JP2019104522A - Packing box - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、包装箱に関する。 The present invention relates to a packaging box.
フラップを折曲した状態に維持することができる包装箱が知られている。 Packaging boxes are known which can keep the flaps folded.
例えば、特許文献1に記載された段ボール箱は、4つの矩形状の側壁に連設された第1〜第4フラップを有している。第1フラップの第1他端部および第4フラップの第4一端部には、一方溝および他方溝から成る連結手段が形成されている。この段ボール箱では、第1〜第4フラップの順に折り重ねた後、第1フラップを引き上げて一方溝を他方溝に係合させることで、第1〜第4フラップが互いに折曲した状態に維持されていた。
For example, the cardboard box described in
しかしながら、上記の段ボール箱では、第1〜第4フラップをこの順に折り重ねなければならず、第1〜第4フラップのうち1つでも折り曲げる順番を間違えた場合、第1〜第4フラップを折曲した状態に維持することができなかった。このため、段ボール箱の組立作業に不慣れな作業者は、第1〜第4フラップを折り曲げる順番を間違えることがあり、段ボール箱を円滑に組み立てることができなかった。つまり、上記の段ボール箱は誰でも簡単に組み立てられるものではなかった。 However, in the above cardboard box, it is necessary to fold the first to fourth flaps in this order, and if any of the first to fourth flaps is folded in the wrong order, the first to fourth flaps are folded. It was not possible to keep it in a bent state. For this reason, a worker who is not accustomed to the assembling work of the cardboard box may mistake the order of bending the first to fourth flaps, and can not assemble the cardboard box smoothly. That is, the above-mentioned cardboard box can not be easily assembled by anyone.
上記のような問題を解決するために、例えば、第1〜第4フラップに折り曲げる順番を印刷することで、作業者にその順番を指示することも考えられる。しかしながら、この場合、印刷にかかる手間やコストが増加するという問題が生じる。また、作業者は印刷された順番を確認しながらの作業することになるため、段ボール箱を短時間で組み立てることができなかった。 In order to solve the above problems, for example, it is also conceivable to instruct the operator of the order by printing the order of bending the first to fourth flaps. However, in this case, there arises a problem that the time and cost required for printing increase. In addition, the worker can not assemble the cardboard box in a short time because the worker works while checking the printed order.
本発明は、上記課題を解決するために、簡単且つ迅速に組み立てることができる包装箱を提供する。 The present invention provides a packaging box that can be easily and quickly assembled to solve the above problems.
上記した目的を達成するため、本発明の包装箱は、端面を開口した筒状に形成される周壁と、前記周壁の端部に連設され、前記周壁の内側に折曲した状態で前記周壁の開口の少なくとも一部を閉じる4つのフラップと、を備え、各々の前記フラップの両側部には、一対の係合構造が形成され、各々の前記係合構造は、前記フラップの先端角部に形成されている先端重合部と、前記フラップの基端側にて前記先端重合部に隣接して形成されている基端重合部と、前記先端重合部と前記基端重合部との間に形成されている係合凹部と、を含み、隣接する一対の前記フラップは、一方の前記係合凹部を他方の前記係合凹部に挿入し、一方の前記先端重合部を他方の前記先端重合部の表面に重ね、且つ他方の前記基端重合部を一方の前記基端重合部の表面に重ねた状態で、互いに係合され、前記4つのフラップのうち少なくとも1箇所の隣接する一対の前記フラップが互いに係合することで前記4つのフラップを前記周壁の内側に折曲した状態に維持する。 In order to achieve the above-mentioned object, the packaging box of the present invention is continuously connected to a peripheral wall formed in a cylindrical shape with an open end face and an end of the peripheral wall, and the peripheral wall is bent inward of the peripheral wall And four flaps closing at least a part of the opening, and a pair of engagement structures are formed on both sides of each of the flaps, each of the engagement structures being formed at a tip corner of the flap The formed end polymerizing portion, the base end polymerizing portion formed adjacent to the end polymerizing portion on the base end side of the flap, and the end polymerizing portion and the base end polymerizing portion A pair of adjacent ones of the flaps insert one of the engagement recesses into the other of the engagement recesses, and one of the leading end overlapping portions of the other of the leading end overlapping portions Overlapping the surface, and the other of the above-mentioned proximal polymerization portions being one of the above-mentioned proximal polymerization portions The four flaps are bent toward the inner side of the peripheral wall by being engaged with each other in a state of being superimposed on the surface and the pair of adjacent flaps of at least one of the four flaps being engaged with each other maintain.
この場合、各々の前記係合構造は、前記先端重合部を折曲させるために前記フラップに形成された先端折曲線を含んでいることが好ましい。 In this case, each of the engagement structures preferably includes a tip bending curve formed on the flap for bending the tip overlapping portion.
この場合、前記先端重合部は、前記基端重合部よりも前記フラップの中央側にずれた位置に形成され、前記先端折曲線は、前記フラップの基端側から先端側に向かって前記フラップの中央側に傾斜した状態に形成され、前記先端折曲線からの前記先端重合部の突出寸法は、前記先端折曲線を前記基端重合部に向けて延ばした延長線からの前記基端重合部の突出寸法よりも長く設定されていることが好ましい。 In this case, the distal end overlapping portion is formed at a position shifted to the center side of the flap relative to the proximal end overlapping portion, and the distal end bending curve is formed from the proximal end to the distal end of the flap. The projecting dimension of the distal end overlapping portion from the distal end bending line is formed to be inclined toward the center side, and the projecting dimension of the distal end overlapping portion is the extension of the proximal end overlapping portion extending toward the proximal end overlapping portion. It is preferable that the length is set longer than the projecting dimension.
