JP2019095885A - 匿名化データ評価システム及び方法、並びに匿名レベル判定サーバ - Google Patents
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Abstract
Description
このような各種サービス事業者は、個人情報やパーソナル情報(従来の個人情報保護法で定義された個人情報に、法令化はされていないがプライバシの考えも含んだデータである)、例えば、氏名、ユーザID、会員番号、免許証番号や、住所、電話番号、メールアドレス、といった、個人に対して一意に付与された情報や単独で個人を特定できる情報、などを利用する場合、それらの情報の取り扱いに注意が必要である。例えば、個人に関連付けて収集した各種の属性情報や、サービスの利用に伴って蓄積される個人に関する属性情報は、個人の日常生活や行動、生活習慣に関する情報が多く含まれている。このような情報を事業やサービスで利用する場合には、以下のリスクについて注意する必要がある。
情報から個人情報が特定され、個人に関する様々な属性情報や履歴情報が第3者に知られる(個人識別リスク)。
特定の個人に関するプライベート、或いはセンシティブな情報が推定され、個人のプライバシーが侵害される(属性推定リスク)。
この匿名化は、改正個人情報保護法の制定により、個人情報を適切な匿名化処理により「匿名加工情報」、つまり、個人の特定が可能な情報を含まないように加工し、個人識別を防止する処理することで、第3者への提供・活用が法的に可能となった。例えば、「年齢」を「年代」、「完全な住所」を「地域」に変換するなど、「準識別子」の値の抽象化を行うことで、それらの組み合わせに属する対象者(例えば、「年代」と「地域」)を「k」人以下に識別できなくすることで「k−匿名性」を実現する処理である。
また、「匿名加工情報」の指標を定めて匿名化を行っても、個人情報がどのレベル(どの水準)まで匿名化されているか、例えば、単純匿名化手段において、「切り落とし」、「仮名化」、「あいまい化」、などの匿名化が適切になされているか、つまり、匿名化情報(匿名化データ)の安全性や有用性(データの粒度)を、正しく評価・提示することができなければ、安心して匿名加工情報の提供・受領を行うことでできない。
個人情報を匿名化したデータの匿名性を評価する匿名化データ評価システムにおいて、匿名データ利用者端末と、匿名レベル判定サーバと、匿名性を評価する1つ以上の識別匿名性評価サーバと、匿名性を評価する1つ以上の非識別匿名性評価サーバと、を備え、前記匿名データ利用者端末は、個人情報および当該個人情報を匿名化したデータを前記匿名レベル判定サーバに送信する通信装置、を含み、前記1つ以上の識別匿名性評価サーバは、前記匿名データ利用者端末から送信された個人情報および匿名化したデータを、前記匿名レベル判定サーバを介して受信し、当該匿名化したデータの識別匿名レベルを前記匿名レベル判定サーバに送信する通信装置、および前記個人情報および匿名化したデータから前記匿名化したデータの識別匿名レベルを判定する識別匿名レベル個別判定部、を含み、前記1つ以上の非識別匿名性評価サーバは、前記匿名データ利用者端末から送信された匿名化したデータを、前記匿名レベル判定サーバを介して受信し、当該匿名化したデータの非識別匿名レベルを前記匿名レベル判定サーバに送信する通信装置、および前記匿名化したデータから前記匿名化したデータの非識別匿名レベルを判定する非識別匿名レベル個別判定部、を含み、前記匿名レベル判定サーバは、前記匿名データ利用者端末から送信された個人情報および匿名化したデータを前記1つ以上の識別匿名性評価サーバに送信し、前記匿名化したデータを前記1つ以上の非識別匿名性評価サーバに送信し、前記1つ以上の識別匿名性評価サーバおよび前記1つ以上の非識別匿名性評価サーバにて判定された匿名化されたデータに対する識別匿名レベルおよび非識別匿名レベルを受信する通信装置、および前記1つ以上の識別匿名性評価サーバおよび前記1つ以上の非識別匿名性評価サーバにて判定された匿名レベル個別判定結果である前記識別匿名レベルおよび非識別匿名レベルから前記匿名化されたデータの匿名レベルを総合判定する匿名レベル総合判定部、を含むことを特徴とする。
