JP2019103601A - 導光し組織に整合するバイオファイバー装置 - Google Patents

導光し組織に整合するバイオファイバー装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、導光し組織に整合するバイオファイバー装置を提供する。【解決手段】複数のバイオファイバーからなる。各バイオファイバーは、単一の裸ファイバまたは単一構造の繊維であり、前記単一構造の繊維は、コア層及び単一のまたは複数の被覆層を備え、前記被覆層は、前記コア層を取り巻くようにして設置される。各バイオファイバーは、それぞれ受光端と発光端を備え、光線が受光端から入射されると、前記発光端から射出される。よって、本発明のバイオファイバー装置は、導光するとともに組織に整合することで、光線療法、光遺伝子治療、光遺伝学に適用される。【選択図】図2

Description

本発明は、導光することができるとともに組織に整合するバイオファイバー装置に関し、特に、管の移植組織、棒の移植組織、板の移植組織または糸の移植組織の装置として使用することができるバイオファイバーからなる医療用装置に関する。
光ファイバは、光をガラスまたはプラスチック製の繊維内で、内部全反射原理により伝達する光伝達手段である。絶え間なく科学技術が進歩するにつれて、光ファイバは、例えば内視鏡といった医療の用途でも応用されている。内視鏡は、柔軟性があり湾曲するとともに内側に複数の光ファイバを備える管である。内視鏡が患者の口、鼻、消化管、及びその他の内臓に入る時、医師は内視鏡によって人体における内臟の変化を見ることができ、手術を行う際の危険性を減らすことができる。現在使用されている内視鏡は、通常は医師が人体内部の臓器を観察する必要がある時に、内視鏡を人体に挿入して初めて人体内部の映像を見ることができる。さらに、内視鏡によって組織のサンプルを切り取り、その組織切片によって検査することができる。しかしながら、従来の内視鏡は、人体組織に整合して組織と一体化することができないため、体内及び表皮層に置いておくことができず、炎症や感染現象を引き起こさないようにするため、使用後体内から取り出す必要がある。
光ファイバは、光線療法の技術においても応用されている。光線療法は、日光や、赤外線、紫外線、レーザー光といった人工光線によって、病気を予防治療し、有機体の修復を促進する。現在、光線療法は各種疾患の治療に適用することができる。しかしながら、一般の光線療法が使用する裝置は、通常大型の器具であり、外から光を当てる方法をとる場合もあるが、外から光を当てる場合、皮膚の表皮組織、皮下組織、皮膚の粘膜下層を経て、最後に組織細胞に達するため、外から光を当てる光線療法は時間がかかるとともに、体内の粘膜組織及び臓器を完全に照射することが難しい。
さらに、従来のレーザー光線療法の技術では、内視鏡と光ファイバを連結することによって、人体の開口部に挿入してレーザーを正確に腫瘍細胞に作用させる。治療期間中、光ファイバは腫瘍内に挿入され、腫瘍に挿入された一端はレーザーによって熱を発生させて温度を上げるとともに腫瘍細胞を殺す。しかしながら、従来の治療技術は、治療終了後に光ファイバを取り出す必要があり、次回の治療の際に再び光ファイバを挿入しなければならない。このように挿入と取り出しを繰り返すことで疾患の不快感及び感染確率が高まってしまう。
上述の問題を改善するため、本発明は、導光效果を備えるバイオファイバー装置を提供し、医師またはその他の専門スタッフが挿入式の手術を行う時に、人体内部の臓器をはっきりと観察できるようにする。さらに、本発明は、生物の体内に吸収されるとともに炎症現象を引き起こさない、生物体における軟組織と硬組織に整合するバイオファイバー装置を提供する。
本発明は、光線がバイオファイバー装置を通して標的細胞(target cell)に伝達されるようにし、バイオファイバーによって細胞と整合し、時間と場所に関係なく光線療法を行うことができるようにし、さらに、生物活性ガラス繊維、生物不活性ガラス繊維、X線を備え不透性の生物活性ガラス繊維、X線を備え不透性の生物不活性ガラス繊維、生物不活性材料で製造されることで、バイオファイバー装置と生物体の硬組織または軟組織を整合させることができ、バイオファイバー装置が生物体内で炎症を引き起こすのを防ぐ、導光し組織に整合するバイオファイバー装置を提供することを目的とする。
