JP2019102835A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】改善された、ループアンテナを備える電子機器を提供する。【解決手段】電子機器は、主回路基板と、第1フレキシブル配線基板と、第2フレキシブル配線基板と、第3フレキシブル配線基板と、ループアンテナとを備える。第1フレキシブル配線基板は、一端が主回路基板に接続され、かつ第1アンテナ素子が配置される。第2フレキシブル配線基板は、一端が主回路基板に接続され、かつ第2アンテナ素子が配置される。第3フレキシブル配線基板は、第1フレキシブル配線基板の他端付近及び第2フレキシブル配線基板の他端付近の双方に接続される。ループアンテナは、主回路基板、第1フレキシブル配線基板、第2フレキシブル配線基板及び第3フレキシブル配線基板に配置される配線を含んで構成される。【選択図】図5

Description

本開示は、電子機器に関する。
従来から、非接触通信するために、ループアンテナを搭載させた電子機器が知られている。例えば、特許文献1には、ループアンテナを搭載させた電子機器が開示されている。
特開2015−7815号公報
従来のループアンテナを搭載させた電子機器には、改善の余地がある。
本開示の目的は、改善された、ループアンテナを備える電子機器を提供することにある。
電子機器の一態様は、主回路基板と、第1フレキシブル配線基板と、第2フレキシブル配線基板と、第3フレキシブル配線基板と、ループアンテナとを備える。前記第1フレキシブル配線基板は、一端が前記主回路基板に接続され、かつ第1アンテナ素子が配置される。前記第2フレキシブル配線基板は、一端が前記主回路基板に接続され、かつ第2アンテナ素子が配置される。前記第3フレキシブル配線基板は、前記第1フレキシブル配線基板の他端付近及び前記第2フレキシブル配線基板の他端付近の双方に接続される。前記ループアンテナは、前記主回路基板、前記第1フレキシブル配線基板、前記第2フレキシブル配線基板及び前記第3フレキシブル配線基板に配置される配線を含んで構成される。
電子機器の一態様は、主回路基板と、アンテナ素子が配置されるサブ基板と、第4フレキシブル配線基板と、第5フレキシブル配線基板と、ループアンテナとを備える。前記第4フレキシブル配線基板は、前記主回路基板の一端付近及び前記サブ基板の一端付近の双方に接続される。前記第5フレキシブル配線基板は、前記主回路基板の他端付近及び前記サブ基板の他端付近の双方に接続される。前記ループアンテナは、前記主回路基板、前記サブ基板、前記第4フレキシブル配線基板及び前記第5フレキシブル配線基板に配置される配線を含んで構成される。
本開示によれば、改善された、ループアンテナを備える電子機器が提供され得る。
第1実施形態に係る電子機器の正面側の外観斜視図である。 第1実施形態に係る電子機器の背面側の外観斜視図である。 図1に示す電子機器の分解斜視図である。 図3に示す内部部品をZ軸の正方向から見た図である。 図4に示す内部部品の一部拡大図である。 比較例に係る電子機器の内部部品の構造を示す図である。 第2実施形態に係る内部部品の構造を示す図である。 変形例1に係る内部部品の構造を示す図である。 変形例2に係る内部部品の構造を示す図である。
以下、本開示に係る電子機器の実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
本開示の第1実施形態に係る電子機器1の概略構成について、図1から図4を参照して説明する。図1は、第1実施形態に係る電子機器1の正面側の外観斜視図である。図2は、第1実施形態に係る電子機器1の背面側の外観斜視図である。図3は、図1に示す電子機器1の分解斜視図である。図4は、図3に示す内部部品14をZ軸の正方向から見た図である。なお、以下では、図1から図3に示すように、電子機器の短手方向をX軸方向、電子機器1の長手方向をY軸方向、及び、電子機器1の厚さ方向をZ軸方向とする。
電子機器1は、例えば図1に示すような、スマートフォンである。代替例として電子機器1は、スマートフォン以外の機器であってもよい。例えば、電子機器1は、タブレット端末、携帯電話機、ファブレット、タブレットPC、フィーチャーフォン、PDA、リモコン端末、携帯音楽プレーヤー、ゲーム機又は電子書籍リーダ等であってもよい。
電子機器1は、例えばRFID(Radio Frequency Identification)技術を利用した、非接触通信機能を有する。当該非接触通信は、近距離無線通信(NFC:Near Field Communication)技術の国際標準化機構の規格(例えば、ISO/IEC 18092、ISO/IEC 14443)に準拠したものであってよい。
電子機器1は、図1及び図3に示すように、外部筐体10と、表示パネル13と、内部部品14とを備える。
外部筐体10は、表示パネル13及び内部部品14を保護する。外部筐体10は、図1に示すように、上面プレート11と、ケース12とを含む。例えば使用環境に応じて、上面プレート11とケース12との間は、パッキンで封止されてよい。