上記した以外の課題、構成、効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
まず、本発明の実施例において、使用する用語について説明する。
匿名性評価システムは、匿名データ利用者が利用する1つ以上の匿名データ利用者端末1(1−A、1−B)と、1つ以上の匿名化データの利用者が利用する1つ以上の匿名レベル判定サーバ2(2−A)と、1つ以上の識別匿名性評価サーバ3(3−1、3−2)と、1つ以上の非識別匿名性評価サーバ4(4−A、4−B)と、を備えている。本例では、匿名データ利用者端末1、識別匿名性評価サーバ3、非識別匿名性評価サーバ4は、それぞれ2つの場合の例を示し、匿名レベル判定サーバ2は、1つの場合の例を示している。
また、匿名レベル判定サーバ2と1つ以上の識別匿名性評価サーバ3および1つ以上の非識別匿名性評価サーバ4は、ネットワーク52を介して相互に各種の情報(データ)を送受信できるように接続されている。
ここで、個人情報保護法の定義では、匿名データ利用者端末1を扱う匿名化データの利用者とは「匿名加工情報取扱事業者」と呼ばれる。
匿名データ利用者端末1は、例えば、匿名データ利用者端末1自身で、又は他のサーバで匿名化処理した匿名化情報(以下、匿名化データと称する)を匿名レベル判定サーバ2(2−1)へ送信する機能、匿名化データの匿名レベルの判定、つまり、匿名レベル判定申請を匿名レベル判定サーバ2に対して行う機能を有する。
例えば、個人情報記憶部1121から個人情報(元データ)を読込み、当該読込んだ個人情報(元データ)を匿名化処理部1111に入力し、匿名化処理部1111により、上述した匿名化処理を行うことで匿名化データを生成し、当該匿名化データを記憶装置112の匿名データ記憶部1122に記憶し、通信装置114により個人情報(元データ)および生成された匿名化データを、ネットワーク51を介して、匿名レベル判定サーバ2に送信するなどの全体処理を制御する。
個人情報記憶部1121には、匿名化データの元データとなる個人情報(識別子、準識別子、その他の情報を含む元データ)が記憶されており、個人情報記憶部1121には、個人情報(元データ)を匿名化した匿名化データが記憶される。
匿名データ利用者端末1から匿名レベル判定申請又は匿名レベル判定依頼を受けたとき、個人情報(元データ)および匿名化データ、を含む情報を識別匿名性評価サーバ3に送信し、また、匿名化データ、を含む情報を非識別匿名性評価サーバ4に送信すると共に識別匿名性評価サーバ3および非識別匿名性評価サーバ4に対して匿名レベル個別判定要求する機能、
識別匿名性評価サーバ3および非識別匿名性評価サーバ4にて判定された結果(識別匿名レベル結果および非識別匿名レベル結果)を受信する機能、
識別匿名性評価サーバ3および非識別匿名性評価サーバ4にて判定された結果(識別匿名レベル結果および非識別匿名レベル結果)により、匿名レベルを総合的に判定し、その匿名レベル総合判定結果を出力する機能、
総合的に判定した匿名レベル総合判定結果を匿名データ利用者端末1へ送信する機能、
を有する。
また、匿名データ利用者端末1から受信した個人情報(元データ)と匿名化データとの差分を元に、有用性を示す指標である情報の損失量(情報エントロピー値等)を算出し、情報価値レベルを判定する機能、
を有する。
例えば、個人情報(元データ)および匿名化データ、を含む情報を送信先である組織信頼度の高い識別匿名性評価サーバ3―A、3−B、の何れかに振分け、また、匿名化データ、を含む情報を、送信先である組織信頼度の高い非識別匿名性評価サーバ4―A、4−B、の何れかに振分ける。
例えば、記憶装置212の個人情報記憶部2121から個人情報(元データ)を読込み、匿名データ記憶部2122から匿名化データを読込み、これらの読込んだ各情報を振分処理部2114で決定された匿名レベル個別判定の振り分け先である、識別匿名性評価サーバ3の1以上、および非識別匿名性評価サーバ4の1以上に対して、ネットワーク52を介して送信すると共に、識別匿名性評価依頼および非識別匿名性評価依頼、つまり、匿名化データの匿名レベル個別判定依頼をするなどの全体処理を制御する。
匿名レベル判定サーバ2から受信した個人情報(元データ)と匿名化データとの差分を元に、有用性を示す指標である情報の損失量(情報エントロピー値等)を算出し、情報価値レベルを判定する機能、