上述の技術問題を解決するため、本発明は、複数のバイオファイバーを備えることのできる導光し組織に整合するバイオファイバー装置を提供する。まず、各前記バイオファイバーは、単一の裸ファイバまたは単一構造の繊維によって構成されることができ、前記単一構造の繊維は、コア層及び単一のまたは複数の被覆層によって構成され、前記被覆層は、前記コア層周囲の表面を被覆することができるとともにそれと融合する。本発明の導光し組織に整合するバイオファイバー装置において、前記単一の裸ファイバ、前記単一構造の繊維、前記コア層、または前記被覆層の形状は、使用上の必要に応じて任意で変えることができるとともに、特に制限はない。本発明の比較的好ましい実施例において、前記単一の裸ファイバ及び単一構造の繊維は、円形の長繊維、六角形の長纖維、または細長い長纖維の形状で形成されることができる。本実施例において、前記コア層は、円形の長繊維または六角形の長纖維の形状で形成することができ、前記被覆層は、円形の長纖維、六角形の長纖維、または細長い長纖維の形状で形成することができることで、繊維の製織構造の強度が高まる。
本発明の導光し組織に整合するバイオファイバー装置において、前記被覆層の屈折率は、前記コア層の屈折率に比べて低くあることができる。前記被覆層の熱膨張率は、前記コア層の熱膨張率に比べて低い。そのうち、前記単一の裸ファイバは、生物活性ガラス繊維または生物不活性ガラス繊維によって形成されることができる。或いは、前記単一の裸ファイバもX線を備え不透性の生物活性ガラス繊維またはX線を備え不透性の不活性ガラス繊維、または生物不活性材料で製造されることができる。同様に、前記単一構造の繊維のうちの一層は、生物不活性材料で製造されることができるとともに、前記単一構造の繊維のうちの一層は、生物活性材料で製造されることができる。
本発明の導光し組織に整合するバイオファイバー装置において、前記バイオファイバー装置は、さらに繊維接合部を備え、前記纖維装置は、前記バイオファイバーを取り巻くとともにその中に取り囲み、例えば、ポリ乳酸(Polylactic Acid、PLA)、ポリ乳酸−グリコール酸(PolyLactide−co−Glycolide、PLGA )等の熱可塑性ポリマー、熱硬化性ポリマー、または生分解性ポリマーによって製造されることができる。本発明において使用される繊維接合部の材料は、使用上の必要に応じて任意で変えることができるとともに、特に制限はない。前記繊維接合部は、内壁と、外壁と、本体部を備え、前記本体部は前記内壁と前記外壁の間に位置し、前記内壁は、取り囲むようにして中空穴を形成し、前記バイオファイバーは、前記本体部内に位置する。
本発明の導光し組織に整合するバイオファイバー装置において、前記バイオファイバーは互いに絡み合い、絡み合って形成された強健な前記バイオファイバーは、比較的高い構造強度を備える。前記バイオファイバーは、繊維製織構造であり、前記繊維製織構造は、中央纖維軸及び複数の編成繊維軸を備え、前記中央纖維軸は、前記繊維製織構造をまっすぐに突き抜けるとともに、前記編成繊維軸は、交差して前記中央纖維軸を取り巻く。さらに、各前記バイオファイバーは、それぞれ受光端と発光端を備え、光線が前記受光端から入射すると、前記発光端から射出される。さらに、前記バイオファイバー装置は受光部及び発光部を備え、前記受光部は、前記バイオファイバーの前記受光端によって構成されることができ、前記発光部は、前記バイオファイバーの前記発光端によって構成されることができる。
本発明の導光し組織に整合するバイオファイバー装置において、前記バイオファイバーは、生物吸収性材料、半生物吸収性材料、または非生物吸収性材料によって構成される。前記バイオファイバーと生物体の軟組織または硬組織が接触すると、前記生物活性材料が前記バイオファイバーから放出され、生物体の軟組織または硬組織と接触し、軟硬組織に整合する。よって、本発明のバイオファイバー装置は、生物体に吸收されるとともに、体内で炎症現象を引き起こさない。
本発明の導光し組織に整合するバイオファイバー装置において、前記コア層は、エッチング法によって形成される溝を備えることができ、前記溝は、細胞培養、化学薬物の携帯または細胞の携帯・培養に用いられ、疾患を治療する効果を達成する。
