JP2019082628A - Active noise reduction device, vehicle, and, abnormality determination method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、騒音にキャンセル音を干渉させることでこの騒音を能動的に低減する能動騒音低減装置、これを備える車両、及び異常判定方法に関する。 The present invention relates to an active noise reduction device that actively reduces noise by making the noise interfere with cancellation noise, a vehicle including the same, and an abnormality determination method.
従来、騒音と相関を有する参照信号と、所定空間内の騒音及びキャンセル音が干渉した残留音に基づく誤差信号とを用いてキャンセル音源から騒音を打ち消すためのキャンセル音を出力することにより、騒音を能動的に低減する能動騒音低減装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。能動騒音低減装置は、誤差信号の二乗和が最小になるように、適応フィルタを用いてキャンセル音を出力するためのキャンセル信号を生成する。 Conventionally, noise is generated by outputting a cancellation sound for canceling noise from a cancellation sound source using a reference signal having a correlation with noise and an error signal based on a residual sound interfered with the noise and cancellation sound in a predetermined space. An active noise reduction device which actively reduces is known (for example, refer to patent documents 1). The active noise reduction device generates a cancellation signal for outputting a cancellation sound using an adaptive filter so that the sum of squares of the error signal is minimized.
ところで、能動騒音低減装置においては、周辺機器に異常が生じることにより、適切に騒音を低減できない場合がある。 By the way, in the active noise reduction device, noise may not be properly reduced due to the occurrence of an abnormality in peripheral devices.
本発明は、参照信号源の異常を検知することができる能動騒音低減装置等を提供する。 The present invention provides an active noise reduction device and the like capable of detecting an abnormality in a reference signal source.
本発明の一態様に係る能動騒音低減装置は、車両内の空間における騒音を低減する能動騒音低減装置であって、前記車両に取り付けられた第一参照信号源によって出力される、前記騒音と相関を有する第一参照信号が入力される第一入力部と、入力された前記第一参照信号を用いて、前記騒音を低減するためのキャンセル音の出力に用いられるキャンセル信号を生成する信号処理部と、入力された前記第一参照信号のDC(Direct Current)オフセットを検知する検知部とを備える。 An active noise reduction device according to one aspect of the present invention is an active noise reduction device that reduces noise in a space in a vehicle, and is correlated with the noise that is output by a first reference signal source attached to the vehicle. And a signal processing unit for generating a cancellation signal used for outputting a cancellation sound for reducing the noise using the first input unit to which the first reference signal having the signal is input and the inputted first reference signal And a detection unit that detects a DC (Direct Current) offset of the input first reference signal.
本発明の一態様に係る能動騒音低減装置は、車両内の空間における騒音を低減する能動騒音低減装置であって、前記車両に取り付けられた第一参照信号源によって出力される、前記騒音と相関を有する第一参照信号が入力される第一入力部と、入力された前記第一参照信号を用いて、前記騒音を低減するためのキャンセル音の出力に用いられるキャンセル信号を生成する信号処理部と、前記キャンセル音と前記騒音との干渉による残留音に対応する誤差信号が入力される誤差信号入力部と、入力された前記誤差信号のDCオフセットを検知する検知部とを備える。 An active noise reduction device according to one aspect of the present invention is an active noise reduction device that reduces noise in a space in a vehicle, and is correlated with the noise that is output by a first reference signal source attached to the vehicle. And a signal processing unit for generating a cancellation signal used for outputting a cancellation sound for reducing the noise using the first input unit to which the first reference signal having the signal is input and the inputted first reference signal And an error signal input unit to which an error signal corresponding to a residual sound due to the interference between the cancellation sound and the noise is input, and a detection unit which detects a DC offset of the input error signal.
本発明の一態様に係る車両は、前記能動騒音低減装置と、前記第一参照信号源とを備える。 A vehicle according to an aspect of the present invention includes the active noise reduction device and the first reference signal source.
本発明の一態様に係る異常判定方法は、車両内の空間における騒音を低減する能動騒音低減装置が実行する異常判定方法であって、前記車両に取り付けられた第一参照信号源によって出力される、前記騒音と相関を有する第一参照信号を取得し、取得された前記第一参照信号を用いて、前記騒音を低減するためのキャンセル音の出力に用いられるキャンセル信号を生成し、取得された前記第一参照信号のDCオフセットを検知し、前記第一参照信号のDCオフセットの検知結果に基づいて、前記第一参照信号源の異常を示す信号を出力する。 An abnormality determination method according to an aspect of the present invention is an abnormality determination method executed by an active noise reduction device that reduces noise in a space in a vehicle, and is output by a first reference signal source attached to the vehicle Acquiring a first reference signal having a correlation with the noise, and using the acquired first reference signal to generate and acquire a cancellation signal used for outputting a cancellation sound for reducing the noise A DC offset of the first reference signal is detected, and a signal indicating abnormality of the first reference signal source is output based on a detection result of the DC offset of the first reference signal.
本発明の能動騒音低減装置等は、参照信号源の異常を検知することができる。 The active noise reduction device and the like of the present invention can detect an abnormality of the reference signal source.
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。 Embodiments will be specifically described below with reference to the drawings. The embodiments described below are all inclusive or specific examples. Numerical values, shapes, materials, components, arrangement positions and connection forms of components, steps, order of steps, and the like shown in the following embodiments are merely examples, and the present invention is not limited thereto. Further, among the components in the following embodiments, components not described in the independent claim indicating the highest concept are described as arbitrary components.
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。なお、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。 Further, each drawing is a schematic view, and is not necessarily illustrated exactly. In the drawings, substantially the same components are denoted by the same reference numerals, and redundant description may be omitted or simplified.
(実施の形態1)
[能動騒音低減装置を備える車両の構成]
実施の形態1では、車両に搭載される能動騒音低減装置について説明する。図1は、実施の形態1に係る能動騒音低減装置を備える車両を上面側から見た模式図である。
Embodiment 1
[Configuration of Vehicle Equipped with Active Noise Reduction Device]
In the first embodiment, an active noise reduction device mounted on a vehicle will be described. FIG. 1 is a schematic view of a vehicle provided with the active noise reduction device according to the first embodiment as viewed from the top side.
