JP2019098759A - 車両用電子装置 - Google Patents
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Abstract
Description
[1.構成]
図1に示す実施形態の電子制御装置(以下、ECU)1は、本開示の車両用電子装置の一例であり、例えば、車両のエンジンを制御するECUである。ECUは、「Electronic Control Unit」の略である。
アクセス制御部31は、電子回路及びメモリによって実現されている。そして、アクセス制御部31は、CPU11により認証キーが設定されるID認証部33と、テーブル記憶部35と、を備える。尚、アクセス制御部31の機能は、例えば、CPU11とは別のCPUがプログラムを実行することによって実現されても良い。
CPU11から書き込み要求が出力された場合に、アクセス制御部31が行う書込制御処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。
そして、アクセス制御部31は、S110にて、車両衝突が検出されていないと判定した場合には、S120に進む。
アクセス制御部31は、次のS140では、メモリ21のID認証部23において、書き込み対象IDについて記憶されている認証キー(以下、メモリ側認証キー)と、上記S130でID認証部33に再設定した認証キー(以下、CPU側認証キー)とを比較する。そして、アクセス制御部31は、メモリ側認証キーとCPU側認証キーとに、予め定められた特定の関係があれば、認証に成功したと判断してS150に進む。特定の関係としては、例えば「一致している」という関係であって良い。また、特定の関係としては、例えば「CPU側認証キーに対して所定の演算を行った結果と、メモリ側認証キーとが一致している」という関係でも良い。
CPU11からの書き込み対象データは、例えば、書き込み要求とともにアクセス制御部31へ出力されても良いし、上記S150の書き込み処理が開始される直前に、アクセス制御部31へ出力されても良い。
アクセス制御部31は、S160では、CPU11からの書き込み要求に含まれる書き込み対象IDが、前述のIDテーブル37に登録(即ち、記録)されているか否かを判定し、書き込み対象IDがIDテーブル37に登録されていれば、S170に進む。
このため、車両衝突が検出された場合に、書き込み対象IDがIDテーブル37に登録されおり、且つ、所定条件が成立していなければ、S120〜S140の認証用処理が行わることなく、アクセス制御部31が開錠状態となる。ここで言う開錠状態とは、メモリ21へのデータ書き込みを実施する状態である。
第1条件は、検出部13により車両衝突が検出され始めてから所定時間が経過した、という条件である。
また、アクセス制御部31は、上記S160にて、書き込み対象IDがIDテーブル37に登録されていないと判定した場合には、前述のS120に進む。よって、この場合には、S120〜S140の認証用処理が行われ、その認証用処理によって認証に成功した場合、即ち、S140で認証に成功したと判定された場合に限り、CPU11からの書き込み対象データがメモリ21に書き込まれる。
車両衝突が発生していない通常時において、CPU11が、「ID=n」の書き込み要求を出力すると、アクセス制御部31は、図3のS110で「NO」と判定することにより、認証用処理を伴う書き込みを行う。つまり、アクセス制御部31は、認証用処理を行い、認証用処理によって認証に成功すれば、CPU11からの書き込み対象データ、即ち「ID=n」のデータを、メモリ21に書き込む。尚、nは、IDの値である。また、「ID=n」の書き込み要求とは、「ID=n」を含む書き込み要求のことである。
以上詳述した第1実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1a)検出部13により車両衝突が検出されていない場合には、アクセス制御部31が認証用処理を行うため、データ改ざんに対する耐性を高めることができる。ここで言うデータ改ざんとは、メモリ21内のデータを改ざんすることである。また、検出部13により車両衝突が検出された場合には、アクセス制御部31が認証用処理を伴わない書き込みを行う。このため、認証用処理が行われない分、迅速なデータ書き込みが実現される。よって、データ改ざんに対する耐性と、車両衝突が発生した際の迅速なデータ書き込みとを、両立させることができる。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
Claims (6)
- データを記憶するように構成された記憶部(21)と、
演算部(11)と、
前記演算部から、書き込み要求と該書き込み要求に対応する書き込み対象データとが与えられるアクセス制御部(31)と、
特定の事象を検出するように構成された検出部(13)と、を備え、
前記アクセス制御部は、
前記演算部から前記書き込み要求が与えられた際に、前記検出部により前記特定の事象が検出されていない場合には、所定の認証用処理(S120〜S140)を行い、該認証用処理によって認証に成功したならば前記書き込み対象データを前記記憶部に書き込み、前記検出部により前記特定の事象が検出された場合には、前記認証用処理を行うことなく前記書き込み対象データを前記記憶部に書き込むように構成されている、
車両用電子装置。 - 請求項1に記載の車両用電子装置であって、
前記アクセス制御部は、
前記検出部により前記特定の事象が検出されていても、所定条件が成立すると、前記認証用処理を行い、該認証用処理によって認証に成功したならば前記書き込み対象データを前記記憶部に書き込むように構成されている、
車両用電子装置。 - 請求項2に記載の車両用電子装置であって、
前記所定条件には、
前記検出部により前記特定の事象が検出され始めてから所定時間が経過した、という条件が含まれる、
車両用電子装置。 - 請求項2又は請求項3に記載の車両用電子装置であって、
前記所定条件には、前記認証用処理が行われることなく前記記憶部にデータが書き込まれた回数が所定値を超えた、という条件が含まれる、
車両用電子装置。 - 請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の車両用電子装置であって、
前記認証用処理が行われずに前記記憶部に書き込むことが可能なデータの種類が記録された種類記録部(37)を、更に備え、
前記アクセス制御部は、
前記検出部により前記特定の事象が検出されていても、前記書き込み対象データの種類が前記種類記録部に記録されていない場合には、前記認証用処理を行い、該認証用処理によって認証に成功したならば前記書き込み対象データを前記記憶部に書き込むように構成されている、
車両用電子装置。 - 請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の車両用電子装置であって、
前記特定の事象は、
当該車両用電子装置が搭載された車両の他の物体への衝突である、
車両用電子装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020241288A1 (ja) | 2019-05-27 | 2020-12-03 | 三井化学株式会社 | 環状オレフィン系樹脂組成物、成形体および光学部品 |
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JP2002026898A (ja) * | 2000-07-11 | 2002-01-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | セキュリティホールとならないテスト方法を有する暗号処理装置 |
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