JP2019092583A - Pinball game machine - Google Patents
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Abstract
Description
本明細書は、弾球遊技機(パチンコ遊技機、パチンコ機とも呼ばれる。)に関する技術を開示する。 The present specification discloses a technology relating to a ball game machine (also called a pachinko machine or pachinko machine).
弾球遊技機は、遊技球が流下する盤面を形成する遊技盤を備える。盤面において遊技球を誘導する部材として、遊技釘が一般的に利用されている。遊技釘は、遊技球の流路を汎用的に形成できる利点を有する一方、遊技球から受ける衝撃によって変形する虞がある。 A ball game machine has a game board that forms a board on which the game balls flow. A game nail is generally used as a member for guiding a game ball on a board. The game nail has an advantage of being able to form the flow path of the game ball in a versatile manner, but may be deformed by an impact received from the game ball.
特許文献1には、始動口の上流に位置する遊技釘(いわゆる「命釘」)に代えて、盤面より前方に突出した成形部材を始動口の上流に設けた弾球遊技機について開示されている。 Patent Document 1 discloses a ball game machine in which a molding member protruding forward from the surface of the board is provided upstream of the starting opening, instead of the game nail (so-called "live nail") located upstream of the starting opening There is.
成形部材を汎用的に用いて遊技球の流路を形成することについて十分な検討がなされていなかった。 It has not been sufficiently studied to form the flow path of the game ball using the molding member in a versatile manner.
本明細書に開示する技術は、以下の形態として実現できる。 The technology disclosed in the present specification can be implemented as the following forms.
(1)本明細書に開示する一形態における弾球遊技機は、遊技球が流下する盤面を形成する遊技盤と;前記盤面に固定され、前記盤面より前方に突出し、前記盤面を流下する遊技球の流路を形成する流路構造とを備える。この弾球遊技機において、前記流路構造は、前記盤面に直行する2つ以上の平面を形成する凸部をそれぞれ有する複数の流路部材を、一連に組み合わせることによって構成され、前記流路構造によって形成される流路の長さは、前記流路構造を構成する前記流路部材の個数に応じて変更可能である。この形態の弾球遊技機によれば、成形部材を汎用的に用いて、流路部材の個数に応じた所望の長さの流路を形成できる。 (1) A ball game machine according to one aspect disclosed in the present specification includes: a game board forming a board on which the game balls flow down; a game fixed to the board, projecting forward from the board, and flowing down the board And a flow path structure that forms a flow path of a sphere. In this ball and ball game machine, the flow path structure is configured by combining in series a plurality of flow path members each having a convex portion forming two or more planes orthogonal to the board, and the flow path structure The length of the flow path formed by the above can be changed according to the number of the flow path members constituting the flow path structure. According to the ball and ball game machine of this aspect, it is possible to form a flow path having a desired length according to the number of flow path members, using the forming members in a versatile manner.
(2)上記形態の弾球遊技機において、前記複数の流路部材は、前記流路の端部を形成する第1の流路部材と;前記流路における他の流路部材に挟まれた中間部を形成する第2の流路部材とを含んでもよく、前記流路構造によって形成される流路の長さは、前記流路構造を構成する前記第2の流路部材の個数に応じて変更可能であってもよい。この形態の弾球遊技機によれば、流路の中間部を形成する第2の流路部材の個数に応じて流路の長さを調整できる。 (2) In the ball and ball game machine according to the above aspect, the plurality of flow path members are sandwiched between a first flow path member forming an end of the flow path and another flow path member in the flow path A second flow path member forming an intermediate portion may be included, and the length of the flow path formed by the flow path structure corresponds to the number of the second flow path members constituting the flow path structure. It may be changeable. According to the ball and ball game machine of this aspect, the length of the flow path can be adjusted according to the number of second flow path members forming the middle portion of the flow path.
