JP2019082013A - トイレ装置 - Google Patents

トイレ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019082013A
JP2019082013A JP2017208711A JP2017208711A JP2019082013A JP 2019082013 A JP2019082013 A JP 2019082013A JP 2017208711 A JP2017208711 A JP 2017208711A JP 2017208711 A JP2017208711 A JP 2017208711A JP 2019082013 A JP2019082013 A JP 2019082013A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
display
toilet
human body
detection unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017208711A
Other languages
English (en)
Inventor
浩和 島▲崎▼
Hirokazu Shimazaki
浩和 島▲崎▼
弘明 渡邊
Hiroaki Watanabe
弘明 渡邊
篤史 若松
Atsushi Wakamatsu
篤史 若松
季朗 嶋津
Sueo Shimazu
季朗 嶋津
敬成 青山
Takanari Aoyama
敬成 青山
江美 上田
Emi Ueda
江美 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lixil Corp
Original Assignee
Lixil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lixil Corp filed Critical Lixil Corp
Priority to JP2017208711A priority Critical patent/JP2019082013A/ja
Publication of JP2019082013A publication Critical patent/JP2019082013A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

【課題】適切なタイミングで人体情報に基づく表示を停止し得るトイレ装置を提供する。【解決手段】リモートコントローラ60は、脈波波形を測定する脈波センサ67と、脈波センサ67によって測定された測定結果の表示を行う表示部65と、表示部65によって脈波波形の測定結果の表示が行われた後、便座装置30によるトイレ装置10の所定状態の検知に連動して、表示部65による脈波波形の測定結果の表示を停止する表示停止部61Aと、を備えている。【選択図】図3

Description

本発明はトイレ装置に関するものである。
特許文献1に開示される健康情報表示温水洗浄便座は、便座に座した人体の生体インピーダンスなどの特性値を検出するための電極と、検出した生体特性値から体脂肪率などの所望の健康情報を演算する体脂肪率計と、を備えている。さらに、この健康情報表示温水洗浄便座は、体脂肪率計によって演算された健康情報をリモコンの表示手段に表示するためにリモコンに送信する表示手段を備えている。健康情報表示温水洗浄便座の使用者は、便座に座した状態で表示手段を見て体脂肪率を確認することができる。
特開2002−224074号公報
しかしながら、特許文献1の健康情報表示温水洗浄便座は、例えばトイレ個室において便器本体に組み付けられて使用される装置であり、複数の使用者によって共同で使用されることになる。そのため、使用者が表示手段に表示された健康情報を消去し忘れてトイレ個室から退室した場合には、健康情報が表示手段に表示され続けることになる。この場合、使用者が退室した後に入室した他の使用者が表示手段に表示された健康情報を見ることができ、被測定者のプライバシーが保護できなくなってしまう。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、適切なタイミングで人体情報に基づく表示を停止し得るトイレ装置を提供することを解決すべき課題としている。
本発明のトイレ装置は、
人体を測定対象として所定の人体情報を測定する人体情報測定部と、前記人体情報測定部によって測定された前記人体情報に基づく表示を行う表示部と、を備えたトイレ装置であって、
前記トイレ装置の状態を検知する検知部と、
前記表示部によって前記人体情報に基づく表示が行われた後、前記検知部による前記トイレ装置の状態の検知に連動して、前記表示部による前記人体情報に基づく表示を停止する表示停止部と、
を備えることを特徴とする。
このトイレ装置は、人体情報測定部によって人体を測定対象として所定の人体情報を測定することができる。また、トイレ装置は、表示部によって人体情報測定部により測定された人体情報に基づく表示を行うことができる。その上で、表示停止部は、表示部によって人体情報に基づく表示が行われた後、検知部によるトイレ装置の状態の検知に連動して、表示部による人体情報に基づく表示を停止する制御を行う。そのため、トイレ装置は、検知部によってトイレ装置の状態が検知されることに起因して、表示部による人体情報に基づく表示を停止することができる。これにより、トイレ装置は、使用者が表示部による表示を停止し忘れたとしても、使用者の動作に応じたトイレ装置の状態に基づいて表示部の表示を停止することができ、人体情報が測定された使用者のプライバシーを保護することができる。
実施例1に係るトイレ装置が設けられたトイレルームの様子を示す説明図である。 図1のリモートコントローラを概略的に示す斜視図である。 図1のトイレ装置の電気的構成を概略的に例示するブロック図である。 図1のリモートコントローラで実行される表示制御の流れを示すフローチャートである。 図1のリモートコントローラで実行される脈波波形の測定結果に関する送信制御の流れを示すフローチャートである。
