JP2019072669A - 同位体分離装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明が解決しようとする課題は、放射性同位体元素の励起イオン化効率が高い同位体分離装置を提供することにある。【解決手段】本発明の同位体分離装置は、被測定金属が載置される載置部と、前記被測定金属の蒸気から所定の同位体を電離させるレーザビームを照射するレーザ光源と、を備え、前記レーザ光源が前記被測定金属の蒸気に前記レーザビームを照射する際に、前記レーザビームのスペクトル線幅を調整可能である。【選択図】図1
Description
同位体分離装置に関する。
原子力発電所から排出される核燃料物質や分裂生成物は、ウラン(U)、ガドリニウム(Gd)、パラジウム(Pd)、ジルコニウム(Zr)等の放射性同位体元素を含むため、地中への埋め立て処分がなされてきた。しかしながら、質量数107のPd等は半減期が長く、また自然には存在しないため、環境負荷や資源再利用の観点から回収されることが望ましい。
質量数107のPd等の奇数質量数の同位体元素を回収するために、同位体元素をイオン化して分離するレーザ偶奇分離法がある。しかしながら、レーザ偶奇分離法で用いるレーザ光源はランニングコストが高く、また少数のレーザ光源で多量の同位体元素を処理する必要があるが、同位体元素の励起イオン化効率は低くイオン収量が少ない。また、レーザ光源の劣化や環境温度の上昇等の要因により、レーザ特性である励起強度やスペクトル線幅が経時変化するため、同位体元素の励起イオン化効率が低下してしまう。
C.R.Loche,et.al.,Appl.Phys.B Vol.122,p.246(2016).
本発明が解決しようとする課題は、放射性同位体元素の励起イオン化効率が高い同位体分離装置を提供することにある。
本発明の同位体分離装置は、被測定金属が載置される載置部と、前記被測定金属の蒸気から所定の同位体を電離させるレーザビームを照射するレーザ光源と、を備え、前記レーザ光源が前記被測定金属の蒸気に前記レーザビームを照射する際に、前記レーザビームのスペクトル線幅を調整可能である。
以下図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。同じ符号が付されているものは同様のものを示す。なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比係数などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比係数が異なって表される場合もある。図1に同位体分離装置100の模式概略図を示す。
実施形態の同位体分離装置100において、載置部9にある試料の被測定金属の蒸気から所定の放射性同位体元素をイオン化して分離するために、まず、電子銃16が被測定金属に電子ビームを照射する。電子ビームを照射された被測定金属は溶融し、金属蒸気が発生する。次に、金属蒸気に向かって、レーザ光源7がレーザビームを照射する。このとき、制御部8がレーザビームの経時劣化に由来するレーザビームのスペクトル線幅の変化に基づいて、金属蒸気に入射する前のレーザビームが入射するミラー4の傾きを変える。これにより、ミラー4に入射するレーザビームの進行方向と、ミラー4に反射されるレーザビームの進行方向の間の角度θが変わる。この角度θを制御し、特に、レーザビームのスペクトル線幅を所定の範囲の値にすることで、放射性同位体元素の励起イオン化効率を向上させることができる。
図1を参照して、レーザ偶奇分離法を用いて、パラジウムを被測定金属として、質量数107のパラジウム同位体を分離する同位体分離装置100の全体構造について説明する。
同位体分離装置100は、真空容器1、コリメータ2、第1の回収部3、ミラー4、電極対5、第2の回収部6、レーザ光源7、制御部8、載置部9、排気部10、第1の供給器11、供給管15、電子銃16、第1の容器17、第2の容器18、配管19、配管20、および検出部30を備える。
真空容器1は、例えば、内部が10−4Pa程度の真空度に保たれている。
排気部10は、真空容器1の内部の空気を排気する。排気部10は、例えば、油拡散ポンプ、ターボ分子ポンプ、油回転ポンプ等である。
真空容器1の内側には、質量数107のパラジウム同位体を分離するための構成が設けられている。
第1の供給器11には、例えば、原子力発電所から排出されるパラジウムが搬入される。第1の供給器11に固体のパラジウムが搬入されると、第1の供給器11は、供給管15を通じて、対象金属である固体のパラジウムが載置部9に供給される。
載置部9は、第1の供給器11から供給された固体のパラジウムを保持する。載置部9は、例えば、銅製のるつぼである。
