JP2019087882A - 撮像装置、撮影方法、撮影プログラム、撮影補助サーバ、撮影システム - Google Patents

撮像装置、撮影方法、撮影プログラム、撮影補助サーバ、撮影システム Download PDF

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努 五十嵐
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卓三 中川
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卓三 中川
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Abstract

【課題】同じ対象物を複数回撮影する用途に適した工事写真用の撮像装置を提供する。【解決手段】撮像装置は、画像データを生成する撮像部と、工事写真の撮影の対象物に関する対象物情報を取得する対象物情報取得部を有している。撮像装置は、撮影するために選択された対象物の撮影条件を、上記対象物情報に従って同じグループにグループ分けされた他の対象物について、同様の撮影条件を適用する反映提示情報を出力する情報敷衍制御部を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、工事写真撮影用の撮像装置に関する。
土木工事や建築工事等の工事現場では、施工後に人の目から隠れてしまう個所の工事が多いため、しっかりと施工されたことの証拠として、工事の様々な工程において、工事写真を撮影することが行われる。
これまで、工事写真の撮影は、通常、撮影箇所や設計値・実測値などの事項を人手で書き込んだ黒板を、撮影対象と撮影目的がよくわかる位置に、黒板面の文字・線が視読できるように配置して、写真撮影することによって行われている。
この作業には、必須事項の書き写しに時間と手間を要する。また、多くの場合、写真撮影に複数の人員を要する。さらに、黒板を携行する労力も必要である。
このような負担を軽減するものとして、特許第4270350号公報は、撮像すべき画像に関するメモ情報を記憶可能な記憶部と、記憶部に記憶されているメモ情報を撮像モード時に表示可能な表示部とを備えたデジタルカメラを開示している。同デジタルカメラはまた、被写体を撮影済みであることを示す撮影状況情報を記憶可能に構成されている。
また、特開2001−24982号公報は、コンピュータで作成した撮影情報をデジタルカメラに送信し、撮影後の画像データと一緒に撮影情報を記憶し、その後に、画像データと撮影情報をコンピュータに送信するデジタルカメラシステムを開示している。
特許第4270350号公報 特開2001−24982号公報
上記のデジタルカメラやデジタルカメラシステムは、撮影の対象物に関する情報を事前に取得するため、前述した手間や労力を軽減するに有効である。また、撮影画像に関連づけて撮影状況情報を記憶するため、撮り忘れの確認にも有効である。
しかし、上記のデジタルカメラやデジタルカメラシステムはいずれも、同じ対象物を現場状況に応じて撮影する用途を考慮して設計されていない。
本発明の目的は、このような実状を考慮してなされたものであり、現場状況に応じて撮影する用途に適した工事写真用の撮像装置、さらには、撮影方法、撮影システム、撮影補助サーバを提供することである。
本発明による撮像装置は、画像データを生成する撮像部と、工事写真の撮影の対象物に関する対象物情報を取得する対象物情報取得部を有している。撮像装置は、撮影するために選択された対象物の撮影条件を、上記対象物情報に従って同じグループにグループ分けされた他の対象物について、同様の撮影条件を適用する反映提示情報を出力する。
本発明による撮影方法は、画像データを生成し、工事写真の撮影の対象物に関する対象物情報を取得し、撮影するために選択された対象物の撮影条件を、上記対象物情報に従って同じグループにグループ分けされた他の対象物について、同様の撮影条件を適用する。
本発明による撮影プログラムは、画像データを生成し、工事写真の撮影の対象物に関する対象物情報を取得し、撮影するために選択された対象物の撮影条件を、上記対象物情報に従って同じグループにグループ分けされた他の対象物について、同様の撮影条件を適用することをコンピュータに実行させる。
本発明による撮影補助サーバは、上記撮像装置による写真撮影の補助をする撮影補助サーバであって、工事物件情報を記憶しているデータベースと、上記データベースから工事物件情報を読み出す情報読み出し部と、上記撮像装置によって撮影される対象物を選定する対象物選定部と、上記工事物件情報に基づいて上記対象物の撮影条件を決定する撮影条件決定部と、上記工事物件情報に基づいて上記対象物をグループ分けするグループ分け部と、上記工事物件情報と、グループ分け情報を含む上記対象物情報とから、上記撮像装置の表示部に表示可能なユーザーインターフェースプログラムを作成するユーザーインターフェース作成部を有している。
本発明による撮影システムは、上記撮像装置と、上記撮像装置による写真撮影の補助をする撮影補助サーバとからなる。上記撮影補助サーバは、工事物件情報を記憶しているデータベースと、上記データベースから工事物件情報を読み出す情報読み出し部と、上記撮像装置によって撮影される対象物を選定する対象物選定部と、上記工事物件情報に基づいて上記対象物の撮影条件を決定する撮影条件決定部と、上記工事物件情報に基づいて上記対象物をグループ分けするグループ分け部と、上記工事物件情報と、グループ分け情報を含む上記対象物情報とから、上記撮像装置の表示部に表示可能なユーザーインターフェースプログラムを作成するユーザーインターフェース作成部を有している。
本発明によれば、同じ対象物を状況に応じて撮影する用途に適した撮像装置、さらには、撮影方法、撮影システム、撮影補助サーバが提供される。
図1は、実施形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。 図2Aは、図1に示された撮像装置における処理のフローチャートの一部を示している。 図2Bは、図1に示された撮像装置における処理のフローチャートの一部を示している。 図2Cは、図1に示された撮像装置における処理のフローチャートの一部を示している。 図2Dは、図1に示された撮像装置における処理のフローチャートの一部を示している。 図3は、図1に示された撮像装置を用いて工事写真の撮影の対象物をユーザが撮影する様子を示している。 図4Aは、図1に示された撮像装置の操作部のタッチパネルに表示された指定部ガイドUIを示しており、部屋選択ウィンドウが表示されている様子を示している。 図4Bは、図1に示された撮像装置の操作部のタッチパネルに表示された指定部ガイドUIを示しており、部屋の間取り図面ウィンドウが表示されている様子を示している。 図4Cは、図1に示された撮像装置の操作部のタッチパネルに表示された指定部ガイドUIを示しており、指定された対象物の情報ウィンドウと撮影回数変更ウィンドウが表示されている様子を示している。 図4Dは、図1に示された撮像装置の操作部のタッチパネルに表示された指定部ガイドUIを示しており、部屋の間取り図面ウィンドウが表示されている様子を示しており、部屋の間取り図面ウィンドウに表示された対象物のうち、撮影中の対象物と、撮影中の対象物と同じグループ分け情報を有する対象物とに、変更後の撮影回数が表示されている様子を示している。 図4Eは、図1に示された撮像装置の操作部のタッチパネルに表示された指定部ガイドUIを示しており、ライブビューウィンドウと撮影回数ウィンドウが表示されている様子を示しており、ライブビューウィンドウに、撮影画像の前面に黒板画像が重ねられた工事写真画像が表示されている。 図5は、部屋の間取りと、対象物のレイアウトを示している。 図6は、実施形態に係る工事写真管理サーバの構成を示すブロック図である。 図7Aは、図1に示された撮像装置と通信を行う図2に示された工事写真管理サーバにおける処理のフローチャートの一部を示している。 図7Bは、図1に示された撮像装置と通信を行う図2に示された工事写真管理サーバにおける処理のフローチャートの一部を示している。 図7Cは、図1に示された撮像装置と通信を行う図2に示された工事写真管理サーバにおける処理のフローチャートの一部を示している。
[撮像装置]
以下、図面を参照しながら、実施形態に係る撮像装置について説明する。
[構成]
図1は、実施形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。図1に示された撮像装置10は、例えばデジタルカメラで構成されるが、タブレット端末やスマートフォン、カメラ機能付き携帯電話機といった撮像機能を有する各種の機器で構成されてもよい。
撮像装置10は、画像データを生成する撮像部11と、撮像部11から画像データを取得して処理する画像処理部12と、撮像装置10を統括的に制御する制御部13と、ユーザによる各種操作の指示や設定の入力を受け付ける操作部14と、画像を含む各種情報を出力する表示部15と、画像を含む各種情報を記憶する記憶部16とを有している。
撮像装置10は、また、撮像装置10の位置を検知する位置センサ17aと、撮像装置10の方位を検知する方位センサ17bと、撮像装置10の姿勢を検知する姿勢センサ17cとを有している。
撮像装置10は、さらに、工事写真管理サーバとの間で各種情報の通信を行う通信部18と、工事写真の撮影の対象物に関する対象物情報を取得する対象物情報取得部19とを有している。工事写真管理サーバについては、後述する。
撮像装置10のこれらの構成要素、すなわち、撮像部11と画像処理部12と制御部13と操作部14と記憶部16と位置センサ17aと方位センサ17bと姿勢センサ17cと通信部18と対象物情報取得部19の各々は、例えば、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせによって構成されている。