上面プレート11は、例えば、アクリルの合成樹脂等で構成されてよい。上面プレート11は、表示パネル13と対向する位置に、開口部11Aを有する。開口部11Aの他、上面プレート11は、マイクが配置される孔、照度センサが配置される孔、レシーバが配置される孔、及び、インカメラが配置される孔を有してもよい。
ケース12は、例えば、金属又は硬化プラスチック等で構成されてよい。ケース12は、表示パネル13及び内部部品14を収容する。ケース12は、図1及び図2に示すように、側面に、差込口12Aを有する。また、ケース12は、図2に示すように、底面に、マーク12Bを有する。
差込口12Aには、他の機器のコネクタを差し込み可能である。他の機器のコネクタは、差込口12Aを経て、図4に示すコネクタ部22に接続される。
マーク12Bは、電子機器1と外部のリーダ/ライタ機器との間で非接触通信を実行する際に、当該リーダ/ライタ機器に、かざす箇所を示す。例えば、ユーザは、電子機器1の非接触通信機能を利用して店舗にて商品を購入する際、当該店舗に設置されたリーダ/ライタ機器に、マーク12Bをかざす。
表示パネル13は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro Luminescence)又は無機EL等を含んで構成されてよい。表示パネル13は、例えば、タッチスクリーンディスプレイであってよい。タッチスクリーンディスプレイは、指又はスタライスペン等の接触を検出して、その接触位置を特定する。表示パネル13の上方には、上面プレート11の開口部11Aが配置される。ユーザは、開口部11Aから、表示パネル13を視認等する。
内部部品14は、図4に示すように、主回路基板20と、バッテリ21と、コネクタ部22と、内部筐体23と、非接触通信回路(通信回路)24と、フレキシブル配線基板(以下、「FPC(Flexible Printed Circuits)」と記載する)30と、第1FPC40Aと、第2FPC40Bと、第3FPC40Cと、ループアンテナ50とを備える。
主回路基板20は、例えば、プリント回路基板(PCB:Printed Circuit Board)であってよい。主回路基板20は、電子機器1のY軸の正方向側の端部付近に配置される。
主回路基板20には、多様な電子部品が搭載されてよい。当該電子部品は、例えば、プロセッサ、メモリ及び非接触通信回路24を含んでよい。
主回路基板20に搭載されるプロセッサは、種々の機能を実行するための制御及び処理能力を提供する。当該プロセッサは、単一の集積回路(IC)として、又は、複数の通信可能に接続された集積回路IC及びディスクリート回路(discrete circuits)として実現されてもよい。
主回路基板20に搭載されるメモリは、各種情報及びプログラム等を記憶する。当該メモリは、半導体メモリ又は磁気メモリ等を含んで構成されてよい。
主回路基板20には、多様な配線及び素子が形成されてよい。例えば、主回路基板20には、ループアンテナ50を構成する配線の一部が形成されてよい。例えば、主回路基板20には、後述の単極コネクタ60A,60B及び接続タブ61A,61Bが配置されてよい。例えば、主回路基板20のY軸の正方向側の端部の一方のコーナ付近には、メインアンテナのアンテナ素子が形成されてもよい。当該メインアンテナは、例えば、LTE(Long Term Evolution)方式のメインアンテナとして用いられてよい。例えば、主回路基板20のY軸の正方向側の端部の他方のコーナ付近には、Wi−Fi(登録商標)用のアンテナ素子が形成されてもよい。
バッテリ21は、主回路基板20に対して、Y軸の負方向側に配置される。バッテリ21は、電子機器1の構成要素に電力を供給する。バッテリ21は、充電可能な電池を含んで構成されてよい。充電可能な電池は、例えば、リチウムイオン二次電池、ニッケル・カドミウム蓄電池又はニッケル・水素充電池等であってよい。なお、バッテリ21は、必ずしも充電可能な電池を含んで構成されなくてもよい。例えば、バッテリ21は、アルカリ電池又はマンガン電池等を含んで構成されてよい。
コネクタ部22には、他の機器を接続可能である。コネクタ部22は、例えば、マイクロUSB(Universal Serial Bus)コネクタを接続可能なものであってよい。コネクタ部22は、ピンを含んで構成されてよい。コネクタ部22のピンには、FPC30に配置される信号配線が電気的に接続される。コネクタ部22に接続された他の機器からの信号は、コネクタ部22のピン及びFPC30の信号配線を経て、主回路基板20に伝送される。また、主回路基板20からの信号は、FPC30の信号配線及びコネクタ部22のピンを経て、他の機器に伝送される。
内部筐体23は、例えば、樹脂筐体であってよい。内部筐体23には、図4に示すように、主回路基板20及びバッテリ21等が取り付けられる。
非接触通信回路24は、図4に示すように、主回路基板20に配置される。非接触通信回路24は、バッテリ21のY軸の正方向側の周辺付近に位置するように、主回路基板20に配置されてよい。非接触通信回路24は、ループアンテナ50と電気的に接続される。
