JP2019072048A - 着用型生体情報計測装置および生体情報計測方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】少なくとも第1の伸縮性導体層2、伸縮性誘電体層3、第2の伸縮性導体層4の順序で積層された構造を有するコンデンサ型素子と、少なくとも皮膚接触面が伸縮性導体層である皮膚接触型電極を有し、生体変位と生体電位の計測部を一体型とすることで、限られた面積も違和感なく生体変位と生体電位を同時に計測可能とする生体情報計測装置を得る。
【選択図】図1
Description
また、身体の形状変化、運動状態を検出するために、衣服に様々なセンサを組み込んで、生体変位計測する試みが行われている。
特許文献1には呼吸運動を検出する手段として、伸縮性のベルトに取り付けたストレンゲージを胸部に巻き付けて測定する呼吸センサが開示されており、睡眠姿勢を検知するためのスイッチと合わせて、呼吸状態をモニタリングする方法が提案されている。
特許文献2には心電図計測を実現する手段として、織編物で作製された衣服の内側に、電極や配線を設け、電極部が皮膚と接触するような形状としたセンサが開示されている。
また曲げ変形によって静電容量が変化する静電容量型センサが開示されており、静電容量型センサは、エラストマー製の誘電膜を介して配置されている一対の電極を備えて、その電極間の静電容量変化に基づいて変形を検出するというものである(特許文献3)。
これらはそれぞれ単独に1種類の生体情報ものみを計測するのであって、複数の生体情報を同時、あるいは逐次に取得するには、それに応じたセンサを複数装着する必要がある。その結果、着用時の被験者の違和感を増幅させる原因になり、また複数のセンサを搭載するための面積も必要になってくる。
[1] 伸縮により静電容量が変化するコンデンサ素子と、皮膚接触型電極とを少なくとも有する着用型生体情報計測装置。
[2] 前記伸縮により静電容量が変化するコンデンサ素子が、少なくとも第1の伸縮性導体層、伸縮性誘電体層、第2の伸縮性導体層の順序で積層された構造を少なくとも有するコンデンサ型素子であることを特徴とする[1]に記載の着用型生体情報計測装置。
[3] 前記皮膚接触型電極の少なくとも皮膚接触面が伸縮性導体層であることを特徴とする[1]または[2]に記載の着用型生体情報計測装置。
[4] 前記皮膚接触型電極が、前記第1の伸縮性導体層、前記第2の伸縮性導体層のそれぞれ一部分を露出した形態であることを特徴とする[1]から[3]のいずれかに記載の着用型生体情報計測装置。
[5]
前記請求項1から4に記載のいずれかの着用型生体情報計測装置を用いて、前記伸縮により静電容量が変化するコンデンサ素子の静電容量変化を用いて着用者の身体形状変化を、前記皮膚接触型電極を用いて着用者の生体電位を同時、または逐次に測定することを特徴とする生体情報計測方法。
本発明に用いられる伸縮性コンデンサの伸縮性導体層は、導電性粒子と柔軟性樹脂を混練混合し、フィルム状ないしシート状に成型することにより得ることができる。本発明の伸縮性導体層は、好ましくは導電性粒子と柔軟性樹脂に溶剤などを加えて伸縮性導体形成用ペースト化、ないしスラリー化した状態を経て、塗布、乾燥によりシート状ないしフィルム状に加工することが出来る。また、ペースト化した後、印刷することにより所定の形状を与えることもできる。
本発明に使用される有機溶剤は、沸点が100℃以上、300℃未満であることが好ましく、より好ましくは沸点が130℃以上、280℃未満である。有機溶剤の沸点が低すぎると、ペースト製造工程やペースト使用に際に溶剤が揮発し、導電性ペーストを構成する成分比が変化しやすい懸念がある。一方で、有機溶剤の沸点が高すぎると、乾燥硬化塗膜中の残溶剤量が多くなり、塗膜の信頼性低下を引き起こす懸念がある。