電子銃16は、載置部16に装荷された、固体のパラジウムに対して、高速の電子ビームを照射する。電子ビームの進行方向は図1の破線の矢印で示す。
電子ビームが照射された、載置部9の固体のパラジウムは、加熱され蒸気となる。以下、パラジウムの蒸気を、単に金属蒸気と称する。
コリメータ2は、載置部9の上方に設けられている。コリメータ2は開口部を有する。コリメータ2は蒸気整流器である。コリメータ2は、開口部に金属蒸気を通し、金属蒸気の進行方向を整える。
レーザ光源7は、真空容器1の外部にある。レーザ光源7は、例えば、銅蒸気レーザ、エキシマレーザ、色素レーザ、波長可変固体レーザ等の高強度レーザである。
レーザ光源7は、金属蒸気に向かってレーザビームを照射する。レーザ光源7のレーザビームは、金属蒸気から質量数107のパラジウムイオンを電離させるのに必要な、波長、強度、波長幅等を有する。レーザ光源7のレーザビームは複数の波長を有することが望ましい。質量数107のパラジウムをイオン化するために、レーザ光源7のレーザビームは、少なくとも247.7nm、835、6nm、652nmの3つの波長を含むものが好適である。
なお、レーザ光源7は真空容器1の内部に設置されていてもよい。
なお、レーザ光源7は真空容器1の内部に設置されていてもよい。
ミラー4は、レーザ光源7から照射されるレーザビームの光路上にある。金属蒸気に入射する前のレーザビームがミラー4に入射する。ミラー4は真空容器1の内部に配置される。ミラー4は反射面を有する。ミラー4の反射面はレーザ光源7のレーザビームを反射して、レーザビームの進行方向を特定の方向に変えることが可能である。ミラー4は特定の傾きに可動であるため、反射面も特定の傾きとすることが可能である。
ここで、レーザ光源7からミラー4に入射するレーザビームの進行方向と、ミラーに反射されたレーザビームの進行方向との間の角度をθ(°)として、図1に示す。ミラー4の傾きを変えると、角度θも変えることができる。ただし、(9)式では角度θは0°より大きく90°よりも小さい値である。
検出部30は、所定の時間毎に、レーザ光源7が照射するレーザビームのスペクトル線幅を検出する。検出部30は、例えば、分光法により所定の範囲の波長を分光する分光器を含む。検出部30は、レーザビームのスペクトル線幅を検出するために、レーザ光源7に接続されている場合もあれば、レーザ光源7には接続されずにレーザビーム内に検知部を設けてレーザビームを取り出す場合もある。また、検出部30は制御部8と接続される。
制御部8は真空容器1の外部に設けられている。制御部8は、検出部30が検出したレーザビームのスペクトル線幅に基づいて、ミラー4の傾きを制御する。制御部8は、ミラー4の傾きを制御することで、角度θを特定の角度に制御する。例えば、レーザビームのスペクトル線幅が経時劣化し、検出部30が検出したレーザビームのスペクトル線幅が所定の範囲の値ではない場合、制御部8が角度θを制御することで、レーザ光源7のレーザビームのスペクトル線幅を調整することができる。
電極対5は、コリメータ2を間に挟んで、載置部9の上方に設けられている。電極対5は、レーザ光源7のレーザビームが金属蒸気に入射する位置に設けられる。
電極対5の材料は、例えば、白金(Pt)、金(Au)、ステンレス(SUS)である。電極対5の形状は、板状であっても良いし、メッシュ状であっても良い。電極対5は、負極と正極を有する。レーザビームが金属蒸気に照射されると、金属蒸気から質量数107のパラジウムイオンが生成する。高電場に印加された電極対5は、その電界により、質量数107のパラジウムイオンを負極に引き寄せる。電極対5に引き寄せられた質量数107のパラジウムイオンは、進行方向を変えて蒸発する。
第1の回収部3は、質量数107のパラジウムイオンを回収する。第1の回収部3は金属板を有する。第1の回収部3に回収された質量数107のパラジウムイオンは、第1の回収部3の金属板に付着し固体金属となる。第1の回収部3に付着した固体金属は加熱されることで液化する。液化した金属は、加熱された配管19を経由して、第1の容器17に流下し、第1の容器17に収集される。
第1の回収部3と配管19の加熱は、パラジウムに照射する電子ビームの輻射熱により行うことができる。また、第1の回収部3と配管の加熱は、抵抗通電加熱装置を用いて加熱することもできる。
第1の容器17に収集された液化した金属は、冷却水によって冷却されて固体金属となる。その後、固体金属は同位体分離装置100の外部に取り出される。
第2の回収部6は、電極板5の上方に設けられる。第2の回収部6は金属板を有する。第2の回収部6は、レーザビームで電離されなかったパラジウム同位体原子の金属蒸気を回収する。回収された金属蒸気は、第2の回収部6の金属板に付着し固体金属となる。第2の回収部6の金属板に付着した固体金属は加熱されることで液化する。液化した金属は、加熱された配管20を経由して、第2の容器18に流下し、第2の容器18に収集される。