本発明における好ましい実施の形態を説明する。
本発明のトイレ装置は、
便器本体に組み付けられる便座と、
を備え、
前記検知部は、前記便座への着座を検知する着座検知部であり、
前記表示停止部は、前記表示部によって前記人体情報に基づく表示が行われた後、前記着座検知部によって前記便座からの離座が検知された後に、前記表示部による前記人体情報に基づく表示を停止する制御を行い得る。
この場合、このトイレ装置は、使用者が便座から離座することに起因して表示部による表示を停止することができる。そのため、トイレ装置は、使用者が便座から離座してトイレ装置から離れた後に、他の使用者に表示部による人体情報に基づく表示を見られることを防ぐことができる。
本発明のトイレ装置は、
便鉢部に洗浄水を供給する便器洗浄部と、
を備え、
前記検知部は、前記便器洗浄部によって前記便鉢部に洗浄水が供給されたことを検知する洗浄検知部であり、
前記表示停止部は、前記表示部によって前記人体情報に基づいた表示が行われた後、前記洗浄検知部によって前記便器洗浄部により前記便鉢部に洗浄水が供給されたことが検知された後に、前記表示部による前記人体情報に基づいた表示を停止する制御を行い得る。
この場合、このトイレ装置は、便鉢部に洗浄水が供給されたことに起因して表示部による表示を停止することができる。そのため、トイレ装置は、使用者が排泄を済ませて便鉢部の洗浄を行いトイレ装置から離れた後に、他の使用者に表示部による人体情報に基づく表示を見られることを防ぐことができる。
本発明のトイレ装置は、
前記検知部は、前記トイレ装置に対して所定位置に位置する人体を検知する人体検知部であり、
前記表示停止部は、前記表示部によって前記人体情報に基づいた表示が行われた後、前記人体検知部によって人体が前記所定位置に位置しなくなったことが検知された後に、前記表示部による前記人体情報に基づいた表示を停止する制御を行い得る。
この場合、このトイレ装置は、人体が所定位置に位置しなくなったことに起因して、表示部による表示を停止することができる。そのため、トイレ装置は、トイレ装置から離れて人体検知部によって人体が所定位置に位置しなくなったことが検知された後に、他の使用者に表示部による人体情報に基づく表示を見られることを防ぐことができる。
本発明のトイレ装置は、
便鉢部を閉塞する閉状態と前記便鉢部を開放する開状態との間で回動可能に組み付けられる便蓋と、
を備え、
前記検知部は、前記便蓋の開閉状態を検知する便蓋検知部であり、
前記表示停止部は、前記表示部によって前記人体情報に基づいた表示が行われた後、前記便蓋検知部によって前記便蓋が前記開状態から前記閉状態になったことが検知された後に、前記表示部による前記人体情報に基づいた表示を停止する制御を行い得る。
この場合、このトイレ装置は、便蓋が開状態から閉状態になったことに起因して表示部による表示を停止することができる。そのため、トイレ装置は、使用者が排泄を済ませて便蓋を開状態から閉状態にした後に、他の使用者に表示部による人体情報に基づく表示を見られることを防ぐことができる。
本発明のトイレ装置は、
外部機器と通信する通信部と、
前記表示部による前記人体情報に基づく表示の開始もしくは停止、又は前記外部機器から送信される情報の前記通信部を介した受信に連動して、前記人体情報を前記通信部を介して前記外部機器に送信する通信制御部と、を備え得る。
この場合、このトイレ装置は、通信制御部によって通信部を介して人体情報が外部機器に送信されるため、使用者は表示部による表示以外にも、外部機器で人体情報を確認することできる。そのため、トイレ装置は、使用者が時間や場所などが制限されずに外部機器を用いて人体情報を確認することができる。
次に、本発明のトイレ装置を具体化した実施例について、図面を参照しつつ説明する。
<実施例1>
実施例1のトイレ装置10は、図1に示すように、便器本体20、便座装置30、及びリモートコントローラ60を備えている。トイレ装置10は、リモートコントローラ60が操作されることによって、便座装置30の各種機能が発揮される。
便器本体20は、図1に示すように、トイレルームの床面上に設置される床置き式の水洗式便器である。便器本体20は、便鉢部21が形成されている。便鉢部21は、上端部が略楕円形状に開口した椀形状である。便鉢部21は、洗浄水が滞留する溜水部(図示略)が下部に形成されている。溜水部は、洗浄水が排出される排水路(図示略)が連通されている。
便座装置30は、図1に示すように、便器本体20の上面に組み付けられている。便座装置30は、便座31、便蓋32、及び本体33を有している。本体33は、便器本体20に着脱可能に固定されている。本体33は、後述する局部洗浄部42、着座検知部43、及び人体検知部44等の機能装置が組み付けられている。本体33は、上記機能装置の動作等を制御する機能部50を内部に収容する。機能部50は、後述する制御部51、及びメモリ52等を備えている。本体33は、便座31、及び便蓋32を、倒伏姿勢と起立姿勢との間で回動自在となるように軸支している。便座31は、内側が開口した環状に形成されている。便座31は、倒伏姿勢で便器本体20の便鉢部21の上端部に沿うように配置される。便蓋32は、倒伏姿勢において便座31を上方から覆って便座31の開口及び便鉢部21の開口を塞ぐ閉状態となり、起立姿勢において便座31の開口及び便鉢部21の開口を開放する開状態となる。
便座装置30は、図3に示すように、制御部51、メモリ52、通信部53、電源部54、便器洗浄部41、局部洗浄部(請求項の「検知部」に相当)42、着座検知部(請求項の「検知部」に相当)43、及び人体検知部(請求項の「検知部」に相当)44を備えている。制御部51は、公知のコンピュータとして構成され、便座装置30全体を制御する情報処理装置として機能する。制御部51は、メモリ52、通信部53、電源部54、便器洗浄部41、局部洗浄部42、着座検知部43、人体検知部44、及び便蓋検知部45等が接続されている。制御部51は、局部洗浄部42、着座検知部43、人体検知部44、及び便蓋検知部45等を動作させるための制御信号を出力する。メモリ52は、公知のメモリであり、局部洗浄部42等の各機能装置を制御可能なシステムプログラム等が予め格納されている。通信部53は、リモートコントローラ60と無線通信する。通信部53は、例えば赤外線通信を行う赤外線通信インタフェースとして構成されている。