本発明に用いられる伸縮性誘電体層は引張降伏伸度が70%以上の伸縮性絶縁高分子により構成されていることが好ましい。引張降伏伸度は85%以上であることが好ましく、120%以上である事がなお好ましく、150%以上である事がなお好ましい。
図9は、引張試験にて得られる典型的なS−Sカーブを示す概略図で有り、図中において
SR:引張破断強度
SB:引張強度
SS:引張降伏強度
ER:引張破断伸度
EB:引張伸度整理番号
ES:引張降伏伸度
である。
本発明における伸縮性絶縁高分子層の引張降伏伸度は80%以上が好ましく95%以上が更に好ましく、120%以上がなおさらに好ましい。
引張降伏伸度の上限は450%、好ましくは360%である。引張降伏強度が必要以上に高いと、誘電体層としての機械的強度が損なわれる場合がある。
本発明のウレタンゴムは、高い伸長率を有し、かつ、引張永久ひずみ及び残留ひずみが小さいため繰り返し変形させた際の信頼性に優れる伸縮性誘電体層となる。
本発明の誘電体層の平均厚さは、静電容量Cを大きくして検出感度の向上を図る観点、及び、測定対象物への追従性の向上を図る観点から、0.3〜1000μmであることが好ましく、感度の点からは0.3〜20μmの範囲が好ましく、さらに0.3〜8μmが好ましく、さらに0.5〜6μmの範囲が好ましい。
また、伸縮性誘電体層に含まれる無機フィラーが多いと、伸縮性誘電体層のポアソン比が低くなり、伸張時の静電容量変化が小さくなり、センサとして応用した場合の感度が低下する。
本発明では伸縮性導体層、伸縮性誘電体層を積層する際にホットメルト接着材を用いても良い。本発明に於けるホットメルト系接着材とは、軟化温度が30℃〜150℃程度の高分子材料を使用する事ができ、好ましくは、誘電体層と同程度の伸縮性を有する柔軟性を備える高分子材料を使用することができる。このようなホットメルト接着剤としては、エチレン系共重合体、スチレン系ブロック共重合体およびオレフィン系(共)重合体など、さらにそれらをベースポリマーとして粘着性を付与するために結晶性極性基含有化合物等を含有する高分子材料、アモルファスポリα−オレフィン、粘着付与樹脂、ポリプロピレン系ワックス等の配合物、スチレン−エチレンプロピレン−スチレンブロック共重合ゴムあるいはスチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合ゴム、さらにこれらに粘着付与樹脂成分、およびまたはプロセスオイルなどの液状可塑剤を添加した高分子材料、変性ポリオレフィンおよびその配合物、スチレン系ブロック共重合体およびその配合物、酸変性ポリプロピレン、酸変性スチレン系ブロック共重合体、それらの配合物、スチレン系ブロック共重合体、エチレン系重合体等の配合物、ポリエステルウレタン共重合体およびその配合物などを用いることができる。
[数1] 伸張回復率=((L1-L2)/(L1-L0))×100 [%]
[数2] 残留歪み率=((L2-L0)/L0)×100 [%]
L0 初期長さ
L3 伸び=L1−L0
L4 回復長さ=L1−L2
L5 残留歪み=L2−L0
と、定義する。類似の測定法がJIS L 1096 織物および編物の生地試験法に定めてられているが、一定荷重負荷による伸張後の回復率では無くでは、一定長さまで伸張させた場合の回復率である点が異なる。実使用において伸縮性導体層に加わる負荷は、荷重とは無関係に、所定の長さまで繰り返し伸張される場合が多いため、一定荷重負荷法による伸張回復率では実用性能を表現することができない。本発明の生体情報計測装置のコンデンサ部分の伸張回復率は、コンデンサ素子として機能する部分の評価であって、電極部分は省かれる。断らない限
り伸張回復率は25℃±3℃の環境下にて評価される。