(3)上記形態の弾球遊技機において、前記複数の流路部材は、前記流路構造において隣接する他の流路部材と相互に連結していてもよく、前記流路構造は、前記複数の流路部材における一部の流路部材を介して前記盤面に固定されていてもよい。この形態の弾球遊技機によれば、流路構造を構成する全ての流路部材を盤面に対して個別に固定することなく、流路構造の全体を盤面に固定できる。 (3) In the ball and ball game machine according to the above aspect, the plurality of flow passage members may be mutually connected to another adjacent flow passage member in the flow passage structure, and the plurality of flow passage structures are It may be fixed to the board via a part of flow passage members in the flow passage member. According to the ball and ball game machine of this aspect, the entire flow path structure can be fixed to the board without individually fixing all the flow path members constituting the flow path structure to the board.
(4)上記形態の弾球遊技機において、更に、前記盤面における前記流路構造から離れた位置に固定され、前記流路構造を構成する前記複数の流路部材の1つと同じ形状を成す単体の流路部材を備えてもよい。この形態の弾球遊技機によれば、単体の流路部材を汎用的に用いて遊技球の流路を形成できる。 (4) In the ball and ball game machine according to the above aspect, further, it is fixed at a position apart from the flow path structure on the board and is a single body having the same shape as one of the plurality of flow path members constituting the flow path structure. A flow path member of According to the ball and ball game machine of this aspect, it is possible to form the flow path of the game ball by using the single flow path member in a versatile manner.
(5)上記形態の弾球遊技機において、前記複数の流路部材の少なくとも1つは、前記盤面と直行する5つ以上の平面を形成する凸部を有してもよく、前記5つ以上の平面は、相互に異なる大きさであってもよい。この形態の弾球遊技機によれば、複数の流路部材における平面の組み合わせに応じて多様な流路を形成できる。 (5) In the ball and ball game machine according to the above aspect, at least one of the plurality of flow path members may have a convex portion forming five or more planes orthogonal to the board, and the five or more The planes of may be of mutually different sizes. According to the ball and ball game machine of this aspect, various flow paths can be formed according to the combination of the flat surfaces of the plurality of flow path members.
本明細書に開示する技術は、弾球遊技機とは異なる種々の形態で実現できる。本明細書に開示する技術は、例えば、弾球遊技機としての形態のほか、弾球遊技機の部品、ならびに、弾球遊技機の製造方法などの形態としても実現できる。 The technology disclosed in the present specification can be implemented in various forms different from ballistic ball games. The technology disclosed in the present specification can be realized, for example, in the form of a ball and ball game machine, parts of a ball and ball game machine, and a form of a ball and ball game machine manufacturing method.