〈撮像部11〉
撮像部11は、入って来る光に基づいて光学像を形成し、形成した光学像に対応する画像データを生成して出力するように構成されている。撮像部11は、結像光学系11aと、撮像素子11bと、合焦調節部とを有している。結像光学系11aは、絞りとレンズ等を有しており、入って来る光を集光させるとともに撮像素子11bに入射させる。また、結像光学系11aは、合焦状態を調節するためのフォーカスレンズを含んでいる。撮像素子11bは、例えばCMOSイメージセンサまたはCCDイメージセンサを含んでおり、結像光学系11aにより結像された光学像に係る画像データを生成する。撮像素子11bは、例えば、被写体までの距離検出が可能なように位相差検出画素を含んでいる。合焦調節部は、制御部13から供給されるフォーカス制御信号に従って、結像光学系11aのフォーカスレンズをその光軸方向に駆動したり、撮像素子11bを駆動したりするように構成されている。
〈画像処理部12〉
画像処理部12は、一般に集積回路で構成され、様々な機能が利用しやすい構成で集積されている。画像処理部12は、撮像部11から画像データを取得し、その取得した画像データに対して、撮影モードや撮影状況に応じた画像処理を施すように構成されている。
また、画像処理部12は、撮像部11から取得した画像データに対して画像処理を施すことにより、種々の画像データや画像ファイルや信号を生成するように構成されている。例えば、画像処理部12は、撮像部11から取得した画像データからライブビュー用画像データを生成して出力するように構成されている。画像処理部12は、また、撮像部11から取得した画像データから静止画ファイルを生成して出力するように構成されている。画像処理部12は、また、撮像部11から取得した画像データから動画ファイルを生成して出力するように構成されている。画像処理部12は、さらに、画像処理により、フォーカス制御信号を生成して出力するように構成されている。
〈操作部14〉
操作部14は、ユーザが撮像装置10を操作することを可能にするデバイスである。操作部14は、例えば、レリーズボタン、動画ボタン、設定ボタン、選択キー、起動停止ボタン、タッチパネル等を有している。レリーズボタンは、静止画撮影を指示するための操作要素である。動画ボタンは、動画撮影の開始および終了を指示するための操作要素である。設定ボタンは、撮像装置10の設定画面を表示部15に表示させるための操作要素である。選択キーは、例えば設定画面上の項目の選択および決定を行うための操作要素である。起動停止ボタンは、撮像装置10の起動および停止を指示するための操作要素である。タッチパネルは、表示部15の表示画面と一体的に設けられており、表示画面上でのユーザによるタッチ操作を検出するための操作要素である。タッチパネルによってレリーズボタン、動画ボタン、設定ボタン、選択キー、起動停止ボタンと同等の操作ができるように構成されていてもよい。
〈表示部15〉
表示部15は、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイで構成されている。例えば、表示部15は、制御部13から供給される各種情報を出力するように構成されている。例えば、表示部15は、制御部13から供給される画像データに従って画像を表示するように構成されている。表示部15は、また、制御部13から供給される画像以外の情報を出力するように構成されている。例えば、表示部15は、画像に加えて、制御部13から供給される文字情報を表示するように構成されている。さらには、表示部15は、制御部13から供給される音声情報を出力するように構成されていてもよい。
〈記憶部16〉
記憶部16は、例えばフラッシュメモリで構成されている。記憶部16は、制御部13から供給される各種情報を記憶するように構成されている。記憶部16は、また、要求に応じて、記憶している各種情報を制御部13へ提供するように構成されている。
〈位置センサ17a、方位センサ17b、姿勢センサ17c〉
位置センサ17aと方位センサ17bと姿勢センサ17cは、それぞれ、撮像装置の位置と方位と姿勢を検知するように構成されている。位置センサ17aは、例えば、GPSや3GアンテナやWiFi(登録商標)アクセスポイントを利用して位置情報を取得する位置測位センサで構成されている。方位センサ17bは、例えば、電子コンパスなどの地磁気センサで構成されている。姿勢センサ17cは、例えば、ジャイロセンサなどの角速度センサや、加速度センサを用いて構成されている。
〈通信部18〉
通信部18は、撮像装置10と工事写真管理サーバの間の通信を可能にするデバイスである。撮像装置10と工事写真管理サーバの間の通信は、両者間で直に行われてもよいし、別の機器を介して行われてもよい。例えば、通信部18は、工事写真管理サーバから指定部ガイドUIプログラムを受信するように構成されている。通信部18はまた、工事写真管理サーバへ作業情報を送信するように構成されている。工事写真管理サーバは、クラウドサーバとして構成されていてもよい。
工事写真管理サーバは、写真撮影の補助をしているので撮影補助サーバと呼んでもよい。また、通信部18を介してやり取りされる情報の工夫によって、撮像装置10内に搭載した機能の一部または複数を、外部のサーバ内に設けたり、委託したりしてもよい。
通信部18によって受信される指定部ガイドUIプログラムは、例えば、施工図を含んでいる。施工図は、好ましくは、工事の作業工程ごとに分けて作成されており、その作業工程における工事写真に必要な情報を含んでいる。
工事写真に必要な情報は、例えば、工事写真を撮影すべき対象物ごとに設定された対象物情報を含んでいる。
工事写真に必要な情報はまた、好ましくは、工事写真の撮影の対象物の位置情報を含んでいる。例えば、施工図には、対象物ごとに座標が設定されており、その座標に関連づけて対象物情報が記録されている。
対象物情報は、撮影条件情報とグループ分け情報の少なくとも一方を含んでいる。あるいは、対象物情報は、撮影条件情報とグループ分け情報の少なくとも一方を生成可能な情報である
対象物情報は、例えば、撮影条件情報を含んでいる。撮影条件は、例えば、撮影回数である。本実施形態では、撮影条件は、撮影回数であるとして説明する。しかし、撮影条件は、撮影回数に限定されるものではない。
工事写真の撮影の対象物は、例えば、基礎、柱、梁、壁、スラブ等、複数種類の構造物を含んでいる。また、同じ種類の対象物は、例えば、グループ分けされている。対象物は、必ずしも、すべての種類でグループ分けされている必要はない。必要に応じて、1種類または数種類の対象物がグループ分けされているだけでよい。もちろん、すべての種類の対象物がグループ分けされていても一向に構わない。
本実施形態では、少なくとも1種類の対象物がグループ分けされている。言い換えれば、工事写真の撮影の対象物は、グループ分けされた少なくとも1組の対象物を含んでいる。また、グループ分けされた対象物として、柱を例にあげて説明する。グループ分けについては後述する。
対象物情報はまた、グループ分けされた同じ種類の対象物のグループ分け情報を含んでいてもよい。また、グループ分け情報は、他の機器や回路やシステムが、対象物情報から、工事の日程や構造物の種類や配置を判定して作成してもよい。グループ分け情報は、対象物情報から生成できるという意味で、対象物情報がグループ分け情報を含んでいてもよい。ただし、ここでは、単純化のため、対象物情報がグループ分け情報を含む形で説明している。
ここにおいて、グループ分け情報は、グループ分けされた対象物が属するグループを表す情報である。グループ分け部情報は、対象物情報から、対象物の仕様、他の対象物との位置関係、対象物の工事日程情報などに基づいて同じ分類となるものを検索して得られる。なお、グループ分けされていない各対象物の対象物情報は、グループ分け情報として、例えば、グループ分けされていないことを表すヌル値を有している。
通信部18によって送信される作業情報は、例えば、撮影した工事写真を含む画像ファイルや、現場で修正された指定部ガイドUIパラメータの修正情報を含んでいる。指定部ガイドUIパラメータの修正情報は、例えば、撮影回数の変更情報を含んでいる。撮影回数の修正情報は、例えば、撮影回数が修正された対象物の情報と、修正後の撮影回数の情報を含んでいる。指定部ガイドUIパラメータの修正情報は、例えば、工事写真管理サーバにおいて、次回以降の作業の指定部ガイドUIプログラムに反映される。
〈対象物情報取得部19〉
対象物情報取得部19は、通信部18によって受信された指定部ガイドUIプログラムから、工事写真の撮影の対象物に関する対象物情報を取得するように構成されている。
対象物情報取得部19は、黒板情報生成部19aを有している。黒板情報生成部19aは、対象物情報取得部19が取得した対象物情報から、工事写真に写し込む情報である黒板情報を生成して出力するように構成されている。
工事写真は、誰が、いつ、どこで、何を、何のために、どうやって行ったかが識別できるものでなければならない。このため、工事写真に写し込む黒板情報は、立会者や確認者等、施工時期や作業工程等、施工場所や施工部位等、工事種目や分類等、規格や表示マークや寸法等、施工状況等の情報を含んでいる。
このような情報を取得する機能は、工事写真管理サーバが有していてもよい。つまり、この機能ブロックで表した対象物情報取得そのものは外部の工事写真管理サーバが行い、工事写真管理サーバ内に設けられたコンピュータ回路やプログラムが、同様の処理を行い、撮像装置10に黒板情報やUIプログラムを通信部18を介して送信するような構成でもよい。
この全てを工事写真管理サーバが行う必要はなく、黒板に書き込む情報や撮影位置の補助情報を工事写真管理サーバが送信し、それを受信した撮像装置10が黒板の画像そのものや撮像用のUI表示付き画面を作るような分担を行ってもよい。もちろん、黒板画像やUI表示のデータそのものをサーバが送信してもよい。