この場合、前記周壁は、第1方向に延びた第1折曲線を介して4つの壁を連設して形成され、前記フラップは、第1方向に直交する第2方向に延びた第2折曲線を介して前記周壁に連設され、前記先端折曲線は、前記第1折曲線と前記第2折曲線との交点から前記フラップの先端まで斜め45度の角度で延びた仮想線上に形成されていることが好ましい。 In this case, the peripheral wall is formed by connecting four walls via a first fold line extending in a first direction, and the flap is a second fold extending in a second direction orthogonal to the first direction. The tip bending line is formed on a virtual line extending at an angle of 45 degrees from the intersection point of the first bending line and the second bending line to the tip of the flap. Is preferred.
本発明によれば、包装箱を簡単且つ迅速に組み立てることができる。 According to the present invention, the packaging box can be assembled easily and quickly.
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。なお、図面に示す「D」は「長さ方向」を示し、「W」は長さ方向に直交する「幅方向」を示し、「H」は長さ方向と幅方向とに直交する「上下方向(高さ方向)」を示している。本明細書では方向や位置を示す用語を用いるが、それらの用語は説明の便宜のために用いるものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the attached drawings. Note that "D" shown in the drawings indicates "length direction", "W" indicates "width direction" orthogonal to the length direction, and "H" indicates "upper and lower" orthogonal to the length direction and width direction "Direction (height direction)" is shown. Although terms used herein indicate directions or positions, these terms are used for the convenience of description and do not limit the technical scope of the present invention.
[包装箱の概要]
図1ないし図3を参照して、第1実施形態に係る包装箱1の構成について説明する。図1は包装箱1を示す斜視図である。図2は包装箱1のブランク5を示す平面図である。図3はブランク5の一部を拡大した平面図である。
[Overview of packaging box]
The configuration of the
図1に示すように、包装箱1は、長さ方向に長い略直方体状に形成されている。包装箱1は、略角筒状の周壁1Wの下端面を閉塞し、周壁1Wの上端面の一部を閉じることで組み立てられる。包装箱1の内部には、所定の内容物(例えば、青果物等(図示せず))が収容されるようになっている。組み立てられた包装箱1の上端面の中央付近には開口が形成されており、収容した内容物が外部から確認できるようになっている。
As shown in FIG. 1, the
包装箱1は、図2に示すブランク5を組み立てることで形成される。ブランク5は、例えば、一枚の紙製の段ボールシートを抜型等で打ち抜いて形成されている。段ボールシートは、例えば、波状の中しん9Aの表裏に表ライナ9Bと裏ライナ9C(図4参照)とを貼り合せた両面段ボールシートである。なお、図2は、表ライナ9B側(包装箱1の外面側)を示している。本明細書では、段ボールシートの中しん9Aと平行な方向(第1方向)を「段方向」と呼び、段方向に直交する方向(第2方向)を「流れ方向」と呼ぶこととする。図面に示す「X」は「段方向」を示し、「Y」は「流れ方向」を示している。
The
[ブランク]
図2に示すように、ブランク5は、一対の端壁10A,10Bと、一対の側壁11A,11Bと、一対の下内フラップ12A,12Bと、一対の下外フラップ13A,13Bと、一対の第1の上フラップ14A,14Bと、一対の第2の上フラップ15A,15Bと、を含んでいる。なお、一対の端壁10A,10Bは互いに略同一形状であるため、本明細書において両者に共通する説明では算用数字のみを符号として用いることにする。これと同様の理由で、一対の側壁11A,11B、一対の下内フラップ12A,12B、一対の下外フラップ13A,13B、一対の第1の上フラップ14A,14Bおよび一対の第2の上フラップ15A,15Bについても、各々で共通する説明では算用数字のみを符号として用いることにする。
[blank]
As shown in FIG. 2, the blank 5 includes a pair of
<端壁,側壁>
一対の端壁10A,10Bと一対の側壁11A,11Bとは、交互に流れ方向に一列に並べられ、段方向に延びた縦折曲線L1(第1折曲線)を介して連設されている。端壁10A,10Bおよび側壁11A,11Bは、段方向に略同一寸法となる略長方形状に形成されている。端壁10A,10Bは、側壁11A,11Bよりも流れ方向に幅狭く形成されている。側壁11Bの流れ方向端部には、縦折曲線L1を介して継代片16が連設されている。継代片16の段方向一端部(下端部)には、下ヒレ16Aが連設されている。
