JP2019091118A - 情報処理装置 - Google Patents

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Hisafumi Matsushita
尚史 松下
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Abstract

【課題】ユーザが入力パスワードを確認し易く、入力パスワードを第三者に認識される危険性が低い、パスワード入力機能を有する情報処理装置を提供する。【解決手段】情報処理装置10は、ユーザにより入力されたパスワードを受け付ける操作部121、113と、入力されたパスワードを所定の表示形式で表示する表示部112と、表示部上でのパスワードの表示形式を制御する制御部111と、を備える。制御部は、BIOSパスワードの入力時において、第1モードでは、入力されたパスワードの全ての文字を秘匿した状態で表示部に表示し、第2モードでは、入力されたパスワードの少なくとも一部の文字を秘匿しない状態で表示する。制御部は、第1モードにおいて1つまたは複数の所定キーが入力されたときに第2モードに移行する。【選択図】図2

Description

本開示は、パスワードを入力する情報処理装置に関する。
特許文献1は、パスワード入力画面において、一つの入力文字が確定されるごとに、当該入力文字をアスタリスク“*”に置き換えて秘匿するパスワード入力装置を開示している。特許文献2は、パスワード入力画面において、所定数の文字が入力されるごとに、当該所定数の入力文字をアスタリスク“*”に置き換えて秘匿するパスワード入力装置を開示している。特許文献1および特許文献2の構成は、ユーザは入力する文字を視認しながらパスワードを入力することができ、かつ入力確定済みのパスワード文字を第三者に認識される危険性を低減する効果を有する。
特開2001−166843号公報 米国特許出願公開第2014−0146054号明細書
本開示は、ユーザが入力パスワードを確認し易く、入力パスワードを第三者に認識される危険性が低い、パスワード入力機能を有する情報処理装置を提供する。
本開示の第1の態様の情報処理装置は、ユーザにより入力されたパスワードを受け付ける操作部と、入力されたパスワードを所定の表示形式で表示する表示部と、表示部上でのパスワードの表示形式を制御する制御部と、を備える。制御部は、BIOSパスワードの入力時において、第1モードでは、入力されたパスワードの全ての文字を秘匿した状態で表示部に表示し、第2モードでは、入力されたパスワードの少なくとも一部の文字を秘匿しない状態で表示する。制御部は、第1モードにおいて1つまたは複数の所定キーが入力されたときに第2モードに移行する。
本開示の第2の態様の情報処理装置は、着脱可能な外部の入力装置に接続され、ユーザにより入力されたパスワードを外部の入力装置から取得するインタフェース部と、インタフェース部を介して入力したパスワードを所定の表示形式で表示する表示部と、表示部上でのパスワードの表示形式を制御する制御部と、を備える。制御部は、BIOSパスワードの入力時において、第1モードでは、入力されたパスワードの全ての文字を秘匿した状態で表示部に表示し、第2モードでは、入力されたパスワードの少なくとも一部の文字を秘匿しない状態で表示する。制御部は、第1モードにおいて1つまたは複数の所定キーが入力されたときに第2モードに移行する。
本開示によれば、入力したパスワードを、ユーザが確認し易くかつ第三者に認識される可能性が低い、パスワードの入力機能を有する情報処理装置を提供することができる。
本開示の実施の形態に係る情報処理装置10の斜視図 図1の情報処理装置10の内部構成を示すブロック図 図1のベース部12のキーボード121がとり得る様々なキー配列を説明した図 図1の情報処理装置10の表示部112に表示された、BIOSパスワードの入力画面を示す図 本開示の実施の形態1の情報処理装置10の表示部112における、BIOSパスワード入力時の画面の表示の様子を示す図 本開示の実施の形態1の情報処理装置10における、BIOSパスワード入力時の表示モードの切換え処理を示すフローチャート 本開示の実施の形態1の情報処理装置10における、BIOSパスワードの入力時の表示切換え処理を示すフローチャート 本開示の実施の形態2の情報処理装置10の表示部112における、BIOSパスワード入力時の画面表示の様子を示す図 本開示の実施の形態2の情報処理装置10における、BIOSパスワード入力時の表示モードの切換え処理を示すフローチャート 図9Aの一部文字表示モードの設定動作の処理を示すフローチャート 本開示の実施の形態2の情報処理装置10における、BIOSパスワード入力時の表示モードの切換え処理を示すフローチャート 本開示の実施の形態2の情報処理装置10における、BIOSパスワード入力時の表示モードの切換え処理を示すフローチャート
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者(ら)は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態1)
[1−1.構成]
[1−1−1.外観]