つまり、ここでの工事写真管理サーバは、撮像装置10が撮影する対象物に関する設計図など、対象物情報を取得する機能を備え、その対象物情報から、その用途ごとに適宜、情報を選別し、撮像装置10が撮影した画像に合成する合成用対象物情報と、上記撮像装置10の表示部に表示可能なユーザーインターフェース情報とを抽出(生成)する情報抽出(生成)部を有するサーバという表現が可能なものである。
つまり、図1における画像処理部12、対象物情報取得部19の一部または全部を工事写真管理サーバが有しており、工事写真管理サーバはその生成情報を撮像装置10の通信部18に送信する送信部を有していてもよい。また、図1の対象物情報取得部19は、設計図の情報だけを取得するだけではなく、設計図などの対象物情報から抜き出して加工した情報(画像情報とかテキスト情報とか)を取得する、という設計も可能である。
〈画像処理部12〉
画像処理部12は、工事写真用の合成画像データを生成するため、黒板画像生成部12aと、画像合成部12bを有している。
黒板画像生成部12aは、黒板情報生成部19aによって生成された黒板情報に基づいて、工事写真に写し込む黒板画像データを生成するように構成されている。
画像合成部12bは、撮像部11から取得した画像データに、黒板画像生成部12aによって生成された黒板画像データを合成して、工事写真用の合成画像データを生成して出力するように構成されている。画像合成部12bは、また、生成した工事写真用の合成画像データに基づいて、工事写真静止画ファイルを生成して出力するように構成されている。
〈制御部13〉
制御部13は、撮像部11と画像処理部12と操作部14と記憶部16と位置センサ17aと方位センサ17bと姿勢センサ17cと通信部18と対象物情報取得部19の各々に適切な動作を行わせるように構成されている。制御部13は、また、これらの構成要素間の情報のやり取りを適切に制御するように構成されている。
制御部13は、撮影回数制御部13aを有している。撮影回数制御部13aは、例えば、次に述べる動作を行うように構成されている。(1)画像合成部12bが工事写真静止画ファイルを生成して出力する都度、撮影回数を減算する。(2)減算後の撮影回数が0であるか否かを判定する。(3)撮影回数が0でないと判定された場合、残りの撮影回数を通知する。
制御部13はまた、情報敷衍制御部13bを有している。情報敷衍制御部13bは、例えば、次に述べる動作を行うように構成されている。(1)撮影中の対象物の撮影条件の変更を指示する変更指示情報を受け取ったときに、撮影中の対象物と同じグループ分け情報(ヌル値を除く)を有する他の対象物について、同様の撮影条件の変更を提示する反映提示情報を出力するとともに、反映提示情報に対する回答指示情報の入力を待つ。(2)同様の撮影条件の変更を承諾する回答指示情報を受け取ったときに、撮影中の対象物と同じグループ分け情報を有する他の対象物について、同様の撮影条件の変更を反映する。なお、(2)は、提示結果の承諾を反映する部分なので、他の機能が代用してもよい。
ここにおいて、撮影中の対象物は、撮影するために選択された対象物を指している。つまり、撮影中の対象物は、今まさに撮影されようとしている対象部または今ちょうど撮影された対象物を意味している。別の言い方をすれば、撮影中の対象物は、今現在、その光学像が撮像部11によって捕らえられている対象物を意味している。また、撮影中の対象物と同じグループ分け情報を有する他の対象物は、別の言い方をすれば、対象物情報に従って同じグループにグループ分けされた他の対象物を意味している。また、反映提示情報は、同様の撮影条件を適用する情報であってもよい。
[動作]
次に、本実施形態に係る撮像装置10の動作について説明する。図2Aと図2Bと図2Cと図2Dは、本実施形態に係る撮像装置10における処理のフローチャートを示している。図2Aと図2Bと図2Cと図2Dの処理は、制御部13が主体となっておこなわれる。
図2Aと図2Bと図2Cと図2Dのフローチャートは、起動に備えて待機しているスタンバイ状態から撮像装置10が起動され、撮像装置10が停止されスタンバイ状態に戻るまでを表している。
スタンバイ状態において、ユーザによって操作部14の起動停止ボタンが操作されたとき、制御部13は、撮像装置10の起動が指示されたと判定し、撮像装置10を起動させる。
撮像装置10が起動された後、ステップS101において、制御部13は、撮像装置10の現在の動作モードが通常撮影モードであるか否かを判定する。記憶部16は、ユーザによる操作部14の操作によって設定された撮像装置10の動作モードを記憶している。動作モードは、初期状態では、受信モードに設定されている。制御部13は、記憶している動作モードに従って、現在の動作モードが通常撮影モードであるか否かを判定する。現在の動作モードが通常撮影モードであると判定された場合、処理はステップS141に移行する。反対に、撮像装置10の動作モードが通常撮影モードでないと判定された場合、処理はステップS102に移行する。
ステップS101において、現在の動作モードが通常撮影モードであると判定された場合、ステップS141において、制御部13は、撮像装置10に通常撮影処理をおこなわせる。その後、処理はステップS128に移行する。通常撮影処理では、ユーザの操作に応じて静止画または動画の撮影が行われる。
ステップS101において、現在の動作モードが通常撮影モードでないと判定された場合、ステップS102において、制御部13は、記憶部16が記憶している動作モードに従って、撮像装置10の現在の動作モードが工事写真撮影モードであるか否かを判定する。現在の動作モードが工事写真撮影モードであると判定された場合、処理はステップS103に移行する。反対に、撮像装置10の現在の動作モードが工事写真撮影モードでないと判定された場合、処理は、図2Bに示されるステップS171に移行する。
ステップS102において、現在の動作モードが工事写真影モードでないと判定された場合、図2Bに示されるステップS171において、制御部13は、記憶部16が記憶している動作モードに従って、撮像装置10の現在の動作モードが再生モードであるか否かを判定する。現在の動作モードが再生モードであると判定された場合、処理はステップS181に移行する。反対に、撮像装置10の現在の動作モードが再生モードでないと判定された場合、処理はステップS172に移行する。
ステップS171において、現在の動作モードが再生モードであると判定された場合、ステップS181において、制御部13は、撮像装置10に再生処理をおこなわせる。その後、処理は、図2Cに示されるステップS129に移行する。再生処理では、ユーザによって選択された画像ファイルが表示部15に再生される。
ステップS171において、現在の動作モードが再生モードでないと判定された場合、ステップS172において、制御部13は、記憶部16が記憶している動作モードに従って、撮像装置10の現在の動作モードが送信モードであるか否かを判定する。現在の動作モードが送信モードであると判定された場合、処理はステップS182に移行する。反対に、撮像装置10の現在の動作モードが送信モードでないと判定された場合、処理はステップS173に移行する。
ステップS172において、現在の動作モードが送信モードであると判定された場合、ステップS182において、制御部13は、撮像装置10に送信処理をおこなわせる。送信処理は、工事写真管理サーバまたはクラウドへ作業情報を送信する処理である。その後、処理は、図2Cに示されるステップS129に移行する。
ステップS172において、現在の動作モードが送信モードでないと判定された場合、ステップS173において、制御部13は、記憶部16が記憶している動作モードに従って、撮像装置10の現在の動作モードが受信モードであるか否かを判定する。現在の動作モードが受信モードであると判定された場合、処理はステップS183に移行する。反対に、撮像装置10の現在の動作モードが受信モードでないと判定された場合、処理はステップS174に移行する。
ステップS173において、現在の動作モードが受信モードであると判定された場合、ステップS183において、制御部13は、撮像装置10に受信処理をおこなわせる。受信処理は、工事写真管理サーバまたはクラウドから指定部ガイドUIプログラムを受信する処理である。その後、処理は、図2Cに示されるステップS129に移行する。
ステップS173において、現在の動作モードが受信モードでないと判定された場合、ステップS174において、制御部13は、記憶部16が記憶している動作モードに従って、撮像装置10の現在の動作モードが設定モードであるか否かを判定する。現在の動作モードが設定モードであると判定された場合、処理はステップS184に移行する。反対に、撮像装置10の現在の動作モードが設定モードでないと判定された場合、処理はステップS175に移行する。
ステップS174において、現在の動作モードが設定モードであると判定された場合、ステップS184において、制御部13は、撮像装置10に設定処理をおこなわせる。設定処理は、操作部14を介してユーザによる設定を受け付ける処理である。その後、処理はステップ、図2Cに示されるS129に移行する。
ステップS174において、現在の動作モードが設定モードでないと判定された場合、ステップS175において、制御部13は、撮像装置10にその他の処理をおこなわせる。その他の処理の後、処理は、図2Cに示されるステップS129に移行する。
図2Aに示されるステップS102において、現在の動作モードが工事写真撮影モードであると判定された場合、ステップS103において、制御部13は、位置センサ17aと方位センサ17bと姿勢センサ17cを起動させる。その後、処理はステップS104に移行する。