<End wall, side wall>
The pair of
端壁10の上側には、包装箱1を運ぶ際に作業者が手を入れるための把持穴17が形成されている。把持穴17は流れ方向に長い略楕円形状に形成され、把持穴17の上側略半分は把持片部17Aによって閉じられている。把持片部17Aは、把持罫線17Bを介して把持穴17の上縁部に連設されている。
On the upper side of the end wall 10, a
縦折曲線L1および把持罫線17Bは、段ボールシートを裏ライナ9C側から厚み方向に直線状に潰して形成された汎用罫線である。縦折曲線L1および把持罫線17Bは、裏ライナ9Cを内側に向けるように段ボールシートを折曲させる機能を有している。詳細は後述するが、一対の端壁10A,10Bと一対の側壁11A,11Bとが互いに略直角に折り曲げられることで、上下両端面を開口した略角筒状の周壁1Wが形成される。
The vertical folding curve L1 and the grip ruled
<下内フラップ,下外フラップ>
一対の下内フラップ12A,12Bは、流れ方向に延びた下側折曲線L2を介して一対の端壁10A,10Bの段方向一端部(下端部)に連設されている。下内フラップ12は、流れ方向に長い略長方形状に形成されている。下内フラップ12の段方向の寸法(延出寸法)は端壁10の流れ方向の寸法の略半分に設定され、下内フラップ12の流れ方向の寸法は端壁10の流れ方向の寸法と略同一に設定されている。一対の下外フラップ13A,13Bは、下側折曲線L2を介して一対の側壁11A,11Bの段方向一端部に連設されている。下外フラップ13は、流れ方向に長い略長方形状に形成されている。下外フラップ13の段方向の寸法(延出寸法)は下内フラップ12の延出寸法と略同一に設定され、下外フラップ13の流れ方向の寸法は側壁11の流れ方向の寸法と略同一に設定されている。なお、下外フラップ13には、通気用の通気穴18が形成されている。
<Lower inner flap, lower outer flap>
The pair of lower
<第1の上フラップ,第2の上フラップ>
一対の第1の上フラップ14A,14Bは、流れ方向に延びた上側折曲線L3(第2折曲線)を介して一対の端壁10A,10Bの段方向他端部(上端部)に連設されている。第1の上フラップ14は、流れ方向両側を2連の円弧状に面取りされて流れ方向に長い略台形状に形成されている。第1の上フラップ14の段方向の寸法(延出寸法)は下内フラップ12の延出寸法よりも短く設定され、第1の上フラップ14の流れ方向の寸法は端壁10の流れ方向の寸法と略同一に設定されている。一対の第2の上フラップ15A,15Bは、上側折曲線L3を介して一対の側壁11A,11Bの段方向他端部に連設されている。第2の上フラップ15は、流れ方向両側を2連の円弧状に面取りされて流れ方向に長い略台形状に形成されている。第2の上フラップ15の段方向の寸法(延出寸法)は第1の上フラップ14の延出寸法と略同一に設定され、第2の上フラップ15の流れ方向の寸法は側壁11の流れ方向の寸法と略同一に設定されている。
<First upper flap, second upper flap>
The pair of first
下側折曲線L2および上側折曲線L3は、汎用罫線であって、下方の各フラップ12,13および各々の上フラップ14,15を周壁1Wの内側に折曲させる機能を有している。なお、端壁10Aと側壁11Bとが縦折曲線L1に沿って折り曲げられ、継代片16が端壁10Aの内面に固定され、下ヒレ16Aが下内フラップ12Aの内面に固定される。継代片16や下ヒレ16Aは、鋲(ワイヤ)、接着剤または両面テープ等を用いて端壁10Aや下内フラップ12Aに固定される。これにより、折り畳まれた状態の包装箱1(カートン)が製造される(図示せず)。
The lower folding line L2 and the upper folding line L3 are general-purpose creases, and have the function of bending the
<係合構造>
図2に示すように、各々の上フラップ14,15の流れ方向の両側部には、一対の係合構造20A,20B,30A,30Bが形成されている。つまり、4つの上フラップ14,15に対応して一対の係合構造20A,20B,30A,30Bが4組設けられている。各々の係合構造20A,20B,30A,30Bは、隣接する上フラップ14,15同士を係合させることで4つの上フラップ14,15を周壁1Wの内側に折曲した状態に維持する機能を有している。
<Engagement structure>
As shown in FIG. 2, a pair of
各々の係合構造20A,20B,21A,21Bは、先端重合部21A,21B,31A,31Bと、基端重合部22A,22B,32A,32Bと、係合凹部23A,23B,33A,33Bと、先端折曲線24A,24B,34A,34Bと、を含んでいる。先端重合部21A,21B,31A,31Bは、各々の上フラップ14,15の先端角部に形成されている。基端重合部22A,22B,32A,32Bは、各々の上フラップ14,15の基端側にて先端重合部21A,21B,31A,31Bに隣接して形成されている。係合凹部23A,23B,33A,33Bは、先端重合部21A,21B,31A,31Bと基端重合部22A,22B,32A,32Bとの間に形成されている。先端折曲線24A,24B,34A,34Bは、先端重合部21A,21B,31A,31Bを折曲させるために各々の上フラップ14,15に形成されている。
Each of the engaging