A.第1実施形態
図1は、パチンコ機10の構成を示す正面図である。図2は、パチンコ機10の構成を示す背面図である。図3は、パチンコ機10の遊技盤400を示す正面図である。
A. First Embodiment FIG. 1 is a front view showing a configuration of a
パチンコ機10は、プリペイドカードに対応した弾球遊技機(いわゆる「CR機」)であり、カードユニット80に接続されている。カードユニット80は、プリペイドカードに記録されている情報に基づいて、パチンコ機10における遊技球の貸し出しを実現する。パチンコ機10は、外枠110と、内枠120と、前枠130と、ハンドル140と、演出ボタン160とを備える。
The
パチンコ機10の外枠110は、縦長の矩形状を成す。外枠110は、パチンコ機10を設置する設備に固定される。外枠110は、内枠120を開閉可能に支持する一対のヒンジ112を備える。
The
パチンコ機10の内枠120は、外枠110の内側に嵌り合う矩形状を成す。内枠120は、遊技盤400をはじめとするパチンコ機10の各部を保持する。内枠120は、前枠130を開閉可能に支持する一対のヒンジ122を備える。
The
内枠120の正面における前枠130の下方には、上皿124と、下皿126と、鍵穴128とが設けられている。上皿124は、遊技盤400へと発射される遊技球を貯留する。下皿126は、上皿124から溢れた遊技球を貯留する。鍵穴128は、鍵による外枠110に対する内枠120の固定および解除を実施する操作を受け付けるとともに、鍵による内枠120に対する前枠130の固定および解除を実施する操作を受け付ける。
Under the
上皿124には、残高表示装置152と、球貸スイッチ154と、精算スイッチ156とが設けられている。残高表示装置152は、カードユニット80に保持されているプリペイドカードの残高を表示する。球貸スイッチ154は、カードユニット80に保持されているプリペイドカードの残高に基づいて遊技球の貸し出しを実行する指示を遊技者から受け付ける。精算スイッチ156は、カードユニット80からプリペイドカードを返却する指示を遊技者から受け付ける。
The
パチンコ機10の前枠130は、遊技盤400の正面において開閉可能に構成されている。前枠130は、遊技盤400の正面に位置する透明板132を備える。これによって、遊技者は、透明板132を介して遊技盤400を目視可能である。透明板132は、ガラスであり、前枠130は、ガラス枠とも呼ばれる。前枠130の正面には、電飾134と、スピーカ136とが設けられている。電飾134は、遊技の進行に応じて発光する。スピーカ136は、遊技の進行に応じて音声を出力する。
The
パチンコ機10のハンドル140は、遊技球を発射する操作入力を遊技者から受け付ける。ハンドル140は、内枠120の正面における前枠130の右下方に設けられている。
The
パチンコ機10の演出ボタン160は、演出に対する遊技者の操作入力を受け付ける。演出ボタン160は、内枠120の正面における上皿124に設けられている。
The
内枠120の背面には、遊技球タンク172と、払出装置174とが設けられている。遊技球タンク172は、パチンコ機10の外部から補給される遊技球を貯留する。払出装置174は、遊技球タンク172に貯留されている遊技球を上皿124に払い出す。
On the back surface of the
内枠120の背面には、更に、主制御装置210と、サブ統合制御装置220と、演出図柄制御装置230と、払出制御装置240と、発射制御装置250と、外部接続端子板265と、電源基盤290とが設けられている。これらの制御装置は、CPU、ROM、RAMなどを備えるコンピュータであり、コンピュータプログラムに基づいて各種の制御処理を実行する。
Further, on the back of the
主制御装置210は、パチンコ機10における遊技の進行を制御する。サブ統合制御装置220は、主制御装置210からのコマンドに基づいて、遊技の進行に応じた演出を制御する。演出図柄制御装置230は、サブ統合制御装置220からのコマンドに基づいて、演出図柄を用いた演出を制御する。払出制御装置240は、主制御装置210からのコマンドに基づいて、遊技球の払い出しを制御する。発射制御装置250は、ハンドル140に対する遊技者からの操作入力に基づいて、遊技盤400への遊技球の発射を制御する。外部接続端子板265は、パチンコ機10における遊技状態を示す信号をパチンコ機10の外部へと出力する。電源基盤290は、パチンコ機10の各部に電力を供給する。