車両50は、移動体装置の一例であって、実施の形態1に係る能動騒音低減装置10と、第一参照信号源51と、キャンセル音源52と、誤差信号源53と、車両本体54と、車両制御部55とを備える。車両50は、具体的には、自動車であるが、特に限定されない。
The
第一参照信号源51は、車両50の車室内の空間57における騒音と相関を有する第一参照信号を出力するトランスデューサである。実施の形態1では、第一参照信号源51は、加速度センサであり、所定の空間57外に配置される。具体的には、第一参照信号源51は、右前輪付近のサブフレーム(または、右前輪のタイヤハウス)に取り付けられる。なお、第一参照信号源51の取り付け位置は、特に限定されない。また、第一参照信号源51は、マイクロフォンであってもよい。
The first
キャンセル音源52は、キャンセル信号を用いてキャンセル音を所定の空間に出力する。実施の形態1では、キャンセル音源52は、スピーカであるが、車両50の一部の構造体(例えば、サンルーフなど)がアクチュエータ等の駆動機構によって加振されることにより、キャンセル音が出力されてもよい。また、能動騒音低減装置10において、複数のキャンセル音源52が使用されてもよく、キャンセル音源52の位置は特に限定されない。
The
誤差信号源53は、空間57において騒音とキャンセル音とが干渉することによって得られる残留音を検出し、残留音に基づく誤差信号を出力する。誤差信号源53は、マイクロフォン等のトランスデューサであり、ヘッドライナー等、空間57内に設置されることが望ましい。なお、車両50は、誤差信号源53を複数備えてもよい。
The
車両本体54は、車両50のシャーシ及びボディなどによって構成される構造体である。車両本体54は、キャンセル音源52及び誤差信号源53が配置される空間57(車室内空間)を形成する。
The
車両制御部55は、車両50の運転手の操作等に基づいて、車両50を制御(駆動)する。車両制御部55は、例えば、ECU(Electronic Control Unit)であり、具体的には、プロセッサ、マイクロコンピュータまたは専用回路などによって実現される。車両制御部55は、プロセッサ、マイクロコンピュータ、及び専用回路のうちの2つ以上の組み合わせによって実現されてもよい。
The
[能動騒音低減装置の構成]
次に、能動騒音低減装置10の構成について説明する。図2は、能動騒音低減装置10の機能構成を示すブロック図である。
[Configuration of Active Noise Reduction Device]
Next, the configuration of the active
図2に示されるように、能動騒音低減装置10は、第一参照信号入力端子11と、キャンセル信号出力端子12と、誤差信号入力端子13と、第一信号処理部14と、記憶部18と、第一入力I/F部19と、検知部20と、通知信号出力端子21とを備える。I/Fは、インターフェースの略である。第一信号処理部14は、適応フィルタ部15と、模擬音響伝達特性フィルタ部16と、フィルタ係数更新部17とを備える。第一信号処理部14は、例えば、DSP(Digital Signal Processor)等のプロセッサによって実現されるが、マイクロコンピュータまたは専用回路及びその組み合わせによって実現されてもよい。
As shown in FIG. 2, the active
[基本動作]
上述のように、能動騒音低減装置10は、騒音低減動作を行う。まず、能動騒音低減装置10の基本動作について図2に加えて図3を参照しながら説明する。図3は、能動騒音低減装置10の基本動作のフローチャートである。
[basic action]
As described above, the active
まず、第一参照信号源51から第一参照信号入力端子11に、騒音N0と相関を有する第一参照信号が入力される(S11)。第一参照信号入力端子11は、第一入力部の一例であって、具体的には、金属等により形成される端子である。
First, a first reference signal having a correlation with the noise N0 is input from the first
次に、第一信号処理部14は、第一参照信号入力端子11に入力された第一参照信号であって、第一入力I/F部19により信号処理された第一参照信号を用いることにより、騒音N0を低減するためのキャンセル音N1の出力に用いられるキャンセル信号を生成する。具体的には、第一信号処理部14の適応フィルタ部15は、第一参照信号入力端子11に入力された第一参照信号に適応フィルタを適用(乗算)することにより、キャンセル信号を生成する(S12)。適応フィルタ部15は、いわゆるFIRフィルタやIIRフィルタによって実現される。適応フィルタ部15は、生成したキャンセル信号をキャンセル信号出力端子12に出力する。キャンセル信号は、騒音N0を低減するためのキャンセル音N1の出力に用いられ、キャンセル信号出力端子12に出力される(S13)。
Next, the first
キャンセル信号出力端子12は、キャンセル信号出力部の一例であって、金属等により形成される端子である。キャンセル信号出力端子12には、適応フィルタ部15によって生成されたキャンセル信号が出力される。
The cancel
キャンセル信号出力端子12には、キャンセル音源52が接続される。このため、キャンセル音源52にはキャンセル信号出力端子12を介してキャンセル信号が出力される。キャンセル音源52は、キャンセル信号に基づいてキャンセル音N1を出力する。
A
誤差信号源53は、キャンセル信号に対応してキャンセル音源52から発生されるキャンセル音N1と騒音N0との干渉による残留音を検出し、残留音に対応する誤差信号を出力する。この結果、誤差信号入力端子13には、誤差信号が入力される(S14)。誤差信号入力端子13は、誤差信号入力部の一例であって、金属等により形成される端子である。
The
次に、模擬音響伝達特性フィルタ部16は、キャンセル信号出力端子12から誤差信号入力端子13までの音響伝達特性を模擬した模擬伝達特性で第一参照信号を補正した濾波参照信号を生成する(S15)。模擬伝達特性は、例えば、あらかじめ空間57において実測され、記憶部18に記憶される。なお、模擬伝達特性は、あらかじめ定めた値を使用しないアルゴリズムによって定められてもよい。
Next, the simulated acoustic transfer
記憶部18は、模擬伝達特性が記憶される記憶装置である。記憶部18には、後述する適応フィルタの係数なども記憶される。記憶部18は、具体的には、半導体メモリなどによって実現される。なお、第一信号処理部14がDSPなどのプロセッサによって実現される場合、記憶部18には、プロセッサによって実行される制御プログラムも記憶される。記憶部18には、第一信号処理部14が行う信号処理に用いられるその他のパラメータが記憶されてもよい。
The
フィルタ係数更新部17は、誤差信号と、生成された濾波参照信号とに基づいて、適応フィルタの係数Wを逐次更新する(S16)。
The filter
フィルタ係数更新部17は、具体的には、LMS(Least Mean Square)法を用いて、誤差信号の二乗和が最小になるように適応フィルタの係数Wを算出し、算出した適応フィルタの係数を適応フィルタ部15に出力する。また、フィルタ係数更新部17は、適応フィルタの係数を逐次更新する。誤差信号のベクトルをe、濾波参照信号のベクトルをRと表現すると、適応フィルタの係数Wは、以下の(式1)で表現される。なお、nは自然数であり、サンプリング周期Tsでn番目のサンプルを表す。μはスカラ量であり、1サンプリング当たりの適応フィルタの係数Wの更新量を決定するステップサイズパラメータである。
More specifically, the filter
なお、フィルタ係数更新部17は、LMS法以外の方法で適応フィルタの係数Wを更新してもよい。
The filter
[異常判定動作]
次に、能動騒音低減装置10の異常判定動作について説明する。第一参照信号源51の故障モードに、第一参照信号のDC(Direct Current)オフセットの変動が含まれる場合、第一参照信号のDCオフセットを検知することで第一参照信号源の異常を検知することができる。例えば、第一参照信号源51が加速度センサなどである場合には、DCオフセットが電源電圧に張りついていれば天絡、DCオフセットが基準電圧(グランド)に張りついていれば断線または地絡であると判定することができる。また、第一参照信号源51がマイクロフォンなどである場合には、第一参照信号のDCオフセットを検知することでショートまたはオープンを検知することができる。能動騒音低減装置10は、このような異常検知動作を行うための構成要素として、検知部20及び通知信号出力端子21を備える。