第2の回収部6と配管20の加熱は、パラジウムに照射する電子ビームの輻射熱により行われる。また、第2の回収部6と配管20の加熱は、抵抗通電加熱装置を用いて加熱することもできる。
第2の容器18に収集された液化した金属は、冷却水によって冷却されて固体金属となる。その後、固体金属は同位体分離装置100の外部に取り出される。
図2に分子動力学シミュレーションで算出した、角度θ(°)とレーザ光源7のレーザビームの速度分布v(m/s)の関係を示す。
横軸に、レーザ光源7からミラー4に入射するレーザビームの進行方向と、ミラーに反射されたレーザビームの進行方向との間の角度をθ(°)、縦軸にミラーに反射されたレーザビームの速度分布v(m/s)を示す。ここで、レーザビームの速度分布v(m/s)とは、レーザビームに含まれるフォトンの速度の分布のことである。
図2から、角度θを制御して増加させると、速度分布vが上昇していくことがわかる。図2の縦軸の速度分布vは(1)式で表すことができる。このとき、(1)式において、σ1は角度θを制御した場合のレーザビームのスペクトル線幅増大係数であり、λはレーザビームの波長である。ここで、スペクトル線幅増大係数とは、レーザビームのスペクトル線の波長または周波数の広がり幅であるスペクトル線幅の値に影響を与える係数のことである。
また、図2の曲線は(2)式で表すことができる。(1)式、(2)式の関係から、レーザ光源7のレーザビームの波長λ(nm)、角度θ(°)、レーザビームのスペクトル線幅増大係数σ1(GHz)には、(3)式の関係があることが分かった。(3)式から、角度θを調整することにより、レーザビームのスペクトル線幅増大係数σ1(GHz)を制御することが可能となることが分かった。
v=λσ1・・・(1)
v=264.8sinθ・・・(2)
σ1=264.8sinθ/λ ・・・(3)
v=λσ1・・・(1)
v=264.8sinθ・・・(2)
σ1=264.8sinθ/λ ・・・(3)
また、図3に2準位光励起モデル計算で算出した、レーザビームの励起強度Ω(GHz)とレーザビームのスペクトル線幅増大係数σ2(GHz)の関係を示す。
横軸にレーザビームの励起強度Ω(GHz)、縦軸にレーザビームのスペクトル線幅増大係数σ2(GHz)を示す。ここで、スペクトル線幅増大係数σ2(GHz)は、角度θを制御しない場合、つまり、角度θが0度の場合のスペクトル線幅増大係数である。また、励起強度Ω(GHz)とは、原子ガスが単位時間あたりに吸収するフォトン数、つまり、パラジウムの蒸気が単位時間あたりに吸収するレーザビームのフォトンの数であり、レーザ光源7により設定される値である。
図3に示すように、点線で囲まれた領域が、放射性同位体元素の励起イオン化効率が高い領域であり、点線の外側の領域が、放射性同位体元素の励起イオン化効率が低い領域である。
図3の放射性同位体元素の励起イオン化効率が高い領域とスペクトル線幅の関係を示すと、(4)式のように示される。ここで、角度θを制御した場合のスペクトル線幅増大係数σ1を考慮した場合、(4)式は(5)式のように示される。さらに、この(5)式に(3)式を代入すると、(6)式が算出される。
(0.25)2<(σ2/Ω)2 <(0.75)2・・・(4)
(0.25)2<(σ1/Ω)2 +(σ2/Ω)2<(0.75)2・・・(5)
0.25<((264.8sinθ/λ)2+σ2 2)1/2/Ω<0.75 ・・・(6)
0.30<((264.8sinθ/λ)2+σ2 2)1/2/Ω<0.55 ・・・(7)
0.40<((264.8sinθ/λ)2+σ2 2)1/2/Ω<0.50 ・・・(8)
(0.25)2<(σ2/Ω)2 <(0.75)2・・・(4)
(0.25)2<(σ1/Ω)2 +(σ2/Ω)2<(0.75)2・・・(5)
0.25<((264.8sinθ/λ)2+σ2 2)1/2/Ω<0.75 ・・・(6)
0.30<((264.8sinθ/λ)2+σ2 2)1/2/Ω<0.55 ・・・(7)
0.40<((264.8sinθ/λ)2+σ2 2)1/2/Ω<0.50 ・・・(8)
σ2は係数であるため、(6)式にσ2を代入すると、最終的に放射線同位体元素の励起イオン化効率が高くなる角度θの値の範囲を算出することができる。
よって、角度θが(6)式を満たす場合に、放射性同位体元素の励起イオン化効率が高くなり望ましい。特に、放射性同位体元素の励起イオン化効率がより向上するため、角度θが(7)式を満たす場合に望ましく、さらに、角度θが(8)式を満たす場合に望ましい。