電源部54は、商用100V電源などの外部電源から電力供給を受けて、所定の電源電圧を生成するように機能する公知の電源回路などによって構成されている。電源部54は、出力する電源電圧が配線(図示略)を介して便器洗浄部41、局部洗浄部42、着座検知部43、人体検知部44、及び便蓋検知部45等の様々な電子装置に供給される。
便器洗浄部41は、便鉢部21に洗浄水を供給する装置である。便器洗浄部41は、図示しない給水路、及び給水弁を備えている。給水路は、水道水等の洗浄水を便鉢部21に供給する通路である。給水路は、便鉢部21に通じている。給水弁は、例えば電磁弁として構成され、給水路の所定箇所に設けられている。便器洗浄部41は、制御部51からの便器洗浄の制御信号に基づいて、給水路を開放して便鉢部21への洗浄水の供給を開始し、所定時間の経過後に給水路を遮断して便鉢部21への洗浄水の供給を停止する。便器洗浄部41は、便鉢部21に洗浄水を供給し、便鉢部21内の便(大便、及び小便)を溜水部に滞留していた洗浄水とともに排水路へと排出する。
局部洗浄部42は、リモートコントローラ60からの制御信号に基づいて局部を洗浄する。局部洗浄部42は、図1に示すように、洗浄水が吐出する洗浄ノズル42Aを備えている。局部洗浄部42は、本体33に形成された開口(図示略)を介して洗浄ノズル42Aが便鉢部21内に向けて進退可能になっている。洗浄ノズル42Aは、洗浄時に便鉢部21内に進出し、先端部から洗浄水が吐出することによって局部を洗浄する。
着座検知部43は、使用者が便座31に着座した状態を検知する。着座検知部43は、図1に示すように、本体33に組み付けられている。着座検知部43は、公知の赤外線センサによって構成されている。着座検知部43は、図示しない発光素子(例えばLED等)、及び受光素子(例えばフォトダイオード等)を備えている。着座検知部43は、発光素子から赤外線が照射され、着座している使用者の人体で反射された赤外線を受光素子によって受光することにより、便座31上に使用者が着座していることを検知する。
人体検知部44は、便座装置30に対して所定位置(例えば、トイレルーム内)に位置する人体を検知する。人体検知部44は、図1に示すように、上側検知部44A、及び下側検知部44Bを備えている。上側検知部44A及び下側検知部44Bは、公知の赤外線センサによって構成され、図示しない発光素子(例えばLED等)、及び受光素子(例えばフォトダイオード等)を備えている。上側検知部44A及び下側検知部44Bは、発光素子から赤外線が照射され、トイレルーム内に位置する人体で反射された赤外線を受光素子によって受光することにより、トイレルーム内に使用者がいることを検知する。上側検知部44A及び下側検知部44Bは、便蓋32がそれぞれ倒伏姿勢及び起立姿勢であるときに、人体を検知する。
便蓋検知部45は、便蓋32の開閉状態を検知する。便蓋検知部45は、公知の開閉検知手段(例えば、磁石と磁束を検出する検知素子(ホールIC等)とを組み合わせた構成、マイクロスイッチ等)を備える。便蓋検知部45は、便蓋32が倒伏姿勢になった状態(閉状態)、及び便蓋32が起立姿勢になった状態(開状態)を検知する。便蓋検知部45は、便座装置30の制御によって自動的に便蓋32を閉状態と開状態との間で変化させる場合、及び手動で便蓋32を閉状態と開状態との間で変化させる場合に、閉状態及び開状態を検知する。
制御部51は、リモートコントローラ60から送信される様々な制御信号に基づいて、便座装置30の様々な制御を行うように機能する。制御部51は、例えば、リモートコントローラ60から送信される制御信号に基づいて、局部洗浄の開始制御、局部洗浄の停止制御、及び便器洗浄制御等を行う。
制御部51は、図3に示すように、洗浄検知部(請求項の「検知部」に相当)51Aの機能が含まれている。制御部51で実行される各機能は、CPU等によるソフトウェア処理によって実現されてもよく、ハードウェア回路によって実現されてもよい。各機能は別々の装置によって実現されてもよく、共通の装置によって実現されてもよい。
洗浄検知部51Aは、便器洗浄部41によって便鉢部21に洗浄水が供給されたことを検知するように機能する。洗浄検知部51Aは、例えば、通信部53を介してリモートコントローラ60から送信される便器洗浄の制御信号を受信した場合に、便器洗浄部41によって便鉢部21に洗浄水が供給されたことを検知する。
制御部51は、トイレ装置10の所定状態の検知に関する情報を取得した場合に、リモートコントローラ60に対して取得したトイレ装置10の所定状態の検知に関する情報を送信するように機能する。トイレ装置10の所定状態は、例えば、使用者が便座31から離座した状態、便器洗浄部41により便鉢部21に洗浄水が供給された状態、便座装置30に対する所定位置(トイレルーム内)に人体が位置する状態、又は便蓋32が開状態から閉状態になった状態である。
リモートコントローラ60は、便座装置30の各種機能を作動させるための入力装置である。リモートコントローラ60は、使用者の操作に応じた操作信号を無線信号によって便座装置30へ送信する。リモートコントローラ60は、図2に示すように、長手箱状に形成されている。リモートコントローラ60は、正面(壁面に対向する面とは反対の面)が操作面となっている。リモートコントローラ60は、例えば、背面(壁面に対向する面)に溝が形成され、壁面に固定されたホルダー部材70に形成されたレールに対して沿うようにスライドさせて差し込むことにより、リモートコントローラ60を壁面に着脱可能に取り付けられる。
リモートコントローラ60は、図2に示すように、筐体60A、操作部63(操作ボタン63A、及び割当ボタン63B)、表示部65、及び脈波センサ(請求項の「人体情報測定部」に相当)67を備えている。筐体60Aは、内部にマイコンや電池66等が収容されている。操作部63は、例えばボタン式の入力スイッチとして構成されている。操作ボタン63Aは、便座装置30の動作、表示部65の表示の変更等を行うために操作される。操作ボタン63Aは、予め各種機能のいずれかが割り当てられている。例えば、複数の操作ボタン63Aは、それぞれ便蓋の開閉、便器洗浄、局部洗浄の開始、及び局部洗浄の停止等の制御を行うためのボタンである。