[Abnormality judgment operation]
Next, the abnormality determination operation of the active
検知部20は、入力された第一参照信号のDCオフセットを検知する。通知信号出力端子21は、通知信号出力部の一例であり、検知部20が第一参照信号源51の異常を示す信号を出力する端子である。通知信号出力端子21は、金属等により形成される。通知信号出力端子21は、車両制御部55に電気的に接続される。
The
以下、検知部20の詳細構成について説明する。図4は、検知部20の詳細構成を示す図である。図4では、第一入力I/F部19の詳細構成についても図示されている。
Hereinafter, the detailed configuration of the
第一入力I/F部19は、第一参照信号入力端子11に入力された第一参照信号に対して、騒音低減に不要な帯域をカットし、かつ、デジタル信号に変換する。第一入力I/F部19は、具体的には、入力された第一参照信号のDCオフセットをカットする容量素子19aと、入力された第一参照信号から必要な帯域の信号のみを抽出するバンドパスフィルタ19bと、第一参照信号をデジタル信号に変換するADコンバータ19cとを有する。容量素子19aによってDCオフセットがカットされることにより、ダイナミックレンジを確保し、ADコンバータ19cから出力されるデジタル信号の分解能を向上することができる。なお、容量素子19aは、バンドパスフィルタ19bに含まれてもよい。容量素子19aは省略され、バンドパスフィルタによってDCオフセットがカットされてもよい。
The first input I /
このように、第一入力I/F部19においてDCオフセットがカットされる構成においては、第一信号処理部14は、第一参照信号入力端子11に入力された第一参照信号であって、容量素子19aによってDCオフセットがカットされた第一参照信号を用いてキャンセル信号を生成する。したがって、第一信号処理部14において第一参照信号のDCオフセットを検知することは難しい。
Thus, in the configuration in which the DC offset is cut in the first input I /
そこで、検知部20は、第一参照信号入力端子11から直接、第一参照信号を取得し、取得した第一参照信号のDCオフセットを検知する。つまり、検知部20は、第一参照信号入力端子11に入力された第一参照信号であって、容量素子19aによってDC成分がカットされる前の第一参照信号のDCオフセットを検知する。検知部20によれば、ダイナミックレンジを確保しつつ、DCオフセットを検知することができる。また、検知部20は、DCオフセットの検知結果に基づいて、第一参照信号源51の異常を示す通知信号を出力する。
Therefore, the
検知部20は、具体的には、分圧回路20aと、ADコンバータ20bと、異常判定部20cとを有する。
Specifically, the
分圧回路20aは、分圧により、第一参照信号入力端子11に入力された第一参照信号の信号レベルを低下させる回路である。ADコンバータ20bは、分圧回路20aによって信号レベルが低下した第一参照信号をデジタル信号に変換する。つまり、第一参照信号をデジタル化する。なお、分圧回路20aは、必須の構成要素ではなく、省略されてもよい。
The
異常判定部20cは、デジタル化された第一参照信号のデジタル値をモニタし、第一参照信号源51の異常を判定する。異常判定部20cは、具体的には、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサまたは専用回路によって実現されてもよい。異常判定部20cは、マイクロコンピュータ、プロセッサ、及び専用回路のうち2つ以上の組み合わせによって実現されてもよい。なお、異常判定部20cが制御プログラムを実行することによって動作する場合、このような制御プログラムは、記憶部18に記憶される。また、異常判定部20cが異常の有無の判定に用いる判定条件(例えば、後述の所定時間及び所定値)も記憶部18に記憶される。
The
以下、異常判定部20cの異常判定動作についてフローチャートを参照しながら説明する。図5は、異常判定部20cの異常判定動作のフローチャートである。
Hereinafter, the abnormality determination operation of the
まず、異常判定部20cは、デジタル化された第一参照信号をADコンバータ20bから取得する(S21)。次に、異常判定部20cは、取得された第一参照信号のDCオフセットを検知する(S22)。異常判定部20cは、例えば、第一参照信号の平均化処理を行うことにより、第一参照信号のDCオフセットを検知する。異常判定部20cは、より具体的には、取得された第一参照信号のデジタル値の平均化処理を行い、デジタル値の平均を第一参照信号のDCオフセットとして検知する。
First, the
次に、異常判定部20cは、検知したDCオフセットに基づいて、第一参照信号源51の異常を判定する。例えば、DCオフセットが正の電源電圧に張りついてしまう異常を検出する場合、異常判定部20cは、検知したDCオフセットが所定時間以上所定値を超えているか否かを判定する(S23)。
Next, the
異常判定部20cによって検知したDCオフセットが所定時間以上所定値を超えていないと判定された場合(S23でNo)、異常判定動作は終了となる。一方、異常判定部20cは、検知したDCオフセットが所定時間以上所定値を超えていると判定した場合(S23でYes)、第一参照信号源51の異常を示す通知信号を出力する(S24)。通知信号は、通知信号出力端子21を介して車両制御部55に出力される。
When it is determined that the DC offset detected by the
車両制御部55は、このような通知信号に基づいて、車両50内に設置された表示部(図示せず)に第一参照信号源51の異常を示す画像を表示させる制御、または、車両50内に設置されたスピーカに第一参照信号源51の異常を示す音声を出力させる制御を行う。
The
これにより、能動騒音低減装置10は、車両50の乗員に第一参照信号源51の異常を通知することができる。なお、異常判定部20cは、映像信号または音声信号を、表示部またはスピーカに通知信号として直接出力してもよい。
Thus, the active
なお、DCオフセットが基準電圧(グランド)に張りついてしまう異常を検出する場合、上記ステップS23において、異常判定部20cは、検知したDCオフセットが所定時間以上所定値を下回っているか否かを判定すればよい。
When detecting an abnormality in which the DC offset is stuck to the reference voltage (ground), in step S23, the
[変形例1]
上記実施の形態1では、異常判定部20cは、取得された第一参照信号のデジタル値の平均化処理を行い、デジタル値の平均を第一参照信号のDCオフセットとして検知した。しかしながら、第一参照信号のDCオフセットの検知方法は、このような方法に限定されない。
[Modification 1]
In the first embodiment, the
例えば、検知部20は、ローパスフィルタをさらに有し、入力された第一参照信号をローパスフィルタに通すことにより、入力された第一参照信号のDCオフセットを検知してもよい。
For example, the
これにより、検知部20は、異常判定部20cにおいて平均化処理を行うことなくDCオフセットを検知することができる。つまり、検知部20は、異常判定部20cにおける情報処理量の増加を抑制して、第一参照信号のDCオフセットを検知することができる。なお、平均化処理を行うDCオフセットの検知方法は、回路素子の追加を抑制して、第一参照信号のDCオフセットを検知することができる効果を奏する。
Accordingly, the
[変形例2]