本発明の導光し組織に整合するバイオファイバー装置において、前記コア層は、前記コア層を貫通する中空円柱通路を備えることができるとともに、前記受光端に位置する入口と、前記発光端に位置する出口を備えることができる。
本発明の導光し組織に整合するバイオファイバー装置において、前記被覆層は、中間層と、シェル層を備えることができ、前記中間層は、前記コア層周囲の表面を被覆するとともにコア層周囲の表面で融合し、前記シェル層は、前記中間層周囲の表面を被覆するとともにコア層周囲の表面で融合する。よって、前記シェル層は、前記中間層を被覆するとともに前記中間層と融合することで複数層の単一構造の繊維を形成する。本発明の導光し組織に整合するバイオファイバー装置において、前記コア層、前記中間層、及び前記シェル層の材料は、使用者の必要に応じて任意で変えることができる。そのうち、本発明の形態において、前記コア層、前記中間層、及び前記シェル層の材料は、生物吸収性材料である。本発明の別の形態において、前記コア層、前記中間層、及び前記シェル層の材料は、非生物吸収性材料であることができる。本発明のさらに別の形態において、前記コア層、前記中間層、及び前記シェル層の材料は、半生物吸収性材料であることができ、本発明はこれらに制限されない。さらに、吸收度の異なる生物吸収性材料を選択して前記コア層、前記中間層、及び前記シェル層とすることで、治療の時間をさらに制御することができる。
本発明の導光し組織に整合するバイオファイバー装置において、前記バイオファイバー装置は、導光管移植組織であることができ、前記導光管移植組織は、前記バイオファイバーと前記繊維接合部を備えることができ、前記繊維接合部は、内壁と、外壁と、本体部を備えることができ、前記本体部は、前記内壁と前記外壁の間に位置することができ、前記内壁は、取り囲むようにして中空穴を形成し、前記バイオファイバーは、前記本体部内に位置する。
本発明の導光し組織に整合するバイオファイバー装置において、前記バイオファイバー装置は、インプラント体であることができ、顎骨または頭蓋骨を整合するのに用いられる固定部品と、前記固定部品と連結された繊維接合部を備えることができ、前記繊維接合部は、歯科補綴物を支える歯の土台に連結される。
本発明の導光し組織に整合するバイオファイバー装置において、前記バイオファイバー装置は、導光棒移植組織または導光線移植組織であることができ、前記導光棒移植組織の外観と構造は、前記導光線移植組織の外観と構造とすべて同じであり、異なる点として、前記導光棒移植組織の直径は前記導光線移植組織の直径よりも大きい。前記導光棒移植組織または前記導光線移植組織は、生物体の腫瘍細胞の表面上に設置することができ、前記光線は、前記導光棒移植組織または前記導光線移植組織の前記受光部から入射した後、前記導光棒移植組織または前記導光線移植組織の前記発光端から射出されるとともに前記腫瘍細胞上にまで射出される。さらに、前記導光線移植組織は、傷口を結紮する、縫合して止血する、組織と整合させるのに用いられる手術用縫合糸にすることもできる。前記導光線移植組織は、生物吸収性材料、半生物吸収性材料、または生物不可吸收材料であることができ、前記生物吸収性材料は、体内で分解されて可溶性生成物になり、人体または動物体に吸收されるが、前記生物不可吸收材料は、体内で分解されることができず、前記半生物吸収性材料は、一部は人体または動物体に吸収されることができるが一部は人体または動物体に吸收されない。
本発明における単一の裸ファイバの斜視図である。 本発明における複数の単一の裸ファイバと繊維接合部の断面図である。 本発明における単一構造の繊維の斜視図である。 本発明における複数の単一構造の繊維と繊維接合部の断面図である。 本発明の単一構造の繊維における光の照射を示した図である。 本発明の実施例1における単一構造の繊維の断面図である。 本発明の実施例1における単一構造の繊維の光の照射を示した図である。 本発明の実施例2における単一構造の繊維の斜視図である。 本発明の実施例3における単一構造の繊維の斜視図である。 本発明の実施例4における導光管移植組織の断面図である。 本発明の実施例4における導光管移植組織の斜視図である。 本発明における実施例5の導光棒移植組織を示した図である。 本発明の実施例6における導光棒移植組織の斜視図である。 本発明における実施例7の導光線移植組織を示した図である。 本発明における実施例8の導光線移植組織を示した図である。