非接触通信回路24は、ループアンテナ50と協調して、電子機器1と外部のリーダ/ライタ機器との間で非接触通信を実行する。電子機器1から外部のリーダ/ライタ機器へ情報を送信する際、非接触通信回路24は、ループアンテナ50に電力を供給することによって、ループアンテナ50に磁界を生じさせる。また、電子機器1が外部のリーダ/ライタ機器から情報を受信する際、非接触通信回路24は、外部のリーダ/ライタ機器からの磁界によってループアンテナ50に生じた電力を受電する。
非接触通信回路24は、単一の集積回路ICとして、又は、複数の通信可能に接続された集積回路IC及びディスクリート回路として実現されてもよい。
FPC30は、例えば、多層構造のFPCであってよい。FPC30の一端は、図4に示すように、コネクタ部22に接続される。FPC30の他端は、図4に示すように、主回路基板20に接続される。FPC30には、コネクタ部22のピンと主回路基板20とを電気的に接続する信号配線が配置される。例えばFPC30が多層構造のFPCである場合、FPC30は、当該信号配線を含む層と、グランド配線層と、樹脂層とを含んで形成されてよい。
第1FPC40A、第2FPC40B及び第3FPC40Cは、例えば、多層構造のFPCであってよい。第1FPC40A、第2FPC40B及び第3FPC40Cは、一体として形成されてもよいし、互いに独立した基板として形成されてもよい。以下、第1FPC40A等の構成について、図5を参照して説明する。図5は、図4に示す内部部品14の一部拡大図である。
第1FPC40Aは、電子機器1のX軸の正方向側の縁部に配置される。第1FPC40Aは、バッテリ21のX軸の正方向側の周辺付近に配置されてよい。第1FPC40Aの一端は、主回路基板20に接続される。第1FPC40Aの他端は、電子機器1のY軸の負方向側の端部まで延在する。つまり、第1FPC40Aは、電子機器1内の構成要素の中でも、比較的長い形状を有する。第1FPC40Aの他端は、第3FPC40Cに接続される。
第1FPC40Aには、信号配線41Aと、整合回路42Aと、第1アンテナ素子43Aと、配線53とが配置される。図5に、信号配線41A、整合回路42A、第1アンテナ素子43A及び配線53の配置位置を破線で示す。例えば第1FPC40Aが多層構造のFPCである場合、第1FPC40Aは、信号配線41A及び配線53を含む層と、グランド配線層と、樹脂層とを含んで形成されてよい。
第2FPC40Bは、電子機器1のX軸の負方向側の縁部に配置される。第2FPC40Bは、バッテリ21のX軸の負方向側の周辺付近に配置されてよい。第2FPC40Bの一端は、主回路基板20に接続される。第2FPC40Bの他端は、電子機器1のY軸の負方向側の端部まで延在する。つまり、第2FPC40Bは、電子機器1内の構成要素の中でも、比較的長い形状を有する。第2FPC40Bの他端は、第3FPC40Cに接続される。
第2FPC40Bには、信号配線41Bと、整合回路42Bと、第2アンテナ素子43Bと、配線54とが配置される。図5に、信号配線41B、整合回路42B、第2アンテナ素子43B及び配線54の配置位置を破線で示す。例えば第2FPC40Bが多層構造のFPCである場合、第2FPC40Bは、信号配線41B及び配線54を含む層と、グランド配線層と、樹脂層とを含んで形成されてよい。
第3FPC40Cは、電子機器1のY軸の負方向側の端部付近に配置される。第3FPC40Cは、バッテリ21のY軸の負方向側の周辺付近に配置されてよい。第3FPC40Cは、第1FPC40Aの他端付近及び第2FPC40Bの他端付近の双方に接続される。第3FPC40Cは、第1FPC40A又は第2FPC40Bを延在させることにより、形成されてもよい。又は、第3FPC40Cは、第1FPC40A及び第2FPC40Bとは独立した基板として、形成されてもよい。
第3FPC40Cには、配線55が配置される。図5に、配線55の配置位置を破線で示す。例えば第3FPC40Cが多層構造のFPCである場合、第3FPC40Cは、配線55を含む層と、グランド配線層と、樹脂層とを含んで形成されてよい。
信号配線41Aの一端は、単極コネクタ60Aを介して主回路基板20に接続される。信号配線41Aの他端は、整合回路42Aを介して第1アンテナ素子43Aに接続される。信号配線41Aは、主回路基板20が生成した高周波信号を、第1アンテナ素子43Aへ伝送する。また、信号配線41Aは、第1アンテナ素子43Aによって受信した高周波信号を、主回路基板20に伝送する。
信号配線41Bの一端は、単極コネクタ60Bを介して主回路基板20に接続される。信号配線41Bの他端は、整合回路42Bを介して第2アンテナ素子43Bに接続される。信号配線41Bは、主回路基板20が生成した高周波信号を、第2アンテナ素子43Bへ伝送する。また、信号配線41Bは、第2アンテナ素子43Bによって受信した高周波信号を、主回路基板20に伝送する。