表示部65は、液晶表示器や有機ELディスプレイなどの公知の表示装置によって構成されている。表示部65は、使用者の操作に応じた情報や、便座装置30の動作状態などの各種情報を表示する。
割当ボタン63Bは、リモートコントローラ60の操作内容や便座装置30の動作状態に応じて機能の割り当てが変わるボタンである。表示部65は、割当ボタン63Bに隣接する部分(上側で隣接する部分)に、その時点で割当ボタン63Bに割り当てられている機能を表示することで、ボタンと機能の対応を使用者が認識できる。リモートコントローラ60は、使用者が押下した割当ボタン63Bに対応する機能を、その時点での割り当てに基づいて特定し、後述する通信部64から赤外線通信で便座装置30に制御信号をさせたり、表示部65の表示を切り替えたりする。
脈波センサ67は、使用者の指先から脈波波形のデータを取得する装置である。脈波センサ67は、指置き部67A(図2参照)、発光素子(図示略)、及び受光素子(図示略)を備えている。指置き部67Aは、リモートコントローラ60の操作面上に配置されている。指置き部67Aは、透明な板状部材(例えば樹脂部材)によって構成されている。発光素子は、例えばLED等によって構成されている。受光素子は、例えばフォトダイオード等によって構成されている。脈波センサ67は、発光素子によって光を照射し、指置き部67A上に置かれた使用者の指先の血管で反射された光を受光素子で受光する。脈波センサ67は、指先の血管の拡張時と収縮時とで光の反射率が異なる現象を利用して、受光量の変動情報から血流の変化を使用者の脈波波形として検出する。
リモートコントローラ60は、図3に示すように、制御部61、メモリ62、操作部63(操作ボタン63A、及び割当ボタン63B)、通信部64、表示部65、電池66、及び脈波センサ67を備えている。制御部61は、公知のコンピュータとして構成され、リモートコントローラ60全体を制御する情報処理装置として機能する。制御部61は、メモリ62、操作部63、通信部64、表示部65、電池66、及び脈波センサ67等が接続されている。制御部61は、表示部65、及び脈波センサ67等を動作させるための制御信号を出力する。メモリ62は、公知のメモリであり、脈波センサ67等の各機能装置を制御可能なシステムプログラム等が予め格納され、脈波センサ67によって測定された脈波波形のデータ等を記憶する。操作部63は、使用者による操作に応じて、制御部61に対して操作信号を送信する。
通信部64は、図示しない赤外線通信部、及び無線通信部を備えている。赤外線通信部は、便座装置30と赤外線通信する。赤外線通信部は、例えば赤外線通信を行う公知の赤外線通信インタフェースとして構成されている。無線通信部は、携帯端末(請求項の「外部機器」に相当)80と無線通信する。携帯端末80は、例えば、公知の携帯型通信装置(携帯電話機、スマートフォン等)として構成されるものである。無線通信部は、例えば、制御部61と協働して携帯端末80との間で非接触通信(例えば、Bluetooth(登録商標)等の電波による無線通信)を行なうアンテナ等を備えている。この無線通信部は、公知の電波方式で伝送を行う回路として構成されており、送信回路、受信回路、及び整合回路等を備えている。電池66は、所定の直流電圧を発生可能な乾電池等である。
制御部61は、便座装置30に対して様々な制御を行わせるように制御信号を送信する。例えば、制御部61は、便座装置30に対して局部洗浄の開始信号及び停止信号を送信することで、それぞれ局部洗浄の開始制御及び停止制御を便座装置30に行わせる。制御部61は、便座装置30に対して便器洗浄信号を送信することで、便座装置30に便器洗浄制御を行わせる。
制御部61は、図3に示すように、表示停止部61A、及び通信制御部61Bの各機能が含まれている。制御部61で実行される各機能は、CPU等によるソフトウェア処理によって実現されてもよく、ハードウェア回路によって実現されてもよい。各機能は別々の装置によって実現されてもよく、共通の装置によって実現されてもよい。
表示停止部61Aは、表示部65によって脈波波形の測定結果の表示が行われた後、トイレ装置10の所定状態の検知に連動して、表示部65による脈波波形の測定結果の表示を停止するように機能する。表示停止部61Aは、具体的には、脈波波形の測定結果を表示するように表示部65に制御信号を送信した後に、便座装置30によって検知されたトイレ装置10の所定状態の検知に関する情報を受信した場合に、脈波波形の測定結果の表示を停止するように表示部65を制御する。
通信制御部61Bは、通信部64を介した携帯端末80から送信される情報の受信に連動して、脈波波形の測定結果を通信部64を介して携帯端末80に送信するように機能する。通信制御部61Bは、具他的には、脈波波形の測定結果の送信を要求する情報を携帯端末80から受信したことに応じて、脈波波形の測定結果を携帯端末80に送信する。
次に、リモートコントローラ60で実行される表示制御の流れについて、図4を参照して説明する。リモートコントローラ60は、脈波センサ67が起動状態にあり、指先が指置き部67Aに置かれて、脈波センサ67によって脈波波形が測定されることで、図4の処理を開始する。
ステップS11では、リモートコントローラ60は、脈波センサ67によって脈波波形が測定される。脈波センサ67は、受光素子で受光する受光量の時間変化を、脈波波形のデータとして測定する。
ステップS11に続いて、リモートコントローラ60は、脈波センサ67によって測定された脈波波形の測定結果を表示部65によって表示する制御を行う(ステップS12)。例えば、リモートコントローラ60は、測定した脈波波形のデータに基づいて公知の方法(例えば、特開2012−19926号公報等で示される方法)で特定した血管年齢や、ストレス度など、脈波波形のデータに関連する情報を表示部65によって表示する。