The
内枠120の裏面には、更に、設定切替スイッチ302と、設定変更スイッチ304とが設けられている。設定切替スイッチ302および設定変更スイッチ304は、主制御装置210に設けられている。設定切替スイッチ302は、パチンコ機10の遊技特性に関する設定の切替を開始および終了する操作を受け付ける。設定変更スイッチ304は、設定切替スイッチ302によって設定の切替が有効となっている場合、設定を変更する操作を受け付ける。
Further, on the back surface of the
パチンコ機10の遊技盤400は、パチンコ機10の正面を向いた板状を成す。遊技盤400は、ガイドレール401,402と、導入口404と、盤面405と、排出口408とを備える。ガイドレール401,402は、盤面405を取り囲むとともに、導入口404を形成する。導入口404は、発射された遊技球を盤面405に導入する。導入口404は、盤面405の左上側に位置する。盤面405は、パチンコ機10の正面を向いた面である。盤面405は、遊技球を用いた遊技が実施される遊技領域である。排出口408は、盤面405から遊技球を排出する。排出口408は、盤面405の中央下側に位置する。
The
遊技盤400は、盤面405に設けられた構造として、ゲート410と、誘導役物420と、入球装置430と、誘導役物440、一般入賞口450と、ゲート460と、大入賞口470と、大入賞口480と、演出図柄表示装置490とを備える。
The
ゲート410は、遊技球を通過させることが可能に構成されている。ゲート410は、遊技球の入球に応じて他の構成を作動させる始動口として構成できる。誘導役物420は、入球した遊技球を複数の方向のいずれかへと誘導する。
The
入球装置430は、入球した遊技球を複数の入球先へと振り分ける。入球装置430は、遊技球の入球先の1つとして、始動口438を備える。始動口438は、遊技球を入球可能に構成されている。始動口438への遊技球の入球に応じて、特別図柄を用いた抽選が実行される。
The
誘導役物440は、入球装置430において始動口438に入球することなく入球装置430から排出された遊技球を盤面405へと誘導する。一般入賞口450は、遊技球を受け入れ可能に構成されている入賞口である。
The guiding
一般入賞口450への遊技球の入球に応じて、所定数の遊技球が払い出される。ゲート460は、遊技球を通過させることが可能に構成されている。ゲート460は、遊技球の入球に応じて他の構成を作動させる始動口として構成できる。
A predetermined number of gaming balls are paid out in response to the entry of the gaming balls into the general winning
大入賞口470は、特別図柄を用いた抽選結果に応じて遊技球を受け入れ可能となる可変入賞口である。大入賞口470への遊技球の入球に応じて、所定数の遊技球が払い出される。大入賞口480は、特別図柄を用いた抽選結果に応じて遊技球を受け入れ可能となる可変入賞口である。大入賞口480への遊技球の入球に応じて、所定数の遊技球が払い出される。
The special winning
演出図柄表示装置490は、特別図柄の抽選結果に応じた演出図柄を表示する。図3の例では、演出図柄表示装置490は、演出図柄として3つの数字を示す図柄を表示している。演出図柄表示装置490は、演出の1つとしてキャラクタ(熊の達吉)を表示可能に構成されている。
The effect
遊技盤400は、遊技釘に代えて盤面405に設けられた構造として、流路構造500と、流路部材610と、流路部材620と、流路部材630と、流路部材640と、風車680と、流路構造690とを備える。これらの構造はそれぞれ、盤面405に固定され、盤面より前方に突出し、盤面405を流下する遊技球の流路を形成する。これらの構造は、所望の取り付け角度で盤面405に対して固定可能である。風車680は、遊技球との接触によって回転可能に構成されている。流路構造690は、一連の流路を一体的に成形した部品である。
The
図4は、流路構造500の構成を示す拡大図である。図4(a)には、上方から見た流路構造500が図示されている。図4(b)には、正面から見た流路構造500が図示されている。図4(c)には、右側方から見た流路構造500が図示されている。図4(d)には、下方から見た流路構造500が図示されている。
FIG. 4 is an enlarged view showing the configuration of the