を有する。
例えば、個人情報記憶部3121から個人情報(元データ)を読込み、匿名データ記憶部3122から匿名化データを読込み、匿名レベル判定指標記憶部3123から読み込んだ匿名レベル個別判定結果を算出するための匿名レベル判定指標(匿名化指標)に基づき識別匿名レベル判定結果を生成する等の全体処理を制御する。
匿名レベル判定指標記憶部3123には、匿名レベル判定サーバ2から受信した個人情報および匿名化データから、匿名レベル個別判定結果を算出するための匿名レベル判定指標(匿名化指標)に関する情報が記憶される。
を有する。
演算装置411は、非識別匿名レベル個別判定部4111と、制御部4112と、備える。
例えば、匿名データ記憶部4122から匿名データを読込み、匿名レベル判定指標記憶部4123から読み込んだ匿名レベル個別判定結果を算出するための匿名レベル判定指標に基づき非識別匿名レベル判定結果を生成する等の全体処理を制御する。
匿名レベル判定指標記憶部4123には、匿名レベル判定サーバ2から受信した匿名化データから、非識別匿名レベル個別判定結果を算出するための匿名レベル判定指標(匿名化指標)に関する情報が記憶される。
ステップS11:まず、匿名データ利用者端末1は、個人情報記憶部1121に記憶されている個人情報(元データ)を元に、匿名化処理部1111によって匿名化データを生成し、当該匿名化データを匿名データ記憶部1122に記憶する。
ここで、匿名化データの生成にあたっては、匿名データ利用者端末1自身で生成するのではなく、他のサーバに委託して匿名化データを生成しても良い。
ここで、送信する個人情報(元データ)は、匿名性評価に支障がない範囲で個人を識別可能な情報をマスキングしたり、ランダムな符号化(トーカナイズ)を行っても良い。
ステップS25:まず、匿名レベル判定サーバ2は、上述したステップS21にて判定した振り分け先に従い、当該振り分け先の1つ以上の識別匿名性評価サーバ3に対して、記憶装置212の個人情報記憶部2121に記憶されている個人情報(元データ)と匿名データ記憶部2122に記憶されている匿名化データを送信すると共に、識別匿名性評価依頼をする。
また、匿名レベル判定サーバ2から受信した個人情報(元データ)と匿名化データを元に、質的属性間の距離等の評価値を算出し、識別匿名レベルを判定する。
また、ステップS31において、識別匿名レベル結果と共に、情報価値レベル結果を送信しても良い。
この場合、ステップS23において、匿名レベル判定サーバ2の情報価値レベル判定部2113にて、1つ以上の識別匿名性評価サーバ3から受信した1つ以上の情報価値レベルを元に、情報価値総合判定結果を出力し、ステップS24において、当該匿名レベルの総合判定結果と併せて情報価値総合判定結果を匿名データ利用者端末1に送信しても良い。
2・・・匿名レベル判定サーバ
3・・・識別匿名性評価サーバ
4・・・非識別匿名性評価サーバ
51、52:ネットワーク
111、211、311、411・・・演算装置
113・・・入出力装置
114、214、314、414・・・通信装置
1111・・・匿名化処理部
1112、2112、3112、4112・・・制御部
2111・・・匿名レベル総合判定部
1121、2121、3121・・・個人情報記憶部
1122、2122、3122、4122・・・匿名データ記憶部
2123、3123、4123・・・匿名レベル判定指標記憶部
3111・・・識別匿名レベル個別判定部
2113、3113・・・情報価値レベル判定部
4111・・・非識別匿名レベル個別判定部
Claims (12)
- 個人情報を匿名化したデータの匿名性を評価する匿名化データ評価システムにおいて、
匿名データ利用者端末と、匿名レベル判定サーバと、匿名性を評価する1つ以上の識別匿名性評価サーバと、匿名性を評価する1つ以上の非識別匿名性評価サーバと、を備え、
前記匿名データ利用者端末は、
前記個人情報と当該個人情報を匿名化したデータ、および匿名性評価申請情報を前記匿名レベル判定サーバに送信する通信装置、を含み、
前記1つ以上の識別匿名性評価サーバは、
前記匿名データ利用者端末から送信された個人情報および匿名化したデータを、前記匿名レベル判定サーバを介して受信し、また、識別匿名レベル判定個別結果である識別匿名レベルを前記匿名レベル判定サーバに送信する通信装置と、