ステップS104において、制御部13は、撮像部11に撮像を開始させる。制御部13はまた、画像処理部12にライブビュー(LV)用の画像データを生成させ、ライブビュー(LV)画像を表示部15に表示させる。その後、処理はステップS105に移行する。
ステップS105において、制御部13は、工事写真の撮影の対象物をユーザが指定するための指定部ガイドユーザインターフェース(指定部ガイドUI)を表示することを要求する指示を受けたか否かを判定する。指定部ガイドUIの表示指示を受けたと判定された場合、処理はステップS106に移行する。反対に、指定部ガイドUIの表示指示を受けていないと判定された場合、処理はステップS151に移行する。
例えば、制御部13は、工事写真撮影モードの間、指定部ガイドUIの表示指示のアイコンを操作部14のタッチパネルに表示させており、そのアイコンがタッチされたことを感知した場合に、指定部ガイドUIの表示指示を受けたと判定する。図3は、撮像装置10を用いて工事写真の撮影の対象物30をユーザが撮影する様子を示している。
ステップS105において、指定部ガイドUIの表示指示を受けていないと判定された場合、ステップS151において、制御部13は、静止画記録が指示されたか否かを判定する。ユーザによって、例えば、操作部14のレリーズボタンが操作されたとき、または、操作部14のタッチパネルの静止画の撮影ボタンが操作されたとき、制御部13は、静止画記録が指示されたと判定する。静止画記録が指示されたと判定された場合、処理はステップS152に移行する。静止画記録が指示されていないと判定された場合、処理は、図2Cに示されるステップS128に移行する。
ステップS151において、静止画記録が指示されたと判定された場合、ステップS152において、制御部13は、画像処理部12に静止画ファイルを生成させ、静止画ファイルを記憶部16に記憶させる。その後、処理は、図2Cに示されるステップS128に移行する。
本願の特徴であるグループ分けによって撮影されたかどうかの情報(あるいはグループ分け情報)は、後で重要な確認項目になるので、撮影された画像に関連づけるようにしてもよい。その情報を画像ファイルのメタデータとして記録してもよいし、グループ分け結果をフォルダ構造やフォルダ名に反映してもよい。
また、このグループ分けに基づく同様の撮影条件の適用の提案は、撮影者あるいは随伴者や監督者によって採用または不採用(承諾または不承諾)が判定できるので、この提案に対する採用または不採用(承諾または不承諾)の判定結果の情報をメタデータ化してもよい。
ステップS105において、指定部ガイドUIの表示指示を受けたと判定された場合、ステップS106において、制御部13は、操作部14のタッチパネルに指定部ガイドUIを表示させる。その後、処理はステップS107に移行する。
図4A〜図4Eは、操作部14のタッチパネル50に表示された指定部ガイドUIを示している。図4Aは、指定部ガイドUIに最初に表示される画面を示しており、指定候補が表示されている様子を示している。図4Aに示されるタッチパネル50には、決定ボタンのアイコン50aと、戻るボタンのアイコン50bと、タイトルウィンドウ50cと、部屋指定ウィンドウ50dが示されている。
タイトルウィンドウ50cには、工事の対象の情報(例えば「A社社屋」)と、現在の工程の情報(例えば「工程X」)が表示されている。部屋指定ウィンドウ50dには、いくつかの指定候補の情報(例えば「4F B室 C室 D室」)と、指定候補を指定するための指定アイコン50eとが表示されている。ユーザは、例えば、操作部14の選択キーを操作することにより、指定アイコン50eを移動させて指定候補を変更することができ、また、所望の指定候補を直接タッチすることで指定候補を変更することができる。また、ユーザは、決定ボタンのアイコン50aをタッチすることにより指定候補を確定させることができる。
決定ボタンのアイコン50aがタッチされると、図4Bに示されるように、タイトルウィンドウ50cに、指定した部屋(例えば「A社社屋 4F D室」)の情報が表示され、また、指定した部屋の間取り図面ウィンドウ50fが表示される。間取り図面ウィンドウ50fには、指定された部屋における工事写真の撮影の対象物(例えば柱)を示すいくつかのアイコン50gが表示されている。
ステップS107において、制御部13は、工事写真の撮影の対象物が指定されたか否かを判定する。例えば、ユーザによって、対象物のアイコン50gの1つがタッチされると、タッチされた対象物のアイコン50gが反転表示され、さらに決定ボタンのアイコン50aがタッチされたとき、制御部13は、工事写真の撮影の対象物が指定されたと判定する。工事写真の撮影の対象物が指定されたと判定された場合、処理はステップS108に移行する。工事写真の撮影の対象物が指定されていないと判定された場合、処理は、図2Cに示されるステップS128に移行する。
ステップS107において、工事写真の撮影の対象物が指定されたと判定された場合、ステップS108において、制御部13は、対象物情報取得部19に、指定された対象物すなわち撮影中の対象物に関する対象物情報を取得させ、黒板情報生成部19aに、対象物情報取得部19が取得した対象物情報から、工事写真に写し込む情報である黒板情報を生成させ、これを黒板画像生成部12aに出力させる。
制御部13は、また、黒板画像生成部12aに、黒板情報生成部19aによって生成された黒板情報に基づいて、工事写真に写し込む黒板画像データを生成させる。制御部13は、また、黒板画像生成部12aに、別の黒板画像データの生成の指示を受けるまで、生成した黒板画像データを保持させておく。その後、処理は、図2Cに示されるステップS121に移行する。黒板画像データは、必要回数の撮影が済んだときに消去されてもよい。
図2Cに示されるステップS121において、制御部13の撮影回数制御部13aは、図4Cに示されるように、操作部14のタッチパネル50に、撮影中の対象物の情報ウィンドウ50iと撮影回数変更ウィンドウ50kを表示させる。例えば、対象物の情報ウィンドウ50iには、指定した対象物の情報(例えば「構成部材:鉄筋A」)が表示される。撮影回数変更ウィンドウ50kは、撮影回数ウィンドウ50lとスピンボタンのアイコン50mを有している。撮影回数ウィンドウ50lには、撮影回数の初期値が表示されている。撮影回数の初期値の情報は、通信部18によって受信され、記憶部16に記憶されている指定部ガイドUIプログラムに含まれている。ユーザは、スピンボタンのアイコン50mを操作することによって撮影回数を増減させることができる。撮影回数ウィンドウ50lの表示は、スピンボタンのアイコン50mの操作に伴って変更される。また、ユーザは、決定ボタンのアイコン50aをタッチすることにより撮影回数を確定させることができる。その後、処理はステップS122に移行する。
ステップS122において、撮影回数制御部13aは、撮影中の対象物の撮影回数の変更が指示されたか否かを判定する。例えば、ユーザによって、スピンボタンのアイコン50mが操作されて、撮影回数ウィンドウ50lの表示が変更され、さらに決定ボタンのアイコン50aがタッチされ、スピンボタンのアイコン50mの操作の前後で撮影回数ウィンドウ50lの表示が異なっているとき、撮影回数制御部13aは、撮影中の対象物の撮影回数の変更が指示されたと判定する。撮影回数の変更が指示されたと判定された場合、処理はステップS161に移行する。反対に、撮影回数の変更が指示されていないと判定された場合、処理はステップS123に移行する。
ステップS122において、撮影回数の変更が指示されたと判定された場合、図2Dに示されるステップS161において、制御部13は、撮影回数変更ウィンドウ50kを通して変更後の撮影回数の情報を取得し、撮影中の対象物の対象物情報中の撮影回数のパラメータを更新することにより、撮影回数を変更する。撮影回数のパラメータは、例えば、記憶部16に記憶されている。その後、処理はステップS162に移行する。
ステップS162において、制御部13の情報敷衍制御部13bは、タッチパネル50に、撮影中の対象物と同仕様の対象物について、同様の撮影回数の変更を提示する制御を行う。
そのため、情報敷衍制御部13bは、撮影中の対象物のグループ分け情報と同じグループ分け情報を有する他の対象物(以下、類似対象物と称する)を検索する。グループ分け情報は、記憶部16に記憶されている指定部ガイドUIプログラムに含まれている。
図5に示されるように、対象物(例えば柱)30a,30bは、例えばレイアウトに基づいて、第1のグループの対象物30aと第2のグループの対象物30bにグループ分けされている。これはつまり、このグループ分けが複数の階層、つまり、まず対象物そのものの種別や仕様で分類されているということを示している。これは二次元的な図面上では、符号として表現される。そして、さらにそれが全体の撮影環境下の中(ここでは、特定の部屋など)で、どのような位置にあるかを場合分けされていることを示している。この位置に関しては、例えば、屋内や屋外、日向や日陰、水回りが近いかなど、環境が異なる場合の影響を考慮する場合もあるが、ここでは単純化して説明する。
つまり、ここにおいては、この「位置による分類」は、レイアウトということにして、同じ室内における他の構造物に対する配置関係を意味している。これは二次元的な図面上では他の符号との組合せ状況と表現してもよい。また、例えば、レイアウトは、対象物30a,30bの4面に向かい合った構造物(壁または柱)までの距離d1,d1’,d2,d2’,d3,d3’,d4によって特定される。ここにおいて、距離d1と距離d1’は、ほぼ同じ寸法である。同様に、距離d2と距離d2’、距離d3と距離d3’も、それぞれ、ほぼ同じ寸法である。さらに、距離d1,d1’,d3,d3’は、距離d2,d2’,d4に比べて大幅に小さい寸法である。
