JP2019100977A - 計測装置、計測ケーブル及び計測方法 - Google Patents

計測装置、計測ケーブル及び計測方法 Download PDF

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Abstract

【課題】温度の経時変化の位置を、高い確度で的確に把握することができる計測装置、計測ケーブル及び計測方法を提供する。【解決手段】DTS11の距離分解能から、DTS11が1区間の温度として特定できる長さL1の複合ケーブル20を、計測部M1の計測範囲A1内で重ねずに平面的に折り返して配置する。複数の計測部M1は、複合ケーブル20で構成される接続部22で直列に接続され、DTS11までの距離が異なるように配置される。DTS11からのレーザ光を導入した複合ケーブル20の光ファイバケーブル内で後方散乱したラマン散乱光のうち、温度依存性の強いアンチストークス光と温度依存性の弱いストークス光を強度の比から計測部M1における温度の経時変化を特定し、この経時変化から埋戻し材料の充填密度を把握する。【選択図】図1

Description

本発明は、温度変化を計測する計測装置、計測ケーブル及び計測方法に関する。
人工バリア施工技術の1つとして処分坑道にPEM(Prefabricated Engineered barrier system Module)を横置きにする方式がある(例えば、非特許文献1参照。)。この方式においては、廃棄体を、処分坑道に搬送して定置した後、処分坑道と廃棄体との隙間を、土砂やベントナイト等の埋戻し材料で充填する。この場合、未充填部がなく、所定の充填密度を確保する必要がある。このため、埋戻し材料が所定の充填密度で充填されていることを確認する必要がある。
また、光ファイバを用いて、広範囲の温度分布を計測する技術が知られている(例えば、特許文献1及び非特許文献2参照。)。この特許文献1には、光源からの出射光を、分光光学系を介して被測定光ファイバに入射させ、被測定光ファイバから戻ってくる後方ラマン散乱光を分光光学系で選択的に取り出す分布型温度センサが記載されている。更に、この分布型温度センサは、後方ラマン散乱光を電気信号に変換した後、該電気信号を測定して被測定光ファイバの温度分布を測定する。また、非特許文献2には、光ファイバ温度分布計測システムの基本構成と測定原理が記載されている。
特開平6−221930号公報
北川義人、原子力発電環境整備機構、2014年6月19日、「NUMO技術開発成果報告会2014 テーマ2:技術の保有・移転に向けた関係機関との共同研究 人工バリア施工技術適用試験の実施−SKBとの共同研究−」、[online]、[平成29年10月25日検索]、インターネット、<URL:https://www.numo.or.jp/approach/houkokukai/pdf/houkokukai20140623_06.pdf> ワイケー技研、「光ファイバー温度分布計測システム DTS 技術解説 DTSの原理」、[online]、[平成29年10月24日検索]、インターネット、<URL:http://www.ykgiken.co.jp/tech_info/index.html>
ところで、物質は、その密度(充填率)によって、熱の伝導率が異なる。そこで、充填密度を、温度変化の測定によって把握することができる。
しかしながら、光ファイバを用いて温度分布を計測する場合、例えば、ラマン散乱光による温度測定では、距離分解能が1m程度と大きいため、密度が異なる箇所の位置を的確に把握することは難しかった。
上記課題を解決する計測装置は、予め定めた長さの光導波路を1つの計測範囲内で平面的に折り返した計測部と、前記光導波路に光を供給し、前記計測部から、温度依存性がある散乱光を取得する集光端部と、前記集光端部から、前記各計測部までの距離が異なるように、前記各計測部を接続する光導波路接続部とを備えた。
本発明によれば、温度変化の局所的な位置を、高い確度で的確に把握することができる。
本実施形態における計測装置を説明する説明図であって、(a)は全体構成、(b)は計測部の構成を示す拡大図。 変更例における計測部の構成を説明する説明図。 変更例における計測装置の要部を説明する説明図であって、(a)は、1対の山形形状に配置した状態、(b)は2対の山形形状に配置した状態、(c)は上下に突出する複数の形状を組み合わせた状態を示す。
以下、図1を用いて、計測装置、計測ケーブル及び計測方法を具体化した一実施形態を説明する。本実施形態では、温度変化を計測し、埋戻し材料の充填密度(ムラ)を把握する。
埋戻し材料は、土砂やベントナイト等であって、処分坑道と廃棄体W1との間に充填される。本実施形態では、図1(a)に示すように、横置きされた直径数mの円柱形状の廃棄体W1に計測部M1を配置する。
埋戻し材料の充填密度を測定する計測装置10は、DTS(Distributed Temperature Sensor:温度分布監視装置)11、接続用光ファイバ12,17、温度基準用氷水ボックス15、発熱用電源18及び複合ケーブル20を備えている。接続用光ファイバ12,17には、マルチモードファイバを用いる。この接続用光ファイバ12,17は、入射される光源光(レーザ光)の光強度に応じて、誘導ラマン散乱が生じない長さで、DTS11が測定可能な長さに設定される。複合ケーブル20は、光ファイバケーブルと加熱用ケーブル(加熱線)とを一体化したケーブルである。本実施形態では、この複合ケーブル20の光ファイバケーブルが光導波路を構成する。
複合ケーブル20の光ファイバケーブルの一端部は、接続用光ファイバ12の一端部と、融着点F1において融着されている。接続用光ファイバ12は、温度基準用氷水ボックス15において冷却されている。温度基準用氷水ボックス15は、光ファイバにおける温度基準値を設定するために、氷水を貯蔵した容器である。そして、接続用光ファイバ12の他端部は、融着点F2においてDTS11の光ファイバ端子に融着される。
