JP2019095350A - clock - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、時計に関する。 The present invention relates to a watch.
特許文献1には、時針、分針および透明な薄板円板の秒盤を有し、秒盤に形成された秒表示マークが文字盤上を浮遊するように回転することにより秒表示を行う秒盤表示腕時計が記載されている。この時計では、時針、分針および秒盤はいずれも文字盤の中央を中心として回転し、これらに共通の指標(インデックス、目盛)が文字盤の外周部に設けられている。 Patent Document 1 has an hour hand, a minute hand, and a transparent thin disc circular plate, and displays a second by rotating the second indication mark formed on the second plate so as to float on the dial. The display watch is described. In this timepiece, the hour hand, the minute hand and the second board all rotate around the center of the dial, and a common index (index, scale) is provided on the outer periphery of the dial.
特許文献2には、アナログ表示用ムーブメントを用いたディジタル表示時計が記載されている。この時計は、時間を表示する数字などが打抜かれて穴明けされているかまたは透明あるいは半透明になっている円板状の時板と分板を有し、時板と分板のいずれか大きい方の相重なる部分が透明になっており、ムーブメントに固定された文字板には時刻表示部のみ明彩色が施され、他の部分は時板および分板の不透明部と同色である。
特許文献1の時計では、文字盤上の指標が秒盤の秒表示マークよりも外周側に配置されており、例えば分針(指針)の指す位置によっては分針とマークが重なるため、マークの視認性が阻害される。また、指針とマークが重ならないように指針を短くすると、指針と指標との間隔が広くなるため、指針がどこを指しているのかが判り難くなる。指針と円盤針の組合せに限らず、例えば円盤針と円盤針の組合せの場合でも同様に、円盤針のマークが他の円盤針や指針などの指示部材と重なればマークの視認性が阻害され、指示部材と指標との間隔が広くなれば指示部材がどこを指しているのかが判り難くなる。 In the watch of Patent Document 1, the index on the dial is disposed on the outer peripheral side of the second display mark of the second board, and for example, the minute hand and the mark overlap depending on the position pointed by the minute hand (pointer). Is inhibited. In addition, if the pointer is shortened so that the pointer and the mark do not overlap, the distance between the pointer and the index widens, making it difficult to understand where the pointer is pointing. For example, in the case of a combination of a disc needle and a disc needle as well as the combination of a needle and a disc needle, similarly, if the mark of the disc needle overlaps with a pointing member such as another disc needle or pointer, the visibility of the mark is impaired. If the distance between the pointing member and the index increases, it becomes difficult to understand where the pointing member is pointing.
そこで、本発明は、マークを有する円盤状の指示部材と他の指示部材との両方の指す位置を使用者が認識し易い時計を提供することを目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide a timepiece in which the user can easily recognize the positions pointed by both the disk-shaped pointing member having the mark and the other pointing member.
文字板または文字板上で突出する部材に設けられた第1の指標および第2の指標と、文字板上で中心軸の周りに回転し、第1の指標との組合せにより第1の複数の値のうちの1つを指示する第1の指示部材と、文字板上で中心軸の周りに回転し、半径が第1の指示部材の回転半径よりも大きく、上面の外周側にマークが設けられ、マークと第2の指標との組合せにより第2の複数の値のうちの1つを指示する円盤状の第2の指示部材とを有し、第1の指標の位置はマークよりも中心軸側であり、第2の指示部材におけるマークよりも中心軸側の領域は、第1の指標を上方から視認可能に構成されていることを特徴とする時計が提供される。 A first index and a second index provided on a dial or a member projecting on the dial, and a combination of the first index and the first index that rotate around the central axis on the dial A first indicator member for indicating one of the values, and a dial that rotates around the central axis on the dial, the radius is larger than the rotation radius of the first indicator member, and a mark is provided on the outer peripheral side of the upper surface And a disc-like second pointing member which indicates one of the second plurality of values by the combination of the mark and the second index, and the position of the first index is more central than the mark. The timepiece is characterized in that the area on the axis side and on the central axis side of the mark in the second pointing member is configured so that the first index can be viewed from above.
