形態の一部の断面図である。 図2は、本開示のドリルストリングの第2の実施形態の一部の断面図である。 図3は、本開示のドリルストリングの第3の実施形態の一部の断面図である。
本書に開示される構成要素、プロセス、および装置は、添付図を参照することでより完全に理解することができる。これらの図は、本開示の明示を簡便かつ容易にすることに重きを置いた模式的な略図にすぎず、したがって、装置またはその構成要素の相対的寸法や大きさを示すものではなく、および/または、例示的実施形態の範囲を画定もしくは限定するものでもない。
以下の記述には明確性のため特定の用語が用いられているが、これらの用語は、図中での説明のために選定された実施形態に特有の構成のみを示すことを意図しており、本開示の範囲を画定または限定することを意図しない。添付図および以下の記述において、各数字表示は同様の機能を有する構成要素を示すものと理解されるべきである。
「a」、「an」、および「the」の単数形は、別の明確な指示がない限り、複数の指示対象を含む。
明細書および請求項で用いられるように、用語「comprising(備える)」は、「consisting of(から成る)」および「consisting essentially of(実質的に成る)」実施形態を含み得る。用語「comprise(s)(備える)」、「include(s)(含む)」、「having(有する)」、「has(有する)」、「can(できる)」、「含む(contain(s))」、およびこれらの変形は、本明細書で使用されるように、指名された構成要素/ステップの存在を要求するもので、かつ他の構成要素/ステップの存在を許容するオープンエンドな移行部、用語、または単語を意図する。しかしながら、列挙された構成要素/ステップ「から成る(consisting of)」および「実質的に成る(consisting essentially of)」等と記された組成物またはプロセスの記述は、指名された構成要素/ステップと、その結果生じ得る不純物の存在のみを許容し、他の構成要素/ステップを排除するものと解釈されるべきである。
本願の明細書および請求範囲の数値は、同数の有効数字に四捨五入した際に同じ値となる数値、ならびに示された数値との差異が、本願に示されたものと同種の従来の計測手法における実験誤差より小さな数値を含むものと理解されるべきである。
本明細書で開示される全ての範囲は、示された端点を含むものであり、独立して組み合わせ可能である(例えば、「2グラム〜10グラム」の範囲は、端点2グラムおよび10グラムと、さらにそれらの間の値の全てとを含む)。
「約」、「実質的に」等の用語で修飾される数値は、規定される正確な値のみに限定されるとは限られない。概略を表わす言語は、数値を測定する機器の精度に対応する場合もある。修飾語の「about(約)」はまた、2つの端点の絶対値で画定される範囲を開示するものと考えられるべきである。例えば、「約2〜約4」という表現は、「2〜4」の範囲をも開示する。
本開示は、スピノーダル強化銅系合金から作製される、穿孔用構成要素に関する。本開示の銅合金は、強度、靭性、高歪み速度破壊靭性、摩耗保護、透磁性、および塩化物応力腐食割れ耐性の組み合わせを有する、銅−ニッケル−錫合金である。これは、衝撃荷重に耐える必要があるドリルストリングの外側構成要素として使用されるものを含む、穿孔用構成要素を作製におけるその使用を可能にする。そのような穿孔用構成要素として、ドリルステム、ツール継手、ドリルカラー、またはドリルパイプが挙げられ得る。ドリルステムは、坑底アセンブリをドリルパイプに接続する管類の最後の部品である。ツール継手は、ドリルパイプの端部において、別個のドリルパイプを一緒に接合することを可能にするコネクタを提供するために使用される構成要素である。ツール継手は、通常、パイプと別個に製作され、製作後、ドリルパイプ上に溶接される。ドリルカラーは、穿孔するためのビットに荷重を提供するために使用される、ドリルストリングの構成要素である。ドリルカラーは、厚い側壁を有する管状部品である。ドリルパイプは、厚い側壁を有し、抗井の穿孔を促進するために使用される中空管である。ドリルパイプは、長距離にわたって、それ自体の重量を支持するように設計される。