ここで、「同じ撮影環境」という表現を使ったのは、工事の進捗単位を想定してのことである。例えば、何月何日に工事をするのは、この部屋、ということであれば、部屋の単位が撮影の単位に一致する。ただし、広い部屋では、その半分しか工事できない事もあり、そのときに共通の撮影用の表示をしても使われることが難しい。また、狭い部屋であれば、同じ撮影日に複数の部屋に同様の撮影指示が出ても意味がある。このような撮影日の一致度は、同じ日に工事される構造物を工程表などの資料から読み取れば良い。工事の進捗によっては進み遅れがあるので、それを補正できるような補助操作を伴ってもよい。あるいは、その工務店などの作業のペースが決まっているならば、そこから推測して、その日に出来る作業量から対象となる構造物を推論してもよい。
こうした設計図面や仕様書、どの範囲にある構造物がどの日にどのような作業で作られるかを記載した工程表、工程管理情報などを対象物情報として、そこからグループ分けが出来、その情報が得られるようにしてもよい。従って、グループ分け情報は、構造物(対象物の仕様)、他の構造物との位置関係(位置のみならず、接続の仕方などで、異なるグループ分けがされることもある)、工事日程情報などから得ることが出来る。これは、特定の構造物と同じ仕様、同じレイアウト関係、同じ日程での工事、という感じで同じ分類となるものを検索していけば簡単に求めることができる。
つまり、工事写真用の撮像装置であって、撮像装置は、画像データを生成する撮像部と、工事写真の撮影の対象物に関する対象物情報を取得する対象物情報取得部を有し、撮像装置は、撮影するために選択された対象物の撮影条件を、上記対象物情報に従って同じにグループ分けされた他の対象物について、同様の撮影条件を適用する反映提示情報を出力する情報敷衍制御部を有するが、この撮影条件を変更した時に、それが同じグループにグループ分けされた他の対象物について、同様の撮影条件を適用するようなものでもよい。
このグループ分けによって撮影されたかどうかの情報(あるいはグループ分け情報)は、後で重要な確認項目になるので、撮影された画像に関連づけるようにしてもよい。その情報を画像ファイルのメタデータとして記録してもよいし、グループ分け結果をフォルダ構造やフォルダ名に反映してもよい。
四隅の対象物30aは、2面が壁に面しており、残りの2面が柱に面している。一方、中央の2つの対象物30bは、1面が壁に面しており、残りの3面が柱に面している。従って、対象物30aと対象物30bは、同じ柱でありながら、レイアウト的には相違している。このような理由から、四隅の対象物30aは、同じグループ(第1のグループ)にグループ分けされ、中央の2つの対象物30bは、対象物30aのグループとは別のグループ(第2のグループ)にグループ分けされている。
ここでは、対象物30a,30bがレイアウトだけに基づいてグループ分けされる例をあげたが、例えば対象物30aが、他の特徴に基づいて、例えば、鉄筋の本数、材質、塗装等のいずれかに基づいて、さらにグループ分けされてもよい。加えて、さらにグループ分けされた対象物30aが、またさらにグループ分けされてもよい。
すなわち、対象物は、階層的にグループ分けされてもよい。例えば、対象物は、第1の特徴に基づいて複数の1次グループにグループ分けされ、1つの1次グループの対象物が、第2の特徴に基づいて複数の2次グループにグループ分けされ、必要であれば、さらに繰り返しグループ分けがおこなわれてもよい。
情報敷衍制御部13bは、さらに、見つかった類似対象物について、同様の撮影条件の変更を提示する反映提示情報を出力するとともに、反映提示情報に対する回答指示情報の入力を待つ。
例えば、情報敷衍制御部13bは、反映提示情報を出力することにより、図4Dに示されるように、タッチパネル50に、撮影条件反映ウィンドウ50qを表示させる。撮影条件反映ウィンドウ50qには、変更後の撮影回数を示す吹き出しのアイコン50rが撮影中の対象物のアイコン50gに重ねて表示されており、また、類似の対象物を明示するために、類似対象物のアイコン50gにも変更後の撮影回数を示す吹き出しのアイコン50rが重ねて表示されている。
また、情報敷衍制御部13bは、反映提示情報を出力することにより、タッチパネル50に表示されたタイトルウィンドウ50cに「反映しますか?」のメッセージを表示させるとともに、回答指示情報を取得するため、タッチパネル50に、はいボタンのアイコン50sと、いいえボタンのアイコン50tを表示させる。例えば、はいボタンのアイコン50sと、いいえボタンのアイコン50tは、表示時にいずれか一方が選択された状態で表示される。その後、処理はステップS163に移行する。
ステップS163において、情報敷衍制御部13bは、類似対象物に対する同様の撮影条件の変更を承諾する回答指示情報を受け取ったか否かを判定する。例えば、はいボタンのアイコン50sが選択された状態で、ユーザによって、決定ボタンのアイコン50aがタッチされたとき、情報敷衍制御部13bは、同様の撮影条件の変更を承諾する回答指示情報を受け取ったと判定する。反対に、いいえボタンのアイコン50tが選択された状態で、ユーザによって、決定ボタンのアイコン50aがタッチされたとき、情報敷衍制御部13bは、同様の撮影条件の変更を承諾しない回答指示情報を受け取ったと判定する。
ここでは、情報敷衍制御部13bは、類似対象物のすべてをひとまとめにして、同様の撮影条件の変更を提示する制御を行う例をあげたが、撮影条件の変更を承諾する類似対象物をユーザが選択できる制御を行ってもよい。例えば、情報敷衍制御部13bは、類似対象物のアイコン50gまたは吹き出しのアイコン50rが、ユーザによるタッチによって、選択と非選択の状態が切り換えられる制御を行ってもよい。例えば、情報敷衍制御部13bは、選択または非選択の状態が視認できるように、選択された類似対象物のアイコン50gまたは吹き出しのアイコン50rを反転表示させる制御を行ってもよい。この場合、はいボタンのアイコン50sが選択された状態で、ユーザによって、決定ボタンのアイコン50aがタッチされたとき、情報敷衍制御部13bは、選択されている類似対象物のアイコン50gについて、同様の撮影条件の変更を承諾する回答指示情報を受け取ったと判定する。
この回答指示は、撮影する撮影しないまでを左右しうる重要な決断であるから、何時、誰が判断したかなどの情報を残すようにしてもよい。例えば、撮像装置は3枚の撮影を提案しているが、撮影者がそれを採用せずに1枚しか撮影しなかった場合、提案を不採用した旨を、撮影された1枚の画像の画像ファイルに「3枚撮影提案不採用、何年何月何日何時何分」というメタデータとして、提案撮影枚数やそれを採用したかどうかを記録した方が良い。また、提案に沿って撮影された画像には「提案撮影」というメタデータを画像ファイルに添付してもよい。
また、情報敷衍制御部13bは、撮影中の対象物と同じ部屋にある類似対象物について、同様の撮影条件の変更を提示する制御を行う例をあげたが、撮影中の対象物と同じ部屋に限らず、他の部屋にある類似対象物についても、同様の撮影条件の変更を提示する制御を行ってもよい。例えば、情報敷衍制御部13bは、タッチパネル50に表示された撮影条件反映ウィンドウ50qに、間取り図の画像に代えて、例えば同じ階にある類似対象物の一覧を表示させる制御を行ってもよい。さらに、情報敷衍制御部13bは、撮影条件反映ウィンドウ50qに表示された類似対象物の一覧の中から、撮影条件の変更を承諾する類似対象物をユーザが選択できる制御を行ってもよい。
同様の撮影条件の変更を承諾する回答指示情報を受け取ったと判定された場合、処理は、ステップS164に移行する。反対に、同様の撮影条件の変更を承諾しない回答指示情報を受け取ったと判定された場合、処理は、ステップS165に移行する。
ステップS163において、同様の撮影条件の変更を承諾する回答指示情報を受け取ったと判定された場合、ステップS164において、情報敷衍制御部13bは、類似対象物の対象物情報中の撮影回数のパラメータを更新することにより、類似対象物の撮影回数を変更する。その後、処理はステップS165に移行する。
ステップS165において、制御部13は、変更後の撮影回数が0であるか否かを判定する。変更後の撮影回数が0であると判定された場合、処理は、図2Cに示されるステップS128に移行する。反対に、変更後の撮影回数が0でないと判定された場合、処理は、図2Cに示されるステップS123に移行する。
ステップS122において、撮影回数の変更が指示されていないと判定された場合、または、ステップS165において、変更後の撮影回数が0でないと判定された場合、ステップS123において、制御部13は、画像合成部12bに、撮像部11から取得した画像データに、黒板画像生成部12aによって生成された黒板画像データを合成させ、工事写真用の合成画像データを生成させる。
制御部13はまた、画像処理部12に、ライブビュー(LV)用の合成画像データを生成させ、図4Eに示されるように、ライブビュー(LV)ウィンドウ50nに表示させる。LVウィンドウ50nには、撮像部11による撮影画像の前面に黒板画像50oが重ねられた工事写真画像が表示される。LVウィンドウ50nの近くには、撮影回数ウィンドウ50pが表示されている。
図4Eに示されたタッチパネル50において、好ましくは、ユーザは、ドラッグアンドドロップ操作によって黒板画像50oの位置を変更することができる。また、ユーザは、戻るボタンのアイコン50bをタッチすることによって、撮影回数変更ウィンドウ50kが表示された図4Cの画面に戻ることができる。その後、処理はステップS124に移行する。
ステップS124において、制御部13は、静止画記録が指示されたか否かを判定する。ユーザによって、例えば、操作部14のレリーズボタンが操作されたとき、または、操作部14のタッチパネルの静止画の撮影ボタンが操作されたとき、制御部13は、静止画記録が指示されたと判定する。静止画記録が指示されたと判定された場合、処理はステップS125に移行する。静止画記録が指示されていないと判定された場合、処理はステップS128に移行する。