第2の指示部材には、第2の複数の値にそれぞれ対応する複数のマークが設けられており、第2の指標により複数のマークのうちの1つが指示されることが好ましい。 Preferably, the second indication member is provided with a plurality of marks respectively corresponding to the second plurality of values, and one of the plurality of marks is indicated by the second index.
文字板または文字板上で突出する部材には、第1の複数の値にそれぞれ対応する複数の第1の指標が設けられており、第1の指示部材は複数の第1の指標のうちの1つを指示することが好ましい。 A member projecting on the dial or dial is provided with a plurality of first indicators respectively corresponding to a first plurality of values, and the first indication member is one of the plurality of first indicators. It is preferred to indicate one.
第1の指示部材は円盤状であり、第1の指示部材には、第1の複数の値にそれぞれ対応する複数の別のマークが設けられており、第1の指標により複数の別のマークのうちの1つが指示されることが好ましい。 The first pointing member is disk-shaped, and the first pointing member is provided with a plurality of different marks respectively corresponding to the first plurality of values, and the plurality of different marks are provided by the first index. Preferably one of the is indicated.
第2の指示部材におけるマークよりも中心軸側の領域は透明であるか、第2の指示部材には、マークよりも中心軸側に貫通孔が形成されていることが好ましい。 It is preferable that a region on the central axis side of the mark in the second pointing member is transparent, or that a through hole is formed on the central axis side of the mark on the second pointing member.
第2の指標は、中心軸を中心とする径方向において、第1の指標とマークの間に設けられていてもよい。 The second index may be provided between the first index and the mark in the radial direction about the central axis.
第1および第2の指示部材のうちの少なくとも一方は、回転領域のうちの扇形の一部のみが視認可能であるように配置されていてもよい。 At least one of the first and second pointing members may be arranged such that only a portion of the sector of the rotation area is visible.
第2の複数の値のそれぞれは、時計が有する複数の機能のうちのいずれかを表してもよい。 Each of the second plurality of values may represent any of a plurality of functions possessed by the watch.
上記の時計によれば、マークを有する円盤状の指示部材と他の指示部材との両方の指す位置を使用者が認識し易い。 According to the above watch, the user can easily recognize the position pointed to by both the disc-like pointing member having the mark and the other pointing member.
以下、図面を参照して、時計について詳細に説明する。ただし、本発明は図面または以下に記載される実施形態には限定されないことを理解されたい。 Hereinafter, the watch will be described in detail with reference to the drawings. However, it should be understood that the present invention is not limited to the embodiments described in the drawings or below.