図1は、第1の構成要素110と、第2の構成要素120と、第1の構成要素110と第2の構成要素120とを一緒に接続するドリルストリング構成要素130とを含むドリルストリング100の一部を図示する概略図である。第1の構成要素110は、ドリルストリング構成要素130の相補的陥凹134またはメス型コネクタ内に受け取られるオス型コネクタ112を含む。オス型コネクタ112と陥凹134とは、概して、ねじ山付きである。ドリルストリング構成要素130のオス型コネクタ132は、第2の構成要素120の相補的陥凹またはメス型コネクタ124内に受け取られる。再び、オス型コネクタ132と陥凹124とは、概して、ねじ山付きである。各構成要素110、120、130は、それを通して軸方向に走るボア115、125、135を含む。ドリルストリング構成要素130に対して、ボアは、主要本体138を通過し、構成要素の第1の端部137から第2の端部139に走る。本実施形態では、ドリルストリング構成要素は、構成要素の両端に1つのオス型コネクタと1つのメス型コネクタとを含む。オス型コネクタ132は、主要本体138から延び、メス型コネクタ134は、主要本体138の中に延びる。
図2は、第1の構成要素210と、第2の構成要素220と、第1の構成要素210および第2の構成要素220を一緒に接続するドリルストリング構成要素230とを含むドリルストリング200の一部を図示する概略図である。第1の構成要素210は、ドリルストリング構成要素230の第1の相補的陥凹234またはメス型コネクタ内に受け取られるオス型コネクタ212を含む。オス型コネクタ212と陥凹234とは、概して、ねじ山付きである。第2の構成要素220のオス型コネクタ222は、ドリルストリング構成要素230の第2の相補的陥凹またはメス型コネクタ236内に受け取られる。再び、オス型コネクタ222と陥凹236とは、概して、ねじ山付きである。各構成要素210、220、230は、それを通して軸方向に走るボア215、225、235を含む。ドリルストリング構成要素230に対して、ボアは、主要本体238を通過し、構成要素の第1の端部237から第2の端部239に走る。本実施形態では、ドリルストリング構成要素は、構成要素の両端に位置する2つのメス型コネクタを含む。メス型コネクタ234は、主要本体238の中に延びる。
図3は、第1の構成要素310と、第2の構成要素320と、第1の構成要素310および第2の構成要素320を一緒に接続するドリルストリング構成要素330とを含むドリルストリング300の一部を図示する概略図である。第1の構成要素310は、ドリルストリング構成要素330の第1のオス型コネクタ332を受け取るメス型コネクタ314を含む。オス型コネクタ332と陥凹312とは、概して、ねじ山付きである。ドリルストリング構成要素330の第2のオス型コネクタ333は、ドリルストリング構成要素330の相補的陥凹またはメス型コネクタ324内に受け取られる。再び、オス型コネクタ333と陥凹324とは、概して、ねじ山付きである。各構成要素310、320、330は、それを通して軸方向に走るボア315、325、335を含む。ドリルストリング構成要素330に対して、ボアは、主要本体338を通過し、構成要素の第1の端部337から第2の端部339に走る。本実施形態では、ドリルストリング構成要素は、構成要素の両端に位置する2つのオス型コネクタを含む。オス型コネクタ132は、主要本体136から延び、メス型コネクタ134は、主要本体136の中に延びる。オス型コネクタ332は、主要本体338から延びる。
図3を参照すると、全実施形態に適用可能であるが、ドリルストリング100、200、300は、円筒形または略円筒形であってもよく、少なくとも約4インチの外径344を有することができる。ドリルストリング構成要素130、230、330は、60インチ以下の長さ348を有することができる。ボア335を囲繞する側壁340は、約1.5インチ以上の厚さ342を有する。ボア335は、約2インチ以上の直径346を有する。
概して、穿孔用構成要素を形成するために使用される銅合金は、再加熱し、微小構造のスピノーダル分解に影響を及ぼすのに先立って、冷間加工されている。冷間加工は、塑性変形によって、金属の形状またはサイズを機械的に改変するプロセスである。これは、金属または合金の圧延、引抜、押圧、旋圧、押出、もしくは圧造によって行われることができる。金属が、塑性的に変形させられると、原子の転位が、材料内で生じる。特に、転位は、金属の粒子を横断して、またはその中で生じる。転位は、互いに重複し、材料内の転位密度は、増加する。重複転位の増加は、さらなる転位の移動をより困難にする。これは、概して、合金の靭性および衝撃特性を低減させながら、結果として生じる合金の硬度および引張強度を増加させる。冷間加工はまた、合金の表面仕上げを改善する。機械的冷間加工は、概して、合金の再結晶化点を下回る温度で行われ、通常、室温において行われる。