流路構造500は、複数の流路部材510a,510b,520を一連に組み合わせることによって構成されている。流路構造500の流路部材510a,510bは、流路構造500によって形成される流路の端部を形成する。流路構造500の流路部材520は、流路構造500によって形成される流路における他の流路部材に挟まれた中間部を形成する。流路構造500によって形成される流路の長さは、流路部材520の個数に応じて変更可能である。流路構造500は、1つの流路部材510aと、1つの流路部材510bと、2つの流路部材520とを組み合わせることによって構成されている。なお、流路構造500によって形成される流路の長さは、流路部材520の個数に応じて変更する態様に限らず、異なる長さの流路部材を組み合わせることによって変更する態様であってもよい。これによって、流路部材の個数や流路部材の長さの組合せによって多様な長さの流路を実現できる。
The
流路構造500は、凸部502と、基部504と、固定基部506と、貫通孔507とを備える。凸部502は、盤面405より前方に突出し、盤面405を流下する遊技球の流路を形成する。基部504は、凸部502から盤面405上に広がる形状を成し、凸部502を支持する。固定基部506は、凸部502から盤面405上に広がる形状を成し、凸部502を支持する。固定基部506には、流路構造500を盤面405に固定するネジ508を通す貫通孔507が設けられている。固定基部506は、流路部材510a,510bにそれぞれ設けられている。そのため、流路構造500は、流路部材510a,510bを介して盤面405に固定される。流路部材510a,510bは、流路構造500を盤面405に固定する機能を有する流路部材固定部である。流路部材520は、流路構造500の長さを調整する流路部材調整部である。
The
図5は、流路構造500の構成を示す分解図である。図5(a)には、上方から見た流路構造500の分解構造が図示されている。図5(b)には、正面から見た500の分解構造が図示されている。流路構造500における複数の流路部材510a,510b,520は、流路構造500において隣接する他の流路部材と相互に連結している。
FIG. 5 is an exploded view showing the configuration of the
流路部材510a,510bは、連結突起512と、連結孔514とを備える。連結突起512は、他の流路部材の連結孔に嵌り合う。連結孔514は、他の流路部材の連結突起に嵌り合う。流路部材510aは、固定基部506側(後方)に連結突起512を有し、凸部502の突出方向(前方)に連結孔514を有する。流路部材510bは、固定基部506側(後方)に連結孔514を有し、凸部502の突出方向(前方)に連結突起512を有する。
The
流路部材520は、連結突起522と、連結孔524とを備える。連結突起522は、他の流路部材の連結孔に嵌り合う。連結孔524は、他の流路部材の連結突起に嵌り合う。流路部材520は、一方の端部において、基部504側(後方)に連結突起522を有し、凸部502の突出方向(前方)に連結孔524を有する。流路部材520は、他方の端部において、基部504側(後方)に連結孔524を有し、凸部502の突出方向(前方)に連結突起522を有する。
The
図6は、流路部材510aを示す拡大図である。図6(a)には、上方から見た流路部材510が図示されている。図6(b)には、正面から見た流路部材510aが図示されている。図6(c)には、右側方から見た流路部材510aが図示されている。流路部材510aの凸部502は、2つの平面516a,516bを形成する。平面516a,516bは、流路部材510aにおける凸部502の側面である。平面516a,516bは、盤面405とほぼ90度を成す平面である。言い換えると、平面516a,516bは、盤面405と直行する平面である。流路部材510aは、連結突起522および連結孔524の配置を除き、流路部材510bと線対称の形状を成す。
FIG. 6 is an enlarged view showing the
図7は、流路部材520を示す拡大図である。図7(a)には、上方から見た流路部材520が図示されている。図7(b)には、正面から見た流路部材520が図示されている。図7(c)には、右側方から見た流路部材520が図示されている。流路部材520の凸部502は、盤面405と直行する2つの平面526a,526bを形成する。平面526a,526bは、流路部材520における凸部502の側面である。平面526a,526bは、凸部502を形成する。平面526a,526bは、盤面405とほぼ90度を成す平面である。言い換えると、平面526a,526bは、盤面405と直行する平面である。
FIG. 7 is an enlarged view showing the
図8は、流路構造500の変形例を示す説明図である。図8(a)には、正面から見た第1変形例の流路構造500aが図示されている。図8(b)には、正面から見た第2変形例の流路構造500bが図示されている。図8(c)には、正面から見た第3変形例の流路構造500cが図示されている。
FIG. 8 is an explanatory view showing a modified example of the