上記実施の形態1では、異常判定部20cは、第一参照信号のDCオフセットを検知したが、異常判定部20cは、第一参照信号に代えて、または、第一参照信号に加えて、誤差信号のDCオフセットを検知してもよい。検知部20は、誤差信号入力端子13から入力される誤差信号に対して、上記実施の形態1で第一参照信号に対して行われた信号処理等を行うことにより、誤差信号のDCオフセットを検知することができる。
[Modification 2]
In the first embodiment, the
[変形例3]
異常判定部20cは、第一入力I/F部19のADコンバータ19cの出力信号S(図2及び図4において一点鎖線で図示)を用いて異常判定を行ってもよい。例えば、第一参照信号源51がマイクロフォンである場合、異常判定部20cは、出力信号Sが安定した後の所定期間における出力信号Sのピークトゥピークを入力レベルとして、入力レベルが一定レベル以下であれば出力信号が異常であると判定する。所定期間は、例えば、4秒であり、一定レベルは、例えば、フルスケールの1%程度であるが、特に限定されない。
[Modification 3]
The
異常の具体的な内容については、第一参照信号のDCオフセットに応じて判定可能である。DCオフセットが第一閾値未満であり0Vに近い場合には、異常判定部20cは、第一参照信号の信号ラインが地絡または短絡していると判定することができる。また、DCオフセットが第一閾値よりも大きい第二閾値を超えており、第一参照信号のプルアップ電圧に近い場合には、異常判定部20cは、第一参照信号の信号ラインが天絡または断線していると判定することができる。
The specific content of the abnormality can be determined according to the DC offset of the first reference signal. If the DC offset is less than the first threshold and close to 0 V, the
そして、DCオフセットが第一閾値以上第二閾値以下である場合であって、かつ、車両50が走行しているなどによって騒音N0が発生中であれば第一参照信号源51が故障していると判定できる。DCオフセットが第一閾値以上第二閾値以下である場合であって、かつ、騒音N0が発生していないときには判定不可となる。
Then, if the DC offset is equal to or greater than the first threshold and equal to or less than the second threshold, and the noise N 0 is generated due to the
また、第一参照信号源51が加速度センサなどである場合には、DCオフセットが電源電圧に張りついていれば天絡、DCオフセットが基準電圧(グランド)に張りついていれば断線または地絡であると判定することができる。
When the first
なお、以上説明した変形例3の異常判定のロジックは一例であり、必ずしもこのようなロジックが用いられる必要はない。 The logic of the abnormality determination of the third modification described above is an example, and such logic does not necessarily have to be used.
(実施の形態2)
[実施の形態2に係る騒音低減装置を備える車両の構成]
例えば、第一参照信号源51が加速度センサである場合には、第一参照信号源51の取り付け向きに応じて,第一参照信号源51から出力される第一参照信号に重力加速度分のDCオフセットが現れる。さらに、車両50の加速中、減速中、カーブ走行中、及び、坂道走行中などの走行条件によっても、第一参照信号源51から出力される第一参照信号にDCオフセットが現れる。そうすると、検知部20は、検知したDCオフセットが第一参照信号源51の正常動作中に現れたものであるか、故障モードによって現れたものかを判定することが困難である場合がある。
Second Embodiment
[Configuration of Vehicle Equipped with Noise Reduction Device According to Second Embodiment]
For example, in the case where the first
そこで、検知部20は、第一参照信号源51のDCオフセットを、車両50に取り付けられた他の参照信号源のDCオフセットと比較することにより、第一参照信号源51の異常判定を行ってもよい。以下、このような実施の形態2に係る車両及び能動騒音低減装置について説明する。図6は、実施の形態2に係る能動騒音低減装置を備える車両を上面側から見た模式図である。なお、以下の実施の形態2では、実施の形態1と異なる部分を中心に説明が行われ、実施の形態1と重複する内容については説明が省略される。
Therefore, the
実施の形態2に係る車両150は、実施の形態2に係る能動騒音低減装置110と、第一参照信号源151と、第二参照信号源251と、キャンセル音源52と、誤差信号源53と、車両本体54と、車両制御部55とを備える。つまり、車両150の車両50との主な違いは、第一参照信号源151に加えて第二参照信号源251を備えていることである。
The
第二参照信号源251は、車両50の車室内の空間57における騒音と相関を有する第二参照信号を出力するトランスデューサである。第二参照信号源251は、具体的には、加速度センサである。
The second
第一参照信号源151は、第一参照信号源51と同様に、右前輪付近のサブフレーム(または、右前輪のタイヤハウス)に取り付けられている。これに対し、第二参照信号源251は、例えば、左前輪付近のサブフレーム(または、左前輪のタイヤハウス)に取り付けられている。なお、第一参照信号源51の取り付け位置は、特に限定されない。
Similar to the first
[実施の形態2に係る能動騒音低減装置の構成]
次に、能動騒音低減装置110の機能構成について説明する。図7は、能動騒音低減装置110の機能構成を示すブロック図である。
[Configuration of Active Noise Reduction Device According to Second Embodiment]
Next, the functional configuration of the active
図7に示されるように、能動騒音低減装置110は、第一参照信号入力端子111と、第二参照信号入力端子211と、キャンセル信号出力端子112と、誤差信号入力端子113と、第一信号処理部114と、第一入力I/F部119と、第二信号処理部214と、第二入力I/F部219と、記憶部118と、検知部120と、通知信号出力端子121と、加算部122とを備える。第一信号処理部114は、適応フィルタ部115と、模擬音響伝達特性フィルタ部116と、フィルタ係数更新部117とを備える。第二信号処理部214は、適応フィルタ部215と、模擬音響伝達特性フィルタ部216と、フィルタ係数更新部217とを備える。
As shown in FIG. 7, the active
第一信号処理部114は、第一参照信号入力端子111に入力された第一参照信号を用いて、騒音N0を低減するためのキャンセル音の出力に用いられるキャンセル信号を生成する。第二信号処理部214は、第二参照信号入力端子211に入力された第二参照信号を用いて、騒音N0を低減するためのキャンセル音の出力に用いられるキャンセル信号を生成する。第一信号処理部114及び第二信号処理部214の機能及び動作は、第一信号処理部14と同様である。
The first
第二参照信号入力端子211は、第二入力部の一例であって、車両150に取り付けられた第二参照信号源251によって出力される、第二参照信号が入力される。第二参照信号入力端子211は、金属等により形成される端子である。
The second reference
第一信号処理部114から出力されるキャンセル信号と、第二信号処理部214から出力されるキャンセル信号とは、加算部122によって加算された後、キャンセル信号出力端子112に出力される。
The cancel signal output from the first