スピノーダル時効/分解とは、それによって多種の成分が異なった化学組成および物性を有する別個の領域または微小構造に分離できる機構である。特に、状態図の中央域にあるバルク組成を有する結晶は、離溶を起こす。本開示の合金の表面で起こるスピノーダル分解は、表面が硬化する結果を招く。
スピノーダル合金の構造は、初期相が特定の温度で分離し、高温に達した溶解度ギャップと呼ばれる組成が形成されたときに作られる均一な2相混合物でできた構造である。これらの合金相は、結晶構造は同じでありながら、構造内の原子が同程度の大きさを保ちつつ変化した別の相に自然分解する。スピノーダル硬化は、ベース金属の耐力を増大させ、組成およびミクロ構造の高い均一性を含む。
スピノーダル合金は、殆どの場合、その状態図中に、溶解度ギャップと呼ばれる異常を呈する。溶解度ギャップの比較的に狭い温度範囲内において、原子規則性が、既存の結晶格子構造内に生じる。結果として生じる2相構造は、ギャップを有意に下回る温度で安定する。
本明細書で利用される銅−ニッケル−錫合金は、約9.0重量%〜約15.5重量%のニッケルと、約6.0重量%〜約9.0重量%の錫とを一般に含み、残部は、銅である。この合金は、硬化可能で、さらに、様々な産業的・商業的用途で使用できる高降伏強度製品に容易に成形可能である。この高性能合金は、銅−ベリリウム合金と同様の特性を提供するように設計されている。
より具体的には、本開示の銅−ニッケル−錫合金は、約9重量%〜約15重量%のニッケルと、約6重量%〜約9重量%の錫とを含み、残部は、銅である。より具体的実施形態では、銅−ニッケル−錫合金は、約14.5重量%〜約15.5%のニッケルと、約7.5重量%〜約8.5重量%の錫とを含み、残部は、銅である。
三元銅−ニッケル−錫スピノーダル合金は、海中および酸環境において、高強度、優れた摩擦学的特性、および高腐食耐性等の特性の有益な組み合わせを呈する。卑金属の降伏強度の増加は、銅−ニッケル−錫合金におけるスピノーダル分解から生じ得る。
銅合金は、ベリリウム、ニッケル、および/またはコバルトを含み得る。いくつかの実施形態では、銅合金は、約1〜約5重量%のベリリウムを含み、コバルトおよびニッケルの合計は、約0.7〜約6重量%の範囲内である。具体的実施形態では、合金は、約2重量%のベリリウムと、約0.3重量%のコバルトおよびニッケルとを含む。他の銅合金実施形態は、約5〜7重量%のベリリウムの範囲を含むことができる。
いくつかの実施形態では、銅合金は、クロムを含む。クロムは、約0.5重量%〜約2.0重量%または約0.6重量%〜約1.2重量%のクロムを含む、約5重量%未満の量の合金として存在し得る。
いくつかの実施形態では、銅合金は、シリコンを含む。シリコンは、約1.0重量%〜約3.0重量%または約1.5重量%〜約2.5重量%のシリコンを含む、5重量%未満の量として存在し得る。
本開示の合金は、随意に、小量の添加剤(例えば、鉄、マグネシウム、マンガン、モリブデン、ニオブ、タンタル、バナジウム、ジルコニウム、およびそれらの混合物)を含む。添加剤は、最大1重量%、好適には、最大0.5重量%の量として存在し得る。さらに、小量の自然不純物が、存在し得る。アルミニウムおよび亜鉛等の小量の他の添加剤も、存在し得る。追加の元素の存在は、結果として生じる合金の強度をさらに増加させる効果を有し得る。
いくつかの実施形態では、ある量のマグネシウムが、合金の酸素含有量を低減させるために、初期合金の形成の間に添加される。酸化マグネシウムが、合金質量から除去され得るように形成される。
本開示の穿孔用構成要素を作製するために使用される合金は、以下の表1に示されるように、0.2%オフセット降伏強度と、室温シャルピーV切り欠き衝撃エネルギーの組み合わせを有することができる。これらの組み合わせは、本開示の銅合金に固有である。これらの測定を行うために使用される試験サンプルは、縦方向に向けられた。列挙される値は、最小値(すなわち、少なくとも列挙される値)であり、望ましくは、オフセット降伏強度およびシャルピーV切り欠き衝撃エネルギー値は、ここに列挙される組み合わせより高い。換言すると、合金は、ここに列挙される値以上の0.2%オフセット降伏強度と、室温シャルピーV切り欠き衝撃エネルギーとの組み合わせを有する。