図1は、時計1の上面図である。図1に示すように、時計1の外装ケース3の内側であって、時計1の最上層を覆う透明の風防ガラスの下側には、円盤状の文字板2が設けられている。外装ケース3の右側の側面には、文字板2の3時の方向にリューズ4が、2時および4時の方向に操作ボタン5が、それぞれ設けられている。
FIG. 1 is a top view of the watch 1. As shown in FIG. 1, a disc-
文字板2上では、その中央を回転軸として、時針11、分針12および秒針13が回転する。文字板2の外周側には、これらの指針の回転軸を中心とする同一円周上における0〜59分の位置に、各指針が指示する時刻を示すための60個の指標(インデックス)14が、等間隔に設けられている。指標14は、図示したものに限らず、文字、数字もしくは記号、または文字板2上の突起などでもよい。また、図示した例のように、指標14のうちの一部の大きさ、形状および径方向の位置などが、他の指標14のものとは異なっていてもよい。時針11、分針12、秒針13および指標14は、時計1の表示部10を構成し、現在時刻を表示する。
On the
時計1では、例えば風防ガラスの下面であって文字板2の外周部における指標14よりも外側に、都市表示6が設けられている。都市表示6は、世界共通の標準時に基づく時差に応じた順序で、複数の都市または地域の略称を円周方向に配列したものである。また、時計1では、時針11、分針12および秒針13の回転軸よりも図中の下側(6時方向)に、表示部10とは異なる時刻を補助的に表示する別の表示部20が設けられている。表示部20は、例えば、都市表示6に含まれる都市または地域であって、表示部10が表示する時刻と時差がある別の都市における現在時刻を表示する。
In the timepiece 1, for example, a
図2(A)〜図2(D)は、それぞれ、表示部20の上面図、分解図、縦断面図および分解斜視図である。表示部20は、指針21、円盤針22、第1の指標23、第2の指標24および回転軸25を有する。図2(B)では、表示部20を、指針21、円盤針22ならびに文字板2上の第1の指標23および第2の指標24に分けて示している。図2(C)では、回転軸25を含み文字板2に垂直な平面で指針21、円盤針22および文字板2を切断したときの断面を示している。
2A to 2D are a top view, an exploded view, a longitudinal sectional view, and an exploded perspective view of the
指針21は、回転軸25を中心として時計周りに回転することで文字板2上の一方向を指示する細長い部材であり、表示部20の分針として機能する。指針21の形状は、図示した略V字型のものに限らず、時針11、分針12および秒針13のような棒状のものでもよい。指針21の長さは円盤針22の半径よりも短く、指針21の先端と円盤針22の外周端部との間には間隔が空いている。
The
円盤針22は、その中央を回転軸25が貫通し回転軸25を中心として時計周りに回転する円盤状の部材であり、表示部20の時針として機能する。円盤針22は指針21と文字板2の間に配置され、円盤針22の半径は、指針21の回転半径よりも大きい。円盤針22には、外周端部において、円周方向に、2時、4時、・・・、24時にそれぞれ対応する「02」、「04」、・・・、「24」の12個のマーク221が等間隔に設けられている。マーク221は、例えば、円盤針22を打ち抜くか、あるいは円盤針22の上面への印刷または貼付けによって形成される。円盤針22は例えば透光性の基板で構成され、上方から円盤針22を通して文字板2を視認可能である。必ずしも円盤針22の全体が透明でなくてもよいが、少なくとも円盤針22におけるマーク221よりも回転軸25側の領域(図2(A)に示す破線225の内側の領域)は透明であることが好ましい。
The
第1の指標23は、文字板2上の0〜59分の方向にそれぞれ対応する60個の目盛(インデックス)で構成され、文字板2の上面において、回転軸25を中心とする同一円周上に等間隔に設けられている。第1の指標23も、指標14と同様に、文字、数字もしくは記号、または文字板2上の突起などでもよく、一部の指標の大きさ、形状、数および径方向の位置などが、他の指標のものとは異なっていてもよい。図2(C)に示すように、回転軸25と第1の指標23との距離r1は、回転軸25とマーク221との距離r2よりも小さい。すなわち、第1の指標23の径方向の位置は、円盤針22のマーク221よりも回転軸25側である。円盤針22におけるマーク221よりも回転軸25側の領域が透明であることで、第1の指標23は、円盤針22の上方から視認可能である。