更に、複合ケーブル20の光ファイバケーブルの他端部は、接続用光ファイバ17の一端部と融着点F3において融着されている。そして、接続用光ファイバ17の他端部は、融着点F4においてDTS11の光ファイバ端子に融着される。更に、複合ケーブル20の加熱用ケーブルには、このケーブルを加熱するための発熱用電源18が接続されている。
本実施形態のDTS11は、光ファイバループの両端から光を導入して測定するダブルエンド方式(双方向測定方式)を用いる。このDTS11は、集光端部として機能し、レーザ光源部111、波長分離フィルタ部112、光検出部113及び信号処理部114を備えている。
レーザ光源部111は、複合ケーブル20の光ファイバケーブルに導入するレーザ光を、パルス形状で射出する。
波長分離フィルタ部112は、光ファイバループに導入されたレーザ光の後方散乱光(ラマン散乱光)において、波長が異なるストークス光とアンチストークス光とを分離する。ラマン散乱光(ストークス光とアンチストークス光)には温度依存性があり、アンチストークス光の方が温度感受性は高く、両者の強度比から温度を求めることができる。
光検出部113は、分離されたストークス光とアンチストークス光の強度を測定する。
信号処理部114は、強度が測定されたストークス光及びアンチストークス光のそれぞれのOTDR(Optical Time Domain Reflectometer)波形を算出し、これらのOTDR波形の比から、光ファイバケーブルの長手方向の温度分布を時系列に検出する処理を実行する。
一方、複合ケーブル20が配置された廃棄体W1の外周には、複数の計測部M1が設けられている。計測部M1は、廃棄体W1の外周面において、周方向に複数列、配置される。そして、各計測部M1は、直列に接続されており、計測部M1の多くは、処分坑道の周囲方向(上下)に配置される。計測部M1は、計測範囲A1内に配置された複合ケーブル20で構成される。
更に、各計測部M1は、接続部22によって、全体として矩形形状となるように接続される。具体的には、接続部22は、隣接する列の計測部M1と接続する2つの計測部M1を、その一方の端部において廃棄体W1の軸方向に接続する。更に、接続部22は、軸方向に接続しなかった多くの計測部M1を処分坑道の周囲方向(上下)に接続する。この接続部22も複合ケーブル20によって構成される。すなわち、本実施形態では、1条の複合ケーブル20により、計測部M1及び接続部22を構成する。
そして、複合ケーブル20の光ファイバケーブルにおいて接続部22を構成する部分が光導波路接続部として機能し、加熱用ケーブルにおいて接続部22を構成する部分が加熱用配線として機能する。また、複合ケーブル20の計測部M1を構成する部分21の加熱用ケーブルが計測領域加熱部として機能する。
図1(b)は、本実施形態の計測部M1の拡大図である。
この図に示すように、計測部M1は、複合ケーブル20の予め定めた長さL1を、1つの計測範囲A1内で、重ならないように平面的に折り返して構成される。ここで、長さL1は、DTS11の距離分解能から、DTS11が1区間の温度として特定できる平均化範囲であり、例えば1m程度である。本実施形態では、複合ケーブル20の大部分が処分坑道の周囲方向(上下)に延在し、長さL1の中点が計測範囲A1の中心C1となるように、複合ケーブル20を蛇行させて配置する。この場合、複合ケーブル20において計測部M1を構成する部分21は、複合ケーブル20の最小曲率以上で折り曲げられる。本実施形態では、最小曲げ半径は、以下の3つから定められる。
・加熱用ケーブルによる加熱が周囲の加熱に影響しない範囲に基づく最小曲げ半径。具体的には、最小曲げ半径は、約70mmである。
・複合ケーブル20を曲げた状態における測定可能な最小曲げ半径。具体的には、最小曲げ半径は、約25mmである。
・光ファイバ単体の破断率(故障率)に基づく最小曲げ半径。具体的には、最小曲げ半径は、約15mmである。
以上により、本実施形態において、計測部M1における複合ケーブル20は、最大の最小曲げ半径(70mm)以上の半径で曲げられて、計測範囲A1内に配置される。
次に、上述した構成を有する計測装置10の計測方法について説明する。
複数の計測部M1を接続部22で直列に接続する構成の複合ケーブル20を、廃棄体W1の外周に配置する。この場合、計測部M1を構成する複合ケーブル20の加熱用ケーブルによる熱の影響が、隣接する計測部M1に影響しない距離分、離間させて、計測部M1を配置する。本実施形態では、例えば70mm以上離間するように配置する。そして、複合ケーブル20の両端部を、接続用光ファイバ12,17に接続する。
そして、DTS11のレーザ光源部111が射出したパルス波のレーザ光を、接続用光ファイバ12を介して、複合ケーブル20の光ファイバケーブルに導入する。
DTS11の波長分離フィルタ部112は、光ファイバケーブル内で後方散乱したラマン散乱光のうち、アンチストークス光とストークス光とを分離する。
DTS11の光検出部113は、波長分離フィルタ部112によって分離されたアンチストークス光とストークス光との強度の比を特定する。
DTS11の信号処理部114は、ラマン散乱光が戻ってくるまでの往復時間(時間差)をOTDRの原理により測定し、温度測定点までの距離を特定する。信号処理部114は、アンチストークス光とストークス光との強度の比から計測部M1における温度ばらつきを検出する。そして、信号処理部114は、温度基準用氷水ボックス15の温度基準値により、温度ばらつきを計測温度に校正する。次に、信号処理部114は、計測部M1における各温度との変化から、熱伝達率に応じた埋戻し材料の密度を特定する。なお、後方ラマン散乱光は微弱な信号であるため、測定を繰り返して平均化処理することにより温度分解能を向上させる。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態では、DTS11の距離分解能から、DTS11が1区間の温度として特定できる長さL1の複合ケーブル20を、計測部M1の計測範囲A1内で重ねずに平面的に折り返して収納する。これにより、計測範囲A1における温度分布を効率的に把握することができ、温度変化によって密度が他と異なる箇所の位置を、高い確度で把握することができる。