加算部122は、第一信号処理部114から出力されるキャンセル信号、及び、第二信号処理部214から出力されるキャンセル信号を加算し、加算後のキャンセル信号をキャンセル信号出力端子112に出力する。加算部122は、例えば、DSP等のプロセッサによって実現されるが、マイクロコンピュータまたはオペアンプなどを用いた加算回路によって実現されてもよい。
The
検知部120は、第一参照信号入力端子111に入力された第一参照信号のDCオフセットに加えて、第二参照信号入力端子211に入力された第二参照信号のDCオフセットをさらに検知する。図8は、検知部120の詳細構成を示す図である。図8では、第一入力I/F部119及び第二入力I/F部219の詳細構成についても図示されている。
The
第一入力I/F部119及び第二入力I/F部219は、第一入力I/F部19と同様の構成である。第一入力I/F部119は、具体的には、容量素子119aと、バンドパスフィルタ119bと、ADコンバータ119cとを有する。第二入力I/F部219は、具体的には、容量素子219aと、バンドパスフィルタ219bと、ADコンバータ219cとを有する。
The first input I /
検知部120は、第一参照信号のDCオフセットを検知するための構成要素として、分圧回路120aと、ADコンバータ120bとを有し、第二参照信号のDCオフセットを検知するための構成要素として、分圧回路220aと、ADコンバータ220bとを有する。
The
異常判定部120cは、デジタル化された第一参照信号のデジタル値、及び、デジタル化された第二参照信号のデジタル値をモニタし、第一参照信号源51の異常を判定する。異常判定部120cは、具体的には、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサまたは専用回路によって実現されてもよい。異常判定部120cは、マイクロコンピュータ、プロセッサ、及び専用回路のうち2つ以上の組み合わせによって実現されてもよい。なお、異常判定部120cが制御プログラムを実行することによって動作する場合、このような制御プログラムは、記憶部118に記憶される。また、異常判定部120cが異常の有無の判定に用いる判定条件も記憶部118に記憶される。
The
[実施の形態2に係る異常判定動作]
以下、異常判定部120cの異常判定動作についてフローチャートを参照しながら説明する。図9は、異常判定部120cの異常判定動作のフローチャートである。
[Abnormality determination operation according to the second embodiment]
Hereinafter, the abnormality determination operation of the
まず、異常判定部120cは、デジタル化された第一参照信号をADコンバータ120bから取得する(S31)。次に、異常判定部120cは、取得された第一参照信号のDCオフセットを検知する(S32)。異常判定部120cは、例えば、取得された第一参照信号のデジタル値の平均化処理を行い、デジタル値の平均を第一参照信号の第一DCオフセットとして検知する。
First, the
同様に、異常判定部120cは、デジタル化された第二参照信号をADコンバータ220bから取得し(S33)、取得された第二参照信号の第二DCオフセットを検知する(S34)。異常判定部120cは、例えば、取得された第二参照信号のデジタル値の平均化処理を行い、デジタル値の平均を第二参照信号の第二DCオフセットとして検知する。
Similarly, the
次に、異常判定部120cは、検知した第一DCオフセット、及び、検知した第二DCオフセットを比較する(S35)。例えば、DCオフセットが正の電源電圧に張りついてしまう異常を検出する場合、異常判定部120cは、第一DCオフセットが所定値以上、第二DCオフセットよりも大きいか否かを判定する(S36)。
Next, the
第一DCオフセットが所定値以上、第二DCオフセットよりも大きくないと判定された場合(S36でNo)、異常判定部120cは、第二DCオフセットが所定値以上、第一DCオフセットよりも大きいか否かを判定する(S37)。第二DCオフセットが所定値以上、第一DCオフセットよりも大きくないと判定された場合(S37でNo)、異常判定動作は終了となる。
When it is determined that the first DC offset is not larger than the predetermined value and not larger than the second DC offset (No in S36), the
一方、ステップS35において、第一DCオフセットが所定値以上、第二DCオフセットよりも大きいと判定された場合(S36でNo)、第二DCオフセットが正の電源電圧に張りつき、第一参照信号源151に異常があると考えられる。同様に、ステップS36において、第二DCオフセットが所定値以上、第一DCオフセットよりも大きいと判定された場合(S37でNo)、第二DCオフセットが正の電源電圧に張りつき、第二参照信号源251に異常があると考えられる。
On the other hand, when it is determined in step S35 that the first DC offset is greater than or equal to the predetermined value and larger than the second DC offset (No in S36), the second DC offset is stuck to the positive power supply voltage, and the first reference signal source It is considered that 151 is abnormal. Similarly, in step S36, when it is determined that the second DC offset is greater than or equal to the predetermined value and larger than the first DC offset (No in S37), the second DC offset adheres to the positive power supply voltage, and the second reference signal It is considered that the
そこで、このような場合、異常判定部120cは、第一参照信号源151または第二参照信号源251の異常を示す通知信号を出力する(S38)。通知信号は、通知信号出力端子121を介して車両制御部55に出力される。
Therefore, in such a case, the
以上説明したように、能動騒音低減装置110において、検知部120は、入力された第二参照信号のDCオフセットをさらに検知し、第一参照信号の第一DCオフセット及び第二参照信号の第二DCオフセットの比較結果に基づいて、第一参照信号源151または第二参照信号源251の異常を示す通知信号を出力する。これにより、第一参照信号源151及び第二参照信号源251が加速度センサである場合も、DCオフセットに基づく異常判定を高精度に行うことができる。
As described above, in the active
なお、第一参照信号源151及び第二参照信号源251は、例えば、加速度の計測の基準となる軸方向が揃うように車両50に取り付けられる。これにより、第一DCオフセット及び第二DCオフセットの比較を適切に行うことができる。第一参照信号源151及び第二参照信号源251の軸方向が異なる場合は、テンソル変換などの信号処理が行われた上で、同じ方向の成分同士が比較されるとよい。
The first
(効果等)
以上説明したように、能動騒音低減装置10は、車両50内の空間における騒音N0を低減する能動騒音低減装置である。能動騒音低減装置10は、車両50に取り付けられた第一参照信号源51によって出力される、騒音N0と相関を有する第一参照信号が入力される第一参照信号入力端子11と、入力された第一参照信号を用いて、騒音N0を低減するためのキャンセル音N1の出力に用いられるキャンセル信号を生成する第一信号処理部14と、入力された第一参照信号のDCオフセットを検知する検知部20とを備える。第一参照信号入力端子11は、第一入力部の一例である。
(Effect, etc.)