ステップS124において、静止画記録が指示されたと判定された場合、ステップS125において、制御部13は、画像合成部12bに、工事写真用の合成画像データに基づいて、工事写真静止画ファイルを生成させ、工事写真静止画ファイルを記憶部16に記憶させる。制御部13は、また、撮影回数のパラメータを1減算する。その後、処理はステップS126に移行する。
ステップS126において、制御部13は、残りの撮影回数が0であるか否かを判定する。残りの撮影回数が0であると判定された場合、処理はステップS127に移行する。反対に、残りの撮影回数が0でないと判定された場合、処理はステップS128に移行する。
ステップS126において、残りの撮影回数が0であると判定された場合、ステップS127において、制御部13は、現在の工事写真の対象物について必要回数の撮影が済んだことを、その対象物の対象物情報に記録する。例えば、対象物情報は、必要回数の撮影が済んだか否かを示すフラグを有しており、制御部13は、このフラグを変更することにより、必要回数の撮影が済んだことを記録する。制御部13は、また、更新後の対象物情報を記憶部16に記憶させる。
更新後の対象物情報は、例えば、撮像装置10の動作モードが送信モードに変更されたときに、工事写真管理サーバまたはクラウドに送信される。または、更新後の対象物情報は、更新後ただちに、動作モードの変更を待つことなく、自動的に送信されてもよい。その後、処理はステップS128に移行する。
ステップS128において、制御部13は、撮影モードの終了が指示されたか否かを判定する。撮影モードの終了が指示されたと判定された場合、処理はステップS129に移行する。反対に、撮影モードの終了が指示されていないと判定された場合、処理は、図2Aに示されるステップS101に移行する。
ステップS128において、撮影モードの終了が指示されたと判定された場合、ステップS129において、制御部13は、撮像装置10の停止が指示されたか否かを判定する。例えば、ユーザによって操作部14の起動停止ボタンが再度操作されたとき、制御部13は、撮像装置10の停止が指示されたと判定する。ステップS129において、撮像装置10の停止が指示されていないと判定された場合、処理は、図2Aに示されるステップS101に戻る。反対に、ステップS129において、撮像装置10の停止が指示されたと判定された場合、制御部13は撮像装置10を停止させ、撮像装置10はスタンバイ状態に再び戻る。
以上に説明したように、本実施形態による撮像装置10においては、制御部13の撮影回数制御部13aは、同じ対象物を撮影する間、黒板画像生成部12aが、黒板画像生成部12aによって生成された同一の黒板画像データを繰り返し使用して、工事写真用の合成画像データを生成する制御を行う。従って、工事写真の撮影の1つの対象物に対して生成される黒板画像データは1つで済む。
このように、この撮像装置10は、画像データを生成する撮像部11の他、工事写真の撮影の対象物に関する対象物情報を取得する対象物情報取得部19を有しており、合成用の画像を生成する。合成用の画像の1つは、撮像制御や確認用の図4Bに示されるような画像であり、別の1つは、図4Dに示されるような撮影画像に合成する画像である。このように、撮像装置10は、画像記録の指示を受けて撮像部11によって生成された撮像画像データに対象物情報を合成して工事写真用の合成画像データを生成する画像合成部12bを有する。また、対象物の撮影回数の情報の設定に従って対象物情報取得部19と画像合成部12bと表示部15を制御する撮影回数制御部13aを備えることで、撮影回数の静止画記録が終了するまで、画像合成部12bに、対象物情報を繰り返し使用して工事写真用の合成画像データを生成させるため、間違いのなく分かりやすい撮影ができ、その画像が証跡となる画像が得られる撮像装置10が提供可能となる。
また、この撮像装置10においては、制御部13の情報敷衍制御部13bは、撮影中の対象物と同仕様の類似対象物について、同様の撮影回数の変更を提示する制御を行う。これにより、各類似対象物の撮影の都度、撮影回数を変更する作業を省略することが可能である。従って、工事写真の撮影をスピーディに行えるようになる。
図2A〜図2Dのフローチャートには図示されていないが、制御部13は、工事写真撮影モードの間、例えば、黒板画像生成指示のアイコンを操作部14のタッチパネルに表示させておき、そのアイコンがタッチされたことを感知した場合に、黒板画像生成に必要な情報の入力を要求し、入力された情報に基づいて黒板画像生成部12aに黒板画像データを生成させ、黒板画像生成部12aに工事写真用の合成画像データを生成させ、画像処理部12にLV用の合成画像データを生成させ、工事写真のLV画像を表示部15に表示させ、静止画記録の指示に応じて、画像処理部12に工事写真静止画ファイルを生成させ、工事写真静止画ファイルを記憶部16に記憶させるように制御してもよい。
制御部13は、位置センサ17aと方位センサ17bと姿勢センサ17cによって検知された撮像装置10の位置と方位と姿勢に関する情報に基づいて、近景や遠景等の撮影距離や、東向きや南向き等の撮影方向、上部や下部等の撮影個所等の撮影状況情報を算出し、これらの撮影状況情報を補助情報として黒板画像データに付加するように黒板画像生成部12aを制御してもよい。これは、撮影時の状況を撮影後に把握することを容易にする。
制御部13は、また、撮像装置10の位置と方位と姿勢に関する情報と、通信部18によって受信された指定部ガイドUIプログラムに含まれる対象物情報とに基づいて、間取り図面ウィンドウ50fが表示された図4Bのタッチパネル50においてユーザが指定した対象物が、正しい対象物であるか否か、例えば、現在の撮像装置10の撮影方向に存在するか否かを判定し、正しい対象物でないと判定された場合に、表示部15を介して警告を出力するように構成されていてもよい。
また、撮影回数制御部13aは、撮像装置10の位置と方位と姿勢に関する情報と、指定部ガイドUIプログラムに含まれる対象物情報とに基づいて、例えば、現在の撮像装置10と対象物の位置関係や、撮像装置10の撮影方向等の情報に基づいて、必要回数の撮影が済む前に撮影が終了されたか否かを判定し、必要回数の撮影が済む前に撮影が終了されたと判定された場合に、表示部15を介して警告を出力するように構成されていてもよい。
本実施形態による制御部13が行う各処理は、コンピュータに実行させることができるプログラムとして記憶させておくこともできる。そのプログラムは、磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ等の外部記憶装置の記録媒体に格納して配布することができる。コンピュータは、この外部記憶装置の記録媒体に記憶されたプログラムを読み込み、この読み込んだプログラムに従って動作することにより、上述した制御部13が行う各処理を実行することができる。
[工事写真管理サーバ]
次に、上述した撮像装置10と通信を行う工事写真管理サーバについて説明する。
[構成]
図6は、実施形態に係る工事写真管理サーバ100の構成を示すブロック図である。工事写真管理サーバ100は、工事写真管理サーバ100を統括的に制御する制御部110と、工事物件情報を物件毎に記憶している工事データベース(DB)130と、撮像装置10との間で各種情報の通信を行う通信部140とを有している。
工事データベース130に記憶されている各工事物件情報は、その工事物件の設計図、各構造物の情報等を含んでいる。
制御部110は、データベース130から工事物件情報を物件毎に読み出す物件情報読み出し部111と、物件情報読み出し部111により読み出された工事物件情報中の設計図内の各構造物を個別に識別する構造物識別部112を有している。
制御部110はまた、物件情報読み出し部111により読み出された工事物件情報から、構造物識別部112により識別された各構造物に関する情報(構造物情報)を取得する構造物情報取得部113と、構造物識別部112により識別された構造物の中から工事写真の撮影の対象物に選定する対象物選定部114と、対象物選定部114により対象物に選定された構造物の情報(対象物情報)に基づいて対象物の撮影条件を決定する撮影条件決定部115と、対象物選定部114により対象物に選定された構造物の情報(対象物情報)に基づいて対象物をグループ分けするグループ分け部116を有している。
制御部110はさらに、物件情報読み出し部111により読み出された工事物件情報中の設計図、構造物情報取得部113により取得された構造物情報(対象物情報を含む)、撮影条件決定部115により決定された対象物の撮影条件の情報等に基づいて指定部ガイドUIプログラムを作成するUI作成部117を有している。
制御部110はまた、指定部ガイドUIプログラムに使用される図面データ(以下では指定部ガイドUI図面と称する)の表示を制御する表示制御部118を有している。制御部110はさらに、表示制御部118と協働して、操作済みの対象物と同仕様の対象物について同様の撮影条件の変更を提示し、同様の撮影条件の変更が承諾されたときに同様の撮影条件の変更を反映する情報敷衍部119を有している。
制御部110はまた、撮像装置10のアクセスを判定するアクセス判定部120を有している。アクセス判定部120は、撮像装置10の通信部18から送信され、工事写真管理サーバ100の通信部140で受信された情報を判定する。アクセス判定部120は、例えば、撮像装置10から情報を入手したか否か、工事写真を取得したか否か、指定部ガイドUIプログラムの送信の要求を受けたか否か、工事記録を確認する必要があるか否かを判定する。
[動作]
図7Aと図7Bと図7Cは、図1に示された撮像装置と通信を行う工事写真管理サーバ100における処理のフローチャートを示している。