整合回路42Aは、第1FPC40Aの他端付近に配置される。整合回路42Aは、信号配線41Aと、第1アンテナ素子43Aとの間に配置される。整合回路42Aは、信号配線41A側のインピーダンスと、第1アンテナ素子43A側のインピーダンスとを整合させる。整合回路42Aは、コンデンサ素子、インダクタ素子及び抵抗素子を含んで構成されてよい。
整合回路42Bは、第2FPC40Bの他端付近に配置される。整合回路42Bは、信号配線41Bと、第2アンテナ素子43Bとの間に配置される。整合回路42Bは、信号配線41B側のインピーダンスと、第2アンテナ素子43B側のインピーダンスとを整合させる。整合回路42Bは、コンデンサ素子、インダクタ素子及び抵抗素子を含んで構成されてよい。
第1アンテナ素子43Aは、第1FPC40Aの他端付近に配置される。換言すると、第1アンテナ素子43Aは、電子機器1のY軸の負方向側の端部付近に位置する。このような構成とすることで、電子機器1内の他の構成要素が、第1アンテナ素子43Aによる電磁波の送受信を、妨害してしまうことを防ぐことができる。第1アンテナ素子43Aは、例えば、GPS(Global Positioning System)用のアンテナ素子であってよい。
第1アンテナ素子43Aは、信号配線41Aからの高周波信号を電磁波として放射する。また、第1アンテナ素子43Aによって受信された高周波信号は、信号配線41Aを経て、主回路基板20に伝送される。
第2アンテナ素子43Bは、第2FPC40Bの他端付近に配置される。換言すると、第2アンテナ素子43Bは、電子機器1のY軸の負方向側の端部付近に位置する。このような構成とすることで、電子機器1内の他の構成要素が、第2アンテナ素子43Bによる電磁波の送受信を、妨害してしまうことを防ぐことができる。第2アンテナ素子43Bは、例えば、サブアンテナのアンテナ素子であってよい。当該サブアンテナは、LTE方式のサブアンテナとして用いられてよい。
第2アンテナ素子43Bは、信号配線41Bからの高周波信号を電磁波として放射する。また、第2アンテナ素子43Bによって受信された高周波信号は、信号配線41Bを経て、主回路基板に伝送される。
ループアンテナ50は、主回路基板20に配置される配線51,52と、第1FPC40Aに配置される配線53と、第2FPC40Bに配置される配線54と、第3基板に配置される配線55とを含んで構成される。換言すると、配線51〜55によってループアンテナ50のループが構成される。ループアンテナ50のZ軸の正方向側には、図2に示すマーク12Bが位置する。ループアンテナ50は、当該ループの内側に、磁性シートを含んで構成されてよい。ループアンテナ50は、当該ループの内側に、磁性シートを含まない構成であってもよい。
ループアンテナ50は、電子機器1の非接触通信に用いられる。電子機器1が外部のリーダ/ライタ機器へ情報を送信する際、非接触通信回路24からループアンテナ50に電力が供給されることで、ループアンテナ50のループ内に磁界が発生する。また、電子機器1が外部のリーダ/ライタ機器から情報を受信する際、当該リーダ/ライタ機器が生成した磁束がループアンテナ50のループ内を通ることで、当該ループに起電力が生じる。
配線51の一端は、非接触通信回路24に電気的に接続される。配線51の他端は、接続タブ61Aを介して、配線53に電気的に接続される。配線52の一端は、非接触通信回路24に電気的に接続される。配線52の他端は、接続タブ61Bを介して、配線54に電気的に接続される。
配線51,52は、主回路基板20に配置される。配線51,52は、バッテリ21のY軸の正方向側の端部付近の、主回路基板20に配置されてよい。配線51,52は、例えば、LDS(Laser Direct Structuring)技術を利用して主回路基板20に形成されてよい。配線51,52は、例えば、マイクロストリップラインとして形成されてよい。配線51,52をマイクロストリップラインとして形成することで、配線51,52と、非接触通信回路24とを直接接続させることが可能になる。配線51,52と、非接触通信回路24とを直接接続させることで、配線51,52と非接触通信回路24との間の電気的接続の信頼性を高めることができる。さらに、配線51,52と非接触通信回路24との間に接続部材等を配置しなくてもよくなるため、配線51,52と非接触通信回路24との間の構造を簡易化することができる。
配線53は、第1FPC40Aに配置される。配線53の一端は、接続タブ61Aを介して、配線51に接続される。配線53の他端は、例えば接続タブ等の接続部材を介して、配線55に接続される。
配線54は、第2FPC40Bに配置される。配線54の一端は、接続タブ61Bを介して、配線52に接続される。配線54の他端は、例えば接続タブ等の接続部材を介して、配線55に接続される。
配線55は、第3FPC40Cに配置される。配線55の一端は、例えば接続タブ等の接続部材を介して、配線53に接続される。配線55の他端は、例えば接続タブ等の接続部材を介して、配線54に接続される。