As described above, the active
これにより、能動騒音低減装置10は、第一参照信号源51がDCオフセットが変動する故障モードを有する場合に、第一参照信号源51の異常を検知できる。
Thereby, the active
また、例えば、検知部20は、検知したDCオフセットが所定時間以上所定値を超えている場合、または、検知したDCオフセットが所定時間以上所定値を下回っている場合に、第一参照信号源51の異常を示す信号を出力する。
Also, for example, when the detected DC offset exceeds the predetermined value for the predetermined time or more, or when the detected DC offset is less than the predetermined value for the predetermined time, the
これにより、第一参照信号源51がDCオフセットが正の電圧に張りつく故障モードを有する場合、または、第一参照信号源51がDCオフセットが基準電圧(グランド)に張りつく故障モードを有する場合に、能動騒音低減装置10は、第一参照信号源51の異常を検知し、通知することができる。
Thereby, the first
また、例えば、能動騒音低減装置110は、さらに、車両50に取り付けられた第二参照信号源251によって出力される、騒音N0と相関を有する第二参照信号が入力される第二参照信号入力端子211を備える。第二参照信号入力端子は、第二入力部の一例である。検知部120は、入力された第二参照信号のDCオフセットをさらに検知し、第一参照信号のDCオフセット及び第二参照信号のDCオフセットの比較結果に基づいて、第一参照信号源151または第二参照信号源251の異常を示す信号を出力する。
Also, for example, the active
これにより、能動騒音低減装置110は、第一参照信号源151及び第二参照信号源251が加速度センサであり、異常のない状態でDCオフセットが現れる場合も、DCオフセットに基づく異常判定を高精度に行うことができる。
Thus, the active
また、例えば、能動騒音低減装置10は、さらに、入力された第一参照信号のDCオフセットをカットする容量素子19aを備えてもよい。第一信号処理部14は、入力された第一参照信号であって、容量素子19aによってDCオフセットがカットされた第一参照信号を用いてキャンセル信号を生成する。検知部20は、入力された第一参照信号であって、容量素子19aによってDC成分がカットされる前の第一参照信号のDCオフセットを検知する。
Also, for example, the active
これにより、容量素子19aによりDCオフセットがカットされるため、第一信号処理部14によってDCオフセットの検知が難しい場合も、能動騒音低減装置10は、検知部20によってDCオフセットの検知を実現することができる。
As a result, since the DC offset is cut by the
また、例えば、能動騒音低減装置10は、さらに、入力された第一参照信号のDCオフセットをカットするバンドパスフィルタ19bを備えてもよい。第一信号処理部14は、入力された第一参照信号であって、バンドパスフィルタ19bによってDCオフセットがカットされた第一参照信号を用いてキャンセル信号を生成する。検知部20は、入力された第一参照信号であって、バンドパスフィルタ19bによってDC成分がカットされる前の第一参照信号のDCオフセットを検知する。
Also, for example, the active
これにより、バンドパスフィルタ19bによりDCオフセットがカットされるため、第一信号処理部14によってDCオフセットの検知が難しい場合も、能動騒音低減装置10は、検知部20によってDCオフセットの検知を実現することができる。
Thereby, since the DC offset is cut by the
また、例えば、検知部20は、入力された第一参照信号の平均化処理を行うことにより、入力された第一参照信号のDCオフセットを検知する。
Also, for example, the
これにより、検知部20は、回路素子の追加を抑制して、第一参照信号のDCオフセットを検知することができる。
Thereby, the
また、例えば、検知部20は、ローパスフィルタをさらに有し、入力された第一参照信号をローパスフィルタに通すことにより、入力された第一参照信号のDCオフセットを検知する。
Also, for example, the
これにより、検知部20は、異常判定部20cにおける情報処理量の増加を抑制して、第一参照信号のDCオフセットを検知することができる。
Thus, the
また、例えば、第一参照信号源51は、加速度センサである。
Also, for example, the first
これにより、検知部20は、加速度センサが出力する第一参照信号に含まれるDCオフセットを検知することができる。
Thereby, the
また、例えば、第一参照信号源51は、マイクロフォンである。
Also, for example, the first
これにより、検知部20は、マイクロフォンが出力する第一参照信号に含まれるDCオフセットを検知することができる。
Thereby, the
また、検知部20は、誤差信号のDCオフセットを検知してもよい。この場合、能動騒音低減装置10は、車両50に取り付けられた第一参照信号源によって出力される、騒音N0と相関を有する第一参照信号が入力される第一参照信号入力端子11と、入力された第一参照信号を用いて、騒音N0を低減するためのキャンセル音N1の出力に用いられるキャンセル信号を生成する第一信号処理部14と、キャンセル音N1と騒音N0との干渉による残留音に対応する誤差信号が入力される誤差信号入力端子13と、入力された誤差信号のDCオフセットを検知する検知部20とを備える。第一参照信号入力端子11は、第一入力部の一例であり、誤差信号入力端子13は、誤差信号入力部の一例である。
Also, the
また、車両50は、能動騒音低減装置10と、第一参照信号源51とを備える。車両50は、能動騒音低減装置110を備えてもよい。
The
このような車両50は、第一参照信号源51の異常を検知できる。
Such a
また、車両50内の空間における騒音を低減する能動騒音低減装置10が実行する異常判定方法は、車両50に取り付けられた第一参照信号源51によって出力される、騒音N0と相関を有する第一参照信号を取得し、取得された第一参照信号を用いて、騒音N0を低減するためのキャンセル音N1の出力に用いられるキャンセル信号を生成し、取得された第一参照信号のDCオフセットを検知し、第一参照信号のDCオフセットの検知結果に基づいて、第一参照信号源51の異常を示す信号を出力する。
Further, the abnormality determination method executed by the active
これにより、異常判定方法は、第一参照信号源51がDCオフセットが変動する故障モードを有する場合に、第一参照信号源51の異常を検知し、通知することができる。
Thereby, the abnormality determination method can detect and notify the abnormality of the first
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態1及び2について説明したが、本発明は、上記実施の形態1及び2に限定されるものではない。
(Other embodiments)
The first and second embodiments have been described above, but the present invention is not limited to the first and second embodiments.