表2は、穿孔用構成要素において使用するための本開示に好適な銅系合金の一例示的実施形態の特性を提供する。
表3は、穿孔用構成要素において使用するために好適な別の銅系合金の特性を提供する。
表4は、穿孔用構成要素において使用するために好適なさらに別の銅系合金の特性を提供する。
本開示の穿孔用構成要素は、当技術分野において公知の鋳造および/または成形技法を使用して作製されることができる。望ましくは、穿孔用構成要素は、穿孔用構成要素を作製するために使用される材料のための最小降伏強度、引張強度、および破断伸び値を規定する、非磁気ドリルストリング構成要素のためのAPI規格7(2012年12月に再是認)の要件に準拠する。ある値を有する穿孔用構成要素の言及は、穿孔用構成要素が作製される材料の言及として解釈されたい。
より具体的には、いくつかの実施形態では、銅系合金は、少なくとも100ksiの0.2%オフセット降伏強度と、少なくとも110ksiの終局引張強度と、少なくとも20%の破断伸びとを有する。他の実施形態では、銅系合金は、少なくとも100ksiの0.2%オフセット降伏強度と、少なくとも120ksiの終局引張強度と、少なくとも18%の破断伸びとを有する。追加の実施形態では、銅系合金は、少なくとも110ksiの0.2%オフセット降伏強度と、少なくとも120ksiの終局引張強度と、少なくとも18%の破断伸びとを有する。
穿孔用システムの構成要素への損傷を遅延または防止することによって、構成要素の有用寿命は、延長され、それによって、抗井を穿孔および完成させるために使用される機器のコストの削減をもたらす。
以下の実施例は、本開示の合金、物品、プロセス、および特性を図示する。これらの実施例は単に説明用であり、そこに記された材料、条件、またはプロセスパラメータに本開示を限定することを意図しない。
(実施例)
4つの部品が、32インチの長さに切り取られた。これらの4つの部品は、A1A3、A1A4、A2A3、およびA2A4として指定された。各部品は、次いで、半分に切断され、文字AまたはBが、部品の所与の区分を指すために表示に追加され、すなわち、A1A3AおよびA1A3Bとされた。次に、各区分は、5.25インチの直径に冷間加工され、次いで、5.00インチの外径に機械製作された。区分は、次いで、3時間、520°Fで時効された。時効が行われる炉のサイズにより、区分は、2つの異なる積載量に分離された。A区分は全て、ともに時効され、B区分は全て、ともに時効された。
次に、区分毎に、2つのサンプルが、引張試験のために採取され、3つのサンプルが、シャルピー試験のために採取された。各区分は、円形表面を有していた。
A区分に関して、2つの引張サンプルは、2Tおよび3Tとして指定された。サンプルは、外側表面から半径1インチを中心として、0.75インチの正方形の形態で採取された。一方のサンプルは、円形表面の北端において採取され、他方のサンプルは、円形表面の南端において採取された。シャルピー試験のための3つのサンプルは、2C、3C1、および3C2として指定された。これらのサンプルは、外側表面から半径1インチを中心として、0.5インチの正方形の形態で採取された。2Cサンプルは、2Tサンプルに隣接して採取され、3C1サンプルは、円形表面の東端において採取され、3C2サンプルは、3Tサンプルに隣接して採取された。
B区分に関して、同一の5つのサンプルが採取されたが、外側表面から半径1.5インチを中心とした。
引張データおよびシャルピー試験データが、種々の区分に関して、表5Aおよび5Bに報告される。
引張強度は、102〜117ksiと変動した。降伏強度は、88〜106ksiと変動した。破断伸びは、13%〜26%と変動した。シャルピー衝撃強度は、13〜40フィートポンドと変動した。
4つの追加の部品が、B13、B14、B23、およびB24として指定された。各部品は、次いで、半分に切断され、文字AまたはBが、部品の所与の区分を指すために表示に追加され、すなわち、B13AおよびB13Bとした。サンプルは、前述のように採取されたが、各区分は、7.12インチの直径に冷間加工され、次いで、6.87インチの外径に機械製作された。再び、A区分に関して、採取されたサンプルは、外側表面から半径1インチを中心とした。B区分に関して、採取されたサンプルは、外側表面から半径1.5インチを中心とした。