なお、本明細書において4組設けられた一対の係合構造20A,20B,30A,30Bに共通する説明では算用数字のみを符号として用いることにする。これと同様の理由で、一対の先端重合部21A,21B,31A,31B、一対の基端重合部22A,22B,32A,32B、一対の係合凹部23A,23B,33A,33Bおよび一対の先端折曲線24A,24B,34A,34Bについても、各々で共通する説明では算用数字のみを符号として用いることにする。なお、4組設けられた一対の係合構造20A,20B,30A,30Bは略同一形状であるため、以下、一対の係合構造20Aに着目して説明する。
In the description common to the pair of
図2および図3に示すように、一対の係合構造20Aに含まれた一対の先端重合部21A、一対の基端重合部22A、一対の係合凹部23Aおよび一対の先端折曲線24Aは、第1の上フラップ14Aを流れ方向中央で折り返したときに互いに一致する形状(線対称となる形状)を有している。
As shown in FIGS. 2 and 3, the pair of distal
(先端重合部,基端重合部)
一対の先端重合部21Aと一対の基端重合部22Aとは、第1の上フラップ14Aの流れ方向両側に形成されている。また、先端重合部21Aは第1の上フラップ14Aの先端側半分に形成され、基端重合部22Aは第1の上フラップ14Aの基端側半分に形成されている。一対の基端重合部22Aは、上側折曲線L3の流れ方向両端から第1の上フラップ14Aの先端に向かって互いに近づくように湾曲した略四半分の円形状(略扇状)に形成されている。一対の先端重合部21Aは、一対の基端重合部22Aの先端から第1の上フラップ14Aの先端に向かって互いに近づくように湾曲した略四半分の円形状に形成されている。先端重合部21Aは、基端重合部22Aよりも第1の上フラップ14Aの中央側にずれた位置に形成されている。つまり、一対の先端重合部21Aの流れ方向の間隔は、一対の基端重合部22Aの流れ方向の間隔よりも狭くなっている。先端重合部21Aと基端重合部22Aとは、その先端縁を湾曲させた凸形状を連続させて略階段形状を構成している。
(Tear end polymerization part, base end polymerization part)
The pair of leading
(係合凹部)
係合凹部23Aは、先端重合部21Aと基端重合部22Aとの接続部付近において略V字状(または略L字状)に形成されている。
(Engagement recess)
The
(先端折曲線)
先端折曲線24Aは、第1の上フラップ14Aの基端側から先端側に向かって第1の上フラップ14Aの流れ方向中央側に傾斜した状態に形成されている。具体的には、先端折曲線24Aは、縦折曲線L1と上側折曲線L3との交点から第1の上フラップ14Aの先端まで斜め45度の角度で延びた仮想線V(直線)上に形成されている(図3参照)。先端折曲線24Aは、上側折曲線L3に対して45度の傾きで係合凹部23Aから第1の上フラップ14Aの先端まで延びている(図3参照)。先端折曲線24Aは、第1の上フラップ14Aの両端部から突き出した先端重合部21Aを区画するように形成されている。なお、「仮想線V上」とは、完全な仮想線Vとの一致を要求するものではなく、例えば、1mm程度の製造上の誤差を許容する意味である。
(Tip curve)
The
図3に示すように、先端折曲線24Aからの先端重合部21Aの突出寸法S1は、先端折曲線24Aを基端重合部22Aに向けて延ばした延長線(または仮想線V)からの基端重合部22Aの突出寸法S2よりも長く設定されている。なお、先端重合部21の突出寸法S1は、各々の上フラップ14,15を周壁1Wの内側に折曲させた状態で、隣接した先端重合部21同士が重なり合うことが可能な寸法に設定されている。これと同様に、基端重合部22の突出寸法S2も、隣接した先端重合部21同士が重なり合うことが可能な寸法に設定されている。また、当該突出寸法S1,S2は、各々の上フラップ14,15を周壁1Wの内側に折曲させた状態で係合凹部23,33が係合する(噛み合う)ように設定されている。各重合部21A、22Aの突出寸法S1,S2は包装箱1の大きさによって変わるが、例えば、包装箱1の長さ方向一辺および幅方向一辺の長さが300〜600mm程度である場合、先端重合部21Aの突出寸法S1は25〜30mmの範囲に設定され、基端重合部22Aの突出寸法S2は20〜25mmの範囲に設定されることが好ましい。
As shown in FIG. 3, the protrusion dimension S1 of the distal
[包装箱の組立]
次に、図1、図4ないし図6を参照して、内容物を収容するために包装箱1を組み立てる工程(組立作業)について説明する。図4は包装箱1の組立途中を示す斜視図である。図5は包装箱1の4つの上フラップ14,15を周壁1Wの内側に折り曲げた状態を示す斜視図である。図6は隣接する上フラップ14,15の一部を係合させる過程を示す斜視図である。ここでは、一例として、作業者が包装箱1を組み立て、内容物を詰め、包装箱1を封緘する場合について説明する。
[Assembly of packaging box]
Next, with reference to FIG. 1, FIG. 4 to FIG. 6, the process (assembly operation) of assembling the
まず、作業者は、折り畳まれたカートンから周壁1Wを成型する。具体的には、作業者は、一対の端壁10A,10Bと一対の側壁11A,11Bとを縦折曲線L1で略直角に折り曲げ、一対の側壁11A,11Bを幅方向に対向させ、一対の端壁10A,10Bを長さ方向に対向させる(図4参照)。これにより、上下両端面を開口した略角筒状の周壁1Wが形成される。
First, the worker molds the