例えば、上記実施の形態では、参照信号(第一参照信号または第二参照信号)は、加速度センサまたはマイクの出力信号であったが、参照信号は、車両のエンジンの回転数に基づいて算出された正弦波であってもよい。 For example, in the above embodiment, the reference signal (first reference signal or second reference signal) is the output signal of the acceleration sensor or the microphone, but the reference signal is calculated based on the number of rotations of the vehicle engine It may be a sine wave.
また、例えば、上記実施の形態で説明された、参照信号源及びキャンセル音源の配置は、一例である。図10は、参照信号源及びキャンセル音源の配置例を示す図である。 Also, for example, the arrangement of the reference signal source and the cancellation sound source described in the above embodiment is an example. FIG. 10 is a view showing an arrangement example of the reference signal source and the cancellation sound source.
図10に示される車両250のように、能動騒音低減装置を備える車両において、4つの参照信号源51a〜51dと、4つのキャンセル音源52a〜52dとを用いる構成が考えられる。参照信号源51aは、右前輪付近のサブフレームに取り付けられ、参照信号源51bは、左前輪付近のサブフレームに取り付けられ、参照信号源51cは、右後輪付近のサブフレームに取り付けられ、参照信号源51dは、左後輪付近のサブフレームに取り付けられる。キャンセル音源52aは、右側フロントドアに取り付けられ、キャンセル音源52bは、左側フロントドアに取り付けられ、キャンセル音源52cは、右側リアドアに取り付けられ、キャンセル音源52dは、左側リアドアに取り付けられる。
As in a
このような車両が備える能動騒音低減装置は、4つの参照信号を取得することができる。この場合、検知部は、4つの参照信号それぞれのDCオフセットを検知する。検知部は、検知した4つのDCオフセットの平均値を基準として、平均値よりも所定値以上DCオフセットが大きい参照信号源を異常と判定してもよい。 An active noise reduction device provided in such a vehicle can obtain four reference signals. In this case, the detection unit detects the DC offset of each of the four reference signals. The detection unit may determine that the reference signal source having a DC offset larger by a predetermined value or more than the average value is abnormal, based on the average value of the four detected DC offsets.
また、上記実施の形態1及び2に係る能動騒音低減装置の構成は、一例である。例えば、能動騒音低減装置は、D/A変換器、フィルタ、電力増幅器、または、A/D変換器などの構成要素を含んでもよい。 The configuration of the active noise reduction device according to the first and second embodiments is an example. For example, the active noise reduction device may include components such as a D / A converter, a filter, a power amplifier, or an A / D converter.
また、上記実施の形態1及び2に係る能動騒音低減装置が行う処理は、一例である。例えば、上記実施の形態で説明されたデジタル信号処理の一部がアナログ信号処理によって実現されてもよい。 Moreover, the process which the active noise reduction apparatus which concerns on the said Embodiment 1 and 2 performs is an example. For example, part of the digital signal processing described in the above embodiments may be realized by analog signal processing.
また、例えば、上記実施の形態1及び2において、特定の処理部が実行する処理を別の処理部が実行してもよい。また、複数の処理の順序が変更されてもよいし、複数の処理が並行して実行されてもよい。 Also, for example, in the above-described first and second embodiments, another processing unit may execute the processing executed by a specific processing unit. In addition, the order of a plurality of processes may be changed, or a plurality of processes may be executed in parallel.
また、上記実施の形態1及び2において、各構成要素は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。 In the first and second embodiments, each component may be configured by dedicated hardware or implemented by executing a software program suitable for each component. Each component may be realized by a program execution unit such as a CPU or a processor reading and executing a software program recorded in a recording medium such as a hard disk or a semiconductor memory.
また、各構成要素は、回路(または集積回路)でもよい。これらの回路は、全体として1つの回路を構成してもよいし、それぞれ別々の回路でもよい。また、これらの回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。 Also, each component may be a circuit (or integrated circuit). These circuits may constitute one circuit as a whole or may be separate circuits. Each of these circuits may be a general-purpose circuit or a dedicated circuit.
また、本発明の全般的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの非一時的な記録媒体で実現されてもよい。また、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及びコンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。 Also, the general or specific aspects of the present invention may be realized by a non-transitory recording medium such as a system, an apparatus, a method, an integrated circuit, a computer program or a computer readable CD-ROM. Also, the present invention may be realized as any combination of a system, an apparatus, a method, an integrated circuit, a computer program and a non-transitory computer readable recording medium.
例えば、本発明は、能動騒音低減装置(コンピュータまたはDSP)が実行する異常判定方法として実現されてもよいし、上記異常判定方法をコンピュータまたはDSPに実行させるためのプログラムとして実現されてもよい。また、本発明は、上記実施の形態に係る能動騒音低減装置と、第一参照信号源と、キャンセル音源と、誤差信号源とを備える車両または騒音低減システムとして実現されてもよい。 For example, the present invention may be implemented as an abnormality determination method executed by an active noise reduction device (computer or DSP), or as a program for causing a computer or DSP to execute the above abnormality determination method. In addition, the present invention may be realized as a vehicle or a noise reduction system including the active noise reduction device according to the above-described embodiment, the first reference signal source, the cancellation sound source, and the error signal source.
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、または、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。 In addition, the embodiments can be realized by various combinations that each person skilled in the art can think of for each embodiment, or by combining components and functions in each embodiment without departing from the scope of the present invention. The embodiments of the present invention are also included in the present invention.
本発明の能動騒音低減装置は、例えば、車室内の騒音を低減し、かつ、参照信号源の異常を検知することができる装置として有用である。 The active noise reduction device of the present invention is useful, for example, as a device capable of reducing noise in a vehicle compartment and detecting an abnormality in a reference signal source.