引張データおよびシャルピー試験データが、種々の区分に関して、表6Aおよび6Bに報告される。
引張強度は、102〜127ksiと変動した。降伏強度は、88〜117ksiと変動した。破断伸びは、10%〜23%と変動した。シャルピー衝撃強度は、10〜33フィートポンドと変動した。表6Aでは、サンプルB14A/2TおよびB14A/3Tは、規格7の要件に準拠することに留意されたい。要約すると、表5および6の実施例は、100ksiの最小引張強度と、85ksiの最小0.2%オフセット降伏強度と、10%の最小破断伸びとを有していた。それらはまた、10フィートポンドの最小シャルピーV切り欠き衝撃強度を有していた。
上記開示の変形、他の特徴や機能、または、これらの代替を組み合させて他の多くのシステムや用途とすることができることを理解されるであろう。今のところ予測または予期できない様々な代替、変更、変形、もしくは改良が当業者によって今後行われる可能性があるが、これらもまた添付の請求範囲に含まれることが意図される。

Claims (17)

  1. スピノーダル硬化銅−ニッケル−錫合金を含む、ドリルストリングのための外側構成要素。
  2. 主要本体の第1の端部から延びているオス型コネクタと、前記主要本体の第2の端部から延びているオス型コネクタとを有する、請求項1に記載の外側構成要素。
  3. 前記スピノーダル硬化銅−ニッケル−錫合金は、8〜20重量%のニッケルと、5〜11重量%の錫とを含み、残部は、銅である、請求項1または2に記載の外側構成要素。
  4. 前記スピノーダル硬化銅−ニッケル−錫合金は、14.5重量%〜15.5重量%のニッケルと、7.5重量%〜8.5%の錫とを含み、残部は、銅である、請求項1または2に記載の外側構成要素。
  5. 前記外側構成要素は、ドリルステム、ツール継手、ドリルカラー、またはドリルパイプである、請求項1または2に記載の外側構成要素。
  6. 少なくとも10.16cm(4インチ)の外径を有する、請求項1または2に記載の外側構成要素。
  7. 152.4cm(60インチ)以下の長さを有する、請求項1または2に記載の外側構成要素。
  8. 前記構成要素の第1の端部から第2の端部まで前記構成要素を通過するボアを有する、請求項1または2に記載の外側構成要素。
  9. 前記ボアは、5.08cm(2インチ)以上の直径を有する、請求項8に記載の外側構成要素。
  10. 前記構成要素の側壁は、3.81cm(1.5インチ)以上の厚さを有する、請求項8に記載の外側構成要素。
  11. 主要本体の第1の端部から延びているオス型コネクタと、前記主要本体の第2の端部の中に延びているメス型コネクタとを有する、請求項1に記載の外側構成要素。
  12. 主要本体の第1の端部の中に延びているメス型コネクタと、前記主要本体の第2の端部の中に延びているメス型コネクタとを有する、請求項1に記載の外側構成要素。
  13. 少なくとも1103MPa(160ksi)の終局引張強度と、少なくとも1034MPa(150ksi)の0.2%オフセット降伏強度と、少なくとも3%の破断伸びとを有する、請求項1または2に記載の外側構成要素。
  14. 少なくとも827MPa(120ksi)の終局引張強度と、少なくとも758MPa(110ksi)の0.2%オフセット降伏強度と、少なくとも15%の破断伸びとを有する、請求項1または2に記載の外側構成要素。
  15. 少なくとも730MPa(106ksi)の終局引張強度と、少なくとも655MPa(95ksi)の0.2%オフセット降伏強度と、少なくとも18%の破断伸びとを有する、請求項1または2に記載の外側構成要素。
  16. 少なくとも689Mpa(100ksi)の終局引張強度と、少なくとも586Mpa(85ksi)の0.2%オフセット降伏強度と、少なくとも10%の破断伸びとを有する、請求項1または2に記載の外側構成要素。
  17. 少なくとも13ジュール(10フィートポンド)のシャルピーV切り欠き衝撃強度を有する、請求項1または2に記載の外側構成要素。
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