(2)本実施形態では、複合ケーブル20の加熱用ケーブルによって、各計測部M1を加熱する。これにより、各計測部M1が一様に加熱されるので、埋戻し材料の充填密度に応じた温度変化(温度の上昇と上昇速度)をより正確に特定し、密度が相違する箇所を、より正確に把握することができる。
(3)本実施形態では、各計測部M1を接続する接続部22は、光ファイバケーブル及び加熱用ケーブルが一体になった複合ケーブル20で構成される。これにより、光ファイバケーブル及び加熱用ケーブルを効率的に配置することができる。
(4)本実施形態では、計測部M1を構成する部分21と接続部22とを、複合ケーブル20によって構成する。これにより、1条の複合ケーブル20によって、効率的に温度計測を行なうことができる。
(5)本実施形態では、複合ケーブル20において計測部M1を構成する部分21は、複合ケーブル20における熱影響範囲を考慮して最小曲げ半径以上で曲げられて、計測範囲A1内に配置する。これにより、複数の計測部を均一に加熱して温度変化を計測することができる。
(6)本実施形態では、計測部M1は、処分坑道の垂直(上下)方向に、隣接する計測部と直列に配置する。これにより、複合ケーブル20の下側に、埋戻し材料が充填され難い部分の発生を抑制できる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態においては、複合ケーブル20の加熱用ケーブルを用いて各計測部M1を加熱した。計測部M1を加熱する手段は、加熱用ケーブルに限られない。例えば、計測範囲A1の大きさと長さL1との関係で、加熱用ケーブルによる熱干渉が想定される場合には、計測領域加熱部として、加熱用ケーブルの代わりに、加熱シートを用いてもよい。
具体的には、図2に示すように、複数の計測部M2は、複合ケーブル20で構成される接続部22によって、直列に接続される。各計測部M2は、予め定めた長さL1の光ファイバケーブル31と、加熱シート36を備えている。
光ファイバケーブル31は、予め定めた長さL1を有し、1つの計測範囲A1内で、重ならないように平面的に折り返して構成される。この光ファイバケーブル31は、上記実施形態の複合ケーブル20において、各計測部M2の長さL1において加熱用ケーブルの部分を除いた部分で構成される。更に、この光ファイバケーブル31を、光ファイバ単体の破断率(故障率)に基づく最小曲げ範囲から定まる最小曲げ半径(約15mm)以上で折り曲げる。
加熱シート36には、計測範囲A1に対応する大きさ及び面積を有しており、計測範囲A1を加熱する。加熱シート36の中心には、光ファイバケーブル31の中点が位置するように配置する。加熱シート36には、複合ケーブル20の接続部22を構成する加熱用ケーブルを接続する。この場合、加熱シート36を、各接続部22を介して直列に接続する。
・上記各実施形態においては、計測部M1は、処分坑道の周囲方向(上下)に、全体として矩形形状を構成するように配置した。計測部M1の配置は、これに限定されない。例えば、図3(a)に示すように、複数の山形を組み合わせた形状に配置してもよいし、図3(b)に示すように、複数の山形を2対組み合わせた形状で配置してもよい。更に、図3(c)に示すように、上下に突出する形状を組み合わせた状態であってもよい。これらの構成においても、複合ケーブル20の下側に、埋戻し材料が充填され難い部分の発生を抑制することができる。
・上記各実施形態においては、多くの計測部M1を、処分坑道の垂直(上下)方向に隣接する計測部M1と直列に接続した。複数の計測部M1の接続方向は、処分坑道の垂直(上下)方向に限定されない。例えば、計測部M1を、処分坑道の軸線(横)方向に隣接する計測部M1と直列に接続してもよいし、図3(a)や図3(b)に示すように、計測部M1を斜め方向に直列に接続してもよい。
・上記各実施形態においては、複合ケーブル20は、接続用光ファイバ12,17を介してDTS11に接続されている。複合ケーブル20が接続用光ファイバ12,17と融着する融着点F1,F3よりもDTS11側の構成は、これに限定されない。また、上記実施形態では、各計測部M1,M2の長さL1を、1m程度とした。各計測部に配置される光導波路の長さL1は、DTS11が1区間として特定できる長さ以上であればよく、DTS11の性能等によって変更される。また、計測部M1,M2は、計測範囲A1において光導波路の大部分が処分坑道の周囲方向(上下)に延在するような折り返す形状とした。光導波路が、平面的に折り返す全体形状は、これに限定されず、例えば、渦巻き形状等であってもよい。
・上記実施形態においては、計測部M1,M2及び接続部22を構成する複合ケーブル20の光ファイバケーブルを光導波路として用いた。光導波路として用いられる部材であれば、光ファイバケーブル以外を用いてもよい。例えば、計測部には、基板上に、予め定めた長さの光導波路を形成した光集積回路を用いて、各光集積回路を光ファイバケーブルで接続するようにしてもよい。この場合には、複合ケーブル20の代わりに、光ファイバケーブルと加熱線用ケーブルとを別々に配置してもよい。
・上記各実施形態においては、ダブルエンド方式を用いたが、後方ラマン散乱光を計測できればよく、シングルエンド方式(片方向測定方式)を用いてもよい。
A1…計測範囲、C1…中心、F1,F2,F3,F4…融着点、L1…長さ、M1,M2…計測部、W1…廃棄体、10…計測装置、11…DTS、12,17…接続用光ファイバ、15…温度基準用氷水ボックス、18…発熱用電源、20…複合ケーブル、21…部分、22…接続部、31…光ファイバケーブル、36…加熱シート、111…レーザ光源部、112…波長分離フィルタ部、113…光検出部、114…信号処理部。