図1は、本開示の実施の形態に係る情報処理装置10の斜視図である。図1(A)に示すように、情報処理装置10は、タブレット部11と、ベース部12とを備える。タブレット部11は、パスワード入力画面等を表示する表示部112を備える。ベース部12は、情報処理装置10に対してユーザが入力操作を行うためのキーボード121を備える。図1(B)に示すように、タブレット部11は、ベース部12から取り外すことができる。タブレット部11をベース部12に装着したときは、情報処理装置10は、ノートブック型コンピュータとして利用することができる。また、タブレット部11単体でも使用でき、その場合、情報処理装置10はタブレット型コンピュータとして使用することができる。このように情報処理装置10は所謂デタッチャブル型コンピュータである。
タブレット部11は、単体でコンピュータとしての機能を有する。タブレット部11は、表示部112を備える。表示部112は、例えば液晶表示デバイスで構成される。表示部112は有機ELデバイスのような他の表示デバイスで構成されてもよい。表示部112には、液晶表示デバイスに重畳してユーザのタッチ操作を受付可能なタッチパネルが設けられている。タブレット部11は、コンピュータとしての機能を実現するため、中央演算処理装置(CPU)、揮発性記憶装置(RAM)、不揮発性記憶装置(ROM、SSD等)、バッテリ等を内蔵している。不揮発性記憶装置(ROM、SSD等)には、BIOS(Basic Input/Output System)、オペレーティングシステム(OS)、種々のアプリケーションプログラム、種々のデータ等が格納されている。中央演算処理装置(CPU)は、BIOS、OS、アプリケーションプログラム、種々のデータを読み込んで演算処理を実行することにより、種々の機能を実現する。また、タブレット部11は、ベース部12の負荷や回路と電気的な接続を行うためのコネクタ(図示せず)を備えている。
ベース部12は、情報処理装置10に対してユーザが入力操作を行うためのキーボード121を備える。キーボード121は、様々な言語に応じて設定された複数種類のキー配列の中のいずれか1つのキー配列を有する。複数種類のキー配列については後述する。
図2は、図1の情報処理装置10の内部構成を示すブロック図である。
タブレット部11は、コントローラ111と、表示部112と、タッチ検出部113と、ベース部12と通信するためのインタフェース114とを備える。コントローラ111は、プログラムを実行することで後述する機能を実現する。コントローラ111は、プログラムを実行することで機能を実現する汎用的なプロセッサを含む。コントローラ111は所定の機能を実現するように設計された専用のハードウェア回路で実現してもよい。すなわち、コントローラ111は、CPU、MPU、DSP、マイコン、FPGA、ASIC等で実現できる。表示部112は液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等で構成できる。インタフェース114は、後述するベース部12側のインタフェース123と接続するコネクタと、通信回路とを含む。タブレット部11は、インタフェース114を介してベース部12と通信する。
ベース部12は、キーボード121と、キーボード121における入力を検出するキー検出部122と、タブレット部11と通信するためのインタフェース123とを備える。キー検出部122は、ユーザが操作したキーボード121のキー入力を検出する。インタフェース123は、タブレット部11側のインタフェース114と接続するコネクタと、通信回路とを含む。インタフェース123を介して、キー検出部122で検出されたキーを示すキー入力信号がタブレット部11に送信される。
図3は、ベース部12のキーボード121がとり得る様々なキー配列を説明した図である。図3(A)は、英語用のキー配列を示し、以下このキー配列を有するキーボードを「US配列キーボード」と称する。図3(B)は、日本語用のキー配列を示し、以下このキー配列を有するキーボードを「日本語配列キーボード」と称する。図3(C)は独語用のキー配列であり、以下このキー配列を有するキーボードを「独語配列キーボード」と称する。図3(D)は、仏語用のキー配列を示し、以下このキー配列を有するキーボードを「仏語配列キーボード」と称する。
このようにキーボード121のキー配列が複数種類あることから、1つのタブレット部11に対して、異なるキー配列を有するベース部12が取り替えられて使用される場合があり、そのような場合に以下のような問題が生じ得る。
ベース部12が図3(A)に示すUS配列キーボードを有する場合において、そのキーボードにおいて「Z」キーが押下された場合、ベース部12は下から2段目でかつ左から2つめのキーが押されたことを示すキー入力信号をタブレット部11に送信する。これは、ベース部12が図3(B)に示す日本語配列キーボードを有する場合も同様である。一方、ベース部12が図3(C)に示す独語配列キーボードを有する場合において、そのキーボードにおいて「Z」キーが押下された場合、ベース部12は上から3段目でかつ左から7つめのキーが押されたことを示すキー入力信号をタブレット部11に送信する。同様に、ベース部12が図3(D)に示す仏語配列キーボードを有する場合において、そのキーボードにおいて「Z」キーが押下された場合、ベース部12は上から3段目でかつ左から3つめのキーが押されたことを示すキー入力信号をタブレット部11に送信する。