The
第2の指標24は、文字板2の上面において、円盤針22よりもさらに外周側の6時方向の位置に設けられた略3角形状の記号(インデックス)である。第2の指標24は、第1の指標23とは異なり1つの指標で構成される。第2の指標24の大きさおよび形状は図示したものとは異なっていてもよく、その円周方向の位置は、6時方向以外の位置でもよい。
The
回転軸25は、指針21と円盤針22の回転中心となる軸(中心軸)であり、時計1のムーブメントにより駆動され、指針21と円盤針22を回転させる。指針21と円盤針22は、ムーブメント内の1つのモータにより連動して回転してもよいし、別々のモータにより互いに独立に回転してもよい。
The
指針21は、第1の指示部材の一例であり、60個の第1の指標23のうちの1つを指示することで、第1の指標23との組合せにより、現在時刻が何分かを表示する。図示した例では、指針21は2時の方向を指しているので「10分」を表す。また、円盤針22は、第2の指示部材の一例であり、第2の指標24により12個のマーク221のうちの1つが指示されることで、マーク221と第2の指標24との組合せにより、現在時刻が何時かを表示する。図示した例では、「14」のマーク221が第2の指標24に対向しているので、円盤針22は「14時」を表す。よって、表示部20が表示する時刻は「14時10分」である。表示部20では、0〜59分が第1の複数の値に相当し、2時、4時、・・・、24時が第2の複数の値に相当する。
The
表示部20では、指針21、第1の指標23、マーク221および第2の指標24は、回転軸25から径方向にこの順序で配置されている。指針21の回転半径は回転軸25とマーク221との距離r2よりも小さく、指針21の先端は、平面視で第1の指標23とは重なってもよいが、マーク221とは重ならない。表示部20では、指針21とマーク221が重ならないので、指針21によってマーク221の視認性が阻害されることはなく、使用者は、円盤針22が何時を指しているか(第2の指標24によりどのマーク221が指示されているか)を認識し易い。また、第1の指標23の位置がマーク221よりも回転軸25側であり、平面視で指針21の先端の近傍に第1の指標23が配置されているため、使用者は、指針21が何分を(第1の指標23のうちのどれを)指しているかも認識し易い。このため、表示部20では、指針21と円盤針22の視認性が向上する。
In the
図3(A)〜図3(C)は、別の表示部20Aの上面図、分解図および縦断面図である。図4(A)〜図4(C)は、別の表示部20Bの上面図、分解図および分解図である。図5(A)〜図5(C)は、別の表示部20Cの上面図、分解図および縦断面図である。これらの図では、第1および第2の指示部材の形状や配置に関する変形例を示している。
FIGS. 3A to 3C are a top view, an exploded view and a longitudinal sectional view of another
図3(A)〜図3(C)に示す表示部20Aは、表示部20の指針21が円盤針21Aに置き換えられている点が表示部20とは異なり、その他の点では表示部20と同じ構成を有する。円盤針21Aは、指針21と同じ形状の1つのマーク211Aを有し、円盤針22と同様に回転軸25を中心として時計周りに回転する円盤状の部材である。円盤針21Aは、第1の指示部材の一例であり、表示部20の分針として機能する。円盤針21Aの半径は、第1の指標23が上方から視認可能であるように、回転軸25と第1の指標23との距離よりも小さく、第1の指標23は、円盤針21Aよりも外周側に配置されている。表示部20Aのように、表示部は、指針と円盤針の組合せに限らず、円盤針と円盤針の組合せを有してもよい。
The
図4(A)〜図4(C)に示す表示部20Bは、表示部20の円盤針22が円盤針22Bに置き換えられている点が表示部20とは異なり、その他の点では表示部20と同じ構成を有する。円盤針22Bは、円盤針22のものと同じマーク221よりも回転軸25側に2つの半円状の貫通孔222が形成された環状盤である点が円盤針22とは異なり、その他の点では円盤針22と同じ構成を有する。円盤針22Bは、第2の指示部材の一例であり、表示部20の時針として機能する。第1の指標23を円盤針22の上方から視認可能にするためには、円盤針22におけるマーク221よりも回転軸25側の領域を透明に形成する代わりに、円盤針22Bのように、その領域に貫通孔222を設けてもよい。
The
円盤針22Bでは、回転軸25との接続のために、2つの貫通孔222同士の間に、円盤針22Bの直径に相当する直線部分223が残されている。円盤針22Bの外周端部を歯車形状にし、別の歯車と噛み合わせてその円盤針を回転させれば、円盤針22Bを直線部分223がない環状盤(すなわち、1つの円形の貫通孔を有する環状盤)とすることも可能である。ただし、その場合には、環状盤を回転させる歯車が見えないようなデザインにすることが好ましい。また、図示しないが、第1および第2の指示部材として、表示部20Aの円盤針21Aと表示部20Bの円盤針22Bの組合せを用いてもよい。