単極コネクタ60A,60Bは、それぞれ、主回路基板20に配置される。単極コネクタ60Aは、信号配線41Aと主回路基板20とを電気的に接続する。単極コネクタ60Bは、信号配線41Bと主回路基板20とを電気的に接続する。
接続タブ61A,61Bは、それぞれ、主回路基板20に接続される。接続タブ61Aは、配線51と配線53とを電気的に接続する。接続タブ61Bは、配線52と配線54とを電気的に接続する。
このように、第1実施形態に係る電子機器1では、第1アンテナ素子43Aが配置される第1FPC40Aに、ループアンテナ50の配線53が配置される。さらに、本実施形態では、第2アンテナ素子43Bが配置される第2FPC40Bに、ループアンテナ50の配線54が配置される。つまり、本実施形態に係る電子機器1では、第1アンテナ素子43Aが配置される第1FPC40A及び第2アンテナ素子43Bが配置される第2FPC40Bを利用して、ループアンテナ50を構成する。このような構成によって、電子機器1を構成する部材の数を削減することができる。さらに、このような構成によって、ループアンテナ50を構成するための新たな基板を電子機器1内に配置しなくてもよくなり、電子機器1のサイズが増加してしまうことを防ぐことができる。従って、第1実施形態によれば、改善された、ループアンテナ50を備える電子機器1が提供され得る。
さらに、本実施形態では、第1アンテナ素子43Aへ高周波信号を伝送する信号配線41Aとループアンテナ50の配線53とが、同一の第1FPC40Aに配置される。同様に、本実施形態では、第2アンテナ素子43Bへ高周波信号を伝送する信号配線41Bとループアンテナ50の配線54とが、同一の第2FPC40Bに配置される。このような構成によって、電子機器1を構成する部材の数をより削減することができる。
ここで、比較例として、主回路基板にループアンテナを配置させる場合を想定する。図6は、比較例に係る電子機器1Xの内部部品14Xの構造を示す図である。内部部品14Xは、主回路基板20Xと、ループアンテナ50Xとを備える。比較例では、ループアンテナ50Xのループを構成する配線が、主回路基板20Xに配置される。このように、ループアンテナ50Xのループを構成する配線を、主回路基板20Xに配置する場合、例えば電子機器1Xのサイズが増加してしまうことを防ぐために、ループアンテナ50Xのループ面積を小さくすることが求められる。
しかしながら、ループアンテナ50Xのループ面積が小さくなると、電子機器1Xが外部のリーダ/ライタ機器から情報を受信する際、当該リーダ/ライタ機器が生成した磁束がループアンテナ50Xのループ内を通りにくくなる。つまり、比較例では、電子機器1Xが外部のリーダ/ライタ機器から情報を受信する際、電子機器1Xでは、当該リーダ/ライタ機器からの電磁波の受信範囲が狭くなったり、当該リーダ/ライタ機器からの電磁波の受信強度が低下したりする場合がある。
また、ループアンテナ50Xのループ面積が小さくなると、電子機器1Xが外部のリーダ/ライタ機器へ情報を送信する際、磁界が発生する範囲が小さくなる。つまり、比較例では、電子機器1Xが外部のリーダ/ライタ機器へ情報を送信する際、電子機器1Xにおいて、当該リーダ/ライタ機器への電磁波の送信範囲が狭くなったり、当該リーダ/ライタ機器への電磁波の送信強度が低下したりする。
上述の影響によって、比較例では、ユーザが図2に示すマーク12Bを外部のリーダ/ライタ機器にかなり距離まで近付けなければ、電子機器1Xと当該リーダ/ライタ機器との間で非接触通信が実行されないといった事態が生じ得る。
これに対し、第1実施形態に係る電子機器1では、図5に示すように、ループアンテナ50の配線53を、電子機器1内の構成要素の中でも比較的長い形状を有する第1FPC40Aに配置させる。同様に、本実施形態では、ループアンテナ50の配線54を、電子機器1内の構成要素の中でも比較的長い形状を有する第2FPC40Bに配置させる。このような構成とすることで、本実施形態では、ループアンテナ50の配線53,54の長さをより長くすることができ、結果として、ループアンテナ50のループ面積を、より大きくすることができる。
本実施形態では、ループアンテナ50のループ面積がより大きくなることで、電子機器1が外部のリーダ/ライタ機器から情報を受信する際、当該リーダ/ライタ機器が生成した磁束がループアンテナ50のループ内を通り易くなる。つまり、電子機器1が外部のリーダ/ライタ機器から情報を受信する際、電子機器1では、当該リーダ/ライタ機器からの電磁波の受信範囲を広げることができ、さらに当該リーダ/ライタ機器からの電磁波の受信強度を高めることができる。
また、本実施形態では、ループアンテナ50のループ面積がより大きくなることで、電子機器1が外部のリーダ/ライタ機器へ情報を送信する際、磁界が発生する範囲を大きくすることができる。つまり、電子機器1が外部のリーダ/ライタ機器へ情報を送信する際、電子機器1では、当該リーダ/ライタ機器への電磁波の送信範囲を広げることができ、さらに当該リーダ/ライタ機器への電磁波の送信強度を高めることができる。