一般に、BIOSパスワード入力時には、タブレット部11のコントローラ111は、ベース部12から受信したキー入力信号にしたがい、US配列キーボードの配列に基づきキーを解釈する。
したがって、BIOSパスワード入力時にUS配列キーボードや日本語配列キーボードで「Z」キーが押下された場合、コントローラ111は、ベース部12から、下から2段目でかつ左から2つめのキーが押されたことを示すキー入力信号を受信する。このため、コントローラ111は、US配列キーボードの配列に基づき「Z」キーが押されたと認識する。
一方、BIOSパスワード入力時に独語配列キーボード(図3(C))で「Z」キーが押下された場合、コントローラ111は、ベース部12から、上から3段目でかつ左から7つめのキーが押されたことを示すキー入力信号を受信する。このため、コントローラ111は、「Y」キーが押されたと認識する。同様に、仏語配列キーボード(図3(D))で「Z」キーが押下された場合、コントローラ111は「W」キーが押されたと認識する。
このように、BIOSパスワード入力時には、同じキーが操作された場合であっても、入力に使用したキーボードの種類に応じてコントローラ111が解釈するキーの種類が異なってしまう。よって、BIOSパスワードの最初の設定をUS配列キーボードや日本語配列キーボードを有するベース部12を用いて行い、その後のBIOSパスワードの入力時に独語配列キーボードまたは仏語配列キーボードを有するベース部12でキー入力を行った場合、ユーザが意図したキーと異なるキーがコントローラ111に認識されてしまう。このため、BIOSパスワードの入力が正しくできないという課題がある。
本実施の形態の情報処理装置10は上記の課題を解決するため、BIOSパスワード入力時において以下に示す制御を行う。
[1−2.動作]
以上のように構成される情報処理装置10におけるBIOSパスワード入力時の動作を説明する。
ユーザにより情報処理装置10の電源がオンされると、タブレット部11のコントローラ111は、図4に示すように、表示部112にBIOSパスワードの入力画面を表示する。この状態で、BIOSパスワードの入力のためにユーザにより、ベース部12のキーボード121のいずれかのキーが押下されると、キー検出部122は、押下されたキーを検出する。そして、検出されたキーを示すキー入力信号がインタフェース123を介してタブレット部11に送信される。タブレット部11はインタフェース114を介してキー入力信号を受信する。タブレット部11のコントローラ111は、受信したキー入力信号からユーザにより押下されたキーを判断して、表示部112に表示する。
図5は、本実施の形態の情報処理装置10の表示部112における、BIOSパスワード入力時の画面表示の様子を示す図である。なお、以下では、パスワードとして入力可能な文字を「パスワード文字」と称する。パスワード文字には、アルファベット、記号、数字が含まれるが、「Tab」キー、「Shift」キー、矢印キー(「←」キー、「→」キー等)、「Enter」キー等は含まれない。
ユーザにより、BIOSパスワードが一文字ずつ入力されると、入力された文字が入力画面に表示される。その際、図5(A)に示すように、入力された文字はそのまま表示されず、所定の秘匿文字(“*”)に置換されて表示される。このように、BIOSパスワード入力時において入力された文字を秘匿文字に変換して表示するモードを「秘匿モード」と称する。
本実施の形態の情報処理装置10は、秘匿モードに加えて、BIOSパスワード入力時において入力された文字を秘匿せずにそのまま表示するモード「全文字表示モード」を有する。BIOSパスワードの入力時において、デフォルトでは秘匿モードに設定されている。秘匿モードにおいて、第1の所定キー(ここでは、一例として「Shift」キーおよび「Tab」キー)が押下されると、全文字表示モードに切り換わる。全文字表示モードでは、図5(B)に示すように、入力された文字が秘匿されずにそのまま表示される。ここで、秘匿されずにそのまま表示されるとは、入力された文字が、キーボード上のいずれの文字であるかをユーザが視覚的に認識できるような形式で表示されることをいう。
具体的には、ユーザによりBIOSパスワードとして、“AbCd74”の一連の文字が入力された場合、図5(A)に示すように、秘匿モードでは、タブレット部11のコントローラ111は、“AbCd74”のそれぞれの文字を秘匿文字(“*”)に置換して表示部112に表示する。この状態でユーザにより「Shift」キーおよび「Tab」キーが同時に押下されると、全文字表示モードに切り換わり、図5(B)に示すように、コントローラ111は、入力された文字列“AbCd74”を秘匿せずにそのまま表示する。このとき、コントローラ111は、「Shift」キーおよび「Tab」キーが押下されてから所定の期間、図5(B)のように秘匿しない形式ですべての入力された文字を表示する。全文字表示モードにおいて入力された文字を秘匿せずに表示している間に、さらに「Shift」キーおよび「Tab」キーが押下されたことを検出した場合、コントローラ111は、さらに、その検出した時点から所定の期間、すべての入力文字を秘匿せずに表示する。