Claims (6)

  1. 予め定めた長さの光導波路を1つの計測範囲内で平面的に折り返した計測部と、
    前記光導波路に光を供給し、前記計測部から、温度依存性がある散乱光を取得する集光端部と、
    前記集光端部から、前記各計測部までの距離が異なるように、前記各計測部を接続する光導波路接続部とを備えたことを特徴とする計測装置。
  2. 前記計測部を加熱する加熱部を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の計測装置。
  3. 前記加熱部は、
    前記光導波路接続部に沿った加熱用配線と、
    前記加熱用配線に接続され、前記計測部に配置される計測領域加熱部とを備えたことを特徴とする請求項2に記載の計測装置。
  4. 前記光導波路及び前記光導波路接続部を光ファイバで構成したことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の計測装置。
  5. 予め定めた長さの光導波路を1つの計測範囲内で平面的に折り返した計測部と、
    前記計測部から、温度依存性がある散乱光を取得する集光端部までの距離が異なるように、複数の前記計測部を接続する光導波路接続部とから構成されたことを特徴とする計測ケーブル。
  6. 予め定めた長さの光導波路を有した計測部と、
    前記光導波路に供給される光の集光端部から、前記各計測部までの距離が異なるように、複数の前記計測部を接続する光導波路接続部と、
    前記計測部をそれぞれ加熱する加熱部を備えた計測装置を用いて、温度変化を計測する方法であって、
    前記光導波路を1つの計測範囲内で平面的に折り返した計測部のそれぞれを、隣接する前記計測部の加熱部による加熱の温度変化が影響しない距離を離間させて配置し、
    前記計測部から、温度依存性がある散乱光を集光して温度変化を計測することを特徴とする計測方法。
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