上述の効果によって、本実施形態では、ユーザが図2に示すマーク12Bを外部のリーダ/ライタ機器に適切な距離まで近付ければ、電子機器1と当該リーダ/ライタ機器との間で非接触通信が実行され得る。
さらに、本実施形態では、主回路基板20、第1FPC40A、第2FPC40B及び第3FPC40Cは、バッテリ21を囲むように配置されてよい。このような主回路基板20等の配置によって、配線51〜55は、バッテリ21を囲むように配置される。このような構成により、本実施形態では、ループアンテナ50のループ面積を、より大きくすることができる。上述のように、ループアンテナ50のループ面積をより大きくすることで、電子機器1において、当該リーダ/ライタ機器からの電磁波の受信範囲を広げることができ、さらに当該リーダ/ライタ機器からの電磁波の受信強度を高めることができる。また、電子機器1において、当該リーダ/ライタ機器への電磁波の送信範囲を広げることができ、さらに当該リーダ/ライタ機器への電磁波の送信強度を高めることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。以下では、第1実施形態との相違点を中心に説明する。第2実施形態では、第3基板を、図4に示すFPC30を利用して形成する。
図7は、第2実施形態に係る内部部品14aの構造を示す図である。図7は、図4に示す構造の図の一部拡大図に相当する。なお、図7に示す構成要素において、図5に示す構成要素と同様のものは、同一符号を付して、その説明を省略する。
第2実施形態に係る電子機器1aは、内部部品14aを備える。内部部品14aは、主回路基板20と、バッテリ21と、コネクタ部22と、内部筐体23と、非接触通信回路24と、第1FPC40Aと、第2FPC40Bと、第3FPC40Dと、ループアンテナ50とを備える。
第2実施形態では、第3FPC40Dは、FPC30aを含む。FPC30aは、FPC30の一部である。さらに、第3FPC40Dは、FPC30bと、FPC30cとを含む。第3FPC40DのFPC30bの一端は、第1FPC40Aに接続される。第3FPC40DのFPC30cの一端は、第2FPC40Bに接続される。FPC30bは、FPC30を延在させることにより、形成されてもよい。又は、FPC30bは、FPC30とは独立した基板として、形成されてもよい。同様に、FPC30cは、FPC30を延在させることにより、形成されてもよい。又は、FPC30cは、FPC30とは独立した基板として、形成されてもよい。
第3FPC40Dは、例えば、多層構造のFPCであってよい。第3FPC40Dには、ループアンテナ50の配線55が形成される。例えば第3FPC40Dが多層構造のFPCである場合、第3FPC40Dは、配線55を含む層と、グランド配線層と、樹脂層とを含んで形成されてよい。
このような第2実施形態に係る電子機器1aも、第1実施形態に係る電子機器1と同様の効果を奏することができる。
本開示を諸図面及び実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形及び修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形及び修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各機能部、各手段、各ステップ等に含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の機能部及びステップ等を1つに組み合わせたり、あるいは分割したりすることが可能である。また、上述した本発明の各実施形態は、それぞれ説明した各実施形態に忠実に実施することに限定されるものではなく、適宜、各特徴を組み合わせたり、一部を省略したりして実施することもできる。
例えば、上述の第1実施形態に係る電子機器1及び第2実施形態に係る電子機器1aにおいて、図5に示す単極コネクタ60A,60Bの代わりに、多極コネクタが用いられてもよい。この場合、単極コネクタ60Aの代わりの多極コネクタが、信号配線41Aと主回路基板20とを電気的に接続し、かつ配線53と配線51とを電気的に接続してもよい。同様に、単極コネクタ60Bの代わりの多極コネクタが、信号配線41Bと主回路基板20とを電気的に接続し、かつ配線54と配線52とを電気的に接続してもよい。このような構成の場合、電子機器1,1aのそれぞれは、接続タブ61A,61Bを備えなくてもよい。
例えば、上述の第1実施形態及び第2実施形態では、第1アンテナ素子43A及び第2アンテナ素子43Bは、それぞれ、第1FPC40A及び第2FPC40Bに配置されるものとして説明した。しかしながら、第1アンテナ素子43A及び第2アンテナ素子43Bは、PCBに配置されてもよい。この構成について、図8及び図9を参照して説明する。
(変形例1)
図8は、変形例1に係る内部部品14bの構造を示す図である。なお、図8に示す構成要素において、図5に示す構成要素と同様のものは、同一符号を付して、その説明を省略する。