次に、作業者は、一対の下内フラップ12A,12Bを下側折曲線L2に沿って周壁1Wの内側に折り曲げた後、一対の下外フラップ13A,13Bを下側折曲線L2に沿って周壁1Wの内側に折り曲げる。この状態で、一対の下内フラップ12A,12Bの先端部は離間しており、一対の下外フラップ13A,13Bの先端部は略中央で突き合わされている(図4参照)。作業者は、一対の下外フラップ13A,13Bの突き合わせ部分に沿って粘着テープ(図示せず)を貼り付け、下外フラップ13A,13Bを周壁1Wに固定する。以上によって、包装箱1の底面が形成される(図4参照)。なお、下外フラップ13A,13Bは、鋲(ワイヤ)または接着剤等を用いて下内フラップ12A,12Bに固定されてもよい。
Next, the operator bends the pair of lower
次に、作業者は、内容物を周壁1Wの上面開口から周壁1Wの内部に挿入(収容)する。その後、作業者は、周壁1Wの上端部に連設された4つの上フラップ14,15を周壁1Wの内側に折り曲げる(図5参照)。この包装箱1では、4つの上フラップ14,15のうち少なくとも1箇所で隣接する一対の上フラップ14,15が互いに係合する(噛み合う)ことで4つの上フラップ14,15を周壁1Wの内側に折曲した状態に維持する構成となっている。
Next, the worker inserts (accommodates) the contents into the inside of the
<上フラップの係合手順>
以下、隣接する一対の上フラップ14,15を係合させる手順について説明する。ここでは、一例として、第1の上フラップ14Bと第2の上フラップ15Aとを係合させる場合について説明する。
<Engagement procedure of upper flap>
Hereinafter, the procedure for engaging the pair of upper flaps 14 and 15 adjacent to each other will be described. Here, as an example, the case where the first
図5に示すように、作業者は、第1の上フラップ14B、第2の上フラップ15B、第1の上フラップ14A、第2の上フラップ15Aを、この順に折り重ねる。4つの上フラップ14,15は、上側折曲線L3に沿って周壁1Wの内側に折曲した状態になり、周壁1Wの上面開口の一部を閉じた状態になる。周壁1Wの上面開口の中央付近は、4つの上フラップ14,15で覆われないため、開口した状態になっている。また、第2の上フラップ15Aの先端重合部31Aおよび基端重合部32Aは、第1の上フラップ14Bの先端重合部21Bおよび基端重合部22Bの上面に重なっている。
As shown in FIG. 5, the operator folds the first
次に、作業者は、第2の上フラップ15Aの下側に位置する第1の上フラップ14Bの先端部を把持して引っ張り上げる(図5の破線矢印参照)。すると、図6に示すように、第1の上フラップ14Bの先端重合部21Bは、第2の上フラップ15Aの先端重合部31Aに押し付けられるため、先端折曲線24Aに沿って内側(下側)に折れ曲がり、第2の上フラップ15Aを持ち上げながら引き上げられて行く。先端重合部21Bの先端部が先端重合部31Aの上側まで引き上げられると、係合凹部23Bと係合凹部33Aとが互いに噛み合った状態になる(図1参照)。
Next, the operator grips and pulls up the tip of the first
この状態で作業者が第1の上フラップ14Bから手を放すと、図1に示すように、先端折曲線24Bで折れた先端重合部21Bは段ボールシートの弾性力(復元力)によって略平坦な状態に戻り、先端重合部31Aの上面に重なった状態になる。一方、基端重合部22Bは、基端重合部32Aの下側に位置した状態に維持されている。つまり、第1の上フラップ14Bと第2の上フラップ15Aとが係合凹部23B,33Aの噛み合い部分を中心に交差した状態になる。
In this state, when the operator releases the first
以上によって、隣接する第1の上フラップ14Bと第2の上フラップ15Aとは、係合凹部23B(一方)を係合凹部33A(他方)に挿入し(噛み合わせ)、先端重合部21B(一方)を先端重合部31A(他方)の表面に重ね、且つ基端重合部32A(他方)を基端重合部22B(一方)の表面に重ねた状態で、互いに係合される。隣接する一対の上フラップ14B,15Aが1箇所で互いに係合し、他の3箇所で隣接する上フラップ14,15の一方が他方に重なった状態になるため、4つの上フラップ14,15が折曲した状態に維持される。このように、4つの上フラップ14,15が略風車状に押さえ合った状態になり、包装箱1の組立作業が完了する。
As described above, the first
<上フラップの係合手順(2)>
なお、上記した一例(係合手順)では、先端重合部21Bを先端重合部31Aの表面に重ね、且つ基端重合部32Aを基端重合部22Bの表面に重ねる場合について説明したが、図7に示すように、この重ね合わせが逆になっていてもよい。他の例(係合手順(2))として、作業者は、第2の上フラップ15A、第1の上フラップ14A、第2の上フラップ15B、第1の上フラップ14Bをこの順に折り重ねた後、第1の上フラップ14Bの下側に位置する第2の上フラップ15Aの先端部を把持して引っ張り上げる。すると、隣接する第1の上フラップ14Bと第2の上フラップ15Aとは、係合凹部23Bを係合凹部33Aに挿入し、先端重合部31Aを先端重合部21Bの表面に重ね、且つ基端重合部22Bを基端重合部32Aの表面に重ねた状態で、互いに係合される。この状態で、4つの上フラップ14,15が折曲状態に維持され、包装箱1の組立作業が完了する。
<Engagement procedure of upper flap (2)>
In the above-described example (engagement procedure), the case has been described in which the leading
<上フラップの係合手順(3)>