In the
図5(A)〜図5(C)に示す表示部20Cは、指針21と円盤針22の位置が表示部20とは逆になっている点が表示部20とは異なり、その他の点では表示部20と同じ構成を有する。指針21、円盤針22および文字板2は、表示部20のように上方からこの順序で配置されていてもよいし、表示部20Cのように円盤針22、指針21および文字板2の順序で配置されていてもよい。ただし、表示部20Cよりも表示部20の方が、指針21の視認性が高くなるのでより好ましい。
The display unit 20C shown in FIGS. 5A to 5C is different from the
図6(A)、図7(A)、図8(A)、図9(A)および図10(A)は、別の表示部20D〜20Hの上面図である。図6(B)、図7(B)、図8(B)、図9(B)および図10(B)は、表示部20D〜20Hの分解図である。これらの図では、第1および第2の指示部材が時計の機能またはその値を表示する場合の変形例を示している。
FIGS. 6A, 7A, 8A, 9A and 10A are top views of
図6(A)および図6(B)に示す表示部20Dは、表示部20の円盤針22が円盤針22’に置き換えられ、円盤針が時刻ではなく時計の機能(モード)を表示する点が表示部20とは異なり、その他の点では表示部20と同じ構成を有する。円盤針22’は、第2の指示部材の一例であり、円盤針22と同じ形状および大きさを有するが、その外周端部には、円盤針22とは異なる6個のマーク221’が円周方向に等間隔に設けられている。これらのマーク「LLI」、「ALM」、「CHR」、「TME」、「UTC」および「SET」は、順に、時計の光量表示、アラーム設定、クロノグラフ(ストップウォッチ)、通常時刻表示、協定世界時の表示、および時計の設定変更の各機能に対応する。
In the
表示部20Dを有する時計では、例えば使用者がリューズ4または操作ボタン5を操作することにより、指針21とは独立に円盤針22’が回転し、第2の指標24により指示されるマーク221’に対応する機能が実行される。表示部20Dでは、指針21は、例えば、クロノグラフが選択された場合の秒針として機能する。また、表示部20Dでは、0〜59秒が第1の複数の値に相当し、時計が有する複数の機能が第2の複数の値に相当する。表示部20Dのように、表示部は、時刻(時間)に限らず、時計の機能と時間を表示してもよい。
In the timepiece having the
図7(A)および図7(B)に示す表示部20Eは、表示部20Dの第1の指標23が第1の指標23’に置き換えられ、指針21が時間ではなく時計の各機能の値を表示する点が表示部20Dとは異なり、その他の点では表示部20Dと同じ構成を有する。第1の指標23’は、文字板2上において表示部20Dの第1の指標23と同じ位置の円周上に配置された複数の目盛で構成され、例えば、「LLI」の光量表示であれば光量の大きさを、「ALM」のアラーム設定であればそのON/OFFなどの設定値を表す。表示部20Eでは、時計が有する複数の機能が第2の複数の値に相当し、それらの各機能の設定値が第1の複数の値に相当する。表示部20Eのように、表示部は、時計の機能とその機能の設定値(機能値)を表示してもよい。
In the
なお、指針21と第1の指標23’は、円盤針22’と第2の指標24により指示される機能とは別の機能に関する値を表示してもよい。例えば、指針21と第1の指標23’は、上記した6種類のマーク221’に対応する機能とは異なる、時計の充電残量(電池残量)を表示してもよい。
The
図8(A)および図8(B)に示す表示部20Fは、指針21が円盤針21’に、表示部20Dの第1の指標23が第1の指標23’’にそれぞれ置き換えられている点が表示部20Dとは異なり、その他の点では表示部20Dと同じ構成を有する。円盤針21’は、第1の指示部材の一例であり、表示部20Aの円盤針21Aと同じ形状および大きさを有する。ただし、円盤針21’には、円盤針21Aとは異なり、互いに指示目的が異なる2組の複数のマーク211F,211F’が円周方向に設けられている。図示した例では、1つ目の指示目的であるマーク211Fとしては、日曜(SUN)から土曜(SAT)までの各曜日を表す文字が設けられている。2つ目の指示目的であるマーク211F’としては、充電残量表示用のF(最大)〜E(最小)の目盛を表す文字および目盛りが設けられている。第1の指標23’’は、文字板2上の3時の方向において、マーク211F,211F’よりも回転軸25側およびマーク211F,211F’と円盤針22’のマーク221’との間に1つずつ設けられた略3角形状の記号である。
In the