前記個人情報および匿名化したデータから前記匿名化したデータの識別匿名レベルを、匿名レベルの判定指標を元に判定し、当該判定した識別匿名レベルを前記識別匿名レベル判定個別結果として出力する識別匿名レベル個別判定部、を含み、
前記1つ以上の非識別匿名性評価サーバは、
前記匿名データ利用者端末から送信された匿名化したデータを、前記匿名レベル判定サーバを介して受信し、また、前記匿名化したデータの非識別匿名レベルを前記匿名レベル判定サーバに送信する通信装置と、
前記匿名化したデータから前記匿名化したデータの非識別匿名レベルを、匿名レベルの判定指標を元に判定し、当該判定した非識別匿名レベルを匿名レベル個別判定結果として出力する非識別匿名レベル個別判定部、を含み、
前記匿名レベル判定サーバは、
前記匿名性評価申請情報に基づき、前記匿名データ利用者端末から送信された個人情報と匿名化したデータを前記1つ以上の識別匿名性評価サーバに、および、前記匿名化したデータを前記1つ以上の非識別匿名性評価サーバに送信し、かつ、前記1つ以上の識別匿名性評価サーバおよび前記1つ以上の非識別匿名性評価サーバにて判定された匿名レベル個別判定結果である前記識別匿名レベルおよび非識別匿名レベルを受信する通信装置と、
前記1つ以上の識別匿名性評価サーバおよび前記1つ以上の非識別匿名性評価サーバにて判定された匿名レベル個別判定結果である前記識別匿名レベルおよび非識別匿名レベルから前記匿名化されたデータの匿名レベルを、匿名レベルの判定指標を元に総合判定する匿名レベル総合判定部、を含む
ことを特徴とする匿名化データ評価システム。 - 請求項1に記載された匿名化データ評価システムにおいて、
前記識別匿名レベル個別判定部は、
前記個人情報および前記匿名化したデータを元に、質的属性間の距離の評価値を算出し、前記識別匿名レベルを判定し、
前記非識別匿名レベル個別判定部は、
前記匿名化したデータを元に、k−匿名性、又はl(エル)多様性の評価値を算出し、前記非識別匿名レベルを判定する、
ことを特徴とする匿名化データ評価システム。 - 請求項1に記載された匿名化データ評価システムにおいて、
前記匿名レベル判定サーバは、さらに、振分処理部を含み、
前記振分処理部は、
前記匿名データ利用者端末から送信され、前記匿名性評価申請情報を受けたとき、当該匿名性評価申請情報に含まれる利用分野又は利用用途、に基づく組織信頼度を元に、前記個人情報および匿名化したデータの、前記1つ以上の識別匿名性評価サーバおよび前記1つ以上の非識別匿名性評価サーバへの振分け先を判定する、
ことを特徴とする匿名化データ評価システム。 - 請求項1に記載された匿名化データ評価システムにおいて、
前記1つ以上の識別匿名性評価サーバは、さらに、情報価値レベル判定部を含み、
前記情報価値レベル判定部は、
前記匿名レベル判定サーバから送信された個人情報および匿名化したデータから、情報価値レベルを個別判定し、
前記匿名レベル判定サーバは、さらに、情報価値レベル判定部、を含み、
前記情報価値レベル判定部は、
前記1つ以上の識別匿名性評価サーバにて判定された情報価値レベル判定結果である個別の情報価値レベルから情報価値レベルを総合判定する
ことを特徴とする匿名化データ評価システム。 - 請求項4に記載された匿名化データ評価システムにおいて、
前記情報価値レベル判定部は、
前記匿名データ利用者端末から受信した個人情報と匿名化データとの差分を元に、情報の損失量を算出し、情報価値レベルを判定する
ことを特徴とする匿名化データ評価システム。 - 個人情報を匿名化したデータの匿名性を評価する匿名化データ評価システムにおける匿名レベル判定サーバにおいて、
演算装置、通信装置、を備え、
前記通信装置は、
匿名データ利用者端末から送信された個人情報と匿名化したデータ、および匿名性評価申請情報を受けた場合、当該個人情報と匿名化したデータを1つ以上の識別匿名性評価サーバに送信し、前記匿名化したデータを1つ以上の非識別匿名性評価サーバに送信し、
前記1つ以上の識別匿名性評価サーバおよび前記1つ以上の非識別匿名性評価サーバにて、前記匿名化されたデータに対する匿名レベル個別判定結果である識別匿名レベルおよび非識別匿名レベルを受信する通信部を含み、
前記演算装置は、