また、本発明における、センシングウェアを伸張した際の応力の下限は0.5N、好ましくは0.8Nである。応力がこれより小さいと、センシングウェアの身体へのフィッティングが甘くなり、姿勢によっては測定が不安定になったり、センサ位置がズレるなどの問題が生じやすくなる。
得られた樹脂材料をNMR分析して得られた組成比から、モノマーの質量比による質量%に換算した。
島津製作所製 SMV−300RT「ムーニービスコメータ」を用いて測定した。
被測定試料を厚さ20μmから200μmの範囲の任意の厚さにてシート状に成形し、次いでISO 527−2−1Aにて規定されるダンベル型に打ち抜き、試験片とした。ISO 527−1に規定された方法で引っ張り試験を行って、樹脂材料の応力−歪み線図を求め、常法により弾性率を算出した。
被測定試料を厚さ20μmから200μmの範囲の任意の厚さにてシート状に成形し、次いでISO 527−2−1Aにて規定されるダンベル型に打ち抜き、試験片とした。ついで、引っ張り試験器を用いてS−Sカーブを求め、図9のように降伏点を求め、その際の伸度を引張降伏伸度とした。
<ポアソン比>
ISO527−1:2012準拠の方法にて、伸縮性誘電体のポアソン比を求めた。
ガラス転移温度は常法に従い示差走査熱量分析(DSC)により求めた。
バインダ樹脂材料の試料をTHF(テトラヒドロフラン)中に、溶液中の樹脂の濃度が0.4質量%となるよう添加して室温で1時間撹拌後、24時間放置した。次いで得られた樹脂溶液をTHFで4倍に希釈した後、0.45μmのフィルターを通過させ、そのろ液につき、GPCを用いて数平均分子量、重量平均分子量、分散比(Mw/Mn)を求めた。
被測定試料を厚さ20μmから200μmの範囲の任意の厚さにてシート状に成形し、次いでISO 527−2−1Aにて規定されるダンベル型に打ち抜き、試験片とした。 ついで、ダンベル型試験片中の幅10mm、長さ80mmの部分の中央からそれぞれ33mmの個所(有効長66mm)に印を付け、印間の初期距離L0を正確に測長した。次いで印を付けた個所の外側をクランプで挟み、66mmである印間を伸張長さ79.2mm(+13.2mm、伸張度20%に相当)まで伸ばした後にクランプから離し、所定の温度(特に断りの無い場合は25℃)にて水平方向に保持したフッ素樹脂シートの上に置き、印間の伸張後距離L2を測定し、以下の式に従って伸張回復率を求めた。
初期長さ L0=66.0mm
伸張長さ L1=79.2mm
伸張後の長さ L2=実測
伸び L3=L1−L0=13.2mm
回復長さ L4=L1−L
伸張回復率=((L1-L2)/(L1-L0))×100 [%]
布帛材料をISO 527−2−1Aにて規定されるダンベル型に打ち抜き、試験片とした。なお、布帛の伸長方向をダンベルの長さ方向とした。
次いで、樹脂の伸張回復率の測定と同様にダンベル型試験片中の幅10mm、長さ80mmの部分の中央からそれぞれ33mmの個所(有効長66mm)に印を付け、伸張長さを99mm(+33mm、伸張度50%に相当)まで伸ばした以外は、樹脂の伸張回復率と同様に操作して伸張回復率を求めた。
JIS L1013:2010 化学繊維フィラメント糸試験方法 8.19.2 にて求められる熱収縮温度をもって、布帛の耐熱性とした。
フィラーの平均粒子径は、堀場製作所製の光散乱式粒径分布測定装置LB-500を用いて測定した。
導体シートの大きさが十分にある場合には、ISO 527−2−1Aにて規定されるダンベル型に打ち抜き、ダンベル型試験片の中央部にある幅10mm、長さ80mmの部分を試験片として用いた。導体シートの成型が可能な場合には厚さ200±20μmのシート状に加熱圧縮成形し、次いでISO 527−2−1Aにて規定されるダンベル型に打ち抜き、同様に試験片とした。導体シートの大きさが小さく、規定されたダンベル形状を得られない場合には、採取可能な幅および長さの矩形を切り取り、試験片とし、測定を行った幅、厚さ、長さを用いて換算した。