また、上記した係合手順では、隣接する一対の上フラップ14B,15Aが1箇所で互いに係合していたが、これに限らず、隣接する上フラップ14,15が2箇所で係合してもよい。他の例(係合手順(3))として、図8に示すように、包装箱1(周壁1W)の対角部分の2箇所で隣接する上フラップ14,15が係合していてもよい。作業者は、第1の上フラップ14B、第2の上フラップ15B、第1の上フラップ14A、第2の上フラップ15Aを、この順に折り重ねる。その後、作業者は、第2の上フラップ15Aの下側に位置する第1の上フラップ14Aの先端部を把持して引っ張り上げ、且つ第2の上フラップ15Bの下側に位置する第1の上フラップ14Bの先端部を把持して引っ張り上げる。すると、隣接する第1の上フラップ14Aと第2の上フラップ15Aとは、係合凹部23Aを係合凹部33Aに挿入し、先端重合部21Aを先端重合部31Aの表面に重ね、且つ基端重合部32Aを基端重合部22Aの表面に重ねた状態で、互いに係合される。これと同様に、隣接する第1の上フラップ14Bと第2の上フラップ15Bとは、係合凹部23Bと係合凹部33Bとを噛み合わせた状態となって互いに係合される。この状態で、4つの上フラップ14,15が、対角2箇所で係合して折曲状態に維持される。なお、上記と同様の手順で、第1の上フラップ14Aと第2の上フラップ15Bとを係合させ、第1の上フラップ14Bと第2の上フラップ15Aとを係合させてもよい(図示せず)。
<Upper flap engagement procedure (3)>
Further, in the above-described engagement procedure, the pair of adjacent
<上フラップの係合手順(4)>
また、他の例(係合手順(4))として、図9に示すように、隣接する上フラップ14,15が3箇所で係合してもよい。作業者は、第1の上フラップ14B、第2の上フラップ15B、第1の上フラップ14A、第2の上フラップ15Aを、この順に折り重ねる。その後、作業者は、第2の上フラップ15Aの下側に位置する第1の上フラップ14Aの先端部を把持して引っ張り上げ、且つ一対の第2の上フラップ15A,15Bの下側に位置する第1の上フラップ14Bの先端部を把持して引っ張り上げる。すると、第1の上フラップ14Aの先端重合部21Aが第2の上フラップ15Aの先端重合部31Aの表面に重ねられ、係合凹部23Aが係合凹部33Aに噛み合う。また、第1の上フラップ14Bの一対の先端重合部21Bが一対の第2の上フラップ15A,15Bの先端重合部31A,31Bの表面に重ねられ、一対の係合凹部23Bが一対の係合凹部33A,33Bに噛み合う。この状態で、4つの上フラップ14,15が3箇所で係合して折曲状態に維持される。なお、4つの上フラップ14,15のうち係合させる3箇所は上記に限らず任意に選択することができる。
<Upper flap engagement procedure (4)>
As another example (engagement procedure (4)), as shown in Drawing 9, adjacent upper flaps 14 and 15 may engage in three places. The operator folds the first
<上フラップの係合手順(5)>
また、他の例(係合手順(5))として、図10に示すように、隣接する上フラップ14,15が4箇所で係合してもよい。作業者は、一対の第1の上フラップ14A,14Bの表面に一対の第2の上フラップ15A,15Bを折り重ねた後、一対の第1の上フラップ14A,14Bの先端部を把持して引っ張り上げる。なお、一対の第1の上フラップ14A,14Bは同時期に引っ張り上げてもよいし、別々に引っ張り上げてもよい。すると、各々の先端重合部21A,21Bが各々の先端重合部31A,31Bの表面に重ねられ、各々の係合凹部23A,23Bが各々の係合凹部33A,33Bに噛み合う。この状態で、4つの上フラップ14,15が4箇所で係合して折曲状態に維持される。なお、図11に示すように、作業者が、一対の第2の上フラップ15A,15Bの表面に一対の第1の上フラップ14A,14Bを折り重ねた後、一対の第2の上フラップ15A,15Bの先端部を把持して引っ張り上げ、各々の先端重合部31A,31Bが各々の先端重合部21A,21Bの表面に重なるようにしてもよい。
<Upper flap engagement procedure (5)>
Moreover, as another example (engagement procedure (5)), as shown in FIG. 10, adjacent upper flaps 14 and 15 may engage in four places. The operator folds the pair of second
以上説明した本実施形態に係る包装箱1では、4つの上フラップ14,15が、それぞれ、一対の係合構造20,30を備えていた。この構成によれば、4箇所の隣接する上フラップ14,15同士のうち少なくとも何れか1箇所を任意に選択し、その選択した上フラップ14,15同士を係合構造20,30によって係合(噛合)させることができる。これにより、4つの上フラップ14,15の折り曲げ順(折り重ね順)は包装箱1の組立作業において無関係になるため、4つの上フラップ14,15の折り曲げ順を間違える虞を排除することができる。その結果、作業者が4つの上フラップ14,15の折り曲げ順を任意に決めることができ、作業者の熟練度に関わらず誰でも包装箱1を簡単且つ迅速に組み立てることができる。
In the
また、本実施形態に係る包装箱1では、先端重合部21,31が先端折曲線24,34で折れ曲がる構成とした。この構成によれば、例えば、上フラップ15(14)の下側に位置する上フラップ14(15)を引き上げる過程において、上フラップ14(15)の先端重合部21(31)が先端折曲線24(34)で内側に折れ曲がるため、上フラップ14(15)(先端重合部21(31))の引き上げに必要な力を軽減することができる。これにより、隣接する一対の上フラップ14,15を小さな力で容易に係合させる(ロックする)ことができる。