図6は、本実施の形態1の情報処理装置10における、BIOSパスワード入力時の表示モードの切換え処理を示すフローチャートである。まず、図6のフローチャートを用いて、BIOSパスワード入力時における秘匿モードと全文字表示モードの切換え処理を説明する。
情報処理装置10の電源がオンにされると、タブレット部11のコントローラ111は、まずモードを秘匿モードに設定する(S601)。コントローラ111は、ベース部12からのキー入力信号がある場合(S602でYES)、ステップS603に遷移する。一方、ベース部12からのキー入力信号がない場合(S602でNO)、ステップS604に遷移する。ステップS603において、コントローラ111は、受信したキー入力信号が、第1の所定キー(「Shift」キーおよび「Tab」キー)を示す信号であるか否かを判断する。
コントローラ111は、キー入力信号が、第1の所定キーを示す信号であると判断した場合(S603でYES)、モードを全文字表示モードに設定し(S606)、タイマを初期化(タイマ変数Tに0を設定)した後でタイマをオンし(S607)、ステップS602に遷移する。
一方、受信したキー入力信号が第1の所定キーを示す信号ではないと判断した場合(S603でNO)、ステップS604に遷移する。
ステップS604において、コントローラ111は、タイマがオンしているか否かを判断する(S604)。
タイマがオンしていると判断した場合、コントローラ111は、タイマがオンに設定されてから所定時間が経過しているか否かを判断する(S608)。具体的には、Tが所定値より大きいか否かを判断する(S608)。Tが所定値より大きいと判断した場合(S608でYES)、コントローラ111は、全文字表示モードから秘匿モードに切り換えて(S609)、タイマをオフし(S610)、ステップ605に遷移する。ステップ608において、Tが所定値以下であると判断した場合(S608でNO)、コントローラ111は、ステップS605に遷移する。一方、ステップS604において、タイマがオンしていないと判断した場合、コントローラ111は、ステップS608,S609,S610の処理を行うことなく、ステップS605に遷移する。
ステップS605において、コントローラ111は、受信したキー入力信号が、文字入力の確定を指示する「Enter」キーであるか否かを判断する。「Enter」キーではないと判断した場合(S605でNO)、コントローラ111は、ステップS602に遷移する。一方、「Enter」キーであると判断した場合(S605でYES)、コントローラ111は、本処理を終了する。
以上のように、ユーザにより第1の所定キーの操作(「Shift」キーおよび「Tab」キーの同時入力)がなされたときに、秘匿モードから全文字表示モードへ切り換えられる。これにより入力されたパスワード文字が秘匿されずに表示される。そして全文字表示モードへの切り換え後所定時間が経過すると、秘匿モードに戻される。これにより、入力されたパスワード文字が秘匿されて表示される。
図7は、本開示の実施の形態1の情報処理装置10における、BIOSパスワードの入力時の表示切換え処理を示すフローチャートである。図7のフローチャートを用いて、情報処理装置10におけるBIOSパスワード入力時の入力文字の表示切換え処理を説明する。
BIOSパスワードの入力時において、コントローラ111は、ベース部12からキー入力信号の受信を行う(S701)。コントローラ111は、入力キー信号が、パスワード文字を示す信号であるか否かを判断する(S702)。
パスワード文字を示す信号であると判断した場合(S702でYES)、コントローラ111は、現在設定されているモードが秘匿モードであるか否かを判断する(S705)。秘匿モードではないと判断した場合(S705にてNO)、すなわち、現在設定されているモードが全文字表示モードであると判断した場合、コントローラ111は、今まで入力された全パスワード文字を秘匿せずにそのまま表示する(S707)。これにより入力された文字列を視認して確認することができる。その後、コントローラ111は、ステップS701に遷移する。
現在設定されているモードが秘匿モードであると判断した場合(S705にてYES)、コントローラ111は、今まで入力された全パスワード文字を“*”に変換して表示する(S706)。これにより入力された文字列が秘匿して表示される。その後、コントローラ111は、ステップS701に遷移する。
一方、キー入力信号がパスワード文字を示す信号ではないと判断した場合(S702でNO)、コントローラ111は、入力キー信号が「BackSpace」キーを示す信号であるか否かを判断する(S703)。入力キー信号が「BackSpace」キーを示す信号ではないと判断した場合(S703でNO)、コントローラ111は、キー入力信号が、文字入力の確定を指示する「Enter」キーを示す信号であるか否かを判断する(S704)。
キー入力信号が「Enter」キーを示す信号であると判断した場合(S704でYES)、コントローラ111は、本処理を終了する。入力キー信号が「Enter」キーを示す信号ではないと判断した場合(S704でNO)、コントローラ111は、ステップS701に遷移する。
一方、入力キー信号が「BackSpace」キーを示す信号であると判断した場合(S703でYES)、コントローラ111は、最後に入力された文字を削除する(S708)。その後、コントローラ111は、ステップS701に遷移する。なお、ステップS708における「削除」は、バッファから入力された文字列のうちの最後に入力された文字を削除すること、および当該最後に入力された文字が削除された文字列を表示することを含む。