ステップS12に続いて、リモートコントローラ60は、トイレ装置10の所定状態が便座装置30によって検知されたか否か判断する(ステップS13)。リモートコントローラ60は、具体的には、便座装置30によって送信されたトイレ装置10の所定状態の検知に関する情報を、通信部64を介して受信したか否か判定する。リモートコントローラ60は、便座装置30の所定状態の検知に関する情報を取得した場合に、リモートコントローラ60に対して取得した便座装置30の所定状態の検知に関する情報を送信する。例えば、リモートコントローラ60は、着座検知部43によって使用者が便座31から離座した状態が検知された場合に、使用者が便座31から離座した状態の検知に関する情報を送信する。リモートコントローラ60は、洗浄検知部51Aによって便器洗浄部41により便鉢部21に洗浄水が供給された状態が検知された場合に、便鉢部21に洗浄水が供給された状態の検知に関する情報を送信する。リモートコントローラ60は、人体検知部44によってトイレルーム内に人体が位置する状態が検知された場合に、人体検知部44によってトイレルーム内に人体が位置する状態の検知に関する情報を送信する。リモートコントローラ60は、便蓋検知部45によって便蓋32が開状態から閉状態になった状態が検知された場合に、便蓋検知部45によって便蓋32が開状態から閉状態になった状態の検知に関する情報を送信する。以上のように、リモートコントローラ60は、使用者が便座31から離座した状態、便鉢部21に洗浄水が供給された状態、トイレルーム内に人体が位置する状態、又は便蓋32が開状態から閉状態になった状態のうち少なくともいずれかの状態の検知に関する情報を取得した場合に、リモートコントローラ60に対して取得した便座装置30の状態の検知に関する情報を送信する。
リモートコントローラ60は、ステップS13でトイレ装置10の所定状態を検知したと判断した場合、Yesに進み、ステップS12で表示部65によって表示を開始した測定結果の表示を停止する(ステップS14)。ステップS14の処理の後、図4に示す処理を終了する。このように、トイレ装置10は、便座装置30によってトイレ装置10の所定状態が検知されることに起因して、表示部65による測定情報の表示を停止することができる。そのため、トイレ装置10は、使用者が表示部65による表示を停止し忘れたとしても、使用者の動作に応じたトイレ装置10の状態(例えば、使用者が便座31から離座した状態)に基づいて表示部65の表示を停止することができ、脈波波形が測定された使用者のプライバシーを保護することができる。
一方で、リモートコントローラ60は、ステップS13でトイレ装置10の所定状態を検知していないと判断した場合、Noに進み、所定時間(例えば、表示部65によって測定結果の表示を開始した時点(ステップS12の処理を実行した時点)からの所定時間)が経過したか否か判定する(ステップS15)。例えば、リモートコントローラ60は、表示部65によって測定結果の表示を開始した時点から1分が経過したか否か判定する。
リモートコントローラ60は、ステップS15で所定時間が経過したと判定する場合、Yesに進み、ステップS14の処理を行い、図4に示す処理を終了する。一方で、リモートコントローラ60は、ステップS15で所定時間が経過していないと判定する場合、Noに進み、再びステップS13の処理を行う。
次に、リモートコントローラ60で実行される脈波波形の測定結果に関する送信制御の流れについて、図5を参照して説明する。リモートコントローラ60は、脈波センサ67によって測定された脈波波形の測定結果を表示部65によって表示する制御(図4のステップS12の処理に相当)を開始することで、図5の処理を開始する。リモートコントローラ60は、表示部65によって脈波波形の測定結果を表示する制御を開始することで、図4のステップS13以降の処理、及び図5のステップS22以降の処理を並行して実行する。
ステップS21では、リモートコントローラ60は、ステップS12と同様の方法で、脈波センサ67によって測定された脈波波形の測定結果(図4のステップS11で測定した脈波波形の測定結果)を表示部65によって表示する制御を開始する。
ステップS21に続いて、リモートコントローラ60は、携帯端末80から測定結果の送信要求を受信したか否か判定する(ステップS22)。使用者は、脈波波形の測定結果を携帯端末80に表示させて確認しようとした場合、自身で所持する携帯端末80を操作することによって、リモートコントローラ60に対して測定結果の送信を要求する情報(送信要求情報)を送信する。リモートコントローラ60は、携帯端末80から送信要求情報を受信した場合に、ステップS22でYesに進み、脈波波形の測定結果(図4のステップS11で測定した脈波波形の測定結果)を携帯端末80に送信する(ステップS23)。ステップS23の処理の後、図5に示す処理を終了する。
一方で、ステップS22で、リモートコントローラ60は、携帯端末80から送信要求情報を受信していない場合に、Noに進み、測定結果の送信可能期間内であるか否か判定する(ステップS24)。測定結果の送信可能期間は、例えば、表示部65によって測定結果の表示を開始した時点と、表示を停止した時点から所定時間が経過した時点と、の間の期間である。ここで、所定時間は、使用者が排便又は排尿を済ませてトイレルームから退室することが想定される経過時間を考慮して決定され、例えば30秒である。リモートコントローラ60は、測定結果の送信可能期間内であると判定する場合、Yesに進み、脈波波形の測定結果を携帯端末80に送信することなく、図5の処理を終了する。一方で、ステップS24で、リモートコントローラ60は、測定結果の送信可能期間内でないと判定する場合、Noに進み、再びステップS22の処理を行う。
以下、本構成の効果を例示する。
実施例1のリモートコントローラ60は、脈波センサ67によって脈波波形を測定することができる。また、リモートコントローラ60は、表示部65によって脈波センサ67により測定された脈波波形の測定結果の表示を行うことができる。その上で、表示停止部61Aは、表示部65によって脈波波形の測定結果の表示が行われた後(ステップS12の後)、トイレ装置10の所定状態の検知に連動して、表示部65による人体情報に基づく表示を停止する制御を行う(ステップS14)。そのため、リモートコントローラ60は、トイレ装置10の状態が検知されることに起因して、表示部65による測定結果の表示を停止することができる。これにより、リモートコントローラ60は、使用者が表示部65による表示を停止し忘れたとしても、使用者の操作に応じたトイレ装置10の状態に基づいて表示部65の表示を停止することができ、脈波波形が測定された使用者のプライバシーを保護することができる。