参照する図1から図2に示す通り、図1は、本発明における単一の裸ファイバの斜視図である。さらに図2は、本発明における複数の単一の裸ファイバと繊維接合部の断面図である。まず、本発明の導光し組織に整合するバイオファイバー装置1は、複数のバイオファイバー10と、繊維接合部20と、からなる。各前記バイオファイバー10は、単一の裸ファイバ10'である。さらに、前記繊維接合部20は、前記バイオファイバー10を取り巻くとともにその中に取り囲み、前記繊維接合部20は、熱可塑性ポリマー、熱硬化性ポリマー、または生分解性ポリマーによって製造される。
参照する図3から図4に示す通り、図3は、本発明における単一構造の繊維の斜視図である。図4は、本発明における複数の単一構造の繊維と繊維接合部の断面図である。本発明の前記バイオファイバー10は、単一構造の繊維10"であり、前記単一構造の繊維10"は、コア層101と被覆層102によって構成され、前記被覆層102は、前記コア層101周囲の表面を被覆するとともに前記コア層101周囲の表面で融合する。前記被覆層102は、無機物(ガラス)、有機物樹脂、またはプラスチック材料であることができる。前記繊維接合部20は、前記単一構造の繊維10"を取り巻くとともにその中に取り囲む。
参照する図5に示す通り、図5は、本発明の単一構造の繊維における光の照射を示した図である。前記単一構造の繊維10"は、それぞれ受光端11と、発光端12を備え、光線Lは前記受光端11から入射すると、前記発光端12から射出される。さらに、前記バイオファイバー装置1は、受光部及び発光部を備え、前記受光部は、前記バイオファイバー10の前記受光端11によって構成され、前記発光部は、前記バイオファイバー10の前記発光端12によって構成される。前記被覆層102の屈折率は、前記コア層101の屈折率に比べて低くあることができる。前記被覆層102の熱膨張率は、前記コア層101の熱膨張率に比べて低い。
(実施例1)
参照する図6A及び図6Bに示す通り、図6Aは、本発明の実施例1における単一構造の繊維の断面図である。図6Bは、本発明の実施例1における単一構造の繊維の光の照射を示した図である。前記バイオファイバー10は、前記コア層101及び前記被覆層102を備え、そのうち、前記被覆層102は、中間層102'と、シェル層102"を備える。前記中間層102'は、前記コア層101周囲の表面を被覆するとともに前記コア層101周囲の表面で融合し、前記シェル層102"は、前記中間層102'周囲の表面を被覆するとともに前記中間層102'周囲の表面で融合する。図6Bに示す通り、コア層101が導光できない場合、前記中間層102'は導光することができる。例えば、前記バイオファイバー装置1がインプラント体である時、コア層101においてリンイオンとカルシウムイオンを放出することができるとともに、体内のコラーゲンと結晶化されてヒドロキシルアパタイト(hydroxylapaite)になり、骨と整合された後の前記コア層101は、導光の效果を備えない。よって、前記コア層101の上下側に位置する前記中間層102'によって導光することができる。
(実施例2)
参照する図7に示す通り、図7は、本発明の実施例2における単一構造の繊維の斜視図である。前記バイオファイバー10は、生物吸収性材料によって構成され、前記コア層101は、エッチング法によって形成される溝13を備える。前記溝13は、細胞培養、化学薬物の携帯、または細胞の携帯に用いられる。治療を行う期間、患者が必要とする化学薬物を前記溝13に置き、人体または動物体の開口部からバイオファイバー10を人体または動物体の体内に入れ、化学薬物が治療が必要な部位にまで到達すると、化学薬物が前記治療部位に放出され治療が行われる。または、溝13によって細胞培養または細胞の携帯を行うことで、人体または動物体の開口部から細胞を人体または動物体の体内に置くことができる。
(実施例3)
本発明の実施例3と前記実施例2で述べる単一構造の繊維は、ほぼ同じであるが、異なる点として、実施例2のコア層101は溝を備えるのに対し、実施例3のコア層101は中空円柱通路14を備える。参照する図8に示す通り、図8は、本発明の実施例3における単一構造の繊維の斜視図である。前記単一構造の繊維10"は、コア層101及び被覆層102を備え、前記コア層101は、前記コア層101を貫通する前記中空円柱通路14を備えるとともに、前記受光端に位置する入口141と、前記発光端に位置する出口142を備える。