流路構造500aは、1つの流路部材510aと、1つの流路部材510bと、4つの流路部材520とを組み合わせることによって構成されている。そのため、流路構造500aによって形成される流路の長さは、流路構造500と比較して、2つの流路部材520の分だけ長い。
The
流路構造500bは、1つの流路部材510aと、1つの流路部材510bと、1つの流路部材520とを組み合わせることによって構成されている。そのため、流路構造500bによって形成される流路の長さは、流路構造500と比較して、1つの流路部材520の分だけ短い。
The
流路構造500cは、1つの流路部材510aと、1つの流路部材510bとを組み合わせることによって構成されている。そのため、流路構造500cによって形成される流路の長さは、流路構造500と比較して、2つの流路部材520の分だけ短い。
The
流路部材510aまたは流路部材510bは、単体で流路構造として構成できる。例えば、連結突起522が遊技球に干渉しないように配置することによって、流路部材510aまたは流路部材510bを単体で流路構造として使用できる。このように、流路構造500を構成する各流路部材を組み合わせることによって、所望の流路を形成できる。また、特定の遊技機に限らず、他の遊技機にも流路部材を流用できる。また、流路部材510a,510bと同様に、流路部材520に固定基部を設けることによって、流路部材520を単体で盤面405に取り付け可能に構成してもよい。これによって、流路部材の汎用性をいっそう向上させることができる。
The
図9は、流路部材620の構成を示す拡大図である。図9(a)には、正面から見た流路部材620が図示されている。図9(b)には、右側方から見た流路部材620が図示されている。
FIG. 9 is an enlarged view showing the configuration of the
流路部材620は、凸部622と、貫通孔627と、基部628とを備える。凸部622は、盤面405より前方に突出し、盤面405を流下する遊技球の流路を形成する。基部628は、凸部622から盤面405上に広がる形状を成し、凸部622を支持する。基部628には、流路部材620を盤面405に固定するネジを通す貫通孔627が設けられている。流路部材620は、2つの基部628を備え、2つの基部628の各々に1つの貫通孔627が設けられている。
The
流路部材620の凸部622は、5つの平面626a,626b,626c,626d,626eを形成する。5つの平面626a〜626eは、相互に異なる大きさである。言い換えると、5つの平面626a〜626eは、正面から見た場合、相互に異なる長さである。流路部材620は、流路部材610と線対称の形状を成す。
The
図10は、流路部材630の構成を示す拡大図である。図10(a)には、正面から見た流路部材630が図示されている。図10(b)には、右側方から見た流路部材630が図示されている。
FIG. 10 is an enlarged view showing the configuration of the
流路部材630は、凸部632と、貫通孔637と、基部638とを備える。凸部632は、盤面405より前方に突出し、盤面405を流下する遊技球の流路を形成する。基部638は、凸部632から盤面405上に広がる形状を成し、凸部632を支持する。基部638には、流路部材630を盤面405に固定するネジを通す貫通孔637が設けられている。流路部材630は、2つの基部638を備え、2つの基部638の各々に1つの貫通孔637が設けられている。
The
流路部材630の凸部632は、6つの平面636a,636b,636c,636d,636e,636fを形成する。6つの平面636a〜636fは、相互に異なる大きさである。言い換えると、6つの平面636a〜636fは、正面から見た場合、相互に異なる長さである。
The
図11は、第4変形例における流路構造600aを示す正面図である。流路構造600aは、2つの流路部材620を異なる取り付け角度で一連に組み合わせることによって構成されている。流路構造600aによって形成される流路の長さは、流路構造600aを構成する流路部材620の個数に応じて変更可能である。盤面405における流路構造600aから離れた位置には、流路構造600aを構成する流路部材620とは異なる単独の流路部材620が設けられていてもよい。流路構造600aによれば、遊技球GBを緩やかに右側に流す流路を形成できる。
FIG. 11 is a front view showing a
図12は、第5変形例における流路構造600b,600cを示す正面図である。流路構造600bは、5つの流路部材630を同じ取り付け角度で縦方向に一連に組み合わせることによって構成されている。流路構造600cは、5つの流路部材630を同じ取り付け角度で縦方向に一連に組み合わせることによって構成されている。流路構造600bは、遊技球GBを流下させることが可能な間隙を置いて流路構造600cから上下にずれた位置に設けられている。盤面405における流路構造600b,600cから離れた位置には、流路構造600b,600cを構成する流路部材630とは異なる単独の流路部材630が設けられていてもよい。流路構造600b,600cによれば、遊技球GBを左右交互に流すことによって遊技球GBの流速を抑制する流路を形成できる。