表示部20Fでは、今までに説明した表示部20〜20Eとは逆に、第1の指標23’’によりマーク211F,211F’のうちの1つが指示される。表示部20Fは、例えば、円盤針22’と第2の指標24により「ALM」のマーク221’が指示されたときに、円盤針21’と第1の指標23’’により、アラームが実行される曜日を表示してもよい。あるいは、表示部20Fは、円盤針22’と第2の指標24による機能表示とは独立に、円盤針21’と第1の指標23’’により曜日を表示してもよい。
On the
表示部20Fとは異なり、第2の表示部材である円盤針22’にマーク211F,211F’と同様のマークが形成されていてもよい。その場合には、第1の表示部材である円盤針21’にマーク221’の内容を記載し、それらのマークのうちの1つを第1の指標23’’が指示してもよいし、円盤針21’と第1の指標23’’を図2(A)〜図2(D)の表示部20における指針21と第1の指標23の組合せに置き換えてもよい。
Unlike the
図9(A)および図9(B)に示す表示部20Gは、表示部20の第1の指標23が第1の指標23Gに置き換えられている点が表示部20とは異なり、その他の点では表示部20と同じ構成を有する。図示した例では、第1の指標23Gは、光量表示用のMax(最大)〜Min(最小)の目盛、充電残量表示用のF(最大)〜E(最小)の目盛、曜日表示用のS(日曜)、・・・、T(火曜)、・・・、T(木曜)、・・・、S(土曜)の文字、およびアラームなどの設定のON/OFFを表す文字で構成される。これらは、文字板2上において表示部20Dの第1の指標23と同じ位置の円周上に配置されている。
The
表示部20Gでは、12個のマーク221は、5秒、10秒、・・・、60秒にそれぞれ対応する「05」、「10」、・・・、「60」の数字であり、0〜59秒が第2の複数の値に相当し、時計が有する機能の設定値が第1の複数の値に相当する。表示部20Gのように、円盤針22ではなく指針21により、時計の機能またはその設定値を表示してもよい。
In the
図10(A)および図10(B)に示す表示部20Hは、表示部20Fの第2の指標24が第2の指標24’に置き換えられている点が表示部20Fとは異なり、その他の点では表示部20Fと同じ構成を有する。第2の指標24’は、文字板2上の3時の方向において、第1の指標23’’とマーク221’の間および円盤針22’よりも外周側に1つずつ設けられた略3角形状の記号である。表示部20Hのように、第2の指標は、回転軸25を中心とする径方向において、円盤針22’よりも外周側だけでなく、第1の指標と円盤針22’のマーク221’との間に設けられていてもよい。あるいは、第2の指標は第1の指標とマーク221’との間だけに設けられていてもよい。
The
図11(A)および図11(B)は、別の表示部20Iの上面図および分解図である。表示部20Iは、表示部20の第2の指標24が第2の指標24’’に置き換えられている点が表示部20とは異なり、その他の点では表示部20と同じ構成を有する。第2の指標24’’は、文字板2上の6時の方向において、第1の指標23よりも回転軸25側および円盤針22よりも外周側に1つずつ設けられた略3角形状の記号である。表示部20Iのように、第2の指標は、回転軸25を中心とする径方向において、円盤針22よりも外周側だけでなく、第1の指標23よりも回転軸25側に設けられていてもよい。あるいは、第2の指標は第1の指標よりも回転軸25側だけに設けられていてもよい。ただし、円盤針22上のマーク221との距離を短くするためには、第2の指標は第1の指標23よりも外周側にあることが好ましい。
11A and 11B are a top view and an exploded view of another display unit 20I. The display unit 20I is different from the
図12(A)および図12(B)は、別の表示部20Jの上面図および分解図である。表示部20Jは、指針21J,21J’、円盤針22J、第1の指標23J、第2の指標24Jおよび回転軸25を有する。指針21J,21J’は、第1の指示部材の一例であり、表示部20Jの時針および分針として機能する。指針21Jよりも指針21J’の方がやや長く、指針21J’の回転半径は、円形の第1の指標23Jの半径と同程度である。円盤針22Jは、第2の指示部材の一例であり、表示部20Jの秒針として機能する。また、円盤針22Jは、透光性の基板で構成され、円盤針22とは異なりその外周端部にマーク221Jを1つだけ有する。第1の指標23Jは、文字板2の上面においてマーク221Jよりも回転軸25側に設けられた円形の目盛である。第2の指標24Jは、文字板2の上面において円盤針22Jもさらに外周側に設けられた円形の目盛である。
12A and 12B are a top view and an exploded view of another