便座装置30は、便座31への着座を検知する着座検知部43を備えている。表示停止部61Aは、表示部65によって脈波波形の測定結果の表示が行われた後(ステップS12の後)、着座検知部43によって便座31からの離座が検知された場合に、表示部65による脈波波形の測定結果の表示を停止する制御を行う(ステップS14)。
このため、リモートコントローラ60は、使用者が便座31から離座することに起因して表示部65による表示を停止することができる。そのため、リモートコントローラ60は、使用者が便座31から離座してトイレ装置10から離れた後に、他の使用者に表示部65による脈波波形の測定結果の表示を見られることを防ぐことができる。
便座装置30は、便器洗浄部41によって便鉢部21に洗浄水が供給されたことを検知する洗浄検知部51Aを備えている。表示停止部61Aは、表示部65によって脈波波形の測定結果の表示が行われた後(ステップS12の後)、洗浄検知部51Aによって便器洗浄部41により便鉢部21に洗浄水が供給されたことが検知された場合に、表示部65による脈波波形の測定結果の表示を停止する制御を行う(ステップS14)。
このため、リモートコントローラ60は、便鉢部21に洗浄水が供給されたことに起因して表示部65による表示を停止することができる。そのため、リモートコントローラ60は、使用者が排泄を済ませて便鉢部21の洗浄を行いトイレ装置10から離れた後に、他の使用者に表示部65による脈波波形の測定結果の表示を見られることを防ぐことができる。
便座装置30は、便座装置30に対して所定位置(トイレルーム内)に位置する人体を検知する人体検知部44を備えている。表示停止部61Aは、表示部65によって脈波波形の測定結果の表示が行われた後(ステップS12の後)、人体検知部44によって人体が所定位置に位置しなくなったことが検知された場合に、表示部65による脈波波形の測定結果の表示を停止する制御を行う(ステップS14)。
このため、リモートコントローラ60は、人体検知部44によって人体が所定位置(トイレルーム内)に位置しなくなったことが検知されたことに起因して、表示部65による表示を停止することができる。そのため、リモートコントローラ60は、便座装置30から離れて人体検知部44によって人体が所定位置(トイレルーム内)に位置しなくなったことが検知された後に、他の使用者に表示部65による脈波波形の測定結果の表示を見られることを防ぐことができる。
便座装置30は、便蓋32の開閉状態を検知する便蓋検知部45を備えている。表示停止部61Aは、表示部65によって脈波波形の測定結果の表示が行われた後、便蓋検知部45によって便蓋32が開状態から閉状態になったことが検知された場合に、表示部65による脈波波形の測定結果の表示を停止する制御を行う。
このため、リモートコントローラ60は、便蓋検知部45によって便蓋32が開状態から閉状態になったことが検知されたことに起因して表示部65による表示を停止することができる。そのため、リモートコントローラ60は、使用者が排泄を済ませて便蓋32を開状態から閉状態にした後に、他の使用者に表示部65による脈波波形の測定結果の表示を見られることを防ぐことができる。
リモートコントローラ60は、携帯端末80と通信する通信部64を備えている。リモートコントローラ60は、携帯端末80から送信される情報の通信部64を介した受信に連動して、脈波波形の測定結果を通信部64を介して携帯端末80に送信する通信制御部61Bを備えている。
このため、リモートコントローラ60は、通信制御部61Bによって通信部64を介して脈波波形の測定結果が携帯端末80に送信されるため、使用者は表示部65による表示以外にも、携帯端末80で脈波波形の測定結果を確認することできる。そのため、トイレ装置10は、使用者が携帯端末80で時間や場所などが制限されずに脈波波形の測定結果を確認することができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)実施例1では、リモートコントローラ60は、トイレ装置10の所定状態の検知の有無を判断した後に、表示部65による脈波波形の表示を停止する構成であった。しかしながら、リモートコントローラ60は、トイレ装置10の所定状態の検知の有無に関わらず、使用者による操作が終了した後に、所定時間が経過した場合に、表示部65による脈波波形の表示を停止してもよい。すなわち、リモートコントローラ60は、トイレ装置10の所定状態の検知の有無に関わらず(ステップS13を行うことなく)、使用者による操作が終了した後(脈波センサ67による脈波波形の測定完了後)に、所定時間(例えば、表示部65によって測定結果の表示を開始した時点(ステップS12の処理を実行した時点)からの所定時間)が経過したと判定した場合に、表示部65による脈波波形の表示を停止してもよい。
(2)実施例1では、リモートコントローラ60の通信制御部61Bは、携帯端末80から送信される測定結果の送信要求情報の受信に連動して、脈波波形の測定結果を携帯端末80に送信する構成を例示したが、表示部65による脈波波形の測定結果の表示の開始もしくは停止に連動して脈波波形の測定結果を携帯端末80に送信する構成であってもよい。例えば、通信制御部61Bは、表示部65による脈波波形の測定結果に関する表示の開始処理(ステップS12)の時点、又は開始処理(ステップS12)の時点よりも所定時間前の時点もしくは所定時間後の時点において、自動的に脈波波形の測定結果を携帯端末80に送信する構成であってもよい。また、通信制御部61Bは、表示部65による脈波波形の測定結果に関する表示の停止処理(ステップS14)の時点、又は停止処理(ステップS14)の時点よりも所定時間前の時点もしくは所定時間後の時点において、自動的に脈波波形の測定結果を携帯端末80に送信する構成であってもよい。このような構成でも、トイレ装置10は、通信制御部61Bによって通信部64を介して測定結果が携帯端末80に送信されるため、使用者は表示部65による表示以外にも、携帯端末80で人体情報を確認することできる。特に、トイレ装置10は、使用者が携帯端末80を操作して測定結果の送信要求情報を送信する必要がなく、利便性を向上させることができる。