FIG. 12 is a front view showing the
以上説明した実施形態によれば、流路部材510a,510b,520,610,620,630などの成形部材を汎用的に用いて、流路部材の個数に応じた所望の長さの流路を形成できる。また、流路構造500では、流路構造500によって形成される流路の中間部を形成する流路部材520の個数に応じて流路の長さを調整できる。また、流路構造500における流路部材510a,510b,520は、隣接する他の流路部材と相互に連結しているため、流路構造500を構成する全ての流路部材を盤面405に対して個別に固定することなく、流路部材510a,510bを盤面405に対して固定することによって流路構造500の全体を盤面405に固定できる。
According to the embodiment described above, the forming members such as the
また、単独の流路部材610,620,630を汎用的に用いて遊技球の流路を形成できる。また、流路部材610,620,630における平面の組合せに応じて多様な流路を形成できる。また、流路部材610,620,630は、遊技釘のように長期の使用による変形の虞がない。また、流路部材610,620,630は、遊技釘であれば多量の数が必要な長さの流路を、比較的に少ない部品点数で形成できる。そのため、流路部材610,620,630によれば、遊技釘と比較して、盤面405への組み付け工数、メンテナンスの頻度やコストを抑制できる。
In addition, it is possible to form the flow path of the gaming ball by using the single
B.他の実施形態
本明細書に開示する技術は、上述した実施形態、実施例および変形例に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現できる。例えば、上述した実施形態、実施例および変形例における技術的特徴のうち、発明の概要の欄に記載した各形態における技術的特徴に対応するものは、上述の課題の一部または全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部または全部を達成するために、適宜、差し替えおよび組み合わせることができる。また、本明細書中に必須なものとして説明されていない技術的特徴については、適宜、削除できる。
B. Other Embodiments The technology disclosed in the present specification is not limited to the above-described embodiments, examples, and modifications, and can be realized in various configurations without departing from the scope of the present invention. For example, among the technical features in the embodiments, examples, and modifications described above, those corresponding to the technical features in the respective forms described in the section of the summary of the invention solve some or all of the problems described above. In order to achieve or to achieve some or all of the above-mentioned effects, it is possible to replace and combine them as appropriate. In addition, technical features that are not described as essential in the present specification can be deleted as appropriate.
パチンコ機は、内部に封入された遊技球を循環させて遊技に利用する封入式弾球遊技機(管理遊技機)であってもよい。 The pachinko machine may be a sealed ball game machine (management game machine) that circulates a game ball enclosed inside and uses it for playing a game.