以上のように、全文字表示モードまたは秘匿モードに応じて、入力された文字列をそのまま表示したり、秘匿して表示したりすることができる。
[1−3.効果]
以上述べたように、本実施の形態の情報処理装置10は、ユーザにより入力されたパスワードを受け付けるキーボード121、ベース部12またはタッチ検出部113(いずれも、操作部の一例)と、入力されたパスワードを所定の表示形式で表示する表示部112(表示部の一例)と、表示部112上でのパスワードの表示形式を制御するコントローラ111(制御部の一例)と、を備える。コントローラ111は、BIOSパスワードの入力時において、秘匿モード(第1モードの一例)では、入力されたパスワードの全ての文字を秘匿した状態で表示部112に表示する。また、全文字表示モード(第2モードの一例)では、コントローラ111は、入力されたパスワードの全部の文字を秘匿しない状態で表示する。コントローラ111は、秘匿モードにおいて、Shift+Tabキー(1つまたは複数の所定キーの一例)が入力されたときに全文字表示モードに移行する。なお、キーボード121、またはベース部12からパスワードを入力するときは、コントローラ111は、インタフェース114(インタフェース部の一例)を介してパスワードの情報を取得する。
以上の構成により、通常は、秘匿モードに設定することで、セキュリティを確保しつつ、ユーザが文字列を表示させたいときは、第1の所定キーを操作して全文字表示モードに切り換えることで、入力した文字列を確認することができる。したがって、入力されたパスワードを第三者に認識される危険性が低い情報処理装置10を提供することができる。
(実施の形態2)
[2−1.動作]
以下、BIOSパスワード入力時の表示方法の別の例を示す。まず、本実施の形態に係る情報処理装置10の構成は、実施の形態1にて説明したものと同様である。ユーザにより情報処理装置10の電源がオンされると、タブレット部11のコントローラ111は、図4に示すように、表示部112にBIOSパスワードの入力画面を表示する。以下、本実施の形態に係る情報処理装置10のBIOSパスワード入力時の動作を説明する。
本実施の形態の情報処理装置10は、実施の形態1において説明した秘匿モードおよび全文字表示モードに加えて、入力された文字列のうちのユーザによって指定された文字だけを秘匿せずにそのまま表示するモード「一部文字表示モード」(第2の表示モードの一例)を有する。一部文字表示モードでは、入力された文字列のうちのユーザによって指定された一文字のみが秘匿せずにそのまま表示されて、それ以外の文字は秘匿して表示される。図8は、一部文字表示モードにおける、BIOSパスワード入力時の画面表示の様子を示す図である。
BIOSパスワードの入力時において、デフォルトでは秘匿モードに設定されている。ユーザにより、BIOSパスワードが一文字ずつ入力されると、入力された文字が入力画面に表示される。その際、図8(A)に示すように、入力された文字は秘匿モードで表示される。秘匿モードにおいて、第2の所定キー(ここでは、一例として「Shift」キーおよび「←」キー)、または第3の所定キー(ここでは、一例として「Shift」キーおよび「→」キー)が押下されると、一部文字表示モードに切り換わる。ここで、第2および第3の所定キーは、1つまたは複数の所定キーの一例である。
例えば、ユーザによりBIOSパスワードとして、“AbCd74”の一連の文字が入力された場合、図8(A)に示すように、秘匿モードでは、タブレット部11のコントローラ111は、“AbCd74”のそれぞれの文字を秘匿文字(“*”)に置換して表示部112に表示する。
この状態でユーザにより「Shift」キーおよび「←」キー、または「Shift」キーおよび「→」キーが同時に押下されると、一部文字表示モードに切り換わり、図8(B)に示すように、コントローラ111は、入力された文字列“AbCd74”のうちの最後に入力された文字“4”だけを秘匿せずに表示して、それ以外の文字を秘匿文字“*”に置換して表示する。このとき、コントローラ111は、「Shift」キーおよび「←」キー、または「Shift」キーおよび「→」キーが同時に押下されてから所定の期間、一部文字表示モードを継続する。すなわち、図8(B)に示すように“4”だけを秘匿し、他の文字は秘匿した形式で入力された文字を表示する。
次に、図8(B)の状態でユーザによりさらに「Shift」キーおよび「←」キーが同時に押下されると、図8(C)に示すように、秘匿せずに表示する文字を一文字前方にシフトする。すなわち、コントローラ111は、図8(B)で表示していた“4”の左隣の文字“7”を秘匿せずに表示して、それ以外の文字を秘匿文字“*”に置換して表示する。このとき、コントローラ111は、新たに「Shift」キーおよび「←」キーが同時に押下されてから所定の期間、一部文字表示モードを継続する。
さらに、図8(C)の状態でユーザにより「Shift」キーおよび「→」キーが同時に押下されると、図8(D)に示すように、コントローラ111は、表示する文字を一文字後方へシフトする。すなわち、図8(C)で表示していた“7”の右隣の文字“4”を秘匿せずに表示して、それ以外の文字を秘匿文字“*”に置換して表示する。このとき、コントローラ111は、「Shift」キーおよび「→」キーが同時に押下されてから所定の期間、一部文字表示モードを継続する。