変形例1に係る電子機器1bは、内部部品14bを備える。内部部品14bは、主回路基板20と、サブ基板20aと、バッテリ21と、第4FPC40Eと、第5FPC40Fと、ループアンテナ50とを備える。
サブ基板20aは、例えば、PCBであってよい。サブ基板20aには、整合回路42A,42Bと、第1アンテナ素子43Aと、第2アンテナ素子43Bと、配線55と、単極コネクタ62A,62Bと、接続タブ63A,63Bとが配置される。第1アンテナ素子43A及び第2アンテナ素子43Bのそれぞれは、板金としてサブ基板20aに形成されてもよいし、LDS技術を利用してサブ基板20aに形成されてもよい。また、配線55は、マイクロストリップラインとしてサブ基板20aに形成されてもよいし、LDS技術を利用してサブ基板20aに形成されてもよい。
第4FPC40Eは、主回路基板20の一端付近及びサブ基板20aの一端付近の双方に接続される。第5FPC40Fは、主回路基板20の他端付近及びサブ基板20aの他端付近の双方に接続される。
第4FPC40Eには、信号配線41Aと、配線53とが配置される。第5FPC40Fには、信号配線41Bと、配線54とが配置される。
単極コネクタ62Aは、信号配線41Aと、整合回路20Aとを電気的に接続する。接続タブ63Aは、配線53と、配線55とを電気的に接続する。単極コネクタ62Aの代わりに、多極コネクタが用いられてもよい。この場合、当該多極コネクタが、信号配線41Aと整合回路20Aとを電気的に接続し、かつ配線53と配線55とを電気的に接続する。かかる場合、電子機器1bは、接続タブ63Aを備えなくてもよい。
単極コネクタ62Bは、信号配線41Bと、整合回路42Bとを電気的に接続する。接続タブ63Bは、配線54と、配線55とを電気的に接続する。単極コネクタ62Bの代わりに、多極コネクタが用いられてもよい。この場合、当該多極コネクタが、信号配線41Bと整合回路42Bとを電気的に接続し、かつ配線54と配線55とを電気的に接続する。かかる場合、電子機器1bは、接続タブ63Bを備えなくてもよい。
ループアンテナ50は、主回路基板20に配置される配線51,52と、第4FPC40Eに配置される配線53と、第5FPC40Fに配置される配線54と、サブ基板20aに配置される配線55とを含んで構成される。
このような変形例1に係る電子機器1bであっても、上述の第1実施形態に係る電子機器1及び第2実施形態に係る電子機器1aと同様の効果を奏することができる。
(変形例2)
図9は、変形例2に係る内部部品14cの構造を示す図である。なお、図9に示す構成要素において、図5及び図8に示す構成要素と同様のものは、同一符号を付して、その説明を省略する。
変形例2に係る電子機器1cは、内部部品14cを備える。内部部品14cは、主回路基板20と、第1サブ基板20bと、第2サブ基板20cと、バッテリ21と、第4FPC40Eと、第5FPC40Fと、第6FPC40Gと、ループアンテナ50とを備える。
第1サブ基板20bには、整合回路42Aと、第1アンテナ素子43Aと、配線55bと、単極コネクタ62Aと、接続タブ63A,64Aとが配置される。第1アンテナ素子43Aは、板金として第1サブ基板20bに形成されてもよいし、LDS技術を利用して第1サブ基板20bに形成されてもよい。また、配線55bは、マイクロストリップラインとして第1サブ基板20bに形成されてもよいし、LDS技術を利用して第1サブ基板20bに形成されてもよい。
第2サブ基板20cには、整合回路42Bと、第2アンテナ素子43Bと、配線55cと、単極コネクタ62Bと、接続タブ63B,64Bとが配置される。第2アンテナ素子43Bは、板金として第2サブ基板20cに形成されてもよいし、LDS技術を利用して第2サブ基板20cに形成されてもよい。また、配線55cは、マイクロストリップラインとして第2サブ基板20cに形成されてもよいし、LDS技術を利用して第2サブ基板20cに形成されてもよい。
第6FPC40Gは、第1サブ基板20b及び第2サブ基板20cの双方に接続される。第6FPC40Gには、配線55aと、接続タブ64,65とが配置される。接続タブ64は、配線55aと配線55bとを電気的に接続する。接続タブ65は、配線55aと配線55cとを電気的に接続する。
ループアンテナ50は、主回路基板20に配置される配線51,52と、第4FPC40Eに配置される配線53と、第5FPC40Fに配置される54と、第6FPC40Gに配置される配線55aと、第1サブ基板20bに配置される配線55bと、第2サブ基板20cに配置される配線55cとを含んで構成される。
このような変形例2に係る電子機器1cであっても、上述の第1実施形態に係る電子機器1及び第2実施形態に係る電子機器1aと同様の効果を奏することができる。
1,1a,1b,1c,1X 電子機器
10 外部筐体
11 上面プレート
11A 開口部
12 ケース
12A 差込口
12B マーク
13 表示パネル
14,14a,14b,14c,14X 内部部品
20,20X 主回路基板
20a サブ基板