表示部20Jでは、0〜23時および0〜59分が第1の複数の値に相当し、0〜59秒が第2の複数の値に相当する。表示部20Jでは、今までに説明した表示部20〜20Iとは逆に、第2の指標24Jを構成する複数の目盛のうちの1つが1つのマーク221Jにより指示される。表示部20Jのように、円盤針のマークを1つ、第2の指標を複数として、円盤針のマークが複数の第2の指標のうちの1つを指示してもよい。
In the
図13および図14は、別の表示部20K,20Lの上面図である。これらの図では、表示部の一部が覆い隠されている場合の変形例を示している。図13に示す表示部20Kは、表示部20Fのものと同じ円盤針21’,22’を有するが、それらの右側の半円部分のみが視認可能である点が表示部20Fとは異なり、その他の点では表示部20Fと同じ構成を有する。表示部20Kのように、2つの円盤針の回転領域のうちで扇形の一部のみが視認可能であってもよく、回転領域の残りの部分は文字板2上で隠されていてもよい。これは、表示部が指針と円盤針の組合せで構成される場合も同様である。また、指針および円盤針は、必ずしも360度回転可能でなくてもよく、回転角度の上限と下限が制限されていてもよい。
13 and 14 are top views of another
図14に示す表示部20Lは、文字板2の上方から見たときに、円盤針22上の領域であって、第1の指標23よりも外周側の一部の領域224が隠されている点が表示部20とは異なり、その他の点では表示部20と同じ構成を有する。図示した例では、領域224は、円盤針22の外周側の円環領域のうちで、円の半周よりもやや大きい範囲にわたって広がる領域である。表示部20Lのように、第1の指標23が配置され指針21が回転する中央側の領域は全体が視認可能であり、マーク221が配置されている円盤針22の外周側についてだけ、その回転領域の一部が隠されていてもよい。あるいは、時計のデザインによっては、円盤針22の外周側の円環領域の全体が視認可能であり、かつ指針21の回転領域の一部が隠されていてもよく、言い換えると、指針または円盤針の一方について、回転領域の一部のみが視認可能であってもよい。
When the
図15および図16は、別の表示部20M,20Nの縦断面図である。これらの図では、第1の指標が文字板上の別部材に形成されている場合の変形例を示している。表示部20M,20Nは、第2の指標24が文字板2の上面の外周部に配置された円環状の見返しリング7に設けられている点が表示部20とは異なり、その他の点では表示部20と同じ構成を有する。表示部20Mの場合には、見返しリング7の上端に、文字板2の中央側(回転軸25)に向けて水平方向に突出する突出部7aが形成されており、突出部7aに第2の指標24が設けられている。表示部20Nの場合には、見返しリング7の上端に、文字板2の中央側(回転軸25)に向けて水平方向に突出する板状部材7bが配置されており、板状部材7bに第2の指標24が設けられている。
15 and 16 are longitudinal sectional views of another
表示部20M,20Nのように、第2の指標24は、文字板2の上面に限らず、文字板2上に配置された見返しリング7などの構造物(突出部7a、板状部材7bなどの文字板2上で突出する部材)上に形成されていてもよい。同様に、第1の指標23も、文字板2の上面に限らず、文字板2上に突出する構造物上に形成されていてもよい。あるいは、第1の指標23および第2の指標24のうちの一部が文字板2の上面に形成され、残りが構造物上に形成されていてもよい。
Like the
以上説明した表示部20,20A〜20Nは、時計における補助的な時刻表示部に限らず、時計1の表示部10のような主要な時刻表示部であってもよい。表示部20A〜20Nでも、表示部20と同様に、円盤針22,22’,22B,22Jのマーク221,221’,221Jの視認性が他の指針または円盤針によって阻害されることはない。このため、使用者は、第2の指標24,24’,24’’によりどのマークが指示されているか(あるいは、第2の指標24Jがどのマークにより指示されているか)を認識し易い。また、使用者は、指針21,21J,21J’または円盤針21Aが第1の指標23,23’,23G,23Jのうちのどれを指しているか(あるいは、第1の指標23’’により円盤針21’のどのマークが指示されているか)も認識し易い。
The
1 時計
2 文字板
10,20,20A〜20N 表示部
21,21J,21J’ 指針
21’,21A,22,22’,22B,22J 円盤針
211A,211F,211F’,221,221’,221J マーク
23,23’,23’’,23G,23J 第1の指標
24,24’,24’’,24J 第2の指標
25 回転軸
1
Claims (9)
前記文字板上で中心軸の周りに回転し、前記第1の指標との組合せにより第1の複数の値のうちの1つを指示する第1の指示部材と、
前記文字板上で前記中心軸の周りに回転し、半径が前記第1の指示部材の回転半径よりも大きく、上面の外周側にマークが設けられ、前記マークと前記第2の指標との組合せにより第2の複数の値のうちの1つを指示する円盤状の第2の指示部材と、を有し、