(実施例4)
参照する図9A及び図9Bに示す通り、図9Aは、本発明の実施例4における導光管移植組織の断面図である。図9Bは、本発明の実施例4における導光管移植組織の斜視図である。前記バイオファイバー装置1は、導光管移植組織1aであり、前記導光管移植組織1aは、前記バイオファイバー10と前記繊維接合部20を備え、前記繊維接合部20は、内壁21と、外壁22と、本体部23を備え、前記本体部23は、前記内壁21と前記外壁22の間に位置し、前記内壁21は、取り囲むようにして中空穴24を形成し、前記バイオファイバー10は、前記本体部23内に位置する。前記導光管移植組織1aは、生物体の血管または腸であることができ、生物体内の正常に機能することのできない血管または腸に取って代わる。生物体の血管が閉塞した場合、前記導光管移植組織1aによって元々の血管の横に分支された血管を形成することで、生物体内において血液が正常に流れるようにすることができ、血液が血管内で閉塞する問題が防止される。
(実施例5)
参照する図10に示す通り、図10は、本発明における実施例5の導光棒移植組織を示した図である。前記バイオファイバー装置は、導光棒移植組織1bであり、バイオファイバー10及び繊維接合部20を備える。サブ図Aから分かる通り、バイオファイバー10は、繊維接合部20内に固定される。サブ図Bの図案「*」によって、編成繊維軸はさらに固定されるとともに、垂直方向の高張力強度が高まるため、従来の図案「x」よりもさらに強健な構造が生成される。サブ図Cは、前記導光棒移植組織1bの断面図である。そのうち、前記導光棒移植組織1bは、複数の単一構造の繊維10"及び繊維接合部20を備え、各単一構造の繊維10"は、前記コア層及び複数層の被覆層によって構成される。前記導光棒移植組織1bは、腫瘍細胞の治療に適用されることができ、治療期間中、前記導光棒移植組織1bの一端を腫瘍細胞内に入れ、レーザーによって熱を生じさせて温度を上げるとともに、腫瘍細胞を破壊し、他端は人体の皮膚表面にまで延在され、皮膚組織と共に成長することができ、皮膚表面に光を当てることのできる導光点が形成される。患者は制御装置をポケットに入れることができ、いつでも前記導光点によって治療を行うことができる。
(実施例6)
本発明の実施例6と前実施例5で述べた導光棒移植組織は、ほぼ同じであるが、異なる点として、実施例5の前記バイオファイバーは繊維製織構造であり、実施例6の前記バイオファイバーは複数の長纖維によって構成される。参照する図11に示す通り、図11は、本発明の実施例6における導光棒移植組織の斜視図である。前記導光棒移植組織1bは、複数のバイオファイバー10及び繊維接合部20を備え、そのうち、前記バイオファイバー10は、長纖維によって構成されるとともに、前記バイオファイバー10は、複数の単一の裸ファイバまたは複数の単一構造の繊維であることができる。
(実施例7)
参照する図12に示す通り、図12は、本発明における実施例7の導光線移植組織を示した図である。前記バイオファイバーは、繊維製織構造によって構成されるとともに、前記バイオファイバーは、複数の単一の裸ファイバまたは複数の単一構造の繊維であることができる。前記導光線移植組織1cは、腫瘍細胞の治療に適用することができる。さらに、前記導光線移植組織1cは、手術用縫合糸にすることもでき、傷口を結紮する、縫合して止血する、組織と整合させるのに用いられる。前記導光線移植組織1cは、生物吸収性材料、半生物吸収性材料、または生物不可吸收材料であることができる。前記生物不可吸收材料は、体内で分解されることができず、前記生物吸収性材料は、体内で分解されて可溶性生成物になり人体または動物体に吸收され、前記半生物吸収性材料は、一部が人体または動物体に吸收されるが一部は人体または動物体に吸收されない。
(実施例8)
本発明の実施例8と前実施例7に述べる導光線移植組織は、ほぼ同じであるが、異なる点として、実施例7は繊維製織構造であるが、実施例8の前記バイオファイバーは、複数の長纖維によって構成される。参照する図13に示す通り、図13は、本発明における実施例8の導光線移植組織を示した図である。前記導光線移植組織1cは、複数のバイオファイバー及び繊維接合部を備え、そのうち、前記バイオファイバーは、長纖維によって構成されるとともに、前記バイオファイバーは、複数の単一の裸ファイバまたは複数の単一構造の繊維であることができる。