試験片:幅10mm、長さ80mmの部分の抵抗値[Ω]を、アジレントテクノロージ社製ミリオームメーターを用いて測定し、試験片の縦横比(1/8)を乗じてシート抵抗値「Ω□」を求めた。
また、抵抗値[Ω]に断面積(幅1[cm]mm×厚さ[cm])を乗じ、長さ(8cm)にて除して、比抵抗[Ωcm]を求めた。
JIS L 0217繊維製品の取扱いに関する表示記号及び表示方法に規定されている105法により30サイクルの洗濯試験を行った。
洗液:中性洗剤0.5%溶液
水流:弱
浴比:1:60
洗濯ネット 有り
洗濯サイクル
洗い 30℃5分
すすぎ 30℃2分 を2回
本サイクルを1サイクルとして、30回くりかえし。
試験後のセンサにて再度動作確認を行った。
ニトリル量40質量%、ムーニー粘度46のニトリルブタジエンゴム12質量部、イソホロン30質量部、平均粒子径6μmの微細フレーク状銀粉[福田金属箔粉工業社製 商品名Ag−XF301]58.0質量部、を均一に混合し、三本ロールミルにて分散することにより伸縮性導電層形成用ペーストAG1を得た。
得られた伸縮性導電層形成用ペーストAG1を離型PETフィルム状にスクリーン印刷法を用いて、塗布乾燥し、厚さ22μmの伸縮性導体シートを得た。
ついで、伸縮性導体シートの長さ方向の両端を引っ張り試験器のクリップに挟み、有効長を160mmとして320mmまで引っ張り、両端の抵抗値と、試験片の最狭部の幅、および、厚さを用いて100%伸張時の比抵抗を算出した。結果、100%伸張時の比抵抗は48×10-4Ωcmであった。その他の特性を含め、評価結果を表1.に示す
さらに生体情報計測装置の両極に導電性接着材にて銀被覆糸を接続し、配線を引き出して日置電機社製LCRハイテスターと結線し、各伸縮性コンデンサの伸張度と1MHzにおける静電容量との関係を測定した。結果両者は良い対応を示した。伸張度0%〜50%の間で、1サイクル/秒の繰り返し周期にて伸張度と静電容量の関係を測定した。結果、ヒステリシスは観察されず、良い対応を示した。
伸縮性誘電体層としてウレタン樹脂を用いた以外は実施例1と同様に操作し、幅10mm、長さ600mmの生体情報計測装置を製作した。評価結果を表1に示す。
得られた生体情報計測装置を、ストレッチ素材を用いたTシャツの胸部周囲にホットメルト接着シートにて貼り付け、同様にセンシングウェアを得た。
得られたセンシングウェアを30才の健康な男性に着用させ就寝時の呼吸、心拍を測定した。結果、被験者は特に違和感を感じることなく熟睡し、睡眠中御呼吸状態と心拍数をモニタリングすることが可能であった。本センシングウェアは睡眠時無呼吸症候群の検知などに有用であろう事が示唆された。また洗濯試験後も動作に問題は無かった。
伸縮性誘電体層として天然ゴムを用い、離型PETフィルムではなく、ホットメルト層
付きウレタンシートを基材に用いて、基材上に印刷法により生体情報計測装置を形成した。得られた生体情報計測装置を、ストレッチ素材を用いたTシャツの肘外側部にホットメルト接着シートにて貼り付け、同様にセンシングウェアを得た。
得られたセンシングウェアを30才の健康な男性に着用させ腕を曲げ伸ばしした時の関節角度と筋電をそくていした。結果、被験者は特に違和感を感じることなく、肘を曲げた時の角度とその際に発生した筋電を計測することができた。
バインダ樹脂にSBR(スチレン−ブタジエンゴム)を用いて、実施例1と同様に操作して伸縮性導体形成用ペーストを得た。次いで得られたペーストを離型PETフィルムにコーティングして乾燥後に剥離し、厚さ56μmの伸縮性導電シートを得た。