例えば、レーザ光源7のレーザビームの、波長λが250nm、スペクトル線幅増大係数σ2が0.25GHz、励起強度Ωが1GHzの場合、角度θは(9)式の範囲の値となる。ただし、(9)式では角度θは0°より大きく90°よりも小さい値である。
0°<θ<28.2°・・・(9)
0°<θ<28.2°・・・(9)
したがって、角度θを制御してレーザビームのスペクトル線幅を調整することで、放射性同位体元素の励起イオン化効率を向上させることができる。
なお、本実施形態では、対象金属をパラジウムとして説明をしたが、対象金属がウラン(U)、ガドリニウム(Gd)、パラジウム(Pd)、ジルコニウム(Zr)等の同位体を含む元素を含む物質の場合でもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、説明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 真空容器
2 コリメータ
3 第1の回収部
4 ミラー
5 電極対
6 第2の回収部
7 レーザ光源
8 制御部
9 載置部
10 排気部
11 第1の供給器
15 供給管
16 電子銃
17 第1の容器
18 第2の容器
19、20 配管
30 検出部
100 同位体分離装置
2 コリメータ
3 第1の回収部
4 ミラー
5 電極対
6 第2の回収部
7 レーザ光源
8 制御部
9 載置部
10 排気部
11 第1の供給器
15 供給管
16 電子銃
17 第1の容器
18 第2の容器
19、20 配管
30 検出部
100 同位体分離装置
Claims (7)
- 被測定金属が載置される載置部と、
前記被測定金属の蒸気から所定の同位体を電離させるレーザビームを照射するレーザ光源と、を備え、
前記レーザ光源が前記被測定金属の蒸気に前記レーザビームを照射する際に、前記レーザビームのスペクトル線幅を調整可能である同位体分離装置。 - 前記レーザビームを反射して前記レーザビームの進行方向を変えるミラーと、
前記ミラーの傾きを変えて、前記ミラーに入射する前記レーザビームの進行方向と前記ミラーで反射された前記レーザビームの進行方向の間の角度を制御する制御部と、
を備える請求項1に記載の同位体分離装置。 - 前記制御部は前記ミラーの傾きを変えて、前記レーザビームのスペクトル線幅を調整する請求項2に記載の同位体分離装置。
- 前記レーザ光源は、前記載置部上の鉛直方向に対して垂直な方向に前記レーザビームを前記被測定金属の蒸気に照射し、
前記ミラーに入射する前記レーザビームの進行方向と前記ミラーで反射された前記レーザビームの進行方向の間の角度を角度θ、前記レーザビームの波長をλ(nm)、前記角度θが0度の場合のレーザビームのスペクトル線幅増大係数をσ2、とした場合、
前記角度θは((264.8sinθ/λ)2+σ2 2)1/2/Ωの値が0.25より大きく0.75より小さくなる角度を満たす請求項2または請求項3に記載の同位体分離装置。 - 前記被測定金属は、Pd、Zr、Gd、Uのいずれかである請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の同位体分離装置。
- 前記レーザ光源は銅蒸気レーザ、エキシマレーザ、色素レーザのいずれかである請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の同位体分離装置。
- 前記載置部に載置された前記被測定金属に対して電子ビームを照射する電子銃をさらに備える請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の同位体分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017200531A JP2019072669A (ja) | 2017-10-16 | 2017-10-16 | 同位体分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017200531A JP2019072669A (ja) | 2017-10-16 | 2017-10-16 | 同位体分離装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017200531A Pending JP2019072669A (ja) | 2017-10-16 | 2017-10-16 | 同位体分離装置 |
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2017
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