10、110 能動騒音低減装置
11、111 第一参照信号入力端子
12、112 キャンセル信号出力端子
13,113 誤差信号入力端子
14、114 第一信号処理部
15、115、215 適応フィルタ部
16、116、216 模擬音響伝達特性フィルタ部
17、117、217 フィルタ係数更新部
18、118 記憶部
19、119 第一入力I/F部
19a、119a、219a 容量素子
19b、119b、219b バンドパスフィルタ
19c、20b、119c、120b、219c、220b ADコンバータ
20、120 検知部
20a、120a、220a 分圧回路
20c、120c 異常判定部
21、121 通知信号出力端子
50、150、250 車両
51、151 第一参照信号源
51a、51b、51c、51d 参照信号源
52、52a、52b、52c、52d キャンセル音源
53 誤差信号源
54 車両本体
55 車両制御部
57 空間
122 加算部
211 第二参照信号入力端子
214 第二信号処理部
219 第二入力I/F部
251 第二参照信号源
N0 騒音
N1 キャンセル音
10, 110 Active
Claims (12)
前記車両に取り付けられた第一参照信号源によって出力される、前記騒音と相関を有する第一参照信号が入力される第一入力部と、
入力された前記第一参照信号を用いて、前記騒音を低減するためのキャンセル音の出力に用いられるキャンセル信号を生成する信号処理部と、
入力された前記第一参照信号のDC(Direct Current)オフセットを検知する検知部とを備える
能動騒音低減装置。 An active noise reduction device for reducing noise in a space in a vehicle, comprising:
A first input output from a first reference signal source attached to the vehicle, to which a first reference signal correlated with the noise is input;
A signal processing unit that generates a cancellation signal used for outputting a cancellation sound for reducing the noise using the input first reference signal;
And a detection unit that detects a DC (Direct Current) offset of the input first reference signal.
請求項1に記載の能動騒音低減装置。 The detection unit indicates an abnormality of the first reference signal source when the detected DC offset exceeds a predetermined value for a predetermined time or more, or when the detected DC offset falls below a predetermined value for a predetermined time or more. The active noise reduction device according to claim 1, which outputs a signal.
前記検知部は、入力された前記第二参照信号のDCオフセットをさらに検知し、前記第一参照信号のDCオフセット及び前記第二参照信号のDCオフセットの比較結果に基づいて、前記第一参照信号源または前記第二参照信号源の異常を示す信号を出力する
請求項1に記載の能動騒音低減装置。 The active noise reduction apparatus further includes a second input unit to which a second reference signal correlated with the noise, which is output by a second reference signal source attached to the vehicle, is input.
The detection unit further detects a DC offset of the input second reference signal, and based on a comparison result of the DC offset of the first reference signal and the DC offset of the second reference signal, the first reference signal The active noise reduction device according to claim 1, which outputs a signal indicating an abnormality of a source or the second reference signal source.
前記信号処理部は、入力された前記第一参照信号であって、前記容量素子によってDCオフセットがカットされた前記第一参照信号を用いて前記キャンセル信号を生成し、
前記検知部は、入力された前記第一参照信号であって、前記容量素子によってDC成分がカットされる前の前記第一参照信号のDCオフセットを検知する
請求項1〜3のいずれか1項に記載の能動騒音低減装置。 And a capacitive element for cutting a DC offset of the input first reference signal,
The signal processing unit generates the cancel signal using the input first reference signal, and the first reference signal whose DC offset has been cut by the capacitive element.
The said detection part is a said 1st reference signal input, Comprising: The DC offset of the said 1st reference signal before DC component is cut by the said capacitive element is detected. Active noise reduction device according to claim 1.
前記信号処理部は、入力された前記第一参照信号であって、前記バンドパスフィルタによってDCオフセットがカットされた前記第一参照信号を用いて前記キャンセル信号を生成し、
前記検知部は、入力された前記第一参照信号であって、前記バンドパスフィルタによってDC成分がカットされる前の前記第一参照信号のDCオフセットを検知する
請求項1〜3のいずれか1項に記載の能動騒音低減装置。 And a band pass filter for cutting a DC offset of the input first reference signal,
The signal processing unit generates the cancel signal using the first reference signal that has been input and whose DC offset has been cut by the band pass filter.
The detection unit detects a DC offset of the first reference signal before the DC component is cut by the band pass filter, which is the input first reference signal. An active noise reduction device according to claim 1.
請求項1〜5のいずれか1項に記載の能動騒音低減装置。 The active state according to any one of claims 1 to 5, wherein the detection unit detects a DC offset of the input first reference signal by averaging the input first reference signal. Noise reduction device.
請求項1〜5のいずれか1項に記載の能動騒音低減装置。 The detection unit further includes a low pass filter, and detects a DC offset of the input first reference signal by passing the input first reference signal through the low pass filter. Active noise reduction device according to any one of the preceding claims.
請求項1〜7のいずれか1項に記載の能動騒音低減装置。 The active noise reduction device according to any one of claims 1 to 7, wherein the first reference signal source is an acceleration sensor.
請求項1〜7のいずれか1項に記載の能動騒音低減装置。 The active noise reduction device according to any one of claims 1 to 7, wherein the first reference signal source is a microphone.
前記車両に取り付けられた第一参照信号源によって出力される、前記騒音と相関を有する第一参照信号が入力される第一入力部と、
入力された前記第一参照信号を用いて、前記騒音を低減するためのキャンセル音の出力に用いられるキャンセル信号を生成する信号処理部と、
前記キャンセル音と前記騒音との干渉による残留音に対応する誤差信号が入力される誤差信号入力部と、
入力された前記誤差信号のDCオフセットを検知する検知部とを備える
能動騒音低減装置。 An active noise reduction device for reducing noise in a space in a vehicle, comprising:
A first input output from a first reference signal source attached to the vehicle, to which a first reference signal correlated with the noise is input;
A signal processing unit that generates a cancellation signal used for outputting a cancellation sound for reducing the noise using the input first reference signal;
An error signal input unit to which an error signal corresponding to residual sound due to interference between the cancellation sound and the noise is input;
An active noise reduction device comprising: a detection unit that detects a DC offset of the input error signal.
前記第一参照信号源とを備える
車両。 An active noise reduction device according to any one of claims 1 to 10,
And a vehicle comprising the first reference signal source.
前記車両に取り付けられた第一参照信号源によって出力される、前記騒音と相関を有する第一参照信号を取得し、
取得された前記第一参照信号を用いて、前記騒音を低減するためのキャンセル音の出力に用いられるキャンセル信号を生成し、
取得された前記第一参照信号のDCオフセットを検知し、
前記第一参照信号のDCオフセットの検知結果に基づいて、前記第一参照信号源の異常を示す信号を出力する
異常判定方法。 An abnormality determination method executed by an active noise reduction device for reducing noise in a space in a vehicle, comprising:
Acquiring a first reference signal correlated with the noise, output by a first reference signal source mounted on the vehicle;
Using the acquired first reference signal to generate a cancellation signal used for outputting a cancellation sound for reducing the noise;
Detecting a DC offset of the acquired first reference signal;
And outputting a signal indicating an abnormality of the first reference signal source based on the detection result of the DC offset of the first reference signal.
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- 2017-10-31 JP JP2017210907A patent/JP2019082628A/en active Pending
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