(3)実施例1では、リモートコントローラ60は、ステップS13で、使用者が便座31から離座した状態、便鉢部21に洗浄水が供給された状態、トイレルーム内に人体が位置する状態、又は便蓋32が開状態から閉状態になった状態のうち少なくともいずれか1つの状態の検知に関する情報を取得した場合に(ステップS13でYes)、表示部65による表示結果の表示を停止した(ステップS14)。しかしながら、リモートコントローラ60は、上記4つの所定状態のうち、いずれか2つ以上の所定状態の検知に関する情報を取得した場合にも、表示部65による表示結果の表示を停止してもよい。例えば、リモートコントローラ60は、ステップS13において、使用者が便座31から離座した状態、及びトイレルーム内に人体が位置する状態の検知に関する情報を取得した場合に、トイレ装置10の少なくとも1つの所定状態が検知されたとして、表示部65による表示結果の表示を停止する。
(4)実施例1では、リモートコントローラ60は、トイレ装置10の所定状態を検知したと判断した場合に(ステップS13でYes)、表示部65によって表示を開始した測定結果の表示を停止したが(ステップS14)、トイレ装置10の所定状態を検知したと判断した場合に(ステップS13でYes)、検知時点から所定時間(例えば、30秒)が経過した後に、表示部65によって表示を開始した測定結果の表示を停止してもよい(ステップS14)。これにより、トイレ装置10の所定状態が検知された後であっても、所定時間が経過するまでは測定結果を見ることができ、ある程度余裕を持って測定結果を確認することができる。
(5)実施例1では、トイレ装置10は、便器本体20を備える構成であったが、便器本体20を備えない構成であってもよい。すなわち、トイレ装置10は、便座装置30、及びリモートコントローラ60によって機能が実現される構成であってもよい。
(6)実施例1では、便蓋32は、倒伏姿勢(閉状態)と起立姿勢(開状態)との間で回動自在に本体33に組み付けられているが、自動開閉してもよい。例えば、着座検知部43によって離座が検知された場合や、人体検知部44によってトイレルーム内に人体が位置しなくなったことが検知された場合に、制御部51の自動制御によって便蓋32を開状態から閉状態に変化させてもよい。
(7)上述の便蓋32の自動開閉を行う構成では、リモートコントローラ60は、便蓋32の開状態から閉状態への変化に連動して、表示部65による測定結果の表示を停止してもよい。具体的には、便座装置30は、便蓋32の自動制御によって便蓋32を開状態から閉状態に変化させる場合に、便蓋32を開状態から閉状態に変化させる自動制御に関する情報(便蓋制御情報)を送信する。リモートコントローラ60は、便蓋制御情報の受信に連動して表示部65による測定結果の表示を停止してもよい。
(8)実施例1では、リモートコントローラ60は、トイレ装置10の所定状態を検知したと判断した場合に、表示部65によって表示を開始した測定結果の表示を停止したが、測定結果の表示の停止とともにメモリ62に記憶された脈波波形のデータを消去してもよい。
(9)実施例1では、便座装置30がトイレルーム内に位置する人体を検知したが、リモートコントローラ60がトイレルーム内に位置する人体を検知してもよい。リモートコントローラ60は、人体検知部44と同様の構成の人体検知部を備え、トイレルーム内に人体が位置しなくなったことを検知した場合に、表示部65による測定結果の表示を停止してもよい。
(10)実施例1では、人体検知部44は、赤外線センサによって構成されたが、超音波センサや、熱感知センサ等のその他のセンサによって構成されてもよい。
(11)実施例1では、携帯端末80に脈波波形の測定結果を送信したが、パーソナルコンピュータ等の所定位置に固定された機器等その他の外部機器に脈波波形の測定結果を送信してもよい。
(12)実施例1では、脈波センサ67は、受光素子が指置き部67A上に置かれた使用者の指先の血管で反射された光を受光する構成であったが、指先の血管を透過した光を受光する構成(透過型の脈波センサ)であってもよい。
(13)実施例1では、指先センサの一例として脈波センサ67を示したが、指先センサは、指先を測定対象とした測定を行うセンサであれば、血圧計や、体重計等であってもよい。
(14)実施例1では、便座装置30とリモートコントローラ60は、赤外線通信によって信号を送受する構成であったが、Bluetooth(登録商標)等の電波を用いた無線通信方式によって信号を送受してもよい。
(15)実施例1では、着座検知部43は、公知の赤外線センサによって構成されていたが、静電容量式や体重検知式のセンサであってもよい。
(16)実施例1では、便器本体20は、トイレルームの床面上に設置される床置き式である例を示したが、壁掛け式であってもよい。
10…トイレ装置
20…便器本体
21…便鉢部
31…便座
32…便蓋
41…便器洗浄部
43…着座検知部(検知部)
44…人体検知部(検知部)
45…便蓋検知部(検知部)
51A…洗浄検知部(検知部)
61A…表示停止部
61B…通信制御部
64…通信部
65…表示部
67…脈波センサ(人体情報測定部)
80…携帯端末(外部機器)

Claims (6)

  1. 人体を測定対象として所定の人体情報を測定する人体情報測定部と、前記人体情報測定部によって測定された前記人体情報に基づく表示を行う表示部と、を備えたトイレ装置であって、
    前記トイレ装置の状態を検知する検知部と、
    前記表示部によって前記人体情報に基づく表示が行われた後、前記検知部による前記トイレ装置の状態の検知に連動して、前記表示部による前記人体情報に基づく表示を停止する表示停止部と、
    を備えることを特徴とするトイレ装置。