1 バイオファイバー装置
1a 光管移植組織
1b 導光棒移植組織
1c 導光線移植組織
10 バイオファイバー
10' 単一の裸ファイバ
10" 単一構造の繊維
101 コア層
102 被覆層
102' 中間層
102" シェル層
11 受光端
12 発光端
120 繊維接合部
13 溝
14 中空円柱通路
141 入口
142 出口
20 繊維接合部
21 内壁
22 外壁
23 本体部
24 中空穴

Claims (10)

  1. 複数のバイオファイバーからなる導光し組織に整合するバイオファイバー装置であって、
    各前記バイオファイバーは、単一の裸ファイバまたは単一構造の繊維によって構成され、前記単一構造の繊維は、コア層及び単一のまたは複数の被覆層によって構成され、前記被覆層は、前記コア層周囲の表面を被覆するとともに前記コア層周囲の表面で融合し、
    そのうち、各前記バイオファイバーは、それぞれ受光端と発光端を備え、光線が前記受光端から入射されると、前記発光端から射出され、
    そのうち、前記バイオファイバー装置は、受光部及び発光部を備え、前記受光部は、前記バイオファイバーの前記受光端によって構成され、前記発光部は、前記バイオファイバーの前記発光端によって構成される
    ことを特徴とする、バイオファイバー装置。
  2. さらに繊維接合部からなり、前記纖維装置は、前記バイオファイバーを取り巻くとともにその中に取り囲み、熱可塑性ポリマー、熱硬化性ポリマー、または生分解性ポリマーによって製造される
    ことを特徴とする、請求項1に記載のバイオファイバー装置。
  3. 前記バイオファイバーは、生物吸収性材料、半生物吸収性材料、または非生物吸収性材料によって構成される
    ことを特徴とする、請求項1に記載のバイオファイバー装置。
  4. 前記単一の裸ファイバ及び前記単一構造の繊維は、生物活性ガラス繊維、生物不活性ガラス繊維、X線を備え不透性の生物活性ガラス繊維、またはX線を備え不透性の生物不活性ガラス繊維によって製造される
    ことを特徴とする、請求項1に記載のバイオファイバー装置。
  5. 前記コア層は、エッチング法によって形成される溝を備え、前記溝は、細胞培養、化学薬物の携帯または細胞の携帯に用いられる
    ことを特徴とする、請求項1に記載のバイオファイバー装置。
  6. 前記コア層は、前記コア層を貫通する中空円柱通路を備えるとともに、前記受光端に位置する入口と、前記発光端に位置する出口を備える
    ことを特徴とする、請求項1に記載のバイオファイバー装置。
  7. 前記被覆層は、中間層と、シェル層を備え、前記中間層は、前記コア層周囲の表面を被覆するとともに前記コア層周囲の表面で融合し、前記シェル層は前記中間層周囲の表面を被覆するとともに前記中間層周囲の表面で融合することで複数層の単一構造のバイオファイバーを形成し、前記被覆層の屈折率は、前記コア層の屈折率に比べて低い
    ことを特徴とする、請求項1に記載のバイオファイバー装置。
  8. 前記被覆層は、生物活性または生物不活性材料によって製造されるとともに、前記単一構造の繊維のうちの一層は、生物活性材料で製造される
    ことを特徴とする、請求項7に記載のバイオファイバー装置。
  9. 前記バイオファイバー装置は導光管移植組織であり、前記導光管移植組織は、前記バイオファイバーと前記繊維接合部を備え、前記繊維接合部は、内壁と、外壁と、本体部を備え、前記本体部は前記内壁と前記外壁の間に位置し、前記内壁は、取り囲むようにして中空穴を形成し、前記バイオファイバーは、前記本体部内に位置する
    ことを特徴とする、請求項1に記載のバイオファイバー装置。
  10. 前記バイオファイバー装置は、導光棒移植組織または導光線移植組織であり、生物体の腫瘍細胞の表面に設置され、前記光線が前記導光棒移植組織または前記導光線移植組織の前記受光部から入射され、前記導光棒移植組織または前記導光線移植組織の前記発光端から射出されることで、前記腫瘍細胞の成長を阻害する
    ことを特徴とする、請求項1に記載のバイオファイバー装置。
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