実施例1と同じ伸縮性誘電体層形成用ペーストを離型PETフィルムにコーティングして乾燥後に剥離し、厚さ78μmの伸縮性誘電体シートを得た。各々のシートの評価結果を表1.に示す。
得られた電極シート、絶縁シートを、図1に示す形状に外形加工し、図2に示す工程に従って順次積層し、図3の断面構造を有する本発明の生体情報計測装置のセンサー部を得た。
得られた生体情報計測装置を離型PETフィルムから剥離し、タイツの腰横部分、臀部、膝部に配置してホットメルト接着シートで貼り付け、下半身の動作確認用のセンシングウェアを得た。以下実施例3と同様に評価した。結果、得られたセンシングウェアにて膝の屈伸、腰の曲げ伸ばしをヒステリシス無く、良好にモニタリングすることが可能であり、そのときの各部の筋電を捉えることが可能であった。被験者は違和感を訴えず、また洗濯試験後も動作に問題は無かった。
[比較例]
実施例4において得た導体シートと絶縁シートを用いて、生体変位を計測する部分と生体電位を計測する部分を別々に設けた。生体変位を計測する部分は、ベース層上に第1の電極層、第1の絶縁層、第2の電極層、第2の絶縁層の順に積層して得た。、生体電位を測定する部分は、生体変位を計測する部分とベース層を共有し、その上に2つの導電シートをそれぞれ絶縁された状態で積層し、その上から皮膚接触部に該当する幅2cm、長さ3cmの開口部を設けた絶縁層を積層した。ベース層をストレッチ素材を用いたTシャツの胸部分にホットメルトにて装着し、生体変位と生体電位を別々で箇所で計測するウェアを得た。
得られたセンシングウェアを30才の健康な男性に着用させ就寝時の呼吸、心拍を測定した。結果、センサ部分の面積が大きくなり、被験者は違和感を感じるということで、安眠を妨げられた。またセンサの面積から、ブラジャーのアンダー部分など限られたスペースへの搭載は難しいことが示唆された。
本発明のセンシングウェアは四肢の運動、体形、姿勢、呼吸、咀嚼、嚥下、脈動、胎動などの生体変位、心電、筋電などの生体電位を検出することが可能であり、就寝中のモニター、あるいは自動車や機械装置の運転中、各種作業中の身体モニターが可能である。さらに本発明は人体のみならず、動物、機械装置にも適用が可能である。
2:第1の導体層
3:第1の絶縁層=誘電層
4:第2の導体層
5:第2の絶縁層(カバーコート層)
6:電極表面層
10:基材
20:開口部
30:コネクタ
Claims (5)
- 伸縮により静電容量が変化するコンデンサ素子と、皮膚接触型電極とを少なくとも有する着用型生体情報計測装置。
- 前記伸縮により静電容量が変化するコンデンサ素子が、少なくとも第1の伸縮性導体層、伸縮性誘電体層、第2の伸縮性導体層の順序で積層された構造を少なくとも有するコンデンサ型素子であることを特徴とする請求項1に記載の着用型生体情報計測装置。
- 前記皮膚接触型電極の少なくとも皮膚接触面が伸縮性導体層であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の着用型生体情報計測装置。
- 前記皮膚接触型電極が、前記第1の伸縮性導体層、前記第2の伸縮性導体層のそれぞれ一部分を露出した形態であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の着用型生体情報計測装置。
- 前記請求項1から4に記載のいずれかの着用型生体情報計測装置を用いて、前記伸縮により静電容量が変化するコンデンサ素子の静電容量変化を用いて着用者の身体形状変化を、前記皮膚接触型電極を用いて着用者の生体電位を同時、または逐次に測定することを特徴とする生体情報計測方法。
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