ステップS201において、工事写真管理サーバ100は、撮像装置10から情報を入手したか否かを判定する。この判定は、アクセス判定部120が行う。情報を入手したと判定された場合、処理はステップS202に移行する。反対に、情報を入手していないと判定された場合、処理はステップS211に移行する。
ステップS201において、情報を入手したと判定された場合、ステップS202において、工事写真管理サーバ100は、工事写真を取得したか否かを判定する。この判定は、アクセス判定部120が行う。工事写真を取得したと判定された場合、処理はステップS203に移行する。反対に、工事写真を取得していないと判定された場合、処理は、図7Cに示されるステップS231に移行する。
ステップS202において、工事写真を取得したと判定された場合、ステップS203において、工事写真管理サーバ100は、施主、施工者、工事情報、建設種別ごとに、工事写真およびその補助情報を整理し記録し、工事写真台帳を作成する。その後、処理はステップS201に移行する。
ステップS201において、情報を入手していないと判定された場合、ステップS211において、工事写真管理サーバ100は、指定部ガイドUIプログラムに使用される図面データ(指定部ガイドUI図面)が作成済みであるか否かを判定する。この判定は、例えばUI作成部117が行う。あるいは、UI作成部117とは別に、制御部110が行ってもよい。作成済みの指定部ガイドUI図面は、工事データベース130に物件毎に記憶されており、作成済みであるか否かの判定は、工事データベース130に対して指定部ガイドUI図面を検索することにより行われる。指定部ガイドUI図面が作成済みでないと判定された場合、処理はステップS212に移行する。反対に、指定部ガイドUI図面が作成済みであると判定された場合、処理は、図7Bに示されるステップS251に移行する。
ステップS211において、指定部ガイドUI図面が作成済みでないと判定された場合、ステップS212において、工事写真管理サーバ100は、設計図内の各構造物を個別に識別する。この識別作業は、例えば、物件情報読み出し部111と構造物識別部112が協働して行う。物件情報読み出し部111が、工事データベース130から物件情報(例えば設計図)を読み出し、読み出された物件情報(例えば設計図)に対して構造物識別部112が識別作業を行う。各構造物の識別は、例えば、画像認識技術を利用して行われてもよい。その後、処理はステップS213に移行する。
ステップS213において、工事写真管理サーバ100は、各構造物に関する情報(構造物情報)を取得する。この作業は、例えば構造物情報取得部113が行う。構造物情報取得部113は、例えば、各構造物の種別と座標をテキスト化する。テキスト化は、例えば、OCR等の認識技術を利用して行われてもよい。さらに、構造物情報取得部113は、テキストを工事データベース130と照合することにより、各構造物に関する情報を取得する。さらには、構造物情報取得部113は、設計図書にある配筋図や各種リストを参照して、各構造物に関する情報を取得してもよい。その後、処理はステップS214に移行する。
ステップS214において、工事写真管理サーバ100は、構造物の中から工事写真の撮影の対象物を選定し、設計図中の各対象物の座標または座標近傍に、撮影ポイントのアイコンを配置する。対象物の選定は、対象物選定部114が行い、撮影ポイントのアイコンの配置は、UI作成部117が行う。工事写真管理サーバ100はまた、撮影の対象物とその周辺の構造物の情報に基づいて、対象物の撮影条件を決定する。この作業は、撮影条件決定部115が行う。さらに、UI作成部117は、対象物以外の構造物の座標または座標近傍に、構造物のアイコンを配置してもよい。その後、処理はステップS215に移行する。
ステップS215において、工事写真管理サーバ100は、撮影ポイントのアイコンにスイッチ機能を付加してUIプログラム化して、指定部ガイドUI図面を作成する。このUIプログラム化は、UI作成部117が行う。スイッチ機能は、例えば、アクセス操作に応じて、そのアイコンに対応した対象物の情報と撮影条件の情報を表示する機能を有する。スイッチ機能は、また、フラグ機能を含む。フラグ機能は、その撮影ポイントにおいて撮影が既に行われたか否かの2状態の情報、すなわち、未撮影であるか撮影済みであるかの情報を保持する機能を有する。さらに、UI作成部117は、対象物以外の構造物のアイコンに対して、アクセス操作に応じて構造物の情報を表示するスイッチ機能を設けてもよい。その後、処理はステップS216に移行する。
ステップS216において、工事写真管理サーバ100は、同種類の対象物についてグループ分けを行う。グループ分けは、グループ分け部116が行う。グループ分け部116は、各対象物の特徴に基づいて、例えば各対象物のレイアウト(他の構造物との相対的位置関係)に基づいて行う。グループ分け部116は、同じグループにグループ分けした対象物に対して、同じグループ情報を設定する。その後、処理はステップS201に移行する。
ステップS211において、指定部ガイドUI図面が作成済みであると判定された場合、図7Bに示されるステップS251において、工事写真管理サーバ100は、指定部ガイドUI図面作成の補助操作が必要であるか否かを判定する。この判定は、例えばUI作成部117が行う。UI作成部117は、過去に作成された指定部ガイドUIプログラムの作成結果を学習することで新規の指定部ガイドUIプログラムを作成することができる。このためには、十分な学習がされている必要がある。ステップS251では、新規に指定部ガイドUIプログラムを作成するのに十分な学習がされているときに、指定部ガイドUIプログラム作成の補助操作が必要でないと判定される。指定部ガイドUI図面作成の補助操作が必要であると判定された場合、処理はステップS261に移行する。この場合には、工事写真管理サーバ100のオペレータによる手動操作を用いて指定部ガイドUIプログラムが作成される。反対に、指定部ガイドUI図面作成の補助操作が必要でないと判定された場合、処理はステップS252に移行する。
ステップS251において、指定部ガイドUI図面作成の補助操作が必要でないと判定された場合、ステップS252において、工事写真管理サーバ100は、指定部ガイドUI図面作成の学習結果を取得する。この作業は、例えばUI作成部117が行う。その後、処理は、図7Aに示されるステップS201に移行する。
ステップS251において、指定部ガイドUI図面作成の補助操作が必要であると判定された場合、ステップS261において、工事写真管理サーバ100は、対応設計図や他の対応資料から追加情報を取得する。この作業は、例えば物件情報読み出し部111が行う。その後、処理はステップS262に移行する。
ステップS262において、工事写真管理サーバ100は、撮影ポイントのアイコンの配置とスイッチ機能の付加が作業済みの対象物と同仕様の対象物を検索する。このステップS262の作業と、これに続く一連のステップS265の作業は、情報敷衍部119が、必要に応じて制御部110内の他の機能ブロック部と協働して行う。その後、処理はステップS263に移行する。
ステップS263において、工事写真管理サーバ100は、作業済みの対象物と同仕様の対象物が見つかったか否かを判定する。作業済みの対象物と同仕様の対象物が見つからなかった場合、処理は、図7Aに示されるステップS201に移行する。反対に、作業済みの対象物と同仕様の対象物が見つかった場合、処理はステップS264に移行する。
ステップS264において、工事写真管理サーバ100は、作業済みの対象物と同仕様の見つかった対象物について、作業済みの対象物と同様に、撮影ポイントのアイコン配置とスイッチ機能付加を提示する。撮影ポイントのアイコン配置とスイッチ機能付加の提示は、例えば、表示制御部118が、見つかった対象物をユーザが認識できるように、指定部ガイドUI図面上において見つかった対象物を色分け表示するとともに、アイコン配置とスイッチ機能付加を行いたい対象物をユーザが自由に選択して承諾できるように制御することにより行われる。その後、処理はステップS265に移行する。
ステップS265において、工事写真管理サーバ100は、撮影ポイントのアイコン配置とスイッチ機能付加が承諾されたか否かを判定する。撮影ポイントのアイコン配置とスイッチ機能付加が承諾されなかった場合、処理は、図7Aに示されるステップS201に移行する。反対に、撮影ポイントのアイコン配置とスイッチ機能付加が承諾された場合、処理はステップS266に移行する。
ステップS266において、工事写真管理サーバ100は、承諾された対象物に対して、作業済みの対象物と同様に、撮影ポイントのアイコン配置とスイッチ機能付加を行ってUIプログラム化する。この作業は、UI作成部117が行う。その後、処理はステップS267に移行する。
ステップS267において、工事写真管理サーバ100は、作業済みの対象物と、S266において撮影ポイントのアイコン配置とスイッチ機能付加を行った対象物とに対して、同じグループ情報を設定する。この作業は、例えばグループ分け部116が行う。あるは、グループ分け部116とは別に、制御部110が行ってもよい。その後、処理は、図7Aに示されるステップS201に移行する。
ステップS202において、工事写真を取得していないと判定された場合、図7Cに示されるステップS231において、工事写真管理サーバ100は、対応工程の指定部ガイドUIプログラムの送信の要求を受けたか否かを判定する。この判定は、アクセス判定部120が行う。指定部ガイドUIプログラムの送信の要求を受けたと判定された場合、処理はステップS232に移行する。反対に、指定部ガイドUIプログラムの送信の要求を受けていないと判定された場合、処理はステップS241に移行する。