  2. 便器本体に組み付けられる便座と、
    を備え、
    前記検知部は、前記便座への着座を検知する着座検知部であり、
    前記表示停止部は、前記表示部によって前記人体情報に基づく表示が行われた後、前記着座検知部によって前記便座からの離座が検知された後に、前記表示部による前記人体情報に基づく表示を停止する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のトイレ装置。
  3. 便鉢部に洗浄水を供給する便器洗浄部と、
    を備え、
    前記検知部は、前記便器洗浄部によって前記便鉢部に洗浄水が供給されたことを検知する洗浄検知部であり、
    前記表示停止部は、前記表示部によって前記人体情報に基づいた表示が行われた後、前記洗浄検知部によって前記便器洗浄部により前記便鉢部に洗浄水が供給されたことが検知された後に、前記表示部による前記人体情報に基づいた表示を停止する制御を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のトイレ装置。
  4. 前記検知部は、前記トイレ装置に対して所定位置に位置する人体を検知する人体検知部であり、
    前記表示停止部は、前記表示部によって前記人体情報に基づいた表示が行われた後、前記人体検知部によって人体が前記所定位置に位置しなくなったことが検知された後に、前記表示部による前記人体情報に基づいた表示を停止する制御を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のトイレ装置。
  5. 便鉢部を閉塞する閉状態と前記便鉢部を開放する開状態との間で回動可能に組み付けられる便蓋と、
    を備え、
    前記検知部は、前記便蓋の開閉状態を検知する便蓋検知部であり、
    前記表示停止部は、前記表示部によって前記人体情報に基づいた表示が行われた後、前記便蓋検知部によって前記便蓋が前記開状態から前記閉状態になったことが検知された後に、前記表示部による前記人体情報に基づいた表示を停止する制御を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のトイレ装置。
  6. 外部機器と通信する通信部と、
    前記表示部による前記人体情報に基づく表示の開始もしくは停止、又は前記外部機器から送信される情報の前記通信部を介した受信に連動して、前記人体情報を前記通信部を介して前記外部機器に送信する通信制御部と、を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のトイレ装置。
JP2017208711A 2017-10-30 2017-10-30 トイレ装置 Pending JP2019082013A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017208711A JP2019082013A (ja) 2017-10-30 2017-10-30 トイレ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017208711A JP2019082013A (ja) 2017-10-30 2017-10-30 トイレ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019082013A true JP2019082013A (ja) 2019-05-30

Family

ID=66670158

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017208711A Pending JP2019082013A (ja) 2017-10-30 2017-10-30 トイレ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019082013A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20240183841A1 (en) Health seat for toilets and bidets
US20170050201A1 (en) Smart shower head
JP2019074328A (ja) 便座システム
KR100838489B1 (ko) 수전 및 그 제어 방법
US10550554B2 (en) Electronic water distribution center
US20190366374A1 (en) Smart shower head
JP2019082012A (ja) トイレ装置
WO2019087720A1 (ja) トイレ装置
JP4507881B2 (ja) 人体を検知するトイレ装置と人体検出方法
JP2019082013A (ja) トイレ装置
JP7216908B2 (ja) 便座装置遠隔操作プログラム及び便座装置
US20070266488A1 (en) Bidet having function of automatically adjusting human body detection distance
JP2006112163A (ja) トイレ装置
JP2020037847A (ja) スマート便座装置
JP2017517277A (ja) 雄犬用のトイレ型装置及び電子システム
CN113605505A (zh) 一种自动调整清洗器喷嘴位置的智能马桶及其控制方法
CN110552408A (zh) 用于马桶和净身盆的卫生座椅
JP2021028452A (ja) トイレ装置
JP2005168952A5 (ja)
JP2005168952A (ja) トイレ装置
KR20200031885A (ko) 욕실 관리 시스템 및 그 제어방법
JP7135891B2 (ja) 便座装置及び便座装置遠隔操作プログラム
JPH07207735A (ja) トイレ装置
KR101294775B1 (ko) 온수세정기용 발판
JP2019080641A (ja) 生体情報装置、トイレ用付帯装置及びトイレ装置