20b 第1サブ基板
20c 第2サブ基板
21 バッテリ
22 コネクタ部
23 内部筐体
24 非接触通信回路(通信回路)
30,30a,30b,30c FPC(フレキシブル配線基板)
40A 第1FPC(第1フレキシブル配線基板)
40B 第2FPC(第2フレキシブル配線基板)
40C,40D 第3FPC(第3フレキシブル配線基板)
40E 第4FPC(第4フレキシブル配線基板)
40F 第5FPC(第5フレキシブル配線基板)
40G 第6FPC(第6フレキシブル配線基板)
41A,41B 信号配線
42A,42B 整合回路
43A 第1アンテナ素子
43B 第2アンテナ素子
50,50X ループアンテナ
51,52,53,54,55,55a,55b,55c 配線
60A,60B,62A,62B 単極コネクタ
61A,61B,63A,63B,64,65 接続タブ

Claims (11)

  1. 主回路基板と、
    一端が前記主回路基板に接続され、かつ第1アンテナ素子が配置される第1フレキシブル配線基板と、
    一端が前記主回路基板に接続され、かつ第2アンテナ素子が配置される第2フレキシブル配線基板と、
    前記第1フレキシブル配線基板の他端付近及び前記第2フレキシブル配線基板の他端付近の双方に接続される第3フレキシブル配線基板と、
    前記主回路基板、前記第1フレキシブル配線基板、前記第2フレキシブル配線基板及び前記第3フレキシブル配線基板に配置される配線を含んで構成されるループアンテナと、
    を備える、電子機器。
  2. 前記第1アンテナ素子は、前記第1フレキシブル配線基板の他端付近に配置され、前記第2アンテナ素子は、前記第2フレキシブル配線基板の他端付近に配置される、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記主回路基板は、前記電子機器の端部付近に位置し、
    前記第1アンテナ素子及び前記第2アンテナ素子は、前記主回路基板が位置する前記電子機器の端部付近とは反対側の前記電子機器の端部付近に位置する、請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. バッテリをさらに備え、
    前記主回路基板、前記第1フレキシブル配線基板、前記第2フレキシブル配線基板及び前記第3フレキシブル配線基板は、前記バッテリを囲むように配置される、請求項1から3の何れか一項に記載の電子機器。
  5. 前記ループアンテナを構成する配線のうち、前記主回路基板に配置される配線は、前記主回路基板にマイクロストリップラインとして形成される、請求項1から4の何れか一項に記載の電子機器。
  6. 前記主回路基板に配置され、かつ前記マイクロストリップラインに接続される通信回路をさらに備える、請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記第3フレキシブル配線基板は、前記第1フレキシブル配線基板又は前記第2フレキシブル配線基板を延在させることにより形成される、請求項1から6の何れか一項に記載の電子機器。
  8. 前記第1フレキシブル配線基板には、前記主回路基板から前記第1アンテナへ高周波信号を伝送する第1信号配線が配置され、
    前記第2フレキシブル配線基板には、前記主回路基板から前記第2アンテナへ高周波信号を伝送する第2信号配線が配置される、請求項1から7の何れか一項に記載の電子機器。
  9. 他の機器を接続可能なコネクタ部をさらに備え、
    前記第3フレキシブル配線基板は、前記コネクタ部のピンと前記主回路基板とを接続する信号配線が配置されるフレキシブル配線基板の一部を含む、請求項1から8の何れか一項に記載の電子機器。
  10. 主回路基板と、
    アンテナ素子が配置されるサブ基板と、
    前記主回路基板の一端付近及び前記サブ基板の一端付近の双方に接続される第4フレキシブル配線基板と、
    前記主回路基板の他端付近及び前記サブ基板の他端付近の双方に接続される第5フレキシブル配線基板と、
    前記主回路基板、前記サブ基板、前記第4フレキシブル配線基板及び前記第5フレキシブル配線基板に配置される配線を含んで構成されるループアンテナと、を備える、電子機器。
  11. 前記アンテナ素子は、第1アンテナ素子及び第2アンテナ素子を含み、
    前記サブ基板は、前記第1アンテナ素子が配置される第1サブ基板、及び、前記第2アンテナ素子が配置される第2サブ基板を含み、
    前記電子機器は、前記第1サブ基板及び前記第2サブ基板の双方に接続される第6フレキシブル配線基板をさらに備え、
    前記ループアンテナは、前記主回路基板、前記第1サブ基板、前記第2サブ基板、前記第4フレキシブル配線基板、前記第5フレキシブル配線基板及び前記第6フレキシブル配線基板に配置される配線を含んで構成される、請求項10に記載の電子機器。
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