Moreover, in the
また、本実施形態に係る包装箱1では、一対の先端重合部21,31が互いに接近するように一対の基端重合部22,32よりも流れ方向(第2方向)中央側にオフセットされていた。また、一対の先端折曲線24,34は、各々の上フラップ14,15の基端側から先端側に向かって互いに接近するように傾斜していた。そして、先端重合部21,31の突出寸法S1が基端重合部22,32の突出寸法S2よりも大きくなる構成とした。この構成によれば、隣接する上フラップ14,15同士を折り重ねた状態で、先端重合部21,31同士の重なり幅を確保することができる。これにより、隣接する上フラップ14,15同士を確りと係合させることができ、4つの上フラップ14,15を周壁1Wの内側に折曲した状態に維持することができる。
Further, in the
[変形例]
なお、本実施形態に係る包装箱1では、4つの上フラップ14,15が、所謂ハーフフラップであって、周壁1Wの上面開口の一部を閉じる構成であったが、本発明はこれに限定されない。図12に示すように、例えば、本実施形態の変形例に係る包装箱2では、一対の第2の上フラップ41A,41Bが、周壁2Wの内側に折曲した状態で、その先端部を突き合せるような延出寸法に形成されてもよい。この場合、一対の第2の上フラップ41A,41Bの延出寸法に合わせて、一対の第1の上フラップ40A,40Bの延出寸法も調整することが好ましい。この包装箱2では、4つの上フラップ40,41によって周壁2Wの上面開口が閉塞される。
[Modification]
In addition, in the
なお、本実施形態(変形例を含む。以下同じ。)に係る包装箱1,2では、4組の一対の係合構造20A,20B,21A,21Bが4つの上フラップ14,15に形成されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、係合構造20,21は、各々の上フラップ14,15に代えて/加えて、下方の各フラップ12,13に形成されてもよい。
In the
また、本実施形態に係る包装箱1,2では、先端重合部21,31と基端重合部22,32とは、その先端を湾曲させて略四半分の円形状を成していたが、本発明はこれに限定されない。例えば、先端重合部21,31と基端重合部22,32とは、四半分の楕円形状、三角形状、四角形状または台形状等、様々な形状(図示せず)に形成されてもよい。
Further, in the
また、本実施形態に係る包装箱1,2では、係合凹部23,33が先端重合部21,31と基端重合部22,32との間の窪みであったが、本発明はこれに限定されない。例えば、係合凹部は、先端重合部21,31と基端重合部22,32との間の窪みから切り込まれたスリットを含んでいてもよい(図示せず)。
Further, in the
また、本実施形態に係る包装箱1,2では、先端折曲線24,34が汎用罫線であったが、本発明はこれに限定されない。例えば、先端折曲線は、汎用罫線上に略等間隔で複数の切目を形成したリード罫等、裏ライナ9Cを内側に向けるように段ボールシートを折り曲げるための線であれば如何なるものでもよい(図示せず)。また、先端折曲線は、段ボールシートを表ライナ9B側から厚み方向に直線状に潰して形成された逆罫線等であってもよい(図示せず)。このような先端折曲線は表ライナ9Bを内側に向けるように段ボールシートを折曲させる機能を有するため、上フラップ15(14)の下側に位置する上フラップ14(15)を引き上げる過程において、上フラップ15(14)の先端重合部31(21)が先端折曲線34(24)で外側(上側)に折れ曲がることになる。この場合であっても、上フラップ14(15)(先端重合部21(31))の引き上げに必要な力を軽減することができる等、上記と同様の効果を得ることができる。
Moreover, in the
また、本実施形態に係る包装箱1,2では、縦折曲線L1、下側折曲線L2および上側折曲線L3等が汎用罫線であったが、これに限らず、リード罫等であってもよい。
Further, in the
また、本実施形態に係る包装箱1,2の形状や大きさ(寸法)等は、一例であって、内容物の形状や大きさに応じて適宜変更することができる。下内フラップ12および下外フラップ13を省略して、1枚の底壁の縁部に沿って周壁1W,2Wが配置されてもよい。また、包装箱1,2は、略角筒状(略四角形断面)の周壁1W,2Wを有していたが、これに限らず、四角形以外の多角形断面や略円形断面の周壁(図示せず)を有していてもよく、その周壁の端部に少なくとも4つのフラップが連設されていればよい。
The shapes and sizes (dimensions) of the
また、本実施形態に係る包装箱1,2は、紙製の両面段ボールシートで形成されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、段ボールシートは、中しん9Aの片面にライナを貼り付けた片面段ボールシートであってもよいし、片面段ボールシートを両面段ボールシートに貼り合せた複両面段ボールシートであってもよい。また、例えば、包装箱1は、紙製の段ボールシートに代えて、厚紙や樹脂製の板等で形成されていてもよい。
Moreover, although the
なお、上記実施形態の説明は、本発明に係る包装箱における一態様を示すものであって、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではない。 The description of the above embodiment shows one aspect of the packaging box according to the present invention, and the technical scope of the present invention is not limited to the above embodiment.