ステップS231において、指定部ガイドUIプログラムの送信の要求を受けたと判定された場合、ステップS232において、工事写真管理サーバ100は、指定部ガイドUIプログラムが作成済みであるか否かを判定する。この判定は、例えばUI作成部117が行う。あるは、UI作成部117とは別に、制御部110が行ってもよい。指定部ガイドUIプログラムが作成済みであると判定された場合、処理はステップS233に移行する。反対に、指定部ガイドUIプログラムが作成済みでないと判定された場合、処理はステップS234に移行する。
ステップS232において、指定部ガイドUIプログラムが作成済みであると判定された場合、ステップS233において、工事写真管理サーバ100は、指定部ガイドUIプログラムを送信する。その後、処理は、図7Aに示されるステップS201に移行する。
ステップS232において、指定部ガイドUIプログラムが作成済みでないと判定された場合、ステップS234において、工事写真管理サーバ100は、撮像装置10の表示部15に警告を出力させる情報を送信する。その後、処理は、図7Aに示されるステップS201に移行する。
ステップS231において、指定部ガイドUIプログラムの送信の要求を受けていないと判定された場合、ステップS241において、工事写真管理サーバ100は、工事記録を確認する必要があるか否かを判定する。この判定は、アクセス判定部120が行う。工事記録を確認する必要があると判定された場合、処理はステップS242に移行する。反対に、工事記録を確認する必要がないと判定された場合、処理は、図7Aに示されるステップS201に移行する。
ステップS241において、工事記録を確認する必要があると判定された場合、ステップS242において、工事写真管理サーバ100は、工事記録から必要な情報を検索して送信する。その後、処理は、図7Aに示されるステップS201に移行する。
これまで、図面を参照しながら本発明の実施形態を述べたが、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において様々な変形や変更が施されてもよい。ここにいう様々な変形や変更は、上述した実施形態を適当に組み合わせた実施も含む。
例えば、ここでは、「同様の撮影条件の変更を提示する反映提示情報を出力する」という点を強調したが、最初からグループ分けした結果に従って、ユーザーインターフェースを変更するような場合にも本願発明のカバーするところとなる。
なお、実施形態中で、何々部として記載した部分は、専用の回路や、複数の汎用の回路を組み合わせて構成してもよく、必要に応じて、予めプログラムされたソフトウェアに従って動作を行うマイコン、CPUなどのプロセッサ、あるいはシーケンサを組み合わせて構成されてもよい。また、その制御の一部または全部を外部の装置が引き受けるような設計も可能であり、この場合、有線や無線の通信回路が介在する。通信は、ブルートゥース(登録商標)やWiFi、電話回線などで行えばよく、USBなどで行ってもよい。専用の回路、汎用の回路や制御部を一体としてASICとして構成してもよい。撮像装置は、対象物情報を外部から取得可能であるし、そこから対象物をグループ分けするのも外部で行ってもよい。あるいは、撮像装置はグループ分けの指示を外部に命じて行わせ、結果だけを取得して撮影時のユーザーインターフェースに反映してもよい。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られるものではない。
[付記1]
工事写真用の撮像装置であって、撮像装置は、
画像データを生成する撮像部と、
工事写真の撮影の対象物に関する対象物情報を取得する対象物情報取得部を有し、
撮像装置は、上記対象物情報に従って、撮影中の対象物の撮影条件の変更を指示する変更指示情報を受け取ったときに、撮影中の対象物と同じにグループ分けされた他の対象物について、同様の撮影条件の変更を提示する反映提示情報を出力する情報敷衍制御部を有する、撮像装置。
[付記2]
工事写真用の撮像装置であって、撮像装置は、
画像データを生成する撮像部と、
工事写真の撮影の対象物に関するグループ分け情報を取得するグループ分け情報取得部を有し、
撮像装置は、撮影するために選択された対象物の撮影条件を、上記グループ分け情報に従って同じにグループ分けされた他の対象物について、同様の撮影条件を適用する反映提示情報を出力する情報敷衍制御部を有する、撮像装置。
10…撮像装置、11…撮像部、11a…結像光学系、11b…撮像素子、12…画像処理部、12a…黒板画像生成部、12b…画像合成部、13…制御部、13a…撮影回数制御部、13b…情報敷衍制御部、14…操作部、15…表示部、16…記憶部、17a…位置センサ、17b…方位センサ、17c…姿勢センサ、18…通信部、19…対象物情報取得部、19a…黒板情報生成部、30…対象物、30a…第1のグループの対象物、30b…第2のグループの対象物、50…タッチパネル、50a…決定ボタンのアイコン、50b…戻るボタンのアイコン、50c…タイトルウィンドウ、50d…部屋指定ウィンドウ、50e…指定アイコン、50f…間取り図面ウィンドウ、50g…対象物のアイコン、50i…情報ウィンドウ、50k…撮影回数変更ウィンドウ、50l…撮影回数ウィンドウ、50m…スピンボタンのアイコン、50n…ライブビューウィンドウ、50o…黒板画像、50p…撮影回数ウィンドウ、50q…撮影条件反映ウィンドウ、50r…吹き出しのアイコン、50s…はいボタンのアイコン、50t…いいえボタンのアイコン、100…工事写真管理サーバ、110…制御部、111…物件情報読み出し部、112…構造物識別部、113…構造物情報取得部、114…対象物選定部、115…撮影条件決定部、116…グループ分け部、117…UI作成部、118…表示制御部、119…情報敷衍部、120…アクセス判定部、130…工事データベース、140…通信部。

Claims (14)

  1. 工事写真用の撮像装置であって、撮像装置は、
    画像データを生成する撮像部と、
    工事写真の撮影の対象物に関する対象物情報を取得する対象物情報取得部を有し、
    撮像装置は、撮影するために選択された対象物の撮影条件を、上記対象物情報に従って同じグループにグループ分けされた他の対象物について、同様の撮影条件を適用する反映提示情報を出力する情報敷衍制御部を有する、撮像装置。
  2. 各対象物の対象物情報は、撮影条件情報とグループ分け情報の少なくとも一方を含むか、撮影条件情報とグループ分け情報の少なくとも一方を生成可能な情報である、請求項1に記載の撮像装置。
  3. 上記情報敷衍制御部は、上記反映提示情報を出力するとともに、上記反映提示情報に対する回答指示情報の入力を待ち、同様の撮影条件の変更を承諾する回答指示情報を受け取ったときに、上記他の対象物に対する同様の撮影条件の変更を反映する、請求項1に記載の撮像装置。
  4. 上記グループ分け情報は、対象物の仕様、他の対象物との位置関係、対象物の工事日程情報などに基づいて同じ分類となるものを検索して得られる、請求項1に記載の撮像装置。
  5. グループ分けによって撮影されたかどうかの情報が、撮影された画像に関連づけられる、請求項1に記載の撮像装置。
  6. グループ分けに基づく同様の撮影条件の適用の提案に対する採用または不採用の判定結果の情報が、撮影された画像に関連づける、請求項1に記載の撮像装置。
  7. 上記対象物は、階層的にグループ分けされている、請求項1に記載の撮像装置。
  8. 上記対象物情報を撮影補助サーバから受信する通信部を有する、請求項1に記載の撮像装置。
  9. 撮影条件の変更の指示を受け付ける変更指示受付部を有している、請求項1に記載の撮像装置。
  10. 画像データを生成し、
    工事写真の撮影の対象物に関する対象物情報を取得し、
    撮影するために選択された対象物の撮影条件を、上記対象物情報に従って同じグループにグループ分けされた他の対象物について、同様の撮影条件を適用する、撮影方法。
  11. 画像データを生成し、
    工事写真の撮影の対象物に関する対象物情報を取得し、
    撮影するために選択された対象物の撮影条件を、上記対象物情報に従って同じグループにグループ分けされた他の対象物について、同様の撮影条件を適用することをコンピュータに実行させる、撮影プログラム。
  12. 請求項1に記載の撮像装置による写真撮影の補助をする撮影補助サーバであって、
    工事物件情報を記憶しているデータベースと、
    上記データベースから工事物件情報を読み出す情報読み出し部と、
    上記撮像装置によって撮影される対象物を選定する対象物選定部と、
    上記工事物件情報に基づいて上記対象物の撮影条件を決定する撮影条件決定部と、
    上記工事物件情報に基づいて上記対象物をグループ分けするグループ分け部と、
    上記工事物件情報と、グループ分け情報を含む上記対象物情報とから、上記撮像装置の表示部に表示可能なユーザーインターフェースプログラムを作成するユーザーインターフェース作成部とを有する、撮影補助サーバ。
  13. 上記ユーザーインターフェースプログラムを上記撮像装置に送信する通信部を有する、請求項12に記載の撮影補助サーバ。
  14. 請求項1に記載の撮像装置と、
    工事物件情報を記憶しているデータベースと、上記データベースから工事物件情報を読み出す情報読み出し部と、上記撮像装置によって撮影される対象物を選定する対象物選定部と、上記工事物件情報に基づいて上記対象物の撮影条件を決定する撮影条件決定部と、上記工事物件情報に基づいて上記対象物をグループ分けするグループ分け部と、上記工事物件情報と、グループ分け情報を含む上記対象物情報とから、上記撮像装置の表示部に表示可能なユーザーインターフェースプログラムを作成するユーザーインターフェース作成部を有する撮影補助サーバとからなる、撮影システム。
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