以下、本実施の形態の情報処理装置10における、BIOSパスワード入力時の表示モードの切換え処理、および表示の切換え処理を説明する。本実施の形態の情報処理装置10は、実施の形態1における秘匿モードおよび全文字表示モードに加えて、一部文字表示モードを有する。以下では、実施の形態1に対して追加されたステップに限り説明する。
図9Aは、本実施の形態の情報処理装置10における、BIOSパスワード入力時の表示モードの切換え処理を示すフローチャートである。本実施の形態の表示モードの切換え処理は、実施の形態1の表示モード切換え処理(図6)に、さらにステップS603a,S603bが追加されたものである。なお、以下の説明において、実施の形態1で説明したステップについての説明は省略する。
ステップS603において、受信したキー入力信号が「Shift」キーおよび「Tab」キーを示す信号ではないと判断した場合(S603でNO)、コントローラ111は、受信したキー入力信号が、「Shift」キーおよび「←」キー、または「Shift」キーおよび「→」キーであるか否かを判断する(S603a)。受信したキー入力信号が、「Shift」キーおよび「←」キー、または「Shift」キーおよび「→」キーであると判断した場合(S603aでYES)、コントローラ111は、一部文字表示モードの設定処理を行って(S603b)、ステップS602に遷移する。一方、ステップS603aにおいて、受信したキー入力信号が、「Shift」キーおよび「←」キー、または「Shift」キーおよび「→」キーのいずれでもないと判断した場合(S603aでNO)、コントローラ111は、ステップS604に遷移する。
図9Bは、図9Aの一部文字表示モードの設定処理(S603b)を示すフローチャートである。まず、コントローラ111は、現在設定されているモードが一部文字表示モードであるか否かを判断する(S913)。一部文字表示モードではないと判断した場合(S913でNO)、コントローラ111は、表示文字ポインタpt_PWが最後に入力された文字を指し示すように設定する(S916)。ここで、ポインタpt_PWは、一部文字表示モードにおいて表示する文字を示すものである。その後、コントローラ111は、モードを一部文字表示モードに設定して(S917)、ステップS914に遷移する。一方、ステップS913において、現在設定されているモードが一部文字表示モードであると判断した場合(S913でYES)、コントローラ111は、ステップS914に遷移する。
ステップS914において、コントローラ111は、受信したキー入力信号が「Shift」キーおよび「←」キー、または「Shift」キーおよび「→」キーのうちのいずれであるかに応じて、pt_PWをデクリメント、またはインクリメントする。
具体的には、受信したキー入力信号が「Shift」キーおよび「→」キーであると判断した場合、コントローラ111は、基本的にpt_PWをインクリメントする。しかし、例外的に、pt_PWが最後に入力された文字を指し示している場合、すなわち、pt_PWが入力された文字列のうちの右端の文字を指し示している場合は、コントローラ111は、pt_PWをインクリメントしない。このとき、pt_PWは右端の文字を指し示したままになる。
一方、受信したキー入力信号が「Shift」キーおよび「←」キーであると判断した場合、コントローラ111は、基本的にpt_PWをデクリメントする。しかし、例外的に、pt_PWが最初に入力された文字を指し示している場合、すなわち、pt_PWが入力された文字列のうちの左端の文字を指し示している場合は、コントローラ111は、pt_PWをデクリメントしない。このとき、pt_PWは左端の文字を指し示したままになる。
ステップS914の後、コントローラ111は、タイマを初期化(タイマ変数Tに0を設定)した後でタイマをオンし(S915)、本処理を終了する。
以上のように、ユーザにより第2の所定キーの操作(「Shift」キーおよび「←」キーの同時入力)、または第3の所定キーの操作(「Shift」キーおよび「→」キーの同時入力)がなされたときに、秘匿モードから一部表示モードへ切り換えられる。第2の所定キー及び第3の所定キーの操作に応じて、表示文字ポインタpt_PWがインクリメント、デクリメントされる。当該表示文字ポインタpt_PWが指し示す文字だけが秘匿されずに表示される。そして一部文字表示モードへの切り換え後所定時間が経過すると、秘匿モードに戻される。これにより、入力された全パスワード文字が秘匿されて表示される。
図10A,10Bは、本実施の形態の情報処理装置10における、BIOSパスワード入力時の表示切換え処理を示すフローチャートである。本実施の形態の表示切換え処理は、図7に示す実施の形態1の表示切換え処理に、ステップS702a,S705a,S705b,S702b,S703a,S703b,S703cが追加されたものである。なお、以下の説明において、実施の形態1で説明したステップについての説明は省略する。