1,2 包装箱
1W,2W 周壁
10A,10B 端壁
11A,11B 側壁
14A,14B,40A,40B 第1の上フラップ(フラップ)
15A,15B,41A,41B 第2の上フラップ(フラップ)
20A,20B,30A,30B 係合構造
21A,21B,31A,31B 先端重合部
22A,22B,32A,32B 基端重合部
23A,23B,33A,33B 係合凹部
24A,24B,34A,34B 先端折曲線
L1 縦折曲線(第1折曲線)
L3 上側折曲線(第2折曲線)
S1,S2 突出寸法
V 仮想線
1, 2
15A, 15B, 41A, 41B second upper flap (flap)
20A, 20B, 30A,
L3 upper bending line (second bending line)
S1, S2 Protrusion dimension V Virtual line
Claims (4)
前記周壁の端部に連設され、前記周壁の内側に折曲した状態で前記周壁の開口の少なくとも一部を閉じる4つのフラップ(14A,14B,15A,15B,40A,40B,41A,41B)と、を備え、
各々の前記フラップの両側部には、一対の係合構造(20A,20B,30A,30B)が形成され、
各々の前記係合構造は、
前記フラップの先端角部に形成されている先端重合部(21A,21B,31A,31B)と、
前記フラップの基端側にて前記先端重合部に隣接して形成されている基端重合部(22A,22B,32A,32B)と、
前記先端重合部と前記基端重合部との間に形成されている係合凹部(23A,23B,33A,33B)と、を含み、
隣接する一対の前記フラップは、一方の前記係合凹部を他方の前記係合凹部に挿入し、一方の前記先端重合部を他方の前記先端重合部の表面に重ね、且つ他方の前記基端重合部を一方の前記基端重合部の表面に重ねた状態で、互いに係合され、
前記4つのフラップのうち少なくとも1箇所の隣接する一対の前記フラップが互いに係合することで前記4つのフラップを前記周壁の内側に折曲した状態に維持することを特徴とする包装箱。 A peripheral wall (1W, 2W) formed in a cylindrical shape with an open end face,
Four flaps (14A, 14B, 15A, 15B, 40A, 40B, 41A, 41B) which are connected to the end of the peripheral wall and close at least a part of the opening of the peripheral wall in a state of being bent inside the peripheral wall And
A pair of engagement structures (20A, 20B, 30A, 30B) are formed on both sides of each of the flaps,
Each said engagement structure is
A tip overlap portion (21A, 21B, 31A, 31B) formed at a tip corner of the flap;
A proximal polymerization portion (22A, 22B, 32A, 32B) formed adjacent to the distal end polymerization portion on the proximal end side of the flap;
And an engagement recess (23A, 23B, 33A, 33B) formed between the leading end polymerization portion and the base end polymerization portion,
The pair of adjacent flaps inserts one of the engagement recesses into the other of the engagement recesses, superimposes one of the distal end polymerization portions on the surface of the other of the distal end polymerization portions, and the other of the proximal end polymerizations. Parts are engaged with each other with the parts overlapping one another on the surface of the proximal end polymerization part,
A packaging box characterized in that the four flaps are maintained in a bent state inside the peripheral wall by engaging one another of at least one adjacent pair of the flaps among the four flaps with each other.
前記先端折曲線は、前記フラップの基端側から先端側に向かって前記フラップの中央側に傾斜した状態に形成され、
前記先端折曲線からの前記先端重合部の突出寸法(S1)は、前記先端折曲線を前記基端重合部に向けて延ばした延長線からの前記基端重合部の突出寸法(S2)よりも長く設定されていることを特徴とする請求項2に記載の包装箱。 The leading end polymerization portion is formed at a position shifted to the center side of the flap with respect to the base end polymerization portion,
The tip bending curve is formed to be inclined toward the center of the flap from the proximal side to the distal side of the flap,
The projecting dimension (S1) of the distal end polymerizing portion from the distal end bending curve is greater than the projecting dimension (S2) of the proximal end polymerizing portion from an extension line extending the distal end bending curve toward the proximal end polymeric portion. The packaging box according to claim 2, characterized in that it is set long.
前記フラップは、第1方向に直交する第2方向に延びた第2折曲線(L3)を介して前記周壁に連設され、
前記先端折曲線は、前記第1折曲線と前記第2折曲線との交点から前記フラップの先端まで斜め45度の角度で延びた仮想線(V)上に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の包装箱。 The peripheral wall is formed by connecting four walls (10A, 10B, 11A, 11B) via a first fold line (L1) extending in the first direction,
The flap is connected to the peripheral wall via a second fold line (L3) extending in a second direction orthogonal to the first direction,
The tip bend is formed on an imaginary line (V) extending at an oblique angle of 45 degrees from the intersection of the first bend and the second bend to the tip of the flap. The packaging box according to claim 3.
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JP7318452B2 (en) | 2019-09-25 | 2023-08-01 | 王子ホールディングス株式会社 | packaging box |
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- 2017-12-12 JP JP2017237890A patent/JP2019104522A/en active Pending
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