盤面405の流路構造は、流路部材610、流路部材620、流路部材630および流路部材640の少なくとも1種類の流路部材を、流路構造500と一連に組み合わせた流路構造であってもよい。盤面405の流路構造は、異なる流路部材510a,510b,520,610,620,630同士を一連に組み合わせることによって構成されてもよい。
The flow path structure of the
10…パチンコ機
80…カードユニット
110…外枠
112…ヒンジ
120…内枠
122…ヒンジ
124…上皿
126…下皿
128…鍵穴
130…前枠
132…透明板
134…電飾
136…スピーカ
140…ハンドル
152…残高表示装置
154…球貸スイッチ
156…精算スイッチ
160…演出ボタン
172…遊技球タンク
174…払出装置
210…主制御装置
220…サブ統合制御装置
230…演出図柄制御装置
240…払出制御装置
250…発射制御装置
265…外部接続端子板
290…電源基盤
302…設定切替スイッチ
304…設定変更スイッチ
400…遊技盤
401…ガイドレール
404…導入口
405…盤面
408…排出口
410…ゲート
420…誘導役物
430…入球装置
438…始動口
440…誘導役物
450…一般入賞口
460…ゲート
470…大入賞口
480…大入賞口
490…演出図柄表示装置
500,500a,500b,500c…流路構造
502…凸部
504…基部
506…固定基部
507…貫通孔
508…ネジ
510a,510b…流路部材
512…連結突起
514…連結孔
516a,516b…平面
520…流路部材
522…連結突起
524…連結孔
526a,526b…平面
600a,600b,600c…流路構造
610…流路部材
620…流路部材
622…凸部
626a〜626e…平面
627…貫通孔
628…基部
630…流路部材
632…凸部
636a〜636f…平面
637…貫通孔
638…基部
640…流路部材
680…風車
690…流路構造
GB…遊技球
DESCRIPTION OF
Claims (5)
前記盤面に固定され、前記盤面より前方に突出し、前記盤面を流下する遊技球の流路を形成する流路構造と
を備える弾球遊技機であって、
前記流路構造は、前記盤面に直行する2つ以上の平面を形成する凸部をそれぞれ有する複数の流路部材を、一連に組み合わせることによって構成され、
前記流路構造によって形成される流路の長さは、前記流路構造を構成する前記流路部材の個数に応じて変更可能である、ことを特徴とする弾球遊技機。 A game board that forms a board surface on which game balls flow down,
A ballistic ball game machine comprising: a flow path structure fixed to the board, projecting forward from the board, and forming a flow path of gaming balls flowing down the board;
The flow path structure is configured by combining in series a plurality of flow path members each having a convex portion forming two or more planes orthogonal to the board surface,
A ball game machine characterized in that the length of the flow path formed by the flow path structure can be changed according to the number of the flow path members constituting the flow path structure.
前記複数の流路部材は、
前記流路の端部を形成する第1の流路部材と、
前記流路における他の流路部材に挟まれた中間部を形成する第2の流路部材と
を含み、
前記流路構造によって形成される流路の長さは、前記流路構造を構成する前記第2の流路部材の個数に応じて変更可能である、ことを特徴とする弾球遊技機。 A ball and ball game machine according to claim 1, wherein
The plurality of flow path members are
A first channel member forming an end of the channel;
A second flow passage member forming an intermediate portion sandwiched by other flow passage members in the flow passage;
A ball game machine characterized in that the length of the flow path formed by the flow path structure can be changed according to the number of the second flow path members constituting the flow path structure.
前記複数の流路部材は、前記流路構造において隣接する他の流路部材と相互に連結しており、
前記流路構造は、前記複数の流路部材における一部の流路部材を介して前記盤面に固定されている、ことを特徴とする弾球遊技機。 It is a ball game machine according to claim 1 or claim 2,
The plurality of flow passage members are mutually connected to other adjacent flow passage members in the flow passage structure,
The ball game machine characterized in that the flow passage structure is fixed to the board via a part of flow passage members of the plurality of flow passage members.
前記複数の流路部材の少なくとも1つは、前記盤面と直行する5つ以上の平面を形成する凸部を有し、
前記5つ以上の平面は、相互に異なる大きさである、ことを特徴とする弾球遊技機。 A ball game machine according to any one of claims 1 to 4, wherein
At least one of the plurality of flow path members has a convex portion forming five or more planes orthogonal to the plate surface,
A bullet ball game machine characterized in that the five or more planes are different in size from one another.
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