前記第1の指標の位置は前記マークよりも前記中心軸側であり、
前記第2の指示部材における前記マークよりも前記中心軸側の領域は、前記第1の指標を上方から視認可能に構成されている、
ことを特徴とする時計。 A first indicator and a second indicator provided on a dial or a member projecting on the dial;
A first indicator member which rotates around a central axis on the dial and which indicates one of a first plurality of values in combination with the first indicator;
It rotates around the central axis on the dial, the radius is larger than the rotation radius of the first pointing member, and a mark is provided on the outer peripheral side of the upper surface, and the combination of the mark and the second index A disc-shaped second indication member indicating one of the second plurality of values according to
The position of the first index is closer to the central axis than the mark,
An area on the central axis side of the mark in the second pointing member is configured to allow the first index to be viewed from above.
A watch that is characterized by
前記第2の指標により前記複数のマークのうちの1つが指示される、請求項1に記載の時計。 The second indication member is provided with a plurality of marks respectively corresponding to the second plurality of values,
The timepiece according to claim 1, wherein one of the plurality of marks is indicated by the second indicator.
前記第1の指示部材は前記複数の第1の指標のうちの1つを指示する、請求項1または2に記載の時計。 The dial plate or a member projecting on the dial plate is provided with a plurality of first indices respectively corresponding to the first plurality of values,
The timepiece according to claim 1, wherein the first indication member indicates one of the plurality of first indicators.
前記第1の指示部材には、前記第1の複数の値にそれぞれ対応する複数の別のマークが設けられており、
前記第1の指標により前記複数の別のマークのうちの1つが指示される、請求項1または2に記載の時計。 The first pointing member is disk-shaped,
The first indication member is provided with a plurality of different marks respectively corresponding to the first plurality of values,
The timepiece according to claim 1, wherein one of the plurality of other marks is indicated by the first indicator.
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- 2017-11-24 JP JP2017226201A patent/JP2019095350A/en active Pending
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