前記1つ以上の識別匿名性評価サーバおよび前記1つ以上の非識別匿名性評価サーバにて判定された匿名レベル個別判定結果である前記識別匿名レベルおよび非識別匿名レベルから前記匿名化されたデータの匿名レベルを、匿名レベル判定指標を参照して総合判定する匿名レベル総合判定部、を含む
ことを特徴とする匿名レベル判定サーバ。 - 請求項6に記載された匿名レベル判定サーバにおいて、
前記演算装置は、さらに、
前記匿名データ利用者端末から送信され、前記匿名性評価申請情報を受けたとき、当該匿名性評価申請情報に含まれる利用分野又は利用用途に基づく組織信頼度を元に、前記個人情報および匿名化したデータの、前記1つ以上の識別匿名性評価サーバおよび前記1つ以上の非識別匿名性評価サーバへの振分け先を判定する振分処理部、を含む
ことを特徴とする匿名レベル判定サーバ。 - 請求項6に記載された匿名レベル判定サーバにおいて、
前記演算装置は、さらに、
前記匿名データ利用者端末から受信した個人情報と匿名化データとの差分を元に、情報の損失量を算出し、情報価値レベルを判定する情報価値レベル判定部、を含む
ことを特徴とする匿名レベル判定サーバ。 - 個人情報を匿名化したデータの匿名性を評価する匿名化データ評価システムにおける匿名レベル判定方法において、
匿名データ利用者端末から送信された個人情報および匿名化したデータを前記1つ以上の識別匿名性評価サーバに送信するステップ、
前記匿名化したデータを1つ以上の非識別匿名性評価サーバに送信するステップ、
前記1つ以上の識別匿名性評価サーバおよび前記1つ以上の非識別匿名性評価サーバにて判定された匿名化されたデータに対する識別匿名レベルおよび非識別匿名レベルを受信するステップを含み、
前記1つ以上の識別匿名性評価サーバおよび前記1つ以上の非識別匿名性評価サーバにて判定された匿名レベル個別判定結果である前記識別匿名レベルおよび非識別匿名レベルから前記匿名化されたデータの匿名レベルを総合判定するステップ、を含む
ことを特徴とする匿名レベル判定方法。 - 請求項9に記載された匿名レベル判定方法において、さらに、匿名データ利用者端末から送信され、匿名性評価申請情報を受けたとき、当該匿名性評価申請情報に含まれる利用分野又は利用用途に基づく組織信頼度を元に、前記個人情報と前記匿名化したデータの振分け先である、前記1つ以上の識別匿名性評価サーバおよび前記1つ以上の非識別匿名性評価サーバを判定するステップ、を含むことを特徴とする匿名レベル判定方法。
- 請求項9に記載された匿名レベル判定方法において、さらに、
前記個人情報および匿名化したデータから、情報価値レベルを個別判定するステップ、を含む
ことを特徴とする匿名レベル判定方法。 - 請求項1に記載された匿名化データ評価システムにおける匿名レベル判定方法であって、
前記匿名データ利用者端末は、
個人情報および当該個人情報を匿名化したデータを前記匿名レベル判定サーバに送信するステップ、を含み、
前記識別匿名性評価サーバは、
前記匿名データ利用者端末から送信された前記個人情報および前記匿名化したデータを受信するステップ、
前記個人情報および前記匿名化したデータから識別匿名レベルを判定するステップ、を含み、
前記非識別匿名性評価サーバは、
前記匿名データ利用者端末から送信された前記匿名化したデータを受信するステップ、
前記匿名化したデータから非識別匿名レベルを判定するステップ、を含み、
前記匿名レベル判定サーバは、
前記匿名データ利用者端末から送信された前記個人情報および前記匿名化したデータを受信するステップ、
前記匿名データ利用者端末から受信した前記個人情報および前記匿名化したデータを前記1つ以上の識別匿名性評価サーバに送信するステップ、
前記匿名データ利用者端末から受信した前記匿名化したデータを前記1つ以上の非識別匿名性評価サーバに送信するステップ、
前記識別匿名レベルを判定するステップおよび前記非識別匿名レベルを判定するステップにて判定された匿名レベル個別判定結果である前記識別匿名レベルおよび前記非識別匿名レベルを受信するステップ、
前記匿名レベル個別判定結果である前記識別匿名レベルおよび前記非識別匿名レベルから前記匿名化されたデータの匿名レベルを総合判定するステップ、を含む
ことを特徴とする匿名レベル判定方法。
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