ステップS705において、現在設定されているモードが秘匿モードではないと判断した場合(S705でNO)、コントローラ111は、現在設定されているモードが全文字表示モードであるか否かを判断する(S705a)。全文字表示モードではないと判断した場合(S705aでNO)、すなわち、一部文字表示モードであると判断した場合、コントローラ111は、pt_PWが指し示す文字を表示して、それ以外の文字を“*”に変えて表示する(S705b)。その後、コントローラ111は、ステップS701に遷移する。一方、ステップS705aにおいて、現在設定されているモードが全文字表示モードであると判断した場合(S705aでYES)、コントローラ111は、今まで入力された文字列を秘匿せずに表示し(S707)、ステップS701に戻る。
ステップS702において、受信したキー入力信号が、パスワード文字ではないと判断した場合(S702でNO)、コントローラ111は、受信したキー入力信号が、「Shift」キーおよび「←」キー、または「Shift」キーおよび「→」キーであるか否かを判断する(S702a)。受信したキー入力信号が、「Shift」キーおよび「←」キー、または「Shift」キーおよび「→」キーであると判断した場合(S702aでYES)、コントローラ111は、pt_PWが指し示す文字を表示して、それ以外の文字を“*”に変えて表示する(S702b)。その後、コントローラ111は、ステップS701に遷移する。一方、ステップS702aにおいて、受信したキー入力信号が、「Shift」キーおよび「←」キー、または「Shift」キーおよび「→」キーのいずれでもないと判断した場合(S702aでNO)、コントローラ111は、ステップS703に遷移する。
ステップS703において、受信したキー入力信号が、「BackSpace」キーを示す信号であると判断した場合(S703でYES)、コントローラ111は、現在設定されているモードが一部文字表示モードであるか否かを判断する(S703a)。一部文字表示モードであると判断した場合(S703aでYES)、コントローラ111は、pt_PWが最後に入力された文字を指し示しているか否かを判断する(S703b)。pt_PWが最後に入力された文字を指し示していると判断した場合(S703bでYES)、コントローラ111は、pt_PWをデクリメントする(S703c)。その後、コントローラ111は、ステップS708に遷移する。ステップS703bにおいて、pt_PWが最後に入力された文字を指し示していないと判断した場合(S703bでNO)、コントローラ111は、ステップS708に遷移する。一方、ステップS703aにおいて、現在設定されているモードが一部文字表示モードではないと判断した場合(S703aでNO)、ステップS708に遷移する。ステップS708において、コントローラ111は、最後に入力された文字を削除する。その後、コントローラ111は、ステップS701に遷移する。なお、ステップS708における「削除」は、バッファから入力された文字列のうちの最後に入力された文字を削除することと、および当該最後に入力された文字が削除された文字列を表示することとを含む。
以上のように、本実施の形態によれば、モードに応じて、入力された文字列の一部の文字のみを秘匿せずにそのまま表示させることができる。すなわち、通常は、秘匿モードに設定することで、セキュリティを確保することができる。さらに、ユーザが入力した文字を確認したいときは、「Shift」キーおよび「tab」キーを操作することで、入力した文字の全てを表示させることができる。また、「Shift」キーおよび「←」キー、または「Shift」キーおよび「→」キーを操作して一部文字表示モードに切り換えることで、入力した文字列を一文字単位で確認することができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1,2を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略等を行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態1、2で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
実施の形態1,2では、情報処理装置の一例として、所謂デタッチャブル型コンピュータを説明したが、本開示の思想は、パスワード機能を有する従来の情報処理装置にも適用することができる。例えば、ワードプロセッサ、電子辞書、携帯端末のような情報処理装置に対して適用できる。
実施の形態1,2では、第1の所定キー、第2の所定キー、第3の所定キーが、それぞれ「Shift」および「Tab」、「Shift」および「←」、「Shift」および「→」である形態を示したが、これらに限定するものではない。第1の所定キー、第2の所定キー、第3の所定キーは、別の単一のキーまたは複数のキーの組合せであってもよい。また、第1の所定キー、第2の所定キー、第3の所定キーは、ユーザにより設定できるものであってもできないものであってもよい。
実施の形態1,2では、ユーザがベース部12に配置されるキーを押下することによってパスワードの入力操作を行う形態を示したが、表示部112に表示されたオンスクリーンキーボードに配置されるキーを押下することによってパスワードの入力操作を行ってもよい。このとき、コントローラ111は、オンスクリーンキーボードに配置されるキーの押下を、タッチ検出部113を介して検出する。
実施の形態1,2では、パスワードを秘匿する際に、秘匿文字として「*」を使用したが、秘匿文字は「*」以外の文字であってもよい。または、パスワードを秘匿するために、入力された文字を表示部112に表示しないようにしてもよい。すなわち、秘匿とは、入力された文字が、キーボード上のいずれの文字であるかをユーザが視覚的に認識できないような状態にすることを意味する。
実施の形態2では、ユーザにより第2の所定キーまたは第3の所定キーが押下されるごとに、入力したパスワード文字のうちの1文字ずつ表示する形態を示したが、複数文字ずつ表示してもよい。このとき、第2の所定キーまたは第3の所定キーが押下されるごとに表示する、入力したパスワード文字の文字数は、ユーザにより設定できる可変値であっても、ユーザによって設定できない固定値であってもよい。
実施の形態2では、秘匿モード、全文字表示モード、および一部文字表示モードを含む形態を示したが、これらに限定するものではない。秘匿モードおよび一部文字表示モードのみを含む形態であってもよい。
また、実施の形態1,2では、パスワード入力の一例として、BIOSパスワード入力を説明したが、本開示のパスワード入力機能は、その他のパスワード入力にも適用することができる。例えば、OSのログインパスワード入力のようなパスワード入力に対して適用できる。
実施の形態1では、所定時間が経過した後に全文字表示モードから秘匿モードに遷移する形態を示したが、これらに限定するものではない。任意の所定キーが押下されると、所定時間が経過する前であっても全文字表示モードから秘匿モードに遷移するように構成されてもよい。
実施の形態2では、所定時間が経過した後に一部文字表示モードから秘匿モードに遷移する形態を示したが、これらに限定するものではない。任意の所定キーが押下されると、所定時間が経過する前であっても一部文字表示モードから秘匿モードに遷移するように構成されてもよい。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略等を行うことができる。
10 情報処理装置
11 タブレット部
12 ベース部
111 コントローラ
112 表示部
121 キーボード

Claims (8)

  1. ユーザにより入力されたパスワードを受け付ける操作部と、
    入力されたパスワードを所定の表示形式で表示する表示部と、
    前記表示部上でのパスワードの表示形式を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、BIOSパスワードの入力時において、
    第1モードでは、入力されたパスワードの全ての文字を秘匿した状態で前記表示部に表示し、第2モードでは、入力されたパスワードの少なくとも一部の文字を秘匿しない状態で表示し、
    前記制御部は、前記第1モードにおいて1つまたは複数の所定キーが入力されたときに前記第2モードに移行する、
    情報処理装置。
  2. 前記制御部は、前記第2モードにおいて、入力されたパスワードの全ての文字を秘匿しない状態で表示する、請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、前記第2モードにおいて、入力されたパスワードの一文字のみを秘匿した状態で表示する、請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記1つまたは複数の所定キーは矢印キーを含み、
    前記制御部は、前記第2モードにおいて矢印キーが入力される度に、矢印キーの示す方向にしたがい、秘匿しない状態で表示する文字をシフトする、請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、入力した文字を所定文字に置換して表示することにより秘匿した状態で表示する、請求項1記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、前記第1モードにおいて前記1つまたは複数の所定キーが入力されてから所定時間経過後に、前記第2モードを終了して前記第1モードに移行する、
    請求項1記載の情報処理装置。
  7. 前記操作部は着脱可能であり、異なるキー配列を備えた別の操作部に交換可能である、請求項1記載の情報処理装置。
  8. 着脱可能な外部の入力装置に接続され、ユーザにより入力されたパスワードを外部の入力装置から取得するインタフェース部と、
    前記インタフェース部を介して入力したパスワードを所定の表示形式で表示する表示部と、
    前記表示部上でのパスワードの表示形式を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、BIOSパスワードの入力時において、
    第1モードでは、入力されたパスワードの全ての文字を秘匿した状態で前記表示部に表示し、第2モードでは、入力されたパスワードの少なくとも一部の文字を秘匿しない状態で表示し、
    前記制御部は、前記第1モードにおいて1つまたは複数の所定キーが入力されたときに前記第2モードに移行する、
    情報処理装置。
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